JP6560906B2 - 吐出容器 - Google Patents
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Description
本発明の吐出容器は、内容物が収容されるとともに前記内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器、および前記内容器が内装され弾性変形可能な外容器を有する容器本体と、前記容器本体の口部に装着され、頂壁部に内容物を吐出する吐出孔が形成された有頂筒状の吐出ノズルと、前記吐出ノズル内に配設され、前記吐出孔と前記内容器内とを連通する連通孔が形成された中栓と、前記中栓における前記連通孔の開口周縁部上に、上方に向けて離反自在に配設され、前記連通孔を開放自在に閉塞する弁体と、を備え、前記弁体の前記吐出ノズルの頂壁部側を向く上面は下方に窪む凹状に形成され、前記吐出ノズルの頂壁部の前記弁体側を向く下面は、下方に向けて突出して前記弁体の上面の内側に向けて入り込み、前記吐出ノズルの頂壁部下面には、前記弁体に対して上方に離間し、かつ前記弁体が前記中栓における前記連通孔の開口周縁部から上方に離反したときに当接する突リブが形成されている、ことを特徴とする。
[第1実施形態]
最初に、第1実施形態に係る吐出容器1について説明する。
図1に示すように、吐出容器1は、内容物が収容されるとともに内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器4、および内容器4が内装され弾性変形可能な外容器6を有する容器本体2と、容器本体2の口部3に装着され、頂壁部11に内容物を吐出する吐出孔12が形成された有頂筒状の吐出ノズル10と、吐出ノズル10内に配設され、吐出孔12と内容器4内とを連通する連通孔21が形成された中栓20と、中栓20における連通孔21の開口周縁部21a上に、上方に向けて離反自在に配設され、連通孔21を開放自在に閉塞する弁体31と、容器本体2の口部3に着脱自在に装着されて吐出孔12を覆うキャップ8と、を備えている。
ここで、外容器6には、外容器6を貫通する不図示の外気導入孔が形成されている。外気導入孔は、外容器6と外容器6から剥離して減容変形する内容器4の外表面との間に外気を導入する。外気導入孔は、口部、胴部、底部等に設けることができ、形成位置は問わない。
鍔部15は、口部3の上端開口縁上に配置されている。
上筒部22の上端縁は、吐出ノズル10の頂壁部11の下面11bのうち膨出部17よりも径方向の外側に位置する部分に当接している。上筒部22の上端部の内周面には、径方向の内側に向かって突出する環状の弁座24が形成されている。弁座24の上面は、中栓20の上端開口縁よりも下方に位置している。弁座24の内側は、上述の連通孔21となっている。上筒部22の内周面は、弁座24を挟んだ上下両側において、同径で上下方向に沿って真直ぐに延びている。
中央部34は、吐出ノズル10の膨出部17の下端面に対向して配置されている。中央部34の上面の外径は、膨出部17の下端面の外径と同等になっている。
吐出容器1から内容物を吐出させる際には、まず、容器本体2の口部3からキャップ8を取り外して、吐出孔12を露出させたら、吐出容器1を口部3が下方に位置し、かつ容器本体2の底部(不図示)が上方に位置する倒立姿勢または傾斜姿勢とする。この状態から、容器本体2の外容器6をスクイズ変形させると、内容器4が外容器6とともに変形して減容される。この減容変形に伴い内容器4の内圧が正圧となり、この正圧によって弁体31が開けられ、吐出孔12と内容器4の内部とが連通される。これにより、内容器4内の内容物が押さえ筒部材40の縦リブ42間、および中栓20の縦リブ27間を通った後、連通孔21を通過する。連通孔21を通過した内容物は、弁体31の上面31aと吐出ノズル10の頂壁部11の下面11bとの間の空間に流れ込み、吐出孔12から吐出される。
以上により吐出容器1を用いた内容物の吐出動作が完了する。
次に、第2実施形態に係る吐出容器101について説明する。
図1に示す第1実施形態では、弁部材30が押さえ筒部材40により中栓20の内側に保持されていた。これに対して、図3に示す第2実施形態では、弁部材130がその下端縁において中栓120に係止されることにより中栓120の内側に保持されている点で、第1実施形態と異なっている。なお、図1に示す第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
脚部132の上面における外周部には、上方に向かって突出する突出筒部136が形成されている。突出筒部136の上端縁は、中栓120の鍔部125の下面に当接している。脚部132のうち突出筒部136よりも径方向の内側に位置する部分には、脚部132を上下方向に貫通する流路孔137が周方向に間隔をあけて複数形成されている。流路孔137は、下方から上方に向かうに従い漸次縮径している。
胴部2bの下端部には、径方向の内側に向かって凹むとともに周方向に沿って延びる環状の係合凹部2dが形成されている。
突起部52は、外気導入孔6a内に配置され、真直ぐに延びる軸部54と、外容器6の内側に配置され、軸部54からその径方向の外側に向けて突出した係止突部55と、軸部54と板状部51とを接続する環状シール部56と、を備えている。
係止突部55は、外容器6の内表面における外気導入孔6aの開口周縁部に係止されている。係止突部55は、外容器6の外側から内側に向かうに従い漸次縮径しており、突起部52を外気導入孔6aに対して挿入しやすく、かつ抜けにくくしている。
吐出容器101から内容物を吐出させる際には、第1実施形態と同様に、吐出容器101を倒立姿勢または傾斜姿勢とする。この状態から、空気弁部材50の板状部51を押圧することにより容器本体2の外容器6をスクイズ変形させる。この際、環状シール部56が外容器6の外表面に密接し、かつ軸部54が外容器6の内側に進入する。板状部51は、中央部が押圧方向に向かって凹むように撓み変形し、外気導入孔6aの内周面6bが環状シール部56に密接する。このため、外部と、外容器6と内容器4との間の空間と、の連通が遮断され、内容器4を外容器6とともに減容変形させることができる。
次に、第3実施形態に係る吐出容器201について説明する。
図3および図4に示す第2実施形態では、外気導入孔6aが容器本体2の胴部2bに形成されていた。これに対して、図5に示す第3実施形態では、外気導入孔206aが容器本体2の底部2cに形成されている点で、第2実施形態と異なっている。なお、図3に示す第2実施形態と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
上述した第2実施形態と同様に、内容物を吐出させる際には、外容器6をスクイズ変形させる。このとき、フィルム部材264が貫通孔263の上端開口縁に密接することにより、外部と、外容器6と内容器4との間の空間と、の連通が遮断され、内容器4を外容器6とともに減容変形させることができる。
内容物の吐出後に外容器6のスクイズ変形を解除すると、外容器6は復元変形しようとする。このとき、内容器4が密封されているため、外容器6と内容器4との間に負圧が発生する。すると、ボトムキャップ260の貫通孔263、および外気導入孔206aを通して外気が外容器6と内容器4との間に導入される。
以上に詳述したように、フィルム部材264は、内容物の吐出時、空気の漏れを防止する効果を有する。
例えば、上記実施形態においては、容器本体2は、内容器4が外容器6の内面に剥離可能に積層されたいわゆるデラミボトルであるとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、内容器4と外容器6とが別体に形成された二重容器であってもよい。
また、容器本体2は、内容器4と外容器6との間に接着層を設けた形態でもよい。
Claims (1)
- 内容物が収容されるとともに前記内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器、および前記内容器が内装され弾性変形可能な外容器を有する容器本体と、
前記容器本体の口部に装着され、頂壁部に内容物を吐出する吐出孔が形成された有頂筒状の吐出ノズルと、
前記吐出ノズル内に配設され、前記吐出孔と前記内容器内とを連通する連通孔が形成された中栓と、
前記中栓における前記連通孔の開口周縁部上に、上方に向けて離反自在に配設され、前記連通孔を開放自在に閉塞する弁体と、を備え、
前記弁体の前記吐出ノズルの頂壁部側を向く上面は下方に窪む凹状に形成され、前記吐出ノズルの頂壁部の前記弁体側を向く下面は、下方に向けて突出して前記弁体の上面の内側に向けて入り込み、
前記吐出ノズルの頂壁部下面には、前記弁体に対して上方に離間し、かつ前記弁体が前記中栓における前記連通孔の開口周縁部から上方に離反したときに当接する突リブが形成されている、
ことを特徴とする吐出容器。
Priority Applications (1)
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