置換基に関連して用いられる「独立して」という用語は、2個以上の置換基が存在し得る場合に、それらの置換基が互いに同じであっても異なってもよい状況を意味する。
単独で用いられるか又は置換基の一部として用いられるかによらず、「アルキル」という用語は、1〜8個の炭素原子を有する、直鎖状及び分岐鎖状の炭素鎖を意味する。したがって、指定された炭素原子の数(例えば、C1〜8)は、独立して、アルキル部分又はより大きなアルキル含有置換基のアルキル部の炭素原子数を意味する。複数のアルキル基を有する置換基、例えば、(C1〜6アルキル)2アミノ−において、ジアルキルアミノのC1〜6アルキル基は、同じであっても異なってもよい。
「アルコキシ」という用語は、「アルキル」という用語を上記で定義されるものとして−O−アルキル基を意味する。
「アルケニル」及び「アルキニル」という用語は、2〜8個の炭素原子数を有する、直鎖状及び分岐鎖状の炭素鎖を意味し、アルケニル鎖は、少なくとも1つの二重結合を含み、アルキニル鎖は、少なくとも1つの三重結合を含む。
「シクロアルキル」という用語は、飽和又は部分的に飽和の、単環式又は多環式の、3〜14個の炭素原子の炭化水素環を意味する。このような環の例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、及びアダマンチルが挙げられる。
「ヘテロシクリル」という用語は、少なくとも1個の炭素原子と、N、O及びSから独立して選択される1〜4個のヘテロ原子とを含む、3〜10個の環員を有する非芳香族の単環又は二環系を意味する。ヘテロシクリルという用語の範囲には、1〜2員がNである5〜7員の非芳香族環、又は0、1若しくは2員がNであり、かつ最大で2員がO若しくはSであり、かつ少なくとも1員がN、O若しくはSのいずれかでなければならない5〜7員の非芳香族環が含まれ、ここで、任意選択で、環は0〜1個の不飽和結合を含有し、任意選択で、環が6又は7員である場合、環は最大で2個の不飽和結合を含有する。ヘテロシクリルの環を構成する炭素原子は、完全に飽和していても部分的に飽和していてもよい。「ヘテロシクリル」という用語はまた、架橋されることで二環式環を形成する2個の5員の単環式ヘテロシクロアルキル基も含む。このような基は、完全に芳香族性とはみなされず、ヘテロアリール基とは称されない。ヘテロシクリルが二環式の場合、ヘテロシクリルの両環は、非芳香環であり、かつ、少なくとも一方の環はヘテロ原子の環員を含む。複素環基の例としては、ピロリニル(2H−ピロール、2−ピロリニル又は3−ピロリニルを含む)、ピロリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、及びピペラジニルが挙げられるが、これらに限定されない。特に断らない限り、ヘテロシクリルは、そのペンダント基と、安定な構造をもたらす任意のヘテロ原子又は炭素原子で結合している。
「アリール」という用語は、6〜10個の炭素員からなる、不飽和、芳香族性の単環又は二環式環を意味する。アリール環の例としては、フェニル及びナフタレニルが挙げられる。
「ヘテロアリール」という用語は、炭素原子及びN、O及びSからなる群から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を含む5〜10個の環員を有する芳香族性の単環式又は二環式の芳香環系を指す。ヘテロアリールという用語の範囲には、5又は6員の芳香環が含まれ、但し、環は炭素原子からなり、少なくとも1つのヘテロ原子の環員を有する。好適なヘテロ原子としては、窒素、酸素、及び硫黄が挙げられる。5員環の場合、ヘテロアリール環は、好ましくは、1員の窒素、酸素又は硫黄を含み、更に最大で3個の更なる窒素を含む。6員環の場合、ヘテロアリール環は、好ましくは1〜3個の窒素原子を含む。6員環が3個の窒素原子を有する場合では、最大で2個の窒素原子が隣接している。ヘテロアリール基の例としては、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インドリル、イソインドリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、インダゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾチアジアゾリル、ベンゾトリアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、及びキナゾリニルが挙げられる。特に断らない限り、ヘテロアリールは、そのペンダント基と、安定な構造をもたらす任意のヘテロ原子又は炭素原子で結合している。
「ハロゲン」又は「ハロ」という用語は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素原子を指す。
「カルボキシ」という用語は、−C(=O)OH基を指す。
「ホルミル」という用語は、−C(=O)H基を指す。
「オキソ」又は「オキシド」という用語は、(=O)基を指す。
「アルキル」若しくは「アリール」という用語又はこれらの接頭辞の語根のいずれかが、置換基の名称中に現れる場合(例えば、アリールアルキル、アルキルアミノ)、名称は、「アルキル」及び「アリール」について上記に与えられた限定を含むものとして解釈されるものとする。指定される炭素原子数(例えば、C1〜C6)は、アルキル部分、アリール部分、又は、アルキルがその接頭辞の語根として現れる、より大きな置換基のアルキル部分の炭素原子数を独立して指す。アルキル及びアルコキシ置換基について、指定される炭素原子数は、指定された所定の範囲内に含まれる全ての独立した構成員を含む。例えば、C1〜6アルキルには、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル及びヘキシルを個々に含むだけでなく、それらの下位の組み合わせ(例えば、C1〜2、C1〜3、C1〜4、C1〜5、C2〜6、C3〜6、C4〜6、C5〜6、C2〜5など)も含まれる。
一般的に、本開示全体で使用される標準的な命名法の規則の下では、指定される側鎖の末端部分が最初に記載され、続けて結合点の方向に隣接する官能基が記載される。したがって、例えば、「C1〜C6アルキルカルボニル」置換基は下式の基:
立体中心における「R」という標識は、当該技術分野で定義されているように、その立体中心が純粋にR配置であることを示す。同様に、「S」という標識は、立体中心が純粋にS配置であることを意味する。本明細書で使用する場合、立体中心における「*R」又は「*S」という表示は、その立体中心が純粋なものであるが、絶対配置は不明であることを示すのに使用される。本明細書で使用する場合、「RS」という標識は、R配置とS配置の混合物として存在する立体中心を意味する。
1個の立体中心を有する化合物であって、立体化学的結合の指定なしで図示されているものは、2つのエナンチオマーの混合物である。2個の立体中心を有する化合物であって、両方とも立体化学的結合の指定なしで図示されているものは、4つのジアステレオマーの混合物である。両方とも「RS」で標識された2個の立体中心を有する化合物であって、立体化学的結合の指定を付して図示されているものは、図示されている相対的な立体化学を有する2つのエナンチオマーの混合物である。両方とも「*RS」で標識された2個の立体中心を有し、立体化学的結合の指定を付して図示されている化合物は、単一であるが不明な相対立体化学を有する2つのエナンチオマーの混合物である。
立体化学的結合の指定なしで図示されている標識されていない立体中心は、R配置とS配置との混合である。立体化学的結合の指定を付して図示されている標識されていない立体中心は、その相対的及び絶対的な立体化学は図示されたとおりのものである。
特に断らない限り、分子内の特定の位置における任意の置換基又はその変形物の定義は、その分子内の他の位置におけるその定義とは独立であることが意図されている。本発明の化合物における置換基及び置換パターンは、化学的に安定であり、かつ当技術分野において周知の技術及び本明細書で説明される方法により容易に合成できる化合物を提供するために、当業者が選択することができると理解される。
「対象」という用語は、処置、観察又は試験の対象となっている動物、好ましくは哺乳動物、最も好ましくはヒトを指す。
「治療有効量」という用語は、酵素若しくはタンパク質の減少若しくは阻害、若しくは症状の改善、疾患の緩和、疾患進行の遅延若しくは遅れ、又は疾患の予防を含む、研究者、獣医、医師、又は他の臨床専門家が得ようとする生物学的又は医薬的応答を組織系、動物又はヒトにおいて誘発する、本発明の化合物を含む活性化合物又は医薬品の量を指す。
一実施形態において、「治療有効量」という用語は、対象に投与されたときに、(1)(i)MALT1によって媒介されるか、又は(ii)MALT1活性に関連するか、又は(iii)MALT1の活性(正常若しくは異常)を特徴とする、状態、障害、若しくは疾患を少なくとも部分的に緩和、阻害、予防、及び/若しくは改善するか、又は(2)MALT1の活性を低減若しくは阻害するか、又は(3)MALT1の発現を低減若しくは阻害するか、又は(4)MALT1のタンパク質レベルを改変するのに有効である、本発明の化合物の量を指す。
「組成物」という用語は、治療有効量の特定の成分を含む生成物、並びに特定の量の特定の成分の組み合わせから直接又は間接的にもたらされる任意の生成物を意味する。
「MALT1媒介性」という用語は、MALT1の不存在時に発生する可能性があるが、MALT1の存在時に発生し得る、任意の疾患、症候群、状態、又は障害を指す。MALT1によって媒介される疾患、症候群、状態、又は障害の好適な例としては、リンパ腫、白血病、癌腫、及び肉腫、例えば、非ホジキンリンパ腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、辺縁帯リンパ腫、T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、バーキットリンパ腫、多発性骨髄腫、慢性リンパ球性白血病(CLL)、リンパ性T細胞白血病、慢性骨髄性白血病(CML)、有毛細胞白血病、急性リンパ芽球性T細胞白血病、形質細胞腫、免疫芽球性大細胞白血病、巨核芽球性白血病、急性巨核球性白血病、前骨髄球性白血病、赤白血病、脳(神経膠腫)、膠芽腫、乳癌、結腸直腸癌/結腸癌、前立腺癌、非小細胞肺癌を含む肺癌、胃癌、子宮内膜癌、黒色腫、膵臓癌、肝癌、腎臓癌、扁平上皮癌、卵巣癌、肉腫、骨肉腫、甲状腺癌、膀胱癌、頭頸部癌、精巣癌、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫、髄芽腫、神経芽腫、子宮頸癌、腎癌、尿路上皮癌、外陰癌、食道癌、唾液腺癌、上咽頭癌、口腔癌、口の癌、並びにGIST(消化管間質腫瘍)が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用する場合、「MALT1阻害剤」という用語は、MALT1の少なくとも1つの状態、症状、障害、及び/若しくは疾患を阻害又は低減する薬剤を指す。
本明細書で使用する場合、特に注記しない限り、「影響」又は「影響を受ける」という用語は(MALT1の阻害によって影響を受ける疾患、症候群、状態、又は障害を指す場合)、上記疾患、症候群、状態、若しくは障害のうちの1つ若しくは2つ以上の症状若しくは症状発現の頻度及び/若しくは重症度を減少させることを含み、並びに/又は上記疾患、症候群、状態、若しくは障害の1つ若しくは2つ以上の症状若しくは症状発現の発症を予防することを含む。
本明細書で使用する場合、任意の疾患、症候群、状態、又は障害を「処置する(treat)」、「処置すること(treating)」、又は「処置(treatment)」という用語は、一実施形態において、該疾患、症候群、状態、又は障害を改善すること(すなわち、該疾患又はその臨床症状のうちの少なくとも1つの発症を遅延、阻止、又は低減すること)を指す。別の実施形態において、「処置する」、「処置すること」、又は「処置」とは、患者によって認識可能でない場合がある身体的パラメータを含む、少なくとも1つの身体的パラメータを緩和又は改善することを指す。更に別の実施形態において、「処置する」、「処置すること」、又は「処置」とは、身体的(例えば、認識可能な症状の安定化)、生理学的(例えば、身体的パラメータの安定化)のいずれか若しくはその両方において、疾患、症候群、状態、又は障害を調節することを指す。更に別の実施形態において、「処置する」、「処置すること」、又は「処置」とは、疾患、症候群、状態、若しくは障害の発現若しくは発症を防止又は遅延させることを指す。
本発明の化合物は、MALT1の阻害により影響を受ける疾患、症候群、状態、若しくは障害を処置又は改善するための方法に有用である。そのような方法は、そのような処置、改善及び/又は予防を必要とする対象(動物、哺乳類、及びヒトを含む)に、治療有効量の、式(I)の化合物、又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容可能な塩を投与することを含む、それからなる、及び/又はそれから本質的になる。
本発明の一実施形態は、処置を必要としている動物、哺乳動物、及びヒトを含む、処置を必要としている対象におけるMALT1依存性若しくはMALT1媒介性の疾患又は状態を処置する方法であって、治療有効量の式(I)の化合物を対象に投与することを含む、方法に関する。
別の実施形態において、MALT1依存性若しくはMALT1媒介性の疾患又は状態は、造血器起源腫瘍、又は慢性骨髄性白血病、骨髄性白血病、非ホジキンリンパ腫、及び他のB細胞リンパ腫などの固形腫瘍から選択される。
特に、式(I)の化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容可能な塩形態は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、及び粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫などの疾患、症候群、状態、若しくは障害の処置又は改善に有用である。
より特定的には、式(I)の化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容可能な塩形態は、処置又は改善を必要とする対象に、治療有効量の本明細書で定義された式(I)の化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容可能な塩形態を投与することを含む、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、及び粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫の処置又は改善に有用である。
更に、式(I)の化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容可能な塩形態は、関節リウマチ(RA)、乾癬性関節炎(PsA)、乾癬(Pso)、潰瘍性大腸炎(UC)、クローン病、全身性エリテマトーデス(SLE)、喘息、及び慢性閉塞性肺疾患(COPD)からなる群から選択される免疫疾患、症候群、状態、又は障害の処置又は改善に有効である。
本発明の実施形態は、式(I)の化合物であって、
式中、
AA)R
1は、
i)フルオロ又はアミノ置換基で任意選択で置換されたナフタレン−1−イル、
又は
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する9〜10員のヘテロアリールであって、上記ii)のヘテロアリールは独立して、重水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル、メトキシメチル、ジフルオロメチル、1,1−ジフルオロエチル、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、ヒドロキシ、メトキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル、5−オキソピロリジン−2−イル、1,4−ジオキサニル、アミノカルボニル、メチルアミノカルボニル、オキソ、N−(メチル)ホルムアミドメチル、テトラヒドロフラン−2−イル、3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル、ピロリジン−2−イル、3−ヒドロキシアゼチジニル、アゼチジン−3−イル、若しくはアゼチジン−2−イルから選択される1つ若しくは2つの置換基で任意選択で置換される、ヘテロアリールであり、
BB)R
1は、
i)フルオロ若しくはアミノ置換基で任意選択で置換されたナフタレン−1−イル
又は
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する9〜10員のヘテロアリールであって、上記ii)のヘテロアリールは独立して、重水素、メチル、ジフルオロメチル、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、ヒドロキシ、フルオロ、シアノ、アミノ、アミノカルボニル、メチルアミノカルボニル、オキソ、テトラヒドロフラン−2−イル、3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル、ピロリジン−2−イル、3−ヒドロキシアゼチジニル、アゼチジン−3−イル、若しくはアゼチジン−2−イルから選択される1つ若しくは2つの置換基で任意選択で置換される、ヘテロアリールであり、
CC)R
1は、
i)アミノ若しくはフルオロ置換基で任意選択で置換されたナフタレン−1−イル
又は
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する9〜10員のヘテロアリールであって、上記ii)のヘテロアリールは独立して、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、ヒドロキシ、フルオロ、シアノ、アミノ、3−ヒドロキシアゼチジニル、若しくはオキソから選択される1つ若しくは2つの置換基で任意選択で置換される、ヘテロアリールであり、
DD)R
1は、
i)ナフタレン−1−イル、4−アミノ−ナフタレン−1−イル、4−フルオロナフタレン−1−イル、若しくは5−フルオロナフタレン−1−イル、
又は
ii)イソキノリン−1−イル、イソキノリン−4−イル、イソキノリン−5−イル、イソキノリン−8−イル、キノリン−7−イル、シンノリン−4−イル、イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル、フタラジン−1−イル、ナフチリジン−5−イル、チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル、フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル、フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル,キノキサリン−5−イル、1H−インダゾリルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル、ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル、キノリン−4−イル、キノリン−5−イル、1−アミノイソキノリン−4−イル、1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル、ベンゾ[d]チアゾール−7−イル、1−ヒドロキシイソキノリン−5−イル、ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル、チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル、チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル、2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−4−イル、1−アミノ−8−フルオロイソキノリン−4−イル、8−フルオロイソキノリン−4−イル、1−シアノイソキノリン−5−イル、ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル、7−(1−ヒドロキシエチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル、チエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル、1,7−ナフチリジン−5−イル、ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−アミノカルボニル−イソキノリン−4−イル、ベンゾ[d]チアゾール−4−イル、8−フルオロ−1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル、チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル、8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、3−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−オキソ−キノリン−4−イル、8−アミノキノリン−5−イル、ベンゾ[d]オキサゾール−4−イル、3−メチルチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル、1−(ヒドロキシメチル)イソキノリン−4−イル、(3R−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、8−フルオロイソキノリン−4−イル、2−(ジフルオロメチル)キノリン−4−イル、8−フルオロキノリン−5−イル、1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル、1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、7−(ジフルオロメチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、1−シアノイソキノリン−4−イル、1−(1(R)−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、キナゾリン−4−イル、2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル、チアゾロ[5,4−d]ピリミジン−7−イル、6−N−オキシド−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル、フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル、2−フルオロキノリン−5−イル、イソキノリン−5−イル、ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル、7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル、1−(ヒドロキシエチル)キノリン−4−イル、1−(メトキシメチル)イソキノリン−4−イル、1−フルオロイソキノリン−4−イル、1−(ジフルオロメチル)イソキノリン−4−イル、8−フルオロキノリン−4−イル、8−フルオロキノリン−5−イル、1−(テトラヒドロフラン−2(R)−イル)イソキノリン−4−イル、2−アミノ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル、1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、2−(アミノカルボニル)キノリン−4−イル、1H−インダゾール−7−イル、1−(1,4−ジオキサン−2−イル)イソキノリン−4−イル、2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−クロロイソキノリン−4−イル、2−シアノキノリン−4−イル、8−フルオロ−1−(メチルアミノ)イソキノリン−4−イル、ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル、2−アミノベンゾ[d]チアゾール−7−イル、2−フルオロキノリン−5−イル、1,7−ナフチリジン−4−イル、イミダゾ[1,2−a]ピラジン−5−イル、(N−(メチル)ホルムアミド)メチル)イソキノリン−4−イル、[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル、2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−7−イル、1,5−ナフチリジン−4−イル、5−オキソピロリジン−2−イルイソキノリン−4−イル、1−メチル−1H−インダゾール−3−イル、8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、1−(1,1−ジフルオロエチル)イソキノリン−4−イル、1−(1(
*S)−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、1−(メチルアミノ)イソキノリン−4−イル、4−フルオロイソキノリン−1−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル、5−フルオロキノリン−8−イル、6−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル、8−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル、1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2R−イル)イソキノリン−4−イル、1−(ジメチルアミノ)イソキノリン−4−イル、1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−イル、2−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル、2−メトキシキノリン−4−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−イル、2−(ジフルオロメチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、キノリン−5−イル、1−(1−エトキシエチル)イソキノリン−4−イル、2−(アゼチジン−2−イル)キノリン−4−イル、2−メチルベンゾ[d]チアゾール−7−イル、2−アセチルキノリン−4−イル、1−(メチルチオ)イソキノリン−4−イル、2−アミノキノリン−5−イル、1−メトキシイソキノリン−5−イル、イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル、1−(ピロリジン−2−イル)イソキノリン−4−イル、4−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル、1−アセチルイソキノリン−5−イル、2−アミノキノリン−5−イル、1−(アゼチジン−2−イル)イソキノリン−4−イル、1−エトキシイソキノリン−4−イル、1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル、1−アミノイソキノリン−5−イル、1−メチル−1H−インダゾール−4−イル、2−アミノキノリン−4−イル、2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−5−イル、1−(アゼチジン−3−イル)イソキノリン−4−イル、2−メチルチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル、ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−4−イル、1−(1(S)−ヒドロキシエチル)イソキノリン−5−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル、2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル、2−(テトラヒドロフラン−2−イル)キノリン−5−イル、1−(1(R)−ヒドロキシエチル)イソキノリン−5−イル、1,6−ナフチリジン−4−イル、1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル、2−アミノカルボニル−キノリン−5−イル、2−クロロキノリン−5−イル、2−クロロキノリン−4−イル、2−シアノキノリン−5−イル、1−アミノイソキノリン−5−イル、2−メトキシキノリン−5−イル、2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−イル、2−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル、2−(アゼチジン−2−イル)キノリン−5−イル、1−(アゼチジン−2−イル)イソキノリン−5−イル、1,5−ビス(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル、2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル、1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(R)−8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(S)−8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、8−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、7−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル、1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−5−イル、及び1−(1−t−ブトキシカルボニルアゼチジン−2−イル)イソキノリン−5−イルからなる群から選択されるヘテロアリールであり、
EE)R
1は、
i)ナフタレン−1−イル、若しくは4−フルオロナフタレン−1−イル、4−アミノ−ナフタレン−1−イル、若しくは5−フルオロナフタレン−1−イル、
又は
ii)チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル、イソキノリン−4−イル、8−フルオロキノリン−4−イル、フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル、キノリン−5−イル、フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル、ベンゾフラン−4−イル1,7−ナフチリジン−5−イル、ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−アミノカルボニル−イソキノリン−4−イル、ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル、ベンゾ[d]チアゾール−4−イル、8−フルオロ−1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル、チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル、8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、3−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−アミノイソキノリン−4−イル、1−オキソ−キノリン−4−イル、8−アミノキノリン−5−イル、ベンゾ[d]オキサゾール−4−イル、3−メチルチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル、1−(ヒドロキシメチル)イソキノリン−4−イル、(3R−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、8−フルオロイソキノリン−4−イル、2−(ジフルオロメチル)キノリン−4−イル、8−フルオロキノリン−5−イル、1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル、ベンゾ[d]チアゾール−4−イル、1−アミノイソキノリン−4−イル、1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、7−(ジフルオロメチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、1−シアノイソキノリン−4−イル、1−(1(R)−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、キナゾリン−4−イル、2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル、チアゾロ[5,4−d]ピリミジン−7−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル、6−N−オキシド−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル、フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル、2−フルオロキノリン−5−イル、イソキノリン−5−イル、ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル、7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル、1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル、2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル、1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(R)−8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(S)−8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、8−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、7−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル、1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−5−イル、及び1−(ヒドロキシエチル)キノリン−4−イルからなる群から選択されるヘテロアリールであり、
FF)R
2は独立して、メチル、イソプロピル、シアノ、ブロモ、クロロ、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され、
GG)R
2は独立して、メチル、イソプロピル、シアノ、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され、
HH)R
2は、トリフルオロメチルであり、
II)R
3は独立して、トリフルオロメチル、シアノ、メチルカルボニル、メチルチオ、メチルスルフィニル、メタンスルホニル、及びクロロからなる群から選択されるか、又は、G
1がNである場合、R
3はC
1〜4アルコキシカルボニルから更に選択され、
JJ)R
3は独立して、トリフルオロメチル、シアノ、及びクロロからなる群から選択され、
KK)G
2は、N又はC(R
3)であり、該R
3はクロロであり、
LL)G
2はNであり、
MM)R
4は、
i)G
2がNである場合、水素、
ii)C
1〜4アルコキシ、
iii)シアノ、
iv)シクロプロピルオキシ、
v)カルボキシ、
vi)トリアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、イミダゾリル、及びピリミジン−4−イルからなる群から選択されるヘテロアリールであって、該ヘテロアリールは、C
1〜4アルキル、カルボキシ、メトキシカルボニル、ヒドロキシメチル、アミノカルボニル、(ジメチルアミノ)メチル、アミノ、メトキシメチル、トリフルオロメチル、アミノ(C
2〜4アルキル)アミノ、及びシアノからなる群から独立して選択される1つ又は2つの置換基で置換される、ヘテロアリール、
vii)1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシ、
vii)4−メチル−ピペラジン−1−イルカルボニル、
ix)(4−アミノブチル)アミノカルボニル、
x)(4−アミノ)ブトキシ、
xi)メトキシカルボニル、
xii)5−クロロ−6−(メトキシカルボニル)ピリジン−3−イルアミノカルボニル、
xiii)1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イル、
並びに
xiv)モルホリン−4−イルカルボニルからなる群から選択され、
NN)R
4は、
i)水素、
ii)C
1〜4アルコキシ、
iii)シアノ、
iv)シクロプロピルオキシ、
v)トリアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、及びイミダゾリルからなる群から選択されるヘテロアリールであって、該ヘテロアリールは、メチル、カルボキシ、メトキシカルボニル、ヒドロキシメチル、アミノカルボニル、(ジメチルアミノ)メチル、及びアミノ、メトキシメチルからなる群から独立して選択される1つ又は2つの置換基で置換される、ヘテロアリール、
vi)(4−アミノ)ブトキシ、
vii)メトキシカルボニル、
viii)5−クロロ−6−(メトキシカルボニル)ピリジン−3−イルアミノカルボニル、
並びに
ix)1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イルからなる群から独立して選択され、
OO)R
4は、
i)メトキシ、
ii)2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−カルボキシ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、オキサゾール−2−イル、4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル、4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−((ジメチルアミノ)メチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−メトキシカルボニル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−アミノカルボニル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル、2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル、5−アミノ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル、4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル、4−シアノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、5−アミノ−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル、2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル、2H−テトラゾール−5−イル、4−(アミノメチル)−1H−ピラゾール−1−イル、4−(メトキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル、及び4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルからなる群から独立して選択されるヘテロアリール、
並びに
iii)メトキシカルボニルからなる群から選択され、
PP)R
4は独立して、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−カルボキシ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、オキサゾール−2−イル、1H−イミダゾール−2−イル、4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル、4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−((ジメチルアミノ)メチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−メトキシカルボニル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−アミノカルボニル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル、及び1,3,4−オキサジアゾール−2−イルからなる群から選択され、
QQ)R
5は、水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、シアノ、メチル、エチル、若しくはトリフルオロメチルであるか、又は、R
4及びR
5は、一緒になって、8−クロロ−4−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル若しくは8−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルを形成してもよく、
RR)R
5は、水素、クロロ、ブロモ、シアノ、若しくはトリフルオロメチルであるか、又は、R
4及びR
5は、一緒になって、8−クロロ−4−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル若しくは8−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルを形成してもよく、
SS)R
5は、水素、クロロ、ブロモ、又はシアノであり、
TT)R
5は、水素、クロロ、又はシアノであり、
UU)R
6は、水素又はメチルであり、
VV)R
7は、水素であり、
並びに上記の実施形態AA)〜VV)の任意の組み合わせであり、但し、同じ置換基の異なる実施形態が組み合わされることになる組み合わせは除外されると理解され、いかなる場合にもG
1及びG
2のうちの1つのみがNであり、
但し、式(I)の化合物は、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり、G
2がNであり、R
5が水素である化合物、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が1H−イミダゾール−1−イルであり、G
2がNであり、R
5がクロロである化合物、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルであり、G
2がNであり、R
5が水素である化合物、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が水素であり、G
2がNであり、R
5がフルオロである化合物、
R
1がキノリン−4−イルであり、R
2が水素であり、G
1がC(R
4)であり、R
4が(2H)−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり、G
2がNであり、R
5がクロロである化合物、以外である、化合物、
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容可能な塩を含む。
本発明の実施形態は、式(I)の化合物であって、
式中、
R
1は、
i)ナフタレン−1−イル、4−アミノ−ナフタレン−1−イル、又は4−フルオロナフタレン−1−イル、5−フルオロナフタレン−1−イル、
並びに
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する9〜10員のヘテロアリールであって、上記ii)のヘテロアリールは独立して、重水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル、メトキシメチル、ジフルオロメチル、1,1−ジフルオロエチル、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、ヒドロキシ、メトキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル、5−オキソピロリジン−2−イル、1,4−ジオキサニル、アミノカルボニル、メチルアミノカルボニル、オキソ、N−(メチル)ホルムアミドメチル、テトラヒドロフラン−2−イル、3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル、ピロリジン−2−イル、3−ヒドロキシアゼチジニル、アゼチジン−3−イル、又はアゼチジン−2−イルから選択される1つ又は2つの置換基で任意選択で置換される、ヘテロアリール、からなる群から選択され、
R
2は独立して、メチル、イソプロピル、シアノ、ブロモ、クロロ、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され、
G
1が、N又はC(R
4)であり、
G
2が、N又はC(R
3)であり、いかなる場合にもG
1及びG
2のうちの1つのみがNであり、
R
3は独立して、トリフルオロメチル、シアノ、メチルカルボニル、メチルチオ、メチルスルフィニル、メタンスルホニル、及びクロロからなる群から選択されるか、又は、G
1がNである場合、R
3はC
1〜4アルコキシカルボニルから更に選択され、
R
4は独立して、
i)G
2がNである場合、水素、
ii)C
1〜4アルコキシ、
iii)シアノ、
iv)シクロプロピルオキシ、
v)カルボキシ、
vi)トリアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、イミダゾリル、及びピリミジン−4−イルからなる群から選択されるヘテロアリールであって、該ヘテロアリールは、C
1〜4アルキル、カルボキシ、メトキシカルボニル、ヒドロキシメチル、アミノカルボニル、(ジメチルアミノ)メチル、アミノ、メトキシメチル、トリフルオロメチル、アミノ(C
2〜4アルキル)アミノ、及びシアノからなる群から独立して選択される1つ又は2つの置換基で置換される、ヘテロアリール、
vii)1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシ、
vii)4−メチル−ピペラジン−1−イルカルボニル、
ix)(4−アミノブチル)アミノカルボニル、
x)(4−アミノ)ブトキシ、
xi)メトキシカルボニル、
xii)5−クロロ−6−(メトキシカルボニル)ピリジン−3−イルアミノカルボニル、
xiii)1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イル、
並びに
xiv)モルホリン−4−イルカルボニルからなる群から選択され、
R
5は、水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、シアノ、メチル、エチル、又はトリフルオロメチルであるか、又は、R
4及びR
5は、一緒になって、8−クロロ−4−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル若しくは8−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルを形成してもよく、
R
6は、水素又はメチルであり、
R
7は、水素であり、
但し、式(I)の化合物は、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり、G
2がNであり、R
5が水素である化合物、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が1H−イミダゾール−1−イルであり、G
2がNであり、R
5がクロロである化合物、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルであり、G
2がNであり、R
5が水素である化合物、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が水素であり、G
2がNであり、R
5がフルオロである化合物、
R
1がキノリン−4−イルであり、R
2が水素であり、G
1がC(R
4)であり、R
4が(2H)−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり、G
2がNであり、R
5がクロロである化合物、以外である、化合物、
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容可能な塩を含む。
本発明の実施形態は、式(I)の化合物であって、
式中、
R
1は、
i)フルオロ若しくはアミノ置換基で任意選択で置換されたナフタレン−1−イル
又は
ii)1個以下のヘテロ原子がO若しくはSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する9〜10員のヘテロアリールであって、上記ii)のヘテロアリールは独立して、重水素、メチル、ジフルオロメチル、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、ヒドロキシ、フルオロ、シアノ、アミノ、アミノカルボニル、メチルアミノカルボニル、オキソ、テトラヒドロフラン−2−イル、3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル、ピロリジン−2−イル、3−ヒドロキシアゼチジニル、アゼチジン−3−イル、又はアゼチジン−2−イルから選択される1つ又は2つの置換基で任意選択で置換される、ヘテロアリール、からなる群から選択され、
R
2は、メチル、イソプロピル、シアノ、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され、
G
1が、N又はC(R
4)であり、
G
2が、N又はC(R
3)であり、いかなる場合にもG
1及びG
2のうちの1つのみがNであり、
R
3は独立して、トリフルオロメチル、シアノ、及びクロロからなる群から選択され、
R
4は独立して、
i)水素、
ii)C
1〜4アルコキシ、
iii)シアノ、
iv)シクロプロピルオキシ、
v)トリアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、及びイミダゾリルからなる群から選択されるヘテロアリールであって、該ヘテロアリールは、メチル、カルボキシ、メトキシカルボニル、ヒドロキシメチル、アミノカルボニル、(ジメチルアミノ)メチル、及びアミノ、メトキシメチルからなる群から独立して選択される1つ又は2つの置換基で置換される、ヘテロアリール、
vi)(4−アミノ)ブトキシ、
vii)メトキシカルボニル、
viii)5−クロロ−6−(メトキシカルボニル)ピリジン−3−イルアミノカルボニル、
並びに
ix)1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イルからなる群から選択され、
R
5は、水素、クロロ、ブロモ、又はシアノであり、
R
6は、水素又はメチルであり、
R
7は、水素であり、
但し、式(I)の化合物は、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり、G
2がNであり、R
5が水素である化合物、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が1H−イミダゾール−1−イルであり、G
2がNであり、R
5がクロロである化合物、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルであり、G
2がNであり、R
5が水素である化合物、
R
1がイソキノリン−8−イルであり、R
2がトリフルオロメチルであり、G
1がC(R
4)であり、R
4が水素であり、G
2がNであり、R
5がフルオロである化合物、
R
1がキノリン−4−イルであり、R
2が水素であり、G
1がC(R
4)であり、R
4が(2H)−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり、G
2がNであり、R
5がクロロである化合物、以外である、化合物、
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容可能な塩を含む。
本発明の実施形態は、式(I)の化合物であって、
式中、
R
1は、
i)フルオロ又はアミノ置換基で任意選択で置換されたナフタレン−1−イル、
並びに
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する9〜10員のヘテロアリールであって、上記ii)のヘテロアリールは独立して、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、ヒドロキシ、フルオロ、シアノ、アミノ、オキソ、3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル、ピロリジン−2−イル、3−ヒドロキシアゼチジニル、アゼチジン−3−イル、又はアゼチジン−2−イルから選択される1つ又は2つの置換基で任意選択で置換される、ヘテロアリール、からなる群から選択され、
R
2は、メチル、イソプロピル、シアノ、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され、
G
1が、N又はC(R
4)であり、
G
2が、N又はC(R
3)であり、いかなる場合にもG
1及びG
2のうちの1つのみがNであり、
R
3は独立して、トリフルオロメチル、シアノ、及びクロロからなる群から選択され、
R
4は、
i)メトキシ、
ii)2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−カルボキシ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、オキサゾール−2−イル、4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル、4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−((ジメチルアミノ)メチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−メトキシカルボニル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−アミノカルボニル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル,1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル、2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル、5−アミノ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル、4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル、4−シアノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、5−アミノ−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル、2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル、2H−テトラゾール−5−イル、4−(アミノメチル)−1H−ピラゾール−1−イル、4−(メトキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル、及び4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イルからなる群から選択されるヘテロアリール、
並びに
iii)メトキシカルボニルからなる群から選択され、
R
5は、水素、クロロ、又はシアノであり、
R
6は、水素又はメチルであり、
R
7は、水素である、化合物、
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容可能な塩を含む。
本発明の実施形態は、式(I)の化合物であって、
式中、
R
1は独立して、
i)ナフタレン−1−イル、4−アミノ−ナフタレン−1−イル、4−フルオロナフタレン−1−イル、又は5−フルオロナフタレン−1−イル、
並びに
ii)イソキノリン−1−イル、イソキノリン−4−イル、イソキノリン−5−イル、イソキノリン−8−イル、キノリン−7−イル、シンノリン−4−イル、イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル、フタラジン−1−イル、ナフチリジン−5−イル、チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル、フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル、フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル、キノキサリン−5−イル、1H−インダゾリルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル、ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル、キノリン−4−イル、キノリン−5−イル、1−アミノイソキノリン−4−イル、1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル、ベンゾ[d]チアゾール−7−イル、1−ヒドロキシイソキノリン−5−イル、ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル、チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル、チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル、2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−4−イル、1−アミノ−8−フルオロイソキノリン−4−イル、8−フルオロイソキノリン−4−イル、1−シアノイソキノリン−5−イル、ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル、7−(1−ヒドロキシエチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル、チエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル、1,7−ナフチリジン−5−イル、ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−アミノカルボニル−イソキノリン−4−イル、ベンゾ[d]チアゾール−4−イル、8−フルオロ−1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル、チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル、8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、3−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−オキソ−キノリン−4−イル、8−アミノキノリン−5−イル、ベンゾ[d]オキサゾール−4−イル、3−メチルチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル、1−(ヒドロキシメチル)イソキノリン−4−イル、(3R−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、8−フルオロイソキノリン−4−イル、2−(ジフルオロメチル)キノリン−4−イル、8−フルオロキノリン−5−イル、1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル、1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、7−(ジフルオロメチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、1−シアノイソキノリン−4−イル、1−(1(R)−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、キナゾリン−4−イル、2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル、チアゾロ[5,4−d]ピリミジン−7−イル、6−N−オキシド−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル、フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル、2−フルオロキノリン−5−イル、イソキノリン−5−イル、ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル、7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル、1−(ヒドロキシエチル)キノリン−4−イル、1−(メトキシメチル)イソキノリン−4−イル、1−フルオロイソキノリン−4−イル、1−(ジフルオロメチル)イソキノリン−4−イル、8−フルオロキノリン−4−イル、8−フルオロキノリン−5−イル、1−(テトラヒドロフラン−2(R)−イル)イソキノリン−4−イル、2−アミノ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル、1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、2−(アミノカルボニル)キノリン−4−イル、1H−インダゾール−7−イル、1−(1,4−ジオキサン−2−イル)イソキノリン−4−イル、2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−クロロイソキノリン−4−イル、2−シアノキノリン−4−イル、8−フルオロ−1−(メチルアミノ)イソキノリン−4−イル、ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル、2−アミノベンゾ[d]チアゾール−7−イル、2−フルオロキノリン−5−イル、1,7−ナフチリジン−4−イル、イミダゾ[1,2−a]ピラジン−5−イル、(N−(メチル)ホルムアミド)メチル)イソキノリン−4−イル、[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル、2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−7−イル、1,5−ナフチリジン−4−イル、5−オキソピロリジン−2−イルイソキノリン−4−イル、1−メチル−1H−インダゾール−3−イル、8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、1−(1,1−ジフルオロエチル)イソキノリン−4−イル、1−(1(
xS)−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、1−(メチルアミノ)イソキノリン−4−イル、4−フルオロイソキノリン−1−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル、5−フルオロキノリン−8−イル、6−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル、8−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル、1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2R−イル)イソキノリン−4−イル、1−(ジメチルアミノ)イソキノリン−4−イル、1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−イル、2−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル、2−メトキシキノリン−4−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−イル、2−(ジフルオロメチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、キノリン−5−イル、1−(1−エトキシエチル)イソキノリン−4−イル、2−(アゼチジン−2−イル)キノリン−4−イル、2−メチルベンゾ[d]チアゾール−7−イル、2−アセチルキノリン−4−イル、1−(メチルチオ)イソキノリン−4−イル、2−アミノキノリン−5−イル、1−メトキシイソキノリン−5−イル、イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル、1−(ピロリジン−2−イル)イソキノリン−4−イル、4−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル、1−アセチルイソキノリン−5−イル、2−アミノキノリン−5−イル、1−(アゼチジン−2−イル)イソキノリン−4−イル、1−エトキシイソキノリン−4−イル、1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル、1−アミノイソキノリン−5−イル、1−メチル−1H−インダゾール−4−イル、2−アミノキノリン−4−イル、2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−5−イル、1−(アゼチジン−3−イル)イソキノリン−4−イル、2−メチルチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル、ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−4−イル、1−(1(S)−ヒドロキシエチル)イソキノリン−5−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル、2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル、2−(テトラヒドロフラン−2−イル)キノリン−5−イル、1−(1(R)−ヒドロキシエチル)イソキノリン−5−イル、1,6−ナフチリジン−4−イル、1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル、2−アミノカルボニル−キノリン−5−イル、2−クロロキノリン−5−イル、2−クロロキノリン−4−イル、2−シアノキノリン−5−イル、1−アミノイソキノリン−5−イル、2−メトキシキノリン−5−イル、2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−イル、2−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル、2−(アゼチジン−2−イル)キノリン−5−イル、1−(アゼチジン−2−イル)イソキノリン−5−イル、1,5−ビス(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル、2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル、1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(R)−8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(S)−8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、8−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、7−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル、1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−5−イル、及び1−(1−t−ブトキシカルボニルアゼチジン−2−イル)イソキノリン−5−イルからなる群から選択されるヘテロアリールからなる群から選択され、
R
2はトリフルオロメチルであり、
G
1が、N又はC(R
4)であり、
G
2が、N又はC(R
3)であり、いかなる場合にもG
1及びG
2のうちの1つのみがNであり、
R
3は独立して、トリフルオロメチル、シアノ、及びクロロからなる群から選択され、
R
4は独立して、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−カルボキシ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、オキサゾール−2−イル、1H−イミダゾール−2−イル、4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル、4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−((ジメチルアミノ)メチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−メトキシカルボニル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−アミノカルボニル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル、及び1,3,4−オキサジアゾール−2−イルからなる群から選択され、
R
5は、水素、クロロ、ブロモ、又はシアノであり、
R
6は、水素又はメチルであり、
R
7は、水素である、化合物、
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容可能な塩を含む。
本発明の実施形態は、式(I)の化合物であって、
式中、
R
1は独立して、
i)ナフタレン−1−イル、4−アミノ−ナフタレン−1−イル、4−フルオロナフタレン−1−イル、又は5−フルオロナフタレン−1−イル、
並びに
ii)チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル、イソキノリン−4−イル、8−フルオロキノリン−4−イル、フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル、キノリン−5−イル、フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル、ベンゾフラン−4−イル1,7−ナフチリジン−5−イル、ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−アミノカルボニル−イソキノリン−4−イル、ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル、ベンゾ[d]チアゾール−4−イル、8−フルオロ−1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル、チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル、8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、3−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、1−アミノイソキノリン−4−イル、1−オキソ−キノリン−4−イル、8−アミノキノリン−5−イル、ベンゾ[d]オキサゾール−4−イル、3−メチルチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル、1−(ヒドロキシメチル)イソキノリン−4−イル、(3R−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、8−フルオロイソキノリン−4−イル、2−(ジフルオロメチル)キノリン−4−イル、8−フルオロキノリン−5−イル、1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル、ベンゾ[d]チアゾール−4−イル、1−アミノイソキノリン−4−イル、1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル、7−(ジフルオロメチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、1−シアノイソキノリン−4−イル、1−(1(R)−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル、キナゾリン−4−イル、2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル、チアゾロ[5,4−d]ピリミジン−7−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル、6−N−オキシド−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル、フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル、2−フルオロキノリン−5−イル、イソキノリン−5−イル、ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル、7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル、1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル、2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル、1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(R)−8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、(S)−8−フルオロ−1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル、3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル、8−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル、7−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル、1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)イソキノリン−5−イル、及び1−(ヒドロキシエチル)キノリン−4−イルからなる群から選択されるヘテロアリールからなる群から選択され、
R
2はトリフルオロメチルであり、
G
1が、N又はC(R
4)であり、
G
2が、N又はC(R
3)であり、いかなる場合にもG
1及びG
2のうちの1つのみがNであり、
R
3は独立して、トリフルオロメチル、シアノ、及びクロロからなる群から選択され、
R
4は独立して、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−カルボキシ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、オキサゾール−2−イル、1H−イミダゾール−2−イル、4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル、4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−((ジメチルアミノ)メチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−メトキシカルボニル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、4−アミノカルボニル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル、及び1,3,4−オキサジアゾール−2−イルからなる群から選択され、
R
5は、水素、クロロ、又はシアノであり、
R
6は、水素又はメチルであり、
R
7は、水素である、化合物、
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容可能な塩を含む。
本発明の更なる実施形態は、下記の表1のリストに例示されるように、本明細書に定義される式(I)の化合物、又は、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容可能な塩形態を含む。
更なる実施形態において、本発明は、式(I)の化合物であって、
N−(2−シアノピリジン−4−イル)−1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノピリジン−3−イル)−1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−メチルイソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−シアノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(4−(2−アミノピリミジン−4−イル)−3−クロロフェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−イソブチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−エチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリン−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−メチルイソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾフラン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(1−メトキシエチル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−メチルイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−メチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−シアノ−5−フルオロピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリン−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
メチル3−クロロ−5−(3−クロロ−5−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド)ピコリネート、
N−(5−クロロ−6−((1−メチルピペリジン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−シアノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(ジフルオロメチル)−1−(イソキノリン−1−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(4−(2−アミノピリミジン−4−イル)−3−クロロフェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−シアノ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−シアノ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(チアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−メチル−1−(キノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチルイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−フルオロキノリン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1H−インダゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(4−アミノブチル)−3−クロロ−5−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド、
1−(イソキノリン−4−イル)−N−(2−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
メチル6−クロロ−4−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート、
メチル4−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−シアノピリジン−4−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−シクロプロポキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−((1−メチルピペリジン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−エトキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(4−アミノブトキシ)−5−シアノピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(8−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−シクロプロポキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(シンノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(8−クロロ−4−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(8−クロロ−4−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,6−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(4−(4−アミノブチル)ピペラジン−1−カルボニル)−5−シアノピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フタラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1H−イミダゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノキサリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−メチル−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
tert−ブチル2−(5−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレート、
N−(3−(メチルスルホニル)−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1,5−ビス(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(4−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−(アゼチジン−2−イル)イソキノリン−5−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−(メチルスルホニル)−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−7−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−(アゼチジン−2−イル)キノリン−5−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(2,5−ジメチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−メチル−6−(3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2,5−ジエチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メトキシキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−シアノキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−クロロキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−クロロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(テトラヒドロフラン−2−イル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
5−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)キノリン−2−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,6−ナフチリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(5−シアノ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(テトラヒドロフラン−2−イル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(5−シアノ−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
2−(2−クロロ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)フェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸、
N−(1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−メチルピリジン−4−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−(アゼチジン−3−イル)イソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸、
N−(5−メトキシ−6−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(4−アミノブチル)−3−シアノ−5−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド、
2−シアノ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)安息香酸
N−(4−(4−(アミノメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−3−メチルフェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−アミノキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−5−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−メチル−6−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−エトキシイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−(アゼチジン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−アミノキノリン−5−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アセチルイソキノリン−5−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(ピロリジン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(ジフルオロメトキシ)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(2,5−ジメチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−アミノキノリン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
2−(2−クロロ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)フェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(メチルチオ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−フルオロ−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−シアノ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−アセチルキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(5−(アミノメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−(アゼチジン−2−イル)キノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−エトキシエチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
メチル1−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート
1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−エチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(ジフルオロメチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−メトキシ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メトキシキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2,5−ジメチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(5−(メトキシメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
3−(3−シアノ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸、
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
メチル2−(2−クロロ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)フェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート、
N−(5−シアノ−6−(2−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
メチル3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート、
N−(6−(1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−1−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(ジメチルアミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(ジフルオロメチル)イソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−インダゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(5−フルオロキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−フルオロイソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
5−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(メチルアミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1,1−ジフルオロエチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
5−クロロ−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(5−オキソピロリジン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
メチル3−(3−シアノ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート、
N−(5−シアノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,5−ナフチリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(5−((ジメチルアミノ)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(4−(アミノメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−([1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−((N−メチルホルムアミド)メチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,7−ナフチリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−アミノベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソチアゾロ[5,4−b]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(1H−ピロール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−アミノベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロ−1−(メチルアミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
5−ブロモ−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−シアノキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−クロロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−(1,4−ジオキサン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1H−インダゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)キノリン−2−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(5−(ヒドロキシメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−アミノ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−ブロモ−6−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(ジフルオロメチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(メトキシメチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(1−ヒドロキシエチル)キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン6−オキシド、
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チアゾロ[5,4−d]ピリミジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キナゾリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−シアノイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−メチル−6−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(ジフルオロメチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(4−(メトキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(4−(4−(アミノメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロフェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(ジフルオロメチル)キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロ−1−(メチルアミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(ヒドロキシメチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−メチルチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−フルオロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(8−アミノキノリン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)キノリン1−オキシド、
N−(5−シアノ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
メチル2−シアノ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ベンゾエート、
N−(6−(5−アミノ−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(4−シアノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(5−アミノ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−シアノピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(5−アミノ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロ−1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,7−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(1−ヒドロキシエチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
メチル2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート、
N−(5−クロロ−6−(4−((ジメチルアミノ)メチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−ブロモ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−シアノイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−(4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−シアノ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(4−アミノナフタレン−1−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−Dキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−D−キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−ブロモ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(5−フルオロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−ヒドロキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸、
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド、
1−(7−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−ブロモ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−モルホリノピリジン−4−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−エチニル−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−クロロチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−シアノチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
4−(4−((5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−シクロプロピルチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−メチルチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−シアノチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルチエノ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−クロロチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−N−(ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−シクロプロピルピリジン−4−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
3−クロロ−N,N−ジメチル−5−(1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(2−シアノピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
3−クロロ−N−メチル−5−(1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド、
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(6−シアノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
メチル3−クロロ−5−(1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート、
1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−シアノピリジン−4−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−(2−メトキシエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
(
*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(テトラヒドロフラン−2−イル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドからなる群から選択される化合物、
又はその医薬的に許容可能な塩形態を対象とする。
医療において使用する場合、式(I)の化合物の塩とは、非毒性の「医薬的に許容可能な塩」を指す。しかし、他の塩が式(I)の化合物又はその医薬的に許容可能な塩形態の調製において有用である場合もある。式(I)の化合物の好適な医薬的に許容可能な塩としては、例えば、化合物の溶液を、塩酸、硫酸、フマル酸、マレイン酸、コハク酸、酢酸、安息香酸、クエン酸、酒石酸、炭酸又はリン酸のような医薬的に許容可能な酸の溶液と混合することにより形成され得る酸付加塩が挙げられる。更に、式(I)の化合物が酸性部分を有する場合、その好適な医薬的に許容可能な塩としては例えば、ナトリウム塩又はカリウム塩などのアルカリ金属塩、カルシウム塩又はマグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩、及び第四級アンモニウム塩などの、好適な有機リガンドと形成される塩を挙げることができる。したがって、代表的な医薬的に許容可能な塩としては、酢酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重炭酸塩、重硫酸塩、重酒石酸塩、ホウ酸塩、臭化物塩、カルシウムエデト酸塩、カンシル酸塩、炭酸塩、塩化物塩、クラブラン酸塩、クエン酸塩、二塩酸塩、エデト酸塩、エジシル酸塩、エストレート、エシラート、フマル酸塩、グルセプト酸塩、グルコン酸塩、グルタミン酸塩、グリコリルアルサニレート、ヘキシルレゾルシネート、ハイドラバミン、臭化水素酸塩、塩酸塩、ヒドロキシナフトエート、ヨウ化物塩、イソチオネート、乳酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリン酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マンデル酸塩、メシル酸塩、メチル臭化物塩、メチル硝酸塩、メチル硫酸塩、ムチン酸塩、ナプシル酸塩、硝酸塩、N−メチルグルカミンアンモニウム塩、オレイン酸塩、パモン酸塩(エンボナート)、パルミチン酸塩、パントテン酸塩、リン酸塩/二リン酸塩、ポリガラクツロン酸塩、サリチル酸塩、ステアリン酸塩、硫酸塩、塩基性酢酸塩、コハク酸塩、タンニン酸塩、酒石酸塩、テオクル酸塩、トシル酸塩、トリエチオジド、及び吉草酸塩が挙げられる。
医薬的に許容可能な塩の調製に使用することができる代表的な酸及び塩基としては、酢酸、2,2−ジクロロ酢酸、アシル化アミノ酸、アジピン酸、アルギニン酸、アスコルビン酸、L−アスパラギン酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、4−アセトアミド安息香酸、(+)−樟脳酸、カンホスルホン酸、(+)−(1S)−カンホ−10−スルホン酸、カプリン酸、カプロン酸、カプリル酸、ケイ皮酸、クエン酸、シクラミン酸、ドデシル硫酸、エタン−1,2−ジスルホン酸、エタンスルホン酸、2−ヒドロキシ−エタンスルホン酸、ギ酸、フマル酸、ガラクタル酸、ゲンチジン酸、グルコヘプトン酸、D−グルコン酸、D−グルクロン酸、L−グルタミン酸、α−オキソ−グルタル酸、グリコール酸、馬尿酸、臭化水素酸、塩酸、(+)−L−乳酸、(±)−DL−乳酸、ラクトビオン酸、マレイン酸、(−)−L−リンゴ酸、マロン酸、(±)−DL−マンデル酸、メタンスルホン酸、ナフタレン−2−スルホン酸、ナフタレン−1,5−ジスルホン酸、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、ニコチン酸、硝酸、オレイン酸、オロチン酸、シュウ酸、パルミチン酸、パモ酸、リン酸、L−ピログルタミン酸、サリチル酸、4−アミノ−サリチル酸、セバシン酸、ステアリン酸、コハク酸、硫酸、タンニン酸、(+)−L−酒石酸、チオシアン酸、p−トルエンスルホン酸及びウンデシレン酸を含む酸、並びに、アンモニア、L−アルギニン、ベネタミン(benethamine)、ベンザチン、水酸化カルシウム、コリン、デアノール、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、2−(ジエチルアミノ)−エタノール、エタノールアミン、エチレンジアミン、N−メチル−グルカミン、ヒドラバミン、1H−イミダゾール、L−リジン、水酸化マグネシウム、4−(2−ヒドロキシエチル)−モルホリン、ピペラジン、水酸化カリウム、1−(2−ヒドロキシエチル)−ピロリジン、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、トロメタミン、及び水酸化亜鉛を含む塩基が挙げられる。
本発明の実施形態には、式(I)の化合物のプロドラッグが含まれる。一般的には、このようなプロドラッグは、インビボで必要な化合物に容易に変換可能な化合物の機能的誘導体である。したがって、本発明の処置又は予防の方法の実施形態において、「投与すること」という用語には、具体的に開示された化合物による、又は具体的には開示されていない場合もあるが患者への投与後にインビボで特定の化合物に変換される化合物による、記載された様々な疾患、状態、症候群及び障害の処置又は予防が包含される。好適なプロドラッグ誘導体の選択及び調製に関する通常の手順は、例えば、「Design of Prodrugs」,ed.H.Bundgaard,Elsevier,1985に記載されている。
本発明の実施形態に基づく化合物が少なくとも1個のキラル中心を有する場合、それに応じて化合物はエナンチオマーとして存在し得る。化合物が2つ以上のキラル中心を有する場合、ジアステレオマーとして追加的に存在してもよい。かかる異性体及びその混合物は全て、本発明の範囲内に包含されると理解される。更に、化合物の結晶型の中には、多形として存在できるものもあり、それ自体本発明に含まれることが意図される。加えて、化合物の中には、水との溶媒和物(すなわち、水和物)又は一般的な有機溶媒との溶媒和物を形成できるものもあり、このような溶媒和物もまた、本発明の範囲に包含されることが意図される。当業者は、本明細書で用いる「化合物」という用語が、式(I)の化合物の溶媒和物を含むことを理解するであろう。
本発明の特定の実施形態に基づく化合物の調製プロセスにより立体異性体の混合物を生じる場合、これらの異性体は、分取クロマトグラフィーなどの従来技術により分離することができる。化合物はラセミ体で調製されてもよく、又は個々のエナンチオマーをエナンチオ選択的合成若しくは分解のいずれかにより調製することもできる。化合物は、例えば、(−)−ジ−p−トルオイル−d−酒石酸及び/又は(+)−ジ−p−トルオイル−l−酒石酸などの光学活性酸と塩を形成させた後に、分別結晶化を行い、遊離塩基を再生させることによりジアステレオマー対を形成させるなどの標準的技術により、それら化合物の成分であるエナンチオマーに分解することができる。化合物はまた、ジアステレオマーのエステル又はアミドを形成した後、クロマトグラフィー分離を行い、キラル補助剤を除去することにより、分解することもできる。あるいは、化合物をキラルHPLCカラムを用いて分解してもよい。
本発明の一実施形態は、式(I)の化合物の(+)−エナンチオマーを含む、それからなる、及び/又はそれから本質的になる医薬組成物を含む組成物を対象とし、当該組成物は、当該化合物の(−)−異性体を実質的に含まない。本文脈において、実質的に含まないとは、下式で算出される(−)−異性体が、約25%未満、好ましくは約10%、より好ましくは約5%、更により好ましくは約2%未満、及び更により好ましくは約1%未満であることを意味する。
本発明の別の実施形態は、式(I)の化合物の(−)−エナンチオマーを含む、それからなる、及びそれから本質的になる医薬組成物を含む組成物であって、当該化合物の(+)−異性体を実質的に含まない、組成物である。本文脈において、実質的に含まないとは、下式で算出される(+)−異性体が、約25%未満、好ましくは約10%未満、より好ましくは約5%未満、更により好ましくは約2%未満、更により好ましくは約1%未満であることを意味する。
本発明の範囲内で、任意の1つ又は2つ以上の元素が、特に式(I)の化合物に関して言及される場合、天然に存在するか又は合成で生成されたかのいずれかでの、また天然存在度であるか又は同位体濃縮形態かのいずれかでの、その元素の全ての同位体及び同位体混合物を含むものとする。例えば、水素への言及には、その範囲内に1H、2H(D)、及び3H(T)が含まれる。同様に、炭素及び酸素への言及は、それらの範囲内に12C、13C及び14C、並びに16O及び18Oがそれぞれ含まれる。かかる同位体は、放射性同位体であってもよく、又は非放射性同位体であってもよい。式(I)の放射性標識化合物は、3H、11C、18F、122I、123I、125I、131I、75Br、76Br、77Br、及び82Brからなる群から選択される1つ又は2つ以上の放射性同位体を含んでもよい。好ましくは、放射性同位体は、2H、3H、11C、及び18Fからなる群から選択される。
本発明の種々の実施形態の化合物を調製するための任意のプロセスにおいて、関連する分子のいずれかにおける感受性基又は反応性基を保護することが必要であり、かつ/又は望ましい場合がある。これは、Protective Groups in Organic Chemistry,Second Edition,J.F.W.McOmie,Plenum Press,1973;T.W.Greene&P.G.M.Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis,John Wiley&Sons,1991;andT.W.Greene&P.G.M.Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis,Third Edition,John Wiley&Sons,1999に記載される保護基などの、従来の保護基によって達成することができる。保護基は、その後の便利な段階において、当該技術分野で既知の方法を用いて除去することができる。
本発明の実施形態の化合物(その医薬的に許容可能な塩及び医薬的に許容可能な溶媒和物を含む)は単独で投与することができるが、これらの化合物は、一般的には、意図された投与経路及び標準的な薬学的又は獣医学的な慣行の観点から選ばれる、医薬的に許容可能な担体、医薬的に許容可能な賦形剤及び/又は医薬的に許容可能な希釈剤との混合物として投与される。したがって、本発明の特定の実施形態は、式(I)の化合物及び少なくとも1つの医薬的に許容可能な担体、医薬的に許容可能な賦形剤、及び/又は医薬的に許容可能な希釈剤を含む薬学的及び獣医学的組成物を対象とする。
一例として、本発明の実施形態の医薬組成物では、式(I)の化合物は、任意の好適な結合剤、潤滑剤、懸濁化剤、コーティング剤、可溶化剤、及びそれらの組み合わせと混合することができる。
本発明の化合物を含む固体の経口投与形態、例えば、錠剤又はカプセルを、必要に応じて1回につき少なくとも1つの投与形態で投与することができる。持続放出性製剤で化合物を投与することも可能である。
本発明の化合物が投与され得る追加の経口形態としては、エリキシル剤、溶液剤、シロップ剤、及び懸濁剤が挙げられ、各々が任意選択で香味剤及び着色剤を含有する。
あるいは、式(I)の化合物は、吸入(気管内又は経鼻的に)により、又は座薬若しくはペッサリーの形態で投与するができる。あるいは、式(I)の化合物は、ローション、溶液、クリーム、軟膏若しくは散布剤として局所的に塗布することもできる。例えば、式(I)の化合物は、ポリエチレングリコール又は流動パラフィンの水性エマルジョンを含む、それからなる、及び/又はそれから本質的になるクリームに添加することができる。式(I)の化合物は、クリームの約1重量%〜約10重量%の濃度で、必要に応じて任意の安定剤及び保存剤と共にワックス又は軟パラフィン基剤を含む、それからなる、及び/又はそれから本質的になる軟膏に添加することもできる。投与の代替手段としては、皮膚又は経皮貼付剤を使用することによる経皮投与が挙げられる。
本発明の医薬組成物(本発明の化合物単独と同様に)は、非経口的に、例えば、陰茎海綿体内、静脈内、筋肉内、皮下、皮内、又は髄腔内に注入することができる。この場合、組成物はまた、好適な担体、好適な賦形剤、及び好適な希釈剤のうちの少なくとも1つを含む。
非経口投与について、本発明の医薬組成物は、例えば、溶液を血液と等張に保つうえで充分な塩及び単糖などの他の物質を含んでもよい滅菌水溶液の形態で最もよく使用される。
口腔又は舌下投与では、本発明の医薬組成物を、従来法で製剤することができる錠剤又はトローチ剤の形態で投与することができる。
更なる例として、活性成分として式(I)の化合物の少なくとも1つを含有する医薬組成物を、従来の製薬学的配合技術に従って、化合物と、医薬的に許容可能な担体、医薬的に許容可能な希釈剤、及び/又は医薬的に許容可能な賦形剤とを混合することによって調製することができる。担体、賦形剤、及び希釈剤は、所望の投与経路(例えば、経口、非経口など)に応じ、広範な形態を取ることができる。それゆえに、懸濁液、シロップ剤、エリキシル剤及び溶液などの液体経口製剤の場合、好適な担体、賦形剤及び希釈剤としては、水、グリコール、油、アルコール、着香剤、防腐剤、安定剤、着色剤及びこれらに類するものが挙げられる。散剤、カプセル剤及び錠剤などの固体経口製剤の場合、好適な担体、賦形剤及び希釈剤としては、デンプン、糖類、希釈剤、造粒剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤及びこれらに類するものが挙げられる。吸収及び崩壊の主要部位を調節するために、経口固体製剤を糖などの物質で任意にコーティングするか、又は腸溶性コーティングを施すことができる。非経口投与の場合、担体、賦形剤及び希釈剤は、通常、滅菌水を含み、組成物の溶解度及び保存性を高めるために他の成分を添加してもよい。注射用懸濁剤又は溶剤はまた、水性担体を、適切な添加剤、例えば、可溶化剤及び保存剤と共に使用して、調製することもできる。
式(I)の化合物又はその医薬組成物の治療有効量としては、1日当たり約1〜約(4回)のレジメンで、平均的なヒト(70kg)について、約0.1mg〜約3000mgの用量範囲又はその中の任意の特定の量若しくは範囲、特に、約1mg〜約1000mg又はその中の任意の特定の量若しくは範囲、あるいはより特定的には、約10mg〜約500mg又はその内側の任意の特定の量若しくは範囲の有効成分が挙げられるが、式(I)の化合物の治療有効量は、処置される疾患、症候群、病状、及び障害に応じて変化することは当業者には明らかである。
経口投与では、医薬組成物は、約1.0、約10、約50、約100、約150、約200、約250、及び約500mgの式(I)の化合物を含有する錠剤の形態で提供されることが好ましい。
本発明の一実施形態は、約25mg〜約500mgの量で式(I)の化合物を含む、経口投与用医薬組成物を対象とする。
有利なことに、式(I)の化合物は、1日用量を単回で投与してもよく、1日の総投与量を1日に2回、3回、及び(4回)での分割用量で投与してもよい。
式(I)の化合物の投与される最適投与量は容易に決定することができ、用いられる具体的な化合物、投与形態、製剤の強度、及び疾患、症候群、状態、又は障害の進行状態によって変動する。加えて、処置される具体的な対象に関連する要因、例えば、対象の性別、年齢、体重、食事及び投与タイミングにより、適切な治療レベル及び所望の治療効果を得るために用量を調節する必要が生じる。したがって、上記の投与量は平均的な場合の例である。当然、より高いか又はより低い投与量範囲が有効である個々の例が存在することができ、これらも本発明の範囲内に含まれる。
式(I)の化合物は、これを必要とする対象に使用することが求められる場合にはいつでも、上記の組成物及び投与レジメンのいずれかによって、又は当技術分野において確立されているそれらの組成物及び投与レジメンによって投与することができる。
一実施形態において、本発明のMALT1阻害剤による処置から利益を享受し得る癌としては、リンパ腫、白血病、癌腫、及び肉腫、例えば、非ホジキンリンパ腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、辺縁帯リンパ腫、T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、バーキットリンパ腫、多発性骨髄腫、慢性リンパ球性白血病(CLL)、リンパ性T細胞白血病、慢性骨髄性白血病(CML)、有毛細胞白血病、急性リンパ芽球性T細胞白血病、形質細胞腫、免疫芽球性大細胞白血病、巨核芽球性白血病、急性巨核球性白血病、前骨髄球性白血病、赤白血病、脳(神経膠腫)、膠芽腫、乳癌、結腸直腸癌/結腸癌、前立腺癌、非小細胞肺癌を含む肺癌、胃癌、子宮内膜癌、黒色腫、膵臓癌、肝癌、腎臓癌、扁平上皮癌、卵巣癌、肉腫、骨肉腫、甲状腺癌、膀胱癌、頭頸部癌、精巣癌、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫、髄芽腫、神経芽腫、子宮頸癌、腎癌、尿路上皮癌、外陰癌、食道癌、唾液腺癌、上咽頭癌、口腔癌、口の癌、並びにGIST(消化管間質腫瘍)が挙げられるが、これらに限定されない。
別の実施形態において、本発明のMALT1阻害剤は、自己免疫疾患及び炎症性疾患、例えば、関節炎、炎症性腸疾患、胃炎、強直性脊椎炎、潰瘍性大腸炎、膵炎、クローン病、セリアック病、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、リウマチ熱、痛風、臓器若しくは移植拒絶反応、慢性同種移植拒絶反応、急性又は慢性移植片対宿主病、アトピー性皮膚炎を含む皮膚炎、皮膚筋炎、乾癬、ベーチェット病、ブドウ膜炎、重症筋無力症、グレーブス病、橋本甲状腺炎、シェーグレン症候群、水疱症、抗体媒介性血管炎症候群、免疫複合体性血管炎、アレルギー障害、喘息、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、嚢胞性線維症、肺炎、肺水腫を含む肺疾患、塞栓症、線維症、サルコイドーシス、高血圧症及び気腫、珪肺症、呼吸不全、急性呼吸窮迫症候群、BENTA病、ベリリウム症、並びに多発性筋炎を含むがこれらに限定されない、免疫疾患の処置に使用することができる。
本発明の別の実施形態において、本発明の化合物は、1つ又は2つ以上の他の医薬品と組み合わせて、より特定的には、他の抗癌剤、例えば、化学療法剤、抗増殖剤若しくは免疫調節剤、又は癌治療における補助剤、例えば免疫抑制剤若しくは抗炎症剤と組み合わせて用いられてもよい。
本発明の化合物の可能な組み合わせとしては、イブルチニブなどのBTK(ブルトン型チロシンキナーゼ)阻害剤、SYK阻害剤、PKC阻害剤、PI3K経路阻害剤、BCLファミリー阻害剤、JAK阻害剤、PIMキナーゼ阻害剤、リツキシマブ、又は他のB細胞抗原結合抗体、並びに免疫細胞リダイレクション(redirection)剤(例えば、ブリナツモマブ又はCAR T細胞)、並びにダラツマブ、抗PD1抗体、及び抗PD−L1抗体などの免疫調節剤が挙げられ得る。
一般的な合成方法
本発明の代表的な化合物は、下記に述べる、以下のスキーム及び実施例に例示される一般的な合成方法に基づいて合成することができる。スキームは実例であるため、本発明は、これらのスキーム及び実施例に記載される化学反応及び条件によって限定されるものとして解釈されるべきではない。これらの実施例の標的化合物に対する化合物の類似体は、類似の経路に従って製造され得る。本開示の化合物は、本明細書に記載のように、医薬品として有用である。スキーム及び実施例で用いられる様々な出発物質は、市販されているか、又は充分に当業者の技能の範囲内である方法によって調製することができる。
本明細書、特にスキーム及び実施例で使用される略語は、以下のとおりである。
R7が水素である式(Ia)の化合物は、スキーム1に概説される方法に従って調製することができる。
式(1A)のカルボン酸をカルボニルジイミダゾールで処理し、続いて式(1B)(式中、R’はC1〜4アルキルである)のマロン酸のモノエステル、及びイソプロピルマグネシウムクロリドなどの塩基を添加して、式(1C)のケトエステルを得ることができる。無水酢酸中のオルトギ酸トリエチル又は1,1−ジメトキシ−N,N−ジメチルメタンアミンとの縮合により、式(1D)の2−エトキシメチリデン−3−オキソエステル(又は2−((ジメチルアミノ)メチリデン−3−オキソエステル)を得ることができる。式(1D)の化合物を式(1E)のヒドラジンと反応させて、式(1F)のピラゾールを得ることができる。アルコール共溶媒の存在下で水酸化ナトリウム水溶液で処理することによってエステル基の加水分解を行って、対応するカルボン酸中間体を得ることができ、続いてこれを式(1G)の化合物とアミドカップリングすると、式(I)の化合物に変換することができる。例えばピリジン中のオキシ塩化リンの存在下でアミドカップリングを行って、対応する酸塩化物を得て、続いて塩基の存在下で式(1G)の化合物で処理することができる。一実施形態において、アミドカップリング反応は、限定するものではないがジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下で、HATUなどの好適なアミドカップリング試薬の存在下で行う。
あるいは、式(1G)の化合物及びカリウムtert−ブトキシドなどの塩基で処理することにより、式(1F)のピラゾールエステルを式(I)の化合物に直接変換することができる。
式(Ia)の化合物(式中、R7は水素である)の代替経路をスキーム2に示す。
アニリン(1G)をBOPなどのカップリング試薬、DIPEAなどの塩基、及びNMPなどの溶媒の存在下で式(2A)のアセト酢酸リチウムとカップリングさせて、式(2B)の化合物を得ることができる。次いで、式(2B)の化合物をTsOHなどの酸の存在下でDMF−DMA(2C)と反応させるか、又はAcOH中のトリエトキシメタン(2D)と反応させて、それぞれ式(2E)又は式(2F)の化合物を得ることができる。次いで、式(2E)又は(2F)の化合物を式(1E)のヒドラジンで処理して、式(I)の化合物を得ることができる。
スキーム3は、本発明の式(I)の化合物の調製に有用な特定の式(1E)のヒドラジン中間体の調製を示す。
式(3B)のヘテロアリールアミンを酸性条件下で亜硝酸ナトリウムで処理することにより、ヘテロアリールジアゾニウム塩に変換することができる。この中間体を塩化スズ(II)又はアスコルビン酸などの還元剤を用いて還元して、式(1E)のヒドラジンを形成することができる。市販されていない式(3B)のヘテロアリールアミンについては、水素及びPt/C又は他の従来のニトロ還元条件(経路1)を用いて、ヘトロニトロアレーン(3A)を還元することによってそれらを入手することができる。
R1置換塩化物、臭化物、及びヨウ化物に、キサントホスなどの配位子及びナトリウムtert−ブトキシドなどの塩基の存在下で、ベンゾフェノンヒドラジンとのパラジウム触媒バックワルド・ハートウィッグ(Buchwald Hartwig)カップリングを供して、式(3D)のヒドラジンを形成することができる。酸性加水分解により、式(1E)のヒドラジンを得ることができる(経路2)。
R1置換ボロン酸はまた、経路3に示される経路によって式(1E)の化合物の前駆体として作用することができる。式(3E)のボロン酸に、Cu2+触媒(Cu(OAc)2、CH2Cl2中のTEAなど)による、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレートへの付加を供して、式(3F)の中間体を得ることができ、これを酸性条件下で脱保護して、式(1E)の化合物を得ることができる。ヒドラジン官能基に対してオルト又はパラ位に窒素原子を有する式(1E−1)のヘテロアリールヒドラジンは、ヒドラジン又はヒドラジン水和物でハロゲンを直接置換することにより調製することができる。市販されていない式(3G)の(ヘテロ)ハロアレーンは、対応する(ヘテロ)アレーン(3I)から、mCPBAなどの酸化剤を用いてN−オキシド(3J)(又は(3K))を形成し、次いでこれをPOCl3及びDMF、POBr3/DMF、TFAA/TBAF、又はTMSIで処理することにより(ヘテロ)アレーン3Gに変換して調製することができる(経路4)。あるいは、式(3H)のハロゲン化(ヘテロ)アレーンを、ヒドラジンとのパラジウム触媒クロスカップリングに供して、中間体(1E−2)を直接得ることができる(経路5)。
スキーム4は、中間体(1G−1)(式中、G1はC(R4)である)の合成に利用可能な複数の経路を示す。
化合物(B−1)を、Cs2CO3などの塩基の存在下でDMFなどの溶媒中で式R4Hの化合物と反応させて、式(4B)の化合物を得ることができる。あるいは、式(4C)の化合物を、Pd(dppf)Cl2又はPd(PPh3)4を含むがこれらに限定されないパラジウム触媒の存在下で、DMF、ジオキサン/水などの好適な溶媒又は溶媒系中で式(4D)のホウ素試薬又は式R4Sn(Bu)3のスズ試薬などのクロスカップリング試薬と反応させて、式(4B)の化合物を生成することができる。別の好適な経路としては、式(4C)の化合物をCuIなどのカップリング試薬の存在下で、Cs2CO3などの塩基を用いて、DMFなどの溶媒中で式R4Hの化合物と反応させて、式(4B)の化合物を得ることが挙げられる。式(4B)の化合物は、Zn又はFeなどの還元剤を用いて、NH4Clの存在下で、MeOHなどの溶媒中で式(1G−1)の化合物に還元することができる。
スキーム5は、特定の式(I)の化合物(式中、R6は水素以外である)の調製を示す。
スキーム6は、本発明の特定の式(I)の化合物の調製を示す。
LがHである場合、式6A、6C、及び6Eの化合物のアルキル化は、青色LEDによる照射下で水とCH3CN又はDMSOとTFAとの混合物中での過硫酸アンモニウム及び(IR[DF(CF3)PPY]2(DTBPY))PF6による処理によって生成されるR1A−Lからのラジカルの形成を介して行うことができる。
あるいは、LがHである場合、式6A、6C、及び6Eの化合物のアルキル化は、青色LEDによる照射下でMEOH及びTFA中でのBPO及(IR[DF(CF3)PPY]2(DTBPY))PF6による処理によって生成されるR1A−Lからのラジカルの形成を介して行うことができる。
LがHである場合、式6A、6C、及び6Eの化合物のアルキル化は、水とCH3CN又はDMSOとH2SO4との混合物中での硫酸鉄(II)七水和物及び過酸化水素による処理によって生成されるR1A−Lからのラジカルの形成により行うことができる。
Lがスルホン酸亜鉛である場合、式6A、6C、及び6Eの化合物のアルキル化は、水とDCMとTFAとの混合物中でのtert−ブチルヒドロペルオキシドによる処理によって生成されるR1A−Lからのラジカルの形成を介して行うことができる。
同様に、Lが−COOH又はBF3塩である場合、式6A、6C、及び6Eの化合物のアルキル化は、水とDCM若しくはCH3CN又はDMSO又はジオキサンとTFAとの混合物中での過硫酸アンモニウム及び硝酸銀による処理によって生成されるR1A−Lからのラジカルの形成を介して行うことができる。
式6A、6C及び6Eの化合物はまた、DCM又はTHF中のm−CPBAなどの酸化剤による処理により、それらの対応するN−酸化物に変換することができる。上記N−酸化物は、THFなどの溶媒中で、トリメチルシリルシアニド及びDBUを用いて、それらの対応するオルト−CN誘導体に任意選択で変換することができる。上記N−オキシドはまた、トシル無水物、Na2CO3、及び適切に置換されたアルキル−OH又はシクロアルキル−OH試薬の作用によって、それらのアルコキシ又はシクロアルコキシ誘導体に変換することができる。
あるいは、式6A、6C、及び6Eの化合物のN−酸化物は、任意選択でCHCl3などの溶媒中でのPOCl3の作用によって、それらの対応するオルト−クロロ誘導体に変換することができ、これらは本発明のC1〜6アルキルチオ、C1〜6シクロアルキルチオ、及びイオウ結合複素環の調製のための中間体として使用することができる。同様に、オルト−クロロ誘導体を適切に置換されたアミンと反応させて、本発明のC1〜6アルキルチオ、C1〜6シクロアルキルチオ、又はN結合複素環を得ることができる。あるいは、オルト−クロロ誘導体に、適切に置換された対応するアルキルボロン酸又はシクロアルキルボロン酸とのスズキ型反応を次の工程で供して、式(I)の化合物を形成することができる。
具体的実施例
以下の実施例では、一部の合成生成物は、残留物として単離されているものとして列挙される。「残留物」という用語は、生成物が単離された物理的状態を限定するものではなく、例えば、固体、油状物、泡状物、ガム、シロップなどを含み得ることは、当業者には理解されるであろう。
(実施例1)
1−(ベンゾフラン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物34
A.1−ブロモ−3−(2,2−ジエトキシエトキシ)ベンゼン,1a
鉱油中の水素化ナトリウム(7.6g、純度60%、0.19mol)を、3−ブロモフェノール(30g、0.17mmol)及びDMF(200mL)からなる0℃の(氷/水)溶液に何回かに分けて添加し、得られた混合物を0℃で10分間撹拌した。2−ブロモ−1,1−ジエトキシエタン(31mL、0.21mmol)を0℃で混合物に添加し、得られた混合物を120℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)により精製して、化合物1a(50g、99%)を無色油状物として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.18−7.04(m、3H)、6.89−6.82(m、1H)、4.82(t、J=5.2Hz、1H)、3.99(d、J=5.2Hz、2H)、3.83−3.72(m、2H)、3.69−3.58(m、2H)、1.26(t、J=7.2Hz、6H)。
B.4−ブロモベンゾフラン(1b)及び5−ブロモベンゾフラン(1c)
ポリリン酸(PPA)(175g、519mmol)を、1−ブロモ−3−(2,2−ジエトキシエトキシ)ベンゼン,1a(50.0g、173mmol)及びトルエン(200mL)からなる溶液にAr(g)雰囲気下で室温で添加した。得られた混合物を110℃で4時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた混合物を冷水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機抽出物をNa2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=20:1)により精製して、化合物1b及び1cの混合物(21g、62%)を無色油状物として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.70(s、1H)、7.68(d、J=2.0Hz、1H)、7.61(d、J=2.0Hz、1H)、7.47(d、J=8.0Hz、2H)、7.43−7.34(m、2H)、7.18(t、J=8.0Hz、1H)、6.83(d、J=1.2Hz、1H)、6.76(d、J=1.2Hz、1H)。
C.1−(ベンゾフラン−4−イル)−2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジン,1d
化合物1b及び1c(21g、53mmol)、(ジフェニルメチレン)ヒドラジン(13g、64mmol)、酢酸パラジウム(II)(1.2g、5.3mmol)、Xphos(5.1g、11mmol)、水酸化ナトリウム(4.3g、0.11mmol)、並びにt−AmOH(150mL)からなる混合物を100℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。懸濁液を濾過し、パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)により精製して、化合物1d(5.8g、17%)を褐色油状物として得た。LCMS(ESI):C21H16N2Oの質量計算値312.13、m/z実測値313.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.77(s、1H)、7.66−7.60(m、4H)、7.59−7.52(m、2H)、7.43−7.29(m、5H)、7.22−7.16(m、1H)、7.05(d、J=8.4Hz、1H)、6.98−6.95(m、1H)、6.90(d、J=8.0Hz、1H)。LCMS(ESI)m/z M+1:313.0。
D.ベンゾフラン−4−イルヒドラジン二塩酸塩、1e
濃HCl(50mL)を、1−(ベンゾフラン−4−イル)−2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジン,1d(4.8g、15mmol)及びEtOH(5mL)からなる溶液に添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮乾固して、残留物を得て、これを水(10mL)に添加した。得られた混合物を2M NaOHでpH13に塩基性化し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物1e(1.1g、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の工程で使用した。
E.エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f
エチル4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(30g、162.9mmol)を、無水酢酸(50mL)中のトリエトキシメタン(72.4g、488.8mmol)の溶液に添加した。混合物を135℃で18時間撹拌した。褐色混合物を濃縮して、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(38g、97.1%)を褐色油状物として得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm1.23−1.33(m、3H)1.40(dt、J=14.18、7.19Hz、3H)4.19−4.36(m、4H)7.66−7.87(m、1H)。
F.エチル1−(ベンゾフラン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,1g
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(1.43g、5.97mmol)、ベンゾフラン−4−イルヒドラジン二塩酸塩、1e(1.10g、4.98mmol)、トリエチルアミン(1.39mL、9.95mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固し、水(15mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=3:1)により精製して、化合物1g(250mg、15%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI):C15H11F3N2O3の質量計算値324.07、m/z実測値324.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.20(s、1H)、7.69(d、J=2.4Hz、1H)、7.68−7.63(m、1H)、7.40(t、J=8.0Hz、1H)、7.29(d、J=8.0Hz、1H)、6.61(dd、J=0.8,2.4Hz、1H)、4.43−4.36(m、2H)、1.42−1.38(m、3H)。LCMS(ESI)m/z M+1:324.9。
G.1−(ベンゾフラン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,1h
水酸化リチウム水和物(97.1mg、2.31mmol)及び水(5mL)からなる溶液を、エチル1−(ベンゾフラン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,1g(250mg、0.771mmol)及びエタノール(10mL)からなる溶液に添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを水(5mL)に注ぎ、3N HClで約pH5に酸性化した。得られた混合物を濾過し、濾過ケーキを水(5mL)で洗浄し、次いで減圧下で乾燥して、化合物1h(200mg、88%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI):C13H7F3N2O3の質量計算値296.04、m/z実測値337.9[M+H+CH3CN]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm13.40(br.s.、1H)、8.32(s、1H)、8.14(d、J=2.4Hz、1H)、7.87(d、J=8.4Hz、1H)、7.53−7.41(m、2H)、6.76(dd、J=1.2、2.4Hz、1H)。
H.3−クロロ−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン,1i
2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(50g、259.08mmol)、1H−1,2,3−トリアゾール(19.683g、284.99mmol)、炭酸カリウム(46.549g、336.81mmol)、及びCH3CN(200mL)の混合物を40℃に加熱し、一晩撹拌した。酢酸エチル(500mL)を添加した。混合物を水(500mL×2)及び食塩水(500mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固した。残留物をDCM(100mL)で粉砕し、濾過し、固体を回収して、化合物1i(40g、68%)をオフホワイト色固体として得た。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+225.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm9.40(d、J=2.0Hz、1H)、9.15(d、J=2.0Hz、1H)、8.33(s、2H)。
I.5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j
3−クロロ−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン,1i(20g、88.656mmol)、MeOH(500mL)、及びPt/C(2g、5%、0.513mmol)を1000mLの水素化ボトルに添加した。得られた混合物を、H2雰囲気(30psi)下で25℃で20時間撹拌した。懸濁液を珪藻土パッドを通して濾過し、濾過ケーキを酢酸エチル(100mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取逆相HPLC(0%〜50%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)により精製し、続いて凍結乾燥して乾燥させて、化合物1j(10.4g、60%)をオフホワイト色固体として得た。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+196.1;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.05(s、2H)、7.83(d、J=2.0Hz、1H)、7.21(d、J=2.4Hz、1H)、6.19(s、2H)。
J.1−(ベンゾフラン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物34
POCl3(112mg、0.729mmol)を、1−(ベンゾフラン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,1h(180mg、0.608mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(131mg、0.668mmol)、及びピリジン(5mL)からなる溶液に0℃で滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた反応物を飽和NaHCO3水溶液(10mL)で希釈し、酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗残留物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)により精製して、粗化合物34(180mg)を得た。分取逆相HPLC(43%〜73%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)による更なる精製により、化合物34を得て、次いでこれを水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物34(166.10mg、57%)を得た。LCMS(ESI):C20H11ClF3N7O2の質量計算値473.06、m/z実測値473.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.77(d、J=2.4Hz、1H)、8.51(d、J=2.0Hz、1H)、8.26(s、1H)、8.16(s、1H)、7.95(s、2H)、7.76−7.68(m、2H)、7.47−7.41(m、1H)、7.33(d、J=7.6Hz、1H)、6.63(d、J=1.6Hz、1H)。
(実施例2)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物2
A.エチル1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,2a
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(200mg、0.833mmol)をナフタレン−1−イルヒドラジン(162mg、0.833mmol)、トリエチルアミン(168mg、1.67mmol)、及びエタノール(5mL)からなる溶液に添加した。混合物を80℃で16時間加熱還流した。得られた混合物を減圧下で濃縮乾固して、粗残留物を得て、これをPhenomenex Gemini 150×25mm×10μm(50%〜80%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含む水)を使用した分取高速液体クロマトグラフィーにより精製して、化合物2aを得た。化合物2aを水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物2a(129.80mg、47%)を得た。LCMS(ESI):C17H13F3N2O2の質量計算値334.293、m/z実測値335.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.26(s、1H)、8.04(d、J=8.0Hz、1H)、7.95(d、J=8.0Hz、1H)、7.59−7.50(m、4H)、7.19(d、J=8.0Hz、1H)、4.42(q、J=7.2Hz、2H)、1.41(t、J=7.2Hz、3H)。LCMS(ESI)m/z M+1:335.0。
B.1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,2b
エチル1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,2a(1.20g、3.59mmol)、LiOH(452mg、10.8mmol)、及び水:EtOH混合物(12mL、1:2)からなる溶液を室温で16時間撹拌した。溶液を4M HClで約pH7に中和し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥した。抽出物を減圧下で濃縮乾固して、粗化合物2b(1.00g、78%)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI):C15H9F3N2O2の質量計算値306.239、m/z実測値306.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm13.43(br.s.、1H)、8.38(s、1H)、8.21(d、J=8.0Hz、1H)、8.12(d、J=8.0Hz、1H)、7.80−7.74(m、1H)、7.72−7.55(m、4H)、7.09(d、J=8.0Hz、1H)。
C.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物2
POCl3(90.1mg、0.588mmol)を、1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,2b(150mg、0.490mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(105mg、0.539mmol)、及びピリジン(2mL)からなる溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取逆相HPLC(46%〜76%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製して、化合物2を得て、次いでこれを水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物2(102.30mg、43%)を得た。LCMS(ESI):C22H13ClF3N7Oの質量計算値483.833、m/z実測値484.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm9.08(br.s.、1H)、8.86(d、J=2.0Hz、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.25(d、J=8.4Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.15(d、J=7.2Hz、1H)、7.79(d、J=8.0Hz、1H)、7.76−7.62(m、3H)、7.13(d、J=8.0Hz、1H)。LCMS(ESI)m/z M+1:483.9。
(実施例3)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物8
A.エチル1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,3a
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(905mg、3.77mmol)、5−ヒドラジニルキノリン(500mg、3.14mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固し、次いでFCC(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)により精製して、化合物3a(530mg、84%)を褐色固体として得た。LC−MS(ESI):C16H12F3N3O2の質量計算値335.09、m/z実測値335.8[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.02(dd、J=1.6、4.0Hz、1H)、8.33(d、J=8.4Hz、1H)、8.27(s、1H)、7.86−7.79(m、1H)、7.64−7.56(m、2H)、7.46(dd、J=4.4、8.8Hz、1H)、4.43(q、J=6.8Hz、2H)、1.42(t、J=7.2Hz、3H)。LCMS(ESI)m/z M+1:335.8。
B.1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b
水(5mL)中の水酸化リチウム水和物(375mg、8.95mmol)からなる溶液を、エタノール(10mL)中のエチル1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,3a(1.00g、2.98mmol)からなる溶液に添加した。得られた溶液を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮乾固し、得られた混合物を水(2mL)に注いだ。水性混合物を3N HClで約pH5に酸性化し、濾過し、濾過ケーキを水(10mL)で洗浄し、減圧下で乾燥して、化合物3b(910mg、99%)を黄色固体として得た。LC−MS(ESI):C14H8F3N3O2の質量計算値307.06、m/z実測値308.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm9.03(s、1H)、8.40(s、1H)、8.30(d、J=8.0Hz、1H)、8.00−7.82(m、2H)、7.69−7.54(m、2H)。LCMS(ESI)m/z M+1:308.0。
C.1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド,3c
二塩化オキサリル(0.0830mL、0.976mmol)を、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(200mg、0.651mmol)、ジクロロメタン(15mL)、及びDMF(触媒量)からなる溶液に添加した。溶液を室温で1時間撹拌した。得られた溶液を濃縮乾固して、化合物3c(200mg、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物8
1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド、3c(200mg、0.614mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(144mg、0.737mmol)、及びピリジン(10mL)からなる溶液を90℃で1時間撹拌した後、室温に冷却した。混合物を減圧下で濃縮乾固し、次いで、これをKromasil150×25mm×10μmカラム(32%〜62%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)を使用した分取HPLCにより精製して、化合物8(149.20mg、50%)を白色固体として得た。LCMS(ESI):C21H12ClF3N8Oの質量計算値484.08、m/z実測値485.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.05−9.02(m、1H)、8.78(d、J=2.0Hz、1H)、8.54(d、J=2.4Hz、1H)、8.39−8.34(m、2H)、8.23(s、1H)、7.96(s、2H)、7.88−7.82(m、1H)、7.66−7.57(m、2H)、7.48(dd、J=4.0、8.0Hz、1H)。LCMS(ESI)m/z M+1:485.0。
(実施例4)
N−(3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物38
A.4−ヒドラジニルイソキノリン,4a
0℃のHCl(50mL、5N)中のイソキノリン−4−アミン(5.0g、34.68mmol)の撹拌溶液に、水中の亜硝酸ナトリウム(NaNO2、3.59g、52.02mmol)の溶液を0℃で添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、濃塩酸(5mL)中の塩化スズ(II)脱水和物(dehydrate)(SnCl2・2H2O、19.56g、86.70mmol)の溶液を滴下して添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液で約pH12〜14に調整した。その時点で、混合物を酢酸エチル(200mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を食塩水(300mL)で洗浄した。有機部分をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜酢酸エチル/メタノール=90:10)により精製して、化合物4a(1.15g、20.8%)を褐色固体として得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。
B.エチル1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,4b
EtOH(30mL)中の4−ヒドラジニルイソキノリン,4a(1.15g、7.224mmol)及びエチル(Z)−2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(2.08g、8.669mmol)の混合物を80℃で16時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、化合物4b(1.77g、72.98%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:335.9;1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm1.41(t、J=7.06Hz、3H)4.42(q、J=7.06Hz、2H)7.31(d、J=8.38Hz、1H)7.70−7.80(m、1H)8.12(dd、J=7.28、1.10Hz、1H)8.28(s、1H)8.58(s、1H)9.41(s、1H)。
C.1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c
濃塩酸(5mL)中のエチル1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,4b(500mg、1.49mmol)の溶液を130℃で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、化合物4c(465.61mg、100%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:307.9。
D.2−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール,4d
無水DMA(5mL)中の3−クロロ−4−フルオロニトロベンゼン(1.2g、6.836mmol)及び2H−1,2,3−トリアゾール(0.567g、8.203mmol)の溶液に、K2CO3(1.89g、13.7mmol)を添加した。反応混合物を55℃で一晩撹拌した。濾液を濃縮して、粗油状物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜20/80)により精製して、化合物4d(1g、65.1%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.88−8.02(m、3H)、8.28(dd、J=8.93、2.54Hz、1H)、8.49(d、J=2.21Hz、1H)。
E.3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン、4e
MeOH/THF/水(5mL/10mL/5mL)中の2−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール,4d(1g、4.45mmol)の溶液に、Fe(0)(1.243g、22.26mmol)及び塩化アンモニウム(1.191g、22.26mmol)を添加した。反応混合物を60℃で2時間撹拌した。反応物を濾過し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水(10mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。有機抽出物をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製して、3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン、4e(0.7g、80.8%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm3.96(br.s.、2H)6.63(d、J=8.41Hz、1H)、6.81(d、J=1.96Hz、1H)、7.31(d、J=8.61Hz、1H)、7.84(s、2H)。
F.N−(3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物38
ジクロロメタン(5mL)中の1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(60mg、0.195mmol)、3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン,4e(45.6mg、0.234mmol)、及びピリジン(77.2mg、0.98mmol)の溶液に、POCl3(89.8mg、0.59mmol)を滴下して添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を食塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色油状物を得た。黄色油状物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製して、化合物38(35mg、35.8%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.34(d、J=8.41Hz、1H)、7.58−7.68(m、2H)、7.72−7.84(m、2H)、7.89(s、2H)、7.96−8.06(m、2H)、8.15(d、J=7.43Hz、1H)、8.24(s、1H)、8.60(s、1H)、9.44(s、1H);LCMS(ESI)m/z M+1:483.9。
(実施例5)
N−(3−シアノ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物59
A.5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾニトリル,5a
2−フルオロ−5−ニトロベンゾニトリル(500mg、3.01mmol)、2H−1,2,3−トリアゾール(228.68mg、3.311mmol)、及びK2CO3(832.02mg、6.02mmol)をTHF(10mL)に添加し、25℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、回収した固体を酢酸エチル(30mL×3)で洗浄した。合わせた有機層を減圧下で濃縮して、粗残留物を黄色固体として得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100:0〜50:50)により精製して、5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾニトリル,5a(140mg、21.6%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.72(d、J=2.6Hz、1H)、8.56(dd、J=2.5、9.2Hz、1H)、8.42(d、J=9.0Hz、1H)、8.03(s、2H)。
B.5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾニトリル,5b
5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾニトリル,5a(140mg、0.651mmol)をTHF(8mL)に溶解し、これにFe(0)(363.36mg、6.507mmol)、NH4Cl(348.04mg、6.507mmol)、及び水(8mL)を添加した。反応混合物を80℃で4時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドを酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。水(50mL)を添加し、有機層を分離し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固して、粗化合物5b(140mg)を黄色固体として得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:186.1。
C.N−(3−シアノ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物59
5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾニトリル,5b(67.03mg、0.21mmol)、1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(66.95mg、0.315mmol)、及びピリジン(74.84mg、0.946mmol)をジクロロメタン(3mL)に溶解し、POCl3(48.36mg、0.315mmol)を混合物に添加した。混合物を25℃で16時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロエタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、黄色油状物を得た。油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100:0〜40/60)により精製して、化合物59(38mg、36.3%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.11(br s、1H)、9.59(br s、1H)、8.77(br s、1H)、8.58(br s、1H)、8.38(br s、2H)、8.29−8.04(m、4H)、8.01−7.69(m、2H)、7.27(br d、J=5.5Hz、1H)。LCMS(ESI)m/z M+1:475.0。
(実施例6)
N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物50
A.2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)オキサゾール,6a
2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(216mg、1.119mmol)及び2−(トリブチルスタンニル)オキサゾール(400.1mg、1.119mmol)をDMF(3mL)に溶解し、N2でパージした。Pd(PPh3)4(129mg、0.112mmol)を添加し、反応物を110℃で16時間撹拌した。合わせた反応混合物を減圧下で濃縮して、黒色の粗油状物を得た。油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製して、2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)オキサゾール,6a(150mg、59.4%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.49−7.55(m、1H)7.93−7.99(m、1H)8.66−8.72(m、1H)9.40−9.47(m、1H);LCMS(ESI)m/z M+1:225.9。
B.5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,6b
2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)オキサゾール、6a(88mg、0.39mmol)、Fe(0)(217.8mg、3.90mmol)、及びNH4Cl(208.6mg、3.90mmol)をTHF(5mL)及び水(1mL)の混合物に添加した。反応混合物を80℃で3時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドを酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮乾固して、黄色の粗油状物を生成物として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル50/50〜0/100)により精製して、5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,6b(50mg、65.5%)を黄色油状物として得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。
C.N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物50
POCl3(78.4mg、0.511mmol)を、ジクロロメタン(5mL)中の5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,6b(50mg、0.256mmol)、1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(62.8mg、0.204mmol)、及びピリジン(101mg、1.278mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で16時間撹拌した。水(20mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(30mL)で抽出した。有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取逆相HPLC(水(0.05%HCl):MeCN76%〜46%)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物50(28mg、22.6%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm7.50(s,1H)、7.65(d、J=8.38Hz、1H)、8.11−8.21(m、2H)、8.27(t、J=7.20Hz、1H)、8.53(s、1H)、8.60−8.70(m、2H)、8.97(br s、1H)、9.05(s、1H)、9.98(s、1H);LCMS(ESI)m/z M+1:484.9。
(実施例7)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物47
A.5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7a
CH3CN(10mL)中の2−クロロ−5−ニトロニコチノニトリル(600mg、3.27mmol)、1,2,3−トリアゾール(270mg、3.92mmol)、及びK2CO3(1.35g、9.8mmol)の混合物を30℃で2時間撹拌した。黄色固体を濾過により回収し、酢酸エチル(100mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して粗生成物を得て、これをジクロロメタン(10mL)で洗浄した。固体を減圧下で乾燥して、5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7a(0.4g、56.6%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.44(s、2H)、9.43(d、J=2.35Hz、1H)、9.59(d、J=2.35Hz、1H)。
B.5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b
THF/MeOH/水(4:2:1、35mL)中の5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7a(353mg、1.6mmol)、Fe(0)(456mg、8.2mmol)、及びNH4Cl(437mg、8.2mmol)の溶液を60℃で1時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。水(20mL)を黄色油状物に添加した。混合物を酢酸エチル(30×3mL)で抽出し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(200mg、65.7%)を白色固体として得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm7.46(d、J=3.09Hz、1H)、8.00(s、2H)、8.10(d、J=3.09Hz、1H)。
C.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物47
POCl3(82.36mg、0.537mmol)を、ジクロロメタン(5mL)中の5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(50mg、0.269mmol)、1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(66mg、0.215mmol)、及びピリジン(106mg、1.343mmol)の混合物に添加し、混合物を20℃で2時間撹拌した。水(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(30mL)で抽出した。有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(水(0.05%HCl):MeCN84:16〜66:44)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮し、混合物を凍結乾燥して乾燥させて、化合物47(29mg、22.7%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm7.51(d、J=8.82Hz、1H)、7.97−8.03(m、1H)、8.07−8.16(m、3H)、8.47−8.51(m、2H)、8.85(s、1H)、8.91(d、J=2.43Hz、1H)、9.08(br s、1H)、9.75(s、1H);LCMS(ESI)m/z M+1:476.0。
(実施例8)
N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物52
A.5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−アミン,8a
6−ブロモ−5−クロロピリジン−3−アミン(383.87mg、1.85mmol)、1−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(350mg、1.682mmol)、及びNa2CO3(356.58mg、3.364mmol)をジオキサン/水(9:1、6mL)に添加し、N2でパージした。Pd(dppf)Cl2(123.09mg、0.168mmol)を添加し、反応物を120℃で16時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドを酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮乾固して、黒色の粗油状物を得た。黒色油状物を分取逆相HPLCにより精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮し、混合物を凍結乾燥して乾燥させて、5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−アミン,8a(150mg、収率42.7%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:209.1。
B.N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物52
ジクロロメタン(5mL)中のエチル1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,4b(106.95mg、0.335mmol)、5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−アミン,8a(70mg、0.335mmol)、及びピリジン(132.69mg、1.677mmol)の溶液に、POCl3(102.88mg、0.671mmol)を滴下して添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機相を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:MeOH=100:0〜80:20)により精製して、残留物を得て、これを分取逆相HPLCにより更に精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮し、混合物を凍結乾燥して乾燥させて、N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物52(45mg、26.7%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.03(br s、1H)、9.60(s、1H)、8.83(d、J=2.0Hz、1H)、8.77(s、1H)、8.58(s、1H)、8.42(d、J=2.0Hz、1H)、8.36(d、J=8.2Hz、1H)、7.96−7.89(m、1H)、7.88−7.82(m、1H)、7.77(d、J=2.2Hz、1H)、7.27(d、J=8.4Hz、1H)、6.75(d、J=2.0Hz、1H)、3.91(s、3H)。LCMS(ESI)m/z M+1:497.9。
(実施例9)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物32
スターラーバーを備えた20mLバイアルに、エチル1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,4b(67mg、0.2mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(39.9mg、0.204mmol)、及びTHF(0.67mL、0.3M、0.201mmol)を入れた。得られた溶液を1.01M KOtBu/THF(0.32mL、1.01M、0.323mmol)により室温で1回で(in one portion)処理し、次いで25分間撹拌した。次いで、反応物を5M NH4Cl(1mL)と酢酸エチル(2mL)とに分配し、有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固して、ベージュ色泡状物を得た(78mg)。泡状物を、12gのSilicycle HPカラム上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(25CV超のヘプタン中の10〜100%EtOAc、次いでイソクラティックEtOAc)により精製して、化合物32を泡状物として得た(27.4mg、28%)。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.45(s、1H)、8.80(d、J=2.53Hz、1H)、8.66(br s、1H)、8.49−8.59(m、2H)、8.25(s、1H)、8.16(dd、J=1.52、7.07Hz、1H)、7.92−8.00(m、2H)、7.71−7.83(m、2H);MS m/e485.0(M+H)。
(実施例10)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物57
A.1−ヒドラジニルイソキノリン,10a
スターラーバーを備えた2〜5mLのBiotageマイクロ波バイアルに、1−クロロイソキノリン(341.8mg、2.089mmol)及びヒドラジン(0.66mL、1.021g/mL、21.028mmol)を室温で入れ、バイアルをアルゴン(4×)で排気/流し(flushed)、反応物を150℃で20分間撹拌した。得られた暗黄色の均質溶液を室温に冷却し、その時点で沈殿物が形成した。これを3:1水/CH3CN混合物(2mL)に取り込み、固体を濾過により回収した。黄色の濾過ケーキを水(2mL×3)で洗浄し、次いでDCM(6mL)に溶解した。DCM混合物をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、化合物10aを黄色固体として得た(189mg、57%)。
B.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物57
スターラーバーを備えた4mLバイアルに、1−ヒドラジニルイソキノリン,10a(45.5mg、0.286mmol)、THF(0.41mL、0.7M、0.287mmol)、及び0.5Mエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f/THF(0.57mL、0.5M、0.285mmol)を入れ、反応物を室温で10分間撹拌し、続いて70℃で90分間撹拌した。次いで、反応物に硫酸カルシウム(183mg、1.34mmol)を入れ、70℃で10分間撹拌した。次いで、反応物を室温に冷却し、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(56.6mg、0.288mmol)及び1.01MKOtBu/THF(0.42mL、1.01M、0.424mmol)により1回で室温で処理し、得られた暗反応物を室温で30分間撹拌した。次いで、暗反応物を5M NH4Cl(1mL)と酢酸エチル(1mL)とに分配し、有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(10CV超のヘプタン中の50〜100%EtOAc)により精製し、続いて(1:1アセトン/ヘプタン、イソクラティック)により精製し、化合物57(21.3mg、15%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.77(d、J=2.02Hz、1H)、8.50−8.53(m、2H)、8.26(s、1H)、7.91−8.02(m、4H)、7.83(ddd、J=2.78、5.56、8.34Hz、1H)、7.67−7.72(m、2H);MS m/e485.1(M+H)。
(実施例11)
N−(3−シアノ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物62
A.5−ニトロ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル,11a
2−フルオロ−5−ニトロベンゾニトリル(500mg、3.01mmol)、トリアゾール(228.7mg、3.31mmol)、及びK2CO3(832.0mg、6.02mmol)をTHF(10mL)に添加し、25℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、残留物を酢酸エチル(30mL×3)で洗浄した。合わせた有機層を減圧下で濃縮して、黄色の粗固体を得た。粗固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100:0〜50:50)により精製して、5−ニトロ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル、11a(500mg、77.2%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.74(d、J=2.6Hz、1H)、8.65(dd、J=2.4、9.0Hz、1H)、8.48(d、J=0.9Hz、1H)、8.27(d、J=9.0Hz、1H)、7.98(d、J=0.9Hz、1H)。
B.5−アミノ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル、11b
5−ニトロ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル、11a(500mg、2.32mmol)をTHF(10mL)に溶解し、これにFe(0)(1297.7mg、23.24mmol)、NH4Cl(1243.0mg、23.24mmol)、及び水(10mL)を添加した。反応混合物を80℃で4時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドを酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。水(30mL)を添加し、有機層を分離し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固して、粗5−アミノ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル,11b(460mg、104.4%、粗製物)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:185.9。
C.N−(3−シアノ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物62
1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(75.1mg、0.23mmol)、5−アミノ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル、11b(66.4mg、0.35mmol)、及びピリジン(83.1mg、1.05mmol)をジクロロメタン(3mL)に溶解し、POCl3(53.7mg、0.35mmol)を添加した。混合物を25℃で16時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。粗油状物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN、次いでA:(62%)及びB(38%)、最後にA:(32%)及びB(68%))により精製した。純粋な画分を回収し、減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物62(35mg、29%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:185.9;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.48(s、1H)、9.69(s、1H)、8.86(s、1H)、8.77(br d、J=4.0Hz、2H)、8.53(br d、J=1.3Hz、1H)、8.43(br d、J=8.3Hz、1H)、8.31(br d、J=8.8Hz、1H)、8.07(s、1H)、8.03−7.96(m、1H)、7.96−7.87(m、2H)、7.35(br d、J=8.5Hz、1H)。
(実施例12)
N−(5−シアノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物78
A.5−アミノ−2−クロロニコチノニトリル,12a
2−クロロ−5−ニトロニコチノニトリル(500mg、2.72mmol)をTHF(10mL)に溶解し、これにFe(0)(1521.2mg、27.24mmol)、NH4Cl(1457.1mg、27.24mmol)、及び水(10mL)を添加した。反応混合物を80℃で4時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドを酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。水(50mL)を添加し、有機層を分離し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固して、黄色の粗固体を得た。粗固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜80/20)により精製して、5−アミノ−2−クロロニコチノニトリル,12a(270mg、64.5%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.73(d、J=2.8Hz、1H)、7.04(d、J=2.8Hz、1H)、4.96(br s、2H)。
B.5−アミノ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ニコチノニトリル,12b
5−アミノ−2−クロロニコチノニトリル,12a(100mg、0.65mmol)、1−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(135.5mg、0.65mmol)、及びNa2CO3(138.0mg、1.30mmol)をジオキサン/水混合物(9:1、6mL)に添加し、反応物をN2でパージした。Pd(dppf)Cl2(47.6、0.065mmol)を添加し、反応物を100℃で16時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固して、黒色の粗油状物を得た。粗油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/MeOH100/0〜90/10)により精製して、5−アミノ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ニコチノニトリル,12b(100mg、51.3%)を黒色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:200.1。
C.N−(5−シアノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物78
1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(70mg、0.22mmol)、5−アミノ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ニコチノニトリル,12b(97.8mg、0.33mmol)、及びピリジン(74.5mg、0.98mmol)をジクロロメタン(3mL)に溶解し、POCl3(50.0mg、0.32mmol)を添加した。混合物を25℃で16時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。油状物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(75%/25%〜48%/52%)により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物78(50mg、46%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:489.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.33(s、1H)、9.64(s、1H)、9.13(d、J=1.8Hz、1H)、8.81(s、1H)、8.67(br s、2H)、8.39(br d、J=8.2Hz、1H)、7.99−7.91(m、1H)、7.90−7.80(m、2H)、7.29(br d、J=8.2Hz、1H)、6.85(d、J=1.8Hz、1H)、3.94(s、3H)。
(実施例13)
N−(5−シアノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物89
A.5−ヒドラジニルキノリン,13a
0℃のHCl(35mL、5N)中のイソキノリン−4−アミン(3.5g、24.28mmol)の撹拌溶液に、水中の亜硝酸ナトリウム(NaNO2、2.51g、36.42mmol)の溶液を0℃で添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、濃塩酸(6.5mL)に溶解した塩化スズ(II)二水和物(SnCl2・2H2O、13.695g、60.69mmol)の溶液を滴下して添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH12〜14に調整した。水相を酢酸エチル(200mL×3)で抽出した。合わせた有機層を食塩水(300mL)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜酢酸エチル/メタノール=90:10)により精製して、化合物13a(1.5g、39%)を褐色固体として得た。
B.エチル1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,13b
EtOH(40mL)中の5−ヒドラジニルキノリン,13a(1.5g、9.42mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(2.716g、11.31mmol)の溶液を80℃で16時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100:0〜70:30)により精製して、粗化合物13b(2.56g、80.9%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:336.4。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm1.34−1.47(m、3H)、4.36−4.48(m、2H)、7.41−7.50(m、1H)、7.55−7.67(m、2H)、7.77−7.86(m、1H)、8.25(s、1H)、8.29−8.38(m、1H)、8.96−9.06(m、1H)。
C.N−(5−シアノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物89
1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(102.2mg、0.33mmol)、5−アミノ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ニコチノニトリル,12b(150mg、0.50mmol)、及びピリジン(118.47mg、1.50mmol)をジクロロメタン(3mL)に溶解し、POCl3(76.496mg、0.499mmol)を添加した。混合物を25℃で16時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。油状物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(75%/25%〜45%/55%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物89(85mg、52%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:489.1;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ11.42(s、1H)、9.14(dd、J=2.4、11.9Hz、2H)、8.74−8.61(m、2H)、8.39(d、J=8.6Hz、1H)、8.07−7.95(m、2H)、7.86−7.73(m、3H)、6.84(d、J=1.8Hz、1H)、3.94(s、3H)。
(実施例14)
N−(5−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物46
A.3−クロロ−5−ニトロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン,14a
2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(1g、5.18mmol)、ピラゾール(529mg、7.77mmol)、及びCs2CO3(5.06g、15.50mmol)をDMF(15mL)に添加し、20℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。黄色油状物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1:0〜石油エーテル/酢酸エチル=10:1)により精製して、化合物14a(511mg、43.907%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:224.8;1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm6.57(d、J=1.76Hz、1H)、7.90(s、1H)、8.37−8.46(m、1H)、8.42(d、J=2.65Hz、1H)、8.71(d、J=2.21Hz,1H)、9.21(d、J=2.21Hz、1H)。
B.5−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−アミン,14b
3−クロロ−5−ニトロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン,14a(500mg、2.26mmol)を、MeOH(10mL)、水(5mL)、及びTHF(20mL)中のFe(0)(621.6mg、11.13mmol)、NH4Cl(595.4mg、11.13mmol)の混合物に添加した。反応物を60℃で1時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。粗油状物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1:0〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製して、化合物14b(300mg、69.2%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm6.44(s、1H)、7.15(d、J=2.35Hz、1H)、7.75(s、1H)、7.85−7.91(m、2H)。
C.N−(5−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物46
POCl3(78.8mg、0.514mmol)を、ジクロロメタン(5mL)中の5−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−アミン,14b(50mg、0.26mmol)、1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(63.1mg、0.21mmol)、及びピリジン(101.6mg、1.3mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で16時間撹拌した。水(20mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(30mL)で抽出した。有機層を減圧下で濃縮し、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(57%/43%〜27%/73%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物46(55mg、44%)を淡白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:483.9;1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm6.57(t、J=2.09Hz、1H)、7.38(d、J=8.60Hz、1H)、7.78−7.95(m、3H)、8.16(d、J=2.43Hz、1H)、8.33(d、J=8.16Hz、1H)、8.41(s、1H)、8.61−8.66(m、2H)、8.77(d、J=2.21Hz、1H)、9.51(s、1H)。
(実施例15)
N−(3−クロロ−4−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物51
A.1−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール、15a
2−クロロ−1−フルオロ−4−ニトロベンゼン(1.6g、9.11mmol)、5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(1.14g、13.7mmol)、及びCs2CO3(8.9g、27.3mmol)をDMF(15mL)に添加した。混合物を20℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、次いで濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。粗油状物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=7:3〜石油エーテル/酢酸エチル=3:7)により精製して、化合物15a(1.5g、69%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm2.38−2.56(m、1H)、2.39−2.44(m、1H)、2.51(s、2H)、7.60−7.67(m、1H)、7.90(d、J=8.82Hz、1H)、8.02(s、1H)、8.23−8.33(m、1H)、8.43−8.50(m、1H)、8.69(s、1H)。
B.3−クロロ−4−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリン,15b
1−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール,15a(1500mg、2.26mmol)を、MeOH(10mL)、水(5mL)、及びTHF(20mL)中のFe(0)(877mg、15.71mmol)、NH4Cl(840mg、15.71mmol)の混合物に添加した。反応物を60℃で1時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。粗油状物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1:1〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製し、化合物15b(1200mg、91.5%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm2.90(s、3H)、6.52−6.61(m、1H)、6.69−6.77(m、1H)、7.06(d、J=8.61Hz、1H)、7.16(d、J=8.61Hz、1H)、7.87(s、1H)、7.96(s、1H)、8.15(s、1H)。
C.N−(3−クロロ−4−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物51
POCl3(110.23mg、0.719mmol)を、ジクロロメタン(10mL)中の3−クロロ−4−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリン,15b(150mg、0.36mmol)、1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(88.3mg、0.29mmol)、及びピリジン(142.2mg、1.8mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で16時間撹拌した。水(20mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(30mL)で抽出した。有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(62%/38%〜32%/68%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物51(31mg、17%)を淡白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:497.9;1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.50(s、3H)、7.48(d、J=8.38Hz、1H)、7.64(d、J=8.82Hz、1H)、7.84(dd、J=8.60、2.20Hz、1H)、7.92−7.98(m、1H)、8.00−8.06(m、1H)、8.22(d、J=2.20Hz、1H)、8.39−8.48(m、2H)、8.67(br s、1H)、8.82(br s、1H)、9.01(s、1H)、9.53−9.91(m、1H)、9.72(br s、1H)。
(実施例16)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物83
POCl3(49.4mg、0.32mmol)を、ジクロロメタン(3mL)中の5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(30mg、0.161mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(49.5mg、0.16mmol)、及びピリジン(63.7mg、0.81mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で2時間撹拌した。水(20mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(30mL)で抽出した。有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(67%/33%〜37%/63%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物83(33mg、42%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:475.9。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm8.07−8.21(m、4H)、8.32(t、J=8.03Hz、1H)、8.48−8.57(m、3H)、8.94(d、J=2.26Hz、1H)、9.10−9.18(m、1H)、9.35(d、J=4.02Hz、1H)。
(実施例17)
N−(5−シアノ−6−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物86
A.5−ニトロ−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ニコチノニトリル,17a
K2CO3(564.7mg、4.09mmol)を、MeCN(5mL)中の2−クロロ−5−ニトロニコチノニトリル(250mg、1.36mmol)、1,2,4−トリアゾール(141.1mg、2.04mmol)の溶液に添加した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。粗油状物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=1:2)により精製して、化合物17a(200mg、67.9%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.31(s、1H)、9.02(d、J=2.51Hz、1H)、9.28(s、1H)、9.48(d、J=2.51Hz、1H)。
B.5−アミノ−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ニコチノニトリル,17b
5−ニトロ−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ニコチノニトリル,17a(100mg、0.46mmol)を、THF(4mL)及び水(1mL)中のFe(0)(206.7mg、3.7mmol)、NH4Cl(198.0mg、3.70mmol)の混合物に添加した。反応物を60℃で1時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドを酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮乾固して、黄色の粗固体を得た。粗固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル50/50〜0/100)により精製して、化合物17b(55mg、64%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm4.08−4.17(m、2H)、7.35−7.42(m、1H)、7.39(d、J=2.65Hz、1H)、8.17(s、1H)、8.93(s、1H)。
C.N−(5−シアノ−6−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物86
POCl3(82.4mg、0.54mmol)を、ジクロロメタン(3mL)中の5−アミノ−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ニコチノニトリル,17b(50mg、0.269mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(82.5mg、0.27mmol)、及びピリジン(106.2mg、1.34mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で2時間撹拌した。水(20mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(30mL)で抽出した。有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(65%/35%〜35%/65%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物86(84mg、66%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:475.9;1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm8.16−8.24(m、2H)、8.31−8.39(m、2H)、8.50(s、1H)、8.55(d、J=8.82Hz、1H)、8.64(d、J=8.60Hz、1H)、8.88(d、J=2.43Hz、1H)、9.09(d、J=2.65Hz、1H)、9.35−9.43(m、2H)。
(実施例18)
N−(5−クロロ−6−シクロプロポキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物79
A.3−クロロ−2−シクロプロポキシ−5−ニトロピリジン,18a
シクロプロパノール(4.304g、74.10mmol)を、THF(30mL)中のNaH(4.042g、101.0mmol)の混合物に室温でゆっくりと添加した。混合物を40℃で1時間撹拌した。THF(20mL)中の2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジンを混合物に0℃で添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)でクエンチした。混合物を酢酸エチル(200mL×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜90/10)により精製して、3−クロロ−2−シクロプロポキシ−5−ニトロピリジン,18a(9g、53%)を黄色固体として得た。
B.5−クロロ−6−シクロプロポキシピリジン−3−アミン,18b
3−クロロ−2−シクロプロポキシ−5−ニトロピリジン,18a(18g、76.79mmol)をMeOH/THF/水(2:4:1、100mL)の混合物に溶解した。Fe(0)(21.47g、384mmol)及びNH4Cl(20.54g、384mmol)を添加した。反応混合物を60℃で2時間撹拌した。酢酸エチル(200mL)を混合物に添加した。沈殿物を濾過により除去した。沈殿物を酢酸エチル(100mL)で洗浄し、濾液を減圧下で濃縮した。10%NaHCO3溶液(100mL)を混合物に添加し、混合物を酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。有機部分をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=1:2)により精製して、化合物18b(12g、78.3%)を黄色油状物として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm0.78(d、J=4.52Hz、4H)、3.43(br.s.、2H)、4.22(quin、J=4.58Hz、1H)、7.10(d、J=2.76Hz、1H)、7.62(d、J=2.51Hz、1H)。
C.N−(5−クロロ−6−シクロプロポキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物79
HATU(111.6mg、0.294mmol)を、DMF(3mL)中の5−クロロ−6−シクロプロポキシピリジン−3−アミン,18b(58.7mg、0.29mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(75.1mg、0.245mmol)、及びDIEA(94.85mg、0.73mmol)の混合物に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。水(10mL)を混合物に添加し、混合物を酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。有機相を分離し、無水Na2SO4で乾燥し、濾液を濃縮乾固し、黄色の粗固体を得た。粗固体をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製して、化合物79(90mg、76%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:473.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm0.73(br s、2H)、0.77−0.83(m、2H)、4.33(dt、J=6.21、3.04Hz、1H)、7.56−7.63(m、1H)、7.65−7.71(m、1H)、7.87−7.93(m、1H)、7.95−8.00(m、1H)、8.29(d、J=2.26Hz、1H)、8.33(d、J=8.28Hz、1H)、8.45(d、J=2.51Hz、1H)、8.51(s、1H)、9.06(dd、J=4.39、1.38Hz、1H)、10.80(s、1H)。
(実施例19)
N−(5−クロロ−6−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物69
A.メチル5−アミノ−3−クロロピコリネート,19a
MeOH(4mL)及びトルエン(20mL)中の5−アミノ−2−ブロモ−3−クロロピリジン(800mg、3.856mmol)、dppf(213.8mg、0.386mmol)及びNEt3(1.17g、11.6mmol)の撹拌溶液を、Pd(dppf)Cl2・CH2Cl2(314.9mg、0.386mmol)を触媒として使用して、70℃(35psi)で16時間カルボニル化した。CO(1当量)の取り込み後、触媒を濾過により除去し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製して、メチル5−アミノ−3−クロロピコリネート,19a(400mg、56%)を赤色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm3.95(s、3H)、4.20(br s、2H)、7.02(d、J=2.43Hz、1H)、8.01(d、J=2.43Hz、1H)。
B.チル3−クロロ−5−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート,19b
ジクロロメタン(3mL)中のメチル5−アミノ−3−クロロピコリネート,19a(270mg、1.45mmol)、1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(387.9mg、1.206mmol)、及びピリジン(388μL、4.82mmol)の溶液に、POCl3(221μL、2.41mmol)を滴下して添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製し、メチル3−クロロ−5−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート,19b(190mg、33%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:475.9。
C.N−(5−クロロ−6−(ヒドラジンカルボニル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,19c
EtOH(5mL)中のメチル3−クロロ−5−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート、19b(170mg、0.36mmol)の溶液に、85%NH2NH2・H2O(2mL)を室温で添加した。混合物を80℃に加熱し、4時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、赤色固体を得た。赤色固体を石油エーテル(5mL)及び酢酸エチル(1mL)の混合物で洗浄して、化合物19c(160mg、83%)を赤色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:476.0。
D.N−(5−クロロ−6−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物69
トルエン(3mL)中のN−(5−クロロ−6−(ヒドラジンカルボニル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,19c(160mg、0.296mmol)及びオルトギ酸トリエチル(131.6mg、0.888mmol)の溶液に、HOAc(5.3mg、0.09mmol)を室温で添加した。混合物を100℃に2時間加熱した。溶媒を濃縮して、黄色の粗油状物を得た。粗油状物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜酢酸エチル/メタノール=5:1)により精製して、化合物69(26.8mg、17%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:485.9;1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.34(d、J=7.72Hz、1H)、7.75−7.83(m、2H)、8.16(d、J=8.16Hz、1H)、8.29(s、2H)8.60(s、2H)、8.75(d、J=3.97Hz、2H)、9.45(s、1H)。
(実施例20)
N−(5−クロロ−6−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物53
及び
N−(5−クロロ−6−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物54
A.3−クロロ−2−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−5−ニトロピリジン(20a)及び3−クロロ−2−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−5−ニトロピリジン(20a−1)
2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(2g、10.36mmol)、3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(1.722g、20.73mmol)、及びCs2CO3(6.798g、20.73mmol)をDMF(30mL)に添加し、反応物を室温で12時間撹拌した。反応混合物を水(200mL)でクエンチした。混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗残留物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100:0〜50:50)により精製して、化合物20a及び20a−1の混合物(780mg、31%)を白色固体として得た。
B.5−クロロ−6−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−アミン(20b)及び5−クロロ−6−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−アミン(20b−1)
3−クロロ−2−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−5−ニトロピリジン,20a及び3−クロロ−2−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−5−ニトロピリジン,20a−1(780mg、1.63mmol)の混合物をMeOH(20mL)に溶解し、Zn(0)(1.058g、16.28mmol)及びNH4Cl水溶液(20mL)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドを酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。水(50mL)を添加し、有機層を分離し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固して、化合物20b及び20b−1(400mg、59%)の粗混合物を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.43(s、3H)、2.85(d、J=0.66Hz、1H)、2.99(s、1H)、7.21−7.23(m、1H)、7.82(d、J=2.65Hz、1H),7.86(dd、J=4.85、2.43Hz、1H)、8.02(s、1H)、8.61−8.65(m、1H)、8.63(s、1H)。
C.N−(5−クロロ−6−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物53
及び
N−(5−クロロ−6−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物54
化合物5−クロロ−6−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−アミン,20b及び5−クロロ−6−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−アミン,20b−1(100mg、0.31mmol)、1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(263.0mg、0.63mmol)、並びにピリジン(62.0mg、0.78mmol)の混合物をジクロロメタン(10mL)に溶解し、POCl3(96.2mg、0.63mmol)を添加した。混合物を室温で2.5時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。粗油状物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)−CAN、B:MeCN、A/B:(48%/52%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物53及び54の混合物(90mg)を得た。混合物を超臨界流体クロマトグラフィー(0.1%NH3H2O:MEOH、移動相:A:CO2B:0.1%NH3H2O:MEOH;A/B75/25)によって分離した。
化合物53:白色固体としてのN−(5−クロロ−6−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,(37.8mg、24.1%)。LCMS(ESI)m/z M+1:498.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.34−2.40(m、3H)、7.27−7.30(m、1H)、7.81−7.90(m、1H)、7.90−7.97(m、1H)、8.33−8.41(m、1H)、8.66−8.72(m、1H)、8.74−8.82(m、2H)、8.86−8.98(m、2H)、9.60(s、1H)。
化合物54:白色固体としてのN−(5−クロロ−6−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(18.4mg、11.7%)。LCMS(ESI)m/z M+1:499.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.34−2.37(m、3H)、7.23−7.32(m、1H)、7.82−7.90(m、1H)、7.91−7.98(m、1H)、8.06−8.12(m、1H)、8.33−8.41(m、1H)、8.59−8.64(m、1H)、8.65−8.70(m、1H)、8.75−8.81(m、1H)、8.85−8.90(m、1H)、9.58−9.64(m、1H)。
(実施例21)
N−(3−クロロ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物18
A.1−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール,21a
無水DMA(5mL)中の3−クロロ−4−フルオロニトロベンゼン(1.2g、6.836mmol)及び2H−1,2,3−トリアゾール(0.567g、8.203mmol)の溶液に、K2CO3(1.89g、13.672mmol)を添加した。反応混合物を55℃で一晩撹拌した。反応物を濃縮して、粗生成物を油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜20/80)により精製して、1−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール,21a(400mg、26.1%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.92−8.00(m、2H)、8.20(s、1H)、8.35(dd、J=8.71、2.32Hz、1H)、8.51(d、J=2.43Hz、1H)。
B.3−クロロ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アニリン,21b
MeOH/THF/水(5mL/10mL/5mL)中の1−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール,21a(400mg、1.781mmol)の溶液に、Fe(0)(497mg、8.905mmol)及び塩化アンモニウム(476mg、8.905mmol)を添加した。反応混合物を60℃で2時間撹拌した。反応物を濾過し、有機溶媒を濃縮した。水(10mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。分離した有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗固体を得た。粗固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製して、3−クロロ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アニリン,21b(300mg、86.6%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm4.03(br.s.、2H)、6.66(dd、J=8.41、2.15Hz、1H)、6.82(d、J=1.96Hz、1H)、7.32(d、J=8.61Hz、1H)、7.85(d、J=14.09Hz、2H)。
C.N−(3−クロロ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物18
ジクロロメタン(2mL)中の1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(50mg、0.16mmol)、3−クロロ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アニリン,21b(37mg、0.19mmol)、及びピリジン(63mg、0.8mmol)の溶液に、POCl3(49.4mg、0.32mmol)を混合物に滴下して添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。水(5mL)を添加し、反応混合物をジクロロメタン(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、黄色の粗油状物を得た。粗油状物を逆相HPLC(A:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)、B:MeCN;次いでA/B(60%/40%〜70%/30%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物18(30mg、39%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:483.9;1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.37(d、J=8.38Hz、1H)、7.61−7.69(m、2H)、7.75−7.85(m、2H)、7.90(s、1H)、7.96(s、1H)、8.03(s、1H)、8.12−8.20(m、2H)、8.27(s、1H)、8.64(s、1H)、9.46(s、1H)。
(実施例22)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物90
A.4−ヒドラジジルチエノ[3,2−c]ピリジン,22a
ヒドラジン水和物(4mL)中の4−クロロチエノ[3,2−c]ピリジン(150mg、0.88mmol)の混合物を80℃で12時間撹拌した。混合物をジクロロメタン(30mL×2)で抽出した。有機部分を減圧下で濃縮し、粗生成物(120g、82%)を黄色固体として得た。
B.エチル1−(チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,22b
EtOH(50mL)中の4−ヒドラジニルチエノ[3,2−c]ピリジン,22a(120mg、7.26mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(227mg、0.944mmol)の溶液を80℃で16時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、化合物22b(120mg、48%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:341.9。
C.1−(チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,22c
濃塩酸(3mL)中のエチル1−(チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,22b(120mg、0.352mmol)の溶液を130℃で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、粗生成物(110mg、100%)を黄色固体として得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:313.8。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物90
ジクロロメタン(5mL)中の1−(チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,22c(90mg、0.29mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(45.6mg、0.23mmol)、及びピリジン(115.9μL、1.44mmol)の溶液に、POCl3(52.6μL、0.575mmol)を混合物に滴下して添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、黄色の粗油状物を得た。粗油状物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製して、化合物90(71.2mg、51%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:481.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.45(d、J=5.51Hz、1H)、8.11(d、J=5.51Hz、1H)、8.30(s、2H)、8.39(d、J=5.51Hz、1H)、8.46(d、J=5.51Hz、1H)、8.60(s、1H)、8.88(d、J=2.43Hz、1H)、9.11(d、J=2.43Hz、1H)、11.46(s、1H)。
(実施例23)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物27
A.5−ヒドラジジニル−6−メチルキノリン,23a
濃塩酸(5mL)中の6−メチルキノリン−5−アミン(800mg、5.06mmol)の溶液を0℃で10分間撹拌した。亜硝酸ナトリウム(419mg、6.07mmol)及び水(0.5mL)の溶液をゆっくり添加し、次いで0℃で1時間撹拌した。次いで、L−アスコルビン酸(935mg、5.31mmol)を10分間にわたり反応混合物に添加した。混合物を室温に温め、1時間撹拌した後、80℃で30分間加熱した。水(4mL)を添加した。懸濁液を0℃に冷却し、2時間撹拌した。得られた混合物を4M NaOH水溶液でpH10に塩基性化し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜30:70)により精製して、化合物23a(150mg、17%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.93−8.89(m、1H)、8.75−8.72(m、1H)、7.49(d、J=7.6Hz、1H)、7.46(d、J=6.8Hz、1H)、7.40−7.35(m、1H)、4.87−4.60(m、1H)、2.52−2.50(m、2H)、2.42(s、3H)。
B.エチル1−(6−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,23b
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(130mg、0.541mmol)、5−ヒドラジニル−6−メチルキノリン,23a(113mg、0.541mmol)、及びエタノール(5mL)からなる溶液を80℃で16時間還流した後、室温に冷却した。混合物を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜50:50)により精製して、化合物23b(130mg、60%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.91(d、J=3.2Hz、1H)、8.31(s、1H)、8.20(d、J=9.2Hz、1H)、7.66(d、J=8.8Hz 1H)、7.42−7.29(m、2H)、4.41(q、J=6.8Hz、2H)、2.21(s、3H)、1.40(t、J=7.2Hz、3H)。
C.1−(6−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,23c
エチル1−(6−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,23b(100mg、0.286mmol)、NaOH(34.4mg、0.859mmol)、及び水:EtOH(3mL、1:2)からなる溶液を室温で16時間撹拌した。溶液を減圧下で濃縮し、4N HCl水溶液でpH7に中和し、固体化合物23を濾過により回収し(90mg、粗製物)、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI):RT=0.65分、C15H10F3N3O2の質量計算値321.254、m/z実測値322.0[M+H]+。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物27
POCl3(45.8mg、0.299mmol)を、1−(6−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,23c(80.0mg、0.249mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(97.4mg、0.498mmol)、及びピリジン(5mL)からなる溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を飽和NaHCO3水溶液(10mL)に注ぎ、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを、Boston Green ODS 150×30mm×5μm(27%〜57%(v/v)ACN及び0.05%HClを含む水)を使用した分取高速液体クロマトグラフィーにより精製して、化合物27を得た。生成物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物27(23.5mg、18%)を得た。LCMS(ESI):C22H14ClF3N8Oの質量計算値498.848、m/z実測値499.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.50(s、1H)、9.08(dd、J=1.2、4.0Hz、1H)、8.95(d、J=2.0Hz、1H)、8.79−8.73(m、2H)、8.32(d、J=8.8Hz、1H)、8.21(s、2H)、7.98(d、J=8.8Hz、1H)、7.74(dd、J=4.4、8.4Hz、1H)、7.61(d、J=8.4Hz、1H)、2.24(s、3H)。
(実施例24)
N−(5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物7
A.1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド、24a
二塩化オキサリル(0.0830mL、0.976mmol)を、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(200mg、0.651mmol)、ジクロロメタン(15mL)、及びDMF(触媒量)からなる溶液に添加した。得られた溶液を室温で1時間撹拌した。得られた溶液を濃縮乾固して、化合物24a(200mg、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。
B.N−(5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物7
1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド、24a(200mg、0.614mmol)、5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−アミン(117mg、0.737mmol)、及びピリジン(10mL)からなる溶液を90℃で1時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた混合物を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(38%〜68%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、化合物7(74.80mg、27%)を褐色固体して得た。LC−MS(ESI):C20H13ClF3N5O2の質量計算447.07、m/z実測値448.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.03(dd、J=1.6、4.4Hz、1H)、8.36(d、J=8.4Hz、1H)、8.28−8.10(m、3H)、7.88−7.80(m、1H)、7.70(s、1H)、7.66−7.59(m、2H)、7.47(dd、J=4.4、8.4Hz、1H)、4.04(s、3H)。
(実施例25)
1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物6
1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド、24a(200mg、0.614mmol)、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(119mg、0.737mmol)、及びピリジン(10mL)からなる溶液を90℃で1時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた混合物を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(43%〜63%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、化合物6(107.30mg、39%)を白色固体として得た。LCMS(ESI):C20H11F6N5Oの質量計算値451.09、m/z実測値452.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.04(dd、J=1.6、4.4Hz、1H)、8.71(d、J=5.6Hz、1H)、8.37(d、J=8.4Hz、1H)、8.23(s、1H)、8.16(s、1H)、8.01(d、J=2.0Hz、1H)、7.88−7.81(m、2H)、7.67−7.57(m、2H)、7.49(dd、J=4.4、8.4Hz、1H)。
(実施例26)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物28
A.5−ヒドラジジニル−8−メチルキノリン,26a
亜硝酸ナトリウム(65.4mg、0.948mmol)及び水(0.5mL)の溶液を、8−メチルキノリン−5−アミン(100mg、0.632mmol)及び濃塩酸(4mL)からなる溶液に−10℃〜0℃の温度で滴下して添加した。混合物を−10℃〜0℃の温度で1.5時間撹拌した。SnCl2(285mg、1.26mmol)及び濃塩酸(0.5mL)からなる溶液を−10℃〜0℃の温度で滴下して添加し、次いで混合物を室温で16時間撹拌した後、濾過した。回収した固体をMeOH(2mL×2)で洗浄して、化合物26a(90mg、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI):C10H11N3の質量計算値173.214、m/z実測値174.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.72(br.s.、2H)、9.82−9.31(m、1H)、9.14(d、J=4.4Hz、1H)、9.05(d、J=8.4Hz、1H)、7.98−7.85(m、1H)、7.80(d、J=7.6Hz、1H)、7.17(d、J=8.0Hz、1H)、2.71(s、3H)。
B.エチル1−(8−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,26b
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(87.8mg、0.366mmol)、5−ヒドラジニル−8−メチルキノリン,26a(90.0mg、0.366mmol)、及びエタノール(3mL)からなる溶液を80℃で16時間還流した後に、室温に冷却した。混合物を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、化合物26b(90mg、70%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.06−8.98(m、1H)、8.24(s、1H)、7.66(d、J=8.0Hz、1H)、7.58−7.43(m、3H)、4.41(d、J=6.8Hz、2H)、2.90(s、3H)、1.41(t、J=7.2Hz、3H)。
C.1−(8−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,26c
エチル1−(8−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,26b(70mg、0.20mmol)、NaOH(24.0mg、0.601mmol)、及び水:EtOH(3mL,1:2)の溶液を室温で16時間撹拌した。反応混合物を4M HCl水溶液でpH7に中和し、次いで減圧下で濃縮乾固して、粗化合物26c(110mg、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI):C15H10F3N3O2の質量計算値321.254、m/z実測値322.0[M+H]+。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物28
POCl3(52.7mg、0.344mmol)を、エチル1−(8−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,26c(100mg、0.286mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(112mg、0.573mmol)、及びピリジン(3mL)の溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を飽和NaHCO3水溶液(10mL)に注ぎ、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(48%〜78%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、純粋な化合物28を得た。化合物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物28(39.20mg、27%)を得た。LCMS(ESI):C22H14ClF3N8Oの質量計算値498.848、m/z実測値498.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm9.08(dd、J=1.6、4.0Hz、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、8.68(d、J=2.4Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.19(s、2H)、7.85−7.79(m、2H)、7.68(dd、J=4.4、8.4Hz、1H)、7.57(dd、J=1.6、8.4Hz、1H)、2.85(s、3H)。
(実施例27)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物65
A.3−メチル−5−ニトロキノリン(27a)及び3−メチル−8−ニトロキノリン(27a−1)
HNO3(4.72mL、105mmol)を3−メチルキノリン(5.0g、35mmol)及びH2SO4(5mL)からなる混合物に0℃で滴下して添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。得られた混合物を1M NaOH水溶液でpH7に中和し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、抽出物を減圧下で濃縮し、FCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜50:50)により精製して、化合物27a及び27a−1(4g、30%)の混合物を得た。LCMS(ESI):C10H8N2O2の質量計算値188.18、m/z実測値189.0[M+H]+。
B.3−メチルキノリン−5−アミン,27b
3−メチル−5−ニトロキノリン(27a)及び3−メチル−8−ニトロキノリン(27a−1)(3.50g、9.30mmol)、MeOH(30mL)、並びに乾燥Pd/C(350mg、5%)の混合物を500mLの水素化ボトルに添加した。混合物をH2(30psi)雰囲気下で室温で16時間撹拌した。懸濁液を珪藻土パッドを通して濾過し、パッドをMeOH(100mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮乾固し、粗化合物27bを得て、これをFCC(酢酸エチル:メタノール=100:0〜95:5)により精製して、化合物27b(300mg、20%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.64(d、J=1.6Hz、1H)、8.30(s、1H)、7.37−7.30(m、1H)、7.15(d、J=8.0Hz、1H)、6.68(d、J=7.2Hz、1H)、5.83(s、2H)、2.46(s、3H)。
C.5−ヒドラジジニル−3−メチルキノリン,27c
亜硝酸ナトリウム(131mg、1.90mmol)及び水(1mL)の溶液を、3−メチルキノリン−5−アミン,27b(200mg、1.26mmol)及び濃塩酸(1mL)の溶液に−10℃〜0℃の温度で滴下して添加した。混合物を−10℃〜0℃の温度で1.5時間撹拌した。SnCl2(571mg、2.53mmol)及び濃塩酸(1mL)からなる溶液を−10℃〜0℃の温度で滴下して添加し、次いで混合物を室温で16時間撹拌した。懸濁液を濾過して、化合物27c(200mg、粗製物)を得て、これを精製することなく次の工程で使用した。LCMS(ESI):C10H11N3の質量計算値173.214、m/z実測値174.0[M+H]+。
D.エチル1−(3−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,27d
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(195mg、0.813mmol)、5−ヒドラジニル−3−メチルキノリン,27c(200mg、0.813mmol)、トリエチルアミン(164mg、1.63mmol)、及びエタノール(2mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。反応物を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜60:40)により精製して、化合物27d(100mg、35%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.85(d,J=2.0Hz、1H)、8.27(d、J=8.0Hz、2H)、7.76−7.70(m、1H)、7.56(d、J=7.6Hz、1H)、7.33−7.29(m、1H)、4.43(q、J=7.2Hz、2H)、2.48(s、3H)、1.42(t、J=7.2Hz、3H)。
E.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物65,
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(44.8mg、0.229mmol)及びTHF(0.5mL)からなる溶液を、THF(0.687mL、0.687mmol、1M)中のカリウムtert−ブトキシドに0℃で添加し、次いでエチル1−(3−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,27d(60.0mg、0.229mmol)及びTHF(0.5mL)からなる溶液を添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(41%〜71%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、純粋な化合物65を得た。生成物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物65(45.40mg、40%)を得た。LCMS(ESI):C22H14ClF3N8Oの質量計算値498.848、m/z実測値499.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.28(br.s.、1H)、8.93(d、J=2.0Hz、1H)、8.88(d、J=2.4Hz、1H)、8.70(d、J=2.4Hz、1H)、8.60(s、1H)、8.31−8.27(m、1H)、8.20(s、2H)、7.92−7.85(m、2H)、7.40−7.38(m、1H)、2.47(s、3H)。
(実施例28)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物40
A.8−フルオロ−5−ヒドラジニルキノリン,28a
亜硝酸ナトリウム(95.7mg、1.39mmol)及び水(0.5mL)の溶液を、8−フルオロキノリン−5−アミン(150mg、0.925mmol)及び濃塩酸(4mL、36%)からなる溶液に−10℃〜0℃の温度で滴下して添加した。混合物を−10℃〜0℃の温度で1.5時間撹拌した。SnCl2(417mg、1.85mmol)及び濃塩酸(1mL)の溶液を−10℃〜0℃の温度で滴下して添加し、反応物を室温で16時間撹拌した。混合物を濾過した。得られた固体をMeOH(1mL×2)で洗浄し、減圧下で乾燥して、化合物28a(220mg、粗製物)を黄色固体として得て、これを更に精製することなく次の工程で使用した。LCMS(ESI):C9H8FN3の質量計算値177.178、m/z実測値178.1[M+H]+。
B.エチル1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,28b
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(207mg、0.864mmol)、8−フルオロ−5−ヒドラジニルキノリンHCl塩、28a(360mg、0.864mmol)、トリエチルアミン(175mg、1.73mmol)、及びエタノール(5mL)からなる溶液を80℃で16時間還流した後、室温に冷却した。反応物を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製し、化合物28b(100mg、33%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.06(dd、J=1.6、4.0Hz、1H)、8.25(s、1H)、7.61−7.48(m、4H)、4.41(q、J=7.2Hz、2H)、1.41(t、J=7.2Hz、3H)。
C.1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,28c
エチル1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,28b(100mg、0.283mmol)、NaOH(34.0mg、0.849mmol)、及び水:EtOH(3mL、1:2)の溶液を室温で16時間撹拌した。溶液を4M HCl水溶液でpH7に中和し、次いで減圧下で濃縮乾固して、化合物28c(120mg、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI):C14H7F4N3O2の質量計算値325.218、m/z実測値325.9[M+H]+。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物40
POCl3(56.6mg、0.369mmol)を、1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,28c(100mg、0.307mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(120mg、0.615mmol)、及びピリジン(5mL)の溶液に0℃で滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(38%〜68%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、純粋な化合物40を得た。化合物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物40(20.10mg、13%)を得た。LCMS(ESI):C21H11ClF4N8Oの質量計算値502.812、m/z実測値502.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.28(br.s.、1H)、9.13(dd、J=1.6、4.0Hz、1H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.60(s、1H)、8.20(s、2H)、8.00(dd、J=4.4、8.4Hz、1H)、7.87−7.78(m、2H)、7.67(d、J=8.4Hz、1H)。
(実施例29)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物25
A3−フルオロ−5−ヒドラジニルキノリン,29a
亜硝酸ナトリウム(95.7mg、1.39mmol)及び水(0.5mL)の溶液を、3−フルオロキノリン−5−アミン(150mg、0.925mmol)及び濃塩酸(4mL、36%)からなる溶液に−10℃−0℃で滴下して添加した。6混合物を−10℃〜0℃の温度で1.5時間撹拌した。SnCl2(417mg、1.85mmol)及び濃塩酸(1mL)の溶液を−10℃〜0℃の温度で滴下して添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を濾過した。得られた固体をMeOH(1mL×2)で洗浄し、減圧下で乾燥して、化合物29a(220mg、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI):C9H8FN3の質量計算値177.178、m/z実測値178.1[M+H]+。
B.エチル1−(3−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,29b
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(211mg、0.880mmol)、3−フルオロ−5−ヒドラジニルキノリン,29a(220mg、0.880mmol)、トリエチルアミン(178mg、1.76mmol)、及びエタノール(5mL)からなる溶液を80℃で16時間還流した後、室温に冷却した。反応混合物を減圧下で濃縮乾固して、粗化合物29bを得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、化合物29b(160mg、51%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.94−8.89(m、1H)、8.34(d、J=8.4Hz、1H)、8.28(s、1H)、7.83−7.76(m、1H)、7.65(d、J=7.2Hz、1H)、7.25−7.19(m、1H)、4.43(q、J=7.2Hz、2H)、1.42(t、J=7.2Hz、3H)。
C.1−(3−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,29c
エチル1−(3−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,29b(160mg、0.453mmol)、NaOH(54.3mg、1.54mmol)、及び水:EtOH(3mL、1:2)からなる溶液を室温で16時間撹拌した。溶液を4M HCl水溶液でpH7に中和し、得られた固体を濾過により回収して、化合物29c(150mg、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI):C14H7F4N3O2の質量計算値325.218、m/z実測値325.9[M+H]+。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物25
POCl3(5.7mg、0.037mmol)を、1−(3−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,29c(160mg、0.492mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(192mg、0.984mmol)、及びピリジン(5mL)の溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を飽和NaHCO3水溶液(10mL)に注ぎ、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗化合物25を得て、これを逆相HPLC(42%〜72%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、純粋な化合物25を得た。生成物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物25(53.60mg、21%)を得た。LCMS(ESI):C21H11ClF4N8Oの質量計算値502.812、m/z実測値502.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.24(br.s.、1H)、9.14(d、J=2.8Hz、1H)、8.88(d、J=2.4Hz、1H)、8.70(d、J=2.0Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.40(d、J=7.6Hz、1H)、8.21(s、2H)、8.03−7.96(m、2H)、7.52−7.49(m、1H)。
(実施例30)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−メチルイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物36
A.4−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−6−メチルイソキノリン,30a
4−ブロモ−6−メチルイソキノリン(500mg、2.25mmol)、ベンゾフェノンヒドラゾン(442mg、2.25mmol)、BINAP(140mg、0.225mmol)、酢酸パラジウム(II)(50.5mg、0.225mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(325mg、3.38mmol)、及びトルエン(3mL)の混合物を100℃に加熱し、N2雰囲気下で20時間撹拌した後、室温に冷却した。混合物を濾過し、濃縮して、黒色油状物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=30:70)により精製して、化合物30a(280mg、37%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI):C23H19N3の質量計算値337.4、m/z実測値338.0[M+H]+。
B.4−ヒドラジジニル−6−メチルイソキノリン塩酸塩,30b
4−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−6−メチルイソキノリン,30a(260mg、0.771mmol)、濃塩酸(10mL、水中12M、43mmol)、及びEtOH(1mL)の混合物を室温で20時間撹拌した。固体を濾過により回収し、DCM(3mL×2)で洗浄し、減圧下で乾燥して、化合物30b(145mg、76%)を黄色固体として得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI):C10H11N3の質量計算値173.2、m/z実測値174.1[M+H]+。
C.エチル1−(6−メチルイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,30c
4−ヒドラジニル−6−メチルイソキノリン塩酸塩、30b(145mg、0.589mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(200mg、0.707mmol)、トリエチルアミン(0.246mL、1.77mmol)、及びEtOH(5mL)の混合物を90℃に加熱し、20時間撹拌した後、室温に冷却した。混合物を減圧下で濃縮して、黄色油状物を得て、これをFCC(酢酸エチル:石油エーテル=40:60)により精製して、化合物30c(96mg、47%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI):C17H14F3N3O2の質量計算値349.3、m/z実測値350.1[M+H]+。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−メチルイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物36
THF(0.5mL)中のエチル1−(6−メチルイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,30c(90.0mg、0.258mmol)及びTHF(0.5mL)中の5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(50.4mg、0.258mmol)の溶液を、THF(2mL)中のカリウムtert−ブトキシド(43.4mg、0.386mmol)の懸濁液に0℃で添加した。混合物を室温で20時間撹拌した後、減圧下で蒸発させて、黄色固体を得て、これを逆相HPLC(塩基性水(0.05%NH3・H2O)中のCH3CN45%〜75%v/v)により精製した。得られた残留物を水(50mL)に再懸濁し、得られた混合物を凍結乾燥して乾燥させて、溶媒残留物を完全に除去した。化合物36(40.40mg、31%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS(ESI):C22H14ClF3N8Oの質量計算値498.8、m/z実測値498.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.28(br s、1H)、9.53(s、1H)、8.88(d、J=2.0Hz、1H)、8.72(s、1H)、8.70(d、J=2.4Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.28(d、J=8.4Hz、1H)、8.20(s、2H)、7.72(dd、J=1.6、8.8Hz、1H)、7.08(s、1H)、2.53−2.52(m、3H)。
(実施例31)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−メチルイソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物9
A.3−メチルイソキノリン2−オキシド,31a
3−クロロ過安息香酸(2.53g、14.7mmol)を3−メチルイソキノリン(1.91g、13.3mmol)及びDCM(10mL)からなる混合物に何回かに分けて添加した。得られた混合物を室温で2日間撹拌した後、DCM(100mL)で希釈し、NaHCO3水溶液(70mL×2)及び食塩水(70mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、化合物31a(1.4g、66%)を黄色固体として得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI):C10H9NOの質量計算値159.2、m/z実測値160.0[M+H]+。
B.1−クロロ−3−メチルイソキノリン,31b
0℃の無水CH2Cl2(5mL)中の3−メチルイソキノリン2−オキシド,31a(1.40g、8.80mmol)の撹拌溶液に、オキシ塩化リン(0.902mL、9.67mmol)を添加し、続いてアルゴン雰囲気下でDMF(0.338mL、4.40mmol)を添加した。得られた反応混合物を室温に温め、20時間撹拌した。飽和炭酸ナトリウム水溶液を反応混合物にゆっくりと添加して、pHを7〜8に調整した。得られた混合物を分離し、水層をジクロロメタンで抽出した。有機抽出物を合わせ、食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗化合物31bを得て、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=20:80)により精製して、化合物31b(670mg、43%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI):C10H8ClNの質量計算値177.6、m/z実測値177.9[M+H]+。
C.1−ヒドラジジニル−3−メチルイソキノリン,31c
1−クロロ−3−メチルイソキノリン,31b(670mg、3.77mmol)、ヒドラジン水和物(4.44g、75.4mmol)、及びEtOH(5mL)の混合物を90℃に加熱し、20時間撹拌した後、室温に冷却した。混合物を濃縮して、黄色固体を得て、これを酢酸エチル(100mL)に溶解し、水(100mL×2)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、化合物31c(715mg、98%)を黄色固体として得た。粗生成物を更に精製することなく直接使用した。LCMS(ESI):C10H11N3の質量計算値173.2、m/z実測値174.0[M+H]+。
D.エチル1−(3−メチルイソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,31d
1−ヒドラジニル−3−メチルイソキノリン,31c(710mg、4.10mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(1.27g、4.51mmol)、及びEtOH(15mL)の混合物を90℃に加熱し、20時間撹拌した後、室温に冷却した。混合物を減圧下で濃縮して、黄色固体を得て、これをMeOH(5mL)で処理し、15分間撹拌した。固体を濾過により回収し、MeOH(3mL×2)で洗浄し、減圧下で室温で乾燥して、化合物31d(823.2mg、56%)を得た。LCMS(ESI):C17H14F3N3O2の質量計算値349.3、m/z実測値350.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δ8.27(s、1H)、7.87(d、J=8.4Hz、1H)、7.77−7.66(m、2H)、7.59−7.48(m、2H)、4.42(q、J=7.2Hz、2H)、2.73(s、3H)、1.42(t、J=7.2Hz、3H)。
E.1−(3−メチルイソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,31e
エチル1−(3−メチルイソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,31d(220mg、0.630mmol)、水酸化リチウム(45.2mg、1.89mmol)、MeOH(1mL)、THF(1mL)、及び水(1mL)の混合物を室温で20時間撹拌した。6N HCl水溶液を用いて混合物のpHを2に調整した。有機溶媒を減圧下で除去した。残留物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。有機層を合わせ、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、化合物31e(140mg、69%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI):C15H10F3N3O2の質量計算値321.2、m/z実測値322.0[M+H]+。
F.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−メチルイソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物9
オキシ塩化リン(0.049mL、0.52mmol)を、1−(3−メチルイソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,31e(140mg、0.436mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(93.8mg、0.479mmol)、及びピリジン(2mL)からなる溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをPhenomenex Gemini C18 150×25mm×5μmカラム(50%〜80%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)を使用した分取HPLCにより精製して、純粋な化合物9を得た。化合物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物9(96.10mg、44%)を白色固体として得た。LCMS(ESI):C22H14ClF3N8Oの質量計算値498.8、m/z実測値498.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.28(br.s.、1H)、8.89(s、1H)、8.70(s、1H)、8.63(s、1H)、8.21(s、2H)、8.11(d、J=8.4Hz、1H)、8.04(s、1H)、7.90(m、1H)、7.73(m、1H)、7.60(d、J=8.4Hz、1H)、2.68(s、3H)。
(実施例32)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチルイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物66
A.4−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−1−メチルイソキノリン,32a
4−ブロモ−1−メチルイソキノリン(800mg、3.60mmol)、(ジフェニルメチレン)ヒドラジン(707mg、3.60mmol)、BINAP(224mg、0.360mmol)、酢酸パラジウム(II)(80.9mg、0.360mmol)、t−BuONa(1.04g、10.8mmol)、及び1,4−ジオキサン(20mL)からなる混合物を100℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。懸濁液を珪藻土パッドを通して濾過し、パッドを酢酸エチル(30mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを水(15mL)に添加した。得られた混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗化合物32aを得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)により精製して、化合物32a(500mg、41%)を褐色油状物として得た。LCMS(ESI):C23H19N3の質量計算値337.16、m/z実測値337.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.74(s、1H)、8.11−8.05(m、1H)、7.87(s、1H)、7.70−7.64(m、4H)、7.63−7.59(m、1H)、7.58−7.53(m、2H)、7.49−7.43(m、2H)、7.41−7.31(m、4H)、2.91(s、3H)。
B.4−ヒドラジジニル−1−メチルイソキノリン,32b
濃HCl(5mL)を4−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−1−メチルイソキノリン,32a(500mg、1.48mmol)及びEtOH(2mL)からなる溶液に添加した。得られた溶液を室温で16時間撹拌した。得られた混合物をジクロロメタン(20mL)に添加し、濾過し、パッドをジクロロメタン(10mL)で洗浄した。有機溶液を減圧下で濃縮乾固して、化合物32b(940mg、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の工程で使用した。LCMS(ESI):C10H11N3の質量計算値173.10、m/z実測値174.1[M+H]+。
C.エチル1−(1−メチルイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,32c
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(984mg、4.10mmol)、4−ヒドラジニル−1−メチルイソキノリン,32b(840mg、3.41mmol)、トリエチルアミン(0.950mL、6.83mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを水(10mL)に添加した。得られた混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固させ、化合物32cを得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)により精製して、化合物32c(250mg、21%)を褐色固体として得た。LCMS(ESI):C17H14F3N3O2の質量計算値349.10、m/z実測値349.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.45(s、1H)、8.29−8.21(m、2H)、7.77−7.68(m、2H)、7.28−7.23(m、1H)、4.42(q、J=7.2Hz、2H)、3.07(s、3H)、1.41(t、J=7.2Hz、3H)。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチルイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物66
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(193mg、0.988mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液、並びにエチル1−(1−メチルイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,32c(230mg、0.658mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、カリウムtert−ブトキシド(1.98mL、1.98mmol、THF中1M)からなる溶液に0℃で添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。得られた混合物を水(5mL)に添加し、酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをKromasil 150×25mm×10μmカラム(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)を使用した分取HPLCにより精製して、純粋な化合物66を得た。生成物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物66(126.40mg、38%)を得た。LCMS(ESI):C22H17ClN8Oの質量計算値444.12、m/z実測値449.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.29(s、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、8.68(d、J=2.4Hz、1H)、8.62(d、J=9.2Hz、2H)、8.42(d、J=8.0Hz、1H)、8.20(s、2H)、7.94−7.83(m、2H)、7.23(d、J=8.4Hz、1H)、3.04(s、3H)。
(実施例33)
N−(5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物23
A.エチル1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,33a
スターラーバーを備えた20mLバイアルに、4−クロロイソキノリン(103.6mg、0.633mmol)、パラジウム(II)(pi−シンナミル)クロリド二量体(9.1mg、0.0176mmol)、n−[2−(ジ−1−アダマンチルホスフィノ)フェニル]モルホリン(22mg、0.0475mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(110mg、1.145mmol)、ヒドラジン水和物(0.0614mL、1.032g/mL、1.266mmol)、及びトルエン(6.3mL)を空気下で室温で入れた。暗黄色混合物をアルゴンガスで1分間素早くバブリングし、次いでバイアルを密封し、アルゴン雰囲気下で100℃で一晩(14時間)撹拌した。次いで、反応物を室温に冷却し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(0.123mL、1.235g/mL、0.633mmol)で処理し、空気(密封)下で100℃で撹拌した。100℃で20分後、反応物を減圧下で46℃で濃縮して、淡緑色残留物を得た。これをTHF(3mL)に取り込み、60℃で5分間撹拌して、反応混合物からの化合物33aの溶解を最大にし、次いで反応混合物を室温に冷却した。THF中の琥珀色溶液(推定0.2M)を2つ(4mL)バイアルに分け、更になる精製又は特性評価をすることなく次の工程で直ちに使用した。
B.N−(5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物23
THF中の粗エチル1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,33a(工程A、推定106mg、0.316mmol)の溶液を5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−アミン(52.7mg、0.332mmol)で処理し、均質になるまで混合物を撹拌した。次いで、混合物をKOtBu(56mg、0.499mmol)で1回で処理し、得られた暗赤みがかった反応物を空気(密封)下で室温で45分間撹拌した。次いで、約100mgのチオール官能化シリカゲル(1.2mmol/g、約3当量)を添加し、反応物を室温で更に45分間撹拌した。次いで、混合物を濾過し、濃縮して、暗残留物(136mg)を得て、これを共溶媒(0.14mL DMSO/0.2mL DCM)に溶解し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(24CV超のヘプタン中の10〜100%EtOAc)により精製した。MeOHからの濃縮により、化合物23を白色泡状物として得た(11.6mg、3工程から全部で8%)。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.43(s、1H)、8.54(s、1H)、8.08−8.26(m、5H)、7.77(quind、2H)、7.34(br d、J=7.58Hz、1H)、4.03(s、3H);MS m/e 448.0(M+H)。
(実施例34)
N−(5−シアノ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物24
THF中の粗エチル1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,33a(推定106mg、0.316mmol)の溶液を、5−アミノ−2−メトキシニコチノニトリル(47.4mg、0.318mmol)を5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−アミンの代わりに用いて実施例33の工程Bに記載されるようにして処理し、反応物をチオール官能化シリカゲルではなく固体NH4Clでクエンチした。フラッシュカラムクロマトグラフィーによる精製、続いてMeOHからの濃縮により、化合物24(18mg、3工程全体で13%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.45(s、1H)、8.61(s、1H)、8.45(s、2H)、8.24(s、1H)、8.17(d、J=7.58Hz、1H)、7.74−7.83(m、2H)、7.69(s、1H)、7.28−7.37(m、1H)、4.08(s、3H)。MS m/e 439.2(M+H)。
(実施例35)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,6−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物100
A.5−ヒドラジジニル−1,6−ナフチリジン,35a
5−クロロ−1,6−ナフチリジン(150mg、0.91mmol)の溶液をヒドラジン水和物(3mL)に添加し、混合物を80℃に加熱し、16時間撹拌した。混合物から化合物35aが固体として得られ、これを濾過により回収した。(100mg、42%)。LCMS(ESI)m/z M+1:161.1。
B.エチル1−(1,6−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,35b
エタノール(5mL)中の5−ヒドラジニル−1,6−ナフチリジン,35a(100mg、0.38mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(119.5mg、0.50mmol)からなる溶液を80℃で4時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗化合物35bを得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、化合物35bを黄色固体として得た(100mg、85.5%)。LCMS(ESI)m/z M+1:337.1。
C.1−(1,6−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,35c
水(1mL)及びエタノール(1mL)中のエチル1−(1,6−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,35b(90mg、0.27mmol)の溶液に、NaOH(12.85mg、0.32mmol)を室温で添加した。混合物を3時間撹拌した。溶液がpH2に調整されるまで、2N HCl(水溶液)を混合物に添加した。溶媒を減圧下で除去して、粗化合物35cを白色固体として得た(82.5mg、100%)。LCMS(ESI)m/z M+1:308.8。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,6−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物100
三塩化ホスホリル(49.4mg、0.32mmol)を、ジクロロメタン中の1−(1,6−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,35c(82mg、0.27mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(59.4mg、0.32mmol)、及びピリジン(107μL、1.33mmol)の混合物に室温で添加した。反応物を室温で2時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液(水溶液)(10mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(30mL)で抽出した。有機抽出物を水(5mL)及び食塩水(10mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜酢酸エチル/メタノール=90:10)により精製した。溶媒を減圧下で除去し、化合物100を白色固体として得た(56.4mg、43%)。LCMS(ESI)m/z M+1:447.0。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.63(dd、J=8.60、4.19Hz、1H)、8.03(s、2H)、8.15(s、1H)、8.16−8.22(m、2H)、8.27(s、1H)、8.73(d、J=5.73Hz、1H)、8.83(d、J=2.65Hz、1H)、8.96(d、J=2.65Hz、1H)、9.21(dd、J=4.30、1.65Hz、1H)。
(実施例36)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物99
A.7−ヒドラジニルフロ[2,3−c]ピリジン,36a
7−クロロフロ[2,3−c]ピリジン(300mg、1.95mmol)をエタノール(5mL)に溶解し、ヒドラジン水和物(345mg、5.86mmol)を添加し、反応混合物を110℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗化合物36aを黄色固体として得た。化合物36aをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/MeOH100/0〜80/20)により精製して、化合物36aを黄色固体として得た(250mg、83.9%)。LCMS(ESI)m/z M+1:150.1。
B.エチル1−(フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,36b
7−ヒドラジニルフロ[2,3−c]ピリジン,36a(250mg、1.64mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(788mg、3.28mmol)を添加し、反応混合物を80℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、黄色の粗油状物を得た。油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜80/20)により精製して、化合物36bを黄色油状物として得た(360mg、68%)。LCMS(ESI)m/z M+1:325.9。
C.1−(フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,36c
濃HCl(4.7mL)をエチル1−(フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,36b(170mg、0.52mmol)に添加し、反応混合物を130℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、化合物36cを黄色固体として得て(160mg、98%)、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:297.9。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物99
1−(フロ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,36c(160mg、0.51mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(63.8mg、0.34mmol)、及びピリジン(122mg、1.54mmol)をジクロロメタン(3mL)に溶解し、三塩化ホスホリル(78.8mg、0.51mmol)を添加した。混合物を25℃で16時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗化合物99を黄色油状物として得た。油状物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(65%/35%〜40%/60%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物99を黄色固体として得た(65mg、41%)。LCMS(ESI)m/z M+1:465.9;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.41(s、1H)、9.06(d、J=2.4Hz、1H)、8.83(d、J=2.4Hz、1H)、8.53(s、1H)、8.48(d、J=5.7Hz、1H)、8.32(d、J=2.4Hz、1H)、8.29(s、2H)、7.95(dd、J=0.9、5.7Hz、1H)、7.13(dd、J=0.9、2.2Hz、1H)。
(実施例37)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物94
A.4−ヒドラジニルフロ[3,2−c]ピリジン,37a
ヒドラジン(6.52g、130mmol)中の4−クロロフロ[3,2−c]ピリジン(200mg、1.30mmol)の混合物を80℃で12時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタン(30mL×2)で抽出した。有機層を分配し、濃縮して、化合物37aを黄色固体として得た(0.15g、77%)。
B.エチル1−(フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,37b
エタノール(5mL)中の4−ヒドラジニルフロ[3,2−c]ピリジン,37a(150mg、1.01mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(314mg、1.31mmol)からなる溶液を80℃で3時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、粗化合物37bを黄色固体として得た(170mg、51%)。LCMS(ESI)m/z M+1:325.9。
C.1−(フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,37c
濃HCl(4.4mL)中のエチル1−(フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,37b(170mg、0.52mmol)の混合物を110℃で5時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、化合物37cを黄色固体として得た(155mg、100%)。LCMS(ESI)m/z M+1:297.9。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物94
三塩化ホスホリル(61.6μL、0.67mmol)を、ジクロロメタン中の1−(フロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,37c(100mg、0.34mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(75.2mg、0.40mmol)、及びピリジン(135μL、1.68mmol)の混合物に0℃で添加した。反応物を室温で2時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液(水溶液)(10mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(30mL)で抽出した。有機抽出物を水(5mL)及び食塩水(10mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(65%/35%〜35%/65%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物94を白色固体として得た(73.6mg、46%)。LCMS(ESI)m/z M+1:447.0;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.13(d、J=1.32Hz、1H)、7.94−7.99(m、1H)、8.30(s、2H)、8.33(d、J=2.21Hz、1H)、8.49(d、J=5.73Hz、1H)、8.55(s、1H)、8.85(d、J=2.43Hz、1H)、9.07(d、J=2.43Hz、1H)、11.45(s、1H)。
(実施例38)
1−(シンノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物93
A.4−ヒドラジニルシンノリン,38a
スターラーバーを備えたバイアルに4−クロロシンノリン(212mg、1.288mmol)及びヒドラジン(0.4mL、1.021g/mL、12.745mmol)を入れ、混合物をアルゴン(4×)で排気し流した。室温で1〜2分以内に、反応混合物は琥珀色の均質溶液になり、自発的に温かくなり、橙色ペーストになった。次いで、反応物を110℃で5分間加熱した。反応物を室温に冷却し、水(8mL)を得られたペーストに添加し、混合物を濾過した。濾過ケーキを水(4mL×2)で洗浄し、減圧下で乾燥して、化合物38aを黄色粉末として得た(142.1mg、69%)。
B.エチル1−(シンノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,38b
エタノール(5mL)中の4−ヒドラジニルシンノリン、38a(100mg、0.51mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(244mg、1.02mmol)からなる溶液を80℃で3時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗化合物38bを得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、粗化合物38bを黄色固体として得た(90mg、53%)。LCMS(ESI)m/z M+1:336.9。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm1.42(t、J=7.17Hz、3H)、4.43(q、J=7.28Hz、2H)、7.54(d、J=8.60Hz、1H)、7.87(t、J=7.61Hz、1H)、7.99(td、J=7.72、1.10Hz、1H)、8.33(s、1H)、8.74(d、J=8.60Hz、1H)、9.33(s、1H)。
C.1−(シンノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,38c
濃HCl(2.23mL)中のエチル1−(シンノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,38b(90mg、0.27mmol)の混合物を110℃で5時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、化合物38cを黄色固体として得た(82mg、100%)。LCMS(ESI)m/z M+1:308.9。
D.1−(シンノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物93
三塩化ホスホリル(163.2mg、1.01mmol)を、ジクロロメタン中の1−(シンノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,38c(82mg、0.27mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(59.4mg、0.32mmol)、及びピリジン(126mg、1.60mmol)の混合物に0℃で添加した。反応物を室温で2時間撹拌した。飽和NH4Cl(水溶液)(10mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(30mL×2)で抽出した。有機抽出物を水(5mL)及び食塩水(10mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(62%/38%〜32%/68%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物93を淡黄色固体として得た(20mg、16%)。LCMS(ESI)m/z M+1:477.0;1H NMR(400MHz、DMSO−d−6)δppm7.58(d、J=8.38Hz、1H)、8.01−8.10(m、1H)、8.15(t、J=7.50Hz、1H)、8.29(s、2H)、8.71(s、1H)、8.74(d、J=8.60Hz、1H)、8.87(d、J=2.65Hz、1H)、9.09(d、J=2.65Hz、1H)、9.77(s、1H)、11.37(s、1H)。
(実施例39)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物92
A.8−フルオロ−4−ヒドラジニルキノリン,39a
4−クロロ−8−フルオロキノリン(300mg、1.65mmol)をエタノール(5mL)に溶解し、ヒドラジン水和物(292mg、5.0mmol)を添加し、反応物を80℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗化合物39aを黄色固体として得た。固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/MeOH100/0〜80/20)により精製して、化合物39aを黄色固体として得た(350mg、82%)。LCMS(ESI)m/z M+1:178.1。
B.エチル1−(8−フルオロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,39b
エタノール(10mL)中の8−フルオロ−4−ヒドラジニルキノリン,39a(350mg、1.35mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(648mg、2.70mmol)の溶液を、80℃で16時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜80:20)により精製した。溶媒を減圧下で除去し、化合物39bを黄色固体として得た(780mg、61%)。
C.1−(8−フルオロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,39c
濃HCl(10mL)中のエチル1−(8−フルオロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,39b(150mg、0.43mmol)の混合物を130℃で4時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、化合物39cを黄色固体として得た(140mg、100%)。LCMS(ESI)m/z M+1:325.9。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物92
三塩化ホスホリル(81.2mg、0.53mmol)を、ジクロロメタン(3mL)中の1−(8−フルオロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,39c(150mg、0.46mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(65.7mg、0.35mmol)、及びピリジン(126mg、1.60mmol)の混合物に0℃で添加した。反応物を室温で2時間撹拌した。飽和NH4Cl(水溶液)(10mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(30mL×2)で抽出した。有機抽出物を水(5mL)及び食塩水(10mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた残留物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(57%/43%〜27%/73%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物92を黄色固体として得た(54mg、31%)。LCMS(ESI)m/z M+1:493.9;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.41(s、1H)、9.21(d、J=4.4Hz、1H)、9.10(d、J=2.2Hz、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、8.68(s、1H)、8.29(s、2H)、8.01(d、J=4.4Hz、1H)、7.82−7.67(m、2H)、7.14(d、J=8.4Hz、1H)。
(実施例40)
N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物91
三塩化ホスホリル(38.5mg、0.25mmol)を、ジクロロメタン(3mL)中の1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(51.4mg、0.17mmol)、5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,6b(60mg、0.25mmol)、及びピリジン(60mg、0.75mmol)の混合物に0℃で添加した。反応物を室温で16時間撹拌した。飽和NaHCO3(水溶液)(20mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。有機層を水(5mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた残留物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(64%/36%〜34%/66%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物91を黄色固体として得た(40mg、49%)。LCMS(ESI)m/z M+1:484.9;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.40(s、1H)、9.11(dd、J=2.1、3.6Hz、1H)、9.01(d、J=1.5Hz、1H)、8.66(s、1H)、8.59(d、J=2.2Hz、1H)、8.37(d、J=8.4Hz、1H)、8.32(s、1H)、8.05−7.94(m、2H)、7.79−7.71(m、2H)、7.49(s、1H)。
(実施例41)
N−(5−シアノ−6−シクロプロポキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物88
A.2−シクロプロポキシ−5−ニトロニコチノニトリル,41a
2−クロロ−5−ニトロニコチノニトリル(300mg、1.64mmol)及びシクロプロパノール(380mg、6.54mmol)を炭酸カリウム(339mg、2.45mmol)に添加し、混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮乾固し、酢酸エチル(5mL)に溶解した。水(10mL)を反応混合物に添加した。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固して、粗化合物41aを得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜60/40)により精製して、化合物41aを黄色固体として得た(310mg、92%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm0.85−0.90(m、4H)、4.52−4.58(m、1H)、9.18(d、J=2.76Hz、1H),9.35(d、J=2.76Hz、1H)。
B.5−アミノ−2−シクロプロポキシニコチノニトリル,41b
Fe(0)(422mg、7.56mmol)及びNH4Cl(404mg、7.56mmol)をTHF(10mL)、メタノール(10mL)、及び水(10mL)中の2−シクロプロポキシ−5−ニトロニコチノニトリル,41a(310mg、1.51mmol)の溶液に添加した。反応混合物を65℃で2時間撹拌した。混合物を濾過した。飽和NaHCO3水溶液を添加して、反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。有機抽出物をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固して、粗化合物41bを黄色固体として得た(280mg、87%)。LCMS(ESI)m/z M+1:175.8。
C.N−(5−シアノ−6−シクロプロポキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物88
2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾール−1−yl)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(186mg、0.49mmol)を、DMF(2mL)中の1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(100mg、0.325mmol)、5−アミノ−2−シクロプロポキシニコチノニトリル,41b(97.1mg、0.46mmol)、及びトリエチルアミン(142μL、0.81mmol)の溶液に添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。水性部分をジクロロメタン(5mL×3)で抽出した。分離した有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を得た。粗生成物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(74%/26%〜44%/56%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物88を白色固体として得た(90mg、43%)。LCMS(ESI)m/z M+1:465.0;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm0.75−0.80(m、2H)、0.81−0.87(m、2H)、4.39(tt、J=6.12、3.14Hz、1H)、7.63−7.73(m、2H)、7.91−7.95(m、1H)、7.96−8.02(m、1H)、8.34(d、J=8.38Hz、1H)、8.52−8.58(m、2H)、8.75(d、J=2.43Hz、1H)、9.08(dd、J=4.08、1.65Hz、1H)、11.01(br s、1H)。
(実施例42)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フタラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物102
A.1−ヒドラジニルフタラジン,42a
ヒドラジン(5.32g、106.3mmol)中の1−クロロフタラジン(350mg、2.13mmol)の混合物を80℃で4時間撹拌した。混合物をジクロロメタン(50mL×2)で抽出した。有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜0:100)により精製して、粗化合物42aを黄色固体として得た(0.25g、73.3%)。
B.エチル1−(フタラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,42b
エタノール(5mL)中の1−ヒドラジニルフタラジン、42a(250mg、1.56mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(750mg、3.12mmol)からなる溶液を80℃で3時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、粗化合物42bを黄色固体として得た(160mg、27.4%)。LCMS(ESI)m/z M+1:336.9。
C.1−(フタラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,42c
濃HCl(3.5mL)中のエチル1−(フタラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,42b(160mg、0.43mmol)の混合物を110℃で5時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、化合物42cを黄色固体として得た(140mg、100%)。LCMS(ESI)m/z M+1:308.9。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フタラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物102
三塩化ホスホリル(218.2mg、1.42mmol)を、ジクロロメタン(10mL)中の1−((フタラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,42c(130mg、0.36mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(79.5mg、0.43mmol)、ピリジン(170mg、2.14mmol)の混合物に0℃で添加した。反応物を室温で2時間撹拌した。水(20mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。有機部分を減圧下で濃縮し、粗生成物を得た。粗生成物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(65%/35%〜35%/65%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物102を白色固体として得た(15mg、9%)。LCMS(ESI)m/z M+1:477.0;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.81(d、J=8.38Hz、1H)、8.14−8.25(m、2H)、8.44(d、J=7.72Hz、1H)、8.73(s、1H)、8.89(d、J=2.43Hz、1H)、9.12(d、J=2.43Hz、1H)、9.98(s、1H)、11.45(s、1H)。
(実施例43)
メチル3−クロロ−5−(3−クロロ−5−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド)ピコリネート,化合物44
A.メチル5−アミノ−3−クロロピコリネート,43a
MeOH(3mL)及びトルエン(15mL)中の6−ブロモ−5−クロロピリジン−3−アミン(500mg、2.41mmol)、1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(134mg、0.24mmol)、及びトリエチルアミン(732mg、7.23mmol)を、ジクロロ[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)[フェロセン]パラジウム(II)ジクロロメタン付加物(触媒、197mg、0.24mmol)とともにCO(35psi)雰囲気下で70℃で加熱し、混合物を一晩撹拌した。CO(1当量)の取り込み後、触媒を濾過により除去し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製して、化合物43aを赤色固体として得た(300mg、67%)。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm3.96(s、3H)、4.14−4.24(m、2H)、7.03(d、J=2.26Hz、1H)、8.03(d、J=2.51Hz、1H)。
B.メチル3−クロロ−5−(3−クロロ−5−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド)ピコリネート,化合物44
三塩化ホスホリル(29.8mg、0.32mmol)を、ジクロロメタン(2mL)中の1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(50mg、0.16mmol)、メチル5−アミノ−3−クロロピコリネート、43a(38.8mg、0.21mmol)、及びピリジン(64.7mg、0.80mmol)の溶液に滴下して添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。水性部分をジクロロメタン(5mL×3)で抽出した。分離した有機抽出物をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(55%/45%〜25%/75%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物44を白色固体として得た(22mg、21%)。LCMS(ESI)m/z M+1:629.8;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.90(s、3H)、7.30(d、J=8.38Hz、1H)、7.84−8.00(m、2H)、8.39(d、J=8.16Hz、1H)、8.58(dd、J=10.69、1.87Hz、2H)、8.68(s、1H)、8.81(s、1H)、9.01(dd、J=10.03、1.87Hz、2H)、9.64(s、1H)、11.36(d、J=19.40Hz、2H)。
(実施例44)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−エチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物17
A.3−(エトキシメチレン)−1−メトキシヘキサン−2,4−ジオン,44a
エチル3−オキソペンタノエート(1.0g、6.9mmol)、トリエトキシメタン(3.1g、21mmol)、及び無水酢酸(20mL)からなる溶液を135℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた混合物を減圧下で濃縮乾固し、粗化合物44a(1.8g、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の工程で使用した。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.69−7.54(m、1H)、4.33−4.15(m、4H)、2.70(dd、J=7.6,13.2Hz、2H)、1.41−1.26(m、6H)、1.13−1.05(m、3H)。
B.5−ヒドラジニルキノリン,44b
5−アミノキノリン(1.0g、6.9mmol)及び濃塩酸(5mL)からなる溶液を0℃(氷/水)で10分間撹拌した。亜硝酸ナトリウム(0.57g、8.3mmol)及び水(0.5mL)からなる溶液を10分間にわたり冷反応混合物に添加し、0℃(氷/水)で1時間撹拌した。L−アスコルビン酸(1.3g、7.3mmol)を反応混合物に10分間にわたり添加した。得られた混合物を室温に温め、50分間撹拌した。次いで、反応混合物を80℃で20分間加熱し、水(4mL)を添加した。懸濁液を再び0℃(氷/水)に冷却し、2時間撹拌した。固体を濾過により回収し、メタノールで洗浄して、化合物44b(870mg、79%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.01(br.s.,1H)、9.28−9.13(m、2H)、8.06−7.86(m、3H)、7.33−7.20(m、1H)。
C.エチル5−エチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,44c
3−(エトキシメチレン)−1−メトキシヘキサン−2,4−ジオン,44a(755mg、3.77mmol)、5−ヒドラジニルキノリン,44b(500mg、3.14mmol)、及びエタノール(15mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(ジクロロメタン:メタノール=10:1)により精製して、化合物44c(700mg、75%)を褐色固体として得た。固体を逆相HPLC(0.038%TFAを含有する95%水(溶媒A)及び0.02%TFAを含有する5%アセトニトリル(溶媒B)、続いて5%以下の溶媒A及び95%溶媒Bの勾配)により精製した。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm9.17−9.11(m、1H)、8.40(d、J=8.4Hz、1H)、8.17(s、1H)、8.06(t、J=8.0Hz、1H)、7.93(d、J=7.6Hz、1H)、7.83−7.78(m、1H)、7.77−7.71(m、1H)、4.30(q、J=7.2Hz、2H)、2.78−2.68(m、2H)、1.33(t、J=7.2Hz、3H)、0.92(t、J=7.6Hz、3H)。
D.5−エチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,44d
水酸化リチウム水和物(298mg、7.11mmol)及び水(5mL)からなる溶液を、エチル5−エチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,44c(700mg、2.37mmol)及びエタノール(10mL)からなる溶液に添加した。得られた溶液を室温で16時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固し、粗生成物を得て、これを水(3mL)に注ぎ、3N HClでpH5に酸性化した。沈殿物を濾過により除去し、濾過ケーキを水(3mL)で洗浄し、次いで減圧下で乾燥して、化合物44d(400mg、63%)を褐色固体として得た。LCMS(ESI):RT=0.54分、C15H13N3O2の質量計算値267.10、m/z実測値268.0[M+H]+。逆相HPLC(0.038%TFAを含有する95%水(溶媒A)及び0.02%TFAを含有する5%アセトニトリル(溶媒B)、続いて5%以下の溶媒A及び95%溶媒B)により精製して、化合物44dを得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm12.55(br.s.、1H)、9.02(d、J=2.4Hz、1H)、8.27(d、J=8.8Hz、1H)、8.10(s、1H)、7.97−7.91(m、1H)、7.82(d、J=7.2Hz、1H)、7.63−7.53(m、2H)、2.77−2.65(m、2H)、0.88(t、J=7.6Hz、3H)。
E.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−エチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物17
POCl3(172mg、1.12mmol)を、5−エチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,44d(250mg、0.935mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(201mg、1.03mmol)、及びピリジン(5mL)からなる溶液に0℃で滴下して添加した。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物に飽和NaHCO3水溶液(10mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗物質を逆相HPLC(40%〜50%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、化合物17(100mg)を得た。化合物17を逆相HPLC(30%〜60%(v/v)CH3CN及び10mM NH4HCO3を含む水)によって更に精製して、純粋な化合物17を得て、これを水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物17(56.50mg、13%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.51分、C22H17ClN8Oの質量計算値444.12、m/z実測値445.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.02(dd、J=1.6、4.4Hz、1H)、8.78(d、J=2.4Hz、1H)、8.54(d、J=2.4Hz、1H)、8.34(d、J=8.4Hz、1H)、8.20(s、1H)、8.15(s、1H)、7.96(s、2H)、7.89−7.83(m、1H)、7.65−7.57(m、2H)、7.46(dd、J=4.4、8.4Hz、1H)、2.88(br.s.、2H)、1.07(t、J=7.6Hz、3H)。
(実施例45)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1H−インダゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物68
A.4−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−1H−インダゾール,45a
4−ブロモ−1H−インダゾール(1.50g、0.760mmol)、(ジフェニルメチレン)ヒドラジン(1.49g、7.61mmol)、t−BuONa(2.19g、22.8mmol)、Pd2(dba)3(697mg、0.760mmol)、キサントホス(440mg、0.760mmol)、及び1,4−ジオキサン(20mL)からなる混合物を、N2雰囲気下で110℃で24時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=1:2)により精製して、化合物45a(1g、42%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm10.37(br s、1H)、8.52(s、1H)、7.95(s、1H)、7.67−7.56(m、5H)、7.42−7.33(m、5H)、7.25−7.21(m、1H)、6.96(d、J=8.0Hz、1H)、6.54(d、J=7.6Hz、1H)。
B.4−ヒドラジニル−1H−インダゾール,45b
4−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−1H−インダゾール、45a(800mg、2.56mmol)、濃HCl(10mL)、及びエタノール(5mL)からなる混合物を室温で16時間撹拌した。エタノールを減圧下で除去し、水相を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。抽出物を減圧下で濃縮乾固し、化合物45b(450mg、95%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.50(br s、3H)、8.17(s、1H)、7.28−7.20(m、1H)、7.09(d、J=8.5Hz、1H)、6.55(d、J=7.3Hz、1H)。
C.エチル1−(1H−インダゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,45c
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,化合物1f(39.0mg、0.160mmol)、4−ヒドラジニル−1H−インダゾール,45b(30.0mg、0.160mmol)、トリエチルアミン(18.0mg、0.180mmol)、及びエタノール(3mL)からなる混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固し、残留物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=2:1)により精製して、純粋な化合物45c(550mg)を得た。クロマトグラフィー後生成物(550mg)を分取HPLC(32%〜62%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)によって更に精製して、化合物45cを得て、これを水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物45c(260mg、33%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm11.01(br s、1H)、8.24(s、1H)、7.96(s、1H)、7.65(d、J=8.4Hz、1H)、7.50−7.46(m、1H)、7.23(d、J=7.2Hz、1H)、4.42(q、J=7.2Hz、2H)、1.41(t、J=7.2Hz、3H)。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1H−インダゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物68
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(79.6mg、0.410mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、t−BuOK(1.02mL、1.02mmol、THF中1M)の溶液に0℃で滴下して添加した。次いで、エチル1−(1H−インダゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,45c(20.0mg、0.0600mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を滴下して添加した。混合物を室温に温め、16時間撹拌した後、水でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、残留物を得て、これを逆相HPLC(26%〜56%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、純粋な化合物68を得た。生成物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物68(70mg、44%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm13.63(br s、1H)、11.29(br s、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、8.68(d、J=2.4Hz、1H)、8.54(s、1H)、8.20(s、2H)、7.88(s、1H)、7.82(d、J=8.4Hz、1H)、7.60−7.51(m、1H)、7.32(d、J=7.6Hz、1H)。
(実施例46)
1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物3
POCl3(90.1mg、0.588mmol)を、1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,2b(150mg、0.490mmol)、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(87.3mg、0.539mmol)、及びピリジン(3mL)からなる溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをKromasil 150×25mm×10μm(55%〜55%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含む水)を使用した分取高速液体クロマトグラフィーにより精製して、純粋な化合物3を得た。生成物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して、化合物3(76.90mg、35%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.28(br.s.、1H)、8.72(d、J=6.0Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.25(d、J=6.4Hz、2H)、8.15(d、J=7.6Hz、1H)、7.99(d、J=4.8Hz、1H)、7.83−7.76(m、1H)、7.75−7.60(m、3H)、7.12(d、J=8.0Hz、1H)。
(実施例47)
1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物4
POCl3(120mg、0.784mmol)を、1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,2b(200mg、0.653mmol)、5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−アミン(116mg、0.718mmol)、及びピリジン(3mL)からなる溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(54%〜84%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、純粋な化合物4を得た。生成物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物4(81.70mg、28%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.32分、C21H12F6N4Oの質量計算値450.337、m/z実測値451.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.15(br.s.、1H)、9.14(s、1H)、8.77(s、1H)、8.62(s、1H)、8.55(s、1H)、8.25(d、J=8.4Hz、1H)、8.15(d、J=7.6Hz、1H)、7.83−7.77(m、1H)、7.75−7.61(m、3H)、7.12(d、J=8.0Hz、1H)。
(実施例48)
N−(5−シアノピリジン−3−イル)−1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物5
POCl3(22.9mg、0.149mmol)を、1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,48b(200mg、0.653mmol)、5−アミノニコチノニトリル(85.6mg、0.718mmol)、及びピリジン(5mL)からなる溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を水(20mL)で洗浄し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を逆相HPLC(46%〜76%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、純粋な化合物5(74.90mg、28%)を得た。LCMS(ESI):RT=5.12分、C21H12F3N5Oの質量計算値407.348、m/z実測値408.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.15(s、1H)、9.12(d、J=2.4Hz、1H)、8.81(d、J=2.0Hz、1H)、8.65(t、J=2.0Hz、1H)、8.55(s、1H)、8.25(d、J=8.4Hz、1H)、8.17−8.12(m、1H)、7.81−7.76(m、1H)、7.75−7.61(m、3H)、7.13(d、J=8.4Hz、1H)。
(実施例49)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(ジフルオロメチル)−1−(イソキノリン−1−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物56
スターラーバーを備えた4mLバイアルに、1−ヒドラジニルイソキノリン,10a(44.9mg、0.282mmol)、THF(0.56mL、0.5M、0.28mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4−ジフルオロ−3−オキソブタノエート/THF(0.56mL、0.5M、0.28mmol)を入れ、得られた琥珀色の均質溶液を室温で(蓋をして)10分間撹拌し、続いて70℃で1時間撹拌した。次いで、反応物を室温に冷却し、硫酸カルシウム(184mg、1.352mmol)で処理し、10分間(蓋をして)撹拌した。次いで、反応物を室温に冷却し、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(55.7mg、0.284mmol)及び1.01M KOtBu/THF(0.42mL、0.424mmol)で処理し、得られた暗反応物を室温で3時間撹拌した。混合物を5M NH4Cl(1mL)及び酢酸エチル(1mL)で分配した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、透明な赤色/琥珀色の油状物(119mg)を得た。この油状物を、12gのSilicycle HPカラム(10CV超のヘプタン中の50〜100%EtOAc、次いでイソクラティック)により精製して、不純化合物56(43mg)をベージュ色固体として得た。これをMeOH(1mL)から結晶化し、MeOH(2×0.5mL)で結晶を洗浄した後、化合物(31.3mg、24%)をオフホワイト色粉末として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.72−8.75(m、1H)、8.55−8.57(m、1H)、8.51(d、J=5.56Hz、1H)、8.39−8.44(m、1H)、8.34(s、1H)、7.97−8.02(m、2H)、7.96(s、2H)、7.88−7.91(m、1H)、7.80−7.87(m、1H)、7.67−7.73(m、1H)、7.40(t、J=53.1Hz、1H);MS m/e467.1(M+H)。
(実施例50)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物26
A.エチル2−(エトキシメチレン)−4−メチル−3−オキソペンタノエート,50a
エチル4−メチル−3−オキソペンタノエート(500mg、3.16mmol)、トリエトキシメタン(1.41mg、9.48mmol)、及びAc2O(5mL)からなる溶液を130℃で16時間撹拌した後、室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、化合物50a(550mg、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。
B.エチル5−イソプロピル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,50b
エチル2−(エトキシメチレン)−4−メチル−3−オキソペンタノエート,50a(550mg、2.57mmol)、5−ヒドラジニルキノリン,13a(408mg、2.57mmol)、及びエタノール(5mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固し、粗生成物を得て、これをFCC(ジクロロメタン:メタノール=100:0〜90:10)により精製して、化合物50b(450mg、57%)を得た。LCMS(ESI):RT=0.75分、C18H19N3O2の質量計算値309.362、m/z実測値310.0[M+H]+。化合物を、逆相HPLC(0.038%TFAを含有する95%水(溶媒A)及び0.02%TFAを含有する5%アセトニトリル(溶媒B)、続いて5%以下の溶媒A及び95%溶媒B)によって更に精製した。
C.5−イソプロピル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,50c
エチル5−イソプロピル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,50b(450mg、1.46mmol)、LiOH(183mg、4.36mmol)、及び水:EtOH(6mL、1:2)からなる溶液を室温で16時間撹拌した。溶液を4M HCl水溶液でpH7に中和し、固体を濾過により回収して、化合物50c(280mg、粗製物)を得て、これを精製することなく次の工程で使用した。LCMS(ESI):RT=0.62分、C16H15N3O2の質量計算値281.309、m/z実測値282.0[M+H]+。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物26
POCl3(183mg、1.19mmol)を、5−イソプロピル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,50c(280mg、0.995mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(389mg、1.99mmol)、及びピリジン(5mL)からなる溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を飽和NaHCO3水溶液(10mL)に注ぎ、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(40%〜70%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含むH2O)精製して、純粋な化合物26を得た。化合物26を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物26(48.60mg、10%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.79分、C23H19ClN8Oの質量計算値458.903、m/z実測値459.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.70(s、1H)、9.04(dd、J=1.6、4.4Hz、1H)、8.91(d、J=2.8Hz、1H)、8.72(d、J=2.0Hz、1H)、8.48(s、1H)、8.30(d、J=8.8Hz、1H)、8.18(s、2H)、7.99−7.95(m、1H)、7.83−7.82(m、1H)、7.64(dd、J=4.4、8.4Hz、1H)、7.51(d、J=8.0Hz、1H)、3.10−3.00(m、1H)、1.28−1.13(m、6H)。
(実施例51)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−イソブチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物16
A.エチル2−(エトキシメチレン)−5−メチル−3−オキソヘキサノエート,51a
エチル5−メチル−3−オキソヘキサノエート(500mg、2.90mmol)、トリエトキシメタン(1.29mg、8.71mmol)、及びAc2O(5mL)からなる溶液を130℃で16時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗化合物51a(580mg、88%)を得て、これを精製することなく後続の工程で使用した。
B.エチル5−イソブチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,51b
エチル2−(エトキシメチレン)−5−メチル−3−オキソヘキサノエート,51a(430mg、1.89mmol)、5−ヒドラジニルキノリン,13a(300mg、1.89mmol)、及びエタノール(10mL)かなる溶液を80℃で16時間還流した後、室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固し、粗化合物51bを得て、これをFCC(ジクロロメタン:メタノール=100:0〜95:5)により精製して、化合物51b(330mg、54%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm9.22−9.15(m、1H)、8.49−8.41(m、1H)、8.20(s、1H)、8.14−8.06(m、1H)、7.97(d、J=6.8Hz、2H)、7.85−7.77(m、1H)、4.29(d、J=6.8Hz、2H)、2.74(d、J=7.2Hz、2H)、1.61−1.48(m、1H)、1.31(t、J=6.8Hz、3H)、0.70−0.50(m、6H)。
C.5−イソブチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,51c
エチル5−イソブチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,51b(200mg、0.618mmol)、LiOH(77.9mg、1.86mmol)、及び水:EtOH(6mL、1:2)からなる溶液を室温で16時間撹拌した。反応混合物を4N HCl水溶液でpH7に中和し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗化合物51c(160mg)を得て、これを更に精製することなく後続の工程で使用した。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−イソブチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物16
POCl3(74.8mg、0.488mmol)を、5−イソブチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,51c(140mg、0.474mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(87.4mg、0.447mmol)、及びピリジン(5mL)からなる溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を水(20mL)で洗浄し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(40%〜70%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、純粋な化合物16を得た。化合物16を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物16(24.30mg、11%)を得た。LCMS(ESI):RT=3.66分、C24H21ClN8Oの質量計算値472.93、m/z実測値473.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.63(br.s.、1H)、9.05−9.02(m、1H)、8.91−8.89(m、1H)、8.72−8.71(m、1H)、8.55(s、1H)、8.30−8.26(m、1H)、8.19(s、2H)、7.99−7.93(m、1H)、7.85−7.81(m、1H)、7.69−7.61(m、2H)、2.85−2.78(m、2H)、1.66−1.57(m、1H)、0.62(d、J=6.0Hz、6H)。
(実施例52)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−メチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物39
A.エチル2−(エトキシメチレン)−3−オキソブタノエート,52a
エチル3−オキソブタノエート(10.0g、76.8mmol)、オルトギ酸トリエチル(38.3g、230mmol)、及び無水酢酸(100mL)からなる溶液を135℃で18時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮乾固して、化合物52a(21g、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.64、7.61(s、1H)、4.30−4.18(m、4H)、2.32、3.38(s、3H)、1.40−1.27(m、6H)。
B.エチル5−メチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,52b
エチル2−(エトキシメチレン)−3−オキソブタノエート,52a(1.50g、8.06mmol)、5−ヒドラジニルキノリン,13a(1.28g、8.06mmol)、トリエチルアミン(0.89g、8.86mmol)、及びエタノール(15mL)からなる混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮乾固して、粗残留物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=2:1〜1:2)により精製して、化合物52b(520mg、23%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.02−8.97(m、1H)、8.32−8.27(m、1H)、8.16(s、1H)、7.83(dd、J=7.2、8.4Hz、1H)、7.67(d、J=8.4Hz、1H)、7.56(dd、J=1.2、7.2Hz、1H)、7.44(dd、J=4.0、8.4Hz、1H)、7.27(s、1H)、4.40−4.34(m、2H)、2.38(s、3H)、1.43−1.39(m、3H)。
C.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)リメチ−3−イル)−5−メチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物39
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(194mg、0.990mmol)及びTHF(2mL)からなる溶液をt−BuOK(3.3mL、3.3mmol、THF中1M)の溶液に0℃で滴下して添加した。エチル5−メチル−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,52b(186mg、0.660mmol)及びTHF(2mL)からなる溶液を滴下して添加した。混合物を室温に温め、16時間撹拌した後、水でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗化合物39を得て、これを逆相クロマトグラフィー(33%〜43%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)により精製して、純粋な化合物39を得た。生成物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物39(61.3mg、22%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.16分、C21H15ClN8Oの質量計算値430.850、m/z実測値431.0(M+H)+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.02(dd、J=1.6、4.0Hz、1H)、8.77(d、J=2.4Hz、1H)、8.56(d、J=2.4Hz、1H)、8.33(d、J=8.4Hz、1H)、8.15(s、1H)、7.99(s、1H)、7.95(s、2H)、7.89−7.83(m、1H)、7.67(d、J=8.4Hz、1H)、7.60(d、J=7.2Hz、1H)、7.47(dd、J=4.4、8.4Hz、1H)、2.47(s、3H)。
(実施例53)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(1−メトキシエチル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物35
A.エチル4−メトキシ−3−オキソペンタノエート,53a
ビス(1H−イミダゾール−1−イル)メタノン(8.57g、52.8mmol)を、2−メトキシプロパン酸(5.00g、48.0mmol)及びTHF(100mL)からなる溶液に0℃で添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌した。別のフラスコ中で、イソプロピルマグネシウムクロリド(110mL、144mmol、THF中1.3M)を3−エトキシ−3−オキソプロパン酸(9.52g、72.0mmol)及びTHF(90mL)からなる溶液に0℃で滴下して添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。この溶液をアシルイミダゾール溶液に0℃で滴下して添加し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物をクエン酸水溶液(25mL、10重量%)でクエンチし、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を、飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、残留物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)により精製して、化合物53a(3.6g、43%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm4.21−4.19(m、2H)、3.86−3.79(m、1H)、3.39−3.38(m、3H)、3.36(s、2H)、1.29−1.26(m、6H)。
B.エチル2−(エトキシメチレン)−4−メトキシ−3−オキソペンタノエート,53b
エチル4−メトキシ−3−オキソペンタノエート,53a(3.60g、20.6mmol)、オルトギ酸トリエチル(9.19g、1.72mmol)、及び無水酢酸(30mL)からなる溶液を135℃で18時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、化合物53b(5.4g)を得て、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm7.70(s、0.5H)、7.58(s、0.5H)、4.30−4.21(m、4H)、3.60(q、J=7.2Hz、1H)、3.35、3.32(s、3H)、1.38−1.29(m、9H)。
C.エチル5−(1−メトキシエチル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,53c
エチル2−(エトキシメチレン)−4−メトキシ−3−オキソペンタノエート,53b(600mg、2.61mmol)、5−ヒドラジニルキノリン,13a(414mg、2.61mmol)、トリエチルアミン(290mg、2.87mmol)、及びエタノール(12mL)からなる混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して残留物を得て、これをFCC(ジクロロメタン:メタノール=10:1)により精製して、化合物53c(300mg、35%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.00−8.93(m、1H)、8.28(d、J=8.4Hz、1H)、8.17(s、1H)、7.80(dd、J=7.2、8.4Hz、1H)、7.65(br d、J=7.2Hz、1H)、7.62−7.56(m、1H)、7.41(dd、J=4.0、8.4Hz、1H)、5.29−5.14(m、1H)、4.44−4.32(m、2H)、3.33−2.91(m、3H)、1.42(t、J=7.2Hz、3H)、1.36−1.27(m、3H)。
D.5−(1−メトキシエチル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,53d
エチル5−(1−メトキシエチル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,53c(265mg、0.840mmol)、NaOH水溶液(2.44mL、2.44mmol、1M)、及びエタノール(3mL)からなる混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を1M HClで中和し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、化合物53d(120mg、50%)を得た。1H NMR(400MHz、CD3OD)δppm8.97(dd、J=1.6、4.4Hz、1H)、8.28(d、J=8.4Hz、1H)、8.19(s、1H)、7.93(dd、J=7.2、8.4Hz、1H)、7.80(d、J=6.4Hz、1H)、7.71(d、J=8.0Hz、1H)、7.60(dd、J=4.4、8.4Hz、1H)、5.36−5.24(m、1H)、3.32(s、3H)、1.37−1.29(m、3H)。
E.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(1−メトキシエチル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物35
POCl3(0.1mL)を、5−(1−メトキシエチル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,53d(120mg、0.40mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(78.95mg、0.40mmol)、及びピリジン(3mL)からなる混合物に0℃で添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した後、NaHCO3水溶液でクエンチした。混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、合わせた有機抽出物をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、残留物を得て、これを逆相HPLC(16%〜46%(v/v)CH3CN及び0.05%NH4HCO3を含む水)により精製して、純粋な化合物35を得た。化合物35を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物35(29.1mg、15%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.61分、C23H19ClN8O2の質量計算値474.902、m/z実測値475.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm10.72(s、0.5H)、10.68(s、0.5H)、9.08−9.01(m、1H)、8.79−8.78(m、1H)、8.50(dd、J=2.0、7.6Hz、1H)、8.44(s、1H)、8.39(s、0.5H)、8.37(s、0.5H)、7.94(s、2H)、7.92−7.84(m、1H)、7.73(d、J=8.4Hz、0.5H)、7.67(d、J=7.2Hz、0.5H)、7.55−7.46(m、2H)、4.41(q、J=6.4Hz、0.5H)、4.30(q、J=6.4Hz、0.6H)、3.54(s、1.4H)、3.25(s、1.7H)、1.68(d、J=6.8Hz、1.6H)、1.42(d、J=6.8Hz、1.4H)。
(実施例54)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−メチルイソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物33
A.8−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−4−メチルイソキノリン,54a
二酢酸パラジウム(30.3mg、0.135mmol)及びBinap(84.1mg、0.135mmol)を、8−ブロモ−4−メチルイソキノリン(300mg、1.35mmol)、(ジフェニルメチレン)ヒドラジン(265mg、1.35mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(389mg、4.05mmol)、及び1,4−ジオキサン(5mL)からなる溶液に添加した。得られた混合物を100℃で16時間加熱した後、室温に冷却した。得られた混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗化合物54aを得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、化合物54a(250mg、55%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm9.99(s、1H)、9.41(s、1H)、8.40(s、1H)、8.14−8.08(m、1H)、7.99(d、J=8.0Hz、1H)、7.70−7.63(m、4H)、7.59−7.55(m、2H)、7.54−7.50(m、2H)、7.44−7.42(m、3H)、2.67(s、3H)。
B.8−ヒドラジニル−4−メチルイソキノリン,54b
8−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−4−メチルイソキノリン,54a(250mg、0.741mmol)、濃HCl(4mL)、及びEtOH(2mL)からなる溶液を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、水(10mL)で希釈し、ジクロロメタン(20mL)で洗浄した。混合物を減圧下で濃縮し、粗化合物54b(180mg、粗製物)を得て、これを更に精製することなく後続の工程で使用した。
C.エチル1−(4−メチルイソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,54c
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(150mg、0.650mmol)、8−ヒドラジニル−4−メチルイソキノリン,54b(160mg、0.650mmol)、トリエチルアミン(132mg、1.30mmol)、及びエタノール(5mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗化合物54cを得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、化合物54c(110mg、48%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.54(s、1H)、8.27(s、1H)、8.16(d、J=8.4Hz、1H)、7.96(t、J=7.6Hz、1H)、7.82(dd、J=7.2、8.4Hz、1H)、7.60(d、J=7.2Hz、1H)、4.42(q、J=7.2Hz、2H)、2.69(s、3H)、1.41(t、J=7.2Hz、3H)。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−メチルイソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物33
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(56.0mg、0.286mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、カリウムtert−ブトキシド(0.8mL、0.8mmol、THF中1M)に0℃で添加し、次いで、エチル1−(4−メチルイソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,54c(100mg、0.286mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これをPhenomenex Gemini 150×25mm×5μm(45%〜75%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含む水)を使用した分取高速液体クロマトグラフィーにより精製して、純粋な化合物33を得た。生成物を水(10mL)に懸濁し、ドライアイス/アセトンを用いて混合物を凍結し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、化合物33(31.50mg、22%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.46分、C22H14ClF3N8Oの質量計算値498.848、m/z実測値499.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.84(d、J=2.4Hz、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.58(s、1H)、8.55(s、1H)、8.45(s、1H)、8.37(d、J=8.4Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.06−7.96(m、2H)、2.71(s、3H)。
(実施例55)
N−(8−クロロ−4−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物95
A.2−クロロ−N−(3−クロロ−2−ヒドロキシ−5−ニトロフェニル)アセトアミド,55a
クロロアセチルクロリド(1.98g、17.5mmol)を、ジクロロメタン(30mL)中の2−アミノ−6−クロロ−4−ニトロフェノール(3.0g、15.9mmol)、トリエチルアミン(3.2g、31.8mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。水(50mL)及びジクロロメタン(50mL)を混合物に添加した。有機層を分配し、食塩水(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、化合物55aを黄色油状物として得て(4.0g、94.9%)、これを更に精製することなく後続の反応で使用した。
B.8−クロロ−6−ニトロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン,55b
ナトリウムメトキシド(896.8mg、16.6mmol)を、メタノール(40mL)中の2−クロロ−N−(3−クロロ−2−ヒドロキシ−5−ニトロフェニル)アセトアミド、55a(4.0g、15.1mmol)の溶液に添加した。混合物を80℃で16時間撹拌した。水(150mL)及びジクロロメタン(100mL)を混合物に添加した。有機層を分配し、食塩水(100mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、化合物55bを黄色油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=1:1)により精製して、化合物55bを黄色固体として得た(2.5g、73%)。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm4.84(s、2H)、7.72(d、J=2.65Hz、1H)、7.98(d、J=2.65Hz、1H)。
C.8−クロロ−4−メチル−6−ニトロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン,55c
ヨードメタン(931mg、6.56mmol)を、DMF(5mL)中の8−クロロ−6−ニトロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン,55b(500mg、2.19mmol)及び炭酸カリウム(1.51g、10.94mmol)の混合物に添加した。混合物を25℃で18時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=1:1)により精製し、化合物55cを白色固体として得た(0.3g、56.5%)。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm3.44(s、3H)、4.85(s、2H)、7.78(d、J=2.51Hz、1H)、8.04(d、J=2.51Hz、1H)。
D.6−アミノ−8−クロロ−4−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン,55d
亜鉛(804mg、12.37mmol)を、NH4Cl水溶液(2mL)及びメタノール(2mL)中の8−クロロ−4−メチル−6−ニトロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン,55c(300mg、1.24mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。懸濁液にNaHCO3水溶液を添加してpHを9〜10に調整し、珪藻土パッドを通して混合物を濾過した。濾過ケーキをジクロロメタン(30mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を食塩水(100mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、化合物55dを褐色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=2:1〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製し、化合物55dを黄色固体として得た(200mg、76.1%)。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm3.31(s、3H)、4.61(s、2H)、6.23(d、J=2.43Hz、1H)、6.42(d、J=2.43Hz、1H)。
E.N−(8−クロロ−4−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物95
1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(120mg、0.39mmol)、6−アミノ−8−クロロ−4−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン,55d(100mg、0.47mmol)、及びHATU(223mg、0.59mmol)をDIPEA(253mg、1.96mmol)及びDMF(2mL)に溶解した。混合物を25℃で3時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、化合物95を褐色の粗油状物として得た。粗生成物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(70%/30%〜40%/60%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物95を淡白色固体として得た(139mg、71%)。LCMS(ESI):m/z501.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.27(s、3H)、4.77(s、2H)、7.47(s、1H)、7.57−7.63(m、1H)、7.64−7.70(m、2H)、7.87−7.92(m、1H)、7.93−7.99(m、1H)、8.31(d、J=8.60Hz、1H)、8.50(s、1H)、9.04(d、J=2.65Hz、1H)、10.74(s、1H)。
(実施例56)
N−(4−(2−アミノピリミジン−4−イル)−3−クロロフェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物58
A.4−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)ピリミジン−2−アミン,56a
ジオキサン/水(4:1)中の2−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(250mg、0.882mmol)、2−アミノ−4−クロロピリミジン(126mg、0.97mmol)、及び炭酸セシウム(862mg、2.65mmol)の混合物を室温で撹拌した。Pd(PPh3)2Cl2をN2下で室温で添加した。反応混合物を80℃で一晩撹拌した。珪藻土パッドを通して混合物を濾過し、濾過ケーキを酢酸エチル(50mL)で洗浄した。濾液を水(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製して、化合物56aを黄色固体として得た(155mg、70%)。LCMS(ESI):m/z250.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm5.17(br s、2H)、6.99(d、J=5.07Hz、1H)、7.78(d、J=8.38Hz、1H)、8.21(dd、J=8.49、2.09Hz、1H)、8.36(d、J=2.20Hz、1H)、8.43(d、J=5.07Hz、1H)。
B.4−(4−アミノ−2−クロロフェニル)ピリミジン−2−アミン,56b
4−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)ピリミジン−2−アミン,56a(132mg、0.53mmol)、Fe(0)(294mg、5.27mmol)、及びNH4Cl(282、5.27mmol)をTHF(5mL)及び水(1mL)の混合物に添加した。反応混合物を80℃で3時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドを酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮乾固して、粗化合物56bを黄色固体として得た。粗化合物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル50/50〜0/100)により精製して、化合物56bを黄色固体として得た(85mg、73%)。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm3.76−3.88(m、2H)、4.98(br s、2H)、6.57(dd、J=8.27、2.32Hz、1H)、6.68(d、J=2.21Hz、1H)、6.96(d、J=5.07Hz、1H)、7.41(d、J=8.38Hz、1H)、8.22(d、J=5.29Hz、1H)。
C.N−(4−(2−アミノピリミジン−4−イル)−3−クロロフェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物58
4−(4−アミノ−2−クロロフェニル)ピリミジン−2−アミン,56b(80mg、0.36mmol)、1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(111mg、0.36mmol)、及びHATU(207mg、0.54mmol)をトリエチルアミン(234mg、1.81mmol)及びDMF(2mL)に溶解した。混合物を25℃で3時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗化合物58を黄色油状物として得た。粗生成物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(82%/18%〜52%/48%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物58を淡白色固体として得た(20.1mg、11%)。LCMS(ESI):m/z510.0(M+H)+。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm7.46(d、J=6.61Hz、1H)、7.57(d、J=8.60Hz、1H)、7.83−7.89(m、2H)、8.02−8.07(m、1H)、8.12−8.19(m、2H)、8.39(d、J=6.62Hz、1H)、8.46(s、1H)、8.55(d、J=8.38Hz、1H)、8.91(s、1H)、9.83(s、1H)。
(実施例57)
N−(8−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物87
A.6−アミノ−8−クロロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン,57a
亜鉛(0)(426.5mg、6.56mmol)を、NH4Cl水溶液(2mL)及びMeOH(2mL)中の8−クロロ−6−ニトロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン,55b(150mg、0.66mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。懸濁液にNaHCO3水溶液を添加してpHを9〜10に調整し、珪藻土パッドを通して混合物を濾過した。濾過ケーキをジクロロメタン(30mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を食塩水(100mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、化合物57aを褐色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=2:1〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製し、化合物57aを黄色固体として得た(90mg、69.1%)。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm3.57(br s、2H)、4.61(s、2H)、6.05(d、J=2.43Hz、1H)、6.39(d、J=2.43Hz、1H)、7.90−8.05(m、1H)。
B.N−(8−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物87
1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(100mg、0.29mmol)、6−アミノ−8−クロロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン,57a(57.1mg、0.29mmol)、HATU(164.1mg、0.43mmol)、及びDIEA(185.9mg、1.44mmol)をDMF(2mL)に溶解した。混合物を25℃で3時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗化合物87を黄色油状物として得た。粗生成物を逆相HPLC(A:水(0.05%HCl)、B:MeCN;次いでA/B(95%/5%〜65%/35%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物87を淡白色固体として得た(54mg、38%)。LCMS(ESI):m/z487.9(M+H)+。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm4.68(s、2H)、7.36(d、J=2.21Hz、1H)、7.43(d、J=2.43Hz、1H)、7.55(d、J=8.38Hz、1H)、8.00−8.08(m、1H)、8.11−8.19(m、1H)、8.37(s、1H)、8.54(d、J=8.16Hz、1H)、8.90(s、1H)、9.82(s、1H)。
(実施例58)
N−(5−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリン−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物42
A.2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)イソチアゾリン1,1−ジオキシド,58a
(1S,2S)−N1,N2−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(46.1mg、0.30mmol)及びヨウ化銅(56.3mg、0.30mmol)を、ジオキサン(6mL)中の2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(571mg、2.96mmol)、イソチアゾリジン1,1−ジオキシド(430mg、3.55mmol)、及び炭酸カリウム(817.5mg、5.92mmol)の混合物にN2下で添加した。反応混合物を100℃で16時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を酢酸エチルで抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=50:50)により精製して、化合物58aを白色固体として得た(600mg、73%)。
B.2−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)イソチアゾリン1,1−ジオキシド,58b
2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)イソチアゾリジン1,1−ジオキシド,58a(600mg、2.12mmol)、Fe(0)(967mg、17.29mmol)、及びNH4Cl(925mg、17.29mmol)をTHF(6mL)、MeOH(3mL)、及び水(1.5mL)の混合物に添加した。反応混合物を60℃で2時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドを酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮乾固し、粗化合物58bを黄色油状物として得た(530mg、99%)。
C.N−(5−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリン−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物42
三塩化ホスホリル(0.052mL、0.57mmol)を、ジクロロメタン中の1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,4c(60mg、0.19mmol)、2−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)イソチアゾリジン1,1−ジオキシド,58b(60.6mg、0.245mmol)、及びピリジン(0.091mL、1.13mmol)の溶液に室温で添加した。混合物を2時間撹拌した。混合物を水(10mL)に注ぎ、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。分離した有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を逆相HPLC(0.05%水酸化アンモニアv/v);B:MeCN;次いでA/B(65%/35%〜35%/65%))により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物42を白色固体として得た(35.6mg、35%)。LCMS(ESI):m/z536.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm2.53−2.60(m、2H)、3.19(brt、J=7.50Hz、2H)、4.05(brt、J=6.84Hz、2H)、7.29(br d、J=7.94Hz、1H)、7.73(dt、J=13.40、6.64Hz、2H)、7.94(br s、1H)、8.09(br d、J=8.16Hz、1H)、8.19(s、1H)、8.29(br s、1H)、8.44(br s、1H)、8.55(s、1H)、9.38(s、1H)。
(実施例59)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物76
A.エチル1−(イソキノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,59a
エチル2−formyl−3−オキソプロパノエート(90.5mg、0.628mmol)、4−ヒドラジニルイソキノリン,4a(100mg、0.628mmol)、及び2−プロパノール(2mL)からなる溶液を80℃で一晩撹拌した後、室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜80:20)により精製して、化合物59a(140mg、84%)を得た。LCMS(ESI):RT=0.70分、C15H13N3O2の質量計算値267.283、m/z実測値268.0[M+H]+。
B.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物76
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(87.8mg、0.449mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、THF(1.35mL、1.35mmol)中の1Mカリウムtert−ブトキシドに0℃で添加し、次いでエチル1−(イソキノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,59a(120mg、0.449mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取逆相HPLC(30%〜60%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物76(69.3mg、36%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.36分、C20H13ClN8Oの質量計算値416.823、m/z実測値416.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ10.74(br.s.、1H)、9.52(s、1H)、9.01(s、1H)、8.88(d、J=2.4Hz、1H)、8.76(s、1H)、8.70(d、J=2.4Hz、1H)、8.54(s、1H)、8.35(d、J=8.0Hz、1H)、8.19(s、2H)、7.98−7.92(m、2H)、7.89−7.84(m、1H)。
(実施例60)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−メチル−1−(キノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物64
A.7−クロロ−4−メトキシキノリン,60a
4,7−ジクロロキノリン(6.00g、30.3mmol)を、ナトリウムメトキシド(1.80g、33.3mmol)及びメタノール(60mL)からなる溶液に室温で何回かに分けて添加した。混合物を80℃で12時間撹拌した後、水でクエンチし、酢酸エチル(200mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、残留物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=2:1〜1:2)により精製して、化合物60a(4.1g、70%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm8.73(d、J=5.2Hz、1H)、8.11(d、J=8.8Hz、1H)、8.01(d、J=2.0Hz、1H)、7.43(dd、J=2.0、8.8Hz、1H)、6.71(d、J=5.2Hz、1H)、4.03(s、3H)。
B.4−メトキシキノリン,60b
7−クロロ−4−メトキシキノリン,60a(4.10g、21.1mmol)、乾燥Pd/C(400mg、10重量%、0.377mmol)、及びメタノール(100mL)からなる混合物をH2(15psi)下で室温で16時間撹拌した。珪藻土パッドを通して混合物を濾過し、パッドをメタノール(50mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮乾固して、残留物を得て、これをNaHCO3水溶液(80mL)に溶解し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=1:3)により精製し、逆相HPLC(10%〜40%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により更に精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物60b(1.1g、33%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δ8.74(d、J=5.2Hz、1H)、8.22−8.15(m、1H)、8.03(d、J=8.4Hz、1H)、7.73−7.65(m、1H)、7.51−7.47(m、1H)、6.72(d、J=5.2Hz、1H)、4.03(s、3H)。
C.4−ヒドラジニルキノリン,60c
4−メトキシキノリン,60b(1.00g、6.28mmol)、ヒドラジン水和物(10mL、85重量%)、及びエタノール(5mL)からなる混合物を16時間還流した。次いでエタノールを減圧下で除去し、得られた水性混合物を濾過して、化合物60c(713mg、71%)を得て、これを減圧下で乾燥した。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.37(d、J=5.2Hz、1H)、8.10(d、J=8.4Hz、1H)、7.74(d、J=8.4Hz、1H)、7.56(t、J=7.6Hz、1H)、7.34(t、J=7.6Hz、1H)、6.83(d、J=5.2Hz、1H)、4.37(br s、1H)。
D.エチル5−メチル−1−(キノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,60d
エチル2−(エトキシメチレン)−3−オキソブタノエート,52a(418mg、2.25mmol)、4−ヒドラジニルキノリン,60c(220mg、1.12mmol)、及びエタノール(8mL)からなる混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、残留物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=2:1)により精製して、化合物60d(320mg、51%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.08(d、J=4.8Hz、1H)、8.24(d、J=8.4Hz、1H)、8.18(s、1H)、7.83−7.79(m、1H)、7.61−7.57(m、1H)、7.46(d、J=8.0Hz、1H)、7.40(d、J=4.4Hz、1H)、4.37(q、J=7.2Hz、2H)、2.42(s、3H)、1.41(t、J=7.2Hz、3H)。
E.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−メチル−1−(キノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物64
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(229mg、1.17mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液をt−BuOK(3.2mL、3.2mmol、THF中1M)の溶液に0℃で滴下して添加した。次いで、エチル5−メチル−1−(キノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,60d(300mg、1.07mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を滴下して添加した。得られた混合物を室温に温め、16時間撹拌した後、水でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、残留物を得て、これを分取逆相HPLC(30%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物64(153mg、33%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.52分、C21H15ClN8Oの質量計算値430.850、m/z実測値431.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ10.66(s、1H)、9.14(d、J=4.4Hz、1H)、8.92(d、J=2.4Hz、1H)、8.71(d、J=2.4Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.23(d、J=8.4Hz、1H)、8.19(s、2H)、7.93−7.89(m、1H)、7.78(d、J=4.4Hz、1H)、7.73−7.69(m、1H)、7.49(d、J=8.0Hz、1H)、2.45(s、3H)。
(実施例61)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物60
A.エチル1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,61a
酢酸銅(II)(1.43g、7.88mmol)を、エチル1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(368mg、2.63mmol)、キノリン−5−イルボロン酸(500mg、2.89mmol)、モレキュラーシーブ(4A、30mg)、ピリジン(624mg、7.88mmol)、ピリジン1−オキシド(750mg、7.88mmol)、及びDMF(10mL)からなる混合物に添加した。反応混合物をO2(1気圧、バルーン)下で室温で16時間撹拌した。懸濁液を珪藻土パッドを通して濾過し、パッドを酢酸エチル(100mL)で洗浄した。濾液を水(100mL×2)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、化合物61a(160mg、23%)を得た。1H NMR(400MHz、CDCl3)δ9.00(d、J=4.0Hz、1H)、8.32−8.22(m、4H)、7.82−7.78(m、1H)、7.62(d、J=7.2Hz、1H)、7.48(dd、J=4.4、8.4Hz、1H)、4.37(q、J=7.2Hz、2H)、1.40(t、J=7.2Hz、3H)。
B.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、化合物60
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(102mg、0.524mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、THF(1.57mL、1.57mmol)中の1Mカリウムtert−ブトキシドに0℃で添加し、次いでエチル1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,61a(140mg、0.524mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取逆相HPLC(30%〜60%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製した。純粋な画分を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物60(104.50mg、49%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.01分、C20H13ClN8Oの質量計算値416.823、m/z実測値417.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ9.04(dd、J=1.6、4.0Hz、1H)、8.96(s、1H)、8.88(d、J=2.4Hz、1H)、8.70(d、J=2.4Hz、1H)、8.50(s、1H)、8.33−8.28(m、1H)、8.24(d、J=8.4Hz、1H)、8.19(s、2H)、7.98−7.92(m、1H)、7.89−7.85(m、1H)、7.68(dd、J=4.0、8.4Hz、1H)。
(実施例61)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物37
A.エチル1−(2−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,61a
5−クロロ−2−メチルキノリン(200mg、1.12mmol)、ヒドラジン水和物(0.111mL、98%、2.25mmol)、パラジウム(II)(pi−シンナミル)クロリド二量体(16mg、0.030mmol)、N−[2−(ジ−1−アダマンチルホスフィノ)フェニル]モルホリン(42mg、0.090mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(216mg、2.25mmol)、及びトルエン(11mL、0.1M、1.1mmol)の混合物をアルゴンで1分間バブリングし、密閉し、100℃で2.5時間撹拌した後、室温に冷却し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(270mg、1.13mmol)で空気下で1回で処理した。次いで、反応物を空気下で密閉し、100℃で40分間撹拌し、次いで90℃で更に20時間撹拌した後、室温に冷却した。混合物を濾過し、減圧下で濃縮して、黄色油状物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=40:60)により精製し、化合物61a(210mg、16%)を得た。LCMS(ESI):RT=0.75分、C17H14F3N3O2の質量計算値349.3、m/z実測値350.0[M+H]+。
B.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物37
THF(1mL)中のエチル1−(2−メチルキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,61a(210mg、0.180mmol)及びTHF(1mL)中の5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(117mg、0.601mmol)を、THF(3mL)中のカリウムtert−ブトキシド(101mg、0.902mmol)の懸濁液に0℃で添加した。混合物を室温で20時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、黄色固体を得て、これを分取逆相HPLC(42%〜72%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)42%〜72%(v/v)により精製し、凍結乾燥して、化合物37(12.0mg、13%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.34分、C22H14ClF3N8Oの質量計算値498.093、m/z実測値499.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ11.30(br s、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、8.68(d、J=2.0Hz、1H)、8.58(s、1H)、8.23(d、J=8.8Hz、1H)、8.20(s、2H)、7.92(dd、J=7.2、8.4Hz、1H)、7.83(d、J=7.2Hz、1H)、7.59−7.53(m、1H)、7.52−7.47(m、1H)、2.72(s、3H)。
(実施例62)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−フルオロキノリン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物67
A.5−ブロモ−6−フルオロキノリン,62a及び7−ブロモ−6−フルオロキノリン,62a−1
水(11.38mL)を、3−ブロモ−4−フルオロアニリン(10g、53mmol)、3−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム(21g、95mmol)、及びプロパン−1,2,3トリオール(14g、0.15mol)からなる溶液に添加した。得られた混合物を濃H2SO4(21.1mL)で慎重に処理し、次いで2時間撹拌しながら150℃に加熱した後、室温に冷却した。得られた混合物を5N水酸化ナトリウムで慎重に中和し、珪藻土パッドを通して濾過し、パッドをジクロロメタン(50mL)で洗浄した。得られた混合物をジクロロメタン(100mL×3)で抽出し、合わせた有機抽出物をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=3:1)により精製して、化合物62a及び62a−1(9.5g、80%)を得た。LCMS(ESI):RT=0.64、0.68分、C9H5BrFNの質量計算値224.96、m/z実測値227.6[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δ8.96−8.87(m、2H)、8.55(d、J=8.8Hz、1H)、8.39(d、J=6.8Hz、1H)、8.15−8.07(m、2H)、7.60−7.42(m、4H)。
B.5−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−6−フルオロキノリン,62b及び7−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−6−フルオロキノリン,62b−1
5−ブロモ−6−フルオロキノリン,62a及び7−ブロモ−6−フルオロキノリンの混合物、62a−1(10g、22mmol)、(ジフェニルメチレン)ヒドラジン(4.3g、22mmol)、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(1.4g、2.2mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.50g、2.2mmol)、t−BuONa(6.4g、66mmol)、及び1,4−ジオキサン(150mL)を100℃で16時間撹拌した。懸濁液を珪藻土パッドを通して濾過し、パッドを酢酸エチル(30mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを水(30mL)に添加した。得られた混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=3:1)により精製して、混合物62b及び62b−1(5g、33%)を得た。LCMS(ESI):RT=0.68分、C22H16FN3の質量計算値341.13、m/z実測値341.9[M+H]+。
C.6−フルオロ−5−ヒドラジニルキノリン,62c及び6−フルオロ−7−ヒドラジニルキノリン,62c−1
濃HCl(10mL)を、5−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−6−フルオロキノリン,62b及び7−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−6−フルオロキノリン,62b−1(5.0g、7.3mmol)、及びEtOH(3mL)からなる溶液に添加した。得られた溶液を室温で16時間撹拌した。得られた混合物を水(30mL)で処理し、ジクロロメタン(30mL×3)で抽出した。水相を5M NaOHでpH12に塩基性化した。懸濁液を濾過し、回収した固体を水(20mL)で洗浄し、減圧下で乾燥して、化合物62c及び62c−1(1.2g、46%)を得た。LCMS(ESI):RT=1.24分、C9H8FN3の質量計算値177.07、m/z実測値178.1[M+H]+。
D.エチル1−(6−フルオロキノリン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,62d
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(1.79g、7.45mmol)、6−フルオロ−5−ヒドラジニルキノリン及び6−フルオロ−7−ヒドラジニルキノリン,62c及び62c−1(1.10g、6.21mmol)、並びにエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得た。これをFCC(溶離液:石油エーテル:酢酸エチル=3:1)により精製して、表題化合物(1.3g、59%)を得た。LCMS(ESI):RT=3.90分、C16H11F4N3O2の質量計算値353.08、m/z実測値353.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δ9.01(d、J=4.0Hz、1H)、8.30−8.18(m、3H)、7.65(d、J=9.7Hz、1H)、7.55(dd、J=4.2、8.4Hz、1H)、4.41(q、J=7.2Hz、2H)、1.41(t、J=7.2Hz、3H)。
E.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−フルオロキノリン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物67
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(249mg、1.27mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液、並びに1−(6−フルオロキノリン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,62d(300mg、0.849mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、カリウムtert−ブトキシド(2.55mL、2.55mmol、THF中1M)からなる溶液に0℃で添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。得られた混合物を水(5mL)に添加し、酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取逆相HPLC(35%〜55%(v/v)CH3CN及び10mM NH4HCO3を含むH2O)により精製し、凍結乾燥して、化合物67(70.7mg、17%)を得た。LCMS(ESI):RT=5.05分、C21H11ClF4N8Oの質量計算値502.07、m/z実測値502.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ10.81(br.s.、1H)、9.06(d、J=4.0Hz、1H)、8.85(d、J=2.4Hz、1H)、8.67(d、J=2.4Hz、1H)、8.59(s、1H)、8.53(d、J=8.4Hz、1H)、8.50(d、J=7.2Hz、1H)、8.25−8.17(m、3H)、7.76(dd、J=4.2、8.4Hz、1H)。
(実施例63)
N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物21
A.8−ヒドラジニルイソキノリン,63a
0℃の濃HCl(43mL、215mmol)中のイソキノリン−8−アミン(4.3g、29.8mmol)の撹拌溶液に、水(5mL)中の亜硝酸ナトリウム(3.1g、44.7mmol)の溶液を0℃で添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、濃HCl(8mL)中の塩化スズ(16.8g、74.6mmol)の溶液を滴下して添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH12〜14に調整した。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜酢酸エチル/メタノール=90:10)により精製して、化合物63a(2.83g、60%)を褐色固体として得た。
B.エチル1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,63b
エタノール(42mL)中の8−ヒドラジニルイソキノリン,63a(2.83g、17.8mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(5.12g、21.3mmol)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、次いでこれをシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、化合物63bを黄色固体として得た(3.14g、53%)。MS m/e335.9(M+H)。
C.1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,63c
NaOH(375mg、9.4mmol)を、メタノール(5mL)及び水(15mL)中のエチル1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,63b(3.14g、9.4mmol)の溶液に室温で添加した。混合物を4時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、化合物63cを黄色固体として得た(3.093g、100%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm9.12(s、1H)、8.77(d、J=5.3Hz、1H)、8.53−8.37(m、3H)、8.23−8.16(m、1H)、8.11(d、J=7.1Hz、1H)。
D.N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物21
ジクロロメタン(5mL)中の1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,63c(95mg、0.29mmol)、5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−アミン,8a(60mg、0.29mmol)、及びピリジン(132.7mg、1.7mmol)の溶液に、POCl3(102.9mg、0.67mmol)を滴下して添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機相を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。粗生成物を分取HPLCにより精製して、化合物21を白色固体として得た(55mg、38%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.02(s、1H)、8.82(d、J=2.2Hz、1H)、8.67(d、J=5.7Hz、1H)、8.60(s、1H)、8.54(s、1H)、8.42(d、J=2.3Hz、1H)、8.29(d、J=7.4Hz、1H)、8.08−8.03(m、1H)、8.00−7.93(m、2H)、7.77(d、J=2.2Hz、1H)、6.75(d、J=2.2Hz、1H)、3.92(s、3H)。MS m/e498.1(M+H)。
(実施例64)
N−(2−シアノピリジン−4−イル)−1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物1
POCl3(0.3mL)を、1−(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸2b(150mg、0.490mmol)、4−アミノピコリノニトリル(64.2mg、0.539mmol)、及びピリジン(5mL)からなる溶液に滴下して添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(40%〜70%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製して、化合物1を得た。化合物1を減圧下で濃縮乾固した(101.30mg、51%)。LCMS(ESI):RT=5.45分、C21H12F3N5Oの質量計算値407.348、m/z実測値408.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.31(s、1H)、8.71(d、J=5.2Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.30(s、1H)、8.26(d、J=8.0Hz、1H)、8.15(d、J=8.0Hz、1H)、8.00(d、J=4.0Hz、1H)、7.83−7.77(m、1H)、7.76−7.62(m、3H)、7.14(d、J=8.0Hz、1H)。
(実施例65)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物103
A.tert−ブチル2−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)ヒドラジン−1−カルボキシレート,65a
8−クロロイミダゾ[1,2−a]ピラジン(400mg、2.6mmol)及びtert−ブチルヒドラジンカルボキシレート(516.4g、3.9mmol)をTHF(8mL)に溶解し、水素化ナトリウム(312.5mg、7.8mmol)を添加し、混合物を30℃で16時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液(10mL)を添加し、混合物をEtOAc(10mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黒色油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜30/70)により精製した。溶媒を減圧下で濃縮し、化合物65aを黄色固体として得た(220mg、28%)。LCMS(ESI):m/z250.1[M+H]+。
B.8−ヒドラジニルイミダゾ[1,2−a]ピラジン,65b
tert−ブチル2−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)ヒドラジン−1−カルボキシレート,65a(220mg、0.72mmol)をジクロロメタン(5mL)に懸濁し、HCl/ジオキサン(10mL)を添加した。反応混合物を30℃で1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮して、化合物65bを黄色固体として得た。固体を更に精製することなく次の工程で使用した。
C.エチル1−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,65c
8−ヒドラジニルイミダゾ[1,2−a]ピラジン,65b(160mg、1.1mmol)及びトリエチルアミン(325.6mg、3.2mmol)をエタノール(3mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(515.3mg、2.15mmol)を添加し、混合物を80℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、褐色の粗固体を得た。固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜20/80)により精製した。溶媒を減圧下で濃縮し、化合物65cを黄色固体として得た(160mg、41%)。LCMS(ESI):m/z326.0[M+H]+。
D.1−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,65d
水酸化リチウム一水和物(183.4mg、4.4mmol)をエチル1−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,65c(160mg、0.44mmol)に添加し、混合物を30℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、黄色の粗固体を得て、これを更に精製することなく次の工程で使用した(160mg)。
E.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物103
ジクロロメタン(3mL)中の1−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,65d(115mg、0.39mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(47.9mg、0.26mmol)、及びピリジン(91.5mg、1.2mmol)の溶液に、POCl3(59.1mg、0.39mmol)を滴下して添加した。反応混合物を20℃で16時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機相を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。粗生成物を分取HPLCにより精製して、化合物103を白色固体として得た(5mg、4%)。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.04(br s、1H)、8.89(d、J=2.6Hz、1H)、8.86(d、J=4.6Hz、1H)、8.50−8.43(m、2H)、8.19(d、J=4.6Hz、1H)、8.16(s、1H)、8.13(s、2H)。LCMS(ESI):m/z465.9[M+H]+。
(実施例66)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノキサリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物105
A.ジ−tert−ブチル1−(キノキサリン−5−イル)ヒドラジン−1,2−ジカルボキシレート,66a
5−ブロモキノキサリン(300mg、1.44mmol)及びジ−tert−ブチルヒドラジン−1,2−ジカルボキシレート(500mg、2.15mmol)をDMF(5mL)に溶解した。CuI(27.5mg、0.14mmol)及びK3PO4(609.3mg、2.87mmol)を添加し、N2でパージし、シクロヘキサン−1,3−ジアミン(32.8mg、0.29mmol)を添加し、反応混合物を110℃で16時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(20mL×3)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=50:50)により精製し、溶媒を減圧下で除去して、化合物66aを褐色の油状物として得た(0.3g、58%)。LCMS(ESI):m/z383.0[M+H]+。
B.5−ヒドラジニルキノキサリン,66b
ジオキサン(10mL)中のHCl中ジ−tert−ブチル1−(キノキサリン−5−イル)ヒドラジン−1,2−ジカルボキシレート,66a(300mg、0.48mmol)を28℃で2時間混合した。溶媒を減圧下で濃縮して、化合物66bを得た。
C.エチル1−(キノキサリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,66c
5−ヒドラジニルキノキサリン,66b(200mg、1.0mmol)をエタノール(5mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(336.4mg、1.53mmol)を添加し、混合物を80℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色固体として得た。固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製し、溶媒を減圧下で濃縮して、化合物66cを黄色油状物として得た(155mg、26%)。LCMS(ESI):m/z336.9[M+H]+。
D.1−(キノキサリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,66d
水酸化リチウム一水和物(92mg、2.2mmol)をエチル1−(キノキサリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,66c(125mg、0.37mmol)に添加し、30℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得た。粗生成物を更に精製することなく次の工程で使用した(95mg)。
E.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノキサリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物105
ジクロロメタン(5mL)中の1−(キノキサリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,66d(56.2mg、0.30mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(100mg、0.30mmol)、及びピリジン(119mg、1.5mmol)の溶液に、POCl3(92.5mg、0.60mmol)を滴下して添加した。反応混合物を20℃で16時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機相を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。粗生成物を分取HPLCにより精製して、化合物105を白色固体として得た(21mg、15%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.04−8.11(m、1H)、8.19−8.23(m、1H)、8.29(s、2H)、8.39(d、J=8.38Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.87(d、J=2.43Hz、1H)、8.97(d、J=1.54Hz、1H)、9.05−9.12(m、2H)、11.29(s、1H)。LCMS(ESI):m/z477.0[M+H]+。
(実施例67)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物76
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(87.8mg、0.449mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、THF(1.35mL、1.35mmol)中の1Mカリウムtert−ブトキシドに0℃で添加し、次いでエチル1−(イソキノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,59a(120mg、0.449mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取逆相HPLC(30%〜60%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、化合物76(69.3mg、36%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.36分、C20H13ClN8Oの質量計算値416.823、m/z実測値416.9[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.74(br.s.、1H)、9.52(s、1H)、9.01(s、1H)、8.88(d、J=2.4Hz、1H)、8.76(s、1H)、8.70(d、J=2.4Hz、1H)、8.54(s、1H)、8.35(d、J=8.0Hz、1H)、8.19(s、2H)、7.98−7.92(m、2H)、7.89−7.84(m、1H)
(実施例68)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−メチル−1−(キノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物64
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(229mg、1.17mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液をt−BuOK(3.2mL、3.2mmol、THF中1M)の溶液に0℃で滴下して添加した。次いで、エチル5−メチル−1−(キノリン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,60d(300mg、1.07mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を滴下して添加した。得られた混合物を室温に温め、16時間撹拌した後、水でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、残留物を得て、これを分取逆相HPLC(30%〜60%(v/v)CH3CN、及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾燥して、化合物64(153mg、33%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.52分、C21H15ClN8Oの質量計算値430.850、m/z実測値431.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.66(s、1H)、9.14(d、J=4.4Hz、1H)、8.92(d、J=2.4Hz、1H)、8.71(d、J=2.4Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.23(d、J=8.4Hz、1H)、8.19(s、2H)、7.93−7.89(m、1H)、7.78(d、J=4.4Hz、1H)、7.73−7.69(m、1H)、7.49(d、J=8.0Hz、1H)、2.45(s、3H)。
(実施例69)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物60
5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(102mg、0.524mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、THF(1.57mL、1.57mmol)中の1Mカリウムtert−ブトキシドに0℃で添加し、次いでエチル1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,61a(140mg、0.524mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取逆相HPLC(30%〜60%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製して、化合物60(104.50mg、49%)を得た。LCMS(ESI):RT=4.01分、C20H13ClN8Oの質量計算値416.823、m/z実測値417.0[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ9.04(dd、J=1.6、4.0Hz、1H)、8.96(s、1H)、8.88(d、J=2.4Hz、1H)、8.70(d、J=2.4Hz、1H)、8.50(s、1H)、8.33−8.28(m、1H)、8.24(d、J=8.4Hz、1H)、8.19(s、2H)、7.98−7.92(m、1H)、7.89−7.85(m、1H)、7.68(dd、J=4.0、8.4Hz、1H)。
(実施例70)
メチル2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート、化合物108
A.メチル1−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレート化合物及びメチル2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレートの混合物,70a
炭酸カリウム(7249.14mg、52.45mmol)を、MeCN(20mL)中の2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(7249.14mg、17.48mmol)及びメチル1h−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(2000mg、15.76mmol)の溶液に添加した。混合物を60℃で12時間反応させた。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これをFFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=40:60)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た。
B.メチル2−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート,108b
メチル1−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレート及びメチル2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(2500mg、4.41mmol)の混合物を、THF(10mL)/水(5mL)中のFe(1230mg、22.04mmol)及びNH4Cl(1178mg、22.04mmol)の溶液に添加した。反応混合物を珪藻土パッドにより濾過し、パッドをEtOAc(50mL×2)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮乾固して、粗製物を黄色固体として得て、これをFFS(石油エーテル/酢酸エチル=50:50〜石油エーテル/酢酸エチル=0:100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm3.98(s、3H)、4.17(br s、2H)、7.17(d、J=2.43Hz、1H)、7.91(d、J=2.65Hz、1H)、8.30(s、1H)。
C.メチル2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート、化合物108
1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(240.87mg、0.77mmol)、メチル2−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(200mg、0.79mmol)、POCl3(142.24mg、0.93mmol)をDCM(8mL)に溶解し、ピリジン(183.44mg、2.32mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌し、飽和NaHCO3(30mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、褐色油状物を得て、これをFFS(石油エーテル/酢酸エチル=50:50〜石油エーテル/酢酸エチル=0:100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.90(s、3H)、7.58−7.62(m、1H)、7.64−7.69(m、1H)、7.90−7.99(m、2H)、8.32(d、J=8.38Hz、1H)、8.59(s、1H)、8.69(s、1H)、8.71(d、J=2.21Hz、1H)、8.87(d、J=2.43Hz、1H)、9.05(dd、J=3.97、1.54Hz、1H)、11.32(s、1H)。LCMS(ESI)m/z M+1:543.2。
(実施例109)
2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸,化合物109
NaOH(63.528mg、1.588mmol)を、EtOH/H2O=1:1(5mL)中のメチル2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート、化合物108(445mg、0.794mmol)に添加し、18℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮し、1M HCl溶液を混合物に添加してpHを約5に調整し、固体を形成した。固体を回収して、生成物を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.58−7.62(m、1H)、7.64−7.69(m、1H)、7.90−7.99(m、2H)、8.32(d、J=7.94Hz、1H)、8.58(d、J=11.47Hz、2H)、8.70(d、J=2.21Hz、1H)、8.87(d、J=2.21Hz、1H)、9.05(dd、J=3.97、1.54Hz、1H)、11.34(s、1H)。LCMS(ESI)m/z M+1:542.9。
(実施例110)
1−(1−アミノ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物110
A.8−フルオロ−4−ヒドラジニルイソキノリン,110a
ジオキサン(20mL)中のパラジウム(II)(pi−シンナミル)(103.14mg、0.20mmol)クロリド二量体及びN−[2−(ジ−1−アダマンチルホスフィノ)フェニル]モルホリン(184.6mg、0.40mmol)の混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた透明な黄色溶液をアルゴン下で室温で10分間撹拌した。4−ブロモ−8−フルオロイソキノリン(900mg、3.98mmol)及びtBuONa(765.27mg、7.96mmol)を混合物に添加し、アルゴン(4×)でパージした。得られた黄色反応物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してヒドラジン(398.63mg、7.96mmol)で処理し、アルゴン(4×)でパージした。次いで、混合物をアルゴン下で55℃で2時間撹拌した。反応混合物を濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を褐色固体として得た。
B.エチル1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,110b
8−フルオロ−4−ヒドラジニルイソキノリン(700mg、3.95mmol)を、EtOH(15mL)中のエチルエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(1423.34mg、5.93mmol)の溶液に添加し、80℃で1時間反応させた。混合物を減圧下で濃縮し、次いでFFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=80:20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:353.9。
C.4−(4−(エトキシカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−8−フルオロイソキノリン2−オキシド,110c
m−CPBA(700mg、3.95mmol)を、DCM(10mL)中のエチル1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(800mg、2.25mmol)の溶液に添加し、30℃で2時間反応させた。混合物を40mLの飽和Na2CO3溶液に添加し、50mLのCH2Cl2で抽出し、有機層を減圧下で濃縮し、FFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=50:50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:370.0。
D.エチル1−(1−クロロ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,110d
POCl3(5mL)を、CHCl3(15mL)中の4−(4−(エトキシカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−8−フルオロイソキノリン2−オキシド(720mg、1.95mmol)の溶液に添加し、70℃で2時間反応させた。混合物を30mLの飽和Na2CO3溶液に添加し、30mLのCH2Cl2で抽出し、有機層を減圧下で濃縮し、次いでFFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=85:15)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を無色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:388.0。
E.1−(1−クロロ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,110e
LiOH(70.415mg、2.940mmol)を、THF/H2O=1:1(10mL)中のエチル1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(240mg、0.59mmol)の溶液に添加し、23℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮し、1M HCl溶液を混合物に添加してpHを約5に調整し、EtOAc(30mL×3)を混合物に添加した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物を褐色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:359.9。
F.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−クロロ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,110f
1−(1−クロロ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(210mg、0.22mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(107.93mg、0.55mmol)、POCl3(96.69mg、0.63mmol)をDCM(5mL)に溶解し、ピリジン(124.7mg、1.58mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌し、飽和NaHCO3(10mL)を添加し、CH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物を褐色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:536.9。
G.1−(1−アミノ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物110
NH3・H2O(12mL)中のN−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−クロロ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(200mg、0.18mmol)を、80℃で16時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮し、粗化合物を得て、これを分取HPLC(77%〜57%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(29mg、31.5%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:518.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.77(d、J=8.53Hz、1H)、7.56(dd、J=12.92、7.91Hz、1H)、7.81−7.91(m、1H)、8.20(s、2H)、8.22(s、1H)、8.61(s、1H)、8.70(d、J=2.01Hz、1H)、8.89(d、J=2.01Hz、1H)、11.36(s、1H)。
(実施例111)
1−(1−アミノ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物111
A.1−(1−クロロ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,111a
1−(1−クロロ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,化合物110e(230mg、0.588mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(109.474mg、0.588mmol)、POCl3(108.195mg、0.706mmol)をDCM(5mL)に溶解し、ピリジン(139.537mg、1.764mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌し、飽和NaHCO3(10mL)を添加し、CH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗製物を褐色油状物として得て、これをFFS(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜酢酸エチル)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を無色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:528.1。
B.1−(1−アミノ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物111
NH3・H2O(10mL)中の1−(1−クロロ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(140mg、0.262mmol)の溶液を60℃で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、粗化合物を得て、これを分取HPLC(83%〜53%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(50.0mg、37.6%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.79(d、J=8.28Hz、1H)、7.60(dd、J=12.92、7.91Hz、1H)、7.90(td、J=8.16、5.27Hz、1H)、8.27(s、1H)、8.32(s、2H)、8.64(s、1H)、8.91(d、J=2.51Hz、1H)、9.15(d、J=2.26Hz、1H)。LCMS(ESI)m/z M+1:508.9。11.51(s、1H)。
(実施例112)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物112
A.5−ヒドラジニルイソキノリン,112a
0℃の濃HCl(300mL)中のイソキノリン−5−アミン(30g、208.1mmol)の撹拌溶液に、H2O(85mL)中の亜硝酸ナトリウム(21.5g、312.1mmol)の溶液を0℃未満で添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、濃HCl(55mL)中に溶解した塩化スズ(II)脱水和物(117.4g、520.2mmol)の溶液を滴下して添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH12〜14に調整した。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、減圧下で濃縮して、表題化合物を黄色固体として得た(27g、収率81.5%)。
B.エチル1−(イソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,112b
EtOH(300mL)中の5−ヒドラジニルイソキノリン(27g、169.6mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(40.7g、169.6mmol)からなる溶液を60℃で3時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製した。溶媒を濃縮し、表題生成物を黄色固体として得た(22g、収率38.7%)。LCMS(ESI)m/z M+1:336.0。
C.5−(4−(エトキシカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン2−オキシド,112c
DCM(40mL)中のエチル1−(イソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(3g、8.95mmol)の冷(0℃)溶液に、mCPBA(4.63g、26.8mmol)を10分間にわたり添加した。混合物を室温に温め、一晩撹拌した。溶液を亜硫酸水素ナトリウムの半飽和水溶液(100mL)で2回洗浄し、過剰な酸化剤を破壊した。次いで、混合物を半飽和炭酸カリウム水溶液(100mL)及び食塩水(100mL)で2回洗浄した。抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗油状物を得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜20/80)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、表題生成物を黄色固体として得た(2g、収率63.6%)。LCMS(ESI)m/z M+1:351.9。
D.エチル1−(1−クロロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,112d
CHCl3(40mL)中のPOCl3(16.6g、108.2mmol)及び5−(4−(エトキシカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン2−オキシド(19g、54.1mmol)からなる溶液を60℃で3時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製した。固体を濾過し、表題化合物を黄色固体として得た(12g、収率60.0%)。LCMS(ESI)m/z M+1:369.9。
E.1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,112e
濃HCl(20mL)中のエチル1−(1−クロロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(12g、32.546mmol)の混合物を120℃で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(11g、収率83%)。LCMS(ESI)m/zM+H:324.1。
F.N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物112
POCl3(5.26g、30.3mmol)を、ピリジン(20mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(7.0g、17.2mmol)、5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(3.96g、18.9mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間撹拌し、50mLの飽和NaHCO3(500mL)を混合物に添加し、CH2Cl2(500mL×2)で抽出した。有機層を食塩水(200mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(5%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、濃縮乾固して、表題化合物(5.7g、収率64.4%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:515.2。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.54(s、3H)、5.67(d、J=7.50Hz、1H)、7.28(dd、J=7.17、5.84Hz、1H)、7.66(t、J=7.83Hz、1H)、7.93(dd、J=7.61、0.99Hz、1H)、8.14−8.20(m、2H)、8.43(t、J=3.97Hz、2H)、8.51(s、1H)、10.59(s、1H)、11.61(br d、J=5.29Hz、1H)。
(実施例113)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物113
A.5−ブロモ−1−メトキシイソキノリン,113a
ヨードメタン(9.50g、66.95mmol)を、CH3CN(100mL)中の5−ブロモイソキノリン−1(2H)−オン(5g、22.32mmol)、Ag2CO3(18.46g、66.95mmol)の溶液に添加した。混合物を40℃で16時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(100mL×3)で洗浄した。濾液を回収し、減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100:1〜10:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、113a(2g、収率37.6%)を白色油状物として得た。
B.5−ヒドラジニル−1−メトキシイソキノリン,113b
ジオキサン(60mL)中の{Pd(シンナミル)Cl}2(217.607mg、0.420mmol)及びMor−DalPhos(389.476mg、0.840mmol)の混合物をアルゴン(4×)でパージした。得られた透明な黄色溶液をアルゴン下で室温で10分間撹拌した。化合物113a(2g、8.401mmol)及びt−BuONa(1612.896mg、16.801mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴン(4×)でパージした。得られた黄色反応物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してヒドラジン水和物(858.230mg、16.801mmol)で処理した。反応物をアルゴン(4×)でパージした。次いで、混合物をアルゴン下で50℃で4時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(50mL×3)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、粗化合物113b(1.6g)を黄色固体として得て、これを次の工程に直接使用した。
C.エチル1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,113c
EtOH(50mL)中の5−ヒドラジニル−1−メトキシイソキノリン,化合物113b(1.6g、8.46mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(3.05g、12.68mmol)、トリエチルアミン(2.562g、25.368mmol)を80℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル(100:0〜10:1))により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、化合物113c(2.2g、収率71.2%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:365.9。
D.1−(1−ヒドロキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,113d
エチル1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,化合物113c(1g、2.74mmol)をHCl(10mL)に添加した。混合物を130℃で3時間撹拌し、減圧下で濃縮して、化合物113d(530mg、収率55.5%)を褐色固体として得て、これを次の工程で直接使用した。LCMS(ESI)m/zM+H:323.9。
E.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物113
1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,化合物113d(170mg、0.37mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(69.15mg、0.37mmol)、ピリジン(0.15mL、1.86mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(0.14mL、1.49mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固し、粗生成物を得て、これを分取HPLC(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物を得た(46mg、24.6%)。LCMS(ESI)m/z M+1:491.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.62(1H、br d、J=5.51Hz)、11.30(1H、s)、9.06(1H、d、J=2.65Hz)、8.85(1H、d、J=2.43Hz)、8.53(1H、s)、8.42(1H、d、J=7.94Hz)、8.29(2H、s)、7.89−7.98(1H、m)、7.66(1H、t、J=7.94Hz)、7.28(1H、dd、J=7.28、6.17Hz)、5.64(1H、d、J=7.28Hz)。
(実施例114)
1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物114
A.7−ヒドラジニルベンゾ[d]チアゾール,114a
7−ブロモベンゾ[d]チアゾール(300mg、1.40mmol)、パラジウム(ii)(pi−シンナミル)クロリド二量体(36.3mg、0.07mmol)、N−[2−(ジ−1−アダマンチルホスフィノ)フェニル]モルホリン(64.97mg、0.14mmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(269.35mg、2.80mmol)を、N2雰囲気下でジオキサン(20mL)に溶解した。ヒドラジン水和物(140.30mg、2.80mmol)を添加し、50℃で2時間撹拌した。合わせた混合物を濾過し、固体を10mLの酢酸エチルで洗浄した。混合物を減圧下で濃縮し、表題化合物(200mg、86.4%)を褐色固体として得た。
B.エチル1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,114b
7−ヒドラジニルベンゾ[d]チアゾール(200mg、1.21mmol)をエタノール(5mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(436.11mg、1.82mmol)を添加した。反応混合物を80℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製し、表題化合物(195mg、43.6%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:342.0。
C.1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,114c
エチル1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(195mg、0.53mmol)をTHF(10mL)及び水(10mL)に溶解し、水酸化ナトリウム(31.64mg、0.79mmol)を添加した。反応混合物を25℃で4時間撹拌した。反応混合物をHCl(2N)を用いてpH=5に調整し、EtOAc(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗表題化合物(140mg、81.8%)を褐色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:313.9。
D.1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物114
1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(140mg、0.37mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(81.71mg、0.44mmol)、ピリジン(173.59mg、2.20mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(224.33mg、1.46mmol)を添加した。混合物を25℃で4時間撹拌した。飽和NaHCO3(40mL)を添加し、CH2Cl2(40mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得て、これを分取HPLC(25%〜55%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(49.0mg、27.8%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:481.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ=11.52(s、1H)、9.00(d、J=2.6Hz、1H)、8.78(d、J=2.6Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.60(s、1H)、8.37(dd、J=1.4、2.5Hz、1H)、8.27(s、2H)、7.28(dd、J=1.3、4.6Hz、1H)、7.20(dd、J=2.6、4.4Hz、1H)。
(実施例115)
N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物115
A.5−ヒドラジニル−1−メトキシイソキノリン,115a
ジオキサン(50mL)中の{Pd(シンナミル)Cl}2(457mg、0.88mmol)及びMor−DalPhos(818mg、1.76mmol)の混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた透明な黄色溶液をアルゴン下で室温で10分間撹拌した。5−ブロモ−1−メトキシイソキノリン(4.2g、17.6mmol)及びナトリウムtert−ブトキシド(3.39g、35.3mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた黄色反応物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してヒドラジン(1.77g、35.3mmol)で処理した。次いで、混合物をアルゴン下で50℃で2時間撹拌した。沈殿物を濾過し、酢酸エチル(200mL)で洗浄し、減圧下で乾燥して、生成物(3.4g)を得た。
B.エチル1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,115b
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(8.89g、37.0mmol)、5−ヒドラジニル−1−メトキシイソキノリン(3.4g、18.5mmol)、及びエタノール(200mL)からなる溶液を80℃で3時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固し、次いでシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、生成物を白色固体として得た(5.4g、80%)。
C.1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,115c
水酸化ナトリウム(1.15g、28.7mmol)をTHF/H2O(2:1、15mL)中のエチル1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(3.0g、8.2mmol)の溶液に添加し、混合物を23℃で2時間加熱した。溶媒を減圧下で濃縮して、1M HCl溶液を混合物に添加してpHを約5に調整し、混合物をEtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(2.5g、収率90.3%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+338.0。
D.メチル2−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート,115d
1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(1000mg、2.97mmol)、メチル2−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(827.30mg、3.26mmol)、POCl3(545.58mg、3.56mmol)をDCM(6mL)に溶解し、ピリジン(703.63mg、8.90mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌し、飽和NaHCO3(10mL)を添加し、CH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得て、これをFFS(石油エーテル/酢酸エチル=50:50〜石油エーテル/酢酸エチル=0:100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:573.1。
E.N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,115e
メチル2−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(250mg、0.38mmol)を0℃でTHF(5mL)に溶解し、LiAlH4(49.85mg、1.31mmol)をゆっくりと添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。水(80μL)を0℃で混合物に添加し、混合物を10分間撹拌した。NaOH(80μL、水中15%)を0℃で混合物に添加し、混合物を10分間撹拌した。水(240μL)を0℃で混合物に添加し、混合物を10分間撹拌した。MgSO4を混合物に添加し、混合物を濾過した。濾液を濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た(200mg、86.8%)。LCMS(ESI)m/z M+1:545.0。
C.N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物115
N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(200mg、0.33mmol)及び濃HCl(4mL)をi−PrOH(8mL)に添加し、60℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得て、これを分取HPLC(75%〜45%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(108mg、62.4%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:530.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.63(s、2H)、5.63(d、J=7.06Hz、1H)、7.28(dd、J=7.39、5.84Hz、1H)、7.65(t、J=7.83Hz、1H)、7.94(d、J=7.50Hz、1H)、8.05(s、1H)、8.42(d、J=7.94Hz、1H)、8.52(s、1H)、8.63(d、J=2.20Hz、1H)、8.81(d、J=2.21Hz、1H)、11.22(s、1H)、11.62(br d、J=5.95Hz、1H)。
(実施例116)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−ヒドロキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物116
A.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,116a
1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(200mg、0.587mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(117.16mg、0.60mmol)、POCl3(108.05mg、0.71mmol)をDCM(8mL)に溶解し、ピリジン(139.35mg、1.76mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得て、これを分取HPLC(50%〜20%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(142mg、46.7%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:514.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.10(s,3H)、6.56(d、J=6.17Hz、1H)、7.78−7.85(m、1H)、8.06(d、J=6.39Hz、1H)、8.10(d、J=5.95Hz、1H)、8.18(s、2H)、8.45(d、J=8.16Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.66(d、J=2.21Hz、1H)、8.83(d、J=2.21Hz、1H)、11.25(s、1H)。
B.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−ヒドロキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物116
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(70mg、0.14mmol)び濃HCl(4mL)をi−PrOH(8mL)に添加し、60℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗製物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(84%〜54%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(47mg、69.4%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:500.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.63(d、J=7.50Hz、1H)、7.27(dd、J=7.17、6.06Hz、1H)、7.65(t、J=7.83Hz、1H)、7.93(d、J=7.06Hz、1H)、8.16(s、2H)、8.41(d、J=7.94Hz、1H)、8.53(s、1H)、8.64(d、J=2.21Hz、1H)、8.82(d、J=2.20Hz、1H)、11.25(s、1H)、11.62(br d、J=5.73Hz、1H)。
(実施例117)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物117
A.4−ブロモ−8−フルオロイソキノリン,117a
CCl4(15mL)中の8−フルオロイソキノリン(0.5g、3.40mmol)の溶液に、1−ブロモピロリジン−2,5−ジオン(604.78mg、3.40mmol)及び(E)−3,3’−(ジアゼン−1,2−ジイル)ビス(2−メチルプロパンニトリル)(55.8mg、0.34mmol)を添加した。混合物を80℃で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル/酢酸エチル=1:0〜石油エーテル/酢酸エチル=1:1)により精製して、表題化合物(0.21g、27.1%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:225.9。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm9.44(1H、s)、8.78(1H、s)、7.93(1H、br d、J=8.38Hz)、7.74(1H、td、J=7.94、5.51Hz)、7.27−7.36(1H、m)。
B.8−フルオロ−4−ヒドラジニルイソキノリン,117b
パラジウム(ll)(pi−シンノニル)クロリド二量体(23.81mg、0.046mmol)及び4−(2−(ジ((3S,5S,7S)−アダマンタン−1−イル)ホスフィノ)フェニル)モルホリン(42.62mg、0.092mmol)をジオキサン(8mL)に添加し、N2で直ちに排気した。得られた溶液をN2下で室温で10分間撹拌した。次いで、2−メチルプロパン−2−オレート(176.69mg、1.84mmol)及び4−ブロモ−8−フルオロイソキノリン(210mg、0.92mmol)を入れ、密封し、N2で排気した。得られた混合物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してヒドラジン水和物(92.04mg、1.84mmol)で処理した。混合物をN2下で50℃で1.5時間撹拌し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得た(260mg)。混合物を次の工程に直接使用した。
C.エチル1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,117c
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(1.762g、7.34mmol)、8−フルオロ−4−ヒドラジニルイソキノリン(260mg、1.47mmol)、及びエタノール(10mL)からなる溶液を80℃で2時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100/0〜70/30)により精製して、表題化合物(0.22g、42.4%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:354.0。
D.1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,117d
水酸化ナトリウム(37.36mg、0.93mmol)を、THF/H2O=3:1(12mL)中のエチル1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(220mg、0.62mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮し、20mLのH2Oを混合物に添加した。混合物を1Mの塩酸を用いてpH=5に酸性化し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥して、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(160mg、79.0%)。
E.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物117
1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(80mg、0.25mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(48.12mg、0.25mmol)、ピリジン(0.10mL、1.23mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(0.090mL、0.98mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(43%〜73%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物を得た(35mg、28.2%)。LCMS(ESI)m/z M+1:502.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.33(1H、s)、9.73(1H、s)、8.93(1H、s)、8.85(1H、d、J=1.98Hz)、8.67(1H、d、J=2.21Hz)、8.65(1H、s)、8.17(2H、s)、7.90−7.98(1H、m)、7.69(1H、dd、J=10.36、8.38Hz)、7.12(1H、d、J=8.60Hz)。
(実施例118)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物118
1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(80mg、0.25mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(45.8mg、0.25mmol)、ピリジン(0.10mL、1.23mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(0.090mL、0.98mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(43%〜63%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物を得た(36mg、29.1%)。LCMS(ESI)m/z M+1:493.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.40(1H、s)、9.73(1H、s)、9.09(1H、d、J=2.43Hz)、8.93(1H、s)、8.87(1H、d、J=2.43Hz)、8.65(1H、s)8.29(2H、s)、7.89−7.99(1H、m)、7.64−7.72(1H、m)、7.12(1H、d、J=8.38Hz)。
(実施例119)
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物119
A.7−ヒドラジニルベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール,119a
−10℃のHCl(6N、50mL)中のベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−アミン(2g、13.23mmol)の撹拌溶液に、H2O(20mL)中の亜硝酸ナトリウム(1.37g、19.85mmol)の溶液を−20℃未満で添加した。反応混合物を室温で0.5時間撹拌した。次いで、−20℃に冷却し、塩化スズ(ii)二水和物(5.97g、26.45mmol)を混合物に何回かに分けて添加し、1時間撹拌した。反応混合物を3M NaOHで塩基性化し、水相をEtOAc(200mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗製物(2.5g)を褐色固体として得て、これを更に精製することなく次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:167.1。
B.エチル1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,119b
7−ヒドラジニルベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール(2.5g、5.71mmol)をエタノール(30mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(3.28g、13.64mmol)を添加し、70℃で2時間撹拌した後、室温に冷却した。合わせた混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜85/15)により精製して、表題化合物(1.2g、61.4%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:342.9。
C.1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,119c
エチル1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(1.2g、3.51mmol)をTHF(8mL)及び水(8mL)に溶解した。水酸化リチウム(251.87mg、10.52mmol)を添加した。反応混合物を30℃で16時間撹拌した。反応混合物をHCl(2N)を用いてpH=5に調整し、CH2Cl2/MeOH(10/1、60mL×5)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濾過して、粗表題化合物(900mg、81.0%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:315.1。
D.1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物119
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(300mg、0.95mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(229.0mg、1.23mmol)、ピリジン(449.05mg、5.68mmol)をCH2Cl2(30mL)に溶解し、オキシ塩化リン(435.23、2.84mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(45%〜75%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(200mg、43.1%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:483.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ=11.47(s、1H)、9.08(d、J=2.4Hz、1H)、8.99(d、J=8.4Hz、1H)、8.85(d、J=2.2Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.31(s、2H)、8.15−8.10(m、1H)、8.06−7.99(m、1H)。
(実施例120)
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物120
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(100mg、0.28mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(53.95mg、0.28mmol)、ピリジン(130.9mg、1.66mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(126.87、0.83mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(45%〜75%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(18mg、13.2%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:492.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ=11.43(s、1H)、8.99(d、J=8.2Hz、1H)、8.84(d、J=2.2Hz、1H)、8.66(d、J=2.2Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.20(s、2H)、8.15−8.10(m、1H)、8.06−8.00(m、1H)。
(実施例121)
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物121
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(149.93mg、0.47mmol)、5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(109.09mg、0.52mmol)、ピリジン(224.52mg、2.84mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(217.62mg、1.42mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(45%〜75%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(102mg、42.4%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:505.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ=10.73(s、1H)、8.98(d、J=8.2Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.47(s、1H)、8.19(s、2H)、8.13−8.09(m、1H)、8.06−8.01(m、1H)、2.56(s、3H)。
(実施例122)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(5−フルオロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物122
A.(5−フルオロナフタレン−1−イル)ヒドラジン,122a
ジオキサン(2mL)中の{Pd(シンナミル)Cl}2(11.51mg、0.022mmol)及びMor−DalPhos(20.60mg、0.044mmol)の混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた透明な黄色溶液をアルゴン下で室温で10分間撹拌した。1−ブロモ−5−フルオロナフタレン(100mg、0.44mmol)及びt−BuONa(85.31mg、0.89mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた黄色混合物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してヒドラジン水和物(45.40mg、0.889mmol)で処理した。反応混合物をアルゴン(4×)で排気した。混合物をアルゴン下で50℃で4時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(5mL×3)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、粗生成物(100mg、>100%収率)を褐色固体として得て、これを次の工程に直接使用した。
B.エチル1−(5−フルオロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,122b
EtOH(10mL)中の(5−フルオロナフタレン−1−イル)ヒドラジン、122a(100mg、0.57mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(204.48mg、0.85mmol)、トリエチルアミン(171.97mg、1.70mmol)を80℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1〜1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、122b(100mg、収率46.7%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:352.9。
C.1−(5−フルオロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,122c
MeOH(10mL)、THF(10mL)、及び水(10mL)中のエチル1−(5−フルオロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,122b(100mg、0.27mmol)、LiOH(22.23mg、0.53mmol)の溶液を室温で3時間撹拌した。混合物に5%KHSO4を添加してpHを3〜4に調整した。水(100mL)及び酢酸エチル(100)mLを混合物に添加した。有機層を食塩水(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、122c(90mg、収率94.1%)を黄色固体として得て、これを次の工程に直接使用した。LCMS(ESI)m/zM+H:324.8。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(5−フルオロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物122
POCl3(76.46mg、0.50mmol)を、CH2Cl2(10mL)中の1−(5−フルオロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,122c(90mg、0.25mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(46.42mg、0.25mmol)、ピリジン(49.30mg 0.62mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、50mLの水及び50mLのCH2Cl2を混合物に添加した。有機層を食塩水(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(47%〜77%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(33.5mg、収率26.5%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:492.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm9.08(d、J=2.43Hz、1H)、8.86(d、J=2.43Hz、1H)、8.58(s、1H)、8.32(d、J=8.38Hz、1H)、8.28(s、2H)、7.90(d、J=7.28Hz、1H)、7.74−7.83(m、1H)、7.60(td、J=8.10、5.62Hz、1H)、7.49(dd、J=10.47、7.61Hz、1H)、6.93(d、J=8.38Hz、1H)。
(実施例123)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物123
A.8−フルオロ−4−ヒドラジニルイソキノリン,123a
ジオキサン(10mL)中の{Pd(シンナミル)Cl}2(68.76mg、0.13mmol)及びMor−DalPhos(123.06mg、0.27mmol)の混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた透明な黄色溶液をアルゴン下で室温で10分間撹拌した。4−ブロモ−8−フルオロイソキノリン(600mg、2.65mmol)及びt−BuONa(509.63mg、5.31mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた黄色反応物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してヒドラジン水和物(271.18mg、5.31mmol)で処理した。反応混合物をアルゴン(4×)で排気した。次いで、混合物をアルゴン下で50℃で2時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(50mL×3)で洗浄し、濾液を回収し、濃縮して、粗123a(510mg、>100%収率)を褐色固体として得て、これを次の工程で直接使用した。
B.エチル1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,123b
EtOH(20mL)中の8−フルオロ−4−ヒドラジニルイソキノリン,123a(510mg、2.88mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(1037.0mg、4.32mmol)、トリエチルアミン(872.17mg、8.64mmol)の溶液を80℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1〜5:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、123b(510mg、収率40.7%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:353.9。
C.1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,123c
THF(20mL)及び水(20mL)中のエチル1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,123b(510mg、1.17mmol)、LiOH(98.21mg、2.34mmol)の溶液を室温で2時間撹拌した。混合物に5%KHSO4を添加してpH3〜4に調整した。水(100mL)及び酢酸エチル(100)mLを混合物に添加した。有機層を食塩水(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮して、123c(420mg)を黄色固体として得て、次の工程に直接使用した。LCMS(ESI)m/zM+H:325.9。
D.N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物123
POCl3(198.02mg、1.29mmol)を、CH2Cl2(10mL)中の1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,123c(210mg、0.65mmol)、5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(162.44mg、0.78mmol)、ピリジン(127.69mg1.61mmol)溶液に添加した。混合物を室温で3時間撹拌し、50mLのH2O及び50mLのCH2Cl2を混合物に添加した。有機層を食塩水(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(37%〜67%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(86.0mg、収率25.8%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:516.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.66(s、1H)、9.72(s、1H)、8.91(s、1H)、8.62(s、1H)、8.42(s、1H)、8.16(s、2H)、7.94(td、J=8.10、5.62Hz、1H)、7.68(dd、J=10.36、7.94Hz、1H)、7.13(d、J=8.38Hz、1H)、2.54(s、3H)。
(実施例124)
N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物124
POCl3(94.27mg、0.62mmol)を、CH2Cl2(10mL)中の1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(100mg、0.31mmol)、5−アミノ−6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(73.87mg、0.37mmol)、ピリジン(60.81mg0.77mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間撹拌し、50mLのH2O及び50mLのCH2Cl2を混合物に添加した。有機層を食塩水(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(30%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(37.6mg、収率24.1%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:507.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.71(s、1H)、9.72(s、1H)、8.91(s、1H)、8.64(d、J=15.88Hz、2H)、8.29(s、2H)、7.90−7.98(m、1H)、7.64−7.72(m、1H)、7.13(d、J=8.60Hz、1H)、2.64(s、3H)。
(実施例125)
N−(5−クロロ−6−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,125
A.3−クロロ−2−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−ニトロピリジン及び3−クロロ−2−(4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−ニトロピリジンの混合物,125a
CH3CN(5mL)中の4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(500mg、6.02mmol)、2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(1277.42mg、6.62mmol)、K2CO3(2491.22mg、18.05mmol)の溶液を室温で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1〜1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、125a(1.1g、76.3%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:239.7。
B.5−クロロ−6−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン及び5−クロロ−6−(4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−アミンの混合物,125b
Zn(1491.96mg、22.95mmol)を、NH4Cl水溶液(30mL)及びH2O(30mL)中の3−クロロ−2−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−ニトロピリジン及び3−クロロ−2−(4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−ニトロピリジン,125a(1.1g、2.30mmol)の混合物の溶液に添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。懸濁液にNaHCO3水溶液を添加してpH9〜10に調整し、珪藻土パッドを通して混合物を濾過した。濾過ケーキをCH2Cl2(100mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を食塩水(200mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮して、5−クロロ−6−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン及び5−クロロ−6−(4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−アミン,125b(1g)の混合物を褐色固体として得て、次の工程に直接使用した。LCMS(ESI)m/zM+H:209.7。
C.N−(5−クロロ−6−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物125
POCl3(182.86mg、1.19mmol)を、CH2Cl2(10mL)中の125b(300mg、0.72mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(183.19mg、0.60mmol)、ピリジン(117.91mg、1.49mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、50mLのH2O及び50mLのCH2Cl2を混合物に添加した。有機層を食塩水(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(208mg、収率69.8%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:499.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.45(s、1H)、9.06(t、J=2.54Hz、1H)、8.89(s、1H)、8.60−8.75(m、2H)、8.33(d、J=8.38Hz、1H)、7.88−8.03(m、3H)、7.68(d、J=2.65Hz、2H)、2.34(s、3H)。
(実施例126)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物126
A.4−ヒドラジニルチエノ[2,3−b]ピリジン,126a
ヒドラジン(5mL、98%)中の4−クロロチエノ[2,3−b]ピリジン(600mg、3.54mmol)の溶液を100℃で一晩撹拌した。固体を濾過し、2mLの水で洗浄した。固体を回収し、乾燥して、126a(550mg、収率88.2%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:165.9。
B.エチル1−(チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,126b
EtOH(5mL)中の4−ヒドラジニルチエノ[2,3−b]ピリジン(300mg、1.70mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(613.23mg、2.55mmol)の溶液を80℃で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜20/80)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、126b(500mg、収率86.1%)を黄色固体として得た。
C.1−(チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,126c
EtOH/H2O(2/1,2mL)中のエチル1−(チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,126b(150mg、0.44mmol)、LiOH(18.44mg、0.44mmol)の溶液を室温で一晩撹拌した。1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した。混合物を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、濾液を濃縮して、126c(137mg、粗生成物)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:313.9。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物126
オキシ塩化リン(41.66μL、0.45mmol)を、CH2Cl2(2mL)中の1−(チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,126c(70mg、0.22mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(62.40mg、0.34mmol)、ピリジン(180.73μL、2.24mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、5mLのH2Oを混合物に溶液に添加した。飽和NaHCO3を添加して、反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(42%〜72%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(50mg、46.4%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:481.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.17(d、J=6.17Hz、1H)、7.73(d、J=5.07Hz、1H)、8.13(d、J=6.17Hz、1H)、8.31(s、2H)、8.62(s、1H)、8.84(d、J=4.85Hz、1H)、8.87(d、J=2.43Hz、1H)、9.08(d、J=2.43Hz、1H)、11.36(s、1H)。
(実施例127)
N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物127
A.5−ブロモ−3−クロロピコリノイルクロリド,127a
5−ブロモ−3−クロロピコリン酸(15g、63.44mmol)をCH2Cl2(250mL)に懸濁し、0℃で撹拌した。塩化オキサリル(15mL、176.09mmol)を滴下して添加し、次いでDMF(滴)を添加した。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、20℃で1時間撹拌した。黄色溶液を減圧下で濃縮して、化合物(17g)を黄色固体として得た。
B.5−ブロモ−3−クロロ−N−(2,2−diメトキシエチル)ピコリンアミド,127b
5−ブロモ−3−クロロピコリノイルクロリド(17g、66.69mmol)をCH2Cl2(250mL)に溶解し、2,2−ジメトキシエタンアミン(14.02g、133.39mmol)及びTEA(13.50g、133.39mmol)の混合物に0℃で滴下して添加した。混合物を0℃で1.5時間撹拌した。H2O(300mL)を添加し、CH2Cl2(300mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗製物を褐色油状物として得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:CH2Cl2/酢酸エチル100/0〜80/20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、表題化合物(16g、74.1%)を黄色固体として得た。
C.5−ブロモ−3−クロロ−N−(2−オキソエチル)ピコリンアミド,127c
MeCN(160mL)中の5−ブロモ−3−クロロ−N−(2,2−ジメトキシエチル)ピコリンアミド(16g、49.45mmol)の溶液に2N HCl(160mL)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を、飽和NaHCO3を用いてpH7.5に調整し、EtOAc(200mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物(12g、87.5%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:278.8。
D.2−(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)オキサゾール,127d
5−ブロモ−3−クロロ−N−(2−オキソエチル)ピコリンアミド(12g、43.24mmol)をジオキサン(200mL)に溶解し、オキシ塩化リン(19.89g、129.73mmol)を添加した。反応混合物を80℃で6時間撹拌した。反応混合物を水(800mL)に注ぎ、室温で0.5時間撹拌し、次いでEtOAc(400mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黒色油状物を得た。黒色油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製して、表題化合物(1.5g、13.3%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:258.9。
E.tert−ブチル(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバメート,127e
2−(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)オキサゾール(1.5g、5.78mmol)及びtert−ブチルカルバメート(1.35g、11.56mmol)をジオキサン(30mL)に溶解し、Pd2(dba)3(264.67mg、0.29mmol)、キサントホス(333.48mg、0.58mmol)、及び炭酸セシウム(3.77g、11.56mmol)を添加し、N2で1分間パージした。反応混合物を90℃で16時間撹拌した。珪藻土パッドを通して合わせた混合物を濾過し、パッドをEtOAc(50mL×3)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜40/60)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、表題化合物(970mg、61.4%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:296.1。
F.5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,127f
tert−ブチル(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバメート(970mg、3.28mmol)をCH2Cl2(5mL)に溶解し、HCl/ジオキサン(5.4mL、21.6mmol)を添加した。反応混合物を30℃で4時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗製物を黄色油状物として得て、飽和Na2CO3を用いてpH8に調整し、CH2Cl2(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物(650mg、95.4%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:196.1。
G.N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物127
1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(876.66mg、2.25mmol)、5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(400mg、2.05mmol)、及びピリジン(970.52mg、12.27mmol)をCH2Cl2(40mL)に溶解し、オキシ塩化リン(940.66mg、6.14mmol)を添加した。混合物を25℃で3時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(34%〜54%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(240mg、23.2%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:500.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ=11.64(br d、J=5.3Hz、1H)、11.29(s、1H)、8.97(s、1H)、8.63−8.53(m、2H)、8.44(d、J=8.2Hz、1H)、8.34(s、1H)、7.95(d、J=7.7Hz、1H)、7.67(t、J=7.9Hz、1H)、7.51(s、1H)、7.30(t、J=6.6Hz、1H)、5.66(d、J=7.3Hz、1H)。
(実施例128)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物128
A.7−ヒドラジニルチエノ[3,2−b]ピリジン,128a
NH2NH2・H2O(7mL)中の7−クロロチエノ[3,2−b]ピリジン(180mg、1.06mmol)を26℃で16時間反応させた。混合物を20×3mLのCH2Cl2で抽出し、溶媒を減圧下で濃縮して、所望の化合物を得た。
B.エチル1−(チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,128b
7−ヒドラジニルチエノ[3,2−b]ピリジン(90mg、0.55mmol)をEtOH(5mL)中のエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(196.25mg、0.82mmol)の溶液に添加し、80℃で3時間反応させた。混合物を減圧下で濃縮し、次いでFFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=60:40)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:342.2。
C.1−(チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,128c
NaOH(25.23mg、0.63mmol)を、EtOH/H20=1:1(3mL)中のエチル1−(チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(75mg、0.21mmol)の溶液に添加し、28℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮して、所望の化合物を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:314.2。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物128
1−(チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(65mg、0.19mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(42.76mg、0.23mmol)、POCl3((35.21mg、0.23mmol)をDCM(2mL)に溶解し、ピリジン(45.41mg、0.57mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、飽和NH4Cl(20mL)を添加し、CH2Cl2(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗製物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(73%〜43%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(46mg、49.7%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:481.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.67(br d、J=4.63Hz、1H)、7.75(d、J=5.51Hz、1H)、8.21−8.38(m、1H)、8.23−8.37(m、2H)、8.74(s、1H)、8.87−8.96(m、2H)、9.14(d、J=2.21Hz、1H)、11.66(s、1H)。
(実施例129)
N−(3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物129
A.2−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール,129a
2−クロロ−1−フルオロ−4−ニトロベンゼン(3g、17.09mmol)、1H−1,2,3−トリアゾール(1.30g、18.80mmol)、及び炭酸カリウム(3.54g、25.63mmol)をDMF(50mL)に添加し、55℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗製物を黄色固体として得た。飽和NH4Cl(100mL)を添加し、EtOAc(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗製物を黄色固体として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜60/40)により精製して、表題化合物(1.9g、49.5%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ=8.49(d、J=2.5Hz、1H)、8.28(dd、J=2.5、8.8Hz、1H)、7.97(s、2H)、7.93(d、J=8.8Hz、1H)、7.95−7.91(m、1H)。
B.3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン,129b
2−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール(1.9g、8.46mmol)をTHF(20mL)に溶解し、Fe(2.83g、50.76mmol)、NH4Cl(2.72g、50.76mmol)、及びH2O(20mL)を添加した。反応混合物を80℃で3時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(30mL×3)で洗浄した。濾液を濃縮乾固し、粗製物を黄色固体として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、黄色固体として得た(1.5g、89.5%)。LCMS(ESI)m/z M+1:194.8。
C.N−(3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,129
1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(300mg、0.77mmol)、3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン(182.95mg、0.92mmol)、及びピリジン(608.89mg、7.70mmol)をCH2Cl2(15mL)に溶解し、オキシ塩化リン(354.09mg、2.31mmol)を添加した。混合物を25℃で3時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(40%〜40%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(135mg、34.8%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:499.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ=11.64(br d、J=5.5Hz、1H)、11.02(s、1H)、8.52(s、1H)、8.44(d、J=8.2Hz、1H)、8.17(d、J=2.0Hz、1H)、8.15(s、2H)、7.94(d、J=7.5Hz、1H)、7.86(dd、J=2.1、8.7Hz、1H)、7.71(d、J=8.8Hz、1H)、7.67(t、J=7.8Hz、1H)、7.30(t、J=6.6Hz、1H)、5.67(d、J=7.1Hz、1H)。
(実施例130)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−D−キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物130
A.2−D−キノリン,130a
DMSO(45mL)中のキノリン−2−カルボン酸(1.5g、8.66mmol)、炭酸銀(I)(238.85mg、0.87mmol)、及び重水素(9mL)の溶液を140℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を無色油状物として得て、これをFCC(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=0:100)により精製して、表題化合物(0.88g、78.049%)を無色油状物として得た。
B.5−ブロモ−2D−キノリン,130b
1−ブロモピロリジン−2,5−ジオン(1.203g、6.76mmol)を、濃H2SO4(15mL)中の2−D−キノリン(0.88g、6.76mmol)の溶液に添加した。反応混合物を75mLの砕氷に注ぎ、濃NH3水溶液を用いてpHを9.0に調整し、次いでアルカリ性スラリーを酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機画分を1.0M NaOH、次いで水で洗浄し、乾燥し(MgS04)、濾過し、濃縮して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜0:100)により精製して、比較的高純度の生成物を得て、これを分取HPLC(10%〜40%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(390mg、27.6%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.70(1H、d、J=8.78Hz)、8.18(1H、d、J=8.53Hz)、8.09(1H、d、J=7.53Hz)、7.77−7.87(2H、m)。
C.2−D−5−ヒドラジニルキノリン,130c
パラジウム(ll)(pi−シンノニル)クロリド二量体(24.78mg、0.048mmol)及び4−(2−(ジ((3S,5S,7S)−アダマンタン−1−イル)ホスフィノ)フェニル)モルホリン(44.35mg、0.096mmol)をジオキサン(10mL)に添加し、直ちにN2でパージした。得られた溶液をN2下で室温で10分間撹拌し、次いで2−メチルプロパン−2−オレート(183.88mg、1.91mmol)及び5−ブロモ−2−D−キノリン(200mg、0.96mmol)を入れた。反応容器を密封し、N2でパージした。得られた反応物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してヒドラジン水和物(95.78mg、1.91mmol)で処理した。反応物をN2下で50℃で1.5時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て(140mg、91.4%)、これを更に精製することなく次の工程に直接使用した。
D.エチル1−(2−D−キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,130d
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(1.05g、4.37mmol)、2−D−5−ヒドラジニルキノリン(140mg、0.87mmol)、及びエタノール(10mL)からなる溶液を80℃で2時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100/0〜50/50)により精製し、表題化合物(0.26g、87.7%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:336.9。
E.1−(2−Dキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,130e
水酸化ナトリウム(45.96mg、1.15mmol)を、THF/H2O3:1(12mL)中のエチル1−(2−D−キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(260mg、0.77mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で16時間反応させ、溶媒を減圧下で濃縮し、20mLのH2Oを混合物に添加した。混合物を1M塩酸によりpH5に酸性化し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水mgSO4で乾燥して、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、生成物を白色固体として得た(200mg、84.695%)。
F.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−D−キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物130
1−(2−D−キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(100mg、0.32mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(60.40mg、0.32mmol)、ピリジン(0.13mL、1.62mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し,、オキシ塩化リン(0.12mL、1.30mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(21%〜51%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(45mg、28.8%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:477.0。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm12.20(1H,s)、9.93(1H、d、J=2.51Hz)、9.71(1H、d、J=2.51Hz)、9.43(1H、s)、9.12−9.18(3H、m)、8.73−8.84(2H、m)、8.42−8.53(2H、m)。
(実施例131)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−Dキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物131
1−(2−D−キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(240.00mg、0.78mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(152.31mg、0.78mmol)、ピリジン(0.31mL、3.89mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(0.285mL、3.12mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(25%〜55%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(183mg、48.4%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:485.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.40(1H、s)、8.91(1H、d、J=2.01Hz)、8.72(1H、d、J=2.01Hz)、8.66(1H、s)、8.36(1H、d、J=8.28Hz)、8.21(2H、s)、7.93−8.05(2H、m)、7.64−7.74(2H、m)。
(実施例132)
1−(4−アミノナフタレン−1−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物132
A.(4−ニトロナフタレン−1−イル)ヒドラジン,132a
iPrOH(20mL)中の1−フルオロ−4−ニトロナフタレン(670mg、3.51mmol)の溶液にN2H4・H2O(460mg、9.19mmol)を添加し、60℃に2時間加熱した。室温に冷却した後、固体を回収し、H2O(5mL)及びEtOH(5mL)で洗浄し、次いで真空下で乾燥して、生成物を黄色がかった固体として得た(500mg、70.2%)。
B.エチル1−(4−ニトロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,132b
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(827.39mg、3.445mmol)、(4−ニトロナフタレン−1−イル)ヒドラジン(500mg、2.461mmol)、及びエタノール(30mL)からなる溶液を25℃で2時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固し、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100/0〜0/100)により精製して、表題化合物(0.8g、85.7%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:380.0。
C.1−(4−ニトロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,132c
水酸化ナトリウム(126.54mg、3.16mmol)を、THF/H2O1:1(20mL)中のエチル1−(4−ニトロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(800mg、2.11mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で16時間撹拌し、溶媒を減圧下で濃縮し、20mLのH2Oを混合物に添加した。混合物を1M塩酸を用いてpH5に酸性化し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(630mg、85.0%)。LCMS(ESI)m/z M+1:352.0。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−ニトロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物132d
1−(4−ニトロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(400mg、1.14mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(212.02mg、1.14mmol)、ピリジン(0.46mL、5.69mmol)をCH2Cl2(20mL)に溶解し、オキシ塩化リン(0.42mL、4.56mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100/0〜0/100)により精製して、表題化合物(0.41g、61.7%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:520.1。
E.1−(4−アミノナフタレン−1−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物132
Fe(196.27mg、3.52mmol)及びNH4Cl(188.0mg、3.52mmol)を、THF(20mL)、H2O(10mL)、MeOH(10mL)中のN−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−ニトロナフタレン−1−イル)−5(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(410mg、0.70mmol)の混合物に添加した。反応物を70℃で2時間撹拌し、珪藻土パッドを通して濾過し、パッドをEtOAc(20mL×2)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮乾固して、褐色の粗固体を得て、これを分取HPLC(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(220mg、63.4%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:490.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.39(1H、s)、9.10(1H、d、J=2.20Hz)、8.88(1H、d、J=2.43Hz)、8.49(1H、s)8.30(2H、s)、8.15−8.24(1H、m)、7.44−7.53(2H、m)、7.40(1H、d、J=7.94Hz)、6.86−6.93(1H、m)、6.78(1H、d、J=8.16Hz)。
(実施例133)
N−(3−シアノ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物133
A.5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾニトリル,133a
2−フルオロ−5−ニトロベンゾニトリル(500mg、3.01mmol)、1H−1,2,3−トリアゾール(228.68mg、3.31mmol)、及び炭酸カリウム(832.02mg、6.02mmol)をMeCN(10mL)に添加し、25℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、残留物をEtOAc(30mL×2)で洗浄した。合わせた有機層を減圧下で濃縮して、黄色の粗固体を得て、これをFCC(石油エーテル/酢酸エチル100:0〜70:30)により精製して、表題化合物(600mg、92.6%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ=8.72(d、J=2.6Hz、1H)、8.55(dd、J=2.4、9.0Hz、1H)、8.42(d、J=9.3Hz、1H)、8.03(s、2H)。
B.5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾニトリル,133b
5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾニトリル(600mg、2.79mmol)をTHF(10mL)に溶解し、Fe(1.25g、22.31mmol)、NH4Cl(1.19g、22.31mmol)、及びH2O(10mL)を添加した。反応混合物を80℃で4時間撹拌し、珪藻土パッドを通して濾過し、パッドをEtOAc(20mL×3)で洗浄した。濾液を濃縮乾固し、粗生成物を黄色固体として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、表題化合物(440mg、82.1%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:186.1。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ=8.08(s、2H)、7.57(d、J=8.8Hz、1H)、6.99(d、J=2.6Hz、1H)、6.94(dd、J=2.6、8.8Hz、1H)、5.98(s、2H)。
C.N−(3−シアノ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物133
5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾニトリル(110.98mg、0.58mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(120mg、0.39mmol)、及びピリジン(45.7mg、0.58mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(88.58mg、0.58mmol)を添加した。混合物を25℃で16時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て、これを分取HPLC(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(87mg、47.8%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:474.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.22(s、1H)、9.11(dd、J=1.9、3.9Hz、1H)、8.62(s、1H)、8.44(d、J=2.2Hz、1H)、8.37(d、J=8.2Hz、1H)、8.28(s、2H)、8.26−8.21(m、1H)、8.17−8.11(m、1H)、8.05−7.98(m、1H)、7.98−7.94(m、1H)、7.76−7.68(m、2H)。
(実施例134)
N−(6−(4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物134
A.2−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸,134a
NaOH(72.62mg、1.82mmol)を、THF/H2O1:1(10mL)中のメチル2−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(600mg、0.91mmol)の溶液に添加し、23℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮し、1M HCl溶液を混合物に添加して、pH5に調整し、固体を形成した。固体を回収して、生成物を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:530.9。
B.tert−ブチル(2−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)カルバメート,134b
t−BuOH(10mL)中の2−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸(500mg、0.82mmol)の溶液に、DPPA(271.3mg、0.99mmol)、及びTEA(249.4μl、2.47mmol)をN2雰囲気下で添加した。混合物を80℃で一晩撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、EtOAc(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗製物を褐色油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=2:1〜石油エーテル/酢酸エチル=1:2)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:630.0。
C.N−(6−(4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物134
tert−ブチル(2−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)カルバメート(180mg、0.27mmol)及び濃HCl(2mL)にi−PrOH(4mL)を添加し、60℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得て、これを分取HPLC(72%〜42%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(64mg、44.3%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:515.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.47(s、2H)、5.64(d、J=7.28Hz、1H)、7.27(d、J=7.28Hz、1H)、7.31(s、1H)、7.65(t、J=7.94Hz、1H)、7.92(d、J=7.50Hz、1H)、8.42(d、J=7.94Hz、1H)、8.54(s、1H)、8.56(d、J=2.43Hz、1H)、8.77(d、J=2.21Hz、1H)。
(実施例135)
N−(3−シアノ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物135
A.エチル1−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,135a
2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(500mg、2.59mmol)、エチル1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(435.7mg、3.11mmol)、及び炭酸セシウム(1.01g、3.11mmol)をMeCN(10mL)に添加し、80℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、残留物をEtOAc(20mL×3)で洗浄した。合わせた有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て、これをFCC(石油エーテル/酢酸エチル100:0〜70:30)により精製して、表題化合物(650mg、84.6%)を黄色固体として得た。
B.エチル1−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,135b
エチル1−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(650mg、2.19mmol)をTHF(10mL)に溶解し、Fe(856.5mg、15.34mmol)、NH4Cl(820.4mg、15.34mmol)、及びH2O(10mL)を添加した。反応混合物を80℃で2時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(20mL×3)で洗浄した。濾液を濃縮乾固して、粗製物を黄色固体として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、表題化合物(440mg、64.5%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:267.1。
C.エチル1−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,135c
エチル1−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(293.93mg、0.94mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(220mg、0.71mmol)、及びピリジン(83.77mg、1.06mmol)をCH2Cl2(20mL)に溶解し、オキシ塩化リン(162.39、1.06mmol)を添加した。混合物を30℃で16時間撹拌した。NaHCO3(40mL)を添加し、CH2Cl2(40mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、黄色固体として得た(120mg、22.9%)。LCMS(ESI)m/z M+1:556.2。
D.N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,135
エチル1−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(120mg、0.20mmol)をTHF(20mL)に溶解し、0℃で撹拌し、水素化リチウムアルミニウム(III)(68.24mg、1.80mmol)を何回かに分けて添加した。反応混合物を30℃で1時間撹拌した。H2O(20mL)を添加し、EtOAc(40mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(22%〜52%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(35mg、33.6%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:513.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.56(br s、1H)、9.08(br s、1H)、8.91(br s、1H)、8.73(br s、1H)、8.63(br s、1H)、8.35(br d、J=7.9Hz、1H)、8.09(br s、1H)、7.96(br dd、J=6.9、18.2Hz、2H)、7.81−7.62(m、3H)、4.43(br s、2H)。
(実施例136)
N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物136
メチル2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(86mg、0.079mmol)を0℃でTHF(5mL)に溶解し、LiAlH4(84mg、2.21mmol)を何回かに分けて添加した。反応混合物を40℃で18時間撹拌し、次いでH2O(10mL)を添加し、混合物をEtOAc(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(76%〜46%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(17.3mg、5.0%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:514.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.63(s、2H)、7.69−7.83(m、2H)、7.94−8.09(m、3H)、8.37(d、J=8.38Hz、1H)、8.63−8.73(m、2H)、8.91(d、J=2.21Hz、1H)、9.11(dd、J=3.97、1.54Hz、1H)、11.51(s、1H)。
(実施例137)
N−(5−クロロ−6−(4−((ジメチルアミノ)メチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物137
A.(2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチルメタンスルホネート,137a
CH2Cl2(8mL)中のN−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(420mg、0.79mmol)を0℃に冷却した。トリエチルアミン(239.84mg、2.37mmol)を添加し、次いでメタンスルホニルクロリド(135.75mg、1.19mmol)を滴下して添加し、0℃で1時間撹拌した。混合物を濃縮し、乾燥し、次の工程に直接使用した。
B.N−(5−クロロ−6−(4−((ジメチルアミノ)メチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物137
(2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチルメタンスルホネート(250mg、0.40mmol)をTHF(1M)(20mL)中のMe2NHに添加した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(84%〜54%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(201mg、92.7%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:514.9。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.99(s、6H)、4.64(s、2H)、8.17−8.26(m、3H)、8.33−8.41(m、1H)、8.48−8.60(m、2H)、8.62−8.74(m、1H)、8.77(d、J=2.20Hz、1H)、8.88(br s、1H)、9.29−9.48(m、1H)。
(実施例138)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物138
A.エチル1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,138a
EtOH(5mL)中の4−ヒドラジニルキノリン,60c(300mg、1.89mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(543.15mg、2.26mmol)の溶液を80℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、エチル1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(130mg、収率20.6%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:335.9。
B.1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,138b
EtOH/H2O(2/1、2mL)中のエチル1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,138a(130mg、0.61mmol)、LiOH(16.27mg、0.39mmol)の溶液を室温で2時間撹拌し、1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した。混合物を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、溶媒を濃縮して、1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,138b(119mg)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:308.0。
C.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物138
オキシ塩化リン(39.44μL、0.42mmol)を、CH2Cl2(2mL)中の1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,138b(67.35mg、0.21mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(59.08mg、0.32mmol)、ピリジン(171.12μL、2.12mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、5mLのH2Oを混合物に添加し、飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、粗生成物を得て、これを分取HPLC(40%〜70%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(57mg、56.4%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:475.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.33(d、J=8.16Hz、1H)、7.77(t、J=7.61Hz、1H)、7.91−7.98(m、2H)、8.26(d、J=8.60Hz、1H)、8.32(s、2H)、8.71(s、1H)、8.91(d、J=2.43Hz、1H)、9.13(d、J=2.43Hz、1H)、9.19(d、J=4.41Hz、1H)、11.47(s、1H)。
(実施例139)
N−(5−ブロモ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物139
A.3−ブロモ−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン,139a
CH3CN(30mL)中の3−ブロモ−2−クロロ−5−ニトロピリジン(1g、4.21mmol)、1H−1,2,3−トリアゾール(582mg、8.42mmol)、K2CO3(1.74g、12.64mmol)の溶液を50℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1〜1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、3−ブロモ−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン,139a(520mg、45.7%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:272.1。
B.5−ブロモ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,139b
Fe(323.50mg、5.78mmol)を、MeOH(20mL)、THF(20mL)、及びH2O(10mL)中の3−ブロモ−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン,139a(520mg、1.93mmol)及びNH4Cl(515.10mg、9.63mmol)の溶液に添加した。混合物を80℃で1時間撹拌し、飽和NaHCO3を懸濁液に添加して、混合物をpH9〜10に調整した。珪藻土パッドを通して得られた混合物を濾過し、濾過ケーキをCH2Cl2(100mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を食塩水(200mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮して、1b(310mg、67.1%)を褐色固体として得て、これを次の工程で直接使用した。LCMS(ESI)m/zM+H:242.1。
C.N−(5−ブロモ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物139
POCl3(232.263mg、1.515mmol)を、CH2Cl2(10mL)中の5−ブロモ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン、5−ブロモ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,139b(200mg、0.83mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(232.69mg、0.76mmol)、ピリジン(149.77mg、1.89mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、次いで50mLのH2O及び50mLのCH2Cl2を混合物に添加した。有機層を食塩水(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製した。所望の画分を凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(86.8mg、収率20.8%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:528.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.45(s、1H)、9.01−9.12(m、1H)、8.89−8.99(m、1H)、8.78−8.86(m、1H)、8.64−8.72(m、1H)、8.29−8.38(m、1H)、8.15(s、2H)、7.90−8.02(m、2H)、7.69(d、J=3.09Hz、2H)。
(実施例140)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物140
A.4−ヒドラジニルピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン,140a
4−クロロピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン(200mg、1.302mmol)をヒドラジン水和物(8mL)に溶解した。反応混合物を40℃で2時間撹拌した。溶媒を除去して、生成物(200mg、100%)を白色固体として得て、これを次の工程に直接使用した。
B.エチル1−(ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,140b
4−ヒドラジニルピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン(200mg、1.34mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(483.08mg、2.01mmol)を添加した。反応混合物を80℃で2時間撹拌し、減圧下で濃縮して、粗生成物を白色固体として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜60/40)により精製して、表題化合物(200mg、43.4%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:326.0。
C.1−(ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,140c
エチル1−(ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(200mg、0.58mmol)をTHF(10mL)及び水(10mL)に溶解した。水酸化ナトリウム(46.51mg、1.16mmol)を添加した。反応混合物を25℃で12時間撹拌し、次いでHCl(2N)を用いてpH5に酸性化し、EtOAc(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗表題化合物(130mg、73.6%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:298.0。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物140
1−(ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(130mg、0.43mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(95.57mg、0.51mmol)、ピリジン(203.04mg、2.57mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(262.38、1.71mmol)を添加した。混合物を25℃で4時間撹拌し、飽和NaHCO3(30mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(87.1mg、43.5%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:465.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ=11.52(s、1H)、9.00(d、J=2.6Hz、1H)、8.78(d、J=2.6Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.60(s、1H)、8.37(dd、J=1.4、2.5Hz、1H)、8.27(s、2H)、7.28(dd、J=1.3、4.6Hz、1H)、7.20(dd、J=2.6、4.4Hz、1H)。
(実施例141)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物141
A.4−ヒドラジニルピラゾロ[1,5−a]ピラジン,141a
4−クロロピラゾロ[1,5−a]ピラジン(300mg、1.95mmol)をヒドラジン水和物(10mL)に溶解した。反応混合物を25℃で2時間撹拌した。溶媒を除去して、生成物を白色固体として得て(300mg、100%)、これを次の工程に直接使用した。
B.エチル1−(ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,141b
4−ヒドラジニルピラゾロ[1,5−a]ピラジン(300mg、2.01mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(966.16mg、4.02mmol)を添加した。反応混合物を80℃で2時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜60/40)により精製して、表題化合物(500mg、61.2%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:326.0。
C.1−(ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,141c
エチル1−(ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(500mg、1.23mmol)をTHF(10mL)及び水(10mL)に溶解した。水酸化ナトリウム(98.4mg、2.46mmol)を添加した。反応混合物を25℃で12時間撹拌し、次いでHCl(2N)を用いてpH5に調整した。混合物をEtOAc(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、表題化合物(400mg、89.2%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:298.2。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物141
1−(ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(250mg、0.69mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(161.0mg、0.82mmol)、ピリジン(325.52mg、4.12mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(420.67、2.74mmol)を添加した。混合物を25℃で4時間撹拌し、次いで飽和NaHCO3(50mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(45%〜75%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(22.4mg、6.6%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:474.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.42(s、1H)、9.05(dd、J=4.85、0.88Hz、1H)、8.81(d、J=2.21Hz、1H)、8.63(d、J=2.43Hz、1H)、8.60(s、1H)、8.37(d、J=2.43Hz、1H)、8.17(s、2H)、7.96(d、J=4.63Hz、1H)、7.11(dd、J=2.32、0.77Hz、1H)。
(実施例142)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物142
A.4−ヒドラジニルチエノ[2,3−d]ピリミジン,142a
ヒドラジン(5mL、98%)中の4−クロロチエノ[2,3−d]ピリミジン(450mg、2.64mmol)の溶液を80℃で2時間撹拌した。固体を濾過し、2mLの水で洗浄した。固体を回収し、乾燥して、4−ヒドラジニルチエノ[2,3−d]ピリミジン,142a(400mg、収率91.3%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:166.9。
B.エチル1−(チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,142b
EtOH(5mL)中の4−ヒドラジニルチエノ[2,3−d]ピリミジン,142a(400mg、2.41mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(1040mg、4.33mmol)の溶液を80℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、エチル1−(チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,142b(700mg、収率85.0%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:343.1。
C.1−(チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,142c
EtOH/H2O(2/1、3mL)中のエチル1−(チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,142b(120mg、0.35mmol)、LiOH・H2O(22.07mg、0.53mmol)の溶液を室温で一晩撹拌した。1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、濾液を濃縮して、142c(90mg、収率81.7%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:314.9。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物142
オキシ塩化リン(53.39μL、0.57mmol)を、CH2Cl2(2mL)中の1−(チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,142c(90mg、0.29mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(58.65mg、0.32mmol)、ピリジン(231.64μL、2.86mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、5mLのH2Oを混合物に添加し、飽和NaHCO3を添加して、反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出し、合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、粗生成物を得て、これを分取HPLC(36%〜66%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(40mg、27.9%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:482.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.78(d、J=6.17Hz、1H)、8.24(d、J=6.17Hz、1H)、8.32(s、2H)、8.65(s、1H)、8.85(d、J=2.21Hz、1H)、9.07(d、J=2.21Hz、1H)、9.21(s、1H)、11.52(s、1H)。
(実施例143)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物143
A.7−ヒドラジニルチエノ[2,3−c]ピリジン,143a
NH2NH2・H2O(5mL)中の7−クロロチエノ[2,3−c]ピリジン(300mg、1.06mmol)を26℃で16時間撹拌した。混合物をCH2Cl2(20×3mL)で抽出した。溶媒を減圧下で濃縮し、所望の化合物を得て、これを更に精製することなく次の工程に直接使用した。
B.エチル1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,143b
7−ヒドラジニルチエノ[2,3−c]ピリジン(200mg、1.21mmol)をEtOH(5mL)中のエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(436.11mg、1.82mmol)の溶液に添加し、80℃で3時間反応させた。混合物を減圧下で濃縮し、次いでFFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル60:40)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:341.9。
C.1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,143c
NaOH(20.56mg、0.51mmol)をEtOH/H2O=1:1(5mL)中のエチル1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(120mg、0.34mmol)の溶液に添加して、28℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮して、所望の化合物を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:313.9。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物143
1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(70mg、0.22mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(50mg、0.27mmol)、POCl3(41.18mg、0.27mmol)をDCM(2mL)に溶解し、ピリジン(53.11mg、0.67mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、次いで飽和NH4Cl(20mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗製物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(54%〜27%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(46mg、49.7%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:482.1。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.73(d、J=5.29Hz、1H)、8.09(d、J=5.29Hz、1H)、8.25−8.35(m、3H)、8.49(d、J=5.29Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.83(d、J=2.43Hz、1H)、9.05(d、J=2.43Hz、1H)、11.50(s、1H)。
(実施例144)
2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド,化合物144
2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸(80mg、0.15mmol)、NH4Cl(23.23mg、0.43mmol)、HATU(82.56mg、0.22mmol)をDMF(4mL)に溶解し、DIEA(93.54mg、0.72mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、飽和NH4Cl(20mL)を添加し、CH2Cl2(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(66%〜36%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(44mg、47.5%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:529.2。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.74−7.87(m、3H)、8.00−8.10(m、2H)、8.15(br s、1H)、8.42(d、J=8.53Hz、1H)、8.51(s、1H)、8.73−8.81(m、2H)、9.01(d、J=2.26Hz、1H)、9.16(dd、J=4.27、1.51Hz、1H)、11.64(s、1H)。
(実施例145)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,7−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物145
A.5−ブロモ−8−ヒドラジニル−1,7−ナフチリジン,145a
5−ブロモ−8−クロロ−1,7−ナフチリジン(800mg、3.29mmol)をヒドラジン水和物(5mL)に溶解した。反応混合物を50℃で2時間撹拌した。溶媒を除去して、所望の生成物を黄色油状物として得て(785mg、100%)、これを次の工程に直接使用した。
B.5−ブロモ−1,7−ナフチリジン,145b
5−ブロモ−8−ヒドラジニル−1,7−ナフチリジン(785mg、3.29mmol)を水(10mL)及び酢酸(30mL)に溶解した。硫酸銅(II)(524.48mg、3.29mmol)を添加し、70℃で3時間撹拌した。溶媒を除去し、30%NH3・H2O(50mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜85/15)により精製して、表題化合物(420mg、59.9%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:208.8。
C.5−ヒドラジニル−1,7−ナフチリジン,145c
5−ブロモ−1,7−ナフチリジン(340mg、1.63mmol)、パラジウム(ii)(pi−シンナミル)クロリド二量体(42.13mg、0.081mmol)、N−[2−(ジ−1−アダマンチルホスフィノ)フェニル]モルホリン(75.41mg、0.16mmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(624.56mg、6.51mmol)をN2雰囲気下でジオキサン(10mL)に溶解した。ヒドラジン水和物(162.84mg、3.25mmol)を添加し、60℃で3時間撹拌した。混合物を濾過し、固体を10mLのCH2Cl2で洗浄した。溶媒をH2O(10mL)とCH2Cl2(50×2mL)とに分配した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、表題化合物(260mg、99.8%)を褐色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:161.1。
D.エチル1−(1,7−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,145d
5−ヒドラジジニル−1,7−ナフチリジン(260mg、1.62mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(467.8mg、1.95mmol)を添加した。反応混合物を80℃で12時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製して、表題化合物(100mg、17.3%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:337.0。
E.1−(1,7−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,145e
エチル1−(1,7−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(100mg、0.27mmol)をTHF(10mL)及び水(10mL)に溶解した。水酸化リチウム(64.1mg、2.68mmol)を添加した。反応混合物を25℃で12時間撹拌した。反応混合物をHCl(2N)を用いてpH5に調整し、EtOAc(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗表題化合物(75mg、90.9%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:309.0。
F.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,7−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物145
1−(1,7−ナフチリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(75mg、0.24mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(54.36mg、0.29mmol)、ピリジン(115.49mg、1.46mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(149.25mg、0.97mmol)を添加した。混合物を25℃で4時間撹拌し、飽和NaHCO3(30mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(22%〜52%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(35mg、30.2%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:477.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.50(s、1H)、9.69(s、1H)、9.22(dd、J=1.5、4.2Hz、1H)、9.14(d、J=2.4Hz、1H)、8.95(s、1H)、8.90(d、J=2.4Hz、1H)、8.71(s、1H)、8.30(s、2H)、7.94(dd、J=4.2、8.6Hz、1H)、7.87−7.82(m、1H)。
(実施例146)
N−(6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物146
A.5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン,146a
無水DMA(5mL)中の3−クロロ−4−フルオロニトロベンゼン(1.2g、6.84mmol)及び2H−1,2,3−トリアゾール(0.567g、8.20mmol)の溶液に、K2CO3(1.89g、13.67mmol)を添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(10mL×3)で洗浄した。反応物を濃縮乾固して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、2−クロロ−5−ニトロ−3−(トリフルオロメチル)ピリジン,146a(600mg、収率65.6%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.37(s、2H)、9.16(d、J=2.20Hz、1H)、9.68(d、J=2.21Hz、1H)。
B.6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−アミン,146b
MeOH/THF/H2O(5mL/10mL/5mL)中の5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン(550mg、1.78mmol)の溶液に、鉄(593mg、10.61mmol)及び塩化アンモニウム(568mg、10.61mmol)を添加した。反応混合物を70℃で2時間撹拌し、飽和NaHCO3を混合物に添加して、pHを7〜9に調整した。反応物を濾過し、有機溶媒を濃縮した。混合物をCH2Cl2(10mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、溶媒を濃縮して、粗生成物を固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、エチル6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−アミン,146b(400mg、収率82.2%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:230.0;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.38(s、2H)、7.43(d、J=2.43Hz、1H)、8.04(s、2H)、8.08(d、J=2.43Hz、1H)。
C.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物146
オキシ塩化リン(75.85μL、0.39mmol)を、CH2Cl2(2mL)中の1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(100mg、0.33mmol)、6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−アミン(89.51mg、0.39mmol)、ピリジン(263.26μL、3.26mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、5mLのH2Oを混合物に添加し、飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出し、合わせた有機抽出物を無水MgSO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固し、粗生成物を得て、これを分取HPLC(42%〜72%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(120mg、70.9%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:518.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.62−7.66(m、1H)、7.68−7.72(m、1H)、7.94−8.02(m、2H)、8.22(s、2H)、8.35(d、J=7.94Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.91(d、J=1.98Hz、1H)、9.08(d、J=2.65Hz、1H)、9.19(s、1H)、11.45(s、1H)。
(実施例147)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物147
A.N’−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)ピバロヒドラジド,147a
MeCN(20mL)中の1−クロロピロロ[1,2−a]ピラジン(200mg、1.31mmol)及びピバロヒドラジド(346.47mg、2.62mmol)の混合物を80℃で24時間撹拌した。溶媒を除去して粗生成物を得て、粗生成物をFCC(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製した。溶媒を濃縮して、粗生成物(200mg、61.5%)を得た。
B.1−ヒドラジニルピロロ[1,2−a]ピラジン,147b
CH2Cl2(10mL)中のN’−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)ピバロヒドラジド(0.18g、0.73mmol)及びジオキサン(1mL)中のHClの混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を除去して、生成物を白色固体として得た(133.85mg、100%)。
C.エチル1−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,147c
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(348.25mg、1.45mmol)、1−ヒドラジニルピロロ[1,2−a]ピラジン(133.85mg、0.73mmol)、DIEA(0.468g、3.63mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で1時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固し、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100/0〜70/30)により精製し、表題化合物(0.15g、58.7%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:325.0。
D.1−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,147d
水酸化ナトリウム(34.05mg、0.85mmol)を、THF/H2O=1:1(10mL)中のエチル1−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(160mg、0.43mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間反応させ、溶媒を減圧下で濃縮し、20mLのH2Oを混合物に添加した。混合物を1M塩酸を用いてpH5に酸性化し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥して、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、生成物を黄色固体として得た(100mg、79.3%)。
E.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物147
1−(ピロロ[1,2−a]ピリミジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(100mg、0.34mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(66.04mg、0.34mmol)、ピリジン(0.14mL、1.69mmol)をCH2Cl2(5mL)に溶解し、オキシ塩化リン(0.12mL、1.35mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(38%〜68%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物を得た(66mg、40.6%)。LCMS(ESI)m/z M+1:473.9;1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm8.78(1H、s)、8.70(1H、d、J=2.20Hz)、8.34(1H、s)、8.32(1H、d、J=4.85Hz)、8.03(2H、s)、7.88(1H、s)、7.47(1H、d、J=4.85Hz)、6.99−7.07(1H、m)、6.87(1H、d、J=4.19Hz)。
(実施例148)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物148
1−(ピロロ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(180mg、0.18mmol、純度30%)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(33.94mg、0.18mmol)、ピリジン(43.26mg、0.55mmol)をCH2Cl2(3mL)に溶解し、オキシ塩化リン(41.93mg、0.27mmol)を添加した。混合物を25℃で16時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(43%〜63%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(11mg、12.9%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:454.9.0;1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.07(br s、1H)、8.90(s、1H)、8.31−8.39(m、2H)、8.15(br s、2H)、7.89(d、J=1.32Hz、1H)、7.48(d,J=4.63Hz、1H)、7.04(dd、J=4.19、2.65Hz、1H)、6.87(d、J=4.19Hz、1H)。
(実施例149)
N−(5−シアノ−6−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物149
A.1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,149a
HATU(2.79g、7.32mmol)を、CH2Cl2中の1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(1.5g、4.88mmol)、NH3/ジオキサン(19.53mL、9.77mmol)、DIEA(1.26g、9.77mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で16時間撹拌し、50mLのH2O及び50mLの酢酸エチルを混合物に添加した。有機層を食塩水(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物をFCC(石油エーテル/酢酸エチル=100:5〜100:50)により精製して、表題化合物(1g、63.8%)を黄色固体として得た。
B.5−ブロモ−3−メチル−2−(2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン,149b
DMF(30mL)中5−ブロモ−3−メチルピコリノニトリル(3.43g、17.39mmol)の撹拌溶液に、塩化亜鉛(II)(2.37g、17.39mmol)及びアジ化ナトリウム(1.47g、22.61mmol)を添加した。反応混合物を95℃で16時間撹拌した。溶液を次の工程に直接使用した。
C.5−ブロモ−3−メチル−2−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン,149c
DMF(30mL)中の5−ブロモ−3−メチル−2−(2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン(2g、8.33mmol)の溶液に、炭酸カリウム(5.76g、41.66mmol)及びヨードメタン(5.20g、36.66mmol)を添加した。反応混合物を25℃で2時間撹拌し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜60:40)により精製して、表題化合物(480mg、23.1%)を白色固体として得た。
D.5−ブロモ−3−(ブロモメチル)−2−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン,149d
安息香酸ペルオキシ無水物(benzoic peroxyanhydride)(28.60mg、0.12mmol)を、アセトニトリル(10mL)中の5−ブロモ−3−メチル−2−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン(0.3g、1.18mmol)及び1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン(185.67mg、0.65mmol)の溶液に添加した。混合物を80℃でN2下で4時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮し、酢酸塩(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、表題化合物(326mg、24.5%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:333.8。
E.5−ブロモ−2−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ニコチノニトリル,149e
ニヨウ素(333.84mg、1.32mmol)を、アンモニア水和物(5mL)中の5−ブロモ−3−(ブロモメチル)−2−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン(296.00mg、0.26mmol)の溶液に添加した。混合物を60℃で16時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮し、酢酸塩(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製して、表題化合物(160mg)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:267.0。
F.N−(5−シアノ−6−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物149
5−ブロモ−2−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ニコチノニトリル(160.0mg、0.31mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(188.76mg、0.62mmol)、及びナトリウム2−メチルプロパン−2−オレート(118.47mg、1.23mmol)の混合物をジオキサン(10mL)に溶解し、トリス(ジベンジリデンアクトン)ジパラジウム(0)(56.44mg、0.062mmol)及び(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン)(35.67mg、0.062mmol)を添加した。混合物を100℃で12時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(26%〜46%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(28mg、17.7%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:490.9;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.46(1H、s)、9.27(1H、d、J=2.43Hz)、9.04(1H、d、J=2.43Hz)、8.84(1H、d、J=2.43Hz)、8.63(1H、s)、8.32(1H、d、J=8.38Hz)、7.93−7.99(1H、m)、7.89−7.93(1H、m)、7.64−7.69(1H、m)、7.58−7.63(1H、m)、4.50(3H、s)。
(実施例150及び実施例151:)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物150
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物151
A.7−クロロ−2−メチルフロ[3,2−b]ピリジンと7−クロロフロ[3,2−b]ピリジンとの混合物,150a
ジオキサン(6mL)及びH2O(1.5mL)中の7−クロロ−2−ヨードフロ[3,2−b]ピリジン(180mg、0.66mmol)、ジシクロヘキシル(2’,6’−ジイソプロポキシ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)ホスフィン(30mg、0.064mmol)、メチルボロン酸(50mg、0.84mmol)、及びK3PO4(628mg、1.93mmol)の混合物を、N2下でジアセトキシパラジウム(7.23mg、0.032mmol)に添加し、100℃に10時間加熱した。混合物をEtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。残留物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc=100:0〜50:50)により更に精製した。所望の画分を回収し、溶媒を除去して、所望の生成物を褐色油状物として得た(80mg、収率35%)。
B.7−ヒドラジニル−2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン及び7−ヒドラジニルフロ[3,2−b]ピリジンの混合物,化合物150b
7−クロロ−2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン及び7−クロロフロ[3,2−b]ピリジンの混合物(80mg、0.23mmol)並びにヒドラジン水和物(95mg、1.9mmol)を50℃に一晩加熱した。溶媒を減圧下で除去し、次の工程に直接使用した。
C.エチル1−(2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート及びエチル1−(フロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートの混合物,150c
7−ヒドラジニル−2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン及び7−ヒドラジニルフロ[3,2−b]ピリジン(65mg、0.21mmol)の混合物をエタノール(20mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(111.96mg、0.50mmol)を添加した。反応混合物を25℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得て、これをFCC(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製して、表題化合物(50mg、収率35%)を褐色油状物として得た。
D.1−(2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸及び1−(フロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸の混合物,150d
エチル1−(2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート及びエチル1−(フロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(50mg、0.075mmol)の混合物をTHF(5mL)及び水(1mL)に溶解した。水酸化リチウム(62.95mg、1.5mmol)を添加した。反応混合物を25℃で1時間撹拌した。THFを除去し、得られた残留物をエーテル(5mL)で洗浄した。水層に3M HClを添加して混合物をpH1に調整し、水相をEtOAc(5mL×3)で抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、生成物を褐色油状物として得た(50mg)。
E.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物150
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,151
1−(2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸及び1−(フロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(50mg、0.082mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(15.3mg、0.082mmol)、並びにピリジン(19.5mg、0.25mmol)の混合物をCH2Cl2(3mL)に溶解し、オキシ塩化リン(18.9mg、0.12mmol)を添加した。混合物を25℃で16時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(22%〜52%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題のN−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物150(5mg、13%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:465.9。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.07(br s、1H)8.89(d、J=2.43Hz、1H)8.79(d、J=5.51Hz、1H)8.47(s、1H)8.34(d、J=2.43Hz、1H)8.14(s、2H)7.71(d、J=5.29Hz、1H)7.28(d、J=2.43Hz、1H);かつ
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルフロ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物151(4mg、10%)。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.06(s、1H)、8.90(d、J=2.65Hz、1H)、8.71(d、J=5.73Hz、1H)、8.48(s、1H)、8.14(s、2H)、7.68(d、J=5.73Hz、1H)、6.98(d、J=1.10Hz、1H)、2.61(d、J=0.88Hz、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+480.0。
(実施例152)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物152
オキシ塩化リン(48.54μL、0.52mmol)を、CH2Cl2(2mL)中の1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(80mg、0.26mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾニトリル(53.04mg、0.29mmol)、ピリジン(210.61μL、2.60mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、次いで5mLのH2Oを混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して、反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(45mg、36.2%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:475.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.34(d、J=8.16Hz、1H)、7.76(t、J=7.28Hz、1H)、7.90(d、J=4.41Hz、1H)、7.92−7.98(m、1H)、8.11−8.16(m、1H)、8.22(d、J=2.21Hz、1H)、8.24(s、1H)、8.26−8.28(m、2H)、8.43(d、J=2.20Hz、1H)、8.67(s、1H)、9.18(d、J=4.63Hz、1H)、11.22(s、1H)。
(実施例153)
1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物153
A.7−ヒドラジニルベンゾ[d]チアゾール,153a
ジオキサン(2.5mL)中のパラジウム(II)(pi−シンナミル)クロリド二量体(24.2mg、0.047mmol)及びN−[2−(ジ−1−アダマンチルホスフィノ)フェニル]モルホリン(43.31mg、0.093mmol)の混合物をアルゴン(4×)でパージした。得られた透明な黄色溶液をアルゴン下で室温で10分間撹拌した。7−ブロモベンゾ[d]チアゾール(200mg、0.93mmol)及びt−BuONa(179.56mg、1.87mmol)を混合物に添加し、アルゴン(4×)でパージした。得られた黄色反応物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してヒドラジン(93.53mg、1.87mmol)で処理し、アルゴン(4×)でパージした。次いで、混合物をアルゴン下で50℃で2時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(20mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、7−ヒドラジニルベンゾ[d]チアゾール(150mg、粗生成物)を黒色固体として得た。
B.エチル1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,153b
EtOH(20mL)中の7−ヒドラジニルベンゾ[d]チアゾール、153a(150mg、0.91mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(327mg、1.36mmol)の溶液を80℃で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、表題生成物(130mg、収率42.0%)を黄色固体として得た。
C.1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,153c
EtOH/H2O(2/1、2mL)中のエチル1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,153b(130mg、0.38mmol、LiO・H2O(23.98mg、0.57mmol)の溶液を室温で一晩撹拌した。1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、表題生成物(100mg、収率83.8%)を白色固体として得た。
D.1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物153
オキシ塩化リン(39.71μL、0.43mmol)を、CH2Cl2(2mL)中の1−(ベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,153c(66.73mg、0.21mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(50mg、0.26mmol)、ピリジン(172.28μL、2.13mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、5mLのH2Oを混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(180mg、60.6%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:490.9。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm7.69(d、J=7.72Hz、1H)、7.76−7.81(m、1H)、8.06(s、2H)、8.32(d、J=8.16Hz、1H)、8.38(s、1H)、8.72(d、J=1.76Hz、1H)、8.80(s、1H)、9.36(s、1H)。
(実施例154)
N−(6−(4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物154
DMF(5mL)中の2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸,化合物109(160mg、0.29mmol)の溶液に、DPPA(95.92mg、0.35mmol)及びTEA(118.83μL、0.87mmol)をN2雰囲気下で添加した。混合物を80℃で一晩撹拌した。混合物を濃縮して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(40%〜70%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(45mg、30.8%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:499.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.51(s、2H)、7.33(s、1H)、7.59−7.64(m、1H)、7.66−7.71(m、1H)、7.91−8.01(m、2H)、8.33(d、J=8.60Hz、1H)、8.58−8.62(m、2H)、8.79(d、J=2.21Hz、1H)、9.06(d、J=2.43Hz、1H)、11.23(br s、1H)。
(実施例155)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物155
A.エチル1−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,155a
トルエン(50mL)中の4−ブロモイソキノリン−1−アミン(5.5g、24.656mmol)、ヘキサン−2,5−ジオン(3.377g、29.59mmol)、及びp−TSA(93.8mg、0.49mmol)の溶液を36時間加熱還流した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、表題生成物(3.3g、収率42.7%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:302.9。
B.1−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−4−ヒドラジニルイソキノリン,155b
N2雰囲気でのジオキサン(50mL)中のエチル1−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,155a(2.6g、8.63mmol)、ヒドラジン(864.30mg、17.27mmol)、パラジウム(II)(pi−シンナミル)クロリド二量体(134.17mg、0.26mmol)、及びN−[2−(ジ−1−アダマンチルホスフィノ)フェニル]モルホリン(240.14mg、0.52mmol)、並びにt−BuONa(2486.21mg、25.90mmol)を60℃で10時間撹拌した。珪藻土を通して濾過した後、混合物をH2O(50mL)とCH2Cl2(100×3mL)とに分配した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、表題生成物を褐色油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:253。
C.エチル1−(1−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,155c
EtOH(50mL)中の1−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)−4−ヒドラジニルイソキノリン,155b(3.3g、8.63mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(2.90g、12.09mmol)の溶液を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物(3.5g、収率94.6%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:429。
D.エチル1−(1−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,155d
EtOH(120mL)中のエチル1−(1−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,4c(3.4g、7.94mmol)及び塩酸ヒドロキシルアミン(13.24g、190.47mmol)の溶液を2日間加熱還流した。溶媒を除去し、残留物を飽和NaHCO3溶液(100mL)の添加により塩基性にした。混合物をEtOAc(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を回収し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、表題生成物(1.6g、収率57.6%)を褐色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:350.9。
E.エチル1−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート及びエチル1−(1−((ジ−tert−ブトキシカルボニル)アミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートの混合物,155e
THF(5mL)中のエチル1−(1−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,155d(600mg、1.71mmol)及びBoc2O(1121.47mg、5.14mmol)、DMAP(10.46mg、0.086mmol)、並びにTEA(715.22μL、5.14mmol)の溶液を室温で一晩撹拌した。混合物を濾過して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、表題生成物(650mg、収率68.9%)を黄色固体として得た。
F.1−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸;1−(1−((ジ−tert−ブトキシカルボニル)アミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸の混合物,155f
THF/H2O(2/1、0.75mL)中のエチル1−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート及びエチル1−(1−((ジ−tert−ブトキシカルボニル)アミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,4e(420mg、0.42mmol)、LiOH(35.22mg、0.84mmol)の混合物の溶液を室温で2時間撹拌した。1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、濾液を濃縮して、表題生成物(400mg、粗生成物)を白色固体として得た。
G.tert−ブチル(4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)カルバメート及びジ−tert−ブチル(4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)カルバメートの混合物,155g
オキシ塩化リン(63.18μL、0.68mmol)を、CH2Cl2(4mL)中の1−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、1−(1−((ジ−tert−ブトキシカルボニル)アミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,155f(150mg、0.15mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(86.18mg、0.44mmol)、ピリジン(274.09μL、3.39mmol)の混合物の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。5mLの水を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:544.2。
H.1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物155
CH2Cl2(2.6mL)中のtert−ブチル(4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)カルバメート及びジ−tert−ブチル(4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)カルバメート,155g(180mg、012mmol)、並びにジオキサン(4N、1.3mL)中HClの混合物の溶液を室温で2時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、粗生成物を得て、これを分取HPLC(14%〜44%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(100mg、70.2%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:499.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.04(d、J=8.16Hz、1H)、7.87(t、J=7.50Hz、1H)、7.97−8.03(m、1H)、8.16(s、2H)、8.33(s、1H)、8.64−8.75(m、3H)、8.90(d、J=2.20Hz、1H)、9.57(br s、2H)、11.48(s、1H)。
(実施例156)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物156
A.tert−ブチル(4−(4−((5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)カルバメート及びジ−tert−ブチル(4−(4−((5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)カルバメートの混合物,156a
オキシ塩化リン(97.104μL、1.042mmol)を、CH2Cl2(2mL)中の1−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸及び1−(1−((ジ−tert−ブトキシカルボニル)アミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,155f(220mg、0.22mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(145.46mg、0.71mmol)、ピリジン(421.29μL、5.21mmol)の混合物の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して、反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、粗生成物(300mg)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:535.1。
B.1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物156
CH2Cl2(2.6mL)中のtert−ブチル(4−(4−((5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)カルバメート及びジ−tert−ブチル(4−(4−((5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)カルバメート,156aの混合物(300mg、0.20mmol)並びにジオキサン中HCl(4N、1.3mL)を室温で2時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して、反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(25%〜55%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(115mg、49.3%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:491.1;1H NMR(400MHz、アセトニトリル−d3)δppm9.06(br s、1H)、8.83(d、J=1.76Hz、1H)、8.47(d、J=8.38Hz、1H)、8.38(s、1H)、8.11(br s、2H)、7.98−8.05(m、2H)、7.86−7.95(m、1H)、7.69(s、1H)、7.21(d、J=8.38Hz、1H)。
(実施例157)
N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物157
A.5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−アミン,157a
Pd2(dba)3(176.56mg、0.19mmol)及びXphos(183.83mg、0.39mmol)を、ジオキサン/H2O(6/1,20mL)中の6−ブロモ−5−クロロピリジン−3−アミン(800mg、3.86mmol)、1−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(1203.52mg、5.78mmol)、及びK3PO4(2.456g、11.57mmol)の溶液にN2雰囲気下で添加した。混合物を100℃で一晩撹拌した。反応溶液を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、157a(530mg、収率59.0%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:209.1。
B.N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物157
オキシ塩化リン(115.35μL、1.24mmol)を、CH2Cl2(10mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(400mg、1.24mmol)、5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−アミン(344.28mg、1.49mmol)、ピリジン(1000.9μL、12.38mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加し、飽和NaHCO3を添加して、反応混合物のpHを7〜8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(29%〜59%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(190mg、29.0%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:513.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.94(s、3H)、5.67(d、J=7.28Hz、1H)、6.78(d、J=2.21Hz、1H)、7.30(t、J=6.50Hz、1H)、7.68(t、J=7.83Hz、1H)、7.80(d、J=2.20Hz、1H)、7.95(d、J=7.28Hz、1H)、8.42−8.48(m、2H)、8.56(s、1H)、8.88(d、J=1.98Hz、1H)、11.13(s、1H)、11.64(br d、J=5.51Hz、1H)。
(実施例158)
1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物158
オキシ塩化リン(6.64g、43.3mmol)を、ピリジン(50mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(7.60g、21.7mmol)、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(3.51g、21.7mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、飽和NaHCO3(500mL)を添加した。混合物をCH2Cl2(500mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(5%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製した。所望の画分を回収し、NaHCO3水溶液(10%)でpH7〜8に調整した。有機溶媒を減圧下で濃縮し、白色固体を形成した。固体を回収し、水(3×300mL)で洗浄して、乾燥して、表題化合物(5.90g、58.1%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:467.9;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.66(d、J=7.28Hz、1H)、7.25−7.32(m、1H)、7.67(t、J=7.83Hz、1H)、7.94(d、J=7.28Hz、1H)、7.99(dd、J=5.62、1.65Hz、1H)、8.26(d、J=1.76Hz、1H)、8.44(d、J=8.16Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.70(d、J=5.51Hz、1H)、11.35(s、1H)、11.64(br d、J=5.29Hz、1H)。
(実施例159)
1−(2−アミノ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物159
A.5−ブロモ−2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン,159a
ヘキサン−2,5−ジオン(428.6mg、3.76mmol)を、トルエン(5mL)中の5−ブロモ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(400mg、1.88mmol)及び酢酸(215μL)の溶液に添加した。混合物を155℃で12時間撹拌した。混合物を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜40/60)により精製した。溶離液を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、5−ブロモ−2−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジンを黄色固体として得た(500mg、91%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+292.9。
B.2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−5−ヒドラジニル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン,159b
ヒドラジン一水和物(1mL)中の5−ブロモ−2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(500mg、1.72mmol)を80℃で一晩撹拌した。固体を濾過し、水(2mL×3)で洗浄した。固体を回収し、乾燥して、2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−5−ヒドラジニル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジンを白色固体として得た(416mg、粗生成物)。
C.エチル1−(2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,159c
エチル(Z)−2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(824.8mg、3.43mmol)を、エタノール(5mL)中の2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−5−ヒドラジニル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(416mg、1.72mmol)の溶液に添加した。混合物を80℃で終夜撹拌した。混合物を濾過して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。溶離液を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、エチル1−(2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートを黄色固体として得た(650mg、90%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+419.1。
D.1−(2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,159d
水酸化リチウム一水和物(49.7mg、1.2mmol)を、エタノール/水(2:1、3mL)中のエチル1−(2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(330mg、0.79mmol)に添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を2mLの水に溶解し、1M HClを添加シしてpHを6〜7に調整した。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、1−(2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸を白色固体として得た(307mg、粗生成物)。
E.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,159e
ジクロロメタン(2mL)中の1−(2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(300mg、0.77mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,7b(172mg、0.922mmol)、及びピリジン(622μL、7.69mmol)の溶液に、POCl3(143.3μL、1.54mmol)を滴下して添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。水(5mL)に混合物に添加し、飽和NaHCO3水溶液(20mL)を添加し、pHを7〜8に調整した。混合物をジクロロメタン(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル(100/0〜0/100))により精製して、N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(260mg、60%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.16(s、6H)、5.86(s、2H)、7.94(d、J=6.61Hz、1H)、8.03(t、J=8.27Hz、1H)、8.25(d、J=9.04Hz、1H)、8.31(s、2H)、8.74(s、1H)、8.89(d、J=2.43Hz、1H)、9.08(d、J=2.43Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+558.9。
F.1−(2−アミノ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物159
TFA(2mL)及びジオキサン/水(4:1,4mL)中のN−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(2,5−ジメチル−1H−ピロロ−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(200mg、0.357mmol)の溶液を70℃で5時間撹拌した。飽和NaHCO3を混合物に添加してpHを7〜8に調整した。水相を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(25%〜55%(v/v)CH3CN及び10mM NH4HCO3を含むH2O)により精製して、1−(2−アミノ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(12mg、収率7%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.46(dd、J=5.95、2.20Hz、1H)、7.65−7.74(m、2H)、8.31(s、2H)、8.77(s、1H)、8.93(d、J=2.20Hz、1H)、9.17(d、J=2.43Hz、1H)、11.55(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+558.9。
(実施例160)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−フルオロ−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物160
A.エチル3−フルオロ−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,160a
エチル1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,13b(1g、2.98mmol)をアセトニトリル(8mL)に溶解し、フッ化銀(II)(2.18g、14.9mmol)を添加した。反応混合物を、60℃で16時間撹拌しながら暗所に保持した。反応物を珪藻土を通して濾過し、CH3CN(200mL)で洗浄し、濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を得て、これを分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、3−フルオロ−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートを黄色固体として得た(30mg)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+354.0。
B.3−フルオロ−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,160b
エチル3−フルオロ−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(30mg、0.035mmol)をTHF(2mL)及び水(2mL)に溶解し、水酸化リチウム(8.41mg、0.35mmol)を添加した。反応混合物を30℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、3−フルオロ−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸を白色固体として得た(30mg、73.5%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+325.9。
C.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−フルオロ−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物160
ジクロロメタン(10mL)中の3−フルオロ−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(30mg、HPLCにより純度30%、0.026mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(7.6mg、0.038mmol)、及びピリジン(133.8mg、1.69mmol)の溶液に、POCl3(86.5mg、0.56mmol)を滴下して添加した。混合物を25℃で3時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物を得た。次いで、粗生成物を分取HPLC(37%〜57%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製して、N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−フルオロ−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(2.5mg、18.7%)を得た。1H NMR(400MHz、アセトニトリル−d3)δppm9.75(br s、1H)、9.06(d、J=2.8Hz、1H)、8.82(d、J=2.3Hz、1H)、8.63(d、J=2.3Hz、1H)、8.37(d、J=8.5Hz、1H)、8.02(s、2H)、7.96−7.91(m、1H)、7.90−7.84(m、2H)、7.63(dd、J=4.1、8.7Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+502.9。
(実施例161)
N−(2,5−ジメチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物161
A.3−ブロモ−6−メチル−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン,161a
3−ブロモ−2−クロロ−6−メチル−5−ニトロピリジン(4.0g、15.9mmol)及び1H−1,2,3−トリアゾール(1.43g、20.7mmol)をアセトニトリル(30mL)に溶解し、炭酸カリウム(3.30g、23.9mmol)を添加した。反応混合物を60℃で2時間撹拌した。飽和NH4Cl(100mL)を添加し、反応混合物をEtOAc(200mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を紫色油状物として得た。油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜85/15)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を紫色固体として得た(2.5g、収率55.3%,)。
B.2,5−ジメチル−3−ニトロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン,161b
3−ブロモ−6−メチル−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン(1.0g、3.52mmol)及びメチルボロン酸(316.1mg、5.28mmol)をジオキサン(20mL)に溶解し、二酢酸パラジウム(79.0mg、0.35mmol)、キサントホス(407.4mg、0.70mmol)、及び炭酸カリウム(973mg、7.04mmol)を添加し、反応混合物をN2で1分間パージした。反応混合物を100℃で16時間撹拌し、次いで濾過し、残留物をEtOAc(50mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜40/60)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(700mg、90.7%)。
C.2,5−ジメチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,161c
2,5−ジメチル−3−ニトロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン(200mg、3.19mmol)、鉄(1.07g、19.2mmol)、NH4Cl(1.03g、19.2mmol)をTHF(20mL)及び水(20mL)の混合物に添加した。反応混合物を80℃で3時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(50mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮乾固し、表題化合物を黄色油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜40/60)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色油状物として得た(360mg、59.6%)。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.82(s、2H)、6.91(s、1H)、3.78(br s、2H)、2.42(s、3H)、2.20(s、3H)。
D.N−(2,5−ジメチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物161
CH2Cl2(15mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(213.2mg、0.66mmol)、2,5−ジメチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(150mg、0.79mmol)、及びピリジン(522.5mg、6.61mmol)の溶液に、POCl3(304mg、1.98mmol)を滴下して添加した。混合物を25℃で4時間撹拌し、40℃で3時間撹拌した。30mLの飽和NaHCO3を添加し、CH2Cl2(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物を得た。次いで、粗生成物を分取HPLC(33%〜63%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製して、生成物(190mg、57.4%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.60(br d、J=5.7Hz、1H)、10.44(s、1H)、8.50(s、1H)、8.42(d、J=7.9Hz、1H)、8.11(s、2H)、8.02(s、1H)、7.95−7.89(m、1H)、7.65(t、J=7.9Hz、1H)、7.28(dd、J=6.1、7.2Hz、1H)、5.67(d、J=7.3Hz、1H)、2.47(br s、3H)、2.19(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+495.0。
(実施例162及び実施例163)
N−(6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物162
かつ
N−(6−(1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−1−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物163
A.2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン及び1−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジンの混合物,162a
3H−[1,2,3]ピリジン[4,5−c]ピリジン(0.62g、5.18mmol)を、アセトニトリル(20mL)中2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(1g、5.18mmol)及び炭酸カリウム(3.58g、25.9mmol)の混合物に添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を濾過した。溶液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1:0〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(580mg、40%)。
B.6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−アミン及び6−(1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−1−イル)−5−クロロピリジン−3−アミンの混合物,162b
鉄(0.535g、9.58mmol)及び塩化アンモニウム(0.512g、9.58mmol)を、THF(20mL)、水(10mL)、及びメタノール(10mL)中の2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン及び1−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン(530mg、0.958mmol)の混合物に添加した。反応物を80℃で2時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(20mL×2)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮乾固し、粗生成物を褐色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色油状物として得た(330mg、69.8%)。
C.N−(6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物162
及びN−(6−(1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−1−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物163
POCl3(0.49mL、5.36mmol)を、ジクロロメタン(5mL)中の6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−アミン及び6−(1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−1−イル)−5−クロロピリジン−3−アミン(330mg、1.34mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(493.9mg、1.61mmol)、並びにピリジン(0.54mL、6.70mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を混合物に添加した。混合物を酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(27%〜57%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製して、N−(6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物162(340mg、47.3%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.73(1H、s)、9.87(1H、s)、9.06−9.12(2H、m)、8.87(1H、d、J=2.20Hz)、8.77(1H、d、J=5.95Hz)、8.75(1H、s)、8.36(1H、d、J=8.60Hz)、8.07(1H、d、J=5.51Hz)、7.98−8.03(1H、m)、7.94−7.98(1H、m)、7.69−7.76(2H、m)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+535.9;及び
N−(6−(1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン−1−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物163(70mg、9.4%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.77(1H、s)、9.53(1H、d、J=0.88Hz)、9.08−9.18(2H、m)、8.88(1H、d、J=2.21Hz)、8.78(1H、s)、8.70(1H、d、J=5.95Hz)、8.37−8.44(2H、m)、7.98−8.09(2H、m)、7.83−7.89(1H、m)、7.75−7.82(1H、m)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+535.9。
(実施例164及び実施例165)
N−(6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物164
及びN−(6−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物165
A.2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン及び3−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジンの混合物,164a
1H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−c]ピリジン(3.5g、18.14mmol)を、アセトニトリル(50mL)中の2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(2.18g、18.14mmol)及び炭酸カリウム(7.5g、54.41mmol)の混合物に添加した。混合物を室温で12時間撹拌した。反応混合物を濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を黄色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=70:30)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(4.2g、83.7%)。
B.6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−アミン及び6−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−5−クロロピリジン−3−アミンの混合物,164b
鉄(2.02g、36.1mmol)及び塩化アンモニウム(1.93g、36.1mmol)を、THF(40mL)、水(10mL)及びメタノール(20mL)中の2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン及び3−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン(4.0g、7.23mmol)の混合物に添加した。反応物を80℃で2時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(20mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を濃縮乾固し、粗生成物を褐色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル10:1〜1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色油状物として得た(3.2g、86.1%)。
C.N−(6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物164
及びN−(6−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物165
POCl3(239mg、1.56mmol)を、ジクロロメタン(8mL)中の6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−アミン及び6−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−5−クロロピリジン−3−アミン(200mg、0.39mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(143.5mg、0.47mmol)、並びにピリジン(185mg、2.34mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で4時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(10mL)を混合物に添加した。混合物をジクロロメタン(20mL×3)で抽出した。有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを逆相HPLC(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製して、N−(6−(2H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物164(35.7,16.9%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.44(s、1H)、9.06(br s、1H)、8.98(s、1H)、8.84(br d、J=3.7Hz、1H)、8.78(s、1H)、8.63(s、1H)、8.35(br dd、J=8.2、16.5Hz、2H)、8.01−7.88(m、2H)、7.76−7.59(m、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+535.9;及び
N−(6−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物165(21mg、9.6%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.51(s、1H)、9.08(dd、J=2.2、3.5Hz、1H)、9.02(d、J=2.2Hz、1H)、8.84−8.75(m、3H)、8.68(s、1H)、8.35(d、J=8.2Hz、1H)、8.02−7.94(m、2H)、7.73−7.68(m、2H)、7.64(dd、J=4.6、8.4Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+535.9。
(実施例166)
N−(3−クロロ−4−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物166
A.2−(4−ブロモ−2−クロロベンジリデン)ヒドラジン−1−カルボキサミド,166a
メタノール(50mL)及び水(50mL)中の4−ブロモ−2−クロロベンズアルデヒド(5.0g、22.78mmol)、酢酸ナトリウム(3.74g、45.57mmol)、ヒドラジンカルボキサミド(1.71g、22.78mmol)の溶液を50℃で5時間撹拌した。混合物を温度に冷却し、濾過した。固体を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。固体を乾燥して、生成物を白色固体として得た(3g、47.6%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.63(br s、2H)、7.54(dd、J=8.60、1.76Hz、1H)、7.75(d、J=1.98Hz、1H)、8.12−8.19(m、2H)、10.55(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+277.9。
B.5−(4−ブロモ−2−クロロフェニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン,166b
臭素(931.5μL、18.1mmol)を、酢酸(15mL)中の2−(4−ブロモ−2−クロロベンジリデン)ヒドラジン−1−カルボキサミド(2.0g、7.23mmol)の溶液に滴下して添加した。混合物を80℃で3時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、TMEB(60mL)を混合物に添加し、10分間撹拌した。混合物を濾過し、固体を乾燥して、生成物を白色固体として得た(1g、50%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+275.9。
C.5−(4−ブロモ−2−クロロフェニル)−2,4−ビス((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン,166c
水素化ナトリウム(437.1mg、10.93mmol)を、DMF(10mL)中の5−(4−ブロモ−2−クロロフェニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(1.0g、3.64mmol)の溶液に0℃で1回で添加した。0℃で1時間撹拌した後、(2−(クロロメトキシ)エチル)トリメチルシラン(2.579mL、14.57mmol)を混合物に滴下して添加した。反応物を、室温で一晩撹拌した。水(20mL)を添加し、反応物及び水層を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製した。溶離液を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を無色油状物として得た(400mg、収率21%)。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm−0.05−−0.02(m、9H)、−0.01−0.01(m、9H)、0.80−0.87(m、2H)、0.94−1.00(m、2H)、3.52−3.59(m、2H)、3.68−3.74(m、2H)、4.95(s、2H)、5.25(s、2H)、7.40(d、J=8.16Hz、1H)、7.54(dd、J=8.27、1.87Hz、1H)、7.70(d、J=1.76Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+536.2。
D.1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,166d
HBTU(1.65g、4.35mmol)を、DMF(15mL)中の1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(0.89g、2.90mmol)、塩化アンモニウム(775mg、14.5mmol)、DIEA(2.46mL、14.5mmol)の混合物に添加した。反応混合物を室温で4時間撹拌した。水(20mL)を反応溶液に添加した。水層を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。有機層を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(600mg、収率65%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+307.0。
E.N−(3−クロロ−4−(5−オキソ−1,4−ビス((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−4,5−ジヒドロ−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,166e
Pd(OAc)2(15.95mg、0.071mmol)及びキサントホス(41.1mg、0.071mmol)を、ジオキサン(5mL)中の5−(4−ブロモ−2−クロロフェニル)−2,4−ビス((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(380mg、0.71mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(293mg、0.92mmol)、及び炭酸セシウム(810mg、2.49mmol)の溶液にN2雰囲気下で添加した。混合物を100℃で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。溶離液を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(480mg、収率76%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+760.1。
F.N−(3−クロロ−4−(1−(ヒドロキシメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,166f
TFA/DCM(1:2、1.5mL)中のN−(3−クロロ−4−(5−オキソ−1,4−ビス((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−4,5−ジヒドロ−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(400mg、0.45mmol)を室温で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、粗生成物を得て、次の工程に直接使用した。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+531.0。
G.N−(3−クロロ−4−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物166
メタノール(5mL)中のN−(3−クロロ−4−(1−(ヒドロキシメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(386mg、0.525mmol)及びTEA(1061mg、10.49mmol)を50℃で3時間撹拌した。混合物を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(20%〜50%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、生成物を白色固体として得た(120mg、収率45.5%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.58−7.71(m、3H)、7.77(dd、J=8.60、1.98Hz、1H)、7.88−7.93(m、1H)、7.94−8.00(m、1H)、8.06(d、J=1.98Hz、1H)、8.33(d、J=8.38Hz、1H)、8.54(s、1H)、9.06(dd、J=4.08、1.65Hz、1H)、10.93(br s、1H)、11.77(br s、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+489.9。
(実施例167)
1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物167
ピリジン(3mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(345.9mg、0.888mmol)及び5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−アミン(120mg、0.74mmol)の溶液に、POCl3(227mg、1.48mmol)を滴下して添加した。混合物を25℃で4時間撹拌し、40℃で3時間撹拌した。飽和NaHCO3を添加してpHを7〜8に調整し、混合物を酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。次いで、粗生成物を分取HPLC(37%〜57%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製して、1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(130mg、37%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.67(d、J=7.28Hz、1H)、7.26−7.31(m、1H)、7.68(t、J=7.94Hz、1H)、7.94(d、J=7.50Hz、1H)、8.44(d、J=7.94Hz、1H)、8.53(s、1H)、8.60(s、1H)、8.75(s、1H)、9.12(s、1H)、11.18(s、1H)、11.64(br d、J=4.63Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+467.9。
(実施例168)
N−(5−クロロ−6−(5−(ヒドロキシメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物168
A.メチル2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート及びメチル1−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレートの混合物,168a
MeCN(30mL)中の炭酸カリウム(10.0g、72.5mmol)を、2,3−ジクロロ−5−ニトロピリジン(7.0g、36.3mmol)及びメチル1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(4.61g、36.3mmol)の溶液に添加した。混合物を60℃で16時間反応させた。反応混合物を濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=40:60)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(8.8g、収率42.8)。
B.メチル2−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート,168b
かつ
メチル1−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレート,168c
メチル2−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート及びメチル1−(3−クロロ−5−ニトロピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレート(8.8g、15.5mmol)の混合物を、THF(30mL)及び水(15mL)中の鉄(8.66g、155.1mmol)、NH4Cl(8.30g、155.1mmol)の混合物に添加した。反応物を60℃で2時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得て、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=2:1〜酢酸エチル)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、メチル2−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート,168c(1.80g、45.7%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm3.98(s、3H)、4.21(s、2H)、7.16(d、J=2.51Hz、1H)、7.90(d、J=2.51Hz、1H)、8.26−8.33(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+254.0;及び
黄色固体としてのメチル1−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレート,168d(1.10g、28.0%)、1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm3.99(s、3H)、4.33(br s、2H)、7.20(d、J=2.51Hz、1H)、7.91(d、J=2.76Hz、1H)、8.48(s、1H)、8.46−8.53(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+254.0。
D.メチル1−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレート,168e
CH2Cl2(20mL)中の1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(1.10g、3.26mmol)、メチル1−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレート(910mg、3.59mmol)、及びピリジン(774mg、9.79mmol)の溶液に、POCl3(600mg、3.91mmol)を滴下して添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、20mLの飽和NaHCO3を添加した。反応混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。次いで、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1:1〜酢酸エチル)により精製して、生成物(1.10g、52.1%)を得た。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+573.1。
E.N−(5−クロロ−6−(5−(ヒドロキシメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,168f
LiAlH4(61.6mg、1.62mmol)をTHF(10mL)中のメチル1−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレート(300mg、0.46mmol)の溶液に0℃でゆっくりと添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。水(61μL)を0℃で混合物に添加し、混合物を10分間撹拌した。NaOH(61μL、水中15%)を0℃で混合物に添加し、混合物を10分間撹拌した。追加の水(183μL)を0℃で混合物に添加し、混合物を10分間撹拌した。MgSO4を混合物に添加し、混合物を濾過した。濾液を濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た(180mg、収率61.2%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+545.1。
F.N−(5−クロロ−6−(5−(ヒドロキシメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物168
イソプロパノール(4mL)中のN−(5−クロロ−6−(5−(ヒドロキシメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(180mg、0.28mmol)を濃HCl(2mL)に添加し、反応物を60℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(12%〜42%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を白色固体として得た(36mg、収率23.9%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.65(s,2H)、5.67(d、J=7.28Hz、1H)、7.31(t、J=6.53Hz、1H)、7.68(t、J=7.78Hz、1H)、7.96(d、J=7.28Hz、1H)、8.42−8.50(m、2H)、8.54−8.73(m、2H)、8.90(br s、1H)、11.27−11.47(m、1H)、11.65(br d、J=5.02Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+530.9。
(実施例169)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物169
A.5,6−ジクロロ−2−メチルピリジン−3−アミン,169a
鉄(0.811g、14.5mmol)及び塩化アンモニウム(0.775g、14.5mmol)を、メタノール(20mL)、THF(40mL)、及び水(10mL)中の2,3−ジクロロ−6−メチル−5−ニトロピリジン(0.60g、2.90mmol)の混合物に添加した。混合物を60℃で2時間撹拌した。酢酸エチル(100mL)を混合物に添加した。固体を濾過により回収した。残留物を酢酸エチル(100×3mL)で洗浄した。濾液を回収し、減圧下で濃縮した。10%NaHCO3(100mL)を混合物に添加し、混合物を酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。有機相を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、濾液を除去して、生成物を黄色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(0.45g、収率88%)。
B.5−クロロ−2−メチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−アミン,169b
ジクロロメタン(113mg、0.14mmol)と錯体を形成した[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)を、ジオキサン/水(3:1,10mL)中の5,6−ジクロロ−2−メチルピリジン−3−アミン(350mg、1.98mmol)、1−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(535mg、2.57mmol)、及び酢酸カリウム(582mg、5.93mmol)の溶液にN2雰囲気下で100℃で一晩添加した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。溶離液を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(315mg、収率72%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+222.9。
C.N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物169
ジクロロメタン(5mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(175mg、0.45mmol)、及び5−クロロ−2−メチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−アミン(110mg、0.49mmol)、並びにピリジン(363μL、4.49mmol)の溶液に、POCl3(68.9mg、0.45mmol)を滴下して添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。水(5mL)を添加し、飽和NaHCO3を添加してpHを7〜8に調整し、反応混合物をジクロロメタン(5mL×2)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。次いで、粗生成物を分取HPLC(30%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、生成物を白色固体として得た(105mg、44%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.52(br s、3H)、3.93(s、3H)、5.69(br d、J=7.50Hz、1H)、6.75(d、J=2.21Hz、1H)、7.29(br s、1H)、7.67(t、J=7.83Hz、1H)、7.79(d、J=2.21Hz、1H)、7.93(d、J=7.50Hz、1H)、8.09(s、1H)、8.44(d、J=8.38Hz、1H)、8.49(s、1H)、10.40(s、1H)、11.62(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+527.9。
(実施例170)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物170
A.3−クロロ−6−メチル−5−ニトロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン,170a
MeCN(20mL)中の2,3−ジクロロ−6−メチル−5−ニトロピリジン(1.2g、5.80mmol)、1H−ピラゾール(987mg、14.5mmol)、及び炭酸カリウム(2.40g、17.4mmol)の溶液を室温で一晩撹拌し、40℃で更に8時間撹拌した。混合物を濾過し、固体を酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製した。溶離液を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(650mg、収率47%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.77(s、3H)、6.64(t、J=1.76Hz、1H)、7.92(s、1H)、8.49(d、J=2.65Hz、1H)、8.84(s、1H)。
B.5−クロロ−2−メチル−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−アミン,170b
鉄(0.761g、13.6mmol)及び塩化アンモニウム(0.718g、13.6mmol)を、メタノール(5mL)、THF(10mL)、及び水(5mL)中の3−クロロ−6−メチル−5−ニトロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン(0.650g、2.72mmol)の混合物に添加した。混合物を70℃で2時間撹拌した。10mLの飽和NaHCO3溶液を混合物に添加し、混合物を濾過し、濾液を酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。有機層を乾燥し(Na2SO4)、溶媒を除去して、生成物を黄色固体として得た(500mg、88%)。
C.N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物170
ピリジン(5mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(146mg、0.70mmol)及び5−クロロ−2−メチル−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−アミン(200mg、0.58mmol)の溶液に、POCl3(108μL、1.16mmol)を滴下して添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。水(5mL)を添加し、飽和NaHCO3を添加してpHを7〜8に調整し、反応混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。次いで、粗生成物を分取HPLC(32%〜62%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、生成物を白色固体として得た(160mg、53%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.53(br s、3H)、5.68(d、J=7.72Hz、1H)、6.52−6.58(m、1H)、7.27−7.33(m、1H)、7.68(t、J=7.94Hz、1H)、7.81(d、J=1.32Hz、1H)、7.94(d、J=7.72Hz、1H)、8.27(d、J=2.21Hz、1H)、8.30(s、1H)、8.44(d、J=7.94Hz、1H)、8.52(s、1H)、10.54(s、1H)、11.63(br d、J=5.95Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+514.2。
(実施例171)
N−(5−クロロ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物171
A.2−(2−クロロ−5−メチル−4−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール,171a
アセトニトリル(10mL)中の1,2−ジクロロ−4−メチル−5−ニトロベンゼン(1.0g、4.85mmol)、2H−1,2,3−トリアゾール(0.32mL、5.83mmol)、炭酸カリウム(2.01g、14.56mmol)、及びフッ化カリウム(226mg、3.88mmol)の混合物を80℃で一晩撹拌した。固体を濾過により回収し、次いで50mLの酢酸エチルで洗浄した。溶媒を濃縮して、粗生成物を黄色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜50:50)により精製した。溶媒を濃縮して、生成物を白色固体として得た(180mg、収率15.5%)。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.69(s、1H)、7.64(d、J=1.00Hz、1H)、7.40(d、J=1.25Hz、1H)、7.21(s、1H)2.11(s、3H)。
B.5−クロロ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン,171b
鉄(0.772g、13.8mmol)及び塩化アンモニウム(0.74g、13.8mmol)を、メタノール(4mL)、THF(6mL)、及び水(3mL)中の2−(2−クロロ−5−メチル−4−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール(660mg、2.77mmol)の混合物に添加した。混合物を60℃で2時間撹拌した。酢酸エチル(50mL)を混合物に添加した。沈殿物を濾過により回収し、残留物を酢酸エチル(50×3mL)で洗浄した。濾液を回収し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=1:1)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を白色固体として得た(0.50g、収率95%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.97(s、2H)、7.13(s、1H)、6.77(s、1H)、5.58(s、2H)、3.33(s、2H)、2.48(br s、2H)、2.05(s、3H)。
C.N−(5−クロロ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物171
ジクロロメタン(10mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(150mg、0.46mmol)、及び5−クロロ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン(96.8mg、0.46mmol)、並びにピリジン(220mg、2.78mmol)の溶液に、POCl3(285mg、1.86mmol)を滴下して添加した。混合物を室温で4時間撹拌した。飽和NaHCO3を添加してpHを9〜10に調整し、反応混合物をジクロロメタン(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。次いで、粗生成物を分取HPLC(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製して、生成物を白色固体として得た(131mg、54.7%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.60(br d、J=5.51Hz、1H)、10.35(s、1H)、8.36−8.53(m、2H)、8.13(s、2H)、7.81−7.95(m、2H)、7.59−7.68(m、2H)、7.26(dd、J=7.17、6.06Hz、1H)、5.66(br d、J=7.50Hz、1H)、2.27−2.37(m、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+514.2。
(実施例172)
N−(5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物172
A.2−(2−クロロ−5−フルオロ−4−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール,172a
アセトニトリル(50mL)中の1−クロロ−2,4−ジフルオロ−5−ニトロベンゼン(3.0g、15.5mmol)、2H−1,2,3−トリアゾール(1.61mL、23.3mmol)、及び炭酸カリウム(6.42g、46.5mmol)の混合物を30℃で2時間撹拌した。固体を濾過により回収し、100mLの酢酸エチル及び100mLのジクロロメタンで洗浄した。溶媒を濃縮して、粗生成物を黄色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜1:2)により精製した。溶媒を濾過し、生成物を黄色固体として得た(0.6g、16%)。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.79(br d、J=10.80Hz、1H)、7.95(s、2H)、8.32(br d、J=7.06Hz、1H)。
B.5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン,172b
鉄(0.692g、12.4mmol)及び塩化アンモニウム(0.661g、12.4mmol)を、メタノール(20mL)、THF(40mL)、及び水(10mL)中2−(2−クロロ−5−フルオロ−4−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール(600mg、2.47mmol)の混合物に添加した。混合物を60℃で2時間撹拌した。酢酸エチル(50mL)を混合物に添加した。固体を濾過により回収した。残留物を酢酸エチル(50×3mL)で洗浄した。濾液を回収し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=0:1)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を白色固体として得た(0.50g、81%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.93(s、2H)、6.93(d、J=8.60Hz、1H)、7.36(d、J=11.25Hz、1H)、7.99−8.04(m、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+212.9。
C.N−(5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物172
ジクロロメタン(10mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(152mg、0.47mmol)、及び5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン(100mg、0.47mmol)、並びにピリジン(149mg、1.888mmol)の溶液に、POCl3(144mg、0.94mmol)を滴下して添加した。混合物を室温で4時間撹拌した。飽和NaHCO3を添加してpHを9〜10に調整し、反応混合物をジクロロメタン(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。次いで、粗生成物を分取HPLC(32%〜62%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製して、生成物を黄色固体として得た(135mg、55.4%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.67(d、J=7.28Hz、1H)、7.27(dd、J=7.28、5.95Hz、1H)、7.65(t、J=7.83Hz、1H)、7.86(d、J=10.58Hz、1H)、7.90−7.94(m、1H)、8.18(s、2H)、8.24(d、J=7.50Hz、1H)、8.42(d、J=8.16Hz、1H)、8.45(s、1H)、10.81(s、1H)、11.60(br d、J=5.07Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+518.0。
(実施例173)
N−(5−クロロ−6−(4−(メトキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物173
A.(2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチルメタンスルホネート,173a
DCM(8mL)中のN−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物136(420mg、0.79mmol)の溶液を0℃に冷却し、TEA(240mg、2.37mmol)を添加し、次いでメタンスルホニルクロリド(136mg、1.19mmol)を滴下して添加した。溶液を0℃で1時間撹拌した。混合物を濃縮し、乾燥し、次の工程に直接使用した。
B.N−(5−クロロ−6−(4−(メトキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物173
メタノール(20mL)中の2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチルメタンスルホネート(150mg、95%純粋,0.24mmol)の溶液を50℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取高速液体クロマトグラフィー(31%〜61%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を白色固体として得た(25mg、収率19.3%)。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm3.44(d、J=0.66Hz、3H)、4.67(s、2H)、7.61−7.66(m、1H)、7.75(d、J=8.60Hz、1H)、7.83(d、J=7.50Hz、1H)、7.94−7.99(m、1H)、8.01(s、1H)、8.33(d、J=8.60Hz、1H)、8.39(s、1H)、8.72(dd、J=2.21、1.32Hz、1H)、8.79(d、J=2.21Hz、1H)、9.00(d、J=3.97Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+528.9。
(実施例174)
N−(4−(4−(アミノメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロフェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物174
A.tert−ブチル((1−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)カルバメート,174a
炭酸カリウム(350mg、2.54mmol)を、MeCN(5mL)中の2−クロロ−1−フルオロ−4−ニトロベンゼン(245mg、1.39mmol)、tert−ブチル((1H−ピラゾール−4−イル)メチル)カルバメート(250mg、1.27mmol)の溶液に添加し、混合物を80℃で12時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て、次いでシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=1:1)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(440mg、収率98.4%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+353.0。
B.tert−ブチル((1−(4−アミノ−2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)カルバメート,174b
鉄(348.3mg、6.24mmol)及びNH4Cl(333.6mg、6.24mmol)を、THF(20mL)、H2O(5mL)、MeOH(5mL)中のtert−ブチル((1−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)カルバメート(440mg、1.25mmol)の混合物に添加し、反応混合物を60℃で2時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(20mL×2)で洗浄し、合わせた濾液を濃縮乾固して、粗生成物を褐色固体として得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜20/80)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色固体として得た(388mg、96.4%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+323.0。
C.tert−ブチル((1−(2−クロロ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)カルバメート,174c
tert−ブチル((1−(4−アミノ−2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)カルバメート(140mg、0.43mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(133.3mg、0.43mmol)、DIEA(280.3mg、2.17mmol)をDMF(4mL)に溶解し、HATU(247.4mg、0.65mmol)を添加し、混合物を25℃で3時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、反応混合物をCH2Cl2(20mL×2)で抽出し、合わせた有機層を無水Na2SO4で乾燥し、濾過した。溶媒を減圧下で濃縮し、生成物を褐色固体として得た(200mg、収率36.8%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+612.2。
D.N−(4−(4−(アミノメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロフェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物174
HCl/ジオキサン(10mL)をtert−ブチル((1−(2−クロロ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)カルバメート(88mg、0.14mmol)に添加し、混合物を室温で10分間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(15%〜45%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を淡白色固体として得た(55mg、収率73.9%)。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.37(1H、d、J=3.76Hz)、8.55(1H、s)、8.52(1H、s)、8.45(1H、s)、8.33(1H、t、J=8.16Hz)、8.20(1H、s)、8.18−8.20(1H、m)、8.17(1H、s)、8.11−8.16(1H、m)、7.89(1H、s)、7.83(1H、dd、J=8.78、2.26Hz)、7.60(1H、d、J=8.78Hz)、4.18(2H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+513.0。
(実施例175)
N−(3−クロロ−4−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物175
A.エチル1−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,175a
2−クロロ−1−フルオロ−4−ニトロベンゼン(334mg、1.90mmol)をMeCN(10mL)に溶解し、エチル1−ピラゾール−4−カルボキシレート(222.2mg、1.59mmol)及び炭酸セシウム(568mg、1.74mmol)を添加し、80℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、残留物をEtOAc(20mL×3)で洗浄し、合わせた有機層を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を白色固体として得た(400mg、収率85.3%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.90(s、1H)、8.58(d、J=2.5Hz、1H)、8.36(dd、J=2.5、8.8Hz、1H)、8.26(s、1H)、7.97(d、J=8.8Hz、1H)、4.29(q、J=7.1Hz、2H)、1.30(t、J=7.2Hz、3H)。
B.エチル1−(4−アミノ−2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,175b
エチル1−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(400mg、1.25mmol)をTHF(10mL)に溶解し、鉄(453mg、8.12mmol)、NH4Cl(434mg、2.12mmol)、及びH2O(10mL)を添加し、反応混合物を80℃で4時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(20mL×3)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(280mg、収率74.2%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+266.1。
C.エチル1−(2−クロロ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,175c
エチル1−(4−アミノ−2−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(130mg、0.49mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(100mg、0.33mmol)、及びピリジン(38.6mg、0.49mmol)をDCM(10mL)に加え、POCl3(74.9mg、0.49mmol)を滴下して添加した。反応混合物を30℃で16時間撹拌した。NaHCO3(20mL)を添加し、反応混合物をCH2Cl2(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減hh圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜40/60)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(170mg、収率84.4%)。
D.N−(3−クロロ−4−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物175
エチル1−(2−クロロ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(170mg、90%純粋、0.28mmol)をTHF(10mL)に溶解し、0℃で撹拌し、LiAlH4(83.4mg、2.2mmol)をゆっくりと添加した。反応混合物を40℃で40時間撹拌した。水(10mL)を添加し、反応混合物をEtOAc(10mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取高速液体クロマトグラフィー(25%〜55%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を白色固体として得た(34mg、収率24.1%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.12(br s、1H)、9.16(br s、1H)、8.63(br s、1H)、8.41(br d、J=7.0Hz、1H)、8.16(br s、1H)、8.11−7.93(m、3H)、7.82(br s、3H)、7.69(br s、1H)、7.60(br s、1H)、4.46(br s、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+512.9。
(実施例176)
N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物176
A.5−ブロモ−2−ヒドロキシ−6−メチルニコチノニトリル,176a
1−ブロモピロリジン−2,5−ジオン(26.54g、149.1mmol)を、DMF(120mL)中の2−ヒドロキシ−6−メチルニコチノニトリル(10g、74.6mmol)の溶液に滴下して添加した。混合物を70℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3溶液(100mL)を混合物に添加した。混合物を酢酸エチル(300mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、生成物を黒色固体として得た(14g、収率79%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+212.8。
B.5−ブロモ−2−クロロ−6−メチルニコチノニトリル,176b
三塩化ホスホリル(101.4g、661.2mmol)中の5−ブロモ−2−ヒドロキシ−6−メチルニコチノニトリル(14g、58.65mmol)を80℃で一晩撹拌した。三塩化ホスホリルを濃縮した。飽和NaHCO3溶液(1000mL)を残留物に滴下して添加して、pHを7〜8に調整した。水相を酢酸エチル(500mL×3)で抽出した。有機相を乾燥し(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、生成物を黒色固体として得た(9g、収率66%)。
C.5−ブロモ−6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,176c
アセトニトリル(150mL)中の5−ブロモ−2−クロロ−6−メチルニコチノニトリル(8.5g、36.7mmol)、2H−1,2,3−トリアゾール(5.07g、73.4mmol)、及び炭酸カリウム(15.2g、110.2mmol)の溶液を40℃で一晩撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(200mL×3)で洗浄した。濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜30/70)により精製した。溶離液を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(7g、収率72%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.71(s、3H)、8.31(s、2H)、8.90(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+264.0。
D.5−アミノ−6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル,176d
ニ酢酸パラジウム(170mg、0.76mmol)及び(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(438mg、0.76mmol)を、ジオキサン中の5−ブロモ−6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(2.0g、7.57mmol)、tert−ブチルカルバメート(1331mg、11.36mmol)、及び炭酸セシウム(7.40g、22.7mmol)の溶液にN2バブリング下で添加した。反応物を120℃で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。溶離液を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、黄色固体としての5−アミノ−6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(300mg、18%)、LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+200.8及び黄色固体としてのtert−ブチル(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバメート(600mg、26%)を得た。
E.N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物176
ジクロロメタン(20mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(132mg、0.41mmol)、及び5−アミノ−6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(90mg、0.45mmol)、並びにピリジン(129mg、1.64mmol)の溶液に、POCl3(125mg、0.82mmol)を滴下して添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、飽和NaHCO3溶液(20mL)を混合物に添加し、混合物をジクロロメタン(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。次いで、粗生成物を分取HPLC(28%〜58%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、生成物を黄色固体として得た(65mg、31%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.64(s、3H)、5.66(d、J=7.50Hz、1H)、7.24−7.31(m、1H)、7.66(t、J=7.83Hz、1H)、7.93(d、J=7.72Hz、1H)、8.29(s、2H)8.42(d、J=7.94Hz、1H)、8.51(s、1H)、8.66(s、1H)、10.64(br s、1H)、11.61(br d、J=5.07Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+505.9。
(実施例177)
N−(5−シアノ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物177
A.メチル2−(3−シアノ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート,177a
炭酸カリウム(376.5mg、2.72mmol)を、MeCN(10mL)中の2−クロロ−5−ニトロニコチノニトリル(500mg、2.72mmol)及びメチル1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(415.5mg、3.27mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間反応させ、濾過し、得られた残留物をEtOAc(50mL×3)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。EtOAc(10mL)を添加し、混合物を室温で0.5時間撹拌し、濾過し、得られた固体を回収し、減圧下で乾燥して、生成物を黄色固体として得た(550mg、収率73.6%)。
B.メチル2−(5−アミノ−3−シアノピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート,177b
メチル2−(3−シアノ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(550mg、2.0mmol)をTHF(20mL)及びメタノール(10mL)に溶解し、鉄(1.12g、20.0mmol)、NH4Cl(1.07g、20.0mmol)、及びH2O(5mL)を添加し、反応混合物を60℃で2時間撹拌した。珪藻土パッドを通して混合物を濾過し、パッドをEtOAc(20mL×3)で洗浄した。合わせた濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル10:1〜1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(180mg、収率31.2%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.70−8.54(m、1H)、8.10(d、J=2.9Hz、1H)、7.48(d、J=2.6Hz、1H)、6.42(s、2H)、3.89(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+245.1。
C.メチル2−(3−シアノ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート,177c
メチル2−(3−シアノ−5−ニトロピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(155mg、0.63mmol)、1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,3b(230mg、0.75mmol)、及びピリジン(297mg、3.76mmol)をDCM(10mL)に添加し、POCl3(384mg、2.509mmol)を滴下して添加した。反応混合物を室温で4時間撹拌し、飽和NaHCO3を添加してpHを9〜10に調整し、水(30mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(450mg、収率98.7%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+533.9。
D.N−(5−シアノ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物177
メチル2−(3−シアノ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(400mg、純度730%、0.55mmol)をTHF(10mL)に溶解し、反応物を0℃で撹拌し、次いでLiAlH4(167mg、4.4mmol)をゆっくりと添加した。反応混合物を40℃で10時間撹拌した。水(10mL)を添加し、混合物をEtOAc(10mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を淡黄色固体として得た(20mg、収率6.9%)。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.27(d、J=3.7Hz、1H)、9.07(br s、1H)、8.89(d、J=2.4Hz、1H)、8.51−8.43(m、2H)、8.39(d、J=8.4Hz、1H)、8.24(t、J=8.2Hz、1H)、8.13−8.07(m、2H)、8.03(dd、J=5.1、8.6Hz、1H)、4.82(s、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+506.1。
(実施例178)
N−(6−(5−アミノ−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物178
A.1−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボン酸,178a
水酸化リチウム(139mg、5.8mmol)を、THF/H2O(2:1,6mL)中のメチル1−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキシレート(750mg、1.16mmol)の溶液に添加し、混合物を25℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮し、1M HCl溶液を混合物に添加してpHを〜5に調整し、固体を形成した。固体を濾過により回収し、乾燥して、生成物(600mg、収率88.7%)を得た。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+559.0。
B.tert−ブチル(1−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)カルバメート,178b
N2下でのtert−ブタノール(10mL)中の1−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボン酸(550mg、0.94mmol)の溶液に、DPPA(311mg、1.13mmol)及びTEA(286mg、2.83mmol)を添加した。反応混合物を80℃で一晩撹拌し、NaHCO3(20mL)を添加し、混合物をEtOA(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、粗化合物を褐色油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=2:1〜酢酸エチル)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(180mg、収率27.9%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+630.2。
C.N−(6−(5−アミノ−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物178
tert−ブチル(1−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)カルバメート(180mg、0.26mmol)及び濃HCl(2mL)を、イソプロパノール(4mL)に添加し、60℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を白色固体として得た(31.2mg、収率22.7%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.63(d、J=7.28Hz、1H)、7.26(t、J=6.73Hz、1H)、7.64(t、J=7.72Hz、1H)、7.83(s、1H)、7.92(d、J=7.94Hz、1H)、8.41(d、J=8.16Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.63(d、J=1.76Hz、1H)、8.84(d、J=1.76Hz、1H)、11.30(s、1H)、11.61(br d、J=5.29Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+515.9。
(実施例179)
N−(5−クロロ−6−(4−シアノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物179
POCl3(348.6mg、2.27mmol)を、CH3Cl(8mL)中の2−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド(120mg、0.23mmol)の溶液に添加した。混合物を80℃で1時間反応させ、10%NaHCO3(10mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を白色固体として得た(82mg、収率69.7%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.72(br s、2H)、7.93−8.08(m、2H)、8.37(br d、J=8.03Hz、1H)、8.69(br s、1H)、8.79(br d、J=2.01Hz、1H)、8.93−9.04(m、2H)、9.10(br s、1H)、11.53(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+515.9。
(実施例180)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物180
A.4−ヒドラジニルイソキノリン,180a
0℃のHCl(150mL、5mol/L)中のイソキノリン−4−アミン(15g、104.04mmol)の撹拌溶液に、水(15mL)中の亜硝酸ナトリウム(10.77g、156.06mmol)の溶液を0℃未満で添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、HCl(27mL、12mol/L)に溶解したSnCl2・2H2O(58.69g、260.10mmol)の溶液を滴下して添加した。混合物を室温で12時間撹拌した。混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH12〜14に調整した。混合物をCH2Cl2(1000mL×3)で抽出した。有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗180a(15.8g、収率95.4%)を褐色固体として得て、これを次の工程で直接使用した。
B.エチル1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,180b
EtOH(200mL)中の4−ヒドラジニルイソキノリン,180a(15.8g、99.25mmol)、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(35.758g、148.88mmol)、トリエチルアミン(30.074g、297.76mmol)の溶液を80℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100:1〜20:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、180b(16g、収率41.8%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:336.0。
C.4−(4−(エトキシカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン2−オキシド,180c
CH2Cl2(300mL)中のエチル1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,180b(16g、41.44mmol)、3−クロロ過安息香酸(26.817g、124.32mmolの溶液を室温で16時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO3(1000mL)でクエンチし、混合物を酢酸エチル(500mL×3)で抽出した。有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、180c(11g、収率74.4%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:352.0。
D.エチル1−(1−クロロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,180d
4−(4−(エトキシカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン2−オキシド,180c(11g、30.81mmol)をCHCl3(40mL)中のPOCl3(20mL、214.57mmol)の溶液に添加した。混合物を80℃で18時間撹拌した。混合物を水(1000mL)で希釈し、酢酸エチル(300mL×3)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1〜5:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、180d(10g、収率70.6%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:370.0。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm8.44−8.53(m、1H)、8.37(s、1H)、8.29(s、1H)、7.79−7.87(m、2H)、7.27−7.32(m、1H)、4.42(q、J=7.20Hz、2H)、1.42(t、J=7.17Hz、3H)
E.1−(1−クロロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,180e
LiOH(1.825g、43.49mmol)を、水(100mL)中のエチル1−(1−クロロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,180d(10g、21.75mmol)、THF(100mL)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を5%KHSO4を添加して、pHを3〜4に調整した。水(1000mL)及び酢酸エチル(1000)を混合物に添加した。有機層を食塩水(500mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮して、180e(9.7g、>100%収率)を白色固体として得て、これを次の工程に直接使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:341.9。
F.N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−クロロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,180f
POCl3(302.082mg、1.97mmol)を、CH2Cl2(10mL)中の1−(1−クロロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,180e(350mg、0.99mmol)、5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(206.504mg、0.99mmol)、ピリジン(194.795mg、2.46mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。水(50mL)及びCH2Cl2(50mL)を混合物に添加した。有機層を食塩水(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1〜0:100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、180f(310mg、収率58.2%)を白色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:532.9。
G.1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物180
ジオキサン(3mL)中のN−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−クロロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,180f(290mg、0.54mmol)、NH3・H2O(3mL)の溶液を120℃で5時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(20%〜50%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製した。純粋な画分を合わせ、溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(100.5mg、収率34.1%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:513.9;1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.71(s、1H)、9.01−9.45(m、2H)、8.66(d、J=8.60Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.39(s、1H)、8.25(s、1H)、8.16(s、2H)、7.92−8.00(m、1H)、7.82(t、J=7.61Hz、1H)、7.04(d、J=8.16Hz、1H)、2.53(s、3H)。
(実施例181)
N−(6−(5−アミノ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−シアノピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物181
N2下でのDMF(10mL)中の3−(3−シアノ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(165mg、0.31mmol)の溶液に、DPPA(92.2mg、0.34mmol)及びTEA(92.5mg、0.91mmol)を添加した。反応混合物を80℃で16時間撹拌し、濃縮した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を黄色固体として得た(35mg、収率22.1%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.14(1H、s)、9.00−9.07(2H、m)、8.54−8.61(2H、m)、8.32(1H、d、J=8.82Hz)、7.87−7.99(2H、m)、7.64−7.70(1H、m)、7.57−7.63(1H、m)、5.93(1H、s)、3.62(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+504.0。
(実施例182)
N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物182
A.エチル1−(3−クロロ−5−(1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,182a
ジクロロメタン(30mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(556mg、1.92mmol)、及びエチル1−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(559mg、2.06mmol)、並びにピリジン(816mg、10.3mmol)の溶液に、POCl3(791mg、5.16mmol)を滴下して添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取高速液体クロマトグラフィーにより精製して、生成物を黄色固体として得た(470mg、47.8%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+572.0。
D.N−(5−クロロ−6−(4−(ヒドロキシメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物182
エチル1−(3−クロロ−5−(1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(470mg、0.82mmol)をTHF(25mL)に溶解し、0℃に冷却した。LiAlH4(156mg、4.11mmol)を添加し、反応混合物を0℃で2時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、0.15mLのH2O、続いて0.15mLの15%水性NaOH及び0.45mLのH2Oの添加によりクエンチした。CH2Cl2/MeOH(10/1、100mL)及びNa2SO4を添加し、室温で0.5時間撹拌し、混合物を珪藻土を通して濾過した。得られた残留物をCH2Cl2/MeOH(10/1、100mL×2)で洗浄した。濾液を濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を回収し、減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物(150mg、収率34.4%)を得た。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm8.75(br s、1H)、8.62(d、J=2.4Hz、1H)、8.56(dd、J=0.8、8.0Hz、1H)、8.34(s、1H)、8.15(s、1H)、7.88−7.83(m、1H)、7.81(s、1H)、7.74−7.65(m、1H)、7.26−7.22(m、1H)、5.95−5.90(m、1H)、4.62(s、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+529.9。
(実施例183)
N−(6−(5−アミノ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物183
A.メチル3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート,183a
TEA(44.2mL、316.7mmol)を、H2O(100mL)及びMeOH(200mL)中のメチルヒドラジン硫酸塩(20.3g、140.7mmol)の溶液に室温で添加し、混合物を室温で0.5時間撹拌した。ジメチルブタ−2−インジオエート(20g、140.7mmol)を混合物に添加し、混合物を70℃で18時間撹拌し、続いて室温で36時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物を白色固体として得た(3.65g、収率16.6%)。
B.メチル1−メチル−3−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート,183b
メチル3−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(3.65g、23.4mmol)をCH2Cl2(70mL)に溶解し、反応物を−5℃に冷却した。TEA(6.52mL、46.8mmol)及びトリフルオロメタンスルホン酸無水物(7.87mL、46.8mmol)を混合物に添加し、混合物を室温で1時間撹拌した。次いで、混合物を60mLのH2Oに注ぎ、有機層を分離し、水層をCH2CI2(2×100mL)で抽出した。合わせた抽出物を水で洗浄した。合わせた有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、褐色油状物を得た。褐色油状物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜石油エーテル/酢酸エチル=1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色油状物として得た(6g、収率86.1%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+288.9。
C.メチル1−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート,183c
メチル1−メチル−3−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(3.0g、10.07mmol)、ビス(ピナコレート)ジボロ(2.81g、11.08mmol)、及び酢酸カリウム(2.97g、30.21mmol)をジオキサン(20mL)に添加し、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)
フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(1:1)(412mg、0.50mmol)、dppf(279mg、0.50mmol)をN2下で混合物に添加し、反応混合物をN2下で100℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黒色油状物を得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜60/40)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を白色固体として得た(2.5g、収率93.3%)。
D.メチル3−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート,183d
メチル1−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(1.0g、3.76mmol)、5,6−ジクロロピリジン−3−アミン(0.61g、3.76mmol)、及び炭酸カリウム(1.56g、11.3mmol)をジオキサン/水(9:1,20mL)に添加し、反応物をN2でパージした。1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)(1:1)(0.31g、0.38mmol)を添加し、反応物を100℃で12時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、黒色油状物を得て、これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィ(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黒色固体として得た(560mg、収率46.5%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+267.0。
E.メチル3−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート,183e
CH2Cl2(10mL)中の1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(315.4mg、0.94mmol)、メチル3−(5−アミノ−3−クロロピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(300mg、0.94mmol、及びピリジン(0.38mL、4.68mmol)の溶液に、POCl3(0.34mL、3.74mmol)を滴下して添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、20mLの飽和NaHCO3を添加し、混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油として得た。次いで、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1:0〜酢酸エチル)により精製して、生成物を褐色油状物として得た(340mg、48.1%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+586.1。
F.3−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸,183f
水酸化ナトリウム(27.0mg、0.67mmol)をTHF/H2O(3:1,8mL)中のメチル3−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(340mg、0.45mmol)の溶液に添加し、混合物を室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮し、水(10mL)を混合物に添加した。混合物を1M HClを用いてpH5に調整し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物を褐色油状物として得た(250mg、収率78.4%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+572.0。
G.tert−ブチル(3−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)カルバメート,183g
N2下でのtert−ブタノノール(8mL)中の3−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(200mg、0.28mmol)の溶液に、DPPA(85.4mg、0.31mmol)及びTEA(85.6mg、0.85mmol)を添加し、次いで反応混合物を80℃で5時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、粗生成物を褐色油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1:0〜酢酸エチル)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色油状物として得た(150mg、収率78.2%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+643.1。
H.N−(6−(5−アミノ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物183
濃HCl(2mL)をイソプロパノール(4mL)中のtert−ブチル(3−(3−クロロ−5−(1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)カルバメート(120mg、0.18mmol)の溶液に添加し、次いで混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て、これを分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮し、固体を凍結乾燥して、生成物を淡黄色固体として得た(72mg、収率73.3%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.61(1H、br d、J=5.73Hz)、11.16(1H、s)、8.86−8.92(1H、m)、8.53(1H、s)、8.44(1H、s)、8.41(1H、d、J=8.16Hz)、7.91(1H、d、J=7.72Hz)、7.64(1H、t、J=7.72Hz)、7.23−7.29(1H、m)、6.18(1H、s)、5.62(1H、d、J=7.28Hz)、3.67(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+528.9。
(実施例184)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロ−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物184
A.8−フルオロ−4−ヒドラジニルイソキノリン,184a
ジオキサン(5mL)中の{Pd(シンナミル)Cl}2(34.4mg、0.066mmol)及びMor−DalPhos(61.5mg、0.13mmol)をN2下で室温で10分間撹拌し、ナトリウムtert−ブトキシド(255mg、2.65mmol)及び4−ブロモ−8−フルオロイソキノリン(300mg、1.33mmol)を、N2下で5分間撹拌しながら室温で混合物に添加し、混合物をヒドラジン一水和物(133mg、2.65mmol)でN2下で50℃で2時間処理した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色固体として得て(240mg)、これを次の工程で直接使用した。
B.エチル1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,184b
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(1.63g、6.77mmol)、8−フルオロ−4−ヒドラジニルイソキノリン(800mg、4.52mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で1時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固し、次いでシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜80:20)により精製して、生成物を褐色油状物として得た(820mg、47.6%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+353.9。
C.4−(4−(エトキシカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−8−フルオロイソキノリン2−オキシド,184c
m−CPBA(791.6mg、4.59mmol)を、DCM(5mL)中のエチル1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(700mg、純度92.6%、1.84mmol)の溶液に添加した。混合物を30℃で2時間撹拌し、40mLの飽和Na2CO3溶液を混合物に添加し、混合物を50mLのCH2Cl2で抽出した。有機層を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=60:40)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色油状物として得た(675mg、収率99.6%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+369.9。
D.エチル1−(1−クロロ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,184d
POCl3(5mL)をクロロホルム(15mL)中の4−(4−(エトキシカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−8−フルオロイソキノリン2−オキシド(650mg、1.76mmol)の溶液に添加した。混合物を70℃で2時間撹拌した。飽和Na2CO3溶液(30mL)を混合物に添加し、混合物を30mLのCH2Cl2で抽出した。有機層を減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=85:15)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を無色油状物として得た(400mg、収率58.6%)。
E.1−(1−エトキシ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,184e
水酸化リチウム(124mg、5.16mmol)を、エタノール/水(1:1、10mL)中のエチル1−(1−クロロ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(400mg、1.03mmol)の溶液に添加した。混合物を23℃で2時間反応させ、溶媒を減圧下で濃縮した。1M HCl溶液を混合物に添加してpHを約5に調整し、混合物をEtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た(335mg、収率44.5%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+370.0。
F.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−エトキシ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,184f
CH2Cl2(5mL)中の1−(1−エトキシ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(280mg、純度50.6%、0.38mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,1j(75.1mg、0.38mmol)、及びピリジン(91mg、1.15mmol)の溶液に、POCl3(70.6mg、0.46mmol)を滴下して添加した。混合物を25℃で2時間撹拌し、10mLの飽和NaHCO3を添加し、混合物をCH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た(258mg、68.8%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+547.0。
G.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロ−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物184
濃HCl(2mL)を、イソプロパノール(4mL)中のN−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−エトキシ−8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(75mg、0.14mmol)の溶液に添加し、混合物を60℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮して、粗化合物を得て、これを分取高速液体クロマトグラフィーにより精製して、生成物を白色固体として得た(15mg、収率21%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.48(d、J=8.16Hz、1H)、7.33(dd、J=11.69、8.16Hz、1H)、7.73(td、J=8.16、4.85Hz、1H)、7.88(d、J=6.39Hz、1H)、8.16(s、2H)、8.50(s、1H)、8.64(d、J=2.20Hz、1H)、8.82(d、J=2.21Hz、1H)、11.22(s、1H)、11.83(d、J=6.62Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+518.9。
(実施例185)
N−(5−ブロモ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物185
A.3−ブロモ−6−メチル−5−ニトロピリジン−2−オール,185a
DMF(100mL)中の6−メチル−5−ニトロピリジン−2−オール(10g、64.9mmol)の氷浴冷却懸濁液に、N−ブロモスクシンイミド(13.9g、77.9mmol)をN2下で何回かに分けて添加した。反応混合物を67℃で一晩撹拌し、0℃に冷却し、500mLの水を混合物に添加した。得られた固体を濾過により回収し、生成物を黄色固体として得た(9.2g、収率60.9%)。
B.3−ブロモ−2−クロロ−6−メチル−5−ニトロピリジン,185b
POCl3(56.2g、366.7mmol)中の3−ブロモ−6−メチル−5−ニトロピリジン−2−オール(9.2g、36.7mmol)を80℃で一晩撹拌した。混合物を水(800mL)にゆっくりと注ぎ、固体を形成した。固体を回収し、乾燥して、所望の生成物を得た(7.5g、収率81.4%)。
C.3−ブロモ−6−メチル−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン,185c
アセトニトリル(40mL)中の3−ブロモ−2−クロロ−6−メチル−5−ニトロピリジン(7.5g、29.83mmol)、2H−1,2,3−トリアゾール(3.09g、44.74mmol)、及び炭酸カリウム(12.37g、89.48mmol)の溶液を40℃で一晩撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(30mL×3)で洗浄した。濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜20/80)により精製した。溶離液を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(5g、収率59%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.76(s、3H)、8.28(s、2H)、9.05(s、1H)。
D.5−ブロモ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,185d
3−ブロモ−6−メチル−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン(4.0g、14.1mmol)を、THF(20mL)及び水(7mL)中の鉄(7.86g、140.8mmol)、NH4Cl(7.53g、140.8mmol)の混合物に添加した。反応混合物を60℃で2時間撹拌し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を褐色油状物として得て、これをシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=30:70〜80:20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(2.3g、収率64.3%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+256.0。
E.N−(5−ブロモ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物185
ジクロロメタン(10mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(190mg、0.58mmol)、及び5−ブロモ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(147mg、0.58mmol)、並びにピリジン(137mg、1.74mmol)の溶液に、POCl3(106mg、0.69mmol)を滴下して添加した。飽和NaHCO3(10mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を褐色油状物として得た。褐色油状物を分取高速液体クロマトグラフィー(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を白色固体として得た(125.5mg、38.3%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.51(s、3H)、5.65(d、J=7.06Hz、1H)、7.27(dd、J=7.28、5.95Hz、1H)、7.65(t、J=7.94Hz、1H)、7.92(d、J=7.72Hz、1H)、8.16(s、1H)、8.15(s、1H)、8.41(d、J=7.72Hz、1H)、8.51(d、J=5.73Hz、2H)、10.59(s、1H)、11.62(br d、J=5.51Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+561.1。
(実施例186)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−シアノ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物186
A.エチル1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,186a
100mL丸底フラスコ中で、エチル4−ピラゾールカルボキシレート(500mg、3.6mmol)、5−ブロモキノリン(816mg、3.9mmol)、RockPhosG3触媒(150mg、0.18mmol)、K3PO4(1.52g、7.1mmol)、及び1,4−ジオキサン(20mL)を合わせた。フラスコに還流コンデンサーを取り付け、数回N2をポンプ注入及び再充填した(backfilled)。反応物を5時間加熱環流し、冷却し、濃縮した。反応混合物を水とCH2Cl2とに分配した。水層をCH2Cl2で1回抽出した。合わせた有機層を1M NaOHで1回洗浄した。有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得て、これをフラッシュクロマトグラフィー(40gシリカゲルカートリッジ、勾配30〜70%EtOAc/ヘキサン)により精製した。収率=375mg(35%)。MS(ESI):m/z268[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.00(dd、J=4.2、1.6Hz、1H)、8.3(s、1H)、8.28−8.24(m、1H)、8.24(s、1H)、7.80(dd、J=8.6、7.5Hz、1H)、7.62(dd、J=7.5、1.0Hz、1H)、7.48(dd、J=8.7、4.2Hz、1H)、4.38(q、J=7.2Hz、2H)、1.40(t、J=7.2Hz、3H)。
B.エチル5−シアノ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,186b
4mLバイアルに、エチル1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(100mg、0.37mmol)及びTHF(1mL)を添加した。TMPMgCl・LiCl(THF/トルエン中の1M溶液0.56mL、0.56mmol)を添加し、反応物を室温で1時間撹拌した。固体p−トルエンスルホニルシアニド(102mg、0.56mmol)を1回で添加した。反応物を一晩撹拌し、次いで飽和NH4Cl水溶液に注いだ。混合物を水で希釈し、EtOAcで2回抽出した。MeOHを添加して沈殿物を溶解し、均質な有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を温かいCH2Cl2に溶解し、次いで濾過した。濾液及び濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(12gシリカゲルカートリッジ、勾配5〜60%EtOAc/ヘキサン)によって更に精製した。収率=69mg(63%)。MS(ESI):m/z293[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.05(dd、J=4.2、1.7Hz、1H)、8.37(ddd、J=8.6、1.0、1.0Hz、1H)、8.33(s、1H)、7.92−7.87(m、1H)、7.88(dd、J=8.6、7.5Hz、1H)、7.73(dd、J=7.4、1.1Hz、1H)、7.51(dd、J=8.6、4.2Hz、1H)、4.46(q、J=7.1Hz、2H)、1.45(t、J=7.1Hz、3H)。
C.5−シアノ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,186c
15mL丸底フラスコに、エチル5−シアノ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(56mg、0.19mmol)、LiOH・H2O(24mg、0.58mmol)、THF(2mL)、及び水(2mL)を添加した。反応物を室温で30分間撹拌した。THFを減圧下で除去し、残りの水層を酸性化して酸を沈殿させた。固体生成物を乾燥した。収率=34mg(67%)。MS(ESI):m/z265[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm13.75(bs、1H)、9.06(ddd、J=3.7、1.7、1.7Hz、1H)、8.49(d、J=1.6Hz、1H)、8.41(bd、J=8.4Hz、1H)、8.07(ddd、J=7.4、1.5、1.5Hz、1H)、8.03−7.94(m、2H)、7.66(ddd、J=8.6、4.1、1.6Hz、1H)。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−シアノ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物186
10mL丸底フラスコに、5−シアノ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(33mg、0.12mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(29mg、0.15mmol)、ピリジン(60μL、0.75mmol)、及びCH2Cl2(3mL)を添加した。POCl3(46μL、0.5mmol)を添加し、反応物を一晩撹拌した。反応物を濃縮し、DMSO(2.5mL)に再溶解し、1滴の飽和NaHCO3溶液で処理して酸を中和した。混合物を逆相分取HPLC(C18シリカカラム、50×250mm、勾配10%〜100%ACN/H2O(0.05%TFAを含む)、80mL/分)により精製した。収率=21mg(38%)。MS(ESI):m/z442[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.14(s、1H)、9.09(dd、J=4.1、1.6Hz、1H)、8.91(d、J=2.3Hz、1H)、8.81(s、1H)、8.72(d、J=2.3Hz、1H)、8.36(ddd、J=8.4、1.0、1.0Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.10(dd、J=7.4、1.3Hz、1H)、8.03(dd、J=8.4、7.5Hz、1H)、8.02−7.97(m、1H)、7.70(dd、J=8.6、4.2Hz、1H)。
(実施例187)
5−クロロ−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物187
A.エチル5−クロロ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,187a
この化合物を、186bの手順を用いて、エチル1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(100mg、0.37mmol)、TMPMgCl・LiCl(THF/トルエン中の1M溶液0.49mL、0.49mmol)、及びヘキサクロロエタン(133mg、0.56mmol)を用いて作製した。フラッシュクロマトグラフィー(12gシリカゲルカートリッジ、勾配5〜40%EtOAc/ヘキサン)により精製を行った。収率=78mg(69%)。MS(ESI):m/z302[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.01(dd、J=4.2、1.7Hz、1H)、8.33(ddd、J=8.6、1.0、1.0Hz、1H)、8.25(s、1H)、7.85(dd、J=8.6、7.4Hz、1H)、7.73(ddd、J=8.6、1.7、0.9Hz、1H)、7.63(dd、J=7.4、1.1Hz、1H)、7.46(dd、J=8.6、4.2Hz、1H)、4.40(q、J=7.1Hz、2H)、1.42(t、J=7.2Hz、3H)。
B.5−クロロ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,187b
この化合物を、186cの手順を用いて、エチル5−クロロ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(72mg、0.24mmol)、LiOH・H2O(30mg、0.72mmol)、THF(2mL)、及び水(2mL)を用いて作製した。収率=48mg(74%)。MS(ESI):m/z274[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm13.08(bs、1H)、9.04(dd、J=4.2、1.7Hz、1H)、8.32(s、1H)、8.30(ddd、J=8.4、1.1、1.1Hz、1H)、7.97(dd、J=8.5、7.4Hz、1H)、7.88(dd、J=7.3、1.2Hz、1H)、7.75−7.70(m、1H)、7.63(dd、J=8.6、4.2Hz、1H)。
C.5−クロロ−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物187
表題化合物を、186dの手順を用いて、5−クロロ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(41mg、0.15mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(35mg、0.18mmol)、ピリジン(72μL、0.90mmol)、CH2Cl2(3mL)、及びPOCl3(56μL、0.60mmol)を用いて作製した。混合物を逆相分取HPLC(C18シリカカラム、50×250mm、勾配10%〜100%ACN/H2O(0.05%TFAを含む)、80mL/分)により精製した。収率=36mg(53%)。LCMS(ESI):m/z451[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.82(s、1H)、9.06(dd、J=4.2、1.7Hz、1H)、8.90(d、J=2.3Hz、1H)、8.69(d、J=2.2Hz、1H)、8.66(s、1H)、8.33(ddd、J=8.5、1.1、1.1Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.00(dd、J=8.5、7.4Hz、1H)、7.91(dd、J=7.4、1.2Hz、1H)、7.78−7.73(m、1H)、7.67(dd、J=8.6、4.2Hz、1H)。
(実施例188)
5−ブロモ−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物188
A.エチル5−ブロモ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,188a
この化合物を、186bの手順を用いて、エチル1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(100mg、0.37mmol)、TMPMgCl・LiCl(THF/トルエン中の1M溶液0.49mL、0.49mmol)、及び1,2−ジブロモテトラクロロエタン(183mg、0.56mmol)を用いて作製した。フラッシュクロマトグラフィー(12gシリカゲルカートリッジ、勾配5〜40%EtOAc/ヘキサン)により精製を行った。収率=69mg(53%)。MS(ESI):m/z346,348[M+H]+。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm9.01(dd、J=4.2、1.7Hz、1H)、8.33(ddd、J=8.6、1.0、1.0Hz、1H)、8.27(s、1H)、7.85(dd、J=8.6、7.4Hz、1H)、7.66(ddd、J=8.5、1.7、0.9Hz、1H)、7.63(dd、J=7.4、1.1Hz、1H)、7.46(dd、J=8.6、4.2Hz、1H)、4.41(q、J=7.1Hz、2H)、1.42(t、J=7.2Hz、3H)。
B.5−ブロモ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,188b
この化合物を、186cの手順を用いて、エチル5−ブロモ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(64mg、0.18mmol)、LiOH・H2O(23mg、0.56mmol)、THF(2mL)、及び水(2mL)を用いて作製した。収率=46mg(78%)。MS(ESI):m/z318,320[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm13.00(bs、1H)、9.04(t、J=2.9Hz、1H)、8.31(s、1H)、8.30(dd、J=8.4、1.1Hz、1H)、7.97(dd、J=8.5、7.4Hz、1H)、7.85(dd、J=7.4、1.2Hz、1H)、7.62(d、J=2.9Hz、2H)。
C.5−ブロモ−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物188
表題化合物を、186dの手順を用いて、5−ブロモ−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(43mg、0.14mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(32mg、0.16mmol)、ピリジン(65μL、0.81mmol)、CH2Cl2(3mL)、及びPOCl3(50μL、0.54mmol)を用いて作製した。混合物を逆相分取HPLC(C18シリカカラム、50×250mm、勾配10%〜100%ACN/H2O(0.05%TFAを含む)、80mL/分)により精製した。収率=40mg(60%)。MS(ESI):m/z495,497[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.81(s、1H)、9.06(t、J=2.9Hz、1H)、8.90(d、J=2.3Hz、1H)、8.69(d、J=2.3Hz、1H)、8.65(s、1H)、8.32(dd、J=8.6、1.1Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.00(dd、J=8.6、7.4Hz、1H)、7.88(dd、J=8.6、1.2Hz、1H)、7.66(d、J=3.0Hz、2H)。
(実施例189)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物189
A.ジ−tert−ブチル1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ヒドラジン−1,2−ジカルボキシレート,189a
CH3CN(50mL)中のイミダゾ[1,2−a]ピリジン(2.0g、16.9mmol)及びジ−tert−ブチルジアゼン−1,2−ジカルボキシレートの混合物を2日間加熱還流した。溶媒を除去し、残留物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc=100:0〜0:100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を除去して、生成物を黄色固体として得た(700mg、11.2%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+349.0。
B.3−ヒドラジニルイミダゾ[1,2−a]ピリジン,189b
MeOH(30mL)中の4M HCl中ジ−tert−ブチル1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ヒドラジン−1,2−ジカルボキシレートを室温で1時間撹拌した。溶媒を除去して、白色固体を得て、これを次の工程に直接使用した。
C.エチル1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,189c
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,1f(722mg、3.0mmol)、3−ヒドラジニルイミダゾ[1,2−a]ピリジン(370mg、2.0mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を室温で2時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固し、EtOAc(30mL)とNaHCO3水溶液(20mL)とに分配した。有機層を分離し、水(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜100:0)により精製して、生成物を灰色固体として得た(120mg、18.3%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+324.9。
D.1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,189d
水酸化ナトリウム(44mg、1.1mmol)を、EtOH/H2O(1:1、2mL)中のエチル1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(120mg、0.37mmol)の溶液に添加した。混合物を28℃で2時間反応させた。10%HCl溶液を混合物に添加して、pHを約5に調整した。混合物を酢酸エチルで抽出し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、所望の化合物を得た(100mg、収率90.5%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+297.0。
E.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物189
1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(67.5mg、0.22mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(50mg、0.27mmol)、ピリジン(53.1mg、0.67mmol)をCH2Cl2(2mL)に溶解し、オキシ塩化リン(41.2mg、0.27mmol)を添加した。混合物を25℃で3時間撹拌し、飽和NaHCO3(20mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得て、これを分取HPLC(20%〜50%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、表題化合物(40mg、37.6%)を得た。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.22−7.33(m、1H)、7.68(brt、J=7.28Hz、1H)、7.84−7.95(m、1H)、8.18−8.40(m、4H)、8.76(s、1H)、8.90(s、1H)、9.14(br s、1H)、11.63(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+464.9。
(実施例190)
N−(5−エチニル−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物190
A.5−エチニル−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,190a
Pd(PPh3)4(109mg、0.095mmol)を、THF(8mL)中の5−ブロモ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(200mg、0.79mmol)、トリメチル((4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)エチニル)シラン(338mg、1.73mmol)、K3PO4(109mg、0.095mmol)の溶液にN2バブリング下で90℃で12時間濾過した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(10mL×2)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これをシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜石油エーテル/酢酸エチル=40:60)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色油状物として得た(20mg、収率12.8%)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+200.2。
B.N−(5−エチニル−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物190
ジクロロメタン(2mL)中の1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(24.3mg、0.075mmol)、及び5−エチニル−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(15mg、0.075mmol)、並びにピリジン(17.9mg、0.23mmol)の溶液に、POCl3(13.9mg、0.090mmol)を滴下して添加した。NaHCO3(5mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(10mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得て、これを分取高速液体クロマトグラフィー(26%〜56%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を白色固体として得た(14.8mg、38.5%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.56(s,3H)、4.43(s、1H)、5.67(br d、J=6.84Hz、1H)、7.28(br s、1H)、7.66(brt、J=7.83Hz、1H)、7.92(br d、J=7.06Hz、1H)、8.14(s、2H)、8.30(s、1H)、8.42(br d、J=7.94Hz、1H)、8.51(s、1H)、10.55(s、1H)、11.61(br d、J=4.41Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+505.0。
(実施例191)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物191
A.1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,191a
濃HCl(12M,25mL)中のエチル1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(750mg、2.24mmol)の混合物を130℃で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、粗生成物を黄色固体として得て(700mg、95.5%)、これを次の工程に直接使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:307.8。
B.N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物191
POCl3(112.3mg、0.732mmol)を、CH2Cl2(5mL)中の1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(120mg、0.37mmol)、5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(76.77mg、0.37mmol)、ピリジン(144.83mg、1.83mmol)の混合物に室温で添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を10mLの飽和K2CO3水溶液でクエンチし、混合物をCH2Cl2(20mL×3)で抽出した。有機層を分離し、減圧下で濃縮した。これを分取高速液体クロマトグラフィー(40%〜70%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物を淡黄色固体として得た(55mg、純度:99.145%、収率:29.85%)。LCMS(ESI)m/z M+1:498.9。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm2.59(s、3H)、7.31(d、J=8.60Hz、1H)、7.61(s、1H)、7.68−7.79(m、2H)、7.88(s、2H)、8.11(d、J=7.72Hz、1H)、8.24(s、1H)、8.58(s、1H)、8.90(s、1H)、9.39(s、1H)。
(実施例192)
N−(5−クロロ−6−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物192
A.N−(5−クロロ−6−(ヒドラジンカルボニル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,192a
エタノール(1mL)中のメチル3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート(120mg、0.25mmol)及びヒドラジン一水和物(25.3mg、0.50mmol)を80℃で一晩撹拌した。混合物を濃縮して、粗生成物(120mg)を得て、これを次の工程に直接使用した。
B.N−(5−クロロ−6−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物192
トルエン(2mL)中のN−(5−クロロ−6−(ヒドラジンカルボニル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(100mg、0.21mmol)、トリエトキシメタン(105μL、0.63mmol)、及び酢酸(6.3μL、0.11mmol)の混合物を100℃で4時間撹拌した。混合物を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(30%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を白色固体として得た(45mg、収率43%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.57−7.62(m、1H)、7.64−7.69(m、1H)、7.89−7.99(m、2H)、8.32(d、J=8.38Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.62(d、J=1.98Hz、1H)、8.99(d、J=1.98Hz、1H)、9.04(dd、J=4.08、1.65Hz、1H)、9.45(s、1H)。LCMS(ESI)m/z M+1:485.9。
(実施例193)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物193
A.エチル1−(6−ブロモピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,193a
EtOH(150mL)中の2−ブロモ−6−ヒドラジノピリジン(3.0g、16.0mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(5.75g、23.9mmo)の溶液を80℃で一晩撹拌し、次いで室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去して、黄色油状物を得た。黄色油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc100/0〜石油エーテル/EtOAc80/20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、所望の生成物を黄色固体として得た(5.7g、収率98.1%)。
B.エチル1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,193b
ジオキサン(75mL)中Pd(OAc)2(93.3mg、0.415mmol)及びキサントホス(238mg、0.412mmol)を窒素下で室温で10分間撹拌した。次いで、エチル1−(6−ブロモピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(3.0g、8.24mmol)、Cs2CO3(8.05g、24.7mmol)、及びtert−ブチルカルバメート(1.16g、9.89mmol)を室温で添加する。次いで、反応混合物を90℃で一晩加熱し、次いで、室温に冷却する。反応混合物を珪藻土のパッドに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。これをシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc100/0〜石油エーテル/EtOAc80/20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、所望の生成物を白色固体として得た(3.09g、収率93.7%)。
C.1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,193c
THF/MeOH/H2O(1:1:1,60mL)中のエチル1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート及びLiOH・H2O(628mg、15.0mmol)の混合物を室温で2時間撹拌した。有機溶媒を減圧下で除去した。2N HClを添加して混合物をpH4〜5に調整し、次いで、これをEtOAc(50mL×3)で抽出した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を白色固体として得た(1.8g、収率96.8%)。
D.tert−ブチル(6−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)カルバメート,193d
POCl3(824mg、5.37mmol)を、CH2Cl2(30mL)中の1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(1g、2.69mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(525mg、2.69mmol)、ピリジン(1.06g、13.4mmol)の混合物に室温で添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を30mLの飽和K2CO3水溶液でゆっくりとクエンチし、CH2Cl2(50mL×3)で抽出した。有機層を分離し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc100/0〜石油エーテル/EtOAc0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、所望の生成物を褐色固体として得た(850mg、純度:98.4%、収率:70.8%)。LCMS(ESI)m/z M+1:450.0(M−100)。
E.1−(6−アミノピリジン−2−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,193e
HCl/MeOH(4M、50mL)中のtert−ブチル(6−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)カルバメート(1.76g、3.20mmol)の溶液を室温で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、粗生成物を赤色固体として得た。赤色固体を分取高速液体クロマトグラフィー(15%〜55%(v/v)CH3CN及び0.1%TFAを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。飽和K2CO3水溶液を添加してpH約12に調整し、次いで、これをEtOAcで抽出した(50mL×2回)。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、所望の生成物を黄色固体として得た(1.4g、純度:97.2%、収率:94.6%)。LCMS(ESI)m/z M+1:449.9。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm4.57(br s、2H)、6.54(d、J=8.16Hz、1H)、6.90(d、J=7.72Hz、1H)、7.57(t、J=8.05Hz、1H)、7.81(s、1H)、7.87(s、2H)、7.977(s、1H)、8.42(d、J=2.21Hz、1H)、8.68(d、J=2.43Hz、1H)。
F.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物193
1−(6−アミノピリジン−2−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(1.48g、2.70mmol、純度97.2%)をN2下でi−PrOH(40mL)に取り込む。ブロモアセトアルデヒドジエチルアセタール(1.07g、5.41mmol)を懸濁液に添加し、続いてHBr水溶液(48%、2.5mL)を添加した。反応混合物を90℃で一晩撹拌し、次いで室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去し、次いで分取高速液体クロマトグラフィー(30%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物をオフホワイト色固体として得た(290mg、純度:96.7%、収率:21.9%)。LCMS(ESI)m/z M+1:473.9。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.01(d、J=7.06Hz、1H)、7.08(s、1H)、7.37(dd、J=9.04、7.28Hz、1H)、7.63(d、J=1.10Hz、1H)、7.81(d、J=9.04Hz、1H)、7.96(s、2H)、8.30(s、1H)、8.67(d、J=2.21Hz、1H)、8.83(d、J=2.43Hz、1H)、9.48(s、1H)。
(実施例194)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物194
A.5−ヒドラジンイミダゾ[1,2−a]ピリジン、194a
ジオキサン(100mL)中の{Pd(シンナミル)Cl}2(131mg、0.254mmol)及びMor−DalPhos(235mg、0.508mmol)の混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた透明な黄色溶液をアルゴン下で室温で10分間撹拌した。5−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン(1g、5.08mmol)及びt−BuONa(975mg、10.2mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた黄色反応物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してNH2NH2・H2O(98%、504μL、10.2mmol)で処理した。反応物をアルゴン(4×)で排気した。次いで、混合物をアルゴン下で50℃で2時間撹拌した。珪藻土パッドを通して混合物を濾過し、酢酸エチル/MeOH(v/v20/1、100mL)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、粗生成物を褐色固体として得た(750mg、粗製物)。これを次の工程で直接使用した。
B.エチル1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,194b
EtOH(50mL)中の5−ヒドラジニルイミダゾ[1,2−a]ピリジン(750mg粗製物、5.06mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(1.82g、7.59mmol)の溶液を80℃で1時間撹拌し、次いで室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去して、黒色油状物を得た。これをシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc100/0〜石油エーテル/EtOAc20/80)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、所望の生成物を褐色固体として得た(850mg、純度:98.0%、収率:50.7%)。LCMS(ESI)m/z M+1:325.1。
C.1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,194c
濃HCl(12M、25mL)中のエチル1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(1.2g、3.70mmol)の混合物を130℃で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、粗生成物を暗黄色固体として得た(1.1g、純度:96.5%、収率:96.8%)。LCMS(ESI)m/z M+1:296.9。
D.5−クロロ−2−メチル−3−ニトロピリジン1−オキシド,194d
CH2Cl2(60mL)中の5−クロロ−2−メチル−3−ニトロピリジン(3.0g、17.4mmol)及びmCPBA(85%、7.06g、34.8mmol)の混合物を室温で72時間撹拌した。反応混合物を60mLの飽和Na2SO3水溶液でクエンチし、飽和K2CO3水溶液を添加して混合物のpHを9〜10に調整し、混合物をCH2Cl2(100mL×3)で抽出した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、黄色固体を得た。固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc100/0〜石油エーテル/EtOAc0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、所望の生成物を黄色固体として得た(2.4g、収率73.2%)。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm2.65(s,3H)、7.71(d、J=1.54Hz、1H)、8.46(d、J=1.54Hz、1H)。
E.2,3−ジクロロ−6−メチル−5−ニトロピリジン,194e
POCl3(24.9mL、267mmol)をCHCl3(80mL)中の5−クロロ−2−メチル−3−ニトロピリジン−1−オキシド(2.4g、12.7mmol)の混合物に添加した。反応混合物を還流しながら6時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、次いで200mLの飽和K2CO3水溶液にゆっくりと添加し、CH2Cl2(200mL×3)で抽出した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、褐色固体を得た。固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc100/0〜石油エーテル/EtOAc80/20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、所望の生成物を黄色固体として得た(1.1g、収率:41.8%)。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm2.86(s,3H)、8.43(s、1H)。
F.3−クロロ−6−メチル−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン,194f
1H−1,2,3−トリアゾール(550mg、7.97mmol)を、CH3CN(60mL)中の2,3−ジクロロ−6−メチル−5−ニトロピリジン(1.1g、5.31mol)及びK2CO3(2.20g、15.9mmol)の溶液に添加した。混合物を40℃で2時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(50mL×3)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黒色固体として得た(1.2g、収率:94.2%)。
G.5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,194g
MeOH/THF/H2O(1:1:1、60mL)中の3−クロロ−6−メチル−5−ニトロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン(粗製物1.2g),鉄粉(1.40g、25.0mmol)、及びNH4Cl(1.34g、25.0mmol)の混合物を70℃で2時間撹拌した。珪藻土パッドを通して反応混合物を濾過し、パッドをEtOAc(50mL×2)で洗浄した。濾液を50mLの飽和K2CO3水溶液で洗浄し、分離した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、褐色固体を得た。固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc100/0〜石油エーテル/EtOAc0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、所望の生成物を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm2.44(s,3H)、3.97(br s、2H)、7.13(s、1H)、7.88(s、2H)。
H.N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物194
POCl3(0.364mL、3.91mmol)を、CH2Cl2(20mL)中の1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(600mg、1.96mmol、純度96.5%)、5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(410mg、1.96mmol)、ピリジン(0.786mL、9.77mmol)の混合物に添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を30mLの飽和K2CO3水溶液でクエンチし、混合物をCH2Cl2(50mL×3)で抽出した。有機層を分離し、減圧下で濃縮した。これを分取高速液体クロマトグラフィー(30%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物を淡黄色固体として得た(435mg、純度:100%、収率:45.6%)。LCMS(ESI)m/z M+1:487.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.54(s,3H)、7.35−7.44(m、2H)、7.48(dd、J=9.04、7.28Hz、1H)、7.72(d、J=1.10Hz、1H)、7.90(d、J=9.04Hz、1H)、8.17(s、2H)、8.43(s、1H)、8.68(s、1H)。
(実施例195)
N−(5−クロロ−2−エチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物195
A.2−ブロモ−5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,195a
NBS(2.73g、15.3mmol)をCH3CN(300mL)中の5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(3g、15.3mmol)の混合物に0℃で添加し、次いで、混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を100mLの飽和NaHCO3水溶液でクエンチし、次いでEtOAc(100mL×3)で抽出した。有機層を合わせ、50mLの飽和NaCl水溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、褐色の粘着性残留物を得た。これを濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc100/0〜石油エーテル/EtOAc50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固し、生成物を黄色固体として得た(4.00g、収率95.0%)。
B.5−クロロ−2−エチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,195b
ジオキサン(3mL)中の2−ブロモ−5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(100mg、0.364mmol)の溶液に、ZnEt2/トルエン(1M,0.546mL、0.546mmol)及びPd(dppf)Cl2(40.0mg、0.055mmol)をN2下で添加した。反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。反応混合物を10mLの飽和NaHCO3水溶液でクエンチし、次いで、珪藻土パッドを通して混合物を濾過し、20mLのEtOAcで洗浄した。濾液をEtOAc(20mL×2)で抽出した。有機相を分離し、Na2SO4で乾燥し、濾過して、濾液を濃縮して、褐色残留物を得た。これをシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、生成物を黄色固体として得た(70mg、収率86%)。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm1.29(t、J=7.61Hz、3H)、2.71(q、J=7.50Hz、2H)、3.96(br s、2H)、7.10(s、1H)、7.87(s、2H)。
C.N−(5−クロロ−2−エチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物195
POCl3(0.58mL、0.626mmol)を、CH2Cl2(5mL)中の1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(96.1mg、0.313mmol、96.5%純度)、5−クロロ−2−エチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(70mg、0.313mmol)、ピリジン(124mg、1.57mmol)の混合物に添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を20mLの飽和K2CO3水溶液でクエンチし、CH2Cl2(20mL×3)で抽出した。有機層を分離し、減圧下で濃縮した。これを分取高速液体クロマトグラフィー(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物をオフホワイト色固体として得た(95mg、純度:99%、収率:60%)。LCMS(ESI)m/z M+1:501.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.16−1.23(m、3H)、2.81−2.93(m、2H)、7.38(s、2H)、7.48(t、J=8.20Hz、1H)、7.72(s、1H)、7.89(d、J=8.20Hz、1H)、8.17(s、2H)、8.40(s、1H)、8.65(s、1H)、9.83(s、1H)。
(実施例196)
N−(2,5−ジエチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物196
A.2,5−ジエチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン,196a
ジオキサン(6mL)中の2−ブロモ−5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(200mg、0.729mmol)の溶液に、ZnEt2/トルエン(1M,2.55mL、2.55mmol)及びPd(dppf)Cl2(80.0mg、0.109mmol)をN2下で添加した。反応混合物を110℃で一晩撹拌した。LCMSは、45.4%のP2が反応混合物中に形成されたが、P1はほんの微量が形成されたことを示した。反応物を10mLの飽和NH4Cl水溶液でクエンチし、珪藻土パッドを通して濾過し、30mLのEtOAcで洗浄した。濾液を20mLの飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、次いで有機層を分離し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して、褐色の粘着性残留物を得た。残留物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固し、生成物を黄色の粘着性残留物として得た(粗製物125mg)。1HNMRは、約10%の5−クロロ−2−エチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミンを示した。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm1.04(t、J=7.61Hz、3H)、1.26−1.31(m、3H)、2.48(q、J=7.64Hz、2H)、2.68−2.77(m、2H)、3.81(br s、2H)、6.93(s、1H)、7.82(s、2H)。
B.N−(2,5−ジエチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物196
POCl3(0.103mL、1.11mmol)を、CH2Cl2(5mL)中の1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(170mg、0.552mmol)、2,5−ジエチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(粗製物120mg)、ピリジン(218mg、2.76mmol)の混合物に室温で添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を20mLの飽和K2CO3水溶液でクエンチし、CH2Cl2(20mL×3)で抽出した。有機層を分離し、減圧下で濃縮した。これを分取高速液体クロマトグラフィー(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物を淡黄色固体として得て、これをSFC(カラム:Chiralcel OJ 250×30 5u;条件:0.1%NH3H2OMEOH、流速(mL/分)65)により更に精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮し、次いで凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物を白色固体として得た(105mg、純度:100%、収率:38.8%)。LCMS(ESI)m/z M+1:496.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm0.99(t、J=7.61Hz、3H)、1.19(t、J=7.50Hz、3H)、2.50−2.55(m、2H)、2.83(q、J=7.50Hz、2H)、7.40(d、J=7.28Hz、2H)、7.44−7.53(m、1H)、7.72(d、J=1.10Hz、1H)、7.90(dd、J=9.04、0.88Hz、1H)、8.00(s、1H)、8.12(s、2H)、8.66(s、1H)、10.52(s、1H)。
(実施例197)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物197
A.4−ヒドラジニルピラゾロ[1,5−a]ピリジン,197a
ジオキサン(100mL)中の{Pd(シンナミル)Cl}2(131mg、0.254mmol)及びMor−DalPhos(235mg、0.508mmol)の混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた透明な黄色溶液をアルゴン下で室温で10分間撹拌した。4−ブロモピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.00g、5.08mmol)及びt−BuONa(975mg、10.2mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた黄色反応物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してNH2NH2.H2O(98%、0.502mL、10.2mmol)で処理した。反応物をアルゴン(4×)で排気した。次いで、混合物をアルゴン下で50℃で3時間撹拌した。珪藻土パッドを通して混合物を濾過し、酢酸エチル(200mL)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、粗生成物を暗黄色固体として得た(750mg)。これを次の工程に直接使用した。
B.エチル1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,197b
EtOH(100mL)中の4−ヒドラジニルピラゾロ[1,5−a]ピリジン(750mg粗製物)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(1.84g、7.59mmol)の溶液を80℃で1時間撹拌し、次いで室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去して、粗生成物を褐色固体として得た。固体をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、生成物を黄色固体として得た(1.11g、2工程で収率67.4%)。LCMS(ESI)m/z M+1:324.9。
C.1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,197c
濃HCl(12M、50mL)中のエチル1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(650mg、1.96mmol)の混合物を130℃で1時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、粗製物を淡黄色固体として得た(600mg、純度:98.8%、定量的収率)。LCMS(ESI)m/z M+1:296.9。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物197
POCl3(0.0755mL、0.81mmol)を、CH2Cl2(5mL)中の1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(120mg、0.405mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(79.2mg、0.405mmol)、ピリジン(160mg、2.03mmol)の混合物に室温で添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を20mLの飽和K2CO3水溶液でクエンチし、CH2Cl2(20mL×3)で抽出した。有機層を分離し、減圧下で濃縮した。これを分取高速液体クロマトグラフィー(40%〜70%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物を黄色固体として得た(80mg、純度:97%、収率:40%)。LCMS(ESI)m/z M+1:473.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.34(dd、J=2.43、0.88Hz、1H)、7.08(t、J=7.28Hz、1H)、7.58(d、J=7.28Hz、1H)、8.13(d、J=2.43Hz、1H)、8.17(s、2H)、8.55(s、1H)、8.64(d、J=2.43Hz、1H)、8.83(d、J=2.21Hz、1H)、8.96(d、J=7.06Hz、1H)。
(実施例198)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物198
POCl3(0.076mL、0.81mmol)を、CH2Cl2(5mL)中の1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(120mg、0.405mmol)、5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(0.085g、0.405mmol)、及びピリジン(0.164mL、2.03mmol)の溶液に滴下して添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。水(5mL)を添加した。水相をCH2Cl2(10mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、溶媒を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物を白色固体として得た(89.2mg、純度:98.4%、収率:44.4%)。LCMS(ESI)m/z M+1:487.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.53(s、3H)6.36(dd、J=2.43、0.88Hz、1H)7.08(t、J=7.17Hz、1H)7.54−7.58(m、1H)8.13(d、J=2.43Hz、1H)8.17(s、2H)8.43(s、1H)8.52(s、1H)8.96(d、J=7.06Hz、1H)。
(実施例199)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物199
A.5−ヒドラジニル−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン,199a
ジオキサン(40mL)中の{Pd(シンナミル)Cl}2(49.1mg、0.095mmol)及びMor−DalPhos(87.9mg、0.19mmol)の混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた透明な黄色溶液を、アルゴン下で室温で10分間撹拌した。5−ブロモ−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン(400mg、1.9mmol)及びt−BuONa(364.3mg、3.79mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた黄色の反応物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してNH2NH2.H2O(0.188mL、3.79mmol)で処理した。反応物をアルゴン(4×)で排気した。次いで、混合物をアルゴン下で50℃で2時間撹拌した。珪藻土パッドを通して混合物を濾過し、酢酸エチル(50mL)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、粗生成物を黄色残留物として得て(250mg粗製物)、これを次の工程に直接使用した。
B.エチル1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,199b
EtOH(30mL)中の5−ヒドラジニル−2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン(250mg粗製物,1.54mmol)及びエチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(555.3mg、2.31mmol)の溶液を80℃で1時間撹拌し、次いで室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去して、粗生成物を暗褐色残留物として得た。残留物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc100/0〜石油エーテル/EtOAc0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、生成物を黒色油状物として得て、これを分取高性能液体クロマトグラフィー(40%〜70%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により更に精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物を黄色固体として得た(100mg、収率19.2%)。
C.1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,199c
濃HCl(12M、5mL)中のエチル1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(100mg、0.30mmol)の混合物を130℃で1時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、粗生成物を淡黄色固体として得て(100mg粗製物、純度:100%)、これを次の工程に直接使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:310.9。
D.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物199
POCl3(98.9mg、0.65mmol)を、CH2Cl2(3mL)中の1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(100mg、0.32mmol、純度100%)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(63.05mg、0.32mol)、ピリジン(127.49mg、1.61mmol)の混合物に添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を20mLの飽和K2CO3水溶液でクエンチし、CH2Cl2(20mL×3)で抽出した。有機層を分離し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(40%〜70%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物を淡黄色固体として得た(65mg、純度:99.7%、収率:41.2%)。LCMS(ESI)m/z M+1:488.1。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.32(s、3H)、7.10(s、1H)、7.33(dd、J=7.17、0.99Hz、1H)、7.39−7.44(m、1H)、7.74−7.78(m、1H)、8.17(s、2H)、8.65(d、J=2.21Hz、1H)、8.68(s、1H)、8.83(d、J=2.43Hz、1H)、11.27(br s、1H)。
(実施例200)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物200
POCl3(82.83mg、0.54mmol)を、CH2Cl2(2mL)中の1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(80mg、0.27mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(50.28mg.0.27mmol)、及びピリジン(106.82mg、1.35mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌し、飽和NaHCO3水溶液(20mL)を混合物に添加した。混合物を30mLの酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濃縮した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(26%〜56%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。水層を濃縮乾固して、生成物を淡黄色固体として得た(45.6mg、純度:99.9%、収率:36.3%)。LCMS(ESI)m/z M+1:465.0。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.38−7.52(m、3H)、7.71(d、J=1.1Hz、1H)、7.90(d、J=9.0Hz、1H)、8.30(s、2H)、8.75(s、1H)、8.89(d、J=2.4Hz、1H)、9.11(d、J=2.4Hz、1H)、11.27(br s、1H)。
(実施例201)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物201
MeCN(2mL)中のN−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(70mg、0.15mmol)の撹拌溶液に、NCS(39.46mg、0.30mmol)を添加した。混合物を60℃で4時間撹拌した。混合物を分取高速液体クロマトグラフィー(40%〜70%(v/v)CH3CN及び0.05%の水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、生成物を淡黄色固体として得た(65.6mg、純度:98.5%、収率:86.0%)。構造はまずそれ自体で割り当てられ、NMRはイミダゾピリジンの2位又は3位におけるClの位置を区別することができなかった。LCMS(ESI)m/z M+1:507.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.10(br s、1H)、7.51−7.63(m、2H)、7.85(s、1H)、8.00(dd、J=1.3、8.8Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.62(s、1H)、8.69(d、J=2.3Hz、1H)、8.81(d、J=2.3Hz、1H)。
(実施例202)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物202
A.3,6−ジフルオロ−2−ヒドラジニルピリジン,202a
EtOH(50mL)中2,3,6−トリフルオロピリジン(4g、30.06mmol)の氷冷溶液に、ヒドラジン水和物(3.071g、60.12mmol)を添加した。反応混合物を室温に温め、次いで2時間加熱還流した。これを室温に冷却した後、反応混合物を水(50mL)で希釈し、CH2Cl2(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物をEtOHから再結晶化して、生成物を淡黄色固体として得た(3g、収率:68.8%)。
B.2−ブロモ−3,6−ジフルオロピリジン,202b
Br2(2.13mL、41.35mmol)をCHCl3(45mL)中の3,6−ジフルオロ−2−ヒドラジニルピリジン(3g、20.67mmol)の撹拌溶液に滴下して添加した。混合物を60℃で1時間撹拌した。混合物を0℃で冷却し、NaHCO3(200mL)の飽和溶液を滴下して添加した。CH2Cl2(200mL)を添加し、有機層を分離し、乾燥し(Na2SO4)、濾過し、溶媒を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=1:0〜9:1)により精製して、生成物を黄色油状物として得た(1.7g、収率42.4%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.92(td、J=3.1、8.7Hz、1H)、7.55(td、J=6.2、8.6Hz、1H)。
C.2−ブロモ−3−フルオロ−6−ヒドラジニルピリジン,202c
2−ブロモ−3,6−ジフルオロピリジン(2.7g、13.92mmol)をMeCN(50mL)に溶解し、ヒドラジン水和物(1.422g、27.84mmol)を添加した。反応混合物を80℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得た(2.868g、収率:100%)。
D.エチル1−(6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,202d
2−ブロモ−3−フルオロ−6−ヒドラジニルピリジン(2.8g、13.59mmol)をEtOH(60mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(6.529g、27.18mmol)を添加し、60℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜80/20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、化合物を黄色固体として得た(2g、収率38.5%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.38−1.41(m、3H)、4.37−4.41(m、2H)、7.63−7.67(m、2H)、8.11(s、1H)。
E.エチル1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,202e
ジオキサン(50mL)中のPd(OAc)2(58.755mg、0.26mmol)及びキサントホス(151.428mg、0.26mmol)を窒素下で室温で10分間撹拌した。エチル1−(6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(2g、5.23mmol)、Cs2CO3(5.116g、15.70mmol)、及びtert−ブチルカルバメート(0.736g、6.28mmol)を室温で添加した。次いで、反応混合物を90℃で一晩加熱した後、室温に冷却した。反応混合物を珪藻土のパッドに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、次いでシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/EtOAc100/0〜石油エーテル/EtOAc80/20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、所望の生成物を黄色固体として得た(1800mg、収率82.2%)。
F.1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,202f
MeOH(15mmL)及びH2O(15mL)中のエチル1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(1800mg、4.30mmol)の混合物に、LiOH・H2O(361.11mg、8.61mmol)を0℃で添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を濃縮乾固した。残留物に水/EtOAc(100mL/100mL)を添加した。HCl(水中1M)を用いて混合物のpHをpH約5に調整した。有機層を濃縮乾固して、生成物(1500mg、収率89.3%)を黄色固体として得た。
G.tert−ブチル(6−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−3−フルオロピリジン−2−イル)カルバメート,202g
POCl3(1178.60mg、7.69mmol)を、CH2Cl2(30mL)中の1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(1500mg、3.84mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(751.78mg、3.84mmol)、及びピリジン(1520.0mg、19.22mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和K2CO3水溶液(100mL)を混合物に添加した。混合物を100mLの酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、次いで濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た。粗物質をシリカゲルカラム上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:1〜0:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(2000mg、収率91.6%)。
H.1−(6−アミノ−5−フルオロピリジン−2−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,202h
tert−ブチル(6−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−3−フルオロピリジン−2−イル)カルバメート(2000mg、3.522mmol)及びHCl/MeOH(60mL、4M)を30℃で1時間撹拌した。混合物を濃縮乾固した。残留物に飽和K2CO3水溶液(100mL)を添加した。混合物をEtOAc(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固し、橙色の粗ガムを得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(20%〜505%(v/v)CH3CN及びH2O)により精製した。純粋な画分を合わせ、溶媒を減圧下で濃縮した。得られた溶液をEtOAc(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を濃縮乾固し、生成物を淡黄色固体として得た(800mg、収率:48.6%)。LCMS(ESI)m/z M+1:467.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.83(br s、2H)、6.95(dd、J=2.6、8.2Hz、1H)、7.37−7.45(m、1H)、7.95(s、2H)、8.04(s、1H)、8.49(d、J=2.4Hz、1H)、8.75(d、J=2.2Hz、1H)。
I.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物202
1−(6−アミノ−5−フルオロピリジン−2−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(800mg、1.71mmol)を、N2下でi−PrOH(20mL)に溶解した。2−ブロモ−1,1−ジエトキシエタン(674.08mg、3.42mmol)を懸濁液に添加し、続いてHBr(2mL、水中48%)を添加した。次いで、得られた混合物を12時間還流し、室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(30%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。残留物を凍結乾燥して乾燥させて、生成物を淡黄色固体として得た(422.2mg、純度:100%、収率:50.2%)。LCMS(ESI)m/z M+1:491.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.40−7.47(m、1H)、7.47−7.51(m、1H)、7.53(dd、J=1.2、3.2Hz、1H)、7.76(d、J=1.1Hz、1H)、8.17(s、2H)、8.65(d、J=2.2Hz、1H)、8.69(s、1H)、8.83(d、J=2.2Hz、1H)、11.42−11.07(m、1H)。
(実施例203)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物203
A.tert−ブチル(6−(4−((5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−3−フルオロピリジン−2−イル)カルバメート,203a
POCl3(1.571g、10.25mmol)を、CH2Cl2(50mL)中の1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(2g、5.12mmol)、5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.074g、5.12mmol)、及びピリジン(2.027g、25.62mmol)の混合物に添加した。混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和K2CO3(120mL)水溶液を混合物に添加した。混合物を100mLの酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。濾液を減圧下で濃縮して、粗製物を褐色油状物として得た。粗製物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:1〜0:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(1.4g、純度:58.3%、収率:27.4%)。LCMS(ESI)m/zM+Na+:604.0(M+23)。
B.1−(6−アミノ−5−フルオロピリジン−2−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,203b
tert−ブチル(6−(4−((5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−3−フルオロピリジン−2−イル)カルバメート(1.4g、1.40mmol)及びHCl/MeOH(50mL、4M)を30℃で1時間撹拌した。混合物を濃縮乾固した。残留物に飽和K2CO3水溶液(100mL)を添加した。混合物をEtOAc(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固して、生成物(1.1g、粗製物)を橙色ガムとして得た。
C.N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物203
1−(6−アミノ−5−フルオロピリジン−2−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(1.1g、2.28mmol)を、N2下でi−PrOH(20mL)に取り込んだ。2−ブロモ−1,1−ジエトキシエタン(899.85mg、4.57mmol)を懸濁液に添加し、続いてHBr(2mL、水中48%)を添加した。次いで、得られた溶液を12時間還流し、室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(30%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。残留物を凍結乾燥して乾燥させて、生成物を淡黄色固体として得た(302mg、純度:99.2%、収率:26.0%)。LCMS(ESI)m/z M+1:505.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.53(s,3H)、7.40−7.49(m、2H)、7.52(d、J=2.0Hz、1H)、7.77(d、J=1.1Hz、1H)、8.17(s、2H)、8.42(s、1H)、8.67(s、1H)、9.73−10.40(m、1H)。
(実施例204)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物204
A.エチル1−(6−アミノ−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,204a
エチル1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(0.9g、2.15mmol)及びHCl/MeOH(18mL、4M)を30℃で1時間撹拌した。混合物を濃縮乾固した。残留物に飽和K2CO3水溶液(50mL)を添加した。混合物をEtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固して、生成物を橙色ガムとして得た(650mg、収率94.9%)。
B.エチル1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,204b
エチル1−(6−アミノ−5−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(650mg、2.043mmol)を、N2下でEtOH(20mL)に溶解した。2−ブロモ−1,1−ジエトキシエタン(805.057mg、4.085mmol)を懸濁液に添加し、続いてHBr(2mL、水中48%)を添加した。次いで、得られた混合物を12時間還流し、室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去した。残留物をシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1〜1:1)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を淡黄色固体として得た(320mg、収率45.8%)。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm1.40(t、J=7.2Hz、3H)、4.42(q、J=7.1Hz、2H)、6.91(dd、J=4.0、7.9Hz、1H)、7.04(dd、J=8.0、9.4Hz、1H)、7.12(s、1H)、7.70(s、1H)、8.30(s、1H)。
C.1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,204c
濃HCl(6.064mL)中のエチル1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(320mg、0.935mmol)の混合物を130℃で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(300mg、粗製物)。
D.N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物204
POCl3(292.81mg、1.91mmol)を、CH2Cl2(10mL)中の1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(300mg、0.96mmol)、5−アミノ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチノニトリル(177.76mg.0.96mmol)、及びピリジン(377.63mg、4.77mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(20mL)を混合物に添加した。混合物を30mLの酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(30%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。残留物を凍結乾燥して乾燥させて、生成物を淡黄色固体として得た(182mg、純度:99.2%、収率:39.2%)。LCMS(ESI)m/z M+1:482.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.38−7.51(m、2H)、7.53(dd、J=1.1、3.1Hz、1H)、7.76(d、J=1.1Hz、1H)、8.29(s、2H)、8.68(s、1H)、8.85(d、J=2.6Hz、1H)、9.06(d、J=2.4Hz、1H)、11.32(br s、1H)。
(実施例205)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物205
A.tert−ブチル(6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバメート、205a
6−ブロモ−5−フルオロピコリン酸(2000mg、9.09mmol)をt−BuOH(60mL)に溶解した。次いで、DPPA(2576.9mg、9.36mmol)及びDIEA(1292.5mg、10.00mmol)を添加した。反応混合物をN2下で100℃で12時間撹拌した。溶媒を濃縮した。残留物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(勾配溶離液:EtOAc/石油エーテル1/20〜1/5)により精製した。生成物画分を回収し、溶媒を濃縮して、所望の生成物を無色ガムとして得た(1.6g、収率:60.5%)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.50(s、9H)、7.21(br s、1H)、7.39(dd、J=6.9、8.9Hz、1H)、7.88(dd、J=3.1、8.8Hz、1H)。
B.tert−ブチル(5−フルオロ−6−ヒドラジニルピリジン−2−イル)カルバメート,205b
ジオキサン(20mL)中の{Pd(シンナミル)Cl}2(26.69mg、0.052mmol)及びMor−DalPhos(47.78mg、0.10mmol)の混合物をアルゴン(4×)で排気した。得られた透明な黄色溶液を、アルゴン下で室温で10分間撹拌した。tert−ブチル(6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバメート(300mg、1.03mmol)及びt−BuONa(198.07mg、2.06mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴン(4×)で排気した。次いで、得られた黄色反応物を、シリンジを介してNH2NH2・H2O(105.28mg、98%、2.06mmol)で処理した。反応物をアルゴン(4×)で排気した。次いで、混合物をアルゴン下で50℃で2時間撹拌した。混合物を濾過し、濾過ケーキをCH2Cl2/MeOH(20/1,、20mL)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、粗生成物を得て、これを次の工程に直接使用した(249.6mg、収率100%)。
C.エチル1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,205c
tert−ブチル(5−フルオロ−6−ヒドラジニルピリジン−2−イル)カルバメート(249mg、1.03mmol)をEtOH(10mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(493.74mg、2.06mmol)を添加し、80℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜80/20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(150mg、収率34.9%)。LCMS(ESI)m/z M+1:362.9(M−55)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.38(t、J=7.2Hz、3H)、1.52(s、9H)、4.38(q、J=7.1Hz、2H)、7.22(s、1H)、7.60−7.68(m、1H)、8.15−8.21(m、2H)。
D.エチル1−(6−アミノ−3−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,205d
エチル1−(6−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(0.150g、0.36mmol)及びHCl/MeOH(3mL、4M)を30℃で1時間撹拌した。混合物を濃縮乾固した。残留物を更に精製することなく次の工程で使用した(120mg、収率:94.4%)。
E.エチル1−(6−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,205e
エチル1−(6−アミノ−3−フルオロピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(120mg、0.34mmol)を、N2下でEtOH(2mL)に溶解した。2−ブロモ−1,1−ジエトキシエタン(133.35mg、0.68mmol)を懸濁液に添加し、続いてHBr(0.2mL、水中48%)を添加した。次いで、得られた溶液を80℃に12時間加熱し、室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去した。残留物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル酢酸エチル=10:1〜1:1)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を淡黄色固体として得た(130mg、純度:86.4%、収率:97.0%)。LCMS(ESI)m/z M+1:342.9。
F.1−(6−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,205f
濃HCl(2.13mL)中のエチル1−(6−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(130mg、0.33mmol)の混合物を130℃で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(120mg、粗製物)。
G.N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(6−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物205
POCl3(117.12mg、0.76mmol)を、CH2Cl2(3mL)中の1−(6−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(120mg、0.38mmol)、5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−アミン(74.71mg、0.38mmol)、及びピリジン(151.05mg、1.91mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和K2CO3水溶液(100mL)を混合物に添加した。混合物を100mLの酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、次いで濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。残留物を凍結乾燥して乾燥させて、生成物を淡黄色固体として得た(86.9mg、純度:100%、収率:46.3%)。LCMS(ESI)m/z M+1:491.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.61(s、1H)、7.68(dd、J=8.8、9.7Hz、1H)、7.80(d、J=1.3Hz、1H)、8.05(dd、J=4.6、10.1Hz、1H)、8.17(s、2H)、8.65(d、J=2.4Hz、1H)、8.79(s、1H)、8.82(d、J=2.2Hz、1H)、11.30(br s、1H)。
(実施例206)
1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物206
POCl3(98.85mg、0.65mmol)を、CH2Cl2(3mL)中の1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(100mg、0.32mmol)、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(52.26mg、0.32mmol)、ピリジン(127.49mg、1.61mmol)の混合物に室温で添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を20mLの飽和K2CO3水溶液でクエンチし、CH2Cl2(20mL×3)で抽出した。有機層を分離し、減圧下で濃縮した。これを分取高速液体クロマトグラフィー(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、所望の生成物を白色固体として得た(80mg、純度:99.5%、収率:54.3%)。LCMS(ESI)m/z M+1:454.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.32(s,3H)、7.08(s、1H)、7.32(d、J=7.06Hz、1H)、7.41(dd、J=9.04、7.28Hz、1H)、7.75(d、J=9.04Hz、1H)、7.94(dd、J=5.73、1.76Hz、1H)、8.21(d、J=1.76Hz、1H)、8.65(s、1H)、8.69(d、J=5.29Hz、1H)、11.29(s、1H)。
(実施例207)
1−(7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物207
A.1−アミノ−5−ブロモ−2−メチルピリジン−1−イウム2,4−ジニトロフェノレート,207a
5−ブロモ−2−メチルピリジン(5g、29.07mmol)をCH2Cl2(30mL)に溶解し、O−(2,4−ジニトロフェニル)ヒドロキシlアミン(6.366g、31.97mmol)を混合物に添加した。反応混合物を30℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黒色固体として得て(11g)、これを次の工程に直接使用した。
B.エチル4−ブロモ−7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−カルボキシレート,207b
1−アミノ−5−ブロモ−2−ピペラジン−1−イウム2,4−ジニトロフェノレート(3.989g、10.75mmol)をDMF(20mL)に溶解し、次いでプロピオン酸エチル(1.054g、10.75mmol)及びK2CO3(2.971g、21.50mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黒色固体として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜85/15)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色油状物として得た(0.9g、純度:85.2%%、収率:25.2%)。LCMS(ESI)m/z M+1:285.0。
C.4−ブロモ−7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン,207c
エチル4−ブロモ−7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−カルボキシレート(800mg、2.53mmol、純度85.2%)及びHBr(48%、5mL)を100℃で16時間撹拌した。反応混合物を5N NaOHを使用してpH6に調整し、EtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色油状物として得た。油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜90/10)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(500mg、収率93.6%)。
D.4−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン,207d
Pd(OAc)2(46.80mg、0.21mmol)及びBINAP(259.62mg、0.42mmol)をジオキサン(15mL)に懸濁し、N2で3分間バブリングした。4−ブロモ−7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン(440mg、2.09mmol)、(ジフェニルメチレン)ヒドラジン(818.25mg、4.17mmol)、及びCs2CO3(1.358g、4.17mmol)を添加し、N2で1分間パージした。反応混合物を120℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、残留物をEtOAc(50mL×5)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た。油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜70/30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色固体として得た(600mg、純度:75.7%、収率:66.7%)。LCMS(ESI)m/z M+1:327.0。
E.4−ヒドラジニル−7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン,207e
4−(2−(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)−7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン(550mg、1.28mmol、純度75.7%)をジオキサン(5mL)溶解し、濃HCl(12M、0.5mL)を添加した。反応物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黒色固体として得た(350mg)。粗生成物を更に精製することなく次の工程で使用した。
F.エチル1−(7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,207f
4−ヒドラジニル−7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン(350mg、1.76mmol、HCl塩)をEtOH(10mL)に溶解し、エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(423.16mg、1.76mmol)及びEt3N(356.57mg、3.52mmol)を添加し、70℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黒色油状物として得た。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0〜85/15)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色油状物として得た(400mg、純度:98.8%、収率:66.3%)。LCMS(ESI)m/z M+1:339.2。
G.1−(7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,207g
エチル1−(7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(400mg、1.18mmol)をTHF/H2O=1/1(10mL)に溶解し、LiOH(56.64mg、2.37mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を2N HClを用いてpH5に調整し、EtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得た(350mg、純度:97.2%、収率:92.7%)。LCMS(ESI)m/z M+1:311.0。
H.1−(7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,化合物207
POCl3(0.07mL、0.75mmol)を、CH2Cl2(6mL)中の1−(7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(120mg、0.38mmol、純度97.2%)、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(60.9mg、0.38mmol)、及びピリジン(0.15mL、1.88mmol)の溶液に滴下して添加した。反応混合物を室温で1.5時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。水相をCH2Cl2(15mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、溶媒を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(35%〜68%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、生成物を白色固体生成物として得た(61.8mg、純度:98.1%、収率:35.5%)。LCMS(ESI)m/z M+1:454.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.78(s、3H)6.36(d、J=2.43Hz、1H)7.02(d、J=7.94Hz、1H)7.53(d、J=7.50Hz、1H)7.95(dd、J=5.40、1.65Hz、1H)8.15(d、J=2.21Hz、1H)8.21(d、J=1.54Hz、1H)8.51(s、1H)8.69(d、J=5.51Hz、1H)11.24(br s、1H)。
(実施例208)
1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物208
POCl3(149.87mg、0.98mmol)を、CH2Cl2(3mL)中の1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(150mg、0.49mmol、純度96.5%)、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(79.22mg、0.49mmol)、及びピリジン(193.28mg、2.44mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和K2CO3水溶液(5mL)を混合物に添加した。混合物を5mLの酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を、Na2SO4で乾燥し、次いで濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、褐色油状物として粗生成物を得た。粗油状物を分取高速液体クロマトグラフィー(30%〜55%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。残留物を凍結乾燥して乾燥させて、生成物を淡黄色固体として得た(60.2mg、純度:99.3%、収率:27.8%)。LCMS(ESI)m/z M+1:440.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.36(d、J=0.7Hz、1H)、7.39−7.43(m、1H)、7.45−7.51(m、1H)、7.71(d、J=1.3Hz、1H)、7.90(d、J=8.8Hz、1H)、7.96(dd、J=1.9、5.4Hz、1H)、8.22(d、J=1.5Hz、1H)、8.67(s、1H)、8.70(d、J=5.5Hz、1H)、11.28(br s、1H)。
(実施例209)
1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物209
POCl3(117.12mg、0.76mmol)を、CH2Cl2(5mL)中の1−(8−フルオロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(120mg、0.38mmol)、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(61.92mg、0.38mmol)、及びピリジン(151.05mg、1.91mmol)の溶液に滴下して添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。水(2.5mL)を混合物に添加した。NaHCO3(水溶液)を徐々に添加することにより、pHを約7に調整した。水相をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、溶媒を濃縮して、粗生成物を得て、これを分取高速液体クロマトグラフィー(35%〜65%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾燥して乾燥させて、生成物を白色固体として得た(110mg、純度:99.0%、収率:62.2%)。LCMS(ESI)m/z M+1:458.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.41−7.46(m、1H)、7.46−7.49(m、1H)、7.51(d、J=3.1Hz、1H)、7.76(s、1H)、7.96(dd、J=1.9、5.4Hz、1H)、8.22(d、J=2.0Hz、1H)、8.68(s、1H)、8.71(d、J=5.5Hz、1H)、11.25(br s、1H)。
(実施例210)
1−(7−(3−ヒドロキアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物210
A.4−(5−(トリフルオロメチル)−4−((2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)カルバモイル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン6−オキシド,210a
m−CPBA(0.566g、3.28mmol)を、CH2Cl2(10mL)中の1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(0.5g、1.09mmol)の溶液に添加した。混合物を50℃で4時間撹拌した。溶液をNa2SO3(30mL)の飽和水溶液、飽和NaHCO3水溶液(30mL)、及び食塩水(50mL)で洗浄した。抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮して粗油状物を得た。油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:石油エーテル/酢酸エチル100/0〜0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、生成物を白色固体として得た(0.35g、66.7%)。
B.1−(7−クロロチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,210b
4−(5−(トリフルオロメチル)−4−((2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)カルバモイル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン6−オキシド(180mg、0.38mmol)をCHCl3(10mL)中のPOCl3(0.34mL,3.75mmol)の混合物に添加した。混合物を60℃で2時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、撹拌水溶液(50mL)に添加した。次いで、混合物をNaHCO3を用いて塩基性化し、続いてCH2Cl2(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥して、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た。褐色油状物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1:0〜石油エーテル/酢酸エチル=1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を無色油状物として得た(0.15g、81.3%)。
C.1−(7−(3−ヒドロキアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物210
Na2CO3(53.88mg、0.51mmol)を、DMA(4mL)中の1−(7−クロロチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(100mg、0.20mmol)及びアゼチジン−3−オール塩酸塩(33.42mg、0.31mmol)の溶液に添加した。混合物を80℃で16時間撹拌した。水(20mL)を混合物に添加し、酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥して、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色固体として得て、これを分取HPLC(26%〜56%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製した)。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮し、凍結乾燥して乾燥させて、生成物を褐色固体として得た(76mg、70.7%)。LCMS(ESI)m/z M+1:528.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.07(2H、dd、J=9.15、4.30Hz)、4.51−4.57(2H、m)、4.60−4.67(1H、m)、6.89(1H、d、J=5.51Hz)、7.81(1H、br d、J=3.75Hz)、8.01(1H、s)、8.09(1H、d、J=5.29Hz)、8.14(1H、d、J=1.76Hz)、8.34(1H、s)、8.56(1H、d、J=5.51Hz)。
(実施例211)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物211
実施例205に従い、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を用い、反応温度、時間、及び他の変数又はパラメータを調整することによって、表題を調製した。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.346(br s、1H)、8.833(d、J=2.21Hz、1H)、8.614−8.684(m、2H)、8.171(s、2H)、7.808−7.888(m、1H)、7.487(s、1H)、7.328−7.392(m、2H)、1.787(s、3H)。LCMS(ESI):m/z487.9[M+H]+。
上記の実施例3又は4に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例70)
N−(5−シアノ−6−エトキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物81
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm1.46(t、J=7.06Hz、2H)、4.50(q、J=7.06Hz、2H)、7.48(dd、J=8.49、4.30Hz、1H)、7.59−7.66(m、2H)、7.70(br s、1H)、7.82−7.87(m、1H)、8.20(s、1H)、8.34−8.38(m、1H)、8.43(br s、2H)、9.03(br d、J=2.65Hz、1H)。LCMS(ESI):m/z487.9[M+H]+。
(実施例71)
N−(5−シアノ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物85
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.99(s、3H)、7.55−7.61(m、1H)、7.62−7.68(m、1H)、7.85−7.91(m、1H)、7.92−7.98(m、1H)、8.31(d、J=8.38Hz、1H)、8.46−8.56(m、2H)、8.69(d、J=2.65Hz、1H)、9.03(dd、J=4.08、1.65Hz、1H)、10.93(br s、1H)。LCMS(ESI):m/z439.0[M+H]+。
(実施例72)
N−(6−シアノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物49
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.26(d、J=8.38Hz、1H)、7.83−7.88(m、1H)、7.90−7.96(m、1H)、8.37(d、J=7.94Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.78(s、1H)、8.80(d、J=1.98Hz、1H)、9.25(d、J=1.98Hz、1H)、9.60(s、1H)、11.58(br s、1H)。LCMS(ESI):m/z476.9[M+H]+。
(実施例73)
N−(3−クロロ−4−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物55
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.41(s、3H)、7.44(d、J=8.38Hz、1H)、7.60(d、J=8.60Hz、1H)、7.84−8.01(m、3H)、8.17−8.26(m、2H)、8.36−8.43(m、2H)、8.72(br s、1H)、9.49−9.66(m、1H)、9.60(br s、1H)。LCMS(ESI):m/z498.0[M+H]+。
(実施例74)
N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物98
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm3.70(s、3H)、7.12(s、1H)、7.27(s、1H)、7.39(d、J=8.16Hz、1H)、7.84−7.89(m、1H)、7.90−7.95(m、1H)、8.34(d、J=8.16Hz、1H)、8.42(s、1H)、8.60(d、J=1.98Hz、1H)、8.65(s、1H)、8.91(d、J=1.98Hz、1H)、9.52(s、1H)。LCMS(ESI):m/z497.9[M+H]+。
(実施例75)
N−(8−クロロ−4−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物97
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.28(s、3H)、4.77(s、2H)、7.26(d、J=8.38Hz、1H)、7.45(br s、1H)、7.64(s、1H)、7.81−7.89(m、1H)、7.89−7.98(m、1H)、8.37(d、J=8.38Hz、1H)、8.52(s、1H)、8.76(s、1H)、9.60(s、1H)、10.71(br s、1H)。LCMS(ESI):m/z501.9[M+H]+。
(実施例76)
N−(6−(4−アミノブトキシ)−5−シアノピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物84
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.31(s、1H)、9.62(s、1H)、8.81(d、J=2.4Hz、1H)、8.78(s、1H)、8.73(s、1H)、8.61(d、J=2.4Hz、1H)、8.38(br d、J=8.2Hz、1H)、8.09−7.89(m、4H)、7.89−7.82(m、1H)、7.28(br d、J=8.2Hz、1H)、4.41(brt、J=6.1Hz、2H)、2.84(br d、J=6.0Hz、2H)、1.87−1.63(m、4H)。ESI−LCMS:m/z496.1[M+H]+。
(実施例77)
N−(5−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物61
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.28(br d、J=8.38Hz、1H)、7.84−7.96(m、3H)、8.03(d、J=3.09Hz、1H)、8.37(br d、J=7.94Hz、1H)、8.54−8.73(m、2H)、8.78(s、1H)、8.96(s、1H)、9.61(s、1H)、11.41(br s、1H)。LCMS(ESI):m/z500.9[M+H]+。
(実施例78)
メチル6−クロロ−4−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート,化合物74
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.89(s、3H)、7.26(d、J=8.38Hz、1H)、7.80−7.88(m、1H、7.89−7.97(m、1H)、8.11(s、1H)、8.30−8.40(m、2H)、8.61(s、1H)、8.77(s、1H)、9.59(s、1H)、11.33(br s、1H)。LCMS(ESI):m/z475.9[M+H]+。
(実施例79)
N−(5−クロロ−6−((1−メチルピペリジン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物45
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.70−1.81(m、2H)、1.98(br s、2H)、2.26(s、3H)、2.33(br s、2H)、2.48−2.52(m、34H)、2.67(br s、2H)、5.08(br d、J=4.41Hz、1H)、7.27(d、J=8.38Hz、1H)、7.82−7.90(m、1H)、7.90−7.98(m、1H)、8.29(d、J=2.21Hz、1H)、8.35−8.42(m、2H)、8.55(s、1H)、8.76(s、1H)、9.61(s、1H)、10.80(s、1H)。LCMS(ESI):m/z531.0[M+H]+。
(実施例80)
N−(4−アミノブチル)−3−クロロ−5−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド,化合物72
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.57(br s、4H)、2.73−2.85(m、2H)、3.19−3.33(m、2H)、7.30(d、J=8.16Hz、1H)、7.84−7.90(m、1H)、7.95(brt、J=7.06Hz、3H)、8.39(d、J=8.16Hz、1H)、8.50(d、J=1.98Hz、1H)、8.68(brt、J=5.84Hz、1H)、8.79(d、J=7.94Hz、1H)、8.95−9.02(m、1H)、8.97(d、J=1.98Hz、1H)、9.64(s、1H)、11.53(s、1H)。LCMS(ESI):m/z532.0[M+H]+。
(実施例81)
N−(2−シアノピリジン−4−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物77
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.30(br s、1H)、9.62(s、1H)、8.79(s、1H)、8.70(br d、J=5.5Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.39(br d、J=8.3Hz、1H)、8.28(s、1H)、8.02−7.91(m、2H)、7.91−7.84(m、1H)、7.29(br d、J=8.5Hz、1H)。LCMS(ESI):m/z531.0[M+H]+。
(実施例82)
N−(5−クロロ−6−(1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物70
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.20(s、1H)、7.34(d、J=7.94Hz、1H)、7.63(s、1H)、7.74−7.84(m、2H)、8.14−8.21(m、2H)、8.30(s、1H)、8.55(d、J=2.21Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.75(d、J=2.21Hz、1H)、9.08(s、1H)、9.46(s、1H)。LCMS(ESI):m/z483.9[M+H]+。
(実施例83)
N−(5−クロロ−6−(4−メチルピペリジン−1−カルボニル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物48
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.99(s、3H)、3.15−3.29(m、2H)、3.32−3.44(m、2H)、3.47−3.64(m、2H)、3.66−3.79(m、2H)、7.65(br d、J=8.60Hz、1H)、8.14(brt、J=7.61Hz、1H)、8.23−8.32(m、1H)、8.52(s、1H)、8.56(d、J=1.76Hz、1H)、8.67(br d、J=8.16Hz、1H)、8.90(s、1H)、9.05(br s、1H)、9.99(br s、1H)。LCMS(ESI):m/z543.9 [M+H]+。
(実施例84)
N−(5−シアノピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物82
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.44(br s、1H)、9.66(br s、1H)、9.18(br s、1H)、8.80(br d、J=16.3Hz、2H)、8.70(br d、J=17.0Hz、2H)、8.40(br d、J=7.7Hz、1H)、8.02−7.79(m、2H)、7.30(br d、J=7.9Hz、1H)。LCMS(ESI):m/z409.1[M+H]+。
(実施例85)
1−(イソキノリン−4−イル)−N−(2−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物73
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.60(s、3H)、7.38(d、J=8.16Hz、1H)、7.81−7.96(m、3H)、8.04(d、J=1.54Hz、1H)、8.33(d、J=7.94Hz、1H)、8.40(s、1H)、8.63(s、1H)、9.51(s、1H)。LCMS(ESI):m/z531.0[M+H]+。
(実施例86)
N−(5−シアノ−6−((1−メチルピペリジン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物80
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.26(br s、1H)、10.82(br s、1H)、9.62(br s、1H)、8.89−8.51(m、4H)、8.38(br s、1H)、8.04−7.73(m、2H)、7.28(br s、1H)、5.45−5.09(m、1H)、3.50−3.31(m、2H)、3.21−2.97(m、2H)、2.75(br d、J=12.3Hz、3H)、2.35−2.11(m、3H)、2.01(br s、1H)。LCMS(ESI):m/z522.0[M+H]+。
(実施例87)
N−(5−シアノ−6−(4−メチルピペリジン−1−カルボニル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物96
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.99(s、3H)、3.18−3.28(m、1H)、3.31−3.35(m、1H)、3.35−3.79(m、5H)、4.18(br s、1H)、7.40(d、J=8.16Hz、1H)、7.83−7.97(m、2H)、8.35(d、J=8.16Hz、1H)、8.46(s、1H)、8.64−8.74(m、1H)、8.78(d、J=2.21Hz、1H)、9.14(d、J=2.21Hz、1H)、9.58(br s、1H)。LCMS(ESI):m/z535.0[M+H]+。
(実施例88)
N−(6−シアノ−5−フルオロピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物41
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm7.56−7.64(m、1H)、8.03−8.13(m、1H)、8.16−8.25(m、1H)、8.50−8.57(m、2H)、8.57−8.63(m、1H)、8.75−8.82(m、1H)、8.94−8.98(m、1H)、9.89(s、1H)。LCMS(ESI):m/z427.0[M+H]+。
(実施例89)
N−(6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物71
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.34(d、J=8.16Hz、1H)、7.74−7.84(m、2H)、7.92(s、2H)、8.10−8.19(m、3H)、8.27(s、1H)、8.57−8.62(m、2H)、8.64(d、J=2.65Hz、1H)、9.45(s、1H)。LCMS(ESI):m/z451.0[M+H]+。
(実施例90)
N−(6−(4−(4−アミノブチル)ピペリジン−1−カルボニル)−5−シアノピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物101
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm1.72(br s、4H)、2.64−2.87(m、4H)、2.98(br s、2H)、3.49−3.70(m、1H)、3.58(br s、1H)、3.76−4.09(m、1H)、3.92(br s、1H)、4.66(br s、2H)、7.39(d、J=8.16Hz、1H)、7.83−7.96(m、2H)、8.34(d、J=8.16Hz、1H)、8.45(s、1H)、8.64(s、1H)、8.78(d、J=2.20Hz、1H)、9.12(d、J=1.76Hz、1H)、9.52(s、1H)。LCMS(ESI):m/z592.0[M+H]+。
(実施例91)
N−(5−クロロ−6−(1H−イミダゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物104
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.07−7.33(m、2H)7.75−7.96(m、3H)、8.37(br d、J=7.94Hz、2H)、8.71(br d、J=1.76Hz、2H)、8.79(d、J=11.47Hz、1H)、9.20(br d、J=1.76Hz、1H)、9.61(s、1H)、11.77(s、1H)。LCMS(ESI):m/z477.0[M+H]+。
(実施例92)
メチル4−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリン,化合物75
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm4.15(s、3H)7.64(d、J=8.38Hz、1H)8.08−8.16(m、1H)8.22−8.29(m、1H)8.58−8.69(m、3H)8.80(d、J=6.61Hz、1H)8.90−8.97(m、1H)9.03(br s、1H)9.96(br s、1H)。LCMS(ESI):m/z442.0[M+H]+。
(実施例106)
N−(5−クロロ−6−(ジフルオロメトキシ)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物106
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.32(br d、J=7.94Hz、1H)、7.60(s、1H)、7.71−7.90(m、4H)、8.14−8.19(m、2H)、8.21(s、1H)、8.59(s、1H)、9.44(s、1H)。LCMS(ESI):m/z483.8[M+H]+。
(実施例107)
N−(5−クロロ−6−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物107
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.09−2.21(m、2H)、2.46(br s、2H)、3.81(s、2H)、7.27(d、J=8.38Hz、1H)、7.81−7.89(m、1H)、7.90−7.97(m、1H)、8.31−8.40(m、1H)、8.41−8.47(m、1H)、8.56−8.61(m、1H)、8.70−8.82(m、2H)、9.56−9.66(m、1H)、11.06−11.12(m、1H)。LCMS(ESI):m/z501.0[M+H]+。
(実施例212)
N−(2−メチル−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物212
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.96(brt、J=6.62Hz、2H)、3.04(s、3H)3.53−3.56(m、2H)、7.30(d、J=8.16Hz、1H)、7.75(d、J=3.09Hz、2H)、7.89(dd、J=8.16、1.98Hz、1H)、7.94−7.98(m、1H)、7.99−8.05(m、1H)、8.23(d、J=1.98Hz、1H)、8.37(d、J=8.38Hz、1H)、8.54(s、1H)、9.12(t、J=2.87Hz、1H)、10.71(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+466.0。
(実施例213)
N−(3−(メチルスルホニル)−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物213
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm3.24(s、3H)、7.69(d、J=8.60Hz、1H)、7.95(s、1H)、8.15−8.23(m、2H)、8.32−8.38(m、3H)、8.48(s、1H)、8.53(d、J=8.82Hz、1H)、8.61(d、J=8.82Hz、1H)、8.66(d、J=2.21Hz、1H)、9.38(d、J=4.41Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+528.2。
(実施例214)
N−(4−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物214
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.66(1H、s)、9.06−9.18(1H、m)、8.51(1H、s)、8.38(1H、d、J=8.38Hz)、8.00−8.07(1H、m)、7.91−7.99(1H、m)、7.73−7.81(2H、m)、7.60(1H、d、J=2.21Hz)、7.37(1H、dd、J=8.60、2.21Hz)、7.00(1H、d、J=8.60Hz)、4.63(2H、s)3.26(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+468.0。
(実施例215)
N−(3−(メチルスルホニル)−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物215
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm3.53(s、3H)、7.77(d、J=8.60Hz、1H)、8.00(s、2H)、8.10(dd、J=8.60、5.07Hz、1H)、8.16(d、J=7.50Hz、1H)、8.27−8.34(m、2H)、8.44−8.53(m、3H)、8.64(d、J=1.98Hz、1H)、9.33(d、J=3.97Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+528.1。
(実施例216)
N−(2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−7−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物216
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.51(s、3H)、3.99(br s、18H)、6.59(d、J=7.06Hz、1H)、7.41(d、J=7.28Hz、1H)、7.64−7.74(m、3H)、7.90−8.03(m、2H)、8.07(br d、J=7.72Hz、1H)、8.34(br d、J=8.38Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.63(s、1H)、9.08(br s、1H)、10.86(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+464.0。
(実施例217)
N−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物217
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.78(s、1H)、10.56(s、1H)、9.08−9.01(m、1H)、8.47(s、1H)、8.31(d、J=8.4Hz、1H)、7.99−7.93(m、1H)、7.90−7.86(m、1H)、7.69−7.64(m、1H)、7.63−7.59(m、1H)、7.51(d、J=2.2Hz、1H)、7.19(dd、J=2.2、8.8Hz、1H)、6.94(d、J=8.6Hz、1H)、4.53(s、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+453.9。
(実施例218)
N−(5−メチル−6−(3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物218
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.34(s、3H)、3.36(s、3H)、6.69(d、J=3.01Hz、1H)、6.74(d、J=2.76Hz、1H)、7.66(dd、J=8.53、4.27Hz、1H)、7.78(d、J=8.03Hz、1H)、7.85(d、J=7.28Hz、1H)、7.96−8.02(m、1H)、8.29(d、J=2.01Hz、1H)、8.32−8.39(m、2H)、8.72(d、J=2.51Hz、1H)、9.03(dd、J=4.27、1.51Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+494.0。
(実施例219)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物219
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm9.12(d、J=2.3Hz、1H)、8.89(d、J=2.5Hz、1H)、8.54(s、1H)、8.32(s、2H)、8.01−7.93(m、1H)、7.64−7.53(m、2H)、2.65(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+479.9。
(実施例220)
1−(2−クロロキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物220
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.54(s、1H)、9.08(d、J=2.43Hz、1H)、8.85(d、J=2.43Hz、1H)、8.55(s、1H)、8.25−8.36(m、4H)、8.05−8.13(m、1H)、8.01(t、J=7.17Hz、1H)、7.87−7.93(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+509.9。
(実施例221)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−クロロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物221
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm7.60−7.64(m、1H)、7.73(d、J=8.60Hz、1H)、7.83(d、J=7.28Hz、1H)、7.96−8.01(m、1H)、8.04(s、2H)、8.23(d、J=8.60Hz、1H)、8.40(s、1H)、8.72(d、J=2.20Hz、1H)、8.79(d、J=2.21Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+518.9。
(実施例222)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物222
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.98(s、1H)、8.78(d、J=2.20Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.60(d、J=2.21Hz、1H)、8.53(s、1H)、8.16(s、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+475.9。
(実施例223)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,6−ナフチリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物223
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.48(s、1H)、9.39−9.43(m、1H)、9.10−9.15(m、1H)、8.89−8.95(m、3H)、8.71−8.76(m、1H)、8.31(s、2H)、8.14−8.20(m、1H)、8.03−8.10(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+476.9。
(実施例224)
N−(5−シアノ−6−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物224
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.08−11.18(m、1H)、10.83−10.99(m、1H)、9.05(br s、1H)、8.73−8.82(m、1H)、8.56−8.64(m、1H)、8.44−8.55(m、1H)、8.27−8.38(m、1H)、7.94−8.02(m、1H)、7.88−7.93(m、1H)、7.59−7.71(m、2H)、4.07−4.21(m、2H)、3.52−3.64(m、4H)、3.16(br d、J=9.92Hz、2H)、2.75−2.87(m、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+507.0。
(実施例225)
N−(1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物225
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.09(s、1H)、9.21(d、J=4.0Hz、1H)、8.81(d、J=2.0Hz、1H)、8.71−8.62(m、2H)、8.47(d、J=8.6Hz、1H)、8.14(s、1H)、8.11(t、J=8.0Hz、1H)、8.06−8.02(m、1H)、7.99(br d、J=8.4Hz、1H)、7.87(dd、J=4.5、8.5Hz、1H)、4.04(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+438.0。
(実施例226)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物226
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.24(1H、s)、8.82(1H、d、J=2.21Hz)、8.64(1H、d、J=2.20Hz)、8.53(1H、s)、8.45(1H、d、J=8.16Hz)、8.16(2H、s)、7.93(1H、d、J=7.06Hz)、7.66(1H、t、J=7.94Hz)、7.56(1H、d、J=7.50Hz)、5.71(1H、d、J=7.72Hz)、3.50(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+514.9。
(実施例227)
N−(5−クロロ−6−(5−シアノ−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物227
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm7.97(dd、J=8.60、5.07Hz、1H)、8.06(d、J=7.50Hz、1H)、8.18−8.23(m、1H)、8.28(d、J=8.60Hz、1H)、8.42−8.47(m、2H)、8.77(d、J=2.21Hz、1H)、8.85(d、J=2.20Hz、1H)、9.21(s、1H)、9.23(dd、J=4.85、1.32Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+509.9。
(実施例228)
2−(2−クロロ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)フェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸,化合物228
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.27(s、1H)、9.12(s、1H)、9.03(br d、J=2.21Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.30(br d、J=8.38Hz、1H)、8.25(s、1H)、7.86−7.97(m、3H)、7.74(d、J=8.60Hz、1H)、7.58−7.68(m、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+527.8。
(実施例229)
N−(1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物229
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.99(s、1H)、9.13(br d、J=2.9Hz、1H)、8.76(d、J=1.8Hz、1H)、8.66(s、1H)、8.62(s、1H)、8.39(d、J=8.6Hz、1H)、8.16(s、1H)、8.07−8.00(m、1H)、7.99−7.94(m、1H)、7.85−7.70(m、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+424.0。
(実施例230)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物230
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.35(brt、J=7.06Hz、1H)、7.90−7.95(m、2H)、8.32(s、2H)、8.34(s、1H)、8.70(s、1H)、8.94(d、J=2.43Hz、1H)、8.97(d、J=6.84Hz、1H)、9.18(d、J=1.98Hz、1H)、11.49(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+465.0。
(実施例231)
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物231
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.32(s、1H)、8.85(s、1H)、8.73−8.64(m、2H)、8.61(s、1H)、8.17(s、2H)、8.11−7.95(m、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+491.9。
(実施例232)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物232
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.66(s、3H)、7.49(s、1H)、7.59(d、J=4.85Hz、1H)、8.31(s、2H)、8.67(s、1H)、8.84(d、J=5.07Hz、1H)、8.88(d、J=2.21Hz、1H)、9.11(d、J=2.20Hz、1H)、11.54(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+495.9。
(実施例233)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物233
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.19(dd、J=9.15、6.95Hz、1H)、7.42(d、J=6.84Hz、1H)、7.96−8.04(m、2H)、8.20(s、2H)、8.57(s、1H)、8.73(d、J=1.98Hz、1H)、8.84(s、1H)、8.95(d、J=2.21Hz、1H)、11.60(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+473.9。
(実施例234)
1−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸,化合物234
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm8.09(dd、J=8.53、5.02Hz、1H)、8.15(d、J=7.28Hz、1H)、8.29(t、J=8.16Hz、1H)、8.44−8.53(m、3H)、8.78(d、J=2.26Hz、1H)、8.88(d、J=2.26Hz、1H)、8.99(s、1H)、9.32(br d、J=5.02Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+528.8。
(実施例235)
N−(5−メトキシ−6−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物235
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.22(s、1H)、9.02−9.11(m、1H)、8.60−8.66(m、1H)、8.53−8.57(m、1H)、8.48−8.52(m、1H)、8.32−8.37(m、1H)、8.25−8.29(m、1H)、7.90−8.02(m、3H)、7.62−7.73(m、2H)、3.85−3.92(m、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+480.9。
(実施例236)
N−(4−アミノブチル)−3−シアノ−5−(1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド,化合物236
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm1.65−1.87(m、3H)、1.69−1.82(m、1H)、3.00(br s、2H)、3.42−3.57(m、1H)、3.48(br s、1H)、7.57(d、J=8.38Hz、1H)、8.06(t、J=7.39Hz、1H)、8.13−8.21(m、1H)、8.47−8.53(m、1H)、8.57(d、J=8.38Hz、1H)、8.74(d、J=2.43Hz、1H)、8.93(s、1H)、9.20(d、J=2.43Hz、1H)、9.85(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+523.0
(実施例237)
2−シアノ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)安息香酸,化合物237
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.55−7.60(m、1H)、7.62−7.67(m、1H)、7.86−7.90(m、1H)、7.91−7.97(m、1H)、7.99−8.04(m、1H)、8.06−8.11(m、1H)、8.23(s、1H)、8.30(d、J=8.38Hz、1H)、8.53(s、1H)、9.03(dd、J=4.08、1.65Hz、1H)、11.08(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+451.9。
(実施例238)
N−(4−(4−(アミノメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−3−メチルフェニル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物238
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.23(s、3H)、3.99(br d、J=5.51Hz、2H)、7.33(d、J=8.60Hz、1H)、7.76(br d、J=8.60Hz、1H)、7.78−7.87(m、4H)、7.98−8.02(m、1H)、8.04−8.09(m、1H)、8.12(s、1H)、8.36(br s、2H)、8.43(d、J=8.60Hz、1H)、8.60(s、1H)、9.16(d、J=2.65Hz、1H)、10.89(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+492.0。
(実施例239)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物239
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.14(s、3H)、7.33(d、J=7.28Hz、1H)、7.58(t、J=7.83Hz、1H)、7.84(s、1H)、7.93(d、J=8.60Hz、1H)、8.30(s、2H)、8.53(s、1H)、8.86(d、J=2.21Hz、1H)、9.08(d、J=2.43Hz、1H)、11.36(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+479.0。
(実施例240)
5−フルオロカルボニル−N−(5−メチル−6−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物240
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.37(1H、s)、9.00−9.08(2H、m)、8.68(1H、s)、8.37(1H、s)、8.31(1H、d、J=8.38Hz)、7.92−8.00(1H、m)、7.85−7.92(1H、m)、7.60−7.70(2H、m)、4.19(3H、s)、2.52(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+480.0。
(実施例241)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物241
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.17(s、3H)、7.49(d、J=5.07Hz、1H)、8.12(s、1H)、8.32(s、2H)、8.65(s、1H)、8.83(d、J=4.85Hz、1H)、8.87(d、J=1.98Hz、1H)、9.10(d、J=2.21Hz、1H)、11.44(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+479.9。
(実施例242)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物242
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.85(d、J=9.70Hz、1H)、8.12(s、1H)、8.19(s、2H)、8.54−8.60(m、2H)、8.63−8.72(m、2H)、8.89(d、J=2.21Hz、1H)、11.55(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+474.9。
(実施例243)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物243
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.10(s、3H)、6.56(d、J=6.17Hz、1H)、7.78−7.85(m、1H)、8.06(d、J=6.39Hz、1H)、8.10(d、J=5.95Hz、1H)、8.18(s、2H)、8.45(d、J=8.16Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.66(d、J=2.21Hz、1H)、8.83(d、J=2.21Hz、1H)、11.25(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+514.9。
(実施例244)
2−(2−クロロ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)フェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド,化合物244
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.14(s、1H)、9.00−9.08(m、1H)、8.95(s、1H)、8.58(s、1H)、8.31(d、J=8.38Hz、1H)、8.21(d、J=1.98Hz、1H)、8.04(s、1H)、7.93−7.99(m、1H)、7.85−7.92(m、2H)、7.74(d、J=8.60Hz、1H)、7.59−7.69(m、2H)、7.59−7.69(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+526.9。
(実施例245)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物245
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.35(s、1H)、9.10(d、J=2.2Hz、1H)、8.88(d、J=2.2Hz、1H)、8.52(s、1H)、8.32(br s、1H)、8.30(s、2H)、7.70(d、J=7.3Hz、1H)、7.63−7.51(m、1H)、2.77(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+496.0
(実施例246)
1−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド,化合物246
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm7.65(dd、J=8.49、4.30Hz、1H)、7.76(d、J=8.82Hz、1H)、7.84(d、J=7.28Hz、1H)、7.95−8.01(m、1H)、8.34(d、J=8.60Hz、1H)、8.41(s、1H)、8.77(d、J=2.43Hz、1H)、8.84−8.87(m、1H)、9.01(dd、J=4.19、1.54Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+527.9
(実施例247)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物247
NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.81(s、3H)、7.59−7.73(m、2H)、8.14(d、J=7.72Hz、1H)、8.29(s、2H)、8.53(s、1H)、8.83(d、J=2.43Hz、1H)、9.06(br s、1H)、11.37(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+495.9。
(実施例248)
N−(6−(5−(アミノメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物248
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm4.05(s、2H)、4.60(br s、2H)、7.61−7.68(m、1H)、7.75(d、J=7.72Hz、1H)、7.83(d、J=7.28Hz、1H)、7.94−8.01(m、1H)、8.31−8.35(m、2H)、8.39(s、1H)、8.73(d、J=2.43Hz、1H)、8.83(d、J=2.21Hz、1H)、9.00(d、J=4.41Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+513.9。
(実施例249)
メチル1−(3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート,化合物249
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm4.03(s、3H)、7.48−7.53(m、1H)、7.61−7.68(m、2H)、7.87(t、J=7.94Hz、1H)、8.05(s、1H)、8.28(s、1H)、8.38(d、J=9.26Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.67(s、1H)、8.80(s、1H)、9.05(d、J=3.97Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+542.9。
(実施例250)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物250
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.28(d、J=4.63Hz、1H)、9.02−9.21(m、1H)、8.89−8.93(m、1H)、8.65−8.71(m、1H)、8.32−8.39(m、1H)、8.11−8.25(m、3H)、7.96−8.03(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+465.9。
(実施例251)
N−(5−メトキシ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物251
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.25(s、1H)、9.05−9.12(m、1H)、8.63−8.68(m、1H)、8.50−8.57(m、1H)、8.31−8.38(m、1H)、8.21−8.30(m、1H)、8.03−8.10(m、1H)、7.92−8.02(m、2H)、7.65−7.75(m、1H)、3.80−3.87(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+481.0。
(実施例252)
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物252
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.64(1H、s)、9.49(1H、s)、8.53(1H、s)、8.48(1H、dd、J=8.28、1.00Hz)、8.45(1H、s)、8.20(2H、s)、7.79−7.83(1H、m)、7.69−7.75(1H、m)、2.57(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+504.9。
(実施例253)
N−(5−クロロ−6−(5−(メトキシメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物253
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm3.44(s、3H)、4.66(s、2H)、7.64(dd、J=8.60、4.19Hz、1H)、7.75(d、J=8.38Hz、1H)、7.83(d、J=7.28Hz、1H)、7.97(dd、J=8.60、7.28Hz、1H)、8.33(d、J=8.60Hz、1H)、8.40(s、1H)8.44(s、1H)、8.74(d、J=2.43Hz、1H)、8.83(d、J=2.21Hz、1H)、9.00(dd、J=4.30、1.65Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+529.0。
(実施例254)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物254
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.39(s、1H)、9.08(d、J=2.4Hz、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、8.67(s、1H)、8.30(s、2H)、8.04(d、J=9.0Hz、1H)、7.86(dd、J=7.4、8.9Hz、1H)、7.72(d、J=6.4Hz、1H)、3.34(s、131H)、2.44(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+480.0。
(実施例255)
3−(3−シアノ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸,化合物255
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.08(1H、d、J=2.20Hz)、9.00(1H、br d、J=3.75Hz)、8.71(1H、d、J=1.98Hz)、8.38(1H、s)、8.33(1H、d、J=8.38Hz)、7.96(1H、t、J=8.05Hz)、7.83(1H、d、J=7.72Hz)、7.71−7.78(1H、m)、7.64(1H、dd、J=8.38、4.19Hz)、7.51(1H、s)4.27(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+533.0。
(実施例256)
メチル2−(2−クロロ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)フェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート,化合物256
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.11(s、1H)、9.27(s、1H)、9.04(dd、J=4.08、1.65Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.31(d、J=8.60Hz、1H)、8.21(d、J=2.21Hz、1H)、7.93−7.98(m、1H)、7.84−7.92(m、2H)、7.76(d、J=8.60Hz、1H)、7.64−7.68(m、1H)、7.58−7.63(m、1H)、3.86(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+541.9。
(実施例257)
N−(5−シアノ−6−(2−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物257
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.29−11.48(1H、m)、9.20(1H、d、J=2.51Hz)、9.01−9.09(1H、m)、8.78(1H、d、J=2.26Hz)、8.65(1H、s)、8.27−8.37(2H、m)、7.96−8.03(1H、m)、7.89−7.95(1H、m)、7.66−7.73(1H、m)、7.59−7.65(1H、m)、4.29(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+489.9。
(実施例258)
メチル3−クロロ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート,化合物258
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.88(s、3H)、7.57−7.60(m、1H)、7.63−7.67(m、1H)、7.89−7.98(m、2H)、8.31(d、J=8.60Hz、1H)、8.50(d、J=1.98Hz、1H)、8.55(s、1H)、8.85(d、J=2.21Hz、1H)、9.04(dd、J=4.19、1.76Hz、1H)、11.19(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+475.9。
(実施例259)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物259
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.68(s、3H)、8.11(d、J=5.51Hz、1H)、8.24−8.32(m、3H)8.46(s、1H)、8.64(s、1H)、8.86(d、J=2.65Hz、1H)、9.08(d、J=2.65Hz、1H)、11.39(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+479.9。
(実施例260)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−インダゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物260
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.41(br s、1H)、9.08(d、J=2.4Hz、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.36−8.20(m、3H)、8.06(d、J=8.2Hz、1H)、7.62(d、J=7.3Hz、1H)、7.30(t、J=7.8Hz、1H)、3.43(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+479.0。
(実施例261)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(5−フルオロキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物261
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm8.92(dd、J=4.30、1.65Hz、1H)、8.80(d、J=2.21Hz、1H)、8.71(d、J=2.20Hz、1H)、8.64(dd、J=8.60、1.54Hz、1H)、8.36(s、1H)8.02(s、2H)、7.98(dd、J=8.38、5.29Hz、1H)、7.67−7.74(m、1H)、7.47−7.57(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+502.9。
(実施例262)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物262
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.40(1H、s)、9.12(1H、d、J=2.65Hz)、8.88(1H、d、J=2.43Hz)、8.69−8.77(1H、m)、8.66(1H、s)、8.56(1H、s)、8.30(2H、s)、7.62(1H、d、J=4.63Hz)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+466.0。
(実施例263)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−フルオロイソキノリン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物263
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.68(br d、J=8.16Hz、1H)、7.93(t、J=7.50Hz、1H)、8.09(t、J=7.39Hz、1H)、8.26−8.34(m、3H)、8.64(s、2H)、8.88(d、J=2.65Hz、1H)、9.09(d、J=2.43Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+493.9。
(実施例264)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物264
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.33(br s、1H)、8.85(d、J=2.43Hz、1H)、8.60−8.70(m、2H)、8.50(s、1H)、8.34(d、J=8.16Hz、1H)、8.16(s、2H)、8.04(td、J=7.72、1.10Hz、1H)、7.89−7.98(m、1H)、7.30(d、J=8.38Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+568.9。
(実施例265)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物265
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.16(s、3H)、7.43(dd、J=8.16、4.41Hz、1H)、8.24(dd、J=8.16、1.32Hz、1H)、8.30(s、2H)、8.59(s、1H)、8.75(dd、J=4.30、1.21Hz、1H)、8.85(d、J=2.43Hz、1H)、9.08(d、J=2.43Hz、1H)、11.47(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+480.0。
(実施例266)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−1H−インダゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物266
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.14(s、3H)、7.29−7.34(m、1H)、7.54−7.59(m、1H)、7.63(d、J=8.16Hz、1H)、7.82(d、J=8.60Hz、1H)、8.30(s、2H)、8.55(s、1H)、8.85(d、J=2.65Hz、1H)、9.08(d、J=2.65Hz、1H)、11.41(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+479.0。
(実施例267)
メチル3−(3−シアノ−5−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピリジン−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート,化合物267
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.30(1H、dd、J=5.18、1.43Hz)、9.10(1H、d、J=2.43Hz)、8.72(1H、d、J=2.65Hz)、8.48(1H、d、J=8.82Hz)、8.45(1H、s)、8.43(1H、d、J=8.60Hz)、8.27(1H、t、J=8.05Hz)、8.13(1H、d、J=7.06Hz)、8.06(1H、dd、J=8.60、5.07Hz)、7.53(1H、s)、4.28(3H、s)、3.94(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+546.9。
(実施例268)
N−(5−シアノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物268
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.37(br s、1H)、9.13(br d、J=13.6Hz、2H)、8.67(br d、J=18.3Hz、2H)、8.08−7.55(m、5H)、6.86(br s、1H)、3.96(br s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+507.0。
(実施例269)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,5−ナフチリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物269
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.81(dd、J=8.71、4.08Hz、1H)、7.85(d、J=4.63Hz、1H)、8.04(s、2H)、8.29(s、2H)、8.59(d、J=8.82Hz、1H)、8.84(d、J=2.43Hz、1H)、8.98(d、J=2.65Hz、1H)、9.00(d、J=2.87Hz、1H)、9.23(d、J=4.19Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+476.9。
(実施例270)
N−(5−クロロ−6−(5−((ジメチルアミノ)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物270
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.97(s、6H)4.61(s、2H)、8.08(dd、J=8.71、5.18Hz、1H)、8.13(d、J=7.50Hz、1H)、8.27(t、J=8.05Hz、1H)、8.45−8.53(m、3H)、8.74(s、1H)、8.77(d、J=2.21Hz、1H)、8.91(d、J=2.21Hz、1H)、9.28−9.32(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+541.9。
(実施例271)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物271
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.64(s、3H)、7.52−7.59(m、1H)、7.61−7.67(m、1H)、7.95(d、J=7.72Hz、1H)、8.32(s、2H)、8.57(s、1H)、8.88(d、J=2.43Hz、1H)、9.09(d、J=2.21Hz、1H)、11.41(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+479.9。
(実施例272)
N−(6−(4−(アミノメチル)−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物272
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.09(s、2H)、7.58−7.61(m、1H)、7.63−7.67(m、1H)、7.88−7.98(m、2H)、8.14(s、1H)、8.30(d、J=8.38Hz、1H)、8.66(s、1H)、8.70(d、J=1.98Hz、1H)、8.91(d、J=2.20Hz、1H)、9.01−9.06(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+514.0。
(実施例273)
N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物273
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.92(s、3H)、6.77(d、J=2.21Hz、1H)、7.65(d、J=8.60Hz、1H)、7.73−7.86(m、3H)、7.96(dd、J=8.38、4.41Hz、1H)、8.49(d、J=1.98Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.92(d、J=2.20Hz、1H)、9.09(dd、J=4.19、1.54Hz、1H)、11.25(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+516.2。
(実施例274)
1−([1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物274
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.85(d、J=6.62Hz、1H)、7.94(dd、J=8.93、7.39Hz、1H)、8.20(dd、J=8.93、0.99Hz、1H)、8.31(s、2H)、8.61(s、1H)、8.69(s、1H)、8.86(d、J=2.43Hz、1H)、9.07(d、J=2.43Hz、1H)、11.38(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+465.9。
(実施例275)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピラジン−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物275
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.40(s、1H)、9.07(br s、1H)、8.91(d、J=2.43Hz、1H)、8.59(s、1H)、8.47(s、1H)、8.15(br s、3H)、7.90(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+466.0。
(実施例276)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1,7−ナフチリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物276
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.38(d、J=5.73Hz、1H)、8.21(d、J=4.41Hz、1H)、8.31(s、2H)、8.74(s、1H)、8.78(br d、J=5.73Hz、1H)、8.91(d、J=2.43Hz、1H)、9.14(d、J=2.43Hz、1H)、9.36(d、J=4.41Hz、1H)、9.66(s、1H)、11.48(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+476.9。
(実施例277)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物277
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.18(dd、J=9.03、2.76Hz、1H)、7.63(d、J=7.53Hz、1H)、7.73(t、J=8.28Hz、1H)、7.87(t、J=8.03Hz、1H)、7.96(s、2H)、8.16(s、1H)、8.19(s、1H)、8.24(s、1H)、8.54(d、J=2.26Hz、1H)、8.78(d、J=2.26Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+502.9。
(実施例278)
1−(2−アミノベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物278
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.18(d、J=7.72Hz、1H)、7.42(t、J=7.94Hz、1H)、7.54(d、J=7.50Hz、1H),7.68(s、2H)、8.16(s、2H)、8.48(s、1H)、8.63(d、J=2.43Hz、1H)、8.84(d、J=2.20Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+505.9。
(実施例279)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソチアゾロ[5,4−b]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物279
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.79(dd、J=8.16、4.39Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.61−8.74(m、3H)、8.87(s、1H)、9.05(br d、J=3.26Hz、1H)、11.52(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+491.8。
(実施例280)
N−(5−シアノ−6−(1H−ピロロ−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物280
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.37(1H、s)、9.08(1H、br s)、9.03(1H、br s)、8.78(1H、br s)、8.64(1H、s)、8.34(1H、br d、J=7.94Hz)、7.96−8.02(1H、m)、7.90−7.96(1H、m)、7.69(2H、br s)、7.55(2H、br s)、6.37(2H、br s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+474.0。
(実施例281)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物281
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.12(s、3H)、6.58(d、J=6.17Hz、1H)、7.83(t、J=7.94Hz、1H)、8.06−8.14(m、2H)、8.32(s、2H)、8.47(d、J=8.38Hz、1H)、8.59(s、1H)、8.89(d、J=2.43Hz、1H)、9.09(d、J=2.65Hz、1H)、11.34(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+505.9。
(実施例282)
1−(2−アミノベンゾ[d]チアゾール−7−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物282
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.25(d、J=7.72Hz、1H)、7.45(t、J=7.94Hz、1H)、7.52−7.57(m、1H)、8.30(s、2H)、8.55(s、1H)、8.86(d、J=2.21Hz、1H)、9.09(d、J=2.43Hz、1H)、11.49(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+497.2。
(実施例283)
N−(6−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物283
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.69−7.75(m、2H)、7.95−8.04(m、3H)、8.36(d、J=8.16Hz、1H)、8.69(d、J=3.31Hz、2H)、8.95(d、J=1.98Hz、1H)、9.10(dd、J=3.53、1.98Hz、1H)、9.25(d、J=2.21Hz、1H)、11.59(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+518.9。
(実施例284)
1−(ベンゾ[d]isオキサゾール−3−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物284
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.49(1H、s)、8.83(1H、d、J=2.01Hz)、8.74(1H、s)、8.66(1H、d、J=2.01Hz)、8.20(2H、s)、7.98−8.05(2H、m)、7.89(1H、t、J=7.91Hz)、7.63(1H、t、J=7.53Hz)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+474.9。
(実施例285)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−クロロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物285
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.34(d、J=8.38Hz、1H)、7.96−8.07(m、2H)、8.18(s、2H)、8.47(d、J=8.16Hz、1H)、8.70−8.75(m、2H)、8.77(s、1H)、8.94(d、J=2.21Hz、1H)、11.57(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+518.8。
(実施例286)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1H−インダゾール−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物286
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.30(1H、s)、9.11(1H、d、J=2.21Hz)、8.88(1H、d、J=2.43Hz)、8.55(1H、s)、8.23−8.35(3H、m)、8.02(1H、d、J=8.16Hz)、7.50(1H、d、J=7.28Hz)、7.27(1H、t、J=7.72Hz)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+464.9。
(実施例287)
N−(5−ブロモ−6−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物287
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.49(s、1H)、9.07(br s、1H)、8.93−9.00(m、1H)、8.81−8.89(m、1H)、8.65−8.73(m、1H)、8.55−8.63(m、1H)、8.30−8.37(m、1H)、7.97(br d、J=0.88Hz、3H)、7.63−7.75(m、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+528.8。
(実施例288)
N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物288
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.36(s、1H)、9.10(dd、J=1.4、4.1Hz、1H)、9.00(d、J=2.2Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.58(d、J=2.0Hz、1H)、8.33(d、J=0.7Hz、1H)、7.97(dd、J=4.2、8.4Hz、1H)、7.82(dd、J=8.3、10.3Hz、1H)、7.77(dd、J=4.2、8.6Hz、1H)、7.65(d、J=8.6Hz、1H)、7.49(d、J=0.7Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+502.9。
(実施例289)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物289
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.35(br s、1H)、9.07(d、J=2.65Hz、1H)、8.86(d、J=2.65Hz、1H)、8.62(s、1H)、8.50(s、1H)、8.34(d、J=8.38Hz、1H)、8.29(s、2H)、8.00−8.07(m、1H)、7.90−7.97(m、1H)、7.29(d、J=8.16Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+493.9。
(実施例290)
1−(ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物290
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.60−7.67(m、1H)、7.76(t、J=7.61Hz、1H)、8.04(d、J=8.16Hz、1H)、8.16(s、2H)、8.39(d、J=8.38Hz、1H)、8.60−8.66(m、2H)、8.83(d、J=2.21Hz、1H)、11.42(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+491.0。
(実施例291)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物291
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm8.94(d、J=2.43Hz、1H)、8.78(d、J=2.43Hz、1H)、8.20(s、1H)、8.14(d、J=8.60Hz、1H)、8.09(s、1H)、7.97(s、2H)、7.81(t、J=8.05Hz、1H)、7.67(t、J=8.27Hz、1H)、7.56(d、J=7.06Hz、1H)、7.12(dd、J=9.15、2.54Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+494.0。
(実施例292)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(フロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物292
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm=11.51(s、1H)、9.00(s、2H)、8.78(d、J=2.2Hz、1H)、8.58(s、1H)、8.39(d、J=2.2Hz、1H)、8.27(s、2H)、7.32(d、J=2.0Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+466.9。
(実施例293)
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物293
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.18(s、1H)、8.98(dd、J=0.9、8.2Hz、1H)、8.84(d、J=2.2Hz、1H)、8.62(s、1H)、8.42(d、J=2.2Hz、1H)、8.13−8.08(m、1H)、8.06−8.00(m、1H)、7.79(d、J=2.2Hz、1H)、6.76(d、J=2.2Hz、1H)、3.93(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+505.1。
(実施例294)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チアゾロ[5,4−d]ピリミジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物294
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.42(br s、1H)、9.79(s、1H)、9.38(s、1H)、9.05(d、J=2.6Hz、1H)、8.84(d、J=2.4Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.30(s、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+483.9。
(実施例295)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物295
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.51(s、1H)、9.09(d、J=2.2Hz、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、8.71(s、1H)、8.29(s、2H)、8.12(br d、J=6.6Hz、1H)、7.79(br d、J=9.3Hz、1H)、7.65(brt、J=7.6Hz、1H)、7.34−7.12(m、1H)、2.28(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+478.9。
(実施例296)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キナゾリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物296
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.20−11.63(m、1H)、9.43(s、1H)、9.05−9.10(m、1H)、8.83−8.88(m、1H)、8.66−8.71(m、1H)、8.17−8.33(m、4H)、8.01−8.08(m、1H)、7.89−7.96(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+476.9。
(実施例297)
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物297
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.64(1H、s)、9.45(1H、s)、8.65(1H、s)、8.49(1H、s)、8.44(1H、dd、J=7.94、1.10Hz)、8.28(2H、s)、7.75−7.82(1H、m)、7.64−7.73(1H、m)、2.62−2.66(3H、m)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+496.1。
(実施例298)
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(5−シアノ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物298
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm9.08(1H、s)、8.66(1H、s)、8.22(1H、s)、8.18(1H、dd、J=7.50、1.76Hz)、7.97(1H、s)、7.92(2H、s)、7.73(1H、s)、7.58−7.69(2H、m)、2.47(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+495.1。
(実施例299)
N−(6−(4−アミノ−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−クロロピリジン−3−イル)−1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物299
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.15(1H、s)9.45(1H、s)、8.78(1H、d、J=2.21Hz)、8.57(1H、d、J=2.21Hz)、8.52(1H、s)、8.44(1H、dd、J=8.16、1.10Hz)、7.76−7.81(1H、m)、7.64−7.72(1H、m)、7.31(1H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+506.1。
(実施例300)
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(2,5−ジメチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物300
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm9.08(1H、s)、8.60(1H、br s)、8.23(1H、br s)、8.18(1H、dd、J=7.50、1.54Hz)、7.88(2H、s)、7.73(1H、br s)、7.59−7.68(2H、m)、2.62(3H、br s)、2.43(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+485.0。
(実施例301)
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物301
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.98(s、1H)、8.97(d、J=8.2Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.28(d、J=7.3Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.12−8.07(m、1H)、8.06−7.99(m、1H)、7.88(d、J=10.4Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+508.8。
(実施例302)
N−(5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物302
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.87(s、1H)、9.72(s、1H)、8.90(s、1H)、8.56(s、1H)、8.24(d、J=7.28Hz、1H)、8.17(s、2H)、7.93(td、J=8.16、5.51Hz、1H)、7.86(d、J=10.36Hz、1H)、7.68(dd、J=10.36、7.72Hz、1H)、7.14(d、J=8.60Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+519.9。
(実施例303)
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物303
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.65(s、1H)、8.98(d、J=8.4Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.32(s、1H)、8.26(d、J=2.2Hz、1H)、8.13−8.07(m、1H)、8.06−7.99(m、1H)、7.81(s、1H)、6.55(s、1H)、2.53(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+504.9。
(実施例304)
N−(5−クロロ−6−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物304
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.45(s、1H)、9.06(t、J=2.54Hz、1H)、8.89(s、1H)、8.60−8.75(m、2H)、8.33(d、J=8.38Hz、1H)、7.88−8.03(m、3H)、7.68(d、J=2.65Hz、2H)、2.34(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+499.0。
(実施例305)
N−(5−メチル−6−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物305
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.16(1H、s)、9.03−9.10(1H、m)、8.92(1H、s)、8.62(1H、s)、8.33(1H、d、J=8.38Hz)、8.29(1H、d、J=1.76Hz)、7.95−8.03(1H、m)、7.88−7.94(1H、m)、7.64−7.72(2H、m)、4.44(3H、s)、2.55(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+480.0。
(実施例306)
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物306
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.26(1H、s)、9.48(1H、s)、8.88(1H、d、J=2.43Hz)、8.68(1H、d、J=2.21Hz)、8.54(1H、s)、8.47(1H、dd、J=8.05、0.99Hz)、8.19(2H、s)、7.82(1H、dd、J=7.61、0.99Hz)、7.68−7.75(1H、m)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+490.9。
(実施例307)
N−(5−クロロ−6−(2H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物307
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.35(1H、s)、9.05(2H、br s)、8.61(2H、s)、8.32(1H、br d、J=8.16Hz)、7.87−8.02(2H、m)、7.60−7.73(2H、m)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+485.9。
(実施例308)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物308
1HNMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.36(s、1H)、9.13−9.05(m、2H)、8.87(d、J=2.6Hz、1H)、8.59(s、1H)、8.29(s、2H)、7.97(dd、J=4.3、8.5Hz、1H)、7.82(dd、J=8.4、10.4Hz、1H)、7.77(dd、J=4.2、8.6Hz、1H)、7.64(d、J=8.6Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+493.9。
(実施例309)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物309
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.46(s、1H)、9.09−9.16(m、1H)、9.02(d、J=2.20Hz、1H)、8.72(s、1H)、8.57(d、J=1.98Hz、1H)、8.33−8.43(m、2H)、7.93−8.06(m、2H)、7.72−7.84(m、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+484.9。
(実施例310)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(3−メチルチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物310
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.46−3.47(m、3H)、7.70(d、J=4.85Hz、1H)、7.97(d、J=0.88Hz、1H)、8.32(s、2H)、8.68(s、1H)、8.88(d、J=2.65Hz、1H)、8.94(d、J=4.85Hz、1H)、9.10(d、J=2.43Hz、1H)、11.54(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+495.9。
(実施例311)
1−(ベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物311
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.84−11.15(m、1H)、11.50(br s、1H)、9.15(br s、1H)、8.92(s、2H)、8.62(s、1H)、8.31(s、2H)、8.10(br d、J=3.8Hz、1H)、7.69(br s、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+465.9。
(実施例312)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−フルオロナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物312
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.59(1H、s)、9.20(1H、d、J=2.01Hz)、8.95(1H、d、J=2.01Hz)、8.70(1H、s)、8.33(2H、s)、8.24(1H、br d、J=8.28Hz)、7.88(1H、dd、J=8.16、4.64Hz)、7.72−7.83(2H、m)、7.58(1H、brt、J=9.16Hz)、7.17(1H、br d、J=8.03Hz)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+492.9。
(実施例313)
メチル2−シアノ−4−(1−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ベンゾエート,化合物313
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.91(s、3H)、7.62−7.72(m、2H)、7.90−8.02(m、2H)、8.15−8.21(m、2H)、8.32−8.39(m、2H)、8.60(s、1H)、9.07(dd、J=3.97、1.76Hz、1H)、11.29(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+451.9。
(実施例314)
1−(ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−7−イル)−N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物314
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.78(s、1H)、8.99(d、J=8.4Hz、1H)、8.70(s、1H)、8.63(s、1H)、8.32(s、2H)、8.15−8.08(m、1H)、8.07−8.01(m、1H)、2.67(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+496.9。
(実施例315)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物315
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.80(d、J=5.73Hz、1H)、8.32(s、2H)、8.62−8.74(m、2H)、8.83(d、J=2.43Hz、1H)、9.05(d、J=2.21Hz、1H)、9.22(s、1H)、11.59(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+482.9。
(実施例316)
1−(ベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物316
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.27(s、1H)、9.46(s、1H)、9.07(d、J=2.4Hz、1H)、8.86(d、J=2.6Hz、1H)、8.53−8.42(m、2H)、8.30(s、2H)、7.80(d、J=6.6Hz、1H)、7.74−7.64(m、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+481.9。
(実施例317)
N−(5−クロロ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物317
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.44(s、1H)、9.76(s、1H)、8.94(s、1H)、8.62(s、1H)、8.15−8.20(m、2H)、7.97(td、J=8.21、5.40Hz、1H)、7.89(s、1H)、7.67−7.76(m、2H)、7.17(d、J=8.38Hz、1H)、2.38(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+516.0。
(実施例318)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物318
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.65(s、1H)、8.54(s、1H)、8.44(s、1H)、8.19(s、2H)、8.17(d、J=2.2Hz、1H)、7.54(d、J=7.3Hz、1H)、7.04(d、J=7.7Hz、1H)、6.41(d、J=2.2Hz、1H)、2.80(s、3H)、2.56(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+502.2。
(実施例319)
1−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物319
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.32(dd、J=2.21、0.66Hz、1H)、7.07(t、J=7.17Hz、1H)、7.56(d、J=7.28Hz、1H)、7.94(dd、J=5.51、1.98Hz、1H)、8.11(d、J=2.43Hz、1H)、8.21(d、J=1.76Hz、1H)、8.53(s、1H)、8.67(d、J=5.73Hz、1H)、8.94(d、J=7.06Hz、1H)、11.28(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+440.9。
(実施例320)
1−(8−フルオロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物320
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.12(d、J=8.38Hz、1H)、7.69(dd、J=10.36、7.94Hz、1H)、7.94(td、J=8.21、5.40Hz、1H)、8.01(br s、1H)、8.27(br s、1H)、8.64−8.72(m、2H)、8.92(s、1H)、9.73(s、1H)、11.43(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+469.9。
(実施例321)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物321
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.61(1H、s)、9.52(1H、s)、8.65(1H、s)、8.57(1H、s)、8.43(1H、s)、8.34(1H、d、J=5.51Hz)、8.16−8.18(2H、m)、7.14−7.21(1H、m)、2.55(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+505.1。
(実施例425)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物425
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.54(s、1H)、9.02−9.09(m、2H)、8.84(d、J=2.43Hz、1H)、8.62(s、1H)、8.37(d、J=2.43Hz、1H)、8.30(s、2H)、7.96(d、J=4.63Hz、1H)、7.11(dd、J=2.32、0.99Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+465.9。
(実施例449)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物449
LCMS(ESI):C21H12ClF3N8Oの質量計算値484.1、m/z実測値485.3[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.09(d、J=6.1Hz、1H)7.89−7.95(m、1H)8.12(d、J=6.9Hz、1H)8.20(s、2H)8.48(d、J=8.5Hz、1H)8.61(s、1H)8.64(d、J=5.7Hz、1H)8.69(d、J=2.0Hz、1H)8.88(d、J=2.0Hz、1H)9.56(s、1H)11.28(br s、1H)
(実施例450)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物450
LCMS(ESI):C21H12ClF3N8Oの質量計算値484.1、m/z実測値485.3[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.34(d、J=8.1Hz、1H)7.77(td、J=7.6、1.0Hz、1H)7.91(d、J=4.5Hz、1H)7.95(ddd、J=8.4、7.0、1.6Hz、1H)8.20(s、2H)8.26(d、J=8.5Hz、1H)8.66(s、1H)8.69(d、J=2.0Hz、1H)8.87(d、J=2.4Hz、1H)9.19(d、J=4.5Hz、1H)11.24−11.35(m、1H)
上記の実施例59に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例93)
N−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物10
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.92(s、3H)6.94(d、J=8.61Hz、1H)7.51(d、J=8.22Hz、1H)7.65(d、J=7.43Hz、1H)7.69−7.85(m、4H)8.06(d、J=8.22Hz、1H)8.18(s、1H)8.66(d、J=5.87Hz、1H)8.74(s、1H)。LCMS(ESI):m/z446.9[M+H]+。
(実施例94)
N−(3−クロロ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物12
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.10(s、1H)、8.92(s、1H)、8.74(d、J=6.1Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.42(d、J=8.4Hz、1H)、8.34(d、J=6.1Hz、1H)、8.17−8.11(m、2H)、8.11−8.05(m、2H)、7.83(dd、J=2.2、8.7Hz、1H)、7.73(d、J=1.4Hz、1H)、7.59(d、J=8.8Hz、1H)、7.62−7.57(m、1H)、6.56−6.46(m、1H)。LCMS(ESI):m/z482.9[M+H]+。
(実施例95)
N−(6−シアノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物13
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.97(br.s.、2H)8.07(d、J=4.70Hz、1H)8.29(br.s.、1H)8.61(br.s.、2H)8.67(d、J=5.09Hz、1H)8.81(br.s.、1H)9.26(br.s.、1H)11.61(br.s.、1H)。LCMS(ESI):m/z477.0[M+H]+。
(実施例96)
N−(4−(2−アミノピリミジン−4−イル)−3−クロロフェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール,化合物14
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.27(s、1H)、8.91(s、1H)、8.74(d、J=6.1Hz、1H)、8.67(s、1H)、8.49(d、J=6.3Hz、1H)、8.42(d、J=8.4Hz、1H)、8.33(d、J=6.1Hz、1H)、8.17−8.10(m、2H)、8.09−8.04(m、1H)、7.92(dd、J=2.0、8.6Hz、1H)、7.74(d、J=8.6Hz、1H)、7.24(d、J=6.3Hz、1H)、4.46(br s、15H)、5.16−3.77(m、1H)、3.91(br s、1H)、5.16−3.77(m、1H)。LCMS(ESI):m/z509.9[M+H]+。
(実施例97)
N−(5−クロロ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物15
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.54(br.s.、1H)7.78(s、1H)8.09−8.29(m、3H)8.40−8.53(m、2H)8.61−8.70(m、1H)8.65(br.s.、1H)8.77(br.s.、2H)8.91(br.s.、1H)9.00−9.14(m、1H)9.06(br.s.、1H)11.54(br.s.、1H)。LCMS(ESI):m/z483.9[M+H]+。
(実施例98)
N−(5−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物20
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm8.78(s、1H)、8.66(d、J=5.3Hz、1H)、8.55(d、J=2.2Hz、1H)、8.53(br.s.、1H)、8.36(d、J=2.2Hz、1H)、8.25(s、1H)、8.07(d、J=8.4Hz、1H)、7.86−7.82(m、1H)、7.82−7.79(m、1H)、7.67(d、J=7.1Hz、1H)、4.11(t、J=7.1Hz、2H)、3.28(t、J=7.5Hz、2H)、2.67−2.61(m、2H)。LCMS(ESI):m/z536.9[M+H]+。
(実施例99)
N−(5−クロロ−6−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物30
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.46−2.49(m、1H)2.48(s、2H)7.87(d、J=7.28Hz、1H)7.98(dd、J=8.27、7.39Hz、1H)8.04(dd、J=5.95、0.88Hz、1H)8.26(d、J=8.60Hz、1H)8.41(s、1H)8.62(d、J=5.73Hz、1H)8.66(s、1H)8.70(d、J=2.43Hz、1H)8.80(d、J=2.43Hz、1H)8.87(s、1H)。LCMS(ESI):m/z498.9[M+H]+。
(実施例100)
N−(3−クロロ−4−(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物31
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.44(s、3H)7.87(d、J=7.28Hz、1H)7.95−8.02(m、1H)8.04(d、J=5.95Hz、1H)8.09(s、1H)8.27(d、J=8.38Hz、1H)8.43(s、1H)8.63(d、J=5.73Hz、1H)8.66(s、1H)8.75(d、J=2.43Hz、1H)8.85(d、J=2.43Hz、1H)。LCMS(ESI):m/z498.9[M+H]+。
(実施例101)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物19
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm8.14(s、2H)、8.20(d、J=7.50Hz、1H)、8.36(t、J=7.94Hz、1H)、8.52(s、1H)、8.56(d、J=8.38Hz、1H)、8.64(d、J=6.17Hz、1H)、8.77(d、J=6.17Hz、1H)、8.92(d、J=2.65Hz、1H)、9.10(br.s.、1H)、9.28(s、1H)。LCMS(ESI):m/z476.0[M+H]+。
(実施例102)
N−(5−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物22
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm8.93(d、J=2.2Hz、1H)、8.67(d、J=5.9Hz、1H)、8.60(s、1H)、8.58−8.53(m、2H)、8.33(d、J=0.8Hz、1H)、8.29(dd、J=1.7、7.3Hz、1H)、8.08−8.04(m、1H)、8.00−7.94(m、2H)、7.50(s、1H)。LCMS(ESI):m/z531.0[M+H]+。
(実施例103)
N−(3−クロロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物11
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.61−7.69(m、3H)、7.79−7.86(m、2H)、7.91(s、2H)、8.02−8.11(m、3H)、8.24(s、1H)、8.69(d,J=5.67Hz、1H)、8.75(s、1H)。LCMS(ESI):m/z531.0[M+H]+。
(実施例104)
N−(3−クロロ−4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物18
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm7.63−7.70(m、3H)、7.80−7.87(m、2H)、7.90(s、1H)、8.01−8.11(m、3H)、8.15(s、1H)、8.26(s、1H)、8.70(d、J=5.67Hz、1H)、8.76(s、1H)。LCMS(ESI):m/z483.9[M+H]+。
(実施例105)
N−(3−クロロ−4−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル)−1−(イソキノリン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物29
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm2.58(s、3H)、7.70(d、J=8.61Hz、1H)、7.91(dd、J=8.61、2.15Hz、1H)、8.21−8.28(m、2H)、8.40(t、J=7.92Hz、1H)、8.48(s、1H)、8.60(d、J=8.41Hz、1H)、8.70−8.75(m、1H)、8.76−8.82(m、1H)、9.40(s、1H)、9.56(s、1H)。LCMS(ESI):m/z497.9[M+H]+。
上記の実施例180に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例322)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(ジメチルアミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物322
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.43(s、1H)、8.89(d、J=2.21Hz、1H)、8.69(d、J=2.21Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.33(d、J=8.60Hz、1H)、8.21(s、1H)、8.16(s、2H)、7.76−7.83(m、1H)、7.63−7.72(m、1H)、7.00(d、J=7.94Hz、1H)、3.29(s、6H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+527.9。
(実施例323)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(メチルアミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物323
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.54(s、1H)、8.95(d、J=2.21Hz、1H)、8.74(d、J=2.21Hz、1H)、8.70(s、2H)、8.26(s、1H)、8.20(s、2H)、7.89−7.96(m、1H)、7.78−7.86(m、1H)、7.03(d、J=8.16Hz、1H)、3.18(br d、J=2.65Hz、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+513.9。
(実施例324)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロ−1−(メチルアミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物324
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm3.33(d、J=1.76Hz、3H)、6.98(br d、J=8.82Hz、1H)、7.61−7.70(m、1H)、7.93−8.01(m、1H)、8.04(s、2H)、8.14(d、J=1.54Hz、1H)、8.43(s、1H)、8.71(d、J=2.20Hz、1H)、8.80(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+532.0。
(実施例325)
N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−フルオロ−1−(メチルアミノ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物325
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.13(s、3H)、6.76(d、J=8.16Hz、1H)、7.56(dd、J=13.34、8.05Hz、1H)、7.83(td、J=8.16、5.29Hz、1H)、8.23(s、1H)、8.28(s、2H)、8.54(br d、J=10.80Hz、1H)、8.65(s、1H)、8.91(d、J=2.43Hz、1H)、9.16(d、J=2.43Hz、1H)、11.57(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+522.9。
(実施例326)
1−(8−アミノキノリン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物326
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.07(d、J=2.4Hz、1H)、8.90(d、J=2.6Hz、1H)、8.83−8.76(m、1H)、8.31(s、1H)、8.13(s、2H)、7.51−7.48(m、2H)、7.45(d、J=8.2Hz、1H)、6.96(d、J=8.2Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+491.0。
(実施例327)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−フルオロ−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物327
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.92(s、1H)、9.45(br s、2H)、8.73(d、J=8.16Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.32(s、1H)、8.27(d、J=7.28Hz、1H)、8.21(s、2H)、7.99−8.06(m、1H)、7.85−7.93(m、2H)、7.09(d、J=8.16Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+517.0。
(実施例328)
1−(1−アミノイソキノリン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物328
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.07(s、1H)、8.91(s、1H)、8.67(d、J=8.60Hz、1H)、8.42(s、1H)、8.07−8.17(m、3H)、7.93(t、J=8.16Hz、1H)、7.68(br d、J=7.28Hz、1H)、6.45(d、J=6.84Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+491.0。
(実施例329)
1−(2−アミノキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物329
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm9.07(br s、1H)、8.90(s、1H)、8.46(s、1H)、8.37(d、J=8.38Hz、1H)、8.15(br s、2H)、7.96−8.02(m、1H)、7.90(d、J=8.38Hz、1H)、7.74(t、J=7.83Hz、1H)、6.99(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+490.9。
(実施例330)
1−(1−アミノイソキノリン−5−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物330
1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δppm6.25(d、J=6.17Hz、1H)、7.65−7.70(m、1H)、7.79(d、J=6.17Hz、1H)、7.83(d、J=7.50Hz、1H)、8.04(s、2H)、8.37(s、1H)、8.42(d、J=8.38Hz、1H)、8.73(d、J=2.20Hz、1H)、8.81(d、J=2.21Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+499.9。
(実施例331)
1−(2−アミノキノリン−5−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物331
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.16(d、J=9.70Hz、1H)、7.60(d、J=9.48Hz、1H)、7.69(d、J=7.06Hz、1H)、7.89−7.98(m、2H)、8.17(s、2H)、8.67(s、1H)、8.70(d、J=2.20Hz、1H)、8.92(d、J=2.20Hz、1H)、11.46(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+499.9。
(実施例332)
1−(2−アミノキノリン−5−イル)−N−(5−シアノ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物332
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.14−7.21(m、1H)、7.62(d、J=9.70Hz、1H)、7.67−7.74(m、1H)、7.90−7.99(m、2H)、8.30(s、2H)、8.71(s、1H)、8.93(d、J=2.43Hz、1H)、9.18(d、J=2.21Hz、1H)、11.61(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+490.9。
(実施例333)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物333
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.48(s、1H)、9.54(br s、1H)、8.72(d、J=8.38Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.30(s、1H)、8.05(s、1H)、8.01(t、J=7.94Hz、1H)、7.87(t、J=7.72Hz、1H)、7.76(s、1H)、7.05(br d、J=8.16Hz、1H)、6.73(s、1H)、3.90(s、3H)、2.49(br s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+526.9。
(実施例334)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(2,5−ジメチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物334
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.59(s、1H)、9.69(br s、2H)、8.78(d、J=8.2Hz、1H)、8.62(s、1H)、8.35(s、1H)、8.13(s、2H)、8.08−8.02(m、2H)、7.91(t、J=7.7Hz、1H)、7.10(d、J=8.4Hz、1H)、2.50(br s、2H)、2.50−2.49(m、1H)、2.23(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+494.0。
(実施例335)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物335
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.48(s、1H)、8.98(br s、2H)、8.65(d、J=8.38Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.22(s、1H)、8.15(s、2H)、7.90−7.96(m、1H)、7.86(s、1H)、7.80(t、J=7.39Hz、1H)、7.66(s、1H),、7.04(br d、J=8.16Hz、1H)、2.36(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+512.9。
(実施例336)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物336
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.53(s、3H)、6.55(dd、J=2.43、1.76Hz、1H)、6.94(d、J=8.38Hz、1H)、7.50(s、2H)、7.57−7.63(m、1H)、7.69−7.75(m、1H)、7.80(d、J=1.10Hz、1H)、7.97(s、1H)、8.26(d、J=1.98Hz、1H)、8.29−8.37(m、2H)、8.46(s、1H)10.53(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+513.1。
(実施例337)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物337
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.50(s、1H)、9.09−9.43(m、2H)、8.67(d、J=8.16Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.22−8.30(m、1H)、8.27(s、2H)、8.14(s、1H)、8.05(s、1H)、7.95−8.01(m、1H)、7.84(t、J=7.61Hz、1H)、7.05(br d、J=8.38Hz、1H)、2.47(br s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+504.1。
(実施例338)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−シアノ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物338
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.89(s、1H)9.32(br s、2H)、8.70−8.75(m、1H)、8.66(d、J=8.60Hz、2H)、8.32(s、2H)、8.30(s、1H)、7.96−8.02(m、1H)、7.85(t、J=7.61Hz、1H)、7.07(d、J=8.16Hz、1H)、2.68(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+505.1。
(実施例339)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物339
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.05(d、J=7.94Hz、1H)、7.84−7.91(m、1H)、7.97−8.03(m、2H)、8.28(d、J=1.76Hz、1H)、8.31(s、1H)、8.63(s、1H)、8.66−8.74(m、2H)、9.37(br s、2H)、11.42(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+467.1。
(実施例377)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物377
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.31(s、1H)、9.23−10.37(m、2H)、9.07(d、J=1.98Hz、1H)、8.77(d、J=8.38Hz、1H)、8.66(s、1H)、8.58(d、J=2.21Hz、1H)、8.35(s、1H)、7.97−8.05(m、1H)、7.83−7.91(m、1H)、7.02(d、J=7.94Hz、1H)、2.60(d、J=1.54Hz、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+480.9
(実施例340)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(2−シアノピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物340
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.06(d、J=8.16Hz、1H)、7.86−7.92(m、1H)、7.99−8.08(m、2H)、8.35(d、J=3.53Hz、2H)、8.66−8.72(m、2H)、8.76(br d、J=8.60Hz、1H)、9.64(br s、2H)、11.59(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+424.0。
(実施例341)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−2−メチル−6−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物341
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.36(s、3H)、2.53(s、3H)、6.97(br d、J=8.16Hz、1H)、7.56−7.73(m、1H)、7.81(br s、1H)、7.93(s、1H)、8.08(br s、1H)、8.00−8.10(m、1H)、8.11−8.26(m、1H)、8.38(s、1H)、8.46(br s、1H)、8.51(s、1H)、10.63(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+527.9。
(実施例342)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物342
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.92(d、J=8.16Hz、1H)、7.51(s、2H)、7.56−7.65(m、1H)、7.67−7.78(m、1H)、7.98(s、1H)、8.41(br s、1H)、8.48(s、1H)、8.61(s、1H)、8.76(s、1H)、9.13(s、1H)、11.14(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+466.9。
(実施例343)
1−(1−アミノイソキノリン−4−イル)−N−(5−ブロモ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物343
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm10.71(s、1H)、9.36(br s、2H)、8.68(d、J=8.38Hz、1H)、8.58(s、1H)、8.50(s、1H)、8.28(s、1H)、8.11−8.18(m、2H)、7.94−8.02(m、1H)、7.84(t、J=7.72Hz、1H)、7.04(d、J=8.38Hz、1H)、2.51(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+557.9。
上記の実施例112又は113に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例344)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物344
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.61(d、J=9.70Hz、1H)、7.08(d、J=9.70Hz、1H)、7.38(d、J=7.72Hz、1H)、7.55(d、J=8.16Hz、1H)、7.64−7.73(m、1H)、8.17(s、2H)、8.53(s、1H)、8.65(s、1H)、8.83(s、1H)、11.26(s、1H)、12.18(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+501.1。
(実施例345)
N−(5−クロロ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物345
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.94(s、3H)、5.65(d、J=7.28Hz、1H)、7.25−7.32(m、1H)、7.67(t、J=7.83Hz、1H)、7.90−7.96(m、1H)、8.27(d、J=2.43Hz、1H)、8.38−8.47(m、3H)、10.74(s、1H)、11.62(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+463.9。
(実施例346)
N−(5−シアノピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物346
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.64(br d、J=5.1Hz、1H)、11.31(s、1H)、9.14(d、J=2.4Hz、1H)、8.79(d、J=1.5Hz、1H)、8.68−8.63(m、1H)、8.60(s、1H)、8.43(d、J=7.9Hz、1H)、7.94(d、J=7.3Hz、1H)、7.67(t、J=7.8Hz、1H)、7.32−7.25(m、1H)、5.66(d、J=7.3Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+425.1。
(実施例347)
N−(2−メチルピリジン−4−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物347
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.69(s、3H)、5.66(d、J=7.50Hz、1H)、7.25−7.31(m、1H)、7.67(t、J=7.94Hz、1H)、7.94(d、J=7.50Hz、1H)、8.09(dd、J=6.73、2.09Hz、1H)、8.21(d、J=1.76Hz、1H)、8.43(d、J=7.94Hz、1H)、8.63(d、J=6.84Hz、1H)、8.71(s、1H)、11.65(br d、J=5.51Hz、1H)、11.98(s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+414.3。
(実施例348)
N−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物348
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.61(br d、J=5.51Hz、1H)、11.05(s、1H)、8.99(d、J=1.98Hz、1H)、8.50(s、2H)、8.40(d、J=7.94Hz、1H)、7.91(dd、J=7.61、0.99Hz、1H)、7.64(t、J=7.83Hz、1H)、7.26(dd、J=7.28、5.95Hz、1H)、5.62(d、J=7.28Hz、1H)、2.59(d、J=1.54Hz、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+481.9。
(実施例349)
1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−N−(ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物349
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.66(d、J=7.28Hz、1H)、7.29(br d、J=6.84Hz、1H)、7.63−7.75(m、3H)、7.93(d、J=6.84Hz、1H)、8.44(d、J=7.94Hz、1H)、8.47−8.54(m、3H)、10.93(br s、1H)、11.64(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+399.9。
(実施例350)
N−(2−シクロプロピルピリジン−4−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物350
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.04−1.16(m、2H)、1.27−1.37(m、2H)、2.38(br s、1H)、5.63(d、J=7.28Hz、1H)、7.27(dd、J=7.28、6.17Hz、1H)、7.65(t、J=7.94Hz、1H)、7.87−7.97(m、2H)、8.03(br s、1H)、8.42(d、J=7.94Hz、1H)、8.53(d、J=6.61Hz、1H)、8.67(br s、1H)、11.63(br d、J=5.51Hz、1H)、11.83(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+440.2。
(実施例351)
3−クロロ−N,N−ジメチル−5−(1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド,化合物351
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.64(br d、J=5.3Hz、1H)、11.13(s、1H)、8.82(d、J=1.8Hz、1H)、8.52(s、1H)、8.43(dd、J=2.8、4.8Hz、2H)、7.94(d、J=7.5Hz、1H)、7.67(t、J=7.9Hz、1H)、7.29(t、J=6.5Hz、1H)、5.65(d、J=7.3Hz、1H)、3.02(s、3H)、2.78(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+505.1。
(実施例352)
3−クロロ−N−メチル−5−(1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリンアミド,化合物352
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.64(br d、J=5.7Hz、1H)、11.24(s、1H)、8.86(d、J=2.0Hz、1H)、8.61−8.52(m、2H)、8.47−8.38(m、2H)、7.94(d、J=6.6Hz、1H)、7.67(t、J=7.8Hz、1H)、7.35−7.23(m、1H)、5.66(d、J=7.3Hz、1H)、2.78(d、J=4.9Hz、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+490.9。
(実施例428)
N−(5−シアノ−6−メトキシピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物428
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.58(br s、1H)、10.85(br s、1H)、8.65(d、J=1.98Hz、1H)、8.49(d、J=1.98Hz、1H)、8.44(s、1H)、8.40(d、J=8.16Hz、1H)、7.90(d、J=7.72Hz、1H)、7.63(t、J=7.83Hz、1H)、7.25(d、J=7.50Hz、1H)、5.61(d、J=7.28Hz、1H)、3.97(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+455.0。
(実施例446)
N−(5−シアノ−2−メチル−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物446
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.48(s、3H)、5.69(d、J=7.06Hz、1H)、7.30(dd、J=7.28、6.17Hz、1H)、7.68(t、J=7.83Hz、1H)、7.94(d、J=7.72Hz、1H)、8.07(s、1H)、8.17(s、1H)、8.29(s、2H)、8.45(d、J=7.72Hz、1H)、8.51(s、1H)、10.44(s、1H)、11.63(br d、J=6.17Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+504.9。
(実施例353)
N−(5−クロロピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物353
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.63(d、J=7.50Hz、1H)、7.27(br d、J=7.50Hz、1H)、7.65(t、J=7.83Hz、1H)、7.89−7.94(m、1H)、8.34(t、J=2.21Hz、1H)、8.38−8.43(m、2H)、8.47(s、1H)、8.77(d、J=2.21Hz、1H)、10.96(br s、1H)、11.61(br s、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+433.9。
(実施例354)
N−(6−シアノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物354
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.61(br d、J=5.51Hz、1H)、11.57(s、1H)、9.24(d、J=1.76Hz、1H)、8.78(d、J=1.98Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.41(d、J=7.94Hz、1H)、7.92(d、J=6.84Hz、1H)、7.64(t、J=7.83Hz、1H)、7.26(t、J=6.50Hz、1H)、5.61(d、J=7.28Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+492.9。
(実施例355)
メチル3−クロロ−5−(1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)ピコリネート,化合物355
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.64(br d、J=5.3Hz、1H)、11.27(s、1H)、8.88(d、J=2.0Hz、1H)、8.56(s、1H)、8.52(d、J=2.0Hz、1H)、8.44(d、J=8.0Hz、1H)、7.95(d、J=7.3Hz、1H)、7.67(t、J=7.9Hz、1H)、7.29(t、J=6.5Hz、1H)、5.65(d、J=7.3Hz、1H)、3.90(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+491.9。
(実施例356)
N−(2−シアノピリジン−4−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物356
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.65(br d、J=4.8Hz、1H)、11.44(s、1H)、8.67(d、J=5.5Hz、1H)、8.59(s、1H)、8.44(d、J=7.8Hz、1H)、8.31(d、J=1.8Hz、1H)、8.01(dd、J=2.0、5.5Hz、1H)、7.94(d、J=7.5Hz、1H)、7.67(t、J=7.9Hz、1H)、7.29(brt、J=6.4Hz、1H)、5.66(d、J=7.3Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+425.1。
(実施例357)
N−(2−(2−メトキシエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物357
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm11.64(br d、J=5.5Hz、1H)、10.26(s、1H)、8.58(s、1H)、8.46−8.39(m、3H)、7.93(d、J=7.5Hz、1H)、7.67(t、J=7.9Hz、1H)、7.29(t、J=6.5Hz、1H)、5.72(br d、J=7.3Hz、1H)、4.63−4.55(m、2H)、3.79−3.70(m、2H)、3.30(s、3H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+541.9。
(実施例358)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物358
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm12.37(1H、br s)、10.65(1H、s)、8.59(1H、s)、8.40(1H、s)、8.16(2H、s)、7.57−7.69(1H、m)、7.45(1H、d、J=8.16Hz)、7.21(1H、t、J=7.72Hz)、6.92(1H、s)、6.85(1H、d、J=7.94Hz)、2.53(3H、s)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+514.9。
(実施例359)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(4−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物359
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.35(s、3H)、2.51(s、3H)、5.65(d、J=7.50Hz、1H)、7.27(t、J=6.62Hz、1H)、7.65(t、J=7.94Hz、1H)、7.86−7.96(m、2H)、8.34−8.45(m、2H)、8.51(s、1H)、10.58(s、1H)、11.61(br d、J=4.85Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+528.9。
(実施例360)
N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物360
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.89(s、3H)、5.63(d、J=7.28Hz、1H)、7.21−7.30(m、1H)、7.36−7.44(m、2H)、7.63(t、J=7.83Hz、1H)、7.90(d、J=7.50Hz、1H)、8.13(d、J=5.95Hz、1H)、8.40(d、J=7.94Hz、1H)、8.55(s、1H)、11.22(br s、1H)、11.62(br d、J=5.29Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+429.9。
(実施例361)
N−(2−モルホリノピリジン−4−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物361
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.59−3.67(m、4H)、3.75−3.83(m、4H)、5.67(d、J=7.28Hz、1H)、7.30(dd、J=7.28、5.95Hz、1H)、7.42(dd、J=6.95、1.65Hz、1H)、7.68(t、J=7.94Hz、1H)、7.86(d、J=1.54Hz、1H)、7.95(dd、J=7.50、1.10Hz、1H)、8.07(d、J=6.84Hz、1H)、8.45(d、J=7.94Hz、1H)、8.73(s、1H)、11.63−11.74(m、2H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+485.0。
(実施例362)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物362
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.26(s、3H)、2.59(s、3H)、5.70(d、J=7.53Hz、1H)、7.31(t、J=6.65Hz、1H)、7.69(t、J=7.78Hz、1H)、7.76(s、1H)、7.95(d、J=7.78Hz、1H)、8.45(d、J=8.78Hz、1H)、8.53(d、J=11.80Hz、2H)、10.64(s、1H)、11.65(br d、J=5.27Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+528.9。
(実施例363)
N−(5−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物363
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.68(d、J=7.28Hz、1H)、7.31(dd、J=7.28、5.95Hz、1H)、7.68(t、J=7.83Hz、1H)、7.96(d、J=7.50Hz、1H)、8.25(s、2H)、8.45(d、J=7.94Hz、1H)、8.57(s、1H)、8.94(d、J=2.21Hz、1H)、8.99(t、J=2.09Hz、1H)、9.04(d、J=2.20Hz、1H)、11.15(s、1H)、11.65(br d、J=5.51Hz、1H)。LC−MS:(ES、m/z):[M+1]+466.9。
(実施例364)
1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物364
A.メチル4−ブロモチエノ[2,3−c]ピリジン−2−カルボキシレート,364a
THF(80mL)中の3,5−ジブロモイソニコチンアルデヒド(15g、56.63mmol)の溶液に、2−メルカプト酢酸メチル(6.4g、60.3mmol)を0℃で添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。次いで、混合物を25℃に温め、更に1時間撹拌し、Cs2CO3(18.45g、56.63mmol)を混合物に添加した。次いで、混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を黄色固体として得た。粗生成物をFCC(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜80:20)により精製した。溶媒を濃縮して、粗生成物を淡黄色固体として得た(15g、97.3%)。
B.4−ブロモチエノ[2,3−c]ピリジン−2−カルボン酸,364b
水酸化リチウム(2.640g、110.246mmol)を、THF/H2O=1:1(20mL)中のメチル4−ブロモチエノ[2,3−c]ピリジン−2−カルボキシレート(15g、55.123mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で4時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮し、30mLのH2Oを混合物に添加した。混合物を1M塩酸でpH=5に酸性化し、固体を濾過し、H2O(30mL×2)で洗浄した。固体を減圧下で乾燥し、生成物を白色固体として得た(12g、84.3%)。
C.4−ブロモチエノ[2,3−c]ピリジン,364c
4−ブロモチエノ[2,3−c]ピリジン−2−カルボン酸(11.9g、46.11mmol)をオキシジベンゼン(120mL)に添加した。混合物を230℃で8時間撹拌した。混合物をFCC(石油エーテル/酢酸エチル=100:0〜0:100)により精製した。溶媒を濃縮して、粗生成物を淡灰色固体として得た(8g、81.0%)。
D.4−ヒドラジニルチエノ[2,3−c]ピリジン,364d
パラジウム(ll)(pi−シンノニル)クロリド二量体(363.0mg、0.70mmol)及び4−(2−(ジ((3S,5S,7S)−アダマンタン−1−イル)ホスフィノ)フェニル)モルホリン(649.7mg、1.40mmol)をジオキサン(15mL)に添加し、反応物を直ちにN2で排気した。得られた溶液を室温でN2下で10分間撹拌した。次いで、反応容器にナトリウム2−メチルプロパン−2−オレート(2.69g、28.03mmol)及び4−ブロモチエノ[2,3−c]ピリジン(3g、14.01mmol)を入れた。容器を密封し、N2で排気した。得られた反応物を室温で5分間撹拌し、次いでシリンジを介してヒドラジン水和物(701.5mg、4.01mmol)で処理した。反応物をN2下で50℃で1.5時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色油状物として得た(8g)。
E.エチル1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート,364e
エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート,エチル2−(エトキシメチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタノエート(5.815g、24.21mmol)、4−ヒドラジニルチエノ[2,3−c]ピリジン(8g、48.421mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で2時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これをFCC(石油エーテル:酢酸エチル=100/0〜70/30)により精製して、表題化合物(6g、35.2%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:342.2。
F.1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸,364f
水酸化リチウム(679.7mg、28.38mmol)を、THF/H2O=1:1(20mL)中のエチル1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(5g、14.19mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で4時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮し、30mLのH2Oを混合物に添加した。1M塩酸を添加することにより溶液をpH5に調整し、酢酸エチル(40mL×3)で抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物を白色固体として得た(4.6g、97.1%)。
G.1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物364
1−(1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(2.25g、6.74mmol)、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(1.092g、6.74mmol)、ピリジン(2.72mL、33.70mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解し、オキシ塩化リン(2.47mL、26.96mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(30mL)を添加し、反応混合物をCH2Cl2(40mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得て、これを分取HPLC(35%〜60%(v/v)CH3CN及び0.05%TFAを含むH2O)により精製した。純粋な画分を回収し、NaHCO3水溶液の添加によって混合物をpH>7に調整した。白色固体が溶液から沈殿するまで、有機溶媒を減圧下で濃縮した。白色固体を回収し、減圧下で乾燥して、生成物(1.6g、51.9%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:457.9。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.15(1H、d、J=5.73Hz)、7.96(1H、dd、J=5.40、1.87Hz)、8.22(1H、d、J=1.76Hz)、8.34(1H、d、J=5.51Hz)、8.56(1H、s)、8.65(1H、s)、8.69(1H、d、J=5.73Hz)、9.52(1H、s)、11.26(1H、br s)。
(実施例447)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物447
上記実施例364に記述されている手順に従い、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、更に、当業者には容易に理解され得るように、必要に応じて又は望ましいように、反応温度、時間、及びその他の変数又はパラメーターを調節することにより、化合物447が調製された。LCMS(ESI):C19H10ClF3N8OSの質量計算値490.1、m/z実測値491.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.18(d、J=5.3Hz、1H)8.16(s、2H)8.35(d、J=5.7Hz、1H)8.51(s、1H)8.66(s、1H)8.69(d、J=2.4Hz、1H)8.71−8.75(m、1H)9.52(s、1H)
(実施例365及び実施例366)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物365
1−(1,5−ビス(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物366
THF(1800mg、25mmol)、CH3CN(2.5mL)、H2O(2.5mL)、N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(242.5mg、0.5mmol)、TFA(0.038mL、0.5mmol)、及び過硫酸アンモニウム(228mg、1mmol)の混合物を10mLバイアルで秤量した。(IR[DF(CF3)PPY]2(DTBPY))PF6(11.2mg、0.01mmol)を逐次的に添加した。反応混合物を15分間脱気し、容器を密封した。反応物を青色LED照射下で室温で1時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、DCMで抽出した。有機層にMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−5μm、30×250mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製して、化合物365(44mg、16%)及び化合物366(46mg、15%)を得た。
化合物365.LCMS(ESI):C25H18ClF3N8O2の質量計算値554.1、m/z実測値555.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm2.08−2.25(m、2H)、2.49(br s、2H)、4.01−4.12(m、1H)、4.12−4.26(m、1H)、5.79(t、J=7.1Hz、1H)、7.21−7.26(m、1H)、7.65−7.77(m、2H)、7.93(s、2H)、8.23(s、1H)、8.44(br s、1H)、8.53(s、1H)、8.62(d、J=2.4Hz、1H)、8.75(d、J=2.4Hz、1H)、9.22(s、1H)。
化合物366.LCMS(ESI):C29H24ClF3N8O3の質量計算値624.2、m/z実測値625.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm1.74−1.84(m、1H)、1.91−2.07(m、2H)、2.07−2.25(m、2H)、2.34−2.44(m、1H)、2.44−2.62(m、2H)、3.92−4.00(m、1H)、4.02−4.11(m、2H)、4.19(br s、1H)、5.01(q、J=6.5Hz、1H)、5.77(brt、J=6.9Hz、1H)、7.21(d、J=6.9Hz、1H)、7.64(t、J=8.0Hz、1H)、7.94(s、2H)、8.22(s、1H)、8.43(br s、1H)、8.52(s、1H)、8.54(d、J=2.4Hz、1H)、8.75(d、J=2.0Hz、1H)、8.81(br s、1H)。
上記の実施例365に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例367)
1−(1−(1,4−ジオキサン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物367
LCMS(ESI):C25H18ClF3N8O3の質量計算値570.1、m/z実測値571.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.70(td、J=11.6、2.8Hz、1H)、3.85(dd、J=11.8、2.0Hz、1H)、3.92(dd、J=11.6、2.2Hz、1H)、4.09(td、J=11.5、2.6Hz、1H)、4.21(d、J=6.1Hz、2H)、5.44−5.52(m、1H)7.27(d、J=8.5Hz、1H)、7.84−7.91(m、1H),7.92−7.99(m、1H)、8.19(s、2H)、8.60−8.67(m、2H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.76(s、1H)、8.86(d、J=2.0Hz、1H)、11.29(br s、1H)。
(実施例368)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−エトキシエチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物368
LCMS(ESI):C25H20ClF3N8O2の質量計算値556.1、m/z実測値557.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.12(t、J=6.9Hz、3H)、1.66(d、J=6.5Hz、3H)、3.36−3.47(m、1H)、3.48−3.67(m、1H)、5.34(q、J=6.5Hz、1H)、7.27(d、J=8.5Hz、1H)、7.82−7.89(m、1H)、7.90−7.98(m、1H)、8.19(s、2H)、8.63(s、1H)、8.70(d、J=2.4Hz、1H)、8.74(s、1H)、8.80(d、J=8.5Hz、1H)、8.86(d、J=2.0Hz、1H)、11.36(br s、1H)。
(実施例369)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(5−オキソピロリジン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物369
LCMS(ESI):C25H17ClF3N9O2の質量計算値567.1、m/z実測値568.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.09(br d、J=13.8Hz、1H)、2.32(br s、2H)、2.65−2.86(m、1H)、5.82(dd、J=8.3、3.9Hz、1H)、7.28(d、J=8.1Hz、1H)、7.89(td、J=7.6、1.0Hz、1H)、7.86−7.92(m、1H)、7.93−7.99(m、1H)、7.93−8.00(m、1H)、8.08(s、1H)、8.19(s、2H)、8.56(d、J=8.5Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.78(s、1H)、8.88(d、J=2.4Hz、1H)、11.32(br s、1H)。
(実施例370)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物370
LCMS(ESI):C25H16ClF3N8O3の質量計算値568.1、m/z実測値569.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.96−3.08(m、1H)、4.17(s、1H)、4.07(br s、1H)、4.13(s、1H)、6.50(s、1H)、7.30(d、J=8.1Hz、1H)、7.90−7.95(m、1H)、7.98(dd、J=8.1、1.2Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.64(s、1H)、8.68(d、J=2.0Hz、1H)、8.70(s、1H)、8.80(s、1H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、11.29(s、1H)。
(実施例371)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物371
LCMS(ESI):C23H16ClF3N8O2の質量計算値528.1、m/z実測値529.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.64(d、J=6.5Hz、3H)、5.61(br s、1H)、5.66−5.74(m、1H)、5.69(br d、J=11.0Hz、1H)、7.24(d、J=8.1Hz、1H)、7.81−7.87(m、1H)、7.89−7.94(m、1H)、8.19(s、2H)、8.61(s、1H)、8.68(d、J=2.0Hz、1H)、8.72(s、1H)、8.77(br s、1H)、8.86(d、J=2.0Hz、1H)、11.30(br s、1H)。
(実施例372)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(テトラヒドロフラン−2−イル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物372
LCMS(ESI):C25H18ClF3N8O2の質量計算値554.1、m/z実測値555.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.92−2.14(m、2H)、2.41−2.49(m、1H)、3.60(spt、J=6.1Hz、1H)、3.87−3.99(m、1H)、3.99−4.15(m、1H)、5.06−5.19(m、1H)、7.63(d、J=9.0Hz、1H)、7.72−7.78(m、1H)、7.85−7.90(m、1H)、7.92−7.99(m、1H)、8.19(s、2H)、8.27(d、J=8.1Hz、1H)、8.59(s、1H)、8.68(d、J=2.4Hz、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、11.27(br s、1H)。
(実施例373)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−((N−メチルホルムアミド)メチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物373
LCMS(ESI):C24H17ClF3N9Oの質量計算値555.1、m/z実測値556.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.75−3.10(m、3H)、5.24(br d、J=3.7Hz、1H)、5.37(s、1H)、7.29(dd、J=8.3、3.1Hz、1H)、7.85−8.01(m、2H)、8.19(s、2H)、8.24−8.36(m、1H)、8.52(dd、J=8.3、3.5Hz、1H)、8.62(s、1H)、8.68(d、J=2.0Hz、1H)、8.76(d、J=12.6Hz、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、11.29(br s、1H)。
(実施例374)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(1−ヒドロキシエチル)キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物374
LCMS(ESI):C23H16ClF3N8O2の質量計算値528.1、m/z実測値529.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.51(d、J=6.5Hz、3H)、5.02(dd、J=6.5、4.5Hz、1H)、5.79(d、J=4.5Hz、1H)、7.32(d、J=8.5Hz、1H)、7.71(ddd、J=8.2、7.0、1.0Hz、1H)、7.89−7.95(m、2H)、8.16−8.21(m、3H)、8.65(s、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、11.28(br s、1H)。
(実施例375)
1−(2−アセチルキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物375
LCMS(ESI):C23H14ClF3N8O2の質量計算値526.1、m/z実測値527.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.86(s、3H)、7.43(d、J=8.1Hz、1H)、7.91(td、J=7.6、1.0Hz、1H)、8.04−8.09(m、1H)、8.20(s、2H)、8.29(s、1H)、8.41(d、J=8.5Hz、1H)、8.67−8.70(m、2H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、11.27(s、1H)。
(実施例376)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(1−ヒドロキシエチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物376
LCMS(ESI):C21H14ClF3N8O2Sの質量計算値534.1、m/z実測値535.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.55(d、J=6.5Hz、3H)、5.17(qd、J=6.6、4.5Hz、1H)、6.21(d、J=4.1Hz、1H)、7.09(d、J=5.7Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.28(d、J=5.3Hz、1H)、8.54−8.59(m、2H)、8.67(d、J=2.0Hz、1H)、8.85(d、J=2.0Hz、1H)、11.26(br s、1H)。
(実施例378)
1−(1−アセチルイソキノリン−5−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物378
LCMS(ESI):C23H14ClF3N8O2の質量計算値526.1、m/z実測値527.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.83(s、3H)、7.28(d、J=5.9Hz、1H)、7.99(dd、J=8.9、7.3Hz、1H)、8.18(d、J=6.9Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.64(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.74(d、J=6.1Hz、1H)、8.88(d、J=2.1Hz、1H)、9.03(dt、J=8.8、1.1Hz、1H)、11.24(br s、1H)。
(実施例379)
1−(1−(アゼチジン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物379
A.tert−ブチル2−(4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレート,化合物379a
tert−ブチルアゼチジン−1−カルボキシレート(236mg、1.5mmol)、CH3CN(2.5mL)、H2O(2.5mL)、N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(242.5mg、0.5mmol)、TFA(0.038mL、0.5mmol)、及び過硫酸アンモニウム(228mg、1mmol)の混合物を10mLバイアル中で秤量した。(IR[DF(CF3)PPY]2(DTBPY))PF6(11.2mg、0.01mmol)を逐次的に添加した。反応混合物を15分間脱気し、容器を密封した。反応物を青色LED照射下で室温で1時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、DCMで抽出した。有機層にMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、50×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製して、化合物379a(240mg、75%)を得た。LCMS(ESI):C29H25ClF3N9O3の質量計算値639.2、m/z実測値640.2[M+H]+。
B.1−(1−(アゼチジン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物379
tert−ブチル2−(4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレート(240mg、0.375mmol)、TFA(2mL)、及びDCM(6mL)の混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固した。残留物を水に溶解し、K2CO3で塩基性化した。水層をDCMで抽出し、有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液及び濃縮した。残留物をジイソプロピルエーテルに溶解し、固体を濾過により回収し、濾別し、乾燥して、生成物(74mg、35.5%)を得た。LCMS(ESI):C24H17ClF3N9Oの質量計算値539.1、m/z実測値540.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.55−2.79(m、1H)、2.89−3.05(m、1H)、3.54−3.62(m、1H)、3.67−3.79(m、1H)、5.81(brt、J=7.7Hz、1H)、7.30(br d、J=8.1Hz、1H)、7.81−7.90(m、1H)、7.91−7.99(m、1H)、8.20(s、2H)、8.29(br d、J=8.5Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.81(s、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、11.28(br s、1H)。
上記の実施例379に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例380)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(ピロリジン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物380
LCMS(ESI):C25H19ClF3N9Oの質量計算値553.1、m/z実測値554.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.81−2.01(m、3H)、2.44−2.50(m、1H)、2.98−3.07(m、1H)、3.26−3.28(m、1H)、5.23(br s、1H)、7.28(d、J=8.5Hz、1H)、7.83−7.92(m、1H)、7.92−8.01(m、1H)、8.19(s、2H)、8.59(br d、J=7.7Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.68(d、J=2.4Hz、1H)、8.74(s、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、11.27(br s、1H)。
(実施例381)
1−(2−(アゼチジン−2−イル)キノリン−5−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物381
LCMS(ESI):C24H17ClF3N9Oの質量計算値539.1、m/z実測値540.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.31−2.47(m、1H)、2.64−2.81(m、1H)、3.54−3.66(m、1H)、3.73(q、J=8.0Hz、1H)、5.15(t、J=7.9Hz、1H)、7.65(d、J=9.0Hz、1H)、7.82−8.03(m、3H)、8.18−8.22(m、2H)、8.27(d、J=8.5Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.70(d、J=2.4Hz、1H)、8.88(d、J=2.0Hz、1H)。
(実施例382)
1−(2−(アゼチジン−2−イル)キノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物382
LCMS(ESI):C24H17ClF3N9Oの質量計算値539.1、m/z実測値540.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.32−2.45(m、1H)、2.72(ddt、J=14.9、8.2、4.1、4.1Hz、1H)、3.35−3.38(m、1H)、3.69−3.82(m、1H)、5.21(t、J=8.1Hz、1H)、7.32(d、J=7.7Hz、1H)、7.70(ddd、J=8.2、7.0、1.0Hz、1H)、7.91(ddd、J=8.4、7.0、1.2Hz、1H)、8.07(s、1H)、8.15−8.20(m、3H)、8.67(s、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.88(d、J=2.4Hz、1H)、11.29(br s、1H)。
(実施例383)
tert−ブチル2−(5−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレート,化合物383
LCMS(ESI):C29H25ClF3N9O3の質量計算値639.2、m/z実測値640.2[M+H]+。
(実施例384)
1−(1−(アゼチジン−2−イル)イソキノリン−5−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物384
LCMS(ESI):C24H17ClF3N9Oの質量計算値539.1、m/z実測値540.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.67(br s、1H)、3.03−3.15(m、1H)、3.80(td、J=9.1、5.9Hz、1H)、3.99−4.16(m、1H)、6.22(brt、J=7.9Hz、1H)、7.10(d、J=6.1Hz、1H)、7.92−8.00(m、1H)、8.17(s、1H)、8.20(s、2H)、8.38(d、J=8.5Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.67(d、J=6.1Hz、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.88(d、J=2.4Hz、1H)、11.29(br s、1H)。
(実施例385)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(ヒドロキシメチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物385
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(242.5mg、0.5mmol)、TFA(0.038mL、0.5mmol)、及びBPO(302mg、1mmol)を10mLバイアル中のMeOH(2.5mL)中で秤量した。(IR[DF(CF3)PPY]2(DTBPY))PF6(11.2mg、0.01mmol)を逐次的に添加した。反応混合物を15分間脱気し、容器を密封した。反応物を青色LED照射下で室温で1時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、DCMで抽出した。有機層にMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮乾固した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、50×150mm、移動相:水中の0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製して、化合物385(12mg、4.7%)を得た。LCMS(ESI):C22H14ClF3N8O2の質量計算値514.1、m/z実測値515.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.17(d、J=5.7Hz、2H)、5.60−5.70(m、1H)、7.26(d、J=8.1Hz、1H)、7.82−7.89(m、1H)、7.90−7.97(m、1H)、8.19(s、2H)、8.58(d、J=8.1Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.71(s、1H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、11.28(br s、1H)。
(実施例386)
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)キノリン−2−カルボキサミド,化合物386
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(485mg、1mmol)、硫酸鉄(II)七水和物(139mg、0.5mmol)、ホルムアミド(450.5mg、10mmol)、及びH2SO4(147mg、1.5mmol)をCH3CN(5mL)及び水(5mL)中で50℃で撹拌した。過酸化水素(0.486mL、0.35g/mL、5mmol)をゆっくりと添加した。反応混合物を50℃で2時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、混合物のpHをK2CO3で塩基性化し、反応混合物をDCM/MeOH(90/10)で抽出した。有機層を濃縮した。得られた残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、50×150mm、移動相;水中0.5%NH4Ac溶液+10%CH3CN、CH3CN)により精製して、化合物386(65mg、12.3%)を得た。LCMS(ESI):C22H13ClF3N9O2の質量計算値527.1、m/z実測値528.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.42(d、J=8.1Hz、1H)、7.87(ddd、J=8.4、7.0、1.2Hz、1H)、7.99−8.08(m、2H)、8.19(s、2H)、8.33(d、J=8.5Hz、1H)、8.35(s、1H)、8.48(d、J=1.6Hz、1H)、8.67−8.70(m、2H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、11.27(br s、1H)。
上記の実施例386に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例387)
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−カルボキサミド,化合物387
LCMS(ESI):C22H13ClF3N9O2の質量計算値527.1、m/z実測値528.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.32(d、J=8.1Hz、1H)、7.87−7.93(m、1H)、7.95−8.01(m、1H)、8.02(br s、1H)、8.20(s、2H)、8.43(br s、1H)、8.66(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.85(s、1H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、8.90(d、J=8.5Hz、1H)、11.29(s、1H)。
(実施例388)
5−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)キノリン−2−カルボキサミド,化合物388
LCMS(ESI):C22H13ClF3N9O2の質量計算値527.1、m/z実測値528.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.82(d、J=8.5Hz、1H)、7.90(d、J=2.0Hz、1H)、8.02−8.05(m、1H)、8.06−8.11(m、1H)、8.20(s、2H)、8.28(d、J=8.5Hz、1H)、8.37−8.45(m、2H)、8.62(s、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、11.27(br s、1H)。
(実施例389)
5−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−カルボキサミド,化合物389
LCMS(ESI):C22H13ClF3N9O2の質量計算値527.1、m/z実測値528.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.16−7.21(m、1H)、7.95(dd、J=8.7、7.5Hz、2H)、8.16(d、J=6.5Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.36(s、1H)、8.62(s、1H)、8.64(d、J=6.1Hz、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、9.12−9.18(m、1H)、11.27(br s、1H)。
(実施例390)
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルイソキノリン−1−カルボキサミド,化合物390
LCMS(ESI):C23H15ClF3N9O2の質量計算値541.1、m/z実測値542.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.93(d、J=4.9Hz、3H)、7.32(d、J=8.5Hz、1H)、7.90(ddd、J=8.4、7.0、1.2Hz、1H)、7.98(ddd、J=8.2、7.0、1.4Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.66(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.86(s、1H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、8.95(dd、J=8.3、1.0Hz、1H)、9.01(q、J=4.5Hz、1H)、11.29(s、1H)。
(実施例391)
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド,化合物391
LCMS(ESI):C20H11ClF3N9O2Sの質量計算値533、m/z実測値534.1[M+H]+。1H NMR(600MHz、DMSO−d6)δppm7.21(d、J=5.6Hz、1H)、8.14(br s、1H)、8.20(s、2H)、8.43(d、J=5.6Hz、1H)、8.60(br s、1H)、8.64(s、1H)、8.68(d、J=2.3Hz、1H)、8.81(s、1H)、8.86(d、J=2.3Hz、1H)、11.28(br s、1H)。
(実施例392)
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルチエノ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド,化合物392
LCMS(ESI):C21H13ClF3N9O2Sの質量計算値547.1、m/z実測値548[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.93(d、J=4.8Hz、3H)、7.21(d、J=5.7Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.44(d、J=5.5Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.68(d、J=2.2Hz、1H)、8.81(s、1H)、8.86(d、J=2.2Hz、1H)、9.24(q、J=4.5Hz、1H)、11.28(br s、1H)。
(実施例393)
4−(4−((5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド,化合物393
LCMS(ESI):C21H13ClF3N9O2Sの質量計算値547.1、m/z実測値548[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.58(s、3H)、7.24(d、J=5.7Hz、1H)、8.13(br s、1H)、8.19(s、2H)、8.40−8.48(m、2H)、8.58(s、1H)、8.67(s、1H)、8.80(s、1H)。
(実施例394)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(ジフルオロメチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物394
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(242mg、0.5mmol)、ジフルオロメタンスルフィン酸亜鉛(400mg、1.35mmol)、水(1mL)、及びDCM(2.5mL)の混合物を室温で撹拌した。TFA(0.038mL、0.5mmol)を添加した。tert−ブチルヒドロペルオキシド(322mg、2.5mmol)をゆっくりと添加した。反応混合物を16時間撹拌した。追加のジフルオロメタンスルフィン酸亜鉛(400mg、1.35mmol)及びtert−ブチルヒドロペルオキシド(322mg、2.5mmol)を添加した。反応混合物を3時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、Na2CO3の添加により混合物を塩基性化し、混合物をDCM(20mL×2)で抽出した。有機層にMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、MeOH)により精製した。純粋な画分を濃縮し、残留物をジイソプロピルエーテル中で撹拌し、固体を濾過により回収し、次いで乾燥して、化合物394(39mg、14.6%)を得た。LCMS(ESI):C22H12ClF5N8Oの質量計算値534.1、m/z実測値535.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.42(d、J=8.1Hz、1H)、7.62(t、J=53.3Hz、1H)、7.95−8.01(m、1H)、8.01−8.07(m、1H)、8.16(s、2H)、8.58(br d、J=8.1Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.75(d、J=2.0Hz、1H)、8.77(d、J=2.0Hz、1H)8.92(s、1H)。
上記の実施例394に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例395)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物395
LCMS(ESI):C22H12ClF5N8Oの質量計算値534.1、m/z実測値535.1[M+H]+。1H NMR(600MHz、DMSO−d6)δppm7.21(t、J=54.7Hz、1H)、7.89(d、J=8.8Hz、1H)、7.98(d、J=8.9Hz、1H)、8.06−8.09(m、1H)、8.09−8.13(m、1H)、8.20(s、2H)、8.45(d、J=8.1Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.69(d、J=2.3Hz、1H)、8.88(d、J=2.3Hz、1H)、11.31(s、1H)。
(実施例396)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(4−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物396
LCMS(ESI):C22H12ClF5N8Oの質量計算値534.1、m/z実測値535.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm5.96−6.33(m、1H)、7.91−7.96(m、1H)、8.01(dd、J=4.3、2.6Hz、1H)、8.03−8.10(m、1H)、8.20(s、2H)、8.50(dd、J=8.1、1.2Hz、1H)、8.66(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.88(d、J=2.0Hz、1H)、9.24(d、J=4.5Hz、1H)、11.25(br s、1H)。
(実施例397)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(8−(ジフルオロメチル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物397
LCMS(ESI):C22H12ClF5N8Oの質量計算値534.1、m/z実測値535.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.73−7.77(m、1H)、7.79−8.12(m、3H)、8.20(s、2H)、8.26(d、J=7.7Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、9.17(dd、J=4.3、1.8Hz、1H)、11.27(br s、1H)。
(実施例398)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(ジフルオロメチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物398
LCMS(ESI):C20H10ClF5N8OSの質量計算値540、m/z実測値541[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.26−7.57(m、1H)、7.32(d、J=5.3Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.50(d、J=5.7Hz、1H)、8.65(s、1H)、8.68(d、J=2.4Hz、1H)、8.85−8.88(m、2H)、11.27(s、1H)。
(実施例399)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(ジフルオロメチル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物399
LCMS(ESI):C20H10ClF5N8OSの質量計算値540、m/z実測値541.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.39−7.69(m、2H)、8.19(s、2H)、8.63(s、1H)、8.68(d、J=2.4Hz、1H)、8.82(s、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、9.61−9.75(m、1H)、11.26(br s、1H)。
(実施例400)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(ジフルオロメチル)イソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物400
LCMS(ESI):C22H12ClF5N8Oの質量計算値534.1、m/z実測値535.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.28(d、J=5.7Hz、1H)、7.55(t、J=53.5Hz、1H)、8.04(dd、J=8.5、7.7Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.25(d、J=7.3Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.66−8.74(m、3H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、11.28(br s、1H)。
(実施例401)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(ジフルオロメチル)キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物401
LCMS(ESI):C22H12ClF5N8Oの質量計算値534.1、m/z実測値535.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.14−7.46(m、2H)、7.89(t、J=7.5Hz、1H)、8.06(t、J=7.7Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.26(s、1H)、8.35(d、J=8.5Hz、1H)、8.68−8.73(m、2H)、8.86−8.91(m、1H)、11.27(s、1H)。
(実施例402)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1,1−ジフルオロエチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物402
LCMS(ESI):C23H14ClF5N8Oの質量計算値548.1、m/z実測値549.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.31(t、J=19.9Hz、3H)、7.38(d、J=7.7Hz、1H)、7.95−8.01(m、1H)、8.01−8.08(m、1H)、8.17−8.27(m、2H)、8.64(s、1H)、8.63−8.67(m、1H)、8.66(br s、1H)、8.68(s、1H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、8.93(s、1H)、11.30(s、1H)。
(実施例403)
1−(1−(アゼチジン−3−イル)イソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物403
A.tert−ブチル3−(4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレート、403a
1−tert−ブトキシカルボニルアゼチジン−3−イル)−トリフルオロ−ボラヌイド(boranuide)(289mg、1.1mmol)、N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(242mg、0.5mmol)、硝酸銀(34mg、0.2mmol)、過硫酸アンモニウム(1141mg、5mmol)、及びTFA(0.0383mL、0.5mmol)の混合物を、密封菅中のジオキサン(5mL)及び水(5mL)中で撹拌した。反応物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO3水溶液/5%Na2S2O3水溶液の1:1混合物に注ぎ、水層をDCM(×3)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、MeOH)により精製して、化合物403a(16mg、5%)を得た。LCMS(ESI):C29H25ClF3N9O3の質量計算値639.2、m/z実測値640.2[M+H]+。
B.1−(1−(アゼチジン−3−イル)イソキノリン−4−イル)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物403
DCM(0.5mL)中のtert−ブチル3−(4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレート(16mg、0.025mmol)及びTFA(0.134mL、1.75mmol)の混合物を3時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固した。反応混合物を水に注ぎ、Na2CO3の添加により塩基性化し、次いでDCM(2×)で抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製して、化合物403(7mg、52%)を得た。LCMS(ESI):C24H17ClF3N9Oの質量計算値539.2、m/z実測値540.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm4.11(brt、J=8.1Hz、2H)、4.32(br s、2H)、4.90(quin、J=8.0Hz、1H)、7.30(d、J=7.3Hz、1H)、7.67−7.79(m、2H)、7.96(s、2H)、8.04(d、J=7.7Hz、1H)、8.26(s、1H)、8.55(d、J=2.4Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.78(d、J=2.4Hz、1H)。
(実施例404)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(メトキシメチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物404
メトキシ酢酸(135mg、1.5mmol)、N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(242mg、0.5mmol)、硝酸銀(17mg、0.1mmol)、過硫酸アンモニウム(342mg、1.5mmol)、及びTFA(0.0383mL、0.5mmol)の混合物を、密封菅中のDMSO(5mL)及び水(5mL)中で撹拌した。反応物を室温で16時間撹拌した。追加のメトキシ酢酸(135mg、1.5mmol)、硝酸銀(17mg、0.1mmol)、及び過硫酸アンモニウム(342mg、1.5mmol)を添加した。反応物を16時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、Na2CO3で塩基性化し、DCM(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製した。純粋な画分を回収し、濃縮し、残留物をジイソプロピルエーテル中で撹拌し、固体を濾過により回収し、次いで乾燥して、化合物404(21mg、8%)を得た。LCMS(ESI):C23H16ClF3N8O2の質量計算値528.1、m/z実測値529.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.42(s、3H)、5.10(br s、2H)、7.28(d、J=8.5Hz、1H)、7.82−7.91(m、1H)、7.91−7.99(m、1H)、8.19(s、2H)、8.52(d、J=8.5Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.74(s、1H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、11.28(br s、1H)。
(実施例405)
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)キノリン1−オキシド,化合物405
DCM(150mL)中のN−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(キノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(2425mg、5mmol)の溶液を室温で撹拌した。m−CPBA(1295mg、7.5mmol)を何回かに分けて添加した。撹拌を16時間継続した。追加のm−CPBA(1295mg、7.5mmol)を何回かに分けて添加した。撹拌を4時間継続した。追加のm−CPBA(1295mg、7.5mmol)を何回かに分けて添加した。撹拌を16時間継続した。反応混合物を100mLの水に注ぎ、亜硫酸ナトリウム(4726mg、37.7mmol)で処理し、15分間撹拌した後、NaHCO3(3150mg、37.5mmol)を添加した。撹拌を5分間継続した。DCM/MeOH(100mL、90/10)を添加し、撹拌を10分間継続した。沈殿物を濾過により回収した。水層をDCM/MeOH(100mL、90/10、3×)で抽出した。合わせた有機層を濃縮した。得られた残留物をCH3CN中で沸騰させ、冷却し、得られた沈殿物を濾過により回収し、次いで乾燥して、粗化合物405(6.3g、251%)を得て、これを次の工程で使用した。LCMS(ESI):C21H12ClF3N8O2の質量計算値500.1、m/z実測値501.1[M+H]+。
上記の実施例405に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例406)
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン2−オキシド,化合物406
LCMS(ESI):C21H12ClF3N8O2の質量計算値500.1、m/z実測値501.1[M+H]+。
(実施例407)
5−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン2−オキシド,化合物407
LCMS(ESI):C21H12ClF3N8O2の質量計算値500.1、m/z実測値501.1[M+H]+。
(実施例408)
5−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)キノリン1−オキシド,化合物408
LCMS(ESI):C21H12ClF3N8O2の質量計算値500.1、m/z実測値501.1[M+H]+。
(実施例409)
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン6−オキシド,化合物409
LCMS(ESI):の質量計算値C19H10ClF3N8O2S506、m/z実測値507[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.05(d、J=5.7Hz、1H)、8.18(d、J=5.0Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.62(s、1H)、8.67(d、J=2.4Hz、1H)、8.77(d、J=1.6Hz、1H)、8.86(d、J=2.0Hz、1H)、9.36(s、1H),11.23(s、1H)。
(実施例410)
4−(4−((5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン6−オキシド,化合物410
LCMS(ESI):の質量計算値C20H12ClF3N8O2S520、m/z実測値521.1[M+H]+。
(実施例411)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−シアノイソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物411
THF(3mL)中の5−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)イソキノリン2−オキシド(501mg、1mmol)、トリメチルシリルシアニド(119mg、1.2mmol)、及びDBU(305mg、2mmol)の混合物を50℃で1時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、50 x150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製して、化合物411(330mg、65%)を得た。LCMS(ESI):の質量計算値C22H11ClF3N9O509.1、m/z実測値510.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.50(dd、J=5.7、0.8Hz、1H)、8.15(dd、J=8.5、7.7Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.32(d、J=6.9Hz、1H)、8.57(dt、J=8.4、0.9Hz、1H)、8.64(s、1H)、8.68(d、J=2.0Hz、1H)、8.81−8.84(m、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、11.26(br s、1H)。
上記の実施例411に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例412)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−シアノキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物412
LCMS(ESI):の質量計算値C22H11ClF3N9O509.1、m/z実測値510.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.44(d、J=8.5Hz、1H)、7.97(ddd、J=8.3、7.1、0.8Hz、1H)、8.12(ddd、J=8.4、7.2、1.4Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.39(d、J=8.5Hz、1H)、8.63(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.72(s、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、11.29(br s、1H)。
(実施例413)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−シアノキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物413
LCMS(ESI):の質量計算値C22H11ClF3N9O509.1、m/z実測値510.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.89−7.97(m、1H)、8.14−8.19(m、3H)、8.20(s、2H)、8.44−8.51(m、1H)、8.63(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.87(d、J=2.0Hz、1H)、11.20(br s、1H)。
(実施例414)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−シアノイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物414
LCMS(ESI):の質量計算値C22H11ClF3N9O509.1、m/z実測値510.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.47−7.55(m、1H)、8.08−8.17(m、2H)、8.20(s、2H)、8.44−8.53(m、1H)、8.68−8.74(m、2H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)、9.09(s、1H)、11.29(br s、1H)。
(実施例415)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−シアノチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物415
LCMS(ESI):C20H9ClF3N9OSの質量計算値515、m/z実測値516[M+H]+。
(実施例416)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−シアノチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物416
LCMS(ESI):C21H11ClF3N9OSの質量計算値529、m/z実測値530[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.57(s、3H)、7.43(d、J=5.3Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.44(s、1H)、8.58(d、J=5.3Hz、1H)、8.67(s、1H)、8.95(s、1H)。
(実施例417、実施例418、及び実施例419)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メトキシキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物417
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物418
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物419
MeOH(10mL)中の4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)キノリン1−オキシド(501mg、1mmol)、トシル無水物(980mg、3mmol)、Na2CO3(318mg、3mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。DMF(10mL)を撹拌した。追加のトシル無水物(980mg、3mmol)及びNa2CO3(318mg、3mmol)を添加し、撹拌を16時間継続した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチル(2×)で抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾液を濃縮した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、50×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製して、化合物418(73mg、15%)、化合物419(48mg、9%)、及び化合物417(80mg、16%)を得た。
化合物418.LCMS(ESI):C21H12ClF3N8O2の質量計算値500.1、m/z実測値501.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.85(d、J=8.1Hz、1H)、6.97(s、1H)、7.24(t、J=7.5Hz、1H)、7.49(d、J=8.1Hz、1H)、7.65(t、J=7.7Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.64(s、1H)、8.68(d、J=2.3Hz、1H)、8.87(d、J=2.3Hz、1H)、10.93(br s、1H);
化合物419.LCMS(ESI):C22H14ClF3N8O2の質量計算値514.1、m/z実測値515.2[M+H]+。1H NMR(600MHz、DMSO−d6)δppm3.74(s、3H)、6.89(dd、J=8.1、1.3Hz、1H)、7.14(s、1H)、7.34(ddd、J=8.0、7.0、1.2Hz、1H)、7.73−7.76(m、1H)、7.77−7.81(m、1H)、8.19(s、2H)、8.63(s、1H)、8.67(d、J=2.3Hz、1H)、8.85(d、J=2.1Hz、1H)、11.24(br s、1H);
化合物417.LCMS(ESI):C22H14ClF3N8O2の質量計算値514.1、m/z実測値515.2[M+H]+。1H NMR(600MHz、DMSO−d6)δppm4.09(s、3H)、7.15(dd、J=8.4、1.0Hz、1H)、7.52−7.56(m、2H)、7.83(ddd、J=8.4、7.0、1.4Hz、1H)、7.98(d、J=8.1Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.65(s、1H)、8.68(d、J=2.3Hz、1H)、8.86(d、J=2.3Hz、1H)、11.01(br s、1H)。
上記の実施例417に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例420)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メトキシキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物420
LCMS(ESI):C22H14ClF3N8O2の質量計算値514.1、m/z実測値515.1。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.05(s、3H)、7.17(d、J=9.4Hz、1H)、7.47(d、J=9.4Hz、1H)、7.70(d、J=7.3Hz、1H)、7.83−7.92(m、1H)、8.08(d、J=8.5Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.57(s、1H)、8.68(d、J=2.0Hz、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、11.25(br s、1H)。
(実施例421)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−メトキシイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物421
LCMS(ESI):C22H14ClF3N8O2の質量計算値514.1、m/z実測値515.1。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm4.22(d、J=1.2Hz、3H)、7.13(d、J=8.1Hz、1H)、7.62−7.68(m、1H)、7.69−7.76(m、1H)、7.95(d、J=1.2Hz、2H)、8.11(s、2H)、8.22(s、1H)、8.35(d、J=8.5Hz、1H)、8.49−8.55(m、1H)、8.73−8.79(m、1H)。
(実施例422)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−エトキシイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物422
LCMS(ESI):C23H16ClF3N8O2の質量計算値528.1、m/z実測値529.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δppm1.56(t、J=7.1Hz、3H)、4.67(q、J=6.9Hz、2H)、7.12(d、J=8.1Hz、1H)、7.60−7.68(m、1H)、7.68−7.75(m、1H)、7.96(s、2H)、8.09(s、1H)、8.23(s、1H)、8.31(br s、1H)、8.38(d、J=8.1Hz、1H)、8.54(d、J=2.0Hz、1H)、8.78(s、1H)。
(実施例448)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物448
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−クロロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(1000mg、1.9mmol)、iPrOH(30mL)、及び水中HCl37%(15mL)を60℃で4時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固し、残留物を50mLのDCMに溶解した。溶液を50mLの水に注いだ。混合物をNa2CO3で塩基性化し、15分間撹拌した。層を分離し、水層をDCMで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮した。残留物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶離液:DCM/MEOH比5/95)により精製して、化合物448(600mg、62%)を得た。LCMS(ESI):C21H12ClF3N8O2の質量計算値500.1、m/z実測値501.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm6.78(d、J=8.1Hz、1H)、7.58−7.65(m、1H)、7.74−7.82(m、1H)、7.86(s、1H)、8.18(s、2H)、8.29(dd、J=8.1、0.8Hz、1H)、8.51(s、1H)、8.67(d、J=2.0Hz、1H)、8.84(d、J=2.0Hz、1H)、11.53(br s、1H)。
(実施例423)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物423
DMA(2mL)中のN−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−ヒドロキシイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(190mg、0.307mmol、純度81%)、Cs2CO3(100mg、0.307mmol)、及びヨードメタン(43.6mg、0.307mmol)を室温で4時間撹拌した。反応混合物を20mLの水に注いだ。混合物を酢酸エチルで3回抽出し、有機層を20mLの水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、50×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製した。純粋な画分を回収し、濃縮した。残留物を水に溶解し、酢酸エチルで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を濃縮した。残留物をジイソプロピルエーテル中で撹拌し、固体を濾過により回収し、次いで濾別し、乾燥して、化合物423(155mg、98%)を得た。LCMS(ESI):C22H14ClF3N8O2の質量計算値514.1、m/z実測値515.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm3.60(s、3H)、6.82(d、J=8.1Hz、1H)、7.65(t、J=7.6Hz、1H)、7.79(t、J=7.1Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.23(s、1H)、8.34(d、J=7.7Hz、1H)、8.55(s、1H)、8.67(d、J=2.0Hz、1H)、8.86(d、J=2.4Hz、1H)、11.26(br s、1H)。
(実施例424)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−クロロチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物424
4−(4−((5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン6−オキシド(2900mg、5.72mmol)及びPOCl3(100mL)の混合物を60℃で16時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固し、150mLのDCMに溶解した。溶液を150mLの水に滴下して添加した。混合物をNa2CO3で塩基性化し、次いで15分間撹拌した。層を分離し、水層をDCMで抽出した。有機層を乾燥させて、濃縮した。残留物をシリカゲル上のフラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MEOH比2/98〜95/5)により精製して、粗化合物(2.55mg、85%)を得た。粗化合物(150mg)の一部をPrep SFC(固定相:Chiralpak Daicel IC 20×250mm、移動相:CO2、EtOH+0.4 iPrNH2)により精製して、化合物424(104mg)を得た。LCMS(ESI):の質量計算値C19H9Cl2F3N8OS524、m/z実測値525[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm7.29(d、J=5.3Hz、1H)、8.18(s、2H)、8.45(d、J=5.3Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.64(s、1H)、8.67(d、J=2.4Hz、1H)、8.85(d、J=2.0Hz、1H)、11.27(br s、1H)。
上記の実施例424に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例426)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−クロロチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物426
LCMS(ESI):の質量計算値C20H11Cl2F3N8OS538、m/z実測値539。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.57(s、3H)、7.31(d、J=5.3Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.43−8.49(m、2H)、8.61(s、1H)、8.63(s、1H)、10.63(br s、1H)。
(実施例427)
(R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物427
DMSO(2mL)中のN−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−クロロイソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(250mg、0.48mmol)、(R)−3−ヒドロキシピロリジン(87mg、0.96mmol)、及びCs2CO3(314mg、0.96mmol)を80℃で4時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、MgSO4を入れて乾燥し、濾過し、濃縮した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、50x150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製して、化合物427(90mg、33%)を得た。LCMS(ESI):の質量計算値C25H19ClF3N9O2569.1、m/z実測値570.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.91−2.00(m、1H)、2.00−2.11(m、1H)、3.68(br d、J=11.4Hz、1H)、3.85(ddd、J=10.8、7.9、2.8Hz、1H)、4.10(br d、J=10.2Hz、2H)、4.39−4.48(m、1H)、5.04(d、J=3.3Hz、1H)、6.92(d、J=8.5Hz、1H)、7.58(t、J=7.7Hz、1H)、7.71(t、J=7.6Hz、1H)、8.10(s、1H)、8.19(s、2H)、8.43(d、J=8.5Hz、1H)、8.50(br s、1H)、8.67(d、J=2.4Hz、1H)、8.85(d、J=2.0Hz、1H)、11.25(br s、1H)。
上記の実施例427に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例429)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(メチルチオ)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物429
LCMS(ESI):の質量計算値C22H14ClF3N8OS530.1、m/z実測値531.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.76(s、3H)、7.21(d、J=8.1Hz、1H)、7.82−7.88(m、1H)、7.91−7.97(m、1H)、8.19(s、2H)、8.34(d、J=8.5Hz、1H)、8.60(s、1H)、8.65(s、1H)、8.68(d、J=2.0Hz、1H)、8.85(d、J=2.4Hz、1H)、11.27(br s、1H)。
(実施例430)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(3−ヒドロキアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物430
LCMS(ESI):の質量計算値C22H15ClF3N9O2S561.1、m/z実測値562[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm4.12(dd、J=9.3、4.4Hz、2H)、4.55−4.62(m、2H)、4.67(br d、J=6.2Hz、1H)、5.82(br s、1H)、6.94(d、J=5.5Hz、1H)、8.07(s、1H)、8.14(d、J=5.3Hz、1H)、8.18(s、2H)、8.48(s、1H)、8.66(d、J=2.0Hz、1H)、8.84(d、J=2.0Hz、1H)、11.14(br s、1H)。
(実施例431)
(S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物431
LCMS(ESI):C23H17ClF3N9O2Sの質量計算値575、m/z実測値576[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.93−2.03(m、1H)2.04−2.18(m、1H)、3.82(br d、J=11.0Hz、1H)、3.90−4.06(m、3H)、4.46(br s、1H)、5.10(d、J=3.7Hz、1H)、6.87(d、J=5.3Hz、1H)、8.02(s、1H)、8.11(d、J=5.3Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.47(s、1H)、8.66(d、J=2.4Hz、1H)、8.84(d、J=2.0Hz、1H)、11.23(br s、1H)。
(実施例432)
(R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物432
LCMS(ESI):の質量計算値C23H17ClF3N9O2S 575.1、m/z実測値576.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.93−2.03(m、1H)、2.04−2.21(m、1H)、2.10(m、J=13.0、8.7、8.7、4.3Hz、1H)、3.82(br d、J=11.0Hz、1H)、3.90−4.07(m、3H)、4.46(br s、1H)、5.10(br d、J=2.8Hz、1H)、6.87(d、J=5.3Hz、1H)、8.02(s、1H)、8.11(d、J=5.3Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.48(s、1H)、8.66(d、J=2.0Hz、1H)、8.85(d、J=2.4Hz、1H)、11.21(br s、1H)。
(実施例433)
N−(5−クロロ−2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−(3−ヒドロキアゼチジン−1−イル)チエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物433
LCMS(ESI):C23H17ClF3N9O2Sの質量計算値575.1、m/z実測値576.1[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.57(s、3H)、3.33(dd、J=10.4、9.2Hz、1H)、4.13(br dd、J=8.5、4.5Hz、2H)、4.58(brt、J=7.5Hz、2H)、4.65−4.73(m、1H)、6.97(d、J=5.3Hz、1H)、8.07(s、1H)、8.14(d、J=5.3Hz、1H)、8.19(s、2H)、8.43(s、1H)、8.53(s、1H)。
(実施例434)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−メチルチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物434
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−クロロチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(131mg、0.25mmol)、メチルボロン酸(60mg、1mmol)、及びK3PO4(212mg、1mmol)をジオキサン(20mL)及び水(3mL)に懸濁した。PdCl2(dppf)・CH2Cl2(20.5mg、0.025mmol)を添加し、窒素ガスを反応混合物を通して15分間バブリングし、次いで100℃で一晩加熱した。反応混合物を20mLの水に注ぎ、酢酸エチル(3×)で抽出し、有機層を10mLの水で洗浄した。次いで、有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物をPrep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製して、化合物434(15mg、12%)を得た。LCMS(ESI):C20H12ClF3N8OSの質量計算値504.1、m/z実測値505.1[M+H]+。
上記の実施例434に記載の手順に従い、かつ、当業者に容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、並びに反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調節することにより、下記の化合物を調製した。
(実施例435)
N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(7−シクロプロピルチエノ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物435
LCMS(ESI):C22H14ClF3N8OSの質量計算値530.1、m/z実測値531[M+H]+。
Prep SFC(固定相:Chiralpak Diacel AD 20×250mm、移動相:CO2、0.1%トリエチルアミンを含むEtOH)を用いてエナンチオマーを分離することによって、以下の化合物を調製した。純粋な画分を回収し、濃縮し、残留物をジイソプロピルエーテル中で撹拌し、固体を濾過により回収し、次いで乾燥して、純粋なエナンチオマーを得た(立体中心は任意選択で割り当てられる)。
(実施例436)
(*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物436
LCMS(ESI):の質量計算値C25H18ClF3N8O2554.1、m/z実測値555.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.01−2.18(m、2H)、2.31−2.43(m、1H)、2.56−2.71(m、1H)、3.60(spt、J=6.0Hz、1H)、3.89−4.05(m、2H)、5.82(t、J=6.9Hz、1H)、7.26(d、J=8.1Hz、1H)、7.83−7.89(m、1H)、7.90−7.97(m、1H)、8.19(s、2H)、8.61−8.66(m、2H)、8.69(d、J=2.0Hz、1H)、8.74(s、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)。
(実施例437)
(*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(テトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物437
LCMS(ESI):の質量計算値C25H18ClF3N8O2554.1、m/z実測値555.2[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm2.01−2.20(m、2H)、2.31−2.42(m、1H)、2.54−2.72(m、1H)、3.55−3.68(m、1H)、3.89−4.08(m、2H)、5.82(t、J=6.9Hz、1H)、7.26(d、J=8.1Hz、1H)、7.83−7.89(m、1H)、7.90−7.98(m、1H)、8.19(s、2H)、8.61−8.66(m、2H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.74(s、1H)、8.87(d、J=2.4Hz、1H)。
(実施例438)
(*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物438
LCMS(ESI):の質量計算値C25H16ClF3N8O3568.1、m/z実測値569[M+H]+。
(実施例439)
(*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(4−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物439
LCMS(ESI):の質量計算値C25H16ClF3N8O3568.1、m/z実測値569[M+H]+。
(実施例440)
(*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(テトラヒドロフラン−2−イル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物440
LCMS(ESI):の質量計算値C25H18ClF3N8O2554.1、m/z実測値555.1[M+H]+。
(実施例441)
(*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(2−(テトラヒドロフラン−2−イル)キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物441
LCMS(ESI):の質量計算値C25H18ClF3N8O2554.1、m/z実測値555.2[M+H]+。
(実施例442)
(*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物442
LCMS(ESI):の質量計算値C23H16ClF3N8O2528.1、m/z実測値529.2[M+H]+。
(実施例443)
(*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物443
LCMS(ESI):の質量計算値C23H16ClF3N8O2528.1、m/z実測値529.1[M+H]+。
(実施例444)
(*R)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物444
LCMS(ESI):の質量計算値C23H16ClF3N8O2528.1、m/z実測値529[M+H]+。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.62(d、J=6.5Hz、3H)、5.52−5.74(m、2H)、6.93(d、J=6.1Hz、1H)、7.88(m、J=8.5、7.7Hz、1H)、8.09(d、J=6.9Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.53(d、J=6.1Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.88(d、J=2.0Hz、1H)、11.18−11.52(m、1H)、11.29(s、1H)。
(実施例445)
(*S)−N−(5−クロロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−1−(1−(1−ヒドロキシエチル)イソキノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド,化合物445
LCMS(ESI):C23H16ClF3N8O2の質量計算値528.1、m/z実測値529。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δppm1.62(d、J=6.5Hz、3H)、5.52−5.74(m、2H)、6.93(d、J=6.1Hz、1H)、7.88(m、J=8.5、7.7Hz、1H)、8.09(d、J=6.9Hz、1H)、8.20(s、2H)、8.53(d、J=6.1Hz、1H)、8.61(s、1H)、8.69(d、J=2.4Hz、1H)、8.88(d、J=2.0Hz、1H)、11.18−11.52(m、1H)、11.29(s、1H)。
生物学的実施例
インビトロアッセイには、細胞形態、タンパク質発現、及び/若しくは細胞毒性、酵素阻害活性の測定、並びに/又は、本発明の化合物による細胞の処置の後に起こる機能的結果を測定するアッセイが挙げられる。代替的又は付加的なインビトロアッセイを使用して、細胞内でタンパク質又は核酸分子に結合する阻害薬の能力を定量することができる。
阻害薬の結合は、結合前の阻害薬に放射線標識付けを行うこと、阻害薬/標的分子複合体を単離すること、及び、放射線標識結合の量を決定することによって、測定することができる。代替的に又は付加的に、阻害薬の結合は、既知の放射性リガンドに結合している精製タンパク質又は核酸と共に新規阻害薬をインキュベーションする、競合実験を行うことにより、決定することができる。MALT1阻害剤としての本発明の式(I)の化合物をアッセイするための例示的なシステムの詳細な条件は、下記の生物学的実施例に記載されている。
そのようなアッセイは、例示にすぎず、本発明の範囲を限定することは意図されない。当業者であれば、従来のアッセイを改変して、本明細書に記述される化合物及び/又は組成物の活性を比較評価するか又は別の方法で特徴付けるために採用可能な同等のアッセイ又は他のアッセイを開発できることが理解されよう。
インビトロアッセイ
生物学的実施例1
MALT1生化学的プロテアーゼアッセイ
MALT1プロテアーゼ活性を、基質としてのテトラペプチド及びバキュロウイルス感染昆虫細胞から精製した全長MALT1タンパク質(Strep−MALT1(1−824)−His)を使用して、インビトロアッセイで評価した。テトラペプチドLRSRはAMC(7−アミノ−4−メチルクマリン)と結合し、MALT1プロテアーゼ(SM Biochemicals)に対する消失(quenched)蛍光基質を提供する。アルギニン残基からのAMCの開裂は、460nmで測定されるクマリン蛍光の増加をもたらす(励起355Nm)。最終アッセイ緩衝液は、10nMのFL MALT1タンパク質、200μMのAc−LRSR−AMC、50mm Tris(pH7.5)、0.6Mクエン酸塩、1mM DTT、1mM EDTA、0.05%BSA、及び1.5%DMSOからなるものであった。試験化合物を、黒色384プロキシプレート(Perkin Elmer)の1ウェル当たり、100%DMSO中50nLでスポッティングした(spotted)。試験化合物濃度は、11希釈工程(1:3)を用いて、30μM〜0.5nMの範囲であった。バックグラウンドシグナルは、低対照(LC)として機能する酵素を含まないアッセイ緩衝液を含有する対照ウェルから測定した。酵素との反応を用いたが化合物処理せずに、高対照(HC)値を生成した。化合物をMALT1酵素とともに室温で50分間プレインキュベートした。続いて基質を添加し、Labsystems fluoroskanで励起355nm及び発光460nmで蛍光を測定して、時間0を決定した。続いて、反応物を室温で4時間インキュベートし、蛍光を測定した。IC50計算のため、4時間の時点から時点0を減算して、化合物の任意の潜在的な自己蛍光を補正した。4時間のインキュベーション期間中、酵素反応は線形であった。基質Ac−LRSR−AMCの特性評価により、200μMでのミカエリス定数KMを決定した。
以下の式を用いてIC50値を計算した(Zプライムは>0.5であるべきである)。
LC=低対照値の中央値
=低対照:細胞なしの反応
HC=高対照値の中央値
=高対照:化合物なしでの細胞との反応
効果%=100−[(試料−LC)/(HC−LC)×100
%対照=(試料/HC)×100
%対照最小値(%Controlmin)=(試料−LC)/(HC−LC)×100
最適曲線を、%対照最小対試験化合物濃度のプロットに対する最小二乗法により適合させた。これから、IC50値(50%阻害を引き起こす阻害濃度)を得ることができる。ヒル(Hill)係数に関するプロットの傾きの推定値も得た。
IC50計算:
あり
UB=上限値(upper bound)
LB=下限値(lower bound)
「Lexis Dose Response Curve Fitting」バージョン1.0.で使用。得られたデータを表2に示す。
生物学的実施例2
Jurkat細胞におけるPMA誘導IL2産生
Jurkat細胞を10%ウシ胎児血清、10mMH EPES、100単位/mLのペニシリン及び100μg/mLのストレプトマイシンを含有する完全RPMI1640培地中で保持した。アッセイ前に、化合物をDMSO中で2〜4倍連続希釈した。各ウェル中の10μLの体積のDMSO希釈化合物を240μLのRPMI1640完全培地に更に希釈した。Jurkat細胞を1200RPMで5分間の遠心分離により採集し、RPMI1640培地で1回洗浄し、新鮮な完全RPMI1640培地に1.25×106個の細胞/mLの濃度で懸濁した。160μLの体積のJurkat細胞(2×105個の細胞)を96ウェルプレート−底プレートの各ウェルに播種した。RMPI1640完全培地中の20μLの体積の希釈化合物を各ウェルに添加し、Jurkat細胞とともに5%CO2インキュベーター中で37℃で30分間インキュベートした。RMPI1640完全培地中の20μLの体積の希釈PMA/イオノマイシン(それぞれ81μM/1.3μM、ebioscience、カタログ番号00−4970−93)を各ウェルに添加した。5%CO2インキュベーター中で37℃で20時間インキュベートした後、上清を採集した。ELISA(IL2 Duoset、R&D Systems、カタログ番号DY202)によって、IL−2濃度を評価した。450nmでの比色強度をSpectramaxプレートリーダーにより読み取り、Softmax Proソフトウェアで分析した。Cell Titer Gloキット(Promega、カタログ番号G7571)により、Victor Luminescenceリーダー(Perkin ElmerによるVictor3V 4202938)を用いて、細胞生存率を評価した。
得られたデータを表3に示す。
生物学的実施例3
ヒトIL6/IL10Mesoscaleアッセイ
NFΚBシグナル伝達は、IL6及びIL10を含む複数のサイトカインの分泌を調節する。TMD8又はOC−LY3 ABC−DLBCL細胞によるサイトカインIL6及びIL10の分泌をmesoscaleアッセイを用いて測定した。MALT1又はBTK阻害剤によるNFΚBシグナル伝達の阻害は、IL6/10分泌の減少をもたらす。
TMD8又はOCI−LY3細胞を、10%ウシ胎児血清(HyClone)、1mMピルビン酸ナトリウム(Invitrogen)、2mM L−グルタミン(Sigma Aldrich)、及び1%PenStrep(Sigma Aldrich)を補充したRPMI−1640(Sigma Aldrich)中で増殖させた。細胞継代数は30を超えるべきではない。細胞は培養中に1mL当たり50〜250万細胞に維持すべきであり、細胞には新鮮な50μM β−メルカプトエタノールを2〜3日毎に補充すべきである。mesoscaleアッセイ中に、β−メルカプトエタノールを使用しなかった。
Mesoscaleアッセイでは、透明な底部を有する黒着色96ウェルプレート(Corning#3904)に1ウェル当たり、100,000個のTMD8又はOCI−LY3細胞を播種し、試験化合物を15μM〜58.6nM(最終DMSO濃度0.3%)の範囲の9希釈工程(1:2)で添加した。DMSO対照ウェルを用いて、最大シグナル(高対照(HC))を決定した。30nM〜131pMの用量範囲(1:2の9希釈)のBTK阻害剤RN486による処理はNFΚB経路阻害の陽性対照として機能し、この処理を用いて最大阻害(低対照(LC))を決定した。化合物及び細胞を37℃及び5%CO2で24時間インキュベートした(アッセイ体積は150μLである)。24時間のインキュベーション後、50μLの上清をMSDプレート(V−Plex Proinflammation Panel1(ヒト)キット、Mesoscale(MSD))に移し、室温で激しく振盪しながら(600rpm)2時間インキュベートした。インキュベート後、プレートをPBS+0.05%Tween−20及び25μLの検出抗体溶液(希釈液3(MSD)中のIL6及びIL10抗体)で3回洗浄し、続いて、室温で激しく振盪しながら(600rpm)2時間インキュベートした。PBS+0.05%Tween−20で3回洗浄した後、プレートを150μLの2×Read緩衝液Tとともにインキュベートし、SECTORイメージャ上で読み取った。得られたデータを表3に示す。
生物学的実施例4
増殖アッセイ
抗増殖効果を評価するために、3つの異なるDLBCL細胞株を用いて、MALT1阻害剤試験化合物を4日間の増殖アッセイで試験した。NFΚB経路阻害に概ね感受性である、古典的なNFΚB経路における活性化変異を有する2つのABC−DLBCL細胞株(OCI Ly3(CARD11、MYD88&A20変異)、TMD8(CD79B&MYD88変異))を評価した。GCCB DLBCL細胞株(OCI Ly7)は、活性NFΚBシグナル伝達を有することが示されておらず、一般的な細胞毒性効果を有する化合物を除外する陰性対照として役立てた。
OCI Ly3細胞を、10%ウシ胎児血清(HyClone)、2mM L−グルタミン(Sigma Aldrich)、及び1%PenStrep(Sigma Aldrich)を補充したRPMI−1640(Sigma Aldrich)中で増殖させた。TMD8細胞を、10%ウシ胎児血清(HyClone)、1mMピルビン酸ナトリウム(Invitrogen)、2mM L−グルタミン(Sigma Aldrich)、及び1%PenStrep(Sigma Aldrich)を補充したRPMI−1640(Sigma Aldrich)中で増殖させた。細胞は培養中は1mL当たり50〜250万細胞に維持すべきであり、細胞には新鮮な50μMのβ−メルカプトエタノールを2〜3日毎に補充すべきである。増殖アッセイ中に、ベータ−メルカプトエタノールを使用しない。OCI Ly7細胞を、10%ウシ胎児血清(HyClone)、2mM L−グルタミン(Sigma Aldrich)及び50μg/mLゲンタマイシンを補充したIMDM(ThermoFisher)中で増殖させた。細胞継代数は30を超えるべきではない(OC−Ly3細胞については10未満の継代数を有する)。
抗増殖効果を評価するために、96ウェルプレート(Costar、カタログ番号3904)の1ウェル当たり、400nLの試験化合物をスポッティングした。10,000個のTMD8、10,000個のOCI Ly3、又は2,000個のOC−Ly7細胞を1ウェル当たり100μL培地中に播種し、37℃及び5%CO2で4日間インキュベートした。線形細胞成長を確実にするために、細胞プレーティング数を増殖曲線に基づいて選択した。4日間のインキュベーション後、50μLのCellTiterGLO試薬(Promega)を各ウェルに添加し、室温で10分間インキュベートした後、Envisionで発光を測定した。
以下の式を用いてIC50値を計算した(Zプライムは>0.5であるべきである)。
LC=低対照値の中央値
=低対照:細胞なしの反応
HC=高対照値の中央値
=高対照:化合物なしでの細胞との反応
%効果=100−(試料−LC)/(HC−LC)×100
%対照=(試料/HC)×100
%対照最小値=(試料−LC)/(HC−LC)×100
最適曲線を、%対照最小対試験化合物濃度のプロットに対する最小二乗法により適合させた。これから、IC50値(50%細胞毒性を引き起こす阻害濃度)を得ることができる。ヒル係数に関するプロットの傾きの推定値も得た。
IC50計算:
得られたデータを表4に示す。
生物学的実施例5
腫瘍有効性研究
OCI−Ly3(DSMZ、カタログ番号ACC761)ヒトびまん性大細胞型B細胞リンパ腫細胞を、熱不活性化ウシ胎児血清(10%v/v)及び2mM L−グルタミン200mMを補充したRPMI培地中、インビトロで、空気中5%CO2雰囲気中において37℃で保持することができる。細胞を週1回、日常的方法で継代培養してもよい。指数増殖期で増殖する細胞を採集し、計数し、細胞懸濁液を腫瘍細胞接種のためにMatrigel(商標)(Corning Matrigel(商標)Matrix Basement Membrane Growth Factor Reduced)で1:1で希釈することができる。
雄NSG(NOD.Cg−PrkdcscidIl2rgt1Wjl/SzJ)マウスに、OCI−Ly3細胞(200μLの体積の1:1の培地:Matrigel(商標)中の10×106細胞)を各動物の鼠径部において皮下接種することができる。腫瘍細胞接種日を0日目としてもよい。腫瘍測定を移植後7日目から始めて平均腫瘍体積が169±42mm3になるまで週2回監視し、その平均腫瘍体積の時点で、マウスを腫瘍体積によって処置群に無作為選択することができる。化合物又はビヒクルを、研究終了まで1回又は2回、体重(5mL/kg)に応じて経口投与することができる。腫瘍測定及び体重を週2回記録してもよい。
試験の評価項目は、腫瘍成長阻害、最大腫瘍負荷(tumor burden)(体重の10%に等しい個々の腫瘍サイズ)、及び処置開始時体重の20%超の体重減少である。式:体重変化=[(C−I)/I]×100(式中、Cは現在の体重であり、Iは処置開始時の体重である)を用いて、体重変化率を算出することができる。腫瘍サイズをキャリパーを用いて、週2回、二次元で測定することができ、式:V=0.5a×b2(式中、及びbはそれぞれ、腫瘍の長径及び短径である)を用いて、体積をmm3で表すことができる。完全腫瘍退縮(CR)は、触診の限界(20mm3)未満に低減した腫瘍として定義される。部分的腫瘍退縮(PR)は、最初の腫瘍体積から少なくとも半分低減した腫瘍として定義される。3回以上の連続的な腫瘍測定におけるCR又はPRの最小の持続期間が、CR又はPRが持続的であると考えるのに必要とする。
平均値及び平均値の標準誤差(standard error of the mean、SEM)を含む要約統計量を、各時点における各群間の腫瘍体積の差の腫瘍体積に関して提供し、対応する試験表に示す。二元配置分散分析(ANOVA)反復測定試験、続けてTukey事後検定を用い、GraphPad Prismバージョン6を用いて、群間の腫瘍体積の統計学的差異分析を評価することができる。
上記の明細書は、説明を目的として与えられる実施例と共に本発明の原理を教示するものであるが、本発明の実施には、以下の特許請求の範囲及びその均等物の範囲内に含まれる全ての通常の変形例、適合例及び/又は改変例が包含される点が理解されるであろう。