JP4053905B2 - フラットハーネスの固定構造及び衝撃緩衝装置 - Google Patents

フラットハーネスの固定構造及び衝撃緩衝装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電気的接続を図るための平面状のフラットハーネス及びこのフラットハーネスが配索された自動車に搭載されるバンパーなどの衝撃緩衝装置に関し、特にフラットハーネスを確実に固定することが可能となるフラットハーネスの固定構造及びこの構造を適用した衝撃緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図6に示すように、電気配線のために用いられるハーネス101を自動車等に配索する場合、例えばハーネス101にクリップやクランプ等の取付部材102をテープ103を介して取り付けた後、パネルやカバーなどの被取付部材104にこれらの取付部材102を介してハーネス101を取り付けることにより固定している。例えば、自動車の衝撃緩衝装置としてのバンパーを例にとってみると、図7に示すように、バンパーのバンパーフェイス105にハーネス101を配索し、リインフォースメント106にレーダ等の電子部品107を搭載する場合があり、この場合、電子部品107の走査領域107aへのハーネス101による干渉を防止するために、電子部品107の近傍ではハーネス101を走査領域107aを避けるようにオフセットさせて配索する必要がある。また、バンパーフェイスなどに板状リブを形成し、この板状リブにハーネス挿入口、ハーネス収容部及びヌスミ部を備えるハーネス取付部を形成してハーネスを取り付ける構造も知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−151046号公報(第3−4頁、第1−4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような電子部品107を搭載するバンパーについて従前のハーネス101の配索を施した場合、ハーネス101の取付のための取付部材102が別途必要となると共にハーネスを取付部材102に取り付けるためのテープ103等の部材も必要となり、部品点数が増えてしまうという問題がある。また、バンパーフェイス105にそれなりに強固にハーネス101を配索するためには、上記のような取付部材102等を用いた構造が必要となり、部品点数だけでなくテープ103をハーネス101に取り付けたりする作業工数も増えてしまうという問題がある。また、特許文献1のものでは、自動車用樹脂成形品の板状リブにハーネス取付部を形成しなければならないため、製造精度が要求されると共に製造工程が繁雑となる場合がある。更に、ハーネス101として平面状のフラットハーネスを用いた場合も上記と同様の問題が起こり得る。
【0005】
この発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、ハーネスとしてフラットハーネスを採用した場合に、フラットハーネスを確実に固定することが可能となるフラットハーネスの固定構造及びこの構造を適用した衝撃緩衝装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るフラットハーネスの固定構造は、複数の導体が絶縁被覆により覆われて平面状に並設されたケーブルから構成されるフラットハーネスの被取付部材への固定構造であって、前記ケーブルは、前記複数の導体の各導体間の前記絶縁被覆のうち、少なくとも一組の導体間の前記絶縁被覆を貫通する、前記導体に沿って形成された所定の長さのスリット又は切れ込みからなる挿入部を備え、前記被取付部材は、所定位置に前記ケーブルの挿入部に挿入される突条又は突起からなる取付部を複数備え、前記フラットハーネスは、前記被取付部材の複数の取付部のうち、第1の取付部形成位置においては前記第1の取付部が前記ケーブルの挿入部に挿入されて少なくとも一組の導体間で挟み込まれた状態で前記被取付部材に固定されると共に、前記第1の取付部を除く前記第1の取付部間に形成された少なくとも1つの第2の取付部形成位置においては前記第2の取付部が前記ケーブルの挿入部に挿入されずに前記フラットハーネスの幅方向が前記第2の取付部の外形に沿うように、且つ前記第2の取付部を避けるように折り曲げられた状態で配索され前記被取付部材に固定されていることを特徴とする。
【0007】
この発明のフラットハーネスの固定構造によれば、フラットハーネスが被取付部材の第1の取付部形成位置においては挿入部に第1の取付部が挿入された状態で固定されると共に、第1の取付部間に形成された第2の取付部形成位置においては第2の取付部が挿入部に挿入されずにフラットハーネスの幅方向が第2の取付部の外形に沿うように、且つ第2の取付部を避けるように折り曲げられた状態(例えば、フラットハーネスの幅方向が90°折り曲げられた状態)で配索され固定される。このため、フラットハーネスを構成するケーブルの弾性力も作用して、フラットハーネスを強固に被取付部材に固定することができると共に、フラットハーネスの固定のための部品が不要となるため、固定のための部品点数及び作業工数を削減することができる。
【0008】
この発明に係る衝撃緩衝装置は、カバー部と、複数の導体が絶縁被覆により覆われて平面状に並設されたケーブルから構成される前記カバー部に配索されるフラットハーネスと、前記カバー部の背面側に配置される衝撃緩衝部材と、これらカバー部及び衝撃緩衝部材を支持する支持部材とから構成され、この支持部材に取り付けられる電子部品を備えた衝撃緩衝装置であって、前記ケーブルは、前記複数の導体の各導体間の前記絶縁被覆のうち、少なくとも一組の導体間の前記絶縁被覆を貫通する、前記導体に沿って形成された所定の長さのスリット又は切れ込みからなる挿入部を備え、前記カバー部は、背面側の所定位置に前記ケーブルの挿入部に挿入される突条又は突起からなる取付部を複数備え、前記フラットハーネスは、前記カバー部の複数の取付部のうち、第1の取付部形成位置においては前記第1の取付部が前記ケーブルの挿入部に挿入されて少なくとも一組の導体間で挟み込まれた状態で前記カバー部に固定されると共に、前記第1の取付部を除く前記第1の取付部間に形成された少なくとも1つの第2の取付部形成位置においては前記第2の取付部が前記ケーブルの挿入部に挿入されずに前記フラットハーネスの幅方向が前記第2の取付部の外形に沿うように、且つ前記第2の取付部を避けるように折り曲げられた状態で配索され前記カバー部に固定され、前記支持部材は、前記カバー部の前記第2の取付部形成位置と対応する、前記フラットハーネスが配索された部分を避ける位置に、前記カバー部方向にソナーを行うための電子部品を備え、前記フラットハーネスが前記カバー部における前記電子部品のソナー領域内に干渉しない状態で配索されていることを特徴とする。
【0009】
この発明の衝撃緩衝装置によれば、フラットハーネスが、上記フラットハーネスの固定構造を用いてカバー部に固定され、電子部品のソナー領域内にフラットハーネスが干渉しない状態で配索することが可能となるため、別途フラットハーネスをオフセットしてカバー部に配索する必要がなくなると共に、フラットハーネスの固定のための部品点数及び作業工数を同様に削減することができる。
【0011】
また、ケーブルは、複数の導体の各導体がそれぞれ絶縁被覆により覆われ、各絶縁被覆間がそれぞれ互いに結合された構造からなるフラットケーブル、又は複数の導体の各導体がラミネート又は押出しによって平面的に形成された絶縁被覆により覆われた構造からなるフレキシブルフラットケーブルであることが好ましい。
【0012】
なお、被取付部材は、樹脂成型部材からなるものであることが好ましく、例えば自動車のバンパーフェイス等が考えられる。
【0013】
また、この発明の衝撃緩衝装置に備えられる電子部品としては、例えばミリ波レーダ、CCDカメラ及び赤外線カメラのいずれか1つであることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、この発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る衝撃緩衝装置の一部構成を示す斜視図、図2は、この衝撃緩衝装置に施されたこの発明の一実施形態に係るフラットハーネスの固定構造を説明するための斜視図、図3は、この衝撃緩衝装置の電子部品搭載位置近傍におけるフラットハーネスの固定構造を説明するための正面図、図4は、図3のA−A´断面図、図5は、図3のB−B´断面図である。
図1に示すように、例えば衝撃緩衝装置としての自動車のバンパー1は、カバー部としてのバンパーフェイス2(図2参照)と、このバンパーフェイス2に取り付けられた複数の補機3a,3bと、これら複数の補機3a,3b間を電気的に接続するフラットハーネス4と、バンパーフェイス2のフラットハーネス4の配索側に配置された衝撃緩衝部材としてのアブソーバ5と、これらバンパーフェイス2及びアブソーバ5を支持する、アブソーバ5のバンパーフェイス2側と反対側の端部に配置された支持部材としてのリインフォースメント6と、このリインフォースメント6にブラケット7を介して搭載された電子部品としてのミリ波レーダ8とから構成されている。アブソーバ5には、リインフォースメント6のミリ波レーダ8搭載位置と対応する位置に、例えば切欠部5aが形成され、ミリ波レーダ8との干渉を回避することができる構造となっている。
【0015】
例えば、このバンパー1の一部を構成するバンパーフェイス2は樹脂成型部材からなり、アブソーバ5はウレタンや発泡ポリプロピレンからなる。また、フラットハーネス4は、図2に示すように、例えばCu又はAl等の単線や撚り線などの線材からなる導体11を、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)及びポリオレフィン(PO)等の絶縁樹脂からなる絶縁被覆12で覆い、各絶縁被覆12間がそれぞれ互いに絶縁被覆12と同じく絶縁樹脂からなるブリッジ部13により結合されたフラットケーブル構造からなる。なお、フラットハーネス4は、例えば平角導体がラミネート又は押出しによって平面的に形成された絶縁被覆12により覆われた構造からなるフレキシブルフラットケーブルからなるものであっても良い。
【0016】
フラットハーネス4の各導体11間のブリッジ部13の所定位置には、導体11の配列方向に、導体11に沿って所定の長さのスリットや切れ込みからなる挿入部14が少なくとも1つ形成されている。一方、バンパーフェイス2の所定位置には、挿入部14に挿入される突条又は突起からなる複数の第1の取付部15及びこれら第1の取付部15間に形成された第2の取付部16が形成されている。
【0017】
バンパーフェイス2にフラットハーネス4を取り付けて固定するためには、図3〜図5に示すように、バンパーフェイス2の第1の取付部15がフラットハーネス4の挿入部14に挿入され、第1の取付部15形成位置においてはフラットハーネス4の幅方向がバンパーフェイス2の端面に沿って配索され、且つ第2の取付部16がフラットハーネス4の挿入部14に挿入されずに第2の取付部16形成位置においてはフラットハーネス4の幅方向が第2の取付部16の外形に沿うように、第2の取付部16を避けて折り曲げられた状態となるように、フラットハーネス4をバンパーフェイス2に取り付ければ良い。このようにすると、フラットハーネス4の挿入部14に挿入された第1の取付部15が、絶縁被覆12の弾性力及び挿入部14の両隣の導体11の弾性力により挟み込まれた状態となると共に第2の取付部16が、フラットハーネス4全体の弾性力により押え付けられた状態となるため、フラットハーネス4がバンパーフェイス2から離れる方向に抜け難くなる。また、第2の取付部16形成位置においては、フラットハーネス4が約90°折り曲げられた状態でバンパーフェイス2に固定されているため、フラットハーネス4の配索自体をオフセットせずにミリ波レーダ8を回避することが可能となる。このフラットハーネスの固定構造によれば、フラットハーネス4に挿入部14を形成し、バンパーフェイス2に第1及び第2の取付部15,16を形成して、第1の取付部15を挿入部14に挿入すると共に第2の取付部16を挿入部14に挿入せずにフラットハーネス4を折り曲げて配索するという簡単な作業で、ミリ波レーダ8を避けつつフラットハーネス4をバンパーフェイス2に強固に固定することができる。これにより、フラットハーネス4の固定のための部品点数や作業工数を削減することが可能となる。
【0018】
なお、第1の取付部15の挿入方向と直交する方向の端部に、抜け止め用の抜け止め突起部(図示せず)や抜け止め片(図示せず)を形成すれば、フラットケーブル4のバンパーフェイス2からの抜けは更に起こり難くなる。また、電子部品としてミリ波レーダ8を用いて説明したが、その他にもCCDカメラや赤外線カメラなどを用いても同様の効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明のフラットハーネスの固定構造によれば、フラットハーネスが被取付部材の第1の取付部形成位置においては挿入部に第1の取付部が挿入された状態で固定されると共に、第1の取付部間に形成された第2の取付部形成位置においては第2の取付部が挿入部に挿入されずにフラットハーネスの幅方向が第2の取付部の外形に沿うように、且つ第2の取付部を避けるように折り曲げられた状態で配索され固定される。このため、フラットハーネスを構成するケーブルの弾性力も作用して、フラットハーネスを強固に被取付部材に固定することができると共に、フラットハーネスの固定のための部品が不要となるため、固定のための部品点数及び作業工数を削減することができるという効果を奏する。
【0020】
また、この発明の衝撃緩衝装置によれば、フラットハーネスが、上記フラットハーネスの固定構造を用いてカバー部に固定され、電子部品のソナー領域内にフラットハーネスが干渉しない状態で配索することが可能となるため、別途フラットハーネスをオフセットしてカバー部に配索する必要がなくなると共に、フラットハーネスの固定のための部品点数及び作業工数を同様に削減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る衝撃緩衝装置の一部構成を示す斜視図である。
【図2】 同衝撃緩衝装置に施されたこの発明の一実施形態に係るフラットハーネスの固定構造を説明するための斜視図である。
【図3】 同衝撃緩衝装置の電子部品搭載位置近傍におけるフラットハーネスの固定構造を説明するための正面図である。
【図4】 図3のA−A´断面図である。
【図5】 図3のB−B´断面図である。
【図6】 従来の衝撃緩衝装置におけるフラットハーネスの固定構造を説明するための正面図である。
【図7】 図6のC−C´断面図である。
【符号の説明】
1…バンパー、2…バンパーフェイス、3…補機、4…フラットハーネス、5…アブソーバ、5a…切欠部、6…リインフォースメント、7…ブラケット、8…ミリ波レーダ、11…導体、12…絶縁被覆、13…ブリッジ部、14…挿入部、15…第1の取付部、16…第2の取付部。

Claims (7)

  1. 複数の導体が絶縁被覆により覆われて平面状に並設されたケーブルから構成されるフラットハーネスの被取付部材への固定構造であって、
    前記ケーブルは、
    前記複数の導体の各導体間の前記絶縁被覆のうち、少なくとも一組の導体間の前記絶縁被覆を貫通する、前記導体に沿って形成された所定の長さのスリット又は切れ込みからなる挿入部を備え、
    前記被取付部材は、
    所定位置に前記ケーブルの挿入部に挿入される突条又は突起からなる取付部を複数備え、
    前記フラットハーネスは、
    前記被取付部材の複数の取付部のうち、第1の取付部形成位置においては前記第1の取付部が前記ケーブルの挿入部に挿入されて少なくとも一組の導体間で挟み込まれた状態で前記被取付部材に固定されると共に、前記第1の取付部を除く前記第1の取付部間に形成された少なくとも1つの第2の取付部形成位置においては前記第2の取付部が前記ケーブルの挿入部に挿入されずに前記フラットハーネスの幅方向が前記第2の取付部の外形に沿うように、且つ前記第2の取付部を避けるように折り曲げられた状態で配索され前記被取付部材に固定されている
    ことを特徴とするフラットハーネスの固定構造。
  2. 前記ケーブルは、前記複数の導体の各導体がそれぞれ絶縁被覆により覆われ、各絶縁被覆間がそれぞれ互いに結合された構造からなるフラットケーブルであることを特徴とする請求項1記載のフラットハーネスの固定構造。
  3. 前記ケーブルは、前記複数の導体の各導体がラミネート又は押出しによって平面的に形成された絶縁被覆により覆われた構造からなるフレキシブルフラットケーブルであることを特徴とする請求項1記載のフラットハーネスの固定構造。
  4. 前記被取付部材は、樹脂成型部材からなるものであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載のフラットハーネスの固定構造。
  5. 前記被取付部材は、自動車のバンパーフェイスであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載のフラットハーネスの固定構造。
  6. カバー部と、複数の導体が絶縁被覆により覆われて平面状に並設されたケーブルから構成される前記カバー部に配索されるフラットハーネスと、前記カバー部の背面側に配置される衝撃緩衝部材と、これらカバー部及び衝撃緩衝部材を支持する支持部材とから構成され、この支持部材に取り付けられる電子部品を備えた衝撃緩衝装置であって、
    前記ケーブルは、
    前記複数の導体の各導体間の前記絶縁被覆のうち、少なくとも一組の導体間の前記絶縁被覆を貫通する、前記導体に沿って形成された所定の長さのスリット又は切れ込みからなる挿入部を備え、
    前記カバー部は、
    背面側の所定位置に前記ケーブルの挿入部に挿入される突条又は突起からなる取付部を複数備え、
    前記フラットハーネスは、
    前記カバー部の複数の取付部のうち、第1の取付部形成位置においては前記第1の取付部が前記ケーブルの挿入部に挿入されて少なくとも一組の導体間で挟み込まれた状態で前記カバー部に固定されると共に、前記第1の取付部を除く前記第1の取付部間に形成された少なくとも1つの第2の取付部形成位置においては前記第2の取付部が前記ケーブルの挿入部に挿入されずに、且つ前記第2の取付部を避けるように折り曲げられた状態で配索され前記カバー部に固定され、
    前記支持部材は、
    前記カバー部の前記第2の取付部形成位置と対応する、前記フラットハーネスが配索された部分を避ける位置に、前記カバー部方向にソナーを行うための電子部品を備え、
    前記フラットハーネスが前記カバー部における前記電子部品のソナー領域内に干渉しない状態で配索されている
    ことを特徴とする衝撃緩衝装置。
  7. 前記電子部品は、ミリ波レーダ、CCDカメラ及び赤外線カメラのいずれか1つであることを特徴とする請求項記載の衝撃緩衝装置。
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