JPH0619536U - 硬貨入れ - Google Patents
硬貨入れInfo
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- JPH0619536U JPH0619536U JP4576892U JP4576892U JPH0619536U JP H0619536 U JPH0619536 U JP H0619536U JP 4576892 U JP4576892 U JP 4576892U JP 4576892 U JP4576892 U JP 4576892U JP H0619536 U JPH0619536 U JP H0619536U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単独携帯或は札入れ財布内にも収納でき、か
つ枚数及び種類を管理可能な硬貨入れを提供する。 【構成】 札入れ財布に取出し可能な形状で、かつ中間
部分に折曲げ可能な可撓性シート4を備えた2枚の合成
樹脂シート1、2間に、通用する全種類の硬貨に対し
て、最高金額の硬貨については{(最低札金額)/(最
高硬貨金額)−1}枚が収納され、2番目以降の金額の
全種類の硬貨については{(X−1番目の硬貨金額)/
(X番目の硬貨金額)−1}枚がそれぞれ収納される硬
貨収納溝11〜15を長溝として形成する(Xは硬貨金
額の高い順位)。これらの長溝の両面の合成樹脂シート
12に、硬貨を両側から摘まめる程度の横幅を有する縦
長の切欠11b〜15bをそれぞれ形成し、各長溝の一
方の端部に出し入れ口を形成する。各硬貨の収納場所
に、収納すべき金額を表示する。
つ枚数及び種類を管理可能な硬貨入れを提供する。 【構成】 札入れ財布に取出し可能な形状で、かつ中間
部分に折曲げ可能な可撓性シート4を備えた2枚の合成
樹脂シート1、2間に、通用する全種類の硬貨に対し
て、最高金額の硬貨については{(最低札金額)/(最
高硬貨金額)−1}枚が収納され、2番目以降の金額の
全種類の硬貨については{(X−1番目の硬貨金額)/
(X番目の硬貨金額)−1}枚がそれぞれ収納される硬
貨収納溝11〜15を長溝として形成する(Xは硬貨金
額の高い順位)。これらの長溝の両面の合成樹脂シート
12に、硬貨を両側から摘まめる程度の横幅を有する縦
長の切欠11b〜15bをそれぞれ形成し、各長溝の一
方の端部に出し入れ口を形成する。各硬貨の収納場所
に、収納すべき金額を表示する。
Description
【0001】
本考案は、複数枚の硬貨を収納して携帯できる硬貨入れに関するものである。
【0002】
実開昭55−30024によれば、個々に独立に収納溝を備え、二つ折にでき る硬貨収納具が周知である。また、実開昭58−185918によれば、複数個 の硬貨を収納できる縦長の共通の収納溝を備えた財布が周知である。その外、単 独で携帯可能であったり、札入れに付属させた硬貨入れ、或は手帳、ベルトのバ ックル等に付属させる硬貨入れ等が種々周知である。
【0003】
しかしながら、札入れに付属した硬貨入れは、取出しが不便であるにも拘らず 、札入れから分離して取出し可能になったものは存在していない。また、枚数が 嵩むと重くなるにも拘らず、硬貨の枚数を必要最小限に管理できるようになった のも存在していない。 本考案は、このような点に鑑みて、単独携帯或は札入れ財布内にも収納でき、 かつ枚数及び種類を管理可能な硬貨入れを提供することを目的とする。
【0004】
本考案は、この目的を達成するために、請求項1により、札入れ財布に取出し 可能な形状で、かつ中間部分に折曲げ可能な可撓性部分を備えた2枚のシート間 に、通用する全種類の硬貨に対して、最高金額の硬貨については{(最低札金額 )/(最高硬貨金額)−1}枚が収納され、2番目以降の金額の全種類の硬貨に ついては{(X−1番目の硬貨金額)/(X番目の硬貨金額)−1}枚がそれぞ れ収納される硬貨収納溝を形成し(Xは硬貨金額の高い順位)、硬貨収納溝にお ける各硬貨の収納場所に、収納すべき金額が表示されていることを特徴とする。
【0005】 請求項2により、硬貨収納溝が数枚の硬貨分だけ余分に形成されていると、管 理できる範囲で余裕を持たせることができる。 硬貨収納溝を簡単に構成するには、請求項3により、硬貨収納溝が、2枚の合 成樹脂シート間の隙間に、複数個の硬貨がそれぞれ収納される複数個の長溝とし て形成され、これらの長溝の両面の合成樹脂シートに、指で硬貨を両側から摘ま める程度の横幅を有する縦長の切欠をそれぞれ形成し、各長溝の一方の端部に出 し入れ口を形成する。所望の金額の硬貨を個々に直接出し入れ可能にするには、 請求項4により、硬貨収納溝が、2枚の合成樹脂シート間の隙間に、各硬貨ごと に独立の円形溝として形成され、これらの円形溝の壁面となる一方の合成樹脂シ ートのほぼ半円領域に、切欠により出し入れ口となる曲げ弾性を呈するひれをそ れぞれ形成する。
【0006】
硬貨入れは、単独でポケット等に携帯するか、中折式又は折畳式でない札入れ に収納する。表示に従い硬貨を収納しておくことにより、札の最小金額より小さ いあらゆる金額の支払に対応できる。
【0007】
図1は本考案の一実施例による硬貨入れを示すもので、最大形状の1万円札に 相当する縦幅77mm×160mmの大きさに形成されている。 この硬貨入れは、2枚の透明の合成樹脂シート1、2間に、短手方向の両端部 、長手方向の一端部及び縦長の収納溝を形成する位置に硬貨の厚みよりも僅かに 厚い細片3を介在させて接合することにより構成されている。内側の合成樹脂シ ート2は中間部分で分離されると共に、外側の合成樹脂シート1の中間部分には 、折曲げ可能な可撓性シート4が接合されている。
【0008】 これにより形成された収納溝11は、1円硬貨の直径よりも僅かに広めの横幅 を設定され、1円3個が収納される。収納溝12は10円硬貨の直径よりも僅か に広めの横幅を設定され、1円1個、5円1個、10円1個が収納される。収納 溝13には10円硬貨が3個収納される。収納溝14には100円硬貨が3個収 納される。収納溝15には500円硬貨の直径よりもそれぞれ僅かに広めに設定 されて、500円1個、100円1個、50円1個が収納される。
【0009】 各収納溝11〜15の出し入れ口部分の内側の合成樹脂シート2には、硬貨を 摘まみ出し易いように曲線状に凹部11a〜15aを形成されると共に、双方の 合成樹脂シート1、2にはストッパ用の隆起部分1a、2aが形成されている。 また、各収納溝11〜15の両面の合成樹脂シート1、2には、指で両側から直 接硬貨を摘まめるように、縦長の切欠11b〜15bが形成されている。それぞ れの収納溝の内側の合成樹脂シート2には、収納される硬貨の種類を特定する金 額が表示されている。横方向の真中位置は、多少ずれているが、札入れは横幅が 最大形状の1万円札に対して余裕を持たせてあるために、中折式の札入れに難な く挿入可能である。
【0010】 収納溝11〜15の全部の収納枚数は、最高硬貨金額の500円硬貨について は{(最低札金額)/(最高硬貨金額)−1}枚に従い、{(最低金額の札の金 額1000円/500円)−1}=1枚、2番目に高い金額の100円硬貨につ いては{(X−1番目の硬貨金額)/(X番目の硬貨金額)−1}枚(ここで、 Xは硬貨金額の高い順位)に従い、{(500円)/(100円)−1}=4枚 、以下50円硬貨については{(100円)/(50円)−1}=1枚、10円 硬貨については{(50円)/(10円)−1}=4枚、5円硬貨については{ (10円)/(5円)−1}=1枚、1円硬貨については{(5円)/(1円) −1}=4枚にそれぞれ設定されている。これにより、1円から999円迄の1 000円以内のあらゆる金額に対応できるようになっている。
【0011】 このように構成された硬貨入れは、単独でポケット等に携帯することもできる が、中折式又は折畳式でない札入れに収納しておき、使用時に札入れから取出す ことができる。表示に従い収納しておくことにより、必要最小限の硬貨を携帯で き、隆起部分1a、2aで滑落が拘束されている。取出し時には、所属の収納溝 11〜15の切欠11b〜15bを通して指で硬貨を摘まんで、隆起部分1a、 1bを互に離反させて、容易に硬貨を出すことができる。収納する場合には、隆 起部分1a、1bを離反させて押し込む。硬貨を使用した場合には、その硬貨を 必要分だけ補充することにより、不要に重くすることなく、札で対応できないあ らゆる金額に対応することができる。
【0012】 図2は本考案の別の実施例を示すもので、曲げ弾性を呈する2枚の透明・可撓 性の合成樹脂シート31、32間に、硬貨の厚みに対応した透明合成樹脂のスペ ーサシート33を介在させて、前述の種類及び個数の独立の収納溝に加えて、2 個の余分の円形の収納溝が形成されている。この場合、合成樹脂シート31、3 2の縦幅は同様に77mmであるが、横幅は5mm程度大きく設定されている。
【0013】 スペーサシート33には、1円の収納溝41が4個、5円の収納溝42が1個 、10円の収納溝43が4個、50円の収納溝44が1個、100円の収納溝4 5が4個、500円の収納溝46、10円の余分の収納溝47及び500円の余 分の円形の収納溝48が形成されるように、所属の硬貨よりも僅かに大きめの円 形穴41a〜48aが形成されている(図3参照)。
【0014】 そして、図4において、1円の収納溝41について例示するように、内側の合 成樹脂シート32は、円形穴41aに相当する円の半円領域に出し入れ口を形成 するように、切欠かれて、ひれ41bが形成されている。外側の合成樹脂シート 31は、対応する円形部分の直径方向に半径幅に相当するベルト41cを形成す るように両側が切欠かれている。同様に、他の収納溝42〜48についても、ひ れ42b〜48b及びベルト42c〜48cがそれぞれ切欠により形成されてい る。これにより、双方の合成樹脂シート31、32間にスペーサシート33を介 在させて接合することにより、収納溝41〜48を形成している。
【0015】 中間部分34は、スペーサシート33を除去して互に接合して可撓性を与えら れている。それぞれの収納溝の内面には、収納されるべき硬貨の種類を特定する 金額が表示されている。収納溝47には、10円の外に100円、5円或は1円 を収納することができる。収納溝48には、500円の外に100円〜5円を収 納できる。
【0016】 硬貨の収納時には、ひれ41b〜48bを上方へ開放させて挿入し、ベルト4 1c〜48cで下方から支持させ、このベルトと、ひれ41b〜48b及び切欠 かかれない残りの半円領域とで挟持して保持する。取出し時には、外側からベル ト41c〜48cを押してひれ41b〜48bを開放させて摘まみ出す。ベルト 41c〜48cは、両側を切欠かれて形成されているために、軽量化され、かつ 取出し時に撓み易くなっている。
【0017】
以上、本考案によれば、表示通りに硬貨を収納しておくことにより、不要に重 くすることなく、札で支払できないあらゆる金額の支払に対応できる。札入れ財 布に入れておくことができるために携帯に好都合で、しかも支払時に財布から取 出せるために、硬貨の出入れも簡単になる。
【図1】本考案の一実施例による硬貨入れを示すもの
で、同図Aは平面図、同図Bは側面図である。
で、同図Aは平面図、同図Bは側面図である。
【図2】本考案の別の実施例による硬貨入れの示すもの
で、同図Aは平面図、同図Bは側面図である。
で、同図Aは平面図、同図Bは側面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】図2の硬貨入れの一部の収納溝を示すもので、
同図Aは平面図、同図Bは底面図である。
同図Aは平面図、同図Bは底面図である。
1、2、31、32 合成樹脂シート 11〜15、41〜48 収納溝 11b〜15b 切欠 33 スペーサシート 41a〜48a 円形穴 41b〜48b ひれ 41c〜48c ベルト
Claims (4)
- 【請求項1】 札入れ財布に取出し可能な形状で、かつ
中間部分に折曲げ可能な可撓性部分を備えた2枚のシー
ト間に、通用する全種類の硬貨に対して、最高金額の硬
貨については{(最低札金額)/(最高硬貨金額)−
1}枚が収納され、2番目以降の金額の全種類の硬貨に
ついては{(X−1番目の硬貨金額)/(X番目の硬貨
金額)−1}枚がそれぞれ収納される硬貨収納溝を形成
し(Xは硬貨金額の高い順位)、 前記硬貨収納溝における各硬貨の収納場所に、収納すべ
き金額が表示されていることを特徴とする硬貨入れ。 - 【請求項2】 硬貨収納溝が、数枚の硬貨分だけ余分に
形成されていることを特徴とする請求項1の硬貨入れ。 - 【請求項3】 硬貨収納溝が、2枚の合成樹脂シート間
の隙間に、複数個の硬貨がそれぞれ収納される複数個の
長溝として形成され、これらの長溝の両面の前記合成樹
脂シートに、指で硬貨を両側から摘まめる程度の横幅を
有する縦長の切欠をそれぞれ形成し、前記各長溝の一方
の端部に出し入れ口を形成したことを特徴とする請求項
1の硬貨入れ。 - 【請求項4】 硬貨収納溝が、2枚の合成樹脂シート間
に隙間に、各硬貨ごとに独立の円形溝として形成され、
これらの円形溝の壁面となる一方の前記合成樹脂シート
のほぼ半円領域に、切欠により出し入れ口となる曲げ弾
性を呈するひれをそれぞれ形成したことを特徴とする請
求項1の硬貨入れ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992045768U JP2562516Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 硬貨入れ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992045768U JP2562516Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 硬貨入れ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619536U true JPH0619536U (ja) | 1994-03-15 |
JP2562516Y2 JP2562516Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=12728474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992045768U Expired - Lifetime JP2562516Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 硬貨入れ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562516Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006034927A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Toshifusa Kajita | 999円しか入らない財布 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5067009U (ja) * | 1973-10-18 | 1975-06-16 | ||
JPS57169126U (ja) * | 1981-04-17 | 1982-10-25 | ||
JPH02189103A (ja) * | 1989-01-18 | 1990-07-25 | Ryuichi Tanabe | 硬貨収納体 |
JPH02116819U (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-19 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP1992045768U patent/JP2562516Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5067009U (ja) * | 1973-10-18 | 1975-06-16 | ||
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---|---|---|---|---|
JP2006034927A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Toshifusa Kajita | 999円しか入らない財布 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2562516Y2 (ja) | 1998-02-10 |
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