JP5311332B2 - カード入れ付き財布 - Google Patents

Description

本発明は次々増えるカードや名刺に対応し、分類・整理並びに、取り出しはスムーズで、なだれ落ちる事がなく多種多様なカードに対応出来るコンパクトなカード入れ付き財布に関するものである。

従来は、両開き表紙式でカード入れが複数設けられた物があった。
財布でカードの入る部分は、カード使用枚数には絶対数不足している。

カード入れと財布は各々単品である。

ところが、カード、名刺は増える一方、現在のカード入れでは出し入れが困難且つ、増やす事が出来ない。
又、向きによってカードがすぐなだれ落ちる。
又、分類・整理が出来ず雑然と収納しているので捜しまわり、使う時に見つからない事があった。
又、本体の作りも材質がハードな為、収納数の割には本体がかさ張っている。
財布のみに入るカードには限界があり、無理やり押し込んでいる。
財布と別にカード入れを常時持っている。
カードはお金の使用、ポイントの取得時に使う事が殆んどで財布とカード入れを一体化する必要があった。

問題を解決するための手段

接続部として残して全体が開閉する収納体の接続部内側に複数の固定バンドを設け、固定バンドで折り返し取り付けられるカードや名刺を収納するカード室及び端部にカード収納体表示部を有する複数のカード収納体を設け、複数の固定バンドとカード収納体と両方とも増減出来ることを特徴とするカード入れ付き財布。
収納体内部にチケットやシール等を収納する補助ポケットを設けたことを特徴とする。請求項１記載のカード入れ付き財布。
カード室にカードを封入することを特徴とする請求項１又は２記載のカード入れ付き財布。
分類表示部がインデックスであることを特徴とする請求項１、２又は３記載のカード入れ付き財布。
二つ折り財布を中に折り込んだり、引き出しりする変型タイプの二つ折り財布にして、カード入れと一体化出来ることを特徴とする請求項１、２、３、又は４記載のカード入れ付き財布。

発明の効果

本発明は上記の問題を解決することで、次々増やせて分類・整理が出来、取出しがスムーズでなだれ落ちる事がなく、多種多様なカード等に対応が出来る。
コンパクトで携帯しやすいカード入れと財布を一体化して利便性を一段と高くする。
さらに詳述すれば。
（イ）次々カードが増えても、袋と固定バンドを追加で出来る。
（ロ）全体をファスナーでカバーしているのでカードがなだれ落ちない。
（ハ）ファスナーを全開しなくても図１のファスナーの位置位で上から簡単にカードを取り出す事が出来る。
（ニ）袋は一箇所固定バンドで留めているのでかさばらない。
（ホ）本体はソフト仕様によりコンパクトで手やカバンよくなじみ携帯に最適である。
（ヘ）カード入れ部サイドに内ポケットがあることでシールや金券等の多種多様なカードに対応出来る。
（ト）ジッパー等の開閉手段をカード室に設ける事で大事なカードも安心できる。
（チ）分類表示部は表示・色別で分類されているので、簡単にカードを見つけ、取り出すことができる。
インデックスの役割をして操作しやすい。
（リ）カード収納体全ての中央部を簡単な２本のベルトで両サイドから軽く留め、内部は財布部とカード収納体を個別化し、お金の出し入れの際にカード収納体がばらつかないように配慮している。
（ヌ）財布部は畳むタイプを中へ折り込んだり、引き出したりする変型二つ折りタイプにした。
（ル）財布部使用時のファスナーは片側だけ下まで下ろし、もう一方は上から４分の１位だけ下ろし、下まで下ろす必要がない。

以下本発明を実施するための形態について説明する。
本発明は、主材に布地を用いて長方形状とした収納体１と複数の細長状の固定バンド６、収納体１の大きさよりタテ、ヨコがやや小さ目で透明のカード収納体３と中へ折り込み式の変型二つ折り財布部１３から構成される。（図５）
収納体１は図３に示すように一辺を残して、ファスナー２で全体を開閉できる形状となっている。
収納体１は中央で折り返されるもので開放辺に接続部１１が設け、開放する為のファスナー２が接続部１１を残して周囲に設けたものである。（図３）
ファスナー２はファスナー金具８を２個有し、それぞれで開閉可能となっている。（図４）
収納体１の内側には、折り返し部１０方向にシールや金券の挿入できる補助ポケット７がカード入れ部側に設けられている。（図３）
固定バンド６のカラーゴム２２は片方をボールチップ１７で接続部１１に留め、もう片方はカニカン１８で留めている。（図６）
複数の固定バンド６はカード収納体３を又、カニカン１８は固定バンド６をそれぞれ自由に増減出来る。（図３、６）
カード収納体３は、中央を折り返し部１０とした両端にカード１２を収納するカード室４が左右に設けられている。（図７、８）
又、カード収納体３の端部には、各カード室４に対応した分類表示部５が設けている。（図３，７）
図における事例ではシール９が利用され、これにペンでカード１２の分類が記載できるようになっている。（図３、５）
財布部１３は中に折り込んだり、引き出したりして二つ折り財布の変型タイプになっている。（図５）
本発明は以上のような構成からなるカード入れ付き財布である。
これを使用する時は、収納体１のファスナー２を下まで下ろし、全開の状態でカード収納体３の折り返し部１０をブロックごとに（適宜）固定バンド６で留める。（図３）
目的に沿ったカード１２を各ブロックごとに一箇所にまとめ、収納できるので利便性もあり，且つ大変コンパクトである。（図３、５）
カード収納体３は透明なので，折り返すことによりカード室４にカード１２の裏同士を重ねているので、表面のカード１２が何のカード１２であるか分かりやすい。（図７、８）
カード収納体３は両端左右にカード室４が有り、そのカード室４には裏同士重ねたカード１２が各々２枚ずつ入るので、カード収納体３一枚につき、カード１２が４枚収納できる。
よって、カード収納体３が２枚でカード１２を８枚収納、カード収納体３が３枚でカード１２を１２枚収納ということである。（図３、６）
カード収納体３に表示部５を設け、表示・色別（追加可能）等で分類整理できる。（図１、３）
カード収納体３の分類表示部５及びジッパー付カード室４等で分類整理する。
ファスナー２を下まで下ろした全開の状態でカード収納体３は、折り返し部１０を固定バンド６で留めて増やす事ができる。（図３）
追加は固定バンド６をはずし、新しいカード収納体３を上に重ねて固定バンド６で留めて増やす事ができ、カニカン１８で固定バンド６が増減できる。（図６）
収納体１は上から４分の１位（図１のファスナー金具８の位置）開けただけで、カード１２が取り出せる。（図４）
財布部１３は片側だけファスナー２を下ろし、もう片方は上から４分の１下ろすだけでお金の出し入れが出来る。（図２）
分類整理が出来ているので、捜しまわる必要はない。
カード収納体３のみでなく、ボールチップ１７・カニカン１８、カラーゴム１６等を使用し、固定バンド６も各自好きなように増やす事が出来、カード収納３としても、収納率は一段と高くなっている。
財布部１３は、一般的小銭入れ付き二つ折り財布を中に折り込んだり引き出したりして使用する変型二つ折り財布。（図５）
収納体１の内部はカード収納体３を布製幅広カード収納体バンドで軽く留め、財布部１３とカード収納体３を個別化してカード収納体３がばらつかないようにし、利便性を高めている。（図１、５）

本発明の正面図 本発明の側面図 本発明を開いた状態を示す説明図 本発明の正面図 本発明を開いた状態を示す説明図 本発明の固定バンドの端面図 本発明のカード収納体の全体図 本発明のカード収納体の断面図

符号の説明

１ 収納体
２ ファスナー部
３ カード収納体
４ カード室
５ 分類表示部
６ 固定バンド（カラーゴム）
７ 補助ポケット
８ ファスナー金具
９ シール
１０ 折り返し部
１１ 接続部
１２ カード
１３ 財布部
１４ 小銭入れ
１５ カード収納体バンド
１６ お札入れ
１７ ボールチップ
１８ カニカン
１９ マルカン
２０ 小銭入れフタ
２１ Ｄカン
２２ カラーゴム

Claims (5)

1. 接続部として残して全体が開閉する収納体の接続部内側に複数の固定バンドを設け、固定バンドで折り返し取り付けられるカードや名刺を収納するカード室及び端部にカード収納体表示部を有する複数のカード収納体を設け、複数の固定バンドとカード収納体と両方とも増減出来ることを特徴とするカード入れ付き財布。
2. 収納体内部にチケットやシール等を収納する補助ポケットを設けたことを特徴とする請求項１記載のカード入れ付き財布。
3. カード室にカードを封入することを特徴とする請求項１又は２記載のカード入れ付き財布。
4. 分類表示部がインデックスであることを特徴とする請求項１、２又は３記載のカード入れ付き財布。
5. 二つ折り財布を中に折り込んだり、引き出しりする変型タイプの二つ折り財布にして、カード入れと一体化出来ることを特徴とする請求項１、２、３、又は４記載のカード入れ付き財布。

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