JP2006239647A - 除湿機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷風等の吹出し方のバリエーションの拡大を図って、ユーザの要求に対応できる除湿機を提供する。
【解決手段】 除湿機では、前面パネル2、背面部3、1対の側面部、上面部5、底面部によってケーシングが構成されている。上面部5から前面パネル2の上端部にかけて前面吹出口が形成されている。前面吹出口には、上面部5側に上ルーバ12aが配設され、前面パネル2の側に下ルーバ12bが配設されている。上ルーバ12aはモータによって、下ルーバ12bはモータによってそれぞれ独立に駆動される。
【選択図】 図3

Description

本発明は除湿機に関し、特に、ルーバを備えた除湿機に関するものである。
特定の方向に向けて冷風を吹出すことで、冷房したり除湿したりする除湿機がある。この種の除湿機を開示した文献として、たとえば、特許文献1および特許文献2がある。これらの特許文献1,2に開示された除湿機では、ケーシングの所定の位置に空気を取り込むための吸込み口と、空気を吹出すための吹出口が設けられている。そのケーシング内には、蒸発器、凝縮器および送風機等が配設されている。吸込み口よりケーシング内に取り込まれた空気は蒸発器によって冷風とされる。一方、吸込み口よりケーシング内に取り込まれた空気は凝縮器によって温風とされる。発生した冷風あるいは温風は、送風機によって吹出口から室内に向かって送り出されることになる。
特開2003−314855号公報 特開2000−249394号公報
しかしながら、従来の除湿機では次のような問題点があった。特許文献1、2にそれぞれ記載された除湿機では、除湿機の吹出口から所定の方向に向けて冷風あるいは温風を吹出させるためにルーバが配設されている。ところが、特許文献1に記載された除湿機では、吹出口に一つのルーバだけしか設けられていない。そのため、冷風等の吹出し方のバリエーションが限られてしまい、ユーザの要求に応じた吹出しに対応することができないという問題点があった。
また、特許文献2に記載された除湿機では、吹出口に2つのルーバが設けられているものの、その2つのルーバが所定のリンクを介して連動するように構成され、一方のルーバが回転すると、その動きに合わせて他方のルーバも回転することになる。そのため、特許文献1に記載された除湿機の場合と同様に、冷風等の吹出し方のバリエーションが限られてしまい、ユーザの要求に対応することができないという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、冷風等の吹出し方のバリエーションの拡大を図って、ユーザの要求に対応できる除湿機を提供することである。
本発明に係る除湿機は、蒸発器および凝縮器を有した除湿機であって、吹出口と複数のルーバと駆動部と制御ユニットとを備えている。吹出口は、蒸発器を通過した第1の空気および凝縮器を通過した第2の空気の少なくともいずれかの空気を外方に向けて吹出す。複数のルーバは空気を所定の方向に向けて吹出すために吹出口に配設されている。駆動部は複数のルーバのそれぞれを駆動するためにルーバごとに配設されている。制御ユニットは、第1の空気および第2の空気の流れを制御するとともに、駆動部の動作を制御する。
この構成によれば、吹出口に設けられる複数のルーバが、駆動部によってそれぞれ独立に駆動される。これにより、複数のルーバの揺動や開き具合等にバリエーションをもたせることができて、ユーザの要求に応じて第1の空気および第2の空気のよりきめの細かい吹出しを行なうことができる。
より具体的な構造として、上面部と側面部を有する筐体部を備え、吹出口は側面部と上面部とが繋がるコーナ部分に配設され、複数のルーバは、上面部側に配設される第1ルーバと、その第1ルーバよりも下方の側面部の側に配設される第2ルーバとを含むことが好ましい。
また、運転モードの態様として、制御ユニットは、吹出口に第1の空気だけを導く第1の運転モードを実行する機能を有していることが好ましい。この第1の運転モードでは、制御ユニットは、吹出口を塞ぐように第1ルーバを閉じた状態で第2ルーバを所定の方向に揺動させる機能を有していることがより好ましい。
この場合には、第1ルーバを閉じて、第2ルーバ12bだけを揺動させることによって、たとえば人のいない領域に向けて第1の空気(冷風)を吹出させることなく、除湿機の前方に位置する人に向けて効率よく冷風を吹出させることができる。
また、運転モードの他の態様として、制御ユニットは、吹出口に第1の空気と第2の空気の双方を導く第2の運転モードを実行する機能を有していることが好ましい。この第2の運転モードでは、制御ユニットは、吹出口を塞ぐように第2ルーバを閉じた状態で第1ルーバを所定の方向に揺動させる機能を有していることがより好ましい。
この場合には、第2ルーバを閉じて、第1ルーバだけを揺動させることによって、たとえば洗濯物が位置していない領域に第1の空気および第2の空気(乾燥空気)を吹出させることなく、比較的高い位置にある洗濯物に向けて乾燥空気を効率よく吹出させることができる。
運転モードのさらに他の態様として、制御ユニットは、第1ルーバおよび第2ルーバによる吹出し面積を第1の面積とする第1の状態と、第1の面積よりも広い第2の面積とする第2の状態を実行する機能を有していることが好ましい。
この場合には、より広い範囲向けて空気を吹出させたり、特定の領域に向けて空気を効率よく吹出させることができる。
また、運転モードのさらに他の態様として、制御ユニットは、凝縮器および蒸発器を動作させない状態で空気を吹出口へ導く機能、すなわち、送風モードを有していることが好ましい。
さらに、所定のイオンを発生するためのイオン発生部を備え、その制御ユニットは、イオン発生部によりイオンを発生させ、発生したイオンを吹出口へ導く機能を有していることが好ましい。
この場合には、発生したイオンが室内に送り込まれて除菌効果を高めることができる。
また、コーナ部分では、上面部と側面部とがなめらかに繋がるように形成され、複数のルーバは、それぞれ閉じられた状態でコーナ部分の形状の部分をなすように形成されていることが好ましく、特に、コーナ部分は略円弧状に形成され、複数のルーバは、それぞれ閉じられた状態で略円弧状の部分をなすように形成されていることがさらに好ましい。
この場合には、後述するように、ルーバと筐体部との間に物が挟まれたれたりするのを抑制したり、ルーバとしての部品の共通化も図ることができる。
本発明の実施の形態に係る除湿機について説明する。図1および図2に示すように、除湿機1では、前面パネル2、背面部3、1対の側面部4、上面部5、底面部6によってケーシング7が構成されている。上面部5から前面パネル2にかけて前面吹出口11が形成されている。前面吹出口11には、所定の空気を所定の方向に向かって吹出させるルーバ12として、2つのルーバ12a,12bが配設されている。背面部3の上部には、第1吸込口8が形成され、下部には第2吸込口9が形成されている。そして、第1吸込口8と第2吸込み口9との間には背面吹出口10が形成されている。
そのハウジング7の内部では、図3および図4に示すように、背面部3側の上部に冷風を発生させるための蒸発器18が配設されている。その蒸発器18の下方には、温風を発生させるための凝縮器19が配設されている。蒸発器18と前面パネル2との間には、第1吸込口8から空気を吸込んで蒸発器18を通過させるためのクロスフローファン15が配設されている。また、凝縮器19と前面パネル2との間には、第2吸込口9から空気を吸込んで凝縮器19を通過させるためのシロッコファン16が配設されている。そのシロッコファン16と前面パネル2との間には、蒸発器18において結露した水分を貯留する排水タンク22が配設されている。さらに、前面吹出口11の近傍には、所定のイオンを発生させるためのイオン発生器20が配設されている。
クロスフローファン15とシロッコファン16との間には、凝縮器19によって発生した温風の流路を運転モードに応じて矢印41に示すように切り替えるための所定のダンパ17が配設されている。後述するように、蒸発器18によって発生した冷風だけを前面吹出口11から吹出させる第1の運転モードでは、凝縮器19によって発生した温風を背面吹出口11から吹出させるために、ダンパ17は温風(矢印31)を背面部3の側に導くよう回動される。一方、凝縮器19によって発生した温風を蒸発器18によって発生した冷風と合流させて、前面吹出口11から吹出させる第2の運転モードでは、ダンパ17は温風(矢印32)を前面パネル2の側に導くように回動される。運転モードの切り換え等は、上面部5に設けられた操作パネル21から行なわれることになる。その操作パネル21の下方には、操作パネル21と接続されて除湿機1の一連の運転を制御する制御ユニット23が配設されている。
前面吹出口11に設けられた2つのルーバ12のうち、上ルーバ12aは上面部5側に配設され、下ルーバ12bは前面パネル2の側に配設されている。図5に示すように、上ルーバ12aはモータ14aによって、そして、下ルーバ12bはモータ14bによってそれぞれ独立に駆動される。上ルーバ12aおよび下ルーバ12bは、図3に示すように、ルーバ本体13a、ルーバベース13cおよび縦ルーバ13bによってそれぞれ構成され、ルーバ本体13aによって除湿機に対して上下方向の空気の流れが制御され、縦ルーバ13bによって左右方向の空気の流れが制御される。
次に、上述した除湿機1の動作とルーバ12の形状について具体的に説明する。この除湿機1では、メインとなる2つの運転モードがある。まず、第1の運転モードは、前面吹出口11から冷風だけを吹出させるクール運転である。そして、第2の運転モードは、前面吹出口11から冷風と温風の双方を吹出させるドライ運転である。
(1)第1の運転モード(クール運転)
クール運転の場合には、図6に示すように、蒸発器18によって発生した冷風だけを前面吹出口11から吹出させるために、凝縮器19によって発生した温風は、背面吹出口10から吹出されることになる。そのため、ダンパ17は、温風(矢印31)が背面吹出口10に導かれるように回動される。このようにしてクール運転では、凝縮器19によって発生した温風は矢印31に示すように導かれて背面吹出口10から吹出て、前面吹出口11からは、矢印33に示すように、蒸発器18によって発生した冷風だけが吹き出ることになる。
そのクール運転では、ユーザが除湿機1の前方に位置した状態で使用される場合が想定される。そこで、操作パネル21におけるクール運転モードを選択すると、冷風を前方に向けて吹出すようにルーバ12が設定される。すなわち、図7に示すように、上ルーバ12aは閉じられた状態とされて、下ルーバ12bだけが矢印34に示すように所定の角度分だけ揺動されることになる。
このように、上ルーバ12aを閉じて、前面パネル2側の下ルーバ12bだけを揺動させることによって、人のいない領域に向けて冷風を吹出させることなく、除湿機1の前方に位置する人に向けて効率よく冷風を吹出させることができる。
(2)第2の運転モード(ドライ運転)
ドライ運転の場合には、図8に示すように、蒸発器18によって発生した冷風と凝縮器19によって発生した温風との双方を前面吹出口11から吹出させるために、凝縮器19によって発生した温風(矢印32)が前面吹出口11に導かれるようにダンパ17が回動される。このようにしてドライ運転では、蒸発器18によって発生した冷風が矢印33に示すように前面吹出口11に導かれるとともに、凝縮器19によって発生した温風も矢印32に示すように前面吹出口11に導かれて冷風と合流し、冷風と温風の双方(乾燥空気)が吹き出ることになる。
そのドライ運転では、乾燥した冷風と温風とが合流することで、前面吹出口からは室温よりも若干温度の高い乾燥した空気を吹き出すことができるため、たとえば雨天の日などに洗濯物を室内において乾かしたい場合に使用される場合が想定される。この場合、洗濯物は室内において比較的高い位置に干されることが多い。そこで、操作パネル21におけるドライ運転モードを選択すると、乾燥空気を比較的高い位置に向けて吹出すようにルーバ12が設定される。すなわち、図9に示すように、下ルーバ12bは閉じられた状態とされて、上ルーバ12aだけが矢印35に示すように所定の角度分だけ揺動されることになる。
このように、下ルーバ12bを閉じて、上ルーバ12aだけを揺動させることによって、洗濯物が位置していない領域に乾燥空気を吹出させることなく、比較的高い位置にある洗濯物に向けて乾燥空気を効率よく吹出させることができる。
(3)ルーバの動きのバリエーション
実施の形態に係る除湿機1では、2つの上ルーバ12aおよび下ルーバ12bはそれぞれモータ14a,14bによって独立に駆動される。これにより、上ルーバ12aと下12bの動きを細かく設定することができる。たとえばクール運転モードとしては、上ルーバ12aを閉じた状態で、下ルーバ12bだけを揺動する場合を例に挙げて説明したが、ユーザの要求に応じて、ドライ運転モードのように、下ルーバ12bを閉じた状態で、上ルーバ12aだけを揺動するようにしてもよい。
また、ドライ運転モードとしては、下ルーバ12bを閉じた状態で、上ルーバ12aだけを揺動する場合を例に挙げて説明したが、ユーザの要求に応じて、クール運転モードのように、上ルーバ12aを閉じた状態で、下ルーバ12bだけを揺動するようにしてもよい。
さらに、クール運転モードおよびドライ運転モードでは、図10に示すように、上ルーバ12aと下ルーバ12bの双方を矢印35に示すように揺動させるようにしてもよい。このとき、上ルーバ12aと下ルーバ12bとを互いにタイミングをずらして揺動させることにより、上ルーバ12aと下ルーバ12bとによる吹出し面積を一定に保持した状態で吹出し方向を変えることもできる。
また、上ルーバ12aと下ルーバ12bとを所定の吹出し角度となるように固定した状態に設定することもできる。たとえば、図11に示すように、上ルーバ12aと下ルーバ12bとによる吹出し角度が比較的大きな角度(θ1)となるように、上ルーバ12aと下ルーバ12bをそれぞれ所定の位置に固定した状態で、冷風または乾燥空気を吹出すこともできる(ワイド吹出し)。この場合には、より広い範囲に向けて冷風や乾燥空気を送り込むことができる。
一方、図12に示すように、上ルーバ12aと下ルーバ12bとによる吹出し角度が比較的小さな角度(θ2)となるように、上ルーバ12aと下ルーバ12bをそれぞれ所定の位置に固定した状態で、冷風または乾燥空気を吹出すこともできる(スポット吹出し)。この場合には、特定の範囲に向けて集中的に冷風や乾燥空気を送り込むことができる。これらの設定は、操作パネル21から容易に行なうことができる。
(4)その他の運転モード
実施の形態に係る除湿機1では、クール運転モードとドライ運転モードの他に、蒸発器18および凝縮器19を機能させないでクロスフローファン15だけを駆動させることにより、単に空気を前面吹出口11から吹出させる送風モードがある。この場合にも、上ルーバ12aおよび下ルーバ12bに対してクール運転モードおよびドライ運転モードの場合と同様の動きをさせることができる。
また、イオン発生器20によってイオンを発生させ、その発生したイオンを冷風あるいは乾燥空気とともに前面吹出口11から吹出させるプラズマクラスターモードがある。この場合には、発生したイオンが室内に送り込まれて除菌効果を高めることができる。これらの設定も、操作パネル21から行なうことができる。
(5)ルーバの形状
本実施の形態に係る除湿機1では、ケーシング7における上面部5から前面パネル2にかけてのコーナ部分は、角張らずに円弧の一部をなして滑らかにつながるように形成されている。そのコーナ部分に前面吹出口11が設けられ、その前面吹出口11にコーナ部分の形状に沿って上ルーバ12aと下ルーバ12bが配設されている。すなわち、図13に示すように、上ルーバ12aと下ルーバ12bは閉じた状態で、コーナ部分の形状に沿って円弧の一部をなすように形成されている。そして、図14に示すように、除湿機1の運転によって、その上ルーバ12aおよび下ルーバ12bが矢印36に示すように揺動したり、あるいは、所定の位置に止まった状態のもとで冷風や乾燥空気等が吹出されることになる。
一方、比較例として、コーナ部分が角張っている除湿機のような場合に、そのコーナ部分に沿って吹出口を設けて2つのルーバを形成しようとすると、ルーバとしてはルーバ本体が平面的なものが適用されることになる。この場合には、図15に示すように、平面的なルーバ112a,112bは閉じた状態で角張る。そして、図16に示すように、除湿機の運転によって、そのようなルーバ112a,112bが矢印136に示すように揺動したり、あるいは、所定の位置に止まった状態のもとで冷風や乾燥空気等が吹出されることになる。
このとき、ルーバ112a,112bが平面的なルーバであることで、図14に示される円弧状の一部をなすルーバ12a,12bの場合と比べると、ルーバ112aと上面部105との間に形成される隙間110aと、ルーバ112bと前面パネル102との間に形成される隙間110bが広いものとなる。したがって、比較例では、そのような隙間に物等が挟まりやすいという問題があるのを、上述した除湿機1ではこれを解消することができる。
また、他の比較例(特許文献2)として、図17に示すように、2つのルーバ112a,112bが連接された除湿機の場合には、ルーバ112aの形状とルーバ112bの形状とが異なっているために、ルーバとして別々の部品が必要とされる。これに対して、上述した除湿機1では、上ルーバ12aと下ルーバ12bの形状をほぼ同じ形状とすることができ、ルーバとしての部品の共通化を図ることも可能である。
以上説明したように、本実施の形態に係る除湿機1では、前面吹出口11に設けられた2つの上ルーバ12aと下ルーバ12bが、モータ14a,14bによってそれぞれ独立に駆動される。これにより、上ルーバ12aおよび下ルーバ12bの揺動や開き具合等にバリエーションをもたせることができて、ユーザの要求に応じてよりきめの細かい冷風または乾燥空気の吹出しを行なうことができる。
なお、上述した除湿機1では、前面吹出口11に上ルーバ12aと下ルーバ12bとの2つのルーバ12を配設する場合について説明したが、たとえば、前面吹出口を2ヶ所設けてそのそれぞれに対して上ルーバと下ルーバとを配設するようにしてもよい。この場合には、さらにきめの細かい冷風または乾燥空気の吹出しを行なうことができる。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る除湿機の第1の斜視図である。 同実施の形態において、図1に示す除湿機の第2の斜視図である。 同実施の形態において、図1に示す除湿機の一断面図である。 同実施の形態において、図1に示す除湿機の他の断面図である。 同実施の形態において、ルーバを駆動するモータを示す部分分解斜視図である。 同実施の形態において、除湿機のクール運転を説明するための一断面図である。 同実施の形態において、クール運転におけるルーバの動きを示す部分斜視図である。 同実施の形態において、除湿機のドライ運転を説明するための一断面図である。 同実施の形態において、ドライ運転におけるルーバの動きを示す部分斜視図である。 同実施の形態において、ルーバの動きのバリエーションを示す部分断面斜視図である。 同実施の形態において、ルーバの動きのバリエーションを示す他の部分断面斜視図である。 同実施の形態において、ルーバの動きのバリエーションを示すさらに他の部分断面斜視図である。 同実施の形態において、ルーバの形状とその動きを示す第1の部分断面模式図である。 同実施の形態において、ルーバの形状とその動きを示す第2の部分断面模式図である。 同実施の形態において、比較例に係る除湿機におけるルーバの形状とその動きを示す第1の部分断面模式図である。 同実施の形態において、比較例に係る除湿機におけるルーバの形状とその動きを示す第2の部分断面模式図である。 同実施の形態において、他の比較例に係る除湿機におけるルーバの形状を示す部分断面図である。
符号の説明
1 除湿機、2 前面パネル、3 背面部、4 側面部、5 上面部、6 底面部、7 ケーシング、8 第1吸込口、9 第2吸込口、10 背面吹出口、12 ルーバ、12a 上ルーバ、12b 下ルーバ、13a ルーバ本体、13b 縦ルーバ、13c ルーバベース、14,14a,14b モータ、15 クロスフローファン、16 シロッコファン、17 ダンパ、18 蒸発器、19 凝縮器、20 イオン発生器、21 操作パネル、22 排水タンク、23 制御ユニット。

Claims (11)

  1. 蒸発器および凝縮器を有した除湿機であって、
    蒸発器を通過した第1の空気および凝縮器を通過した第2の空気の少なくともいずれかの空気を外方に向けて吹出すための吹出口と、
    前記吹出口に配設され、前記空気を所定の方向に向けて吹出すための複数のルーバと、
    前記複数のルーバのそれぞれに配設され、前記ルーバを駆動するための駆動部と、
    前記第1の空気および前記第2の空気の流れを制御するとともに、前記駆動部の動作を制御する制御ユニットと
    を備えた、除湿機。
  2. 上面部と側面部を有する筐体部を備え、
    前記吹出口は前記側面部と前記上面部とが繋がるコーナ部分に配設され、
    前記複数のルーバは、
    前記上面部側に配設される第1ルーバと、
    前記第1ルーバよりも下方の前記側面部の側に配設される第2ルーバと
    を含む、請求項1記載の除湿機。
  3. 前記制御ユニットは、前記吹出口に前記第1の空気だけを導く第1の運転モードを実行する機能を有する、請求項2記載の除湿機。
  4. 前記制御ユニットは、前記第1の運転モードにおいて、前記吹出口を塞ぐように前記第1ルーバを閉じた状態で前記第2ルーバを所定の方向に揺動させる機能を有する、請求項3記載の除湿機。
  5. 前記制御ユニットは、前記吹出口に前記第1の空気と前記第2の空気の双方を導く第2の運転モードを実行する機能を有する、請求項2記載の除湿機。
  6. 前記制御ユニットは、前記第2の運転モードにおいて、前記吹出口を塞ぐように前記第2ルーバを閉じた状態で前記第1ルーバを所定の方向に揺動させる機能を有する、請求項5記載の除湿機。
  7. 前記制御ユニットは、前記第1ルーバおよび前記第2ルーバによる吹出し面積を第1の面積とする第1の状態と、前記第1の面積よりも広い第2の面積とする第2の状態を実行する機能を有する、請求項2記載の除湿機。
  8. 前記制御ユニットは、前記凝縮器および前記蒸発器を動作させない状態で空気を前記吹出口へ導く機能を有する、請求項1または2に記載の除湿機。
  9. 所定のイオンを発生するためのイオン発生部を備え、
    前記制御ユニットは、前記イオン発生部によりイオンを発生させ、発生したイオンを前記吹出口へ導く機能を有する、請求項1〜8のいずれかに記載の除湿機。
  10. 前記コーナ部分では、前記上面部と前記側面部とがなめらかに繋がるように形成され、
    前記複数のルーバは、それぞれ閉じられた状態で前記コーナ部の形状の部分をなすように形成された、請求項2〜9のいずれかに記載の除湿機。
  11. 前記コーナ部分は略円弧状に形成され、
    前記複数のルーバは、それぞれ閉じられた状態で前記略円弧状の部分をなすように形成された、請求項10記載の除湿機。
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