JPH06255673A - 電子部品収納用キャリアテープ - Google Patents

電子部品収納用キャリアテープ

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JPH06255673A
JPH06255673A JP5063013A JP6301393A JPH06255673A JP H06255673 A JPH06255673 A JP H06255673A JP 5063013 A JP5063013 A JP 5063013A JP 6301393 A JP6301393 A JP 6301393A JP H06255673 A JPH06255673 A JP H06255673A
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JP
Japan
Prior art keywords
carrier tape
tape
component
electronic component
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP5063013A
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English (en)
Inventor
Tokujiro Okui
徳次郎 奥井
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンピューター等の電子機器に使用される小型
電子部品をテーピング包装する際に用いるキャリアテー
プにおいて、リード線付き小型電子部品をリード線を傷
めることなく収納することができる手段を提供する。 【構成】スプロケットホール2を有するテープ体1に部
品収納ボックス3を形成する。この部品収納ボックスの
底部に部品載置台4を内壁より離して形成し、さらにこ
の部品載置台4の周囲隅部に部品固定用突起5を設け
る。リード線付き電子部品はリード線がボックス底面お
よび内壁に接触しないようにボックス3内に収納され
る。 【効果】収納ボックス内におけるリード線付き小型電子
部品の位置ずれ、リード線の曲りや変形を防止できる。
テーピングに起因するリード線付き小型電子部品の不良
品の発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピューター等の
電子機器に使用されるチップコンデンサ、セラミックコ
ンデンサ、抵抗器等の小型電子部品をテーピング包装す
る際に用いるキャリアテープに係り、より詳しくはスプ
ロケットホール付き帯状のテープ体に形成したボックス
に、特にリード部を有する電子部品を収納する方式のキ
ャリアテープに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピューター等の電子機器に使用され
るダイオード、コンデンサ、トランジスタ等のチップ化
された電子部品は、一般にキャリアテープと呼ばれる帯
状のテープ体に収納してリールに巻き取る方式により包
装される。
【0003】このリール巻き取り方式に用いるキャリア
テープとしては、例えば紙製あるいはプラスチック製の
テープ体に所定の大きさの収納ボックスとスプロケット
ホールが等間隔に設けられたもの、帯状のテープ体に部
品収納用孔を穿設し、このテープ体の片面に粘着層付き
のテープを貼着して底部を形成してなるもの(実開昭5
7−157199号公報等参照)、帯状テープ体の片面
に任意形状、大きさの両面接着剤を貼着してなるもの等
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のキャリ
アテープのうち、プラスチック製のテープ体に所定の大
きさの収納ボックスとスプロケットホールが等間隔に設
けられたキャリアテープに、リード部を有する電子部品
を収納する場合、リード部の曲りや変形が生じないよう
に収納しなければならない。すなわち、前記のような小
型電子部品のうち、リード部を有する部品の場合、リー
ド部が曲っていたり変形したり、あるいはリード線どう
しが接触していたりすると電子機器の部品として使用で
きなくなり不良品として処理されるからである。ちなみ
に、この種のリード付き部品のリード線の太さは数十μ
m程度と極細で、長さは数mm、間隔は0.5mm程度
であり、極僅かな力が作用しただけでリード線が曲った
り変形し易い。したがって、このようなリード付き電子
部品をボックスに収納する方式は、リード部がボックス
内壁に接触しないこと、および部品の位置ずれが生じな
いように収納することが必要である。しかるに、従来の
ボックス型キャリアテープではこのような条件を十分に
満足することが困難で、リード付き電子部品の収納に苦
慮しているのが実状である。
【0005】この発明はこのような実状よりみて、前記
したようなリード線を有する小型電子部品をリード部が
正常に保たれるようにボックスに収納することができる
ボックス型キャリアテープを提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、スプロケッ
トホールを有する帯状のテープ体に電子部品収納ボック
スを形成してなるキャリアテープであって、前記収納ボ
ックスの底部に電子部品載置台を有し、かつ該載置台の
隅部に電子部品固定用突起を形成したことを特徴とする
電子部品収納用キャリアテープを要旨とする。
【0007】
【作用】テープ体はスプロケットホールを有するので、
このスプロケットホールを利用してテープ体の自動送り
が可能であるとともに、該ホールの位置を光電管等で検
知してテープ送りを制御することが可能である。
【0008】テープ体に形成する収納ボックスは収納す
る部品の大きさ、形状に合せて成型される。この収納ボ
ックスの底部に部品載置台を設けたのは、リード部を有
する電子部品を底面より浮かして収納するためである。
その高さとしては、リード部が底面に接触しない高さと
する。この部品載置台は、リード部の長さを考慮してボ
ックス内壁より離して形成する。すなわち、この部品載
置台にリード付き電子部品を載せた際にリード部がボッ
クス底面およびボックス内壁に接触しないように該部品
載置台を設けるのである。また、この部品載置台の隅部
に形成した突起の作用により、リード付き電子部品が固
定されるので、ボックスに収納された電子部品が位置ず
れすることがない。なお、部品載置台の大きさ、該載置
台の隅部に形成する電子部品固定用突起の高さ等は、収
納する電子部品のサイズに合せて設定する。
【0009】この発明に係るキャリアテープは、収納ボ
ックス内に設けた電子部品固定用突起付き部品載置台に
リード付き電子部品を載せることにより、リード部がボ
ックス内の底面や内壁に接触することなく載置固定する
ことができる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明に係るリード付き電子部品収
納用キャリアテープの一部を示す平面図、図2は図1の
AーA線上の縦断側面図、図3は同上キャリアテープの
底面部を一部打抜いたキャリアテープを示す平面図であ
り、1はテープ体、2はスプロケットホール、3は収納
ボックス、4は部品載置台、5は部品固定用突起、6は
打抜き孔である。なお、ここでは矩形の収納ボックスを
有するキャリアテープを例にとり説明する。
【0011】すなわち、この発明に係るキャリアテープ
は、側端部にスプロケットホール2を有するテープ体1
の幅方向のほぼ中央部に、矩形の収納ボックス3が形成
されている。この収納ボックス3の内部には底部に矩形
の部品載置台4が内壁より離して形成され、この部品載
置台4の四隅に部品固定用突起5が形成されている。部
品固定用突起5は、部品載置台4の側辺に沿って直角状
に形成する。これは、部品載置台4上の電子部品が前後
左右に位置ずれしないようにするためのストッパー作用
を得るためである。
【0012】また、図3に示すごとく、部品載置台4に
は部品固定用突起5が形成されている四隅に打抜き孔6
を設けてもよい。この打抜き孔6を設けた場合にはコス
ト的に安価につき経済的である。
【0013】なお、テープ体の材質としては、特に限定
するものではないが、強度、加工性、コスト等を考慮す
るとプラスチックが好適である。プラスチックの場合
は、例えば射出成型法により上記キャリアテープを容易
に成型できる。また、フィルムやシートからのプレス加
工も可能である。
【0014】上記構造のキャリアテープの収納ボックス
3にリード付き電子部品を収納する場合は、図2に示す
ごとくボックス内の部品載置台4上の部品固定用突起5
で囲まれた部分に当該電子部品7を載置する。載置され
た電子部品7は部品載置台4上の四隅の部品固定用突起
5にて前後左右方向の動きを拘束されるとともに、リー
ド部7−1は、この部品載置台4とボックス内壁との間
に底面より浮いて位置する。したがって、ボックス内に
収納された電子部品7は、リード部7−1が収納ボック
スの底面や内壁に接触することなく、常に正常な状態に
保持される。
【0015】テーピング包装されたリード付き電子部品
を使用する際は、該テープを巻戻しながら例えばチャッ
キング方式あるいは吸引方式により部品を取出す。
【0016】
【発明の効果】以上説明したごとく、この発明に係るボ
ックス型キャリアテープは、収納ボックス内底部に部品
載置台を底面より浮かして形成し、かつ該載置台の周囲
隅部に部品固定用突起を形成したことにより、リード付
き電子部品を位置ずれすることなく安定して固定できる
とともに、リード部が曲ったり変形するようなことがな
く常に正常な状態に収納することができるので、テーピ
ングに起因するリード付き電子部品の不良品の発生を大
幅に少なくすることができる。また、部品収納ボックス
は構造的にも比較的簡単であり、射出成型やプレス成型
により容易に成型することができるので、コスト的にも
高くつくことはない。このように、この発明は特にリー
ド線どうしが接触したり、リード線が極僅かでも曲った
り変形したりすることが許されないような小型電子部品
のテーピングに極めて有効であり、ボックス型キャリア
テープとしての有用性は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るリード付き電子部品収納用キャ
リアテープの一部を示す平面図である。
【図2】図1のAーA線上の縦断側面図である。
【図3】同上キャリアテープの底面部を一部打抜いたキ
ャリアテープを示す平面図であ
【符号の説明】
1 テープ体 2 スプロケットホール 3 収納ボックス 4 部品載置台 5 部品固定用突起 6 打抜き孔 7 電子部品 7−1 リード部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプロケットホールを有する帯状のテー
    プ体に電子部品収納ボックスを形成してなるキャリアテ
    ープであって、前記収納ボックスの底部に電子部品載置
    台を有し、かつ該載置台の隅部に電子部品固定用突起を
    形成したことを特徴とする電子部品収納用キャリアテー
    プ。
JP5063013A 1993-02-26 1993-02-26 電子部品収納用キャリアテープ Pending JPH06255673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063013A JPH06255673A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 電子部品収納用キャリアテープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063013A JPH06255673A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 電子部品収納用キャリアテープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06255673A true JPH06255673A (ja) 1994-09-13

Family

ID=13217019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5063013A Pending JPH06255673A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 電子部品収納用キャリアテープ

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JP (1) JPH06255673A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11105920A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Shin Etsu Polymer Co Ltd キャリアテープ
US5913425A (en) * 1997-12-08 1999-06-22 Peak International, Inc. Component carrier having anti-reflective pocket
US6076681A (en) * 1998-03-02 2000-06-20 Advantek, Inc. Microchip carrier tape
KR100799899B1 (ko) * 1998-08-14 2008-01-31 루센트 테크놀러지스 인크 칩 캐리어 테이프
CN112173426A (zh) * 2020-09-30 2021-01-05 周岳 一种链式物料包

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JPH11105920A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Shin Etsu Polymer Co Ltd キャリアテープ
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KR100799899B1 (ko) * 1998-08-14 2008-01-31 루센트 테크놀러지스 인크 칩 캐리어 테이프
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