JP3077290U - ポケット付きスラックス - Google Patents
ポケット付きスラックスInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で安価に製品化することができる
とともに、パスポート等の証明書の収納や取出しを容易
に行うことができ、しかも証明書を安定した状態で持ち
歩くことができる、ポケット付きスラックスを提供す
る。 【解決手段】 スラックス1は、脇ポケット口11の周
縁に縫合されるとともに、一端側がスラックス本体2の
脇部8に縫合された脇ポケット用布袋15と、パスポー
トPが収納される証明書用袋体19とを具備するスラッ
クス1において、スラックス本体2の脇線上に証明書用
ポケット口12が形成され、脇布18の裏面と脇ポケッ
ト用布袋15の一部分とにより証明書用袋体19が形成
されたものである。
とともに、パスポート等の証明書の収納や取出しを容易
に行うことができ、しかも証明書を安定した状態で持ち
歩くことができる、ポケット付きスラックスを提供す
る。 【解決手段】 スラックス1は、脇ポケット口11の周
縁に縫合されるとともに、一端側がスラックス本体2の
脇部8に縫合された脇ポケット用布袋15と、パスポー
トPが収納される証明書用袋体19とを具備するスラッ
クス1において、スラックス本体2の脇線上に証明書用
ポケット口12が形成され、脇布18の裏面と脇ポケッ
ト用布袋15の一部分とにより証明書用袋体19が形成
されたものである。
Description
【0001】
本考案は、ポケット付きスラックスに関するものであり、特に、パスポート等 の証明書を収納することが可能なポケット付きスラックスに関するものである。
【0002】
例えば、外国へ旅行する際には、身分及び国籍を証明できるように、パスポー ト(旅券)を携帯しなければならない。ところで、パスポートを携帯する際には 、鞄の中に入れたり、上着のポケットに入れることが多い。しかし、鞄の中に入 れて持ち歩く場合には、鞄ごと置き忘れたり、盗難に遭う恐れもある。
【0003】 一方、上着のポケットにパスポートを入れる場合には、身に付けた状態で携帯 できるため、盗難に遭う可能性は低減されるものの、紛失する可能性がある。具 体的には、暑さを感じて上着を脱ぐときや、脱いだ上着を持ち歩くときに、ポケ ット口からパスポートが落下することがある。特に、ポケット口の大きさが、パ スポートの幅よりかなり大きい場合には、落下する可能性が高くなる。そして、 パスポートが落下してもそれほど大きな音は生じないため、観光地等、人ごみの 中で落とした場合には、それに気づかず紛失に至るケースが多々ある。
【0004】 そこで、スラックス(ズボン)に、パスポートを収納するための専用のポケッ トを設けることが望まれている。ところで、スラックスの後面にパスポートを収 納しようとすると、着席する際にパスポートが折曲る恐れがあり、また、スラッ クスの前面にパスポートを収納しようとすると歩行の際の障害となる。そこで、 本願考案者等は、専用のポケットをスラックスの側面(横面)に備えたものを試 作した。
【0005】
しかし、スラックスの側面には、脇ポケットが配設されているため、パスポー トを収納するための専用のポケットを別途設けようとすると、スラックスの構成 が複雑になるとともに、製品コストが上昇した。
【0006】 また、脇ポケットと、専用のポケットとが近接して配設されることから、2つ のポケットが互いに関わり合い、パスポートの収納や取出しをスムーズに行うこ とができない場合も生じた。さらに、上記の専用ポケットは、パスポートが落ち ないように、ポケット口からの深さが比較的深くなるように形成されているため 、パスポートを取出す際、ポケットの奥まで手を挿入しなければならず、使い勝 手が悪かった。
【0007】 なお、上記の説明では、パスポートに関して述べたが、パスポート以外の身分 証明書、または運転免許等の許可証明書等についても同様の不都合がある。
【0008】 そこで、本考案は、簡単な構成で安価に製品化することができるとともに、パ スポート等の証明書の収納や取出しを容易に行うことができる、ポケット付きス ラックスの提供を課題とするものである。
【0009】
請求項1の考案にかかるポケット付きスラックスは、脇ポケット口の周縁に縫 合されるとともに、一端側がスラックス本体の脇部近傍に縫合された脇ポケット 用布袋と、パスポート等の証明書が収納される証明書用袋体とを具備するポケッ ト付きスラックスにおいて、前記スラックス本体の前記脇ポケット口の周縁と前 記脇部近傍との間に証明書用ポケット口が形成され、前記スラックス本体の裏面 と前記脇ポケット用布袋の一部分とにより前記証明書用袋体が形成されているも のである。
【0010】 したがって、請求項1の考案のポケット付きスラックスによれば、スラックス 本体の脇ポケット口の周縁と、脇部近傍との間に、証明書用ポケット口を形成す ることにより、脇ポケット用布袋を利用した証明書用袋体が形成される。具体的 に説明すると、脇ポケット用布袋は、脇ポケット口の周縁に縫合されるとともに 、延設された一端側がスラックス本体の脇部近傍に縫合されている。脇ポケット 口の周縁に縫合されることにより、脇ポケット口のみが開放された空間(ポケッ ト)が形成される。また、脇部近傍に縫合されることにより、脇ポケット用布袋 の取付状態が補強される。
【0011】 脇ポケット用布袋が上記のように縫合されることにより、脇ポケット口の周縁 と脇部近傍との間では、スラックス本体と脇ポケット用布袋とが重合され、しか も、その周囲は互いに縫合された状態となる。なお、この重合部分は、脇ポケッ トとして使用されていない部分である。
【0012】 そして、証明書用ポケット口が、上記の重合部分、すなわちスラックス本体の 裏面と脇ポケット用布袋の一部とで囲まれた空間に臨むように、スラックス本体 に形成されている。このため、証明書用ポケット口からパスポート等の証明書を 挿入すると、証明書はスラックス本体の裏面と脇ポケット用布袋の一部とで囲ま れた空間内に収納される。つまり、この囲まれた空間が証明書用袋体として使用 される。
【0013】 請求項2の考案にかかるポケット付きスラックスは、請求項1に記載のポケッ ト付きスラックスにおいて、前記証明書用ポケット口を閉塞可能なファスナーを 備えるものである。
【0014】 したがって、請求項2の考案のポケット付きスラックスによれば、請求項1の 考案の作用に加え、証明書用ポケット口がファスナーによって閉塞されるため、 例えば使用者が着席した場合や、飛び跳ねた場合であっても、パスポート等の証 明書がポケット口から飛出すことはない。
【0015】 請求項3の考案にかかるポケット付きスラックスは、請求項2に記載のポケッ ト付きスラックスにおいて、前記証明書用ポケット口が、前記スラックス本体の 脇線上に形成されたものである。
【0016】 したがって、請求項3の考案のポケット付きスラックスによれば、請求項2の 考案の作用に加え、証明書用ポケット口を閉塞するファスナーがスラックス本体 の脇線上に配設されているため、ファスナーが閉じられた状態では、ファスナー と脇線とが直線上に繋がり、ファスナーが目立たなくなる。
【0017】 請求項4の考案にかかるポケット付きスラックスは、請求項2または請求項3 のいずれかに記載のポケット付きスラックスにおいて、前記脇ポケット用布袋の 一端側の端部が、前記証明書用袋体の外部に位置するものである。
【0018】 したがって、請求項4の考案のポケット付きスラックスによれば、請求項2ま たは請求項3のいずれかの考案の作用に加え、ポケット用布袋の一端側(スラッ クス本体の脇部近傍に縫合された部分)の端部が証明書用袋体の外部に位置して いる。換言すると、一端側の端部が証明書用袋体の内部に位置するように折曲げ られていない。このため、縫合部分の近傍に証明書用ポケット口を形成しても、 証明書用ポケット口を開閉するファスナーに、ポケット用布袋の端部が臨むこと はない。つまり、証明書用ポケット口を開閉する際に、ポケット用布袋の端部が ファスナーに噛まれることはない。
【0019】 請求項5の考案にかかるポケット付きスラックスは、請求項1乃至請求項4に 記載のポケット付きスラックスにおいて、前記証明書用袋体の底部に、証明書が 貫通しない大きさの開口が穿設され、前記開口を介して前記証明書用袋体の内部 と脇ポケットの内部とが連通されたものである。
【0020】 したがって、請求項5の考案のポケット付きスラックスによれば、請求項4の 考案の作用に加え、証明書用袋体に、コイン等の小物を誤って収納した場合でも 、小物を、証明書用袋体の底部に穿設された開口から脇ポケットの内部へ移動さ せることができる。このため、脇ポケット口から小物を取出すことが可能となる 。
【0021】
以下、本考案の一実施形態のポケット付きスラックス(以下、「スラックス」 と称す)について、図1乃至図5に基づき説明する。図1及び図2はスラックス の要部を示す右側面図であり、図3及び図4はスラックスにおけるポケットの構 成を説明するための説明図であり、図5は図4の要部を示すA-A拡大端面図で ある。本考案のスラックス1は、図1及び図2に示すように、スラックス本体2 と、このスラックス本体2に具備された、脇ポケット3、証明書収納用ポケット 4、及び後ポケット5とから構成されている。
【0022】 スラックス本体2は、主に、前部材6と後部材7とから構成され、前部材6及 び後部材7が左右の脇部8で互いに縫合されることにより一体的に形成されてい る。スラックス本体2の上部には、複数のベルト通し9が取付けられており、そ の下方には、3つのポケット口が各ポケット3,4,5に対応して形成されてい る。すなわち、スラックス本体2の脇線10より前方の位置には、脇ポケット口 11が傾斜して形成されており、脇線10上には、証明書用ポケット口12が形 成されており、更に、脇線10より後方位置には、後ポケット口13が横向に形 成されている。なお、証明書用ポケット口12には、該ポケット口12を閉塞す るコンシールファスナー14が取付けられている。このコンシールファスナー1 4は、閉じた際にその外観が縫い目の状態となるファスナーである。つまり、図 1に示すようにコンシールファスナー14を閉じると、証明書用ポケット口12 が隠され、脇線10が上方まで連続して形成されているように見える。また、図 2に示すように、コンシールファスナー14を開けると、証明書用ポケット口1 2が開放され、パスポートPの挿入及び取出しが可能となる。
【0023】 図3は、スラックス1の左側面を内側から見た状態を示している。脇ポケット 3は、脇ポケット用布袋15を備えている。脇ポケット用布袋15は、1枚の布 から形成されたものであり、袋閉部16を境として折曲げられ、布の上端部及び 下端部において、折曲げられた布を互いに縫合することにより袋体を形成したも のである。そして、脇ポケット用布袋15の一端は、脇ポケット口11の一部を 構成する折返部17に挟まれた状態で縫合されており(図3において「N1」) 、他端は後部材7の折返部8bすなわちスラックス本体2の脇部8に縫合されて いる(図3において「N2」)。また、脇ポケット用布袋15の、袋閉部16と 他端との略中間位置に相当する部位は、脇ポケット口11の一部を構成する脇布 18の周縁部18aに縫合されている(図3において「N3」)。つまり、脇ポ ケット用布袋15が脇ポケット口11の周縁に縫合(図3において「N1」及び 「N3」)されたことにより、脇ポケット口11のみが開放された脇ポケット3 が形成されている。また、脇ポケット用布袋15の他端がスラックス本体2の脇 部8に縫合(図3において「N2」)されたことにより、脇ポケット用布袋15 の取付け状態が補強されている。
【0024】 図4は、スラックス1の右側面を内側から見た状態を示している。なお、右側 面に配設された脇ポケット3の構成は、左側面に配設された脇ポケット3(図3 に示す)と同じ構成である。つまり、図3の脇ポケット3を左右反転させたもの が、図4に示す脇ポケット3と一致している。
【0025】 図4において、19は、証明書用袋体である。つまり、脇ポケット用布袋15 を利用して証明書用袋体19が形成されている。具体的には、脇ポケット3を形 成することにより、脇ポケット口11の一部である脇布18の周縁部18aと、 脇ポケット用布袋15の他端が縫合された脇部8との間(図4において「N2」 と「N3」との間)では、スラックス本体2の脇布18と脇ポケット用布袋15 の一部とが重なり合い、しかも、その周囲は互いに縫合されている。
【0026】 そして、証明書用ポケット口12が、この重合部分、すなわち脇布18の裏面 と脇ポケット用布袋15の一部とで囲まれた空間Sに臨むように形成されている 。つまり、この囲まれた空間Sが証明書用袋体19である。証明書用袋体19は 、例えば、横幅が11cmで、高さが20cmである縦長の長方形状であり、パ スポートPを緩やかな状態で収納することが可能な大きさに設定されている。な お、証明書用ポケット口12は、証明書用袋体19の後方端部に位置し、且つ証 明書用袋体19の下部から上端部にかけて形成されている。なお、本実施形態で は、ポケット口12の長さは約13cmに設定されており、証明書用ポケット口 12の下端から証明書用袋体19の底までの深さが比較的浅くなるように形成さ れている。このため、パスポートPを側方から掴むことが可能となり、容易に取 出すことができる。
【0027】 ところで、コンシールファスナー14は、図5に示すように、証明書用袋体1 9の内部側に取付布14aを介して取付けられている。このため、仮に、脇ポケ ット用布袋15の一端側を折曲げ、その端部15aがコンシールファスナー14 に臨むように取付けると、コンシールファスナー14によって証明書用ポケット 口12を開閉する際に、端部15aを噛み開閉操作できなくなる恐れがある。そ こで、本実施形態では、脇ポケット用布袋15の一端側を折曲げることなく、取 付布14aを挟んだ形で、後部材7の折返部8bに縫合させている。これにより 、脇ポケット用布袋15の一端側の端部15aが証明書用袋体19の外部に位置 することになり、コンシールファスナー14による開閉操作を妨げることがない 。
【0028】 パスポートPを収納する際は、脇線10上に取付けられているコンシールファ スナー14を操作して、証明書用ポケット口12を開放させ(図2参照)、この 証明書用ポケット口12から証明書用袋体19内にパスポートPを挿入する。こ れにより、パスポートPは、袋体の中で横斜することがなく、安定した状態で収 納される。なお、パスポートPが収納された後、必要に応じてコンシールファス ナー14を操作して、証明書用ポケット口12を閉じる(図1参照)ことにより 、パスポートPが証明書用ポケット口12から飛出すことが防止できる。
【0029】 ところで、証明書用袋体19は、上述したように縦長の形状であるため、コイ ン等の小物を誤って証明書用ポケット口12から挿入した場合、小物が取れ難く なる可能性がある。そこで、本実施形態のスラックス1においては、証明書用袋 体19の底部に、パスポートPが貫通しない大きさの開口20(図4参照)が穿 設され、開口20を介して証明書用袋体19の内部と脇ポケット3の内部とが連 通されている。このため、証明書用袋体19に入れられた小物を、証明書用袋体 19の底部に穿設された開口20を介して脇ポケット3の内部に移動させること ができる。すなわち、脇ポケット口11から手を入れて小物を取出すことができ る。
【0030】 このように、上記のスラックス1では、脇線10上に証明書用ポケット口12 を形成することにより、脇ポケット用布袋15を利用した証明書用袋体19を形 成したため、簡単な構成で、安価に製品化することができる。また、脇ポケット 3と証明書収納用ポケット4とが一体的に形成されているため、2つのポケット が互いに関わり合うことがない。したがって、パスポートPの挿入、及び取出し をスムーズに行うことができる。
【0031】 また、上記のスラックス1では、証明書用ポケット口12がコンシールファス ナー14によって閉塞されるため、パスポートPが証明書用ポケット口12から 外部に飛出すことがない。このため、パスポートPの落下を防止することができ る。さらに、コンシールファスナー14を設けることにより、証明書用袋体19 を浅く形成することが可能となり、パスポートPを容易に取出すことができる。
【0032】 上記のスラックス1では、証明書用ポケット口12を閉塞するコンシールファ スナー14がスラックス本体2の脇線10上に配設されているため、コンシール ファスナー14が閉じられた状態では、ファスナーが目立たなくなり、スラック ス1のデザインに影響を与えることがない。また、脇ポケット用布袋15の一端 側の端部15aが証明書用袋体19の外部に位置するため、コンシールファスナ ー14による開閉操作を妨げることがなくなり、開閉操作を円滑に行うことが可 能になる。
【0033】 上記のスラックス1では、証明書用袋体19は、縦長であり、パスポートPの 大きさに対応しているため、パスポートPを安定した状態で持ち歩くことができ る。したがって、パスポートPが歩行の際の障害となることはない。
【0034】 以上、本考案について好適な実施形態を挙げて説明したが、本考案はこれらの 実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本考案の要旨を逸脱し ない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
【0035】 すなわち、上記のスラックス1では、証明書収納用ポケット4を、右側の脇部 に形成するものを示したが、左側の脇部に形成するようにしてもよい。あるいは 、左右の脇部にともに形成するようにしてもよい。
【0036】 また、上記のスラックス1では、証明書用ポケット口12を脇線10上に形成 するものを示したが、脇布18の端部18aと脇部8との間(図4においては「 N2」と「N3」との間)であれば、どの部位に形成してもよい。また、証明書 用ポケット口を、横向に形成してもよく、傾斜して形成してもよい。
【0037】 さらに、上記のスラックス1では、証明書としてパスポートPを収納するもの 示したが、パスポートP以外の身分証明書や運転免許等の許可証明書を収納する ようにしてもよい。なお、この場合、これらの証明書の大きさがパスポートPの 大きさと異なるときは、証明書用ポケット口12の長さや、証明書収納用ポケッ ト4の大きさを、証明書の大きさを合うように適宜変更することが望ましい。
【0038】
以上のように、請求項1の考案のポケット付きスラックスは、脇ポケット用布 袋を利用して証明書用袋体が形成されているため、簡単な構成で、安価に製品化 することができる。また、脇ポケットと証明書用袋体とが互いに関わり合うこと がないため、証明書の挿入、及び取出しをスムーズに行うことができる。
【0039】 請求項2の考案のポケット付きスラックスは、請求項1の考案の効果に加えて 、パスポート等の証明書が、証明書用ポケット口から外部に飛出すことがない。 このため、証明書の落下を防止することができる。
【0040】 請求項3の考案のポケット付きスラックスは、請求項1または請求項2の考案 の効果に加えて、スラックスのデザインに影響を与えることなく、証明書収納用 ポケットを備えることができる。
【0041】 請求項4の考案のポケット付きスラックスは、請求項2または請求項3の考案 の効果に加えて、ファスナーを滑らかに開閉操作することが可能になり、使用者 の使い勝手を向上させることができる。
【0042】 請求項5の考案のポケット付きスラックスは、請求項1乃至請求項4のいずれ か一つの考案の効果に加えて、証明書用袋体に誤って小物が入れられても、脇ポ ケット口から手を入れて小物を取出すことができる。
【図1】本考案の一実施形態であるスラックスの要部を
示す右側面図である。
示す右側面図である。
【図2】本考案の一実施形態であるスラックスの要部を
示す右側面図である。
示す右側面図である。
【図3】本考案の一実施形態であるスラックスにおける
ポケットの構成を説明するための説明図である。
ポケットの構成を説明するための説明図である。
【図4】本考案の一実施形態であるスラックスにおける
ポケットの構成を説明するための説明図である。
ポケットの構成を説明するための説明図である。
【図5】図4における要部の構成を示すA−A拡大端面
図である。
図である。
1 スラックス(ポケット付スラックス) 2 スラックス本体 8 脇部 10 脇線 11 脇ポケット口 12 証明書用ポケット口 14 コンシールファスナー(ファスナー) 15 脇ポケット用布袋 15a 端部 19 証明書用袋体 20 開口 P パスポート(証明書)
Claims (5)
- 【請求項1】 脇ポケット口の周縁に縫合されるととも
に、一端側がスラックス本体の脇部近傍に縫合された脇
ポケット用布袋と、 パスポート等の証明書が収納される証明書用袋体とを具
備するポケット付きスラックスにおいて、 前記スラックス本体の前記脇ポケット口の周縁と前記脇
部近傍との間に証明書用ポケット口が形成され、前記ス
ラックス本体の裏面と前記脇ポケット用布袋の一部分と
により前記証明書用袋体が形成されていることを特徴と
するポケット付きスラックス。 - 【請求項2】 前記証明書用ポケット口を閉塞可能なフ
ァスナーを備えることを特徴とする請求項1に記載のポ
ケット付きスラックス。 - 【請求項3】 前記証明書用ポケット口が、前記スラッ
クス本体の脇線上に形成されたことを特徴とする請求項
2に記載のポケット付きスラックス。 - 【請求項4】 前記脇ポケット用布袋の一端側の端部
が、前記証明書用袋体の外部に位置することを特徴とす
る請求項2または請求項3のいずれかに記載のポケット
付きスラックス。 - 【請求項5】 前記証明書用袋体の底部に、証明書が貫
通しない大きさの開口が穿設され、前記開口を介して前
記証明書用袋体の内部と脇ポケットの内部とが連通され
ていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
か一つに記載のポケット付きスラックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007732U JP3077290U (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | ポケット付きスラックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007732U JP3077290U (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | ポケット付きスラックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3077290U true JP3077290U (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=43210310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000007732U Expired - Lifetime JP3077290U (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | ポケット付きスラックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077290U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015209604A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 株式会社ソアー22 | 複数の収納部を有する衣服用ポケット、及び当該衣服用ポケットを備えた衣服 |
JP5992642B1 (ja) * | 2016-01-08 | 2016-09-14 | 法男 岡村 | 下半身用衣服 |
CN115813050A (zh) * | 2022-10-24 | 2023-03-21 | 江苏红豆实业股份有限公司 | 一种提高休闲裤腹部合体度的工艺 |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000007732U patent/JP3077290U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015209604A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 株式会社ソアー22 | 複数の収納部を有する衣服用ポケット、及び当該衣服用ポケットを備えた衣服 |
JP5992642B1 (ja) * | 2016-01-08 | 2016-09-14 | 法男 岡村 | 下半身用衣服 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |