JP2848365B2 - テープキャリアパッケージテープ - Google Patents

テープキャリアパッケージテープ

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JP2848365B2
JP2848365B2 JP8300676A JP30067696A JP2848365B2 JP 2848365 B2 JP2848365 B2 JP 2848365B2 JP 8300676 A JP8300676 A JP 8300676A JP 30067696 A JP30067696 A JP 30067696A JP 2848365 B2 JP2848365 B2 JP 2848365B2
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JP
Japan
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tape
tcp
semiconductor device
resin
carrier package
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JP8300676A
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JPH10144724A (ja
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毅 宮野
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/50Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto

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  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置を搭載
するテープキャリアパッケージテープに関し、特に、完
成したテープキャリアパッケージを包装する際に好適な
テープの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス応用分野において、例え
ば電卓、時計、カメラ等のように、小型、高密度実装を
必要とする分野ではテープキャリアパッケージタイプの
半導体デバイスが従来から採用されている。テープキャ
リアパッケージ(Tape CarrierPackage 、以下、TCP
と記す)は、合成樹脂等からなるテープ上に半導体チッ
プを直接搭載したものであり、連続したテープの状態で
多数の半導体チップのボンディング−ポッティング−テ
スティング−包装−出荷等の作業を行えるという大きな
利点を持つものである。
【0003】図4および図5は従来のTCPテープの一
例を示すものである。このTCPテープ41の場合、図
4に示すように、リール42に巻き取った状態で包装、
運搬を行う。また、図5に示すように、半導体チップ5
3がTCPテープ41上のリード56にバンプ54によ
って接続され、半導体チップ53の周辺はチップコート
樹脂55によりコーティングされている。この種の構造
を持つTCPテープ41をリール42に巻き取る際に
は、上下に重なる半導体装置44が直接接触して傷つく
ことがないように、TCPテープ41の間に突起を設け
たスペーサテープ46を挿入するのが通常であった。
【0004】また、TCPテープの梱包時に半導体装置
の損傷を防ぐ他の技術が、特開平4−216637号公
報に開示されている。図6および図7はこの公報に記載
のTCPテープを梱包した状態を示す図である。この場
合、図6に示すように、TCPテープ61は既にシート
状にカットされ、まず、TCPテープ61両側のスプロ
ケットホール65に挿入可能な突起を備えた移送シート
67にTCPテープ61を載せる。次に、図7に示すよ
うに、TCPテープ71を載せた移送シート77を移送
コンテナ78に嵌め込み、複数の移送コンテナ78を入
れ子状に係合させて梱包する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
のTCPテープの構造では包装時に半導体装置の損傷を
防ぐ手段を講じる必要があった。しかしながら、TCP
テープの包装に伴って以下のような問題が生じていた。
【0006】すなわち、TCPテープを使用した後、包
装時に使用していたスペーサテープは大量の工業廃棄物
となってしまうことである。その理由は、スペーサテー
プは単にTCPテープの保護用テープとしての役割しか
ないため、TCPテープを使用した後は全く不要になる
からである。また、上記公報記載の技術においても、単
なる保護材として使われた移送シートがTCPテープを
使用した後は不要になり、大量の工業廃棄物が発生する
という同様の問題があった。さらに、これらの方法では
後で不要になるスペーサテープや移送シートのためにコ
ストを要していた。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、TCPのリール包装の作業性を確
保しつつ、TCPの使用後に工業廃棄物を出すことがな
く、かつ、包装資材コストの削減を図り得るTCPテー
プを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載のTCPテープは、半導
体装置が形成された領域以外の領域に半導体装置の厚さ
以上の高さを有する突起が設けられ、該突起は、テープ
本体のエンボス加工により形成された凹部内に樹脂が埋
め込まれてなることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2に記載のTCPテープは、
半導体装置が形成された領域以外の領域に半導体装置の
厚さ以上の高さを有する突起が設けられ、該突起は、テ
ープ本体の一面側にコートされた樹脂からなることを特
徴とするものである。
【0010】本発明のTCPテープにおいては、半導体
装置の厚さ以上の高さを有する突起を設けたことによっ
て、TCPテープをリールに巻いた時に突起の先端がそ
の上に重なるTCPテープの裏面に当接し、半導体装置
の厚さ以上の高さのスペースができてテープ上の半導体
装置がそのスペース内に収まる。したがって、半導体装
置が他のTCPテープと直接接触することがなく、損傷
を防止することができる。
【0011】また、テープ本体のエンボス加工により突
起を形成した請求項1記載のものにおいても、エンボス
加工により生じた裏側の凹部に樹脂が埋め込まれている
ため、TCPテープをリールに巻いた際にもその凹部に
他の突起が入り込んで上下のTCPテープの間にスペー
スが確保できなくなるようなことがない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1および図2を参照して説明する。図1は本実施の
形態のTCPテープ1(テープキャリアパッケージテー
プ)をリールに巻いた状態を示す斜視図、図2は同平面
図である。
【0013】図1に示すように、TCPテープ1の中央
部には複数個の半導体装置4が形成され、両縁部にはス
プロケットホール5が形成されている。半導体装置4
は、図2に示すように、半導体チップ13の端子がTC
Pテープ1上のリード16にバンプ14によって接続さ
れ、リード16の表面がソルダーレジスト樹脂11でコ
ーティングされた上で半導体チップ13とその周辺がチ
ップコート樹脂15によってコーティングされている。
【0014】そして、半導体装置4の両側にテープの長
さ方向に沿ってスペーサ用の突起3が多数形成されてい
る。各突起3は、図2に示すように、エンボス加工によ
ってテープ本体に凹部が形成され、その凹部内に樹脂1
2をコートしたものである。また、突起3の高さはTC
Pテープ1に搭載される半導体装置4の厚さより高くな
っている。例えば、半導体装置4の厚さを0.9mm〜
1.2mm程度とした場合、突起3の高さはこの厚さに
0.3mm程度加えた値、すなわち1.2mm〜1.5
mm程度とすることが望ましい。
【0015】また、TCPテープ1は半導体チップ13
が搭載された側の面に突起3が設けられており、その反
対側の面は凹部内に樹脂12をコートしたことで平坦状
になっている。もし仮にこの部分が平坦状でなく窪んで
いたとすると、TCPテープ1をリール2に巻いた際に
その窪みに突起3が入り込んで上下のTCPテープ1の
間にスペースが確保できなくなるため、この面は平坦で
ある必要がある。なお、樹脂12のコートはTCPテー
プ1の製造工程にて行い、例えばソルダーレジスト樹脂
11のコート工程にて半導体装置用ソルダーレジストの
コーティングと同時に行えば、特に新たな工程を設ける
ことなく低コストで実現することができる。
【0016】本実施の形態のTCPテープ1の場合、半
導体装置4の厚さ以上の高さを有する突起3を設けたこ
とによって、図2に示すように、TCPテープ1をリー
ル2に巻いた時に突起3の先端がその下側のTCPテー
プ1の裏面に当接し、半導体装置4の厚さ以上の高さの
スペースができて半導体装置4がそのスペース内に収ま
る。したがって、半導体装置4がTCPテープ1と直接
接触することがなく、損傷を防止することができる。こ
のように、半導体装置4を形成する領域を避けてTCP
テープ1上に突起3をレイアウトすればそれだけで半導
体装置4の損傷を防止することができ、従来の包装時に
用いていたスペーサテープや移送シートが不要となるの
で、TCPの使用後に工業廃棄物を出すことがなく、か
つ、包装資材コストの削減を図ることができる。
【0017】以下、本発明の第2の実施の形態を図3を
参照して説明する。なお、本実施の形態のTCPテープ
が第1の実施の形態と異なる点は突起の部分だけである
ため、その構成だけを説明して他の共通部分の説明は省
略する。
【0018】本実施の形態のTCPテープ21の場合、
図3に示すように、TCPテープ21の半導体チップ3
3が搭載された面と反対側の面にコートした樹脂32に
よって突起23が形成されている。すなわち、第1の実
施の形態がテープ本体のエンボス加工で得られた凹部内
に樹脂を埋め込んで突起を形成したのに対し、本実施の
形態では平坦面上にコートした樹脂32のみで突起23
を形成している。
【0019】上記の構成としたことにより、本実施の形
態ではテープ本体の凹部が不要となるため、TCPテー
プ製造工程においてエンボス加工工程を削減することが
できるという利点がある。
【0020】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば突起はTCPテープをリールに巻いた時に上下のT
CPテープの間にスペースを作りさえすればよいため、
半導体チップを搭載した側の面、その反対側の面のいず
れの面に形成してもよい。また、突起自体の構成も、上
記実施の形態のようにテープ本体をエンボス加工して樹
脂で埋め込む、樹脂のみで形成する、等の構成の他、種
々の手段を用いて突起を形成することができる。
【0021】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
TCPテープによれば、半導体装置の厚さ以上の高さを
有する突起を設けたことによって、半導体装置がTCP
テープと直接接触することがなく、このテープ自身で損
傷を防止することができる。したがって、従来の包装時
に用いていたスペーサテープや移送シートが不要となる
ので、TCPの使用後に工業廃棄物を出すことがなく、
かつ、包装資材コストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態であるTCPテー
プをリールに巻いた状態を示す斜視図である。
【図2】 同、断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態であるTCPテー
プをリールに巻いた状態を示す断面図である。
【図4】 従来の一例としてのTCPテープをリールに
巻いた状態を示す斜視図である。
【図5】 同、断面図である。
【図6】 従来の公報に記載のTCPテープを移送シー
トに載せた状態を示す図である。
【図7】 同、移送シートを移送コンテナに嵌め込む状
態を示す図である。
【符号の説明】
1,21 TCPテープ(テープキャリアパッケージテ
ープ) 2,22 リール 3,23 突起 4,24 半導体装置 5 スプロケットホール 11,31 ソルダーレジスト樹脂 12,32 樹脂 13,33 半導体チップ 14,34 バンプ 15,35 チップコート樹脂 16,36 リード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置が形成された領域以外の領域
    に半導体装置の厚さ以上の高さを有する突起が設けら
    れ、該突起は、テープ本体のエンボス加工により形成さ
    れた凹部内に樹脂が埋め込まれてなることを特徴とする
    テープキャリアパッケージテープ。
  2. 【請求項2】 半導体装置が形成された領域以外の領域
    に半導体装置の厚さ以上の高さを有する突起が設けら
    れ、該突起は、テープ本体の一面側にコートされた樹脂
    からなることを特徴とするテープキャリアパッケージテ
    ープ。
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JPH10144724A JPH10144724A (ja) 1998-05-29
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JP2008053762A (ja) * 2007-11-12 2008-03-06 Sharp Corp 半導体装置及びそれを用いた表示用モジュール
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Effective date: 19981006