JP4703860B2 - 収容ポケット付下着 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は収容ポケット付下着に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パスポート等を携帯するために専用のポーチ等が提案されている。しかし、これらは衣服着用後、あるいは衣服着用時に別途装着するのであり、装着が面倒である上に、装着忘れ等のおそれがある。また、事件に巻き込まれた際には、容易に略取されやすく安全性にも欠ける。
【0003】
一方、パスポートは、旅行中においては、頻繁に使用するものではないが、常時携帯しておくことが義務づけられる場合が多く、携帯の失念を防止することができ、かつ、安全な携帯方法が求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、パスポート等の貴重品を携帯し忘れることなく、かつ、安全に携帯可能な収容ポケット付下着の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、
一側に開口する挿入口を備えた袋状に形成される収容ポケットの肌着本体への当接面を挿入口に沿って縫いつけ、前記収容ポケットを肌着本体への縫いつけ部を中心に反転姿勢まで回転自在に固定してなり、
収容ポケットに物品を収容した後、縫いつけ部を中心に回転させて挿入口を閉塞し、物品の脱落を防止し、
かつ、前記収容ポケットの閉塞辺の上端には布製の舌片が縫いつけられて前記当接面の反対面側にスナップが固定されるとともに、前記肌着本体には、前記スナップとの連結解除操作自在な連結により前記縫いつけ部によって肌着本体に固定された収容ポケットを縫いつけ部近傍で折り曲げて挿入口が閉塞された反転姿勢に保持する他のスナップが固定される収容ポケット付下着を提供することにより達成される。
【0006】
本発明によれば、下着には例えばパスポート等の物品4を入れておく収容ポケット2が設けられているために、下着を着用するだけでパスポート等の携帯を忘れることがなく、かつ、容易に抜き取られたりすることがないために、安全性が向上する。
【0007】
また、パスポート4等を収容した下着を着用して睡眠すれば、睡眠中の盗難も防止できる。
【0009】
また、前記収容ポケット2の閉塞辺2aの上端には布製の舌片7が縫いつけられて前記当接面の反対面側にスナップ8が固定されるとともに、前記肌着本体3には、前記スナップ8との連結解除操作自在な連結により前記縫いつけ部5によって肌着本体3に固定された収容ポケット2を縫いつけ部5近傍で折り曲げて挿入口1が閉塞された反転姿勢に保持する他のスナップ8’が固定される収容ポケット付下着を構成した場合には、誤って収容ポケット2内の物品4を落とす心配もなく、かつ、ファスナ等により挿入口1を閉塞する場合に比してごわごわ感がなく肌触りが向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の参考例を示す。この参考例において、収容ポケット付下着は、下着本体3部の表面に収容ポケット2を固定して構成される。下着本体3は、図に示すように、ランニング型等、適宜の形状に形成される。
【0011】
収容ポケット2は、望ましくは下着本体3を形成する生地を使用して形成される。この実施の形態において、収容ポケット2は、下着本体3の表面に生地片をあてがい、周縁を縫製して形成される。下着本体3の表面に生地片を縫いつけて収容ポケット2を形成すると、着用時の違和感が少なくなる。
【0012】
パスポート入れとして有効なこの参考例において、収容ポケット2は、パスポート(物品)4の大きさとほぼ同じ大きさに形成され、腹部正面に配置される。この収容ポケット2は、下着本体3に重ねて衣服を着用した際にベルト等により圧迫されパスポート4が折れ曲がることなどを避けるため、着用時腰より上に位置することが望ましい。また、上記挿入口1は、上端において体中心線Cに近く、下端に行くに従って漸次体側側に偏位して斜め縦方向に配置される。なお、収容ポケット2の下着本体3に接する側に、挿入口1に沿って適宜の大きさの生地片を蓋として縫いつけてもよい。これは、なにも収納していない場合には収容ポケット2内部に挿入されており、パスポート4収納時にはこの蓋を下着本体3に出すことで、挿入口1を塞ぎ、脱落を防ぐことを目的とする。また、挿入口1の辺縁は生地片を折り返し、縫いつけることによりほころび等が防止される。
【0013】
また、収納ポケット2は、パスポート4の安定した収納のため、その底辺2bを挿入口1の下端1aに比べ下部に設定してもよい。これにより収納されたパスポート4は、収納ポケット2の底辺2bと挿入口1の下端1aとの段差により、腹部正面方向から体側側方向へ移動しないように配慮される。
【0014】
この参考例において、収容ポケット2は、体中心線Cに対して左右対称位置に2個配置され、収容ポケット2の境界には下着本体3に縫いつけられて境界部6が形成され、例えば左側の挿入口1から挿入したパスポート4が右側の挿入口1から脱落しないように配慮される。なお、収容ポケット2は体中心線C、あるいはその近傍に1個だけ、もしくは境界部6を除いて1つとして形成してもよい。
【0015】
図2に本発明の実施の形態を示す。なお、以下の実施の形態の説明において、上述した参考例と同一の構成要素は図中に同一符号を付して説明を省略する。この実施の形態において、収容ポケット2は、一側に挿入口1が開設される袋状に形成される。収容ポケット2の下着本体3に接する面は、挿入口1に沿って下着本体3に縫いつけ部5で縫いつけられる。また、収容ポケット2の閉塞辺2aの上端には布製の舌片7が縫いつけられ、スナップ8が固定され、下着本体3には、後述するように、収容ポケット2を反転させた際に上記スナップ8等が連結するスナップ8’が固定される。
【0016】
したがってこの実施の形態において、図2に示す挿入口1が開口した状態でパスポート4を挿入した後、図3に示すように、収容ポケット2を下着本体3への縫いつけ部5を中心にして180°回転させて反転させると、挿入口1が閉塞され、以後パスポート4が落下するおそれがない。また、この状態で舌片7のスナップ8を下着本体3側のスナップ8’に連結すると、収容ポケット2がぶらつくことが防止される。
【0017】
図4に本発明の参考例を示す。この参考例において、収容ポケット2は、パスポート4の底辺4aの全長に対応する底辺対応辺2bと、パスポート4の収容ポケット2への挿入先頭側辺縁4bに対応する閉塞辺2aと、パスポート4の上辺4dの一部に対応する上辺対応辺2dと、パスポート4の収容ポケット2への挿入後端側辺縁4cの一部に対応する後端辺対応辺2cとを有する。後端辺対応辺2cは底辺対応辺2bの一端から上方に延設され、上辺対応辺2dは閉塞辺2aの一端から横方向に延設される。
【0018】
挿入口1は、上記後端辺対応辺2c、および該後端辺対応辺2cと上辺対応辺2dとを結ぶ斜辺とからなり、後端辺対応辺2cの上端にスナップ8が固定される。
【0019】
したがってこの参考例において、スナップ8の係止を解除するとパスポート4を横方向にスライドさせて収容ポケット2に収容することができ、その後、スナップ8を止めると、パスポート4は4辺の移動が拘束されるために、開放された斜辺から飛び出すことがない。また、閉塞状態の維持には、スナップ8が使用されているために、例えば、スライドファスナを使用する場合に比して肌触りが悪くなることもない。
【0020】
なお、この場合、図4(b)に示すように、斜辺を斜め下方に向けて配置すると、上着の裾から手を入れてパスポート4を取り出しやすくなる。
【0021】
また、図1ないし4においては、パスポート4の収容ポケット2として設定した場合を示したが、大きさは適宜変更でき、他の貴重品を収容できるようにすることも可能である。
【0022】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、パスポート等の貴重品を携帯し忘れることなく、かつ、安全に携帯することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例を示す図で、(a)は正面図、(b)は収容ポケットの拡大図である。
【図2】 本発明の実施の形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)の2A-2A線断面図である。
【図3】収容ポケットの挿入口を閉塞した状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)の2A-2A線断面図である。
【図4】 本発明の参考例を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 挿入口
2 収容ポケット
3 肌着本体
4 物品
5 縫いつけ部

Claims (1)

  1. 一側に開口する挿入口を備えた袋状に形成される収容ポケットの肌着本体への当接面を挿入口に沿って縫いつけ、前記収容ポケットを肌着本体への縫いつけ部を中心に反転姿勢まで回転自在に固定してなり、
    収容ポケットに物品を収容した後、縫いつけ部を中心に回転させて挿入口を閉塞し、物品の脱落を防止し、
    かつ、前記収容ポケットの閉塞辺の上端には布製の舌片が縫いつけられて前記当接面の反対面側にスナップが固定されるとともに、前記肌着本体には、前記スナップとの連結解除操作自在な連結により前記縫いつけ部によって肌着本体に固定された収容ポケットを縫いつけ部近傍で折り曲げて挿入口が閉塞された反転姿勢に保持する他のスナップが固定される収容ポケット付下着。
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