JP3099120U - 財布 - Google Patents
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Abstract
【課題】コイン収納部に対しコインを出し入れしやすくて使い勝手が良く、また、コイン収納部に保管されているコインの種類や数を容易に確認することができる財布を提供する。
【解決手段】コイン収納部4は、札収納部3の内側面部に折り畳まれてコインを離脱不能に保持すると共に、コイン出し入れ時には上記札収納部の内側面部において上方が開口した箱状体2を形成するように構成されている。コイン収納部は、下端部が上記札収納部に回動可能に固定された側面部5と、この側面部の周縁部に上記札収納部との間に折畳み可能に設けられた立ち上り面部6とを備え、上記側面部は、コイン出し入れ時には上記札収納部の側方に回動して上記立ち上り面部と共に上記箱状体を形成し、コイン収納時には上記立ち上り面部と共に上記札収納部側方に折り畳まれて固定される。
【選択図】 図1
【解決手段】コイン収納部4は、札収納部3の内側面部に折り畳まれてコインを離脱不能に保持すると共に、コイン出し入れ時には上記札収納部の内側面部において上方が開口した箱状体2を形成するように構成されている。コイン収納部は、下端部が上記札収納部に回動可能に固定された側面部5と、この側面部の周縁部に上記札収納部との間に折畳み可能に設けられた立ち上り面部6とを備え、上記側面部は、コイン出し入れ時には上記札収納部の側方に回動して上記立ち上り面部と共に上記箱状体を形成し、コイン収納時には上記立ち上り面部と共に上記札収納部側方に折り畳まれて固定される。
【選択図】 図1
Description
本考案は財布、特にコイン収納部を具えた財布に関する。
従来の一般的な財布には、一万円札、5000円札、1000円札等の紙幣を保管するための札収納部と、500円玉、100円玉、10円玉、1円玉等のコインを保管するためのコイン収納部とが設けられている。
上記札収納部は、紙幣を伸ばした状態で収納可能な横長のポケット状に形成されたものが多く、上記コイン収納部も、ポケット状に形成されることが多く、そのコイン収納用ポケットの開口部には被せ蓋が取付けられている。
上記のように、ポケット状に形成された従来のコイン収納部は、開口部が狭いので、コインを入れる場合はコインがポケットの外に零れ落ちやすく、また、コインを取り出す場合は、指をポケット内部に差し込んでコインを摘みにくかった。したがって、コインを出し入れしにくく、使い勝手が良好とはいえなかった。
また、従来のポケット状に形成されたコイン収納部は、その内部に保管されているコインが重なり合った状態となることが多いので、コインの種類や数を判別しにくく、コインがどれだけ収納されているかを確認しにくいという不便もあった。
なお、本出願人は上記の不具合を解消しうる財布を調査したが、関連する先行技術文献を発見できなかった。
なお、本出願人は上記の不具合を解消しうる財布を調査したが、関連する先行技術文献を発見できなかった。
そこで本考案は、コイン収納部に対しコインを出し入れしやすくて使い勝手が良く、また、コイン収納部に保管されているコインの種類や数を容易に確認することができる財布の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、本考案の財布は、側面方形状に形成された札収納部とコイン収納部とを有する財布であって、上記コイン収納部は、上記札収納部の内側面部に折り畳まれてコインを離脱不能に保持すると共に、コイン出し入れ時には上記札収納部の内側面部において上方が開口した箱状体を形成するように構成され、下端部が上記札収納部に回動可能に固定された側面部と、この側面部の周縁部に上記札収納部との間に折畳み可能に設けられた立ち上り面部とを備え、上記側面部は、コイン出し入れ時には上記札収納部の側方に回動して上記立ち上り面部と共に上記箱状体を形成し、コイン収納時には上記立ち上り面部と共に上記札収納部側方に折り畳まれて固定されることを特徴とするものである。
これにより、本考案に係る財布にあっては、コイン収納部が側面部の周縁部から立ち上り面部が立ち上がって上方を開口した箱状に形成されたので、開口部が広く、指をコイン収納部に差し込んでコインを摘むことが容易で、コインの出し入れが極めて容易となる。
また、たとえ、コインがコイン収納部の中で重なり合っていても、そのコイン収納部を揺することにより、コインが容易に拡散するので、コインの種類や数を確認しやすい。
また、コイン収納時には、コイン収納部の側面部が立ち上り面部と共に札収納部側方に折り畳まれるので、コイン収納部の開口部を塞ぐことができ、これによりコインの落下紛失を防止することができる。
また、コイン収納部は折り畳み状態となることにより嵩張らず、コンパクトになるので携帯に都合が良い。
また、たとえ、コインがコイン収納部の中で重なり合っていても、そのコイン収納部を揺することにより、コインが容易に拡散するので、コインの種類や数を確認しやすい。
また、コイン収納時には、コイン収納部の側面部が立ち上り面部と共に札収納部側方に折り畳まれるので、コイン収納部の開口部を塞ぐことができ、これによりコインの落下紛失を防止することができる。
また、コイン収納部は折り畳み状態となることにより嵩張らず、コンパクトになるので携帯に都合が良い。
また、本考案の財布は、上記札収納部が2つ折り可能に形成され、上記コイン収納部は上記札収納部における片側半部の内側面部に形成されたものとすることができる。
これにより、本考案に係る財布にあっては、札収納部を折り畳み状態とすると、コイン収納部が札収納部の間に挟まれた状態となるので、札収納部を展開しない限りコイン収納部が不本意に開くことがない。したがって、コイン収納部だけが開口して、コインが落下紛失することがない。
また、本考案の財布は、上記コイン収納部の上方に、上記コイン収納部が上記札収納部に対し折り畳まれた際に、上記コイン収納部の上記側面部の外側に被せて留め具により固定しうるフラップが設けられたものとすることができる。
これにより、本考案に係る財布にあっては、フラップで折り畳み状態のコイン収納部を固定することにより、さらに、コイン収納部の不本意な開口を防止することができる。したがって、コイン収納部からのコインの落下紛失を確実に防止することができる。
また、本考案の財布は、上記立ち上り面部は、コイン出し入れ時に上記箱状体を形成する際に上記側面部が札収納部の内側面部に対して略直角の状態を保持しうるように形成されているものとすることができる。
これにより、本考案に係る財布にあっては、上記箱状体の開口した状態が安定して、コインの出し入れ時に箱状体が閉じてしまうようなことがないので、コインの出し入れを不都合なく行なうことができる。
また、本考案の財布は、上記札収納部は幅方向の全長に亘って上方へ開口したポケット状に形成され、上記札収納部の内側面部における反コイン収納部側の片側半部にカード収納ポケット部が設けられ、さらに、札収納部の外側面部に外ポケット部が設けられたものとすることができる。
これにより、本考案に係る財布にあっては、紙幣の出し入れが容易であり、また、種々のカードを収納して保持できるという利便性があり、さらに、札収納部の外側面部に設けられた外ポケット部に、すぐに取り出せるように切符等を収納して保持できるという利便性がある。
請求項1記載の本考案の財布は、コイン収納部が側面部の周縁部から立ち上り面部が立ち上がって上方を開口した箱状に形成されたので、従来のポケット状のコイン収納部に比べ、開口面積が格段に広くなる。したがって、コインを入れる場合は外に零れ落ちにくく、又、コインを取り出す場合は、内部に指を入れて確実にコインを摘むことができるので、コインの出し入れが極めて容易となる。
また、上記側面部が札収納部の内側面部に対し折り畳み可能に形成されるとともに、上記立ち上り面部が上記側面部と札収納部との間に折り込み可能に形成されたので、コイン収納部はコインを収納して折り畳み状態となすことによりコインの落下を防止することができる。
また、コイン収納部は折り畳み状態となることにより嵩張らずコンパクトになるので携帯に好都合である。
また、上記側面部が札収納部の内側面部に対し折り畳み可能に形成されるとともに、上記立ち上り面部が上記側面部と札収納部との間に折り込み可能に形成されたので、コイン収納部はコインを収納して折り畳み状態となすことによりコインの落下を防止することができる。
また、コイン収納部は折り畳み状態となることにより嵩張らずコンパクトになるので携帯に好都合である。
請求項2記載の本考案の財布は、上記札収納部が2つ折り可能に形成され、上記コイン収納部は上記札収納部における片側半部の内側面部に形成されたので、札収納部を折り畳み状態としたときに、コイン収納部が札収納部の間に挟まれた状態となる。したがって、札収納部を展開しない限り、コイン収納部が不本意に開くことがない。これにより、コイン収納部からの不本意なコインの落下を防止できる。
請求項3記載の本考案の財布は、上記コイン収納部の上方に、上記コイン収納部が札収納部の内側面部に対し折り畳み状態となったときに、そのコイン収納部の側面部の外側に被せて留め具により固定しうるフラップが設けられたので、フラップで折り畳み状態のコイン収納部を固定することができる。これにより、コイン収納部の不本意な開口がより完全に防止されて、コインの落下を確実に防止することができる。
請求項4記載の本考案の財布は、上記立ち上り面部は、コイン出し入れ時に上記箱状体を形成する際に上記側面部が札収納部の内側面部に対して略直角の状態を保持しうるので、上記箱状体の開口した状態が安定し、かつ最も広い開口状態を形成できる。したがって、コインの出し入れ時に箱状体が閉じてしまうようなことがなく、コインの出し入れを不都合なく行なうことができる。
請求項5記載の本考案の財布は、札収納部が幅方向の全長に亘って上方へ開口したポケット状に形成されたので、紙幣の出し入れが容易であり、また、札収納部の内側面部における反コイン収納部側の片側半部にカード収納ポケット部が設けられたので、種々のカードを収納して保持できるという利便性があり、さらに、札収納部の外側面部にも外ポケット部が設けられたので、すぐに取り出す必要のある切符等を収納して保持できるという利便性がある。
以下、添付した図面を用いて本考案の実施の形態について説明する。
まず、本実施の形態に係る財布1は、図1〜図3に示すように、側面長方形状に形成された札収納部3とコイン収納部4とを有する財布であって、
上記コイン収納部4は、上記札収納部3の内側面部に折り畳まれてコインを離脱不能に保持すると共に、コイン出し入れ時には上記札収納部3の内側面部において上方が開口した箱状体2を形成するように構成され、下端部が上記札収納部3に回動可能に固定された側面部5と、この側面部5の周縁部に上記札収納部3との間に折畳み可能に設けられた立ち上り面部6とを備え、
上記側面部5は、コイン出し入れ時には上記札収納部3の側方に回動して上記立ち上り面部6と共に上記箱状体2を形成し、コイン収納時には上記立ち上り面部6と共に上記札収納部3側方に折り畳まれて固定されるように構成されている。
そして、上記札収納部3は、図4に示すように、2つ折り可能に形成され、上記コイン収納部4は、図1〜図3に示すように、上記札収納部3における片側半部の内側面部に形成されている。
また、上記コイン収納部4の上方には、図1〜図3に示すように、上記コイン収納部4が上記札収納部3に対し折り畳まれた際に、上記コイン収納部4の上記側面部5の外側に被せて留め具7により固定しうるフラップ8が設けられている。
また、図1及び図2に示すように、上記立ち上り面部6は、コイン出し入れ時に上記箱状体2を形成する際に上記側面部5が上記札収納部3の内側面部に対して略直角の状態を保持しうるように形成されている。
また、図1〜図3に示すように、上記札収納部3は幅方向の全長に亘って上方へ開口したポケット状に形成され、上記札収納部3の内側面部における反コイン収納部4側の片側半部にカード収納ポケット部9が設けられ、さらに、図4に示すように、札収納部3の外側面部に外ポケット部10が設けられている。
まず、本実施の形態に係る財布1は、図1〜図3に示すように、側面長方形状に形成された札収納部3とコイン収納部4とを有する財布であって、
上記コイン収納部4は、上記札収納部3の内側面部に折り畳まれてコインを離脱不能に保持すると共に、コイン出し入れ時には上記札収納部3の内側面部において上方が開口した箱状体2を形成するように構成され、下端部が上記札収納部3に回動可能に固定された側面部5と、この側面部5の周縁部に上記札収納部3との間に折畳み可能に設けられた立ち上り面部6とを備え、
上記側面部5は、コイン出し入れ時には上記札収納部3の側方に回動して上記立ち上り面部6と共に上記箱状体2を形成し、コイン収納時には上記立ち上り面部6と共に上記札収納部3側方に折り畳まれて固定されるように構成されている。
そして、上記札収納部3は、図4に示すように、2つ折り可能に形成され、上記コイン収納部4は、図1〜図3に示すように、上記札収納部3における片側半部の内側面部に形成されている。
また、上記コイン収納部4の上方には、図1〜図3に示すように、上記コイン収納部4が上記札収納部3に対し折り畳まれた際に、上記コイン収納部4の上記側面部5の外側に被せて留め具7により固定しうるフラップ8が設けられている。
また、図1及び図2に示すように、上記立ち上り面部6は、コイン出し入れ時に上記箱状体2を形成する際に上記側面部5が上記札収納部3の内側面部に対して略直角の状態を保持しうるように形成されている。
また、図1〜図3に示すように、上記札収納部3は幅方向の全長に亘って上方へ開口したポケット状に形成され、上記札収納部3の内側面部における反コイン収納部4側の片側半部にカード収納ポケット部9が設けられ、さらに、図4に示すように、札収納部3の外側面部に外ポケット部10が設けられている。
本実施例に係る上記札収納部3は、図1及び図3に示すように、展開状態において横幅が広い長方形状で、その幅方向の中心部で2つ折り可能に形成されている。
そして、上記札収納部3は、図4に示すように、2つ折り状態にしたときは、略正方形になるように形成されている。
そして、上記札収納部3は、図4に示すように、2つ折り状態にしたときは、略正方形になるように形成されている。
本実施例に係る財布1は、表地に皮革が、裏地に布がそれぞれ使用されて形成されているが、使用する素材は自由であり、これに限定するものではない。なお、図では表地と裏地を区別せず、両者を一体として表している。
上記札収納部3は、図1及び図3に示すように、幅方向の全長に亘って上方を開口したポケット状に形成されている。この札収納部3は、図2に示すように、外側面部材11と内側面部材12との間に形成されている。なお、内側面部材12は、外方材12a、中間材12b及び内方材12cを有して3重構造に形成されている。
上記札収納部3における幅方向の片側半部における内側面部には、図1〜図3に示すように、コイン収納部4が形成されている。このコイン収納部4は上記内側面部材12における内方材12cの内方側面部に形成されている。
上記コイン収納部4は、図1及び図2に示すように、側面部5と立ち上り面部6とによって構成されている。上記側面部5は、その下端部が上記内側面部材12の下端部に縫合して接続されている。
上記側面部5は略正方形に形成され、図1及び図2に示すように、上記内側面部材12に対し内方へ回動して立ち上り面部6により支持されて略直角に折れ曲がり、水平な展開状態となりうるように形成されている。
また、上記側面部5は、図1及び図2に示す状態から内側面部材12の側へ回動することにより起き上がって、図3に示すように、上記内側面部材12の内側に折り畳み状態となりうるように形成されている。
上記立ち上り面部6は上記側面部5の周縁部に下端部を接合して形成され、上記のように側面部5が起き上がって上記内側面部材12の内側に折り畳み状態となったときは、図3に示すように、その側面部5と内側面部材12との間に折り込まれて挟まれるように形成されている。
なお、上記立ち上り面部6は、図1に示すように、左右の横面部位6a,6bが折り込まれてから、その上に前面部位6cが折り込まれるように形成されている。
そして、左右の横面部位6a,6bは、中央部位がまず内方へ略三角形に折り込まれてから、その上に両端部位もそれぞれ略三角形に折り込まれるように形成されている。
そして、左右の横面部位6a,6bは、中央部位がまず内方へ略三角形に折り込まれてから、その上に両端部位もそれぞれ略三角形に折り込まれるように形成されている。
上記立ち上り面部6は、上記側面部5が上記のように上記内側面部材12に対し略直角に折れ曲がって水平な展開状態となったときは、図1及び図2に示すように、立ち上がって、上記側面部5と共に、その内側にコインを収納しうる凹状部13を有する箱状体2を形成する。
そして、上記立ち上り面部6は、コイン出し入れ時に上記箱状体2を形成する際に上記側面部5が上記札収納部3の内側面部に対して略直角の状態を保持しうるように形成されている。
そして、上記立ち上り面部6は、コイン出し入れ時に上記箱状体2を形成する際に上記側面部5が上記札収納部3の内側面部に対して略直角の状態を保持しうるように形成されている。
図1〜図3に示すように、上記コイン収納部4の上方、すなわち、上記内側面部材12の上縁部にはフラップ8が取り付けられている。このフラップ8には、図2に示すように、その先端近傍の内面部に留め具7として雄ホック14が取り付けられている。
上記コイン収納部4を構成する上記側面部5の下面側には、図2に示すように、留め具7として雌ホック15が取り付けられている。
上記の雄ホック14と雌ホック15は、上記コイン収納部4の側面部5を上記のように内側面部材12に対し折り畳み状態として、上記フラップ8を上記側面部5の外側に被せた場合に、ちょうど位置が一致して互いに結合しうるように配置されている。
なお、本実施例では上記留め具7として上記のように雄ホック14と雌ホック15を使用しているが、使用する留め具7の種類は自由であり、例えば面ファスナ等を使用することも可能である。
上記札収納部3の内側面部において、反コイン収納部4側の片側半部には、図1〜図3に示すように、複数のカード収納ポケット部9が形成されている。これらカード収納ポケット部9はコイン収納部4側の側方を開口している。
また、図4に示すように、上記札収納部3の外側面部にも外ポケット部10が形成されている。この外ポケット部10には、すぐに取り出す必要のある切符等の物品を収納することができる。
また、図2に示すように、上記内側面部材12を構成する上記中間材12bと内方材12cとの間にも上方を開口したポケット部16が形成されている。
同じく、図2に示すように、上記内側面部材12を構成する上記外方材12aと中間材12bとの間にも、上記カード収納ポケット部9側の側方を開口したポケット部17が形成されている。
以下、本実施例に係る財布1の作用について説明する。
まず、コイン収納部4に対しコインを出し入れする場合は、図1及び図2に示すように、コイン収納部4の上記側面部5を上記内側面部材12に対し略直角に折り曲げて水平な展開状態となすことにより、上記立ち上り面部6を立ち上げて、その立ち上り面部6の内側に凹状部13を有する箱状体2を形成する。そして、その箱状体2にコインを入れ、又、その箱状体2に手を入れてコインを指で摘み出すことができる。
まず、コイン収納部4に対しコインを出し入れする場合は、図1及び図2に示すように、コイン収納部4の上記側面部5を上記内側面部材12に対し略直角に折り曲げて水平な展開状態となすことにより、上記立ち上り面部6を立ち上げて、その立ち上り面部6の内側に凹状部13を有する箱状体2を形成する。そして、その箱状体2にコインを入れ、又、その箱状体2に手を入れてコインを指で摘み出すことができる。
この場合、上記箱状体2の凹状部13は、従来のポケット状のコイン収納部に比べて開口面積が格段に広いので、コインの出し入れが頗る容易である。
次に、コイン収納部4にコインを保管する場合は、まず、上記箱状体2の凹状部13にコインを入れてから、上記立ち上り面部6の左右横面部位6a,6bを折り込むとともに、前面部位6cを折り込んで、開口部を閉じた状態とする。
その後、上記側面部5を起こして内側面部材12に対し折り畳み状態となし、上記フラップ8を上記側面部5の外側に被せて、そのフラップ8を上記留め具7により固定する。これにより、コイン収納部4は閉じた状態を維持することができ、コインの落下紛失が防止される。
その後、上記側面部5を起こして内側面部材12に対し折り畳み状態となし、上記フラップ8を上記側面部5の外側に被せて、そのフラップ8を上記留め具7により固定する。これにより、コイン収納部4は閉じた状態を維持することができ、コインの落下紛失が防止される。
本考案は、コイン収納部を有する全ての財布に適用可能である。
1 財布
2 箱状体
3 札収納部
4 コイン収納部
5 側面部
6 立ち上り面部
6a 横面部位
6b 横面部位
6c 前面部位
7 留め具
8 フラップ
9 カード収納ポケット部
10 外ポケット部
11 外側面部材
12 内側面部材
12a 外方材
12b 中間材
12c 内方材
13 凹状部
14 雄ホック
15 雌ホック
16 ポケット部
17 ポケット部
2 箱状体
3 札収納部
4 コイン収納部
5 側面部
6 立ち上り面部
6a 横面部位
6b 横面部位
6c 前面部位
7 留め具
8 フラップ
9 カード収納ポケット部
10 外ポケット部
11 外側面部材
12 内側面部材
12a 外方材
12b 中間材
12c 内方材
13 凹状部
14 雄ホック
15 雌ホック
16 ポケット部
17 ポケット部
Claims (5)
- 側面方形状に形成された札収納部とコイン収納部とを有する財布であって、
上記コイン収納部は、上記札収納部の内側面部に折り畳まれてコインを離脱不能に保持すると共に、コイン出し入れ時には上記札収納部の内側面部において上方が開口した箱状体を形成するように構成され、下端部が上記札収納部に回動可能に固定された側面部と、この側面部の周縁部に上記札収納部との間に折畳み可能に設けられた立ち上り面部とを備え、
上記側面部は、コイン出し入れ時には上記札収納部の側方に回動して上記立ち上り面部と共に上記箱状体を形成し、コイン収納時には上記立ち上り面部と共に上記札収納部側方に折り畳まれて固定されることを特徴とする財布。 - 上記札収納部は2つ折り可能に形成され、上記コイン収納部は上記札収納部における片側半部の内側面部に形成されたことを特徴とする請求項1記載の財布。
- 上記コイン収納部の上方には、上記コイン収納部が上記札収納部に対し折り畳まれた際に、上記コイン収納部の上記側面部の外側に被せて留め具により固定しうるフラップが設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の財布。
- 上記立ち上り面部は、コイン出し入れ時に上記箱状体を形成する際に上記側面部が札収納部の内側面部に対して略直角の状態を保持しうるように形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の財布。
- 上記札収納部は幅方向の全長に亘って上方へ開口したポケット状に形成され、上記札収納部の内側面部における反コイン収納部側の片側半部にカード収納ポケット部が設けられ、さらに、札収納部の外側面部に外ポケット部が設けられたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の財布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003270061U JP3099120U (ja) | 2003-07-08 | 2003-07-08 | 財布 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003270061U JP3099120U (ja) | 2003-07-08 | 2003-07-08 | 財布 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3099120U true JP3099120U (ja) | 2004-03-25 |
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Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009247385A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Takahiro Ichinokiyama | 財布 |
CN107280192A (zh) * | 2016-04-12 | 2017-10-24 | 国誉株式会社 | 棒状小物件收纳容器 |
CN108567212A (zh) * | 2017-03-10 | 2018-09-25 | 国誉株式会社 | 小物件收纳容器 |
-
2003
- 2003-07-08 JP JP2003270061U patent/JP3099120U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009247385A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Takahiro Ichinokiyama | 財布 |
CN107280192A (zh) * | 2016-04-12 | 2017-10-24 | 国誉株式会社 | 棒状小物件收纳容器 |
CN108567212A (zh) * | 2017-03-10 | 2018-09-25 | 国誉株式会社 | 小物件收纳容器 |
CN108567212B (zh) * | 2017-03-10 | 2021-07-30 | 国誉株式会社 | 小物件收纳容器 |
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