JP2500198B2 - 新規β−ラクタム - Google Patents

新規β−ラクタム

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JP2500198B2
JP2500198B2 JP6176360A JP17636094A JP2500198B2 JP 2500198 B2 JP2500198 B2 JP 2500198B2 JP 6176360 A JP6176360 A JP 6176360A JP 17636094 A JP17636094 A JP 17636094A JP 2500198 B2 JP2500198 B2 JP 2500198B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 本発明は、新規β−ラクタム類、それらの製造方法、お
よびそれらのβ−ラクタム類の使用を含むタキソール
(taxol)の製造方法に関するものである。
【0002】タキソールが属しているテルペン類である
タキサン(taxane)の一群は、生物学および化学
の両分野において相当な興味をもたれている。タキソー
ルは、抗白血病性および腫瘍阻害活性の広いスペクトル
を有する有望な癌化学療法剤であって、次の構造を有す
る:
【化3】 この有望な活性の故に、タキソールは最近、フランスお
よび米国の両国において臨床試験にかけられている。
【0003】これらの臨床試験のためのタキソールの供
給は、現在は数種のイチイ由来の樹皮によりなされてい
る。しかしながら、タキソールは、これらの成長が遅い
常緑樹の樹皮中に、微量に見出されるのみであり、この
タキソールの限られた供給が、要求を満たさないという
重大な問題を生じている。このため、近年化学者は、タ
キソール類の調製のための発展可能な合成経路を見出す
べく力を注いできた。その結果は、これまでのところ完
全に満足なものとは言えなかった。
【0004】提案された合成経路のひとつは、市販の化
学品からの4環式タキサン核の合成に関する。タキソー
ル同種体であるタクシン(taxusin)の合成は、
HoltonらのJACS 110、6558(198
8)により報告されている。この方法においてもたらさ
れた発展にもかかわらず、タキソールの最終的な全合成
は、しかしながら多工程で煩雑であり、かつ不経済な方
法である。
【0005】タキソール調製の別法は、Greeneら
のJACS 110、5917(1988)に記述され
ており、タキソールの同種体である下記の構造
【化4】 を有する10−デアセチルバツカチンIII の使用に関す
る。10−デアセチルバツカチンは、Taxus ba
ccataの葉から得ることができるため、タキソール
より容易に入手できる。Greeneらの方法に従う
と、C10アセチル基の付加、およびβ−アミドカルボ
ン酸単位を用いたC−13アルコールのエステル化を経
るC13β−アミドエステル側鎖の付加により、10−
デアセチルバツカチンIII がタキソールに変換される。
この方法は、比較的少ない工程のみを必要とするが、し
かしながら、β−アミドカルボン酸単位の合成が、低収
率で進行する多工程法であり、かつ、カップリング反応
が、煩雑であり、やはり低収率で進行する。しかしなが
ら、このカップリング反応は、重要な工程であり、Wa
niらのJACS 93、2325(1971)におい
て、C13のβ−アミドエステル側鎖の存在が、抗−腫
瘍活性のために必要であることが示されているように、
タキソールまたはタキソールの生物学的に活性な誘導体
の全ての期待される合成において必要とされる。
【0006】タキソールまたは他の有力な抗−腫瘍剤の
合成において残った主な困難性は、C13酸素に容易に
結合してβ−アミドエステル側鎖を与えることができる
入手が容易な単位が無いことである。このような単位お
よびその高収率をもっての付加方法の開発は、タキソー
ルならびに関連する修飾された核置換基の組または修飾
されたC13側鎖を有する抗−腫瘍剤の合成を容易にす
るであろう。この必要性は、新規で容易に入手可能な側
鎖前駆体化学単位およびそのC13酸素への付加の効率
的方法の発見により満たされた。
【0007】発明の要約 従って、本発明の目的のうちには、タキソール類合成の
ための側鎖前駆体の提供、および比較的高い収率をもっ
てタキソール中間体を与えるための該側鎖前駆体の付加
方法の提供がある。
【0008】従って、本発明は、概略的には式
【化5】 式中、R1 は、アリール、置換アリール、アルキル、ア
ルケニル、またはアルキニル;R2 は、水素、エトキシ
エチル、アセタール、または他のヒドロキシル保護基;
ならびにR3 は、アリール、置換アリール、アルキル、
アルケニルまたはアルキニルである、を有するβ−ラク
タム1である側鎖前駆体に向けられている。
【0009】また、本発明は、アルコールをβ−ラクタ
ム1と、タキソールの合成における中間体として使用す
るために適したβ−アミドエステルを形成するために該
β−ラクタムの該アルコールとの反応を引き起こす有効
な条件下において、充分な量の活性化剤の存在下で接触
させることからなる、タキソール中間体の製造方法に関
する。
【0010】また、本発明は、アルコールをβ−ラクタ
ム1と、β−アミドエステルタキソール中間体を形成す
るために該β−ラクタムの該アルコールとの反応を引き
起こす有効な条件下において、充分な量の活性化剤の存
在下で接触させることを含んでなるタキソールの製造方
法にも関する。次いで、該中間体は、タキソール合成に
おいて使用される。
【0011】詳細な記述 本発明は、β−ラクタム1およびその誘導体に関し、そ
の構造は、下記に示される。
【化6】
【0012】上述したように、R1 は、アリール、置換
アリール、アルキル、アルケニル、またはアルキニルで
あり;R2 は、水素、エトキシエチル、アセタールまた
は他のヒドロキシル保護基であり;ならびにR3 は、ア
リール、置換アリール、アルキル、アルケニル、または
アルキニルである。好ましくは、R1 は、フエニル、置
換フエニル、またはアリールであり;R2 は、エトキシ
エチル、2,2,2−トリクロロエトキシメチル、また
は他のアセタールヒドロキシル保護基であり;ならびに
3 は、フエニル、置換フエニル、またはアリールであ
る。R1 およびR3 がフエニルである好ましいβ−ラク
タム類の2つの構造は、下記に示される。
【化7】 IUPACの規則に従うと、β−ラクタム類2および3
の名称は、2が、1−ベンゾイル−4−フエニル−3−
(1−エトキシエトキシ)アゼチジン−2−オン、およ
び3が、1−ベンゾイル−4−フエニル−3−(2,
2,2−トリクロロエトキシメトキシ)アゼチジン−2
−オンである。最も好ましいβ−ラクタムは、β−ラク
タム2である。
【0013】本発明によると、次の構造式:
【化8】 式中、AおよびBは、独立して水素もしくは低級アルカ
ノイルオキシ、アルケノイルオキシ、アルキノイルオキ
シ、もしくはアリーロイルオキシであるか、またはAお
よびBは、いっしょになってオキソを形成し;Lおよび
Dは、独立して水素もしくはヒドロキシもしくは低級ア
ルカノイルオキシ、アルケノイルオキシ、アルキノイル
オキシもしくはアリーロイルオキシであり;EおよびF
は、独立して水素もしくは低級アルカノイルオキシ、ア
ルケノイルオキシ、アルキノイルオキシ、もしくはアリ
ーロイルオキシであるか、または、EおよびFは、いっ
しょになってオキソを形成し;Gは、水素もしくはヒド
ロキシもしくは低級アルカノイルオキシ、アルケノイル
オキシ、アルキノイルオキシ、もしくはアリーロイルオ
キシであるか、または、GおよびMは、いっしょになっ
てオキソもしくはメチレンを形成するか、または、Gお
よびMは、いっしょになってオキシランを形成するか、
または、MおよびFは、いっしょになってオキセタンを
形成し;Jは、水素、ヒドロキシ、もしくは低級アルカ
ノイルオキシ、アルケノイルオキシ、アルキノイルオキ
シもしくはアリーロイルオキシであるか、またはIは、
水素、ヒドロキシ、もしくは低級アルカノイルオキシ、
アルケノイルオキシ、アルキノイルオキシもしくはアリ
ーロイルオキシであるか、またはIおよびJは、いっし
ょになってオキソを形成し;ならびにKは、水素、ヒド
ロキシもしくは低級アルコキシ、アルカノイルオキシ、
アルケノイルオキシ、アルキノイルオキシ、もしくはア
リーロイルオキシであり;ならびにPおよびQは、独立
して水素もしくは低級アルカノイルオキシ、アルケノイ
ルオキシ、アルキノイルオキシ、もしくはアリーロイル
オキシであるか、またはPおよびQは、いっしょになっ
てオキソを形成し;ならびにSおよびTは、独立して水
素もしくは低級アルカノイルオキシ、アルケノイルオキ
シ、アルキノイルオキシもしくはアリーロイルオキシで
あるか、またはSおよびTは、いっしょになってオキソ
を形成し;ならびにUおよびVは、独立して水素もしく
は低級アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、
もしくは置換アリールであり;ならびにWは、アリー
ル、置換アリール、低級アルキル、アルケニル、もしく
はアルキニルである、を有するタキソール中間体類、天
然タキソールおよび非−天然産生タキソール類を調製す
るための方法が与えられる。
【0014】単一または種々の置換基を伴って上記に定
義されたタキソールのアルキル基は、好ましくは、主鎖
に1〜6個の炭素原子を有し、10個までの炭素原子を
含む低級アルキルである。それらは、直鎖または分枝鎖
であってよく、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、アリー
ル、ヘキシル等を含む。
【0015】単一または種々の置換基を伴って上記に定
義されたタキソールのアルケニル基は、好ましくは、主
鎖に2〜6個の炭素原子を有し、10個までの炭素原子
を含む低級アルケニルである。それらは、直鎖または分
枝鎖であってよく、エテニル、プロペニル、イソプロペ
ニル、ブテニル、イソブテニル、アリール、ヘキセニル
等を含む。
【0016】単一または種々の置換基を伴って上記に定
義されたタキソールのアルキニル基は、好ましくは、主
鎖に2〜6個の炭素原子を有し、10個までの炭素原子
を含む低級アルキニルである。それらは、直鎖または分
枝鎖であってよく、エチニル、プロピニル、ブチニル、
イソブチニル、アリール、ヘキシニル等を含む。
【0017】アルカノイルオキシの例は、アセテート、
プロピオネート、ブチレート、バラレート、イソブチレ
ート等を含む。最も好ましいアルカノイルオキシは、ア
セテートである。
【0018】タキソールのアリール残基は、単一または
種々の置換基を伴って、6〜10個の炭素原子を含み、
フエニル、α−ナフチルまたはβ−ナフチル等を含む。
置換基類は、アルカンオキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、
アルキル、アリール、アルケニル、アシル、アシロキ
シ、ニトロ、アミノ、アミド等を含む。フエニルは、よ
り好ましいアリールである。
【0019】置換基A、B、D、L、E、F、G、M、
I、J、K、P、Q、S、T、U、VおよびWの好まし
い値は、下記第1表に示してある。
【表1】
【0020】該一般式に含まれる化合物例は、以下に示
される:
【化9】
【化10】
【化11】
【0021】本発明の方法に従って、β−ラクタム類1
は、アルコールおよび活性化剤、好ましくは、トリエチ
ルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、N
−メチルイミジゾール、および4−ジメチルアミノピリ
ジン(DMAP)等の3級アミンの存在下で、β−アミ
ドエステルに変換される。例えば、β−ラクタム類1
は、4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)の存在下
で、タキサン4環核およびC13ヒドロキシル基を有す
る化合物と反応して、C13にβ−アミドエステル基を
有する物質を与える。
【0022】最も好ましくは、該アルコールは、Gre
eneらのJACS 110、5917(1988)に
記述されている方法、または他の経路により得ることが
できる7−O−トリエチルシリルバツカチンIII であ
る。Greeneらにより報告されているように、10
−デアセチルバツカチンIII は、下記の反応スキームに
従って7−O−トリエチルシリルバツカチンIII に変換
される:
【化12】
【0023】報告されている注意深く最適化された条件
下において、10−デアセチルバツカチンIII は、20
当量の(C2 5 3 SiClと、50mLのピリジン
/mmolの10−デアセチルバツカチンIII の存在下
でアルゴン雰囲気下に23℃にて20時間反応に付さ
れ、7−トリエチルシリル−10−デアセチルバツカチ
ンIII (32a)を、反応生成物として精製後の収率8
4−86%をもって与える。次いで、該反応生成物は、
32aのm molあたり5当量のCH3 COClおよ
び25mLのピリジンを用いて、0℃にてアルゴン雰囲
気下で48時間アセチル化され、86%の収率の7−O
−トリエチルシリルバツカチンIII (32b)を与え
る。GreeneらのJACS 110、5917(1
988)の5918頁。
【0024】下記の反応スキームに示されるように、7
−O−トリエチルシリルバツカチンIII 32bは、本発
明のβ−ラクタムと室温にて反応に付され、C−7およ
びC−2′ヒドロキシル基が、それぞれトリエチルシリ
ルおよびエトキシエチル保護基により保護されているタ
キソール中間体を与える。次いでこれらの基は、エステ
ル結合およびタキソール置換基を乱すことがないような
温和な条件下にて加水分解される。
【化13】
【0025】このスキームは、天然生成物タキソールの
合成に関するものであるが、天然または非天然の供給源
から誘導され得るβ−ラクタムまたは4環アルコールの
いずれかの修飾により、本発明に含まれると考えられる
他の合成タキソールの調製に使用することができる。
【0026】別法として、β−ラクタム1は、活性化剤
および7−O−トリエチルシリルバツカチンIII 以外の
アルコールの存在下にβ−アミドに変換され、タキソー
ル中間体を形成することもできる。次いでタキソール合
成は、該タキソール中間体を用いて適当な反応スキーム
のもとに進められてもよい。
【0027】単一または種々の置換基を伴って上記に定
義されたβ−ラクタムのアルキル基は、好ましくは、主
鎖に1〜6個の炭素原子を有し、15個までの炭素原子
を含む低級アルキルである。それらは、直鎖または分枝
鎖であってよく、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、アリー
ル、ヘキシル等を含む。単一または種々の置換基を伴っ
て上記に定義されたβ−ラクタムのアルケニル基は、好
ましくは、主鎖に2〜6個の炭素原子を有し、15個ま
での炭素原子を含む低級アルケニルである。それらは、
直鎖または分枝鎖であってよく、エテニル、プロペニ
ル、イソプロペニル、ブテニル、イソブテニル、アリー
ル、ヘキセニル等を含む。
【0028】単一または種々の置換基を伴って上記に定
義されたβ−ラクタムのアルキニル基は、好ましくは、
主鎖に2〜6個の炭素原子を有し、15個までの炭素原
子を含む低級アルキニルである。それらは、直鎖または
分枝鎖であってよく、エチニル、プロピニル、ブチニ
ル、イソブチニル、アリール、ヘキシニル等を含む。
【0029】β−ラクタムのアルカノイルオキシの例
は、アセテート、プロピオネート、ブチレート、バラレ
ート、イソブチレート等を含む。より好ましいアルカノ
イルオキシの例は、アセテートである。記述されたβ−
ラクタム残基は、単一または種々の置換基を伴って、6
〜15個の炭素原子を含み、フエニル、α−ナフチルま
たはβ−ナフチル等を含む。置換基類は、アルカンオキ
シ、ヒドロキシ、ハロゲン、アルキル、アリール、アル
ケニル、アシル、アシロキシ、ニトロ、アミノ、アミド
等を含む。フエニルは、より好ましいアリールである。
【0030】上記のように、β−ラクタム1のR2 は、
アルキル、アシル、エトキシエチル、2,2,2−トリ
クロロエトキシメチル、または他のヒドロキシル保護
基、例えばメトキシメチル、ベンジルオキシメチル等の
アセタール類またはエーテル類;アセテート等のエステ
ル類;メチルカルボネート等のカルボネート類などであ
ってよい。該ヒドロキシル基のための種々の保護基、お
よびそれらの合成は、T.W.Greeneによる“P
rotective Groups in Organ
ic Synthesis”、John Wiley
and Sons、1981に見出されるであろう。選
択されたヒドロキシル保護基は、タキソール中間体のエ
ステル結合または他の置換基を乱すことがないような充
分に温和な条件下で、容易に除去されなければならな
い。しかしながら、R2 は、好ましくはエトキシエチル
または2,2,2−トリクロロエトキシメチルであり、
最も好ましくはエトキシエチルである。
【0031】該β−ラクタム置換基R1 、R2 およびR
3 の好ましい値を、下記に示す:
【表2】
【0032】一般式に含まれる化合物例を以下に示す:
【化14】
【0033】該β−ラクタム1は、数個の不整炭素を有
しているため、本発明の化合物が不整炭素を有してジア
ステレオマー、ラセミまたは光学的に活性な形態で存在
してもよいことが、当業者に理解される。これらのすべ
ての形態は、この発明の範囲内にあるものと考えられ
る。より特定的には、本発明は、エナンチオマー、ジア
ステレオマー、ラセミ混合物、およびこれらの混合物を
包含する。
【0034】該β−ラクタム類1は、容易に入手可能な
材料から、下記スキームにおいてβ−ラクタム2につい
て例示したように調製され得る:
【化15】
【0035】試薬類:(a)トリエチルアミン、CH2
Cl2 、25℃、18時間;(b)4当量の第二セリウ
ムアンモニウム硝酸塩(ceric ammonium
nitrate)、CH3 CN、−10℃、10分間;
(c)KOH、THF、H2 O、0℃、30分間;
(d)エチルビニルエーテル、THF、トルエンスルホ
ン酸(cat.)、0℃、1.5時間;(e)CH3
i、エーテル、−78℃、10分間;ベンゾイルクロラ
イド、−78℃、1時間。
【0036】出発材料は、容易に入手可能である。α−
アシルオキシアセチルクロライドは、グリコール酸から
調製され、3級アミンの存在下において、アルデヒド類
とp−メトキシアニリンから調製されるイミン類と共に
閉環縮合し、1−p−メトキシフエニル−3−アシルオ
キシ−4−アリールアゼチジン−2−オン類を与える。
【0037】該p−メトキシフエニル基は、第二セリウ
ムアンモニウム硝酸塩を用いた酸化により、容易に除去
され得、および該アシルオキシ基は、この分野の経験者
には周知の標準的条件下で加水分解され、3−ヒドロキ
シ−4−アリールアゼチジン−2−オン類を与える。
【0038】3−ヒドロキシル基は、1−エトキシエチ
ル基等の種々の標準的な保護基を用いて保護され得る。
好ましくは、ラセミ体の3−ヒドロキシ−4−アリール
アゼチジン−2−オンは、保護に先立ち、対応する2−
メトキシ−2−(トリフルオロメチル)フエニル酢酸エ
ステルの再結晶により、純粋なエナンチオマーに分割さ
れ、右旋性のエナンチオマーのみが、タキソールの調製
に使用される。いかなる場合にも、3−(1−エトキシ
エトキシ)−4−フエニルアゼチジン−2−オンは、塩
基、好ましくはn−ブチルリチウムおよびアロイルクロ
ライドを用い、−78℃以下で処理することによりβ−
ラクタムに変換され得る。
【0039】以下の例は、本発明を例示するものであ
る。 例 1 シス−1−ベンゾイル−3−(1−エトキシエトキシ)
−4−フエニルアゼチジノン2の調製 シス−1−p−メトキシフエニル−3−アセトキシ−4
−フエニルアゼチジン−2−オン。 ベンズアルデヒドおよびp−メトキシアニリンから誘導
されたイミンの962mg(4.56m mol)および
15mLのCH2 Cl2 中の0.85mL(6.07m
mol)のトリエチルアミンの−20℃における溶液
に、15mLのCH2 Cl2 中の413mg(3.04m
mol)のα−アセトキシアセチルクロライド溶液
を、滴々加えた。該反応混合物を、18時間で25℃ま
で加温した。次いで、該反応混合物を、100mLのC
2 Cl2 にて希釈し、次いでこの溶液を30mLの1
0%水性HClにより抽出した。該有機層を、30mL
の水および30mLの飽和重炭酸ナトリウムにて洗浄
し、硫酸ナトリウムにて乾燥させ、濃縮して固形物を得
た。該固形物を、50mLのヘキサンと摩砕し、該混合
物をろ過した。残留する固形分を酢酸エチル/ヘキサン
から再結晶させ、645mg(68%)のシス−1−p−
メトキシフエニル−3−アセトキシ−4−フエニルアゼ
チジン−2−オンを、白色結晶として得た。融点163
【0040】シス−3−アセトキシ−4−フエニルアゼ
チジン−2−オン。 アセトニトリル700mL中の20.2gのシス−1−
p−メトキシフエニル−3−アセトキシ−4−フエニル
アゼチジン−2−オンの溶液に、−10℃にて450m
Lの水中の第二セリウムアンモニウム硝酸塩溶液を、1
時間で徐々に加えた。該混合物を−10℃にて30分間
撹拌し、500mLのエーテルにて希釈した。水性層を
100mL量のエーテルにて2回抽出し、合せられた有
機層を、100mL量の水にて2回、100mL量の飽
和重硫酸ナトリウム水溶液にて2回、100mL量の飽
和重炭酸ナトリウム水溶液にて2回洗浄し、濃縮して1
8.5gの固形分を得た。該固形分のアセトン/ヘキサ
ンからの再結晶で、12.3g(92%)のシス−3−
アセトキシ−4−フエニルアゼチジン−2−オンを、白
色結晶、融点152−154℃として得た。
【0041】シス−3−ヒドロキシ−4−フエニルアゼ
チジン−2−オン。 200mLのTHFと280mLの1M水酸化ナトリウ
ム水溶液との混合物に、0℃にて、THF 265mL
中のシス−3−アセトキシ−4−フエニルアゼチジン−
2−オン4.59g(22.4m mol)の溶液を、
滴下ロートにて40分間で加えた。該溶液を0℃にて1
時間撹拌し、100mLの水と100mLの飽和重炭酸
ナトリウムを加えた。該混合物を、200mL量の酢酸
エチルにて4回抽出し、合せられた有機層を硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させ、濃縮してラセミ体のシス−3−ヒド
ロキシ−4−フエニルアゼチジン−2−オンを白色結
晶、融点147−149℃として3.54g(97%)
得た。この材料を、その2−メトキシ−2−(トリフル
オロメチル)フエニル酢酸のエステルのヘキサン/アセ
トンからの再結晶および加水分解によりエナンチオマー
に分割した〔α〕25 Hg 177°。
【0042】シス−3−(1−エトキシエトキシ)−4
−フエニルアゼチジン−2−オン。 15mLのTHF中の3.41g(20.9m mo
l)のシス−3−ヒドロキシ−4−フエニルアゼチジン
−2−オン溶液に、0℃にて5mLのエチルビニルエー
テルと20mg(0.2m mol)のメタンスルホン酸
とを加えた。該混合物を0℃にて20分間撹拌し、20
mLの飽和重炭酸ナトリウム水溶液で希釈し、40mL
量の酢酸エチルで3回抽出した。合せられた酢酸エチル
層を、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮して4.87
g(99%)のシス−3−(1−エトキシエトキシ)−
4−フエニルアゼチジン−2−オンを無色の油状物とし
て得た。
【0043】シス−1−ベンゾイル−3−(1−エトキ
シエトキシ)−4−フエニルアゼチジン−2−オン。 40mLのTHF中の2.35g(10m mol)の
シス−3−(1−エトキシエトキシ)−4−フエニルア
ゼチジン−2−オン溶液に、−78℃にて6.1mL
(10.07m mol)のn−ブチルリチウムの1.
65Mヘキサン溶液を加えた。該混合物を−78℃にて
10分間撹拌し、10mLのTHF中の1.42g(1
0.1m mol)のベンゾイルクロライド溶液を加え
た。該混合物を−78℃にて1時間撹拌し、70mLの
飽和重炭酸ナトリウム水溶液にて希釈し、50mL量の
酢酸エチルにて3回抽出した。合せられた酢酸エチル抽
出物を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮して3.45
gの油状物を得た。該油状物を、シリカ上で酢酸エチル
/ヘキサンにて溶出するクロマトグラフィにかけ、3.
22g(95%)のシス−1−ベンゾイル−3−(1−
エトキシエトキシ)−4−フエニルアゼチジン−2−オ
ン(2)を無色油状物として得た。
【0044】例 2 シス−1−ベンゾイル−3−(1−エトキシエトキシ)
−4−フエニルアゼチジン−2−オン2からのβ−アミ
ドエステル類の調製。ベンジル−3−ベンズアミド−3
−フエニル−2−ヒドロキシプロピオネート 0.3mLのTHF中の88mg(0.26m mol)
のシス−1−ベンゾイル−3−(1−エトキシエトキ
シ)−4−フエニルアゼチジン−2−オン溶液に、28
mg(0.26m mol)のベンジルアルコールと32
mg(0.26mmol)の4−ジメチルアミノピリジン
(DMAP)とを加えた。25℃にて5時間後に、該混
合物を10mL飽和重炭酸ナトリウム水溶液で希釈し、
20mL量の酢酸エチルで3回抽出した。合せられた酢
酸エチル層を、10mLの5%HCl水溶液および10
mLの飽和重炭酸ナトリウムにて抽出し、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥させ、濃縮して112mg(100%)のベン
ジルエステルを油状物として得、これはNMR分析によ
り>97%の純度であった。この油状物の4mLTHF
溶液に、1mLの10%HCl水溶液を加えた。該混合
物を、25℃にて30分間撹拌し、20mLの飽和重炭
酸ナトリウム水溶液で希釈し、30mL量の酢酸エチル
にて4回抽出した。合せられた酢酸エチル抽出物を硫酸
ナトリウム上で乾燥させ、濃縮して固形物を得た。固形
物のクロロホルムからの再結晶により、92mg(95
%)のベンジル−3−ベンズアミド−3−フエニル−2
−ヒドロキシプロピオネートを、白色結晶、融点129
−131℃として得た。
【0045】タキソール 小型の反応容器に、109mg(0.320m mol)
の(+)−シス−1−ベンゾイル−3−(1−エトキシ
エトキシ)−4−フエニルアゼチジン−2−オン、45
mg(0.064m mol)の7−O−トリエチルシリ
ルバツカチンIII 、7.8mg(0.064m mol)
の4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)および0.
032mLのピリジンを入れた。該混合物を25℃にて
12時間撹拌し、100mLの酢酸エチルで希釈した。
該酢酸エチル溶液を、20mLの10%硫酸銅水溶液に
て抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮した。残
渣を酢酸エチルで溶出するシリカゲルのプラグを通して
ろ過した。酢酸エチル/ヘキサンで溶出するフラッシュ
クロマトグラフィ、および引続く酢酸エチル/ヘキサン
からの再結晶により、61mg(92%)の2′−(1−
エトキシエトキシ)−7−O−トリエチルシリルタキソ
ールを、ジアステレオマーの2:1混合物として得た。
【0046】2′−(1−エトキシエトキシ)−7−O
−トリエチルシリルタキソールの5mgの試料を、2mL
のエタノールに溶解させ、0.5mLの0.5%HCl
水溶液を加えた。該混合物を0℃にて30分間撹拌し、
50mLの酢酸エチルにより希釈した。該溶液を、20
mLの飽和重炭酸ナトリウム水溶液にて抽出し、硫酸ナ
トリウム上で乾燥させ、濃縮した。残渣を、酢酸エチル
/ヘキサンにより溶出するシリカゲル上でのカラムクロ
マトグラフィにより精製し、4.5mg(約90%)のタ
キソールを得、これは真正の試料とすべての点で同等で
あった。
【0047】上述したことから本発明のいくつかの目的
が達成されたことが分かるであろう。種々の変更が、上
記の組成物および方法において本発明の範囲を離れるこ
となく行なわれ得、上記の記述に含まれる全ての事項
が、例示として解釈され、制限的な意味を意図している
ものではない。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 式中、R1 は、アリール、置換アリール、アルキル、ア
    ルケニル、またはアルキニルであり;R2 は、水素、エ
    トキシエチル、2,2,2−トリクロロエトキシメチル
    または他のヒドロキシル保護基であり;そしてR3 は、
    アリール、置換アリール、アルキル、アルケニル、また
    はアルキニルである、を有するβ−ラクタム。
  2. 【請求項2】 ヒドロキシル保護基が、アセタール類、
    エーテル類、エステル類、およびカーボネート類からな
    る群から選択される請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 R1 が、フエニル、置換フエニル、また
    はアリールであり;R2 が、エトキシエチル、または
    2,2,2−トリクロロエトキシメトキシであり;そし
    てR3 が、フエニル、置換フエニル、またはアリールで
    ある請求項1に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 R2 が、エトキシエチルまたは2,2,
    2−トリクロロエトキシメトキシである請求項1に記載
    の化合物。
  5. 【請求項5】 式 【化2】 式中、R2 はヒドロキシル保護基である、を有するβ−
    ラクタム。
  6. 【請求項6】 R2 が、エトキシエチルである請求項5
    に記載の化合物。
  7. 【請求項7】 R2 が、アセタール類、エーテル類、エ
    ステル類、およびカーボネート類からなる群から選択さ
    れる請求項5に記載の化合物。
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