JP2021013274A - ワイヤハーネスのパネル配索構造、ハーネスモジュール、及びワイヤハーネスのパネル配索方法 - Google Patents

ワイヤハーネスのパネル配索構造、ハーネスモジュール、及びワイヤハーネスのパネル配索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】配索に係る作業性の向上を図ることが可能な、ワイヤハーネスのパネル配索構造及び方法を提供する。また、ハーネスモジュールを提供する。【解決手段】ワイヤハーネス5のパネル配索構造7は、一方の面8及び他方の面9を有するパネル部材4と、このパネル部材4に配索されるワイヤハーネス5とを備えた構造である。パネル部材4における一方の面8には、この一方の面8を他方の面9側の方向に凹ませることでハーネス収容溝12が形成される。ハーネス収容溝12は、ワイヤハーネス5のハーネス本体13を収容するための部分に形成される。ハーネス収容溝12に収容されたハーネス本体13は、ハーネス収容溝12の所定範囲の一部又は全部に充填され且つ硬化した樹脂となる樹脂硬化部21にて保持される。樹脂硬化部21は、ワイヤハーネス5の意図した取り外しの際にハーネス収容溝12から剥離可能な発泡樹脂にて形成される。【選択図】図9

Description

本発明は、ワイヤハーネスをパネルに配索する構造及び方法と、この配索の構造を採用してなるハーネスモジュールとに関する。
自動車には、例えば機器間の電気的な接続のためにワイヤハーネスが適宜経路で配索される。ワイヤハーネスは、複数本の電線を有し、これがテープ巻き等で束ねられ、そしてチューブ状の外装部材にて保護されるのが一般的な構造である。配索時におけるワイヤハーネスの固定は、複数のクリップや保持部材が用いられ、これらによってパネル部材に配索される。尚、下記特許文献1においては自動車のドアに配索され、下記特許文献2においては自動車のシートに配索される。
特許第6053430号公報 特許第5410041号公報
上記従来技術にあっては、テープ巻きや外装部材による保護、クリップ等を用いてのパネル部材への固定など、ワイヤハーネスの配索完了までに多くの労力が注がれている。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、配索に係る作業性の向上を図ることが可能な、ワイヤハーネスのパネル配索構造及び方法を提供することを課題とする。また、ワイヤハーネスのパネル配索構造を採用したハーネスモジュールを提供することも課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明のワイヤハーネスのパネル配索構造は、一方の面及び他方の面を有するパネル部材と、該パネル部材に配索されるワイヤハーネスとを備え、前記一方の面には、該一方の面を前記他方の面側の方向に凹ませて前記ワイヤハーネスのハーネス本体を収容するハーネス収容溝が形成され、該ハーネス収容溝には、前記ハーネス本体を保持するための樹脂硬化部が形成され、該樹脂硬化部は、前記ハーネス収容溝の所定範囲の一部又は全部に充填されて硬化した樹脂部分として形成されることを特徴とする。
このような請求項1の特徴を有する本発明によれば、パネル部材に形成されたハーネス収容溝にハーネス本体が収容されることから、従来のようなテープ巻きを施さなくても電線のバラケを防止することができる(束ねたのと同様の状態にしておくことができる)。また、本発明によれば、ハーネス収容溝にハーネス本体が収容されることから、配索経路に合わせた形状(ハーネス本体の経路配索形状)を容易に形成することができる。また、本発明によれば、ハーネス収容溝の所定範囲の一部又は全部に樹脂が充填され、そして、この樹脂が硬化した状態になることから、樹脂が硬化した状態によって、すなわち樹脂硬化部によってハーネス本体の保持をすることができる。別な言い方をすれば、例えば広範囲にテープ巻きを施したりクリップ等を用いて何カ所も固定作業を行ったりしなくても、樹脂の充填・硬化だけでハーネス本体を保持することができ、結果、従来よりも作業性を向上させることができる。また、本発明によれば、ハーネス収容溝にハーネス本体が収容されることから、チューブ状の外装部材を用いなくともハーネス本体を保護することができる。また、本発明によれば、テープ巻きやクリップ、外装部材等が不要になることから、部品削減によるコスト低減は勿論のこと、自動生産に繋げることもできる。また、本発明によれば、樹脂硬化部が樹脂製であることから、樹脂硬化部の形成部分においてハーネス本体に対する絶縁性を確保することができる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造において、前記樹脂硬化部は、発泡樹脂にて形成されることを特徴とする。
このような請求項2の特徴を有する本発明によれば、発泡樹脂にて樹脂硬化部が形成されることから、メンテナンスの際にワイヤハーネスをパネル部材から引き剥がして交換することができる。本発明によれば、発泡樹脂製の樹脂硬化部とすることでメンテナンス性を確保することができる(引き剥がしをすることができない樹脂(泡や気泡を含まないソリッドの状態になる樹脂)を採用した場合、ワイヤハーネスのみならずパネル部材も含めた全体の交換が必要になってしまうが、本発明ではそのようなことはない)。また、本発明によれば、樹脂硬化部が発泡樹脂にて形成されることから、発泡でない場合と比べて軽量化をすることができるのは勿論のこと、振動吸収性や緩衝性等を持たせることもできる(例えば振動吸収性の場合、ハーネス本体を構成する電線を振動から保護し、振動による電線のダメージを防止することができる。この他、振動が吸収されれば、自動車に求められる静粛性も確保することができる)。尚、発泡の状態に関し、独立発泡、連続発泡のいずれであってもよいものとする。また、弾力性(柔軟性)の程度は適宜設定されるものとする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造において、前記ハーネス収容溝は、前記ハーネス本体が溝開口から外部に突出しない深さに形成されることを特徴とする。
このような請求項3の特徴を有する本発明によれば、溝開口からハーネス本体が外部に突出しない深さにハーネス収容溝が形成されることから(別な言い方をすれば、ハーネス収容溝の深さがハーネス本体の径よりも深くなるように形成されることから)、樹脂硬化部の形成位置でハーネス本体が埋まった状態になり、結果、チューブ状の外装部材を用いなくともハーネス本体を保護することができる。また、本発明によれば、上記深さのハーネス収容溝になることから、樹脂硬化部も溝開口から外部に突出させないようにすることができ、引っ掛かり等による樹脂硬化部の損傷や剥がれ等を防止することができる。
請求項4に記載の本発明は、請求項1、2又は3に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造において、前記ハーネス収容溝の溝内部には、前記ハーネス本体を仮保持するための仮保持部が一又は複数の箇所に形成されることを特徴とする。
このような請求項4の特徴を有する本発明によれば、ハーネス収容溝の溝内部に仮保持部が一又は複数形成されることから、樹脂の充填・硬化までの間、ハーネス本体を仮保持した状態にしておくことができる。これにより上記の間、例えば作業者がハーネス本体を保持し続ける必要がなく、結果、作業性を向上させることができる。
請求項5に記載の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造において、前記一部又は前記全部を区画する部分の位置には、硬化前の樹脂の流れ止め部分になる堰部が形成されることを特徴とする。
このような請求項5の特徴を有する本発明によれば、ハーネス収容溝に堰部が形成されることから、この堰部にてハーネス収容溝に充填された樹脂の流れ止めをすることができる。すなわち、樹脂が硬化するまで樹脂を留めておくことができ、結果、樹脂硬化部の形状安定性を確保することができる。
請求項6に記載の本発明は、請求項1、2、3、4又は5に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造において、前記ハーネス収容溝は、前記パネル部材におけるパネル補強部としても形成されることを特徴とする。
このような請求項6の特徴を有する本発明によれば、ハーネス収容溝がパネル補強部として機能することから、パネル部材の強度を高めることができる。これにより専用の補強部材を設ける必要がなく、部品点数の削減やコスト低減に寄与することができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項7に記載の本発明のハーネスモジュールは、樹脂製のパネル部材と、請求項1、2、3、4、5又は6に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造にて前記パネル部材に配索されるワイヤハーネスと、該ワイヤハーネスが接続され且つ前記パネル部材に組み付けられる機器及び/又は部品とを備えることを特徴とする。
このような請求項7の特徴を有する本発明によれば、請求項1、2、3、4、5又は6に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造が採用されてなるハーネスモジュールであることから、配索に係る作業性が向上しており、結果、より良いものを提供することができる。
請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載のハーネスモジュールにおいて、当該ハーネスモジュールは、ドア用、シート用、インパネ用、フロア用、又はルーフ用のものとして形成されることを特徴とする。
このような請求項8の特徴を有する本発明によれば、自動車におけるドア用、シート用、インパネ用、フロア用、又はルーフ用のハーネスモジュールとして提供することができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項9に記載の本発明のワイヤハーネスのパネル配索方法は、パネル部材の一方の面を他方の面側に凹ませて形成されたハーネス収容溝に、ワイヤハーネスのハーネス本体を収容するハーネス収容工程と、前記ハーネス本体が収容された状態の前記ハーネス収容溝の所定範囲の一部又は全部に樹脂を充填して該樹脂を硬化させるハーネス保持工程と、を含んで前記ワイヤハーネスを前記パネル部材に配索することを特徴とする。
このような請求項9の特徴を有する本発明によれば、ワイヤハーネスをパネル部材に配索するにあたり、先ずハーネス収容溝にハーネス本体を収容し、次にハーネス収容溝の所定範囲の一部又は全部に樹脂を充填してこれ硬化させることで配索が完了することから、ワイヤハーネスを容易に配索することができる。
本発明のワイヤハーネスのパネル配索構造及び方法によれば、ハーネス収容溝の所定範囲の一部又は全部に形成される樹脂硬化部にて、ハーネス収容溝に収容されたハーネス本体を保持する構造及び方法であることから、従来と比べ配索に係る作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。また、従来と比べ部品点数を削減することができるのは勿論のこと、この部品点数の削減により取り付け工数の削減やコスト低減等を図ることができるという効果も奏する。
また、本発明のハーネスモジュールによれば、上記パネル配索構造を採用することから、配索に係る作業性を向上させることができ、結果、より良いものを提供することができるという効果を奏する。
本発明のハーネスモジュール及びパネル配索構造の一実施形態を示すドアの構成図である。 図1のドアの分解斜視図である。 パネル部材の正面図である。 図3の矢印A部分の拡大図である。 図3の矢印Bの方向から見たハーネス収容溝の斜視図である。 図5の矢印Cの方向から見たハーネス収容溝の拡大図である。 ハーネス収容溝にハーネス本体を収容した状態を示す図である。 ハーネス収容溝に収容されたハーネス本体を樹脂硬化部で保持した状態を示す図である。 ハーネスモジュールの斜視図である。
ワイヤハーネスのパネル配索構造は、一方の面及び他方の面を有するパネル部材と、このパネル部材に配索されるワイヤハーネスとを備えた構造である。パネル部材における一方の面には、この一方の面を他方の面側の方向に凹ませることでハーネス収容溝が形成される。ハーネス収容溝は、ワイヤハーネスのハーネス本体を収容するための部分に形成される。ハーネス収容溝に収容されたハーネス本体は、ハーネス収容溝の所定範囲の一部又は全部に充填され且つ硬化した樹脂となる樹脂硬化部にて保持される。樹脂硬化部は、ワイヤハーネスの意図した取り外しの際にハーネス収容溝から剥離可能な発泡樹脂にて形成される。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明のハーネスモジュール及びパネル配索構造の一実施形態を示すドアの構成図である。また、図2は図1のドアの分解斜視図、図3はパネル部材の正面図、図4は図3の矢印A部分の拡大図、図5は図3の矢印Bの方向から見たハーネス収容溝の斜視図、図6は図5の矢印Cの方向から見たハーネス収容溝の拡大図、図7はハーネス収容溝にハーネス本体を収容した状態を示す図、図8はハーネス収容溝に収容されたハーネス本体を樹脂硬化部で保持した状態を示す図、図9はハーネスモジュールの斜視図である。
<ハーネスモジュール1について>
図1及び図2において、引用符号1はハーネスモジュールを示す。ハーネスモジュール1は、本実施例において自動車用のものであって、例えば運転席側のドア2を構成するドア本体3に対し組み付けられる。ハーネスモジュール1は、樹脂製のパネル部材4と、このパネル部材4に配索されるワイヤハーネス5と、ワイヤハーネス5が接続され且つパネル部材4に組み付けられる複数の部品6(6a〜6e)とを備えて構成される。ハーネスモジュール1は、以下で説明をするパネル配索構造7を採用しており、ワイヤハーネス5の配索に係る作業性を従来よりも向上させることができる。また、従来と比べて部品点数を削減することもでき、そして、この部品点数の削減により取り付け工数の削減やコスト低減等を図ることもできる。尚、本実施例のハーネスモジュール1はドア用のものになるが、以下で説明する特徴を持たせることで、自動車のシート、インパネ、フロア、ルーフ等にも適用することができるものとする。
<パネル部材4について>
図1ないし図3において、パネル部材4は、自動車の中では比較的大型な樹脂成形品であって、図示のような壁板状(パネル状)のものに形成される。パネル部材4は、例えば「モジュールパネル」と呼んでもよいものとする。パネル部材4は、一方の面8及び他方の面9を有し、ここでは図3の見える側(手前側)を一方の面8と定義するものとする。パネル部材4には、複数の部品6に対する部品取り付け部10、11(10a〜10c、11a〜11b)が複数形成される。また、パネル部材4には、ハーネス収容溝12(12a〜12f)も複数形成される。部品取り付け部10は、パネル部材4を貫通する部分に形成される。また、部品取り付け部11やハーネス収容溝12は、一方の面8を他方の面9側に凹ませて形成される。ハーネス収容溝12は、一方の面8側から見ると、部品取り付け部10、11を繋ぐような溝部分に形成される。このようなハーネス収容溝12は、パネル配索構造7を構成する部分の一つになる。以下、ハーネス収容溝12についてもう少し詳しく説明をする。
<ハーネス収容溝12について>
図3ないし図6において、ハーネス収容溝12は、後述するハーネス本体13を収容する溝部分に形成される。尚、本実施例においてはハーネス本体13が6本あることから、ハーネス収容溝12も6つ形成されるものとする。ハーネス収容溝12は、ハーネス本体13の配索経路に合わせて形成される。ハーネス収容溝12は、溝底14と、この溝底14の両側に配置される一対の溝側部15と、溝開口16とを有する。ハーネス収容溝12は、ハーネス本体13が溝開口16から外部に突出しない深さに形成される。具体的には、後述する樹脂硬化部21(図8参照)の形成に用いられる発泡樹脂(発泡樹脂材料)でハーネス本体13を埋めた状態(覆った状態)にしても、溝開口16から発泡樹脂が外部に流れでない程度の深さにハーネス収容溝12は形成される。ハーネス収容溝12は、この一端から他端にかけての全範囲で同じ深さに形成される。尚、深さに関して補足をすると、本実施例においてはハーネス収容溝12の一端から他端にかけての全範囲に上記樹脂硬化部21が形成される。そのため全範囲にわたり深くしているが、例えば部分的に樹脂硬化部21が形成されないようにする場合には、深さを同じにしなくてもよいものとする。すなわち、樹脂硬化部21の形成をしない場合には、ハーネス本体13が溝開口16の位置になるように部分的に浅底にしてもよいものとする(ハーネス本体13の保護の観点から、浅底を形成せずに全範囲に樹脂硬化部21が形成されることが好ましいものとする)。
以上のようなハーネス収容溝12の一端及び他端には(別な言い方をすれば、部品取り付け部10、11との連続部分には)、堰部17がそれぞれ形成される。堰部17は、後述する樹脂硬化部21(図8参照)の形成に用いられる発泡樹脂(発泡樹脂材料)が硬化する前において、樹脂の流れ止め部分になるように形成される。堰部17は、ハーネス収容溝12の一端及び他端を堰き止めるような壁状の部分、且つ、ハーネス本体13を通過させるようなU字状のスリット18を有する部分に形成される。スリット18は、ハーネス本体13の径に合わせた幅で切り欠かれるように形成される。尚、流動性が悪い発泡樹脂(粘度が高い発泡樹脂)であれば(或いは、直ぐ硬化してしまう樹脂であれば)、堰部17の形成は任意であるものとする。堰部17は、樹脂硬化部21の形成に必要な位置に配置されるものとする(ハーネス収容溝12の一端及び他端の位置に限定されないものとする)。
ハーネス収容溝12の溝途中、及び/又は、堰部17の近傍には、仮保持部19が形成される。仮保持部19は、ハーネス本体13を仮保持するための部分に形成される。仮保持部19は、ハーネス収容溝12の溝内部に収まる程度の大きさに形成される。仮保持部19は、一対のI字形状部19aと、これらの間に配置されるL字形状部19bとを有し、これらでハーネス本体13を挟み込むような部分に形成される。仮保持部19は、一対のI字形状部19a及びL字形状部19bの形状から分かるように、仮保持だけでなくハーネス本体13を溝底14から若干浮かせて、ハーネス本体13の下にも後述する樹脂硬化部21を潜り込ませるようにすることができる部分に形成される。尚、以上のような仮保持部19は、上記仮保持の観点からハーネス収容溝12に少なくとも一箇所形成されればよいが、発泡樹脂(発泡樹脂材料)の硬化が完了するまでの間、ハーネス本体13を安定した状態に仮保持しておくため、二箇所以上形成されることが好ましいものとする。
ハーネス収容溝12は、これをパネル部材4の他方の面9側から見ると、リブ状の部分になるように形成される。そのためハーネス収容溝12は、パネル部材4における補強部分、すなわちパネル補強部20として機能するようにも形成される。パネル部材4は、これ自体の肉厚が薄くてもハーネス収容溝12が複数あることから、別部品となる補強部品を設けなくても強度を保てるのは勿論である。
<ワイヤハーネス5について>
図1、図2、及び図7において、ワイヤハーネス5は、複数本(本実施例では6本)のハーネス本体13と、これらハーネス本体13の端末に設けられる図示しない電気的な接続部分(所謂コネクタ)とを備えて構成される。尚、ハーネス本体13は、本実施例において各々1本の電線であるような状態に図示されているが、実際には細物の電線が複数本、束の状態になっているものとする。ハーネス本体13の図示の太さは、上記束の太さを概略示すものとする。電線に関し補足説明をすると、上記細物の電線に限らず高圧用の太物の電線であってもよいものとする(ドア2以外で適用する場合などに有効)。また、電線の導体は、銅や銅合金に限らずアルミニウムやアルミニウム合金であってもよいものとする。また、電線は、編組を含むシールド電線や、平形電線、FFC等であってもよいものとする。以上のようなワイヤハーネス5は、パネル部材4に対し配索される。配索にあたっては、パネル配索構造7が採用される。
<パネル配索構造7について>
図1及び図2において、パネル配索構造7は、パネル部材4のハーネス収容溝12に収容されたハーネス本体13を樹脂硬化部21で保持することを特徴とした構造である。ハーネス収容溝12に関しては上述した通りであるので、以下、樹脂硬化部21について説明をする。
<樹脂硬化部21について>
図1、図2、及び図8において、樹脂硬化部21は、ハーネス収容溝12に充填されて硬化した樹脂部分として形成される。樹脂硬化部21は、この形成に用いられる樹脂が本実施例において発泡樹脂(発泡樹脂材料)になるものとする。発泡樹脂を採用することにした理由は、メンテナンスの際にワイヤハーネス5をパネル部材4から引き剥がして交換できるようにするためである。また、発泡でない樹脂の場合と比べて軽量化をするためでもある。さらには、振動吸収性や緩衝性等を持たせるためでもある。発泡樹脂は、少なくとも二軸方向に自動で移動するノズル22を介してハーネス収容溝12に充填される。尚、発泡樹脂を硬化させるには、熱や紫外線など様々な方法があるが、特に限定されないものとする。樹脂硬化部21は、ハーネス本体13を埋めた状態(覆った状態)にして外部から保護することができるような部分に形成される。樹脂硬化部21は、例えばこれが透明であるとハーネス本体13の状態が分かるようになるのは勿論である。尚、発泡の状態に関し、独立発泡、連続発泡のいずれであってもよいものとする。また、弾力性(柔軟性)の程度は適宜設定されるものとする。
<ワイヤハーネス5のパネル配索方法について>
図4、図7、及び図8において、ワイヤハーネス5のパネル配索方法は、パネル部材4のハーネス収容溝12に、ワイヤハーネス5のハーネス本体13を収容するハーネス収容工程(図4の状態から図7の状態にする工程)と、ハーネス本体13が収容された状態のハーネス収容溝12の所定範囲(ハーネス収容溝12の一端及び他端の間)にノズル22を介して発泡樹脂を充填し、これを硬化させるハーネス保持工程(図7の状態から図8の状態にする工程)とを含む方法であり、図9に示す如くワイヤハーネス5をパネル部材4に配索することでハーネスモジュール1が製造される。尚、製造されたハーネスモジュール1は、図1及び図2に示す如くドア本体3に対し公知の方法で組み付けられる。
<パネル配索構造7の作用・効果について>
以上、図1ないし図9を参照しながら説明してきたように、本発明の一実施形態であるパネル配索構造7によれば、パネル部材4に形成されたハーネス収容溝12にハーネス本体13が収容されることから、従来のようなテープ巻きを施さなくても電線のバラケを防止することができる(束ねたのと同様の状態にしておくことができる)。また、パネル配索構造7によれば、ハーネス収容溝12にハーネス本体13が収容されることから、配索経路に合わせた形状(ハーネス本体13の経路配索形状)を容易に形成することができる。また、パネル配索構造7によれば、ハーネス収容溝12の一端及び他端の間(所定範囲の一部又は全部)に発泡樹脂が充填され、そして、この発泡樹脂が硬化した状態になることから、発泡樹脂が硬化した状態によって、すなわち樹脂硬化部21によってハーネス本体13の保持をすることができる。別な言い方をすれば、例えば広範囲にテープ巻きを施したりクリップ等を用いて何カ所も固定作業を行ったりしなくても、発泡樹脂の充填・硬化だけでハーネス本体13を保持することができ、結果、従来よりも作業性を向上させることができる。また、パネル配索構造7によれば、ハーネス収容溝12にハーネス本体13が収容されることから、チューブ状の外装部材を用いなくともハーネス本体13を保護することができる。また、パネル配索構造7によれば、テープ巻きやクリップ、外装部材等が不要になることから、部品削減によるコスト低減は勿論のこと、自動生産に繋げることもできる。また、パネル配索構造7によれば、樹脂硬化部21が樹脂製であることから、樹脂硬化部21の形成部分においてハーネス本体13に対する絶縁性を確保することができる。
また、パネル配索構造7によれば、発泡樹脂にて樹脂硬化部21が形成されることから、メンテナンスの際にワイヤハーネス5をパネル部材4から引き剥がして交換することができる。また、パネル配索構造7によれば、発泡樹脂製の樹脂硬化部21とすることでメンテナンス性を確保することができる(引き剥がしをすることができない樹脂(泡や気泡を含まないソリッドの状態になる樹脂)を採用した場合、ワイヤハーネス5のみならずパネル部材4も含めた全体の交換が必要になってしまうが、パネル配索構造7ではそのようなことはない)。また、パネル配索構造7によれば、樹脂硬化部21が発泡樹脂にて形成されることから、発泡でない場合と比べて軽量化をすることができるのは勿論のこと、振動吸収性や緩衝性等を持たせることもできる(例えば振動吸収性の場合、ハーネス本体13を構成する電線を振動から保護し、振動による電線のダメージを防止することができる。この他、振動が吸収されれば、自動車に求められる静粛性も確保することができる)。
<ハーネスモジュール1の作用・効果について>
本発明の一実施形態であるハーネスモジュール1によれば、ワイヤハーネス5のパネル配索構造7が採用されてなるものであることから、従来に比べ配索に係る作業性が向上しているのは勿論である。従って、より良いハーネスモジュール1を提供することができる。
<パネル配索方法の作用・効果について>
本発明の一実施形態であるワイヤハーネス5のパネル配索方法によれば、ワイヤハーネス5をパネル部材4に配索するにあたり、先ずハーネス収容溝12にハーネス本体13を収容し、次にハーネス収容溝12の所定範囲に発泡樹脂を充填してこれ硬化させることで配索が完了することから、従来に比べワイヤハーネス5を容易に配索することができる。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ハーネスモジュール、 2…ドア、 3…ドア本体、 4…パネル部材、 5…ワイヤハーネス、 6…部品、 7…パネル配索構造、 8…一方の面、 9…他方の面、 10、11…部品取り付け部、 12…ハーネス収容溝、 13…ハーネス本体、 14…溝底、 15…溝側部、 16…溝開口、 17…堰部、 18…スリット、 19…仮保持部、 19a…I字形状部、 19b…L字形状部、 20…パネル補強部、 21…樹脂硬化部、 22…ノズル

Claims (9)

  1. 一方の面及び他方の面を有するパネル部材と、該パネル部材に配索されるワイヤハーネスとを備え、
    前記一方の面には、該一方の面を前記他方の面側の方向に凹ませて前記ワイヤハーネスのハーネス本体を収容するハーネス収容溝が形成され、
    該ハーネス収容溝には、前記ハーネス本体を保持するための樹脂硬化部が形成され、
    該樹脂硬化部は、前記ハーネス収容溝の所定範囲の一部又は全部に充填されて硬化した樹脂部分として形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネスのパネル配索構造。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造において、
    前記樹脂硬化部は、発泡樹脂にて形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネスのパネル配索構造。
  3. 請求項1又は2に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造において、
    前記ハーネス収容溝は、前記ハーネス本体が溝開口から外部に突出しない深さに形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネスのパネル配索構造。
  4. 請求項1、2又は3に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造において、
    前記ハーネス収容溝の溝内部には、前記ハーネス本体を仮保持するための仮保持部が一又は複数の箇所に形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネスのパネル配索構造。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造において、
    前記一部又は前記全部を区画する部分の位置には、硬化前の樹脂の流れ止め部分になる堰部が形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネスのパネル配索構造。
  6. 請求項1、2、3、4又は5に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造において、
    前記ハーネス収容溝は、前記パネル部材におけるパネル補強部としても形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネスのパネル配索構造。
  7. 樹脂製のパネル部材と、
    請求項1、2、3、4、5又は6に記載のワイヤハーネスのパネル配索構造にて前記パネル部材に配索されるワイヤハーネスと、
    該ワイヤハーネスが接続され且つ前記パネル部材に組み付けられる機器及び/又は部品とを備える
    ことを特徴とするハーネスモジュール。
  8. 請求項7に記載のハーネスモジュールにおいて、
    当該ハーネスモジュールは、ドア用、シート用、インパネ用、フロア用、又はルーフ用のものとして形成される
    ことを特徴とするハーネスモジュール。
  9. パネル部材の一方の面を他方の面側に凹ませて形成されたハーネス収容溝に、ワイヤハーネスのハーネス本体を収容するハーネス収容工程と、
    前記ハーネス本体が収容された状態の前記ハーネス収容溝の所定範囲の一部又は全部に樹脂を充填して該樹脂を硬化させるハーネス保持工程と、
    を含んで前記ワイヤハーネスを前記パネル部材に配索する
    ことを特徴とするワイヤハーネスのパネル配索方法。
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