JP2009226352A - 除湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は除湿装置に関するもので、除湿能力を高めることを目的とするものである。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口1と排気口2を有する本体ケース3と、本体ケース3内に設けられたヒートポンプ4とを備え、このヒートポンプ4は、圧縮機5と、この圧縮機5の下流に順次設けた放熱器6、膨張手段7、吸熱器8とにより形成し、吸気口1から本体ケース3内に吸気した空気を放熱器6、吸熱器8を順次介して排気口2へと送風する送風手段9を設け、放熱器6と吸熱器8の間に除湿体18を設け、この除湿体18は放湿部11と吸湿部12からなる除湿ローター10を回動自在にローターケース内に設け、回転軸方向の隙間で、放湿部上流側のローターケースと除湿ローター10との隙間よりも、放湿部下流側のローターケースと除湿ローター10との隙間を小さくする位置規制手段を設けたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプを活用した除湿装置に関する。
従来のこの種の除湿装置の構成は以下のようになっていた。
すなわち、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、このヒートポンプは、圧縮機と、圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記吸気口から本体ケース内に吸気した空気を放熱器、吸熱器を順次介して排気口へと送風する送風手段を設けた構成となっていた(例えば、これに類似する先行文献は下記特許文献1に記載されている。)。
近年、さらに除湿能力の高い除湿装置が求められ、ヒートポンプに除湿ローターを組み合わせて除湿能力を高めた除湿装置が開発された。
すなわち、上記送風手段の風路であって、放熱器と吸熱器の間に、除湿ローターを設け、吸熱器部分で結露、除湿回収できなかった湿気をこの除湿ローターで吸湿し、再度この除湿ローターから放熱器部分に放湿させ、これによって除湿能力を高めようとする構成とするものである(例えば、これに類似する先行文献は下記特許文献2に記載されている。)。
特開平6−331167号公報 特開2006−102578号公報
上記従来例における課題は、除湿能力をさらに高くするということであった。
近年その除湿能力を高めるために除湿手段として、通気構造の除湿ロータと、この除湿ロータに送風するための送風機とを有するものが提案されている。
すなわち、従来の除湿装置は、その本体ケース内で結露等により除湿を行うようになっているが、例えば低温時のように結露による除湿動作が効果的に行えない時にでも、湿気を除湿ロータの吸湿部で捕らえ、次にこの除湿ロータを回動させることにより上記吸湿部を放湿部とし、この放湿部から湿度の高い湿気として放出させ、これにより今度は結露による除湿動作が効果的に行えるようにしている。
さて、このように除湿手段として有効な除湿ロータは回転構造となっているために、除湿ロータは周囲部材との間に隙間を設けているが、この除湿ロータの設置位置により除湿効果がバラツクことが明らかになった。
すなわち、除湿ロータは回転可能とするため周囲部材と隙間を設けているが、除湿ロータと周囲部材との回転軸方向の隙間が、放湿部の上流側に位置するか下流側に位置するかによって、この除湿ロータへの通気状態に差が発生し、その結果として除湿能力をさらに高くするということができないものであった。
そこで本発明は、除湿能力をさらに高めることを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、このヒートポンプは、圧縮機と、この圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器、前記吸熱器を順次介して前記排気口へと送風する送風手段を設けると共に、前記放熱器と前記吸熱器の間に除湿体を設け、この除湿体は放湿部と吸湿部からなる除湿ローターを回動自在にローターケース内に設け、前記放湿部は前記放熱器と前記吸熱器の間の風路に設け、前記吸湿部は前記吸熱器と前記排気口の間の風路に設けた構成とし、前記除湿ローターと前記ローターケースの内壁面との回転軸方向の隙間で、前記放湿部上流側の第1のローターケースと前記除湿ローターとの隙間よりも、前記放湿部下流側の第2のローターケースと前記除湿ローターとの隙間を小さくする位置規制手段を設け、これにより、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、このヒートポンプは、圧縮機と、この圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器、前記吸熱器を順次介して前記排気口へと送風する送風手段を設けると共に、前記放熱器と前記吸熱器の間に除湿体を設け、この除湿体は放湿部と吸湿部からなる除湿ローターを回動自在にローターケース内に設け、前記放湿部は前記放熱器と前記吸熱器の間の風路に設け、前記吸湿部は前記吸熱器と前記排気口の間の風路に設けた構成とし、前記除湿ローターと前記ローターケースの内壁面との回転軸方向の隙間で、前記放湿部上流側の第1のローターケースと前記除湿ローターとの隙間よりも、前記放湿部下流側の第2のローターケースと前記除湿ローターとの隙間を小さくする位置規制手段を設けたものであり、その除湿能力をさらに高めることができるものである。
すなわち、放湿部下流側の第2のローターケースと除湿ローターとの隙間よりも、放湿部上流側の第1のローターケースと除湿ローターとの隙間が大きくなるので、放湿部上流側の空気の漏れは大きくなる。しかし、前記除湿ローターの放湿部上流側の空気が漏れても、漏れた空気の湿度は低く、なおかつ除湿ローターの吸湿部を通ることなくそのまま排気されるので、除湿ローターの吸湿部での除湿能力が低下することはない。
また、放湿部上流側の第1のローターケースと除湿ローターとの隙間よりも、放湿部下流側の第2のローターケースと除湿ローターとの隙間を小さくなるので、放湿部下流側の空気の漏れ量は小さくなる。結果として、加湿された湿度の高い空気が、除湿ローターの吸湿部を通る量も減少するため、除湿ローターの吸湿部での除湿能力の低下も小さくすることができる。
これらの結果により、前記除湿ローターをスムーズな回転を維持しつつ除湿能力が高くなるものである。
以下本発明の一実施形態を添付図面を用いて説明する。
図3に示すごとく、本実施形態の除湿装置は、吸気口1と排気口2を有する本体ケース3と、この本体ケース3内に設けられたヒートポンプ4とを備えている。
このヒートポンプ4は、圧縮機5と、圧縮機5の下流に順次設けた放熱器6、膨張手段7、吸熱器8とにより形成している。
また、送風手段9の風路であって、放熱器6と吸熱器8の間に除湿ローター10の放湿部11を設け、この除湿ローター10の吸湿部12は吸熱器8と排気口2の間に設け、放熱器6と放湿部11の間に補助加熱ヒーター13を設けている。なお、送風手段9は1例として、ファンモーターとケーシングから構成されている。
また、この除湿ローター10は駆動手段15にて時計の秒針のようにゆっくりと回転し、放湿部11での放湿と吸湿部12での吸湿を繰り返す。
このような構成で除湿ローター10とヒートポンプ4を融合させることによって得られる一連の空気の状態変化を図4に示し、基本的な動作を説明する。吸気口1から本体ケース3内には、送風手段9により室内空気aが吸気され、放熱器6で加熱され高温低湿空気bとなり、除湿ローター10の放湿部11を通過し、ここで放湿部11からの湿気を奪い高温高湿空気cとなり、吸熱器8へと流れることになる。
このとき吸熱器8で結露が行われ、この結露水は貯水タンク14へと貯められることになるが、高温高湿空気cを冷却し結露させるため室内空気aより効率的に結露させることができる。
そして、吸熱器8を通過した低温高湿空気dは、この吸熱器8によって低温となるが、低温ながらも湿度は極めて高い状態となっている。この低温高湿空気dは、次に除湿ローター10の吸湿部12を通過することになるのであるが、この吸湿部12は、駆動手段15により回転駆動されることにより図3の上方の放湿部11部分で、すでに放湿し、湿度が低い状態となっているものであるので、上記低温高湿空気dから湿気を吸湿することができる。そして、低湿の空気となり吹出し空気eは送風手段9により排気口2から室内に吹出される。
このように動作する機器において、本実施形態における特徴点について説明する。
図1および2に示すごとく、本実施形態における除湿ローター10は、放湿部下流側である第2のローターケース17と放湿部上流側である第1のローターケース16との間に回転自在に設けられ、これによって除湿体18が構成されている。なお、ローターケースは第1のローターケース16と第2のローターケース17のように2部品でなく、一体のものでもよい。
第2のローターケース17は、平板状であって、中央に円形の開口19があって、この開口19の開口縁20に円環状の立ち上がり壁21があり、開口縁20から開口19の中心に向かって2本の桟22が伸びておりこの中心部分において第1のローターケース16方向へ伸びる回転軸23が形成されている。そしてこの回転軸23に除湿ローター10の中心の軸孔24を回転自在に嵌合させている。この嵌合状態において軸孔24から第1のローターケース16側に突出した部分にはワッシャー25と円環状のバネ体26を嵌合させ、この状態で第1のローターケース16を第2のローターケース17方向に組み合わせる。このとき、この第2のローターケース17の立ち上がり壁21が第1のローターケース16の外周縁に設けられた立ち上がり壁27の外周に嵌合され、桟22に対応する桟28と開口縁20に対応する開口縁29を第1のローターケース16に設けて除湿ローター10の放湿部11と吸湿部12を仕切っている。
また、除湿ローター10の外周と内周にレール30を設け、このレール30を押さえる突起部31を第1のローターケース16に設ける。この突起部31は桟28の延長線上に設けられ、バネ性を有するように切り欠きが施し、レール30の幅より小さい形状としている。この詳細構成図を図5に示す。
また、回転軸23の勘合部は放湿部下流側が細くなるように傾斜し、軸孔24の勘合部は放湿部下流側が小さくなるように傾斜するように成型されている。この詳細構成図を図5に示す。
また、除湿ローター10は外周に設けたギア32は駆動手段15のギア33との歯の咬み合わせ面が回転軸方向に対し傾斜し、除湿ローター10を回転させる力と同時に放湿部11の空気の流れる方向への力が生じるように構成されている。この詳細構成図を図6に示す。
このように構成により、除湿ローター10を放湿部下流側に位置規制することで高温高湿空気cが吸湿部12に流入する低温高湿空気dに漏れることを防ぐ。
仮に、高温高湿空気cが吸湿部12に流入する低温高湿空気dに漏れると、吸湿部12の吸湿行程の初期段階で、放湿部11にて水分を放湿した乾いた除湿ローターが漏れた高温高湿空気cによって湿ってしまい低温高湿空気dの水分を十分吸着することができなくなる。また、放湿部11の放湿行程の初期段階で、最も水分を吸着した除湿ローターから効率よく放湿された高温高湿空気cが吸湿部12に漏れると水分がショートサーキット状態となり無駄な運転をすることとなる。
逆に、本実施の形態のように高温低湿空気bが吸湿部12から流出する吹出し空気eに漏れると、除湿行程になんら影響することない。
このように、除湿ローター10を第2のローターケース17側に押し付けるように位置規制することで、除湿ローターの吸放湿運転の効率低下を防ぎ、安定してより効率の良い状態に保つことができる。隙間による漏れを防ぐには物理的に隙間をなくせば良いが、除湿ローター10は回転物であるため回転をスムーズに行うため、安易に隙間をなくすことができない。そのため、仕切り部分の隙間を許容しつつ位置規制することが有効となる。
なお、本実施の形態において、位置規制手段は、除湿ローター10の外周または内周に設けたレール30と、このレール30を押さえる除湿ローター押え部である突起部31を第1のローターケース16に構成しているが、その理由は、このレール30と突起部31が常に接触した状態で摺動することにより、除湿ローター10が放湿部下流側に位置規制されるので高温高湿空気cが吸湿部12に流入する低温高湿空気dに漏れることを防げるのである。さらに、内周と外周で押さえることにより位置規制が安定する。
また、本実施形態においては、この突起部31は放湿部11と吸湿部12を仕切っている桟28の延長線上に設けられているが、その理由は最も安定して位置規制が必要な桟28部分にて位置規制することでより正確に位置規制することができることで高温高湿空気cが吸湿部12に流入する低温高湿空気dに漏れることを防げるのである。
また、本実施形態においては、この突起部31にバネ性を持たせている。これは除湿ローター10への押さえ力が常に働くようにすることで、さらに安定して位置規制できるものである。
また、本実施形態においては、この突起部31をレール30の幅より小さい形状としている。この理由は摩擦による除湿ローター10の回転負荷上昇を抑え、レールを外れることなく安定してスムーズな回転を行うことができるからである。
また、本実施の形態において、位置規制手段は、回転軸23の勘合部は放湿部下流側が細くなるように傾斜し、軸孔24の勘合部は放湿部下流側が小さくなるように傾斜するように成型されている。これにより外力による位置規制でなく除湿ローター10の自重の作用により位置規制される。したがって、構成部品の変形や磨耗や成型寸法のバラツキなどの不安定要素がなく、長期的に安定して位置規制することができ、高温高湿空気cが吸湿部12に流入する低温高湿空気dに漏れることを防げるのである。
また、本実施の形態において、位置規制手段は、除湿ローター10は外周に設けたギア32は駆動手段15であるモーターに設けられたギア33との歯の咬み合わせ面が回転軸方向に対し傾斜し、除湿ローター10を回転させる力と同時に放湿部11の空気の流れる方向への力が生じるように構成されている。これにより除湿ローター10を駆動する力を利用して位置規制される。したがって、構成部品の変形や磨耗や成型寸法のバラツキなどの不安定要素がなく、長期的に安定して位置規制することができ、高温高湿空気cが吸湿部12に流入する低温高湿空気dに漏れることを防げるのである。なお、本実施の形態において、回転軸23は第2のローターケース17に設けたが、第1のローターケース16に設けた方が成型金型の抜け勾配を利用できるため形成しやすい。
また、本実施の形態において、位置規制手段は、バネ体26のバネ力にて除湿ローター10が放湿部下流側に位置規制される。これにより、位置規制をする力の設定を容易に行うことができ回転の中心部に近いので回転負荷に影響しにくく、安定した押し付け力を設定することができるので、スムーズな回転を行いつつ高温高湿空気cが吸湿部12に流入する低温高湿空気dに漏れることを防げるのである。
また、本実施形態においては、バネ体26は、円環状で、この円環状面は除湿ローター10側と第2のローターケース17側に向けて交互に波打った形状としているが、その理由は、バネ体26を円環状にすることにより、除湿ローター10を軸支した回転軸23に貫入して装着できるので除湿ローター10の中央部を付勢することにより、除湿ローターが傾斜せず、除湿ローター10を安定して回転させることができる。また、バネ体26の円環状面を除湿ローター10側と第2のローターケース17側に向けて交互に波打った形状としているので、回転軸23に、除湿ローター10、ワッシャー25、バネ体26の順に貫入して装着すれば、このバネ体26が除湿ローター10を第2のローターケース17方向にワッシャー25を介して押し付けることができるので、スムーズな回転を行いつつ高温高湿空気cが吸湿部12に流入する低温高湿空気dに漏れることを防げるのである。
以上のように本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、このヒートポンプは、圧縮機と、この圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器、前記吸熱器を順次介して前記排気口へと送風する送風手段を設けると共に、前記放熱器と前記吸熱器の間に除湿体を設け、この除湿体は放湿部と吸湿部からなる除湿ローターを回動自在にローターケース内に設け、前記放湿部は前記放熱器と前記吸熱器の間の風路に設け、前記吸湿部は前記吸熱器と前記排気口の間の風路に設けた構成とし、前記除湿ローターと前記ローターケースの内壁面との回転軸方向の隙間で、前記放湿部上流側の第1のローターケースと前記除湿ローターとの隙間よりも、前記放湿部下流側の第2のローターケースと前記除湿ローターとの隙間を小さくする位置規制手段を設けた構成とし、前記除湿ローターと前記ローターケースの内壁面との回転軸方向の隙間で、前記放湿部上流側のローターケースと前記除湿ローターとの隙間よりも、前記放湿部下流側のローターケースと前記除湿ローターとの隙間を小さくする位置規制手段を設けたものであり、その除湿効果を高めることが出来る。
すなわち、放湿部下流側の第2のローターケースと除湿ローターとの隙間よりも、放湿部上流側の第1のローターケースと除湿ローターとの隙間が大きくなるので、放湿部上流側の空気の漏れは大きくなるが、前記除湿ローターの放湿部上流側の空気が漏れても、湿度は低く、なおかつ除湿ローターの吸湿部を通ることなく、そのまま排気されるので除湿ローターの吸湿部での除湿能力が低下することはない。
また、放湿部上流側の第1のローターケースと除湿ローターとの隙間よりも、放湿部下流側の第2のローターケースと除湿ローターとの隙間を小さくなるので、放湿部下流側の空気の漏れ量は小さくなり、加湿された湿度の高い空気が、除湿ローターの吸湿部を通る量も減少し、除湿ローターの吸湿部での除湿能力の低下も小さくすることができるようになる。
その結果として前記除湿ローターをスムーズな回転を維持しつつ除湿効果が高くなるものである。
従って、家庭用や事務所用などの、除湿装置として活用が期待されるものである。
本発明の一実施形態の位置規制手段を示す分解図 同位置規制手段を示す分解図 同断面図 同空気の状態変化を示す図 同位置規制手段詳細構造を示す図 同位置規制手段詳細構造を示す図
符号の説明
1 吸気口
2 排気口
3 本体ケース
4 ヒートポンプ
5 圧縮機
6 放熱器
7 膨張手段
8 吸熱器
9 送風手段
10 除湿ローター
11 放湿部
12 吸湿部
13 補助加熱ヒーター
14 貯水タンク
15 駆動手段
16 第1のローターケース
17 第2のローターケース
18 除湿体
19 開口
20 開口縁
21 立ち上がり壁
22 桟
23 回転軸
24 軸孔
25 ワッシャー
26 バネ体
27 立ち上がり壁
28 桟
29 開口縁
30 レール
31 突起部(除湿ローター押え部)
32 ギア
33 ギア

Claims (10)

  1. 吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、このヒートポンプは、圧縮機と、放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器、前記吸熱器を順次介して前記排気口へと送風する送風手段を設けるとともに、前記放熱器と前記吸熱器の間に除湿体を設け、この除湿体は放湿部と吸湿部からなる除湿ローターを回動自在にローターケース内に設け、前記放湿部は前記放熱器と前記吸熱器の間の風路に設け、前記吸湿部は前記吸熱器と前記排気口の間の風路に設けた構成とし、前記除湿ローターと前記ローターケースの内壁面との回転軸方向の隙間で、前記放湿部上流側の第1のローターケースと前記除湿ローターとの隙間よりも、前記放湿部下流側の第2のローターケースと前記除湿ローターとの隙間を小さくする位置規制手段を設けた除湿装置。
  2. 位置規制手段は、除湿ローターに設けた円形レールと、この円形レールにローターケース内壁面から押し当てた除湿ローター押え部により構成した請求項1記載の除湿装置。
  3. 除湿ローターに複数の円形レールを設け、これら複数の円形レールにローターケース内壁面から除湿ローター押え部を押し当てた請求項2に記載の除湿装置。
  4. 除湿ローター押え部をローターケースの吸湿部と放湿部の間に設ける請求項2〜3のいずれかに記載の除湿装置。
  5. 除湿ローター押え部にバネ性を持たせた請求項2〜4のいずれかに記載の除湿装置。
  6. 円形レールの幅は除湿ローター押え部の幅よりも大きくした請求項2〜5のいずれかに記載の除湿装置。
  7. 位置規制手段は、除湿ローターを軸支した回転軸に傾斜を設けた請求項1〜6のいずれかに記載の除湿装置。
  8. 位置規制手段は、除湿ローター外周の歯車の歯を傾斜した構成とする請求項1〜7のいずれかに記載の除湿装置。
  9. 位置規制手段は、除湿ローターを軸支した回転軸に装着したバネ体により構成した請求項1〜8のいずれかに記載の除湿装置。
  10. バネ体は、円環状で、この円環状面は除湿ローター側と放湿部上流側のローターケース側に向けて交互に波打った形状とした請求項9に記載の除湿装置。
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