JP6858100B2 - 吐出容器 - Google Patents
吐出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6858100B2 JP6858100B2 JP2017165532A JP2017165532A JP6858100B2 JP 6858100 B2 JP6858100 B2 JP 6858100B2 JP 2017165532 A JP2017165532 A JP 2017165532A JP 2017165532 A JP2017165532 A JP 2017165532A JP 6858100 B2 JP6858100 B2 JP 6858100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- pressing head
- cylinder
- respect
- exterior
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
操作体を、押下ヘッドに対して前記緩み側に回転させようとすると、係合突起が規制面に係止され、操作体および押下ヘッドが一体に前記緩み側に回転しようとする。これにより、押下ヘッドを有するレフィール容器が外装体に対して前記緩み側に回転し、レフィール容器が外装体から取り外される。したがって、容器本体内の内容物を使い切ったときに、操作体を押下ヘッドに対して前記緩み側に回転させると、レフィール容器が外装体から取り外されることから、内容物が充填された新たな容器本体を有するレフィール容器を外装体に容易に付け替えることができる。
外装体11、操作体13および蓋体14はそれぞれ、有頂筒状に形成されるとともに、共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向のうち、蓋体14の頂壁側を上側といい、その逆側を下側という。容器軸O方向から見て容器軸Oに交差する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。周方向のうち、吐出容器1の上面視で容器軸Oを時計回りに周回する方向を第1回転方向M1といい、その逆方向を第2回転方向M2という。
蓋体14は、外装体11にヒンジ部15を介して連結されている。蓋体14および外装体11それぞれの外周縁部において、容器軸Oを径方向に挟むヒンジ部15の反対側に、蓋体14の外装体11に対する閉状態を維持する係合部16が配設されている。
以下、径方向のうち、ヒンジ部15側を後側といい、係合部16側を前側といい、前後方向に直交する方向を左右方向という。
雌ねじ筒17は、本体筒20の下端部内に嵌合され、内周面に雌ねじ部17aが形成されている。図示の例では、雌ねじ筒17は、下端部同士が連結された二重筒状に形成され、その内筒部分の内周面に雌ねじ部17aが形成されている。雌ねじ部17aは、多条ねじとなっているが、一条ねじであってもよく、また、外装体11に対する周方向の回転に伴って外装体11から離脱する構成であれば、ねじに限らず適宜変更してもよい。
本体筒20の頂壁は、環状に形成され、容器軸Oと同軸に配設されている。本体筒20において、周壁と頂壁との接続部分における前端部に、上側および前側に一体に開口する窪み部19が形成され、窪み部19に係合部16が配設されている。本体筒20において、周壁と頂壁との接続部分における後端部に、上側および後側に一体に開口するヒンジ凹部18が形成され、ヒンジ凹部18にヒンジ部15が配設されている。
ヒンジ突部21は、蓋体14の周壁における後端部に、下方に向けて突出し、ヒンジ凹部18に配置されている。ヒンジ突部21は、左右方向から見て円形状を呈する。ヒンジ軸22は、ヒンジ凹部18の内面のうち、左右方向で互いに対向する一対の対向面と、ヒンジ突部21における左右方向の両端部と、を各別に連結している。ヒンジ突部21が、ヒンジ凹部18内でヒンジ軸22回りに回転することで、蓋体14が、ヒンジ軸22回りに回動する。
頂板13cには、レフィール容器12の後述する押下ヘッド31が挿入された挿入孔13dが形成されている。挿入孔13dは容器軸Oと同軸に配置されている。
装着筒13bの下端部は、外装体11の本体筒20の頂壁内に、容器軸O方向の移動が規制された状態で、周方向に回転可能に嵌合されている。囲繞筒13aは、頂板13cの下面における挿入孔13dの開口周縁部に配置されている。挿入孔13dの内径は、囲繞筒13aの内径より小さい。
操作体13に、グリップ筒26が外嵌されている。図示の例では、グリップ筒26は、装着筒13bのうち、外装体11の本体筒20の頂壁より上方に位置する部分に外嵌されている。グリップ筒26は、例えばニトリルゴム、ブチルゴム、シリコンゴム、エラストマー、若しくはウレタン等の弾性変形可能な軟材質で形成されている。なお、グリップ筒26の外周面に、操作時に指を引っ掛けることが可能な係合部を形成してもよい。例えばグリップ筒26の容器軸O方向から見た平面視形状を角形状等にしてもよい。装着筒13bにグリップ筒26を配設しなくてもよい。
レフィール容器12は、内容物が収容されるとともに外装体11内に配設された容器本体32と、吐出孔33が形成された押下ヘッド31を有し、押下ヘッド31の押下に伴い容器本体32内の内容物が吐出孔33から吐出される吐出器34と、を備える。
押下ヘッド31および容器本体32は、周方向の相対的な回転移動が規制された状態で配設されている。外装体11は、容器本体32を容器軸O方向の全域にわたって覆っている。
中皿35の上面と、連結板40の下面と、が容器軸O方向で対向している。連結板40には、容器軸O方向に貫通する空気孔40aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。
ピストン押さえ46は、容器本体32およびシリンダ43のうちの少なくとも一方に対して、周方向に回転不能に配設されている。押さえ部52は、ピストン42に、ピストン42の上方から当接若しくは近接している。
ピストンガイド44の上端部は、シリンダ43の上端開口部よりも上方に位置している。ピストンガイド44における容器軸O方向の中間部に、ピストンガイド44を径方向に貫く第2流通孔55が、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
下ステム56の周壁58には、径方向の外側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びるばね受部58aが形成されている。ばね受部58aの下面と、ピストン押さえ46のばね座部51の上面と、は容器軸O方向で対向している。ばね受部58aの下面と、ピストン押さえ46のばね座部51の上面と、の間に、主コイルスプリング59が配設されている。下ステム56の周壁58の下端開口縁は、ピストン押さえ46のばね座部51より上方に位置している。
ステム41には、押下ヘッド31の摺動筒64a内に、密に容器軸O方向に摺動可能に嵌合されたシール筒66が配設されている。シール筒66は、上ステム57の前記上部分と、下ステム56の頂壁60の上面と、の間に挟まれて固定されている。
係合突起69は、押下ヘッド31の周壁部63の外周面において、操作体13の囲繞筒13aの内周面と径方向に対向する位置に形成されている。係合突起69は、円柱状に形成されている。係合突起69は、押下ヘッド31に周方向に等間隔をあけて3つ形成されている。なお、係合突起69の個数は、3つ未満でも4つ以上でもよい。
案内面67および規制面68は、操作体13の囲繞筒13aの内周面に配設された突帯体70に形成されている。突帯体70は、囲繞筒13aの内周面から径方向の内側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びている。突帯体70の内周面は、操作体13の挿入孔13dの内周面と面一となっている。
案内面67は、下方を向き、規制面68の上端縁から第2回転方向M2に向かうに従い漸次、下方に向けて延びている。案内面67において、第1回転方向M1側の一端部67aは、上方に向けて突の曲面状に形成され、第2回転方向M2側の他端部67bは、下方に向けて突の曲面状に形成されている。案内面67は、周方向の全長にわたって段差なく滑らかに延びている。案内面67の他端部67b、つまり突帯体70の下端縁は、囲繞筒13aの下端開口縁より上方に位置している。案内面67の一端部67aの、径方向の内側から見た正面視における曲率半径は、係合突起69の外周面の半径より大きくなっている。
そして、押下ヘッド31の頂壁部64上の内容物を、塗布具Yに付着させ、塗布具Yを介して被塗布部に塗布する。
なお、内容物が充填された新たな容器本体32を有するレフィール容器12を、外装体11に付け替えるに際し、外容器36の底壁の下面を、外装体11の雌ねじ筒17内に向けて容器軸O方向に押し込んだときに、外容器36の雄ねじ部36aを、外装体11の雌ねじ部17aに対して容器軸O方向に乗り越えさせて、レフィール容器12を外装体11に装着してもよい。この場合、例えば外装体11の雌ねじ筒17に、雌ねじ筒17を周方向に分断する縦スリットを周方向に間隔をあけて複数形成する等してもよい。
また、外装体11に、押下ヘッド31および操作体13を全域にわたって開放可能に覆う蓋体14が配設されているので、この吐出容器1の持ち運び時に、操作体13に不意の外力が加えられるのを防ぐことができる。
前記実施形態の吐出器34に代えて例えば、内容物が収容された収容空間が、内容物の減少に伴い減容しない容器本体に装着される周知のポンプ等を採用してもよい。
前記実施形態のレフィール容器12に代えて例えば、容器本体が吐出器に対して着脱可能とされた構成を採用してもよい。
前記実施形態では、係合突起69を押下ヘッド31に形成し、案内面67および規制面68を操作体13に配設したが、係合突起69を操作体13に形成し、案内面67および規制面68を押下ヘッド31に配設してもよい。
前記実施形態では、外装体11が、容器本体32を容器軸O方向の全域にわたって覆う構成を示したが、これに代えて例えば、容器本体32を、外装体11から下方に突出させる等適宜変更してもよい。
前記実施形態では、内容物を吐出するに際し、操作体13を押下ヘッド31に対して第1回転方向M1に回転させたが、操作体13を操作せず、押下ヘッド31を直接、押下して内容物を吐出してもよい。
11 外装体
12 レフィール容器
13 操作体
13d 挿入孔
14 蓋体
31 押下ヘッド
32 容器本体
33 吐出孔
34 吐出器
67 案内面
68 規制面
69 係合突起
M1 第1回転方向(締め込み側)
M2 第2回転方向(緩み側)
O 容器軸
Claims (3)
- 筒状の外装体と、
内容物が収容されるとともに前記外装体内に配設された容器本体、および吐出孔が形成された押下ヘッドを有し、前記押下ヘッドの押下に伴い前記容器本体内の内容物が前記吐出孔から吐出される吐出器を備え、前記外装体に対する容器軸回りに沿う周方向の回転に伴って前記外装体から離脱可能とされたレフィール容器と、
前記外装体に回転可能に装着されるとともに、前記押下ヘッドが挿入された挿入孔が形成された操作体と、を備え、
前記押下ヘッド、および前記操作体のうちのいずれか一方には、他方に設けられた案内面を摺動することで、前記押下ヘッドを前記操作体に対して下降させるとともに、他方に設けられた規制面に係止され、前記レフィール容器が前記外装体に対して回転して緩む緩み側に、前記操作体が前記押下ヘッドに対して回転することが規制される係合突起が形成され、
前記レフィール容器が前記外装体に対して回転して締め込まれる締め込み側に、前記操作体を前記押下ヘッドに対して回転させたときに、前記係合突起が前記案内面を摺動することを特徴とする吐出容器。 - 前記外装体は、前記容器本体を容器軸方向の全域にわたって覆っていることを特徴とする請求項1に記載の吐出容器。
- 前記外装体には、前記押下ヘッドおよび前記操作体を全域にわたって開放可能に覆う蓋体が配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の吐出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017165532A JP6858100B2 (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017165532A JP6858100B2 (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 吐出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019043567A JP2019043567A (ja) | 2019-03-22 |
JP6858100B2 true JP6858100B2 (ja) | 2021-04-14 |
Family
ID=65816175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017165532A Active JP6858100B2 (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 吐出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6858100B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5427501B2 (ja) * | 2009-07-31 | 2014-02-26 | 株式会社吉野工業所 | レフィール容器及び吐出容器 |
JP5650507B2 (ja) * | 2010-11-25 | 2015-01-07 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
KR101190224B1 (ko) * | 2011-08-24 | 2012-10-16 | 주식회사 삼화플라스틱 | 회전 배출 장치를 구비한 액상 용기 |
KR101452982B1 (ko) * | 2013-05-21 | 2014-10-22 | (주)연우 | 회전 토출식 화장품 용기 |
-
2017
- 2017-08-30 JP JP2017165532A patent/JP6858100B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019043567A (ja) | 2019-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017197274A (ja) | レフィール容器を有する二重容器 | |
JP6858100B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP7033989B2 (ja) | 吐出器 | |
JP6302746B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP6429673B2 (ja) | 注出キャップ及びそれを備える容器 | |
JP7055072B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP6757655B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP2022157319A (ja) | スポイト容器 | |
JP6421079B2 (ja) | スポイト容器 | |
JP6983553B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP2022086578A (ja) | スポイト容器 | |
JP6634355B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP7158253B2 (ja) | 吐出器 | |
JP6869682B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP6910265B2 (ja) | 定量吐出器 | |
JP2022116658A (ja) | ジャー容器 | |
JP7246270B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP6914139B2 (ja) | 内容物を計量して塗布する塗布容器 | |
JP7313248B2 (ja) | スポイト容器 | |
KR102116203B1 (ko) | 캡의 개폐 조작 및 기밀이 용이한 화장품 용기 | |
JP5993795B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP2021187464A (ja) | 吐出容器 | |
JP7519762B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP2024089211A (ja) | スポイト容器 | |
JP2018090286A (ja) | 液体吐出容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200305 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210224 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210323 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6858100 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |