JP2022001112A - 硬貨類収納空間が可変する財布 - Google Patents

硬貨類収納空間が可変する財布 Download PDF

Info

Publication number
JP2022001112A
JP2022001112A JP2020106506A JP2020106506A JP2022001112A JP 2022001112 A JP2022001112 A JP 2022001112A JP 2020106506 A JP2020106506 A JP 2020106506A JP 2020106506 A JP2020106506 A JP 2020106506A JP 2022001112 A JP2022001112 A JP 2022001112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage unit
storage
card
wallet
coins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020106506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6879604B1 (ja
Inventor
知里 夏井
Chisato Natsui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NATSUI CHISATO
Original Assignee
NATSUI CHISATO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NATSUI CHISATO filed Critical NATSUI CHISATO
Priority to JP2020106506A priority Critical patent/JP6879604B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6879604B1 publication Critical patent/JP6879604B1/ja
Publication of JP2022001112A publication Critical patent/JP2022001112A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】カード類の収納量によって硬貨類の収納空間を拡張させて収納量を増やすことができる。【解決手段】紙幣類を収納するシート状袋体の紙幣類収納部1と、該紙幣類収納部の片面側に複数枚のカード類を積層保持する袋状のカード類収納部2と、該カード類収納部に隣接して形成した硬貨類を保持する袋状の硬貨類収納部3と、から成り、硬貨類収納部の収納空間が、前記カード類収納部の隣接部までの収納域30と、該収納域から前記カード類収納部の積層方向の外側全面又は一部面を覆う領域まで拡張させた拡張収納域31と、から成る。これにより、カード類の収納枚数に応じて可変させることができ、折り畳み時の財布の厚さをできるだけ変えることなく、硬貨類とカード類を効率良く収納することができる。【選択図】図1

Description

本願発明は、紙幣類、カード類、及び硬貨類の3種類を収納する財布に関し、特に、カード類と硬貨類の各収納空間を可変して使用する構造の財布に関する。
従来から財布の用途は、紙幣類と硬貨類を区分して収納するのが一般的であったが、近年は物品購入時の現金払よりも、クレジットカードや電子マネーによる支払、さらにはポイントカードの使用の機会が主流になりつつある。
そのため、財布には紙幣類(紙幣、レシート、紙葉、等)や硬貨類(硬貨、メダル、キー、等)に加えて、多種多様のカード類(クレジットカード、電子マネーカード、プリペイドカード、ポイントカード、等)を収納して携行することが多くなってきている。そのため、紙幣類、硬貨類、カード類、の3種類を一個体の財布に収納する構成の創作として多くの発明及び考案が提案されている。例えば、特許文献1〜特許文献4などの開示例がある。
特許文献1は、財布の構造において、小銭入れ専用の収納部分を形成しないことによって、省スペース化を図ったものである。特許文献2は、硬貨収容部の配置を工夫して二つ折りにした場合の膨らみによる違和感やカード破損の防止を図ったものである。特許文献3は、薄型でありながら硬貨、紙幣、カードの収納が可能であり、かつ紙幣の出し入れがしやすい二つ折りの財布を提供することを目的としたものである。特許文献4は、多くの枚数のカードの収納を念頭に置いたものであり、カードを積層状に重ねて収納するのではなく、多数の個別収納スリットをずらした状態で配置して取り出し易くした財布のカード収納部構造を提供したものである。
実用新案登録第3223951号公報 実用新案登録第3216868号公報 実用新案登録第3201862号公報 実用新案登録第3156974号公報
上記の特許文献1〜4の開示考案は、一個体の財布について、いずれも紙幣類、カード類、硬貨類を収納する空間をそれぞれに形成したものである。その目的は、如何に効率良く収納するかを念頭においている点では本願の目的と共通する。しかし、それぞれの収納空間域はそれぞれ独立した空間を形成しているが、使用時において収納物の量次第でその収納空間を分け合って使用するという観点はなかった。このため、それぞれ硬質な材料から成るカードと硬貨は、二つ折りにした状態時において、その量次第で互いに干渉して部分的に厚さが増し、いわば凹凸による違和感が生じてしまう課題があった。
そこで、本願発明は、かかる課題に着目して創出されたものであり、カード類の収納量によって硬貨類の収納空間を拡張させて収納量を増やすことができ、かつ折り畳み時の厚さへの影響も抑えつつ可能な限り効率的に収納することを目的としたものである。
上記の課題を解決するため、本願発明に係る硬貨類収納空間が可変する財布は、以下のように構成している。
すなわち、紙幣類を収納するシート状袋体の紙幣類収納部と、該紙幣類収納部の片面側に複数枚のカード類を積層保持する積層空間を有する袋状のカード類収納部と、該カード類収納部に隣接して形成した硬貨類を保持する袋状の硬貨類収納部と、から成り、該硬貨類収納部の収納空間を、前記カード類収納部の積層方向の外側面を覆う領域まで拡張させたことを特徴とするものである。
また、前記硬貨類収納部の収納空間は、前記カード類収納部の隣接部までの収納域と、該収納域から前記カード類収納部の積層方向(積上厚さ方向)の外側全面又は一部面を覆う領域まで拡張させた拡張収納域と、から成るものである。
さらに、前記カード類収納部と隣接する段差部を乗り越えて、前記収納域から前記拡張収納域に一連に延びるガイドシートを配置しても良い。これにより、前記収納域と前記拡張収納域との間の硬貨類の移動をスムーズにすることができる。
上記構成により、カード類のカード類収納部への挿入枚数によって積層高さ(積み上げ高さ)が可変し、その可変量にしたがって硬貨類収納部の拡張収納域が拡張増加して硬貨類の移動が可能となり、この結果、硬貨類の収納量が増加する。また、カード類収納部へのカード類の最大収納枚数が許容限度を超えた場合には、前記拡張収納域の空間がほとんど無くなり、硬貨類は前記収納域に留まった状態で保持されることとなる。
このように、本願発明は、硬貨類収納部の収納空間を、カード類収納部へのカード類の収納枚数に応じて可変させることができ、折り畳み時の財布の厚さをできるだけ変えることなく、硬貨類とカード類を効率良く収納することができる効果を有する。
本実施例の財布を開いた状態を示す平面図である。 本実施例の財布へ紙幣類、カード類、及び硬貨類の収納状態を示す平面図である。 本実施例の財布の使用状況を図1のA―A線をもって示した断面図(A)、(B)である。 本実施例の財布における硬貨類の移動状況を図1のA―A線をもって示した断面図である。。 本実施例の財布の使用状況を示した斜視図(A)、(B)である。 本実施例の財布を示す写真(A)、(B)である。
まず、本願発明は、紙幣類を収納する紙幣類収納部1と、カード類を収納するカード類収納部2、及び硬貨類を収納する硬貨類収納部3と、を主要構成要素とする財布である。それぞれが個別に独立した収納空間として形成している。
以下に、本願発明にかかる具体的実施例(以下、「本実施例」という。)を図面に基づいて説明する。
[紙幣類収納部の構成]
本実施例の紙幣類収納部1は、少なくとも紙幣類Bを折らずにそのまま挿入し得るサイズの内部空間を持った長方形シート状の袋体を成しており、長辺に沿った縁部には紙幣の出入用の開口スリット10を形成している。該紙幣類収納部1は、皮材、紙材、又は樹脂材、などからなる二つ折りを可能とする軟質材で形成している。二つ折り(通常は、等半分折り)した場合、該紙幣類収納部1の表裏いずれかの片面側が財布の外側面を構成する。その外側面には、図示を省略するが、その面上に種々の嗜好的な装飾デザインを施すようにしてもよい。
また、前記開口スリット10は、実施例では開放したままであるが、必要により線状又は面状のファスナー、ホック又はスナップ等の係合手段を設けてもよい。
さらに、前記長方形状の紙幣類収納部1の長手方向の略中間付近には、直交方向(短手方向)に伸びる(図1の平面視で)谷折り状の折り部11を形成している。また、折り部11には、谷折りを容易にするため湾曲舌片状の折り癖部12を設けている。
[カード類収納部の構成]
本実施例のカード類収納部2は、前記長方形状の紙幣類収納部1の片面側を略二等分割したいずれか半分側の面上に、袋状の形態で形成している。カード類収納部2は、紙幣類収納部1の面上に沿って開口させて、カード類Kの挿入又は取出しための挿出口20を形成している。
この挿出口20の形成位置は、前記折り部11付近に開口するように配設している。また厚さ方向(紙幣類収納部1の片面に対する垂直方向)には、前記紙幣類収納部1の対向する長辺側縁に沿って立ち上がるマチ部22を形成している。このマチ部22の高さは、カード類を積層して収納し得る最大枚数(例えば、10枚)を考慮して設定している。このマチ部22は厚さ方向(又は高さ方向)に撓み易くなるように構成している。例えば、可撓自在な軟質材で形成しても良く、又は蛇腹状に形成しても良い。
カード類収納部2の挿出口20の開口方向は、本実施例では、紙幣類収納部1の長手方向であるが、これに限らず短手方向(開口スリット10への挿入方向と同方向)に配置しても良い。
また、長方形状のカード類収納部2の前記紙幣類収納部1に対する配置は、それぞれの長辺同士を直交する位置関係にしているが、そのほか、互いに平行な位置関係としてもよい。なお、図示した本実施例では直角の位置関係にある。
[硬貨類収納部の構成]
本実施例にかかる硬貨類収納部3は、上記構成のカード類収納部2の外側に隣接した位置に配設している。図1に示すように、カード類収納部2は、紙幣類収納部1の折り部11側の長手方向の中央部に寄った二等分割した一方の半分側の面上に配置している。これにより、その底部21と紙幣類収納部1と短辺縁部13との間に一定の領域が確保される。この領域に袋状の硬貨類収納部3を配設している。すなわち、通常のクレジットカードのサイズは、国際規格「ID−1」によって、縦53.98mm、横85.60mm、厚み0.76mmに寸法が規格されている。このため、カード類Kの長辺方向(上記、横方向)を、紙幣類収納部1の短辺方向に揃えて配置して二つ折りした場合に、紙幣類収納部1の長辺の半分長さよりもカード類Kの短辺の長さ(上記、縦の長さ)の方が短いため、その短い分だけ、紙幣類収納部1の領域に硬貨類収納部3が形成されることとなる。
この硬貨類収納部3の収納空間は、本願発明の主眼となるものであり、2段階の空間領域の概念をもって構成されている。すなわち、前記カード類収納部2の底部21の外側部分と段差部30aとから成る第1段目の収納域30と、さらにこの第1段の収納域30から連通して前記カード類収納部2の上面の全面又は一部の面を覆う領域まで空間を拡張させてなる第2段目の収納域(これを「拡張収納域31」と称する。)、から構成している。そして、前記段差部30aの対向側には、硬貨類の取り出しを行う取出口32を形成している。この取出口32の開閉手段としては、図示したように、可撓性のあるフラップ33を配置して行っている。その先端付近にはホック33aを配置してフラップ33を固定するようにしている。
なお、上記開閉手段としては、フラップ33の他に、線状若しくは面状のファスナー さらにはクリップや引掛け具などの係合手段を適宜デザイン性を考慮して選択使用してもよい。
また、前記第1段の収納域30には、その底面部30bに固定されて、前記段差部30aを乗り越えて前記拡張収納域31まで一連に延びた可撓性のあるガイドシート34を配設している。このガイドシート34を設けることにより、この面上を摺動して収納域30に滞留していた硬貨類Cを、拡張収納域31に滑らかに移動させることができる。
[カード類収納部2と硬貨類収納部3との連携作用]
上述したように、カード類収納部2と硬貨類収納部3とを構成することにより、カード類収納部2に最大収納枚数のカード類Kが、積層した状態で収納した場合は、硬貨類収納部3の拡張収納域31は、押しつぶされた状態になって隙間が無い状態となる。このとき、硬貨類Cは、第1段目の収納域30内に滞留した状態となる。そして、フラップ33の閉塞により脱落を防止している。
次に、収納するカード類Kが最大許容枚数(例えば10枚)に満たない場合(例えば、6枚)は、その分(例えば、4枚の厚さ分)マチ部22が撓んで前記拡張収納域31に硬貨類Cが進入可能な間隙ができる。この結果、拡張収納域31による収納空間が増えて、多数の硬貨類Cを収納することができることになる。
[実施例の効果]
上記構成により、カード類収納部2の収納空間と、硬貨類収納部3の収納空間とを、カード類Kの積層枚数の多少によって振り分けて使用することができ、厚さの限られる二つ折り仕様の財布を全体の厚さをできるだけ変えることなく、硬貨類とカード類とを臨機応変に効率良く収納することができるものとなる
[他の変形例]
上記のカード類収納部2と硬貨類収納部3の組合せ構造を長方形シート状の紙幣類収納部1の等分割した半分の領域に配設する本実施例の他、本願発明思想を具体化する以下の構成を採用してもよい。すなわち、上記の組合せ構造を半分領域の両側のそれぞれに配置する構成としてもよい。いわば、2セット配置となる。
また、紙幣類収納部1は、二つ折りを予定して紙幣サイズの長辺より若干長めに形成しているが、これをさらに長くして三つ折り構成としてもよい。
さらにカード類収納部2の向きは、上記したように、平面図上において縦向き又は横向き配置が一般的であるが、設計寸法を変えることによって斜め向きとすることも可能である。いずれにおいても、本願発明思想において同一の範疇に属するものである。
1 紙幣類収納部
10 開口スリット
11 折り部
12 折り癖部
13 短辺縁部
2 カード類収納部
20 挿出口
21 底部
22 マチ部
3 硬貨類収納部
30 収納域(第1段目)
30a 段差部
30b 底面部
31 拡張収納域(第2段目)
32 取出口
33 フラップ
33a ホック
34 ガイドシート
B 紙幣類
K カード類
C 硬貨類
すなわち、紙幣類を収納するシート状袋体の紙幣類収納部と、
該紙幣類収納部の片面側に複数枚のカード類を積層保持する袋状のカード類収納部と、 該カード類収納部に対して前記紙幣類収納部の同じ面側に隣接して形成した硬貨類を保持する袋状の硬貨類収納部と、から成る財布であって
前記硬貨類収納部の収納空間を、前記カード類収納部立設状のマチ部を構成する段差部から硬貨取出口までの収納域と、該収納域から前記段差部を乗り越えて連通し、前記カード類収納部の積層方向の外側全面又は積層方向の外側一部面を覆う領域まで拡張させた拡張収納域と、から構成したことを特徴とする財布である。
特に、前記硬貨類収納部の収納空間を、前記カード類収納部立設状のマチ部を構成する段差部から硬貨取出口までの収納域と、該収納域から前記段差部を乗り越えて連通し、前記カード類収納部の積層方向の外側全面又は積層方向の外側一部面を覆う領域まで拡張させた拡張収納域と、から構成したことを、主要な特徴とするものである
さらに、前記硬貨類収納部の収納空間には、前記カード類収納部と隣接する段差部を乗り越えて、前記収納域から前記拡張収納域に一連に延びるガイドシートを前記収納域の前記紙幣類収納部の外面側の底面部に固定して配置しても良い。これにより、前記収納域と前記拡張収納域との間の硬貨類の移動をスムーズにすることができる。
本実施例の財布を開いた状態を示す平面図である。 本実施例の財布へ紙幣類、カード類、及び硬貨類の収納状態を示す平面図である。 本実施例の財布の使用状況を図1のA―A線をもって示した断面図(A)、(B)である。 本実施例の財布における硬貨類の移動状況を図1のA―A線をもって示した断面図である。 本実施例の財布の使用状況を示した斜視図(A)、(B)である。 本実施例の財布を示す写真(A)、(B)である。
この挿出口20の形成位置は、前記折り部11付近に開口するように配設している。また厚さ方向(紙幣類収納部1の片面に対する垂直方向)には、前記紙幣類収納部1の対向する長辺側縁に沿って立ち上がるマチ部22を形成している。このマチ部22の高さは、カード類を積層して収納し得る最大枚数(例えば、10枚)を考慮して設定している。このマチ部22は積層したカード類の厚さ方向(又は積層方向)に撓み易くなるように構成している。例えば、可撓自在な軟質材で形成しても良く、又は蛇腹状に形成しても良い。
[硬貨類収納部の構成]
本実施例にかかる硬貨類収納部3は、上記構成のカード類収納部2と同じ面側に隣接した位置に配設している。図1に示すように、カード類収納部2は、紙幣類収納部1の折り部11側の長手方向の中央部に寄った二等分割した一方の半分側の面上に配置している。これにより、その底部21と紙幣類収納部1短辺縁部13との間に一定の領域が確保される。この領域に袋状の硬貨類収納部3を配設している。すなわち、通常のクレジットカードのサイズは、国際規格「ID−1」によって、縦53.98mm、横85.60mm、厚み0.76mmに寸法が規格されている。このため、カード類Kの長辺方向(上記、横方向)を、紙幣類収納部1短辺方向に揃えて配置して二つ折りした場合に、紙幣類収納部1の長辺の半分長さよりもカード類Kの短辺の長さ(上記、縦の長さ)の方が短いため、その短い分だけ、紙幣類収納部1の領域に硬貨類収納部3が形成されることとなる。
この硬貨類収納部3の収納空間は、本願発明の主眼となるものであり、2段階の空間領域の概念をもって構成されている。すなわち、前記カード類収納部2の底部21の外側部分の段差部30aと、その対向側に形成した硬貨類の取り出しを行う取出口32との間の領域から成る第1段目の収納域30と、さらにこの第1段の収納域30から連通して前記カード類収納部2の上面の全面又は一部の面を覆う領域まで空間を拡張させてなる第2段目の収納域(これを「拡張収納域31」と称する。)、から構成している。前記取出口32の開閉手段としては、図示したように、可撓性のあるフラップ33を配置して行っている。その先端付近にはホック33aを配置してフラップ33を固定するようにしている。
[実施例の効果]
上記構成により、カード類収納部2の収納空間と、硬貨類収納部3の収納空間とを、カード類Kの積層枚数の多少によって振り分けて使用することができ、厚さの限られる二つ折り仕様の財布を全体の厚さをできるだけ変えることなく、硬貨類とカード類とを臨機応変に効率良く収納することができるものとなる
すなわち、紙幣類を収納するシート状袋体の紙幣類収納部と、該紙幣類収納部の片面側に複数枚のカード類を積層保持する袋状のカード類収納部と、該カード類収納部に対して前記紙幣類収納部の同じ面側に隣接して形成した硬貨類を保持する袋状の硬貨類収納部と、から成る財布である。
特に、前記硬貨類収納部の収納空間を、前記カード類収納部立設状のマチ部を構成する段差部から硬貨取出口までの収納域と、該収納域から前記段差部を乗り越えて連通し、前記カード類収納部の積層方向の外側全面又は積層方向の外側一部面を覆う領域まで拡張させた拡張収納域と、から構成している。
上記構成に加え、前記硬貨類収納部の収納空間には、前記カード類収納部と隣接する前記段差部を乗り越えて、前記収納域から前記拡張収納域に一連に延びるガイドシートを前記収納域の底面部に固定して配置している。これにより、前記収納域と前記拡張収納域との間の硬貨類の移動をスムーズにしている

Claims (5)

  1. 紙幣類を収納するシート状袋体の紙幣類収納部と、
    該紙幣類収納部の片面側に複数枚のカード類を積層保持する袋状のカード類収納部と、
    該カード類収納部に隣接して形成した硬貨類を保持する袋状の硬貨類収納部と、
    から成り、
    前記硬貨類収納部の収納空間が、前記カード類収納部の隣接部までの収納域と、該収納域から前記カード類収納部の積層方向の外側全面又は一部面を覆う領域まで拡張させた拡張収納域と、から成ることを特徴とする財布。
  2. 前記硬貨類収納部の収納空間において、
    前記カード類収納部と隣接する段差部を乗り越えて、前記収納域から前記拡張収納域まで一連に延びるガイドシートを配置したことを特徴とする請求項1記載の財布。
  3. 前記硬貨類収納部の収納空間において、
    該空間からの硬貨類の取出口にフラップ、又は線状若しくは面状のファスナーなどから成る開閉手段を配設したこと特徴とする請求項1、又は2記載の財布。
  4. 前記カード類収納部とこれと隣接配置した前記硬貨類収納部が、
    前記紙幣類収納部を二つ折りした場合の片方側に配設されていることを特徴とする請求項1、2、又は3記載の財布。
  5. 前記カード類収納部と前記硬貨類収納部との配設において、
    カード類収納部の挿出口と、硬貨類の取出口と、が対向する位置関係で配設したことを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載の財布。
JP2020106506A 2020-06-19 2020-06-19 硬貨類収納空間が可変する財布 Active JP6879604B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020106506A JP6879604B1 (ja) 2020-06-19 2020-06-19 硬貨類収納空間が可変する財布

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020106506A JP6879604B1 (ja) 2020-06-19 2020-06-19 硬貨類収納空間が可変する財布

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6879604B1 JP6879604B1 (ja) 2021-06-02
JP2022001112A true JP2022001112A (ja) 2022-01-06

Family

ID=76083821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020106506A Active JP6879604B1 (ja) 2020-06-19 2020-06-19 硬貨類収納空間が可変する財布

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6879604B1 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4636192Y1 (ja) * 1968-05-04 1971-12-13
JPH0491109A (ja) * 1990-08-07 1992-03-24 Teijin Ltd ビニルエステル系硬化樹脂の製造法及びそれに用いる硬化性組成物
JPH0491109U (ja) * 1990-12-25 1992-08-07
JPH0621420U (ja) * 1992-08-26 1994-03-22 有子 関 二つ折財布
JPH08280430A (ja) * 1995-04-13 1996-10-29 Takasago Shokai:Kk 財 布
JPH09294621A (ja) * 1996-05-07 1997-11-18 Nadaya:Kk カードケース
JP3070214U (ja) * 1999-12-21 2000-07-28 プレリーシミズ株式会社 札入れ
JP3108064U (ja) * 2004-10-05 2005-04-07 ケント有限会社 硬貨入れが着脱可能な財布
JP2009247385A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Takahiro Ichinokiyama 財布
GB2520035A (en) * 2013-11-06 2015-05-13 Michael Mueller-Heumann Compact Wallet with coin pocket
JP3223951U (ja) * 2019-08-20 2019-11-14 L−Design株式会社 構造的厚みのない小銭入れ部分を有する小さい財布

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4636192Y1 (ja) * 1968-05-04 1971-12-13
JPH0491109A (ja) * 1990-08-07 1992-03-24 Teijin Ltd ビニルエステル系硬化樹脂の製造法及びそれに用いる硬化性組成物
JPH0491109U (ja) * 1990-12-25 1992-08-07
JPH0621420U (ja) * 1992-08-26 1994-03-22 有子 関 二つ折財布
JPH08280430A (ja) * 1995-04-13 1996-10-29 Takasago Shokai:Kk 財 布
JPH09294621A (ja) * 1996-05-07 1997-11-18 Nadaya:Kk カードケース
JP3070214U (ja) * 1999-12-21 2000-07-28 プレリーシミズ株式会社 札入れ
JP3108064U (ja) * 2004-10-05 2005-04-07 ケント有限会社 硬貨入れが着脱可能な財布
JP2009247385A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Takahiro Ichinokiyama 財布
GB2520035A (en) * 2013-11-06 2015-05-13 Michael Mueller-Heumann Compact Wallet with coin pocket
JP3223951U (ja) * 2019-08-20 2019-11-14 L−Design株式会社 構造的厚みのない小銭入れ部分を有する小さい財布

Also Published As

Publication number Publication date
JP6879604B1 (ja) 2021-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11457703B2 (en) Apparatus and method for carrying items
US20060249234A1 (en) Card holding case
US6668883B2 (en) Pouch-like container in particular billfold and the like
JP6879604B1 (ja) 硬貨類収納空間が可変する財布
JP3225684U (ja) 財布
JP5095744B2 (ja) 厚さを減らした書類ケース
JP3218846U (ja) 財布
JP3234228U (ja) 財布
JP2020069274A (ja) 財布におけるカード入れ構造
JP3135251U (ja) 財布
JP3144461U (ja) 財布
JP3150532U (ja) 財布
JP3220985U (ja) 財布
JP7132473B2 (ja) 折り畳み財布
JP3222655U (ja) 財布
JP2562516Y2 (ja) 硬貨入れ
JP2022088991A (ja) 折畳財布
KR200473243Y1 (ko) 카드 케이스
US11013304B1 (en) Ease of access wallet insert assembly
JP3218296U (ja) 積立手帳
JP3141069U (ja) ウォレット
JP3229804U (ja) 財布
JP3244833U (ja) 財布
JP3219352U (ja) カードケース及び財布
JPH11127928A (ja) 財 布

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200619

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200619

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200917

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6879604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250