JP2021054456A - スポイト容器 - Google Patents
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Abstract
Description
この状態で、操作部を操作して、操作部と蓋部の上面との間の空間を縮小させることで、この空間内の空気が、スポイト管内にその上端開口を通して供給され、スポイト管内の内容物が、スポイト管の下端開口から注出される。
スポイト管の下端開口を容器本体の内容物中に浸漬させた状態で、前記空間を縮小状態から復元させて拡張させると、前記空間内に生じた負圧によって、容器本体内の内容物が、スポイト管内にその下端開口を通して吸引される。
キャップ体の天壁部に、スポイト管の上端開口を開放可能に密閉する蓋部が設けられているので、キャップ体が口部に装着され、蓋部がスポイト管の上端開口を密閉している状態で、容器本体内の内容物が、スポイト管の上端開口から流出するのを防ぐことが可能になり、例えば流通時等に、容器本体内の内容物が、スポイト管内を通して前記空間に進入するのを防ぐことができる。これにより、例えば流通時等に、内容物が操作部に接触するのを防ぐことが可能になり、操作部の設計に際し、例えばガスバリア性、および内容物に対する耐久性等を厳格に考慮する必要が無く、操作部の設計の自由度を高めることができる。
弾性膜部材が、蓋部の上面との間に前記空間を画成していて、例えば流通時等に内容物が弾性膜部材に接触することが、蓋部によって防止されていることから、弾性膜部材を形成する材料として、例えばガスバリア性、および内容物に対する耐久性等は確保しにくいものの、弾性変形させやすい材料を採用すること等が可能になり、弾性膜部材の設計の自由度を高めることができる。
図1に示されるように、スポイト容器1は、内容物が収容される容器本体11、およびスポイト体12を備えている。内容物としては、例えば乳液、および化粧水等の化粧料が挙げられる。スポイト体12は、スポイト管13、キャップ体14、操作部17、および付勢部材18を備えている。
以下、この共通軸を中心軸線Oといい、中心軸線Oに沿う方向のうち、容器本体11の底部11a側(図1における下側)を下側、容器本体11の口部11b側(図1における上側)を上側、中心軸線Oに沿う方向を上下方向という。上下方向から見て、中心軸線Oに交差する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
このように、蓋部16が下方に向けて付勢された状態で、シール筒部19の下端開口縁が、スポイト管13のシール段部13bに当接しているため、例えば弾性連結片31が剛体の場合と比べて、シール筒部19が塑性変形しにくく、長期間にわたってスポイト管13の上端開口の密閉状態を維持することができる。また、蓋部16が下方に向けて付勢された状態で、シール筒部19の下端開口縁が、スポイト管13のシール段部13bに当接しているため、例えばシール筒部19がスポイト管13の上端部内に着脱可能に嵌合されている構成と比べて、少ない力でスポイト管13の上端開口を開閉することができる。
天壁部15の下面と、スポイト管13のフランジ部23の上面と、の間に上下方向の隙間が設けられている。天壁部15の下面に、周方向の全長にわたって連続して延びる押突起33が形成されている。押突起33は、天壁部15の下面における外周縁部に設けられている。押突起33は、中心軸線Oと同軸に配設されている。押突起33は、口部11bの上端開口縁、およびスポイト管13のフランジ部23と上下方向で重複する位置に設けられている。
ここで、押釦34は、押下突起34bを介して弾性膜部材21により上方に付勢されているので、第1抜止突起34aの上面が、第2抜止突起35aの下面に突当てられている。これにより、押釦34のぐらつきが抑えられている。
付勢部材18として、例えば前記空洞を有しない構成、若しくはコイルスプリング等を採用してもよい。
なお、付勢部材18、パッキン22、および接続部分24は、互いに別体であってもよい。
この際、スポイト管13の第1規制突起13aが、キャップ体14の第2規制突起15aに突き当たり、スポイト管13の下方移動が規制される。また、スポイト管13のシール段部13bが、シール筒部19の下端開口縁から下方に離れ、スポイト管13の上端開口が開放される。これにより、スポイト管13の上端開口と、前記空間Xと、が、天壁部15の内側を通して連通する。また、容器本体11内の内容物が、1回の使用に足りるまとまった量、スポイト管13内にその下端開口から吸い上げられることはない。
押釦34の押込みを解除して弾性膜部材21を復元変形させると、前記空間Xが縮小状態から復元して拡張し、前記空間X内に負圧が生ずる。この負圧が、天壁部15の内側、およびスポイト管13の上端開口を通して、スポイト管13内に及ぼされる。これにより、スポイト管13の下端開口を、容器本体11の内容物中に浸漬させた状態で、押釦34の押込みを解除することで、容器本体11内の内容物が、スポイト管13内にその下端開口を通して吸引される。
これにより、例えば流通時等に、内容物が操作部17に接触するのを防ぐことが可能になり、操作部17の設計に際し、例えばガスバリア性、および内容物に対する耐久性等を厳格に考慮する必要が無く、操作部17の設計の自由度を高めることができる。
弾性膜部材21が、蓋部16の上面との間に前記空間Xを画成していて、例えば流通時等に内容物が弾性膜部材21に接触することが、蓋部16によって防止されていることから、弾性膜部材21を形成する材料として、例えばガスバリア性、および内容物に対する耐久性等は確保しにくいものの、弾性変形させやすい材料を採用すること等が可能になり、弾性膜部材21の設計の自由度を高めることができる。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
操作部17は、弾性膜部材21を有しなくてもよい。例えば、押釦34を外装筒35内に密に上下摺動可能に設け、押釦34が、蓋部16の上面との間に前記空間Xを画成し、押釦34の上下動に伴い、前記空間Xを拡縮させる構成を採用してもよい。
操作部17は、押釦34を有しなくてもよく、また、スポイト容器1、2は、外装筒35を有しなくてもよい。
11 容器本体
11b 口部
12 スポイト体
13 スポイト管
14 キャップ体
15 天壁部
16 蓋部
17 操作部
18 付勢部材
19 シール筒部
21 弾性膜部材
22 パッキン
23 フランジ部
24 接続部分
X 空間
Claims (6)
- 内容物が収容される容器本体と、
上下方向に延びるとともに、下端開口が前記容器本体内に開口するスポイト管、および前記スポイト管が挿入されて取付けられるとともに、前記容器本体の口部に着脱可能に装着された有頂筒状のキャップ体を有するスポイト体と、を備え、
前記キャップ体の天壁部に、前記スポイト管の上端開口を開放可能に密閉する蓋部が設けられ、
前記スポイト体は、
前記蓋部の上面との間に、前記スポイト管の上端開口に連通可能な空間を画成し、かつ変形、若しくは変位に伴い、前記空間を拡縮させる操作部と、
前記スポイト管を前記キャップ体に対して下方に付勢する付勢部材と、を備えている、スポイト容器。 - 前記蓋部は、前記スポイト管の上端開口内に挿入されたシール筒部を備えている、請求項1に記載のスポイト容器。
- 前記操作部は、前記蓋部の上面との間に前記空間を画成する弾性膜部材を備えている、請求項1または2に記載のスポイト容器。
- 前記付勢部材は、前記口部の上端開口縁に載置され、かつ前記口部の上端開口を密閉するパッキンと一体に形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のスポイト容器。
- 前記スポイト管の外周面に、径方向の外側に向けて突出したフランジ部が形成され、
前記パッキンは、前記フランジ部の下面に設けられ、
前記付勢部材は、前記フランジ部の上面に設けられ、
前記パッキンと前記付勢部材とを接続する接続部分は、前記フランジ部の外周面を、周方向の全長にわたって覆い、かつ前記キャップ体内に、密に上下摺動可能に嵌合している、請求項4に記載のスポイト容器。 - 前記蓋部は、前記キャップ体の天壁部と一体に形成されている、請求項1から5のいずれか1項に記載のスポイト容器。
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