JP6956311B2 - 除湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、居住空間などに用いられる除湿装置に関するものである。
居住空間の湿度を低下させ、快適性を増すものとして除湿装置が実用化されている。
その構成としては、吸込口と吹出口を有する本体ケース内に、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順次環状に連結した冷凍サイクルと、吸湿部で水分を吸着し放湿部で水分を放出する除湿ロータと、放湿部に供給される空気を加熱する加熱手段と、空気を送風する送風手段を備えたものとなっている。
従来、この種の除湿装置では、吸込口から空気を吸湿部に供給して吹出口から排出する第1送風路と、吸込口から空気を吸引し加熱手段、放湿部、吸熱器、放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第2送風路と、吸込口から空気を吸引し吸熱器、放熱器の順に供給して吹出口から排出する第3送風路とを備えた構成が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−87585号公報
このような従来の除湿装置においては、第1送風路と、第2送風路、第3送風路とを備えた構成になっていた。特に、第1送風路と第2送風路における除湿ロータでの湿気の吸着、および放湿の効率を向上させ、除湿性能を高めるという課題があった。
そこで、本発明は、従来の課題を解決するものであり、除湿性能を高めることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る除湿装置は、吸込口と吹出口を有する本体ケースと、圧縮機、放熱器、膨張器、吸熱器を順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルと、吸湿部および放湿部を有する除湿ロータと、加熱手段と、送風手段と、前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記吸湿部に供給して前記吹出口から排出する第1送風路と、前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記加熱手段、前記放湿部、前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第2送風路と、前記吸込口から空気を吸引し前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第3送風路とを備え、前記第1送風路は、前記吸湿部より下流側において前記吸熱器の上端よりも上方に配置された上方風路と、前記吸湿部より下流側において前記吸湿部と前記吸熱器との間に前記吸熱器の上端よりも下方に配置された下方風路とを備え、前記下方風路を流れる空気は、前記下方風路を流れた後に前記上方風路に流れ、前記第2送風路における前記除湿ロータを通過する部分は、前記吸熱器の上端よりも下方に配置され、前記下方風路は、第1の下方風路と第2の下方風路とを有し、前記第1の下方風路と前記第2の下方風路との間には、前記第2送風路の一部を配置し、前記第2送風路は、前記除湿ロータと前記吸熱器との間において、前記第1の下方風路と前記吸熱器との間と、前記第2の下方風路と前記吸熱器との間と、を通過する拡大風路を有することを特徴とする除湿装置。
本発明によれば、吸込口と吹出口を有する本体ケースと、圧縮機、放熱器、膨張器、吸熱器を順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルと、吸湿部および放湿部を有する除湿ロータと、加熱手段と、送風手段と、前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記吸湿部に供給して前記吹出口から排出する第1送風路と、前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記加熱手段、前記放湿部、前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第2送風路と、前記吸込口から空気を吸引し前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第3送風路とを備え、前記第1送風路は、前記吸湿部より下流側において前記吸熱器の上端よりも上方に配置された上方風路と、前記吸湿部より下流側において前記吸湿部と前記吸熱器との間に前記吸熱器の上端よりも下方に配置された下方風路とを備え、前記下方風路を流れる空気は、前記下方風路を流れた後に前記上方風路に流れ、前記第2送風路における前記除湿ロータを通過する部分は、前記吸熱器の上端よりも下方に配置され、前記下方風路は、第1の下方風路と第2の下方風路とを有し、前記第1の下方風路と前記第2の下方風路との間には、前記第2送風路の一部を配置し、前記第2送風路は、前記除湿ロータと前記吸熱器との間において、前記第1の下方風路と前記吸熱器との間と、前記第2の下方風路と前記吸熱器との間と、を通過する拡大風路を有する構成とすることで、除湿ロータの吸湿部面積を広く取ることができ、吸熱器において、除湿ロータの放湿部の面積よりも広い面積に多湿空気を供給することができる。結果として、除湿能力を向上できる。
本発明の実施の形態にかかる除湿装置の外観斜視図 同除湿装置の内部構成を示す断面概略図 同除湿装置の内部構成を示す斜視図 同除湿装置のロータ支持部周辺のA−A断面図 同除湿装置のロータ支持部周辺の分解斜視図 同除湿装置のロータ支持部周辺のB−B断面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1、図2において、1は箱型の本体ケースで、この本体ケース1の側面には、吸込口2が配置され、上部には吹出口3が配置されている。
本体ケース1内には、圧縮機4と放熱器5と膨張器6と吸熱器7とを順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルを設置し、室内空気を吸込口2から吹出口3に送風する送風手段8を設置している。さらに、空気から水分を吸着する吸湿部9および、空気に水分を放出する放湿部10を有する除湿ロータ11を備え、放湿部10に供給される空気、および放湿部10を加熱する加熱手段12を備えている。
そして、本体ケース1内においては、吸込口2から順次、除湿ロータ11、吸熱器7、放熱器5、送風手段8の順に配置している。除湿ロータ11は、円板状に形成され中心軸が水平方向にあるように回転可能に立設され、駆動手段13により回転している。さらに除湿ロータ11の放湿部10の風上側には、加熱手段12を設置している。放湿部10と吸熱器7とは、対向するように配置されている。
また、本体ケース1内において、吸熱器7の下方には、漏斗状の集水手段14を設け、さらに、集水手段14の下方には集水タンク15を、本体ケース1に対して着脱自在に配置している。
つまり、吸熱器7部分で結露をさせ、その結露水を漏斗状の集水手段14で集めて集水タンク15に流入させるようにしているのである。
さらに、本体ケース1内には、第1送風路16と、第2送風路17と、第3送風路18とを備えている。第1送風路16は、送風手段8によって、吸込口2から空気を吸引し吸湿部9に供給し、送風手段8を介して吹出口3に排出する風路である。第2送風路17は、送風手段8によって、吸込口2から空気を吸引し加熱手段12、放湿部10、吸熱器7、放熱器5の順に供給し、送風手段8を介して吹出口から排出する風路である。
詳細に説明すると、第1送風路16においては、吸込口2から吸い込まれた室内空気は除湿ロータ11の吸湿部9に供給される。この時、空気中の水分が吸湿部9に吸着され、乾燥した空気となる。さらに、水分を吸着する際の吸着熱が発生するので、室内空気は湿度が低減し、温度が上昇した状態で、放熱器5および吸熱器7の上方を主に介して送風手段8に吸引され、吹出口3から室内へ送風されることになる。
一方、第2送風路17においては、加熱手段12によって温められた室内空気は、除湿ロータ11の放湿部10に供給される。放湿部10では、吸湿部9で吸着した水分が除湿ロータ11の回転駆動により放湿部10に移動し、加熱手段12の加熱により供給された空気に放出される。この高湿の空気が吸熱器7に供給され、冷却されることにより結露し、水分は水滴として取出される。この後、冷却された空気は、放熱器5に供給され、放熱器5を冷却する。そして、放熱器5から熱を奪い、温度が上昇した空気が送風手段8に吸引されることになる。冷凍サイクルとしては、放熱器5を効果的に冷却することが、吸熱器7を冷却するに際して、冷却効率を上昇させることになる。
また、第3送風路18においては、吸込口2から空気を吸引し吸熱器7、放熱器5の順に供給し、送風手段8を介して吹出口3から排出する。すなわち、第3送風路18においては、吸込口2から吸い込まれた室内空気が吸熱器7に供給され、冷却されることにより結露し、水分は水滴として取り出される。この後、冷却された空気は、放熱器5に供給され、放熱器5を冷却する。そして放熱器5から熱を奪い、温度が上昇した空気が送風手段8に吸引されることになる。
図3において、内部構成をさらに詳しく説明すると、本体ケース1内には、除湿ロータ11を回動自在に支持するロータ支持部19を設ける。ロータ支持部19には、加熱手段12、駆動手段13も備え、さらに、第1送風路16、第2送風路17、第3送風路18それぞれの風路の一部も形成し、送風手段8および吸熱器7と連通している。
本発明において特徴的なのは、第1送風路16は、吸湿部9より下流側において、上方風路20と下方風路21とを備えた点である。上方風路20は、吸湿部9より下流側において吸熱器7の上端よりも上方に配置されており、下方風路21は、吸湿部9より下流側において吸湿部9と吸熱器7との間に吸熱器7の上端よりも下方に配置されている。下方風路21を流れる空気は、下方風路21を流れた後に上方風路20に流れる。つまり、吸湿部9より下流側において、吸熱器7の上端よりも上方に配置された上方風路20と、吸湿部9よりも下方に配置された下方風路21とを備え、下方風路21を流れる空気は、下方風路21流れた後に上方風路20に流れる構成とすることである。
図4は、本発明の実施の形態にかかる除湿装置のロータ支持部周辺であり、図3におけるA−Aでの断面図である。図4において、上方風路20と下方風路21の風路構成について説明すると、下方風路21における風路面の一部には、除湿ロータ11と吸熱器7との間に配置された下仕切面22を有している。下仕切面22は、除湿ロータ11とは一定の距離を持ち、下仕切面22と除湿ロータ11との間が下方風路21となる。下仕切面22は、除湿ロータ11の吸湿部9に対向し、除湿ロータ11の吸湿部9を通過した空気は、下仕切面22に当たり、風向を上方へ変え、上方風路20へ流れ込む。すなわち、下方風路21は、除湿ロータ11の吸湿部9で低湿空気になった後、下方空間23を通過して、上方風路20に吸われる形で、送風手段8を通過し、吹出口3より室内に供給される。
これにより、除湿ロータ11における吸湿部9は、吸熱器7の上端よりも上方に配置された上方風路20に対向した区画だけでなく、吸熱器7の上端よりも下方に配置された下方風路21に対向した区画も吸湿部9となるので、吸湿部9の面積をより広く取ることができ、結果として、除湿性能を向上できる。
さらに、図5を用いて、下方風路21について詳細に説明すると、下方風路21は、第1の下方風路24と第2の下方風路25で構成される。そして、第1の下方風路24と第2の下方風路25との間には、第2送風路17の一部を配置している。つまり、第1の下方風路24と第2の下方風路25は、第2送風路17の一部によって分けられている。すなわち、円環形状の除湿ロータ11の風路において、第2送風路17は半径方向を網羅するものであり、除湿ロータ11全体を十分に放湿できる構成とするのがよい。結果として、除湿能力を向上できる。
図6において、第2送風路17における除湿ロータ11を通過する部分は、吸熱器7の上端よりも下方に配置するのがよい。すなわち、放湿部10を通過した多湿空気を効率よく吸熱器7に送り込むことができる。結果として、除湿能力を向上できる。
さらに、図5を用いて、第2送風路17について詳しく説明すると、第2送風路17の除湿ロータ11を通過する部分は、除湿ロータ11における下部中央に配置するのがよい。先述の通り、除湿ロータ11における第1の下方風路24と第2の下方風路25は第2送風路17によって隔てられており、第1の下方風路24と第2の下方風路25を左右均等に配置することによって、上方風路20にバランスよく流入させることができる。結果として、除湿能力を向上できる。
図4に示すように、第2送風路17は、除湿ロータ11と吸熱器7との間において、下方風路21と吸熱器7との間を通過する拡大風路26を有する。下方風路21における風路面の一部には、除湿ロータ11と吸熱器との間に配置された下仕切面22を有している。この下仕切面22は、除湿ロータ11と一定の距離を有し、更に、下仕切面22は、吸熱器7とも一定の距離を有して対向している。この下仕切面22と吸熱器7との間が第2送風路17の一部である拡大風路26となる。
すなわち、除湿ロータ11の放湿部10を通過した多湿空気は、拡大風路26に広がり、吸熱器7において、除湿ロータ11の放湿部10の面積よりも広い面積に多湿空気を供給することができる。結果として、除湿能力を向上できる。
図6は、本発明の実施の形態にかかる除湿装置のロータ支持部周辺であり、図3におけるB−Bでの断面図である。図6を用いて、第2送風路17と第3送風路18の関係について、さらに詳しく説明すると、第2送風路17は、第3送風路18より上方に配置するのがよい。第2送風路17は、加熱手段12を通過した後、除湿ロータ11の放湿部10を通過し、吸熱器7に供給されるが、その空気は室内空気よりも高温多湿になる。一方で、第3送風路18は、室内空気を直接、吸熱器7に供給するため、室内空気の温湿度空気となる。一般的な冷凍サイクルにおいて、吸熱器7には下方から上方に冷媒を流す。これは、冷媒が液体から気体へ変化するためであるが、冷媒は徐々に熱を吸収して、気体に変化し、温度が上昇する。
すなわち、放湿部10を通過した高温多湿空気を、吸熱器7後半の冷媒温度が比較的高い領域に通過させ、第3送風路18の室温湿度空気を、吸熱器7前半の冷媒温度が比較的低い領域に通過させる構成となる。結果として、吸熱器7を効率的に利用すること結果として、除湿能力を向上できる。
また、除湿ロータ11と吸熱器7の関係について、さらに詳しく説明すると、除湿ロータ11の回転中心は、吸熱器7の上端よりも下方に配置するのがよい。つまり、本発明のように、下方風路21の形成することにより、除湿ロータ11の吸湿部9を拡大することが可能なため、除湿ロータ11を低い位置に形成しても、除湿ロータ11を余すところなく使用できる。結果として、本体高さを抑えることができ、本体ケース1のコンパクト化が期待できる。
図5において、第1の下方風路24の下流側に、第1の下方風路24を流れる空気の一部が吸熱器7に連通する第1の下方連通路27を設けてもよい。詳しく説明すると、下仕切面22の一部を開口することで、除湿ロータ11を通過した後、吸熱器7、放熱器5と順に通過する風路が形成される。すなわち、除湿ロータ11の吸湿部9のうち、放湿部10直後の、十分に放湿されていない部分の空気を吸熱器7に通過させることで、比較的高湿な空気を吸熱器7に送ることができる。結果として、除湿能力を向上できる。
また第2の下方風路25の下流側に、第2の下方風路25を流れる空気の一部が吸熱器7に連通する第2の下方連通路28を設けてもよい。すなわち、除湿ロータ11の吸湿部9のうち、放湿部10直前の、十分に吸湿された部分を通過した常湿空気を吸熱器7に通過させることで、除湿ロータ11の活用できていない領域の空気を吸熱器7に送ることができる。吸熱器7の風量を増加させ、結果として、除湿能力を向上できる。
ここで、図5および図6を用いて、第1送風路16および上方風路20についてさらに詳しく説明すると、第1送風路16は、吸湿部9と吹出口3との間に送風手段8を備え、上方風路20は、送風手段8側には、送風方向に対して垂直方向の断面形状が横長の開口である横長風路29を有し、横長風路29の上端は、除湿ロータ11の上端より所定寸法下方に配置する構成とするのがよい。これにより、上方風路20の上端から横長風路29までの距離と、下方風路21の下端から横長風路29までの距離との差が小さくなり、除湿ロータ11の吸湿部9上部を通過した空気と、除湿ロータ11の吸湿部9下部を通過した空気が、バランス良く、横長風路29に流れ込み易くなる。
具体的には、上方風路20における風路面の一部には、除湿ロータ11の吸湿部9と一定の距離を持ち、除湿ロータ11の吸湿部9に対向した上仕切面30を有している。この上仕切面30の下方に、横長風路29を有している。除湿ロータ11の吸湿部9上部を通過した空気の一部は、上仕切面30に当たり、風向を下方へ変え、横長風路29へ流れ込む。一方、除湿ロータ11の吸湿部9下部を通過した空気は、下仕切面22に当たり、風向を上方へ変え、横長風路29へ流れ込む。結果として、吸湿部9全体を活用しやすくなり、除湿性能を向上できる。また、上方風路20より上側の空間を本体の駆動等に必要な部材(例えば、制御部等)を収める空間に活用することができる。結果として、本体ケース1のコンパクト化が期待できる。
また、図6および7に示すごとく、所定寸法は横長風路29の上下方向の寸法より大きくするのがよい。これにより、更に、上方風路20の上端から横長風路29までの距離と、下方風路21の下端から横長風路29までの距離との差が小さくなり、除湿ロータ11の吸湿部9上部を通過した空気と、除湿ロータ11の吸湿部9下部を通過した空気が、バランス良く、横長風路29に流れ込み易くなる。
横長風路29の形状について、さらに詳しく説明すると、送風方向に対して垂直方向の面において、横長風路29の左右方向の寸法は、除湿ロータ11の左右方向の寸法よりも大きくするのがよい。これにより、除湿ロータ11の半径方向全体に第1送風路16の風を通すことが可能となり、除湿ロータ11全体の活用が可能となる。結果として、除湿能力を向上できる。
また、除湿ロータ11の回転中心を吸熱器7の上端よりも上方に配置する構成としてもよい。これにより、上方風路20を広く取ることができ、圧力損失が少ない状態で吸湿部9に通風できる。結果として、除湿能力を向上できる。
図6に示すごとく、吸湿部9と吸熱器7との間において、ロータ支持部19から吸熱器7方向に伸びた整流板31を設けてもよい。整流板31の形状を詳しく説明すると、第2送風路17のうち、除湿ロータ11の外周に沿って形成する。また、図6のごとく、吸熱器7とは連通させないことで、第2送風路17の放湿部10を通過した空気と、第3送風路18の空気をバランスよく吸熱器7に取り込むことができる。すなわち、整流板31は、第2送風路17および第3送風路18の一部を形成するもので、第2送風路17の風量を増加させる効果がある。これにより、除湿ロータ11の放湿部10の風量を増加できる。結果として、除湿能力を向上できる。
本発明に係る除湿装置は、除湿性能を高めるもので、居住空間などに用いられる除湿装置などとして有用である。
1 本体ケース
2 吸込口
3 吹出口
4 圧縮機
5 放熱器
6 膨張器
7 吸熱器
8 送風手段
9 吸湿部
10 放湿部
11 除湿ロータ
12 加熱手段
13 駆動手段
14 集水手段
15 集水タンク
16 第1送風路
17 第2送風路
18 第3送風路
19 ロータ支持部
20 上方風路
21 下方風路
22 下仕切面
23 下方空間
24 第1の下方風路
25 第2の下方風路
26 拡大風路
27 第1の下方連通路
28 第2の下方連通路
29 横長風路
30 上仕切面
31 整流板

Claims (10)

  1. 吸込口と吹出口を有する本体ケースと、圧縮機、放熱器、膨張器、吸熱器を順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルと、
    吸湿部および放湿部を有する除湿ロータと、加熱手段と、送風手段と、
    前記除湿ロータを回転させる回動部と、
    前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記吸湿部に供給して前記吹出口から排出する第1送風路と、
    前記送風手段によって前記吸込口から空気を吸引し前記加熱手段、前記放湿部、前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第2送風路と、
    前記吸込口から空気を吸引し前記吸熱器、前記放熱器の順に供給して前記吹出口から排出する第3送風路とを備え、
    前記第1送風路は、前記吸湿部より下流側において前記吸熱器の上端よりも上方に配置された上方風路と、前記吸湿部より下流側において前記吸湿部と前記吸熱器との間に前記吸熱器の上端よりも下方に配置された下方風路とを備え、
    前記下方風路を流れる空気は、前記下方風路を流れた後に前記上方風路に流れ、
    前記第2送風路における前記除湿ロータを通過する部分は、前記吸熱器の上端よりも下方に配置され、
    前記下方風路は、第1の下方風路と第2の下方風路とを有し、
    前記第1の下方風路と前記第2の下方風路との間には、前記第2送風路の一部を配置し、
    前記第2送風路は、前記除湿ロータと前記吸熱器との間において、前記第1の下方風路と前記吸熱器との間と、前記第2の下方風路と前記吸熱器との間と、を通過する拡大風路を有することを特徴とする除湿装置。
  2. 前記第2送風路における前記除湿ロータを通過する部分は、前記除湿ロータにおける下部中央部に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の除湿装置。
  3. 前記第2送風路は、前記第3送風路より上方に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の除湿装置。
  4. 前記除湿ロータの回転中心は、前記吸熱器の上端よりも下方に配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の除湿装置。
  5. 前記第1の下方風路の下流側には、前記第1の下方風路を流れる空気の一部が前記吸熱器に連通する第1の下方連通路を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の除湿装置。
  6. 前記第2の下方風路の下流側には、前記第2の下方風路を流れる空気の一部が前記吸熱器に連通する第2の下方連通路を有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の除湿装置。
  7. 前記第1送風路は、前記吸湿部と前記吹出口との間に前記送風手段を備え、
    前記上方風路は、前記送風手段側には、送風方向に対して垂直方向の断面形状が横長の開口である横長風路を有し、
    前記横長風路の上端は、前記除湿ロータの上端より所定寸法下方に配置されたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の除湿装置。
  8. 前記所定寸法は、前記横長風路の上下方向の寸法より大きいことを特徴とする請求項7に記載の除湿装置。
  9. 送風方向に対して垂直方向の面において、前記横長風路の左右方向の寸法は、前記除湿ロータの左右方向の寸法よりも大きいことを特徴とする請求項7または8に記載の除湿装置。
  10. 前記除湿ロータの回転中心は、前記吸熱器の上端よりも上方に配置されたことを特徴とする請求項1から7もしくは9のいずれかに記載の除湿装置。
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