JP6902228B2 - 二つ折り財布 - Google Patents
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Description
紙幣は複数種類存在しサイズが変更されることがある。ここでは原稿紙幣のサイズを例に挙げる。以下の実施形態の説明では、主に最も大きい一万円券で説明する。
一万円券:縦(短辺)76mm、横(長辺)160mm
五千円券:縦(短辺)76mm、横(長辺)156mm
二千円券:縦(短辺)76mm、横(長辺)154mm
千円券:縦(短辺)76mm、横(長辺)150mm
ISO/IEC7810は身分証明書カードの4つの形状を定めた国際規格であり、ID−1、ID−2、ID−3、ID−000から構成される。以下の実施形態では、ID−1を扱う。ID−1は、大きさが85.60×53.98mmであり、銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどに採用されている。今日では多くの国で自動車運転免許証のサイズとしても使われている。また、会員証のプラスチックカードなどもこのサイズが多い。クレジットカードのサイズは、縦(短辺)53.98mm、横(長辺)85.60mm、厚み0.76mmである。なお以下では、カードの向きとして、カードの長辺を横にした向きを横向きと称し、カードの長辺を縦にした向きを縦向きと称する。
第1の実施形態にかかる二つ折り財布100について、図1〜図5を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかる二つ折り財布100の構成を示す斜視図である。二つ折り財布100は、図1に示したように、1つの紙幣収容部110と、3つのカード収容部120(120−1〜120−3)と、小銭収容部130と、を有する。以下、各構成要素について詳細に説明する。なお、以下で説明しない点(例えば、素材など)については、任意のものを採用することができる。
紙幣収容部110について、主に図2を参照しながら説明する。図2は、紙幣収容部110の構成を示す図である。紙幣収容部110は、図2に示したように、略同一形状の矩形の内側面110a及び外側面110bにより構成される。内側面110aと外側面110bとは、側方の一方(図中符号A)と上方(図中符号B)が開いており、側方の他方(図中符号C)と下方(図中符号D)が閉じている。そして、紙幣を内側面110a及び外側面110bの側方の一方と上方から挿入することによって、内側面110aと外側面110bとの間に紙幣を収容することができる。
カード収容部120は、カードを収容する部分である。カード収容部120について、主に図3及び図4を参照しながら説明する。図3及び図4は、カード収容部120の構成を示す図である。カード収容部120は、図3及び図4に示したように、以下の特徴を有する。
小銭収容部130について、主に図5を参照しながら説明する。小銭収容部130は、図5に示したように、内側面110aの表側(紙幣収容部110を開いたときに表に現れる側)に設けられている。小銭収容部130の上蓋130aは、内側面110aの幅方向(図5の符号E方向)に開く。すなわち、上蓋130aは、カード収容部120−1が配置されている側に開く。
以上説明したように、本実施形態によれば、二つ折り財布100のサイズを紙幣のサイズ程度まで小さくすることができる。すなわち、紙幣収容部110の側方の一方と上方が開いており、紙幣収容部110の側方の一方を縫い付けていない。これにより、紙幣収容部110が大きく開くため、紙幣の出し入れがしやすくなる。また、紙幣の出し入れのための余裕が不要になり、最小のサイズにすることができる。そして、二つ折りしたときには、紙幣のサイズの半分程度にまで小さくすることができる。このようにして、従来の二つ折り財布よりもさらにコンパクトにすることが可能である。
第2の実施形態にかかる二つ折り財布について説明する。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明することとし、上記第1の実施形態と同様に構成することができる点については、重複説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、上記第1の実施形態の二つ折り財布100よりも、さらにカードを多数収容できる。また、小銭収容部を設ける場合に比較して、二つ折り財布の全体を薄くすることができる。
110 紙幣収容部
110a 内側面
110b 外側面
120(120−1〜120−3) カード収容部
130 小銭収容部
130a 上蓋
Claims (5)
- 1つの紙幣収容部と1つ又は2つ以上のカード収容部とを有し二つ折りできる二つ折り財布であって、
前記紙幣収容部は、略同一形状の矩形の内側面及び外側面により構成され、
前記内側面と前記外側面とは、側方の一方と上方が開いており、側方の他方と下方が閉じており、
紙幣を前記内側面及び前記外側面の側方の一方と上方から挿入することによって、前記内側面と前記外側面との間に紙幣を収容することができ、
前記カード収容部は、カードを横方向には収容できず縦方向に収容できるサイズであり、
前記内側面の表側に上蓋のある小銭収容部を有し、
前記上蓋の先端と、二つ折りのときの前記紙幣収容部の側方の端部と、が重なりあうよう構成されており、
前記上蓋の先端と前記紙幣収容部の側方の端部とを持って開くと、前記上蓋とともに前記紙幣収容部が、前記内側面の幅方向に開くことを特徴とする、二つ折り財布。 - 前記カード収容部は、前記内側面の表側に形成されたスリットから前記内側面の内部にカードを出し入れ可能であることを特徴とする、請求項1に記載の二つ折り財布。
- 前記カード収容部は、前記内側面の裏側に設けられることを特徴とする、請求項1又は2に記載の二つ折り財布。
- 前記カード収容部は、カードを縦向きに収容できる部分が幅方向に2つ設けられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の二つ折り財布。
- 1つのカード収容部には、カード間に仕切りを設けることなく複数のカード同士を重ねて収容できることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の二つ折り財布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019156019A JP6902228B2 (ja) | 2019-08-28 | 2019-08-28 | 二つ折り財布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019156019A JP6902228B2 (ja) | 2019-08-28 | 2019-08-28 | 二つ折り財布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021029860A JP2021029860A (ja) | 2021-03-01 |
JP6902228B2 true JP6902228B2 (ja) | 2021-07-14 |
Family
ID=74674567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019156019A Active JP6902228B2 (ja) | 2019-08-28 | 2019-08-28 | 二つ折り財布 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6902228B2 (ja) |
-
2019
- 2019-08-28 JP JP2019156019A patent/JP6902228B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2021029860A (ja) | 2021-03-01 |
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