JP3957553B2 - 小型物品の収納用キャリアテープ、収納装置及び搬送方法 - Google Patents

小型物品の収納用キャリアテープ、収納装置及び搬送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3957553B2
JP3957553B2 JP2002118618A JP2002118618A JP3957553B2 JP 3957553 B2 JP3957553 B2 JP 3957553B2 JP 2002118618 A JP2002118618 A JP 2002118618A JP 2002118618 A JP2002118618 A JP 2002118618A JP 3957553 B2 JP3957553 B2 JP 3957553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
carrier tape
article
opening
dummy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002118618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003312726A (ja
Inventor
裕信 上里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002118618A priority Critical patent/JP3957553B2/ja
Priority to TW092108445A priority patent/TWI265134B/zh
Priority to US10/413,180 priority patent/US7021467B2/en
Priority to KR10-2003-0023946A priority patent/KR100536450B1/ko
Publication of JP2003312726A publication Critical patent/JP2003312726A/ja
Priority to US11/328,972 priority patent/US7654392B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3957553B2 publication Critical patent/JP3957553B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/50Assembly of semiconductor devices using processes or apparatus not provided for in a single one of the subgroups H01L21/06 - H01L21/326, e.g. sealing of a cap to a base of a container
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/673Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere using specially adapted carriers or holders; Fixing the workpieces on such carriers or holders
    • H01L21/67333Trays for chips
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2221/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof covered by H01L21/00
    • H01L2221/67Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L2221/683Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L2221/68304Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using temporarily an auxiliary support
    • H01L2221/68313Auxiliary support including a cavity for storing a finished device, e.g. IC package, or a partly finished device, e.g. die, during manufacturing or mounting

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置のチップ・サイズ・パッケージ(CSP:chip size package)などの小型チップ部品、携帯電話のマイクなどの小型部品のような物品を安定した状態で収納するためのキャリアテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
チップ部品は最終段階で電気的特性を測定して良否が判定された後、良品のみが所定の包装形態にパッケージされて出荷されている。この作業はほとんど自動化されている。例えば、現在、チップ部品の包装は、キャリアテープに部品収納凹部がエンボス加工により一列に等間隔に形成された、いわゆるエンボステープの各エンボスにチップ部品を挿入した後、カバーテープにより封入する方法が多く採用され、また、そのための自動包装装置が用いられている。
【0003】
図11に従来のキャリアテープを物品収納状態で示す図であり、(A)は平面図、(B)はポケット位置で幅方向に切断した断面図である。(A)にはカバーテープの図示は省略されており、(B)ではカバーテープも図示されている。
2は可撓性をもつ樹脂製キャリアテープ本体で、その長手方向には物品を収納するためのポケット4がエンボス穴により形成されている。ポケット4内にはCSPのような物品6が収納される。ここでは物品6としてCSPが収納されているものとする。CSP6はその電極端子、例えば半田端子が下側になるようにポケット4に収納される。
【0004】
ポケット4はキャリアテープ本体2の長手方向に沿って等間隔で一列に配列されている。そのポケット4の配列の片側にはキャリアテープ本体2を間欠送りするための送り穴8が等間隔で開けられている。
【0005】
キャリアテープ本体2で、ポケット4の開口部が設けられている側の平坦面はフランジ部10となり、そこにはポケット4に収納された部品6を封入するために樹脂製のカバーテープ12が接着又は熱圧着により取り付けられる。
【0006】
物品6がポケット4に収納され、カバーテープ12により封入された状態のキャリアテープは、カバーテープ12が外側になるようにしてリールに巻き取られる。図12はリールに巻き取られたキャリアテープの重なり部の一部断面図を示したものであり、内側のキャリアテープのポケット4aの位置に外側のキャリアテープのポケット4bが丁度重なった個所を示している。図の下側がリールの中心方向を表わしている。
【0007】
一般に、ポケット4は物品の収納時及び取出し時の操作性から内部底面積よりも開口部の面積の方が大きくなるように形成されている。キャリアテープ本体2は厚みをもっているが、その厚みを考慮してもポケット4の外側底面のサイズは開口部のサイズよりも小さくなっている。そのため、図12のように、内側のキャリアテープのポケット4aの位置に外側のキャリアテープのポケット4bが丁度重なった個所では、キャリアテープをリールに巻き取る際や、巻き取った後の搬送時などで力が加わると、図13に示されるように、外側のポケット4bの底部が内側のポケット4aの開口部に入り込む、所謂ネスティングという現象が生じる。
【0008】
このようなキャリアテープに収納される物品が、例えばBGA(Ball Grid Array)タイプの半田端子を有するCSPの場合、ネスティングによる圧力により半田端子が変形することがある。CSPに限らず、他の物品においてもネスティングにより破損することがある。
【0009】
そこで、このようなネスティングの問題を回避するために、ポケット内部の壁面構造を改良することにより、ネスティングを防止したキャリアテープが提案されている(特開2002−46770号公報参照)。その提案のキャリアテープでは、ポケットの壁面部に外側方向に突起したリブ部を形成し、リブ部分の断面形状において底部の外側寸法がポケットの開口部寸法より大きくなるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ポケットの形状自体を改良する方法では、大きな物品を収納するキャリアテープでは支障がないが、CSPのような小さい物品を収納するポケットでは、ポケット自体が小さいため、そのポケットの壁面に物品収納の目的以外の形状を構成することは、物品の収納に対する機能を低下させるおそれがある。
そこで、本発明はキャリアテープにおいてネスティングを防止することを目的とするものであるが、提案のような物品収納用のポケット自体の変更ではなく、他の手段よってネスティングを防止することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、可撓性をもつ樹脂製キャリアテープ本体の表面側に開口をもちこのキャリアテープ本体の長手方向に等間隔でキャリアテープ本体の厚さよりも深く形成されたエンボス穴が物品収納用ポケット(以下単にポケットと呼ぶ)として形成されたキャリアテープにおいて、ポケット間に、ポケットと同じ深さ方向で少なくとも一部の深さがポケットと同じか又はそれよりも深く形成されたエンボス穴にてなり、物品が収納されることのないダミーポケットが配置されており、ダミーポケットは、その外側の底面がポケットの開口部上に重なるように配置したとき、その外側の底面がポケットの開口部から少なくとも一部がはみ出す形状に形成されており、かつ、その外側の底面の平面サイズがその開口部の平面サイズよりも大きく形成されており、収納用ポケットとダミーポケットは開口部の平面形状が互いに異なっていることを特徴とするものである。さらに、収納用ポケットは、その外側の底面の平面サイズがその開口部の平面サイズよりも小さく形成されている。
【0012】
このキャリアテープではポケットの両側にダミーポケットが配置されているので、ポケットに物品が収納されカバーテープで封止された後、キャリアテープがリールに巻き取られたとき、隣接する内側と外側でポケットの位置が重なったとしても、ダミーポケットが両キャリアテープ間の距離を維持するように作用し、外側のキャリアテープのポケット底部が内側のキャリアテープのポケット開口部に入り込みにくくなり、ネスティングを防止することができる。
【0013】
本発明の参考例は、可撓性をもつ樹脂製キャリアテープ本体の表面側に開口をもちこのキャリアテープ本体の長手方向に等間隔でキャリアテープ本体の厚さよりも深く形成されたエンボス穴が物品ポケットとして形成されたキャリアテープにおいて、キャリアテープ本体の裏面には少なくとも一部の高さが前記ポケットと同じか又はそれよりも高い板状に突出したリブがキャリアテープ本体に一体として形成されていることを特徴とするものである。
【0014】
このキャリアテープではポケットの両側にリブが配置されているので、ポケットに物品が収納されカバーテープで封止された後、キャリアテープがリールに巻き取られたとき、隣接する内側と外側でポケットの位置が重なったとしても、リブが両キャリアテープ間の距離を維持するように作用し、外側のキャリアテープのポケット底部が内側のキャリアテープのポケット開口部に入り込みにくくなり、ネスティングを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
ダミーポケットを形成した本発明のキャリアテープにおいて、ダミーポケットは、その外側の底面形状がポケットの開口部から少なくとも一部がはみ出す形状に形成されている。これにより、キャリアテープがリールに巻き取られたとき、隣接する内側のキャリアテープのポケットと外側のキャリアテープのダミーポケットの位置が重なったとしても、ダミーポケットの底部がポケット開口部に入り込むことがない。
【0016】
ダミーポケットの外側の底面形状がポケットの開口部平面形状から少なくとも一部がはみ出す形状に形成されている形状の1つの例は、ダミーポケットの外側の底面とポケットの開口部は、キャリアテープ本体の長手方向においては一方が他方より長い部分をもち、それと直交する方向においては他方が一方より長い部分をもっている形状である。
【0017】
ダミーポケットの外側の底面形状がポケットの開口部平面形状から少なくとも一部がはみ出す形状に形成されている形状の他の例は、ダミーポケットの外側の底面形状がポケットの開口部形状とは異なる種類の形状に形成されている場合である。
【0018】
ダミーポケットの外側の底面形状がポケットの開口部平面形状から少なくとも一部がはみ出す形状に形成されている形状のさらに他の例は、ダミーポケットはキャリアテープ本体の長手方向とそれに直交する方向(幅方向)の少なくとも一方の方向の両端部では中央部よりも深さが深くなっており、ダミーポケットの外側の底面がポケットの開口部上に重なるように配置したとき、ダミーポケットの端部の外側底面の少なくとも一部がポケットの開口部からはみ出す形状に形成されている場合である。
【0019】
ダミーポケットの外側の底面形状がポケットの開口部平面形状から少なくとも一部がはみ出す形状に形成されている形状のさらに他の例は、ダミーポケットはキャリアテープ本体の長手方向に直交する方向の両端部では中央部よりも幅が広くなっており、ダミーポケットの外側の底面がポケットの開口部上に重なるように配置したとき、ダミーポケットの端部の外側底面の少なくとも一部がポケットの開口部からはみ出す形状に形成されている場合である。
【0020】
ダミーポケットの形状の好ましい例は、ダミーポケットの壁面がキャリアテープ本体の表面の平面に対して垂直方向に形成されて開口部形状と内側の底面形状が同一になっているものである。キャリアテープ本体には厚みがあるため、ダミーポケットの外側底面の面積はダミーポケットの開口部の面積よりも大きくなる。キャリアテープがリールに巻き取られたとき、隣接する内側と外側でポケットの位置が重なったとき、ダミーポケットどうしも重なるが、ダミーポケットでは外側底面積の方が開口部面積よりも大きいため、外側のダミーポケットの底部が内側のダミーポケットの開口部に入り込むことがなく、隣接するキャリアテープ間の距離を維持することができる。これにより、ダミーポケット間に存在する内側キャリアテープのポケットと外側キャリアテープのポケットは、重なり合ったとしても外側のポケットの底部が内側のポケットの開口部に入り込むことが防止される。
【0021】
リブを形成した参考例のキャリアテープにおいて、好ましい形態では、リブはポケット間に配置され、キャリアテープ本体の長手方向に延びた形状に形成されている。
【0022】
さらに好ましくは、リブはキャリアテープ本体の長手方向で複数に分割されている。これにより、キャリアテープをリールに巻き取る際、送り方向(キャリアテープ本体の長手方向)に曲がりやすくなる。
【0023】
リブはポケット間以外の領域にも形成されていてもよい。キャリアテープがリールに巻き取られたとき、隣接する内側と外側でポケットの位置が重なったとき、リブが多いほど隣接キャリアテープ間の距離を維持しやすくなり、外側のポケットの底部が内側のポケットの開口部に入り込むことが有効に防止される。
【0024】
本発明によれば、物品を収納するポケットの形状によらず、ダミーポケットによって外側のポケットの底部が内側のポケットの開口部に入り込むことが防止されるので、ポケットの形状は物品の収納や取出しに好都合なように設計することができる。そのように設計された好ましいポケット形状の一例は、平面形状が実質的に矩形であり、その内壁面に開口部に向かって開く方向のテーパー部をもち、そのテーパー部での開口寸法は収納される物品の4辺がそのテーパー部と接触して支持されたときその物品の底面にあるいずれの部分もこのポケットの底面と接触しない寸法に設定されているものである。このように、ポケット内で物品を4辺で支持し、電極のような底面にある部分がポケットの底面と接触しないようにすれば、半田電極のような機械的損傷を受けやすい部分を保護することができて好都合である。
【0025】
さらに好ましいポケット形状として、ポケット内壁面のテーパー部には収納される物品の底面を支持する突出部が設けられており、その突出部は収納される物品がその突出部で支持されたときその物品の底面にあるいずれの部分もこのポケットの底面と接触しない位置に設けられているものとすることができる。このように突出部を設けることにより、収納しようとする物品のサイズが小さくなってその4辺をテーパー部に接触させて支持できない場合、この突出部で物品を支持することによって、物品の底面にある半田端子のような部分がポケットの底面と接触することを防止することができるようになる。
【0026】
ポケットの内壁面にテーパー部が設けられている場合のさらに好ましいポケット形状は、ポケットの内壁面でテーパー部が設けられている部分の4つの隅角部がテーパー部よりも外方向に窪んでいるものである。これにより、収納しようとする物品の角がポケットの内壁面と接触せずに収納できるため、安定して収納することができる。
【0027】
このキャリアテープに物品を収納するにはポケットに物品を封入するためにキャリアテープの表面に樹脂製カバーシートを取り付ける。本発明は、そのキャリアテープとカバーシートを組み合わせて小型物品収納装置としたものも含んでいる。
【0028】
そして、本発明はそのような小型物品収納装置に物品を収納してリールに巻き取ったものも含んでいる。すなわち本発明の小型物品収納装置は、ポケットに物品が収納され、キャリアテープの表面に樹脂製カバーシートが取り付けられて物品がポケットに封入された状態のキャリアテープがカバーシートを外側にしてリールに巻き取られているものである。
【0029】
【実施例】
図1は第1の実施例を表わす。(A)はキャリアテープ本体の平面図、(B)は(A)のB−B線位置での断面図、(C)は(A)のA−A線位置での断面図である。
このキャリアテープは、BGAタイプのCSPを収納するためのものである。20はポリカーボネートからなる可撓性を持つキャリアテープ本体であり、その厚さは0.18mmである。22は物品を収納する矩形のポケットであり、底をもつエンボス穴として形成されている。ポケット22は多数個が同一形状で同一方向に凹みをもち、キャリアテープ本体20の長手方向に沿って4mmのピッチP1で一列に等間隔に配列されている。ポケット22の開口部の平面形状の寸法は、X1=1.08mm、Y1=1.58mmである。
【0030】
ポケット22間にはダミーポケット24が1個ずつ形成されている。ダミーポケット24はポケット22と同一方向の凹みとして形成された、底をもつエンボス穴である。ダミーポケット24の開口部の平面形状は、キャリアテープ本体20の長手方向に直交する方向において、中央部で狭く、両端部で広くなっているI型をしている。両端部の幅広部分におけるキャリアテープ本体長手方向の幅寸法X2は1.1mmで、ポケット22の同方向の幅X1よりも大きい。中央部の幅X2aは端部よりも狭く、0.7mmである。ダミーポケット24の開口部の平面形状におけるキャリアテープ本体長手方向に直交する方向の長さY2は2.0mmで、ポケット22の同方向の長さY1よりも大きい。
【0031】
ポケット22とダミーポケット24の配列の片側には、このキャリアテープ本体20を間欠送りするための送り穴26が等間隔で開けられてポケット22と同じ配列方向に配列されている。送り穴26はポケット22の配列の両側に設けてもよい。
【0032】
ポケット22、ダミーポケット24及び送り穴26以外の本体20の表面(22,24の開口部がある側の面)は平坦面であり、その平坦面上にはポケット22に物品を収納し、封入するためにカバーテープが熱圧着又は接着により取り付けられるフランジ部28となっている。フランジ部28でカバーテープが取り付けられる領域は、送り穴26を被うことなく、ポケット22とダミーポケット24の開口部を被う領域である。
【0033】
ポケット22の底面には穴34が開けられている。この穴34は物品をポケット22に封入した後、存在を確認するとともに、ポケット22内外の気圧変動を防ぐためのものである。しかし、この穴34はなくてもよい。
【0034】
ポケット22の断面形状の一部を図2に拡大して示す。図2は図1の(C)の破線の円Cで囲まれた部分の拡大図である。ポケット22の内側では、開口部から所定の深さまでの壁面30がフランジ部28の面に対し垂直方向に形成されており、その壁面30より底部側の壁面32は開口部方向に開いたテーパー面となっている。テーパー面32には収納する物品の底面を支持するための突出部36が形成されている。
【0035】
図2において、38はポケット22に収納された物品のCSPである。物品38の底面には半田端子40が形成されている。物品38を収納する状態として、物品38のサイズにより異なる形態がありうる。
【0036】
1つの形態は、図2に示されているように、物品38の4辺がテーパー部32と接触して支持され、物品38の底面と突出部36が直接接触しない状態である。
【0037】
他の形態は、物品38が小さくなって、物品38の4辺がテーパー部32と接触せず、物品38の底面が突出部36と当接して支持される状態である。
何れの場合でも物品38の底面にある半田端子40などの部分は、ポケット22の底面とは接触しないで支持される。
しかしながら、本発明は、突出部36がなく、物品38を支持するためにテーパー部32のみを備えている場合も1つの実施例として含むものである。
【0038】
テーパー面32が形成されている深さの位置において、ポケット22の壁面の隅角部にはそのテーパー面32は形成されておらず、図1(A)に示されているように、テーパー面32よりも外方向に窪んだ窪み33が形成されている。これにより、物品38の角が壁面に接触しないようになり、ポケット22に物品38を挿入したり取り出したりする際の操作性が向上するとともに、ポケット22で物品38を安定して支持することができるようになる。
【0039】
図1にはカバーテープは図示されていないが、物品38をポケット22に収納した後、熱圧着によりカバーテープがフランジ部28に取り付けられてポケット22の開口部が封止される。
【0040】
ダミーポケット24は、中央部25aとその両端部25bとからなる。中央部25aの深さは両端部25bの深さよりも浅い。両端部25bの深さはポケット22の深さと同じである。ダミーポケット24の壁面はフランジ部28の面に対し垂直方向に形成されている。
【0041】
キャリアテープ本体20の材質は、上に示したポリカーボネートの他、APET(アモルファス・ポリエチレンテレフタレート)やポリスチレンなどを用いることができる。また、カバーテープの材質としては、ポリエステルなどを用いることができる。
【0042】
物品を収納した状態のキャリアテープをカバーテープで封止し、リールに巻き取る。巻き取られた状態では、内側に巻かれたキャリアテープとそれに隣接してその外側に巻かれたキャリアテープの間で、ポケットどうしが重なったり、ポケット上にダミーポケットが重なる状態が起こりうる。
【0043】
図3はポケット22どうしが重なった場合を図示したものである。(A)はポケット22どうしが重なっている部分を表わしている。そのポケット22の両側ではダミーポケット24どうしが(B)のように重なる状態となっている。ポケット22には物品38が収納され、カバーテープ21で封止されている。
【0044】
図3(B)に示されるように、ダミーポケット24どうしの重なり部では、ダミーポケット24の壁面がフランジ部の面に垂直であることから、ダミーポケット24の外部底面のサイズが開口部のサイズに比べてキャリアテープ本体20の厚みの分だけ大きくなるため、外側に巻かれたキャリアテープのダミーポケット24の底部が内側に巻かれたキャリアテープのダミーポケット24の開口部に入り込むことはなく、ダミーポケット24が内外両キャリアテープの間隔を保持する。その結果、ポケット部では、外側に巻かれたキャリアテープのポケット22の外側底面のサイズが内側に巻かれたキャリアテープのポケット22の開口部のサイズよりも小さいが、ポケット22の両側にあるダミーポケット24によって内外両キャリアテープの間隔が保持されるため、外側に巻かれたキャリアテープのポケット22の外側底部が内側に巻かれたキャリアテープのポケット22の開口部に入り込むことが防止される。
【0045】
また、内側に巻かれたキャリアテープのポケット22とそれに隣接してその外側に巻かれたキャリアテープのダミーポケット24が重なることも起こりうる。図4はその状態を表わしたものである。(A)はキャリアテープ本体の長手方向に切断した状態の断面図、(B)はそれに直交する方向に切断した状態の断面図である。
【0046】
図1で説明したように、キャリアテープ本体の長手方向に関しては、ダミーポケット24は中央部25aでは幅X2aがポケット22の幅X1よりも小さいが、深さが両端部25bよりも浅く、一方ダミーポケット24の両端部25bの幅X2はポケット22の幅X1よりも大きいため、図4(A)に示されるように、ダミーポケット24の外側底部がポケット22の開口部に入り込むことが防止される。
【0047】
また、キャリアテープ本体の幅方向に関しては、ダミーポケット24の長さY2がポケット22の長さY1よりも大きいことによっても、図4(B)に示されるように、ダミーポケット24の外側底部がポケット22の開口部に入り込むことが防止される。
【0048】
図5は第2の実施例を表わす。(A)は平面図、(B)はそのA−A線位置での断面図である。図6は同実施例におけるポケットを物品を収納した状態で示す図であり、(A)は平面図、(B)はその1つの側方からみた断面図、(C)はそれと直交する他の側方からみた断面図である。この実施例を第1の実施例と比較すると、ポケット22a間にダミーポケット24aが形成されている点は共通しているが、ポケット22a及びダミーポケット24aの形状が異なる。
【0049】
ポケット22aにおいては、図6と壁面断面の拡大図である図7に示されるように、開口部側の壁面30aはフランジ面28に対し垂直ではなく、開口部側が開く方向に傾斜したテーパー面となっている点で異なる。底部側にもテーパー面32が設けられているが、開口部側のテーパー面30aは底部側のテーパー面32よりも傾斜が急である。底部側のテーパー面32及びそのテーパー面32に設けられた突出部36は第1の実施例と同じである。
【0050】
また、 テーパー面32が形成されている深さの位置において、ポケット22aの壁面の隅角部にはそのテーパー面32は形成されておらず、図1の実施例と同様に、テーパー面32よりも外方向に窪んだ窪み33が形成されている。
【0051】
図6と図7はポケット22aに物品38としてCSPが収納された状態を示している。この物品38のサイズは、4辺がテーパー面32で支持される大きさであり、物品38の底面と突出部36の間に隙間のある状態で支持されている。物品38のサイズが小さくなると、物品38の底面が突出部36と接触して突出部36により支持されるようになる。いずれの場合も半田端子40はポケット22aの底面とは接触しない。
【0052】
ダミーポケット24aは壁面がフランジ面28に対して垂直方向に形成され、深さは均一になっている。ダミーポケット24aの外側のサイズはキャリアテープ本体20aの長手方向に対してはポケット22aの開口部の幅よりも広く、それと直交する方向に対してはポケット22aの開口部の幅よりも狭く設定されている。ダミーポケット24aの深さはポケット22aの深さと同一又はそれ以上である。
【0053】
図8(A)はこの実施例において内側に巻かれたキャリアテープのポケット22aと隣接してその外側に巻かれたキャリアテープのポケット22aが重なった状態を示したものである。その場合は、内側に巻かれたキャリアテープのダミーポケット24aと外側に巻かれたキャリアテープのダミーポケット24aも図8(B)に示されたように重なることになるが、ダミーポケット24aは壁面が垂直であるため外側底面のサイズは開口部のサイズよりも大きく、従ってダミーポケット24aどうしの重なり部で底部が開口部に入り込むネスティング現象は起こらない。そのため、ダミーポケット24a間に挟まれたポケット22aどうしの重なり部においても内外の両キャリアテープ間の間隔がダミーポケット24aによって維持され、ポケット22aどうしのネスティング現象も防止される。
【0054】
図9はポケット22aとダミーポケット24aが重なった状態を表わしたものである。(A)は図5中にA方向と示した方向から見た断面図、(B)は図5中にB方向と示した方向から見た断面図である。
【0055】
ダミーポケット24aのキャリアテープ本体長手方向の幅がポケット22aの幅よりも広いので、ダミーポケット24aの底部がポケット22aの開口部に入り込むネスティング現象は起こらない。
【0056】
図10は参考例を表わしたものであり、(A)は平面図、(B)はそのキャリアテープ本体長手方向の断面図である。キャリアテープ本体20bで、ポケット22間の裏面側(キャリアテープ本体20bのフランジ部28を表面側としており、裏面側はその反対側)に板状のリブ50がキャリアテープ本体20bと一体的に形成されている。リブ50はキャリアテープ本体20bの長手方向に延びる板状の形状をもち、ポケット22とは一体化されておらず、リブ50自体において長手方向で2つに分割された形状に形成されている。リブ50の全体の長さLはポケット22の開口部の幅Wよりも長く、リブ50の高さHはポケット22の外側寸法と同じである。
【0057】
この参考例においては、内側に巻かれたキャリアテープのポケット22と隣接してその外側に巻かれたキャリアテープのポケット22が重なるようにキャリアテープがリールに巻かれた場合にも、ポケット22間のリブ50がキャリアテープ本体20b間の間隔を維持するため、外側のポケット22の底部が内側のポケット22の開口部に入り込むことは防止される。
【0058】
また、リブ50がポケット22上にきた場合、リブの長さLがポケット22の開口部の幅Wよりも大きく設定されているので、リブ50がポケット22の開口部に入り込むこともない。
【0059】
【発明の効果】
請求項1に記載されたキャリアテープは、可撓性をもつ樹脂製キャリアテープ本体の表面側に開口をもちこのキャリアテープ本体の長手方向に等間隔でキャリアテープ本体の厚さよりも深く形成されたエンボス穴が物品収納用ポケットとして形成されたキャリアテープにおいて、ポケット間に、ポケットと同じ深さ方向で少なくとも一部の深さがポケットと同じか又はそれよりも深く形成されたエンボス穴にてなり、物品が収納されることのないダミーポケットが配置されているので、ポケットに物品が収納されカバーテープで封止された後、キャリアテープがリールに巻き取られたとき、隣接する内側と外側でポケットの位置が重なったとしても、ダミーポケットが両キャリアテープ間の距離を維持するように作用し、外側のキャリアテープのポケット底部が内側のキャリアテープのポケット開口部に入り込みにくくなり、ネスティングを防止することができる。さらに、物品を収納する収納用ポケットの形状によらず、ダミーポケットによって外側のポケットの底部が内側のポケットの開口部に入り込むことが防止されるので、収納用ポケットの形状は物品の収納や取出しに好都合なように設計することができる。
【0061】
請求項10に記載された小型物品収納装置は、本発明のキャリアテープとそのキャリアテープのポケットに物品を封入するためにキャリアテープの表面に取り付けられる樹脂製カバーシートとからなるので、ポケットに物品が収納されカバーテープで封止された後、キャリアテープがリールに巻き取られたとき外側のキャリアテープのポケット底部が内側のキャリアテープのポケット開口部に入り込むネスティングを防止して、ポケットに収納された物品が損傷を受けるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例を表わす図であり、(A)はキャリアテープ本体の平面図、(B)は(A)のB−B線位置での断面図、(C)は(A)のA−A線位置での断面図である。
【図2】 同実施例のポケットの断面形状の一部を示す拡大断面図である。
【図3】 同実施例においてポケットどうしが重なった場合を示したものであり、(A)はポケットどうしが重なっている部分を示す断面図、(B)はダミーポケットどうしが重なっている部分を示す断面図である。
【図4】 同実施例においてポケットとダミーポケットが重なった場合を示したものであり、(A)はキャリアテープ本体の長手方向に切断した状態の断面図、(B)はそれに直交する方向に切断した状態の断面図である。
【図5】 第2の実施例を表わす図であり、(A)は平面図、(B)はそのA−A線位置での断面図である。
【図6】 同実施例におけるポケットを物品を収納した状態で示す図であり、(A)は平面図、(B)はその1つの側方からみた断面図、(C)はそれと直交する他の側方からみた断面図である。
【図7】 同実施例のポケットの断面形状の一部を示す拡大断面図である。
【図8】 同実施例においてポケットどうしが重なった場合を示したものであり、(A)はポケットどうしが重なっている部分を示す断面図、(B)はダミーポケットどうしが重なっている部分を示す断面図である。
【図9】 同実施例においてポケットとダミーポケットが重なった場合を示したものであり、(A)は図5中にA方向と示した方向から見た断面図、(B)は図5中にB方向と示した方向から見た断面図である。
【図10】 参考例を表わす図であり、(A)は平面図、(B)はそのキャリアテープ本体長手方向の断面図である。
【図11】 従来のキャリアテープを物品収納状態で示す図であり、(A)は平面図、(B)はポケット位置で幅方向に切断した断面図である。
【図12】 リールに巻き取られた従来のキャリアテープの重なり部を示す断面図である。
【図13】 従来のキャリアテープの重なり部で外側のポケットの底部が内側のポケットの開口部に入り込むネスティングを示す断面図である。
【符号の説明】
20,20a,20b キャリアテープ本体
22,22a ポケット
24,24a ダミーポケット
25a ダミーポケットの中央部
25b ダミーポケットの端部
26 送り穴
28 フランジ部
30,30a ポケットの壁面
32 テーパー面
36 突出部
38 ポケットに収納された物品
40 半田端子
50 リブ

Claims (12)

  1. 可撓性をもつ樹脂製キャリアテープ本体の表面側に開口をもちこのキャリアテープ本体の長手方向に等間隔でキャリアテープ本体の厚さよりも深く形成されたエンボス穴が物品収納用ポケットとして形成されたキャリアテープにおいて、
    前記収納用ポケット間に、前記収納用ポケットと同じ深さ方向で少なくとも一部の深さが前記収納用ポケットと同じか又はそれよりも深く形成されたエンボス穴にてなり、物品が収納されることのないダミーポケットが配置されており、
    前記ダミーポケットは、その外側の底面が前記収納用ポケットの開口部上に重なるように配置したとき、その外側の底面が前記収納用ポケットの開口部から少なくとも一部がはみ出す形状に形成されており、かつ、その外側の底面の平面サイズがその開口部の平面サイズよりも大きく形成されており、
    前記収納用ポケットと前記ダミーポケットは開口部の平面形状が互いに異なっており、
    前記収納用ポケットは、その外側の底面の平面サイズがその開口部の平面サイズよりも小さく形成されていることを特徴とする小型物品収納用キャリアテープ。
  2. 前記ダミーポケットの外側の底面と前記収納用ポケットの開口部は、キャリアテープ本体の長手方向においては一方が他方より長い部分をもち、それと直交する方向においては他方が一方より長い部分をもっている請求項に記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  3. 前記ダミーポケットの外側の底面形状は前記収納用ポケットの開口部形状とは異なる種類の形状に形成されている請求項に記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  4. 前記ダミーポケットはキャリアテープ本体の長手方向とそれに直交する方向の少なくとも一方の方向の両端部では中央部よりも深さが深くなっており、前記ダミーポケットの外側の底面が前記収納用ポケットの開口部上に重なるように配置したとき、前記端部の外側の底面の少なくとも一部が前記収納用ポケットの開口部からはみ出す形状に形成されている請求項に記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  5. 前記ダミーポケットはキャリアテープ本体の長手方向に直交する方向の両端部では中央部よりも幅が広くなっており、前記ダミーポケットの外側の底面が前記収納用ポケットの開口部上に重なるように配置したとき、前記端部の外側の底面の少なくとも一部が前記収納用ポケットの開口部からはみ出す形状に形成されている請求項に記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  6. 前記ダミーポケットは壁面がキャリアテープ本体の表面の平面に対して垂直方向に形成されて開口部形状と内側の底面形状が同一になっている請求項1からに記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  7. 前記収納用ポケットは平面形状が実質的に矩形であり、その内壁面に開口部に向かって開く方向のテーパー部をもち、そのテーパー部での開口寸法は収納される物品の4辺がそのテーパー部と接触して支持されたときその物品の底面にあるいずれの部分もこの収納用ポケットの底面と接触しない寸法に設定されている請求項1からに記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  8. 前記テーパー部には収納される物品の底面を支持する突出部が設けられており、その突出部は収納される物品がその突出部で支持されたときその物品の底面にあるいずれの部分もこの収納用ポケットの底面と接触しない位置に設けられている請求項に記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  9. 前記収納用ポケットの内壁面で前記テーパー部が設けられている部分の4つの隅角部は前記テーパー部よりも外方向に窪んでいる請求項又はに記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  10. 請求項1からのいずれかに記載のキャリアテープと、前記収納用ポケットに物品を封入するために前記キャリアテープの表面に取り付けられる樹脂製カバーシートとからなる小型物品収納装置。
  11. 前記収納用ポケットに物品が収納され、前記キャリアテープの表面に樹脂製カバーシートが取り付けられて前記物品がポケットに封入された状態のキャリアテープが前記カバーシートを外側にしてリールに巻き取られている請求項10に記載の小型物品収納装置。
  12. 物品が請求項1からのいずれかに記載のキャリアテープの前記収納用ポケットに収納され、前記キャリアテープの表面に樹脂製カバーシートが取り付けられて前記物品がポケットに封入された状態のキャリアテープが前記カバーシートを外側にしてリールに巻き取られている状態で前記物品を搬送する小型物品搬送方法。
JP2002118618A 2002-04-19 2002-04-19 小型物品の収納用キャリアテープ、収納装置及び搬送方法 Expired - Fee Related JP3957553B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002118618A JP3957553B2 (ja) 2002-04-19 2002-04-19 小型物品の収納用キャリアテープ、収納装置及び搬送方法
TW092108445A TWI265134B (en) 2002-04-19 2003-04-11 Carrier tape for containing good therein, and container using the carrier tape
US10/413,180 US7021467B2 (en) 2002-04-19 2003-04-14 Carrier tape for containing good therein, and container using the carrier tape
KR10-2003-0023946A KR100536450B1 (ko) 2002-04-19 2003-04-16 소형 물품 수납용 캐리어 테이프 및 그 캐리어 테이프를사용한 소형 물품 수납 장치
US11/328,972 US7654392B2 (en) 2002-04-19 2006-01-10 Carrier tape containing good therein, and container using the carrier tape

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002118618A JP3957553B2 (ja) 2002-04-19 2002-04-19 小型物品の収納用キャリアテープ、収納装置及び搬送方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007106579A Division JP4079982B2 (ja) 2007-04-13 2007-04-13 小型物品収納用キャリアテープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003312726A JP2003312726A (ja) 2003-11-06
JP3957553B2 true JP3957553B2 (ja) 2007-08-15

Family

ID=29207924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002118618A Expired - Fee Related JP3957553B2 (ja) 2002-04-19 2002-04-19 小型物品の収納用キャリアテープ、収納装置及び搬送方法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US7021467B2 (ja)
JP (1) JP3957553B2 (ja)
KR (1) KR100536450B1 (ja)
TW (1) TWI265134B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3957553B2 (ja) * 2002-04-19 2007-08-15 株式会社リコー 小型物品の収納用キャリアテープ、収納装置及び搬送方法
WO2003093139A1 (en) * 2002-05-01 2003-11-13 Entegris, Inc. Carrier tape for electronic components
WO2005082737A1 (en) * 2004-01-29 2005-09-09 Infineon Technologies Ag Carrier tape for electronic components
JP2006199300A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品包装帯及びその製造方法
JP2008207821A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Fujitsu Ltd キャリアテープ、電子部品収容体及び電子部品の搬送方法
JP5299378B2 (ja) * 2010-08-11 2013-09-25 株式会社村田製作所 キャリアテープ、キャリアテープ製造装置、キャリアテープの製造方法
TWI482725B (zh) * 2011-05-06 2015-05-01 Lextar Electronics Corp 封合帶改良結構
WO2016197342A1 (en) * 2015-06-10 2016-12-15 3M Innovative Properties Company Component carrier tape and manufacturing method thereof
US20170162411A1 (en) * 2015-12-03 2017-06-08 Nanya Technology Corporation Tray
US10093468B2 (en) * 2016-05-18 2018-10-09 Semiconductor Components Industries, Llc Carrier tape with standoff units
WO2018161250A1 (en) * 2017-03-07 2018-09-13 3M Innovative Properties Company Carrier tape having anti-nesting features
USD871233S1 (en) * 2018-02-12 2019-12-31 Advantek, Inc. Carrier tape
USD876963S1 (en) * 2018-03-30 2020-03-03 Advantek, Inc. Carrier tape
US11452247B2 (en) 2018-11-20 2022-09-20 Advantek, Inc. Multi-row carrier tape with alternating, staggered dummy pockets
JP2021174954A (ja) * 2020-04-30 2021-11-01 Tdk株式会社 電子部品、電子部品の製造方法、電子部品パッケージ
TW202239688A (zh) * 2021-04-06 2022-10-16 美商3M新設資產公司 用於電子組件之載帶

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0245971A (ja) 1988-08-05 1990-02-15 Nec Corp 半導体集積論理回路
JPH09240726A (ja) 1996-03-11 1997-09-16 Hitachi Aic Inc 電子部品のキャリヤテープ
JPH09315488A (ja) 1996-05-28 1997-12-09 Yayoi Kk 電子部品搬送体
US5992639A (en) * 1997-04-02 1999-11-30 Fujitsu Limited Carrier tape with reinforced pockets and method for fabricating carrier tape
JPH10329888A (ja) 1997-04-02 1998-12-15 Fujitsu Ltd キャリアテープ及びその製造方法並びにテーピング梱包体
KR100362076B1 (ko) * 1997-09-10 2002-11-22 야요이 가부시끼가이샤 테이프형상부품포장체, 부품수납용테이프, 테이프형상커버 및 부품포장장치
JP2000085879A (ja) 1998-09-07 2000-03-28 Sony Corp 半導体装置用のキャリアテープ
JP2000203630A (ja) 1999-01-13 2000-07-25 Miyagi Oki Denki Kk エンボスキャリアテ―プおよびエンボスキャリアテ―ピング方法
JP2001010695A (ja) 1999-06-29 2001-01-16 Yayoi Kk 部品包装体
US6293404B1 (en) * 2000-02-23 2001-09-25 Advantek, Inc. Non-nesting component carrier tape
MY126840A (en) * 2000-06-23 2006-10-31 Sumitomo Bakelite Co Electronic parts carrier tape
JP3507012B2 (ja) 2000-07-11 2004-03-15 沖電気工業株式会社 エンボスキャリアテープ
JP2003261173A (ja) 2002-03-05 2003-09-16 Japan Aviation Electronics Industry Ltd エンボスキャリアテープ
JP3957553B2 (ja) * 2002-04-19 2007-08-15 株式会社リコー 小型物品の収納用キャリアテープ、収納装置及び搬送方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20030196930A1 (en) 2003-10-23
KR100536450B1 (ko) 2005-12-16
JP2003312726A (ja) 2003-11-06
TWI265134B (en) 2006-11-01
TW200401738A (en) 2004-02-01
US7654392B2 (en) 2010-02-02
KR20030083588A (ko) 2003-10-30
US7021467B2 (en) 2006-04-04
US20060108259A1 (en) 2006-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3957553B2 (ja) 小型物品の収納用キャリアテープ、収納装置及び搬送方法
JP2910684B2 (ja) ウエハー容器
US7395932B2 (en) Carrier tape for electronic components
US6769549B2 (en) Embossed carrier tape for electronic devices
US6729474B2 (en) Electronic parts carrier tape
US7061108B2 (en) Semiconductor device and a method for securing the device in a carrier tape
JP3856542B2 (ja) キャリアテープ
JP4079982B2 (ja) 小型物品収納用キャリアテープ
JP4755410B2 (ja) テープ状部品包装体
JP2011240945A (ja) エンボスキャリアテープの巻き付け方法及びエンボスキャリアテープ
JP2001278238A (ja) 電子部品収納用トレイ
JP3645094B2 (ja) エンボスキャリアテープ
US7694825B1 (en) Carrier tape for electronic components
JP3360551B2 (ja) 角形チップ部品の搬送容器
JPH08198317A (ja) 部品包装体
JP2006213374A (ja) キャリアテープ
JP2848365B2 (ja) テープキャリアパッケージテープ
JPH09270433A (ja) 電子部品収容体
JP4133243B2 (ja) キャリアテープ
JP2004345667A (ja) 電子部品搬送用キャリアテープ
JPH07149393A (ja) 電子部品搬送テープ
JP2020083324A (ja) キャリアテープ本体及びキャリアテープ
KR100612248B1 (ko) 커버 테이프를 사용하지 않는 반도체 패키지용 캐리어테이프
JP2020083424A (ja) キャリアテープ本体及びキャリアテープ
KR19990070617A (ko) 캐리어 테이프 봉입 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees