JP2541368Y2 - 電子部品包装体 - Google Patents

電子部品包装体

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JP2541368Y2
JP2541368Y2 JP1990034026U JP3402690U JP2541368Y2 JP 2541368 Y2 JP2541368 Y2 JP 2541368Y2 JP 1990034026 U JP1990034026 U JP 1990034026U JP 3402690 U JP3402690 U JP 3402690U JP 2541368 Y2 JP2541368 Y2 JP 2541368Y2
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憲一 遠藤
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子部品をキャリアテープに収容してなる電
子部品包装体に関する。
〔従来の技術〕
従来,第3図に示すように,キャリアテープ1に形成
している多数の凹所2に電子部品3を収容し,その上に
カバーテープ4を接着してなる電子部品包装体が知られ
ている。ここで使用するカバーテープ4は単に平たいフ
ィルム状のものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
この電子部品包装体にICのように平べったい部品3を
収容した場合には特に問題はなかった。ところが,最
近,収容する電子部品が,異形部品等の分野に拡大され
ており,第4図に示すように,キャリアテープ1Aに深い
凹所2Aを形成し,その凹所2A内に,上面に突起を有する
背の高い部品3Aを収容するようになってきた。この場合
にもカバーテープ4Aは平坦なフィルム状のものであっ
た。しかし,このように背の高い部品3Aを深い凹所2Aに
収容してテーピングすると,テーピング後の輸送中等
に,第5図に示すようにキャリアテープの凹所2Aの内部
で電子部品3Aが倒れてしまい,これを電子部品の実装装
置にかけてキャリアテープから電子部品を取り出す際に
トラブルが生じるという問題があった。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので,少な
くとも上面で突起を有する背の高い電子部品を,キャリ
アテープの凹所内に,倒れることなく,常に正しい姿勢
で収容することのできる電子部品包装体を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するため,電子部品包装体
を構成するカバーテープに,キャリアテープの各凹所内
に入り込み,その凹所内に収容された電子部品との間に
隙間を残しながら前記突起をはさみ込む大きさの凸部を
設け,該凸部で前記凹所内の電子部品の姿勢を安定させ
たものである。
〔作用〕
本考案の電子部品包装体では,カバーテープに形成し
た凸部がキャリアテープの凹所内に入り込み,凹所内に
収容した電子部品の突起をはさみ込んで,その動きを抑
制するので,電子部品の姿勢が安定し,背の高い電子部
品であっても倒れることがない。ここで,凸部が凹所内
に収容された電子部品との間に隙間を残す大きさである
ので,その凸部が電子部品を挟圧して傷めるといったこ
とがなく,また,凸部の寸法精度や,カバーテープとキ
ャリアテープの組み立て精度が多少悪くても,電子部品
を倒れないように収容できる。
〔実施例〕
以下,本考案の実施例を説明する。第1図は本考案の
一実施例による電子部品包装体を示す概略断面図であ
る。全体を参照符号6で示す電子部品包装体は,エンボ
ス加工によって多数の凹所8を形成されたキャリアテー
プ7と,そのキャリアテープ7の凹所8に収容された電
子部品9と,凹所8を塞ぐようにキャリアテープ7に接
着されたカバーテープ10とからなる。ここで,電子部品
9としては,図面に示すように,上面に細長い突起を備
えた逆T字状のもので,凹所8内で左右に転倒する恐れ
のあるものが用いられている。カバーテープ10には,キ
ャリアテープの各凹所に対応してキャリアテープ側に突
起した凸部11がエンボス加工によって設けられており,
キャリアテープ7に接着した状態では,その凸部11が凹
所8内の,電子部品9の突起の横に入り込んでいる。こ
れにより,凹所8内に収容された電子部品9は,上面の
突起がキャリアテープ7の凸部11ではさまれた状態とな
り,凹所8内であまり動くことができず,常に安定した
姿勢に保たれる。
ここで,カバーテープ10に設ける凸部11は,電子部品
9が凹所8内で倒れない程度に電子部品の動きを制限す
るものであればよく,従って,その凹所8内に収容され
た電子部品9との間に隙間を残す大きさのものである。
このように,凸部11を凹所8内に収容された電子部品9
との間に隙間を残す大きさとすると,その凸部11が電子
部品9を挟圧して傷めるといったことがない。また,凸
部11の寸法精度や,カバーテープ10とキャリアテープ7
の組み立て精度が多少悪くても,電子部品9を倒れない
ように収容でき,コストダウンを図ることができる。カ
バーテープ10に設ける凸部11の形状,位置,個数等は,
電子部品9の転倒を防止しうるものであれば任意であ
り,また,電子部品の形状に応じて適宜変更可能であ
る。
カバーテープ10に対する凸部11の形成は,テーピング
マシン(キャリアテープに電子部品を収容してカバーテ
ープを接着する装置)にカバーテープ10をセットする前
に,別工程で行ってもよいし,或いはテーピングマシン
上で行ってもよい。後者の場合,キャリアテープにシー
ルする前のカバーテープに凸部を形成してもよいし,或
いはキャリアテープにシールした後,そのカバーテープ
に凸部を形成してもよい。
第2図は本考案の他の実施例を示すものである。この
実施例では,平坦なカバーテープ10Aのキャリアテープ
7に面する側に樹脂等を接着して凸部11Aを形成してお
り,この凸部11Aが凹所8に入り込んで電子部品9の姿
勢を安定させることができる。なお,この場合において
も凸部11Aの取付は,テーピングマシンにカバーテープ
をかける前に行ってもよいし,あるいはテーピングマシ
ン上で行ってもよい。
なお,上記実施例はいずれも逆T字状の電子部品9に
対する包装体を示したが,電子部品の形状はこれに限る
ものではなく,また,凸部の形状も図示のものに限ら
ず,収容する電子部品の形状に応じて適宜定めればよ
い。
〔考案の効果〕
以上のように,本考案の電子部品包装体では,カバー
テープに,キャリアテープの凹所内に且つ電子部品の上
面の突起の横に入り込む凸部を設けているので,この凸
部がキャリアテープの凹所内に収容された電子部品を倒
れないように拘束し,これにより,輸送中等において電
子部品が倒れることがなく,キャリアテープによる電子
部品の搬送の品質を向上できるという効果を有してい
る。また,カバーテープに形成した凸部が凹所内に収容
された電子部品との間に隙間を残す大きさであるので,
その凸部が電子部品を挟圧して傷めるといったことがな
く,更に,凸部の寸法精度や,カバーテープとキャリア
テープの組み立て精度が多少悪くても,電子部品を倒れ
ないように収容でき,また,多少形状の異なる電子部品
に対しても同じ凸部を備えたカバーテープを使用でき,
コストダウンを図ることができるという効果も有してい
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例を示す概略断面図,第2図は本
考案の他の実施例を示す概略断面図,第3図,第4図は
それぞれ従来の電子部品包装体の概略断面図,第5図は
第4図の電子部品包装体において電子部品が倒れた状態
を示す概略断面図である。 6……電子部品包装体,7……キャリアテープ,8……凹
所,9……電子部品,10,10A……カバーテープ,11,11A……
凸部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を収容する多数の凹所を備えたキ
    ャリアテープとその凹所を塞ぐよう前記キャリアテープ
    に接合されたカバーテープとを備えた電子部品包装体に
    おいて,前記電子部品が少なくとも上面に突起を有し,
    前記凹所内で転倒する恐れのある形状の部品であり,前
    記カバーテープが,キャリアテープの各凹所内に入り込
    み,その凹所内に収容された前記電子部品の突起との間
    に隙間を残しながら該突起をはさみ込んで,前記電子部
    品の姿勢を安定させる凸部を有することを特徴とする電
    子部品包装体。
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