JP2563702B2 - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents

不揮発性半導体メモリ

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JP2563702B2
JP2563702B2 JP27337591A JP27337591A JP2563702B2 JP 2563702 B2 JP2563702 B2 JP 2563702B2 JP 27337591 A JP27337591 A JP 27337591A JP 27337591 A JP27337591 A JP 27337591A JP 2563702 B2 JP2563702 B2 JP 2563702B2
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    • G11C16/3418Disturbance prevention or evaluation; Refreshing of disturbed memory data

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体メモリ
に関し、特に、不揮発性メモリセルとして2層構造のも
のを用い、且つそれらのメモリセルを複数のブロックに
分割し、ブロック毎にデータ書き換えを可能とした不揮
発性半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】電気的に書き換え可能な読み出し専用メ
モリ(E2 PROM)においては、全ビット一括消去型
(フラッシュタイプ)のメモリが注目を集めている。さ
らに最近では、メモリを幾つかのブロックに分け、各ブ
ロック毎に書き換えが可能な機能を備えることについて
の要求がでている。即ち、例えば、4Mビットの製品に
おいては、32Kバイト毎の16個のブロックに分割す
るとか、256Kバイト毎に4個のブロックに分割し、
各ブロック単位で書き換えができるような要求である。
この様にブロック分割をする場合、セルアレイを幾つか
のブロックに分けると、同一ワード線上あるいは同一デ
ータ線上に異なる複数のブロック中のセルが接続される
こととなる。このため、特定のあるブロックについての
書き込み/消去を繰り返した場合には、書き込み/消去
を行なわない他の非選択ブロック中のセルにストレスが
印加されることになる。
【0003】このストレスの度合を2層構造のセルで考
察する。フラッシュタイプ型のE2PROMで用いてい
る2層構造セルでは、書き込みはEPROMと同様に、
コントロールゲートにVCG=12V、ドレインにVD
6V、ソースにVS =0Vを与え、アバランシェ効果に
より発生したホットエレクトロンをフローティングゲー
トに電子注入することにより行なう。消去は、コントロ
ールゲートにVCG=0V、ソースにVS =12Vを印加
し、フローティングゲート‐ソース間のF‐Nトンネル
電流で電子をフローティングゲートから抜き取ることに
より行なっている。
【0004】構造についてみると、消去時にフローティ
ングゲートとソース間にトンネル電流を流すためフロー
ティングゲート下のゲート酸化膜をほぼ100オングス
トロームとEPROMセルに比べて薄くしている点と、
ソースn+ 部とフローティングゲートの重なりをEPR
OMに比べて広くもたせている点とに特徴がある。
【0005】この様な構造のセルを用いて、複数のブロ
ックに分割したセルアレイを構成した場合、非選択ブロ
ック内の消去状態あるいは書き込み状態のセルにかかる
ストレスは第1表に示される。選択されているワード線
と同一ワード線につながる非選択ブロック中の消去状態
セルには、フローティングゲート‐ソース間にほぼ7.
5MV/cmの電界がかかり、選択されているデータ線と同
一データ線上の非選択ブロック中の書き込み状態セルに
はフローティングゲートとドレインとの間にほぼ6.5
MV/cmの電界がかかる。
【0006】
【表1】 次に、消去、書き込み時に非選択ブロックのセルにかか
るストレス時間を考える。4Mビットの製品で、データ
線方向に32Kバイト単位でブロック分割したとする。
この場合、1セルの書き込み時間が10μs、書き込み
回数25回で、同一ブロックについてのみ105 回書き
込み/消去を繰り返したとすると、その間書き換えしな
い非選択ブロックの1セルには合計800sec の間、V
CG=12Vが加えられる。よって、フローティングゲー
トとソース間に800sec の間7.5MV/cmのストレス
がかかり、誤書き込みをおこすのが避けられない。ま
た、ワード線方向に、上記と同様に、32Kバイト単位
で分割した場合は、非選択ブロック1セルには合計64
00sec の間、ドレインが6Vになり、フローティング
ゲート‐ドレイン間に6400sec の間6.5MV/cmの
ストレスがかかり、誤消去をおこすのが避けられない。
【0007】上記のように、従来の装置には、ある選択
ブロックへの書き込み、消去に伴って、他の非選択ブロ
ックにおいて誤書き込み、誤消去が行なわれることがあ
るという難点があった。
【0008】上述のように、従来の消去方式では、セル
ソースに高電圧を印加することにより、フローティング
ゲートFGに蓄積された電子をソースに向けて放出させ
ている。この方式では、ソース接合のブレークダウン電
圧以上にソース電圧を上げることができない場合に、ブ
ロック消去(1つのブロックに含まれる複数のセルを同
時に消去)するにはセルソースを分離しなければならな
い、という制約がある。そこで、セルソース電圧を高電
圧にすることなく消去が可能な方式として、負電圧を利
用した方式が考えられている。この方式を実施する装置
の概念図を図33に示し、タイミング波形を図34に示
す。第2表は各モードにおける各セルに対する電圧設定
例を示す。
【0009】 第 2 表 モード セ ル WL DL ソース 消 去 選択セル −10V 3V 5V 非選択セル 5V 3V 5V プログラム 選択セル 12V 6V 0V リード 選択セル 5V 1V 0V この方式には、同一の選択ワード線に接続された複数の
メモリセルを同時に消去できるという特徴がある。今、
イレーズするに当り、ワード線WL1を選択し、ワード
線WL2を非選択とする。即ち、選択ワード線WL1の
電圧VWL1を−10Vとし、非選択ワード線WL2の
電圧VWL2を5Vとし、ソース電圧VSを5Vとし、
データ線DL1,DL2をフローティング状態にする。
これにより、メモリセルM1,M2は消去状態となり、
メモリセルM3,M4は非消去状態となる。プログラム
(書き込み)は、フローティングゲートFGへのホット
エレクトロンの注入により行なわれる。リードは、選択
したセルがオン(セル電流を流す)か、オフ(セル電流
を流さない)かをセンスアンプSAで判断することによ
り行われる。
【0010】このような方式には以下のような問題点が
ある。即ち、上記イレーズ時に非選択セルM3,M4で
はWL2=5V、VS=5V、DL1,DL2はフロー
ティング状態となる。このため非消去セルM3,M4を
介してデータ線DL1,DL2が(5V−Vth
(Vth:セルのしきい値)まで充電されることとなる。
この時、非選択消去セルM3,M4ではデータ線DL
1,DL2を充電するためのセル電流が時間t1 〜t2
の間流れる。このため、非選択セルM3,M4が誤書き
込みされる危険性がある。また、消去終了時には、デー
タ線DL1,DL2に充電された電荷が放電し、セル電
流が時間t3 〜t4 の間流れる。これにより、同様に、
誤書き込みの危険性がでてくる。さらに、ソース線、ワ
ード線の充放電を急激に行なうと、ピーク電流が流れて
配線材の破壊の可能性もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のメモリは、選択メモリセルのデータ書き換え時に非選
択のメモリセルに誤動作が生じるという難点があった。
【0012】本発明の目的は、データの書き換え時や消
去時に誤書き込み、誤消去等の誤動作が発生するのを防
止可能な不揮発性半導体メモリを提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、複数のメモリセルの
うちの任意数のものを選択し、選択したメモリセルに対
してデータの書き換え、消去を行なうに際し、非選択メ
モリセルにおいて誤動作が発生しない不揮発性半導体メ
モリを提供することにある。
【0014】本発明のさらに別の目的は、メモリセルア
レイは複数のメモリセルからなるブロックの複数に分割
されており、ブロック毎に書き換えが可能な不揮発性半
導体メモリにおいて、選択ブロック内のセルについての
書き換え、消去を行なっても、非選択ブロック内のセル
において誤動作が生じないようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のメモリ
は、コントロールゲート、フローティングゲート、ソー
ス及びドレインを有する不揮発性メモリセルの複数がア
レイ状に配置されてメモリセルアレイが構成されてお
り、前記メモリセルアレイは前記メモリセルの複数を有
するブロックの複数に分割されており、前記各ブロック
毎に前記メモリセルのデータ書き換えを可能とした不揮
発性半導体メモリにおいて、前記ブロック中の選択した
選択ブロックにおける前記メモリセルへの書き込み時
に、前記選択ブロック以外の非選択ブロック中の前記メ
モリセルの前記コントロールゲートと前記ソース・ドレ
インとの一方に、前記非選択ブロック中の前記メモリセ
ルの前記フローティングゲートと前記ソース・ドレイン
との間に加わる電位を緩和する緩和電位印加手段を備え
るものとして構成される。
【0016】本発明の第2のメモリは、前記第1のメモ
リにおいて、前記メモリセルアレイ中の前記メモリセル
は、行方向に並んで1列を構成するもののコントロール
ゲートがそれぞれ1本のワード線に接続されており、列
方向に並んで1列を構成するもののドレインがそれぞれ
1本のデータ線に接続されているものとして構成され
る。
【0017】本発明の第3のメモリは、前記第2のメモ
リにおいて、前記ブロックは、前記データ線の1本に接
続された前記メモリセルの複数を有する列ユニットの任
意数を備えるものとして構成され、前記ブロックは列方
向に並んでいるものとして構成される。
【0018】本発明の第4のメモリは、前記第2のメモ
リにおいて、前記ブロックは、前記ワード線の1本に接
続された前記メモリセルの複数を有する行ユニットの任
意数を備えるものとして構成され、前記ブロックは行方
向に並んでいるものとして構成される。
【0019】本発明の第5のメモリは、前記第3のメモ
リにおいて、前記緩和電位印加手段は、前記非選択ブロ
ック内の前記メモリセルのソースに前記緩和電位を印加
するものとして構成される。
【0020】本発明の第6のメモリは、前記第4のメモ
リにおいて、前記緩和電位印加手段は、前記ワード線を
介して前記非選択ブロック内の前記メモリセルの前記コ
ントロールゲートに前記緩和電位を印加するものとして
構成される。
【0021】
【作用】メモリセルアレイは複数のブロックに分割され
ている。あるブロック(選択ブロック)についてデータ
の書き換えを行なうときには、他のブロック(非選択ブ
ロック)中のメモリセルのソース又はコントロールゲー
トに緩和電圧を加え、フローティングゲートとソース・
ドレインとの間のストレスを緩和して、誤書き込み、誤
消去を防止する。
【0022】プログラム時、非選択ブロック中のメモリ
セルのソースとドレインをイコライズして、コントロー
ルゲートとソース・ドレインとの間の電界を緩和すると
共にチャネル電流を流さないようにして、誤書き込みを
防止する。
【0023】負電圧消去方式を実施するに当り、非選択
のブロック中のセルのソース線及びワード線を消去電圧
に設定する前にソース線とデータ線をイコライズし、そ
のイコライズを消去動作後に解除することにより、非選
択セルの誤動作を防止する。
【0024】
【実施例】第1の実施例として図1にデータ線方向にセ
ルアレイを16分割した場合の装置を示す。ここでは、
メモリセルアレイ1を16個のブロック2に分割し、そ
れぞれのブロック2にブロック消去回路3を設けてい
る。図中、5はロウデコーダであり、6はカラムゲー
ト、7はプリロウデコーダである。上記ブロック2の詳
細は図2に示される。この図2からわかるように、各ブ
ロック消去回路3が各ブロック2内の各セルCXYのソー
スに共通に接続されている。1つのデータ線DLαβに
共通に接続されている各セルは同一ブロック内に配置さ
れている。それに対し、1つのワード線WLiに共通に
接続されているセルは複数のブロックに分割されてい
る。
【0025】このようなブロック構成の装置での1ブロ
ックにおける書き換え動作を以下に説明する。
【0026】前述した2層構成のセルでの消去シーケン
スにおいては、過消去に伴ってセルがディプレッション
化して読み出し時に誤動作が生じるのを防ぐため、予め
対象とするブロック内の全セルに書き込んだ後にそのブ
ロック内の全セルを同時に一括消去する。書き込みはE
PROMと同様なシーケンスで行なわれる。つまり、1
ブロック内のデータを書き換える時は2回の書き込み動
作が行なわれる。この時、書き換えているブロックと共
通のワード線につながる非選択ブロック内のセルにはコ
ントロールゲートストレスがかかることになる。
【0027】本実施例では、非選択ブロックにおいて
は、消去セルのフローティングゲートとソースとの間の
電界を緩和するために、セルソースに、ある一定の電位
(緩和電位)を印加するようにしている。例えば、セル
ソースに2V印加した場合は、フローティングゲートと
ソース間の電界はほぼ5MV/cmとなり、セルソース0V
の時のほぼ7.5MV/cmと比べてほぼ2.5MV/cmだけ
電界が緩和される。
【0028】図3には、本発明の一例に係るブロック消
去回路3の回路構成を示した。この回路は、消去時にブ
ロックの選択と消去回路を動作させるための、ブロック
選択アドレスBSAが入力されたNAND回路NA10
0からのアドレス選択信号BSとNEraseとのNORを
とるNR100を有するブロック選択部11と、トラン
ジスタT110〜T115とインバータI110より構
成されたレベルシフタ12と、選択したブロック2を充
電するための充電トランジスタT116と、消去時以外
の時にセルソースを放電させる放電トランジスタT12
0,T121と、放電のタイミングをコントロールする
インバータI120〜I124とNAND NA120
とを有する遅延回路13と、トランジスタT130〜T
132と抵抗R130,R131から成る非選択ブロッ
クバイアス回路14と、から構成されている。
【0029】次に、図3の回路3の動作を説明する。
【0030】消去時に、アドレスにより選択されたある
ブロック2につながるブロック消去回路3においては、
NA100の出力BSは“L”になり、NEraseは
“L”になり、NR100の出力はEA=“H”とな
る。よって、充電P‐chトランジスタT116のゲー
トに加えられるレベルシフタ12の出力はEAG=
“L”となり、VPP=12VがセルソースCSに印加さ
れる。
【0031】この時、NEraseとその遅延信号がそれぞ
れ入力する放電トランジスタT120とT121は共に
オフしている。非選択ブロックバイアス回路14におい
ては、NErase=“L”であり、T130はオン状態、
T131はオフ状態となっている。このため、T130
から抵抗R130,R131を通してグランドに電流が
流れ、ノードNEGは中間電位となる。しかし、T13
2は、セルソースがVPPによって充電されているが、ゲ
ートが低いため、カットオフしている。
【0032】次に、非選択ブロック2につながるブロッ
ク消去回路3では、アドレスによりデコーダNA100
の出力BSは“H”となり、レベルシフタ12を駆動す
るNR100からの出力はEA=“L”となり、充電P
‐chトランジスT116のゲートノードEGAは
“H”(=VPP)となり、充電トランジスタT116は
オフ状態となる。非選択ブロックバイアス回路14はN
Erace=“L”であり、T130がオン状態、T131
がオフ状態となり、T130から抵抗R130,R13
1を通してグランドに電流が流れる。これにより、R1
30とR131の中間であるノードNEGは、T130
とR130,R131との抵抗分割で決まる電位とな
る。よって、セルソースCSはT132より充電され、
NEG−VTH(T132)の電位となる。例えば、NE
Gを3Vに設定し、T132のVTHを1Vとすると、セ
ルソースCSは2Vになる。この時、選択されたブロッ
ク消去回路3と同様に放電トランジスタT120,T1
21はオフ状態にある。
【0033】消去終了後は、NErase=“H”となり、
選択ブロック2では充電トランジスタT116がオフに
なり、非選択ブロック3ではT130がオフ、T131
がオン状態になり、充電トランジスタT132がオフ状
態となる。同時に、NErase=“H”になることから、
まずT120がオン状態になり、セルソースCSの放電
が始まる。さらに、遅延回路13によりT121のゲー
トが一定時間後“H”になり、T121が放電する。こ
こで、2つのトランジスタT120,T121で放電し
ている理由は、セルソース部分のジャンクション容量が
大きいため、寸法の大きなトランジスタで一度に放電さ
せると過大のピーク電流が流れるためである。トランジ
スタT120は寸法を小さく設定し、少しずつ放電さ
せ、ある程度放電して電位がさがってから寸法を大きく
設定したトランジスタT121で放電させている。放電
トランジスタT121の寸法を大きく設定する理由は、
セルの読み出し時やプログラム時にセルソースCSが0
V(=グランド)より浮くことを防ぐためである。特
に、プログラム時は数mAの電流が流れるため、W=数
100〜1000μm程度の寸法が必要である。
【0034】プログラム時、読みし時及びスタンドバイ
時は、NErase=Hであり、充電トランジスタT11
6,T132はオフ状態にあり、放電トランジスタT1
20,T121はオン状態にあり、セルソースCSをグ
ランド(=0V)にする。
【0035】それぞれのモードでのノード電位を第3表
に示した。
【0036】 第 3 表 NErase BS EA EGA CS 消去時 選択ブロック L L H L 12V 非選択ブロック L H L H 2V プログラム時 H * L H 0V 読み出し時 H * L H 0V スタンドバイ時 H * L H 0V 図4〜図7にブロック消去回路3中の非選択ブロックバ
イアス回路の他の例を示した。
【0037】図4は、図3の抵抗R130,R131を
トランジスタに置き換えたものである。即ち、R130
をT141〜T144に、R131をT145,T14
6に置き換えている。基本的には、抵抗分割により充電
トランジスタT148のゲート電位NEGを決めてい
る。
【0038】図5は、充電トランジスタT155のゲー
ト電位NEGをT152,T153のトランジスタのV
THで決めるものである。この回路構成では、ノードNE
Gは2VTHとなりセルソースCSは、ほぼVTHレベルと
なる。
【0039】図6は、DタイプトランジスタT161の
THでセルソースCSを決める回路である。消去時には
NErase=“L”であり、T160はオン状態、T16
1のゲートは“L”であり、非選択ブロックのセルソー
スは、DタイプトランジスタT161のVTHまで、つま
り1〜2V程度まで充電される。
【0040】図7は、EタイプトランジスタT170の
TH落ち(電位降下)を用いた回路である。NErase=
“L”でT171もオン状態となり、T170のVTH
ちレベルがセルソースCSに印加される。図6、図7の
場合は、図3〜図5の様に電流を常時流した状態で使用
しないので、パワーセーブとなる。
【0041】以上のそれぞれの回路は、消去時以外のプ
ログラム時、読み出し時、スタンドバイ時、NErase=
“H”によりオフとなる。
【0042】図8にカラムゲートの構成図を示した。
【0043】この図8は図1に対応し、そのうちの1つ
のブロックのカラムの構成と、ロウデコーダのバッファ
ーと、ワード線のうちの1本と、そのワード線に共通に
接続されているセルC111 〜C1m1 を示している。例え
ば4Mビットのセルアレイを、32Kバイト毎の複数の
ブロックにデータ線に沿った方向に16分割した場合を
示している。1ブロックのデータ線は128本であり、
1ブロックに8I/O 分含まれている。このため、1ブロ
ック内の1I/O はデータ線16本を有する。1ブロック
内での1バイトの選択はカラム信号h1〜h16の1つ
で行なわれる。各ブロックは、カラム信号s1〜s16
の1つで選択される。
【0044】図中、T200〜T207はブロック選択
のためのカラムゲートトランジスタ、T210〜T28
7はカラム信号h1〜h16で選ばれるカラムゲートト
ランジスタを示す。
【0045】図9にはロウデコーダ5の構成図を示し
た。
【0046】同図において、MDは、ロウプリデコーダ
からの出力RAi,RBi,RCiで選択される複数の
トランジスタT350〜T355を有するロウデコーダ
のメインデコーダ、T300,T310,T320,T
330,T340〜T343はロウプリデコーダの出力
RDRi,RDLiで選択されるトランスファーゲー
ト、T300′,T310′,T320′,T330′
は充電トランジスタ、T301〜T303,T311〜
T313,T321〜T323,T331〜T333は
フィードバックタイプのインバータである。同図の左側
の回路CIRは、右側の回路CIRと同一の構成を有す
る。
【0047】例えば、ワード線WL1を選択する場合
は、出力RAi,RBi,RCiで選択されるメインデ
コーダMDでは、RA=RB=RC=“H”となり、ノ
ードMAINは“L”となる。さらに、WL1を選択す
るRDR1は“H”、NRDR1=“L”となり、他は
RDR2〜RDR4=“L”、NRDR2〜NRDR4
=“H”となる。よってT302がオン、T303がオ
フとなることから、WL1はSW電位となる。このと
き、T312,T322,T332はオフ、T313,
T323,T333はオン状態となり、よってWL2〜
WL4はグランドレベルとなる。
【0048】本発明の実施例のブロック構成では、図1
に示すように、ロウデコーダ5をはさんで第1〜8のブ
ロック2と第9〜16のブロック2とに分かれている。
このため、左右に分かれているトランスファーゲートR
DRi,RDLiゲートは、ブロック選択のカラム信号
Siとロジックをとり、選択されたブロックに接続され
る右又は左のワード線のみを駆動する様にする。
【0049】図10には、非選択ブロック内の消去セル
のコントロールゲートに加えられるストレス時間とセル
THの変動との関係を示したグラフである。ここではセ
ルソースは0Vとしてある。コントロールゲートストレ
ス時間が長くなると、セルVTHの上昇がみられる。この
上昇は、コントロールゲート電位に依存性がある。VCG
=13Vでは、100sec 程度で大きな上昇が見られ
る。これに対し、VCG=9Vでは1000sec まで急激
な上昇は見られない。以上ではセルソース部分は0Vと
した。しかし、今、セルソースを2Vとすると、フロー
ティングゲートとソース間の電界をVCG=13Vとした
ときの特性は、セルソース0V時のVCG=9Vのときの
特性にほぼ相当する。
【0050】今、コントロールゲートとフローティング
ゲートのカップリング比をCcf=0.5とし、ソースと
フローティングゲートのカップリング比をCsf=0.1
とすると、セルソース0V、VCG=13Vでは、フロー
ティングゲート電位VFGは VFG=Ccf×VCG=6.5V となり、ソースとフローティングゲート間の電界Esf
6.5MV/cmとなる。また、セルソース0V、VCG=9
Vでは、VFG=4.5Vとなり、Esfは4.5MV/cmと
なる。ここで、セルソースを2Vとし、且つVCG=13
Vとすると、 VFG=VCG×Ccf+Vs ×Csf=13×0.5+2×
0.1=6.7V となって、Esf=6.7−2=4.7MV/cmとなる。
【0051】この様に非選択ブロックのセルソースをほ
ぼ2V程度上昇させることにより、消去セルのVTHの変
動を十分におさえることができる。
【0052】VTHO をストレスのかかっていない消去セ
ルのVTHとし、VTHMax は読み出し時にアクセスタイム
が遅れることはなく、誤動作することのない限界のセル
THとする。
【0053】セルソース対策を実施していない場合は、
CG=13Vで数100秒のストレスでVTHMax になっ
てしまう。これに対し、セルソース上昇の対策を実施し
ているものでは、Vs =2V上昇させることにより、V
CG=4V降下と同様のストレスとなり、VCG=13Vで
1000秒以上のストレスでもVTHMax に達していな
い。
【0054】図1の実施例のブロック構成では、特定ブ
ロックに対してのみ105 回書き換えを繰り返したと
き、常に非選択ブロックのセルにかかるストレス時間は
ほぼ800秒であり、十分にストレスによる誤動作は防
ぐことができる。
【0055】次に第2の実施例を図11を参照して述べ
る。
【0056】この実施例では、第1の実施例とは異な
り、メモリセルアレイをワード線方向にブロック分割し
ている。ブロック消去回路3は第1の実施例同様各ブロ
ックに接続されている。セルの配置を図12に示す。1
つのワード線WLに共通に接続されているセルCは、同
一ブロック内に配置されている。これに対し、1つのデ
ータ線CLに共通に接続されているセルCは幾つかのブ
ロックに分けられている。この構成では、1つのデータ
線CLに第1〜16のブロック2の全てのブロックに配
置されているセルが共通に接続されている。ロウデコー
ダ5は、特定のブロック2におけるワード線WLを高電
位にして特定のブロック2を選択すると共に、他の非選
択ブロック2におけるワード線WLを、例えば選択ブロ
ック2のワード線WLの電位の半分ぐらいの電位まで昇
圧する、という機能を有するものとして構成されてい
る。このような、非選択ブロックのワード線昇圧のため
の回路としては、ワード線昇圧用として汎用されている
どのようなものでもよい。
【0057】本実施例では、非選択ブロックのコントロ
ールゲートをVCG=5Vにすることによりストレスを緩
和できる。
【0058】非選択ブロックの書き込みセルについて、
CG=0Vでは、VFG−VD =5.6Vで、5.6MV/
cmとなるに対して、VCG=5Vでは、VFG−VD =3.
8Vで、3.8MV/cmとなり、1.8MV/cm電界緩和で
きる。
【0059】本発明の実施例によれば、以下の効果が得
られる。
【0060】フラッシュE2 PROMをブロック分割し
て、ブロック毎に書き換え可能にしたセルアレイ構成に
おいても、非選択ブロックのセルにかかるストレスを緩
和することができる。例えば、特定ブロックのみについ
て105 回書き換えを繰り返しても、非選択ブロック内
のセルのVTH変動を十分に抑えることができる。例えば
カラム方向分割の場合、VCG=13Vにおいて、セルが
誤動作しないセルVTHMax に上昇するまでの時間が数十
倍長くなり、105 回書き込み/消去サイクルに十分の
マージンがある。
【0061】また、従来の一括全ビット消去に加えてブ
ロック単位の消去が可能であり、付加価値がふえ、さら
に信頼性よく書き込み/消去サイクルの増加が達成でき
る。
【0062】次に、第13〜19B図を参照してさらに
別の実施例について説明する。これらの図に示した実施
例は、プログラム時、非選択ブロックメモリセルのソー
スとドレインを共に等しい任意電位に同時にバイアス
し、セルコントロールゲートとソース・ドレインとの間
の電界を緩和すると同時に、チャネル電流を流さないよ
うにして、誤書き込みを防止し、信頼性の向上を図るよ
うにしたものを示す。
【0063】図13は、上記実施例の全体構成を示す。
この図13においては、セルアレイをデータ線DLiに
沿って分割し、複数のブロック2i(21 ,22 ,…)
としている。この回路は、各ブロック共通のストレス緩
和回路SEと、各ブロック毎のソース線SL1,SL
2,…に接続したブロック消去回路BE1,BE2,…
を備えている。今、ブロック2lについてみれば、ソー
ス線SLlは、ブロック消去回路BElの出力信号SD
I(l)がゲートに与えられたトランスファーゲートT
EQ1l〜TEQnlを介して、各データ線DL1l〜
DLnlに接続されている。さらに、ソース線SLlと
ストレス緩和回路SEの出力(GSE)とは、ブロック
消去回路BElの出力信号SSI(l)がゲートに与え
られたトランスファーゲートTUS(l)を介して、接
続されている。他のブロックも、上記ブロックlとほぼ
同様の構成を有する。なお、図中、HPはプログラムコ
ントロール回路、PHCは書き込み用昇圧回路、CGは
カラムゲート、RDはロウデコーダ、ECは消去コント
ロール回路を示す。
【0064】このような構成の回路の動作を説明する。
今、ブロック2lを選択し、さらにセルC11lを選択し
て書き込みするとする。即ちこの選択ブロック2lで
は、選択ワード線WL1及び選択データ線DL1lは、
ロウデコーダRD、カラムゲートCGを介して書き込み
昇圧回路PHCと接続され、選択セルCnlの書き込み
を行なうとする。このとき、選択ブロック2lのブロッ
ク消去回路BEの出力信号SDI(l)及びSSI
(l)はレベルLであり、ソース線SLはデータ線D
1l、ストレス緩和回路の出力(GSE)とは切り離
されている。非選択ブロック、例えばブロック2
(l+1) では、ブロック消去回路BE(l+1) の出力信
号SDI(l+1) 、SSI(l+1) はレベルHとなり、
トランジスタTEQ1(l+1) 〜TEQn(l+1) 及びTU
(l+1) はオンする。これにより、ソース線とデータ
線DL1(l+1) 〜DLn(l+1) はストレス緩和回路
SEと接続される。これにより、セルソース・ドレイン
はストレス緩和回路SEの設定電圧であるほぼ2Vにバ
イアスされる。このようにして、全ての非選択ブロック
において、選択ワード線WL1上のセルのゲートとソー
ス・ドレインとの間の電界が緩和される。
【0065】次に、非選択ブロック、例えばブロック2
(l+1) でのストレス緩和のタイミングについて説明す
る。書き込み時に非選択ブロック2(l+1) 中のセルの
ゲートストレスを緩和するため、ワード線WL1が立ち
上がる前にソース・ドレイン電圧VSD(l+1) を上げ、
ワード線WL1が立ち下がった後にソース・ドレイン電
圧VSD(l+1) を下げる必要がある。イコライズのタイ
ミングとしては、ストレス緩和回路SEからの充電の前
にソース・ドレインをイコライズしておき、ソース・ド
レインの放電が終了してからイコライズの解除する。つ
まり、プログラム状態になるとプログラムコントロール
回路PCへの入力HPがレベルHとなり、プログラム系
回路が動作を開始する。非選択ブロック2(l+1) では
SDI(l+1) ,SSI(l+1) がレベルHとなり、ト
ランジスタTEQ1(l+1) 〜TEQn(l+1) ,TUS
(l+1) がオンする。これによりソースとドレインとの
間がイコライズすると共に、ソースとドレインをストレ
ス緩和回路SEに接続する。同時に、ストレス緩和回路
SEが動作し、ソース・ドレインを所定電位まで充電す
る。ソース・ドレインが設定値まで上がってからワード
線WL1を立ちあげる。プログラム終了時は、ワード線
WLが立ち下がってから、ブロック消去回路BE
(l+1) の出力SSI(l+1) がレベルLとなる。これ
により、トランジスタTUS(l+1) がオフしてストレ
ス緩和回路SEとソース・ドレインとの間を切り離す。
さらに、ソース・ドレインの電位が下がってから、ブロ
ック消去回路BE(l+1) の出力SDI(l)がレベル
Lとなり、トランジスタTEQ1(l+1) 〜TEQ
n(l+1) がオフし、ソース・ドレインのイコライズを解
除する。このようにタイミングを設定することによっ
て、非選択セルにチャネル電流が流れることなく、コン
トロールゲートとソース・ドレインとの間の電界が緩和
され、誤書き込みの発生を十分抑えることができる。
【0066】図14にプログラムコントロール回路PC
への入力信号HP、出力信号RP、HSP、ワード線W
L1の電位、セルソース・ドレイン電位、ブロック消去
回路BE(l+1) の出力信号SSI(l+1) ,SDI
(l+1) のタイミングを示した。入力信号HPは、プロ
グラム信号で、装置にプログラム命令が入ったときにレ
ベルHになる信号である。信号RPは、プログラム昇圧
回路を駆動する信号で、入力信号HPが立ち上がってか
ら任意時間t1 だけ遅延してから立ち上がり、入力信号
HPの立ち下がりと同時に下がる信号である。信号HP
Sは、ブロック消去回路BEiとストレス緩和回路SE
を駆動する信号であり、入力信号HPの立ち上がりと同
時に上がり、入力信号HPの立ち下がりより任意時間t
2 だけ遅延してから立ち下がる。信号HCPは、プログ
ラム開始から、ワード線WL1、データ線DL1、ソー
ス線に印加されていた電圧が放電されるまでレベルHと
なる信号であり、信号HPの立ち上がりと同時に上が
り、信号HPの立ち下がりより任意時間t3 だけ遅延し
て立ち下がる信号である。信号RSTPは、プログラム
終了時のデータ線DL1lの放電信号で信号HPSが立
ち下がってからデータ線DL1lが完全に放電するまで
パルス信号を出す。上記のタイミングでは、遅延時間t
1 ,t2 ,t3 の関係を、t3 ≧t1 >t2 に設定して
いる。ワード線WL1は、信号RPで制御され、信号R
Pに同期して立ち上がり、立ち下がる。ソース線とデー
タ線DL1lの充放電は、信号HPSで制御され、信号
SSI(l)がゲート入力しているトランジスタTUS
(l+1) を介してストレス緩和回路SEとの接続・切り
離しを行なう。ソース線SL(l+1) とデータ線DL
1(l+1) 〜DLn(l+1) のイコライズはプログラム開始
から終了まで行ない、イコライズ信号SDI
(l+1) は、信号HCPと同期して動く。
【0067】図15は、図13のプログラムコントロー
ル回路PCを示し、図14で示した信号HPS,RP,
HCP及びRSTPを出力する。この例では、遅延回路
DC1が遅延時間t1 ,t3 を設定し、遅延回路DC2
が遅延時間t2 を設定する。
【0068】図16は図13のブロック消去回路BEi
の回路例を示す。SIはブロックを選択するデコーダか
らの信号である。HPSはプログラムコントロール回路
PCの出力信号であり、プログラム時のみレベルHとな
る。REは消去コントロール回路ECの出力信号で、消
去時のみレベルHとなる。
【0069】図16を参照してソース線SLの充放電の
動作を以下に説明する。
【0070】ソース線SL(ソース)の充電は、素子I
100,I109,NR100,T100〜T103,
I102で構成されたレベルシフタロジックの出力ノー
ドnBが接続されているトランジスタT104を介して
行なわれる。ノードnBがレベルHの時、トランジスタ
T104はオフし、ソース線SLは充電されない。ノー
ドnBがレベルLの時、トランジスタT104はオン
し、ソース線SLが充電される。ソース線SLの放電
は、素子ND100,I101,NR101からなるロ
ジックの出力ノードnCの接続されたトランジスタT1
05と、ノードnCが入力側に接続されたインバータI
103と、トランジスタT106〜T111で構成され
たソース電位検知回路の出力ノードnGがゲートに接続
されたトランジスタT112により行なう。ノードn
C、ノードnGがレベルHの時、トランジスタT10
5,T112はオン状態となりソース線SLを放電す
る。トランジスタT105としては放電能力の小さなト
ランジスタを用い、T112としては放電能力の大きな
トランジスタを用いている。これは、ソース電位の放電
時のピーク電流を抑えるためである。これにより、放電
初期時は能力の小さいトランジスタT105で徐々に放
電し、ソース電位がある程度低くなってからは能力の大
きいトランジスタT112で急激に放電する。さらに、
放電能力の大きいトランジスタを設けるのは、書き込み
やリード時にソース電位が上昇しないようにするためで
もある。ノードnC、ノードnGがレベルLの時はトラ
ンジスタT105,T112はオフとなりソース線SL
は放電されない。さらに、素子I104〜I108,C
100〜C103,NR102からなるロジックは、ソ
ース線SLとデータ線DLとをイコライズする信号のタ
イミングを設定するための遅延回路である。
【0071】第4表にプログラム、消去、リード時の選
択ブロック、非選択ブロックそれぞれの信号線と主要ノ
ードの電圧をまとめて示す。ここでは、Vcc=5V、V
pp=12Vとした場合の例を示す。
【0072】
【表2】 次に、各モードでの詳細な動作について以下に説明す
る。
【0073】プログラム時、全てのブロックでRE=L
であり、ノードnBはレベルHとなりソース線SLにV
ppからの充電はない。選択ブロックでは、SI=Hであ
り、ノードnC、ノードnGもHとなり、ソース線SL
は放電状態となり、選択セルのプログラム電流(数百m
A)を十分に流すことができる。非選択ブロックでは、
SI=LでありHPSがHになるとノードnC、ノード
nGはLになり、放電トランジスタT105,T112
はオフとなる。同時に、SSIとSDIがHになり、ソ
ース線SLとデータ線DLがイコライズされ、ソース線
SLがストレス緩和回路と接続され、ソース線SLはス
トレス緩和回路SEの設定電位となる。ここでは、スト
レス緩和回路SEの動作開始と、ソース線SLとデータ
線DLとのイコライズを同時に行なっている。しかし、
イコライズトランジスタTEQのゲート容量に比べ、ソ
ース・ドレインの接合容量が十分に大きい。このため、
ソース線SLとデータ線DLの充電には時間が掛かり、
ソース線SLとデータ線DLとの間の電位差がない状態
で電位が上昇していく。プログラム終了時は、HPSが
Lとなり、まずT105の放電トランジスタがオンし、
ソース線・ドレイン線SL,DLの放電を開始する。ソ
ース線SLの電位が下がり、トランジスタT110のし
きい値Vth以下になると、ノードnGは徐々に充電し、
一定時間後に放電トランジスタT112もオンし、ソー
ス線SLは十分に放電される。本例では、ノードnGの
充電はDタイプトランジスタT107で制御している。
【0074】消去時は、HPS=Lである。SI=Hの
選択ブロックでは、消去開始時RE=Hになるとノード
nB、ノードnC、ノードnG=Lとなり、ソース線S
LにVppが充電される。消去終了時RE=Lになると、
ノードnBとノードnCはHとなる。まず放電能力の小
さい放電トランジスタT105で放電を開始し、ソース
線SLの電位が一定電位以下になると、放電能力の大き
い放電トランジスタT112もオンし、2つのトランジ
スタT105,T112で放電する。SI=Lの非選択
ブロックでは、ノードnB、ノードnC、ノードnGは
それぞれHであり、ソース線SLは0Vとなり、消去状
態にならない。
【0075】リード、スタンドバイ時は、RE=L、H
PS=Lであり、ソース線は0Vになる。
【0076】図17は、ブロック消去回路BEの他の例
を示し、ソース線・データ線イコライズ信号SDIを遅
延回路を用いず、ラッチ回路を用いて生成する例の回路
図である。信号のタイミングは図16の回路と同じであ
る。図17において、図16と同等の要素には同一の符
号を付している。
【0077】図18は、ブロック消去回路BEのさらに
他の例を示す。この例は、ソース線SLの放電をソース
電位をフィードバックして行なうタイプでなく、一定時
間の遅延回路を用いて行なうようにしている。タイミン
グは、図16のタイミングと同様に設定する。図18に
おいて、図17と同等の部分には同一の符号を付してい
る。
【0078】図19に図13のストレス緩和回路SEの
回路例を示す。トランジスタT400〜T405は、信
号GSEを設定するための定電圧回路CCCを構成す
る。トランジスタT406とT407,T411とT4
12は、それぞれ充電回路CCa ,CCb を作る。トラ
ンジスタT413、放電トランジスタである。トランジ
スタT408〜T410は、放電トランジスタT413
のゲート電圧をコントロールするフィードバック回路F
BCである。トランジスタT414は、リセットトラン
ジスタである。
【0079】上記図19のストレス緩和回路SEの動作
を以下に説明する。
【0080】この回路SEは、プログラム時にはストレ
ス緩和電位GESをほぼ2Vに設定し、プログラム時以
外の時はGSE=0Vとするものである。HPSB=L
になると、定電圧回路が動作し、ノードnHが設定電圧
になる。充電回路CCa ,CCb においては、トランジ
スタT407,T410がオンし、GSEの充電を開始
する。GSEが設定値まで上がると、充電回路CCa
充電をストップし、充電回路CCb は以下に述べるよう
に放電トランジスタT413とのレシオで決まる電流を
流す。フィードバック回路FBCは、トランジスタT4
09のgmを絞り、初期充電時はノードnKほぼ0Vに
し、GSEが所定の電圧値になったときはノードnKを
任意の電位Va(<Vcc:電源電圧)にるように設定す
る。放電トランジスタT413は、初期充電時はゲート
ノードnKほぼ0Vであるため、オフ状態である。しか
し、GSEが高くなると放電を開始し、充電回路CCb
とのレシオでGSEを設定電位にする。
【0081】この回路SEでは、定電圧回路のノードn
Hの電位とトランジスタT407,T410のしきい値
thとでGSEの電位を決めており、VnH−Vthとな
る。ただし、VnHはノードnHの電位である。この例で
は、T407,T410をIタイプトランジスタ(Vth
ほぼ0V)で構成し、定電圧回路の出力ノードnHの設
定値でGSEが設定できるようにしている。これによ
り、定電圧回路CCCの設定値を変えることによって、
GSEは1V〜3Vの範囲で容易に設定できる。
【0082】次に、セルアレイの分割の態様と消費電力
との関係について述べる。
【0083】図20では、例えば容量4Mビットのセル
アレイを2分割してセルアレイユニットCAU1,CA
U2とし、それらをロウデコーダRDの両側に1つ宛配
置し、且つ各セルアレイユニットCAU1,CAU2を
それぞれ8つのブロックBLC1〜BLC8,BLC9
〜BLC16に分割している例を示した。図21では、
例えば容量4Mビットのセルアレイを4分割してセルア
レイユニットCAU1〜CAU4とし、それらをロウデ
コーダRD1,RD2の両側に1つ宛配置し、且つ各セ
ルアレイユニットCAU1〜CAU4をそれぞれ4つの
ブロックBLC1〜BLC4,BLC5〜BCL8,B
LC9〜BLC12,BLC13〜BLC16に分割し
ている例を示した。
【0084】選択セルアレイユニットのみを駆動し、非
選択セルアレイユニットは待機状態とすればよい。この
とき、非選択セルアレイユニットにはストレスは掛から
ない。よって、この非選択のセルアレイユニットにはス
トレス緩和電圧を印加する必要はない。選択セルアレイ
中の非選択ブロックのみに緩和電圧を印加すれば良い。
選択セルアレイ中の非選択ブロックのストレス緩和電圧
の充放電を考える。上記非選択ブロックは、図20の2
分割セルアレイの場合は7ブロック、図21の4分割セ
ルアレイの場合は3ブロックである。1ブロック当たり
の接合容量は800pFと考えられる。よって、ストレ
ス緩和回路の充放電容量は、図20の場合では5600
pFとなり、図21の場合には2400pFとなる。非
選択ブロックを2Vまで、時間200nsで、充電する
ためには、充電トランジスタのディメンジョンW(チャ
ネル幅)は3000〜5000μm必要である。よっ
て、ピーク電流は2分割のものではほぼ22mA、4分
割のものではほぼ14mAとなる。放電トランジスタの
ディメンジョンWは、プログラム時に1mA程度のプロ
グラム電流を流しても、ソースの電位が0.1V以上浮
かないようにするためには、W=800μm以上必要で
ある。このトランジスタで、2Vのソース電位を放電す
ると、放電時間は100ns以下となり、且つピーク電
流が2分割のものではほぼ600mAとなり、4分割の
ものではほぼ220mAとなる。このように、セルアレ
イの分割の態様は消費電流に大きな影響を与える。例え
ば、図20の2分割のものと図21の4分割のものでは
消費電流に1.5〜2.5倍の差がある。しかも、この
ままではピーク電流が非常に大きいという難点がある。
本実施例では、これに着目し、図21の4分割セルアレ
イにおいて、充電時にはDタイプトランジスタで電流を
制限してピーク電流をほぼ10mA以下に抑えている。
さらに放電時には、放電能力が大小の第1及び第2の2
つのトランジスタにより、当初は放電能力の小さな第1
トランジスタだけで放電し、その後はそれよりも放電能
力の大きい第2のトランジスタと第1のトランジスタの
2つのトランジスタにより放電するようにして、ピーク
電流を1ブロック当たりほぼ2mA以下に抑えている。
このように本発明の実施例では、セルアレイを分割する
という構成と、ピーク電流を抑える構成とを組み合わせ
ることにより、パワーを抑えて、高速の動作を実現する
ようにしている。
【0085】このように、本発明の実施例によれば、選
択ブロックの書き込み時、非選択ブロックにおけるメモ
リセルに加わるストレスを緩和すると同時に、非選択ブ
ロック中のセルのソースとドレインをイコライズするよ
うにしたので、非選択セルにセル電流が流れず、非選択
ブロックにおける誤書き込みの発生を抑制できる。
【0086】次に、消去時に非選択セルにセル電流が流
れないようにしつつ電圧設定できるようにして、非選択
セルの誤動作を防ぐようにした実施例について説明す
る。これを実現するため、この実施例では、ソース線S
L及びワード線WLに消去モードとしての電圧を印加す
る前に、ソース線SLとデータ線DLとをイコライズす
るようにしている。
【0087】本発明の上記実施例の概念図を図22に示
し、タイミング図を図23に示す。消去状態には、時刻
1 に消去信号EraseがHレベルとなる。これにより消
去状態になると、ソースバイアス回路SBCの出力EQ
がHレベルとなる。これにより、イコライズトランジス
タTEQ1〜TEQ2はオンし、ソース線SLとデータ
線DL1,DL2がつながって、時刻t2 に、セルソー
スの電位VSとセルドレイン(データ線DL1,DL
2)が同電位(例えば、5V)になる。この後、選択ワ
ード線(例えば、WL1)、非選択ワード線(例えば、
WL2)をそれぞれ設定電位にする。例えば、選択ワー
ド線WL1は−10Vに、非選択ワード線WL2は5V
に設定する(時刻t3 )。上記電圧設定での重要な点
は、ソースとドレインの電圧が完全にイコライズされて
から、ワード線WL1,WL2の電圧を設定すること、
且つ非選択セルのワード線WL2が5Vまで充電する時
にセル電流を流さないようにすること、にある。
【0088】時刻t4 の消去終了時には、時刻t4 から
開始したワード線WL1,WL2の放電が時刻t5 で終
了してから、ソース線SL、データ線DL1,DL2を
放電する。時刻t6 でソース線SL、データ線DL1,
DL2の放電が終った後、時刻t7 でイコライズを解除
する。このようにして、消去終了時でもセル電流が流れ
ないようにタイミング設定する。このようにタイミング
設定して、時間t1 〜t3 ,t4 〜t6 にセル電流が流
れないようにすることにより、非選択セルへの誤書き込
みを防止することができる。
【0089】集積度の増加にともない、ソース線、デー
タ線、ワード線の容量が増加している。このため、消去
時に急激な充放電を行なうと、ソース線、データ線、ワ
ード線に過大なピーク電流が流れ、チップを破壊する可
能性がある。このため、本実施例では、緩やかな充放電
を行なうようにしている。
【0090】 第 5 表 本発明の各電圧 モード セ ル WL DL ソース SW イレーズ イレーズ 選択セル −10 5 5 5 5 非選択セル 5 5 5 5 5 選択セル 12 6 0 12 0 プログラム 非選択セル 0 0 0 12 0 (12) (6) 選択セル 5 1 0 5 0 リ ー ド 非選択セル 0 0 0 5 0 (5) (1) 第5表は、各モードにおける各設定電圧例を示す。この
表を参照しつつ、図22のロウデコーダRD、負バイア
ス回路NBC、及びソースバイアス回路SBCの具体例
を説明する。
【0091】図24〜図28は、ロウデコーダRDの一
部を示す。
【0092】より詳しくは、図24は、イレーズ時に選
択ワード線に加える−10Vの電位を出力する回路を示
す。この図24の入力側のナンド回路NANDには全て
5Vの入力、即ち、アドレスが入力されるプリデコーダ
の出力信号入力RA,RB,RCが加えられる。これに
より、この図24の回路は図示の如くに動作して、出力
WLとして−10Vを出力する。この図24の回路動作
は当業者にとって周知のことであるので、詳しい説明は
省略する。
【0093】図25は、イレーズ時の非選択ワード線に
加える5Vの電位を出力する回路を示す。入力側のナン
ド回路NANDには、3つの入力RA,RB,RCが加
えられる。これらの入力のうちの少なくとも1つが0V
である。この図25の回路は図示の如くに動作して、出
力WLとして5Vを出力する。
【0094】図26は、プログラム時に選択ワード線に
加える12Vの電位を出力する回路を示す。入力側のナ
ンド回路NANDには全て5Vの入力が加えられる。こ
の図26の回路は図示の如くに動作して、出力WLとし
て12Vを出力する。
【0095】図27は、プログラム時に非選択ワード線
に加える0Vの電位を出力する回路を示す。入力側のナ
ンド回路NANDには3つの入力RA,RB,RCが加
えられる。これらの入力のうちの少なくとも1つが0V
である。この図27の回路は、図示の如くに動作して、
出力WLとして0Vを出力する。
【0096】図28は、リード時に選択ワード線に加え
る5Vの電位を出力する回路を示す。入力側のナンド回
路NANDには、全て5Vの入力RA,RB,RCが加
えられる。この図28の回路は図示の如くに動作して、
出力WLとして5Vを出力する。
【0097】図29、図30は、負バイアス回路NBC
を示す。図29は、消去時に出力VMSとして−10V
を出力する回路動作を示す。即ち、消去時には、トラン
ジスタT1に0〜5V発振の図示のクロックOSCが加
えられ、トランジスタT2にはイレーズ信号(5V)が
加えられる。これにより、ノードn1には0〜12Vの
図示の発振信号が得られる。この発振信号は次段のポン
プ回路PC1に入力される。これにより、ポンプ回路P
C1は動作する。このポンプ回路PC1内のノードn2
には0〜(−12)Vの図示の発振信号が得られる。一
方、ナンド回路NANDの一方の入力端には図示の0〜
5V発振のクロックOSCが入力され、他方の入力端に
は反イレーズ信号(0V)が入力されている。これによ
り、ノードn4は0Vとなる。このため、ポンプ回路P
C2は動作しない。ノードn7は5Vになり、T3はオ
フ状態である。これにより、ポンプ回路PC1の出力側
のノードn3、つまり出力VMSには−10Vが得られ
る。
【0098】図30は、消去時以外の時に、出力VMS
として0Vを出力する回路動作を示す。このモードにあ
っては、トランジスタT2へイレーズ信号(0V)が入
力され、ナンド回路NANDの入力端に反イレーズ信号
(5V)が入力される点が、図29と異なる。このモー
ド時には、降圧ポンプ回路PC1は動作しない。また、
ノードn5には0〜5V発振の図示の発振信号が得られ
る。これにより、ポンプ回路PC2が動作する。このポ
ンプ回路PC2中のノードn6には、0〜(−5V)発
振の発振信号が得られる。そして、ポンプ回路PC2の
出力側のノードn7は(−2)〜(−3)Vとなる。こ
れにより、T3がオン状態となりノードn3、つまり出
力VMSは0Vとなる。
【0099】図31は、2つのトランジスタTs1,Ts2
を有するノースバイアス回路SBCを示す。出力V
s は、消去時のみ5Vとなり、プログラム時及びリード
時は0Vとなる。
【0100】ワード線、データ線、ソース線の充放電時
のピーク電流を抑える対策として、先にも述べたように
セルアレイを分割して、ワード線、データ線、ソース線
に係る容量を減す方法がある。図32は、その一例を示
す。この例は、セルアレイを8分割し、8つのセルアレ
イユニットSAU1〜SAU8とした例である。各セル
アレイユニットSAUiをそれぞれn個のブロックBL
K1〜BLKnに分割している。図中、RDはロウデコ
ーダであり、CGはカラムゲートである。この図32の
メモリにおいては、8つのうちの1つのアレイユニット
を選択し、選択したユニットのみのワード線、ソース
線、データ線を駆動する。これにより、充放電時のパワ
ーが減少させられる。
【0101】さらに、他の方法としては、ワード線、ソ
ース線の充放電用トランジスタの電流駆動能力を小さく
して、充放電の電流を少なくして、ピーク電流を抑える
という方法もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成図。
【図2】その一部の詳細を示す回路図。
【図3】そのブロック消去回路の異なる具体例としての
回路図。
【図4】そのブロック消去回路の異なる具体例としての
回路図。
【図5】そのブロック消去回路の異なる具体例としての
回路図。
【図6】そのブロック消去回路の異なる具体例としての
回路図。
【図7】そのブロック消去回路の異なる具体例としての
回路図。
【図8】そのカラムゲート部分を示す詳細図。
【図9】ロウデコーダの要部を示す回路図。
【図10】図10は非選択ブロック内のメモリセルの特
性図。
【図11】本発明の異なる実施例の全体構成図。
【図12】その一部の詳細を示す回路図。
【図13】本発明の別の実施例の全体構成図。
【図14】その動作を示すタイミングチャート。
【図15】プログラムコントロール回路。
【図16】図13のブロック消去回路の1例の回路図。
【図17】別のブロック消去回路を示す回路図。
【図18】他のブロック消去回路を示す回路図。
【図19】ストレス緩和回路の回路図。
【図20】セルアレイの分割と消費電流との関係を説明
するための図。
【図21】セルアレイの分割と消費電流との関係を説明
するための図。
【図22】本発明のさらに別の実施例の概念図。
【図23】その動作タイミング図。
【図24】イレーズ時の図22の選択ワード線の状態を
示す図。
【図25】イレーズ時の図22の非選択ワード線の状態
を示す図。
【図26】プログラム時の図22の選択ワード線の状態
を示す図。
【図27】プログラム時の図22の非選択ワード線の状
態を示す図。
【図28】図22のロウデコーダのリード時の状態を示
す図。
【図29】消去時の図22の負バイアス回路の状態を示
す図。
【図30】消去時以外の図22の負バイアス回路の状態
を示す図。
【図31】図22のソースバイアス回路を示す。
【図32】本発明のさらに他の実施例の全体概念図。
【図33】従来例の概念図。
【図34】従来例のタイミングチャート。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 ブロック 14 非選択ブロックバイアス回路(緩和電位印加手
段) MC メモリセル WL ワード線 DL,CL データ線 CG コントロールゲート FG フローティングゲート S ソース D ドレイン

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コントロールゲート、フローティングゲー
    ト、ソース及びドレインを有する不揮発性メモリセルの
    複数がアレイ状に配置されてメモリセルアレイが構成さ
    れており、前記メモリセルアレイは前記メモリセルの複
    数を有するブロックの複数に分割されており、前記各ブ
    ロック毎に前記メモリセルのデータ書き換えを可能とし
    た不揮発性半導体メモリにおいて、 前記ブロック中の選択した選択ブロックにおける前記メ
    モリセルへの書き込み時に、前記選択ブロック以外の非
    選択ブロック中の前記メモリセルの前記コントロールゲ
    ートと前記ソース・ドレインとの一方に、前記非選択ブ
    ロック中の前記メモリセルの前記フローティングゲート
    と前記ソース・ドレインとの間に加わる電界を緩和する
    緩和電位印加手段を備える、 ことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  2. 【請求項2】前記メモリセルアレイ中の前記メモリセル
    は、行方向に並んで1列を構成するもののコントロール
    ゲートがそれぞれ1本のワード線に接続されており、列
    方向に並んで1列を構成するもののドレインがそれぞれ
    1本のデータ線に接続されている、請求項1記載の不揮
    発性半導体メモリ。
  3. 【請求項3】前記ブロックは、前記データ線の1本に接
    続された前記メモリセルの複数を有する列ユニットの任
    意数を備えるものとして構成され、前記ブロックは列方
    向に並んでいる、請求項2記載の不揮発性半導体メモ
    リ。
  4. 【請求項4】前記ブロックは、前記ワード線の1本に接
    続された前記メモリセルの複数を有する行ユニットの任
    意数を備えるものとして構成され、前記ブロックは行方
    向に並んでいる、請求項2記載の不揮発性半導体メモ
    リ。
  5. 【請求項5】前記援和電位印加手段は、前記非選択ブロ
    ック内の前記メモリセルのソースに前記援和電位を印加
    する、請求項3記載の不揮発性半導体メモリ。
  6. 【請求項6】前記援和電位印加手段は、前記ワード線を
    介して前記非選択ブロック内の前記メモリセルの前記コ
    ントロールゲートに前記緩和電位を印加する、請求項4
    記載の不揮発性半導体メモリ。
  7. 【請求項7】コントロールゲート、フローティングゲー
    ト、ソース及びドレインを有する不揮発性メモリセルの
    複数がアレイ状に配置されてメモリセルアレイが構成さ
    れており、前記メモリセルアレイは前記メモリセルの複
    数を有するブロックの複数に分割されており、前記各ブ
    ロック毎に前記メモリセルのデータ書き換えを可能とし
    た不揮発性半導体メモリにおいて、 前記ブロック中の選択ブロックにおける前記メモリセル
    への書き込み時に、前記選択ブロック以外の非選択ブロ
    ック中の前記メモリセルの前記ソースと前記ドレインを
    導通して同電位にするイコライズ手段と、 前記書き込み時に前記非選択ブロック中の前記メモリセ
    ルの前記ソース・ドレインと前記コントロールゲートと
    の間に加わる電界を緩和する緩和電位を前記妃選択ブロ
    ック中の前記メモリセルの前記ソース・ドレインに加え
    る緩和電位印加手段と、 前記ソース及び前記ドレインの少なくとも一方を前記援
    和電位印加手段に接続するスイッチング手段と、 前記イコライズ手段と、前記援和電位印加手段と、前記
    スイッチング手段とを制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、 前記書き込み開始時に、前記コントロールゲートに接続
    されているワード線を昇圧させる前に、前記イコライズ
    手段を駆動させ、前記書き込み終了時に前記ワード線降
    圧後に前記イコライズ手段を解除する第1の制御と、 前記書き込み終了時に、前記ワード線の降圧後に前記援
    和電位印加手段を停止させる第2の制御と、 を行なうものとして構成されている請求項7記載のメモ
    リ。
  9. 【請求項9】前記制御手段は、プログラム開始信号を遅
    延して出力して前記第1の制御を行わせる第1の遅延回
    路と、プログラム終了信号を遅延して出力して前記第2
    の制御を行わせる第2の遅延回路と、を有する、請求項
    8記載のメモリ。
  10. 【請求項10】前記第1の遅延回路の遅延時間は、前記
    第2の遅延回路の遅延時間よりも長く設定し、前記緩和
    電位の印加停止後に、前記スイッチング手段をオフし、
    この後に前記イコライズ手段をオフさせる制御を行なう
    ものとして構成されている、請求項記載のメモリ。
  11. 【請求項11】前記ブロックの複数は行方向に並んでお
    り、 前記ブロック中においては、複数の前記メモリセルがア
    レイ状に並んでおり、同一列における前記メモリセルの
    前記ドレインは同一のデータ線に接続されており、同一
    行における前記メモリセルの前記コントロールゲートは
    同一の前記ワード線に接続されており、前記メモリセル
    の複数の前記ソースは共通ソース線に共通に接続されて
    おり、前記複数のデータ線と前記共通ソース線は前記イ
    コライズ手段を介して接続されており、前記共通ソース
    線は前記スイッチング手段を介して前記緩和電位印加手
    段に接続されており、あるブロックにおけるある行のワード線と、それと隣り
    合うブロックにおける前記ある行のワード線とを接続し
    ている、 請求項7〜10のいずれかに記載のメモリ。
  12. 【請求項12】コントロールゲート、フローティングゲ
    ート、ソース及びドレインを有する不揮発性メモリセル
    の複数がアレイ状に配置されてメモリセルアレイが構成
    され、同一行における前記メモリセルの前記コントロー
    ルゲートは、同一のワード線に接続され、1つまたは複
    数の前記ワード線で複数のブロックに分割され、 前記ブロック中の選択ブロックの前記ワード線に負電圧
    を印加し、前記選択ブロック以外の非選択ブロックの前
    記ワード線に正電圧を印加することによりメモリセル中
    のデータを消去するようにした不揮発性半導体メモリに
    おいて、 前記消去時に前記非選択ブロックのメモリセルの前記ソ
    ースと前記ドレインを導通して同電位にイコライズする
    イコライズ手段と、前記ソースに消去電圧を印加する消
    去電圧印加手段と、を備えた不揮発性半導体メモリ。
  13. 【請求項13】前記消去電圧印加手段は、消去開始時
    に、前記コントロールゲートの昇降圧前にイコライズ手
    段をオンし、前記ソース及び前記ドレインのイコライズ
    した後に消去電庄を印加する制御と、消去終了時に前記
    コントロールゲートの電位が元に戻った後に前記消去電
    圧の印加を停止させその後に前記イコライズ手段をオフ
    する制御を行なうものとして構成されている、請求項1
    2記載のメモリ。
  14. 【請求項14】同一列における前記メモリセルの前記ド
    レインは同一のデータ線に接続されており、前記メモリ
    セルの複数の前記ソースは共通ソース線を介して前記消
    去電圧印加手段に接続されており、前記データ線と前記
    共通ソース線は前記イコライズ手段を介して接続されて
    いる請求項12又は13記載のメモリ。
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