JP2006123071A - 自動走行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 種々の環境において、安定した自動走行を可能とする自動走行装置を提供する。
【解決手段】 テープ検出ユニット10の高周波発振形の接近センサー11〜13を用いて、路面9に設置されたアルミテープ8を検出し、走行方向を制御する自動走行装置1を提供する。高周波発振形の接近センサーは、5〜10mm前後の距離で、アルミテープ8の有無を精度良く検出する。したがって、路面の下に埋設された鉄筋や、昼夜の照度の相違などにより誤動作することなく、アルミテープ8に沿って、安定して自動走行装置1の走行方向を決定することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、所定のルートに沿って自動的に走行する自動走行装置に関するものである。
特開2001−198777号公報には、工場の床面に磁気テープを貼り付けて、磁気テープ検出センサーでその磁気テープを検出する自走台車が開示されている。また、磁気テープ検出センサーの代わりに、発光部と受光部とを含む光学センサーでアルミ箔テープを検出する自走台車についても示唆されている。
特開2001−198777号公報
磁気テープを検出しながら走行する自走台車の1つの問題は、多くの工場においては磁気センサーで検出されてしまう異物が多いことである。自走台車が走行する部分から、鉄粉や、鉄くずなどを除去することにより誤動作を防止できるが、コンクリート製の床面においては、内部に鉄筋が埋設されていることが多く、この影響を除去することは難しい。自走台車用に床を作り直すことで解決できるかもしれないが経済的ではない。
一方、光学センサーでアルミ箔テープを検出する方法は、鉄筋などの影響を受けない点でメリットがある。しかしながら、光学センサーの精度は照度によって大きく変化する。したがって、昼夜で調整が必要になったり、照度の異なる領域を行き来させることは難しい。さらに、アルミ箔が汚れたりするとトレースできないので、メンテナンスにも手間がかかる。
そこで、本発明においては、床に埋設された鉄筋などに影響されず、また、照度の変化にも影響されずに、自走させることができる自動走行装置を提供することを目的としている。
このため、本発明においては、高周波発振形の接近センサーにより金属箔テープを検出して誘導するタイプを採用する。すなわち、本発明の自動走行装置は、ボディーと、このボディーを路面の上で駆動する走行手段と、高周波発振形の第1の近接センサーを複数備え、それらの第1の近接センサーにより、路面の金属製テープに対する左右方向の位置を判断するテープ検出ユニットと、左右方向の位置の判断に基づき、走行方向を金属製テープの延びた方向に向ける走行制御装置とを有する。
高周波発振形の接近センサーは、発振回路を構成する検出コイルに、金属が近づくと渦電流が発生して、電磁誘導作用によって検出コイルのインピーダンスが変化し、それにより、高周波で発振していた発振回路が発振できなくなり発振レベルが低下することを利用している。したがって、アルミニウム箔(以降ではアルミ箔)などの非磁性の金属製テープを走行制御用のテープとして利用できる。さらに、接近センサーは極めて近接した状態で金属製テープを検出するので、床下に埋設されている金属に影響されたり、金属製テープの周囲に散乱しているかもしれない金属物に影響されることはなく、所望の金属製テープを検出できる。また、渦電流の影響を検出するので、照度や金属製テープの汚れなどにも影響されることなく金属製テープを検出し、その金属製テープをトレースして走行制御することができる。
さらに、高周波発振形の接近センサーは、個々の発振周波数を変えることにより、複数の接近センサーを接近して配置しても精度が低下することを防止できる。このため、テープ検出ユニットにより、少なくとも2つの接近センサーを用いて路面の金属製テープに対する左右の位置を判断することが容易であり、その判断に基づいて、走行制御装置により走行手段を制御したり、舵取り用の車輪を制御することにより、走行方向を金属製テープの延びた方向に向けることができる。
接近センサーは、それ自体を床面に近接した状態に保持しないと、金属製テープを実際に検出しているのかいないのかが担保されない。したがって、テープ検出ユニットをボディーに対して上下方向に独立して路面から支持するガイドを有することが望ましい。ガイドは、床面を滑るようなタイプでも良く、また、床面を走行する車輪であっても良い。床面の細かな上下変動に対してもテープ検出ユニットの高さをできる限り一定に保持することが望ましく、ガイドが車輪であれば、車輪の径は十分に小さいことが望ましい。このように、テープ検出ユニットの路面に対するガイドを、ボディーを路面に対して支持する車輪と独立させることにより、路面の凹凸とテープ検出ユニットとの間隔をより精度良く維持することが可能となる。
自動走行装置は、安全のため、テープ検出ユニットが金属製テープを検出できないときは、自動的に停止する。したがって、自動走行装置を停止したい位置において、金属製テープがテープ検出ユニットから検出されないようにすることで、自動走行装置を制御できる。例えば、金属製テープを分断しておくことが可能である。しかしながら、テープ検出ユニットが金属製テープを検出できないと、再スタートするときは、テープ検出ユニットが金属製テープを検出できる位置まで作業員が押すなどの操作を行なう必要がある。そこで、本発明においては、テープ検出ユニットに、金属製テープの左右のいずれか一方の側で、金属製テープから所定の距離離れた位置にある非磁性の金属箔を検出する第2の接近センサーを設け、走行制御装置は、金属箔が検出されると走行を停止するようにしている。金属製テープを分断することなく、自動走行装置を自動停止できるので、再スタートするときは、その位置から金属製テープに沿って次の停止位置まで作業員の手を借りずに自動走行できる。
自動走行装置のボディーは、荷物を搭載する台車部と、他の台車を牽引する牽引装置とを備えている。牽引装置を設けることにより、自車だけではなく、複数の台車を共に金属製テープに沿って自動走行させることができ、大量の荷物を運搬できる。
また、走行開始および走行停止を指示する操作パネルは、左右両面あるいは前後両面に操作面を備えていることが望ましい。操作パネルを、左右あるいは前後の2方向から操作できるので、自動走行装置の停止位置において、作業員は、自動走行装置のいずれの側でも作業を行なえる。
本発明の自動走行装置においては、テープ検出ユニットの高周波発振形の接近センサーを用いて、路面に設置されたアルミニウム箔製のテープ(以降ではアルミテープ)などの非磁性の金属テープを検出し、走行方向を制御する。高周波発振形の接近センサーは、5〜10mm前後の距離で、アルミテープの有無を精度良く検出する。したがって、路面の下に埋設された鉄筋や、昼夜の照度の相違などにより誤動作することなく、アルミテープに沿って、安定して自動走行装置の走行方向を決定することができ、種々の環境において、安定した自動走行を可能とする自動走行装置を提供することができる。
図1に、本発明の自動走行装置1の概要を側面図により示してある。また、図2に、自動走行装置1を上方から見た様子を示してある。本例の自動走行装置1は、自走台車であり、ボディー20と、このボディー20を路面の上で駆動する走行ユニット30と、路面9に貼られたアルミ箔テープ(以降ではアルミテープ)8を検出するテープ検出ユニット10と、操作パネルを兼ねた走行制御ユニット40とを有する。本例のボディー20は、走行ユニット30などを支持するシャーシ21と、シャーシ21を支持する車輪25と、シャーシ21の上に組み立てられた台車部22と、他の台車29を牽引するための牽引装置23とを備えている。台車部22は、上方に長方形に延びたフレーム24で構成されており、塗装用の部品をフレーム24に吊り下げて搭載することができるようになっている。牽引される台車29も同様に、車輪25と、フレーム24と、さらに他の台車を牽引するための牽引装置23を備えており、部品をフレーム24に吊り下げた状態で搭載して運搬できると共に、さらに他の台車を牽引することができる。
自動走行装置1のシャーシ21の下方には、前方(進行方向)5から、左右2つの障害物センサー39aおよび39bと、テープ検出ユニット10と、走行ユニット30と、走行ユニット30の駆動電源となる左右のバッテリー38aおよび38bとを備えている。走行ユニット30は、それぞれ直流モータ31aおよび31bと、直流モータ31aおよび31bにそれぞれ直結された駆動車輪32aおよび32bとを備えている。走行制御ユニット40は、テープ検出ユニット10によって検出されたアルミテープ8の延びた方向に沿うように、左右の直流モータ31aおよび31bの回転数を制御することにより、走行ユニット30の向きを変え、自動走行装置1の走行方向を制御する。さらに、テープ検出ユニット10が、アルミテープ8の右側に貼られたアルミ箔7を検出すると、走行制御ユニット40は、左右の直流モータ31aおよび31bを停止して、自動走行装置1を停止する。
操作パネルを兼ねた走行制御ユニット40は、右側の操作面41aと、左側の操作面41bとを備えており、同じ機能を操作できるスイッチ類42〜47が配置されている。まず、操作面の下側には、電源オンスイッチ42、スタートスイッチ43、ストップスイッチ44が配置されている。その上には、左右の操作面41aおよび41bに共通のブザー45が配置されている。その上には、バッテリーチェックボタン46が配置され、その上に、左右のバッテリーチェックのLED47aおよび47bが配置されている。したがって、作業員は、自動走行装置1の左右のいずれの方向からもこれらのスイッチを操作して、自動走行装置1を制御できる。さらに、走行制御ユニット40の側面には、図示されていないが、バッテリー38aおよび38bを充電するためのコンセントも用意されている。
図3ないし図6に、自動走行装置1の前方5の構成を幾つかの方向から示してある。なお、これらの図に示した構成は説明のための概要であり、細かな構造、例えば、補強部材の一部、ボルトナットなどを省いて示している。図3に示すように、シャーシ21の前方には、走行ユニット30が、ベアリング36により左右方向に旋回できるように取り付けられている。図4に示すように、走行ユニット30は、左右の駆動タイヤ32aおよび32bと、それぞれの駆動タイヤ32aおよび32bを駆動する直流モータ31aおよび31bと、直流モータ31aおよび31bを支持する下部サポート35bと、下部サポートを支持する上部サポート35aとを備えており、上部サポート35aがシャーシ21に対しベアリング36により、水平な左右方向に回転するように取り付けられている。上部サポート35aおよび下部サポート35bとは、水平方向に延びたピン35cにより取り付けられている。したがって、下部サポート35bは、シャーシ21に対して垂直な左右方向に若干の角度だけ旋回できるようになっている。このため、路面9が左右に傾いているときに、下部サポート35bだけを旋回して駆動タイヤ32aおよび32bを路面9に接地させることが可能であり、台車部22をそれほど傾けずに、駆動タイヤ32aおよび32bを路面9に密着させ、十分な駆動力を得ることができる。
上部サポート35aの前方5には、左右の上部サポート35aを中心方向に引っ張る、弾性力のそれほど強くないバネ34が取り付けられている。このため、走行ユニット30の走行方向は、バネ34によりそれほど強くない力で中心に向くようになっている。したがって、直流モータ31aおよび31bの相互の回転数を変えれば、走行ユニット30の走行向きを制御でき、また、直流モータ31aおよび31bの回転数が略同じであれば、バネ34により両方の駆動タイヤ32aおよび32bが同一方向を向くので、直進できる。
図3に示すように、走行ユニット30の下部サポート35bの前方に、テープ検出ユニット10が取り付けられている。図5に、テープ検出ユニット10を前方から見た様子を示し、図6に、テープ検出ユニット10を下側、すなわち、路面9の方向から見た様子を示してある。テープ検出ユニット10は、下部サポート35bに対して、ガイドシャフト19に沿って上下に動くように取り付けられており、路面9から、ガイドタイヤ18により支持されている。したがって、テープ検出ユニット10は、水平の左右方向には、走行ユニット30と同じ方向を向き、上下方向では、ガイドシャフト19の範囲で、ガイドタイヤ18により走行ユニット30とは独立して路面9から支持されている。テープ検出ユニット10は、4つの接近センサー11〜14が下向きに配置された検出面15を備えており、ガイドタイヤ18により検出面15と路面9との隙間Gが5mm前後あるいはそれ以下になるように保持されている。図示されている接近センサー11〜14の配線は簡略のために途中までしか記載していないが、適当な配線により接近センサー11〜14の情報は、走行制御ユニット40に伝達される。
テープ検出ユニット10を路面9に対して支持するガイドタイヤ18の直径は、例えば、30mm程度であり、直径が110mm程度の駆動タイヤ32aおよび32bと比較すると、非常に小さい。したがって、ガイドタイヤ18により、路面9の凹凸、湾曲あるいは傾斜に対し、精度良く追従してテープ検出ユニット10の高さを制御し、路面9と検出面15との隙間Gをほぼ一定に保持することができる。したがって、接近センサー11〜14は、路面9のアルミテープ8の存在を精度良く検出できる。また、接近センサー11〜14は、アルミテープ8に5〜10mm程度接近した状況でアルミテープ8の有無を的確に判断する。このため、アルミテープ8から数cmはなれた位置にある他のテープや金属を検出して誤動作したり、路面9の内部の数cmに埋設された金属を検出して誤動作したりすることはなく、安定してアルミテープ8を検出できる。
検出面15に配置された4つの接近センサー11〜14の内、3つのセンサー11〜13は、アルミテープ8で路面9に形成されたラインを検出するラインセンサー(第1の接近センサー)である。これらのセンサー11〜13から、上方から見て進行方向5に左側に離れた位置にある接近センサー14は、停止位置を検出する停止センサー(第2の接近センサー)である。これらの接近センサー11〜14は、高周波発振形の接近センサーと称されるものである。高周波形の接近センサーは、発振回路を構成する検出コイルに、金属が近づくと渦電流が発生して、電磁誘導作用によって検出コイルのインピーダンスが変化し、それにより、高周波で発振していた発振回路が発振できなくなり発振レベルが低下することを利用し、アルミ箔などの非磁性の金属製テープの存在を精度良く検出できる。このような接近センサーとしては、サンクス(SUNX)社製のGL−18HL型センサーなどを用いることができる。これらのセンサーは、10mm前後までの距離の範囲内でアルミテープを検出することが可能であり、さらに、異周波タイプを採用することによりセンサー毎に異なる周波数で発振させることができる。このため、複数のセンサーを接近した状態で用いても誤動作することがなく、安定してアルミテープ8を検出することができる。
図7に、本例の自動走行装置1の走行制御ユニット40において、マイクロコンピュータなどを用いて実行される制御フローを示してある。また、図8に、制御フローの中におけるセンサーの名称を示してある。ステップ51において、操作パネル40の電源スイッチ42がオンになると、ランプを点灯して、次のステップに進む。ステップ52において、スタートスイッチ43がオンになると、ステップ53において、低速モードをセットする。後述するように、走行ユニット30の直流モータ31aおよび31bは、低速モード、中速モードおよび高速モードの3段階に分けて制御できるようになっており、スタートするときは、再スタートであっても、いつでも必ず低速モードからスタートする。次に、ステップ54において、ストップスイッチ44がオン、または、ステップ55において、停止センサー14が停止用のアルミテープ7を検出してオンであれば、ステップ69において、走行ユニット30を停止して、電源を停止し、制御を終了する。したがって、ステップ69から、制御を開始するときは、ステップ51に戻って電源をオンするところから再開する。
ステップ56において、中心のラインセンサーA(センサー11)がオン、ステップ57において、左側のラインセンサーB(センサー12)がオン、ステップ58において、右側のラインセンサーC(センサー13)がオンであれば、走行装置1は、アルミテープ8の上にいるので、ステップ59で直進する。低速モードにおいては、低速で直進する。
ステップ58で、右側のラインセンサーCがオフであれば、アルミテープ8は左側にいるので、ステップ60において走行ユニット30を左側に向け、走行装置1の走行方向を左側にする。例えば、左側の直流モータ31aの回転速度を下げるか、右側の直流モータ31bの回転速度を上げる。ステップ57において、左側のセンサーBがオフであり、ステップ61において、右側のセンサーCがオンであれば、アルミテープ8は右側にいるので、ステップ62において、走行ユニット30を右側に向け、走行装置1の走行方向を右側にする。直流モータ31aおよび31bの関係を上記と逆にすれば良い。ステップ61において、左側のセンサーBと共に、右側のセンサーCがオフの場合は、アルミテープ8の検出不良であるので、ステップ69において、走行ユニット30を停止して電源をオフする。
ステップ56において、中央のセンサーAがオフの場合は、アルミテープ8が大きく左右のいずれかにずれているか、アルミテープ8が検出できないかのいずれかである。まず、ステップ63において、左側のセンサーBがオンで、ステップ64において、右側のセンサーCがオフであれば、アルミテープ8が大きく左側にシフトしている。このため、ステップ65において、走行ユニット30を大きく左に向ける(左左と記載している)。そのためには、直流モータ31aおよび31bの速度差を大きくすれば良い。一方、ステップ64において、右側のセンサーCがオンの場合は、異常なので、ステップ69において、走行ユニット30を停止して電源をオフする。
ステップ63において、左側のセンサーBがオフであり、ステップ66において、右側のセンサーCがオンの場合は、アルミテープ8が大きく右側にシフトしている。このため、ステップ67において、走行ユニット30を大きく右側に向ける(右右と記載している)。そのためには、直流モータ31aおよび31bの速度差を大きくすれば良い。一方、ステップ66において、右側のセンサーCがオフの場合は、アルミテープ8を完全に検出できていないので、ステップ69において、走行ユニット30を停止して電源をオフする。
さらに、ステップ70において、障害物センサー39aまたは39bがオンになると、ステップ71において、走行ユニット30を停止する。そして、障害物がなくなると、ステップ53に戻って、低速モードで走行を開始する。また、ステップ72において、上記のような制御サイクルが、予め設定された回数Taだけ繰り返されると、ステップ73において、中速モードが設定され、走行ユニット30のスピードが上昇する。さらに、ステップ74において、制御サイクルが、予め設定された回数Tb(回数Taより多い)だけ繰り返されると、ステップ75において、高速モードが設定され、走行ユニット30のスピードがさらに上昇する。したがって、走行の安全が確認されると、本例の自動走行装置1はスピードを自動的に上昇し、アルミテープ8で規定されたルートを走行し、種々の荷物を自動的に搬送する。
このように、本例の自動走行装置1は、テープ検出ユニット10において、高周波発振形の近接センサー11〜13を用いて路面9のアルミテープ8に対する左右方向の位置を判断し、その左右方向の位置の判断に基づき、走行制御ユニット40により走行ユニット30を制御し、走行方向5をアルミテープ8の延びた方向に向けることができる。したがって、磁気センサーのように、床に埋設された鉄筋あるいはその他の鉄製品が誤動作の要因となることはなく、また、光学センサーのように、昼夜の明るさの相違や、エリア毎の照度の相違が誤動作の要因になることがない。このため、自動走行装置1は、極めて安定して動作し、アルミテープ8でルートを指定するだけで、それに沿って、荷物を自動的に運搬することができる。
本発明の自動走行装置の概略構成を示す側面図である。 図1に示す自動走行装置を上方から示す平面図である。 自動走行装置の前方の走行ユニットの付近の構造を示す図である。 走行ユニットを走行方向から見た図である。 テープ検出ユニットを走行方向から見た図である。 テープ検出ユニットを路面方向から見た図である。 自動走行装置の制御方法を示すフローチャートである。 フローチャートに対応した自動走行装置の制御要素の配置を示す図である。
符号の説明
1 自動走行装置
8 アルミテープ、 9 路面
10 テープ検出ユニット、 11〜14 接近センサー
20 ボディー、 30 走行ユニット、 40 走行制御ユニット

Claims (6)

  1. ボディーと、このボディーを路面の上で駆動する走行手段と、
    高周波発振形の第1の近接センサーを複数備え、それらの第1の近接センサーにより、前記路面の金属製テープに対する左右方向の位置を判断するテープ検出ユニットと、
    前記左右方向の位置の判断に基づき、走行方向を前記金属製テープの延びた方向に向ける走行制御装置とを有する自動走行装置。
  2. 請求項1において、前記金属製テープは非磁性である、自動走行装置。
  3. 請求項1において、前記テープ検出ユニットを前記ボディーに対して上下方向に独立して前記路面から支持するガイドを有する自動走行装置。
  4. 請求項1において、前記テープ検出ユニットは、前記金属製テープの左右のいずれか一方の側に、前記金属製テープから所定の距離離れた位置にある非磁性の金属箔を検出する第2の接近センサーを備えており、前記走行制御装置は、前記金属箔が検出されると走行を停止する、自動走行装置。
  5. 請求項1において、前記ボディーは、荷物を搭載する台車部と、他の台車を牽引する牽引装置とを備えている自動走行装置。
  6. 請求項1において、走行開始および走行停止を指示する操作パネルを有し、この操作パネルは、左右両面あるいは前後両面に操作面を備えている、自動走行装置。
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