JP6299399B2 - ショーケース - Google Patents

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Description

この発明は、ショーケースに関し、特に、庫内ダクトに配置される除湿部を備えるショーケースに関する。
従来、庫内ダクト(通気路)に配置される除湿部(除湿器)を備えるショーケースが知られている(たとえば、特許文献1参照)。上記特許文献1では、冷却用熱交換器(蒸発器)の上流側の通気路に除湿器が配置されている。これにより、冷却用熱交換器に供給される空気が除湿されるので、冷却用熱交換器に霜が付着するのが抑制される。
また、上記特許文献1の除湿器は、一部が冷却用熱交換器に供給される空気の流路(通気路)に配置されるとともに、他の部分が温水ヒータからの加熱空気が流れる流路に配置されている。また、除湿器は、回転するように構成されており、冷却用熱交換器に供給される空気の流路(通気路)に配置される部分と、温水ヒータからの加熱空気が流れる流路に配置されている部分とが入れ替わるように構成されている。そして、除湿器が回転されることにより、除湿により水分が吸着した部分(冷却用熱交換器に供給される空気の流路に配置されていた部分)が、温水ヒータからの加熱空気が流れる流路に配置される。その結果、除湿器に吸着した水分が除去される。
また、従来、ハニカム状またはコルゲード状に形成された紙などの通気性シートに除湿材を含ませた除湿器が知られている(たとえば、特許文献2参照)。そして、この除湿器を空気が通過することにより、空気中に含まれる水分が除湿される。
特開2006−29743号公報 特開昭58−109118号公報
上記特許文献1に記載された除湿器に、上記特許文献2に記載された通気性シートからなる除湿器を用いた場合には、除湿器を空気が通過することにより、空気に含まれる埃などの異物が除湿器に付着して、除湿器が閉塞する場合がある。この場合、除湿器(除湿部)の除湿性能が低下するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、除湿器が閉塞することに起因して、除湿部の除湿性能が低下するのを抑制することが可能なショーケースを提供することである。
この発明の一の局面によるショーケースは、蒸発器が配置され、庫内に冷気を供給する庫内ダクトと、凝縮器の凝縮熱を排気する排気ダクトと、蒸発器の上流側の庫内ダクト内でかつ凝縮器の下流側の排気ダクト内に、庫内ダクト内に配置される部分と排気ダクト内に配置される部分とを入れ替え可能なように、庫内ダクトと排気ダクトとに跨るように配置される除湿部と、除湿部の上流側でかつ凝縮器の下流側の排気ダクト内に配置され、除湿部に付着した異物を送風により除去することにより除湿部の閉塞を抑制する閉塞抑制手段と、除湿部が閉塞した場合に閉塞抑制手段の運転を開始する制御部とを備える。なお、本願における閉塞とは、異物が詰まって空気が全く通過できない場合のみならず、除湿部に異物が部分的に詰まることにより空気が通過しにくくなる場合も含む広い概念である。
この発明の一の局面によるショーケースでは、上記のように、除湿部に付着した異物を送風により除去することにより除湿部の閉塞を抑制する閉塞抑制手段と、除湿部が閉塞した場合に閉塞抑制手段の運転を開始する制御部とを備える。これにより、除湿部が閉塞した場合に、閉塞抑制手段の運転が開始され除湿部に付着した異物が送風により除去されるので、除湿部の除湿性能が低下するのを抑制することができる。
上記一の局面によるショーケースにおいて、好ましくは、異物が付着することにより除湿部が閉塞していることを検知する検知部をさらに備え、制御部は、検知部が除湿部の閉塞を検知した場合に、閉塞抑制手段の運転を開始して、除湿部に付着した異物を送風により除去するように構成されている。このように構成すれば、除湿部の閉塞が検知部により検知されるので、容易に、閉塞抑制手段の運転を開始させることができる。
この場合、好ましくは、検知部は、庫内ダクト内に設けられ、制御部は、検知部が除湿部の閉塞を検知した場合に、除湿部の庫内ダクト内に配置される部分と排気ダクト内に配置される部分とを入れ替えるとともに閉塞抑制手段の運転を開始して、除湿部に付着した異物を送風により除去するように構成されている。このように構成すれば、検知部が除湿部の閉塞を検知した場合に、除湿部の異物が付着した部分が、閉塞抑制手段が配置される排気ダクト内に配置されるので、閉塞抑制ファンの送風により異物を除去することができる。
上記検知部が庫内ダクト内に設けられるショーケースにおいて、好ましくは、除湿部は、回転可能に構成されており、所定の第1時間毎に除湿部が回転して、庫内ダクト内に配置される部分と排気ダクト内に配置される部分とが入れ替わり、凝縮熱により除湿部の排気ダクト内に配置された部分に吸着した水分が除去されるように構成されており、制御部は、除湿部の閉塞を検知した場合、所定の第1時間が経過していなくても、除湿部を回転させて、庫内ダクト内に配置される部分と排気ダクト内に配置される部分とを入れ替えるとともに閉塞抑制手段の運転を開始して、除湿部に付着した異物を送風により除去するように構成されている。このように構成すれば、所定の第1時間毎にのみ除湿部が回転する場合と異なり、除湿部が閉塞した場合、迅速に、除湿部に付着した異物を送風により除去することができる。
この場合、好ましくは、制御部は、除湿部の閉塞を検知した場合、除湿部を回転させるとともに、所定の第1時間をカウントするタイマをリセットするように構成されている。このように構成すれば、除湿部に付着した異物が送風により除去されている最中に、所定の第1時間が経過して、異物の除去が不十分な状態の除湿部が庫内ダクト内に配置されるのを抑制することができる。
上記所定の第1時間毎に除湿部が回転するショーケースにおいて、好ましくは、制御部は、閉塞抑制手段の運転を開始してから所定の第2時間経過後、閉塞抑制手段の運転を停止するように構成されている。このように構成すれば、異物の除去に必要な時間だけ閉塞抑制手段を運転させることができるので、電力が無駄に消費されるのを抑制することができる。
上記検知部が庫内ダクト内に設けられるショーケースにおいて、好ましくは、蒸発器の上流側に設けられ、蒸発器に送風するための蒸発器送風ファンをさらに備え、検知部は、蒸発器の上流側でかつ蒸発器送風ファンの下流側の庫内ダクト内に配置され、庫内ダクト内を流れる空気の風速を検知する風速センサを含む。ここで、除湿部に異物が付着した場合には、空気が除湿部を通過しにくくなることに起因して、庫内ダクト内を流れる空気の風速が小さくなる。そこで、風速センサにより庫内ダクト内を流れる空気の風速を検知することによって、容易に、除湿部の閉塞を検知することができる。
本発明によれば、上記のように、除湿器が閉塞することに起因して、除湿部の除湿性能が低下するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態によるショーケースの断面図である。 本発明の一実施形態によるショーケースの正面図である。 本発明の一実施形態によるショーケースのブロック図である。 本発明の一実施形態によるショーケースの動作を説明するためのフロー図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態によるショーケース100の構成について説明する。
図1に示すように、ショーケース100は、ケース本体部10が設けられている。ケース本体部10は、商品(図示せず)を前面側が開放された陳列室11に陳列して販売するオープンタイプ(開放型)である。なお、陳列室11は、本発明の「庫内」の一例である。
また、ケース本体部10には、庫内ダクト12が設けられている。庫内ダクト12は、断熱材13を介して、陳列室11の背面側(X1方向側)に設けられ、垂直方向(Z方向)に延びる部分12aと、陳列室11の下方(Z2方向側)に設けられ、水平方向(X方向)に延びる部分12bとを含む。また、庫内ダクト12(部分12a)は、陳列室11に接続されており、陳列室11に陳列された商品を冷却する冷気を供給するように構成されている。
また、ケース本体部10の下方(Z2方向)には、機械室14が設けられている。
また、ケース本体部10には、背面ダクト15が設けられている。背面ダクト15は、断熱材13を介して、庫内ダクト12の背面側(X1方向側)に、上方(Z1方向)に延びるように設けられている。また、背面ダクト15の下方は、機械室14に接続されている。そして、背面ダクト15は、機械室14に配置された後述する凝縮器24からの凝縮熱(排熱)が排気されるように構成されている。なお、背面ダクト15は、本発明の「排気ダクト」の一例である。
また、ケース本体部10には、たとえば二酸化炭素(CO)などを冷媒として使用する冷凍機ユニット20が設けられている。
図1および図3に示すように、冷凍機ユニット20には、圧縮機21が設けられている。圧縮機21は、機械室14に設けられている。圧縮機21は、AC電源22(図3参照)から供給される交流電力により駆動される駆動部23(図3参照)により回転駆動されるように構成されている。また、圧縮機21は、冷凍機ユニット20における低圧側から吸入されたガス冷媒を圧縮して高圧側に吐出する役割を有している。
冷凍機ユニット20には、凝縮器24が設けられている。凝縮器24は、機械室14に設けられている。凝縮器24は、内部を流通する過熱ガス状態の冷媒を外気を用いて冷却(凝縮)する機能を有している。このとき、冷媒の凝縮熱が発生する。また、凝縮器24内で凝縮(液化)された冷媒は、後述する膨張弁25に流入される。
また、冷凍機ユニット20には、凝縮器送風ファン26(図1参照)が設けられている。凝縮器送風ファン26は、機械室14に設けられている。具体的には、凝縮器送風ファン26は、凝縮器24と圧縮機21との間に設けられている。そして、凝縮器送風ファン26は、ケース本体部10の下方に設けられたフィルタ16を介して外気を取り入れて、凝縮器24に送風するように構成されている。
また、冷凍機ユニット20には、膨張弁25(図3参照)が設けられている。膨張弁25は、凝縮器24で冷却(液化)された冷媒を絞り膨張(減圧)させて蒸発器27に供給する役割を有している。また、膨張弁25により膨張された液冷媒は、気相および液相からなる気液二相状態のまま蒸発器27に流入される。
また、冷凍機ユニット20には、蒸発器27が設けられている。図1に示すように、蒸発器27は、庫内ダクト12の垂直方向(Z方向)に延びる部分12aに設けられている。蒸発器27は、流通する冷媒が蒸発(気化)する際に、庫内ダクト12内を流通する空気から熱を奪って冷却する。そして、蒸発器27によって冷却された空気(冷気)は、陳列室11に供給される。また、蒸発器27における蒸発後の冷媒は、気相を多く含んだガス状態となって圧縮機21に戻される。
また、冷凍機ユニット20には、蒸発器送風ファン28(図1参照)が設けられている。蒸発器送風ファン28は、蒸発器27の上流側に設けられている。具体的には、蒸発器送風ファン28は、庫内ダクト12の垂直方向(Z方向)に延びる部分12aと水平方向(X方向)に延びる部分12bとの境界部分に設けられている。そして、蒸発器送風ファン28は、ケース本体部10の前面側(X2方向)に設けられた下部冷気吸込口17から冷気を取り入れて、蒸発器27に送風するように構成されている。このとき、水分を含んだ一部の外気は、冷気とともに下部冷気吸込口17に吸い込まれる。
そして、冷凍機ユニット20は、圧縮機21から吐出された冷媒が、凝縮器24、膨張弁25、蒸発器27の順に流れて圧縮機21に帰還されるサイクルを繰り返すように構成されている。
また、ショーケース100(ケース本体部10)には、除湿部30が設けられている。除湿部30は、蒸発器27の上流側(Z2方向側)の庫内ダクト12内で、かつ、凝縮器24の下流側(Z1方向側)の背面ダクト15内に設けられている。また、除湿部30は、庫内ダクト12内に配置される部分30aと背面ダクト15内に配置される部分30bとを入れ替え可能なように、庫内ダクト12と背面ダクト15とに跨るように配置されている。
また、図2に示すように、除湿部30は、水平方向(Y方向)に沿った横長形状を有する。具体的には、除湿部30は、ケース本体部10の一方端(Y1方向側)近傍から、他方端(Y2方向側)近傍まで、延びるように設けられている。そして、除湿部30は、Y方向に沿った方向に延びる回転軸Aを中心に、回転可能に構成されている。また、除湿部30は、所定の第1時間t1毎に除湿部30が回転して、庫内ダクト12内に配置される部分30aと背面ダクト15内に配置される部分30bとが入れ替わるように構成されている。そして、凝縮熱(排熱)により除湿部30の背面ダクト15内に配置された部分(除湿部30の回転前に庫内ダクト12内に配置されていた部分30a)に吸着した水分が除去されるように構成されている。
また、除湿部30は、たとえば、紙などの通気性シートに除湿材を含ませることにより構成されている。
ここで、本実施形態では、ショーケース100(ケース本体部10)には、閉塞抑制ファン31が設けられている。閉塞抑制ファン31は、除湿部30の上流側(Z2方向側)でかつ凝縮器24の下流側(Z1方向側)の背面ダクト15内に配置されている。また、閉塞抑制ファン31は、1つ(または複数)設けられている。そして、閉塞抑制ファン31は、除湿部30に付着した異物(埃など)を送風により除去することにより除湿部30の閉塞を抑制するように構成されている。なお、異物は、除湿部30の庫内ダクト12内に配置される部分30aにおける、蒸発器送風ファン28側(Z2方向側)の部分30cに付着する。なお、閉塞抑制ファン31は、本発明の「閉塞抑制手段」の一例である。
また、本実施形態では、ショーケース100(ケース本体部10)には、風速センサ32が設けられている。風速センサ32は、蒸発器27の上流側(Z2方向側)で、かつ、蒸発器送風ファン28の下流側(Z1方向側)の庫内ダクト12内に配置されている。そして、風速センサ32は、庫内ダクト12内を流れる空気の風速を検知するように構成されている。なお、風速センサ32は、本発明の「検知部」の一例である。
また、図3に示すように、ショーケース100(ケース本体部10)には、制御部33が設けられている。制御部33は、ショーケース100全体を制御するように構成されている。また、本実施形態では、制御部33は、風速センサ32が除湿部30の閉塞を検知した場合に、除湿部30を回転させて、除湿部30の庫内ダクト12内に配置される部分30aと背面ダクト15内に配置される部分30bとを入れ替えるように構成されている。そして、制御部33は、閉塞抑制ファン31の運転を開始して、除湿部30(除湿部30の回転前に庫内ダクト12内に配置されていた部分30c、図1参照)に付着した異物を送風により除去するように構成されている。制御部33は、たとえば、風速センサ32が所定の閾値未満の風速を検出した場合に、除湿部30が閉塞したと判断するように構成されている。
また、制御部33は、除湿部30の閉塞を検知した場合、所定の第1時間t1が経過していなくても、除湿部30を回転させて、庫内ダクト12内に配置される部分30aと背面ダクト15内に配置される部分30bとを入れ替えるように構成されている。そして、制御部33は、閉塞抑制ファン31の運転を開始して、除湿部30に付着した異物を送風により除去するように構成されている。また、制御部33は、除湿部30の閉塞を検知した場合、除湿部30を回転させるとともに、所定の第1時間t1をカウントするタイマ34(図3参照)をリセットするように構成されている。すなわち、タイマ34によってカウントされた時間tが、ゼロにリセットされる。また、制御部33は、閉塞抑制ファン31の運転を開始してから所定の第2時間t2経過後、閉塞抑制ファン31の運転を停止するように構成されている。
次に、図1を参照して、ショーケース100の冷気の流れについて説明する。
ショーケース100では、蒸発器27により冷却された冷気が、庫内ダクト12から陳列室11に供給される。また、冷気は、ケース本体部10の上方(Z1方向)に設けられた上部冷気吹出口18から吹き出されるとともに、ケース本体部10の下方(Z2方向)に設けられた下部冷気吸込口17から吸い込まれる。これにより、ケース本体部10の前方側(X2方向側)にエアーカーテン19が形成される。その結果、外気が陳列室11に侵入することが抑制される。また、下部冷気吸込口17から吸い込まれた冷気および外気は、蒸発器送風ファン28により、再び蒸発器27に送風される。
次に、図4を参照して、ショーケース100の制御部33の動作について説明する。
まず、ステップS1において、タイマ34がカウントした時間tが、所定の第1時間t1を経過したか否かが判断される。ステップS1において、タイマ34がカウントした時間tが、所定の第1時間t1を経過した(t≧t1)と判断された場合には、ステップS2に進む。ステップS2において、除湿部30が回転して、除湿部30の庫内ダクト12内に配置される部分30aと背面ダクト15内に配置される部分30bとが入れ替えられる。これにより、凝縮器送風ファン26により送風される凝縮熱により、除湿部30の背面ダクト15内に配置された部分(除湿部30の回転前に庫内ダクト12内に配置されていた部分30a)に吸着した水分が除去される。また、ステップS2において、タイマ34がリセットされる。その後、ステップS1に戻る。
ステップS1において、タイマ34がカウントした時間tが所定の第1時間t1を経過していない(t<t1)場合、ステップS3において、除湿部30の閉塞が検出されたか否かが判断される。ステップS3において、除湿部30の閉塞が検出されていない場合、ステップS1に戻る。そして、ステップS3において、除湿部30の閉塞が検出された場合、ステップS4に進む。
そして、ステップS4において、除湿部30が回転して、除湿部30の庫内ダクト12内に配置される部分30aと背面ダクト15内に配置される部分30bとが入れ替えられる。これにより、異物が付着する除湿部30の部分30cが、背面ダクト15内において、上方側(Z1方向側)を向いた状態(図1の点線で示した部分30c)になる。また、タイマ34がリセットされる。
次に、ステップS5において、閉塞抑制ファン31の運転が開始される。これにより、除湿部30(除湿部30の回転前に庫内ダクト12内に配置されていた部分30c)に付着した異物が送風により除去される。
そして、ステップS6において、タイマ34がカウントした時間tが所定の第2時間t2を経過したか否かが判断される。すなわち、閉塞抑制ファン31の運転時間が、所定の第2時間t2を経過したか否かが判断される。タイマ34がカウントした時間tが所定の第2時間t2を経過していない(t<t2)と判断された場合には、ステップS6の動作が繰り返される。タイマ34がカウントした時間tが所定の第2時間t2を経過した(t≧t2)と判断された場合には、ステップS7に進む。なお、所定の第2時間t2は、所定の第1時間t1よりも短く(t2<t1)設定されている。これにより、所定の第2時間t2が経過する前に所定の第1時間t1が経過したと判断されて、異物の除去が不完全な状態で除湿部30が回転されるのが抑制される。そして、ステップS7において、閉塞抑制ファン31の運転が停止される。その後、ステップS1に戻る。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、除湿部30の上流側でかつ凝縮器24の下流側の背面ダクト15内に配置され、除湿部30に付着した異物を送風により除去することにより除湿部30の閉塞を抑制する閉塞抑制ファン31と、除湿部30が閉塞した場合に閉塞抑制ファン31の運転を開始する制御部33とを備える。これにより、除湿部30が閉塞した場合に、閉塞抑制ファン31の運転が開始され除湿部30に付着した異物が送風により除去されるので、除湿部30の除湿性能が低下するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、異物が付着することにより除湿部30が閉塞していることを検知する風速センサ32を設ける。そして、制御部33を、風速センサ32が除湿部30の閉塞を検知した場合に、閉塞抑制ファン31の運転を開始して、除湿部30に付着した異物を送風により除去するように構成する。これにより、除湿部30の閉塞が風速センサ32により検知されるので、容易に、閉塞抑制ファン31の運転を開始させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、風速センサ32を、庫内ダクト12内に設ける。そして、制御部33を、風速センサ32が除湿部30の閉塞を検知した場合に、除湿部30の庫内ダクト12内に配置される部分30aと背面ダクト15内に配置される部分30bとを入れ替えるとともに閉塞抑制ファン31の運転を開始して、除湿部30に付着した異物を送風により除去するように構成する。これにより、風速センサ32が除湿部30の閉塞を検知した場合に、除湿部30の異物が付着した部分(回転前に庫内ダクト12内に配置されていた部分30c)が、閉塞抑制ファン31が配置される背面ダクト15内に配置されるので、閉塞抑制ファン31の送風により異物を除去することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部33を、除湿部30の閉塞を検知した場合、所定の第1時間t1が経過していなくても、除湿部30を回転させて、庫内ダクト12内に配置される部分30aと背面ダクト15内に配置される部分30bとを入れ替えるとともに閉塞抑制ファン31の運転を開始して、除湿部30に付着した異物を送風により除去するように構成する。これにより、所定の第1時間t1毎にのみ除湿部30が回転する場合と異なり、除湿部30が閉塞した場合、迅速に、除湿部30に付着した異物を送風により除去することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部33を、除湿部30の閉塞を検知した場合、除湿部30を回転させるとともに、所定の第1時間t1をカウントするタイマ34をリセットするように構成する。これにより、除湿部30に付着した異物が送風により除去されている最中に、所定の第1時間t1が経過して、異物の除去が不十分な状態の除湿部30が庫内ダクト12内に配置されるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部33を、閉塞抑制ファン31の運転を開始してから所定の第2時間t2経過後、閉塞抑制ファン31の運転を停止するように構成する。これにより、異物の除去に必要な時間だけ閉塞抑制ファン31を運転させることができるので、電力が無駄に消費されるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、蒸発器27の上流側でかつ蒸発器送風ファン28の下流側の庫内ダクト12内に配置され、庫内ダクト12内を流れる空気の風速を検知する風速センサ32を設ける。ここで、除湿部30に異物が付着した場合には、空気が除湿部30を通過しにくくなることに起因して、庫内ダクト12内を流れる空気の風速が小さくなる。そこで、風速センサ32により庫内ダクト12内を流れる空気の風速を検知することによって、容易に、除湿部30の閉塞を検知することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、閉塞抑制ファンにより除湿部に付着した異物を除去する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、除湿部近傍に、除湿部に送風する風洞を設けてもよい。そして、風洞からの送風により、除湿部に付着した異物を除去するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、除湿部がY方向に沿った方向に延びる回転軸(図2参照)を中心に回転可能に構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、除湿部を、Z方向に沿った方向に延びる回転軸を中心に回転可能に構成してもよい。
また、上記実施形態では、ショーケースに、水平方向(Y方向)に沿って除湿部が1つ設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、水平方向(Y方向)に沿って、除湿部を複数設けてもよい。
また、上記実施形態では、風速センサにより、除湿部に異物が付着したことを検知する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、除湿部に入る空気と除湿部から出ていく空気の湿度を測定して、測定された湿度に基づいて、除湿部に異物が付着したこと(除湿量が低下したこと)を検知するようにしてもよい。また、光センサなどを用いて、付着した異物を検知するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、風速センサが庫内ダクト内に設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、除湿部の閉塞が検知可能な場所であれば、風速センサを庫内ダクト以外(たとえば、冷気が供給される陳列室)に設けてもよい。
また、上記実施形態では、所定の第2時間が経過した後、閉塞抑制ファンの運転が停止される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、光センサなどを用いて、除湿部に付着した異物が除去されたことを検知した後、閉塞抑制ファンの運転を停止するようにしてもよい。
11 陳列室(庫内)
12 庫内ダクト
15 背面ダクト(排気ダクト)
24 凝縮器
27 蒸発器
28 蒸発器送風ファン
30 除湿部
30a 部分
30b 部分
31 閉塞抑制ファン(閉塞抑制手段)
32 風速センサ(検知部)
33 制御部
34 タイマ
100 ショーケース
t1 第1時間
t2 第2時間

Claims (7)

  1. 蒸発器が配置され、庫内に冷気を供給する庫内ダクトと、
    凝縮器の凝縮熱を排気する排気ダクトと、
    前記蒸発器の上流側の前記庫内ダクト内でかつ前記凝縮器の下流側の前記排気ダクト内に、前記庫内ダクト内に配置される部分と前記排気ダクト内に配置される部分とを入れ替え可能なように、前記庫内ダクトと前記排気ダクトとに跨るように配置される除湿部と、
    前記除湿部の上流側でかつ前記凝縮器の下流側の前記排気ダクト内に配置され、前記除湿部に付着した異物を送風により除去することにより前記除湿部の閉塞を抑制する閉塞抑制手段と、
    前記除湿部が閉塞した場合に前記閉塞抑制手段の運転を開始する制御部とを備える、ショーケース。
  2. 異物が付着することにより前記除湿部が閉塞していることを検知する検知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記検知部が前記除湿部の閉塞を検知した場合に、前記閉塞抑制手段の運転を開始して、前記除湿部に付着した異物を送風により除去するように構成されている、請求項1に記載のショーケース。
  3. 前記検知部は、前記庫内ダクト内に設けられ、
    前記制御部は、前記検知部が前記除湿部の閉塞を検知した場合に、前記除湿部の前記庫内ダクト内に配置される部分と前記排気ダクト内に配置される部分とを入れ替えるとともに前記閉塞抑制手段の運転を開始して、前記除湿部に付着した異物を送風により除去するように構成されている、請求項2に記載のショーケース。
  4. 前記除湿部は、回転可能に構成されており、所定の第1時間毎に前記除湿部が回転して、前記庫内ダクト内に配置される部分と前記排気ダクト内に配置される部分とが入れ替わり、前記凝縮熱により前記除湿部の前記排気ダクト内に配置された部分に吸着した水分が除去されるように構成されており、
    前記制御部は、前記除湿部の閉塞を検知した場合、前記所定の第1時間が経過していなくても、前記除湿部を回転させて、前記庫内ダクト内に配置される部分と前記排気ダクト内に配置される部分とを入れ替えるとともに前記閉塞抑制手段の運転を開始して、前記除湿部に付着した異物を送風により除去するように構成されている、請求項3に記載のショーケース。
  5. 前記制御部は、前記除湿部の閉塞を検知した場合、前記除湿部を回転させるとともに、前記所定の第1時間をカウントするタイマをリセットするように構成されている、請求項4に記載のショーケース。
  6. 前記制御部は、前記閉塞抑制手段の運転を開始してから所定の第2時間経過後、前記閉塞抑制手段の運転を停止するように構成されている、請求項4または5に記載のショーケース。
  7. 前記蒸発器の上流側に設けられ、前記蒸発器に送風するための蒸発器送風ファンをさらに備え、
    前記検知部は、前記蒸発器の上流側でかつ前記蒸発器送風ファンの下流側の前記庫内ダクト内に配置され、前記庫内ダクト内を流れる空気の風速を検知する風速センサを含む、請求項3〜6のいずれか1項に記載のショーケース。
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