JP3220985U - 財布 - Google Patents

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石井 仁
仁 石井
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Abstract

【課題】複数枚数のカード収納できると共に、複数枚数のカードを収納した場合であっても、厚さ寸法の小さく、多数の紙幣を収納できる財布を提供する。【解決手段】札入れ部11と、札入れ部11の内側に設けられた複数のカード収納部12a〜12cとを有し、二つ折りにしうる財布10であって、カード収納部12a〜12cは、財布本体13の長さ方向に沿って並列に複数設けられており、財布10の外装部にコイン入れ部を形成した。また、札入れ部11には、札入れ部11を厚さ方向に拡開可能とするマチ部を設けた。【選択図】図1

Description

本考案は、札入れ部の内側に複数のカード収納部を有する財布に関する。
従来、財布には、キャッシュカードやクレジットカード等のカードを収納する収納ポケットが設けられている。このような収納ポケットは、複数枚数のカードを収納するために、厚さ方向に仕切り板が複数枚配置されて構成されている場合がある。
しかしながら、係る構成において、収納ポケットに複数枚数のカードを収納する場合には、厚さ方向に複数枚のカードを重ねて収納することになることから、財布全体の厚さ寸法が大きくなり、折り畳んでズボンの後ポケットに財布を収納する場合には、厚さ方向に嵩張り、ポケットへ入れにくいと共に、外観上見苦しい場合がある。
このような観点に基づき、本件出願人は、札入れ部と、上記札入れ部の内側に設けられた複数のカード収納部とを有し、二つ折りにしうる財布であって、上記カード収納部は、財布本体の長さ方向に沿って並列に複数設けられている財布を提案している(特許文献1参照)。
実登3147374号公報
特許文献1に記載の財布は、複数枚数のカード収納できると共に、複数枚数のカードを収納した場合であっても、厚さ寸法が大きくならない。
ところで、一般に財布には紙幣や複数枚のカードを収納すること以外に、コイン入れ部を備えることが要望される。
このため、複数枚数のカードを収納した状態で厚さ寸法が大きくならず、さらに小銭等を収納できるコイン入れ部を備える財布があれば便利である。
上記課題を解決するために、請求項1記載の考案にあっては、札入れ部と、上記札入れ部の内側に設けられた複数のカード収納部とを有し、二つ折りにしうる財布であって、上記カード収納部は、財布本体の長さ方向に沿って並列に複数設けられており、上記財布の外装部にコイン入れ部を形成したことを特徴とする。
本考案によれば、カード収納部は、財布本体の長さ方向に沿って並列に複数設けられているので、上記複数のカード収納部同士は、夫々、重なり合わずに配置されている。また、財布には、紙幣やカードの他にコインを収納することができる。
請求項2に記載の考案にあっては、上記札入れ部には、上記札入れ部を厚さ方向に拡開可能とするマチ部を設けたことを特徴とする。
本考案によれば、札入れ部に多数枚の札を収納すると札入れ部はマチ部が開いて厚さ方向に拡開される。
請求項3記載の考案にあっては、上記カード収納部は略キャッシュカードサイズに形成され、上記財布本体は、折り曲げた場合に、平面長方形状に形成されると共に上記カード収納部の長さ寸法と略同一の幅寸法に形成され、上記カード収納部は、上記カード収納部の幅方向に沿って開口する開口部を有することを特徴とする。
本考案によれば、複数のカード収納部は財布本体の長さ方向に沿って並列に整列させることができる。
請求項4記載の考案にあっては、上記札入れ部の長さ方向端部において、上記札入れ部の幅方向に沿って形成された仕切り部を介して形成されたカード補助収納部が設けられ、上記カード補助収納部には上記札入れ部の幅方向に沿って開口する開口部が形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、カード補助収納部にカードを収納することができる。
請求項1に記載の財布によれば、上記カード収納部は、財布本体の長さ方向に沿って並列に複数設けられ、上記複数のカード収納部同士は、夫々、重なり合わずに配置されていることから、上記複数のカード収納部に複数のカードが収納された場合に、複数のカードが厚さ方向に重なることのない厚さ寸法の小さい財布を提供することができる。
また、請求項1に記載の財布によれば、例えば、ズボンの後ポケットに複数のカードが収納された財布を収納する場合には、上記複数のカード収納部の間にはカードが配置されていないことから、着座した場合に、カードが配置されていない部位において折り曲がるので、収納されたカードの破損を軽減できる。
さらに、請求項1に記載の財布によれば、財布には、紙幣やカードの他にコインを収納することができる。
請求項2に記載の財布によれば、マチ部を備えているので、札入れ部に多数枚の札を収納すると、札入れ部はマチ部が開いて厚さ方向に拡開されるので、多数枚の札を無理なく収納できる。
請求項3に記載の財布によれば、上記複数のカード収納部は財布本体の長さ方向に沿って並列に整列させることができることから、上記複数のカード収納部は財布本体の長さ方向に沿って並列に整列したコンパクトで取り扱いが容易な厚さ寸法の小さい財布を提供することができる。
請求項4に記載の財布によれば、上記カード補助収納部にカードを収納することができることから、カードの収納枚数を増大させることができる。
本考案の第1実施形態に係る財布を開いた状態におけるカードの配置を示す平面図である。 同財布折り曲げた状態を示すものであり、(a)はコイン入れ部を閉じた状態を示す斜視図、(b)はコイン入れ部を開いた状態を示す斜視図である。 同財布の札入れ部を開いた状態を示す斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る財布を開いた状態におけるカードの配置状態を示す平面図である。 同財布を開いた状態を示すものであり、(a)は札入れ部のマチ部が閉じた状態を示す斜視図、(b)は同マチ部が開いた状態を示す斜視図である。 同財布のコイン入れ部を示すものであり、(a)はコイン入れ部を閉じた状態を示す斜視図、(b)はコイン入れ部を開いた状態を示す斜視図である。 本考案の第3実施形態に係る財布を示す斜視図である。 同財布のコイン入れ部を示すものであり、(a)はコイン入れ部を閉じた状態を示す斜視図、(b)はコイン入れ部を開いた状態を示す斜視図である。
以下、図面を用いて本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本考案の第1実施形態に係る財布は、札を二つ折りして収納する財布である。図1は本考案の第1実施形態に係る財布を開いた状態におけるカードの配置を示す平面図、図2は同財布折り曲げた状態を示すものであり、(a)はコイン入れ部を閉じた状態を示す斜視図、(b)はコイン入れ部を開いた状態を示す斜視図、図3は同財布の札入れ部を開いた状態を示す斜視図である。
第1実施形態に係る財布10は、図1及び図2(a)、(b)に示すように、札入れ部11と、この札入れ部11の内側に設けられたカード収納部12(図1参照)とを有している。この財布10は、二つ折りにしうるものである。また、カード収納部12は、図2に示すように、財布本体13の長さ方向に沿って並列に複数設けられている。
また、図1に示すように、カード収納部12は略キャッシュカードサイズに形成されている。さらに、図2に示すように、財布本体13は、折り曲げた場合に、平面長方形状に形成され、図1に示すようなカード収納部12の長さ寸法と略同一の幅寸法に形成されている。そして、カード収納部12は、図1に示すように、カード収納部12の幅方向に沿って開口してカードAを挿入可能な開口部14を有している。
また、財布10は、図3に示すように、札入れ部11の長さ方向の端部21において、札入れ部11の幅方向に沿って形成された仕切り部15を介して形成されたカード補助収納部16が設けられている。このカード補助収納部16には札入れ部11の幅方向に沿って開口する開口部17が形成されている。
図2に示すように、本実施形態に係る財布10は、皮革材が縫着されることにより形成されており、二つ折りにしうる。財布10は、折り曲げる前において、図1に示すように、長さ方向中央部の折り曲げ線部18に対して対称に形成された平面長方形状に形成され、折り曲げ線部18において半分に折り曲げられることにより、図2に示すように、折り曲げる前の半分の大きさ寸法の平面長方形状に形成される。
また、図1に示すように、財布本体13には、幅方向の一方の端部に沿って長さ方向全域に亘って開口する札入れ部11が設けられ、札入れ部11の内側には、図1に示すように、4つのカード収納部12a,12b,12c,12dが配置されている。
さらに、カード収納部12は、略キャッシュカードサイズに形成され、4つのカード収納部12a、12b、12c、12dは、財布本体13の長さ方向に沿って並列して配置されている。また、財布本体13の幅寸法はカード収納部12の長さ寸法と略同一寸法に形成され、カード収納部12はカード収納部12の幅方向端部が財布本体13の幅方向に沿うように配置されている。
また、カード収納部12は、図1に示すように、カード収納部12の幅方向に沿って開口する開口部14を有し、開口部14は財布本体13の長さ方向に沿って設けられている。
さらに、財布10において折り曲げ線部18に対して一方側に配置される2枚のカード収納部12a,12bは、一枚の長方形状のカード収納部構成部材19の長さ方向両端部及び下端部に沿って縫着され、上端部に開口部14が形成され、長さ方向中央部には仕切り線部20aが縫着されることにより形成されている。これにより、2枚のカードAを収納しうるように形成されている。
また、折り曲げ線部18に対して他方側に配置される2枚のカード収納部12c,12dも同様に縫着され、仕切り線部20bが形成されて2枚のカードAを収納しうるように形成されている。
さらに、図3に示すように、札入れ部11の長さ方向の一方の端部21において、札入れ部11の幅方向に沿って縫着により形成された仕切り部15を介して形成された略キャッシュカードサイズのカード補助収納部16が設けられ、カード補助収納部16には札入れ部11の幅方向に沿って開口する開口部17が形成されている。
また、図1に示すように、札入れ部11とカード収納部12との間には、財布本体13の長さ方向中央部側に開口する副収納部22,22が形成されている。
また、図3に示すように、札入れ部11の長さ方向の他方の端部側において、札入れ部11の長さ方向の半分の領域に亘って形成された札入れ部11の長さ方向に開口する副収納部23が形成されている。
そして、本実施形態に係る財布10では、折り畳んだとき外側に位置する財布本体13の一方側の外装部にコイン入れ部40が形成されている。このコイン入れ部40は、図2(a)、(b)に示すように、財布本体13の外面に開口部17に沿ったスリット41とこのスリット41の端部に接続して直交するスリット42とを備える、スリット41に線ファスナ部材43を、スリット42にマチ部材45を配置し、内側に袋部材を配置し、硬貨等を収納可能としたものである。
線ファスナ部材43は、図2(b)に示すように、スリット41の両側に配置され互いに噛み合うエレメント43a、43bと、このエレメント43a、43bを噛合、解除するスライダ44とを備える。スライダ44を移動させることで、スリット41を開状態又は閉状態にできる。
スリット42に配置されるマチ部材45は、薄い革部材で構成され、内側を谷線として折り畳み可能である。このマチ部材45は、スリット41を開状態とすること開かれ、貨幣等の収納を容易にする他、多数の貨幣等が収納されたときコイン入れ部40の厚さ方向寸法を拡げることができる。
本実施形態に係る財布10使用する場合には、財布10を折り曲げる前において、図1に示すように、例えば、カード収納部12a,12b,12c,12dにキャッシュカードやクレジットカード等のカードAを収納する。
その後、図2(a)に示すように、折り曲げ線部18により折り曲げた後に、例えば、ズボンの後ポケットに収納して携帯することができる。
本実施形態に係る財布10によれば、従来の財布のように、厚さ方向に複数枚のカードを収納するように構成されていない。このため、仮に、一つのポケットに複数枚のカードを入れた場合であっても、収納したカードAの枚数分の厚さ寸法になることがなく、財布10全体の厚さ寸法の小さい財布10とすることができる。
その結果、例えば、ズボンの後ポケットに収納して携帯する場合に、厚さ方向に嵩張ることがないため、ポケットに入れ易く、かつ、外観上の見苦しさは低減される。また、例えば、ズボンの後ポケットにカードAが収納された財布10を収納する場合、仕切り線部20a、20bには、カードAが配置されておらず、かつ、財布10を折り曲げた場合に仕切り線部20a,20bが互いに重なり合う。このため、所有者が着座した場合に、カードが配置されていない仕切り線部20a,20bにおいて財布10は幅方向に沿って屈曲可能であり、収納されたカードAの破損を軽減できる。
また、図3に示すように、カード補助収納部16にカードAを収納することが可能であることから、カードの収納枚数を増大させることができる。
さらに、本実施形態に係る財布10によれば、コイン入れ部40を備えるので、一つの財布10に紙幣等の紙片、クレジットカード等のカードに加えて硬貨等のコインを収納することができる。
<第2実施形態>
次に本考案の第2実施形態に係る財布について説明する。図4は本考案の第2実施形態に係る財布を開いた状態におけるカードの配置状態を示す平面図、図5は同財布を開いた状態を示すものであり、(a)は札入れ部のマチ部が閉じた状態を示す斜視図、(b)は同マチ部が開いた状態を示す斜視図、図6は同財布のコイン入れ部を示すものであり、(a)はコイン入れ部を閉じた状態を示す斜視図、(b)はコイン入れ部を開いた状態を示す斜視図である。
本実施形態に係る財布10Aは、紙幣を折り畳むことなく収納でき、紙幣の長手方向に沿った折り線で折り畳むことができるいわゆる長財布である。本実施形態に係る財布10Aでは、小銭入れを備え、紙幣やカードの他、貨幣を収納することができる。
本実施形態に係る財布10Aは、図4に示すように、折り曲げる前においては中央部に形成される折り曲げ線部18に対して略対称形状に形成されると共に平面略正方形状に形成され、折り曲げ線部18により二つ折り可能である。そして、財布10Aは、折り曲げた後においては、図5に示すような平面略長方形状となるよう形成されている。
また、財布10Aにあっては、折り曲げ線部18で折り畳んだ状態において内側となる部分には、折り曲げ線部18を挟んで開口する二つの札入れ部24a、24bが形成されている。この札入れ部24a、24bのうち一方の札入れ部24aには、図5に示すように両端にマチ部30、30が形成されている。
また、カード収納部25a,25b,25c,25d,25e,25fは、札入れ部24a、24bの内側に設けられ、折り曲げ線部18に対して両側に3つずつ計6つ配置されている。このため、財布10が折り曲げ線部18により折り曲げられた場合に、図4に示すように、折り曲げられた財布10の長さ方向に沿うように並列に配置される。
また、カード収納部25の幅方向に沿って形成された開口部14は、折り曲げ線部18に沿って折り曲げ線部18側に配置されている。さらに、折り曲げ線部18に対して一方側に配置される3つのカード収納部25a,25b,25cは、一枚の長方形状のカード収納部構成部材26の長さ方向両端部及び幅方向の外端部に沿って縫着され、折り曲げ線部18側の内端部に開口部14が形成され、長さ方向においては、長さ寸法を3等分する位置に2本の仕切り線部27a,27bが縫着されることにより形成され、3枚のカードを収納しうるように形成されている。
また、折り曲げ線部18に対して他方側に配置される3つのカード収納部25d,25e,25fも同様に縫着され、2本の仕切り線部27c,27dが形成されて3枚のカードを収納しうるように形成されている。
さらに、本実施形態に係る財布10Aにあっては、図6に示すように、折り畳んだとき外側に位置する財布本体13の一方側の外装部にコイン入れ部40が形成されている。このコイン入れ部40は、財布本体13の外面に折り曲げ線部18に沿ったスリット41、とこのスリット41の端部に接続して直交するスリット42とを備える、スリット41に線ファスナ部材43を、スリット42にマチ部材45を配置し、内側に袋部材46を配置し、硬貨等を収納可能としたものである。
線ファスナ部材43は、スリット41の両側に配置され互いに噛み合うエレメント43a、43bと、このエレメント43a、43bを噛合、解除するスライダ44とを備える。スライダ44を移動させることで、スリット41を開状態又は閉状態にできる。
スリット42に配置されるマチ部材45は、薄い革部材で構成され、内側を谷線として折り畳み可能である。マチ部材45は、図6(b)に示すように、スリット41を開状態とすること開かれ、貨幣等の収納を容易にする他、多数の貨幣等が収納されたときコイン入れ部40の厚さ方向寸法を拡げることができる。
本実施形態に係る財布10A使用する場合には、第1実施形態に係る財布10と同様に、図4に示すように、例えば、カード収納部25a,25b,25c,25d,25e,25fにキャッシュカードやクレジットカード等のカードAを収納した後に、図5に示すように、折り曲げ線部18により、折り曲げた後に、例えば、ズボンの後ポケットに収納して携帯する。
従って、仮に、一つのポケットに複数枚のカードを入れた場合であっても、収納したカードAの枚数分の厚さ寸法になることがなく、財布10全体の厚さ寸法の小さい財布10とすることができる。その結果、例えば、ズボンの後ポケットに収納して携帯する場合に、厚さ方向に嵩張ることがないため、ポケットに入れ易く、かつ、外観上の見苦しさは低減される。
また、例えば、ズボンの後ポケットにカードが収納された財布10を収納する場合、図4に示すように、仕切り線部27a,27b,27c,27dには、カードAが配置されておらず、かつ、図5に示すような財布10を折り曲げた場合に仕切り線部27aと27c、及び、仕切り線部27bと27dとが互いに重なり合うことから、着座した場合に、カードが配置されていない仕切り線部27a,27b,27c,27dにおいて財布10は幅方向に沿って屈曲可能なので、収納されたカードAの破損を軽減できる。
さらに、本実施形態に係る財布10Aによれば、札入れ部24aの両端には、マチ部30、30を配置しているので、多数の紙幣や領収書その他の紙片を札入れ部24aに格納するに際し、紙片の束の厚さに即して札入れ部24aの厚さ寸法31が拡開するこのため、紙片の束を無理なく格納でき、紙片に損傷を与えることがない。なお、札入れ部24aにもマチ部30、30を配置することができる。
そして、本実施形態に係る財布10Aによれば、コイン入れ部40を備えるので、一つの財布10Aに紙幣等の紙片、クレジットカード等のカードに加えて硬貨等のコインを収納することができる。
<第3実施形態>
次に本考案の第3実施形態に係る財布10Bについて説明する。図7は本考案の第3実施形態に係る財布を示す斜視図、図8は同財布のコイン入れ部を示すものであり、(a)はコイン入れ部を閉じた状態を示す斜視図、(b)はコイン入れ部を開いた状態を示す斜視図である。
本実施形態に係る財布10Bは、第1実施形態に係る財布10と同様に札を二つ折りして収納する財布である。
第3実施形態に係る財布10Bは、図7に示すように、折り曲げる前においては折り曲げ線部18に対して対称に形成されると共に平面略長方形状に形成され、折り曲げ線部18により二つ折り可能である。また、本例に係る財布10Bは、幅方向の一方の端部において長さ方向に沿って開口する紙幣Bと略同寸法により形成された札入れ部11を備えている。
また、財布10Bにおいて、カード収納部12は、折り曲げ線部18を介して一つずつの全体として二つ設けられている。そして、カード収納部12の幅方向端部に設けられた開口部が財布本体の長さ方向に沿って形成されるように配置されている。
また、札入れ部11とカード収納部との厚さ方向における間には、厚さ方向に仕切り部材28が配設され、仕切り部材28の上下に設けられると共に財布本体13の長さ方向中央部側に開口する副収納部29が形成されている。本例に係る財布10Bでは、折り曲げ線部18を挟んで各2ヶ所、合計4ヶ所に副収納部29が配置されている。
また、本実施形態に係る財布10Bでは、札入れ部11の両側には、マチ部30、30が配置されている。このマチ部30、30は、札入れ部11に多数の紙幣等が収納されたとき、札入れ部11の厚さ寸法を拡げる。
さらに、本実施形態に係る財布10Bにあっては、図8に示すように、折り畳んだとき外側に位置する財布本体13の一方側の外装部にコイン入れ部40が形成されている。このコイン入れ部40は、財布本体13の外面に折り曲げ線部18に沿ったスリット41、とこのスリット41の端部に接続して直交するスリット42とを備える、スリット41に線ファスナ部材43を、スリット42にマチ部材45を配置し、内側に袋部材46を配置し、硬貨等を収納可能としたものである。
線ファスナ部材43は、スリット41の両側に配置され互いに噛み合うエレメント43a、43bと、エレメント43a、43bを噛合、解除するスライダ44とを備える。スライダ44を移動させることで、スリット41を開状態又は閉状態にできる。
スリット42に配置されるマチ部材45は、薄い皮部材で構成され、内側を谷線として折り畳み可能である。マチ部材45は、図6(b)に示すように、スリット41を開状態とすると開かれ、貨幣等の収納を容易にする他、多数の貨幣等が収納されたときコイン入れ部40の厚さ方向寸法を拡げることができる。
本例に係る財布10Bは、札入れ部11が、紙幣Bと略同寸法であることから、2枚のカードを収納できると共に、折り曲げた場合に、財布10が全体として、必要最小限にコンパクト化され、取り扱いが容易である。
また、本実施形態に係る財布10Bによれば、札入れ部11の両端には、マチ部30、30を配置しているので、多数の紙幣や領収書その他の紙片を札入れ部11に格納するに際し、紙片の束の厚さに即して札入れ部11の厚さ寸法が拡開するこのため、紙片の束を無理なく格納でき、紙片に損傷を与えることがない。
そして、本実施形態に係る財布10Bによれば、コイン入れ部40を備えるので、一つの財布10Bに紙幣等の紙片、クレジットカード等のカードに加えて硬貨等のコインを収納することができる。
本考案は、財布に係り、特に、札入れ部の内側に複数のカード収納部を有する二つ折りにしうる財布に適用することができる。
10、10A、10B:財布
11:札入れ部
12:カード収納部
12a、12b、12c、12d:カード収納部
13:財布本体
14:開口部
15:仕切り部
16:カード補助収納部
17:開口部
18:折り曲げ線部
19:カード収納部構成部材
20a、20b:仕切り線部
21:端部
22:副収納部
23:副収納部
24a、24b:札入れ部
25:カード収納部
25a、25b、25c、25d、25e、25f:カード収納部
26:カード収納部構成部材
27a、27b、27c、27d:仕切り線部
28:仕切り部材
29:副収納部
30:マチ部
31:厚さ寸法
40:コイン入れ部
41、42:スリット
43:線ファスナ部材
43a、43b:エレメント
44:スライダ
45:マチ部材
46:袋部材
A:カード
B:紙幣

Claims (4)

  1. 札入れ部と、上記札入れ部の内側に設けられた複数のカード収納部とを有し、二つ折りにしうる財布であって、上記カード収納部は、財布本体の長さ方向に沿って並列に複数設けられており、
    上記財布の外装部にコイン入れ部を形成したことを特徴とする財布。
  2. 上記札入れ部には、上記札入れ部を厚さ方向に拡開可能とするマチ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の財布。
  3. 上記カード収納部は略キャッシュカードサイズに形成され、
    上記財布本体は、折り曲げた場合に、平面長方形状に形成されると共に上記カード収納部の長さ寸法と略同一の幅寸法に形成され、
    上記カード収納部は、上記カード収納部の幅方向に沿って開口する開口部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の財布。
  4. 上記札入れ部の長さ方向端部において、上記札入れ部の幅方向に沿って形成された仕切り部を介して形成されたカード補助収納部が設けられ、
    上記カード補助収納部には上記札入れ部の幅方向に沿って開口する開口部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の財布。
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