JP6982721B2 - 除湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば衣類乾燥用として用いられる除湿装置に関するものである。
従来、この種の除湿装置は、上部に送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた除湿部および送風部と、前記送風口に設けた風向変更部とを備えたものであった。本体ケース内に除湿部を設けた除湿装置は、除湿能力が高いことから、衣類の乾燥用として積極的に活用されている。
すなわち、室内空気を前記除湿部で乾燥空気とし、この乾燥空気を洗濯後の衣類に向けて送風することにより、乾燥の効率化を図ろうとするもので、特に雨振り時や、冬の低温時のように洗濯物が乾きにくい時には、非常に重宝されるものである。(なお、これに関連する先行文献としては下記特許文献1がある)
特開2006−102578号公報
上記従来例における課題は、洗濯後の衣類の乾燥速度をさらに向上するということであった。
すなわち、従来の物においては、室内の空気を送風部によって本体ケース内に吸い込み、本体ケース内に設けられた除湿部によって、室内の空気を除湿し、この除湿空気を、送風部によって洗濯後に干された衣類に向けて送風するものである。ここで、洗濯後の衣類を乾燥させる場合には、送風空気の乾燥度、および送風される送風量と、送風が当たる衣類の表面積により、乾燥速度が決まるものである。特に、送風が当たらない部分では乾燥速度が非常に遅くなるため、送風を出来る限り衣類に当て、送風が当たる衣類の表面積を大きくすることが重要である。衣類に当てる送風の表面積を大きくする手段として、従来から、送風口から吹出される送風を自動可動する風向変更部を用いて大きくする方法があるが、風向変更部が一定リズムの風向変化および風速変化の作用にしか働かないため、衣類に当てる送風の表面積の拡大には限界があった。
そこで本発明は、洗濯後の衣類の乾燥速度のさらなる向上を図ることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために、本発明は、吸込口と上方に開口した横長の吹出口を有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられた除湿部と、前記吸込口から吸い込んだ空気を前記除湿部を介して前記吹出口へ送風する送風部と、前記吹出口の上方に、上下方向へ回動自在に設けられた第1の風向変更部と第2の風向変更部と、前記第1の風向変更部を回動させる第1の回動部と、前記第2の風向変更部を回動させる第2の回動部と、前記回動部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記第1の回動部と前記第2の回動部とを動作が異なるように制御し、前記第1の風向変更部と前記第2の風向変更部とは、前記吹出口の長辺方向に並び、前記第1の風向変更部は、前記吹出口における一方短辺側に設けられ、前記第2の風向変更部は、前記吹出口における他方短辺側に設けられ、前記第1の風向変更部と前記第2の風向変更部との回動軸は、前記吹出口の長辺方向に延び、前記第1の風向変更部は、前記第1の風向変更部の前記吹出口における他方短辺側の端部から下方および前記吹出口における短辺方向に延びた第1の他方整流板を設け、前記第2の風向変更部は、前記第2の風向変更部の前記吹出口における一方短辺側の端部から下方および前記吹出口における短辺方向に延びた第2の一方整流板を設け、前記第1の他方整流板は前記吹出口から吹出された送風空気が、前記第1の風向変更部の他方側から前記第2の風向変更部側へ漏れ出ることを抑制し、前記第2の一方整流板は前記吹出口から吹出された送風空気が、前記第2の風向変更部の一方側から前記第1の風向変更部側へ漏れ出ることを抑制するものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、吸込口と上方に開口した横長の吹出口を有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられた除湿部と、前記吸込口から吸い込んだ空気を前記除湿部を介して前記吹出口へ送風する送風部と、前記吹出口の上方に、上下方向へ回動自在に設けられた第1の風向変更部と第2の風向変更部と、前記第1の風向変更部を回動させる第1の回動部と、前記第2の風向変更部を回動させる第2の回動部と、前記回動部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記第1の回動部と前記第2の回動部とを動作が異なるように制御し、前記第1の風向変更部と前記第2の風向変更部とは、前記吹出口の長辺方向に並び、前記第1の風向変更部は、前記吹出口における一方短辺側に設けられ、前記第2の風向変更部は、前記吹出口における他方短辺側に設けられ、前記第1の風向変更部と前記第2の風向変更部との回動軸は、前記吹出口の長辺方向に延び、前記第1の風向変更部は、前記第1の風向変更部の前記吹出口における他方短辺側の端部から下方および前記吹出口における短辺方向に延びた第1の他方整流板を設け、前記第2の風向変更部は、前記第2の風向変更部の前記吹出口における一方短辺側の端部から下方および前記吹出口における短辺方向に延びた第2の一方整流板を設け、前記第1の他方整流板は前記吹出口から吹出された送風空気が、前記第1の風向変更部の他方側から前記第2の風向変更部側へ漏れ出ることを抑制し、前記第2の一方整流板は前記吹出口から吹出された送風空気が、前記第2の風向変更部の一方側から前記第1の風向変更部側へ漏れ出ることを抑制する構成としたことにより、前記吹出口における一方短辺側から吹出された送風空気が、前記第2の風向変更部へ流入することを抑制することで、前記吹出口における他方短辺側から吹出された送風空気の流れを阻害することを防ぎ、また吹出口における他方短辺側から吹出された送風空気が、前記第1の風向変更部へ流入することを抑制することで、前記吹出口における一方短辺側から吹出された送風空気の流れを阻害することを防ぐことができ、これにより、前記吹出口から吹出された送風空気が、前記第1の風向変更部と前記第2の風向変更部を効率よく介して吹出されるため、衣類に当たる送風の表面積が大きくなり、乾きムラを低減することで衣類乾燥速度を向上することができる。
本発明の実施の形態1の除湿装置の外観斜視図 同除湿装置の断面図 同除湿装置の吹出口近傍の外観斜視図 同除湿装置のサイドケースを除いた風向変更部近傍の外観斜視図 同除湿装置のサイドケースを除いた吹出口近傍の外観斜視図 同除湿装置の吹出口近傍の外観斜視図 同除湿装置の送風部の断面斜視図
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の除湿装置の外観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1の除湿装置の断面図である。
図1、図2に示すように、本体ケース1は箱型であり、この本体ケース1の側面には、左右ともに吸込口2が配置され、上部には吹出口3が配置されている。吹出口3は、横長四角形状で上方に開口している。
本体ケース1内には、圧縮機4と放熱器5と膨張器6と吸熱器7とを順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルを設置し、室内空気を吸込口2から吹出口3に送風する送風部8を設置している。さらに、空気から水分を吸着する吸湿部9および、空気に水分を放出する放湿部10を有する除湿ロータ11を備え、放湿部10に供給される空気、および放湿部10を加熱する加熱部12を備えている。
そして、本体ケース1内においては、順次、除湿ロータ11、吸熱器7、放熱器5、送風部8の順に並設している。吸熱器7と放熱器5の上端は、同じ高さになるように配置されている。除湿ロータ11は、円板状に形成され中心軸が水平方向にあるように回転可能に立設され、駆動部13により回転している。さらに除湿ロータ11の放湿部10の風上側には、加熱部12を設置している。放湿部10と吸熱器7とは、対向するように配置されている。
また、本体ケース1内において、吸熱器7の下方には、漏斗状の集水部14を設け、さらに、集水部14の下方には集水タンク15を、本体ケース1に対して着脱自在に配置している。つまり、吸熱器7部分で結露をさせ、その結露水を漏斗状の集水部14で集めて集水タンク15に流入させるようにしているのである。
本体ケース1内には、第1送風路1Aと、第2送風路1Bと、第3送風路1Cとを備えている。
第1送風路1Aは、送風部8によって吸込口2から空気を吸引し吸湿部9に供給し、送風部8を介して吹出口3に排出する風路である。第1送風路1Aにおいては、吸込口2から吸い込まれた室内空気は除湿ロータ11の吸湿部9に供給される。この時、空気中の水分が吸湿部9に吸着され、乾燥した空気となる。さらに、水分を吸着する際の吸着熱が発生するので、室内空気は湿度が低減し、温度が上昇した状態で、放熱器5および吸熱器7の上方を主に介して送風部8に吸引され、吹出口3から室内へ送風されることになる。
第2送風路1Bは、送風部8によって吸込口2から空気を吸引し加熱部12、放湿部10、吸熱器7、放熱器5の順に供給し、送風部8を介して吹出口から排出する風路である。第2送風路1Bにおいては、加熱部12によって温められた室内空気は、除湿ロータ11の放湿部10に供給される。放湿部10では、吸湿部9で吸着した水分が除湿ロータ11の回転駆動により放湿部10に移動し、加熱部12の加熱により供給された空気に放出される。この高湿の空気が吸熱器7に供給され、冷却されることにより結露し、水分は水滴として取出される。この後、冷却された空気は、放熱器5に供給され、放熱器5を冷却する。そして、放熱器5から熱を奪い、温度が上昇した空気が送風部8に吸引されることになる。冷凍サイクルとしては、放熱器5を効果的に冷却することが、吸熱器7を冷却するに際して、冷却効率を上昇させることになる。
第3送風路1Cは、送風部8によって吸込口2から空気を吸引し放熱器5に供給し、送風部8を介して吹出口3から排出する風路である。第3送風路1Cにおいては、吸込口2から吸い込まれた室内空気は、加熱部12と除湿ロータ11と吸熱器7の下方を主に介して放熱器5に供給され、放熱器5を冷却したのち、送風部8に吸引されることになる。
吸熱器7における冷却結露に対しては、その表面積や冷凍サイクルの動作熱量などにより、最適風量が存在する。一方、冷凍サイクルとしては、放熱器5を効果的に冷却することが、吸熱器7を冷却するに際して、冷却効率を上昇させることになる。上述のように第3送風路1Cを配置することにより、放熱器5により多くの風量を供給することができるので、冷凍サイクルの冷却効率を向上させることができ、除湿装置の除湿効率を向上させることができるものである。なお、冷凍サイクルと、除湿ロータ11と、加熱部12と、駆動部13とが、除湿部である。
図3は、本発明の実施の形態1の除湿装置の吹出口近傍の外観斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1の除湿装置のサイドケースを除いた風向変更部近傍の外観斜視図である。
図3、図4に示すように、上方に開口した吹出口3の上方に第1の風向変更部16と第2の風向変更部17とが、回動自在に設けられている。第1の風向変更部16は、第1の回動部18によって上下方向に回動するように移動し、第2の風向変更部17は、第2の回動部(図示せず)によって上下方向に回動するように移動する。)
図3、図4に示すように、上方に開口した吹出口3の上方に第1の風向変更部16と第2の風向変更部17とが、回動自在に設けられている。第1の風向変更部16と第2の風向変更部17とは、回動する方向に対して垂直方向に配置されている。具体的には、第1の風向変更部16と第2の風向変更部17とは、吹出口3の長辺方向に並び、吹出口3における右側(吹出口3における一方短辺側)には、第1の風向変更部16を備え、吹出口3における左側(吹出口における他方短辺側)には、第2の風向変更部17を備えている。第1の風向変更部16と第2の風向変更部17との回動軸は、吹出口3の長辺方向に延びている。
第1の風向変更部16は、略平板形状の第1の風向板20と、第1の風向板20の左右端部から水平方向へ延びた2本の第1の軸部分21とを備えている。吹出口3には、2本の軸部分を支持する2つの第1の支持部分22が設けられている。第1の軸部分21の一方側には、第1のギア23が固定されている。
第1の回動部18は、第1のモータ24と、第1のモータ24の回転軸に固定された第1のモータギア25とを備えている。第1のモータギア25は、第1のギア23と噛み合い、第1のモータ24が駆動すると、第1のモータギア25が回動し、第1のギア23、第1の軸部分21を介して、第1の風向板20が回動する。
第2の風向変更部17は、横長四角形の略平板形状の第2の風向板26と、第2の風向板26の短辺から外方に水平方向へ延びた2本の第2の軸部分(図示せず)とを備えている。吹出口3には、2本の軸部分を支持する2つの第2の支持部分28が設けられている。第2の軸部分の一方側には、第2のギア(図示せず)が固定されている。
第2の回動部(図示せず)は、第2のモータ(図示せず)と、第2のモータの回転軸に固定された第2のモータギア(図示せず)とを備えている。第2のモータギアは、第2のギアと噛み合い、第2のモータが駆動すると、第2のモータギアが回動し、第2のギア、第2の軸部分を介して、第2の風向板26が回動する。
第1の風向変更部16および第1の回動部18と第2の風向変更部17と第2の回動部は本体左右の中心において左右対称の構成である。
第1の風向変更部16と第2の風向変更部17とは、回動する方向に対して垂直方向に並んでいる。吹出口3における右側には、第1の風向変更部16を備え、吹出口3における左側には、第2の風向変更部17を備えている。第1の風向変更部16である第1の風向板20の第1の軸部分21と、第2の風向変更部17である第2の風向板26の第2の軸部分とは、同軸上に配置され、本体ケース1における左右方向に延びている。
吹出口3における右側の端部には、第1のサイドケース32aを備え、第1のサイドケース32a内には、第1のモータ24と、第1のモータギア25と、第1のギア23とを備えている。第1のサイドケース32aの左側には、第1の風向板20の一方側の第1の軸部分21を支持する第1の支持部分22を備えている。
吹出口3における左側の端部には、第2のサイドケース32bを備え、第2のサイドケース32b内には、第2のモータと、第2のモータギアと、第2のギアとを備えている。第2のサイドケース32bの右側には、第2の風向板26の一方側の第2の軸部分を支持する第2の支持部分28を備えている。
第1のサイドケース32aと第2のサイドケース32bとの間には、吹出口3から上方へ突出した第3のサイドケース32cを備えている。第3のサイドケース32cの右側には、第1の風向板20の他方側の第1の軸部分21を支持する第1の支持部分22を備え、第3のサイドケース32cの左側には、第2の風向板26の他方側の第2の軸部分を支持する第2の支持部分28を備えている。
図5は、本発明の実施の形態1の除湿装置のサイドケースを除いた吹出口近傍の外観斜視図である。
図5に示すように、本体ケース1の上部には、操作部33と、制御部34とを備えている。操作部33によって、運転モードを設定すると、制御部34が、第1のモータ24と第2のモータの動作を制御する。この制御部34により、第1の風向変更部16と第2の風向変更部17は約90度の角度で回転往復運動を繰り返す動作を行う。
図6は、本発明の実施の形態1の除湿装置の吹出口近傍の外観斜視図である。
本実施形態の特徴は、図6に示すように、第1の風向変更部16を吹出口3における一方短辺側(本体ケース1の後面側から見て右側)に設け、第2の風向変更部17を吹出口3における他方短辺側(本体ケース1の後面側から見て左側)に設けている。第1の風向変更部16は、第1の風向変更部16の吹出口3における他方短辺側(本体ケースの前面側から見て左側)の端部から下方および吹出口3における短辺方向に延びた横長板形状の第1の他方整流板35を設けたことである。
このような構成によれば、第1の風向変更部16が第2の風向変更部17より開いた場合であれば、第1の他方整流板35が吹出口3における一方短辺側(本体ケースの後面側から見て右側)から吹出された送風空気を、第1の風向変更部16の他方側(第2の風向変更部側)から漏れ出ることを抑制し、第1の風向変更部16の先端側へ風を送ることができる。また、第1の風向変更部16が第2の風向変更部17より閉じた場合及び、第1の風向変更部16と第2の風向変更部17の位置が揃う場合であれば、第1の他方整流板35が吹出口3における一方短辺側から吹出された送風空気を第1の風向変更部16の他方側(第2の風向変更部側)から第2の風向変更部17側へ漏れ出ることを抑制し、第1の風向変更部16の先端側へ風を送るとともに、第2の風向変更部17への流入を抑制し、吹出口3における他方短辺側(本体ケースの後面側から見て左側)から吹出された送風空気の流れを阻害することを防ぐことができる。
これにより、吹出口3から吹出された送風空気が、第1の風向変更部16と第2の風向変更部17を介して効率よく送風されるため、風量の低下が抑制され、衣類に当たる送風の表面積が大きくなり、乾きムラを低減することで衣類乾燥速度を向上することができる。
また、第2の風向変更部17は、第2の風向変更部17の吹出口3における一方短辺側(本体ケースの後面側から見て右側)の端部から下方および吹出口3における短辺方向に延びた横長板形状の第2の一方整流板36を設けてもよい。
このような構成によれば、第2の風向変更部17が第1の風向変更部16より開いた場合であれば、第2の一方整流板36が他方の吹出口3から吹出された送風空気を第2の風向変更部17の一方側(第1の風向変更部側)から漏れ出ることを抑制し、第2の風向変更部17の先端側へ風を送ることができる。また、第2の風向変更部17が第1の風向変更部16より閉じた場合、及び、第2の風向変更部17と第1の風向変更部16の位置が揃う場合であれば、第2の一方整流板36が吹出口3における他方短辺側(本体ケース1の後面側から見て左側)から吹出された送風空気を、第2の風向変更部17の一方側(第1の風向変更部16側)から第1の風向変更部16側へ漏れ出ることを抑制し、第2の風向変更部17の先端側へ風を送るとともに、第1の風向変更部16への流入を抑制し、吹出口3における一方短辺側から吹出された送風空気の流れを阻害することを防ぐことができる。
これにより、吹出口3から吹出された送風空気が、第1の風向変更部16と第2の風向変更部17を介して効率よく吹出されるため、風量の低下が抑制され、衣類に当たる送風の表面積が大きくなり、乾きムラを低減することで衣類乾燥速度を向上することができる。
また、第1の風向変更部16は、第1の風向変更部16の吹出口3における一方短辺側の端部から下方および吹出口3における短辺方向に延びた横長板形状の第1の一方整流板37を設けてもよい。
このような構成によれば、第1の一方整流板37が、吹出口3における一方短辺側(本体ケース1の後面側から見て右側)から吹出された送風空気を、第1の風向変更部16の一方側(第1のサイドケース側)から漏れ出ることを抑制し、第1の風向変更部16の先端側へ風を送ることができ、吹出口3から吹出された送風空気が、第1の風向変更部16を介して効率よく吹出されるため、衣類に当たる送風の表面積が大きくなり、乾きムラを低減することで衣類乾燥速度を向上することができる。
また、第2の風向変更部17は、第2の風向変更部17の吹出口3における他方短辺側の端部から下方および吹出口3における短辺方向に延びた横長板形状の第2の他方整流板38を設けてもよい。
このような構成によれば、第2の他方整流板38が、吹出口3における他方短辺側(本体ケース1の後面側から見て左側)から吹出された送風空気を、第2の風向変更部17の他方側(第2のサイドケース側)から漏れ出ることを抑制し、第1の風向変更部16の先端側へ風を送ることができ、吹出口3から吹出された送風空気が、第2の風向変更部17を効率よく介して吹出されるため、衣類に当たる送風の表面積が大きくなり、乾きムラを低減することで衣類乾燥速度を向上することができる。
図7は、本発明の実施の形態1の除湿装置の送風部の断面斜視図である。
図7に示すように、送風部8は、スクロール形状のケーシング8aと、ケーシング8aに固定されたモータ8bと、モータ8bの回転軸に固定されたファン8cとを有している。モータ8bの回転軸は、吹出口3の短辺方向(本体ケース1における前後方向)に延び、ケーシング8aは、吹出口3における他方短辺側(本体ケースの後面側から見て左側)に舌部8dを設けた構成としてもよい。具体的には、図に示すようにケーシング8aは、モータ8bを固定し吸込口を有する吸込面8eと、この吸込面8eに対向した吸込対向面8fと、吸込面8eと吸込対向面8fの間に挟まれたスクロール面8gとを有している。舌部8dは、スクロール面8gにおける吹出口3の一方短辺側(本体ケースの後面側から見て右側)または他方短辺側(本体ケースの後面側から見て左側)に配置されている。
これにより、ファン8cの回転軸方向が、本体ケース1における前後方向となるので、本体ケース1の水平断面を横長四角形状とすることができ、吹出口3の横長四角形状の長辺方向と、本体ケース1の水平断面の長辺方向と同一方向に配置できるので、本体ケース1の小型化ができる。
一例として、舌部8dが、スクロール面8gにおける吹出口3の他方短辺側(本体ケースの後面側から見て左側)に配置されている構成について説明する。このような構成によれば、舌部8d側に偏った流れの送風空気に対し、第1の風向変更部16が第2の風向変更部17より開いた場合であれば、第1の他方整流板35が、吹出口3における一方短辺側(本体ケースの後面側から見て右側)から吹出された送風空気を、第1の風向変更部16の他方側(第2の風向変更部側)から漏れ出ることを抑制し、第1の風向変更部16の先端側へ風を送ることができる。また、第2の一方整流板36が第2の風向変更部17への流入を抑制し、吹出口3における他方短辺側(本体ケースの後面側から見て左側)から吹出された送風空気の流れを阻害することを防ぐことができる。また、第2の他方整流板38が吹出口3における他方短辺側(本体ケースの後面側から見て左側)から吹出された送風空気を、第2の風向変更部17の他方側から漏れ出ることを抑制し第2の風向変更部17の先端側へ風を送ることができる。
また、第1の風向変更部16が第2の風向変更部17より閉じた場合であれば、第1の他方整流板35が、吹出口3における一方短辺側(本体ケースの後面側から見て右側)から吹出された送風空気を、第1の風向変更部16の他方側(第2の風向変更部側)から漏れ出ることを抑制し、第1の風向変更部16の先端側へ風を送るとともに、第2の風向変更部17への流入を抑制し、吹出口3における他方短辺側(本体ケース1の後面側から見て左側)から吹出された送風空気の流れを阻害することを防ぐことができる。さらに第2の他方整流板が、吹出口3における他方短辺側(本体ケース1の後面側から見て左側)から吹出された送風空気を、第2の風向変更部17の他方側(第2のサイドケース側)から漏れ出ることを抑制し第2の風向変更部17の先端側へ風を送ることができる。
これにより、吹出口3から吹出された送風空気を、第1の風向変更部16と第2の風向変更部17を介して効率よく吹出されるため、衣類に当たる送風の表面積が大きくなり、乾きムラを低減することで衣類乾燥速度を向上することができる。
本発明にかかる除湿装置は、乾きムラを低減することで衣類乾燥速度の向上を可能とするものであるので、衣類乾燥用に使用される除湿装置等として有用である。
1 本体ケース
1A 第1送風路
1B 第2送風路
1C 第3送風路
2 吸込口
3 吹出口
4 圧縮機
5 放熱器
6 膨張器
7 吸熱器
8 送風部
8a ケーシング
8b モータ
8c ファン
8d 舌部
8e 吸込面
8f 吸込対向面
8g スクロール面
9 吸湿部
10 放湿部
11 除湿ロータ
12 加熱部
13 駆動部
14 集水部
15 集水タンク
16 第1の風向変更部
17 第2の風向変更部
18 第1の回動部
20 第1の風向板
21 第1の軸部分
22 第1の支持部分
23 第1のギア
24 第1のモータ
25 第1のモータギア
26 第2の風向板
28 第2の支持部分
32a 第1のサイドケース
32b 第2のサイドケース
32c 第3のサイドケース
33 操作部
34 制御部
35 第1の他方整流板
36 第2の一方整流板
37 第1の一方整流板
38 第2の他方整流板

Claims (4)

  1. 吸込口と上方に開口した横長の吹出口を有する本体ケースと、
    前記本体ケース内に設けられた除湿部と、
    前記吸込口から吸い込んだ空気を前記除湿部を介して前記吹出口へ送風する送風部と、
    前記吹出口の上方に、上下方向へ回動自在に設けられた第1の風向変更部と第2の風向変更部と、
    前記第1の風向変更部を回動させる第1の回動部と、
    前記第2の風向変更部を回動させる第2の回動部と、
    前記回動部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1の回動部と前記第2の回動部とを動作が異なるように制御し、
    前記第1の風向変更部と前記第2の風向変更部とは、前記吹出口の長辺方向に並び、
    前記第1の風向変更部は、前記吹出口における一方短辺側に設けられ、
    前記第2の風向変更部は、前記吹出口における他方短辺側に設けられ、
    前記第1の風向変更部と前記第2の風向変更部との回動軸は、前記吹出口の長辺方向に延び、
    前記第1の風向変更部は、前記第1の風向変更部の前記吹出口における他方短辺側の端部から下方および前記吹出口における短辺方向に延びた第1の他方整流板を設け、
    前記第2の風向変更部は、前記第2の風向変更部の前記吹出口における一方短辺側の端部から下方および前記吹出口における短辺方向に延びた第2の一方整流板を設け、
    前記第1の他方整流板は前記吹出口から吹出された送風空気が、前記第1の風向変更部の他方側から前記第2の風向変更部側へ漏れ出ることを抑制し、
    前記第2の一方整流板は前記吹出口から吹出された送風空気が、前記第2の風向変更部の一方側から前記第1の風向変更部側へ漏れ出ることを抑制することを特徴とする除湿装置。
  2. 前記第1の風向変更部は、前記第1の風向変更部の前記吹出口における一方短辺側の端部から下方および前記吹出口における短辺方向に延びた第1の一方整流板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の除湿装置。
  3. 前記第2の風向変更部は、前記第2の風向変更部の前記吹出口における他方短辺側の端部から下方および前記吹出口における短辺方向に延びた第2の他方整流板を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の除湿装置。
  4. 前記送風部は、
    スクロール形状のケーシングと、
    前記ケーシングに固定されたモータと、
    前記モータの回転軸に固定されたファンとを有し、
    前記モータの前記回転軸は、前記吹出口の短辺方向に延び、
    前記ケーシングは、前記吹出口における他方短辺側に舌部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の除湿装置。
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