JPH0523069U - 検知器のロツク機構 - Google Patents

検知器のロツク機構

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JPH0523069U
JPH0523069U JP7959091U JP7959091U JPH0523069U JP H0523069 U JPH0523069 U JP H0523069U JP 7959091 U JP7959091 U JP 7959091U JP 7959091 U JP7959091 U JP 7959091U JP H0523069 U JPH0523069 U JP H0523069U
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detector
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JP7959091U
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一雄 塚本
克康 瀧本
嘉文 森川
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竹中エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体と、カバーと、ベースが互いに分離可能
な機構をした検知器において、ベース側の操作部によ
り、本体とカバーとの間のロック機構の制御を行なうこ
とを目的とする。 【構成】 本体内にバネ7と、カバーロック6とで構成
されたカバーロック部を設け、ベースには結合状態にお
いてカバーロック6に接し、これを移動させる偏心円板
とロックネジで構成される操作部を設け、ベースのロッ
クネジにより本体とカバーとの間のロック機構を制御す
る構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は本体、カバー及びベースが分離可能な構造をした検知器において、ベ ースに設けたカバーロック操作部で、本体とカバーとの間のロック機構を制御で きる機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に天井や壁面に取り付けられる受動型赤外線検知器のような機器は、図3 に示すように電源線及び信号線を配線するベース31と、これに固定する本体3 2、本体内の収容物を保護するドーム形のカバー33とで構成されている。
【0003】 取り付け工事の際、このベース31に設けた端子に別の場所にある電源部等と 接続するための配線を行なう。本体32にはベースの端子に対応する接触金具が 設けてあり、本体側の溝とベースのツメとで回転により嵌合させ、同時に電気的 接触も行なわせる構造としている。
【0004】 カバー33と本体32との間にも本体とベースとの間と同様な嵌合構造を設け 、ベース、本体、カバーは互いに分離及び結合が自由に行える構造としてある。 このような構造は、設置工事が簡単になり、また、検知器の方向調整や感度の調 整がしやすくなるため多用されている。
【0005】 防犯用の検知器の場合、前述の設置工事及び調整作業終了後、第三者による内 部損傷行為や、配線上の細工、感度等の設定状態の変更を防止するため、検知器 本体及びカバーが容易に取り外すことができないように、ロック機構を設ける必 要がある。
【0006】 図3に示すような従来の検知器では、本体とカバーとの間のロックは本体に設 けたロックネジ34を回すことにより行い、本体とベースとの間のロックは本体 かベースのどちらか一方に設けたロックネジ(図示省略)により行なっていた。 どちらのロック機構もロックネジに直結したロック部品が互いに嵌合した状態を 保持し動かない様に固定するものであった。
【0007】
【考案が解決しようとする問題点】
カバーと本体との間のロックネジを本体側に設けることができないような検知 器の形状を採用した場合、ベース側にこのロックネジを設ける必要が生ずるが、 従来のようなロックネジに直結したロック部品により、ベースにカバーを固定す ると不都合が生じる。つまり、ベースに、本体とカバーの両方を別々のロックネ ジで固定するため、本体だけをベースから取り外そうとするときでも、カバーを 固定しているロックネジも合わせて操作する必要がある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】
本考案はカバーをロックする部品(カバーロック)と、このカバーロックを動 かす操作部とを分離し、カバーロックは本体内に、操作部はベース内に内蔵させ 、従来の問題点を解決したものである。
【0009】
【実施例】
図1は本考案のロック機構を備えた検知器の外観図であり、本体2とカバー 3はカバーに設けたツメ8が本体側の対応する溝に収まり結合される構造として ある。ベース1に設けたロックネジ4を回転することにより、本体内に設けたカ バーロックが作動し、カバーのツメ8の移動が阻止される構造としてある。
【0010】 一方、ベースの別の箇所には、本体とベースとの間の嵌合状態を固定するため の本体ロックネジ9が設けてある。本体とベースとの間のロック解除と、本体と カバーとの間のロック解除がそれぞれ独立したロックネジにより独立して行える 構造としてある。
【0011】 図2は、本体とカバーとベースを結合した時のロック機構を示した断面図であ る。図1と同じ部品には同一番号を付してある。カバーロック6にはバネ7が取 り付けてあり、バネ7の他端は本体側に固定されている。図2はカバーロック6 がバネ7に押され本体の外側(図中右側)に移動し、カバー3に設けたツメ8の 移動を阻止したロック状態を示している。
【0012】 ロックネジ4をドライバーで回転させると、これに結合した偏心円板5が回転 し、カバーロック6を本体の内側(図中左側)に押しやる。この状態でドーム形 のカバーを回転すると、ツメが図中手前方向に移動し、カバーが本体からはずれ る。
【0013】 一方、本体をベース1から分離する場合は、図1に示す本体ロックネジ9を回 転し、本体とベースとの間のロック機構を解除してから行なう。
【0014】 本体とベースとの分離は、本体にカバーが結合していてもいなくても可能とな る。これはカバーロック6と偏心円板5とがバネの力により接触しているだけで あるからであり、カバーはベースではなく、本体側に内蔵されたカバーロックに より固定されているからである。
【0015】 ベースから分離されている本体及びカバーは、カバーロック6を手で内側に押 すだけで簡単に相互の分離、結合が可能となる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本体とカバーとの間のロック機構を、カバーをロックするだけの 機構と、このロックを解除するための機構に分離し、前者を本体内に後者をベー ス内に内蔵させたため、本体とベースとの分離結合、本体とカバーとの分離結合 を別々のロックネジを単独に操作するだけで可能となった。
【0017】 また、本体内にロックネジを必要としないため意匠上の不都合もなくなった。 さらに、ベースから取り外された本体へのカバーの着脱はロックネジを回すこと なく、カバーロックを押さえるだけで行えるため、操作性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のロック機構を備えた検知器の外観図で
ある。
【図2】本考案のロック機構の実施例の断面図である。
【図3】従来の検知器の外観図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と、カバーと、ベースが互いに分離可能な機構をし
    た検知器において、本体内にはバネ7とカバーロック6
    とで構成されたカバーロック部を設け、ベースには、結
    合状態においてカバーロック6に接し、これを移動させ
    る操作部を設け、ベースに設けた操作部により、本体と
    カバーとの間のロック機構の制御を行なわせることを特
    徴とする検知器のロック機構。
JP1991079590U 1991-09-03 1991-09-03 検知器のロック機構 Expired - Lifetime JP2569019Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991079590U JP2569019Y2 (ja) 1991-09-03 1991-09-03 検知器のロック機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991079590U JP2569019Y2 (ja) 1991-09-03 1991-09-03 検知器のロック機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0523069U true JPH0523069U (ja) 1993-03-26
JP2569019Y2 JP2569019Y2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=13694215

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JP1991079590U Expired - Lifetime JP2569019Y2 (ja) 1991-09-03 1991-09-03 検知器のロック機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3075278U (ja) * 2000-07-12 2001-02-16 平七 藤川 水栓柱用ホース受け

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3075278U (ja) * 2000-07-12 2001-02-16 平七 藤川 水栓柱用ホース受け

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JP2569019Y2 (ja) 1998-04-22

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