JPH0617145B2 - 電子部品搬送体 - Google Patents
電子部品搬送体Info
- Publication number
- JPH0617145B2 JPH0617145B2 JP59179728A JP17972884A JPH0617145B2 JP H0617145 B2 JPH0617145 B2 JP H0617145B2 JP 59179728 A JP59179728 A JP 59179728A JP 17972884 A JP17972884 A JP 17972884A JP H0617145 B2 JPH0617145 B2 JP H0617145B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic component
- tape
- bottom tape
- component carrier
- comb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、大型電子部品（特にＩＣ等において、リード
が４方向に形成されたクワドインラインパッケージ等）
において、コム（リード）部の変形を起こさない品質の
優れた部品の搬送体を提供するものである。
が４方向に形成されたクワドインラインパッケージ等）
において、コム（リード）部の変形を起こさない品質の
優れた部品の搬送体を提供するものである。
従来例の構成とその問題点 従来のコム（リード）付大型電子部品，他の電子部品等
において、その搬送は部品のマウント機搬送上から紙で
ケースを形成した、いわゆる紙テープ方式のもの、ある
いは、射出成型，真空又は圧空成形方式で得られるトレ
イ方式のもの等が見受けられるのであった。しかし、こ
れらの部品搬送方法では、トップテープと部品の間に間
隙があり電子部品に形成したコムが部品の搬送中に振動
等によりケース内で移動し、ケース面との接触でコムの
変形を来たすのである。
において、その搬送は部品のマウント機搬送上から紙で
ケースを形成した、いわゆる紙テープ方式のもの、ある
いは、射出成型，真空又は圧空成形方式で得られるトレ
イ方式のもの等が見受けられるのであった。しかし、こ
れらの部品搬送方法では、トップテープと部品の間に間
隙があり電子部品に形成したコムが部品の搬送中に振動
等によりケース内で移動し、ケース面との接触でコムの
変形を来たすのである。
このように、変形したコムを基板に挿着すると回路との
接触不良，ショート，等を来たし製品の信頼性を低下さ
せる原因となることが多く見受けられた。このような問
題に対し基板上に挿着する前に前工程で変形したコムを
整列機等を用い所定のピッチ間隔になるように加工を施
こすのである。
接触不良，ショート，等を来たし製品の信頼性を低下さ
せる原因となることが多く見受けられた。このような問
題に対し基板上に挿着する前に前工程で変形したコムを
整列機等を用い所定のピッチ間隔になるように加工を施
こすのである。
このように従来の方式ではコムの変形があり、この変形
コムの補修等のため加工工程の増加、変形による品質の
低下、等があり、コストアップの要因にもなっていたの
である。
コムの補修等のため加工工程の増加、変形による品質の
低下、等があり、コストアップの要因にもなっていたの
である。
発明の目的 本発明は上述した従来の問題点を解消した新しいコム付
大型電子部品，他の電子部品等においてコムの変形を起
こさない電子部品搬送方式として、トップテープとボト
ムテープの間で電子部品を挾んだ形式の電子部品搬送体
を提供するものである。
大型電子部品，他の電子部品等においてコムの変形を起
こさない電子部品搬送方式として、トップテープとボト
ムテープの間で電子部品を挾んだ形式の電子部品搬送体
を提供するものである。
発明の構成 リード部を有する電子部品を搬送するための電子部品搬
送体において、底面に前記電子部品を載置するための突
起部が設けられた凹部を一定間隔で複数個有するボトム
テープと、前記ボトムテープの一方の側にあって前記ボ
トムテープの凹部を被覆可能なトップテープとから構成
され、かつ前記ボトムテープの突起部に前記電子部品を
載置すると前記電子部品が前記ボトムテープの凹部開口
面より突出するように前記ボトムテープの突起部の高さ
を設定し、前記トップテープと前記ボトムテープの突起
部で前記電子部品の本体を挟持するよう構成したことを
特徴とする電子部品搬送体である。
送体において、底面に前記電子部品を載置するための突
起部が設けられた凹部を一定間隔で複数個有するボトム
テープと、前記ボトムテープの一方の側にあって前記ボ
トムテープの凹部を被覆可能なトップテープとから構成
され、かつ前記ボトムテープの突起部に前記電子部品を
載置すると前記電子部品が前記ボトムテープの凹部開口
面より突出するように前記ボトムテープの突起部の高さ
を設定し、前記トップテープと前記ボトムテープの突起
部で前記電子部品の本体を挟持するよう構成したことを
特徴とする電子部品搬送体である。
実施例の説明 実施例１〜６ 概ね第１図，第２図，第３図，第４図に示す構造を有す
る金型を用い厚さ２００μのＡＢＳ，硬質ＰＶＣ，ＰＳ
の各フィルムを用い第５図，第６図，第７図，第８図，
第９図，第１０図に示す成形体１０を得た。この成形体
に部品を挿入し第５図〜第１０図の構造とし、搬送テス
トを実施した。結果を表−１に示す。
る金型を用い厚さ２００μのＡＢＳ，硬質ＰＶＣ，ＰＳ
の各フィルムを用い第５図，第６図，第７図，第８図，
第９図，第１０図に示す成形体１０を得た。この成形体
に部品を挿入し第５図〜第１０図の構造とし、搬送テス
トを実施した。結果を表−１に示す。
比較例１ 第１１図に示すトレイ状成形体に部品を挿入し、搬送テ
ストを実施した。結果を表−１に示す。
ストを実施した。結果を表−１に示す。
発明の効果 実施例に示したごとく本発明では、凹部を形成したシー
ト状成形体（ボトムテープ）の凹部に部品を入れ、その
部品の一部が上部開放部に形成するトップテープとで挾
まれた状態となることにより部品の移動がなく、ケース
内壁，その他との接触による変形を防止することが出来
るのである。
ト状成形体（ボトムテープ）の凹部に部品を入れ、その
部品の一部が上部開放部に形成するトップテープとで挾
まれた状態となることにより部品の移動がなく、ケース
内壁，その他との接触による変形を防止することが出来
るのである。
第１図〜第４図は本発明の一実施例で用いた成形用金型
の断面図である。 第５図〜第１０図は本発明の一実施例で得た電子商品搬
送用成形体の構造を示す断面図である。 第１１図は比較例に用いた従来のトレイの一部の斜視図
である。 １……排気孔、２……上型、３……下型、４……送気
孔、５……送り穴、６……部品固定用突起、７……電子
部品、９……トップテープ、９′……トップテープ成形
体、１０……ボトムテープ、１１……突出し穴、１２…
…成形トレイ。
の断面図である。 第５図〜第１０図は本発明の一実施例で得た電子商品搬
送用成形体の構造を示す断面図である。 第１１図は比較例に用いた従来のトレイの一部の斜視図
である。 １……排気孔、２……上型、３……下型、４……送気
孔、５……送り穴、６……部品固定用突起、７……電子
部品、９……トップテープ、９′……トップテープ成形
体、１０……ボトムテープ、１１……突出し穴、１２…
…成形トレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−101100（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−101499（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】リード部を有する電子部品を搬送するため
の電子部品搬送体において、底面に前記電子部品を載置
するための突起部が設けられた凹部を一定間隔で複数個
有するボトムテープと、前記ボトムテープの一方の側に
あって前記ボトムテープの凹部を被覆可能なトップテー
プとから構成され、かつ前記ボトムテープの突起部に前
記電子部品を載置すると前記電子部品が前記ボトムテー
プの凹部開口面より突出するように、前記ボトムテープ
の突起部の高さを設定し、前記トップテープと前記ボト
ムテープの突起部で前記電子部品の本体を挟持するよう
構成したことを特徴とする電子部品搬送体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59179728A JPH0617145B2 (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 電子部品搬送体 |
| US06/769,769 US4654693A (en) | 1984-08-28 | 1985-08-27 | Electronic parts carrier with a chip-supporting top tape |
| DE19853530581 DE3530581A1 (de) | 1984-08-28 | 1985-08-27 | Traeger fuer elektronische chips |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59179728A JPH0617145B2 (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 電子部品搬送体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6160483A JPS6160483A (ja) | 1986-03-28 |
| JPH0617145B2 true JPH0617145B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=16070828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59179728A Expired - Lifetime JPH0617145B2 (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 電子部品搬送体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617145B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8825154D0 (en) * | 1988-10-27 | 1988-11-30 | Reel Service Ltd | Tape for storage of electronic components |
| JP2632084B2 (ja) * | 1990-11-26 | 1997-07-16 | 三菱電機株式会社 | エンボスタイプキャリアテープ |
| JPH07101461A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Yayoi Kk | エンボスキャリアテープ |
| CN113597828B (zh) * | 2019-03-26 | 2023-01-31 | 株式会社富士 | 带引导部件以及具备该带引导部件的带式供料器 |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP59179728A patent/JPH0617145B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6160483A (ja) | 1986-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |