JP7122718B2 - 財布 - Google Patents

財布 Download PDF

Info

Publication number
JP7122718B2
JP7122718B2 JP2021572262A JP2021572262A JP7122718B2 JP 7122718 B2 JP7122718 B2 JP 7122718B2 JP 2021572262 A JP2021572262 A JP 2021572262A JP 2021572262 A JP2021572262 A JP 2021572262A JP 7122718 B2 JP7122718 B2 JP 7122718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wallet
clasp
purse
joined
fold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021572262A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021261194A5 (ja
JPWO2021261194A1 (ja
Inventor
小川耕太
Original Assignee
株式会社エジソンラボ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エジソンラボ filed Critical 株式会社エジソンラボ
Publication of JPWO2021261194A1 publication Critical patent/JPWO2021261194A1/ja
Publication of JPWO2021261194A5 publication Critical patent/JPWO2021261194A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7122718B2 publication Critical patent/JP7122718B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C1/00Purses; Money-bags; Wallets
    • A45C1/02Purses

Description

本発明は、小銭や札、カードなどを収容する、財布に関する。
従来、財布は、小銭入れ、カード入れが特に厚みを持ち、二つ折りのものはこれらが重なることによりさらに厚みが増すという問題があった。また、小銭入れ部分に多く使われるスナップボタンも厚みの増加につながる。ジッパーなどもすぐに小銭を出せないという問題があった。
このようなことを回避するため、特許文献1には、片手で容易に開くことのできる2つ折りの財布が開示されている。
特開2020-031807号公報
しかしながら、特許文献1の財布の技術は、紙幣やカードなどを収納する財布に適用することは難しい。
本発明は、上記課題を解決するものであり、小銭をすぐに取り出すことのできる財布を実現することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の財布は、がま口口金を含むがま口部を備え、前記がま口口金の一片は財布本体の一部に切り込みにより設けられたフラップを挟み込むことで前記財布本体に接合され、前記がま口口金の他片は長方形のがま口小片の上辺及び左右辺を挟み込むことで前記がま口小片に接合され、前記がま口小片は下辺において前記財布本体に接合されている、財布である。
また、がま口口金を含むがま口部を備え、前記がま口口金の一片は財布本体に接合されたシート部材の上辺及び左右辺を挟み込むことで前記財布本体に接合され、前記がま口口金の他片は長方形のがま口小片の上辺及び左右辺を挟み込むことで前記がま口小片に接合され、前記がま口小片は下辺において前記財布本体に接合されている、財布であってもよい。
このような財布によれば、財布本体の壁状の部分にがま口口金を取り付け、がま口を設けることができるから、鏡面対称の構造でないがま口を構成することが可能となる。
また、本発明の財布は、二つ折り財布であって、二つ折りした際の一方側に前記がま口口金を有し、他方側における前記がま口口金に対応する位置に、マグネットを備える。
このような財布によれば、二つ折りした際に、マグネットががま口口金に吸着することで、二つ折り状態を保つことができる。
さらに本発明の財布は、二つ折り財布であって、二つ折りした際の一方側に前記がま口部を有し、他方側における前記がま口部に対しオフセットした位置にカード入れ部を有する、財布である。

このような財布によれば、二つ折りした際に、がま口部とカード入れ部とが重ならないため、全体として薄い財布を構成できる。
実施形態の二つ折り財布を開いた状態を表す正面図である。 図1の財布を二つ折りした状態における平面図(A)及び底面図(B)である。 図2の状態を表す正面図である。なお、背面図は対称に表れる。 図2の状態における右側面図(A)及び左側面図(B)である。 図1の状態におけるがま口を開いた状態を示す部分正面図である。 実施形態の二つ折り財布の生地の状態を示す正面図である。 別の実施形態の二つ折り財布を示す斜視図である。 図7の二つ折り財布の生地の状態を示す正面図である。 図8の分解図である。
本発明の財布の実施形態について説明する。図1は、実施形態の二つ折り財布を開いた状態を表す正面図である。
図1に示すように、実施形態の二つ折り財布1は、がま口部2と、札入れ部3と、カード入れ部4と、名刺入れスリット5と、鍵入れスリット6と、マグネット7とを備える。
二つ折り財布1の財布本体11は、図2,図4に示すように外布11aと内布11bとを有し、これらは皮革を図6のように切り出して縫い目S1及びS2において縫い付けることにより構成される。外布11aは内布11bより長く設計され、二つ折りした際の突っ張りを防止する。
二つ折り財布1は図1のように開いた状態において二つ折りした際の一方側すなわち左側の上部分にがま口部2を備え、前記がま口部2は、がま口口金21を有する。前記がま口口金21は既存の口金であり、一片21dと他辺21eとが軸部21bを介して蝶番状に回動可能に接続されて成る。がま口口金21の一片21dは財布本体11の内布11bに切り込みにより設けられたフラップ23を挟み込むことで前記財布本体11に接合され、前記がま口口金21の他片21eは長方形の小片であるがま口小片22の上辺及び左右辺を挟み込むことで前記がま口小片22に接合され、前記がま口小片22は下辺22aにおいて前記財布本体に接合されている。
これについて詳説する。従来、がま口財布は、対称に構成された袋状部品の開口部の上辺にがま口口金を取り付け、前記上辺をがま口口金の断面U字状の溝部分にくわえ込んだ状態でカシメて固定される。そのため、従来のがま口財布は鏡面対称に構成されている。がま口は開ける際も閉める際もワンアクションで済み、また上方に開口していることから小銭が落ちにくく取りやすいという利点があるが、上述のように鏡面対称の部材にしか取り付けられないことから二つ折り財布の壁面に取り付けるといったことはできなかった。しかし、実施形態の財布1によれば、財布本体11の内布11bの壁状の部分であって上辺以外の部分にも、フラップ23を設けることにより、がま口口金21を取り付け、がま口を設けることが可能となるから、二つ折り財布など、鏡面対称の構造でない財布にがま口を構成することが可能となる。そして、がま口口金21のひねり21aをひねるだけで開けることができ、上方からコインにアクセスできる。財布本体11の素材が柔らかければ二つ折りの状態のままでも上方からコインを取り出すことができ、小銭の出し入れがスムーズになる。
フラップ23は、図5,図6に示すように、内布11bのがま口口金21に対応する位置すなわち図1のように開いた状態で左上の部分に、切込みを入れることにより設けられ、がま口口金21の上辺に対応する部分に3つ、左右に対応する部分に1つずつ設けられている。形状は上辺の3つは上向きに凸、左右1つずつは外向きに凸のコの字型となっている。このフラップ23にがま口口金21を取り付け、一片21dの断面U字状の溝部分にフラップ23をくわえ込んだ状態でカシメてがま口口金21を固定する。なお、小銭が出ないように、それぞれのフラップ23の間隔はコインより小さくする。フラップ23の幅は大きくしすぎると財布1の歪みを生じやすいので、がま口口金21の幅の4分の1程度にすべきである。また、フラップ23は内布11bの上辺に縦2本の切り込みを入れる形でコの字型に作成することもできるが、図5に示すように上辺より少し下がった位置にコの字型の切り込みを入れる方が、内布11bの上辺を切らずに済み、デザイン性に優れる。
また、二つ折り財布1は図1のように開いた状態において他方側、すなわち右側の上部分であって前記がま口口金21に対応する位置に、マグネット7を備える。このマグネット7は、図6に示すように記事の状態で設けられた穴7aにマグネット7の固定部(図示省略)が貫通して固定されることにより、マグネット7が内布11bに固定される。
このような二つ折り財布1によれば、二つ折りした際に、マグネット7ががま口口金21に吸着することで、二つ折り状態を保つことができる。
さらに二つ折り財布1は、二つ折りした際の他方側すなわち図1において右側における下部分、すなわち前記がま口部2に対しオフセットした位置にカード入れ部4を有する。オフセットしていることについては、特に図4に明らかである
このような二つ折り財布1によれば、二つ折りした際に、がま口部2とカード入れ部4とが重ならないため、全体として薄い財布を構成できる。
カード入れ部4は、カード入れ部本体布41を、その左右辺において内布11bに縫い付け、底部42をいわゆるマチのためにカード入れ部本体布41の下辺及び財布本体11の内布11bに縫い付けて構成され、カードCを収納する。図4に示すように、カードCを収納した状態でカードCの上部ががま口部2に重ならないよう構成され、財布1の二つ折り時の薄さを実現する。
内布11bは、図1において右側に、名刺入れスリット5及び2つの鍵入れスリット6を備える。これらは単に内布11bに設けられたスリットであるが、名刺や鍵、ピックなどを格納できる。
図7は別の実施形態の二つ折り財布を示す斜視図である。また、図8は、この二つ折り財布の生地の状態を示す正面図であり、図9はその分解図である。別の実施形態の二つ折り財布101は、基本的な構造において既述の二つ折り財布1と同様であるから、同様である点については同じ符号を付し、説明を省略する。
別の実施形態の二つ折り財布101は、主に、がま口部102のシート部材123、もう一つの鍵入れスリット106a、カード入れ部本体布141において既述の二つ折り財布1と異なる。
別の実施形態の二つ折り財布101は、がま口口金21を含むがま口部102を備え、がま口口金21の一片21dは財布本体111の内布111bに縫い付けられて接合されたシート部材123の上辺及び左右辺を挟み込むことで財布本体111bに接合されている。また、シート部材123の上下方向における中間部には左右方向に長い長穴123aが設けられ、これはコインを複数枚収納した際にコインが重なって最も厚くなる部分に対応しているから、コインを収納した際の厚みを最小限に抑えることができる。
また、別の実施形態の二つ折り財布101は、がま口部102の下に、縦に伸びた、もう一つの鍵入れスリット106aを備える。これにより、がま口口金21のカン21cに根付紐(図示省略)の一端を結びつけ、その他端に鍵(図示省略)を結びつけ、鍵入れスリット106aにこの鍵を収納することができる。この場合、鍵はカード入れ104と重なる位置に来るため、がま口部102と重なることを回避し、厚みが出ることを回避できる。なお、財布本体111bには、カン21cを避けるための穴111cが設けられている。また、カード入れ部140のカード入れ部本体布141はその中央部に、縦方向に伸びた長穴141aを有し、この長穴141aに指を入れてカードCをスライドして押し出すことで、所望したカードが一番上にない場合でも、所望したカードだけを取り出すことができる。
以上説明したように、二つ折り財布1によれば、がま口を壁面に取り付けることが可能になるから、二つ折り財布においてがま口を採用することが可能になる。また、がま口部分とカード部分が重ならないために、ポケットに入れても気にならないほどの薄さを実現する、という顕著な効果を有する。以上の説明は好適な例を示したが、本発明の目的である、がま口を壁面に設置するという構成を満たす範囲で、様々なバリエーションを本発明に含むことができる。二つ折りでない財布に使用することもできる。
1 二つ折り財布
2 がま口部
3 札入れ部
4 カード入れ部
5 名刺入れスリット
6 鍵入れスリット
7 マグネット

Claims (5)

  1. がま口口金を含むがま口部を備え、前記がま口口金の一片は財布本体の一部に切り込みにより設けられたフラップを挟み込むことで前記財布本体に接合され、前記がま口口金の他片は長方形のがま口小片の上辺及び左右辺を挟み込むことで前記がま口小片に接合され、前記がま口小片は下辺において前記財布本体に接合されている、財布。
  2. がま口口金を含むがま口部を備え、前記がま口口金の一片は財布本体にその上辺及び左右辺の内側に沿った縫線で縫い付けられることで接合されたシート部材の上辺及び左右辺を挟み込むことで前記財布本体に接合され、前記がま口口金の他片は長方形のがま口小片の上辺及び左右辺を挟み込むことで前記がま口小片に接合され、前記がま口小片と前記シート部材とは下辺において前記財布本体に共縫いされることにより接合されている、財布。
  3. 前記シート部材の上下方向における中間部に左右方向に長い長穴が設けられ、コインを収納した際の厚みを最小限に抑える、請求項2に記載の財布。
  4. 前記財布は二つ折り財布であって、二つ折りした際の一方側に前記がま口口金を有し、他方側における前記がま口口金に対応する位置に、マグネットを備える、請求項1から3のいずれかに記載の財布。
  5. 前記財布は二つ折り財布であって、二つ折りした際の一方側に前記がま口部を有し、他方側における前記がま口部に対しオフセットした位置にカード入れ部を有する、請求項1から4のいずれかに記載の二つ折り財布。
JP2021572262A 2020-06-25 2021-06-02 財布 Active JP7122718B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020110046 2020-06-25
JP2020110046 2020-06-25
PCT/JP2021/021107 WO2021261194A1 (ja) 2020-06-25 2021-06-02 財布

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021261194A1 JPWO2021261194A1 (ja) 2021-12-30
JPWO2021261194A5 JPWO2021261194A5 (ja) 2022-06-09
JP7122718B2 true JP7122718B2 (ja) 2022-08-22

Family

ID=79282550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021572262A Active JP7122718B2 (ja) 2020-06-25 2021-06-02 財布

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7122718B2 (ja)
WO (1) WO2021261194A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3055858U (ja) 1998-07-15 1999-01-29 ヨシナガ株式会社 二つ折り財布
WO2013114193A1 (en) 2012-02-03 2013-08-08 Delle Vedove, Gaetano Wallet
JP5413606B2 (ja) 2010-07-29 2014-02-12 三菱自動車工業株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
JP5931919B2 (ja) 2011-01-05 2016-06-08 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited エラスティックコンピューティングクラウドシステムのアップグレード

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413606U (ja) * 1977-06-25 1979-01-29
JPS5931919U (ja) * 1982-08-25 1984-02-28 有限会社大「あ」金具製作所 紙幣入れ
JPS604223U (ja) * 1983-06-22 1985-01-12 株式会社 三敬 がま口付札入
JP4130257B2 (ja) * 1998-06-26 2008-08-06 泰三 岸本 財布

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3055858U (ja) 1998-07-15 1999-01-29 ヨシナガ株式会社 二つ折り財布
JP5413606B2 (ja) 2010-07-29 2014-02-12 三菱自動車工業株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
JP5931919B2 (ja) 2011-01-05 2016-06-08 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited エラスティックコンピューティングクラウドシステムのアップグレード
WO2013114193A1 (en) 2012-02-03 2013-08-08 Delle Vedove, Gaetano Wallet

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021261194A1 (ja) 2021-12-30
JPWO2021261194A1 (ja) 2021-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7640632B2 (en) Article for holding currency and credit cards
US3955609A (en) Handbag
US5890587A (en) Jewelry case
JP7122718B2 (ja) 財布
JP5453703B2 (ja) 薄さと使い易さの両立を追及した財布
JP2014223112A (ja) 開閉蓋自在な折畳型のコインケース
US2488444A (en) Combination purse and billfold
US2512588A (en) Combination billfold, purse, and pocket case
JP3230311U (ja) 財布
JP6763627B1 (ja) 財布
US6065515A (en) Money holders
JP3135251U (ja) 財布
JP3163423U (ja) 小物入れ
US2573063A (en) Combination purse and billfold
JP3211288U (ja) 財布
JP3150532U (ja) 財布
JP3225427U (ja) 財布
JP3099120U (ja) 財布
JP7397255B2 (ja) 財布
JP3077290U (ja) ポケット付きスラックス
JP6767069B1 (ja) 二重収納体
JP3211381U (ja) カード収納構造
JP3222417U (ja) バッグ
JP4038522B2 (ja) 可動蓋付バッグ
JP3055858U (ja) 二つ折り財布

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211203

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211203

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20211203

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20211204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220422

AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20220422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220729

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220729

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7122718

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150