JP5996767B1 - スイッチ装置及びスイッチシステム - Google Patents

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【課題】既設スイッチを利用して電気工事を必要とせずに電気機器を遠隔操作できるようにする。【解決手段】スイッチ装置20は、既設スイッチ30上に配置されるスイッチ部60と、遠隔操作可能で、スイッチ部60をスイッチ動作させる駆動装置61と、を有する。スイッチ部60は、当該スイッチ部60のスイッチ動作に応じて既設スイッチ30を押下してスイッチ動作させるように構成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、既設スイッチを操作するためのスイッチ装置及びスイッチシステムに関する。
例えば室内の照明等の電気機器の消灯をスマートフォンなどの携帯端末から簡単に遠隔操作できると便利である。かかる遠隔操作を実現するために、例えば室内の壁などに設けられた一般的な既設スイッチに代えて、スイッチの電力線の接続及び切断を切り替えるリレー回路や、リレー回路の動作を制御するリレー制御手段、無線通信手段等を備えたスイッチ装置を壁に埋め込むことが提案されている(特許文献1参照)。
特開2012−174513号公報
しかしながら、上述のようなスイッチ装置の場合、壁内に埋め込むために既設スイッチを外したり改造する必要があり、電気屋などの免許保有者による工事(電気工事)が必要だった。この場合手間や時間、コストがかかる。
本出願はかかる点に鑑みてなされたものであり、照明等の電気機器の既設スイッチを利用して、電気工事を必要とせず電気機器を遠隔操作できるようにすることをその目的の一つとする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、既設スイッチを押下してスイッチ動作させるスイッチ部と、遠隔操作可能で、前記スイッチ部をスイッチ動作させる駆動装置とを有するスイッチ装置を既設スイッチのある壁等に設置することにより、上記問題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の態様を含む。
(1)既設スイッチを操作するためのスイッチ装置であって、前記既設スイッチ上に配置されるスイッチ部と、遠隔操作可能で、前記スイッチ部をスイッチ動作させる駆動装置と、を有し、前記スイッチ部は、当該スイッチ部のスイッチ動作に応じて前記既設スイッチを押下してスイッチ動作させるように構成されており、前記駆動装置は、前記スイッチ部を手動でスイッチ動作可能な状態を有し、前記駆動装置は、モータと、前記モータの軸の回転運動を直線運動に変えて前記スイッチ部をスイッチ動作させるカム機構と、を有し、前記カム機構は、前記モータの軸回転により回転する回転体と、前記スイッチ部に設けられ、前記回転体を挟んで上下に配置された昇降部と、を有し、前記回転体の回転により前記昇降部を上下に押して前記スイッチ部をスイッチ動作させる、スイッチ装置。
(2)前記既設スイッチの設置部に設置可能で、前記スイッチ部と前記駆動装置が固定された基体を、さらに有する、(1)に記載のスイッチ装置。
(3)前記基体は、前記既設スイッチのカバーと取り替え自在なカバー体である、(2)に記載のスイッチ装置。
(4)前記スイッチ部は、シーソー式のスイッチであって、スイッチ動作時に上下に揺動する第1の操作部と第2の操作部を備えた操作部と、前記第1の操作部と前記第2の操作部のそれぞれの下部から前記既設スイッチ側に延設し、前記既設スイッチを押下する脚部と、を有する、(1)〜(3)のいずれかに記載のスイッチ装置。
(5)前記回転体は、その回転軸の径方向の外方に突出した突出部を有し、前記突出部が上に向いたときに前記昇降部を押して前記スイッチ部の片方の第1の操作部を上げ、前記突出部が下に向いたときに前記スイッチ部の第1の操作部を下げることによって前記スイッチ部をスイッチ動作させ、前記突出部が横に向いたときに前記スイッチ部を手動でスイッチ動作可能な状態にする、(1)〜(4)のいずれかに記載のスイッチ装置。
(6)(1)〜(5)のいずれかに記載のスイッチ装置と、前記スイッチ装置の駆動装置を遠隔操作可能な端末と、を有する、スイッチシステム。
本発明によれば、既設スイッチを利用して電気工事を必要とせずに電気機器を遠隔操作できるようになるので、電気工事にかかる手間や時間、コストを削減できる。
スイッチシステムの構成の一例を示す説明図である。 既設スイッチとスイッチ装置の構成を示す説明図である。 スイッチ装置の裏面を示す説明図である。 スイッチ装置の内部構造を示す説明図である。 スイッチ部の構成を示す説明図である。 手動でスイッチ部を動作可能な状態のスイッチ部の周辺構造を示す説明図である。 遠隔操作でスイッチ部をOFFにする場合のスイッチ部の周辺構造を示す説明図である。 遠隔操作でスイッチ部をONにする場合のスイッチ部の周辺構造を示す説明図である。 電気ボックスの構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。また、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
図1は、電気機器としての照明1を消灯するためのスイッチシステム10の構成の一例を示す。
スイッチシステム10は、例えば室内の壁(設置部)に設けられた既設スイッチ30をスイッチ動作させるためのスイッチ装置20と、スイッチ装置20を遠隔操作するための端末21を備えている。
例えば既設スイッチ30は、図2に示すようにシーソー式のものであり、第1の操作部30aを押すと、既設スイッチ30がOFFになって照明1が消灯し、第2の操作部30bを押すと、既設スイッチ30がONになって照明1が点灯する。図2の既設スイッチ30は、例えば上下に3つ並べられており、各既設スイッチ30がそれぞれ別の照明1を消灯する。既設スイッチ30には、既設スイッチ30の周りを覆う方形状の既設カバー31が取り付けられている。また既設スイッチ30の周囲には、既設カバー31が係止される既設被係止部としての複数の孔32が設けられている。既設カバー31は、既設カバー31の裏面に設けられた図示しない爪を孔32に嵌め込むことで壁に取り付けられている。
スイッチ装置20は、既設スイッチ30の既設カバー31と取り替え自在な基体としてのカバー体50を有している。カバー体50は、例えば内部が中空の直方体状に形成されており、図2及び図3に示すように表面と裏面には、後述のスイッチ部60が配置される開口部50a、50bが形成されている。図3に示すようにカバー体50の裏面には、既設スイッチ30の既設カバー31を取り付けるための孔32に係止自在な係止部としての爪部51が設けられている。爪部51を孔32に嵌め込むことによって、既設カバー31に代えてカバー体50を壁に取り付けることができる。
例えば図4に示すようにカバー体50には、既設スイッチ30上に配置されるシーソー式のスイッチ部60と、遠隔操作可能で、スイッチ部60をスイッチ動作させる駆動装置61が設けられている。なお、図4は、カバー体50の表面及び側面を除いてカバー体50の内部を露出させた状態を示す説明図である。
スイッチ部60は、例えば図4〜図6に示すように操作部70と、操作部70の下部に延設された脚部71を備えている。なお、図6及び後述の図7及び図8は、スイッチ部60の周辺構造を説明するためにスイッチ装置20の構成を簡略化したものであり、3つの既設スイッチ30のうちの一つにだけスイッチ部60を設置した状態を示す。実際には各既設スイッチ30上にそれぞれスイッチ部60が設置されている。
操作部70は、スイッチ動作時に中央の揺動軸70cを中心に上下に揺動する第1の操作部70aと第2の操作部70bを備えている。
脚部71は、第1の操作部70aの下部から既設スイッチ30の第1の操作部30a側(下方)に延設する第1の脚部71aと、第2の操作部70bの下部から既設スイッチ30の第2の操作部30b側(下方)に延設する第2の脚部71bを有している。
第1の脚部71aと第2の脚部71bは、例えば図5に示すように円筒状部材とそれを両側から挟む方形の板状部材から構成されている。スイッチ部60は、操作部70の第1の操作部70a側が下がったときに第1の脚部71aが既設スイッチ30の第1の操作部30aを押して既設スイッチ30をOFFにし、操作部70の第2の操作部70b側が下がったときに、第2の脚部71bが既設スイッチ30の第2の操作部30bを押して既設スイッチ30をONにする。
図4に示す駆動装置61は、例えばモータ80と、モータ80のモータ軸80aの回転運動を直線運動に変えてスイッチ部60を揺動させるカム機構81を有している。
カム機構81は、モータ80の回転により回転する原動カムとしての回転体90と、回転体90を挟んで上下に配置された従動カムとしての昇降部91を有している。
回転体90は、モータ80のモータ軸80aの先端に取り付けられている。回転体90は、図6に示すように略円盤状に形成され、モータ軸80aから外方に突出した突出部90aを有している。回転体90は、例えばスイッチ部60の第2の操作部70bの直下であって第2の脚部71bの外側に配置されている。
昇降部91は、例えばスイッチ部60側に形成されている。例えば昇降部91は、図5に示すように第2の脚部71bの下部に形成された下側水平部100と、第2の操作部70bの下面に形成された上側水平部101により構成されている。
図6に示すように回転体90は、下側水平部100と上側水平部101の間に配置されている。図7に示すようにモータ軸80aの回転により、突出部90aが下に向くと下側水平部100を押圧してスイッチ部60の第1の脚部71aが下がり、既設スイッチ30の第1の操作部30aが押される。また、図8に示すように突出部90aが上に向くと下側水平部101を押圧してスイッチ部60の第1の脚部71a(第1の操作部70a)が上がり第2の脚部71b(第2の操作部70b)が下がり、既設スイッチ30の第2の操作部30bが押される。そして、図6に示すように突出部90aが水平(横)に向いたときには、下側水平部100と上側水平部101のいずれにも当接せず、スイッチ部60を手動でスイッチ動作可能な状態になる。
図4に示すようにカバー体50には、例えば電気ボックス110が設けられている。図9に示すように電気ボックス110には、電源部120、通信部121及び制御部122が設けられている。
電源部120は、一つ又は複数の電池を備えている。電源部120は、スイッチ装置20内の通信部121、制御部122及びモータ80等に電力を供給できる。
通信部121は、通信用アンテナを有している。通信部121は、例えばブルートゥース(登録商標)等の無線通信により、端末21と双方向に通信可能に構成されている。通信部121は、例えば既設スイッチ30のON、OFFを指示する遠隔操作コマンド等を端末21から受信することができる。
制御部122は、プロセッサと、当該プロセッサにより実行されるプログラムが格納されたメモリを有している。制御部122は、通信部121が受信した遠隔操作コマンドに基づいて所定の処理を実行する。すなわち、制御部122は、遠隔操作コマンドに基づいてモータ80の動作を制御し、カム機構81を介してスイッチ部60を揺動させて、既設スイッチ30をスイッチ動作させることができる。また、制御部122は、カム機構81の回転体90を横向きにすることによって、スイッチ部60を手動でスイッチ動作可能な状態にすることができる。
図1に示す端末21は、スイッチ装置20による既設スイッチ30のスイッチ動作を遠隔操作するための装置である。端末21には、例えばスマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、タブレット端末、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPCなど、無線通信によりスイッチ装置20とデータ通信が可能なあらゆる端末装置を用いることができる。
次に、以上のように構成されたスイッチシステム10の動作について説明する。
先ずスイッチ装置20は、図1及び図2に示すように既設スイッチ30上に取り付けられる。この際、図2に示すように既設スイッチ30の既設カバー31が取り外され、代わりにスイッチ装置20のカバー体50が取り付けられる。これにより図4に示すようにスイッチ部60が既設スイッチ30上に設置される。
最初は、図6に示すように回転体90の突出部90aが横に向けられており(ホーム位置)、ユーザーがスイッチ部60を手動で動かすことができる。すなわち、ユーザーがスイッチ部60の第2の操作部70bを押すと、第2の脚部71bが既設スイッチ30の第2の操作部30bを押して既設スイッチ30がONになり、照明1が点灯する。ユーザーがスイッチ部60の第1の操作部70aを押すと、第1の脚部71aが既設スイッチ30の第1の操作部30aを押して既設スイッチ30がOFFとなり、照明1が消灯する。
ユーザーが端末21による遠隔操作で照明1を点灯させる際には、端末21において例えば遠隔操作がONとなり、例えば端末21が、照明1を点灯させるための遠隔操作信号をスイッチ装置20に送信し、スイッチ装置20がその信号を受信する。次にスイッチ装置20において、駆動装置61のモータ80が遠隔操作信号に基づいて作動し、回転体90が90度回転して図8に示すように突出部90aが上に向けられる。これにより突出部90aが昇降部91の上側水平部101を押しスイッチ部60の第1の操作部70aが上がり第2の操作部70b及び第2の脚部71bが下がり、既設スイッチ30の第2の操作部30bを押す。これにより、既設スイッチ30がONとなり、照明1が点灯する。
続いて駆動装置61のモータ80により回転体90が例えば90度逆回転され、図6に示すように突出部90aが元の横向き(ホーム位置)に戻される。これにより、ユーザーが再びスイッチ部60を手動で動かすことができるようになる。
一方、ユーザーが端末21による遠隔操作で照明1を消灯させる際には、端末21において遠隔操作がONの状態で、例えば端末21が、照明1を消灯させるための遠隔操作信号をスイッチ装置20に送信し、スイッチ装置20がその信号を受信する。次にスイッチ装置20において、駆動装置61のモータ80が遠隔操作信号に基づいて作動し、回転体90が90度回転して図7に示すように突出部90aが下に向けられる。これにより突出部90aが昇降部91の下側水平部100を押しスイッチ部60の第1の脚部71aが下がり、既設スイッチ30の第1の操作部30aを押す。これにより、既設スイッチ30がOFFとなり、照明1が消灯する。
続いて駆動装置61のモータ80により回転体90が例えば90度逆回転され、図6に示すように突出部90aが元の横向き(ホーム位置)に戻される。これにより、ユーザーが再びスイッチ部60を手動で動かすことができるようになる。
本実施の形態によれば、スイッチ部60と駆動装置61を有するスイッチ装置20を既設スイッチ30のある壁に設置するだけで、既設スイッチ30を遠隔操作できるようになるので、既設スイッチ30を利用して電気工事を必要とせずに照明1を遠隔操作できる。よって、電気工事にかかる手間や時間、コストを削減できる。
スイッチ装置20は、スイッチ部60と駆動装置61が固定され、既設スイッチ30の既設カバー31と取り替え自在なカバー体50を有するので、そのカバー体50を既設カバー31と取り替えるだけで、既設スイッチ30を遠隔操作できるようになる。よって、より簡単にスイッチ装置20を設置できる。特にカバー体50が、既設スイッチ30の既設カバー31が係止される孔32に係止自在な爪部51を備えているので、既設カバー31とカバー体50との取り換えを簡単に行うことができる。
スイッチ部60は、スイッチ動作時に上下に揺動する第1の操作部70aと第2の操作部70bを備えた操作部70と、第1の操作部70aと第2の操作部70bのそれぞれの下部から既設スイッチ30側に延設し、既設スイッチ30を押下する脚部71とを有するので、既設スイッチ30に対するスイッチ動作を好適に行うことができる。
駆動装置61は、スイッチ部60を手動でスイッチ動作可能な状態を有するので、遠隔操作に加えて手動でも既設スイッチ30を操作できる。
駆動装置61は、モータ80とカム機構81を用いてスイッチ部60をスイッチ動作させるので、簡単な機構でスイッチ部60の動作を実現できる。
カム機構81は、回転体90と昇降部91を有し、回転体90の回転により昇降部91を上下に押してスイッチ部60をスイッチ動作させるので、スイッチ部60の揺動動作を簡単な構成で実現できる。
回転体90は、突出部90aが上に向いたときに昇降部91を押してスイッチ部60の片方の第1の操作部70aを上げ、突出部90aが下に向いたときにスイッチ部60の第1の操作部70aを下げることによってスイッチ部60をスイッチ動作させ、突出部90aが横に向いたときにスイッチ部60を手動でスイッチ動作可能な状態にしている。よって、回転体90の動きだけでスイッチ部60を遠隔操作及び手動でスイッチ操作させることができるようになる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えばカバー体50は、既設スイッチ30のカバー31が係止されている孔32に係止自在な爪部51により既設カバー31と取り換え自在であったが、他の公知の手段により既設カバー31と取り替え自在であってもよい。また、スイッチ装置20を既設スイッチ30に取り付けるための基体は、カバー体50に限られず、粘着テープやネジ、留め金などの他の公知の手段を用いて既設スイッチ30に取り付けられる構成を有するものであってもよい。スイッチ部60は、上記実施の形態の操作部70、脚部71等の構成に限られず他の構成を有するものであってもよい。また、スイッチ部60は、シーソー式のものでなくてもよい。駆動装置61も、上記実施の形態のモータ80、カム機構81、回転体90、昇降部91等の構成に限られず他の構成を有するものであってもよい。
既設スイッチ30の構成は、上記実施の形態のシーソー式のものに限られず、他の構成を有するものであってもよい。例えば既設スイッチ30は、押下するたびにON、OFFを繰り返すオンオフ式のスイッチであってもよい。この場合、例えばスイッチ装置20の第2の操作部70b側(第2の脚部71b)だけを既設スイッチ上に配置してもよい。また既設スイッチ30は、その他の構成を有するものであってもよい。
以上の実施の形態では、照明1の既設スイッチを遠隔操作していたが、照明以外のシャッターや換気扇、本体に既設スイッチのあるパソコン、卓上ランプなどの電気製品、その他の電気機器の既設スイッチを遠隔操作する際にも本発明は適用できる。また、マンションなどの建物内に設けられた、扉のオートロックを解除するための既設スイッチ(ボタン)に本発明のスイッチ装置を適用して、遠隔操作で扉の外側からオートロックを解除できるようにしてもよい。さらに既設スイッチの設置部は、壁に限られず、あらゆる場所であってもよい。
本発明は、既設スイッチを利用して電気工事を必要とせずに電気機器を遠隔操作する際に有用である。
1 照明
10 スイッチシステム
20 スイッチ装置
21 端末
30 既設スイッチ
31 既設カバー
30a 第1の操作部
30b 第2の操作部
50 カバー体
60 スイッチ部
70 操作部
70a 第1の操作部
70b 第2の操作部
71 脚部

Claims (6)

  1. 既設スイッチを操作するためのスイッチ装置であって、
    前記既設スイッチ上に配置されるスイッチ部と、
    遠隔操作可能で、前記スイッチ部をスイッチ動作させる駆動装置と、を有し、
    前記スイッチ部は、当該スイッチ部のスイッチ動作に応じて前記既設スイッチを押下してスイッチ動作させるように構成されており、
    前記駆動装置は、前記スイッチ部を手動でスイッチ動作可能な状態を有し、
    前記駆動装置は、モータと、前記モータの軸の回転運動を直線運動に変えて前記スイッチ部をスイッチ動作させるカム機構と、を有し、
    前記カム機構は、前記モータの軸回転により回転する回転体と、前記スイッチ部に設けられ、前記回転体を挟んで上下に配置された昇降部と、を有し、前記回転体の回転により前記昇降部を上下に押して前記スイッチ部をスイッチ動作させる、スイッチ装置。
  2. 前記既設スイッチの設置部に設置可能で、前記スイッチ部と前記駆動装置が固定された基体を、さらに有する、請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記基体は、前記既設スイッチのカバーと取り替え自在なカバー体である、請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記スイッチ部は、シーソー式のスイッチであって、スイッチ動作時に上下に揺動する第1の操作部と第2の操作部を備えた操作部と、前記第1の操作部と前記第2の操作部のそれぞれの下部から前記既設スイッチ側に延設し、前記既設スイッチを押下する脚部と、を有する、請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチ装置。
  5. 前記回転体は、その回転軸の径方向の外方に突出した突出部を有し、前記突出部が上に向いたときに前記昇降部を押して前記スイッチ部の片方の第1の操作部を上げ、前記突出部が下に向いたときに前記スイッチ部の第1の操作部を下げることによって前記スイッチ部をスイッチ動作させ、前記突出部が横に向いたときに前記スイッチ部を手動でスイッチ動作可能な状態にする、請求項1〜4のいずれかに記載のスイッチ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のスイッチ装置と、
    前記スイッチ装置の駆動装置を遠隔操作可能な端末と、を有する、スイッチシステム。
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