JP7336633B2 - 除湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば衣類乾燥用として用いられる除湿装置に関するものである。
従来、この種の除湿装置は、上部に送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた除湿部および送風部と、前記送風口に設けた風向変更部とを備えたものであった。本体ケース内に除湿部を設けた除湿装置は、除湿能力が高いことから、衣類の乾燥用として積極的に活用されている。
すなわち、室内空気を前記除湿部で乾燥空気とし、この乾燥空気を洗濯後の衣類に向けて自動で動く風向変更部を介して送風することにより、乾燥の効率化を図ろうとするもので、特に雨振り時や、冬の低温時のように洗濯物が乾きにくい時には、非常に重宝されるものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-144415号公報
このような従来の除湿装置においては、吹出口の長手方向の一辺に沿うようにルーバの回動軸を配置しているため、本体を真上から見たときにルーバの回動軸側から吹出口側へのみ風向制御可能であった。実際の衣類乾燥のシーンにおいては、本体の上方に干される場合が多く、それらの衣類に均等に送風することができないという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、本体を上方から見たときに、ルーバの回動軸を境にして両側の領域に送風可能とするものであり、本体の上方に衣類が干された場合においても、衣類に均等に送風することで、衣類乾燥の効率を高めた除湿装置を提供することを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために、吸込口と上方に開口した横長の吹出口を有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられた除湿部と、前記吸込口から吸い込んだ空気を前記除湿部を介して前記吹出口へ送風する送風部と、前記吹出口の上方に、上下方向へ回動自在に設けられた第1のルーバと第2のルーバと、とを備え、前記第1のルーバと前記第2のルーバとは、前記吹出口の長辺方向に並び、前記第1のルーバは、第1の回動部によって前記第1のルーバの先端側が上下方向へ回動し、前記第1のルーバの回動軸は、前記第1のルーバの根元側において前記吹出口の長辺方向に延び、前記第2のルーバは、第2の回動部によって前記第2のルーバの先端側が上下方向へ回動し、前記第2のルーバの回動軸は、前記第2のルーバの根元側において前記吹出口の長辺方向に延び、前記吹出口に対向した前記第1のルーバにおける先端側には、第1の先端側整流部を有し、前記吹出口に対向した前記第1のルーバにおける根元側には、第1の根元側整流部を有し、前記吹出口に対向した前記第2のルーバにおける先端側には、第2の先端側整流部を有し、前記吹出口に対向した前記第2のルーバにおける根元側には、第2の根元側整流部を有し、前記第1のルーバと前記第2のルーバが上方へ回動したときに前記第1のルーバと前記第2のルーバを上方から見ると、前記第1のルーバの先端部と前記第2のルーバの先端部は、前記吹出口から外れ、前記第1の根元側整流部の一部と前記第2の根元側整流部の一部は、前記吹出口と重なるものであり、これにより初期の目的を達成するものである。
本発明によれば、
吸込口と上方に開口した横長の吹出口を有する本体ケースと、
前記本体ケース内に設けられた除湿部と、
前記吸込口から吸い込んだ空気を前記除湿部を介して前記吹出口へ送風する送風部と、
前記吹出口の上方に、上下方向へ回動自在に設けられた第1のルーバと第2のルーバとを備え、
前記本体ケースの上面には、前記吹出口と運転モードを設定する操作部とが設けられ、
前記操作部は、前記吹出口の短辺方向における一方側に配置され、
前記第1のルーバと前記第2のルーバとは、前記吹出口の長辺方向に並び、
前記吹出口の前記操作部側の長辺側に前記第1のルーバと前記第2のルーバの回動軸を有し、
前記第1のルーバの回動軸は、前記第1のルーバの根元側において前記吹出口の長辺方向に延び、
前記第1のルーバは、第1の回動部によって前記第1のルーバの先端側が上下方向へ回動し、
前記第2のルーバの回動軸は、前記第2のルーバの根元側において前記吹出口の長辺方向に延び、
前記第2のルーバは、第2の回動部によって前記第2のルーバの先端側が上下方向へ回動し、
前記吹出口に対向した前記第1のルーバにおける先端側には、第1の先端側整流部を有し、前記吹出口に対向した前記第1のルーバにおける根元側には、第1の根元側整流部を有し、前記第1の先端側整流部と前記第1の根元側整流部は、中心軸が前記第1のルーバの根元側から前記第1のルーバの先端側に延びた筒形状であり、
前記吹出口に対向した前記第2のルーバにおける先端側には、第2の先端側整流部を有し、前記吹出口に対向した前記第2のルーバにおける根元側には、第2の根元側整流部を有し、
前記第2の先端側整流部と前記第2の根元側整流部は、中心軸が前記第2のルーバの根元側から前記第2のルーバの先端側に延びた筒形状であり、
前記第1のルーバと前記第2のルーバの前記回動軸を含む鉛直面を境にして前記操作部側へ送風できるように、前記第1のルーバと前記第2のルーバの先端側第1のルーバ16と第2のルーバ17の回動軸を含む鉛直面を境にして前記操作部側へ回動したときに前記第1のルーバと前記第2のルーバを上方から見ると、前記第1のルーバの先端部と前記第2のルーバの先端部は、前記吹出口から外れ、前記第1の根元側整流部の一部と前記第2の根元側整流部の一部は、前記吹出口と重なるなるものであり、これにより、前記第1のルーバが上方に回動した場合には、第1の根本側整流部に除湿風が流れ込み、第1の先端側整流部で整流され、前記第2のルーバが上方に回動した場合には、第2の根本側整流部に除湿風が流れ込み、第2の先端側整流部で整流され、結果として、本体を上方から見たときに、ルーバの回動軸を境にして両側の領域に送風可能とするものであり、衣類に均等に送風することで、衣類乾燥の効率を高めるものである。
本発明の実施形態1の除湿装置の斜視図 同除湿装置の断面図 同除湿装置の吹出口の斜視図 同除湿装置の第1のサイドケースを除いた風向変更部の斜視図 同除湿装置の第1のルーバの斜視図 本発明の実施形態2の除湿装置の断面図 同除湿装置の風向変更ユニットの斜視図 同除湿装置の斜視図
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1、図2、図3において、箱型の本体ケース1は、この本体ケース1の上部には吹出口3が配置され、側面には、吸込口2が配置されている。吹出口3には、格子状に配置された多数の桟3aを有している。この多数の桟3aは、吹出口3の上方に干した洗濯物が、吹出口3から入らないように保護されている。
本体ケース1内には、圧縮機4と放熱器5と膨張器6と吸熱器7とを順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルを設置し、室内空気を吸込口2から吹出口3に送風する送風部8を設置している。さらに、空気から水分を吸着する吸湿部9および、空気に水分を放出する放湿部10を有する除湿ロータ11を備え、放湿部10に供給される空気、および放湿部10を加熱する加熱手段12を備えている。
そして、本体ケース1内においては、順次、除湿ロータ11、吸熱器7、放熱器5、送風部8の順に並設している。吸熱器7と放熱器5の上端は、同じ高さになるように配置されている。除湿ロータ11は、円板状に形成され中心軸が水平方向にあるように回転可能に立設され、駆動手段13により回転している。さらに除湿ロータ11の放湿部10の風上側には、加熱手段12を設置している。放湿部10と吸熱器7とは、対向するように配置されている。
また、本体ケース1内において、吸熱器7の下方には、漏斗状の集水手段14を設け、さらに、集水手段14の下方には集水タンク15を、本体ケース1に対して着脱自在に配置している。つまり、吸熱器7部分で結露をさせ、その結露水を漏斗状の集水手段14で集めて集水タンク15に流入させるようにしているのである。
本体ケース1内には、第1送風路1Aと、第2送風路1Bと、第3送風路1Cとを備えている。
第1送風路1Aは、送風部8によって吸込口2から空気を吸引し吸湿部9に供給し、送風部8を介して吹出口3に排出する風路である。第1送風路1Aにおいては、吸込口2から吸い込まれた室内空気は除湿ロータ11の吸湿部9に供給される。この時、空気中の水分が吸湿部9に吸着され、乾燥した空気となる。さらに、水分を吸着する際の吸着熱が発生するので、室内空気は湿度が低減し、温度が上昇した状態で、放熱器5および吸熱器7の上方を主に介して送風部8に吸引され、吹出口3から室内へ送風されることになる。
第2送風路1Bは、送風部8によって吸込口2から空気を吸引し加熱手段12、放湿部10、吸熱器7、放熱器5の順に供給し、送風部8を介して吹出口から排出する風路である。第2送風路1Bにおいては、加熱手段12によって温められた室内空気は、除湿ロータ11の放湿部10に供給される。放湿部10では、吸湿部9で吸着した水分が除湿ロータ11の回転駆動により放湿部10に移動し、加熱手段12の加熱により供給された空気に放出される。この高湿の空気が吸熱器7に供給され、冷却されることにより結露し、水分は水滴として取出される。この後、冷却された空気は、放熱器5に供給され、放熱器5を冷却する。そして、放熱器5から熱を奪い、温度が上昇した空気が送風部8に吸引されることになる。冷凍サイクルとしては、放熱器5を効果的に冷却することが、吸熱器7を冷却するに際して、冷却効率を上昇させることになる。
第3送風路1Cは、送風部8によって吸込口2から空気を吸引し放熱器5に供給し、送風部8を介して吹出口3から排出する風路である。第3送風路1Cにおいては、吸込口2から吸い込まれた室内空気は、加熱手段12と除湿ロータ11と吸熱器7の下方を主に介して放熱器5に供給され、放熱器5を冷却したのち、送風部8に吸引されることになる。
吸熱器7における冷却結露に対しては、その表面積や冷凍サイクルの動作熱量などにより、最適風量が存在する。一方、冷凍サイクルとしては、放熱器5を効果的に冷却することが、吸熱器7を冷却するに際して、冷却効率を上昇させることになる。上述のように第3送風路1Cを配置することにより、放熱器5により多くの風量を供給することができるので、冷凍サイクルの冷却効率を向上させることができ、除湿装置の除湿効率を向上させることができるものである。なお、冷凍サイクルと、除湿ロータ11と、加熱手段12と、駆動手段13とが、除湿部である。
送風部は、風路を構成しスクロール形状のケーシングと、ケーシング内で回転することにより昇圧し送風する羽根車と、羽根車を回転駆動するモータとから構成され、所謂、シロッコファンとして構成されている。
ケーシングは、空気が流入する流入口と、空気が流出する吐出口とを有し、昇圧した空気を吐出口に向かわせる舌部を有している。そして吐出口が本体ケースの吹出口に連通するように構成されている。
図3、図4に示すように、上方に開口した吹出口3の上方に第1のルーバ16と第2のルーバ17とが、回動自在に設けられている。第1のルーバ16と第2のルーバ17とは、回動する方向に対して垂直方向に配置されている。具体的には、第1のルーバ16と第2のルーバ17とは、吹出口3の長辺方向に並び、吹出口3における右側(吹出口3における一方短辺側)には、第1のルーバ16を備え、吹出口3における左側(吹出口における他方短辺側)には、第2のルーバ17を備えている。第1のルーバ16と第2のルーバ17との回動軸は、吹出口3の長辺方向に延びている。
図3、図4、図5に示すように、第1のルーバ16は、略平板形状の第1の風向板20と、第1の風向板20の左右端部から水平方向へ延びた2本の第1の軸部分21とを備えている。吹出口3には、2本の軸部分を支持する2つの第1の支持部分22が設けられている。第1の軸部分21の一方側には、第1のギア23が固定されている。
第2のルーバ17は、略平板形状の第2の風向板26と、第2の風向板26の左右端部から水平方向へ延びた2本の第2の軸部分(図示せず)とを備えている。吹出口3には、2本の軸部分を支持する2つの第2の支持部分28が設けられている。第2の軸部分の一方側には、第2のギア(図示せず)が固定されている。
第1のルーバ16は、第1の回動部18によって上下方向に回動するように移動し、第2のルーバ17は、第2の回動部(図示せず)によって上下方向に回動するように移動する。
第1の回動部18は、第1のモータ部分24と、第1のモータ部分24の回転軸に固定された第1のモータギア25とを備えている。第1のモータギア25は、第1のギア23と噛み合い、第1のモータ部分24が駆動すると、第1のモータギア25が回動し、第1のギア23、第1の軸部分21を介して、第1の風向板20が回動する。
第2の回動部は、第2のモータ部分(図示せず)と、第2のモータ部分の回転軸に固定された第2のモータギア(図示せず)とを備えている。第2のモータギアは、第2のギアと噛み合い、第2のモータ部分が駆動すると、第2のモータギアが回動し、第2のギア、第2の軸部分を介して、第2の風向板26が回動する。
第1のルーバ16および第1の回動部18と、第2のルーバ17および第2の回動部とは本体左右の中心において左右対称の構成である。第1のルーバ16である第1の風向板20の第1の軸部分21と、第2のルーバ17である第2の風向板26の第2の軸部分とは、同軸上に配置され、本体ケース1における左右方向に延びている。
吹出口3における右側の端部には、第1のサイドケース32aを備え、第1のサイドケース32a内には、第1のモータ部分24と、第1のモータギア25と、第1のギア23とを備えている。第1のサイドケース32aの左側には、第1の風向板20の一方側の第1の軸部分21を支持する第1の支持部分22を備えている。
吹出口3における左側の端部には、第2のサイドケース32bを備え、第2のサイドケース32b内には、第2のモータ部分と、第2のモータギアと、第2のギアとを備えている。第2のサイドケース32bの右側には、第2の風向板26の一方側の第2の軸部分を支持する第2の支持部分28を備えている。
第1のサイドケース32aと第2のサイドケース32bとの間には、吹出口3から上方へ突出した第3のサイドケース32cを備えている。第3のサイドケース32cの右側には、第1の風向板20の他方側の第1の軸部分21を支持する第1の支持部分22を備え、第3のサイドケース32cの左側には、第2の風向板26の他方側の第2の軸部分を支持する第2の支持部分28を備えている。
図5に示すように、本体ケース1の上部には、操作部33と、制御部(図示せず)とを備えている。操作部33によって、運転モードを設定すると、制御部(図示せず)が、第1のモータ部分24と第2のモータ部分(図示せず)の動作を制御する。この制御部(図示せず)により、第1のルーバ16と第2のルーバ17は90度から180度の範囲の角度で回転往復運動を繰り返す動作を行う。
図3、図4に示すように、本実施形態の特徴は、第1のルーバに設けた第1の先端側整流部35、第1の根元側整流部36と、第2のルーバに設けた第2の先端側整流部37、第2の根元側整流部38である。
吹出口3に対向した第1のルーバ16における先端側には、第1の風向板20と並行な第1の先端側整流部35を有し、吹出口3に対向した第1のルーバ16における根元側には、第1のルーバ16の第1の軸部分21の方向に広がった第1の根元側整流部36を有する。同様に、吹出口3に対向した第2のルーバ17における先端側には、第2の風向板26と並行な第2の先端側整流部37を有し、吹出口3に対向した第2のルーバ17における根元側には、第2の根元側整流部38を有する。
第1のルーバ16と第2のルーバ17が上方へ回動したときに第1のルーバ16と第2のルーバ17を上方から見ると、第1のルーバ16と第2のルーバ17の先端部は、吹出口3から外れ、第1の根元側整流部36と第2の根元側整流部38の一部は、吹出口3と重なるように駆動する。
これにより、第1のルーバ16が本体ケース1の長手方向における垂直面(第1のルーバ16と第2のルーバ17の回動軸を含む鉛直面)を境にして、吹出口3と反対側に回動した場合には、第1の根元側整流部36に除湿風が流れ込み、第1の先端側整流部35で整流される。同様に、第2のルーバ17が本体ケース1の長手方向における垂直面(第1のルーバ16と第2のルーバ17の回動軸を含む鉛直面)を境にして、吹出口3と反対側に回動した場合には、第2の根本側整流部に除湿風が流れ込み、第2の先端側整流部で整流される。結果として、本体ケース1の長手方向における垂直面(第1のルーバ16と第2のルーバ17の回動軸を含む鉛直面)を境にして、吹出口と反対側にも送風することができ、特に、本体の直上に衣類が干された場合に、衣類に均等に送風することで、衣類乾燥の効率を高めるものである。
また、第1のルーバ16における第1の先端側整流部35と第1の根元側整流部36との間には空間部を有する。第1のルーバ16が下方へ回動したときには、この空間部によって、吹出口3から吹き出した空気の一部は、空間部を通り、第1のルーバ16の下面に当たる。第1のルーバ16の下面に当たった空気は、第1のルーバ16の下面に沿うように第1のルーバ16の先端側に流れ、第1の先端側整流部35を介して送風される。これにより、下方向へ送風される風量が低減することを抑制できる。なお、第1の先端側整流部35と第1の根元側整流部36との間の長さは、第1のルーバ16の回動軸方向に対して直角方向における第1の先端側整流部35の長さ、および第1の根元側整流部36の長さより長い。
同様に、第2のルーバ17における第2の先端側整流部37と第2の根元側整流部38との間には空間部を有する。第2のルーバ17が下方へ回動したときには、この空間部によって、吹出口3から吹き出した空気の一部は、空間部を通り、第2のルーバ17の下面に当たる。第2のルーバ17の下面に当たった空気は、第2のルーバ17の下面に沿うように第2のルーバ17の先端側に流れ、第2の先端側整流部37を介して、送風される。これにより、下方向へ送風される風量が低減することを抑制できる。なお、第2の先端側整流部37と第2の根元側整流部38との間の長さは、第2のルーバ17の回動軸方向に対して直角方向における第2の先端側整流部37の長さ、および第2の根元側整流部38の長さより長い。
また、第1の先端側整流部35と第1の根元側整流部36は、中心軸が第1のルーバ16の根元側から第1のルーバ16の先端側に延びた筒形状とし、第2の先端側整流部37と第2の根元側整流部38は、中心軸が第2のルーバ17の根元側から第2のルーバ17の先端側に延びた筒形状にしてもよい。
これにより、気流を妨げることなく、第1のルーバ16と第2のルーバ17の強度を保つことが可能になる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施形態2の断面を示す図である。図7は、本発明の実施形態2の風向変更ユニットの斜視図ある。図8は、本発明の実施形態2の斜視図ある。実施の形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6、図7、図8に示すように、実施の形態1と相違する点は、吹出口3に、吹出口3における長辺方向に送風方向を広げる風向変更ユニット39を設けたことである。
図6、図7に示すように、風向変更ユニット39は、本体ケース1の吹出口3に取り付けられ、ケーシングの吐出口の下流側に位置する。風向変更ユニット39は回転手段40により回転可能に設けられている。また、回転手段としては、小型モータなどが使用される。
風向変更ユニット39は回転手段に連結される回転軸41と、回転軸41に貫通されて固定される複数枚の風向変更板42にて構成されている。
回転軸41は、吹出口3の長手方向に伸びるように設置されている。風向変更板42は左右に傾斜方向を逆方向にして回転軸41に固定され、回転軸41の端に近いものほど、垂直面に対して傾斜角度を大とするように固定されている。これにより、吹出口3における長辺方向に送風方向を広げたり、狭めたりすることができる。
また、風向変更板42の回転軸41方向の投影形状は円形をなし、傾斜した風向変更板42を回転させるときの可動範囲が略円形となっているので、風向変更板42の回転を可能にしている。
図8に示すように、吹出口3の長辺方向における第1の先端側整流部35の寸法は、吹出口3の長辺方向における第1の根元側整流部36の寸法より短くは、第1の先端側整流部35は、吹出口3の長辺方向における中央側に配置されている。同様に、吹出口3の長辺方向における第2の先端側整流部37の寸法は、吹出口3の長辺方向における第2の根元側整流部38の寸法より短くは、第2の先端側整流部37は、吹出口3の長辺方向における中央側に配置してもよい。
これにより、風向変更ユニット39が長手方向に送風方向を広げた場合にも、第1の先端側整流部35および第2の先端側整流部37が送風方向の拡大を妨げることなく、幅広く送風することが可能となる。結果として、特に、幅広く衣類が干された場合に、衣類に均等に送風することで、衣類乾燥の効率を高めるものである。
本発明にかかる除湿装置は、衣類乾燥の効率を高めることが可能になり、衣類乾燥用に使用される除湿装置等として有用である。
1 本体ケース
1A 第1送風路
1B 第2送風路
1C 第3送風路
2 吸込口
3 吹出口
3a 桟
4 圧縮機
5 放熱器
6 膨張器
7 吸熱器
8 送風部
9 吸湿部
10 放湿部
11 除湿ロータ
12 加熱手段
13 駆動手段
14 集水手段
15 集水タンク
16 第1のルーバ
17 第2のルーバ
20 第1の風向板
21 第1の軸部分
22 第1の支持部分
23 第1のギア
24 第1のモータ部分
25 第1のモータギア
26 第2の風向板
28 第2の支持部分
32a 第1のサイドケース
32b 第2のサイドケース
32c 第3のサイドケース
33 操作部
35 第1の先端側整流部
36 第1の根元側整流部
37 第2の先端側整流部
38 第2の根元側整流部
39 風向変更ユニット
40 回転手段
41 回転軸
42 風向変更板

Claims (2)

  1. 吸込口と上方に開口した横長の吹出口を有する本体ケースと、
    前記本体ケース内に設けられた除湿部と、
    前記吸込口から吸い込んだ空気を前記除湿部を介して前記吹出口へ送風する送風部と、
    前記吹出口の上方に、上下方向へ回動自在に設けられた第1のルーバと第2のルーバとを備え、
    前記本体ケースの上面には、前記吹出口と運転モードを設定する操作部とが設けられ、
    前記操作部は、前記吹出口の短辺方向における一方側に配置され、
    前記第1のルーバと前記第2のルーバとは、前記吹出口の長辺方向に並び、
    前記吹出口の前記操作部側の長辺側に前記第1のルーバと前記第2のルーバの回動軸を有し、
    前記第1のルーバの回動軸は、前記第1のルーバの根元側において前記吹出口の長辺方向に延び、
    前記第1のルーバは、第1の回動部によって前記第1のルーバの先端側が上下方向へ回動し、
    前記第2のルーバの回動軸は、前記第2のルーバの根元側において前記吹出口の長辺方向に延び、
    前記第2のルーバは、第2の回動部によって前記第2のルーバの先端側が上下方向へ回動し、
    前記吹出口に対向した前記第1のルーバにおける先端側には、第1の先端側整流部を有し、前記吹出口に対向した前記第1のルーバにおける根元側には、第1の根元側整流部を有し、前記第1の先端側整流部と前記第1の根元側整流部は、中心軸が前記第1のルーバの根元側から前記第1のルーバの先端側に延びた筒形状であり、
    前記吹出口に対向した前記第2のルーバにおける先端側には、第2の先端側整流部を有し、前記吹出口に対向した前記第2のルーバにおける根元側には、第2の根元側整流部を有し、
    前記第2の先端側整流部と前記第2の根元側整流部は、中心軸が前記第2のルーバの根元側から前記第2のルーバの先端側に延びた筒形状であり、
    前記第1のルーバと前記第2のルーバの前記回動軸を含む鉛直面を境にして前記操作部側へ送風できるように、前記第1のルーバと前記第2のルーバの先端側第1のルーバ16と第2のルーバ17の回動軸を含む鉛直面を境にして前記操作部側へ回動したときに前記第1のルーバと前記第2のルーバを上方から見ると、前記第1のルーバの先端部と前記第2のルーバの先端部は、前記吹出口から外れ、前記第1の根元側整流部の一部と前記第2の根元側整流部の一部は、前記吹出口と重なることを特徴とする除湿装置。
  2. 前記吹出口には、
    前記吹出口における長辺方向に送風方向を広げる風向変更ユニットを設け、
    前記吹出口の長辺方向における前記第1の先端側整流部の寸法は、前記吹出口の長辺方向における前記第1の根元側整流部の寸法より短く
    前記第1の先端側整流部は、前記吹出口の長辺方向における中央側に配置され、
    前記吹出口の長辺方向における前記第2の先端側整流部の寸法は、前記吹出口の長辺方向における前記第2の根元側整流部の寸法より短く
    前記第2の先端側整流部は、前記吹出口の長辺方向における中央側に配置されることを特徴とする請求項に記載の除湿装置。
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