JPS6053430B2 - クロロプレンシ−スケ−ブルの接続方法 - Google Patents
クロロプレンシ−スケ−ブルの接続方法Info
- Publication number
- JPS6053430B2 JPS6053430B2 JP16768181A JP16768181A JPS6053430B2 JP S6053430 B2 JPS6053430 B2 JP S6053430B2 JP 16768181 A JP16768181 A JP 16768181A JP 16768181 A JP16768181 A JP 16768181A JP S6053430 B2 JPS6053430 B2 JP S6053430B2
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- JP
- Japan
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- chloroprene
- rubber
- heat
- sleeve
- cable
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクロロプレンソースケーブルの接続方法に関
するものである。
するものである。
第1図に示すように、ケーブル接続用熱収縮スリーブ
5’として、従来PEスリーブの内面にEVA、EEA
及びポリアミド等のホットメルト接着剤4’を塗布した
スリーブが用いられていた。
5’として、従来PEスリーブの内面にEVA、EEA
及びポリアミド等のホットメルト接着剤4’を塗布した
スリーブが用いられていた。
上記に於いてケーブルの外装6’がPEシースの場合
はEVA、EEA系の接着剤が、PVCシースの場合は
ポリアミド系接着剤が用いられ、殆んどが環球法軟化点
100゜C以上のものであつた。その理由はPEスリー
ブの融点及び収縮温度が100℃以上であるため、なお
第1図中1’は導体接続部、7’は絶縁体、8’は絶縁
テープ、3’は保護テープである。
はEVA、EEA系の接着剤が、PVCシースの場合は
ポリアミド系接着剤が用いられ、殆んどが環球法軟化点
100゜C以上のものであつた。その理由はPEスリー
ブの融点及び収縮温度が100℃以上であるため、なお
第1図中1’は導体接続部、7’は絶縁体、8’は絶縁
テープ、3’は保護テープである。
しかし乍らクロロプレンゴムソースの場合は、接続部
もゴム状で難燃性のある熱収縮スリーブが要求されるた
め、スリーブ材質としてEPゴム、塩素化PE、EVA
、EEA等に難燃剤を添加したスリーブが用いられた。
もゴム状で難燃性のある熱収縮スリーブが要求されるた
め、スリーブ材質としてEPゴム、塩素化PE、EVA
、EEA等に難燃剤を添加したスリーブが用いられた。
これらのスリーブは100℃以下の融点で100℃以下
で収縮する。 上記のように100゜C以下で収縮する
ため従来のEVA、EEA)ポリアミド等は接着剤が溶
融せずネオプレンソースと全く接着しなかつた。
で収縮する。 上記のように100゜C以下で収縮する
ため従来のEVA、EEA)ポリアミド等は接着剤が溶
融せずネオプレンソースと全く接着しなかつた。
(100℃以下の軟化点を有するEVA、EEAはある
がクロロプレンソースと接着せず、ポリアミド樹脂では
100℃以下の軟化点のものは殆んど無かつた。) 上
記問題点を解決するため本発明は開発されたものである
。即ち本発明はクロロプレンソースとEPゴム、塩素化
PE、EVA、EEA等のゴム弾性のある難燃性熱収縮
スリーブとを接着し、防水、絶縁性を有するケーブル接
続方法を提供するものである。以下本発明を詳細に説明
する。 本発明に於いては第2図の如く導体接続部1に
絶縁テープ2例えばEPゴムテープ、塩素化PEテープ
、EVAテープ等を巻付け、更に保護テープ3例えばP
VCテープを巻付けた接続部に於いて、予め環球法によ
る軟化点60〜100℃の接着剤としてのポリアミド樹
脂をシート又はテープ状に成形したもの4を接続部上に
巻付け、その外部にゴム弾性のある難燃性熱収縮スリー
ブ5をセットしその後熱風ドライヤー、ガスバーナー等
で加熱収縮させる。
がクロロプレンソースと接着せず、ポリアミド樹脂では
100℃以下の軟化点のものは殆んど無かつた。) 上
記問題点を解決するため本発明は開発されたものである
。即ち本発明はクロロプレンソースとEPゴム、塩素化
PE、EVA、EEA等のゴム弾性のある難燃性熱収縮
スリーブとを接着し、防水、絶縁性を有するケーブル接
続方法を提供するものである。以下本発明を詳細に説明
する。 本発明に於いては第2図の如く導体接続部1に
絶縁テープ2例えばEPゴムテープ、塩素化PEテープ
、EVAテープ等を巻付け、更に保護テープ3例えばP
VCテープを巻付けた接続部に於いて、予め環球法によ
る軟化点60〜100℃の接着剤としてのポリアミド樹
脂をシート又はテープ状に成形したもの4を接続部上に
巻付け、その外部にゴム弾性のある難燃性熱収縮スリー
ブ5をセットしその後熱風ドライヤー、ガスバーナー等
で加熱収縮させる。
なお第2図中6はクロロプレンシース、7は絶縁体であ
る。上記ゴム弾性のあるスリーブは100℃以下で熱収
縮すると同時に内部の接着剤シート又はテープも熱溶融
して両者は一体化する。
る。上記ゴム弾性のあるスリーブは100℃以下で熱収
縮すると同時に内部の接着剤シート又はテープも熱溶融
して両者は一体化する。
本発明に用いるポリアミド接着剤は、ダイマー酸と呼ば
れる二塩基酸とジアミンとを反応させた重合体で、例え
ばトール油脂肪酸、大豆油脂肪酸等の不飽和脂肪酸にア
ジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸等を添加し、さら
にエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、イソフ
オロンジアミン、キシレンジアミン、トリメチルヘキサ
メチレンジアミン、アンカールアミン等を反応させたポ
リアミド樹脂で特に環球法軟化点60〜100℃アミン
価0.1〜1\酸価0.1〜15s100℃溶融粘度1
σ〜1σPOiseのものが好ましい。
れる二塩基酸とジアミンとを反応させた重合体で、例え
ばトール油脂肪酸、大豆油脂肪酸等の不飽和脂肪酸にア
ジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸等を添加し、さら
にエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、イソフ
オロンジアミン、キシレンジアミン、トリメチルヘキサ
メチレンジアミン、アンカールアミン等を反応させたポ
リアミド樹脂で特に環球法軟化点60〜100℃アミン
価0.1〜1\酸価0.1〜15s100℃溶融粘度1
σ〜1σPOiseのものが好ましい。
上記ポリアミド樹脂の軟化点はJISK−2531に規
定された「石油アスファルト軟化点試験方法(環球法)
」によ,る。この60〜100′C温度範囲内で接着剤
は溶融してクロロプレンシートと難燃性熱収縮スリーブ
は接ャゝ着する。
定された「石油アスファルト軟化点試験方法(環球法)
」によ,る。この60〜100′C温度範囲内で接着剤
は溶融してクロロプレンシートと難燃性熱収縮スリーブ
は接ャゝ着する。
このためケーブル接続部を100℃以上に加熱すること
なく短時間で防水絶縁加工することが出来る。
なく短時間で防水絶縁加工することが出来る。
60℃以下のものはケーブル使用温度で流動したり、接
着力が低下して防水性が無くなる。
着力が低下して防水性が無くなる。
一方100℃以上のものは熱収縮温度で充分溶融しない
ため接着不良を起す。本発明に用いる難燃性収縮スリー
ブは一般に多量の難燃剤を添加する必要があるためベー
ス材料としてEVA,EEAを用い、又ケーブルシース
(クロロプレン)と同等の可撓性を出すためEPゴム、
塩素化PE等をブレンドする。
ため接着不良を起す。本発明に用いる難燃性収縮スリー
ブは一般に多量の難燃剤を添加する必要があるためベー
ス材料としてEVA,EEAを用い、又ケーブルシース
(クロロプレン)と同等の可撓性を出すためEPゴム、
塩素化PE等をブレンドする。
これらの材料はいずれも収縮開始温度が100℃以下で
ある。以下に本発明の理解を助けるため実施例を述べる
。実施例 クロロプレンシースケーブル(外径40mφ)に第1表
の特性を有するポリアミド接着剤テープを0.5噸厚に
なるよう巻付け、その上に難燃性熱収縮スリーブを加熱
収縮して被覆した。
ある。以下に本発明の理解を助けるため実施例を述べる
。実施例 クロロプレンシースケーブル(外径40mφ)に第1表
の特性を有するポリアミド接着剤テープを0.5噸厚に
なるよう巻付け、その上に難燃性熱収縮スリーブを加熱
収縮して被覆した。
被覆後、浸水して絶縁抵抗を測定すると共にスリーブの
接着強度を求めた。その結果は第1表に示す通りである
。アミン価及び酸価が0.1以下のものは反応性に乏し
く、クロロプレンゴムとの接着性が得られず、又アミン
酸及び酸価が15以上のものは難燃性熱収縮スリーブと
の接着性が得られず熱安定性が悪かつた。
接着強度を求めた。その結果は第1表に示す通りである
。アミン価及び酸価が0.1以下のものは反応性に乏し
く、クロロプレンゴムとの接着性が得られず、又アミン
酸及び酸価が15以上のものは難燃性熱収縮スリーブと
の接着性が得られず熱安定性が悪かつた。
以上の様な本発明によるとクロロプレンゴムシースの場
合に於いても十分な接続が行える。
合に於いても十分な接続が行える。
なお本発明は接続部の外端末部にも適用出来、又ポリア
ミド接着剤はシート又はテープ状にしてケーブル側に巻
付けても良いが、あらかじめ熱収縮スリーブの内面に塗
布しておいても良い。
ミド接着剤はシート又はテープ状にしてケーブル側に巻
付けても良いが、あらかじめ熱収縮スリーブの内面に塗
布しておいても良い。
第1図は従来のPE又はPVCシースの場合の接続法の
説明図、第2図は本発明のクロロプレンシースの場合の
接続法の説明図を夫々例示している。 1・・・・・・導体接続部、2・・・・・・絶縁テープ
、3・・・・保護テープ、4・・・・・・接着剤、5・
・・・・・熱収縮スリーブ、6・・・・・・クロロプレ
ンシース、7・・・・・・絶縁体。
説明図、第2図は本発明のクロロプレンシースの場合の
接続法の説明図を夫々例示している。 1・・・・・・導体接続部、2・・・・・・絶縁テープ
、3・・・・保護テープ、4・・・・・・接着剤、5・
・・・・・熱収縮スリーブ、6・・・・・・クロロプレ
ンシース、7・・・・・・絶縁体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クロロプレンソースケーブルの接続部、端末部に於
いて、軟化点60〜100℃、アミン価0.1〜15、
酸価0.1〜15のポリアミド樹脂を介して熱収縮スリ
ーブを被覆し防水絶縁することを特徴とするクロロプレ
ンソースケーブルの接続方法。 2 ポリアミド樹脂の100℃下の溶融粘度が10^2
〜10^5ポイズ(poise)である特許請求の範囲
第1項記載のクロロプレンソースケーブルの接続方法。 3 熱収縮スリーブがEPゴム(エチレンプロピレンゴ
ム)、塩素化PE(塩素化ポリエチレン)、EEA(エ
チレンエチルアクリレートコポリマー)、EVA(エチ
レンビニルアセテートコポリマー)の群から選ばれるゴ
ム弾性のある難燃性熱収縮スリーブである特許請求の範
囲第1項記載のクロロプレンソースケーブルの接続方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16768181A JPS6053430B2 (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | クロロプレンシ−スケ−ブルの接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16768181A JPS6053430B2 (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | クロロプレンシ−スケ−ブルの接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5868884A JPS5868884A (ja) | 1983-04-23 |
JPS6053430B2 true JPS6053430B2 (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=15854245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16768181A Expired JPS6053430B2 (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | クロロプレンシ−スケ−ブルの接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053430B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3763574A1 (en) | 2019-07-09 | 2021-01-13 | Yazaki Corporation | Wire harness routing structure for panel, harness module, and wire harness routing method for panel |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6706495B2 (ja) * | 2015-12-21 | 2020-06-10 | 住友電気工業株式会社 | 接着剤組成物及び多層熱回復物品 |
-
1981
- 1981-10-19 JP JP16768181A patent/JPS6053430B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3763574A1 (en) | 2019-07-09 | 2021-01-13 | Yazaki Corporation | Wire harness routing structure for panel, harness module, and wire harness routing method for panel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5868884A (ja) | 1983-04-23 |
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