JP5664290B2 - 空気調和機の吹出口に備えたルーバー構造 - Google Patents
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Description
一方、押し入れや靴箱など狭い収納空間の乾燥を行うときは、収納空間の外に空気調和機を設置し、空気吹出口から吹き出す乾燥空気を収納空間へ送るものであるが、吹き出し方向を左右に変更するルーバーを備えていると、左右方向のルーバーのセットを忘れたまま収納空間の乾燥に使用することがあり、乾燥空気が一部だけしか収納空間内に送り込まれなるため、収納空間の乾燥を効率よく行うことができず、電力を無駄に消費してしまうことになる。
室内の除湿や洗濯物の乾燥を行うときは、上ルーバー6aが開口部1aの上面側を開口して、空気吹出口4から吹き出す空気流が枠体1の上方もしくは斜め前方に向かうようにしており、このときに下ルーバー6bの後縁が空気吹出口4の上方に位置するから、空気吹出口4から上方へ向かう空気流が上ルーバー6aと下ルーバー6bとの間隔7に向かい、風向板6cによって流れが制御できるものであり、上調和空気の上下方向と左右方向の吹き出し角度を任意に変更することができる。
なお、下ルーバー6bの前後方向の幅は風向板と同じ長さに形成している。
そして、洗濯物の乾燥を行うときは、洗濯物の量が多いときは、吹き出し幅を広くして調和空気が洗濯物の全体にあたるようにし、逆に洗濯物の量が少ないときは吹き出し幅を狭くして調和空気が集中してあたるように送風することで効率よく乾燥ができる。
このとき、風向板6cの向きに関係なく開口部1aから枠体1前方の正面に向かって調和空気が吹き出すから、風向板6cの角度調整は不要であり、角度調整を忘れた場合でも開口部1aが収納空間を向くように本体を設置するだけで確実に収納空間へ調和空気を送ることができる。
また、従来は空気調和機が収納空間を向いていれば、調和空気が送り込まれていると思い込んで、実際には収納空間から外れていても気がつかないまま使用してしまうことがあったか、この構成では空気調和機の開口部1aの向きと必ず同じ方向に調和空気が吹き出されるから送風方向を間違えることはなく、確実に収納空間の乾燥ができるものとなった。
この構成によって、上ルーバー6aの先端を前方に向けて開口部1aの枠体1上面側を閉じたときに下ルーバー6bが空気吹出口4より後方の上面板4aの上方に位置し、下ルーバー6bが空気吹出口4とは対向しない位置に配置される。このため、空気吹出口4から上方へ向かう空気流は下ルーバー6bや風向板6cにはあたらなくなり、上ルーバー6aの下面に届いて上ルーバー6aの下面で流れを変えるので、風向板6cに制御されない空気流を作り出すことができ、確実に開口部1aから枠体1の正面前方に向かう空気流が形成できるものとなり、下ルーバー6bが空気流の妨げになることはなく、開口部1aの前方に向かう空気流が遠くまで届きやすくなる。
この構成であれば、一方の風向板ユニットU1の1枚の風向板6cの向きを外側に向けると、他方の風向板ユニットU2の風向板6cが連動して外側に向き、また、これとは反対に、一方の風向板ユニットU1の1枚の風向板6cの向きを内側に向けると、他方の風向板ユニットU2の風向板6cも連動して内側に向くものであり、1枚の風向板6cを操作するだけで吹き出し幅を素早く変更することができ、使い勝手が向上できるものである。
1a 開口部
2 空気流路
3 空気吸込口
4 空気吹出口
4a 上面板
5 送風ファン
6 ルーバー枠体
6a 上ルーバー
6b 下ルーバー
6c 風向板
6c’隣接する2枚の風向板
7 間隔
8 連結部材
9 ユニット連結部材
U 風向板ユニット
Claims (3)
- 枠体(1)内に空気流路(2)を配置し、該空気流路(2)の端に空気吸込口(3)と、空気吹出口(4)とを設け、空気吸込口(3)から空気吹出口(4)に至る空気流路(2)に空気流を作り出す送風ファン(5)を設けた空気調和機において、
前記空気吹出口(4)は前記枠体(1)内で上方に向かって開口し、前記空気吹出口(4)より上方の前記枠体(1)前面上部と前記枠体(1)上面との連続するコーナー部に開口部(1a)を形成し、該開口部(1a)には前記空気吹出口(4)から上方へ向かう空気流を前記枠体(1)上方と前記枠体(1)前方との間で可変するルーバー枠体(6)を回動自在に取り付け、
該ルーバー枠体(6)は、前記開口部(1a)の前記枠体(1)上面側の全体を覆う大きさの上ルーバー(6a)と、該上ルーバー(6a)の下面に間隔(7)をあけて前記上ルーバー(6a)と略平行に配置した下ルーバー(6b)と、前記間隔(7)に配置されて左右に可動自在に設けた複数の風向板(6c)とで構成し、
かつ、前記空気吹出口(4)は前記開口部(1a)より前後方向の長さを短くして、前記枠体(1)前面側に寄せて配置し、
前記下ルーバー(6b)は前記上ルーバー(6a)より前後方向の長さを短くして、前記ルーバー枠体(6)の後部側に寄せて配置すると共に、前記風向板(6c)の前縁位置を前記下ルーバー(6b)の前縁位置と一致させ、
前記上ルーバー(6a)が前記開口部(1a)の前記枠体(1)上面側を開口する回動位置では、前記下ルーバー(6b)の後縁が前記開口部(1a)の上方に位置し、前記空気吹出口(4)から上方に向かう空気流は前記間隔(7)を通過し、前記風向板(6c)によって風向きを制御された空気流が前記開口部(1a)から吹き出し、
前記上ルーバー(6a)が前記開口部(1a)の前記枠体(1)上面側を塞ぐ回動位置では、前記下ルーバー(6b)が前記空気吹出口(4)より後方の上面板(4a)の上方に位置し、前記空気吹出口(4)から上方に向かう空気流は、前記下ルーバー(6b)によって前記間隔(7)への流入が阻止され、前記上ルーバー(6a)の下面で流れを変え、前記風向板(6c)で制御されない空気流が前記開口部(1a)から前記枠体(1)前方に吹き出すことを特徴とする空気調和機の吹出口に備えたルーバー構造。 - 前記風向板(6c)の後縁位置は前記下ルーバー(6b)の後縁位置よりも長くして、前記上ルーバー(6a)が開口部(1a)の枠体(1)上面側を開口する回動位置では、
風向板(6c)の後縁位置が下ルーバー(6b)の後縁位置よりも空気吹出口(4)側に位置することを特徴とする請求項1に記載した空気調和機の吹出口に備えたルーバー構造。 - 前記ルーバー枠体(6)には複数の風向板(6c)を連結する連結部材(8)を取付け、複数の風向板(6c)が連動して同一方向を向く風向板ユニット(U)を構成し、
2つの風向板ユニット(U)をルーバー枠体(6)内に左右に並べて配置し、2つの風向板ユニット(U)の隣接する2枚の風向板(6c’)に取り付けて、2つの風向板ユニット(U)を連結するユニット連結部材(9)を設け、2つの風向板ユニット(U)はユニット連結部材(9)によって連動して互いに逆方向を向くことを特徴とする請求項1または2に記載した空気調和機の吹出口に備えたルーバー構造。
Priority Applications (1)
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JP2011018890A JP5664290B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | 空気調和機の吹出口に備えたルーバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011018890A JP5664290B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | 空気調和機の吹出口に備えたルーバー構造 |
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ID=46839924
Family Applications (1)
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JP2011018890A Active JP5664290B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | 空気調和機の吹出口に備えたルーバー構造 |
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