JP2538016Y2 - 無人搬送車停止位置決めクランプ機構 - Google Patents

無人搬送車停止位置決めクランプ機構

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JP2538016Y2
JP2538016Y2 JP1991009142U JP914291U JP2538016Y2 JP 2538016 Y2 JP2538016 Y2 JP 2538016Y2 JP 1991009142 U JP1991009142 U JP 1991009142U JP 914291 U JP914291 U JP 914291U JP 2538016 Y2 JP2538016 Y2 JP 2538016Y2
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JP
Japan
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guided vehicle
automatic guided
shaped
chain
clamp mechanism
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991009142U
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English (en)
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JPH04101104U (ja
Inventor
恒 初鹿野
和男 小津
正広 大谷
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、無人搬送車の停止位置
決めの機構に係り、特に無人搬送車の停止位置を正確な
位置へと補正することができる無人搬送車停止位置決め
クランプ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学読み取り方式の無人搬送車
は、走行経路上に貼られたアルミニウム等のテープを検
出しながら走行し、移載のためのステーション(自動移
載及び自動給電等を行う基地)位置に貼られた別のアル
ミニウム等の認識テープ片を検出して停止するものであ
った。
【0003】停止動作は、認識テープをセンサーが検出
すると、搬送車内の制御部(CPU)に検出が伝えら
れ、CPUから駆動モータにブレーキ指示を与えて、停
止するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無人搬送車における停止方法では、搬送車の車輪と
床とのすべり等により、正確な位置に停止することがで
きないことがあり、特に搬送車に搭載する荷物の重さに
よって停止位置の誤差もまちまちとなっていた(進行方
向:x方向±10mmの誤差)。
【0005】また、無人搬送車は走行経路上のテープを
検出しながら走行するため、僅かではあるが搬送車は蛇
行しながら走行することになり、停止のタイミングによ
っては進行方向の左右方向(y方向)に±5mmのずれ
を生じることがあった。
【0006】このように、従来の無人搬送車では、停止
精度を精密にすることができず、ステーションにおける
自動移載及び搬送車への電力供給(自動給電)等の作業
に支障をきたすとの問題点があった。
【0007】本考案は上記実情に鑑みて為されたもの
で、ステーションにおける無人搬送車の停止位置を補正
し、正確な停止位置を決めることで、無人搬送車の停止
精度を高めることができる無人搬送車停止位置決めクラ
ンプ機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本考案は、無人搬送車停止位置決めクラン
プ機構において、無人搬送車の到着を検知するセンサ
と、前記センサから到着を検知する信号を受け取り、前
記無人搬送車の停止位置決めの動作の開始を指示する処
理部と、前記処理部からの動作開始の指示で圧縮動作を
行い、ピストン棒を内部へ移動させるシリンダと、前記
ピストン棒に取り付けられ、前記シリンダの前記ピスト
ン棒に連動するチェーンと、前記チェーンの先端に取り
付けられた1対のL型形状の金具とを有し、前記L型形
状の金具は、その内側の二辺で形成される角度が直角よ
り小さくなるよう内側の少なくとも一辺を傾斜辺とした
金具であって、前記チェーンの動作に従って開いている
L型形状の金具が閉じて、前記1対のL型形状の金具に
対向するよう各々設けられた前記無人搬送車の位置決め
ピンを前記L型形状の金具の内側の二辺によって各々
み込んで位置決めを行うことを特徴としている。
【0009】
【作用】本考案によれば、無人搬送車をセンサで検知す
ると処理部に伝達され、処理部からの指示によりシリン
ダを動作させてチェーンを引き、チェーンの動作に1対
のL型形状の金具が連動して、L型形状の金具の内側の
角度が直角より小さくなるよう形成されている内側の二
によって無人搬送車の特定部分を挟んで無人搬送車を
正確な停止位置に移動させる無人搬送車停止位置決めク
ランプ機構としているので、無人搬送車の停止精度を精
することができる。
【0010】更に、無人搬送車の停止精度をx、y方向
に±0mmにできることにより、自動移載及び自動給電
等の作業が十分可能となり、自動化促進に役立つもので
ある。
【0011】
【実施例】本考案の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本考案の一実施例に係る無人搬送
車停止位置決めクランプ機構の構成概略図である。
【0012】本実施例の無人搬送車停止位置決めクラン
プ機構は、処理部(CPU5)の指示に従って伸縮する
シリンダ1と、シリンダ1のピストン棒部分の先端にチ
ェーン3を介して接続されたL型金具2と、L型金具2
に取り付けられたスプリング6と、特定位置に固定さ
れ、チェーン3の方向を変えるスプロケット8から構成
されている。
【0013】以下に、本実施例の各構成部について説明
する。シリンダ1は、固定されており、CPU5の指示
により、ピストン棒を伸縮させるものである。そして、
シリンダ1の外方向のピストンの先端にはチェーン3が
2本取り付けられ、チェーン3はスプロケット8を軸と
して方向を変え、L型金具7に接続している。つまり、
図1に示すように、スプロケット8を軸としてチェーン
3は反対方向に伸びている状態となっている。L型金具
2は、L型金具固定ピン7で固定され、当該L型金具固
定ピン7で回転可能となっている。
【0014】更に、L型金具2には、一方がステーショ
ンの特定位置に固定されたスプリング6が取り付けられ
ている。
【0015】センサ4は、無人搬送車がステーションの
特定の停止位置(おおまかな位置)に停止したのを検知
するもので、検知すると検知結果をCPU5に伝達する
ものである。
【0016】CPU5は、センサ4の検知結果の信号に
より、シリンダ1を動作させ、ピストンの伸縮を行うも
のである。
【0017】また、図2のクランプ機構及び無人搬送車
の一部を示す概略図に示すように、無人搬送車側にもセ
ンサ14が設けられ、ステーション側のセンサ4と双方
向の信号のやり取りを行うものである。更に無人搬送車
には、L型金具2が挟み込む(クランプ)ことができる
ように2本の位置決めピン15が設けられている。
【0018】次に、本実施例の無人搬送車停止位置決め
クランプ機構の動作について、図3及び図4を使って説
明する。
【0019】本実施例の無人搬送車停止位置決めクラン
プ機構は、無人搬送車がステーションに到達する前は、
図3に示すように、シリンダ1がOFFで、ピストン棒
が伸びた状態になっており、L型金具2はスプリング6
の力によって開いた状態となっている。
【0020】そして、無人搬送車がステーションの特定
位置に停止すると、搬送車側のセンサ14からの信号を
ステーション側のセンサ4が検知し、センサ4からCP
U5に搬送車が停止したことを示す信号が与えられ、C
PU5からはシリンダ1にシリンダONの指示が与えら
れ、ピストン棒が縮んでチェーン3を引っ張り、L型金
具2を動かし、L型金具2が閉じた状態となり、図4に
示すように、L型金具2によって搬送車の位置決めピン
15を挟むよう動作する。
【0021】この場合において、無人搬送車がx方向、
y方向に停止位置のズレを生じていても、L型金具2が
位置決めピン15を挟みながら正確な位置へ強制的に移
動させて、x、y方向のズレを補正するものである。
【0022】このようにズレを補正した状態で、無人搬
送車とステーションの間で自動移載又は自動給電等の作
業が行われ、これら作業が終了すると、作業終了がCP
U5に伝えられ、CPU5はシリンダ1をOFFの状態
にし、ピストン棒を延ばしてチェーン3を緩める。チェ
ーン3が緩むと、スプリング6の力によりL型金具2が
開の状態となり、無人搬送車は次の目標に向かって移動
可能となる。
【0023】本実施例によれば、無人搬送車の停止位置
ずれを、x、y方向同時に搬送車の位置決めピン15を
ステーション側のクランプ機構により挟んで搬送車を移
動させることにより、停止位置を補正し、無人搬送車の
停止精度を精密にすることができる効果がある。
【0024】
【考案の効果】本考案によれば、無人搬送車をセンサで
検知すると処理部に伝達され、処理部からの指示により
シリンダを動作させてチェーンを引き、チェーンの動作
1対のL型形状の金具が連動して、L型形状の金具の
内側の角度が直角より小さくなるよう形成されている内
側の二辺によって無人搬送車の特定部分を挟んで無人搬
送車を正確な停止位置に移動させる無人搬送車停止位置
決めクランプ機構としているので、無人搬送車の停止精
度を精密することができる効果がある。
【0025】更に、無人搬送車の停止精度をx、y方向
に±0mmにできることにより、自動移載及び自動給電
等の作業が十分可能となり、自動化促進に役立つ効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る無人搬送車停止位置決
めクランプ機構の構成概略図である。
【図2】本実施例のクランプ機構及び無人搬送車の一部
を示す概略図である。
【図3】本実施例の無人搬送車停止位置決めクランプ機
構の動作説明図である。
【図4】本実施例の無人搬送車停止位置決めクランプ機
構の動作説明図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 L型金具 3 チェーン 4 センサ 5 CPU 6 スプリング 7 L型金具固定ピン 8 スプロケット 14 搬送車側センサ 15 位置決めピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人搬送車の到着を検知するセンサと、
    前記センサから到着を検知する信号を受け取り、前記無
    人搬送車の停止位置決めの動作の開始を指示する処理部
    と、前記処理部からの動作開始の指示で圧縮動作を行
    い、ピストン棒を内部へ移動させるシリンダと、前記ピ
    ストン棒に取り付けられ、前記シリンダの前記ピストン
    棒に連動するチェーンと、前記チェーンの先端に取り付
    けられた1対のL型形状の金具とを有し、前記L型形状
    の金具は、その内側の二辺で形成される角度が直角より
    小さくなるよう内側の少なくとも一辺を傾斜辺とした金
    具であって、前記チェーンの動作に従って開いているL
    型形状の金具が閉じて、前記1対のL型形状の金具に対
    向するよう各々設けられた前記無人搬送車の位置決めピ
    ンを前記L型形状の金具の内側の二辺によって各々挟み
    込んで位置決めを行うことを特徴とする無人搬送車停止
    位置決めクランプ機構。
JP1991009142U 1991-02-01 1991-02-01 無人搬送車停止位置決めクランプ機構 Expired - Lifetime JP2538016Y2 (ja)

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JPS6018932A (ja) * 1983-07-12 1985-01-31 Seiko Epson Corp 半導体装置
JPS6064082A (ja) * 1983-09-20 1985-04-12 Showa Aircraft Ind Co Ltd 走行装置
JPS6281475A (ja) * 1985-10-05 1987-04-14 Nitto Electric Ind Co Ltd 剥離性処理剤及びその製造法

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