JP2021104495A - 除湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、除湿装置に関するものであり、部屋干し衣類の真下に本体を配置し易い高さが低い本体で部屋の衣類乾燥スペースを狭くできることを目的とするものである。【解決手段】本体ケース1内には、吸込口2から本体ケース1内に吸気した空気を放熱器13、吸熱器15を順次介して吹出口3へと送風する送風部7と、送風部7の風路であって、放熱器13と吸熱器15の間に設けた除湿ロータの放湿部19bと、吸熱器15と吹出口3の間に設けた除湿ロータ19の吸湿部19aと、を有している。圧縮機12と、送風部7と、除湿ロータ19と、吸熱器15とは、本体ケース1における長手方向に並ぶように配置することにより、各部品は本体ケースの横方向および奥行き方向に収納され、本体ケースの高さが低くなるので、部屋屋干し乾燥で使用される場合に衣類の真下に配置し易いサイズとなる。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば衣類乾燥用として用いられる除湿装置に関するものである。
従来、この種の除湿装置は、吸込口と吹出口を有する本体ケース内に、圧縮機と凝縮器と膨張器と蒸発器とを順次環状に連結した冷凍サイクルと、吸湿部で水分を吸着し放湿部で水分を放出する除湿ロータと、放湿部に供給される空気を加熱する加熱手段と、空気を送風する送風手段を備えたものとなっている。このとき、放熱器、膨張器、吸熱器、送風手段、除湿ロータが、圧縮機より上方に配置される構成が知られている(なお、これに関連する先行文献としては下記特許文献1がある)。
特許第4696482号公報
本体ケース内に設けられた圧縮機の上部に、放熱器、膨張器、吸熱器、送風手段、除湿ロータが配置されており、本体高さが高くなるという課題を有していた。
そして、この目的を達成するために、本発明は、吸気口と吹出口を有する奥行き方向及び縦方向の大きさに比較して横方向の大きさが大きい直方体形状の本体ケースと、前記本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、前記ヒートポンプは、圧縮機と、前記圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張器、吸熱器とにより形成し、前記本体ケース内には、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器、前記吸熱器を順次介して前記排気口へと送風する送風部と、前記送風部の風路であって、前記放熱器と前記吸熱器の間に設けた除湿ロータの放湿部と、前記吸熱器と前記吹出口の間に設けた前記除湿ロータの吸湿部と、を有し、前記圧縮機と、前記送風部と、前記除湿ロータと、前記吸熱器とは、前記本体ケースにおける横方向に並ぶように配置されていることを備えたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、各内装部品は本体の横方向および奥行き方向に収納されることによって本体の縦方向の長さを短縮する作用を有するので、部屋屋干し乾燥で使用される場合に衣類の真下に本体を配置し易い本体サイズとなるため、結果として部屋の中の衣類乾燥スペースを狭くできる。
本発明の実施の形態1の除湿装置の外観斜視図 同除湿装置の分解斜視図 同除湿装置の概略断面図 同除湿装置の概略断面図 同除湿装置の放熱器の外観斜視図 同除湿装置の吸熱器の外観斜視図
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の除湿装置の外観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1の除湿装置の分解斜視図である。なお、図1、図2は、除湿装置を後面側から見た図である。図3、図4は、本発明の実施の形態1の除湿装置の概略断面図である。なお、図3は図1のA−A線断面図である。図4は図1のB−B線断面図である。
図1、図2、図3、図4に示すように、本体ケース1は、横長の略直方体形状である。具体的には、本体ケース1は、奥行き方向D及び縦方向Hの大きさに比較して横方向Wの大きさが大きい形状であり、本体ケース1の後面(本体ケース1の奥行き方向における一方側の側面)には、吸込口2が配置されている。本体ケース1における上部には、吹出口3が配置されている。吹出口3は、横長四角形状で本体ケース1における上方と後面とに開口している。本体ケース1の天面における後面側(本体ケース1の奥行き方向における一方側の側面側)には、吹出口3からの風向を変化させるルーバー4を有し、本体ケース1の天面における前面側(本体ケースの奥行き方向における他方側)には操作部5を設けている。操作部5は、電源の入り切り、運転モードの変更等を行う複数のスイッチを有している。
本体ケース1内には、ヒートポンプ6と、送風部7と、除湿ロータ部8と、取付台9と、貯水タンク部10と、制御部11と、を有している。
ヒートポンプ6は、圧縮機12と、放熱器13と、膨張器14と、吸熱器15と、を順次環状に連結し冷媒を循環する構成である。
圧縮機12は、本体ケース1の前面側から見ると本体ケース1における左面側(本体ケースの横方向(長手方向)における一方側の側面側)に配置されている。圧縮機12は、本体ケース1の底面上に固定されている。
放熱器13は、本体ケース1における後面側(本体ケースの奥行き方向における一方側の側面側)に配置されている。放熱器13は、後述する放熱器13における隣り合う放熱フィンと放熱フィンとの隙間が、本体ケース1の吸込口2に対向するように、本体ケース1の底面上に配置されている。
図5は、本発明の実施の形態1の除湿装置の放熱器の外観斜視図である。なお、図5は、除湿装置の放熱器を後面側から見た図である。
図5に示すように、放熱器13は、多数の放熱フィン13aと、多数の放熱フィン13aを連結する連結管13bとを有している。
放熱フィン13aは、縦長四角板形状であり、材質がアルミニウムである。多数の放熱フィン13aは、隣り合う放熱フィン13aの面と面とが対向するように配置されている。隣り合う放熱フィン13aと放熱フィン13aとの隙間が、風路となる。
連結管13bは、円筒形状であり、材質が銅である。円筒である連結管13bは、放熱フィン13aにおける長手方向に複数段設けられ、かつ複数回蛇行状に曲げられている。連結管13bの直管部分には、多数の放熱フィン13aが固定されている。多数の放熱フィン13aは、連結管13bの直管部分の中心軸方向に、所定の間隔を有して積層されている。
図2、図4に示すように、吸熱器15は、本体ケース1の前面から見ると本体ケース1における右側(本体ケース1の横方向(長手方向)における他方側の側面側)に配置され、後述する吸熱器15における隣り合う吸熱フィン15aと吸熱フィン15aとの隙間である風路の中心軸が本体ケース1における左右方向に延びるように、取付台9に固定されている。
図6は、本発明の実施の形態1の除湿装置の吸熱器の外観斜視図である。なお、図6は、除湿装置の放熱器を本体ケースにおける左側から見た図である。
図6に示すように吸熱器15は、多数の吸熱フィン15aと、多数の吸熱フィン15aを連結する連結管15bとを有している。
吸熱フィン15aは、縦長四角板形状であり、材質がアルミニウムである。多数の吸熱フィン15aは、隣り合う吸熱フィン15aの面と面とが対向するように配置されている。隣り合う吸熱フィン15aと吸熱フィン15aとの隙間が、風路となる。
連結管15bは、円筒形状であり、材質が銅である。円筒である連結管15bは、吸熱フィン15aにおける長手方向に複数段設けられ、かつ複数回蛇行状に曲げられている。連結管15bの直管部分には、多数の吸熱フィン15aが固定されている。多数の吸熱フィン15aは、連結管15bの直管部分の中心軸方向に、所定の間隔を有して積層されている。
図2、図4に示すように、送風部7は、放熱器13に対向するように配置され、取付台9に固定されている。送風部7と、放熱器13と、本体ケース1の吸込口2とは、本体ケース1の奥行き方向において、一直線上に配置されている。送風部7は、モータ16と、モータ16によって回転するファン17と、ファン17を囲むケーシング18とを有している。
ファン17は、ターボファンであり、主板17aと、多数の羽根17bと、吸込みリング17cとを有する。
主板17aは、略円板形状で、中央部が下方へ凸形状となり、この中央部には、筒形状の回転軸固定部17dを設けている。回転軸固定部17dは、モータ16の回転軸が入り、この回転軸が固定可能な構造である。主板17aの周縁部には、主板17aから下方へ延びた複数の羽根17bを有し、羽根17bは、水平断面形状が翼形状である。羽根17bにおける主板17aの周縁側の端部は、ファン17の回転方向と反対方向に向いた形状である。複数の羽根17bの下端には、円環状の吸込みリング17cを有する。
ケーシング18は、下面には吸気口18aを有し、上面には吐出口18bを有する。モータ16によってファン17が回転すると、ケーシング18の吸気口18aから吸い込まれた空気は、ファン17の吸込みリング17c内を介し、ファン17内に流れ込む。この流れ込んだ空気は、羽根17bに沿うように、ファン17の径方向に吹き出し、ケーシング18の吐出口18bを介して、本体ケース1の吹出口3に送風される。
除湿ロータ部8は、送風部7と、吸熱器15との間に配置されている。吸熱器15と、除湿ロータ部8と、送風部7とは、本体ケース1の横方向(長手方向)において、一直線上に配置されている。除湿ロータ部8は、除湿ロータ19と、ロータ枠20と、駆動部分21と、加熱部分22とを有している。
除湿ロータ19は、全体形状としては円板状となっている。この円板体は、円形リング(図示せず)内に、通気体(図示せず)を設けたものである。通気体は、二枚の第1帯体(図示せず)間にジグザグ状に第2帯体(図示せず)を設けたものを、円形リング内において、内周から外周に向けて渦巻状に巻くことによって通気構造に構成したものである。これら第1帯体と第2帯体は耐熱繊維によって構成されており、その表面には、例えばゼオライトのような吸湿物質を、例えばシリカ系の接着剤で接着させた構成としている。
除湿ロータ19は、円板体に形成され中心軸が本体ケース1における左右方向に延びるように、ロータ枠20に回転可能に立設され、駆動部分21により回転している。ロータ枠20は、取付台9に固定されている。除湿ロータ19は、空気から水分を吸着する吸湿部19aと、空気に水分を放出する放湿部19bとを有している。除湿ロータ19の吸湿部19aと放湿部19bは、除湿ロータ19における左右方向に並ぶように配置されている。具体的には、吸湿部19aは、除湿ロータ19における本体ケース1の前面側(本体ケースの奥行き方向における他方側の側面側)に配置されている。放湿部19bは、除湿ロータ19における本体ケース1の後面側(本体ケースの奥行き方向における一方側の側面側)に配置されている。
加熱部分22は、除湿ロータ19の放湿部19bに対向するように設置されている。加熱部分22は、後述する風路において、除湿ロータ19の放湿部19bの上流側に配置されている。
取付台9は、本体ケース1における底面側と、前面側の面が開口した箱形状であり、取付板9aと、支持脚9bとを有する。
取付板9aは、長方形の略板形状であり、上面には、送風部7と、除湿ロータ部8と、吸熱器15とが固定される。
支持脚9bは、取付板9aの周縁から下方に延びる3枚の長方形の板であり、取付板9aの周縁における本体ケース1の後面側と、右面側と、左面側とから下方に延び、3枚の板は一体的に形成されている。支持脚9bは、取付板9aと、本体ケース1の底面との間には、略直方体形状の空間部9cを有している。空間部9cの高さは、ほぼ支持脚9bの高さ寸法であり、空間部9cには、貯水タンク部10が装着される構成である。
貯水タンク部10は、本体ケース1の下部の空間部9cに配置され、本体ケース1の前面(本体ケースの奥行き方向における一方側の側面)から着脱自在な構成である。貯水タンク部10の着脱方向は、本体ケース1における前後方向(本体ケースの奥行き方向)である。貯水タンク部10の上方には、送風部7と、除湿ロータ部8と、吸熱器15とが配置されている。貯水タンク部10は、天面が開口した偏平な箱形状のタンク10aと、漏斗状の集水カバー10bとを有している。集水カバー10bは、タンク10aの上部に着脱可能に設けられている。つまり、吸熱器15で結露をさせ、その結露水を漏斗状の集水カバー10bで集めてタンク10aに流入させる構成である。
制御部11は、本体ケース1の前面側から見ると本体ケース1における左面側(本体ケース1の横方向(長手方向)における一方側の側面側)に配置されている。制御部11は、本体ケース1の底面上に固定されている。制御部11は、送風部7のモータ16と、圧縮機12と、除湿ロータ部8の駆動部分21と加熱部分22とを、使用者によって押された操作部5のスイッチに基づいて制御する。
本体ケース1内には、第1送風路23と、第2送風路24とを備えている。
第1送風路23は、送風部7によって、吸込口2から空気を吸引し放熱器13、加熱部分22、放湿部19b、吸熱器15、吸湿部19aの順に供給し、送風部7を介して吹出口3から排出する風路である。なお、第1送風路23は、放湿部19bを通過した空気が、吸熱器15を2回通過した後に、吸湿部19aへ流れ込む構成である。具体的には、吸熱器15では、放湿部19bからの空気が、まず、本体ケース1における左側(本体ケース1の横方向(長手方向)における一方側)から本体ケース1における右側(本体ケース1の横方向(長手方向)における他方側)の方向に吸熱器15を通過します。この吸熱器15を通過した空気が、吸熱器15と、本体ケース1における右側面(本体ケース1の横方向(長手方向)における他方側の側面)との間の空間で、水平方向に180度折り返します。次に、この水平方向に180度折り返した空気が、再度、本体ケース1における右側(本体ケース1の横方向(長手方向)における他方側)から本体ケース1における左側(本体ケース1の横方向(長手方向)における一方側)の方向に吸熱器15を通過します。つまり、放湿部19bからの空気は、まず、吸熱器15における本体ケース1の後面側(本体ケース1の奥行き方向における一方側の側面側)を通過し、水平方向に180度折り返します。この水平方向に180度折り返した空気は、次に、吸熱器15における本体ケース1の前面側(本体ケース1の奥行き方向における他方側の側面側)を通過します。
第2送風路24は、送風部7によって、吸込口2から空気を吸引し放熱器13に供給し、送風部7を介して吹出口3から排出する風路である。
詳細に説明すると、第1送風路23においては、放熱器13によって温められた室内空気は、更に加熱部分22によって温められ、除湿ロータ19の放湿部19bに供給される。放湿部19bでは、吸湿部19aで吸着した水分が除湿ロータ19の回転駆動により放湿部19bに移動し、加熱部分22の加熱により供給された空気に放出される。この高湿の空気が吸熱器15に180度水平方向に折り返して2回供給され、冷却されることにより結露し、水分は水滴として取出される。この後、冷却された空気は、除湿ロータ19の吸湿部19aに供給され、更に空気中の水分が吸湿部19aに吸着され、乾燥した空気となる。さらに、水分を吸着する際の吸着熱が発生するので、室内空気は湿度が低減し、温度が上昇した状態で、送風部7に吸引され、吹出口3から室内へ送風されることになる。なお、吸熱器15において結露した水分は水滴として下方に滴下し、貯水タンク部10のタンク10a内に流れ込む。
第2送風路24においては、放熱器13によって温められた室内空気は、送風部7に吸引され、吹出口3から室内へ送風されることになる。つまり、第1送風路23を通過する空気と、第2送風路24を通過する空気とは、送風部7で混ざり合った状態となり、送風部7によって吹出口3から吹き出す。
本実施形態の特徴は、本体ケース1は、横長の略直方体形状、つまり本体ケース1が、吸込口2と吹出口3を有する奥行き方向及び縦方向の大きさに比較して横方向の大きさが大きい直方体形状であり、その本体ケース1内において、圧縮機12と、送風部7と、除湿ロータ部8と、吸熱器15とが本体ケース1における横方向(長手方向)に並ぶように配置されていることである。
このような構成によれば、圧縮機12と、送風部7と、除湿ロータ部8と、吸熱器15とは、本体ケース1の横方向(長手方向)に並ぶように配置されることによって、本体奥行き及び縦方向の長さを短縮する作用を有する。これにより、部屋干し乾燥で部屋干しハンガーなどを使用する際に、除湿装置は、部屋干しハンガーの真下、かつ衣類の真下に配置し易い高さが低い横長形状となるため、結果として部屋の中の衣類乾燥スペースを狭くできる。また、吸熱器15が圧縮機12の上方に無いので、吸熱器15とで結露した結露水が、圧縮機12に滴下することを抑制できる。また、本体ケース1が、奥行き方向及び縦方向の大きさに比較して横方向の大きさが大きい直方体形状であり、本体ケース1上部での圧縮機12による振動が、抑制される。また、除湿ロータ19の吸湿部19aと放湿部19bは、除湿ロータ19における横方向(本体ケース1における前後方向)に並ぶように配置されている。これにより、吸熱器15に2回供給される空気が、水平方向に折り返すので、結露水が多くある吸熱器15の下部が着霜しにくくなるため、低温時の除湿性能の低下を防ぐことができる。
また、放熱器13と、膨張器14と、吸熱器15と、除湿ロータ部8と、送風部7との最下点は、圧縮機12の上面より下方に配置されてもよい。
このような構成によれば、圧縮機12は、縦長形状であるために本体サイズの縦方向寸法に大きく影響する。この圧縮機12より、放熱器13と、膨張器14と、吸熱器15と、除湿ロータ部8と、送風部7との最下点が低くなるため、さらに縦方向の長さを短縮できるので、除湿装置は、さらに部屋干しハンガーの真下かつ衣類の真下に配置し易い高さが低い横長形状となる。
また、貯水タンク部10と圧縮機12とは、本体ケース1における横方向(長手方向)に並ぶように配置してもよい。
このような構成によれば、貯水タンク部10は、除湿水を貯める容積が必要なために本体ケース1の高さに大きく影響する。この貯水タンク部10が、本体ケース1の横方向に長く、縦方向に低い形状で収納されるため、縦方向の長さに影響し難いので、除湿装置は、タンク10aの必要貯水量を確保しながら部屋干しハンガーの真下かつ衣類の真下に配置し易い高さが低い横長形状となる。
また、放熱器13の表面積は、吸熱器15の表面積よりも大きく、放熱器13の下端は、貯水タンク部10の上端より下方に配置してもよい。
このような構成によれば、放熱器13は、広い表面積を有するために本体ケース1の縦方向寸法に大きく影響する。この放熱器13が、本体ケース1における後面側から見ると、本体ケース1の下部に配置されている貯水タンク部10重なるように配置されるため、さらに縦方向の長さを短縮でき、さらに部屋干しハンガーの真下かつ衣類の真下に配置し易い高さが低い横長形状となる。
また、ファン17の回転軸方向の寸法は、ファン17の径方向の寸法より小さく、ファン17は、ファン17の回転軸固定部17dが上下方向に延びるように配置してもよい。
このような構成によれば、必要な風量を確保するために本体ケース1のサイズに大きく影響するファン17が、ファン17の径方向の拡大縮小で調整でき縦方向の長さに影響し難いので、除湿装置は、必要風量を確保しながら部屋干しハンガーの真下かつ衣類の真下に本体を配置し易い高さが低い横長形状となる。
本発明にかかる除湿装置は、部屋干しハンガーの真下かつ衣類の真下に本体を配置し易い高さが低い横長形状となるため、結果として部屋の中の衣類乾燥スペースを狭くできるので、衣類乾燥用に使用される除湿装置等として有用である。
1 本体ケース
2 吸込口
3 吹出口
4 ルーバー
5 操作部
6 ヒートポンプ
7 送風部
8 除湿ロータ部
9 取付台
9a 取付板
9b 支持脚
9c 空間部
10 貯水タンク部
10a タンク
10b 集水カバー
11 制御部
12 圧縮機
13 放熱器
14 膨張器
15 吸熱器
16 モータ
17 ファン
17a 主板
17b 羽根
17c 吸込みリング
17d 回転軸固定部
18 ケーシング
18a 吸気口
18b 吐出口
19 除湿ロータ
19a 吸湿部
19b 放湿部
20 ロータ枠
21 駆動部分
22 加熱部分
23 第1送風路
24 第2送風路

Claims (5)

  1. 吸気口と吹出口を有する横長の略直方体形状の本体ケースと、
    前記本体ケース内に設けられたヒートポンプと、を備え、
    前記ヒートポンプは、圧縮機と、前記圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張器、吸熱器とにより形成し、
    前記本体ケース内には、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器、前記吸熱器を順次介して前記吹出口へと送風する送風部と、
    前記送風部の風路であって、前記放熱器と前記吸熱器の間に設けた除湿ロータの放湿部と、前記吸熱器と前記吹出口の間に設けた前記除湿ロータの吸湿部と、を有し、
    前記圧縮機と、前記送風部と、前記除湿ロータと、前記吸熱器とは、前記本体ケースにおける長手方向に並ぶように配置されていることを特徴とする除湿装置。
  2. 前記放熱器と、前記膨張器と、前記吸熱器と、前記除湿ロータと、前記送風部との最下点は、前記圧縮機の上面より下方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の除湿装置。
  3. 前記膨張器と、前記吸熱器と、前記除湿ロータと、前記送風部との下方には、前記吸熱器から滴下する結露水を貯水する貯水タンク部を有し、
    前記貯水タンク部と前記圧縮機とは、前記本体ケースにおける長手方向に並ぶように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の除湿装置。
  4. 前記放熱器の表面積は、前記吸熱器の表面積よりも大きく、前記放熱器の下端は、前記貯水タンク部の上端より下方に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の除湿装置。
  5. 前記送風部は、ファンを有し、
    前記ファンの回転軸方向の寸法は、前記ファンの径方向の寸法より小さく、
    前記ファンは、前記ファンの回転軸が上下方向に延びるように配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の除湿装置。
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