JP2566767B2 - 重合トナ−の製造方法 - Google Patents

重合トナ−の製造方法

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JP2566767B2 JP62004009A JP400987A JP2566767B2 JP 2566767 B2 JP2566767 B2 JP 2566767B2 JP 62004009 A JP62004009 A JP 62004009A JP 400987 A JP400987 A JP 400987A JP 2566767 B2 JP2566767 B2 JP 2566767B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、潜像を顕像化する方法に用いられるトナー
の製造方法に関する。
背景技術 電気的、磁気的潜像等を顕像化するトナーは、画像を
形成し、記録する種々のプロセスに用いられている。
このような画像形成プロセスの1つである電子写真法
としては、例えば米国特許第2,297,691号明細書等に記
載されている如く多数の方法が知られている。この電子
写真法においては、一般には、光導電性物質を利用し、
種々の手段で感光体上に電気的潜像を形成し、次いで該
潜像をトナーを用いて現像してトナー画像を形成し、必
要に応じて紙等の転写材にこのトナー画像を転写した
後、加熱、加圧あるいは溶剤蒸気等によりトナー画像を
該転写材等に定着することにより、複写物が得られる。
また、トナーを用いて現像する方法、あるいはトナー画
像を定着する方法としては、従来各種の方法が提案さ
れ、それぞれの画像形成プロセスに適した方法が採用さ
れている。
従来、これらの目的に用いるトナーは、一般に、熱可
塑性樹脂中に磁性体あるいは染・顔料等からなる着色剤
を溶融、混合し、着色剤を均一に分散させた後、微粉
砕、分級することにより、所望の粒径を有するトナーと
して製造されてきた。
この製造方法(粉砕法)によれば、かなり優れたトナ
ーを製造し得るが、ある種の制限、すなわちトナー用材
料の選択範囲に制限がある。例えば、樹脂着色剤分散体
が充分に脆く、経済的に使用可能な製造装置で微粉砕し
得るものでなくてはならない。この要請から、樹脂着色
剤分散体を充分に脆くせざるを得ないため、この分散体
を実際に高速で微粉砕する際に、広い粒径範囲の粒子群
が形成され易く、特に、比較的大きな割合の(過度に)
微粉砕された粒子が、この粒子群に含まれるという問題
が生ずる。更に、このように高度に脆性の材料は、複写
機等において実際に現像用に使用する際、更に微粉砕化
ないし粉化を受け易い。
また、この粉砕法においては、磁性粉ないし着色剤等
の固体微粒子を樹脂中へ完全且つ均一に分散することは
困難であり、この固体微粒子の分散の度合によっては、
かぶりの増大、画像濃度の低下の原因となるため、この
分散の程度に充分な注意を払わなければならない。ま
た、着色樹脂微粉体の破断面に着色剤が露出することに
より、トナー現像特性の変動が生ずる場合もある。
粉砕法トナーにおけるこれらの不均質さは、トナーの
流動性、摩擦帯電性に大きく影響し、トナーの現像特
性、耐久性能の変動、劣化を左右する。
一方、これら粉砕法によるトナーの問題点を克服する
為、懸濁重合法によるトナーの製造方法が提案されてい
る。この懸濁重合法においては、重合性単量体および着
色剤(更に必要に応じて、重合開始剤、架橋剤、荷電制
御剤、その他の添加剤)を均一に溶解又は分散せしめた
単量体組成物を、懸濁安定剤を含有する水相(すなわち
連続相)中に投入し、適当な撹拌機を用いて分散・造粒
し、重合させてトナー粒子を形成している。
この懸濁重合法は、粉砕工程を必要としないため、粉
砕によるトナー破断面の不均質さ、あるいは形状の不均
質さという粉砕に基ずく問題点を有さず、且つ、形成さ
れたトナーの形状も球状であり、トナー製造方法として
好ましい方法である。
一方、上記重合反応により得られるトナーは、実質的
に水相中に分散された単量体滴(単量体組成物粒子)が
重合されることにより形成されるため、トナー粒子は、
最初の単量体滴の状態に左右される。即ち、最初の単量
体滴の状態を、いかに均質なものとするかが重要な問題
となる。
特に、トナーの必須成分である着色剤は、通常は重合
性単量体に不溶の物質である場合が多く、また、その粒
子表面は比較的親水性が強い状態となっている。したが
って、この着色剤粒子は油性の重合性単量体中に均一に
分散し難く、また、水系媒体中で懸濁重合を行なう際
に、水/単量体油滴界面や、水相(分散媒)中に移行し
易い傾向がある。その結果、懸濁重合法において、この
ような着色剤の添加は、トナー物性、例えば摩擦帯電
性、更には、現像特性、耐久性能の変動・劣化をもたら
すという欠点がある。
このような欠点を解消するため、重合法トナーを製造
する際、単量体組成物中に添加する着色剤として、着色
剤粒子表面を親油化処理したものを用いることが提案さ
れている。このような親油化処理としては、例えば、特
開昭58−9153号公報におけるシランカップリング剤やチ
タンカップリング剤による磁性粉の処理、特開昭56−11
6044号公報におけるカーボンブラックのグラフト化によ
る親油化、特開昭58−147753号公報における脂肪酸系界
面活性剤による磁性体や着色剤粒子の処理等が挙げられ
る。
しかしながら、これらの親油化処理は、着色剤粒子を
重合性単量体中に均一に分散させるためには充分ではな
く、また、これらの処理剤の着色剤からの遊離が、かえ
ってトナー特性を低下させる場合もある。
発明の目的 本発明の目的は、以上の如き問題点を解決した重合ト
ナーの製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、画像濃度が高く、説明な画像を
与える重合トナーの製造方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、定着特性が良好で、且つ、
現像性に優れた重合トナーを与えるトナー製造方法を提
供することにある。
発明の概要 本発明者らは鋭意研究の結果、単量体組成物中にあら
かじめ含有させた特定のワックス類の特性を利用して、
該単量体組成物中で着色剤の表面処理を行うことが、
(トナー特性に好ましくない影響を与えるおそれのあ
る)カップリング剤等の従来の表面処理剤を用いること
なく、重合トナー中における着色剤分散性の顕著な向上
を可能にすることを見出した。
本発明の重合トナー製造方法はこのような知見に基づ
くものであり、より詳しくは、重合性単量体と、該重合
性単量体に不溶な着色剤と、ポリオレフィンワックスと
を少なくとも含有する単量体組成物を、水相中で懸濁重
合する工程を有する重合トナーの製造方法であって;前
記単量体組成物中のポリオレフィンワックスを該着色剤
の表面に析出させる工程を有することを特徴とするもの
である。
上記構成を有する本発明のトナー製造方法において
は、重合性単量体に溶解した状態にあるポリオレフィン
ワックスを、単量体組成物中で、着色剤表面に析出させ
ているため、着色剤表面に適度な厚さのポリオレフィン
ワックス層を形成することができるのみならず、(ポリ
オレフィンワックスが表面に析出した)着色剤粒子と、
他の単量体組成物成分(例えば、該ワックスの一部を溶
解している状態の重合性単量体)との親和性を良好にす
ることができるため、着色剤分散性の著しい向上が可能
となると推定される。
しかも、このポリオレフィンワックスは、(従来のカ
ップリング剤等と異なり)トナーの電子写真特性を害す
ることはないため、着色剤の分散性が良好で、且つ種々
の電子写真特性に優れる重合トナーが得られるものと推
定される。
更に好ましいことには、本発明の方法により表面処理
された着色剤は、パラフィンワックス、マイクロクリス
タリンワックス等の炭化水素化合物に対しても分散性が
良好であるため、本発明の方法によれば、トナーに離型
性や定着性を付与する目的で添加されるこれらのワック
ス類等の添加量に関係なく(これにのワックス類等を比
較的多量にトナー中に含有させた場合にも)、良好な着
色剤分散性を有する重合トナーが得られるという利点が
ある。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明を更に
詳細に説明する。以下の記載において、量比を表わす
「%」および「部」は、特に断わらない限り重量基準と
する。
発明の具体的説明 本発明のトナー製造方法においては、重合性単量体
と、着色剤と、ポリオレフィンワックスとを少なくとも
含有する(必要に応じて、更に荷電制御剤、離型剤、架
橋剤、重合開始剤その他の添加剤を含有する)単量体組
成物を、水相中へ分散、懸濁して、造粒・重合すること
により重合トナーが得られるが、前記単量体組成物中の
ポリオレフィンワックスを析出させる工程が含まれてい
ることが必要である。
このようなポリオレフィンワックスの析出は、重合性
単量体の重合が実質的に開始する前(例えば、単量体組
成物に重合開始剤を添加する前)に行うことが、着色剤
の均一な表面処理の点から好ましいが、単量体組成物粒
子の分散状態を好適に保持する点からは、単量体組成物
粒子の造粒より前に行なうことが好ましい。
本発明においては、ポリオレフィンワックスを析出さ
せる方法としては、例えば第3成分(すなわち、重合性
単量体、ポリオレフィンワックス以外の単量体組成物成
分)を添加する方法によることも可能であるが、均一な
ワックス析出が容易な点からは、ポリオレフィンワック
スを含有する単量体組成物の温度を変化させる方法にす
ることが好ましい。
本発明に用いるポリオレフィンワックスは、重合温度
付近での単量体系への溶解量は少量ではあるが、これよ
り20〜30℃程度高い温度における溶解量との差が比較的
大きいため、この溶解量の差を利用して、着色剤粒子表
面に該ポリオレフィンワックスを析出させ、その分散性
を向上させることが容易である。
すなわち、本発明の好ましい態様においては、少なく
とも重合性単量体と着色剤とを含む単量体混合物中に、
重合温度における該単量体系への溶解度以上の量のポリ
オレフィンワックスを添加し、該ワックスが少くとも重
合性単量体に溶解している状態(重合温度より高温の状
態)で、(必要に応じて前記した各種添加剤を加え)、
着色剤を単量体混合物中で充分に分散させた後、上記単
量体混合物の温度をほぼ重合温度に等しい温度まで冷却
すればよい。
このように、単量体混合物を重合温度まで冷却するこ
とにより、過剰に添加されているポリオレフィンワック
スが単量体混合物中で析出するが、この際、該混合物中
に分散している着色剤が、通常、ポリオレフィンワック
ス析出の核となる。即ち、この重合温度において、単量
体系に実質的に不溶で、比較的親水性の表面を有する着
色剤が、上記ポリオレフィンワックスでコーティングさ
れて、親油化処理された状態となり、この着色剤の単量
体系に対する分散性は著しく向上する。
このような温度低下によるポリオレフィンワックス析
出の工程においては、低下させるべき温度差(着色剤を
分散させる温度と重合温度との差)は、ポリオレフィン
ワックスないし重合性単量体の種類、これらの量比等に
よって異なるが、通常5℃以上(特に20〜30℃程度)で
あることが、ポリオレフィンワックスの析出量を適度の
ものとし、且つ均一な表面処理を行う点から好ましい。
本発明においては、上述した単量体組成物(必要に応
じて重合開始剤を加えた後)を、(通常は分散安定剤を
含有する)水相中に分散・懸濁させて単量体組成物粒子
を形成(造粒)する。
この懸濁方法としては、通常の撹拌機、ホモミキサ
ー、ホモジナイザー等を用いて微小粒子を造粒すればよ
い。この際、単量体粒子(液滴)が所望のトナー粒子の
サイズ(一般に30μm以下の大きさ)を有する様に撹拌
速度、時間を調整し、その後は分散安定剤の作用により
ほぼその状態が維持される様、撹拌を粒子の沈降が防止
される程度に行なえばよい。
本発明において、重合温度は50℃以上、一般的には60
〜90℃の温度に設定して重合を行なう。重合反応終了
後、生成したトナー粒子を洗浄、濾過等により回収し、
乾燥することにより重合トナーとする。このような懸濁
重合法においては、通常、重合性単量体100重量部に対
し、水300〜3000重量部を分散媒として使用すればよ
い。
以上において、本発明の重合トナー製造方法の概要に
ついて説明したが、次に、単量体組成物を構成する各成
分について説明する。
本発明に適用出来る重合性単量体としては、スチレ
ン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メ
チルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルス
チレン、p−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレ
ン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p
−n−ブチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p
−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、
p−n−ノニルチレン、p−n−デシルスチレン、p−
n−ドデシルスチレン等のスチレンおよびその誘導体;
エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレンなどの
エチレン不飽和モノオレフィン類;塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニルなどのハロゲン化
ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ
酸ビニルなどのビニルエステル類;メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリ
ル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、
メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミノエ
チル、メタクリル酸ジエチルアミノエチルなどのα−メ
チレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n
−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−ク
ロルエチル、アクリル酸フェニルなどのアクリル酸エス
テル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテ
ル、ビニルイソブチルエーテルなどのビニルエーテル
類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、メチ
ルイソプロペニルケトンなどのビニルケトン類;N−ビニ
ルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルイン
ドール、N−ビニルピロリドンなどのN−ビニル化合
物;ビニルナフタリン類;アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、アクリルアミドなどのアクリル酸もしくは
メタクリル酸誘導体などのビニル系単量体がある。
又、単量体の重合時に、添加剤として極性基を有する
重合体、共重合体または環化ゴムを添加して単量体を重
合しても良い。
本発明に於いては、重合時に極性基を有する重合体、
共重合体または環化ゴムを加えた重合性単量体系を、該
極性重合体と逆荷電性の分散剤を分散せしめた水相中に
懸濁させ、重合させることが好ましい。即ち、重合性単
量体系中に含まれるカチオン性又はアニオン性重合体、
共重合体または環化ゴムは、水相中に分散している逆荷
電性のアニオン性又はカチオン性分散剤と重合進行中の
トナーとなる粒子表面で静電気的に引き合い、粒子表面
をこれら分散剤が覆うことにより粒子同士の合一が防止
され、粒子が安定化されると共に、重合時に添加した極
性重合体がトナーとなる粒子表層部に集まる為、トナー
となる粒子は一種の殻のような形態となり、得られたト
ナー粒子は擬似的なカプセルとなる。
本発明において、比較的高分子量(平均分子量が好ま
しくは5000以上)の極性重合体、共重合体または環化ゴ
ムを用い、トナー粒子に耐ブロッキング性、現像性、耐
摩耗性の優れた性質を付与する一方で、トナー粒子内部
を比較的低分子量成分で構成し、定着特性向上に寄与す
る様に重合を行なう事により、定着性と耐ブロッキング
性という相反する要求を満足するトナーを得ることが出
来る。
本発明に使用し得る極性重合体(極性共重合体を包含
する)、及び逆荷電性分散剤を以下に例示する。
(1)カチオン性重合体としては、ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、ジエチルアミノエチルオクリレート
等の含窒素単量体の重合体もしくはスチレン、不飽和カ
ルボン酸エステル等と該含窒素単量体との共重合体があ
る。
(2)アニオン性重合体としてはアクリロニトリル等の
ニトリル系単量体、塩化ビニル等の含ハロゲン系単量
体、アクリル酸等の不飽和カルボン酸、不飽和二塩基
酸、不飽和二塩基酸の無水物、ニトロ系単量体の重合体
がある。
(3)アニオン性分散剤としては、酢酸ビニル系重合体
の部分ケン化物等の水溶性高分子またはアエロジル#20
0、#300(日本アエロジル社製)等のコロイダルシリカ
がある。
(4)カチオン性分散剤としては酸化アルミニウム、水
酸化マグネシウム、アミノアルキル変性コロイダルシリ
カ等の親水性正帯電性シリカ微粉末等がある。
なお、上記極性重合体の代わりに環化ゴムを使用して
も良い。
本発明において、着色剤としては、ポリオレフィンワ
ックスを析出させる温度(例えば、重合温度)におい
て、重合性単量体に実質的に不溶性のものを用いること
が、該着色剤の表面にポリオレフィンワックスを均一に
析出させる点から好ましい。
本発明に用い得る着色剤としては、具体的には、磁性
粒子、あるいはカーボンブラックをはじめとする染・顔
料が挙げられる。これらの着色剤は、必要に応じて2種
以上組合せて用いてもよい。
上記磁性粒子としては、磁場の中に置かれて磁化され
る物質が用いられ、例えば鉄、コバルト、ニッケルなど
の強磁性金属の粉末、もしくはマグネタイト、ヘマタイ
ト、フェライトなどの合金や化合物の粉末が挙げられ、
粒径が0.05〜5μm(好ましくは0.1〜1μm)である
磁性微粒子が用いられる。この磁性粒子の含有量は、ト
ナー重量に対し、10〜60重量%、好ましくは25〜55重量
%が良い。
一方、染・顔料としては、単量体系に実質的に不溶な
ものが好ましく用いられ、より具体的には、例えば、黄
鉛、カドミウムイエロー、ミネラルフアストイエロー、
ネーブルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエ
ローG、パーマネントイエローNCG、タートラジンレー
キ、赤口黄鉛、モリブテンオレンジ、パーマネントオレ
ンジGTR、ピラゾロンオレンジ、ベンジジンオレンジ
G、カドミウムレッド、パーマネントレッド4R、ウォッ
チングレッドカルシウム塩、エオシンレーキ、ブリリア
ントカーミン3B、マンガン紫、フアストバイオレット
B、メチルバイオレットレーキ、紺青、コバルトブル
ー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、
フタロシアニンブルー、ファーストスカイブルー、イン
ダンスレンブルーBC、クロムグリーン、酸化クロム、ピ
グメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ、ファ
イナルイエローグリーンG等がある。
カーボンブラックとしては、特に制限されないが、三
菱化成社製の#4000B、キャボット社製のスターリング
Rなどが好ましく用いられる。
これらのカーボンブラックをはじめとする染・顔料
は、重合性単量体100部に対して0.1〜30部添加される。
上述した着色剤は、通常は、その表面が未処理のまま
で用いられるが、疎水化処理等の表面処理が施されてい
てもかまわない。
次に、上述した重合性単量体および着色剤とともに、
単量体組成物を構成するポリオレフィンワックスについ
て説明する。
本発明において、ポリオレフィンワックスとは、主と
してオレフィン類の単独重合体又は共重合体からなる天
然ないし合成のろう状物質をいう。
このポリオレフィンワックスは、スチレン100gに対し
て、100℃における溶解量と、60℃における溶解量との
差が0.5〜10g程度であることが好ましい。
このようなポリオレフィンワックスとして、具体的に
は、低分子量ポリエチレン(Mw=1,000〜10,000)、低
分子量ポリプロピレン(Mw=1,000〜45,000)等;市販
品としては、PE−130(ヘキスト製)、ハイマー200P
(三洋化成製)、ビスコール550P(三洋化成製)、ビス
コール660P(三洋化成製)等;が好ましく用いられる。
これらポリオレフィンワックスの添加量は、重合温度
(例えば60℃)における重合性単量体への該ワックスの
溶解量より大きく、且つ、スチレンの沸点(145℃、760
mmHg)における上記溶解量以下であることが好ましい。
このポリオレフィンワックスの添加量は、100℃におけ
る重合性単量体に対する該ワックスの溶解量以下である
ことが更に好ましい。ポリオレフィンワックスの重合性
単量体に対する具体的な添加量は、これらの種類によっ
て異なるため一義的に決定することはやや困難である
が、例えばポリエチレンフィンワックスPE−130(ヘキ
スト製)を用いた場合、重合性単量体100部に対して、
0.5〜10部添加することが好ましい。
また、前記着色剤とポリオレフィンワックスとの重量
比率(着色剤/ワックス)は0.01〜60、好ましくは0.1
〜10、更に好ましくは0.2〜3が良い。
なお、このポリオレフィンワックスの着色剤表面に析
出した残りの部分(重合性単量体に溶解している部分)
は、後述する「離型性付与」の目的で利用することも可
能である。
本発明においては、トナーに離型性を付与する目的
で、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス等の低軟化点化合物(着色剤の表面に析出させた以外
のもの)を単量体組成物中に添加してもよい。
かかる目的で添加される低軟化点化合物は、環球法
(JIS K 2531号参照)で測定した軟化点が、40〜130
℃(好ましくは50〜120℃)のものである。
このような低軟化点化合物としては、パラフィンワッ
クス、低分子量ポリオレフィン、芳香族基を有する変性
ワックス、脂環基を有する炭化水素化合物、天然ワック
ス、炭素数12以上の長鎖炭化水素鎖〔CH3CH2 11又は
CH2 12以上の脂肪族炭素鎖〕を有する長鎖カルボン
酸、そのエステル等を例示して得る。異なる低軟化点化
合物を混合して用いても良い。具体的には、パラフィン
ワックス(日本石油製)、パラフィンワックス(日本精
蝋製)、マイクロワックス(日本石油製)、マイクロク
リスタリンワックス(日本精蝋製)、硬質パラフィンワ
ックス(日本精蝋製)。PE−130(ヘキスト製)、三井
ハイワックス110P(三井石油化学製)、三井ハイワック
ス220P(三井石油化学製)、三井ハイワックス660P(三
井石油化学製)、三井ハイワックス210P(三井石油化学
製)、三井ハイワックス320P(三井石油化学製)、三井
ハイワックス410P(三井石油化学製)、三井ハイワック
ス420P(三井石油化学製)、変性ワックスJC−2130(三
井石油化学製)、変性ワックスJC−1141(三井石油化学
製);カルナバワックス、モンタンワックス等を挙げる
ことができる。
これら低軟化点化合物の添加量は、具体的には、重合
性単量体100部に対して、2〜100部、より好ましくは4
〜50部である。
上述した各成分からなる単量体組成物を重合させる重
合開始剤としては、アゾ系開始剤、過酸化物系開始剤等
の適当な重合開始剤、例えば、2,2′−アゾビス(4−
メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2′−ア
ゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、(1−フェ
ニルエチル)アゾジフェニルメタン、2,2′−アゾビス
イソブチロニトリル、2,2′−アゾビスイソブチル酸ジ
メチル等のアゾ系開始剤;ベンゾイルパーオキサイド、
メチルエチルケトンパーオキサイド、イソプロピルパー
オキシカーボネート、キュメンハイドロパーオキサイ
ド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、ラウロ
イルパーオキサイド等の過酸化物系開始剤;等を使用す
ることができる。一般には、重合性単量体を基準にして
約0.5%〜5%の開始剤量で充分である。これら開始剤
は、そのまま単量体組成物に添加しても良いし、単量体
に溶解して添加しても良い。この時の単量体は、重合に
用いる重合性単量体と同じ種類であることが好ましい。
このような重合開始剤は、単量体組成物を造粒した後
に、単量体組成物粒子を含む分散系に添加することも可
能であるが、各単量体組成物粒子に均等に重合開始剤を
分散ないし付与する点からは、造粒前の単量体組成物中
に含有させておくことが好ましい。
本発明において、単量体組成物を重合させる際、次の
ような架橋剤を存在させて重合し、架橋重合体を生成さ
せてもよい。
この架橋剤としては、ジビニルベンゼン、ジビニルナ
フタレン、ジビニルエーテル、ジビニルスルホン、ジエ
チレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリ
コールジメタクリレート、エチレングリコールジメタク
リレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、
ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレング
リコールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジ
メタクリレート、1,6−ヘキサングリコールジメタクリ
レート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ジ
プロピレングリコールジメタクリレート、ポリプロピレ
ングリコールジメタクリレート、2,2′−ビス(4−メ
タクリロキシジエトキシフェニル)プロパン、2,2′−
ビス(4−アクリロキシジエトキシフェニル)プロパ
ン、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロー
ルメタンテトラアクリレート、ジブロムネオペンチルグ
リコールジメタクリレート、フタル酸ジアリルなど、一
般の架橋剤を適宜用いることができる。
これらの架橋剤は、使用量が多いと定着時に溶融しに
くくなってトナーの定着性が劣ることとなる。また使用
量が少ないと、トナーとして必要な耐ブロッキング性、
耐久性などの性質が悪くなり、熱ロール定着において、
トナーの一部が紙に完全に固着しないでローラー表面に
付着し、次の紙に転移するというオフセット現象を防ぐ
ことができにくくなる。故に、これら架橋剤の使用量
は、モノマー総量に対して0.001〜15重量%(より好ま
しくは0.1〜10重量%)で使用するのが良い。
トナー中には必要に応じて荷電制御剤、流動性改質剤
を添加(内添)しても良い。荷電制御剤および流動性改
質剤はトナー粒子と混合(外添)して用いても良い、荷
電制御剤としてはカルボキシル基又は含窒素基を有する
有機化合物の金属錯体、含金属染料、ニグロシン等があ
る。流動性改質剤または潜像担持体(感光体)表面のク
リーニング補助剤としては、コロイダルシリカ、脂肪族
金属塩などがある。又、増量の目的で炭酸カルシウム、
微粉状シリカ等の充填剤を0.5〜20重量%の範囲でトナ
ー中に配合してもよい。さらにトナー粒子相互の凝集を
防止して流動性を向上するため、テフロン微粉末または
ステアリン酸亜鉛粉末のような流動性向上剤を配合して
もよい。
本発明において好ましく用いられる分散媒は、以下に
示すような安定化剤のいずれか1種、または2種以上の
混合物を、水性相に包含させたものである。
このような安定化剤としては、例えばポリビニルアル
コール、ゼラチン、メチルセルローズ、メチルハイドロ
プロピルセルローズ、エチルセルローズ、カルボキシメ
チルセルローズのナトリウム塩、ポリアクリル酸および
それらの塩、デンプン、ガムアルギン酸塩、ゼイン、カ
ゼイン、リン酸三カルシウム、タルク、硫酸バリウム、
ベントナイト、水酸化アルミニウム、水酸化第2鉄、水
酸化チタン、水酸化トリウム、等が好ましく用いられ
る。
この安定化剤は、連続相中で安定化する量、好ましく
は単量体系の重量に対して、約0.1〜10重量%の範囲内
で用いる。
又、前記無機分散剤の微細な分散のために、単量体系
の重量に対して、0.001〜0.1重量%の範囲内の界面活性
剤を使用することもよい。これは上記分散安定化剤の所
期の作用を促進するためのものであり、その具体例とし
ては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、テトラ
デシル硫酸ナトリウム、ペンタデシル硫酸ナトリウム、
オクチル硫酸ナトリウム、アリル−アルキル−ポリエー
テルスルホン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ラ
ウリン酸ナトリウム、カプリン酸ナトリウム、カプリル
酸ナトリウム、カプロン酸ナトリウム、ステアリン酸カ
リウム、オレイン酸カルシウム、3,3−ジスルホンジフ
ェニル尿素−4,4−ジアゾ−ビス−アミノ−8−ナフト
ール−6−スルホン酸ナトリウム、オルト−カルボキシ
ベンゼン−アゾ−ジメチルアニリン、2,2,5,5−テトラ
メチル−トリフェニルメタン−4,5−ジアゾ−ビス−β
−ナフトール−ジスルホン酸ナトリウム、その他を挙げ
ることができる。
又、水に易溶性の単量体は水中で乳化重合を同時にお
こし、できた懸濁重合物を小さな乳化重合粒子で汚染す
るので、水溶性の重合禁止剤、例えば金属塩等を加えて
水相での乳化重合を防ぐこともよい。又、媒体の粘度を
まして粒子の合一を防ぐために、水にグリセリン、グリ
コールなどを添加する事もよい。更に、易溶性単量体の
水への溶解度減少のために、NaCl、KCl、Na2SO4などの
塩類を用いることも可能である。
発明の効果 上述したように本発明によれば、単量体組成物中に含
有させたポリオレフィンワックスを析出させて、該単量
体組成物中で着色剤の分散性を向上させることにより、
画像特性、定着特性に優れたトナーを与える重合トナー
製造方法が提供される。
実施例 以下、実施例に基づいて本発明を更に具体的に説明す
る。
実施例1 上記処方の成分を容器中で100℃に加熱し、ポリプロ
ピレンワックスをスチレン及び2−エチルヘキシルアク
リレートに溶解し、着色剤でもある磁性体を単量体組成
物中に分散させた。次に、高剪断力を有する混合装置で
あるT.K.式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用い、1
0,000回転(r.p.m.)で、上記混合物の温度が、初期100
℃から最終的に63℃になるように温度を低下させつつ、
ポリプロピレンワックスを析出させながら5分間以上か
けて分散し、更に同回転で重合開始剤2,2′−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)8gを加えて溶解し、
温度60℃の単量体組成物を調製した。
一方、2フラスコ中であらかじめ水1200gにアミノ
アルキルシラン処理シリカ(日本アエロジル社製#200
100部を、信越シリコンKBF−903 5部で処理したもの)1
0gを分散させ、60℃に加温しておいた水性分散媒中に、
上記単量体組成物を投入し、T.K.式ホモミキサーを用い
て7,500r.p.m.で15分撹拌して造粒した。
上記により造粒した単量体組成物粒子を含む分散系
を、スリーワンモーターイカリ型撹拌翼を用いて低回転
数で撹拌し、重合を完結させた。
分散剤をアルカリ処理により除去した後、濾過・水洗
・乾燥を行ない、重合トナー粒子を得た。
得られたトナーは、平均粒径11μmでシャープな粒度
分布を有していた。
また、得られたトナーを走査型電気顕微鏡(SEM)に
より表面観察したところ、トナー表面には磁性体の存在
は見られなかった。また、ミクロトームにより得たトナ
ー粒子断面のSEM写真による観察の結果と合わせて、上
記重合トナー中には磁性体が良好に内包化されているこ
とが判明した。
更に、この重合トナーの鉄粉(200/300メッシュ))
に対する摩擦帯電量を吸引法で測定したところ、このト
ナーのトリボー値は−10μc/gで、トナーとして充分な
摩擦帯電性を有していた。
上記で得たトナー100gに、シリカ粉末(タラノックス
500、タルコ社)0.4gを加え現像剤とした。この現像剤
を用い、市販の複写機NP−270RE(キャノン製)に適用
して画出し(画像形成テスト)を行なったところ、良好
な画像が得られ、耐オフセット性、定着性も良好であっ
た。又、3,000枚の耐久テストにおいても画質、濃度の
劣化は見られなかった。
実施例2 上記処方の成分を容器中で100℃に加熱し、溶解・分
散させた。
次に、実施例1と同様のT.K.式ホモミキサーを用い、
10,000r.p.mで初期100℃から75℃になるまで5分間以上
かけて冷却し、実施例1と同様にしてポリエチレンワッ
クスを析出させながら分散し、更に同回転数で、重合開
始剤2,2′−アゾビスイソブチル酸ジメチル10gを加えて
溶解させ、液温70℃の単量体組成物を調製した。
一方、2フラスコ中で、あらかじめ水1000gにコロ
イダルシリカ#200(日本アエロジル製)20gを分散させ
70℃に加温しておいた水性媒体中に、上記単量体組成物
を投入し、T.K.式ホモミキサーを用いて、10,000r.p.m.
で30分撹拌して造粒した。更に低回転数で撹拌しつつ、
単量体組成物の重量を完結させた。更に、実施例1と同
様に分散剤を除去した後、濾過・水洗・乾燥を行ない、
重合トナーを得た。
得られたトナーは平均粒径8μmで、シャープな粒度
分布を有していた。
また、得られたトナーのSEMによる表面観察の結果、
トナー粒子表面に磁性体の存在は見られず、又、ミクロ
トームにより得たトナー断面のSEM写真より、磁性体が
内包化されていることが判明した。
又このトナーのトリボ値も、+12μc/gで、トナーと
して充分な摩擦帯電性を有していた。
このトナー100gにシリカ粉末(ニプシルER、日本シリ
カ製)0.4gを加え、現像剤とした。この現像剤を市販の
複写機PC−20(キャノン製)に適用し画出しを行なった
ところ良好な画像が得られ、また耐オフセット性、定着
性も良好であった。又、2000枚の耐久テストにおいて
も、画質、濃度の劣化は見られなかった。
比較例1 実施例2における処方中、ポリエチレンワックスを用
いなかった以外は、実施例1と同様にしてトナーを得
た。
得られたトナーは平均粒径11μmで、シャープな粒度
分布を有していたが、SEMによる表面観察により磁性体
が表面に存在しており、実施例1と同様に測定した摩擦
帯電量も殆んど0μc/gであった。
更に、実施例2と同様にして複写機にて画像形成テス
トを試みたが、濃度の低い貧弱な画像しか得られず、こ
の比較例1のトナーは、実用には供し得ないトナーであ
った。
実施例3 上記処方の成分を用いた他は、実施例1と同様にして
トナーを得た。得られたトナーは、平均粒径10μmでシ
ャープな粒度分布を有していた。このトナーにおいて
は、実施例1と同様の方法により磁性体が内包化されて
いることが確認された。又、このトナーのトリボ値は−
10.0μc/gで、トナーとして充分な摩擦帯電性を有して
いた。
このトナー100gにタラノックス500(タルコ社)0.4g
を加え現像剤とした。市販の複写機NP−270RE(キャノ
ン製)を用いて画出しを行なったところ、良好な画像が
得られ、耐オフセット性、定着性も良好であった。又、
3,000枚の耐久テストにおいても画質、濃度の劣化は見
られなかった。
実施例4 上記処方の成分を用いた他は、実施例1と同様にして
トナーを得た。得られたトナーは平均粒径10μmでシャ
ープな粒度分布を有していた。
得られたトナー15gと、平均粒径50μの絶縁性キャリ
ア(四三酸化鉄とエポキシ樹脂よりなる)85gと、疎水
性シリカ(日本アエロジル社製、アエロジルR972)0.75
gと、ステアリン酸亜鉛粉末0.45gとを混合して、現像剤
を調製し、下記条件で電子写真特性を評価した。
現像器として図面に示すものを使用した。像担持体1
はセレン感光体12を有し、像担持体1の周速は100mm/
秒、像担持体1に形成された静電荷像の最高電位は+75
0V、スリーブ(現像剤担持体)2の外径20mmであり、そ
の周速は100mm/秒、マグネットローラ3のN、S極のス
リーブ表面の垂直方向の磁束密度は1000ガウス、現像剤
層の厚さ200μm、スリーブ2と像担持体1との間隙300
μm、スリーブに印加するバイアス電圧は直流電圧成分
+200V、交流電圧成分3.0KHzで1400Vppで現像を行なっ
た。
像担持体1上の静電荷潜像は良好に現像され、現像さ
れたトナー像は普通紙へ静電転写された。この普通紙上
のトナー像を7kg/cm2の加圧下で、シリコーンゴム表面
層を有する定着ローラと、加圧ローラとから構成される
熱圧ローラ定着装置(ニップ幅9mm、紙の進行スピード3
00mm/秒)を通して定着したところ、150℃の定着温度
(定着ローラ表面温度)で該トナー像は良好に定着され
た。得られた定着画像はカブリもなく、良好な画像であ
り、また、3000枚の耐久テストにおいても、画質、濃度
の劣化はみられなかった。
尚、図面の現像器においては、外添剤を有するトナー
Tは、供給ローラ4及び弾性部材5によって定量的に下
方のチャンバーへ供給され、キャリアーと混合されて現
像剤6を形成する。マグネットローラ3を内蔵している
スリーブ2およびドクターブレード7には、直流バイア
ス電源8から直流バイアスが付加され、交流バイアス電
源9から交流バイアスが付加されている。スリーブ2の
A方向の回転にともなって、現像剤6は搬送され、アル
ミシリンダー11及びセレン感光体12から構成される像担
持体1上の静電気的潜像の現像に供される。現像剤層規
制部材10は現像器の外壁の役割をも果している。
実施例5 上記処方の成分を用いた他は、実施例2と同様にして
トナーを得た。得られたトナーは平均粒径7μmで、シ
ャープな粒度分布を有していた。
得られたトナー8gと、平均粒径50μmのフェライトキ
ャリア92gと、疎水性シリカ(アエロジルRH−200、日本
アエロジル製)0.6gとを混合して現像剤を調製し、市販
の複写機NP−3525(キャノン製)を用いて画出しを行な
った。得られた画像は良好なものであり、また、3000枚
の耐久テストにおいても、画質、濃度の劣化は見られな
かった。
実施例6 上記処方の成分を用いた他は、実施例1と同様にして
トナーを得た。得られたトナーは、平均粒径10μmでシ
ャープな粒度分布を有していた。
得られたトナーを用い、実施例4と同様の方法で画出
しを行なったところ、良好な画像が得られ、また、3000
枚の耐久テストにおいても、画質、濃度の劣化はみられ
なかった。
実施例7 上記処方の成分を容器内で100℃に加温し、溶解・分
散した。この単量体混合物を、高せん断力を有する混合
装置であるT.K.式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用
い、10,000r.p.m.で初期100℃から63℃になるまで5分
間以上かけて冷却し、ポリエチレンワックスを析出させ
ながら分散し、更に、アゾビスイソブチロニトリル6gを
加えて溶解させ、液温60℃の単量体組成物を調整した。
一方、2フラスコ中で、あらかじめ水600gに、アミ
ノアルキルシラン処理シリカ10gを分散させ、60℃に加
温しておいた水性分散媒中に、上記単量体組成物を投入
し、T.K.式ホモミキサーを用いて7,500r.p.m.で20分撹
拌して造粒した。更にスリーワンモーターイカリ型撹拌
翼を用い、低回転数で撹拌し、重合を完結させた。分散
剤をアルカリで除去した後、濾過、水洗、乾燥を行な
い、トナーを得た。このトナーは、平均粒径10μmで、
シャープな粒度分布を有していた。このトナーの走査電
子顕微鏡(SEM)写真によるトナー粒子表面の観察を行
なったところ、磁性体の表面露出は観察されなかった。
また、このトナーは摩擦帯電性も良好であり、トナーと
して充分なトリボ値を有していた。
このトナー100gに、タラノックス500(タルコ社)0.4
gを加え現像剤とした。この現像剤を市販の複写機NP−2
70RE(キャノン製)に適用して画出しを行なったとこ
ろ、良好な画像が得られ、耐オフセット性、定着性も良
好であった。又、3000枚の耐久テストにおいても、画
質、濃度の劣化は見られなかった。
実施例8 上記処方の成分を容器中で100℃に加温し、溶解・分
散した。更に、高剪断力を有する混合装置であるT.K.式
ホモミキサー(特殊機化工業製)を用い、10,000r.p.m.
で初期100℃から63℃になるまで上記単量体混合物を5
分間以上かけて冷却し、ポリエチレンワックスを析出さ
せながら分散し、更に同回転で、開始剤2,2′−アゾビ
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)8gを加えて溶解
し、液温60℃の単量体組成物を調整した。
一方、2フラスコ中で、あらかじめ水1200gにアエ
ロジール#200(日本アエロジル製)10gを分散させ60℃
に加温した水性媒体中に上記単量体系を投入し、T.K.式
ホモミキサーを用いて7,500r.p.m.で15分撹拌して造粒
した。更にスリーワンモーターイカリ型撹拌翼を用い、
低回転数で撹拌し、重合を完結させた。
分散剤をアルカリにより除去した後、濾過・水洗・乾
燥を行ない、トナーを得た。
得られたトナーは平均粒径11μmで、シャープな粒度
分布を有していた。得られたトナーの走査電子顕微鏡観
察を行なったところ、磁性体の表面露出は見られず、ま
た摩擦帯電性もトナーとして充分に良好であった。
このトナー100gにニプシルER(日本シリカ製)0.4gを
加え現像剤とした。この現像剤を市販の複写機NP−150Z
(キャノン製)に適用して画出しを行なったところ、良
好な画像が得られ、耐オフセット性、定着性も良好であ
った。又、3,000枚の耐久テストにおいいても画質、濃
度の劣化は見られなかった。
比較例2 実施例8における処方の成分のうち、ポリエチレンワ
ックスを添加しなかった以外は実施例8と同様にして重
合を行ない、平均粒径12μmのトナーを得た。得られた
トナーを走査電子顕微鏡で観察したところ、トナー粒子
表面に磁性体が表出しており、摩擦帯電性も悪かった。
また、実施例8と同様に画出しを行なったところ、画質
が悪く、濃度も低い画像しか得られなかった。
実施例9 上記処方の成分を容器中で100℃に加温し、溶解、分
散させた。この単量体混合物をT.K.式ホモミキサー(特
殊機化工業製)の如き高せん断力を有する混合装置を具
備した容器中で10,000r.p.m.で、初期100℃から63℃に
なるまで5分間以上かけて冷却し、ポリプロピレンワッ
クスを析出させながら分散し、更にアゾビスブチロニト
リル6gを加えて溶解させ、液温60℃の単量体組成物を調
製した。
一方、2フラスコ中で、あらかじめ水1200gにアミ
ノアルキルシラン処理シリカ10gを分散させ、60℃に加
温しておいた水性媒体中に、上記単量体組成物を投入
し、T.K.式ホモミキサーを用いて7,500r.p.m.で30分撹
拌して造粒した。更にスリーワンモーターイカリ型撹拌
翼を用いて低回転数で撹拌し、重合を完結させた。
分散剤をアルカリにより除去した後、濾過・水洗・乾
燥を行ないトナーを得た。このトナーの平均粒径は8μ
mで、粒度分布もシャープであった。得られたトナーの
走査電子顕微鏡観察を行なったところ、磁性体のトナー
表面への露出は見られず、また、このトナーの摩擦帯電
性は、トナーとして充分に良好なものであった。
このトナー100gに、タラノックス500(タルコ社)0.4
gを加え、現像剤とした。この現像剤を市販の複写機NP
−270RE(キャノン製)に適用して画出しを行なったと
ころ、良好な画像が得られ、耐オフセット性、定着性も
良好であった。又、3000枚の耐久テストにおいても、画
質、濃度の劣化は見られなかった。
実施例10 上記処方の成分を容器中で100℃に加温し、溶解・分
散した。この単量体混合物を、高せん断力を有する混合
装置であるT.K.式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用
い、10,000r.p.m.で初期100℃から63℃になるまで5分
間以上かけて冷却し、ポリプロピレンワックスを析出さ
せながら分散し、更に同回転で開始剤2,2′−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)8gを加え溶解して、
液温60℃の単量体組成物を調製した。
一方、2フラスコ中で、あらかじめ水1200gにアミ
ノアルキルシラン処理シリカ10gを分散させ、60℃に加
温しておいた水性媒体中に、上記単量体組成物を投入
し、T.K.式ホモミキサーを用いて7,500r.p.m.で15分間
撹拌して造粒し、更に低回転数で撹拌して、重合を完結
させた。分散剤を除去した後、濾過・水洗・乾燥を行な
い、トナーを得た。得られたトナーは平均粒径11μm
で、シャープな粒度分布を有していた。
このトナー100gに、タラノックス500(タルコ社)0.4
gを加え現像剤とした。この現像剤を市販の複写機NP−2
70RE(キャノン製)に適用して画出しを行なったとこ
ろ、良好な画像が得られ、耐オフセット性、定着性も良
好であった。又、3000枚の耐久テストにおいても、画
質、濃度の劣化は見られなかった。
実施例11 上記処方の成分を、容器中で100℃に加熱し、溶解、
分散させた。高剪断力を有する混合装置であるT.K.式ホ
モミキサー(特殊機化工業製)を用い、この単量体混合
物を10,000r.p.m.で、初期100℃から65℃になるまで5
分間以上かけて冷却し、ポリエチレンワックスを析出さ
せながら分散し、更に開始剤2,2′−アゾビス(2,4−ジ
メチルバレロニトリル)10gを加え溶解し、液温60℃の
単量体組成物を調製した。
一方、あらかじめ水1に、アミノアルキルシラン処
理シリカ10gを分散させ、60℃に加温しておいた水性分
散媒中に、上記単量体組成物を投入し、T.K.式ホモミキ
サーを用いて7,500r.p.m.で15分間撹拌して造粒した。
更に低回転で撹拌し、重合を完結させた。分散剤を除去
した後、濾過・水洗・乾燥を行ない、トナーを得た。得
られたトナーは、平均粒径11μmで、シャープな粒度分
布を有していた、また鉄粉に対するトリボ値も−25μc/
gで、トナーとして充分な摩擦帯電性を有していた。
得られたトナー15g、平均粒径50μmの絶縁性キャリ
アー(四三酸化鉄とエポキシ樹脂よりなる)85g、疎水
性シリカ(日本アエロジル社製、アエロジルR972)0.75
g及びステアリン酸亜鉛粉末0.45gを混合して、現像剤を
調製し、実施例4と同様の条件で現像・転写・定着を行
ない、電子写真特性を評価した。
得られた定着画像は定着性が良好であり、カブリもな
く、良好な画像であった。また、3000枚の耐久テストに
おいても、画質、濃度の劣化はみられなかった。
比較例3 実施例11における処方中、ポリエチレンワックスを用
いなかった以外は、実施例11と同様にしてトナーを得
た。得られたトナーは、平均粒径11μmで、シャープな
粒度分布を有していたが、鉄粉に対するトリボ値は−6
μc/gであった。また、実施例11と同様にして、複写機
にて画出しを行ったが、濃度が低く、貧弱な画像しか得
られず、この比較例のトナーは、実用には適さなかっ
た。
実施例12 上記処方の成分を容器中で100℃に加熱し、溶解分散
させた。実施例11と同様のT.K.式ホモミキサーを用い、
この単量体混合物を10,000回転で初期100℃から65℃に
なるまで5分間以上かけて冷却し、ポリプロピレンワッ
クスを析出させながら分散し、更に開始剤2,2′−アゾ
ビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)10gを加えて溶解
し、液温60℃の単量体組成物を調製した。
一方、あらかじめ水1に、アエロジル#200(アエ
ロジル製)12gを分散させ、60℃に加温しておいた水性
媒体中に、上記単量体組成物を投入し、T.K.式ホモミキ
サーを用いて、7,500r.p.m.で15分撹拌して造粒した。
更に、低回転数で撹拌し、重合を完結させた。分散剤を
除去した後、濾過・水洗・乾燥を行ない、トナーを得
た。得られたトナーは平均粒径11μmで、シャープな粒
度分布を有していた。また鉄粉に対するトリボ値も+10
μc/gで、トナーとして充分な摩擦帯電性を有してい
た。得られたトナーを市販の複写機NP−3525(キャノン
製)のカラー現像器に適用して画出しを行ったところ、
得られた画像は良好であり、5000枚の耐久テストにおい
ても画質、濃度の劣化は見られなかった。
実施例13 スチレン70部と、n−ブチルアクリレート30部と、カ
ーボンブラック#4000B(三菱化成製)5部とをフラス
コに入れ、30分間窒素ガスを導入した後、140℃で1時
間撹拌しながら熱重合し、グラフト化したカーボンブラ
ックを得た。
上記処方の成分を用いた他は、実施例11と同様にして
トナーを得た。得られたトナーは平均粒径11μmでシャ
ープな粒度分布を有していた。
得られたトナーを用い、実施例1と同様の条件で画出
しを行ったところ、かぶりのない良好の画像が得られ
た、また3000枚の耐久テストにおいても、画質、濃度の
劣化は見られなかった。
比較例4 実施例13における処方中、ポリプロピレンワックスを
用いなかった以外は、実施例13と同様にしてトナーを得
た。得られたトナーは平均粒径11μmで、シャープな粒
度分布を有していたが、鉄粉に対するトリボ値は+6μ
c/gで実施例13と比べて劣っていた。また、実施例13と
同様の条件で画出しを行ったが、濃度も低く、貧弱な画
像しか得られなかった。
実施例14 上記処方の成分を用いた他は実施例11と同様にしてト
ナーを得た。得られたトナーは平均粒径11μmで、シャ
ープな粒度分布を有していた。
得られたトナーを用い、実施例11と同様の方法で画出
しを行ったところ良好な画像が得られ、3000枚の耐久テ
ストにおいても画質、濃度の劣化は見られなかった。
実施例15 上記処方の成分を用いた他は、実施例12と同様にして
トナーを得た。得られたトナーは平均粒径11μmでシャ
ープな粒度分布を有していた。また、このトナーを用
い、実施例12と同様の方法で画出しを行ったところ、良
好な画像が得られ、3000枚の耐久テストにおいても、画
質、濃度の劣化は見られなかった。
【図面の簡単な説明】
図面は、実施例で用いた現像装置の概要を示す模式側面
断面図である。 1……像担持体 2……スリーブ 3……マグネットローラ 4……供給ローラ 5……弾性部材 6……現像剤 7……ドクターブレード 8……直流バイアス電源 9……交流バイアス電源 10……現像剤層規制部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 宏明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−123854(JP,A) 特開 昭56−116044(JP,A) 特開 昭56−110947(JP,A) 特開 昭62−295073(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重合性単量体と、該重合性単量体に不溶な
    着色剤と、ポリオレフィンワックスとを少なくとも含有
    する単量体組成物を、水相中で懸濁重合する工程を有す
    る重合トナーの製造方法であって; 前記単量体組成物中のポリオレフィンワックスを該着色
    剤の表面に析出させる工程を有することを特徴とする重
    合トナーの製造方法。
  2. 【請求項2】前記着色剤として磁性体を用いる特許請求
    の範囲第1項に記載の重合トナーの製造方法。
  3. 【請求項3】前記着色剤としてカーボンブラックを用い
    る特許請求の範囲第1項に記載の重合トナーの製造方
    法。
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