JP3205124U - 財布形収納具 - Google Patents

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Abstract

【課題】クレジットカード・キャッシュカード等の出し入れを容易に行うことができ、かつ取り出したいカード類を容易に見つけることができる財布形収納具を提供する。【解決手段】前片部2と後片部3と上方開口部4を有して全体袋状に形成した収納部本体1と、上方開口部4を塞ぐスライドチャックまたは後片部3に連設して収納部本体の上方開口部を包覆しうる係止手段を有する蓋部のいずれか一方とを備える。収納部本体の前片部2と後片部3との間には、複数の布片が前後幅方向に重ねて配置され前片部、複数の布片、後片部の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部10によって、平面から見て菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部となるように、複数のポケット状のカード収納部7が区画形成されている。【選択図】図2

Description

この考案は、クレジットカードやポイントカード等の多数のカード類を見易くかつ整理し易く、また取り出し易く収納できる用にした複数のカード収納部を有する財布形収納具に関する。
近年では、クレジットカードや免許証だけでなく、ポイントカードや会員カードなど多種類のカードがあり、持ち歩くカード類の数も多くなっている。そのため従来から、これらのカード類を纏めて収納できるものとした長財布・小銭入れ・カードケース等が数多存在する。
例えば、特許文献1に開示されているように、前片部と後片部と上方開口部を有して全体袋状に形成された収納部本体と、前記後片部に連設され前記収納部本体の前記上方開口部を包覆しうる蓋部とを備え、前記収納部本体には紙幣を折り畳まずに収納可能な紙幣収納部と、複数枚のカード類を重ねた状態で収納可能な第二のカード収納部と、小銭収納部とが夫々画成され、前記収納部本体または前記蓋部は、複数枚のカード類を1枚ずつ個別に収納しうる第一のカード収納部を備えてなる長財布が提案されている。
実用新案登録第3201232号公報
しかしながら、特許文献1による長財布では、上記第二のカード収納部には複数枚のカード類が重ねられて嵩張った状態で収納されるものであるため、当該第二のカード収納部にカード類が収納されていると、収納されている多数のカード類の中から取り出したい所望のカードを見つけることは困難である。しかも上記第一のカード収納部は複数枚のカード類を1枚ずつ個別に収納されるよう当該カードの厚みに対応したスリット状の開口部となっているものであるため、上記カードの出し入れをスムーズに行うことはできない。
そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、その目的は上記カードの出し入れを容易に行うことができると同時に収納されている取り出したい所望のカードを容易に見つけることを可能にした複数のカード収納部を有する財布形収納具を提供することにある。
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、前片部2と後片部3と上方開口部4を有して全体袋状に形成された収納部本体1と、前記上方開口部4を塞ぐスライドチャック12とを備えてなる財布形収納具であって、前記収納部本体1の前片部2と後片部3との間には、複数の布片6が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら前片部2、複数の布片6、後片部3の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部10によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部7を備えてなることを特徴とする。
前片部2と後片部3と上方開口部4を有して全体袋状に形成された収納部本体1と、前記後片部3に連設され前記収納部本体1の前記上方開口部4を包覆しうる蓋部5と、該蓋部5を前記前片部2の前面に閉止固定させる係止手段11とを備えてなる二つ折りタイプの財布形収納具であって、前記収納部本体1の前片部2と後片部3との間には、複数の布片6が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら前片部2、複数の布片6、後片部3の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部10によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部7を備えてなることを特徴とする。
上方開口部4を有して全体袋状に形成された小銭入れ部9を内面に縫着した前片部2と、該前片部2に連設した後片部3と、該後片部3に連設した蓋部5と、該蓋部5を前記前片部2の前面に閉止固定させる係止手段11と、前記前片部2、後片部3、蓋部5にかけての幅方向一端側に側方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8とを設けてなる収納部本体1を備えた二つ折りタイプの財布形収納具であって、前記収納部本体1の小銭入れ部9と後片部3との間には、複数の布片6が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら小銭入れ部9、複数の布片6、後片部3の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部10によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部7と、前記複数のポケット状のカード収納部7を閉じ状態で固定するよう前記後片部3の内側中央上部に突設した舌片部20先端の係止部19aを前記前片部2側の小銭入れ部9の上部中央の内面に形成した被係止部19bに係止固定させる係止手段19とを備えてなることを特徴とする。
係止手段25によって閉鎖可能な前後一対の蓋片部23a,23bおよび左右側面部24,24bを有するボックス型の小銭入れ部9を外面に縫着した前片部2と、該前片部2に連設した後片部3と、該後片部3に連設した蓋部5と、該蓋部5を前方の蓋片部23aの前面に閉止固定させる係止手段11とを有してなる収納部本体1を備えた二つ折りタイプの財布形収納具であって、前記収納部本体1の前片部2と後片部3との間には、複数の布片6が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら前片部2、複数の布片6、後片部3の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部10によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部7を備えてなることを特徴とする。
前記後片部3と後端部側にある前記布片6との間または前記前片部2と前端部側にある前記布片6との間の少なくともいずれか一方に、上方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8、ボックス型構造の小銭入れ部9のうちの少なくとも1つが縫着されてなるものとすることができる。
前記複数の布片6のうち略中間に位置する布片6相互間に、上方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8、ボックス型構造の小銭入れ部9のうちの少なくとも1つが縫着されてなるものとすることができる。
以上のように構成されたこの考案に係る財布形収納具にあって、前記カード収納部7は、スライドチャック12の開放、または蓋部5の係止手段11の解除により収納部本体1の上方開口部4を開いた際に、前記前片部2と後片部3とが幅方向に引張られて蛇腹状となって開放させられ、平面から見て菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部を現出させる。
前片部2、後片部3、蓋部5にかけての幅方向一端側に側方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8を設けてなる収納部本体1を備えた二つ折りタイプの財布形収納具において、小銭入れ部9、複数の布片6、後片部3の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部10によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部7は、蓋部5の係止手段11の解除とともに、前記後片部3の内側中央上部に突設した舌片部20先端の係止部19aを前記前片部2側の小銭入れ部9の上部中央の内面に形成した被係止部19bに係止固定させる係止手段19を解除させることで、前記収納部本体1の前片部2と後片部3とが開いた際に、前記小銭入れ部9とともに前片部2と後片部3とが幅方向に引張られて蛇腹状となって開放させられ、菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部を現出させる。
前記後片部3と後端部側にある前記布片6との間または前記前片部2と前端部側にある前記布片6との間の少なくともいずれか一方に縫着されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8またはボックス型構造の小銭入れ部9は、収納部本体1の上方開口部4を開いた際に開放されると同時に、前記カード収納部7は、紙幣・レシート入れ部8または小銭入れ部9と、前記前片部2または後片部3とによって幅方向に引張られて蛇腹状となって開放させられ、菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部を現出させる。
複数の布片6のうち略中間に位置する布片6相互間において縫着されたボックス型構造の小銭入れ部9は、収納部本体1の上方開口部4を開いた際に開放されると同時に、前記カード収納部7は、中間の小銭入れ部9を介して互いに外向き幅方向に引張られて蛇腹状となって開放させ、菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部を現出させる。
この考案は以上説明したように構成されているため、複数のカード収納部7を有する財布形収納具において、カードKの出し入れを容易に行うことができると同時に収納されている取り出したい所望のカードKを容易に見つけることができる。
すなわち、これはこの考案が、収納部本体1の前片部2と後片部3との間には、複数の布片6が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら前片部2、複数の布片6、後片部3の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部10によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部7を備えてなるからである。これにより、収納部本体1の上方開口部4をその厚さ方向に開くと、それまで潰れて閉じていた、クレジットカードやポイントカード等の各種のカードKを入れる複数のカード収納部7の各開口部が、その幅方向に引張られて菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部となるように蛇腹状となって開くので、上記カードKの出し入れを容易に行うことができると同時に取り出したい所望のカードKを容易に見つけることができる。
前記前片部2、後片部3、蓋部5にかけての幅方向一端側に側方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8を設けてなる収納部本体1を備えた二つ折りタイプの財布形収納具においては、複数のポケット状のカード収納部7を閉じ状態で固定するよう前記後片部3の内側中央上部に突設した舌片部20先端の係止部19aを前記前片部2側の小銭入れ部9の上部中央の内面に形成した被係止部19bに係止固定させる係止手段19を備えているので、小銭入れ部9からコインCを取り出すために前記蓋部5の係止手段11が解除されていても、カード収納部7からのカードKの不用意なる脱落を未然に防止することができる。
係止手段25によって閉鎖可能な前後一対の蓋片部23a,23bおよび左右側面部24,24bを有するボックス型の小銭入れ部9を外面に縫着した前片部2と、該前片部2に連設した後片部3と、該後片部3に連設した蓋部5と、該蓋部5を前方の蓋片部23aの前面に閉止固定させる係止手段11とを有してなる収納部本体1を備えた二つ折りタイプの財布形収納具であって、前記収納部本体1の前片部2と後片部3との間には、複数の布片6が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら前片部2、複数の布片6、後片部3の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部10によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部7を備えてなるので、カードKの出し入れを容易に行うことができるコンパクトな小銭入れタイプの財布形収納具を容易に製作することができる。
前記後片部3と後端部側にある前記布片6との間、前記前片部2と前端部側にある前記布片6との間、または複数の布片6のうち略中間に位置する布片6相互間のいずれかに、上方開放されたポケット状の紙幣・レシートR入れ部8、ボックス型構造の小銭入れ部9の少なくとも1つが縫着されてなるので、収納部本体1の上方開口部4を開いた際には前記カード収納部7は、紙幣・レシート入れ部8または小銭入れ部9と前記前片部2または後片部3とによって幅方向に引張られるかあるいは中間の小銭入れ部9を介して互いに外向き幅方向に引張られるかして蛇腹状となって開放し、菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部を現出させることができる。このため、大量のカードKが収納されていてもそれらの出し入れを容易に行うことができると同時に、取り出したい所望のカードKを容易に見つけることができる長財布や小銭入れタイプの財布形収納具を容易に製作することができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。この考案は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
この考案の実施形態におけるラウンドファスナー長財布タイプの財布形収納具の一例を示すもので、(a)は正面図、(b)は(a)のX−X断面図である。 同じく財布形収納具の収納部本体を開いた状態の斜視図である。 複数のカード収納部を形成するための原理的説明を示す概要図である。 同じくラウンドファスナー長財布タイプの財布形収納具の他例を示す収納部本体を開いた状態の斜視図である。 L形ファスナー長財布タイプで例えば40枚カード収納タイプの財布形収納具の収納部本体を開いた状態の斜視図である。 大容量型収納タイプの財布形収納具の収納部本体を開いた状態の斜視図である。 被せ蓋長財布タイプの財布形収納具の蓋部を開けて収納部本体を開いた状態の斜視図である。 被せ蓋二つ折り小銭入れ長財布タイプの財布形収納具の他例を示すもので、蓋部を開けて収納部本体を開いた状態の斜視図である。 ラウンドファスナー中ボックス小銭入れ型長財布タイプの財布形収納具の一例を示す収納部本体を開いた状態の斜視図である。 大マチ小銭入れ被せ蓋長財布タイプの財布形収納具を示す収納部本体を開いた状態の斜視図である。 コンパクトラウンドファスナー長財布タイプで、小銭入れの両サイドにカード収納部を有する財布形収納具の収納部本体を開いた状態の斜視図である。 ボックス小銭入れ付被せ蓋二つ折り財布タイプの財布形収納具の収納部本体を開いた状態の斜視図である。 L字形ファスナー大容量カードケースタイプの財布形収納具の一例を示すもので、収納部本体を開いた状態の斜視図である。 被せ蓋付大容量カードケータイプによる財布形収納具における蓋部および収納部本体を開いた状態の斜視図である。
以下、図面を参照してこの考案を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は、この考案の財布形収納具を構成する例えば長財布・小銭入れ・カードケース等の各種タイプの例えば皮革・布・合成樹脂等のシート状素材によって形成された収納部本体であり、この収納部本体1は、前片部2と後片部3と上方開口部4を有して全体が略扁平矩形袋状に形成されている。また、収納部本体1には、前記上方開口部4を塞ぐ雄雌チャック12a,12bによるスライドチャック12(後述する図1、図2、図4、図5、図6、図9、図11、図13参照)、または前記後片部3に連設されて収納部本体1の前記上方開口部4を包覆しうる係止手段11を備えた蓋部5(後述する図7、図8、図10、図12、図14参照)のいずれか一方を備えている。
前記収納部本体1の前片部2と後片部3との間には、例えばクレジットカード、キャッシュカードやポイントカード等の各種のカードKを収納するための上方開口の矩形ポケット状となった複数のカード収納部7を備えており、当該収納部本体1をその厚さ方向に略V字状に開くと、それまで潰れて閉じていた複数のカード収納部7の各上部開口側が、その幅方向に引張られて平面から見て菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部となるように蛇腹状となって開くものとしてある。
以下に財布形収納具として長財布・小銭入れ・カードケースによる形態の順にこれら具体的な構成について詳細に説明する。
<ラウンドファスナー長財布タイプの一例>
図1および図2に示すように、この考案の財布形収納具を構成するよう、主として例えば女性一般を対象(もとより対象は女性に限定されない)としたラウンドファスナー長財布タイプの一例となる収納部本体1の前片部2と後片部3とが連設する底部18側から略矩形面状の複数の布片6が立設され、当該前片部2と後片部3との間で前後幅方向に重ねて配置される。そして、これら前片部2、複数の布片6、後片部3を交互に縫い合わせた縦方向の縫合部10によって、各種のカードKを収納するための上方開口の矩形ポケット状となった複数のポケット状のカード収納部7が区画形成される。
すなわち、図3に示すように、横幅Lの前片部2と後片部3との間に例えば第1〜第4の合計4個の横幅Lの布片6が底部18側から立設され、当該前片部2と後片部3との間で前後幅方向に重ねて配置されている。この場合において、後端部の布片6の両端部および左端からL/2の位置が後片部3の両端部および左端からL/2の位置に縫合部10によって接続され、後端部の布片6の左端からL/4および3L/4の位置が次に隣接する第2の布片6の左端からL/4および3L/4の位置に縫合部10によって接続され、第2の布片6のL/2の位置が更に次の第3の布変6のL/2の位置に縫合部10によって接続され、第3の布変6の左端からL/4および3L/4の位置が次に隣接する第4の布片6の左端からL/4および3L/4の位置に縫合部10によって接続され、第3の布片6のL/2の位置が前片部2のL/2の位置に縫合部10によって接続される。こうして、前片部2と後片部3とが互いに外向き幅方向に引張られることで、前記縫合部10を介して複数のカード収納部7が蛇腹状となって開放され、菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部を現出させるものとしてある。
前記後片部3と後端部側にある前記第1の布片6との間には、紙幣・レシートRを収納するための上方開放されたカード段付きポケット状の紙幣・レシート入れ部8と、複数のコインCを収納するための例えば後述するL字型構造の小銭入れ部9とが互いに隣接するようにして縫着されている。なお、図示による例では、小銭入れ部9の前側壁面に、後端部の布片6の両端部および左端からL/2の位置(布片6の中間位置)が縫合部10によって接続されている。
収納部本体1の開口部、すなわち前片部2および後片部3の左右上部を開閉させるスライドチャック12が設けられており、該スライドチャック12は、前片部2の上方開口部4に沿った縁部には前片部側雄(雌)チャック12aが付設され、後片部3の上方開口部4に沿った縁部には後片部側雌(雄)チャック12bが付設され、さらに両チャック12a,12bに跨って、収納部本体側取っ手14を有する収納部本体側スライダ13が装着されている。収納部本体側取っ手14を介して収納部本体側スライダ13を正方向乃至逆方向に摺動させることで、両チャック12a,12bが結合乃離反され、これによって上方開口部4が閉塞乃至開放されるものとしてある。
上記小銭入れ部9は、L字状の開口部となっており、当該開口部の相対向する縁部には小銭入れ側雄(雌)チャック15a、小銭入れ側雌(雄)チャック15bがそれぞれ付設され、両チャック15a,15bに跨って、小銭入れ側取っ手17を有する小銭入れ側スライダ16が装着されている。小銭入れ側取っ手17を介して小銭入れ側スライダ16をL字方向に沿って正方向乃至逆方向に摺動させることで、両チャック15a,15bが結合乃離反され、これによって小銭入れ部9のL字状の開口部が閉塞乃至開放されるものとしてある。
<ラウンドファスナー長財布タイプの他例>
図4には、この考案の財布形収納具を構成するよう、主として例えば男性一般を対象(もとより対象は男性に限定されない)としたラウンドファスナー長財布タイプの他例となる収納部本体1が示されている。このタイプでは、各上部開口側がその幅方向に引張られると、合計11個のカード収納部7のうち、4個が三角形の開口部となり、残りの7個が菱形の開口部となる。
また、後片部3と後端部側にある第1の布片6との間には、紙幣・レシートRを収納するための上方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8と、複数のコインCを収納するためのストレート上部開口構造の小銭入れ部9とが互いに隣接するようにして縫着され、当該小銭入れ部9の相対向する開口縁部には小銭入れ側雄(雌)チャック15a、小銭入れ側雌(雄)チャック15bがそれぞれ付設され、両チャック15a,15bに跨って、小銭入れ側取っ手17を有する小銭入れ側スライダ16が装着されている。小銭入れ側取っ手17を介して小銭入れ側スライダ16を直線方向に沿って正方向乃至逆方向に摺動させることで、両チャック15a,15bが結合乃離反され、これによって小銭入れ部9のストレート状の上部開口側が閉塞乃至開放されるものとしてある。
なお、複数のポケット状のカード収納部7の布片6の縫合部10による構成は、上記した女性一般を対象とした長財布タイプによるものと略同じなので、その詳細な説明を省略する。
<L形ファスナー長財布タイプ>
図5は、例えば40枚のカードKが収納可能とされるL形ファスナー長財布タイプの財布形収納具を構成する収納部本体1を示している。このタイプでは、各上部開口側がその幅方向に引張られると、合計14個のカード収納部7のうち、4個が三角形の開口部となり、残りの10個が菱形の開口部となる。また、後片部3に向けて、複数のコインCを収納するためのストレート上部開口構造の小銭入れ部9と、紙幣・レシートRを収納するための上方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8と、カードKの複数枚を纏めて収納できる上部開放されたポケット状の纏めカード入れ部21とが順次縫着されている。
また、収納部本体1は、前片部2および後片部3の左右上部が開放される縁部のうちL字状に沿った縁部のみに雄雌チャック12a,12bによるスライドチャック12が付設され、両チャック12a,12bに跨って、収納部本体側取っ手14を有する収納部本体側スライダ13が装着されている。収納部本体側取っ手14を介して収納部本体側スライダ13をL字状に沿って正方向乃至逆方向に摺動させることで、両チャック12a,12bが結合乃離反され、これによって前片部2および後片部3の左右上部にわたる上方開口部4が閉塞乃至開放されるものとしてある。
なお、小銭入れ部9のストレート状の上部開口側の小銭入れ側雄(雌)チャック15a、小銭入れ側雌(雄)チャック15bがそれぞれによる閉塞乃至開放、複数のポケット状のカード収納部7の布片6の縫合部10による構成は、上記した図4に示す男性一般を対象とした長財布タイプによるものと略同じなので、その詳細な説明を省略する。
<大容量型収納タイプ>
図6は、大容量型収納タイプの財布形収納具を構成する収納部本体1を示している。このタイプでは、各上部開口側がその幅方向に引張られると、合計17個のカード収納部7のうち、4個が三角形の開口部となり、残りの13個が菱形の開口部となる。
また、最後部のカード収納部7と後片部3との間、および最前部のカード収納部7と前片部2との間には、紙幣・レシートRを収納するための上方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8がそれぞれ縫着されている。
なお、前片部2および後片部3の左右上部が開放されるスライドチャック12、小銭入れ部9のストレート状の上部開口側の小銭入れ側雄(雌)チャック15a、小銭入れ側雌(雄)チャック15bがそれぞれによる閉塞乃至開放、複数のポケット状のカード収納部7の布片6の縫合部10による構成は、上記した図5に示す40枚カード収納タイプの財布形収納具を構成する収納部本体1によるものと略同じなので、その詳細な説明を省略する。
<被せ蓋長財布タイプ>
図7は、被せ蓋長財布タイプの財布形収納具を示すもので、合計8個のカード収納部7のうち、4個が三角形の開口部となり、残りの4個が菱形の開口部となる。
また、後片部3に向けて、複数のコインCを収納するためのストレート上部開口構造の小銭入れ部9と、紙幣・レシートRを収納するための上方開放された段付きポケット状の紙幣・レシート入れ部8とが順次縫着されている。前記後片部3には収納部本体1の前記上方開口部4を包覆しうる蓋部5が連設され、当該蓋部5と前記前片部2とは係止手段11によって閉止されるものとなっている。すなわち、係止手段11は、前片部2の中央表面に形成されたホック用のバネ11bと、蓋部5の内面に形成されたホック用のゲンコ11aとによって構成され、前片部2のバネ11bに蓋部5のゲンコ11aを嵌合させることで上方開口部4が閉鎖されるものとしてある。上記小銭入れ部9はその上方開口側が直線状に開放されるものとなっており、その開放は上記と同様に小銭入れ側取っ手17を介して小銭入れ側スライダ15を正方向乃至逆方向に摺動させることで、両チャック15a,15bが結合乃離反され、これによって小銭入れ部9の開口部が閉塞乃至開放されるものとしてある。
なお、複数のポケット状のカード収納部7の布片6の縫合部10による構成は、上記した各タイプの財布形収納具を構成する収納部本体1によるものと略同じなので、その詳細な説明を省略する。
<被せ蓋二つ折り小銭入れ長財布タイプ>
図8は、被せ蓋二つ折り小銭入れ長財布タイプの財布形収納具を示している。このタイプの収納部本体1は、前記前片部2、後片部3、蓋部5にかけての幅方向一端側に側方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8が設けられて、折り畳まれる蓋部5を合わせた、いわば三つ折りタイプの財布形収納具となしてある。収納部本体1は、合計11個のカード収納部7のうち、4個が三角形の開口部となり、残りの7個が菱形の開口部となる。すなわち、小銭入れ部9と後片部3との間に、複数の布片6が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら小銭入れ部9、複数の布片6、後片部3の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部10によって合計11個のポケット状のカード収納部7が区画形成されている。
これらのカード収納部7を閉じ状態で固定するために前記後片部3の内側中央上部に帯状の舌片部20が突設され、該舌片部20の先端に付設されたホック用のゲンコ等の係止部19aを、前記前片部2側の小銭入れ部9の上部中央の内面に形成したホック用のバネ等の被係止部19bに係止固定させる係止手段19を設けている。また、前片部2の中央表面に形成されたホック用のバネ11bと、蓋部5の内面に形成されたホック用のゲンコ11aとによって係止手段11が構成されており、前片部2のバネ11bに蓋部5のゲンコ11aを嵌合させることで収納部本体1は蓋部5と共に、いわば三つ折り状に折り畳み固定されるものとしてある。
なお、複数のポケット状のカード収納部7の布片6の縫合部10による構成は、上記した各タイプの財布形収納具を構成する収納部本体1によるものと略同じなので、その詳細な説明を省略する。
<ラウンドファスナー中ボックス小銭入れ型長財布タイプ>
図9に示すように、この考案の財布形収納具を構成するラウンドファスナー中ボックス小銭入れ型長財布タイプの収納部本体1は、前記後片部3と、紙幣・レシートRを収納するための上方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8との間に、コインCを収納するためのボックス型構造の小銭入れ部9が縫着されている。すなわち、この小銭入れ部9は、紙幣・レシート入れ部8の後側壁面に対して折り畳まれた状態で接する後面部9aと、互いに内方に折り込まれる左右側面部9bとを備え、後片部3と前片部2とが互いに開いた状態で後面部9aと左右側面部9bとが起立してボックス状の収納空間が形成されるようにしてある。
複数のカード収納部7は、紙幣・レシート入れ部8の前側壁面と前記前片部2との間に跨って形成されている。すなわち、横幅Lの紙幣・レシート入れ部8の前側壁面と前片部2との間に例えば第1〜第4の合計4個の横幅Lの布片6が底部18側から立設され、当該前側壁面と前片部2との間で前後幅方向に重ねて配置され、上記した図3で示したものと同様に形成された縫合部10を介して複数のカード収納部7が蛇腹状となって開放され、菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部を現出させるものとしてある。
なお、前片部2および後片部3の左右上部が開放されるスライドチャック12による閉塞乃至開放、複数のポケット状のカード収納部7の布片6の縫合部10による構成は、上記した各タイプの財布形収納具を構成する収納部本体1によるものと略同じなので、その詳細な説明を省略する。
<大マチ小銭入れ被せ蓋長財布タイプ>
図10は大マチ小銭入れ被せ蓋長財布タイプの財布形収納具を示すもので、収納部本体1は後片部3の内面側に、コインCを収納するためのボックス型構造の小銭入れ部9が縫着されている。すなわち、この小銭入れ部9は、後片部3に連設された蓋部5の裏面に付設されている後面部9aと、紙幣・レシートRを収納するための上方開放された段付きポケット状の紙幣・レシート入れ部8の後側壁面に対して折り畳まれた状態で接するよう互いに内方に折り込まれる左右側面部9bとを備え、後片部3と前片部2とが互いに開いた状態で蓋部5の裏面の後面部9aと後片部3の内面側の左右側面部9bとが起立してボックス状の収納空間が形成されるようにしてある。
前記蓋部5は前片部2の先端側に折り込まれてから、当該蓋部5と前記前片部2とは係止手段11によって閉止されるものとなっている。すなわち、係止手段11は、前片部2の中央表面に形成されたホック用のバネ11bと、蓋部5の内面に形成されたホック用のゲンコ11aとによって構成され、前片部2のバネ11bに蓋部5のゲンコ11aを嵌合させることで収納部本体1が二つ折り状態に閉鎖固定されるものとしてある。また、紙幣・レシート入れ部8と複数のポケット状のカード収納部7との間にはスリット状のレシートポケット22が設けられている。
なお、複数のポケット状のカード収納部7の布片6の縫合部10による構成は、上記した各タイプの財布形収納具を構成する収納部本体1によるものと略同じなので、その詳細な説明を省略する。
<コンパクトラウンドファスナー長財布タイプ>
図11には、コンパクトラウンドファスナー長財布タイプで、小銭入れの両サイドに上記した構成によるカード収納部7を有する財布形収納具が示されている。このタイプの収納部本体1は、複数の布片6のうち略中間に位置する布片6相互間に、コインCを収納するためのボックス型構造の小銭入れ部9が縫着されてなる。すなわち、横幅Lの前片部2と後片部3との間に例えば第1〜第4の合計4個の横幅Lの布片6が底部18側から立設され、当該前片部2と後片部3との間で前後幅方向に重ねて配置され、上記した図3で示したものと同様に形成された縫合部10を介して複数のカード収納部7が蛇腹状となって開放され、菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部を現出させるものとしてある。
また、第2の布片6には小銭入れ部9を構成する前後一対の側片部9c,9dのうちの後側の側片部9dが縫着され、第3の布片6には、小銭入れ部9を構成する前後一対の側片部9c,9dのうちの前側の側片部9cが縫着されており、収納部本体1をその厚さ方向に略V字状に開くと、それまで潰れて閉じていた前後一対の側片部9c,9dが、その幅方向に引張られて開放すると同時に、複数のカード収納部7の各上部開口側も、前記側片部9c,9dの開放に追従してその幅方向に引張られて、菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部となるように蛇腹状となって開くものとしてある。
<ボックス小銭入れ付被せ蓋二つ折り財布タイプ>
図12には、ボックス小銭入れ付被せ蓋二つ折り財布タイプのカード収納部7を有する縦長の財布形収納具が示されている。このタイプの収納部本体1は、前片部2の前側に係止手段25によって閉鎖可能なボックス型の小銭入れ部9が縫着されている。この小銭入れ部9は、互いに内方に折り畳まれる前後一対の蓋片部23a,23bと、互いに内方に折り込まれる襞状の左右側面部24a,24bとを備え、蓋片部23a,23bが互いに開いた状態で左右側面部24a,24bが起立してボックス状の収納空間が形成されるようにしてある。
係止手段25は、前方の蓋片部23aの内面中央に形成されたホック用のゲンコ25aと、後方の蓋片部23bの外面中央に形成されたホック用のバネ25bとによって構成され、バネ25bにゲンコ25aを嵌合させることで小銭入れ部9が二つ折り状態に閉鎖固定されるものとしてある。前方の蓋片部23aの中央表面に形成されたホック用のバネ11bと、蓋部5の内面に形成されたホック用のゲンコ11aとによって係止手段11が構成され、前方の蓋片部23aのバネ11bに蓋部5のゲンコ11aを嵌合させることで収納部本体1は折り畳まれる蓋部5を含め全体として、いわば三つ折り状に折り畳み固定されるものとしてある。
また、前片部2と後片部3との間で布片6が前後幅方向に重ねて配置され、上記した図3で示したものと同様に形成された縫合部10を介して複数のカード収納部7が設けられ、さらにカード収納部7の後面側と後片部3との間には、カードKの複数枚を纏めて収納できる上部開放されたポケット状の纏めカード入れ部21とが縫着されている。これによって、収納部本体1には所定合計数のカードKが収納可能となっている。
収納部本体1は、後片部3から蓋部5にかけての幅方向一端側に側方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8が設けられている。
なお、複数のポケット状のカード収納部7の布片6の縫合部10による構成は、上記した各タイプの財布形収納具を構成する収納部本体1によるものと略同じなので、その詳細な説明を省略する。
<L字形ファスナー大容量カードケースタイプ>
図13には、L字形ファスナー大容量カードケースタイプの財布形収納具が示されている。このタイプの収納部本体1は、横幅Lの前片部2と後片部3との間に例えば第1〜第9の合計9個の横幅Lの布片6が底部18側から立設され、当該前片部2と後片部3との間で前後幅方向に重ねて配置され、上記した図3で示したものと同様に形成された縫合部10を介して、合計15個の大容量型のカード収納部7の形成を可能にしている。
また、前片部2とカード収納部7との間、および後片部3とカード収納部7との間には、紙幣・レシートRを収納するための上方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部8が設けられている。収納部本体1は、前片部2および後片部3の左右上部が開放される縁部のうちL字状に沿った縁部のみに雄雌チャック12a,12bによるスライドチャック12が付設され、両チャック12a,12bに跨って、収納部本体側取っ手14を有する収納部本体側スライダ13が装着されている。
<被せ蓋付大容量カードケータイプ>
図14は、被せ蓋付大容量カードケータイプによる財布形収納具が示されている。このタイプの収納部本体1は、前片部2と後片部3との二つ折り構成となっており、横幅Lの前片部2と後片部3との間に例えば第1〜第10の合計10個の横幅Lの布片6が底部18側から立設され、当該前片部2と後片部3との間で前後幅方向に重ねて配置され、上記した図3で示したものと同様に形成された縫合部10を介して、合計17個の大容量型のカード収納部7の形成を可能にしている。
また、後片部3には蓋部5が連設され、この蓋部5が前記前片部2の外面に折り返されてマグネットホック式の係止手段26によって閉鎖されるものとしてある。すなわち、この係止手段26としては、蓋部5の端部中央に突設した舌片部5aと、該舌片部5aの内側に付設したマグネットホック用の磁性ゲンコ26aと、前片部2の外面中央に付設したマグネットホック用の磁性バネ26bとからなり、舌片部5aの磁性ゲンコ26aを、前片部2の磁性バネ26bに磁着係合させることで前片部2と後片部3との閉鎖状態が維持されるものとしてある。
次に、上記した各構成による使用の一例について説明すると、雄雌チャック12a,12b、ホック用のバネ11b・ゲンコ11a、係止部19a・被係止部19b、マグネットホック用の磁性バネ26b・磁性ゲンコ26a等とによって構成されたスライドチャック12・係止手段11,19,26による閉鎖を解除し、収納部本体1の上方開口部4等を開くと、前片部2と後片部3とが幅方向に引張られてカード収納部7が蛇腹状となって開放され、菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部となる。
また、ポケット状の紙幣・レシート入れ部8またはボックス型構造の小銭入れ部9は、収納部本体1の上方開口部4を開いた際に上記カード収納部7と同時に幅方向に引張られて開放される。
さらに、複数の布片6のうち略中間に位置する布片6相互間において縫着されたボックス型構造の小銭入れ部9は、収納部本体1の上方開口部4を開いた際に開放されると同時に、前記カード収納部7は、中間の小銭入れ部9を介して互いに外向き幅方向に引張られて蛇腹状となって開放され、菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部となる。
このように菱形あるいは三角形をなすセル状の開口部を通して、カード収納部7に対してのカードKの出し入れを容易に行うことができると同時に取り出したい所望のカードKを容易に見つけることができるものとなる。
また、一々例示はしないが、この考案は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものとしたり、以上既に述べた以外にも、上記した各実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
なお、この考案のカード収納部7を備えた収納部本体1として長財布・小銭入れ・カードケースを例にして説明したが、これ以外に、例えば文書や証書等を収納しておくための所謂ドキュメンテーションファイルと称せられる書類収納具に応用することも可能である。
R…紙幣・レシート K…カード
C…コイン L…横幅
1…収納部本体 2…前片部
3…後片部 4…上方開口部
5…蓋部 5a…舌片部
6…布片 7…カード収納部
8…紙幣・レシート入れ部 9…小銭入れ部
9a…後面部 9b…左右側面部
9c…前側片部 9d…後側片部
10…縫合部 11…係止手段
11a…ゲンコ 11b…バネ
12…スライドチャック 12a,12b…雄雌チャック
13…収納部本体側スライダ 14…収納部本体側取っ手
15a,15b…雄雌チャック 16…小銭入れ側スライダ
17…小銭入れ側取っ手 18…底部
19…係止手段 19a…係止部
19b…被係止部 20…舌片部
21…纏めカード入れ部 22…レシートポケット
23a,23b…蓋片部 24a,24b…左右側面部
25…係止手段 25a…ゲンコ
25b…バネ 26…係止手段
26a…磁性ゲンコ 26b…磁性バネ

Claims (6)

  1. 前片部と後片部と上方開口部を有して全体袋状に形成された収納部本体と、前記上方開口部を塞ぐスライドチャックとを備えてなる財布形収納具であって、前記収納部本体の前片部と後片部との間には、複数の布片が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら前片部、複数の布片、後片部の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部を備えてなることを特徴とする財布形収納具。
  2. 前片部と後片部と上方開口部を有して全体袋状に形成された収納部本体と、前記後片部に連設され前記収納部本体の前記上方開口部を包覆しうる蓋部と、該蓋部を前記前片部の前面に閉止固定させる係止手段とを備えてなる二つ折りタイプの財布形収納具であって、前記収納部本体の前片部と後片部との間には、複数の布片が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら前片部、複数の布片、後片部の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部を備えてなることを特徴とする財布形収納具。
  3. 上方開口部を有して全体袋状に形成された小銭入れ部を内面に縫着した前片部と、該前片部に連設した後片部と、該後片部に連設した蓋部と、該蓋部を前記前片部の前面に閉止固定させる係止手段と、前記前片部、後片部、蓋部にかけての幅方向一端側に側方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部とを設けてなる収納部本体を備えた二つ折りタイプの財布形収納具であって、前記収納部本体の小銭入れ部と後片部との間には、複数の布片が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら小銭入れ部、複数の布片、後片部の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部と、前記複数のポケット状のカード収納部を閉じ状態で固定するよう前記後片部の内側中央上部に突設した舌片部先端の係止部を前記前片部側の小銭入れ部の上部中央の内面に形成した被係止部に係止固定させる係止手段とを備えてなることを特徴とする財布形収納具。
  4. 係止手段によって閉鎖可能な前後一対の蓋片部および左右側面部を有するボックス型の小銭入れ部を外面に縫着した前片部と、該前片部に連設した後片部と、該後片部に連設した蓋部と、該蓋部を前方の蓋片部の前面に閉止固定させる係止手段とを有してなる収納部本体を備えた二つ折りタイプの財布形収納具であって、前記収納部本体の前片部と後片部との間には、複数の布片が前後幅方向に重ねて配置されかつこれら前片部、複数の布片、後片部の交互の縫い合わせによる縦方向の縫合部によって区画形成された複数のポケット状のカード収納部を備えてなることを特徴とする財布形収納具。
  5. 前記後片部と後端部側にある前記布片との間または前記前片部と前端部側にある前記布片との間の少なくともいずれか一方に、上方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部、ボックス型構造の小銭入れ部のうちの少なくとも1つが縫着されてなる請求項1または2記載の財布形収納具。
  6. 前記複数の布片のうち略中間に位置する布片相互間に、上方開放されたポケット状の紙幣・レシート入れ部、ボックス型構造の小銭入れ部のうちの少なくとも1つが縫着されてなる請求項1または2記載の財布形収納具。
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JP2020065890A (ja) * 2018-10-19 2020-04-30 京子 佐藤 取り出しやすい大容量のカードケース
JP2021104283A (ja) * 2019-12-27 2021-07-26 洛景工房株式会社 小物入れ

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