JP3135251U - 財布 - Google Patents

財布 Download PDF

Info

Publication number
JP3135251U
JP3135251U JP2007004897U JP2007004897U JP3135251U JP 3135251 U JP3135251 U JP 3135251U JP 2007004897 U JP2007004897 U JP 2007004897U JP 2007004897 U JP2007004897 U JP 2007004897U JP 3135251 U JP3135251 U JP 3135251U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin purse
wallet
storage
coin
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007004897U
Other languages
English (en)
Inventor
正史 本田
Original Assignee
有限会社イイナ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社イイナ filed Critical 有限会社イイナ
Priority to JP2007004897U priority Critical patent/JP3135251U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3135251U publication Critical patent/JP3135251U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【目的】 開口部を充分大きく取ることができ、小銭入れの収納部内で硬貨をより分けて必要な金額を金種別に選別できるとともに、硬貨の落下を防止でき、且つ、紙幣やカードの取出しが容易で、それらが抜け落ちることのない財布の実現を目的とする。
【構成】 長手方向に開口部を有する複数の収納部が、それぞれ、小銭入れ収納部と、札入れ収納部と、カード収納部とを構成する財布であって、小銭入れ収納部は、1対の小銭入れ仕切り片と、この小銭入れ仕切り片を結んで両側に設けられた小銭入れまち部と、それぞれの小銭入れ仕切り片の内側に小銭入れ開口部周縁に沿って設けられた折返し部と、小銭入れまち部及び折返し部を含めて小銭入れ収納部全体を開閉する開閉ラウンドファスナーとを備えて構成される。
【選択図】 図1

Description

本考案は、財布に関し、特に札入れとカード収納部と小銭入れとを備えた財布に関する。
従来から、札入れとカード収納部と小銭入れとを一体に備えた財布が実用されている。
例えば、長手方向に2つ折り可能に形成された札入れにおいて、その長手方向全長に渡って札入れ部と仕切りで仕切られた収納空間を形成し、この二つ折りにされる収納空間の一方側に小銭入れ部を設け、他方側にカード入れ部を設け、小銭入れ部とカード入れ部の厚みを同等にし、結果的に札入れの厚みを薄くするようにした例(特許文献1参照)や、二つ折りされる財布の折り目を境にした財布内面の両側に、それぞれ一つの小銭入れを互いに財布内面の端寄りに位置させて設け、財布を二つ折りした状態で二つの小銭入れが左右に隣り合うようにして、二つの小銭入れを合理的に離して設け、使い勝手がよく、嵩張りを少なくした例(特許文献2参照)などが報告されている。
しかし、このような財布における小銭入れは、その開口部の広さがどうしても制限されるため、小銭の取出しが難しいという問題があった。
この問題を解決するため、長手方向に二つ折りにされる横開き型の財布において、収納部の一つに開口部周縁から前記収納部内方に延出する逆止片を設け、この逆止片を設けた収納部を小銭入れとすることで、開口部を大きくするとともに、財布を折り曲げたとき、逆止片が開口部を閉じるようにして開口部からの小銭の落下を防止した例が報告されている(特許文献3参照)。
特開2000−308510 特開2003−169708 特開2003−47514
以上に述べたように、従来の札入れとカード収納部と小銭入れとを一体に備えた財布では、どうしても小銭入れの開口が小さくなって小銭の出し入れが困難であった。この問題を改良した特許文献3に示された例においても、開口部は確かに大きくなったものの、収納部内に混在する複数の硬貨から必要金額を取り出すためには、適当に多くの硬貨を取り出して、手のひらやテーブルの上で金種別により分けて必要な金額とするのが一般的な方法であった。
本発明は、この問題を解決して、開口部を充分大きく取ることができ、小銭入れの収納部内で硬貨をより分けて必要な金額を金種別に選別できるとともに、硬貨の落下を防止でき、且つ、紙幣やカードの取出しが容易で、それらが抜け落ちることのない財布の実現を課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の財布は、長手方向に開口部を有する複数の収納部が、それぞれ、小銭入れ収納部と、札入れ収納部と、カード収納部とを構成する財布であって、 その複数の収納部が重なって構成される本体部の外周部の延長が前記開口部を覆う蓋部を構成し、前記蓋部の一端と対応する前記本体部に前記蓋部を固着可能な固定手段が設けられていることを特徴とする。
ここで、前記小銭入れ収納部は、1対の小銭入れ仕切り片と、この小銭入れ仕切り片を結んで両側に設けられた小銭入れまち部と、それぞれの前記小銭入れ仕切り片の内側に小銭入れ開口部周縁に沿って設けられた折返し部と、前記小銭入れまち部及び前記折返し部を含めて前記小銭入れ収納部全体を開閉する開閉ラウンドファスナーとを備えて構成されることを特徴とする。
また、前記小銭入れまち部は、前記開閉ラウンドファスナーを開いたとき前記小銭入れ収納部が90度近くまで開くように前記小銭入れ開口部に向けて上部側が広く下部側が狭く扇状に、且つ、前記開閉ラウンドファスナーを閉じたときに前記小銭入れ収納部内部に折畳み可能に構成されていることを特徴とする。
さらに、前記折返し部は、前記小銭入れ開口部の収納部内部側に沿って両側の前記まち部の間全体に設けられ、前記小銭入れ開口部側に閉じ前記小銭入れ収納部側に開いた溝を形成することを特徴とする。
また、前記札入れ収納部は、1対の札入れ仕切り片と、この札入れ仕切り片の両側に設けられた札入れまち部と、札入れ中仕切り布とを備えて構成されることを特徴とする。
さらに、前記カード収納部は、複数のカード部仕切り片と、このカード部仕切り片の間に設けられたカード部中仕切り布とを有し、前記カード部中仕切り布を複数個所で両側の前記カード部仕切り片に固着することで前記カード収納部開口部に向けて前記カード収納部を複数に分割した収納空間を構成することを特徴とする。
本発明の財布は以上のように構成されているので、簡単で比較的かさばらない構成で紙幣、カード、硬貨を区別して収納することができ、その取出しが容易で、ことに硬貨を小銭入れ収納部の内部でより分けて必要な金額を金種別に選別して取り出せるとともに、硬貨が財布から落下するのを防ぐことが可能な財布を実現することができる。
以下、本考案を図面に沿って詳細に説明する。
図1は、本考案の財布の一実施形態の閉じた状態での外観図、図2は、この実施形態の蓋部2を開き小銭入れ収納部3を開いた状態での平面図、図3は、この実施形態の小銭入れ収納部3を閉じ札入れ収納部4とカード収納部5を示した平面図である。また、図4は、小銭入れ収納部3の側面図、図5は小銭入れ収納部3の側面断面図である。
図1乃至図3に示すように、本考案の財布10は、複数の収納部3〜5が重なって構成される本体部1と、本体部1外側部の延長で本体部1を巻きまわして閉じる蓋部2とを有し、蓋部2の一端と対応する本体部1とに蓋部2を固着可能な固定手段が設けられ財布10を閉じるようになっている。図1では、固定手段をとめ片11とホック12とで構成しているが、固定手段としてホックを本体部1とに蓋部2に直接設けても良いし、留め金やマジックテープ(登録商標)など従来からあるものを適宜用いても良い。
図2に示すように、小銭入れ収納部3は、1対の小銭入れ仕切り片31の間に構成され、この1対の小銭入れ仕切り片31を結んでその両側に設けられた小銭入れまち部32と、小銭入れ仕切り片31の内側の小銭入れ開口部に沿って両側の小銭入れまち部32相互間に設けられた折り返し部33と、小銭入れまち部32と折り返し部33を含めて小銭入れ収納部3全体を開閉する開閉ラウンドファスナー34を備えている。
図2及び図4に示すように、小銭入れまち部32は開閉ラウンドファスナー34を開いたとき、小銭入れ収納部3の1対の小銭入れ仕切り片31が90度近くまで開くように、小銭入れ開口部に向けて上側が広く下側が狭い扇状に形成されている。また、開閉ラウンドファスナー34を閉じた時に内部に畳込まれるように複数の折り目が設けられている。
図2及び図5に示すように、折り返し部33は小銭入れ仕切り片31の内側の小銭入れ開口部の近傍に開口部に沿って小銭入れまち部32の間の全域に亙って設けられている。
この折り返し部33は、開口部側で閉じ小銭入れ収納部3の内部側に開くように折り返されて溝を構成しているので、硬貨が小銭入れ収納部3から滑り落ちるのを防ぐ返り止めとして働く。
小銭入れ収納部3は、以上のように構成されているので、開閉ラウンドファスナー34を開いたとき、大きく開口部を開くことができ、小銭入れ収納部3の内部で必要な金額の硬貨を財布から落とすおそれなく選別することができる。
なお、図1乃至図3に示した実施形態では、小銭入れ仕切り片31の一方は本体部1の外側部と、他方は後述する札入れ仕切り片41と一体に構成されている。
札入れ収納部4は、1対の札入れ仕切り片41と、この札入れ仕切り片41の両側に設けられた札入れまち部42と、札入れ収納部4の内部を区切る札入れ中仕切り布43とで構成されている。
札入れまち部42を設けているため札入れの開口部が開きやすく紙幣の取出しが容易であり、内部に札入れ中仕切り布43を設けて収納部分を区切ってあるため、紙幣を区別して収納することができる。
カード収納部5は、複数のカード部仕切り片51とこのカード部仕切り片51の間に設けられたカード部中仕切り布52から構成され、このカード部中仕切り布52をカード部仕切り片51に複数個所で固着するようにしてカード収納部の開口部に向けて複数の収納空間を構成するようにし、カード類や名刺などを収納できるようにしている。
このような構成であるため、必要以上にかさばらず、カードや名刺などの収納物を厚みを平均化して区分して収納することができる。
図3に示す実施形態では、カード部中仕切り布52のカード部仕切り片51に対する固着を縫製によって行っているが、接着などによって固着することも可能である。
本考案は、以上の実施例で限定されるものではなく、小銭入れ収納部、札入れ収納部、カード収納部のうち、例えばカード収納部を省略することもできる。また、札入れ中仕切り布43を省略するなど適宜変更も可能である。
本考案の財布の一実施形態の閉じた状態での外観図である。 図1に示す実施形態のこの実施形態の蓋部を開き小銭入れ収納部を開いた状態での平面図である。 図1に示す実施形態の小銭入れ収納部を閉じ札入れ収納部とカード収納部を示した平面図である。 図1に示す実施形態の小銭入れ収納部の側面略図である。 図1に示す実施形態の小銭入れ収納部の側面断面図である。
符号の説明
1 本体部
2 蓋部
3 小銭入れ収納部
4 札入れ収納部
5 カード収納部
31 小銭入れ仕切り片
32 小銭入れまち部
33 折り返し部
34 開閉ラウンドファスナー
41 札入れ仕切り片
42 札入れまち部
43 札入れ中仕切り布
51 カード部仕切り片
52 カード部中仕切り布

Claims (6)

  1. 長手方向に開口部を有する複数の収納部が、それぞれ、小銭入れ収納部と、札入れ収納部と、カード収納部とを構成する財布であって、
    その複数の収納部が重なって構成される本体部の外周部の延長が前記開口部を覆う蓋部を構成し、前記蓋部の一端と対応する前記本体部に前記蓋部を固着可能な固定手段が設けられていることを特徴とする財布。
  2. 前記小銭入れ収納部は、1対の小銭入れ仕切り片と、この小銭入れ仕切り片を結んで両側に設けられた小銭入れまち部と、それぞれの前記小銭入れ仕切り片の内側に小銭入れ開口部周縁に沿って設けられた折返し部と、前記小銭入れまち部及び前記折返し部を含めて前記小銭入れ収納部全体を開閉する開閉ラウンドファスナーとを備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の財布。
  3. 前記小銭入れまち部は、前記開閉ラウンドファスナーを開いたとき前記小銭入れ収納部が90度近くまで開くように前記小銭入れ開口部に向けて上部側が広く下部側が狭く扇状に、且つ、前記開閉ラウンドファスナーを閉じたときに前記小銭入れ収納部内部に折畳み可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の財布。
  4. 前記折返し部は、前記小銭入れ開口部の収納部内部側に沿って両側の前記まち部の間全体に設けられ、前記小銭入れ開口部側に閉じ前記小銭入れ収納部側に開いた溝を形成することを特徴とする請求項2または3に記載の財布。
  5. 前記札入れ収納部は、1対の札入れ仕切り片と、この札入れ仕切り片の両側に設けられた札入れまち部と、札入れ中仕切り布とを備えて構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の財布。
  6. 前記カード収納部は、複数のカード部仕切り片と、このカード部仕切り片の間に設けられたカード部中仕切り布とを有し、前記カード部中仕切り布を複数個所で両側の前記カード部仕切り片に固着することで前記カード収納部開口部に向けて前記カード収納部を複数に分割した収納空間を構成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の財布。
JP2007004897U 2007-06-27 2007-06-27 財布 Expired - Fee Related JP3135251U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004897U JP3135251U (ja) 2007-06-27 2007-06-27 財布

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004897U JP3135251U (ja) 2007-06-27 2007-06-27 財布

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3135251U true JP3135251U (ja) 2007-09-06

Family

ID=43285774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007004897U Expired - Fee Related JP3135251U (ja) 2007-06-27 2007-06-27 財布

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3135251U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018217169A1 (en) * 2017-05-23 2018-11-29 Lim Li Xue A vessel having at least one compartment and the construction of such a vessel
CN112401456A (zh) * 2020-11-11 2021-02-26 福建亿浦昇户外用品有限公司 一种内胆方便拆卸易清洗户外用防水包

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018217169A1 (en) * 2017-05-23 2018-11-29 Lim Li Xue A vessel having at least one compartment and the construction of such a vessel
CN112401456A (zh) * 2020-11-11 2021-02-26 福建亿浦昇户外用品有限公司 一种内胆方便拆卸易清洗户外用防水包

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8267130B1 (en) Handbag with padded pockets
US20060243610A1 (en) Cigarette paper box
US6668883B2 (en) Pouch-like container in particular billfold and the like
JP3135251U (ja) 財布
JP2014223112A (ja) 開閉蓋自在な折畳型のコインケース
JP3205124U (ja) 財布形収納具
US2312132A (en) Currency holder
JP3201862U (ja) 財布
JP3150532U (ja) 財布
JP3177901U (ja) スマートフォン収容部を備えた財布
JP3163423U (ja) 小物入れ
JP5311332B2 (ja) カード入れ付き財布
JP3205253U (ja) カードケース構造
JP3222655U (ja) 財布
GB2520035A (en) Compact Wallet with coin pocket
KR200473243Y1 (ko) 카드 케이스
JP3225427U (ja) 財布
KR200452921Y1 (ko) 간편지갑
US1597196A (en) Receptacle
JP3099120U (ja) 財布
JP3201232U (ja) 長財布
JP2020069274A (ja) 財布におけるカード入れ構造
JP7132473B2 (ja) 折り畳み財布
JP5255684B2 (ja) 財布の小銭類収納構造
JP7377479B2 (ja) 財布

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees