JP2021505549A5 - - Google Patents

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結論
PIZVワクチンは、フラビウイルスナイーブコホートで評価した全ての抗原用量で、忍容性が良好であり、安全であった。非自発的な全身性AEが全ての群で報告されたが、用量強度の増加に伴う明らかな増加はなく、強度は軽度から中等度であった。非自発的な局所AEも報告されたが、群全体で軽度から中等度の強度であった。4つの試験群で類似の頻度で自発的な症状が報告された。全体として、ワクチンは、フラビウイルスナイーブヒト対象において免疫原性であり、正の用量設定反応が観察された。
本発明の更なる項目:
1.ジカウイルス感染症を治療または予防すること、特に予防することを、それを必要とするヒト対象集団において行う方法における使用のためのワクチンまたは免疫原性組成物であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、ジカウイルスに由来する抗原を含む前記ワクチンまたは免疫原性組成物を投与することを含み、前記ワクチンまたは免疫原性組成物は、単回投与またはプライム投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与は、前記単回投与またはプライム投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団及び/または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、10超、または50超、または100超、または200超、または250超の幾何平均中和抗体価を誘導する、前記ワクチンまたは免疫原性組成物。
2.ジカウイルス感染症を治療または予防すること、特に予防することを、それを必要とするヒト対象集団において行う方法における使用のためのワクチンまたは免疫原性組成物であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、ジカウイルスに由来する抗原を含む前記ワクチンまたは免疫原性組成物を投与することを含み、前記ワクチンまたは免疫原性組成物は、単回投与またはプライム投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与は、前記単回投与またはプライム投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、または少なくとも90%の抗体陽転率を誘導する、前記ワクチンまたは免疫原性組成物。
3.ジカウイルス感染症を治療または予防すること、特に予防することを、それを必要とするヒト対象集団において行う方法における使用のためのワクチンまたは免疫原性組成物であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、ジカウイルスに由来する抗原を含む前記ワクチンまたは免疫原性組成物を投与することを含み、前記ワクチンまたは免疫原性組成物は、単回投与またはプライム投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与は、前記単回投与またはプライム投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団または少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、または少なくとも90%の血清反応陽性率を誘導する、前記ワクチンまたは免疫原性組成物。
4.ジカウイルス感染症を治療または予防すること、特に予防することを、それを必要とするヒト対象集団において行う方法における使用のためのワクチンまたは免疫原性組成物であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、ジカウイルスに由来する抗原を含む前記ワクチンまたは免疫原性組成物を投与することを含み、前記ワクチンまたは免疫原性組成物は、単回投与の投与として、または少なくとも1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与を含む複数回投与の投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与は、前記投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象のヒト対象集団または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団のうち、50%未満に全身性副作用を誘発する、前記ワクチンまたは免疫原性組成物。
5.ジカウイルス感染症を治療または予防すること、特に予防することを、それを必要とするヒト対象集団において行う方法における使用のためのワクチンまたは免疫原性組成物であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、ジカウイルス調製物を不活化する方法によって得ることができるジカウイルスに由来する抗原を含む前記ワクチンまたは免疫原性組成物を投与することを含み、前記ジカウイルス調製物を不活化する方法は、
(a)in vitroで培養された1つ以上の細胞から前記ジカウイルス調製物を分離することであって、前記細胞は、前記ジカウイルス調製物を生産するために使用され、前記ジカウイルス調製物を分離することは、(i)深層濾過、(ii)緩衝液交換及び/または希釈、(iii)イオン交換クロマトグラフィーから選択される1つ以上の工程を含む、前記分離することと、
(b)前記ジカウイルス調製物をホルムアルデヒドで、任意選択によりホルムアルデヒドで、処理することであって、%(w/v)で測定したときのホルムアルデヒド濃度と、日単位で測定したときのホルムアルデヒドとのインキュベーション期間を乗算した数値結果は、0.025〜0.5である、前記処理することと、を含む、前記ワクチンまたは免疫原性組成物。
6.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与として、約1〜約16週間の間隔を置いて投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団及び/または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、300超、または500超、または1000超、または1500超、または2000超、または3000超の幾何平均中和抗体価を誘導する、項目1〜5のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
7.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与として、約1〜約16週間の間隔を置いて投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から14日後及び/または28日後に、
少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、もしくは少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%もしくは100%の抗体陽転率を誘導し、
及び/または
少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団もしくは少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、もしくは少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%もしくは100%の血清反応陽性率を誘導する、項目1〜6のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
8.前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、29%未満に頭痛症状を誘発する、項目1〜7のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
9.前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%以下に発熱、及び/または33%以下に疲労、及び/または10%以下に関節痛、及び/または17%以下に筋肉痛、及び/または15%以下に倦怠感を誘発する、項目1〜8のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
10.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、40%未満に全身性副作用を誘発する、項目1〜9のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
11.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から7日後に、前記プライム投与から7日後と比較して、
−少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも45%少ない疲労、及び/または
−発熱なし、及び/または
−筋肉痛なし、もしくは少なくとも10%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも25%少ない筋肉痛、及び/または
−倦怠感なし、もしくは少なくとも10%少ない、もしくは少なくとも20%少ない倦怠感を、
少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団において、誘発する、項目1〜10のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
12.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満、または0%に発熱を誘発する、項目1〜11のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
13.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、19%未満に疲労を誘発する、項目1〜12のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
14.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、12%未満または8%未満に筋肉痛を誘発する、項目1〜13のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
15.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、13%未満または10%以下に倦怠感を誘発する、項目1〜14のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
16.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%以下に頭痛症状、及び8%以下に関節痛、及び4%未満に発熱、及び19%未満に疲労、及び12%未満に筋肉痛、及び13%未満に倦怠感を誘発する、項目1〜15のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
17.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、1μg〜40μgの用量の前記抗原を含み、前記抗原が、不活化全粒子ウイルスである、請求項1〜16のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
18.前記ジカウイルスが、配列番号1の位置98、または配列番号1の位置98に対応する位置に変異を有する、請求項17に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
19.前記抗原が精製され、サイズ排除クロマトグラフィーで精製された前記抗原のメインピークが、前記サイズ排除クロマトグラフィーにおける曲線下総面積の85%超である、請求項1〜18のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
20.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、ジカ流行地域のヒト対象、任意選択により、アウトブレイク下にあるジカ流行地域のヒト対象に投与される、請求項1〜19のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
21.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、ジカ流行地域に旅行する非流行地域のヒト対象に投与される、請求項1〜20のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
22.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、18歳〜29歳のヒト対象、特に、妊娠可能な女性に投与される、請求項1〜21のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
23.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、30歳〜49歳のヒト対象、特に、妊娠可能な女性に投与される、請求項1〜21のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
24.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、単回投与の投与として、または少なくとも1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与を含む複数回投与の投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、約5μgの用量の精製された不活化全粒子ウイルスを含む、項目1〜23のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
25.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、50%未満、もしくは45%未満、もしくは40%未満に全身性副作用を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、40%未満、もしくは35%未満、もしくは30%未満、もしくは25%未満、もしくは20%未満、もしくは15%未満に全身性副作用を誘発する、請求項24に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
26.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、3%未満、もしくは0%に発熱を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満、もしくは3%未満、もしくは0%に発熱を誘発する、請求項24または25に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
27.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、29%未満に頭痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%未満、もしくは15%未満、もしくは10%未満、もしくは5%未満に頭痛を誘発する、項目24〜26のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
28.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、30%未満、もしくは25%未満、もしくは20%未満に疲労を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%未満、もしくは15%未満、もしくは10%未満に疲労を誘発する、項目24〜27のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
29.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満に関節痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、5%未満、もしくは2%未満、もしくは0%に関節痛を誘発する、項目24〜28のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
30.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、17%以下に筋肉痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、12%未満、もしくは10%未満、もしくは5%未満に筋肉痛を誘発する、項目24〜29のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
31.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、10%未満に倦怠感を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、14%未満、もしくは10%未満、もしくは5%未満、もしくは0%に倦怠感を誘発する、項目24〜30のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
32.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から7日後に、前記プライム投与から7日後と比較して、
−少なくとも70%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも50%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも35%少ない、もしくは少なくとも30%少ない全身性副作用、及び/または
−発熱の増加なし、及び/または
−少なくとも80%少ない、もしくは少なくとも70%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも50%少ない、もしくは少なくとも45%少ない頭痛、及び/または
−少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも55%少ない、もしくは少なくとも50%少ない、もしくは少なくとも45%少ない、もしくは少なくとも40%少ない疲労、及び/または
−関節痛の増加なし、もしくは少なくとも80%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない関節痛、及び/または
−筋肉痛の増加なし、もしくは少なくとも70%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない筋肉痛、及び/または
−倦怠感の増加なし、もしくは少なくとも80%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない倦怠感を、
少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団において、誘発する、項目24〜31のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
33.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、単回投与の投与として、または少なくとも1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与を含む複数回投与の投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、約10μgの用量の精製された不活化全粒子ウイルスを含む、項目1〜23のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
34.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、50%未満に全身性副作用を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、40%未満、もしくは35%未満、もしくは30%未満に全身性副作用を誘発する、請求項33に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
35.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満に発熱を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満、もしくは3%未満、もしくは0%に発熱を誘発する、請求項33または34に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
36.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、29%未満、もしくは25%未満、もしくは20%未満、もしくは15%未満に頭痛を誘発し、及び/または前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%以下に頭痛を誘発する、項目33〜35のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
37.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、33%以下に疲労を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%未満に疲労を誘発する、項目33〜36のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
38.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、10%以下に関節痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、5%未満に関節痛を誘発する、項目33〜37のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
39.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、17%以下に筋肉痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、12%未満、または10%未満に筋肉痛を誘発する、項目33〜38のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
40.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、15%以下に倦怠感を誘発し、及び/または前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、13%未満、もしくは10%以下に倦怠感を誘発する、項目33〜39のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
41.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から7日後に、前記プライム投与から7日後と比較して、
−少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも35%少ない、もしくは少なくとも30%少ない、もしくは少なくとも25%少ない全身性副作用、及び/または
−発熱の増加なし、もしくは少なくとも80%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない発熱、及び/または
−少なくとも45%少ない、もしくは少なくとも40%少ない疲労、及び/または
−関節痛の増加なし、もしくは少なくとも65%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない関節痛、及び/または
−筋肉痛の増加なし、もしくは少なくとも45%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない筋肉痛、及び/または
−倦怠感なし、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない倦怠感を、
少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団において、誘発する、項目33〜40のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
42.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、単回投与の投与として、または少なくとも1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与を含む複数回投与の投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、約2μgの用量の精製された不活化全粒子ウイルスを含む、項目1〜23のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
43.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、50%未満、もしくは45%未満、もしくは40%未満、もしくは35%未満に全身性副作用を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、40%未満、もしくは35%未満に全身性副作用を誘発する、請求項42に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
44.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、3%未満、もしくは0%に発熱を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満、もしくは3%未満、もしくは0%に発熱を誘発する、請求項42または43に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
45.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、29%未満、もしくは25%未満、もしくは20%未満に頭痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%未満、もしくは15%未満に頭痛を誘発する、項目42〜44のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
46.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、30%未満、もしくは25%未満に疲労を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%未満、もしくは15%未満に疲労を誘発する、項目42〜45のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
47.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満に関節痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、8%未満に関節痛を誘発する、項目42〜46のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
48.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、17%以下に筋肉痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、12%未満、または10%未満に筋肉痛を誘発する、項目42〜47のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
49.前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、10%未満に倦怠感を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、13%未満、もしくは10%未満、もしくは5%未満、もしくは0%に倦怠感を誘発する、項目42〜48のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
50.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から7日後に、前記プライム投与から7日後と比較して、
−発熱の増加なし、及び/または
−少なくとも50%少ない、もしくは少なくとも45%少ない、もしくは少なくとも40%少ない疲労、及び/または
−筋肉痛なし、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない筋肉痛、及び/または
−倦怠感の増加なし、もしくは少なくとも80%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない倦怠感を、
少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団において、誘発する、項目42〜49のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
51.前記細胞が、非ヒト細胞である、項目5〜50のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
52.前記細胞が、Vero細胞である、請求項51に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
53.前記ジカウイルス調製物が、0.005%(w/v)〜0.02%(w/v)の濃度のホルムアルデヒドで処理される、項目5〜52のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
54.前記ジカウイルス調製物が、8〜12日間処理される、項目5〜53のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
55.前記ジカウイルス調製物が、10日間処理される、請求項54に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
56.前記ジカウイルス調製物が、15℃〜30℃の温度で処理される、項目5〜55のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
57.前記ジカウイルス調製物が、22℃の温度で処理される、請求項56に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
58.不活化の完全性を決定する工程(c)を更に含む、項目5〜57のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
59.工程(c)が、
(i)工程(b)に従って処理したジカウイルス調製物を、培養した昆虫細胞に接種し、前記昆虫細胞を第1の期間インキュベートし、それにより、昆虫細胞上清を生産することと、
(ii)(i)で生産された前記昆虫細胞上清を、培養した哺乳動物細胞に接種し、前記哺乳動物細胞を第2の期間インキュベートすることと、
(iii)前記ジカウイルス調製物が前記哺乳動物細胞に細胞変性効果をもたらす残存複製ウイルスを含有するかどうかを決定することと、を含む、請求項58に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
60.前記昆虫細胞が、CCL−125細胞、Aag−2細胞、RML−12細胞、C6/36細胞、C7−10細胞、AP−61細胞、A.t.GRIP−1細胞、A.t.GRIP−2細胞、A.t.GRIP−3細胞、UM−AVE1細胞、Mos.55細胞、Sua1B細胞、4a−3B細胞、Mos.42細胞、MSQ43細胞、LSB−AA695BB細胞、NIID−CTR細胞及びTRA−171細胞、例えば、C6/36細胞から選択される、請求項59に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
61.前記第1の期間が、3〜7日である、請求項59または60に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
62.前記哺乳動物細胞が、VERO細胞、LLC−MK2細胞、MDBK細胞、MDCK細胞、ATCC CCL34 MDCK(NBL2)細胞、MDCK 33016(WO97/37001に記載の受託番号DSM ACC 2219)細胞、BHK21−F細胞、HKCC細胞、及びチャイニーズハムスター卵巣細胞(CHO細胞)、例えば、VERO細胞から選択される、項目59〜61のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
63.前記第2の期間が、3〜14日である、項目59〜62のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
64.前記ホルムアルデヒド処理されたジカウイルス調製物をメタ重亜硫酸ナトリウムで中和する工程(d)を更に含む、項目5〜63のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
65.前記ホルムアルデヒド処理されたジカウイルス調製物が、ホルムアルデヒド処理後、少なくとも5日、少なくとも7日、少なくとも9日、少なくとも11日、または少なくとも14日中和される、請求項64に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
66.前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、50μg/ml未満の残留ホルムアルデヒド含量を有する、項目1〜65のいずれか1項に記載のワクチンまたは免疫原性組成物。
更に、本発明の考えられうる好適な態様を以下に示す。
(項目1)
ジカウイルス感染症を治療または予防すること、特に予防することを、それを必要とするヒト対象集団において行う方法であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、ジカウイルスに由来する抗原を含むワクチンまたは免疫原性組成物を投与することを含み、前記ワクチンまたは免疫原性組成物は、単回投与またはプライム投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与は、前記単回投与またはプライム投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団及び/または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、10超、または50超、または100超、または200超、または250超の幾何平均中和抗体価を誘導する、前記方法。
(項目2)
ジカウイルス感染症を治療または予防すること、特に予防することを、それを必要とするヒト対象集団において行う方法であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、ジカウイルスに由来する抗原を含むワクチンまたは免疫原性組成物を投与することを含み、前記ワクチンまたは免疫原性組成物は、単回投与またはプライム投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与は、前記単回投与またはプライム投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、または少なくとも90%の抗体陽転率を誘導する、前記方法。
(項目3)
ジカウイルス感染症を治療または予防すること、特に予防することを、それを必要とするヒト対象集団において行う方法であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、ジカウイルスに由来する抗原を含むワクチンまたは免疫原性組成物を投与することを含み、前記ワクチンまたは免疫原性組成物は、単回投与またはプライム投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与は、前記単回投与またはプライム投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団または少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、または少なくとも90%の血清反応陽性率を誘導する、前記方法。
(項目4)
ジカウイルス感染症を治療または予防すること、特に予防することを、それを必要とするヒト対象集団において行う方法であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、ジカウイルスに由来する抗原を含むワクチンまたは免疫原性組成物を投与することを含み、前記ワクチンまたは免疫原性組成物は、単回投与の投与として、または少なくとも1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与を含む複数回投与の投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与は、前記投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象のヒト対象集団または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団のうち、50%未満に全身性副作用を誘発する、前記方法。
(項目5)
ジカウイルス感染症を治療または予防すること、特に予防することを、それを必要とするヒト対象集団において行う方法であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、ジカウイルス調製物を不活化する方法によって得ることができるジカウイルスに由来する抗原を含むワクチンまたは免疫原性組成物を投与することを含み、前記ジカウイルス調製物を不活化する方法は、
(a)in vitroで培養された1つ以上の細胞から前記ジカウイルス調製物を分離することであって、前記細胞は、前記ジカウイルス調製物を生産するために使用され、前記ジカウイルス調製物を分離することは、(i)深層濾過、(ii)緩衝液交換及び/または希釈、(iii)イオン交換クロマトグラフィーから選択される1つ以上の工程を含む、前記分離することと、
(b)前記ジカウイルス調製物をホルムアルデヒドで、任意選択によりホルムアルデヒドで、処理することであって、%(w/v)で測定したときのホルムアルデヒド濃度と、日単位で測定したときのホルムアルデヒドとのインキュベーション期間を乗算した数値結果は、0.025〜0.5である、前記処理することと、を含む、前記方法。
(項目6)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与として、約1〜約16週間の間隔を置いて投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団及び/または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、300超、または500超、または1000超、または1500超、または2000超、または3000超の幾何平均中和抗体価を誘導する、項目1〜5のいずれか1に記載の方法。
(項目7)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与として、約1〜約16週間の間隔を置いて投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から14日後及び/または28日後に、
少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、もしくは少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%もしくは100%の抗体陽転率を誘導し、
及び/または
少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団もしくは少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、もしくは少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%もしくは100%の血清反応陽性率を誘導する、項目1〜6のいずれか1に記載の方法。
(項目8)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、29%未満に頭痛症状を誘発する、項目1〜7のいずれか1に記載の方法。
(項目9)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%以下に発熱、及び/または33%以下に疲労、及び/または10%以下に関節痛、及び/または17%以下に筋肉痛、及び/または15%以下に倦怠感を誘発する、項目1〜8のいずれか1に記載の方法。
(項目10)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、40%未満に全身性副作用を誘発する、項目1〜9のいずれか1に記載の方法。
(項目11)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から7日後に、前記プライム投与から7日後と比較して、
−少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも45%少ない疲労、及び/または
−発熱なし、及び/または
−筋肉痛なし、もしくは少なくとも10%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも25%少ない筋肉痛、及び/または
−倦怠感なし、もしくは少なくとも10%少ない、もしくは少なくとも20%少ない倦怠感を、
少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団において、誘発する、項目1〜10のいずれか1に記載の方法。
(項目12)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満、または0%に発熱を誘発する、項目1〜11のいずれか1に記載の方法。
(項目13)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、19%未満に疲労を誘発する、項目1〜12のいずれか1に記載の方法。
(項目14)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、12%未満または8%未満に筋肉痛を誘発する、項目1〜13のいずれか1に記載の方法。
(項目15)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、13%未満または10%以下に倦怠感を誘発する、項目1〜14のいずれか1に記載の方法。
(項目16)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%以下に頭痛症状、及び8%以下に関節痛、及び4%未満に発熱、及び19%未満に疲労、及び12%未満に筋肉痛、及び13%未満に倦怠感を誘発する、項目1〜15のいずれか1に記載の方法。
(項目17)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、1μg〜40μgの用量の前記抗原を含み、前記抗原が、不活化全粒子ウイルスである、項目1〜16のいずれか1に記載の方法。
(項目18)
前記ジカウイルスが、配列番号1の位置98、または配列番号1の位置98に対応する位置に変異を有する、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記抗原が精製され、サイズ排除クロマトグラフィーで精製された前記抗原のメインピークが、前記サイズ排除クロマトグラフィーにおける曲線下総面積の85%超である、項目1〜18のいずれか1に記載の方法。
(項目20)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、ジカ流行地域のヒト対象、任意選択により、アウトブレイク下にあるジカ流行地域のヒト対象に投与される、項目1〜19のいずれか1に記載の方法。
(項目21)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、ジカ流行地域に旅行する非流行地域のヒト対象に投与される、項目1〜20のいずれか1に記載の方法。
(項目22)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、18歳〜29歳のヒト対象、特に、妊娠可能な女性に投与される、項目1〜21のいずれか1に記載の方法。
(項目23)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、30歳〜49歳のヒト対象、特に、妊娠可能な女性に投与される、項目1〜21のいずれか1に記載の方法。
(項目24)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、単回投与の投与として、または少なくとも1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与を含む複数回投与の投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、約5μgの用量の精製された不活化全粒子ウイルスを含む、項目1〜23のいずれか1に記載の方法。
(項目25)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、50%未満、もしくは45%未満、もしくは40%未満に全身性副作用を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、40%未満、もしくは35%未満、もしくは30%未満、もしくは25%未満、もしくは20%未満、もしくは15%未満に全身性副作用を誘発する、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、3%未満、もしくは0%に発熱を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満、もしくは3%未満、もしくは0%に発熱を誘発する、項目24または25に記載の方法。
(項目27)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、29%未満に頭痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%未満、もしくは15%未満、もしくは10%未満、もしくは5%未満に頭痛を誘発する、項目24〜26のいずれか1に記載の方法。
(項目28)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、30%未満、もしくは25%未満、もしくは20%未満に疲労を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%未満、もしくは15%未満、もしくは10%未満に疲労を誘発する、項目24〜27のいずれか1に記載の方法。
(項目29)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満に関節痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、5%未満、もしくは2%未満、もしくは0%に関節痛を誘発する、項目24〜28のいずれか1に記載の方法。
(項目30)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、17%以下に筋肉痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、12%未満、もしくは10%未満、もしくは5%未満に筋肉痛を誘発する、項目24〜29のいずれか1に記載の方法。
(項目31)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、10%未満に倦怠感を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、14%未満、もしくは10%未満、もしくは5%未満、もしくは0%に倦怠感を誘発する、項目24〜30のいずれか1に記載の方法。
(項目32)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から7日後に、前記プライム投与から7日後と比較して、
−少なくとも70%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも50%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも35%少ない、もしくは少なくとも30%少ない全身性副作用、及び/または
−発熱の増加なし、及び/または
−少なくとも80%少ない、もしくは少なくとも70%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも50%少ない、もしくは少なくとも45%少ない頭痛、及び/または
−少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも55%少ない、もしくは少なくとも50%少ない、もしくは少なくとも45%少ない、もしくは少なくとも40%少ない疲労、及び/または
−関節痛の増加なし、もしくは少なくとも80%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない関節痛、及び/または
−筋肉痛の増加なし、もしくは少なくとも70%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない筋肉痛、及び/または
−倦怠感の増加なし、もしくは少なくとも80%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない倦怠感を、
少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団において、誘発する、項目24〜31のいずれか1に記載の方法。
(項目33)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、単回投与の投与として、または少なくとも1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与を含む複数回投与の投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、約10μgの用量の精製された不活化全粒子ウイルスを含む、項目1〜23のいずれか1に記載の方法。
(項目34)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、50%未満に全身性副作用を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、40%未満、もしくは35%未満、もしくは30%未満に全身性副作用を誘発する、項目33に記載の方法。
(項目35)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満に発熱を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満、もしくは3%未満、もしくは0%に発熱を誘発する、項目33または34に記載の方法。
(項目36)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、29%未満、もしくは25%未満、もしくは20%未満、もしくは15%未満に頭痛を誘発し、及び/または前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%以下に頭痛を誘発する、項目33〜35のいずれか1に記載の方法。
(項目37)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、33%以下に疲労を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%未満に疲労を誘発する、項目33〜36のいずれか1に記載の方法。
(項目38)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、10%以下に関節痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、5%未満に関節痛を誘発する、項目33〜37のいずれか1に記載の方法。
(項目39)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、17%以下に筋肉痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、12%未満、または10%未満に筋肉痛を誘発する、項目33〜38のいずれか1に記載の方法。
(項目40)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、15%以下に倦怠感を誘発し、及び/または前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、13%未満、もしくは10%以下に倦怠感を誘発する、項目33〜39のいずれか1に記載の方法。
(項目41)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から7日後に、前記プライム投与から7日後と比較して、
−少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも35%少ない、もしくは少なくとも30%少ない、もしくは少なくとも25%少ない全身性副作用、及び/または
−発熱の増加なし、もしくは少なくとも80%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない発熱、及び/または
−少なくとも45%少ない、もしくは少なくとも40%少ない疲労、及び/または
−関節痛の増加なし、もしくは少なくとも65%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない関節痛、及び/または
−筋肉痛の増加なし、もしくは少なくとも45%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない筋肉痛、及び/または
−倦怠感なし、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない倦怠感を、
少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団において、誘発する、項目33〜40のいずれか1に記載の方法。
(項目42)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、単回投与の投与として、または少なくとも1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与を含む複数回投与の投与として投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、約2μgの用量の精製された不活化全粒子ウイルスを含む、項目1〜23のいずれか1に記載の方法。
(項目43)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、50%未満、もしくは45%未満、もしくは40%未満、もしくは35%未満に全身性副作用を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、40%未満、もしくは35%未満に全身性副作用を誘発する、項目42に記載の方法。
(項目44)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、3%未満、もしくは0%に発熱を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満、もしくは3%未満、もしくは0%に発熱を誘発する、項目42または43に記載の方法。
(項目45)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、29%未満、もしくは25%未満、もしくは20%未満に頭痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%未満、もしくは15%未満に頭痛を誘発する、項目42〜44のいずれか1に記載の方法。
(項目46)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、30%未満、もしくは25%未満に疲労を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%未満、もしくは15%未満に疲労を誘発する、項目42〜45のいずれか1に記載の方法。
(項目47)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満に関節痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、8%未満に関節痛を誘発する、項目42〜46のいずれか1に記載の方法。
(項目48)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、17%以下に筋肉痛を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、12%未満、または10%未満に筋肉痛を誘発する、項目42〜47のいずれか1に記載の方法。
(項目49)
前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記単回投与もしくはプライム投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、10%未満に倦怠感を誘発し、及び/または前記ワクチンもしくは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象もしくは少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、13%未満、もしくは10%未満、もしくは5%未満、もしくは0%に倦怠感を誘発する、項目42〜48のいずれか1に記載の方法。
(項目50)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の前記投与が、前記ブースト投与から7日後に、前記プライム投与から7日後と比較して、
−発熱の増加なし、及び/または
−少なくとも50%少ない、もしくは少なくとも45%少ない、もしくは少なくとも40%少ない疲労、及び/または
−筋肉痛なし、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない筋肉痛、及び/または
−倦怠感の増加なし、もしくは少なくとも80%少ない、もしくは少なくとも60%少ない、もしくは少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも10%少ない倦怠感を、
少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団において、誘発する、項目42〜49のいずれか1に記載の方法。
(項目51)
前記細胞が、非ヒト細胞である、項目5〜50のいずれか1に記載の方法。
(項目52)
前記細胞が、Vero細胞である、項目51に記載の方法。
(項目53)
前記ジカウイルス調製物が、0.005%(w/v)〜0.02%(w/v)の濃度のホルムアルデヒドで処理される、項目5〜52のいずれか1に記載の方法。
(項目54)
前記ジカウイルス調製物が、8〜12日間処理される、項目5〜53のいずれか1に記載の方法。
(項目55)
前記ジカウイルス調製物が、10日間処理される、項目54に記載の方法。
(項目56)
前記ジカウイルス調製物が、15℃〜30℃の温度で処理される、項目5〜55のいずれか1に記載の方法。
(項目57)
前記ジカウイルス調製物が、22℃の温度で処理される、項目56に記載の方法。
(項目58)
不活化の完全性を決定する工程(c)を更に含む、項目5〜57のいずれか1に記載の方法。
(項目59)
工程(c)が、
(i)工程(b)に従って処理したジカウイルス調製物を、培養した昆虫細胞に接種し、前記昆虫細胞を第1の期間インキュベートし、それにより、昆虫細胞上清を生産することと、
(ii)(i)で生産された前記昆虫細胞上清を、培養した哺乳動物細胞に接種し、前記哺乳動物細胞を第2の期間インキュベートすることと、
(iii)前記ジカウイルス調製物が前記哺乳動物細胞に細胞変性効果をもたらす残存複製ウイルスを含有するかどうかを決定することと、を含む、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記昆虫細胞が、CCL−125細胞、Aag−2細胞、RML−12細胞、C6/36細胞、C7−10細胞、AP−61細胞、A.t.GRIP−1細胞、A.t.GRIP−2細胞、A.t.GRIP−3細胞、UM−AVE1細胞、Mos.55細胞、Sua1B細胞、4a−3B細胞、Mos.42細胞、MSQ43細胞、LSB−AA695BB細胞、NIID−CTR細胞及びTRA−171細胞、例えば、C6/36細胞から選択される、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記第1の期間が、3〜7日である、項目59または60に記載の方法。
(項目62)
前記哺乳動物細胞が、VERO細胞、LLC−MK2細胞、MDBK細胞、MDCK細胞、ATCC CCL34 MDCK(NBL2)細胞、MDCK 33016(WO97/37001に記載の受託番号DSM ACC 2219)細胞、BHK21−F細胞、HKCC細胞、及びチャイニーズハムスター卵巣細胞(CHO細胞)、例えば、VERO細胞から選択される、項目59〜61のいずれか1に記載の方法。
(項目63)
前記第2の期間が、3〜14日である、項目59〜62のいずれか1に記載の方法。
(項目64)
前記ホルムアルデヒド処理されたジカウイルス調製物をメタ重亜硫酸ナトリウムで中和する工程(d)を更に含む、項目5〜63のいずれか1に記載の方法。
(項目65)
前記ホルムアルデヒド処理されたジカウイルス調製物が、ホルムアルデヒド処理後、少なくとも5日、少なくとも7日、少なくとも9日、少なくとも11日、または少なくとも14日中和される、項目64に記載の方法。
(項目66)
前記ワクチンまたは免疫原性組成物が、50μg/ml未満の残留ホルムアルデヒド含量を有する、項目1〜65のいずれか1に記載の方法。
(項目67)
項目1〜66のいずれか1に記載の方法において使用するためのワクチンまたは免疫原性組成物。
(項目68)
項目1〜67のいずれか1に記載の方法のための薬剤の製造における、前記ワクチンまたは免疫原性組成物の使用。

Claims (20)

  1. ジカウイルス感染症の予、それを必要とするヒト対象集団において行うための、ジカウイルスに由来する抗原を含む医薬組成物であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、前記医薬組成物を投与することを含み、前記医薬組成物は、単回投与またはプライム投与として投与され、前記医薬組成物の前記投与は、前記単回投与またはプライム投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団及び/または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、10超、または50超、または100超、または200超、または250超の幾何平均中和抗体価を誘導する、前記医薬組成物。
  2. ジカウイルス感染症の予、それを必要とするヒト対象集団において行うための、ジカウイルスに由来する抗原を含む医薬組成物であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、前記医薬組成物を投与することを含み、前記医薬組成物は、単回投与またはプライム投与として投与され、前記医薬組成物の前記投与は、前記単回投与またはプライム投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、または少なくとも90%の抗体陽転率を誘導する、前記医薬組成物
  3. ジカウイルス感染症の予、それを必要とするヒト対象集団において行うための、ジカウイルスに由来する抗原を含む医薬組成物であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、前記医薬組成物を投与することを含み、前記医薬組成物は、単回投与またはプライム投与として投与され、前記医薬組成物の前記投与は、前記単回投与またはプライム投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団または少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、または少なくとも90%の血清反応陽性率を誘導する、前記医薬組成物
  4. ジカウイルス感染症の予、それを必要とするヒト対象集団において行うための、ジカウイルスに由来する抗原を含む医薬組成物であって、前記ヒト対象集団の個々のヒト対象に、前記医薬組成物を投与することを含み、前記医薬組成物は、単回投与の投与として、または少なくとも1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与を含む複数回投与の投与として投与され、前記医薬組成物の前記投与は、前記投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象のヒト対象集団または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団のうち、50%未満に全身性副作用を誘発する、前記医薬組成物
  5. 記医薬組成物が、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与として、約1〜約16週間の間隔を置いて投与され、前記医薬組成物の前記投与が、前記ブースト投与から14日後及び/または28日後に、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団及び/または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、300超、または500超、または1000超、または1500超、または2000超、または3000超の幾何平均中和抗体価を誘導する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の医薬組成物
  6. 前記医薬組成物が、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与として、約1〜約16週間の間隔を置いて投与され、前記医薬組成物の前記投与が、前記ブースト投与から14日後及び/または28日後に、
    少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、もしくは少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%もしくは100%の抗体陽転率を誘導し、
    及び/または
    少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象の集団もしくは少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象の集団において、プラーク減少中和試験(PRNT)によって決定したとき、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、もしくは少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%もしくは100%の血清反応陽性率を誘導する、請求項1〜のいずれか1項に記載の医薬組成物
  7. 前記医薬組成物の前記投与が、前記投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、29%未満に頭痛症状を誘発する、請求項1〜のいずれか1項に記載の医薬組成物
  8. 前記医薬組成物の前記投与が、前記投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%以下に発熱、及び/または33%以下に疲労、及び/または10%以下に関節痛、及び/または17%以下に筋肉痛、及び/または15%以下に倦怠感を誘発する、請求項1〜のいずれか1項に記載の医薬組成物
  9. 前記医薬組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記医薬組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、40%未満に全身性副作用を誘発する、請求項1〜のいずれか1項に記載の医薬組成物
  10. 前記医薬組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記医薬組成物の前記投与が、前記ブースト投与から7日後に、前記プライム投与から7日後と比較して、
    −少なくとも40%少ない、もしくは少なくとも45%少ない疲労、及び/または
    −発熱なし、及び/または
    −筋肉痛なし、もしくは少なくとも10%少ない、もしくは少なくとも20%少ない、もしくは少なくとも25%少ない筋肉痛、及び/または
    −倦怠感なし、もしくは少なくとも10%少ない、もしくは少なくとも20%少ない倦怠感を、
    少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団において、誘発する、請求項1〜のいずれか1項に記載の医薬組成物
  11. 前記医薬組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記医薬組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、4%未満、または0%に発熱を誘発する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬組成物
  12. 前記医薬組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記医薬組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、19%未満に疲労を誘発する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の医薬組成物
  13. 前記医薬組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記医薬組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、12%未満または8%未満に筋肉痛を誘発する、請求項1〜12のいずれか1項に記載の医薬組成物
  14. 前記医薬組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記医薬組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、13%未満または10%以下に倦怠感を誘発する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の医薬組成物
  15. 前記医薬組成物が、複数回投与として、1回目(プライム)及び2回目(ブースト)の投与で投与され、前記医薬組成物の前記投与が、前記ブースト投与後7日までに、少なくとも20人のフラビウイルスナイーブヒト対象または少なくとも20人のジカウイルス血清反応陰性ヒト対象のヒト対象集団のうち、20%以下に頭痛症状、及び8%以下に関節痛、及び4%未満に発熱、及び19%未満に疲労、及び12%未満に筋肉痛、及び13%未満に倦怠感を誘発する、請求項1〜14のいずれか1項に記載の医薬組成物
  16. 前記医薬組成物が、1μg〜40μgの用量の前記抗原、好ましくは約2μg〜約5μgまたは約10μgの用量の前記抗原を含み、前記抗原が、不活化全粒子ウイルスである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の医薬組成物
  17. 前記抗原が精製され、サイズ排除クロマトグラフィーにおける精製された前記抗原のメインピークが、前記サイズ排除クロマトグラフィーにおける曲線下総面積の85%超である、請求項1〜16のいずれか1項に記載の医薬組成物
  18. 前記医薬組成物が、18歳〜29歳または30歳〜49歳のヒト対象、特に、妊娠可能な女性に、任意に、ジカ流行地域またはジカ流行地域に旅行する非流行地域のヒト対象に投与され、請求項1〜17のいずれか1項に記載の医薬組成物
  19. 前記抗原が、不活性化された全粒子ウイルス、好ましくはホルムアルデヒドにより不活性化された全粒子ウイルスであり、かつ、前記医薬組成物が、ジカウイルス調製物の不活化の完全性を決定するための方法により測定されたTCID50 1.0未満の残存複製ウイルス含量を含む医薬組成物であって、ここで、前記ジカウイルス調製物の不活化の完全性を決定するための方法は、次の工程:
    (i)不活化工程に供したジカウイルス調製物を培養された昆虫細胞、たとえばC6/36細胞に接種し、当該昆虫細胞を第1の期間、たとえば3〜7日間インキュベートし、それにより、昆虫細胞上清を生産する工程と、
    (ii)(i)で生産された昆虫細胞上清を培養された哺乳動物細胞、たとえばVero細胞に接種し、当該哺乳動物細胞を第2の期間、たとえば3〜14日間インキュベートする工程と、
    (iii)当該ジカウイルス調製物が哺乳動物細胞に細胞変性効果をもたらす残存複製ウイルスを含有するかどうかを決定する工程と、を含む、前記医薬組成物。
  20. 前記抗原が、ホルムアルデヒドにより不活性化された全粒子ウイルスであり、かつ、前記医薬組成物が、不活性化ウイルスを含む医薬組成物中の残留ホルムアルデヒド含量を決定するための方法によって測定された50μg/l未満の残留ホルムアルデヒド含量を含む、医薬組成物であって、ここで、前記残留ホルムアルデヒド含量を決定するための方法は、次の工程:
    (a)ホルムアルデヒドで処理されたウイルスを含む組成物を準備する工程と、
    (b)(a)の組成物と、リン酸及び2,4−ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)を混合して、それにより、混合物を得る工程と、
    (c)(b)の混合物を好適な条件下でインキュベートする工程と、
    (d)残留ホルムアルデヒドの存在について、当該混合物を分析する工程と、を含む、前記医薬組成物。
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