JP2003312726A - 小型物品収納用キャリアテープ及び収納装置 - Google Patents

小型物品収納用キャリアテープ及び収納装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリアテープにおいてネスティングを防止
する。 【解決手段】 ポケット22間にはダミーポケット24
が1個ずつ形成されている。ダミーポケット24はポケ
ット22と同一方向の凹みの底をもつエンボス穴であ
る。ダミーポケット24の開口部の平面形状は、キャリ
アテープ本体20の長手方向に直交する方向において、
中央部で狭く、両端部で広くなっているI型をしてい
る。ダミーポケット24の両端部の幅広部分におけるキ
ャリアテープ本体長手方向の幅寸法X2はポケット22
の同方向の幅X1よりも大きく、それに直交する方向の
長さY2はポケット22の同方向の長さY1よりも大き
い。ダミーポケット24の深さは中央部で浅く、両端部
で深い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置のチッ
プ・サイズ・パッケージ(CSP:chip size packag
e)などの小型チップ部品、携帯電話のマイクなどの小
型部品のような物品を安定した状態で収納するためのキ
ャリアテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】チップ部品は最終段階で電気的特性を測
定して良否が判定された後、良品のみが所定の包装形態
にパッケージされて出荷されている。この作業はほとん
ど自動化されている。例えば、現在、チップ部品の包装
は、キャリアテープに部品収納凹部がエンボス加工によ
り一列に等間隔に形成された、いわゆるエンボステープ
の各エンボスにチップ部品を挿入した後、カバーテープ
により封入する方法が多く採用され、また、そのための
自動包装装置が用いられている。
【0003】図11に従来のキャリアテープを物品収納
状態で示す図であり、(A)は平面図、(B)はポケッ
ト位置で幅方向に切断した断面図である。(A)にはカ
バーテープの図示は省略されており、(B)ではカバー
テープも図示されている。2は可撓性をもつ樹脂製キャ
リアテープ本体で、その長手方向には物品を収納するた
めのポケット4がエンボス穴により形成されている。ポ
ケット4内にはCSPのような物品6が収納される。こ
こでは物品6としてCSPが収納されているものとす
る。CSP6はその電極端子、例えば半田端子が下側に
なるようにポケット4に収納される。
【0004】ポケット4はキャリアテープ本体2の長手
方向に沿って等間隔で一列に配列されている。そのポケ
ット4の配列の片側にはキャリアテープ本体2を間欠送
りするための送り穴8が等間隔で開けられている。
【0005】キャリアテープ本体2で、ポケット4の開
口部が設けられている側の平坦面はフランジ部10とな
り、そこにはポケット4に収納された部品6を封入する
ために樹脂製のカバーテープ12が接着又は熱圧着によ
り取り付けられる。
【0006】物品6がポケット4に収納され、カバーテ
ープ12により封入された状態のキャリアテープは、カ
バーテープ12が外側になるようにしてリールに巻き取
られる。図12はリールに巻き取られたキャリアテープ
の重なり部の一部断面図を示したものであり、内側のキ
ャリアテープのポケット4aの位置に外側のキャリアテ
ープのポケット4bが丁度重なった個所を示している。
図の下側がリールの中心方向を表わしている。
【0007】一般に、ポケット4は物品の収納時及び取
出し時の操作性から内部底面積よりも開口部の面積の方
が大きくなるように形成されている。キャリアテープ本
体2は厚みをもっているが、その厚みを考慮してもポケ
ット4の外側底面のサイズは開口部のサイズよりも小さ
くなっている。そのため、図12のように、内側のキャ
リアテープのポケット4aの位置に外側のキャリアテー
プのポケット4bが丁度重なった個所では、キャリアテ
ープをリールに巻き取る際や、巻き取った後の搬送時な
どで力が加わると、図13に示されるように、外側のポ
ケット4bの底部が内側のポケット4aの開口部に入り
込む、所謂ネスティングという現象が生じる。
【0008】このようなキャリアテープに収納される物
品が、例えばBGA(Ball Grid Array)タイプの半田
端子を有するCSPの場合、ネスティングによる圧力に
より半田端子が変形することがある。CSPに限らず、
他の物品においてもネスティングにより破損することが
ある。
【0009】そこで、このようなネスティングの問題を
回避するために、ポケット内部の壁面構造を改良するこ
とにより、ネスティングを防止したキャリアテープが提
案されている(特開2002−46770号公報参
照)。その提案のキャリアテープでは、ポケットの壁面
部に外側方向に突起したリブ部を形成し、リブ部分の断
面形状において底部の外側寸法がポケットの開口部寸法
より大きくなるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ポケットの形状自体を
改良する方法では、大きな物品を収納するキャリアテー
プでは支障がないが、CSPのような小さい物品を収納
するポケットでは、ポケット自体が小さいため、そのポ
ケットの壁面に物品収納の目的以外の形状を構成するこ
とは、物品の収納に対する機能を低下させるおそれがあ
る。そこで、本発明はキャリアテープにおいてネスティ
ングを防止することを目的とするものであるが、提案の
ような物品収納用のポケット自体の変更ではなく、他の
手段よってネスティングを防止することを目的とするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面は、
可撓性をもつ樹脂製キャリアテープ本体の表面側に開口
をもちこのキャリアテープ本体の長手方向に等間隔でキ
ャリアテープ本体の厚さよりも深く形成されたエンボス
穴が物品収納用ポケットとして形成されたキャリアテー
プにおいて、前記ポケット間に、ポケットと同じ深さ方
向で少なくとも一部の深さがポケットと同じか又はそれ
よりも深く形成されたエンボス穴にてなり、物品が収納
されることのないダミーポケットが配置されていること
を特徴とするものである。
【0012】このキャリアテープではポケットの両側に
ダミーポケットが配置されているので、ポケットに物品
が収納されカバーテープで封止された後、キャリアテー
プがリールに巻き取られたとき、隣接する内側と外側で
ポケットの位置が重なったとしても、ダミーポケットが
両キャリアテープ間の距離を維持するように作用し、外
側のキャリアテープのポケット底部が内側のキャリアテ
ープのポケット開口部に入り込みにくくなり、ネスティ
ングを防止することができる。
【0013】本発明の第2の局面は、可撓性をもつ樹脂
製キャリアテープ本体の表面側に開口をもちこのキャリ
アテープ本体の長手方向に等間隔でキャリアテープ本体
の厚さよりも深く形成されたエンボス穴が物品収納用ポ
ケットとして形成されたキャリアテープにおいて、キャ
リアテープ本体の裏面には少なくとも一部の高さが前記
ポケットと同じか又はそれよりも高い板状に突出したリ
ブがキャリアテープ本体に一体として形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0014】このキャリアテープではポケットの両側に
リブが配置されているので、ポケットに物品が収納され
カバーテープで封止された後、キャリアテープがリール
に巻き取られたとき、隣接する内側と外側でポケットの
位置が重なったとしても、リブが両キャリアテープ間の
距離を維持するように作用し、外側のキャリアテープの
ポケット底部が内側のキャリアテープのポケット開口部
に入り込みにくくなり、ネスティングを防止することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】ダミーポケットを形成した本発明
の第1の局面において、ダミーポケットは、その外側の
底面形状がポケットの開口部から少なくとも一部がはみ
出す形状に形成されている。これにより、キャリアテー
プがリールに巻き取られたとき、隣接する内側のキャリ
アテープのポケットと外側のキャリアテープのダミーポ
ケットの位置が重なったとしても、ダミーポケットの底
部がポケット開口部に入り込むことがない。
【0016】ダミーポケットの外側の底面形状がポケッ
トの開口部平面形状から少なくとも一部がはみ出す形状
に形成されている形状の1つの例は、ダミーポケットの
外側の底面とポケットの開口部は、キャリアテープ本体
の長手方向においては一方が他方より長い部分をもち、
それと直交する方向においては他方が一方より長い部分
をもっている形状である。
【0017】ダミーポケットの外側の底面形状がポケッ
トの開口部平面形状から少なくとも一部がはみ出す形状
に形成されている形状の他の例は、ダミーポケットの外
側の底面形状がポケットの開口部形状とは異なる種類の
形状に形成されている場合である。
【0018】ダミーポケットの外側の底面形状がポケッ
トの開口部平面形状から少なくとも一部がはみ出す形状
に形成されている形状のさらに他の例は、ダミーポケッ
トはキャリアテープ本体の長手方向とそれに直交する方
向(幅方向)の少なくとも一方の方向の両端部では中央
部よりも深さが深くなっており、ダミーポケットの外側
の底面がポケットの開口部上に重なるように配置したと
き、ダミーポケットの端部の外側底面の少なくとも一部
がポケットの開口部からはみ出す形状に形成されている
場合である。
【0019】ダミーポケットの外側の底面形状がポケッ
トの開口部平面形状から少なくとも一部がはみ出す形状
に形成されている形状のさらに他の例は、ダミーポケッ
トはキャリアテープ本体の長手方向に直交する方向の両
端部では中央部よりも幅が広くなっており、ダミーポケ
ットの外側の底面がポケットの開口部上に重なるように
配置したとき、ダミーポケットの端部の外側底面の少な
くとも一部がポケットの開口部からはみ出す形状に形成
されている場合である。
【0020】ダミーポケットの形状の好ましい例は、ダ
ミーポケットの壁面がキャリアテープ本体の表面の平面
に対して垂直方向に形成されて開口部形状と内側の底面
形状が同一になっているものである。キャリアテープ本
体には厚みがあるため、ダミーポケットの外側底面の面
積はダミーポケットの開口部の面積よりも大きくなる。
キャリアテープがリールに巻き取られたとき、隣接する
内側と外側でポケットの位置が重なったとき、ダミーポ
ケットどうしも重なるが、ダミーポケットでは外側底面
積の方が開口部面積よりも大きいため、外側のダミーポ
ケットの底部が内側のダミーポケットの開口部に入り込
むことがなく、隣接するキャリアテープ間の距離を維持
することができる。これにより、ダミーポケット間に存
在する内側キャリアテープのポケットと外側キャリアテ
ープのポケットは、重なり合ったとしても外側のポケッ
トの底部が内側のポケットの開口部に入り込むことが防
止される。
【0021】リブを形成した本発明の第2の局面におい
て、好ましい形態では、リブはポケット間に配置され、
キャリアテープ本体の長手方向に延びた形状に形成され
ている。
【0022】さらに好ましくは、リブはキャリアテープ
本体の長手方向で複数に分割されている。これにより、
キャリアテープをリールに巻き取る際、送り方向(キャ
リアテープ本体の長手方向)に曲がりやすくなる。
【0023】リブはポケット間以外の領域にも形成され
ていてもよい。キャリアテープがリールに巻き取られた
とき、隣接する内側と外側でポケットの位置が重なった
とき、リブが多いほど隣接キャリアテープ間の距離を維
持しやすくなり、外側のポケットの底部が内側のポケッ
トの開口部に入り込むことが有効に防止される。
【0024】本発明によれば、物品を収納するポケット
の形状によらず、ダミーポケット又はリブによって外側
のポケットの底部が内側のポケットの開口部に入り込む
ことが防止されるので、ポケットの形状は物品の収納や
取出しに好都合なように設計することができる。そのよ
うに設計された好ましいポケット形状の一例は、平面形
状が実質的に矩形であり、その内壁面に開口部に向かっ
て開く方向のテーパー部をもち、そのテーパー部での開
口寸法は収納される物品の4辺がそのテーパー部と接触
して支持されたときその物品の底面にあるいずれの部分
もこのポケットの底面と接触しない寸法に設定されてい
るものである。このように、ポケット内で物品を4辺で
支持し、電極のような底面にある部分がポケットの底面
と接触しないようにすれば、半田電極のような機械的損
傷を受けやすい部分を保護することができて好都合であ
る。
【0025】さらに好ましいポケット形状として、ポケ
ット内壁面のテーパー部には収納される物品の底面を支
持する突出部が設けられており、その突出部は収納され
る物品がその突出部で支持されたときその物品の底面に
あるいずれの部分もこのポケットの底面と接触しない位
置に設けられているものとすることができる。このよう
に突出部を設けることにより、収納しようとする物品の
サイズが小さくなってその4辺をテーパー部に接触させ
て支持できない場合、この突出部で物品を支持すること
によって、物品の底面にある半田端子のような部分がポ
ケットの底面と接触することを防止することができるよ
うになる。
【0026】ポケットの内壁面にテーパー部が設けられ
ている場合のさらに好ましいポケット形状は、ポケット
の内壁面でテーパー部が設けられている部分の4つの隅
角部がテーパー部よりも外方向に窪んでいるものであ
る。これにより、収納しようとする物品の角がポケット
の内壁面と接触せずに収納できるため、安定して収納す
ることができる。
【0027】このキャリアテープに物品を収納するには
ポケットに物品を封入するためにキャリアテープの表面
に樹脂製カバーシートを取り付ける。本発明は、そのキ
ャリアテープとカバーシートを組み合わせて小型物品収
納装置としたものも含んでいる。
【0028】そして、本発明はそのような小型物品収納
装置に物品を収納してリールに巻き取ったものも含んで
いる。すなわち本発明の小型物品収納装置は、ポケット
に物品が収納され、キャリアテープの表面に樹脂製カバ
ーシートが取り付けられて物品がポケットに封入された
状態のキャリアテープがカバーシートを外側にしてリー
ルに巻き取られているものである。
【0029】
【実施例】図1は第1の実施例を表わす。(A)はキャ
リアテープ本体の平面図、(B)は(A)のB−B線位
置での断面図、(C)は(A)のA−A線位置での断面
図である。このキャリアテープは、BGAタイプのCS
Pを収納するためのものである。20はポリカーボネー
トからなる可撓性を持つキャリアテープ本体であり、そ
の厚さは0.18mmである。22は物品を収納する矩
形のポケットであり、底をもつエンボス穴として形成さ
れている。ポケット22は多数個が同一形状で同一方向
に凹みをもち、キャリアテープ本体20の長手方向に沿
って4mmのピッチP1で一列に等間隔に配列されてい
る。ポケット22の開口部の平面形状の寸法は、X1=
1.08mm、Y1=1.58mmである。
【0030】ポケット22間にはダミーポケット24が
1個ずつ形成されている。ダミーポケット24はポケッ
ト22と同一方向の凹みとして形成された、底をもつエ
ンボス穴である。ダミーポケット24の開口部の平面形
状は、キャリアテープ本体20の長手方向に直交する方
向において、中央部で狭く、両端部で広くなっているI
型をしている。両端部の幅広部分におけるキャリアテー
プ本体長手方向の幅寸法X2は1.1mmで、ポケット
22の同方向の幅X1よりも大きい。中央部の幅X2a
は端部よりも狭く、0.7mmである。ダミーポケット
24の開口部の平面形状におけるキャリアテープ本体長
手方向に直交する方向の長さY2は2.0mmで、ポケ
ット22の同方向の長さY1よりも大きい。
【0031】ポケット22とダミーポケット24の配列
の片側には、このキャリアテープ本体20を間欠送りす
るための送り穴26が等間隔で開けられてポケット22
と同じ配列方向に配列されている。送り穴26はポケッ
ト22の配列の両側に設けてもよい。
【0032】ポケット22、ダミーポケット24及び送
り穴26以外の本体20の表面(22,24の開口部が
ある側の面)は平坦面であり、その平坦面上にはポケッ
ト22に物品を収納し、封入するためにカバーテープが
熱圧着又は接着により取り付けられるフランジ部28と
なっている。フランジ部28でカバーテープが取り付け
られる領域は、送り穴26を被うことなく、ポケット2
2とダミーポケット24の開口部を被う領域である。
【0033】ポケット22の底面には穴34が開けられ
ている。この穴34は物品をポケット22に封入した
後、存在を確認するとともに、ポケット22内外の気圧
変動を防ぐためのものである。しかし、この穴34はな
くてもよい。
【0034】ポケット22の断面形状の一部を図2に拡
大して示す。図2は図1の(C)の破線の円Cで囲まれ
た部分の拡大図である。ポケット22の内側では、開口
部から所定の深さまでの壁面30がフランジ部28の面
に対し垂直方向に形成されており、その壁面30より底
部側の壁面32は開口部方向に開いたテーパー面となっ
ている。テーパー面32には収納する物品の底面を支持
するための突出部36が形成されている。
【0035】図2において、38はポケット22に収納
された物品のCSPである。物品38の底面には半田端
子40が形成されている。物品38を収納する状態とし
て、物品38のサイズにより異なる形態がありうる。
【0036】1つの形態は、図2に示されているよう
に、物品38の4辺がテーパー部32と接触して支持さ
れ、物品38の底面と突出部36が直接接触しない状態
である。
【0037】他の形態は、物品38が小さくなって、物
品38の4辺がテーパー部32と接触せず、物品38の
底面が突出部36と当接して支持される状態である。何
れの場合でも物品38の底面にある半田端子40などの
部分は、ポケット22の底面とは接触しないで支持され
る。しかしながら、本発明は、突出部36がなく、物品
38を支持するためにテーパー部32のみを備えている
場合も1つの実施例として含むものである。
【0038】テーパー面32が形成されている深さの位
置において、ポケット22の壁面の隅角部にはそのテー
パー面32は形成されておらず、図1(A)に示されて
いるように、テーパー面32よりも外方向に窪んだ窪み
33が形成されている。これにより、物品38の角が壁
面に接触しないようになり、ポケット22に物品38を
挿入したり取り出したりする際の操作性が向上するとと
もに、ポケット22で物品38を安定して支持すること
ができるようになる。
【0039】図1にはカバーテープは図示されていない
が、物品38をポケット22に収納した後、熱圧着によ
りカバーテープがフランジ部28に取り付けられてポケ
ット22の開口部が封止される。
【0040】ダミーポット24は、中央部25aとその
両端部25bとからなる。中央部25aの深さは両端部
25bの深さよりも浅い。両端部25bの深さはポケッ
ト22の深さと同じである。ダミーポット24の壁面は
フランジ部28の面に対し垂直方向に形成されている。
【0041】キャリアテープ本体20の材質は、上に示
したポリカーボネートの他、APET(アモルファス・
ポリエチレンテレフタレート)やポリスチレンなどを用
いることができる。また、カバーテープの材質として
は、ポリエステルなどを用いることができる。
【0042】物品を収納した状態のキャリアテープをカ
バーテープで封止し、リールに巻き取る。巻き取られた
状態では、内側に巻かれたキャリアテープとそれに隣接
してその外側に巻かれたキャリアテープの間で、ポケッ
トどうしが重なったり、ポケット上にダミーポケットが
重なる状態が起こりうる。
【0043】図3はポケット22どうしが重なった場合
を図示したものである。(A)はポケット22どうしが
重なっている部分を表わしている。そのポケット22の
両側ではダミーポケット24どうしが(B)のように重
なる状態となっている。ポケット22には物品38が収
納され、カバーテープ21で封止されている。
【0044】図3(B)に示されるように、ダミーポケ
ット24どうしの重なり部では、ダミーポケット24の
壁面がフランジ部の面に垂直であることから、ダミーポ
ケット24の外部底面のサイズが開口部のサイズに比べ
てキャリアテープ本体20の厚みの分だけ大きくなるた
め、外側に巻かれたキャリアテープのダミーポケット2
4の底部が内側に巻かれたキャリアテープのダミーポケ
ット24の開口部に入り込むことはなく、ダミーポケッ
ト24が内外両キャリアテープの間隔を保持する。その
結果、ポケット部では、外側に巻かれたキャリアテープ
のポケット22の外側底面のサイズが内側に巻かれたキ
ャリアテープのポケット22の開口部のサイズよりも小
さいが、ポケット22の両側にあるダミーポケット24
によって内外両キャリアテープの間隔が保持されるた
め、外側に巻かれたキャリアテープのポケット22の外
側底部が内側に巻かれたキャリアテープのポケット22
の開口部に入り込むことが防止される。
【0045】また、内側に巻かれたキャリアテープのポ
ケット22とそれに隣接してその外側に巻かれたキャリ
アテープのダミーポケット24が重なることも起こりう
る。図4はその状態を表わしたものである。(A)はキ
ャリアテープ本体の長手方向に切断した状態の断面図、
(B)はそれに直交する方向に切断した状態の断面図で
ある。
【0046】図1で説明したように、キャリアテープ本
体の長手方向に関しては、ダミーポケット24は中央部
25aでは幅X2aがポケット22の幅X1よりも小さ
いが、深さが両端部25bよりも浅く、一方ダミーポケ
ット24の両端部25bの幅X2はポケット22の幅X
1よりも大きいため、図4(A)に示されるように、ダ
ミーポケット24の外側底部がポケット22の開口部に
入り込むことが防止される。
【0047】また、キャリアテープ本体の幅方向に関し
ては、ダミーポケット24の長さY2がポケット22の
長さY1よりも大きいことによっても、図4(B)に示
されるように、ダミーポケット24の外側底部がポケッ
ト22の開口部に入り込むことが防止される。
【0048】図5は第2の実施例を表わす。(A)は平
面図、(B)はそのA−A線位置での断面図である。図
6は同実施例におけるポケットを物品を収納した状態で
示す図であり、(A)は平面図、(B)はその1つの側
方からみた断面図、(C)はそれと直交する他の側方か
らみた断面図である。この実施例を第1の実施例と比較
すると、ポケット22a間にダミーポケット24aが形
成されている点は共通しているが、ポケット22a及び
ダミーポケット24aの形状が異なる。
【0049】ポケット22aにおいては、図6と壁面断
面の拡大図である図7に示されるように、開口部側の壁
面30aはフランジ面28に対し垂直ではなく、開口部
側が開く方向に傾斜したテーパー面となっている点で異
なる。底部側にもテーパー面32が設けられているが、
開口部側のテーパー面30aは底部側のテーパー面32
よりも傾斜が急である。底部側のテーパー面32及びそ
のテーパー面32に設けられた突出部36は第1の実施
例と同じである。
【0050】また、 テーパー面32が形成されている
深さの位置において、ポケット22aの壁面の隅角部に
はそのテーパー面32は形成されておらず、図1の実施
例と同様に、テーパー面32よりも外方向に窪んだ窪み
33が形成されている。
【0051】図6と図7はポケット22aに物品38と
してCSPが収納された状態を示している。この物品3
8のサイズは、4辺がテーパー面32で支持される大き
さであり、物品38の底面と突出部36の間に隙間のあ
る状態で支持されている。物品38のサイズが小さくな
ると、物品38の底面が突出部36と接触して突出部3
6により支持されるようになる。いずれの場合も半田端
子40はポケット22aの底面とは接触しない。
【0052】ダミーポケット24aは壁面がフランジ面
28に対して垂直方向に形成され、深さは均一になって
いる。ダミーポケット24aの外側のサイズはキャリア
テープ本体20aの長手方向に対してはポケット22a
の開口部の幅よりも広く、それと直交する方向に対して
はポケット22aの開口部の幅よりも狭く設定されてい
る。ダミーポケット24aの深さはポケット22aの深
さと同一又はそれ以上である。
【0053】図8(A)はこの実施例において内側に巻
かれたキャリアテープのポケット22aと隣接してその
外側に巻かれたキャリアテープのポケット22aが重な
った状態を示したものである。その場合は、内側に巻か
れたキャリアテープのダミーポケット24aと外側に巻
かれたキャリアテープのダミーポケット24aも図8
(B)に示されたように重なることになるが、ダミーポ
ケット24aは壁面が垂直であるため外側底面のサイズ
は開口部のサイズよりも大きく、従ってダミーポケット
24aどうしの重なり部で底部が開口部に入り込むネス
ティング現象は起こらない。そのため、ダミーポケット
24a間に挟まれたポケット22aどうしの重なり部に
おいても内外の両キャリアテープ間の間隔がダミーポケ
ット24aによって維持され、ポケット22aどうしの
ネスティング現象も防止される。
【0054】図9はポケット22aとダミーポケット2
4aが重なった状態を表わしたものである。(A)は図
5中にA方向と示した方向から見た断面図、(B)は図
5中にB方向と示した方向から見た断面図である。
【0055】ダミーポケット24aのキャリアテープ本
体長手方向の幅がポケット22aの幅よりも広いので、
ダミーポケット24aの底部がポケット22aの開口部
に入り込むネスティング現象は起こらない。
【0056】図10は第3の実施例を表わしたものであ
り、(A)は平面図、(B)はそのキャリアテープ本体
長手方向の断面図である。キャリアテープ本体20b
で、ポケット22間の裏面側(キャリアテープ本体20
bのフランジ部28を表面側としており、裏面側はその
反対側)に板状のリブ50がキャリアテープ本体20b
と一体的に形成されている。リブ50はキャリアテープ
本体20bの長手方向に延びる板状の形状をもち、ポケ
ット22とは一体化されておらず、リブ50自体におい
て長手方向で2つに分割された形状に形成されている。
リブ50の全体の長さLはポケット22の開口部の幅W
よりも長く、リブ50の高さHはポケット22の外側寸
法と同じである。
【0057】この実施例においては、内側に巻かれたキ
ャリアテープのポケット22と隣接してその外側に巻か
れたキャリアテープのポケット22が重なるようにキャ
リアテープがリールに巻かれた場合にも、ポケット22
間のリブ50がキャリアテープ本体20b間の間隔を維
持するため、外側のポケット22の底部が内側のポケッ
ト22の開口部に入り込むことは防止される。
【0058】また、リブ50がポケット22上にきた場
合、リブの長さLがポケット22の開口部の幅Wよりも
大きく設定されているので、リブ50がポケット22の
開口部に入り込むこともない。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載されたキャリアテープ
は、可撓性をもつ樹脂製キャリアテープ本体の表面側に
開口をもちこのキャリアテープ本体の長手方向に等間隔
でキャリアテープ本体の厚さよりも深く形成されたエン
ボス穴が物品収納用ポケットとして形成されたキャリア
テープにおいて、ポケット間に、ポケットと同じ深さ方
向で少なくとも一部の深さがポケットと同じか又はそれ
よりも深く形成されたエンボス穴にてなり、物品が収納
されることのないダミーポケットが配置されているの
で、ポケットに物品が収納されカバーテープで封止され
た後、キャリアテープがリールに巻き取られたとき、隣
接する内側と外側でポケットの位置が重なったとして
も、ダミーポケットが両キャリアテープ間の距離を維持
するように作用し、外側のキャリアテープのポケット底
部が内側のキャリアテープのポケット開口部に入り込み
にくくなり、ネスティングを防止することができる。
【0060】請求項8に記載されたキャリアテープは、
キャリアテープ本体の裏面には少なくとも一部の高さが
ポケットと同じか又はそれよりも高い板状に突出したリ
ブがキャリアテープ本体に一体として形成されているの
で、ポケットに物品が収納されカバーテープで封止され
た後、キャリアテープがリールに巻き取られたとき、隣
接する内側と外側でポケットの位置が重なったとして
も、リブが両キャリアテープ間の距離を維持するように
作用し、外側のキャリアテープのポケット底部が内側の
キャリアテープのポケット開口部に入り込みにくくな
り、ネスティングを防止することができる。
【0061】請求項15に記載された小型物品収納装置
は、本発明のキャリアテープとそのキャリアテープのポ
ケットに物品を封入するためにキャリアテープの表面に
取り付けられる樹脂製カバーシートとからなるので、ポ
ケットに物品が収納されカバーテープで封止された後、
キャリアテープがリールに巻き取られたとき外側のキャ
リアテープのポケット底部が内側のキャリアテープのポ
ケット開口部に入り込むネスティングを防止して、ポケ
ットに収納された物品が損傷を受けるのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を表わす図であり、(A)はキャ
リアテープ本体の平面図、(B)は(A)のB−B線位
置での断面図、(C)は(A)のA−A線位置での断面
図である。
【図2】同実施例のポケットの断面形状の一部を示す拡
大断面図である。
【図3】同実施例においてポケットどうしが重なった場
合を示したものであり、(A)はポケットどうしが重な
っている部分を示す断面図、(B)はダミーポケットど
うしが重なっている部分を示す断面図である。
【図4】同実施例においてポケットとダミーポケットが
重なった場合を示したものであり、(A)はキャリアテ
ープ本体の長手方向に切断した状態の断面図、(B)は
それに直交する方向に切断した状態の断面図である。
【図5】第2の実施例を表わす図であり、(A)は平面
図、(B)はそのA−A線位置での断面図である。
【図6】同実施例におけるポケットを物品を収納した状
態で示す図であり、(A)は平面図、(B)はその1つ
の側方からみた断面図、(C)はそれと直交する他の側
方からみた断面図である。
【図7】同実施例のポケットの断面形状の一部を示す拡
大断面図である。
【図8】同実施例においてポケットどうしが重なった場
合を示したものであり、(A)はポケットどうしが重な
っている部分を示す断面図、(B)はダミーポケットど
うしが重なっている部分を示す断面図である。
【図9】同実施例においてポケットとダミーポケットが
重なった場合を示したものであり、(A)は図5中にA
方向と示した方向から見た断面図、(B)は図5中にB
方向と示した方向から見た断面図である。
【図10】第3の実施例を表わす図であり、(A)は平
面図、(B)はそのキャリアテープ本体長手方向の断面
図である。
【図11】従来のキャリアテープを物品収納状態で示す
図であり、(A)は平面図、(B)はポケット位置で幅
方向に切断した断面図である。
【図12】リールに巻き取られた従来のキャリアテープ
の重なり部を示す断面図である。
【図13】従来のキャリアテープの重なり部で外側のポ
ケットの底部が内側のポケットの開口部に入り込むネス
ティングを示す断面図である。
【符号の説明】
20,20a,20b キャリアテープ本体 22,22a ポケット 24,24a ダミーポケット 25a ダミーポットの中央部 25b ダミーポットの端部 26 送り穴 28 フランジ部 30,30a ポケットの壁面 32 テーパー面 36 突出部 38 ポケットに収納された物品 40 半田端子 50 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA11 AB47 AC04 AC18 BA34A BB14A BC07A CA24 EA06 EB27 EC08 EE39 EE43 EE46 FA01 FC01 GD10 3E096 AA06 BA09 CA15 CC01 DA04 DA08 DB08 DC01 EA02X FA20 FA40 GA01

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性をもつ樹脂製キャリアテープ本体
    の表面側に開口をもちこのキャリアテープ本体の長手方
    向に等間隔でキャリアテープ本体の厚さよりも深く形成
    されたエンボス穴が物品収納用ポケットとして形成され
    たキャリアテープにおいて、 前記ポケット間に、ポケットと同じ深さ方向で少なくと
    も一部の深さがポケットと同じか又はそれよりも深く形
    成されたエンボス穴にてなり、物品が収納されることの
    ないダミーポケットが配置されていることを特徴とする
    物品収納用キャリアテープ。
  2. 【請求項2】 前記ダミーポケットは、前記ダミーポケ
    ットの外側の底面が前記ポケットの開口部上に重なるよ
    うに配置したとき、その外側の底面が前記ポケットの開
    口部から少なくとも一部がはみ出す形状に形成されてい
    る請求項1に記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  3. 【請求項3】 前記ダミーポケットの外側の底面と前記
    ポケットの開口部は、キャリアテープ本体の長手方向に
    おいては一方が他方より長い部分をもち、それと直交す
    る方向においては他方が一方より長い部分をもっている
    請求項2に記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  4. 【請求項4】 前記ダミーポケットの外側の底面形状は
    前記ポケットの開口部形状とは異なる種類の形状に形成
    されている請求項2に記載の小型物品収納用キャリアテ
    ープ。
  5. 【請求項5】 前記ダミーポケットはキャリアテープ本
    体の長手方向とそれに直交する方向の少なくとも一方の
    方向の両端部では中央部よりも深さが深くなっており、
    前記ダミーポケットの外側の底面が前記ポケットの開口
    部上に重なるように配置したとき、前記端部の外側の底
    面の少なくとも一部が前記ポケットの開口部からはみ出
    す形状に形成されている請求項2に記載の小型物品収納
    用キャリアテープ。
  6. 【請求項6】 前記ダミーポケットはキャリアテープ本
    体の長手方向に直交する方向の両端部では中央部よりも
    幅が広くなっており、前記ダミーポケットの外側の底面
    が前記ポケットの開口部上に重なるように配置したと
    き、前記端部の外側の底面の少なくとも一部が前記ポケ
    ットの開口部からはみ出す形状に形成されている請求項
    2に記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  7. 【請求項7】 前記ダミーポケットは壁面がキャリアテ
    ープ本体の表面の平面に対して垂直方向に形成されて開
    口部形状と内側の底面形状が同一になっている請求項1
    から6に記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  8. 【請求項8】 可撓性をもつ樹脂製キャリアテープ本体
    の表面側に開口をもちこのキャリアテープ本体の長手方
    向に等間隔でキャリアテープ本体の厚さよりも深く形成
    されたエンボス穴が物品収納用ポケットとして形成され
    たキャリアテープにおいて、 前記キャリアテープ本体の裏面には少なくとも一部の高
    さが前記ポケットと同じか又はそれよりも高い板状に突
    出したリブが前記キャリアテープ本体に一体として形成
    されていることを特徴とする小型物品収納用キャリアテ
    ープ。
  9. 【請求項9】 前記リブは前記ポケット間に配置され、
    前記キャリアテープ本体の長手方向に延びた形状に形成
    されている請求項8に記載の小型物品収納用キャリアテ
    ープ。
  10. 【請求項10】 前記リブは前記キャリアテープ本体の
    長手方向で複数に分割されている請求項9に記載の小型
    物品収納用キャリアテープ。
  11. 【請求項11】 前記リブは前記ポケット間以外の領域
    にも形成されている請求項8から10のいずれかに記載
    の小型物品収納用キャリアテープ。
  12. 【請求項12】 前記ポケットは平面形状が実質的に矩
    形であり、その内壁面に開口部に向かって開く方向のテ
    ーパー部をもち、そのテーパー部での開口寸法は収納さ
    れる物品の4辺がそのテーパー部と接触して支持された
    ときその物品の底面にあるいずれの部分もこのポケット
    の底面と接触しない寸法に設定されている請求項1から
    11に記載の小型物品収納用キャリアテープ。
  13. 【請求項13】 前記テーパー部には収納される物品の
    底面を支持する突出部が設けられており、その突出部は
    収納される物品がその突出部で支持されたときその物品
    の底面にあるいずれの部分もこのポケットの底面と接触
    しない位置に設けられている請求項12に記載の小型物
    品収納用キャリアテープ。
  14. 【請求項14】 前記ポケットの内壁面で前記テーパー
    部が設けられている部分の4つの隅角部は前記テーパー
    部よりも外方向に窪んでいる請求項12又は13に記載
    の小型物品収納用キャリアテープ。
  15. 【請求項15】 請求項1から14のいずれかに記載の
    キャリアテープと、 前記ポケットに物品を封入するために前記キャリアテー
    プの表面に取り付けられる樹脂製カバーシートとからな
    る小型物品収納装置。
  16. 【請求項16】 前記ポケットに物品が収納され、前記
    キャリアテープの表面に樹脂製カバーシートが取り付け
    られて前記物品がポケットに封入された状態のキャリア
    テープが前記カバーシートを外側にしてリールに巻き取
    られている請求項15に記載の小型物品収納装置。
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