JP2022093184A - 送風装置 - Google Patents

送風装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022093184A
JP2022093184A JP2020206337A JP2020206337A JP2022093184A JP 2022093184 A JP2022093184 A JP 2022093184A JP 2020206337 A JP2020206337 A JP 2020206337A JP 2020206337 A JP2020206337 A JP 2020206337A JP 2022093184 A JP2022093184 A JP 2022093184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
suction port
outlet
bathroom
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020206337A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7512876B2 (ja
Inventor
郁仁 佐藤
Ikuhito Sato
憲洋 中林
Norihiro Nakabayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2020206337A priority Critical patent/JP7512876B2/ja
Publication of JP2022093184A publication Critical patent/JP2022093184A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7512876B2 publication Critical patent/JP7512876B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

【課題】フロントパネルに溜まる結露水を長い時間を要することなく乾燥させることが可能な送風装置を提供する。【解決手段】浴室換気乾燥暖房機1Aは、浴室の天井に取り付けられる装置本体3と、装置本体3に取り付けられるフロントパネル4Aと、側面視において、装置本体3とフロントパネル4Aとの間に形成される前面吸込口41等を備える。装置本体3は、前面吸込口41等を介して浴室内の空気を吸い込むための本体吸込口20を有する。フロントパネル4Aは、本体吸込口20を覆い、浴室内側に突出し、側面視において、浴室内側に最も突出する集約部46を頂点として装置本体3に向けて傾斜するように構成される第1部位40aと、第1部位40aに連続し、第1部位40aよりも装置本体3側に位置する第2部位40bとを有する。前面吸込口41等は第1部位40aと装置本体3との間に形成され、集約部46は本体吸込口20の直下に配置される。【選択図】図3A

Description

本開示は、送風装置に関する。
従来より、浴室の天井に設置され、浴室内の換気及び暖房等を行う送風装置が利用されている。例えば、特許文献1には、排気口、送風手段及び発熱手段を収容する本体と、本体の下部に形成される本体開口を覆い浴室側に露出して設けられるルーバーとを備えた浴室用換気暖房機が記載されている。また、特許文献2には、ファン等を収容する本体と、ケースの下面に設けられるグリルと、グリルの外縁に沿って四辺方向に開口した吸込口とを備えた浴室乾燥装置が記載されている。
ところで、浴室を使用した場合には、装置内に吸い込んだ浴室内の湿気や水滴が送風装置のケース等に付着する場合がある。また、送風装置の吸込み口に設けられるフィルタに捕集された湿気や水滴がフロントパネル裏面に滴下して水が溜まる場合がある。また、浴室内の温度と天井裏等の外気温度との差が大きい場合には、送風装置のケース内に結露が発生する場合がある。
特許第4202105号 特許第4432654号
しかしながら、従来における浴室乾燥装置等では、以下のような問題がある。特許文献1に記載のルーバーは、平坦形状で構成されるため、結露水がフロントパネルの裏面に均等に溜まる。一般に、フロントパネルの裏面側では、吸込口に近い部分の吸い込みの風速が強く、吸込口から離れた部分の吸い込みの風速が弱くなる。そのため、ルーバーの裏面の吸込みの風速が遅い部分に溜まった結露水は、乾燥し難く、結露水が乾燥するまでに長い時間を要し、カビの発生の原因となる可能性がある。
また、特許文献2に記載のフロントパネルでは、幅方向の中央側が下方に膨張した湾曲形状で形成され、パネルの幅方向の中央部が最も低い位置(最下点)となり、そのパネルの低い位置に結露水が溜まる。しかし、引用文献2のフロントパネルでは、パネルの最下点が吸込口の直下(下方)からずれた位置にあり、この位置は湾曲形状のパネル裏面の端部に生じた結露水がパネルの中央部に到達するまで時間がかかる。そのため、結露水が乾燥するまでに長い時間を要し、カビの発生の原因となる可能性がある。
そこで、本開示は、上記課題を解決するものであり、フロントパネルに溜まる結露水を長い時間を要することなく乾燥させることが可能な送風装置を提供することを目的とする。
本開示に係る送風装置は、浴室の天井に取り付けられる本体と、前記本体の前記室側を覆うようにして前記本体に取り付けられるパネルと、側面視において、前記本体と前記パネルとの間に形成される第1吸込口とを備え、前記本体は、前記第1吸込口を介して前記室内の空気を吸い込むための第2吸込口と、前記本体から前記室内に空気を吹き出すための第1吹出口とを有し、前記パネルは、前記第2吸込口を覆い、前記室内側に突出する第1部であって、側面視において、前記室内側に最も突出する最下部を頂点として前記本体に向けて傾斜するように構成される第1部と、前記第1部に連続し、前記第1部よりも前記本体側に位置し、前記第1吹出口と前記室とを連通する開口を有する第2部とを有し、前記第1吸込口は、前記第1部と前記本体との間に形成され、前記最下部は、前記第2吸込口の直下に配置されるのである。
本開示によれば、浴室側に突出したパネル(第1部)の最下部を本体の第1吸込口の直下に配置した。すなわち、第1吸込口直下の吸込み風速が早い位置に最下部を配置したので、最下部に結露水を誘導できるとともに最下部に誘導された結露水を短時間で乾燥させることができる。その結果、カビの発生なども抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の断面図である。 図3Aの浴室換気乾燥暖房機の部分断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の斜視図である。 本発明の第6の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機の断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は第1の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機1Aの斜視図であり、図2は浴室換気乾燥暖房機1Aの分解斜視図である。図3Aは、第1の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機1Aの断面図であり、図3Bは図3Aに示す浴室換気乾燥暖房機1Aの要部Xの断面図である。
なお、本実施の形態において、浴室内から見た平面視で長方形状に形成された浴室換気乾燥暖房機1Aの長手方向の一端側にある排気ダクトジョイント34側を右側とし、その反対側を左側とする。また、浴室換気乾燥暖房機1Aのフロントパネル(パネル)4A側(鉛直方向)を下側とし、その反対側を上側とする。また、浴室換気乾燥暖房機1Aの短手方向の手前側を前側とし、その反対側を後側とする。また、本実施の形態において、側面視とは、浴室換気乾燥暖房機1Aの短手方向から浴室換気乾燥暖房機1Aを視認することをいう。正面視とは、浴室換気乾燥暖房機1Aの長手方向から浴室換気乾燥暖房機1Aを視認することをいう。また、本体吸込口20の直下とは、本体吸込口20を鉛直方向に下したときの開口領域に位置することをいう。
浴室換気乾燥暖房機1Aは、図1~図3Aに示すように、浴室の天井に取り付けられる装置本体(本体)3と、装置本体3の下側であって浴室側を覆うように装置本体3に取り付けられるフロントパネル4Aと、装置本体3とフロントパネル4Aとの間に形成される前面吸込口(第1吸込口)41及び後面吸込口(第1吸込口)42と、本体吸込口(第2吸込口)20とを備える。
装置本体3は、装置本体3内に設けられた循環換気ファン2の駆動により前面吸込口(第1吸込口)41及び後面吸込口(第1吸込口)を介して吸い込まれる浴室内の空気が通過する本体吸込口20と、本体吸込口20に対して装置本体3の長手方向に並んで配置され、装置本体3内に設けられたヒータ5により加熱された空気が通過する本体吹出口(第1吹出口)21と、本体吸込口20から吸い込まれた空気を室外に排気する換気吹出口23とを有する。本体吸込口20は、図2に示すように、本体ケース30の左壁30b、前壁30c、後壁30d、風路形成枠体50の左壁50aとで区画された開口であって、装置本体3の下面に形成される。本体吸込口20は、上側がファン吸込口24に連通し、下側が前面吸込口(第1吸込口)41及び後面吸込口(第1吸込口)に連通する。本体吸込口20は、例えばファン吸込口24よりも大きい開口面積であって平面視で矩形状からなり、フロントパネル4Aに設けられる集約部46の上方に位置する。本体吹出口21は、風路形成枠体50によって構成される。
また、装置本体3は、循環換気ファン2及びヒータ5等が収容される本体ケース30と、本体ケース30の外周部を覆う金属ケース31とを備える。本体ケース30は、例えば樹脂材料で形成されるととともに下側が開口した箱体で構成される。本体ケース30の下端周縁部には、外側に突出するフランジ部32が一体で形成される。金属ケース31の右壁30aには、換気吹出口23に連通する排気ダクトジョイント34が取り付けられる。
循環換気ファン2は、図2及び図3Aに示すように、羽根車25と、羽根車25を駆動するファンモータ26とを備える。
羽根車25は、円周方向に等間隔で配置された多数の翼を有する。羽根車25は、ファンモータ26の駆動に基づいて回転し、本体吸込口20から吸い込んだ空気を中心から外側の遠心方向の風路に吹き出す。
ファンモータ26は、羽根車25の内側に配置されるとともに、回転軸26aが下方を向くようにして本体ケース30の上面に取り付けられる。ファンモータ26の回転軸26aは、羽根車25に設けられた軸孔に挿入される。回転軸26aには羽根車25が固定され、ファンモータ26の駆動により羽根車25が回転する。
本体ケース30には、本体ケース30内に収容された羽根車25の外周部に沿うとともに、外周部から接線方向の風路切替ダンパ6側に向かって延びるファン風路が形成される。これにより、羽根車25の駆動により本体吸込口20から吸い込まれた空気が、ファン風路を経由して風路切替ダンパ6側に吹き出される。
本体ケース30の下面には、装置本体3の開口を覆う下カバー33が取り付けられる。下カバー33の羽根車25の直下(羽根車25と対向する位置)には、ベルマウスと称される平面視で円形状からなるファン吸込口24が形成される。ファン吸込口24は、フロントパネル4Aの前面吸込口41、後面吸込口42及び本体吸込口20を介して吸い込まれた空気を通過させて羽根車25に流す。
ヒータ5は、羽根車25から吹き出された空気が通る本体吹出口21に設けられ、通電(駆動)により発熱することで本体吹出口21を通る空気を加熱する。また、ヒータ5は、非通電時には、本体吹出口21を通る空気を加熱することなく、浴室内の温度に応じた空気を通過させる。ヒータ5は、例えばPTCヒータで構成され、本体ケース30の短手方向に延びる棒状のヒータ部材と、ヒータ部材の長手方向に沿って設けられる多数のフィンとを有する。本実施の形態では、2本のヒータ部材が本体吹出口21の短手方向に並んで配置されるとともに、ヒータ部材の長手方向が本体吹出口21の長手方向に沿うように配置される。
浴室換気乾燥暖房機1Aは、羽根車25の駆動によりファン風路から吹き出された空気の風路を、本体吹出口21側、換気吹出口23側及び本体吹出口21側と換気吹出口23の両方の何れかに切り替える風路切替ダンパ6を備える。風路切替ダンパ6は側面視で略円弧状をなす板状部材で構成され、その基端部がファンケース内の換気吹出口23の下側に設けられた支持しない軸に回動可能に支持される。風路切替ダンパ6は、図示しないダンパモータの駆動により軸を支点として回動し、本体吹出口21及び換気吹出口23の一方又は両方を開閉する。
風路切替ダンパ6が、図3Aに実線で示すように、換気吹出口23を閉じる循環位置に移動すると本体吹出口21が開き、ファン吸込口24からファン風路を経由して本体吹出口21に連通する循環風路が形成される。
また、風路切替ダンパ6が、図3Aに破線で示すように、本体吹出口21を閉じる換気位置に移動すると換気吹出口23が開き、ファン吸込口24からファン風路を経由して換気吹出口23に連通する換気風路が形成される。
また、風路切替ダンパ6が、図3Aに一点鎖線で示すように、循環位置と換気位置の間の循環換気位置(中間位置)に移動すると、本体吹出口21及び換気吹出口23の両方が開き、ファン吸込口24から本体吹出口21に連通する循環風路が形成されるとともに及びファン吸込口24から換気吹出口23に連通する換気風路が形成される。
浴室換気乾燥暖房機1Aは、中間パネル7Aを備える。中間パネル7Aは、図2及び図3Aに示すように、装置本体3とフロントパネル4Aとの間に配置され、装置本体3の下面に着脱可能に取り付けられる。中間パネル7Aは平面視で長方形状からなり、装置本体3の平面視での大きさ及び形状と略同一に形成される。
中間パネル7Aの本体吸込口20側の下方の位置であって、本体吸込口20と集約部46との間には、浴室内から吸い込まれる空気中に含まれる埃等の特定成分を除去するためのフィルタ70が取り付けられる。フィルタ70は、本体吸込口20よりも若干小さい外形で形成され、中間パネル7Aに対して着脱可能に取り付けられる。本実施の形態では、フィルタ70は例えば平面視で矩形状に形成されており、開口寸法が大きくなるように形成された前面吸込口41がある中間パネル7Aの前側、又は後面吸込口42がある中間パネル7Aの後側からフィルタ70を取り外し又は装着できるようになっている。フィルタ70は、本体吹出口21よりもフロントパネル4A側に突出した位置に設けられる。また、フィルタ70は、本体吸込口20の直下の本体ケース30の左壁30b側に寄った位置であって、平面視(上側からの視認)で本体吸込口20の一部と重なるように配置される。なお、フィルタ70をファン吸込口24の直下に配置するようにしても良い。
中間パネル7Aの本体吹出口21の直下(対向する位置)には、図2に示すように、本体吹出口21からの空気を浴室内に所定の向きで吹き出すための吹出口グリル72が設けられる。吹出口グリル72は、本体吹出口21と略同一の形状及び大きさで形成される。
また、中間パネル7Aにおいて、フィルタ70が取り付けられる部位(本体吸込口20側の部位)が、段差部75を介して吹出口グリル72が設けられる部位(本体吹出口21側の部位)よりも浴室側に突出した構造となっている。本実施の形態では、フィルタ70が取り付けられる部位の厚みを、吹出口グリル72が設けられる部位の厚みよりも厚くなるように構成している。
フロントパネル4Aは、図1及び図3Aに示すように、本体吸込口20を覆い、浴室内側に突出する第1部位40aと、第1部位40aに連続し、第1部位40aよりも装置本体3側に位置し、第1本体吹出口21と浴室とを連通するパネル吹出口47を有する第2部位40bと、フロントフロントパネル4Aの裏面40c及び本体ケース30内等に付着した結露水を誘導して溜めるための集約部(最下部)46とを有する。第1部位40aは、本体吸込口20及びフィルタ70の下側に位置し、第2部位40bは本体吹出口21の下側に位置し、集約部46は第1部位40a側に設けられる。
フロントパネル4Aは、例えば平面視で長方形状からなり、装置本体3の平面視での外形と略同一又は若干大きくなるように形成される。本実施の形態では、フロントパネル4Aの長手方向が浴室換気乾燥暖房機1Aの左右方向に沿うとともに、その短手方向が浴室換気乾燥暖房機1Aの前後方向に沿うように配置される。
フロントパネル4Aの第1部位40a側は、浴室の天井に沿った方向からの側面視で、フロントパネル4Aの裏面のうち浴室側に最も突出した位置に設けられる集約部46を頂点として左右方向に向けて徐々に装置本体3に近づくように湾曲した湾曲形状を呈する。フロントパネル4Aの第2部位40b側は、浴室の天井に沿った方向からの側面視で、本体吹出口21に対向する位置が装置本体3側に近づくように湾曲するとともに、左右方向に向けて装置本体3から若干離れるように湾曲した湾曲形状を呈する。このように、本実施の形態では、第1部位40aと第2部位40bとで波型の連続曲面を構成している。
フロントパネル4Aの第1部位40aと装置本体3との間には、前面吸込口(第1吸込口)41及び後面吸込口(第1吸込口)42がそれぞれ形成される。前面吸込口41は、フロントパネル4Aの短手方向の一端側にある前面(側面)に形成され、第1部位40a側の曲面とフランジ部32との間から浴室内の空気を吸い込む。また、後面吸込口42は、フロントパネル4Aの短手方向の他端側でありかつ前面吸込口41に対向する位置にある後面(側面)に形成され、フロントパネル4Aの後方から浴室内の空気を吸い込む。。
また、フロントパネル4Aの第1部位40aと装置本体3との間には、左側面吸込口43(第3吸込口)が形成される。左側面吸込口43は、フロントパネル4Aの長手方向の一端側にある左側面に形成され、フロントパネル4Aとフランジ部32との間から浴室内の空気を吸い込む。また、フロントパネル4Aの第2部位40bと装置本体3との間には、右側面吸込口44が形成される。右側面吸込口44は、フロントパネル4Aの長手方向の他端側でありかつ左側面吸込口43に対向する位置にある右側面に形成され、フロントパネル4Aの右側から浴室内の空気を吸い込む。
このような構成により、図1に示すように、フロントパネル4Aの第1部位40a側の裏面40cには、前面吸込口41から吸い込まれた空気が通過するフロントパネル4Aの短手方向に沿った第1吸気風路P1が形成されるとともに、後面吸込口42から吸い込まれた空気が通過するフロントパネル4Aの短手方向に沿った第2吸気風路P2が形成される。また、フロントパネル4Aの第1部位40a側の裏面40cには、左側面吸込口43から吸い込まれた空気が通過するフロントパネル4Aの長手方向に沿った第3吸気風路P3が形成される。
なお、本実施の形態では、フロントパネル4Aを浴室の天井に沿って短手方向から見た側面視で波型に形成し、第2部位40b側を装置本体3側に接近するように湾曲させている。第2部位40b側には、本体吹出口21が配置されているため、実質的に閉塞した状態となっており、吸込み風量は第1部位40a側の前面吸込口41等に比べて大幅に少なくなっている。同様に、右側面吸込口44についても、左側面吸込口43より開口高さが低く構成されており、吸込み風量は左側面吸込口43に比べて少なくなっている。
フロントパネル4Aの第2部位40b側の本体吹出口21に対向する位置には、中間パネル7Aの吹出口グリル72が嵌め込まれるとともに本体吹出口21を浴室内に連通させるパネル吹出口47が形成される。パネル吹出口47は平面視で長方形状からなり、その長手方向がフロントパネル4Aの短手方向に沿うように形成される。
集約部46は、図3A及び図3Bに示すように、フロントパネル4Aの裏面40c及び本体ケース30内等に付着した結露水を誘導して溜める。集約部46は、フロントパネル4Aの第1部位40a側において、装置本体3の本体吸込口20直下(対向する位置)であって、かつ、前面吸込口41及び後面吸込口42から吸い込まれた空気が通過する第1吸気風路P1及び第2吸気風路P2に沿った位置に形成される(図1参照)。また、集約部46は、フロントパネル4Aの裏面40cのうち最も低い位置となる最下部、言い換えると、装置本体3の下面から最も浴室側に突出した位置に設けられる。このように、本実施の形態において集約部46は、吸い込み風速が早い位置であって、フロントパネル4Aの裏面40cの端部(例えば左端部)との距離が短くなる位置に設けられる。好適には、集約部46がフィルタ70の略中央部分の直下に設けられることで、フロントパネル4Aの第1部位40a側の裏面の端部に生じた結露水から集約部46までの距離を短くでき、最下部に誘導された結露水を短時間で乾燥させることができる。
次に、前面吸込口41、後面吸込口42、左側面吸込口43及び右側面吸込口44における吸気風路の高さの関係について説明する。
図3Bに示すように、前面吸込口41及び後面吸込口42における第1部位40a側の集約部46が設けられる第1吸気風路P1及び第2吸気風路P2の吸気風路高さAと、左側面吸込口43における第3吸気風路P3の吸気風路高さBとは、吸気風路高さA>吸気風路高さBの関係を満たす。ここで、吸気風路高さAは、フロントパネル4Aの裏面40cのうち最も低い位置に設けられる集約部46と中間パネル7A(フランジ部32)の下面との間の距離である。吸気風路高さBは、フロントパネル4Aの裏面40cの左端側と中間パネル7A(フランジ部32)の下面との間の距離である。このように、吸気風路高さAを吸気風路高さBよりも高く構成することで、前面吸込口41及び後面吸込口42から吸い込まれる空気の吸込み風量を、左側面吸込口43から吸い込まれる空気の吸込み風量と比べて、大幅に増加させることができる。
また、本実施の形態では、第2部位40b側の吸気風路を実質的に閉塞させることで第1部位40a(本体吸込口20)側の前面吸込口41等から吸い込まれる空気が分散することを防止できる。その結果、集約部46を通過する吸気風路の吸込み風量を増加させることができる。
以上のように、第1の実施の形態によれば、集約部46をフロントパネル4Aの裏面40cの第1部位40aの最下部に設けるので、本体ケース30の内面やフロントパネル4Aの裏面40c等に付着した結露水が左右方向から傾斜した裏面40cに沿って流れ、集約部46に誘導される。これにより、結露水を集約部46の一箇所に溜めることができとともに裏面40cの端部の生じた結露水から集約部46までの距離を短くでき、結露水の効率的な乾燥を実現できる。また、第1の実施の形態によれば、浴室内から吸い込む空気の風量が多くかつ風速が速い吸気風路に沿って集約部46を設けたので、集約部46に溜まった結露水に対して空気を多く当てることができ、結露水の乾燥を促進できる。これにより、フロントパネル4Aを含む浴室換気乾燥暖房機1A内でのカビの発生を抑制することができる。
また、第1の実施の形態によれば、フロントパネル4Aの第2部位40b側の吸気風路を実質的に閉塞させた状態とするので、フロントパネル4Aの第1部位40a側の前面吸込口41等から吸い込まれる空気が第2部位40b側に分散することを防止できる。これにより、フロントパネル4Aに設けた集約部46を通過する吸気風路の吸込み風量を増加させることができ、結露水の乾燥をより促進できる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bでは、装置本体3に2個の第1本体吹出口21及び第2本体吹出口29を設ける点において、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aとは相違している。なお、第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bにおいて、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aと実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図4は第2の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機1Bの斜視図であり、図5は浴室換気乾燥暖房機1Bの分解斜視図であり、図6は浴室換気乾燥暖房機1Bの断面図である。
浴室換気乾燥暖房機1Bは、図4~図6に示すように、循環換気ファン2及びヒータ5等を収容する装置本体3と、装置本体3の下側に浴室内に露出するように取り付けられたフロントパネル4Bと、装置本体3とフロントパネル4Bとの間に設けられる中間パネル7Bとを備える。
装置本体3は、循環換気ファン2の駆動によりフロントパネル4Bの前面吸込口41等から吸い込まれた浴室内の空気が通過する本体吸込口20及びファン吸込口24と、ヒータ5により加熱された空気が浴室内に吹き出される際に通過する第1本体吹出口21と、ヒータ5により加熱されない空気が浴室内に吹き出される際に通過する第2本体吹出口29とを有する。
第2本体吹出口29は、第1本体吹出口21の本体吸込口20とは反対側であって、第1本体吹出口21と本体ケース30の右壁30aとの間に設けられる。本実施の形態では、第2本体吹出口29にヒータ5が設けられておらず、羽根車25から吹き出された空気は加熱されずに通過する。
中間パネル7Bの本体吸込口20側の下方の位置には、浴室内から吸い込まれる空気中に含まれる埃等の特定成分を除去するためのフィルタ70が着脱可能に取り付けられる。
中間パネル7Bの第1本体吹出口21の直下(対向する位置)には、第1本体吹出口21を通過した空気を所定の向きで吹き出すための第1吹出口グリル72が設けられる。中間パネル7Bの第2本体吹出口29の直下(対向する位置)であって第1吹出口グリル72の右側に隣接した位置には、第2本体吹出口29を通過した空気を所定の向きで吹き出すための第2吹出口グリル73が設けられる。
フロントパネル4Bには、第1吹出口グリル72の直下の位置(対向する位置)に、第1吹出口グリル72等を通過した空気を浴室内に吹き出すための第1パネル吹出口47が設けられる。また、フロントパネル4Bには、第2本体吹出口29の直下に、第2吹出口グリル73等を通過した空気を浴室内に吹き出すための第2パネル吹出口48が設けられる。また、フロントパネル4Bには、裏面40c及び本体ケース30内等に付着した結露水を誘導して溜める集約部46が設けられる。
第2の本実施の形態によれば、装置本体3に第1本体吹出口21に加えて第2本体吹出口29を設けることで、第1本体吹出口21から加熱された空気を吹き出すことができるとともに、第2本体吹出口29から加熱されない空気を吹き出すことができる。フロントパネル4Bの第2パネル吹出口48から吹き出される空気は、第1パネル吹出口47から吹き出される空気よりも相対湿度が高く、重くなる。そのため、第2パネル吹出口48から空気を浴室内の一方の壁面に向かって吹き出すことで、浴室内を撹拌する空気の流れを発生させることができる。すなわち、浴室内の一方の壁面に沿うようにして浴室内の下層まで流がれ、その下層から浴室内の他方の壁面に向かって流がれ、さらに他方の壁面の下層から他方の壁面に沿うようにして上方に向かう空気の流れを発生させることができる。これにより、浴室内の全体に、空気を撹拌する風の流れを発生させることができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Cでは、装置本体3に2個の第1本体吹出口21及び第2本体吹出口29を設けるとともに、フロントパネル4Cの裏面40c側に第2本体吹出口29に対応する第3パネル吹出口49を設ける点において、第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bとは相違している。なお、第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Cにおいて、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1A、第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bと実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図7は第3の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機1Cの斜視図であり、図8は浴室換気乾燥暖房機1Cの分解斜視図であり、図9は浴室換気乾燥暖房機1Cの断面図である。
浴室換気乾燥暖房機1Cは、図7~図9に示すように、循環換気ファン2及びヒータ5等を収容する装置本体3と、装置本体3の下側に浴室内に露出するように取り付けられたフロントパネル4Cと、装置本体3とフロントパネル4Cとの間に設けられる中間パネル7Cとを備える。
装置本体3は、循環換気ファン2の駆動によりフロントパネル4Cの前面吸込口41等から吸い込まれた浴室内の空気が通過する本体吸込口20及びファン吸込口24と、ヒータ5により加熱された空気が浴室内に吹き出される際に通過する第1本体吹出口21と、ヒータ5により加熱されない空気が浴室内に吹き出される際に通過する第2本体吹出口29とを有する。第2本体吹出口29は、第1本体吹出口21の本体吸込口20とは反対側であって、第1本体吹出口21と本体ケース30の右壁30aとの間に設けられる。
中間パネル7Cの本体吸込口20側の下方の位置には、浴室内から吸い込まれる空気中に含まれる埃等の特定成分を除去するためのフィルタ70が着脱可能に取り付けられる。中間パネル7Cの第1本体吹出口21の直下の位置(対向する位置)には、第1本体吹出口21を通過した空気を所定の向きで吹き出すための第1吹出口グリル72が設けられる。中間パネル7Cの第2本体吹出口29の直下の位置(対向する位置)であって第1吹出口グリル72の右側に隣接した位置には、第2本体吹出口29を通過した空気を所定の向きで吹き出すための第2吹出口グリル73が設けられる。
フロントパネル4Cには、裏面40c及び本体ケース30内等に付着した結露水を誘導して溜める集約部46が設けられる。また、フロントパネル4Cには、第1吹出口グリル72の直下の位置(対向する位置)に、第1吹出口グリル72等を通過した空気を浴室内に吹き出すための第1パネル吹出口47が設けられる。
また、フロントパネル4Cの裏面40cの右側面には、図示しない仕切り部材を介して第2本体吹出口29及び第2吹出口グリル73に連通する第3パネル吹出口49が設けられる。第3パネル吹出口49は、例えば第2本体吹出口29の直下の位置よりも外側(右端側)であって、フロントパネル4Cの短手方向に沿うように設けられ、第2本体吹出口29から送られた空気を浴室内の壁面に吹き出す。
第3の実施の形態によれば、前面吸込口41等から吸い込まれる浴室内の空気と、第3パネル吹出口49から浴室内に吹き出される風速の速い空気によって、上記第2の実施の形態と同様に、浴室の一方の壁面に沿って下方に向かい、浴室の下層付近を他方の壁面に向かい、他方の壁面に沿って上方に向かう空気の流れを発生させることができる。また、第3の実施の形態によれば、フロントパネル4Cの側面に前面吸込口41や第3パネル吹出口49を設けることで、浴室内に面したフロントパネル4Cの下面に露出する開口を、第1パネル吹出口47のみで構成することができ、開口の面積が減るため外観性(デザイン性)をより向上させることができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Dでは、中間パネル7A等を設けない点において、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1A等とは相違している。なお、第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Dにおいて、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1A等と実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図10は第4の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機1Dの断面図である。
浴室換気乾燥暖房機1Dは、図10に示すように、循環換気ファン2及びヒータ5等を収容する装置本体3と、装置本体3の下側に浴室内に露出するように取り付けられたフロントパネル4Dとを備える。
装置本体3の下面であって本体吸込口20の下方には、浴室内から吸い込まれる空気中に含まれる埃等の特定成分を除去するためのフィルタ70が装置本体3に対して着脱可能に取り付けられる。すなわち、第4の実施の形態では、フィルタ70が装置本体3に直接取り付けられる。フィルタ70は、例えば平面視で矩形状からなり、本体吸込口20よりも若干小さい外形で形成される。また、フィルタ70は、本体吸込口20の直下よりも左壁30b側に寄った位置であって、平面視(上側からの視認)で本体吸込口20の一部と重なるように配置される。
フロントパネル4Dの裏面40cには、フロントパネル4Aの裏面40c及び本体ケース30内等に付着した結露水を誘導して溜めるための集約部46が設けられる。集約部46は、装置本体3に設けられた本体吸込口20及びフィルタ70の直下であって、かつ、前面吸込口41及び後面吸込口42から吸い込まれた空気が通過する第1及び第2吸気風路に沿って形成される。また、集約部46は、フロントパネル4Aの裏面40cのうち浴室側に最も突出する位置となる最下部に設けられる。
第4の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、浴室内から吸い込む空気の風量が多くかつ風速が高い吸気風路に沿って集約部46を設けたので、集約部46に溜まった結露水に対して空気を多く当てることができ、これにより結露水の乾燥を促進できる。また、フィルタ70を装置本体3に取り付けることで中間パネル7Aを設けない構成としているので、部品点数を削減でき、低コスト化を図ることができる。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Eでは、フロントパネル4Eの第2部位40b側を平坦形状とする点において、第1の実施の形態のフロントパネル4Aの形状とは相違している。なお、第5の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Eにおいて、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1A等と実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図11は第5の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機1Eの斜視図であり、図12は浴室換気乾燥暖房機1Eの断面図である。
浴室換気乾燥暖房機1Eは、図11及び図12に示すように、循環換気ファン2及びヒータ5等を収容する装置本体3と、装置本体3の下側に浴室内に露出するように取り付けられたフロントパネル4Eとを備える。
フロントパネル4Eの第1部位40a側は、第1の実施の形態と同様に、浴室側に緩やかに突出した曲面形状で形成される。第2部位40b側は、側面視で平坦形状に形成されるとともに、中間パネル7Eとは若干の隙間を空けて配置される。したがって、第2部位40b側は、第1の実施の形態と同様に、吸気風路をほぼ閉塞した状態となっており、吸込み風量は第1部位40a側の前面吸込口41等に比べて大幅に少ない。
フロントパネル4Fの裏面40cには、集約部46が設けられる。集約部46は、装置本体3に設けられた本体吸込口20及びフィルタ70の直下であって、かつ、前面吸込口41及び後面吸込口42から吸い込まれた空気が流れる第1吸気風路P1及び第2吸気風路P2に沿って形成される。また、集約部46は、フロントパネル4Aの裏面40cのうち最も低い位置に設けられる。
第5の実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態と同様に、フロントパネル4Aの裏面40c等に付着した結露水を集約部46に誘導して溜めることができる。また、浴室内から吸い込む空気の風量が多くかつ風速が高い第1吸気風路P1及び第2吸気風路P2に沿って集約部46を設けたので、集約部46に溜まった結露水に対して空気を多く当てることができ、これにより結露水の乾燥を促進できる。
[第6の実施の形態]
第6の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Fでは、フロントパネル4Fの集約部46を略V字状の凹部で構成する点において、第1の実施の形態のフロントパネル4Aの集約部46とは相違している。なお、第6の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Fにおいて、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1A等と実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図13は第6の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房機1Fの斜視図であり、図14は浴室換気乾燥暖房機1Fの断面図である。
浴室換気乾燥暖房機1Fは、図13及び図14に示すように、循環換気ファン2及びヒータ5等を収容する装置本体3と、装置本体3の下側に浴室内に露出するように取り付けられたフロントパネル4Fとを備える。
フロントパネル4Fの第1部位40a側は、側面視で、集約部46を頂点として左右方向のそれぞれに向けて直線状に装置本体3に近づく形状を呈する。言い換えると、浴室側に略V字状(三角形状)に突出した凹形状で形成される。第2部位40b側は、側面視で平坦形状に形成されるとともに、中間パネル7Fとは若干の隙間を空けて配置される。したがって、第2部位40b側は、第1の実施の形態と同様に、吸気風路をほぼ閉塞した状態となっており、吸込み風量は第1部位40a側の前面吸込口41等に比べて大幅に少ない。
フロントパネル4Fの裏面40cには、集約部46が設けられる。集約部46は、装置本体3に設けられたフィルタ70の直下であって、かつ、前面吸込口41及び後面吸込口42から吸い込まれた空気が流れる第1吸気風路P1及び第2吸気風路P2に沿って形成される。また、集約部46は、フロントパネル4Aの第1部位40a側のV字状の最も低い位置となる谷部に設けられる。
第6の実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態と同様に、フロントパネル4Aの裏面40c等に付着した結露水を集約部46に誘導して溜めることができる。また、浴室内から吸い込む空気の風量が多くかつ風速が高い第1吸気風路P1及び第2吸気風路P2に沿って集約部46を設けたので、集約部46に溜まった結露水に対して空気を多く当てることができ、これにより結露水の乾燥を促進できる。
なお、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に記載の範囲には限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能である。上述した実施の形態において、フロントパネル4A等を平面視で長方形状に形成したが、これに限定されることはない。例えば、フロントパネル4A等を平面視で、楕円形状又は矩形以外の多角形状に形成することもできる。
1A,1B,1C,1D,1E,1F 浴室換気乾燥暖房機(送風装置)
2 循環換気ファン
3 装置本体(本体)
4A,4B,4C,4D,4E,4F フロントパネル(パネル)
5 ヒータ
7A,7B,7C,7D,7E,7F 中間パネル
20 本体吸込口(第2吸込口)
21 本体吹出口、第1本体吹出口
25 羽根車
29 第2本体吹出口
40a 第1部位(第1部)
40b 第2部位(第2部)
41 前面吸込口(第1吸込口)
42 後面吸込口(第1吸込口)
43 左側面吸込口(第3吸込口)
44 右側面吸込口
46 集約部
47 第1パネル吹出口
48 第2パネル吹出口
49 第3パネル吹出口
70 フィルタ

Claims (9)

  1. 室の天井に取り付けられる本体と、
    前記本体の前記室側を覆うようにして前記本体に取り付けられるパネルと、
    側面視において、前記本体と前記パネルとの間に形成される第1吸込口と
    を備え、
    前記本体は、
    前記第1吸込口を介して前記室内の空気を吸い込むための第2吸込口と、
    前記本体から前記室内に空気を吹き出すための第1吹出口と
    を有し、
    前記パネルは、
    前記第2吸込口を覆い、前記室内側に突出する第1部であって、側面視において、前記室内側に最も突出する最下部を頂点として前記本体に向けて傾斜するように構成される第1部と、
    前記第1部に連続し、前記第1部よりも前記本体側に位置し、前記第1吹出口と前記室とを連通する開口を有する第2部と
    を有し、
    前記第1吸込口は、前記第1部と前記本体との間に形成され、
    前記最下部は、前記第2吸込口の直下に配置される
    送風装置。
  2. 前記第1部は、側面視において、前記最下部を頂点として湾曲する湾曲形状を呈する
    請求項1に記載の送風装置。
  3. 正面視において、前記本体と前記第1部との間に形成される第3吸込口を備え、
    前記本体から前記最下部までの高さは、前記第3吸込口の高さよりも高く構成される請求項1又は2に記載の送風装置。
  4. 前記本体は、前記第2吸込口と前記最下部との間にフィルタを備え、
    前記フィルタは、前記第1吹出口よりも前記パネル側に位置する
    請求項1から3の何れか1項に記載の送風装置。
  5. 前記第2部は、側面視において、平坦形状に形成される、
    請求項1から4の何れか1項に記載の送風装置。
  6. 前記第1部は、側面視で、前記最下部を頂点として前記本体に向けて直線状に傾斜する形状を呈する、
    請求項1から5の何れか1項に記載の送風装置。
  7. 前記本体は、
    前記室内の空気を吸い込んで吹き出す送風部を備え、
    前記送風部は、前記送風部から吹き出された空気を加熱する加熱部と、
    前記第1吹出口の前記第2吸込口とは反対側に並んで配置され、前記加熱部で加熱されない空気が通る第2吹出口を有し、
    前記パネルは、
    前記第1吹出口に対向する位置に設けられる第1パネル吹出口と、
    前記第2吹出口に対向する位置に設けられる第2パネル吹出口と、
    を有する、
    請求項1から6の何れか1項に記載の送風装置。
  8. 前記本体は、
    前記室内の空気を吸い込んで吹き出す送風部を備え、
    前記送風部は、前記送風部から吹き出された空気を加熱する加熱部と、
    前記第1吹出口の前記第2吸込口とは反対側に並んで配置され、前記加熱部で加熱されない空気が通る第2吹出口を有し、
    前記パネルは、
    前記第1吹出口に対向する位置に設けられる第1パネル吹出口と、
    前記パネルの前記本体と対向する面に設けられ、第2吹出口から吹き出される空気が通る第3パネル吹出口と、
    を有する、
    請求項1から6の何れか1項に記載の送風装置。
  9. 前記本体に前記フィルタが取り付けられる請求項4に記載の送風装置。
JP2020206337A 2020-12-11 2020-12-11 送風装置 Active JP7512876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020206337A JP7512876B2 (ja) 2020-12-11 2020-12-11 送風装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020206337A JP7512876B2 (ja) 2020-12-11 2020-12-11 送風装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022093184A true JP2022093184A (ja) 2022-06-23
JP7512876B2 JP7512876B2 (ja) 2024-07-09

Family

ID=82068931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020206337A Active JP7512876B2 (ja) 2020-12-11 2020-12-11 送風装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7512876B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4432654B2 (ja) 2004-07-22 2010-03-17 パナソニック株式会社 浴室用換気暖房機
JP6075944B2 (ja) 2011-10-28 2017-02-08 株式会社Lixil 送風装置
JP5600707B2 (ja) 2012-08-02 2014-10-01 リンナイ株式会社 浴室暖房乾燥機
CN111356880B (zh) 2017-11-27 2022-04-08 三菱电机株式会社 浴室干燥机

Also Published As

Publication number Publication date
JP7512876B2 (ja) 2024-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5861797A (ja) 乾燥機
JP6075944B2 (ja) 送風装置
JP5460921B2 (ja) 浴室乾燥機
JP5538622B2 (ja) 浴室乾燥機
JP3962842B2 (ja) 手乾燥装置
JP2022093184A (ja) 送風装置
JP6442862B2 (ja) 送風装置
JP5228264B1 (ja) 浴室空調装置
JP4848783B2 (ja) 送風装置
JP2004125373A (ja) 換気装置
JP5381245B2 (ja) 換気装置
JP3984223B2 (ja) 加湿装置及び空気調和機
JP3972811B2 (ja) 空気調和装置
JP7067257B2 (ja) 送風装置
JP7439845B2 (ja) 送風装置
JP2537454Y2 (ja) ファン・フィルタユニット
JP2002130759A (ja) レンジフードファン
JP4505939B2 (ja) 空気調和機
JP3557991B2 (ja) 除湿機および吹出し口装置
JP3521375B2 (ja) 浴室換気乾燥機の空気吹出部構造
JPS5838901Y2 (ja) 空気調和機
JPH0690890A (ja) 食器乾燥機
JPH10235089A (ja) 浴室又は類似の室の乾燥換気装置
JP3819836B2 (ja) 浴室暖房機
JPS6340239Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20220114

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7512876

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150