JP2014004043A - 除湿乾燥機構 - Google Patents

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Abstract


【課題】
洗濯物の乾燥時間を短縮可能な除湿機構の提供を目的とする。
【解決手段】
第一ファンによって吸気口より室内の空気を筐体内に吸い込み、前記筐体内部で除湿し、除湿した空気を排出する除湿機構において、前記第一ファンとは独立した旋回流を生じる第二ファンを設けてなり、前記第二ファンは筐体から着脱自在で筐体側に向けて設置してなることを特徴とする除湿乾燥機構。

【選択図】 図1

Description

本発明は、室内空間を除湿する除湿乾燥機構に関するものであり、特にファンを併用した除湿乾燥機構に関する。
従来、室内空間を除湿するためにデシカント式、コンプレッサー式、ハイブリット式など様々な方式の除湿機構が用いられている。それらの除湿機構は除湿手段を動作させ室内の水分を除いて室内の湿度を下げるものであり、それによって室内の不快感を軽減したり、衣類の乾燥を促進したり、窓や壁の結露を防止することができる。
また、除湿機構を動作させることで衣類乾燥を促進することは可能であるが、室内空間を除湿する方式や、単に除湿した風を洗濯物に向かって当てるだけの構成では、衣類乾燥に多くの時間を要していた。
特許 3176473
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、洗濯物の乾燥時間を短縮可能な除湿機構の提供を目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明にあっては、第一ファンによって吸気口より室内の空気を筐体内に吸い込み、筐体内部で除湿し、除湿した空気を排出する除湿機構において、第一ファンとは独立した旋回流を生じる第二ファンを設けてなる。
請求項2記載の発明にあっては、第二ファンはプロペラファンで、プロペラファンの前グリルにはセンターハブとセンターハブから渦巻き状に形成されたフィンが設けられてなる。
請求項3記載の発明にあっては、第二ファンは筐体から着脱自在に構成してなる。
請求項4記載の発明にあっては、第一ファンによって吸気口より室内の空気を筐体内に吸い込み、筐体内部で除湿し、除湿した空気を排出する除湿機構において、第一ファンと独立した第二ファンを筐体側に向けて設けてなる。
請求項5記載の発明にあっては第一ファンによって吸気口より室内の空気を筐体内に吸い込み、前記筐体内部で除湿し、除湿した空気を排出する除湿機構において、前記第一ファンと独立した第二ファンを筐体側に向けて設けてなる除湿乾燥方法である。
請求項6記載の発明にあっては、第一ファンによって吸気口より室内の空気を筐体内に吸い込み、筐体内部で除湿し、除湿した空気を排出する除湿機構において、第一ファンとは独立した旋回流を生じる第二ファンを設けてなり、第二ファンは筐体から着脱自在で筐体側に向けて設置してなる。
本発明によれば、除湿して室内の湿度を下げて衣類乾燥を促進しながら、より乾燥時間を短縮することが可能な除湿乾燥機構を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態である除湿乾燥機構を構成する除湿乾燥機を図に従って説明する。図1は本発明の除湿乾燥器の模式斜視図であり、図2は本発明の除湿乾燥器の正面図である。図3は本発明で用いられる第二ファンの斜視図であり、図4は本発明の実施例1の模式図である。図5は本発明の従来の比較例1の模式図である。図6は本発明の実施例2の模式図である。
(第一の実施形態)
図1、図2に示すように、本発明の除湿乾燥機構は大きく除湿機本体部2、及び第二ファンとからなっており、除湿された除湿空気流Aと循環された循環空気流Bの2つの流れを発生可能としてある。
本発明の除湿乾燥機は第一ファン24によって吸気口より室内の空気を筐体内に吸い込み、前記筐体内部で除湿し、除湿した空気を排出する除湿機構であり、第一ファンとは独立した第二ファン4を設けてある点に大きな特徴がある。また、第二ファン4は旋回流を生じるファンであることが好ましい。第二ファンの電源線は除湿機本体部から供給され、第二ファンを直接コンセントに接続しない方式の方が望ましい。
除湿機構はコンプレッサー式で、圧縮機、凝縮器、蒸発器、冷媒、エアフィルタ、第一ファン及び排水タンク3からなる。圧縮機によって冷媒を凝縮器や蒸発器に循環させ、凝縮器で熱の放出、蒸発器で熱の吸収を行なう。吸気口から吸い込まれた室内の空気は、蒸発器にて急激に冷却されることにより、飽和水蒸気圧以上に含まれていた水分が蒸発器表面に結露し、結露水は排水タンクに貯められる。そして、湿度を低下させられた空気は、凝縮器を通過する際に暖められ、排気口23から室内に戻される。
この時、排気口から放出される除湿された空気流は、室内に向けて放出する構成でも良いし、直接洗濯物に向けて放出する構成でもよい。
本発明では、上記の除湿された空気流に加えて、独立した第二ファンとなるサーキュレータ4による第二の空気流が設けてある。第二の空気流は室内の空気を循環させる流れであり洗濯物に向かって流れることが望ましい。
第二の空気流で旋回流を発生させるファンは、旋回流を生じるファンであれば特に限定されるものではないが扇風機のようなファンやサーキュレータのようなファンを用いることができる。サーキュレータを用いた旋回流のファンは空気流をより遠くまで運ぶことができるので遠くに位置する洗濯物の乾燥促進に適している。
本発明で用いられる旋回流を発生させる第二ファンとなるサーキュレータ4は、シャフトからの出力を伝えるハブと、複数枚の羽根とからなるプロペラファンと、プロペラファンを収納するサーキュレータフレーム40及びプロペラファンの前方に設けられる前グリルとからなる。プロペラファンはシャフトに固定され、プロペラファンの外周は前グリルの円筒状部またはサーキュレータフレーム40の円筒状部によって囲繞されている。
前グリルはサーキュレータフレームの前方又はフランジに支持可能な旋回流を発生可能なパネル41からなる。パネルにはセンターハブ42とセンターハブから渦巻き状に形成されたフィン43が設けられてなる。センターハブ42は厚さが薄く、風を通過させない円盤である。そして、センターハブ42から弓形リブ44で構成されたフィン43が延びている。このパネルを用いることで、より旋回流の度合いを大きくすることができ風を遠くまで運ぶことができるので、遠くに位置する洗濯物でも乾燥を早めることができるので乾燥時間を短縮することが可能となる。
また、図2に示すように第二ファン4は除湿乾燥機筐体の開口12に収納可能となっており、シーンに合わせて第二ファンが移動可能となっている。第二ファンは着脱自在な構成であればよく、筐体11の台座13に載置したり、嵌合部を用いて筐体に固定したりとすることができる。
図2のように第二ファンを筐体に収容して用いる場合には、第二ファンを筐体の下部に設け、旋回流が下側に生じるようにする事が望ましい。
第二ファンを移動させる場合には、第二ファンを筐体側に向けて設けることが望ましい。ここで、筐体側に向けてとは、第二ファンの風が筐体側に向く程度の配置であればよく、第二ファンに仰角がある場合は、直接筐体に風が当たらなくても構わない。筐体と第二ファンが一直線状で対向する位置に配置されたり、筐体と第二ファンが斜めに配置されたり、を含む位置関係である。但し、筐体と第二ファンの風向は同一方向とならないように配置することが望ましい。その中でも特に、第一ファンの除湿空気流と、第二ファンの空気流が洗濯物を両側から挟んだ状態で乾燥対象物に当てる状態が洗濯物の乾燥に望ましい。
なお、本発明ではコンプレッサー式の除湿機構を基に説明を行なったが、他の除湿機構でも差し支えはなく、コンプレッサー式の代わりにデシカント式やハイブリット式など様々な方式の除湿機構を用いることでも本発明を実施することが可能である。
(実施例)
本発明の除湿乾燥機構を用いて洗濯物の乾燥実験を下記のように行なった。ここで、洗濯物の乾燥の判断は洗濯物の重量で判断した。即ち、洗濯前の洗濯物重量Dと乾燥した洗濯物の(乾燥中)重量Eを測定し、(洗濯前重量D/乾燥中重量E)の比が98%まで回復した時点を乾燥完了と定義した。
洗濯物は室内物干し50(X字状支柱)に衣類を吊るした状態で乾燥させた。室内物干しはパイプでできており、2つの両端に配置したX字状支柱とその間に配置される直線状パイプとからなる。2つの両端に配置したX字状支柱の上端部分に長さ1200ミリの直線状パイプが設けられている。その直線状パイプに洗濯物の衣類を40ミリメートル間隔で一方側が20枚、他方側が21枚となるように吊るした。(図4〜図6参照、それぞれの図では手前側のX字状支柱のみを示してある)
なお、それぞれの試験開始時の室温は20度、部屋の湿度は60%であった。除湿機とサーキュレータは洗濯物の端部より300ミリメートル離れた位置に設置して、除湿乾燥機構を動作させ、乾燥までの時間をそれぞれ計測した。
(実施例1)
図4に示す模式図のように、除湿された空気流Aと循環空気流Bの2つの空気流を洗濯物に向かって吹き出す構成とし、独立した第二ファンを筐体側に向けて設けてある。ここでは、サーキュレータの首振り機構を動作させた。
(比較例1)
図5に示す模式図のように洗濯物に対して除湿した第一の空気流Aのみを吹き出す構成として洗濯物を乾燥させた。
(実施例2)
図6に示す模式図のように洗濯物に対して、除湿された空気流Aと循環空気流Bの2つの空気流を洗濯物に向かって吹き出す構成とし、第二ファン(サーキュレータ)は筐体の下部に設け、旋回流が下側に生じるようにした。
上記の条件で洗濯物が乾燥する洗濯完了時間を計測した。その結果、従来例と同様な比較例1では乾燥時間が370分であったが、実施例1では乾燥時間が235分と大幅に乾燥時間を短縮できた。なお、サーキュレータの首振り機構を動作させなくても乾燥時間は270分であり乾燥時間を短縮できた。また、実施例2のように筐体下部にサーキュレータを設け、旋回流が下側に生じるようにした場合でも同様に乾燥時間を290分に短縮することができた。
上記の実施例に示したように、本発明での除湿乾燥機構を用いたり、除湿乾燥方法を用いることによって、洗濯物の乾燥時間を大幅に短縮することができた。本発明によって除湿乾燥機の効果を向上させることが可能となり、除湿機の業界に大きな貢献が期待できる。
本発明の除湿乾燥機構は、除湿器、空気調和機、除湿器付空気清浄機、エアコンなどの多様な用途に応用が可能である。
は本発明の除湿乾燥器の模式斜視図を示す。 は本発明の除湿乾燥器の正面図である。 は本発明で用いられるファンの斜視図を示す。 は本発明の実施例1の模式図である。 は本発明の従来の比較例1の模式図である。 は本発明の実施例2の模式図である。
1 除湿(乾燥)機
11 筐体
12 開口
13 台座
14 パネル(側板)
15 パネル(前板)
2 除湿機本体
21 コンプレッサー
23 排気口
24 ファン
3 排水タンク
4 サーキュレータ(第二ファン)
40 サーキュレーターフレーム
41 パネル
42 センターハブ
43 フィン
44 弓形リブ
46 プロペラ
47 フランジ
50 室内物干し
51 X字状支柱

Claims (6)

  1. 第一ファンによって吸気口より室内の空気を筐体内に吸い込み、前記筐体内部で除湿し、除湿した空気を排出する除湿機構において、前記第一ファンとは独立した旋回流を生じる第二ファンを設けてなることを特徴とする除湿乾燥機構。
  2. 前記第二ファンはプロペラファンで、前記プロペラファンの前グリルにはセンターハブと前記センターハブから渦巻き状に形成されたフィンが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の除湿乾燥機構。
  3. 前記第二ファンは筐体から着脱自在に構成してなることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の除湿乾燥機構。
  4. 第一ファンによって吸気口より室内の空気を筐体内に吸い込み、前記筐体内部で除湿し、除湿した空気を排出する除湿機構において、前記第一ファンと独立した第二ファンを筐体側に向けて設けてなることを特徴とする除湿乾燥機構。
  5. 第一ファンによって吸気口より室内の空気を筐体内に吸い込み、前記筐体内部で除湿し、除湿した空気を排出する除湿機構において、前記第一ファンと独立した第二ファンを筐体側に向けて設けてなることを特徴とする除湿乾燥方法。
  6. 第一ファンによって吸気口より室内の空気を筐体内に吸い込み、前記筐体内部で除湿し、除湿した空気を排出する除湿機構において、前記第一ファンとは独立した旋回流を生じる第二ファンを設けてなり、前記第二ファンは筐体から着脱自在で筐体側に向けて設置してなることを特徴とする除湿乾燥機構。


















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JP6411617B1 (ja) * 2017-11-20 2018-10-24 アイリスオーヤマ株式会社 空気調和装置
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