JPH04101104U - 無人搬送車停止位置決めクランプ機構 - Google Patents

無人搬送車停止位置決めクランプ機構

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JPH04101104U
JPH04101104U JP914291U JP914291U JPH04101104U JP H04101104 U JPH04101104 U JP H04101104U JP 914291 U JP914291 U JP 914291U JP 914291 U JP914291 U JP 914291U JP H04101104 U JPH04101104 U JP H04101104U
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JP
Japan
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guided vehicle
automatic guided
clamp mechanism
automatic
chain
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JP914291U
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JP2538016Y2 (ja
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恒 初鹿野
和男 小津
正広 大谷
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国際電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステーションにおける無人搬送車の停止位置
を補正し、正確な停止位置を決めることで、無人搬送車
の停止精度を高め、自動移載及び自動給電を容易にする
無人搬送車停止位置決めクランプ機構を提供する。 【構成】 無人搬送車の到着をセンサが検出し、到着が
処理部に伝達されると、処理部はシリンダを動作させて
圧縮し、ピストン棒をシリンダ内部に引き込んでピスト
ン棒先端に取り付けられたチェーンを引っ張り、チェー
ンに取り付けられた金具が無人搬送車を挟んで無人搬送
車を正確な停止位置に補正する無人搬送車停止位置決め
クランプ機構としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、無人搬送車の停止位置決めの機構に係り、特に無人搬送車の停止位 置を正確な位置へと補正することができる無人搬送車停止位置決めクランプ機構 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光学読み取り方式の無人搬送車は、走行経路上に貼られたアルミニウム 等のテープを検出しながら走行し、移載のためのステーション(自動移載及び自 動給電等を行う基地)位置に貼られた別のアルミニウム等の認識テープ片を検出 して停止するものであった。
【0003】 停止動作は、認識テープをセンサーが検出すると、搬送車内の制御部(CPU )に検出が伝えられ、CPUから駆動モータにブレーキ指示を与えて、停止する ものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の無人搬送車における停止方法では、搬送車の車輪と 床とのすべり等により、正確な位置に停止することができないことがあり、特に 搬送車に搭載する荷物の重さによって停止位置の誤差もまちまちとなっていた( 進行方向:x方向±10mmの誤差)。
【0005】 また、無人搬送車は走行経路上のテープを検出しながら走行するため、僅かで はあるが搬送車は蛇行しながら走行することになり、停止のタイミングによって は進行方向の左右方向(y方向)に±5mmのずれを生じることがあった。
【0006】 このように、従来の無人搬送車では、停止精度を精密にすることができず、ス テーションにおける自動移載及び搬送車への電力供給(自動給電)等の作業に支 障をきたすとの問題点があった。
【0007】 本考案は上記実情に鑑みて為されたもので、ステーションにおける無人搬送車 の停止位置を補正し、正確な停止位置を決めることで、無人搬送車の停止精度を 高めることができる無人搬送車停止位置決めクランプ機構を提供することを目的 とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決するための本考案は、無人搬送車停止位置決めクラ ンプ機構において、無人搬送車の到着を検出するセンサと、前記センサから到着 を検出する信号を受け取り、前記無人搬送車の停止位置決めの動作の開始を指示 する処理部と、前記処理部からの動作開始の指示で圧縮動作を行い、ピストン棒 を内部へ移動させるシリンダと、前記ピストン棒に取り付けられ、前記シリンダ の前記ピストン棒に連動するチェーンと、前記チェーンの先端に取り付けられ、 前記チェーンの動作に従って前記無人搬送車を挟んで停止位置決めを行う金具と を有することを特徴としている。
【0009】
【作用】
本考案によれば、無人搬送車をセンサで検知すると処理部に伝達され、処理部 からの指示によりシリンダを動作させてチェーンを引き、チェーンの動作に金具 が連動して、金具によって無人搬送車の特定部分を挟んで無人搬送車を正確な停 止位置に移動させる無人搬送車停止位置決めクランプ機構としているので、無人 搬送車の停止精度を精密することができる。
【0010】 更に、無人搬送車の停止精度をx、y方向に±0mmにできることにより、自 動移載及び自動給電等の作業が十分可能となり、自動化促進に役立つものである 。
【0011】
【実施例】 本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。 図1は、本考案の一実施例に係る無人搬送車停止位置決めクランプ機構の構成 概略図である。
【0012】 本実施例の無人搬送車停止位置決めクランプ機構は、処理部(CPU5)の指 示に従って伸縮するシリンダ1と、シリンダ1のピストン棒部分の先端にチェー ン3を介して接続されたL型金具2と、L型金具2に取り付けられたスプリング 6と、特定位置に固定され、チェーン3の方向を変えるスプロケット8から構成 されている。
【0013】 以下に、本実施例の各構成部について説明する。 シリンダ1は、固定されており、CPU5の指示により、ピストン棒を伸縮さ せるものである。そして、シリンダ1の外方向のピストンの先端にはチェーン3 が2本取り付けられ、チェーン3はスプロケット8を軸として方向を変え、L型 金具7に接続している。つまり、図1に示すように、スプロケット8を軸として チェーン3は反対方向に伸びている状態となっている。L型金具2は、L型金具 固定ピン7で固定され、当該L型金具固定ピン7で回転可能となっている。
【0014】 更に、L型金具2には、一方がステーションの特定位置に固定されたスプリン グ6が取り付けられている。
【0015】 センサ4は、無人搬送車がステーションの特定の停止位置(おおまかな位置) に停止したのを検知するもので、検知すると検知結果をCPU5に伝達するもの である。
【0016】 CPU5は、センサ4の検知結果の信号により、シリンダ1を動作させ、ピス トンの伸縮を行うものである。
【0017】 また、図2のクランプ機構及び無人搬送車の一部を示す概略図に示すように、 無人搬送車側にもセンサ14が設けられ、ステーション側のセンサ4と双方向の 信号のやり取りを行うものである。更に無人搬送車には、L型金具2が挟み込む (クランプ)ことができるように2本の位置決めピン15が設けられている。
【0018】 次に、本実施例の無人搬送車停止位置決めクランプ機構の動作について、図3 及び図4を使って説明する。
【0019】 本実施例の無人搬送車停止位置決めクランプ機構は、無人搬送車がステーショ ンに到達する前は、図3に示すように、シリンダ1がOFFで、ピストン棒が伸 びた状態になっており、L型金具2はスプリング6の力によって開いた状態とな っている。
【0020】 そして、無人搬送車がステーションの特定位置に停止すると、搬送車側のセン サ14からの信号をステーション側のセンサ4が検知し、センサ4からCPU5 に搬送車が停止したことを示す信号が与えられ、CPU5からはシリンダ1にシ リンダONの指示が与えられ、ピストン棒が縮んでチェーン3を引っ張り、L型 金具2を動かし、L型金具2が閉じた状態となり、図4に示すように、L型金具 2によって搬送車の位置決めピン15を挟むよう動作する。
【0021】 この場合において、無人搬送車がx方向、y方向に停止位置のズレを生じてい ても、L型金具2が位置決めピン15を挟みながら正確な位置へ強制的に移動さ せて、x、y方向のズレを補正するものである。
【0022】 このようにズレを補正した状態で、無人搬送車とステーションの間で自動移載 又は自動給電等の作業が行われ、これら作業が終了すると、作業終了がCPU5 に伝えられ、CPU5はシリンダ1をOFFの状態にし、ピストン棒を延ばして チェーン3を緩める。チェーン3が緩むと、スプリング6の力によりL型金具2 が開の状態となり、無人搬送車は次の目標に向かって移動可能となる。
【0023】 本実施例によれば、無人搬送車の停止位置ずれを、x、y方向同時に搬送車の 位置決めピン15をステーション側のクランプ機構により挟んで搬送車を移動さ せることにより、停止位置を補正し、無人搬送車の停止精度を精密にすることが できる効果がある。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、無人搬送車をセンサで検知すると処理部に伝達され、処理部 からの指示によりシリンダを動作させてチェーンを引き、チェーンの動作に金具 が連動して、金具によって無人搬送車の特定部分を挟んで無人搬送車を正確な停 止位置に移動させる無人搬送車停止位置決めクランプ機構としているので、無人 搬送車の停止精度を精密することができる効果がある。
【0025】 更に、無人搬送車の停止精度をx、y方向に±0mmにできることにより、自 動移載及び自動給電等の作業が十分可能となり、自動化促進に役立つ効果がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る無人搬送車停止位置決
めクランプ機構の構成概略図である。
【図2】本実施例のクランプ機構及び無人搬送車の一部
を示す概略図である。
【図3】本実施例の無人搬送車停止位置決めクランプ機
構の動作説明図である。
【図4】本実施例の無人搬送車停止位置決めクランプ機
構の動作説明図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 L型金具 3 チェーン 4 センサ 5 CPU 6 スプリング 7 L型金具固定ピン 8 スプロケット 14 搬送車側センサ 15 位置決めピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人搬送車の到着を検出するセンサと、
    前記センサから到着を検出する信号を受け取り、前記無
    人搬送車の停止位置決めの動作の開始を指示する処理部
    と、前記処理部からの動作開始の指示で圧縮動作を行
    い、ピストン棒を内部へ移動させるシリンダと、前記ピ
    ストン棒に取り付けられ、前記シリンダの前記ピストン
    棒に連動するチェーンと、前記チェーンの先端に取り付
    けられ、前記チェーンの動作に従って前記無人搬送車を
    挟んで停止位置決めを行う金具とを有することを特徴と
    する無人搬送車停止位置決めクランプ機構。
JP1991009142U 1991-02-01 1991-02-01 無人搬送車停止位置決めクランプ機構 Expired - Lifetime JP2538016Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04101104U true JPH04101104U (ja) 1992-09-01
JP2538016Y2 JP2538016Y2 (ja) 1997-06-04

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ID=31741626

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123071A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Kiyoyuki Hosoda 自動走行装置

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018932A (ja) * 1983-07-12 1985-01-31 Seiko Epson Corp 半導体装置
JPS6064082A (ja) * 1983-09-20 1985-04-12 Showa Aircraft Ind Co Ltd 走行装置
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JP2538016Y2 (ja) 1997-06-04

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