JP2562516Y2 - 硬貨入れ - Google Patents

硬貨入れ

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JP2562516Y2
JP2562516Y2 JP1992045768U JP4576892U JP2562516Y2 JP 2562516 Y2 JP2562516 Y2 JP 2562516Y2 JP 1992045768 U JP1992045768 U JP 1992045768U JP 4576892 U JP4576892 U JP 4576892U JP 2562516 Y2 JP2562516 Y2 JP 2562516Y2
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coin
yen
coins
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synthetic resin
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武 千葉
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武 千葉
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数枚の硬貨を収納し
て携帯できる硬貨入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開昭55−30024によれば、個々
に独立に収納溝を備え、二つ折にできる硬貨収納具が周
知である。また、実開昭58−185918によれば、
複数個の硬貨を収納できる縦長の共通の収納溝を備えた
財布が周知である。その外、単独で携帯可能であった
り、札入れに付属させた硬貨入れ、或は手帳、ベルトの
バックル等に付属させる硬貨入れ等が種々周知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、硬貨入
れは、枚数が嵩むと重くなるにも拘らず、硬貨の枚数を
必要最小限に管理できるようになったのも存在していな
い。
【0004】本考案は、このような点に鑑みて、単独携
帯及び出入れ可能に札入れ財布内に収納でき、かつ枚数
及び種類を必要最小限に管理可能な硬貨入れを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、この目的を達
成するために、通用する全種類の硬貨500、100、
50、10、5及び1円に対して、最高金額500円は
{(最低札金額1、000円)/(最高硬貨金額500
円)−1}枚に従い1枚、2番目以降の金額の全種類の
硬貨についてはX=硬貨金額の高い順位として{(X−
1番目の硬貨金額)/(X番目の硬貨金額)−1}枚に
従い100円が4枚、50円が1枚、10円が4枚、5
円が1枚及び1円が4枚それぞれ収納される硬貨収納溝
を備えた硬貨入れであって、硬貨収納溝が、通用する最
大形状の紙幣である1万円の形状に相当する長方形の2
枚の合成樹脂シート間の隙間に、長方形の短手方向へ3
枚を1列として長手方向へ5列に硬貨を収納するように
形成され、5列のうちの3列目及び4列目間の合成樹脂
シート部分に、折曲げ可能な可撓性部分を形成し、硬貨
収納溝における各硬貨の15個所の全ての収納場所に、
収納すべき金額を表示したことを特徴とする。
【0006】
【作用】硬貨入れは、単独でポケット等に携帯できる
が、中折式又は折畳式でない札入れに出し入れ可能に収
納できる。中折式の札入れに対しては、可撓性部分が正
確な中間位置よりずれていても通常札入れは最大形状の
札よりも余裕を持った大きさに設定されているために、
札入れの折曲げ位置に位置付けされる。硬貨の種類及び
枚数が前述の式に従い設定されているために、表示に従
い硬貨を収納しておくと、札の最小金額1、000円よ
り小さいあらゆる金額の支払に対応でき、しかも余分な
硬貨を持たないで済む。
【0007】
【実施例】図1は本考案の一実施例による硬貨入れを示
すもので、最大形状の1万円札の長方形に相当する縦幅
77mm×160mmの大きさに形成されている。この
硬貨入れは、2枚の透明の合成樹脂シート1、2間に、
短手方向の両端部、長手方向の一端部及び縦長の収納溝
を形成する位置に硬貨の厚みよりも僅かに厚い細片3を
介在させて接合することにより、長方形の短手方向へ3
枚の硬貨が収納される長溝が5個長手方向へ形成して構
成されている。内側の合成樹脂シート2は、これらの長
溝の3個目と4個目の中間部分で分離されると共に、外
側の合成樹脂シート1の中間部分には、折曲げ可能な可
撓性シート4が接合されている。
【0008】これにより形成された収納溝11は、1円
硬貨の直径よりも僅かに広めの横幅を設定され、1円3
枚が収納される。収納溝12は10円硬貨の直径よりも
僅かに広めの横幅を設定され、1円1枚、5円1枚、1
0円1枚が収納される。収納溝13には10円硬貨が3
枚収納される。収納溝14には100円硬貨が3枚収納
される。収納溝15には500円硬貨の直径よりもそれ
ぞれ僅かに広めに設定されて、500円1枚、100円
1枚、50円1枚が収納される。
【0009】各収納溝11〜15の出し入れ口部分の内
側の合成樹脂シート2には、硬貨を摘まみ出し易いよう
に曲線状に凹部11a〜15aを形成されると共に、双
方の合成樹脂シート1、2にはストッパ用の隆起部分1
a、2aが形成されている。また、各収納溝11〜15
の両面の合成樹脂シート1、2には、指で両側から直接
硬貨を摘まめるように、縦長の切欠11b〜15bが形
成されている。それぞれの収納溝の内側の合成樹脂シー
ト2には、収納される硬貨の種類を特定する金額が表示
されている。可撓性シート4の位置は長手方向へ多少ず
れることになるが、札入れは横幅が最大形状の1万円札
に対して余裕を持たせてあるために、中折式の札入れの
折曲げ位置に一致可能であり、難なく挿入できる。
【0010】収納溝11〜15の全部の収納枚数は、最
高硬貨金額の500円硬貨については{(最低札金額)
/(最高硬貨金額)−1}枚に従い、{(最低金額の札
の金額1000円/500円)−1}=1枚、2番目に
高い金額の100円硬貨については{(X−1番目の硬
貨金額)/(X番目の硬貨金額)−1}枚(ここで、X
は硬貨金額の高い順位)に従い、{(500円)/(1
00円)−1}=4枚、以下50円硬貨については
{(100円)/(50円)−1}=1枚、10円硬貨
については{(50円)/(10円)−1}=4枚、5
円硬貨については{(10円)/(5円)−1}=1
枚、1円硬貨については{(5円)/(1円)−1}=
4枚にそれぞれ設定されている。これにより、1円から
999円迄の1000円以内のあらゆる金額に対応でき
るようになっている。
【0011】このように構成された硬貨入れは、単独で
ポケット等に携帯することもできるが、中折式又は折畳
式でない札入れに収納しておき、使用時に札入れから取
出すことができる。表示に従い収納しておくことによ
り、必要最小限の硬貨を携帯でき、隆起部分1a、2a
で滑落が拘束されている。取出し時には、所属の収納溝
11〜15の切欠11b〜15bを通して指で硬貨を摘
まんで、隆起部分1a、1bを互に離反させて、容易に
硬貨を出すことができる。収納する場合には、隆起部分
1a、1bを離反させて押し込む。硬貨を使用した場合
には、その硬貨を必要分だけ表示に従い補充することに
より、不要に重くすることなく、札で対応できないあら
ゆる金額に対応することができる。
【0012】図2乃及び図3は別の実施例による収納溝
を示す。図2に示すように、曲げ弾性を呈する2枚の透
明・可撓性の合成樹脂シート31、32間に、硬貨の厚
みに対応した透明合成樹脂のスペーサシート33を介在
させて形成されている。このスペーサシートには、所属
の硬貨よりも僅かに大きめの円形穴を形成して、1万円
札の長方形の短手方向へ1列3個として5列長手方向へ
形成して、15個の収納溝43が形成されている。さら
に、内側の合成樹脂シート32は半円領域に出し入れ口
を形成するように、切欠かれてひれ43bが形成されて
いる。外側の合成樹脂シート31は、直径方向に半径幅
に相当するベルト43cを形成するように両側が切欠か
れている。即ち、図3において、1円の収納溝41につ
いて例示するように、内側の合成樹脂シート32は、円
形穴41aにひれ41bが形成され、外側の合成樹脂シ
ート31は、ベルト41cを形成するように切欠かれて
いる。
【0013】硬貨の収納時には、ひれ41bを上方へ開
放させて挿入し、ベルト41cで下方から支持させ、こ
のベルトと、ひれ41b及び切欠かかれない残りの半円
領域とで挟持して保持する。取出し時には、外側からベ
ルト41cを押してひれ41bを開放させて摘まみ出
す。ベルト41cは、両側を切欠かれて形成されている
ために、軽量化され、かつ取出し時に撓み易くなってい
る。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、表示通りに硬貨を収納
しておくことにより、不要に重くすることなく、札で支
払できないあらゆる金額の支払に必要最小限の枚数の硬
貨で対応できる。札入れ財布に入れておくことができる
ために携帯に好都合で、しかも支払時に財布から取出せ
るために、硬貨の出入れも簡単になる。札入れの大きさ
は現在通用する紙幣の最大形状の一万円札よりも通常余
裕を持って形成されているために、硬貨入れの折曲げ位
置がその正確な中間位置からずれても折り畳み式の札入
れの折目に合せて収納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による硬貨入れを示すもの
で、同図Aは平面図、同図Bは側面図である。
【図2】本考案の別の実施例による硬貨入れの収納溝の
断面図である。
【図3】図2の硬貨入れの収納状態を示すもので、同図
Aは平面図、同図Bは底面図である。
【符号の説明】
1、2、31、32 合成樹脂シート 11〜15、43 収納溝 11b〜15b 切欠 41a 円形穴 41b、43b ひれ 41c、43c ベルト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通用する全種類の硬貨500、100、
    50、10、5及び1円に対して、最高金額500円は
    {(最低札金額1、000円)/(最高硬貨金額500
    円)−1}枚に従い1枚、2番目以降の金額の全種類の
    硬貨についてはX=硬貨金額の高い順位として{(X−
    1番目の硬貨金額)/(X番目の硬貨金額)−1}枚に
    従い100円が4枚、50円が1枚、10円が4枚、5
    円が1枚及び1円が4枚それぞれ収納される硬貨収納溝
    を備えた硬貨入れであって、 前記硬貨収納溝が、通用する最大形状の紙幣である1万
    円の形状に相当する長方形の2枚の合成樹脂シート間の
    隙間に、前記長方形の短手方向へ3枚を1列として長手
    方向へ5列に硬貨を収納するように形成され、 前記5列のうちの3列目及び4列目間の前記合成樹脂シ
    ート部分に、折曲げ可能な可撓性部分を形成し、 前記硬貨収納溝における各硬貨の15個所の全ての収納
    場所に、収納すべき金額を表示したことを特徴とする硬
    貨入れ。
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JPH0619536U JPH0619536U (ja) 1994-03-15
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JPS57169126U (ja) * 1981-04-17 1982-10-25
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