JPH0418263A - 電子部品用キャリアテープ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワイヤリードを備えたコンデンサ等の電子
部品の搬送に用いられる電子部品用キャリアテープに関
する。

〔従来の技術〕

従来、電解コンデンサやＩＣ等の各種の電子部品は、そ
の自動配線や搬送等の便宜のため、キャリアテープによ
って搬送される。

二のキャリアテープは、例えば第４図に示すように、２
枚の接着テープ２．４の間に電子部品６０本体部６０か
ら突出しているリード６１．６２を一定の間隔で挟み込
んで貼り合わせたものである。このキャリアテープは紙
等で形成され、自動部品供給装置のスプロケットに係合
させるためのスプロケットホール８が一定の間隔で形成
されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、このキャリアテープに保持すべき電子部品６
の各リード６１．６２は、その保持のためにリード長を
長（するとともに、極性判別のために長さを異ならせて
あり、プリント配線基板に実装する際に、第５図に示す
ように、同一の長さに切断される。このように、リード
６１．６２の長さを異ならせ、しかも、実装上の長さよ
り長く設定しておくことは、実装時、適正な長さに切断
する手数と、切断されたリード片が無駄になる等の不都
合がある。極性判別には、リード６１．６２の長さを僅
かに異ならせれば十分である。

また、リード６１．６２のみを接着テープ２．４で保持
して本体部６０を露出させたキャリアテープでは、運搬
上の衝撃が本体部６０に加わり、本体部６０とリード６
１．６２との間に不要な応力が加わり、電子部品の保護
が不十分になるという不都合がある。

そこで、この発明は、このようなワイヤリードを持つ電
子部品のリードを等しく又は僅かに異ならせるとともに
、チップ型電子部品と同様のテーピングを可能にし、電
子部品の保護を図った電子部品用キャリアテープの提供
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

即ち、この発明の電子部品用キャリアテープは、電子部
品（６）の本体部（６０）を収納する本体収納部（１６
１）と、この本体収納部の内壁面部に前記本体部から突
出しているリード（６１，６２）を収納するリード収納
部（１６２）とを備えたものである。

〔作　　　用〕

本体収納部に電子部品の本体部を収納するとともに、本
体収納部に形成されているリート収納部に電子部品の本
体部から突出しているリードを収納させることにより、
キャリアテープ内にリードワイヤを備えた電子部品をチ
ップ型電子部品と同様に収納して搬送することが可能で
ある。このようにキャリアテープ内に電子部品を収納す
ると、キャリアテープにリードのみを保持させた従来の
場合に比較し、搬送時に受ける衝撃から電子部品が保護
され、衝撃による損傷が防止される。

また、リードは必要最少銀の長さに設定するので、実装
時に切断する長さが短くなり、リードワイヤの無駄が最
少銀に抑えられる。

そして、電子部品の極性判別はそのリード長を僅かに異
ならせることで十分可能であるが、キャリアテープ内に
極性方向を揃えて収納すれば、キャリアテープの方向で
収納されている電子部品の極性が表されることになり、
電子部品側での個別の極性判別は不要になり、リード長
を等しくしても不都合は生じない。

〔実　施　例〕

以下、この発明を図面に示した実施例を参照して詳細に
説明する。

第１図は、この発明の電子部品用キャリアテープの接続
用テープの一実施例を示す。

この電子部品用キャリアテープには、合成樹脂で成形さ
れたエンボステープ１６が設けられ、このエンボステー
プ１６には、一定の間隔でエンボス１６０が形成され、
その内面側に電子部品６の本体部６０を収納するための
本体収納部１６１が形成されているとともに、本体部６
０から突出しているリード６１．６２を収納するための
リード収納部１６２が形成されている。本体収納部１６
１は第２図及び第３図に示すように、電子部品６の本体
部６０を収納可能に形成され、その底面部側には本体部
６０に突設されたり一ド６１．６２のみを選択的に収納
可能な細い溝部から成るリード収納部１６２が形成され
ている。リード収納部１６２の深さは、電子部品６のリ
ード６１．６２の長さ、即ち、実装上又は極性判別上必
要とするり一ド６１．６２の長さに対応させるものとす
る。

このエンボステープ１６の一方の縁部にはスプロケット
に係合させるためのスプロケットホール８が形成されて
いる。そして、このエンボステープ１６の上面には、本
体収納部１６１を閉塞するための閉塞テープ１８が接合
される。エンボステープ１６と閉塞テープ１８との接合
は、熱圧着や接着剤等を用いて行われる。

以上の構成とすれば、第２図及び第３図に示すように、
リード収納部１６２にリード６１．６２を差し込んで、
本体収納部１６１に電子部品６の本体部６０を収納し、
その上から本体収納部１６１を閉塞テープ１８によって
閉塞する。したがって、電子部品６はエンボステープ１
６のエンボス１６０内に収納されて運搬されるので、運
搬時の衝撃から電子部品６が確実に保護される。

このようなキャリアテープを用いれば、電子部品６のリ
ード６１．６２の長さを実装上必要とされる最小限度の
長さに設定することができ、実装時に切断する必要がな
く、仮に切断する場合にも、その切断長を短くできる。

また、極性判別のためにリード６１．６２の長さを僅か
に異ならせる程度で足り、リード長を不必要な長さにす
る必要がない。

また、電子部品の極性判別はそのリード長を僅かに異な
らせることで十分可能であるが、仮に、リード長を等し
くした場合にも、キャリアテープ内に極性方向を揃えて
収納すれば、電子部品側での個別の極性判別は不要にな
り、キャリアテープが表す極性方向に対応して自動挿入
機にキャリアテープを装着することにより、極性を間違
えることなく配線基板に対する電子部品の自動挿入が可
能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、キャリアテー
プのエンボス内に、ワイヤリードを持つ電子部品をその
本体部とともにリードをチ・ンプ型電子部品と同様に収
納することができ、搬送時の衝撃から電子部品を保護す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の電子部品用キャリアテープの一実施
例を示す斜視図、 第２図は第１図に示した電子部品用キャリアテープの縦
断面図、 第３図は第２回に示した電子部品用キャリアテープの■
−■線断面図、 第４図は一般的な電子部品用キャリアテープを示す斜視
図、 第５図は実装時の電子部品を示す側面図である。 ６・・・電子部品 ６０・・・本体部 ６１．６２・　・　・リード １６１・・・本体収納部 １６２・・・リード収納部 第２図 ｐ 第１図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　電子部品の本体部を収納する本体収納部と、この本体
   収納部の内壁面部に形成され、前記本体部から突出して
   いるリードを収納するリード収納部と、 を備えたことを特徴とする電子部品用キャリアテープ。