JP2017223403A - 除湿機および乾燥システム - Google Patents

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Atsushi Ishikawa
淳 石川
風巻 貴
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Abstract

【課題】効率的に収納庫に設置することができる除湿機を提供する。
【解決手段】除湿機(11)は、除湿を行う熱交換器(5)と、圧縮機(6)と、除湿後の空気を外部に導く送風管(9)と、熱交換器(5)へ空気を吸い込んで送風管(9)へ送り出す空気の流れを生じさせる送風機(8)と、熱交換器(5)、圧縮機(6)、送風機(8)および送風管(9)を収納する本体部(12)および張出部(13)とを備える。送風機(8)は熱交換器(5)に対して空気の流れの下流側に熱交換器(5)と対向するように配置され、送風管(9)は熱交換器(5)および送風機(8)の下方に配置され、圧縮機(6)は、熱交換器(5)、送風機(8)および送風管(9)の側方に配置される。張出部(13)の底面には、空気を吸い込む吸込口(133)が形成され、張出部(13)の前面には、送風管(9)に送り出された空気を吹き出す吹出口(131)が形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、収納庫内に設置可能な除湿機に関する。
特許文献1には、洗面室において下着等の小物の洗濯物を乾燥させるニーズのあることが記載されている。また、特許文献1には、このようなニーズを満たす乾燥機として、洗面化粧台の側方に付属する収納庫に乾燥庫を設けるシステムが開示されている。このシステムでは、洗面化粧台の上部に設けられた暖房機から吹き出される空気を乾燥庫に供給し、乾燥庫内の洗濯物を乾燥させる。
特開2010−46245号公報(2010年3月4日公開) 特開2006−271788号公報(2006年10月12日公開)
特許文献1に開示されたシステムでは、洗面化粧台の側方に、乾燥庫を内蔵した収納庫が設けられているので、比較的大きな幅を必要とする。このため、上記のシステムは、比較的広い洗面室にしか設置できない。また、上記のシステムは、暖房機を上部に有する洗面化粧台と、乾燥庫を内蔵する収納庫とが一体に構成されたユニット型のシステムであって、暖房機から収納庫に循環した空気を洗面室外に排出する排気ダクトを備える必要があるので、既築の施設への導入が難しい。しかも、上記のシステムは、洗濯物を乾燥できる範囲が乾燥庫内に限定されているので、小さい洗濯物をごく少量しか乾燥することができない。
このような不都合を解消するシステムとしては、特許文献2に開示されているように、洗面化粧台の上部に設けられたボックス本体の中央に温風を吹き出す送風機が組み込まれたものがある。このようなシステムでは、上述の側方の収納庫を有していないので、狭い洗面室にも設置が可能である。
しかしながら、特許文献2のシステムでは、ボックス本体の中央に送風機が配置されているので、ボックス本体が送風機によって分断されることで収納幅が狭くなっている。このため、ボックス本体には、大きい幅を有する収納物を収納することができないという不具合があった。また、このようなシステムは、それぞれを組み合わせるために設計された専用のボックス本体およびヒーターを備える構成であるので、一般的な収納庫にヒーターを組み込んで構成することができない。
また、特許文献2のシステムでは、送風によって洗濯物を乾燥させるものの、湿度が高まりやすい狭い洗面室では、送風のみで効率的な乾燥を行うことができない。
そこで、一般的な据置型の除湿機を洗面室における乾燥に用いることが考えられる。しかしながら、狭い洗面室に除湿機を置くと邪魔になる。また、除湿機を洗面台の上部に設けられた収納庫に設置しようとしても、比較的高さのある除湿機では、収納庫へ設置できない。また、一般的な除湿機は、背面や側面から空気を吸い込むので、収納庫の壁に接触するように配置することができないために無駄にスペースを占有するだけでなく、上方に空気を吹き出す構造を有するので、洗面室内に送風することが難しい。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、効率的に収納庫に設置することができる除湿機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る除湿機は、外部より吸い込んだ空気を熱交換することにより除湿する熱交換器と、前記熱交換器に圧縮した冷媒を供給する圧縮機と、前記熱交換器によって除湿された空気を外部に導く送風管と、前記熱交換器へ空気を吸い込んで前記送風管へ送り出す空気の流れを生じさせる送風機と、前記熱交換器、前記圧縮機、前記送風機および前記送風管を収納する筐体とを備え、前記送風機は、前記熱交換器に対して空気の流れの下流側に前記熱交換器と対向するように配置され、前記送風管は、前記熱交換器および前記送風機の下方に配置され、前記圧縮機は、前記熱交換器、前記送風機および前記送風管の側方に配置され、前記筐体の底面には、外部より空気を吸い込む吸込口が形成され、前記筐体の前面には、前記送風管に送り出された空気を前記吸込口より前方で吹き出す吹出口が形成されている。
本発明の一態様によれば、効率的に収納庫に設置することができる除湿機を提供することができるという効果を奏する。
(a)は本発明の実施形態1に係る洗面化粧台の構成を示す正面図であり、(b)は当該洗面化粧台の構成を一部断面にて示す側面図である。 上記洗面化粧台の上部収納庫および上部収納庫内に設置された除湿機を示す斜視図である。 上記洗面化粧台に設置された除湿機を用いて洗濯物を乾燥している状態を示す上記洗面化粧台の側面図である。 実施形態2に係る除湿機の外観構成を示す斜視図である。 実施形態2に係る除湿機を組み込んだ上記上部収納庫を斜め下方から見た斜視図である。 (a)は実施形態2に係る除湿機の前面パネルを外した状態を示す正面図であり、(b)は当該除湿機を示す下面図であり、(c)は(b)のA−A線矢視断面図である。 実施形態2に係る除湿機の内部構造を示す縦断面図である。 実施形態2に係る除湿機内の空気の流れを示す上記除湿機の断面斜視図である。 実施形態3に係る除湿機の外観構成を示す斜視図である。 実施形態3に係る除湿機を組み込んだ上記上部収納庫を斜め下方から見た斜視図である。 (a)は実施形態3に係る除湿機の前面パネルを外した状態を示す正面図であり、(b)は当該除湿機を示す下面図である。 実施形態3に係る除湿機の内部構造を示す縦断面図である。 実施形態3に係る除湿機内の空気の流れを示す上記除湿機の断面斜視図である。 実施形態3の変形例に係る玄関収納の内部構造を示す正面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1について、図1〜図3に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態1に係る洗面化粧台100について、図1に基づいて説明する。図1の(a)は実施形態1に係る洗面化粧台100の構成を示す正面図であり、図1の(b)は洗面化粧台100の構成を一部断面にて示す部分断面側面図である。図2は、洗面化粧台100の上部収納庫104(収納庫)および上部収納庫104内に設置された除湿機1を示す斜視図である。
図1の(a)および(b)に示すように、洗面化粧台100は、下部収納庫101と、洗面台102と、鏡部103と、上部収納庫104(乾燥システム)とを備えている。図1の(a)に示すように、下部収納庫101、洗面台102、鏡部103および上部収納庫104は、全て同じ幅を有している。
下部収納庫101は、床の上に設置されている。下部収納庫101は、前面に2枚の開閉扉101aを有しており、内部に物品を収納するために設けられている。また、下部収納庫101内には、洗面台102からの排水を外部に導く排水管105が配置されている。
洗面台102は、下部収納庫101の上部に設けられており、洗面ボウル102aと、水栓102bと、吐水部102cとを有している。洗面ボウル102aの排水口は、上記の排水管105に接続されている。
鏡部103は、洗面台102の後ろ側の上部に配置されている。鏡部103は、薄い箱体103aと、当該箱体103aの前面に設けられた3枚の鏡103b〜103dと、照明103eとを有している。鏡103b〜103dは、箱体103aにヒンジ(図示せず)によって開閉自在に取り付けられている。箱体103a内の鏡103b〜103dによって開閉される空間には、歯ブラシ、化粧品等の小物を収納する収納部(図示せず)が形成されている。照明103eは、鏡103b〜103dの上に配置されており、箱体103aの前面における上端部に取り付けられている。照明103eは、主に洗面台102および鏡103b〜103dを照らす。
上部収納庫104は、鏡部103上に配置されており、内部に物品を収納するために設けられている。図1の(a)および(b)と図2とに示すように、上部収納庫104は、天板104aと、2枚の側板104bと、裏板104cと、底板104dと、2枚の開閉扉104eと、仕切裏板104fと、仕切底板104gと、物干し棒104hを有している。なお、図2において、便宜上、開閉扉104eが省略されている。
2枚の側板104bは、それぞれ天板104aの両端縁から下方に向けて互いに平行となるように配置されている。裏板104cは、天板104aの後端縁から下方に向けて配置されている。また、底板104dは、裏板104cの下端縁から前方に向けて配置されている。底板104dは、天板104aよりも奥行きが短く、その前端縁が上述の照明103eの前端面とほぼ同じ位置にある。2枚の開閉扉104eは、上部収納庫104の前面に設けられており、それぞれ側板104bの前端縁にヒンジ(図示せず)によって開閉自在に取り付けられている。このようにして、上部収納庫104は、外観が箱状に構成されている。
また、仕切裏板104fは、天板104aの前端縁と後端縁との間のほぼ中央から下方に向けて開閉扉104eよりも高い位置に達するように配置されている。仕切底板104gは、仕切裏板104fの下端縁から前方に向けて開閉扉104eの付近まで達するように配置されている。物干し棒104hの両端は、仕切底板104gの下方かつ開閉扉104eの付近において、それぞれ2枚の側板104bに固定されている。
このように構成される上部収納庫104において、天板104a、側板104b、開閉扉104e、仕切裏板104fおよび仕切底板104gで囲まれる空間が収納空間CLとなる。また、上部収納庫104において、天板104a、側板104b、裏板104c、底板104d、仕切裏板104fおよび仕切底板104gによって形成される空間が除湿機1を配置する空間となる。
除湿機1は、筐体を構成する本体部2および張出部3を備えている。本体部2は、仕切裏板104fの背後に配置されており、底板104d上に載置されるとともに、固定金具4によって裏板104cに固定されている。張出部3は、上述の鏡部103よりも前方に張り出した部分であり、前方に吹出口31を有するとともに、下面に吸込口33を有している。また、本体部2および張出部3の内部には、除湿機能を実現するための、熱交換器、圧縮機、送風機、送風管等が内蔵されており、吸込口33から取り込んだ空気を熱交換器および圧縮機によって除湿し、送風機および送風管を通じて吹出口31から外部に吹き出す。なお、除湿機1の詳細な構成については、後述する実施形態2および3において説明する。
また、除湿機1は、熱交換器の熱交換によって空気から分離された水を排出するための排水口71を有している。この排水口71と上述の排水管105とをホース106によって接続しておけば、排水口71から排出される水をホース106および排水管105を通じて自動的に排出することができる。なお、熱交換器からの水を受ける構造については、実施形態1において詳しく説明する。
図3は、洗面化粧台100に設置された除湿機を用いて洗濯物Lを乾燥している状態を示す洗面化粧台100の側面図である。図3を参照して、上記のように構成される洗面化粧台100を用いた洗濯物Lの乾燥について説明する。
図3に示すように、上部収納庫104における物干し棒104hに洗濯物Lを吊るしておく。この状態で除湿機1が動作すると、吸込口33から破線矢印にて示すように吸い込んだ空気を除湿して、吹出口31より実線矢印にて示すように除湿機1の前方(好ましくは斜め下向き)に吹き出す。また、物干し棒104hは、吹出口31と間隔をおいて配置されている。これにより、洗濯物Lのほぼ全体に乾燥した空気を当てることができる。また、除湿機1が乾燥した空気を吹き出すことにより、洗面化粧台100が設置された洗面室内の除湿(乾燥)を促すことができるので、衛生面でも好ましい。したがって、特許文献1のシステムのようにヒーターの温風で洗濯物Lを乾燥するよりも、消費電力を低減することができる。また、特許文献2のシステムのように送風によって乾燥するよりも、効率的(短時間)に洗濯物Lを乾燥することができる。
また、除湿機1は、上部収納庫104の開閉扉104e付近で洗面室の天井Cから吊り下げた物干しハンガー200に吊るした洗濯物Lも、吹出口31と適度な距離を確保して効率的に乾燥することができる。また、開閉扉104eを開いた状態にすれば、吹出口31の前方に、乾燥した空気を開閉扉104eに妨げられることなく吹き出すことができる。これにより、物干しハンガー200によって、図3に示す位置よりも高い位置で洗濯物Lを乾燥することができる。
天井Cに物干しハンガー200を吊り下げる余地がない場合は、物干し棒104hを利用して洗濯物Lを乾燥するので、ごく限られた面積の洗面室において洗濯物Lを乾燥することができる。これにより、洗面室に物干しスタンドを置く必要がないので、洗濯物Lを干している間も洗面化粧台100を使用することができる。
以上のように、洗面化粧台100は、除湿機1が上部収納庫104の内部における後ろ側および前側の下方にわたって設置されている。これにより、特許文献1に記載されたシステムや一般的な除湿機と異なり、除湿機1を設置するために洗面室において余分なスペースを必要とすることがなく、かつ上部収納庫104の内部における前側の上方に収納空間CLを確保することができる。また、収納空間CLが特許文献2に記載されたシステムのように中間部分で分断されるようなことがなく、上部収納庫104を有効に活用することができる。
図1の(b)に示すように、除湿機1が上部収納庫104に組み込まれた状態では、吸込口33が鏡部103によって塞がれずに開放されている。これにより、吸込口33に取り付けられたフィルターを容易に取り外すことができ、ユーザによるフィルターの手入れがしやすくなる。
なお、上部収納庫104は、洗面化粧台100の一部として設けられるが、洗面化粧台100と別体に設けられてもよい。例えば、洗面室において、例えば洗濯機の上に設置すれば、洗濯機から取り出した洗濯物をそのまま上部収納庫104に干すことができる。あるいは、上部収納庫104を有していない既設の洗面化粧台に、除湿機1を内蔵した上部収納庫104を組み合わせることができる。
また、上部収納庫104は、一般的な収納庫と部品とを共通化することができる。除湿機1を上部収納庫104に組み込まない場合、上部収納庫104から仕切裏板104fおよび仕切底板104gを取り外し、底板104dを天板104aと同サイズの底板と交換すれば、一般的な収納庫として使用することができる。したがって、一般的な収納庫を必要とする場合に、上部収納庫104を転用することにより、コストを低減することができる。
上記のように、除湿機1を上部収納庫104内に設置し、かつ適度な大きさの収納空間CLを確保するには、除湿機1の小型化が必要となる。除湿機1を小型化するための構造については、以降の実施形態2および3において詳細に説明する。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について図4〜図8を用いて説明すれば、以下のとおりである。なお、本実施形態において、実施形態1における部材と同等の機能を有する部材については、同一の符号を付記して、その説明を省略する。
図4は、実施形態2に係る除湿機11の外観構成を示す斜視図である。図5は、除湿機11を組み込んだ上部収納庫104を斜め下方から見た斜視図である。図6の(a)は除湿機11の前面パネル122を外した状態を示す正面図であり、図6の(b)は除湿機11を示す下面図であり、図6の(c)は図6の(b)のA−A線矢視断面図である。図7は、除湿機11の内部構造を示す縦断面図である。
本実施形態に係る除湿機11は、上述の実施形態1における除湿機1に相当するものであり、図4に示すように、除湿機1の本体部2に相当する本体部12(筐体)と、除湿機1の張出部3に相当する張出部13(筐体)とを備えている。また、除湿機11は、図5に示すように、上部収納庫104内に設置されている。
本体部12は、図4および図6の(b)に示すように、フレーム121と、前面パネル122と、背面パネル123と、底部124とで筐体を構成する箱状の外観を形成している。フレーム121は、上面部121aと、当該上面部121aの両端から下方へ平行に垂下する2つの側面部121bとを有している。側面部121bには、固定金具4が取り付けられている。また、側面部121bの下端縁は、底部124の両側端部に折り曲げられている。
前面パネル122は、フレーム121の前面側(張出部13が設けられる側)に配置されており、上端縁と両側縁とでネジ締結にてフレーム121に固定されている。また、前面パネル122の下端縁の中央には、排水口71が突出するための方形状の排出窓122aが形成されている。一方、背面パネル123は、フレーム121の背面側に前面パネル122と対向するように配置されており、上端縁と両側縁とでネジ締結にてフレーム121に固定されている。
図6の(b)および図7に示すように、底部124は、フレーム121の2つの側面部121bの下端縁の間の開放された領域を覆うように、その両端縁が側面部121bの下端縁に接続されている。底部124は、背面パネル123の下端から前方に折り曲げられた底面パネル124aと、底面パネル124aと結合されて送風管9の底面を兼ねる底面部124bとを有している。図5に示すように、除湿機11は、底部124が上部収納庫104の底板104dの上面と接するように配置されている。
張出部13は、張出部3と同様、上述の鏡部103(図1の(a)参照)よりも前方に張り出した部分である。張出部13の上面は、前面パネル122の下端縁から前方に向けて伸びるように形成されている。張出部13の側面は、張出部13の上面の両端縁から下方に垂下するように形成されている。張出部13の底面は、図5に示すように、除湿機11が上部収納庫104に設置された状態で、底板104dよりも前方に位置するように形成されている。
張出部13の前面は、斜め下方を向き、かつ前方に膨らむように湾曲した形状に形成されている。この張出部13の前面には、除湿機1の吹出口31に相当する吹出口131と、操作パネル132とが設けられている。吹出口131は、張出部13の前面の幅の半分以上の幅を有しており、当該前面において左寄りに配置されている。操作パネル132は、張出部13の前面において吹出口131の右側に配置されている。操作パネル132は、除湿機11の始動および停止、タイマー設定等のユーザによる各種の操作のためのボタンや、除湿機11の動作状態を表示するランプ等を有している。
図6の(a),(b)および図7に示すように、張出部13の内部には、送風管9の前部が配置されている。送風管9の前部は、上述の底面部124bから連続して張出部13の内部に形成された底面部9aと、底面部9aの両端縁から鉛直上方に立ち上がる第1側面部9bおよび第2側面部9cとを有している。第1側面部9bは操作パネル132に近い側に設けられており、第2側面部9cは操作パネル132から遠い側に設けられている。
また、図6の(b)に示すように、張出部13の底面には、実施形態1の除湿機1における吸込口33(図1の(b)参照)に相当し、長方形をなす吸込口133が形成されている。吸込口133は、後述する送風管9を下方に投影した範囲内に、背面パネル123から前方に向けて所定の間隔をおいた位置に形成されている。この吸込口133には、フィルターカバー134が嵌め込まれている。
フィルターカバー134は、吸込口133と同様の長方形をなしており、洗面室に飛散する異物(洗濯物の埃や屑等)が熱交換器5に詰まらないように除去するフィルターと一体となっている。フィルターカバー134は、弾性的に変形可能な2つの爪134aによって、張出部13において吸込口133を形成する縁部に係止されている。爪134aによる係止を解除してフィルターカバー134を開くことによって、送風管9の底面部9aに設けられた後述するイオン発生装置10のメンテナンスを行うことができる。また、フィルターカバー134には、長手方向に沿って平行に形成された複数の通気用のスリット134bが形成されている。スリット134bには、上記のフィルターが設けられている。スリット134bの一端側は、次に述べる第1分岐空間13bに開口しており、スリット134bの他端側は、次に述べる第2分岐空間13cに開口している。
図6の(a)〜(c)に示すように、張出部13の内部には、空気導入空間13aと、第1分岐空間13bと、第2分岐空間13cとが形成されている。空気導入空間13aは、外部から空気を導入する空間として、フィルターカバー134と送風管9の底面部9aとの間に所定の間隔が設けられることにより形成されている。第1分岐空間13bは、送風管9の第1側面部9bの側方に形成されており、第2分岐空間13cは、送風管9の第2側面部9cの側方に形成されている。
以上のように、空気導入空間13aから第1分岐空間13bおよび第2分岐空間13cに分岐する通風経路が形成されることにより、吸込口133から本体部12内の熱交換器5の前方(熱交換器5に対して空気の流れの上流側)に空気が導入される。
図6の(a)および図7に示すように、本体部12および張出部13には、熱交換器5と、圧縮機6と、排水受け部7と、送風機8と、送風管9と、イオン発生装置10とが内蔵されている。
圧縮機6は、操作パネル132を後方に投影した領域の水平面の範囲において、熱交換器5、排水受け部7および送風管9の右側の側方であって、熱交換器5よりもやや後ろ側に配置されている。圧縮機6は、内部の冷媒を圧縮することにより高温高圧化して凝縮器52に供給する。圧縮機6は、熱交換器5との間で冷媒を循環させるため、図示しない冷媒管によって熱交換器5と接続されている。なお、圧縮機6が配置される位置は、熱交換器5、排水受け部7および送風管9の左側の側方であってもよい。このような配置の場合、操作パネル132は、吹出口131の左側に配置される。
熱交換器5は、全体に方形をなしており、吹出口131を後方に投影した領域において、前面パネル122と所定の間隔をおいて配置されている。熱交換器5は、前面パネル122側に配置される蒸発器51と、蒸発器51の後方に配置される凝縮器52とを有している。凝縮器52は、送風機8により外部から吸い込まれた空気を圧縮機6からの高温押圧の冷媒によって加熱することにより、冷媒を低温化する。蒸発器51は、凝縮器52からの低温の冷媒を蒸発させ、蒸発の際に周囲の熱を奪うことにより、外部から吸い込まれた空気を冷やして空気中の水分を結露(凝縮分離)させて、冷媒を圧縮機6に戻す。
排水受け部7は、熱交換器5の下端部の近傍に配置されている。排水受け部7は、蒸発器51で結露によって生じた水を受けて溜めるように、蒸発器51の幅より広い幅を有するとともに、蒸発器51の厚さより大きい奥行きを有している。排水受け部7は、その前面に、溜めた水を外部に排出するための排水口71を有している。排水口71は、前述のホース106(図1の(b)参照)が接続可能となるように筒状に形成されている。
また、排水受け部7は、溜めた水の水位を検知するフロートによる水位検知器72を有している。除湿機11は、水位検知器72が所定の水位を検知したときに、運転を停止する。これにより、ホース106が詰まるなどによって、排水受け部7における水位が規定値以上となったときに除湿機11の運転を停止することで、排水受け部7から水が溢れることを防止できる。
送風機8は、熱交換器5の後背、すなわち熱交換器5と背面パネル123との間に形成される空間に配置されている。また、送風機8は、熱交換器5に対して空気の流れの下流側に熱交換器5と対向するように配置されている。送風機8は、張出部13の吸込口133から吹出口131に至る空気の流れを生じるように、例えばシロッコファンで構成されるファン81と、当該ファン81を駆動するファンモータ82と、ファン81およびファンモータ82を収納するファンケース83とを有している。送風機8は、空気を熱交換器5側から吸い込んで、ファンケース83の下部に設けられた吹出開口83aから送風管9に送り出す。
送風管9は、ファン81の吹出開口83aと吹出口131とを接続する管状の部材であり、吹出口131とほぼ同じ幅を有している。送風管9は、熱交換器5および排水受け部7の下方を通るように配置されている。送風管9は、吹出開口83aから熱交換器5の下方の位置までの範囲で湾曲するように形成された湾曲部91と、熱交換器5の下方の位置から吹出口131の付近までの範囲でほぼ直線状に形成された直線部92と、吹出口131側の端に形成された吹出端部93とを有している。吹出端部93内には、ルーバー94が取り付けられている。また、直線部92と吹出端部93との間には、送風管9への異物の進入を防ぐガード95が設けられている。
ルーバー94は、上下および水平方向に風向きを変えるように図示しないモータによって軸周りに回動するように駆動される。ルーバー94を回動させることにより、吹出口131から吹き出される空気の向きを、実施形態1における洗濯物L(図3参照)の位置に応じて変更すれば、洗濯物Lに効率よく風を当てることができる。
イオン発生装置10は、送風管9の直線部92に着脱自在(交換可能)に取り付けられている。イオン発生装置10は、正負の高電圧パルスを発生し、送風管9の内部において、正の高電圧パルスにより正イオンを発生するとともに、負の高電圧パルスにより負イオンを発生する。イオン発生装置10は、所望の濃度の正イオンおよび負イオンを発生可能な装置であれば、特に上記の構成に限定されない。
イオン発生装置10が発生する正イオンは、H(HO)(mは任意の自然数)を主体とするイオンである。イオン発生装置10が発生する負イオンは、O (HO)(nは任意の自然数)を主体とするイオンである。
正イオンおよび負イオンが空気中に同時に存在すると、下記の式(1)〜式(3)に示すように化学反応して、活性酸素種である水酸基ラジカル(・OH)が効率的に生成されると考えられる。ここで、式(1)〜式(3)におけるm、n、m’およびn’は、それぞれ任意の自然数である。
(HO)+O (HO)
→・OH+1/2O+(m+n)HO …(1)
(HO)+H(HO)m’+O (HO)+O (HO)n’
→2・OH+O+(m+m’+n+n’)HO …(2)
(HO)+O (HO)
→3・OH+(m+n−1)HO …(3)
なお、正イオンのみまたは負イオンのみを空気中に放出した場合には、水酸基ラジカルは顕著には生成されない。したがって、正イオンおよび負イオンを同時に放出することで、水分子とクラスターとを形成し、安定化した正イオンと負イオンとが相互反応し、水酸基ラジカルの生成が顕著になると考えられる。
上記のように構成される除湿機11による除湿について説明する。図8は、除湿機11内の空気の流れを示す除湿機11の断面斜視図である。
まず、図6の(b)、図7および図8に示すように、吸込口133からフィルターカバー134を介して吸い込まれた空気は、空気導入空間13aにおいて送風管9の底面部9aに沿って第1側面部9bおよび第2側面部9cの側方に吸い寄せられ、第1分岐空間13bおよび第2分岐空間13c(図8における破線矢印を参照)を通じてそれぞれ本体部12内に導入されて合流する。
本体部12内に導入された空気は、熱交換器5の蒸発器51で冷却されることにより、水分が凝縮されて分離される。分離された水分は、蒸発器51の表面に結露として現れて、排水受け部7に溜められる。蒸発器51を経た空気は、熱交換器5の凝縮器52によって加熱される。熱交換器5によって除湿された空気は、送風機8によって送り出され、送風管9内を通過した後、吹出口131から外部に吹き出される。
以上のように、本実施形態に係る除湿機11は、本体部12内において、熱交換器5、排水受け部7、送風機8および送風管9の側方に圧縮機6が配置され、熱交換器5の背後に送風機8が配置され、熱交換器5、排水受け部7および送風機8の下方に送風管9が配置されている。これにより、熱交換器5、圧縮機6、排水受け部7および送風管9が、本体部12および張出部13の内部に効率的に配置されるので、除湿機11を小型に構成することができる。具体的には、本体部12の高さを400mm未満にすることが可能となり、除湿機11を上部収納庫104に容易に設置することができる。
また、除湿機11は、張出部13の底面に吸込口133を有することにより、背面から空気を吸い込む一般的な除湿機と異なり、洗面化粧台100の上部に配置された状態で下方より空気を吸い込むことができる。しかも、吸込口133が鏡部103よりも前に設けられているので、除湿機11は、鏡部103が障害となることなく空気を吸い込むことができる。加えて、吸込口133は、送風管9を下方に投影した範囲内に設けられているので、送風管9の側方を回り込むようにして本体部12に空気を導入する構造となり、除湿機11の幅を狭くすることができる。しかも、吸込口133を幅の広い送風管9の下方に設けることから、吸込口133の幅を送風管9の幅に合わせて広く確保することができる。これにより、十分な空気の吸込み量を確保することができる。
また、張出部13の前面に吹出口131を設けることにより、吹出口131の幅を極力広くすることができる。これにより、広い範囲に乾燥した空気を吹き出すことで、より多くの洗濯物の乾燥が可能となる。
また、除湿機11において重量の多くを占める熱交換器5、圧縮機6および送風機8が、本体部12内に配置されている。これにより、除湿機11の重心が、除湿機11が設置される上部収納庫104の底板104dの上方に位置するので、除湿機11を上部収納庫104内の後端に寄せて安定して設置することができる。
また、排水受け部7によって、溜まった水を排水口71からホース106を介して外部に排出することができる。これにより、一般的な除湿機のように排水を溜めるタンクを除湿機11内に設ける必要がなくなるので、除湿機11の小型化を図ることができる。また、排水受け部7が熱交換器5と送風管9との間の限られた空間に配置されることにより、除湿機11の小型化を図ることができる。
また、送風管9内でイオンを発生するイオン発生装置10を設けることにより、吹出口131から排出される空気とともにイオンを洗面室に拡散させることができる。これにより、洗面室の浄化を図るだけでなく、洗濯物の脱臭や除菌を図ることができる。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について図9〜図14を用いて説明すれば、以下のとおりである。なお、本実施形態において、実施形態1および2における部材と同等の機能を有する部材については、同一の符号を付記して、その説明を省略する。
図9は、実施形態3に係る除湿機21の外観構成を示す斜視図である。図10は、除湿機21を組み込んだ上部収納庫104を斜め下方から見た斜視図である。図11の(a)は除湿機21の前面パネル222を外した状態を示す正面図であり、図11の(b)は除湿機21を示す下面図である。図12は、除湿機11の内部構造を示す縦断面図である。
本実施形態に係る除湿機21は、上述の実施形態1における除湿機1に相当するものであり、図9に示すように、除湿機1の本体部2に相当する本体部22と、除湿機1の張出部3に相当する張出部23とを備えている。また、除湿機21は、本体部22の両側に配置される2つの空気導入部材24を備えている。また、除湿機21は、図10に示すように、上部収納庫104内に設置されている。
本体部22は、図9および図11の(b)に示すように、フレーム221と、前面パネル222と、底面部223とで筐体を構成する箱状の外観を形成している。フレーム221は、上面部221aと、当該上面部221aの両端から下方へ平行に垂下する2つの側面部221bと、上面部221aの後端から下方へ垂下する背面部221cと、背面部221cの下端から前方に折り曲げられた底面部221dとを有している。側面部221bには、固定金具4が取り付けられている。上面部221aと背面部221cとの境界部分は、湾曲形状に形成されている。これにより、上部収納庫104への除湿機21の設置作業を容易に行うことができる。
前面パネル222は、フレーム221の前面側(張出部23が設けられる側)に配置されており、上端縁と下側縁とでネジ締結等にてフレーム221に固定されている。また、前面パネル222の下端縁の中央には、排水口71が突出するための排出窓222aが形成されている。
底面部223は、送風管9の底面を兼ねる部分であり、フレーム221の底面部221dと結合されている。底面部223とフレーム221の底面部221dとは、本体部22における底部224を形成している。図10に示すように、除湿機21は、底部224が上部収納庫104の底板104dの上面と接するように配置されている。
空気導入部材24は、側面部221bにおける前側(前面パネル222の近傍)に取り付けられている。空気導入部材24は、筒状の部材であり、下端に方形をなす吸込側開口24aと、一方の側部に縦長の形状をなす本体側開口24bとを有している。空気導入部材24は、吸込側開口24aから本体側開口24b(熱交換器5に対して空気の流れの上流側)に至る空気の導入路を形成している。側面部221bには、空気導入部材24を介して外部から空気を取り込むために、本体側開口24bと合致する形状の切欠きが形成されている。空気導入部材24の形状は特に限定されないが、空気を効率的に導入できる形状が好ましい。例えば空気導入部材24は、図9に示すように、上端部の片側が湾曲するような外形をなしていてもよい。これにより、空気をよどむことなく円滑に本体部22内に導入することができる。
張出部23は、実施形態1の除湿機1における張出部3(図1の(b)参照)と同様、鏡部103(図1の(a)参照)よりも前方に張り出した部分である。図9に示すように、張出部23は、上側が開放されており、送風管9の一部を露出させている。
張出部23は、前面、側面および底面を有している。張出部23の前面は、斜め下方を向き、かつ前方に膨らむように湾曲した形状に形成されている。この張出部23の前面には、除湿機1の吹出口31に相当する吹出口231と、操作パネル232とが設けられている。吹出口231は、送風管9とほぼ同じ幅を有しており、当該前面において中央に配置されている。操作パネル232は、張出部23の前面において吹出口231の右側に配置されている。操作パネル232は、実施形態1の除湿機11が有する操作パネル132と同等の機能を備えている。
また、張出部23は、前面の幅が変更可能となるように構成されている。例えば、張出部23は、前面および底面の一部が吹出口231よりも左側の領域において(例えば図11(b)の破線にて示す位置で)左右に2分割されており、分割された両部の一方に対して他方がスライド自在となるように両部が結合されることにより、前面の幅を調整することができる。張出部23の前面は、2つの空気導入部材24が少なくとも本体部22の両側に配置できる幅を有していればよい。図9には、前面が最も広げられた状態を示している。これにより、張出部23の前面の幅を、上部収納庫104の幅に応じて適した幅に調整することができる。それゆえ、除湿機21の機種を上部収納庫104の幅に応じて個別に用意する必要がなくなり、機種の統一化を図ることができる。
張出部23の側面は、前面からフレーム221の前端位置の近傍に達する範囲に形成されている。張出部23の底面は、側面の長さと同じ幅を有しており、図10に示すように、除湿機21が上部収納庫104に設置された状態で、底板104dよりも前方に位置するように形成されている。また、図11の(b)に示すように、張出部23の底面には、上述の除湿機1における吸込口33に相当し、長方形をなす吸込口233が形成されている。吸込口233は、空気導入部材24の吸込側開口24aの一部と重なるように、フレーム221の後端面から所定の間隔をおいた位置に形成されている。
また、吸込口233には、フィルターが装着されたフィルターカバー234が取り外し自在となるように設けられている。洗面室に飛散する異物(洗濯物の埃や屑等)が熱交換器5に詰まらないように、フィルターカバー234のフィルターによって吸込口233で異物を除去する。
張出部23は、拡張部23aを有している。拡張部23aは、吸込口233の後端側に対して本体部22の側面(側面部221b)に沿って突出するように形成されている。この拡張部23aは、空気導入部材24の下端部の後ろ側を保持するために設けられている。
図11の(a)および図12に示すように、本体部22および張出部23には、実施形態2の除湿機11と同様に、熱交換器5と、圧縮機6と、排水受け部7と、送風機8と、送風管9と、イオン発生装置10とが内蔵されている。熱交換器5、圧縮機6、排水受け部7、送風機8、送風管9およびイオン発生装置10の除湿機21における配置は、除湿機11におけるこれらの配置と同じであるので、ここでは、その説明を省略する。
上記のように構成される除湿機21による除湿について説明する。図13は、除湿機11内の空気の流れを示す除湿機11の断面斜視図である。
まず、図11の(b)、図12および図13に示すように、本体部22の両側において吸込口233および空気導入部材24の吸込側開口24aから吸い込まれた空気は、2つの空気導入部材24を通じて本体側開口24bから本体部22内に導入されて合流する。本体部22内に導入された空気は、実施形態2において図7を参照して説明したのと同様に、熱交換器5によって除湿された後、送風機8を経て、送風管9内を通過した後、吹出口231から外部に吹き出される。このように、除湿機21においては、図12および図13において破線矢印にて示す経路で空気が流れていく。
以上のように、本実施形態に係る除湿機21は、本体部22内において、熱交換器5、排水受け部7、送風機8および送風管9の側方に圧縮機6が配置され、熱交換器5の背後に送風機8が配置され、熱交換器5、排水受け部7および送風機8の下方に送風管9が配置されている。これにより、熱交換器5、圧縮機6、排水受け部7および送風管9が、本体部22および張出部23の内部に効率的に配置されるので、実施形態1の除湿機11と同様、除湿機21を小型に構成することができる。これにより、除湿機21を上部収納庫104に容易に設置することができる。
また、除湿機21は、張出部23の底面に吸込口233を有することにより、背面から空気を吸い込む一般的な除湿機と異なり、洗面化粧台100の上部に配置された状態で下方より空気を吸い込むことができる。しかも、吸込口233が鏡部103よりも前に設けられているので、除湿機21は、鏡部103が障害となることなく空気を吸い込むことができる。
また、張出部23の前面に吹出口231を設けることにより、吹出口231の幅を極力広くすることができる。これにより、広い範囲に乾燥した空気を吹き出すことで、より多くの洗濯物の乾燥が可能となる。
また、除湿機21において重量の多くを占める熱交換器5、圧縮機6および送風機8が、本体部22内に配置されている。これにより、除湿機21の重心が、除湿機21が載置される上部収納庫104の底板104dの上方に位置するので、除湿機21を上部収納庫104内の後端に寄せて安定して設置することができる。
また、排水受け部7によって、溜まった水を排水口71からホース106を介して外部に排出することができる。これにより、排水を溜めるタンクが不要となり、除湿機21の小型化を図ることができる。また、排水受け部7が熱交換器5と送風管9との間の限られた空間に配置されることにより、除湿機21の小型化を図ることができる。
また、イオン発生装置10を設けることにより、吹出口231から排出される空気とともにイオンを洗面室に拡散させることができる。これにより、洗面室の浄化を図るだけでなく、洗濯物の脱臭や除菌を図ることができる。
また、本体部22の両側に取り付けられる空気導入部材24を設けることにより、部品として空気導入部材24を用意することができる。これにより、本体部22および張出部23の内部構造を変更することなく、効率的に空気を導入することができる構造に改良された最新の空気導入部材24を用いることができる。
〈変形例〉
ここで、上述の除湿機21を用いた変形例について説明する。図14は、本変形例に係る玄関収納庫300の内部構造を示す正面図である。
図14に示すように、玄関収納庫300(乾燥システム)は、箱体301(収納庫)と、箱体301の内部に設けられた複数段の棚302と、除湿機21と同等の機能を有する除湿機21Aとを備えている。箱体301は、天板と、天板に対向する底板と、天板と底板との間で互いに平行に設けられた側板と、背面板と、前面に設けられた図示しない開閉扉とで構成されている。
除湿機21Aは、玄関収納庫300の最下段に配置されている。除湿機21Aは、ケース230(筐体)を有しており、図示はしないが、ケース230内に、上述の熱交換器5、圧縮機6、送風機8および送風管9を収納している。ケース230内における熱交換器5、圧縮機6および送風機8の配置については、除湿機21内におけるこれらの配置と同様である。ただし、送風管9の配置については、吹出口231が下方に向くように配置されていることが、除湿機21と異なっている。
また、除湿機21Aは、ケース230の両側方にそれぞれ向いた少なくとも2つの吸込口233を有しており、一方の吸込口233を玄関収納庫300内に向け、他方の吸込口233を箱体301の一方の側板に向けるように配置されることが、除湿機21と異なっている。両方の吸込口233には筒状の空気導入部材25が取り付けられており、側板に向いた吸込口233に取り付けられた空気導入部材25は、当該側板を貫通して外部に開口している。
上記のように構成される玄関収納庫300においては、両方の吸込口233から吸い込まれた玄関収納庫300の内外の空気を除湿して吹出口231から吹き出す。この空気は、底板に当たって矢印で示すように天板に向けて上昇した後に下降するように玄関収納庫300内を循環していくとともに、天板、底板および両側板からなる枠体と開閉扉との隙間を通じて外部に排出される。
これにより、玄関収納庫300内に収納された靴や傘を乾燥させることができるとともに、玄関の乾燥も行うことができる。また、除湿機21Aから放出されるイオンが玄関収納庫300内に行き渡ることによって、靴の除菌および脱臭も行うことができる。しかも、玄関収納庫300内の空気が外部に排出される流れが生じるので、庫内に臭いがこもらなくなる。
従来の玄関収納庫の除湿は庫内のみに行われていたが、本変形例に係る玄関収納庫300では、1台の除湿機21Aによって、庫内のみならず、庫外の玄関も乾燥することができる。これにより、特に雨天時や外気の湿度が高いときに湿気がこもりやすい玄関および玄関収納庫300内の除湿を効果的に行うことができる。
なお、上述の吹出口231は下方に向いているが、これに限らず、吹出口231は下方以外の上方などに向いていてもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る除湿機は、外部より吸い込んだ空気を熱交換することにより除湿する熱交換器5と、前記熱交換器5に圧縮した冷媒を供給する圧縮機6と、前記熱交換器5によって除湿された空気を外部に導く送風管9と、前記熱交換器5へ空気を吸い込んで前記送風管9へ送り出す空気の流れを生じさせる送風機8と、前記熱交換器5、前記圧縮機6、前記送風機8および前記送風管9を収納する筐体(本体部2,12,22および張出部3,13,23)とを備え、前記送風機8は、前記熱交換器5に対して空気の流れの下流側に前記熱交換器5と対向するように配置され、前記送風管9は、前記熱交換器5および前記送風機8の下方に配置され、前記圧縮機6は、前記熱交換器5、前記送風機8および前記送風管9の側方に配置され、前記筐体の底面には、外部より空気を吸い込む吸込口33,133,233が形成され、前記筐体の前面には、前記送風管9に送り出された空気を前記吸込口33,133,233より前方で吹き出す吹出口31,131,231が形成されている。
上記の構成によれば、熱交換器5、圧縮機6、送風機8および送風管9が、筐体の内部に効率的に配置されるので、除湿機を特に高さを抑えて小型に構成することができる。また、筐体の底面に吸込口33,133,233を有することにより、背面から空気を吸い込む一般的な除湿機と異なり、壁際の上方に配置された状態で下方より空気を吸い込むことができる。また、筐体の前面に吹出口31,131,231を設けることにより、吹出口31,131,231の幅を極力広くすることができる。これにより、広い範囲に乾燥した空気を吹き出すことで、より多くの洗濯物の乾燥が可能となる。よって、洗面室等の上方に配置される収納庫に効率的に除湿機を収納することができる。
本発明の態様2に係る除湿機は、上記態様1において、前記吸込口33,133,233は、前記筐体の後端面から前方に間隔をおいた位置に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、洗面化粧台等の構造物の上に除湿機を設置する場合、当該構造物を避けるように吸込口33,133,233を設けることができる。これにより、除湿機は、構造物が障害となることなく、空気を吸い込むことができる。
本発明の態様3に係る除湿機は、上記態様1または2において、前記熱交換器5と前記送風管9との間に配置され、前記熱交換器5による除湿によって生じた排水を受ける排水受け部7をさらに備え、前記排水受け部7はホース106を接続可能な排水口71を有していてもよい。
上記の構成によれば、排水受け部7に溜まった水を排水口からホース106を介して外部に排出することができる。これにより、一般的な除湿機のように排水を溜めるタンクを除湿機内に設ける必要がなくなるので、除湿機の小型化を図ることができる。また、排水受け部7が熱交換器5と送風管9との間の限られた空間に配置されることにより、除湿機の小型化を図ることができる。
本発明の態様4に係る除湿機は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記吸込口33,133,233は、前記送風管9を下方に投影した範囲内に形成され、前記筐体には、前記吸込口33,133,233から前記送風管9の側方を経て前記熱交換器5に対して空気の流れの上流側に通じる通風経路が形成されていてもよい。
上記の構成によれば、吸込口33,133,233から吸い込まれた空気は、送風管9の側方を回り込むようにして筐体の内部の熱交換器5に対して空気の流れの上流側に導入される。また、吸込口33,133,233は、送風管9の側方に張り出さないので、吸込口33,133,233によって除湿機の幅が広がることはない。したがって、除湿機の幅を送風管9の幅で規定することができ、除湿機の小型化を容易に図ることができる。
本発明の態様5に係る除湿機は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記筐体の側方において、前記吸込口33,133,233から前記熱交換器5に対して空気の流れの上流側に通じる通風経路を形成する空気導入部材をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、筐体の外部に設けられた空気導入部材24によって空気を導入することにより、筐体とは別体の部品として空気導入部材24を用意することができる。これにより、筐体の内部構造を変更することなく、効率的に空気を導入することができる構造に改良された最新の空気導入部材24を用いることができる。
本発明の態様6に係る乾燥システムは、態様1から5のいずれかの除湿機と、前記除湿機を少なくとも前記吸込口33,133,233を開放した状態で載置する底板104dを有する収納庫(上部収納庫104)とを備えている。
上記の構成によれば、吸込口33,133,233が開放されているので、下方からの空気の吸込みが阻害されることがない。したがって、収納庫を上方に設置することができる。
本発明の態様7に係る乾燥システムは、態様6において、前記除湿機は前記収納庫の内部における後ろ側に配置され、前記収納庫の内部における前記送風管9よりも上方の前側に収納空間CLが形成されていてもよい。
上記の構成によれば、除湿機が収納庫の後ろ側に配置されているので、収納庫全体の重心が後ろ側に位置することになり、収納庫を安定して壁や洗面化粧台等の上部に設置することができる。また、収納庫内の除湿機が設置されない領域に収納空間CLが形成されるので、除湿機能を備えた収納庫を効率的に利用することができる。
本発明の態様8に係る乾燥システムは、態様6または7において、前記収納庫は、前記除湿機の前記吹出口31,131,231の前方に前記吹出口31,131,231から所定の間隔をおいて配置された物干し棒104hを有していてもよい。
上記の構成によれば、物干し棒104hに吊り下げられた洗濯物を吹出口から吹き出された乾燥空気によって効率よく乾燥させることができる。
本発明の態様9に係る乾燥システムは、除湿機21Aと、前記除湿機21Aを内蔵する収納庫(箱体301)とを備え、前記除湿機21Aは、外部より吸い込んだ空気を熱交換することにより除湿する熱交換器5と、前記熱交換器5に圧縮した冷媒を供給する圧縮機6と、前記熱交換器5によって除湿された空気を外部に導く送風管9と、前記熱交換器5へ空気を吸い込んで前記送風管9へ送り出す空気の流れを生じさせる送風機8と、前記熱交換器5、前記圧縮機6、前記送風機8および前記送風管9を収納する筐体(箱体301)とを備え、前記送風機8は、前記熱交換器5に対して空気の流れの下流側に前記熱交換器5と対向するように配置され、前記送風管9は、前記熱交換器5および前記送風機8の下方に配置され、前記圧縮機6は、前記熱交換器5、前記送風機8および前記送風管9の側方に配置され、前記筐体には、外部より空気を吸い込む吸込口233が少なくとも2つ形成され、前記筐体には、前記送風管9に送り出された空気を吹き出す吹出口231が形成されており、前記吸込口233の一方が前記収納庫の外部から空気を吸い込み、前記吸込口233の他方が前記収納庫の内部で空気を吸い込み、前記吹出口231が前記収納庫の内部で空気を吹き出す。
上記の構成によれば、両方の吸込口233から吸い込まれた収納庫の内外の空気を除湿して吹出口231から吹き出す。この空気は、収納庫内を循環していくだけでなく、収納庫の隙間を通じて外部に排出される。これにより、収納庫内に収納された物品(収納庫が玄関収納庫である場合は靴や傘)を乾燥させることができるとともに、収納庫が設置された空間の乾燥も行うことができる。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1,11,21,21A 除湿機
2,12,22 本体部(筐体)
3,13,23 張出部(筐体)
5 熱交換器
6 圧縮機
7 排水受け部
8 送風機
9 送風管
13a 空気導入空間(通風経路)
13b 第1分岐空間(通風経路)
13c 第2分岐空間(通風経路)
24 空気導入部材
31,131,231 吹出口
33,133,233 吸込口
100 洗面化粧台(乾燥システム)
104 上部収納庫(収納庫)
104d 底板
104h 物干し棒
106ホース
230 ケース(筐体)
300 玄関収納庫(乾燥システム)
301 箱体(収納庫)

Claims (9)

  1. 外部より吸い込んだ空気を熱交換することにより除湿する熱交換器と、
    前記熱交換器に圧縮した冷媒を供給する圧縮機と、
    前記熱交換器によって除湿された空気を外部に導く送風管と、
    前記熱交換器へ空気を吸い込んで前記送風管へ送り出す空気の流れを生じさせる送風機と、
    前記熱交換器、前記圧縮機、前記送風機および前記送風管を収納する筐体とを備え、
    前記送風機は、前記熱交換器に対して空気の流れの下流側に前記熱交換器と対向するように配置され、
    前記送風管は、前記熱交換器および前記送風機の下方に配置され、
    前記圧縮機は、前記熱交換器、前記送風機および前記送風管の側方に配置され、
    前記筐体の底面には、外部より空気を吸い込む吸込口が形成され、
    前記筐体の前面には、前記送風管に送り出された空気を前記吸込口より前方で吹き出す吹出口が形成されていることを特徴とする除湿機。
  2. 前記吸込口は、前記筐体の後端面から前方に間隔をおいた位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の除湿機。
  3. 前記熱交換器と前記送風管との間に配置され、前記熱交換器による除湿によって生じた排水を受ける排水受け部をさらに備え、
    前記排水受け部はホースを接続可能な排水口を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の除湿機。
  4. 前記吸込口は、前記送風管を下方に投影した範囲内に形成され、
    前記筐体には、前記吸込口から前記送風管の側方を経て前記熱交換器に対して空気の流れの上流側に通じる通風経路が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の除湿機。
  5. 前記筐体の側方において、前記吸込口から前記熱交換器に対して空気の流れの上流側に通じる通風経路を形成する空気導入部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の除湿機。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の除湿機と、
    前記除湿機を少なくとも前記吸込口を開放した状態で載置する底板を有する収納庫とを備えていることを特徴とする乾燥システム。
  7. 前記除湿機は前記収納庫の内部における後ろ側に配置され、
    前記収納庫の内部における前記送風管よりも上方の前側に収納空間が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の乾燥システム。
  8. 前記収納庫は、前記除湿機の前記吹出口の前方に前記吹出口から所定の間隔をおいて配置された物干し棒を有していることを特徴とする請求項6または7に記載の乾燥システム。
  9. 除湿機と、
    前記除湿機を内蔵する収納庫とを備え、
    前記除湿機は、
    外部より吸い込んだ空気を熱交換することにより除湿する熱交換器と、
    前記熱交換器に圧縮した冷媒を供給する圧縮機と、
    前記熱交換器によって除湿された空気を外部に導く送風管と、
    前記熱交換器へ空気を吸い込んで前記送風管へ送り出す空気の流れを生じさせる送風機と、
    前記熱交換器、前記圧縮機、前記送風機および前記送風管を収納する筐体とを備え、
    前記送風機は、前記熱交換器に対して空気の流れの下流側に前記熱交換器と対向するように配置され、
    前記送風管は、前記熱交換器および前記送風機の下方に配置され、
    前記圧縮機は、前記熱交換器、前記送風機および前記送風管の側方に配置され、
    前記筐体には、外部より空気を吸い込む吸込口が少なくとも2つ形成され、
    前記筐体には、前記送風管に送り出された空気を吹き出す吹出口が形成されており、
    前記吸込口の一方が前記収納庫の外部から空気を吸い込み、前記吸込口の他方が前記収納庫の内部で空気を吸い込み、
    前記吹出口が前記収納庫の内部で空気を吹き出すことを特徴とする乾燥システム。
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