JPH0745868Y2 - 回路しや断器の操作装置 - Google Patents
回路しや断器の操作装置Info
- Publication number
- JPH0745868Y2 JPH0745868Y2 JP1985020072U JP2007285U JPH0745868Y2 JP H0745868 Y2 JPH0745868 Y2 JP H0745868Y2 JP 1985020072 U JP1985020072 U JP 1985020072U JP 2007285 U JP2007285 U JP 2007285U JP H0745868 Y2 JPH0745868 Y2 JP H0745868Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- lock lever
- lock
- cam
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Breakers (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はコントロールセンタ等に使用される回路しや
断器の操作装置の改良に関するものである。
断器の操作装置の改良に関するものである。
第7図〜第11図は従来装置を示すもので、図において
(1)は回路しや断器、(2)は回路しや断器(1)の
ハンドル、(3)はハンドル(2)を操作できるように
ピン(3a)により軸支されたクランプ、(4)はクラン
プ(3)の先端部に設けられたクランプピン、(5)は
クランプピン(4)を作動するカムで、カム溝(5a)を
有する。(6)はカム(5)と直結する操作把手、
(7)は操作把手(6)を支える基台、(8)は基台
(7)の側面に設けられた長溝、(9)は長溝(8)か
ら突出しピン(10)により円弧運動可能に軸支されたロ
ツクレバーで、爪部(9a)がカム(5)の爪部(5b)と
係脱可能に係合される。(11)はロツクレバー(9)を
係合方向に付勢する引きばね、(12)はコントロールセ
ンタを形成する扉、(13)は扉(12)に取付けられて扉
閉鎖時にロツクレバー(9)に当たつて爪部(9a)をカ
ム(5)の爪部(5b)から離脱させるロツク金具、(1
4)は操作把手(6)の位置を表示するための名板であ
る。
(1)は回路しや断器、(2)は回路しや断器(1)の
ハンドル、(3)はハンドル(2)を操作できるように
ピン(3a)により軸支されたクランプ、(4)はクラン
プ(3)の先端部に設けられたクランプピン、(5)は
クランプピン(4)を作動するカムで、カム溝(5a)を
有する。(6)はカム(5)と直結する操作把手、
(7)は操作把手(6)を支える基台、(8)は基台
(7)の側面に設けられた長溝、(9)は長溝(8)か
ら突出しピン(10)により円弧運動可能に軸支されたロ
ツクレバーで、爪部(9a)がカム(5)の爪部(5b)と
係脱可能に係合される。(11)はロツクレバー(9)を
係合方向に付勢する引きばね、(12)はコントロールセ
ンタを形成する扉、(13)は扉(12)に取付けられて扉
閉鎖時にロツクレバー(9)に当たつて爪部(9a)をカ
ム(5)の爪部(5b)から離脱させるロツク金具、(1
4)は操作把手(6)の位置を表示するための名板であ
る。
第7図〜第10図に示す扉(12)の閉鎖時には、ロツク金
具(13)がロツクレバー(9)を引きばね(11)に抗し
て作動し爪部(9a)をカム(5)の爪部(5b)から離脱
させるので、カム(5)はフリーとなり操作把手(6)
の操作が可能となる。次に扉(12)を開くと、第11図に
示すようにロツクレバー(9)が引きばね(11)により
作動され爪部(9a)がカム(5)の爪部(5b)と係合す
るので、操作把手(6)はOFF位置よりON位置の方向に
回らない。即ち扉(12)の開放状態では操作把手(6)
をON操作できないという安全装置の働いた状態となる。
具(13)がロツクレバー(9)を引きばね(11)に抗し
て作動し爪部(9a)をカム(5)の爪部(5b)から離脱
させるので、カム(5)はフリーとなり操作把手(6)
の操作が可能となる。次に扉(12)を開くと、第11図に
示すようにロツクレバー(9)が引きばね(11)により
作動され爪部(9a)がカム(5)の爪部(5b)と係合す
るので、操作把手(6)はOFF位置よりON位置の方向に
回らない。即ち扉(12)の開放状態では操作把手(6)
をON操作できないという安全装置の働いた状態となる。
上記のような従来の装置では、扉(12)を開いたら操作
把手(6)をON操作できないという安全装置は備えてい
るが、ON操作時に扉(12)が開かないように扉(12)を
ロツクする回路しや断器としては必須であるドアインタ
ロツク機構がないのでこれを別個に設けなければなら
ず、部品点数が増加し、装置が複雑高価になるという問
題点があつた。
把手(6)をON操作できないという安全装置は備えてい
るが、ON操作時に扉(12)が開かないように扉(12)を
ロツクする回路しや断器としては必須であるドアインタ
ロツク機構がないのでこれを別個に設けなければなら
ず、部品点数が増加し、装置が複雑高価になるという問
題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、従来の安全装置にドアインタロツク機構を兼ね備
えさせることにより部品点数の大幅な減少を計り、装置
の簡略化および低廉化の計れる回路しや断器の操作装置
を提供することを目的とする。
ので、従来の安全装置にドアインタロツク機構を兼ね備
えさせることにより部品点数の大幅な減少を計り、装置
の簡略化および低廉化の計れる回路しや断器の操作装置
を提供することを目的とする。
この考案に係る操作装置は、扉閉鎖時にロツクレバーと
係合する鉤部をロツク金具に設け、かつ操作把手の扉開
放位置でロツクレバーを押圧して前記ロツク金具の鉤部
との係合を解く押片をクランプに設けたものである。
係合する鉤部をロツク金具に設け、かつ操作把手の扉開
放位置でロツクレバーを押圧して前記ロツク金具の鉤部
との係合を解く押片をクランプに設けたものである。
この考案においては、扉が閉鎖しかつON操作時にはロツ
ク金具の鉤部がロツクレバーに係合するので扉が開か
ず、操作把手を扉開放位置に回すとクランプの押片がロ
ツクレバーを押圧しロツク金具の鉤部からロツクレバー
を解くので扉は開く。
ク金具の鉤部がロツクレバーに係合するので扉が開か
ず、操作把手を扉開放位置に回すとクランプの押片がロ
ツクレバーを押圧しロツク金具の鉤部からロツクレバー
を解くので扉は開く。
第1図〜第6図はこの考案の一実施例を示すもので、
(1)〜(14)は上記従来装置と全く同一のものであ
る。(15)はロック金具(13)の先端部に設けられた鉤
部で、扉閉鎖時にロックレバー(9)が引きばね(11)
の付勢力によりロック金具(13)に当接することにより
ロックレバー(9)に掛止する位置に維持される。(1
6)はクランプ(3)に設けられた押片で、操作把手
(6)を操作回動して扉開放位置にするとロックレバー
(9)を引きばね(11)に抗して鉤部(15)の掛止を離
脱する方向に押圧する。なお操作把手(6)の扉開放位
置とは「OPEN・RESET」位置のことをいう。
(1)〜(14)は上記従来装置と全く同一のものであ
る。(15)はロック金具(13)の先端部に設けられた鉤
部で、扉閉鎖時にロックレバー(9)が引きばね(11)
の付勢力によりロック金具(13)に当接することにより
ロックレバー(9)に掛止する位置に維持される。(1
6)はクランプ(3)に設けられた押片で、操作把手
(6)を操作回動して扉開放位置にするとロックレバー
(9)を引きばね(11)に抗して鉤部(15)の掛止を離
脱する方向に押圧する。なお操作把手(6)の扉開放位
置とは「OPEN・RESET」位置のことをいう。
第1図〜第4図に示す扉(12)の閉鎖時には、ロック金
具(13)にロックレバー(9)が当接しロックレバー
(9)の爪部(9a)とカム(5)の爪部(5a)との係合
を阻止しているので、カム(5)はフリーであり操作把
手(6)のON操作方向への移動が可能となる。この時ロ
ックレバー(9)は鉤部(15)に掛止されており、扉
(12)の開放はロックレバー(9)により阻止される。
即ち、扉閉鎖時の通常使用状態での操作把手(6)のON
操作時、OFF操作時には扉(12)が開かないというドア
インタロック機構が働いた状態となる。次に扉(12)を
開くために操作把手(6)を「OPEN・RESET」位置に回
すと、クランプ(3)が第3図中矢印(17)の方向に作
動され、押片(16)がロツクレバー(9)を第3図中矢
印(18)の方向に作動しロツクレバー(9)を第3図中
一点鎖線で示すようにロツク金具(13)の鉤部(15)か
ら離脱させるので扉(12)が開放可能となる。操作把手
(6)を離すとロツクレバー(9)が引きばね(11)に
より戻り第5図の状態となる。この状態ではロツクレバ
ー(9)の爪部(9a)がカム(5)の爪部(5b)と係合
するので、操作把手(6)はOFF位置よりON位置の方向
に回らない。即ち扉(12)の開放状態では操作把手
(6)をON操作できないという安全装置の働いた状態と
なる。
具(13)にロックレバー(9)が当接しロックレバー
(9)の爪部(9a)とカム(5)の爪部(5a)との係合
を阻止しているので、カム(5)はフリーであり操作把
手(6)のON操作方向への移動が可能となる。この時ロ
ックレバー(9)は鉤部(15)に掛止されており、扉
(12)の開放はロックレバー(9)により阻止される。
即ち、扉閉鎖時の通常使用状態での操作把手(6)のON
操作時、OFF操作時には扉(12)が開かないというドア
インタロック機構が働いた状態となる。次に扉(12)を
開くために操作把手(6)を「OPEN・RESET」位置に回
すと、クランプ(3)が第3図中矢印(17)の方向に作
動され、押片(16)がロツクレバー(9)を第3図中矢
印(18)の方向に作動しロツクレバー(9)を第3図中
一点鎖線で示すようにロツク金具(13)の鉤部(15)か
ら離脱させるので扉(12)が開放可能となる。操作把手
(6)を離すとロツクレバー(9)が引きばね(11)に
より戻り第5図の状態となる。この状態ではロツクレバ
ー(9)の爪部(9a)がカム(5)の爪部(5b)と係合
するので、操作把手(6)はOFF位置よりON位置の方向
に回らない。即ち扉(12)の開放状態では操作把手
(6)をON操作できないという安全装置の働いた状態と
なる。
この考案は以上説明したとおり、従来の安全装置にドア
インタロツク機構を兼ね備えさせることによりドアイン
タロツク機構を安全装置と別個に設ける必要がないので
部品点数が大幅に減少し、装置の簡略化および低廉化が
計れるという効果がある。
インタロツク機構を兼ね備えさせることによりドアイン
タロツク機構を安全装置と別個に設ける必要がないので
部品点数が大幅に減少し、装置の簡略化および低廉化が
計れるという効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第2図は第
1図の右側面図、第3図は第1図の背面図、第4図は第
3図の部分構成図、第5図は第3図から変化した状態の
図、第6図はロツク金具の拡大斜視図、第7図は従来装
置を示す正面図、第8図は第7図の右側面図、第9図は
第7図の背面図、第10図は第9図の部分構成図、第11図
は第9図から変化した状態の図である。 図において(1)は回路しや断器、(3)はクランプ、
(5)はカム、(6)は操作把手、(7)は基台、
(9)はロツクレバー、(9a)は爪部、(12)は扉、
(13)はロツク金具、(15)は鉤部、(16)は押片であ
る。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
1図の右側面図、第3図は第1図の背面図、第4図は第
3図の部分構成図、第5図は第3図から変化した状態の
図、第6図はロツク金具の拡大斜視図、第7図は従来装
置を示す正面図、第8図は第7図の右側面図、第9図は
第7図の背面図、第10図は第9図の部分構成図、第11図
は第9図から変化した状態の図である。 図において(1)は回路しや断器、(3)はクランプ、
(5)はカム、(6)は操作把手、(7)は基台、
(9)はロツクレバー、(9a)は爪部、(12)は扉、
(13)はロツク金具、(15)は鉤部、(16)は押片であ
る。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−165934(JP,A) 実開 昭59−9458(JP,U) 実開 昭50−105560(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】回路しゃ断器のハンドル操作用クランプ、
このクランプを作動するカム、このカムに連結されて前
記回路しゃ断器のハンドルを操作する操作把手、扉開放
時に前記カムを係止して前記操作把手の投入位置への移
動をロックするロックレバー、および扉に設けられて扉
閉鎖時に前記ロックレバーに当ってこれを駆動して前記
カムの係止を開放して前記操作把手のロックを解除する
ロック金具を備えた回路しゃ断器の操作装置において、 前記ロック金具の先端部に設けられかつ扉閉鎖時に前記
ロックレバーを掛止して扉開放を阻止する鉤部、および
前記クランプに設けられかつ前記操作把手の扉開放位置
への移動により前記ロックレバーを押圧して前記鉤部と
の掛止を解く押片を備えたことを特徴とする回路しゃ断
器の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985020072U JPH0745868Y2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 回路しや断器の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985020072U JPH0745868Y2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 回路しや断器の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61135445U JPS61135445U (ja) | 1986-08-23 |
JPH0745868Y2 true JPH0745868Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=30510222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985020072U Expired - Lifetime JPH0745868Y2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 回路しや断器の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745868Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5353872Y2 (ja) * | 1974-02-05 | 1978-12-23 | ||
JPS57165934A (en) * | 1981-04-02 | 1982-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | Breaker switching device |
JPS599458U (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | 三菱電機株式会社 | ハンドル鎖錠装置 |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP1985020072U patent/JPH0745868Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61135445U (ja) | 1986-08-23 |
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