JPH065051U - 壁用スイッチ等に表面取り付けして，スイッチ操 作を遠隔操作する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】本考案は，壁用スイッチ等に表面取り付けし
て，スイッチ操作を遠隔操作する装置に関するものであ
る。 【構 成】図１のように，モーター１とカップリング
２，そしてシャフト５に取り付けられたカム３，４，モ
ーターの回転を検出する検出器６，モーターを動かす電
気回路７，光学式リモートコントローラからの遠隔操作
信号を受信する受信機８，さらに装置を壁に取り付ける
取り付け板９。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，既存の建造物において，設置されている部屋の壁用スイッ チ等に取り付けて遠隔操作にて照明等のスイッチ操作をするものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の遠隔操作できる壁用スイッチは照明器具の電源をリレーや半導体 素子によって制御していた。 また，既存の建造物にあとから取り付けできるものもあったが，電気工 事を必要とした。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

したがって，既存の建造物に，一般の人が，電気工事しないで取り付け できる，遠隔操作可能な壁用スイッチは無かった。 本考案は、その欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

いま，その構成を説明すると， 図１のように，モーター１とカップリング２，そしてシャフト５に取り付 けられたカム３，４，モーターの回転を検出する検出器６，モーターを動 かす電気回路７，光学式リモートコントローラからの遠隔操作信号を受信 する受信機８，さらに装置を壁に取り付ける取り付け板９。 以上，のように装置される。

【０００５】

【作用】

次に本考案の作用を述べる。 図１のように，取り付け用ネジ穴１３，１４を用いて，壁スイッチに本 考案品を取り付ける。 図１のように，光学式リモートコントローラからの遠隔操作信号を受信 器８がうけ，モーター１の動作信号を電気回路７によって作り出す。 モーター１が回転を始めると回転力はカップリング２，シャフト５，カム ３，４とつたわる。 図３のように，カムが１８０度回転するうちに壁スイッチを押すことがで きる。 さらに，カムが１８０度回転したことを回転検出板１０に開いている穴 １１，１２，及び検出器６によって検出し，モーターの回転を停止させる 電気信号を発生する。 結局この動作を繰り返すことによって壁スイッチの操作を行うのである 。

【０００６】

【実施例】

この考案によって，次のようなことができる。 （ア）病院など，身体の自由がきかない人たちが遠隔操作で照明等の点灯 消灯ができる。 （イ）就寝のとき，布団に入ってから照明を消すことができる。 （ウ）会社などで最終退出者がドアーに施錠してから，ガラスをとうして 中の照明を消す事ができる。 （エ）壁への取り付けが容易であるため，高齢者の一人暮らし家庭や， 家庭の主婦でも取り付けができる。 （オ）使用しえる光学式リモートコントローラは，本考案品の受信機仕様 により，数種類の光学式リモートコントローラによる遠隔操作も可 能である。

【０００７】

【考案の効果】

以上説明してきたように，本考案は，壁スイッチの遠隔操作を本考案品に よって容易に実現できるようにしたものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のカバーを外した外観図である。

【図２】本考案の壁スイッチへの取り付け図である。

【図３】本考案のカム，回転検出板の図である。

【符号の説明】

１ モーター ２ カップリング ３ カム１ ４ カム２ ５ シャフト ６ 回転検出器 ７ モーターを動かす電気回路 ８ 光受信機 ９ 取り付け板 １０ 回転検出板 １１ 回転検出用穴１ １２ 回転検出用穴２ １３ 取り付け用ネジ穴１ １４ 取り付け用ネジ穴２

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】モーターとそれに対しカップリング等で接
   続された２つのカム及び，モーターを一定回転させて止
   めるための電気回路，それを回転させるためのスイッチ
   を有することを特徴とする壁スイッチ操作装置。
2. 【請求項２】請求項１記載の壁スイッチ操作装置におい
   て，これを壁スイッチの表面に電気工事を必要としない
   で取り付けることができる取り付け板を有することを特
   徴とする装置。
3. 【請求項３】請求項２記載の装置において，光学式リモ
   ートコントローラによってその操作を遠隔操作できるこ
   とを特徴とする装置。