置換基に関連して用いられる「独立して」という用語は、2個以上の置換基が存在し得る場合に、それらの置換基が互いに同じであっても異なってもよい状況を意味する。
単独で用いられるか又は置換基の一部として用いられるかによらず、「アルキル」という用語は、1~8個の炭素原子を有する、直鎖状及び分岐鎖状の炭素鎖を意味する。したがって、指定された炭素原子の数(例えば、C1~8)は、独立して、アルキル部分又はより大きなアルキル含有置換基のアルキル部の炭素原子数を意味する。複数のアルキル基を有する置換基、例えば、(C1~6アルキル)2アミノ-において、ジアルキルアミノのC1~6アルキル基は、同じであっても異なってもよい。
「アルケニル」及び「アルキニル」という用語は、2~8個の炭素原子を有する、直鎖状及び分岐鎖状の炭素鎖を意味し、アルケニル鎖は、少なくとも1つの二重結合を含み、アルキニル鎖は、少なくとも1つの三重結合を含む。
「シクロアルキル」という用語は、飽和又は部分的に飽和の、単環式又は多環式の、3~14個の炭素原子の炭化水素環を意味する。このような環の例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、及びアダマンチルが挙げられる。
「ヘテロシクリル」という用語は、少なくとも1つの炭素原子とN、O及びSから独立して選択される1~4個のヘテロ原子とを含む3~10個の環員を有する非芳香族の単環系又は二環系を意味する。ヘテロシクリルという用語の範囲には、1~2員がNである5~7員の非芳香族環、又は0、1若しくは2員がNであり、2員以下がO若しくはSであり、少なくとも1員がN、O若しくはSのいずれかでなければならない5~7員の非芳香族環が含まれる。環は、任意選択で、0~1個の不飽和結合を含んでいてよく、環が6又は7員である場合、任意選択で、2個以下の不飽和結合を含んでいてよい。複素環を構成する炭素原子環員は、完全に飽和していても部分的に飽和していてもよい。「ヘテロシクリル」という用語はまた、架橋されることで二環式環を形成する2個の5員の単環式ヘテロシクロアルキル基も含む。このような基は、完全に芳香族性とはみなされず、ヘテロアリール基とは称されない。複素環が二環式の場合、複素環の両環は、非芳香環であり、かつ、少なくとも一方の環はヘテロ原子の環員を含む。複素環基の例としては、限定するものではないが、ピロリニル(2H-ピロール、2-ピロリニル又は3-ピロリニルを含む)、ピロリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、及びピペラジニルが挙げられる。特に断らない限り、複素環は、そのペンダント基と、安定な構造をもたらす任意のヘテロ原子又は炭素原子で結合している。
「アリール」という用語は、6~10個の炭素員からなる、不飽和、芳香族性の単環又は二環式環を意味する。アリール環の例としては、フェニル及びナフタレニルが挙げられる。
「ヘテロアリール」という用語は、炭素原子及びN、O及びSからなる群から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を含む5~10個の環員を有する芳香族性の単環式又は二環式の芳香環系を指す。ヘテロアリールという用語の範囲には、5又は6員の芳香環が含まれ、ただし環は炭素原子からなり、少なくとも1つのヘテロ原子の環員を有する。適切なヘテロ原子としては、窒素、酸素、及び硫黄が挙げられる。5員環の場合、ヘテロアリール環は、好ましくは、1員の窒素、酸素又は硫黄を含み、更に3個以下の更なる窒素を含む。6員環の場合、ヘテロアリール環は、好ましくは1~3個の窒素原子を含む。6員環が3個の窒素原子を有する場合では、最大で2個の窒素原子が隣り合う。ヘテロアリール基の例としては、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インドリル、イソインドリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、インダゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾチアジアゾリル、ベンゾトリアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、及びキナゾリニルが挙げられる。特に断らない限り、ヘテロアリールは、そのペンダント基と、安定な構造をもたらす任意のヘテロ原子又は炭素原子で結合している。
「アルキル」若しくは「アリール」という用語又はこれらの接頭辞の語根のいずれかが、置換基の名称中に現れる場合(例えば、アリールアルキル、アルキルアミノ)、名称は、「アルキル」及び「アリール」について上記に与えられた限定を含むものとして解釈されるものとする。指定される炭素原子数(例えば、C1~C6)は、アルキル部分、アリール部分、又は、アルキルがその接頭辞の語根として現れる、より大きな置換基のアルキル部分の炭素原子数を独立して指す。アルキル及びアルコキシ置換基について、指定される炭素原子数は、指定された所定の範囲内に含まれる全ての独立した構成員を含む。例えば、C1~6アルキルには、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル及びヘキシルを個々に含むだけでなく、それらの下位の組み合わせ(例えば、C1~2、C1~3、C1~4、C1~5、C2~6、C3~6、C4~6、C5~6、C2~5など)も含まれる。
全般的に、本開示全体で使用される標準的な命名法の規則の下では、指定される側鎖の末端部分が最初に記載され、続けて結合点の方向に隣接する官能基が記載される。したがって、例えば、「C1~C6アルキルカルボニル」置換基は下式の基:
立体中心における「R」という標識は、当該技術分野で定義されているように、その立体中心が純粋にR配置であることを示す。同様に、「S」という標識は、立体中心が純粋にS配置であることを意味する。本明細書で使用する場合、立体中心における「*R」又は「*S」という表示は、その立体中心が純粋なものであるが、絶対配置は不明であることを示すのに使用される。本明細書で使用する場合、「RS」という標識は、R配置とS配置の混合物として存在する立体中心を意味する。
1個の立体中心を有する化合物であって、立体化学的結合の指定なしで図示されているものは、2つのエナンチオマーの混合物である。2個の立体中心を有する化合物であって、両方とも立体化学的結合の指定なしで図示されているものは、4つのジアステレオマーの混合物である。両方とも「RS」で標識された2個の立体中心を有する化合物であって、立体化学的結合の指定を付して図示されているものは、図示されている相対的な立体化学を有する2つのエナンチオマーの混合物である。両方とも「*RS」で標識された2個の立体中心を有し、立体化学的結合の指定を付して図示されている化合物は、単一であるが不明な相対立体化学を有する2つのエナンチオマーの混合物である。
立体化学的結合の指定なしで図示されている標識されていない立体中心は、R配置とS配置との混合である。立体化学的結合の指定を付して図示されている標識されていない立体中心は、その相対的及び絶対的な立体化学は図示されたとおりのものである。
特に断らない限り、分子内の特定の位置における任意の置換基又はその変形物の定義は、その分子内の他の位置におけるその定義とは独立であることが意図されている。本発明の化合物における置換基及び置換パターンは、化学的に安定であり、かつ当技術分野において周知の技術及び本明細書で説明される方法により容易に合成できる化合物を提供するために、当業者が選択することができると理解される。
「治療有効量」という用語は、酵素若しくはタンパク質の減少若しくは阻害、若しくは症状の改善、疾患の緩和、疾患進行の遅延若しくは遅れ、又は疾患の予防を含む、研究者、獣医、医師、又は他の臨床専門家が得ようとする生物学的又は医薬的応答を組織系、動物又はヒトにおいて誘発する、本発明の化合物を含む活性化合物又は医薬品の量を指す。
一実施形態では、用語「治療有効量」は、対象に投与されたとき、(1)(i)MALT1によって媒介される、若しくは(ii)MALT1活性に関連する、若しくは(iii)MALT1の活性(正常又は異常)を特徴とする病態、若しくは障害、若しくは疾患を少なくとも部分的に緩和、阻害、予防、及び/若しくは寛解する;又は(2)MALT1の活性を低減又は阻害する;又は(3)MALT1の発現を低減又は阻害する;又は(4)MALT1のタンパク質レベルを改変するのに有効である、本発明の化合物の量を指す。
「組成物」という用語は、治療有効量の特定の成分を含む生成物、並びに特定の量の特定の成分の組み合わせから直接又は間接的にもたらされる任意の生成物を意味する。
「MALT1媒介性」という用語は、MALT1の不存在時に発生する可能性があるが、MALT1の存在時に発生し得る、任意の疾患、症候群、病態、又は障害を指す。MALT1によって媒介される疾患、症候群、病態、又は障害の好適な例としては、リンパ腫、白血病、癌腫、及び肉腫、例えば、非ホジキンリンパ腫(NHL)、B細胞NHL、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、辺縁帯リンパ腫、T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、バーキットリンパ腫、多発性骨髄腫、慢性リンパ球性白血病(CLL)、小リンパ球性リンパ腫(SLL)、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、リンパ性T細胞白血病、慢性骨髄性白血病(CML)、ヘアリーセル白血病、急性リンパ芽球性T細胞白血病、形質細胞腫、免疫芽球性大細胞白血病、巨核芽球性白血病、急性巨核球性白血病、前骨髄球性白血病、赤白血病、脳(神経膠腫)、膠芽腫、乳癌、結腸直腸癌/結腸癌、前立腺癌、非小細胞肺癌を含む肺癌、胃癌、子宮内膜癌、黒色腫、膵臓癌、肝癌、腎臓癌、扁平上皮癌、卵巣癌、肉腫、骨肉腫、甲状腺癌、膀胱癌、頭頸部癌、精巣癌、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫、髄芽腫、神経芽腫、子宮頸癌、腎癌、尿路上皮癌、外陰癌、食道癌、唾液腺癌、上咽頭癌、口腔癌、口の癌、並びにGIST(消化管間質腫瘍)が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用する場合、特に注記しない限り、「影響」又は「影響を受ける」という用語は(MALT1の阻害によって影響を受ける疾患、症候群、病態、又は障害を指す場合)、上記疾患、症候群、病態、若しくは障害のうちの1つ若しくは2つ以上の症状若しくは症状発現の頻度及び/若しくは重症度を減少させることを含み、並びに/又は上記疾患、症候群、病態、若しくは障害の1つ若しくは2つ以上の症状若しくは症状発現の発症を予防することを含む。
本明細書で使用する場合、任意の疾患、症候群、病態、又は障害を「治療/処置する(treat)」、「治療/処置すること(treating)」、又は「治療/処置(treatment)」という用語は、一実施形態では、該疾患、症候群、病態、又は障害を改善すること(すなわち、該疾患又はその臨床症状のうちの少なくとも1つの発症を遅延、阻止、又は低減すること)を指す。別の実施形態では、「治療/処置する」、「治療/処置すること」、又は「処置」治療/とは、患者によって認識可能でない場合がある身体的パラメーターを含む、少なくとも1つの身体的パラメーターを緩和又は改善することを指す。更に別の実施形態では、「治療/処置する」、「治療/処置すること」、又は「治療/処置」とは、身体的(例えば、認識可能な症状の安定化)、生理学的(例えば、身体的パラメーターの安定化)のいずれか若しくはその両方において、疾患、症候群、病態、又は障害を調節することを指す。更に別の実施形態では、「治療/処置する」、「治療/処置すること」、又は「治療/処置」とは、疾患、症候群、病態、若しくは障害の発現若しくは発症を防止又は遅延させることを指す。
本発明の化合物は、MALT1の阻害により影響を受ける疾患、症候群、病態、若しくは障害を処置又は改善するための方法に有用である。そのような方法は、そのような処置、改善及び/又は予防を必要とする対象(動物、哺乳類、及びヒトを含む)に、式(I)の化合物、若しくはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、又は医薬的に許容される塩の治療有効量を投与することを含む、それからなる、及び/又はそれから本質的になる。
本発明の一実施形態は、処置を必要としている動物、哺乳動物、及びヒトを含む、処置を必要としている対象におけるMALT1依存性若しくはMALT1媒介性の疾患又は病態を処置する方法であって、治療有効量の式(I)の化合物を対象に投与することを含む、方法に関する。
別の実施形態では、MALT1依存性若しくはMALT1媒介性の疾患又は病態は、造血器起源腫瘍、又は慢性骨髄性白血病、骨髄性白血病、非ホジキンリンパ腫、及び他のB細胞リンパ腫などの固形腫瘍から選択される。
特に、式(I)の化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、及び粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫などの疾患、症候群、病態、若しくは障害の処置又は改善に有用である。
より特定的には、式(I)の化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態は、処置又は改善を必要とする対象に、治療有効量の本明細書で定義された式(I)の化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態を投与することを含む、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、及び粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫の処置又は改善に有用である。
更に、式(I)の化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態は、関節リウマチ(RA)、乾癬性関節炎(PsA)、乾癬(Pso)、潰瘍性大腸炎(UC)、クローン病、全身性エリテマトーデス(SLE)、喘息、及び慢性閉塞性肺疾患(COPD)からなる群から選択される免疫疾患、症候群、病態、又は障害の処置又は改善に有効である。
本発明の更なる実施形態は、下記の表1のリストに例示されるように、本明細書に定義される式(I)の化合物、又は、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態を含む。
医療において使用する場合、式(I)の化合物の塩とは、非毒性の「医薬的に許容される塩」を指す。しかし、他の塩が式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩形態の調製において有用である場合もある。式(I)の化合物の適切な医薬的に許容される塩としては、例えば、化合物の溶液を、塩酸、硫酸、フマル酸、マレイン酸、コハク酸、酢酸、安息香酸、クエン酸、酒石酸、炭酸又はリン酸のような医薬的に許容される酸の溶液と混合することにより形成され得る酸付加塩が挙げられる。更に、式(I)の化合物が酸性部分を有する場合、その適切な医薬的に許容される塩としては例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩又はカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウム塩又はマグネシウム塩)、及び適切な有機リガンドと形成される塩(例えば、第四級アンモニウム塩)を挙げることができる。したがって、代表的な医薬的に許容される塩としては、酢酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重炭酸塩、重硫酸塩、重酒石酸塩、ホウ酸塩、臭化物塩、カルシウムエデト酸塩、カンシル酸塩、炭酸塩、塩化物塩、クラブラン酸塩、クエン酸塩、二塩酸塩、エデト酸塩、エジシル酸塩、エストレート、エシラート、フマル酸塩、グルセプト酸塩、グルコン酸塩、グルタミン酸塩、グリコリルアルサニレート、ヘキシルレゾルシネート、ハイドラバミン、臭化水素酸塩、塩酸塩、ヒドロキシナフトエート、ヨウ化物塩、イソチオネート、乳酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリン酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マンデル酸塩、メシル酸塩、メチル臭化物塩、メチル硝酸塩、メチル硫酸塩、ムチン酸塩、ナプシル酸塩、硝酸塩、N-メチルグルカミンアンモニウム塩、オレイン酸塩、パモン酸塩(エンボナート)、パルミチン酸塩、パントテン酸塩、リン酸塩/二リン酸塩、ポリガラクツロン酸塩、サリチル酸塩、ステアリン酸塩、硫酸塩、塩基性酢酸塩、コハク酸塩、タンニン酸塩、酒石酸塩、テオクル酸塩、トシル酸塩、トリエチオジド、及び吉草酸塩が挙げられる。
医薬的に許容される塩の調製に使用することができる代表的な酸及び塩基としては、酢酸、2,2-ジクロロ酢酸、アシル化アミノ酸、アジピン酸、アルギニン酸、アスコルビン酸、L-アスパラギン酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、4-アセトアミド安息香酸、(+)-樟脳酸、カンホスルホン酸、(+)-(1S)-カンホ-10-スルホン酸、カプリン酸、カプロン酸、カプリル酸、ケイ皮酸、クエン酸、シクラミン酸、ドデシル硫酸、エタン-1,2-ジスルホン酸、エタンスルホン酸、2-ヒドロキシ-エタンスルホン酸、ギ酸、フマル酸、ガラクタル酸、ゲンチジン酸、グルコヘプトン酸、D-グルコン酸、D-グルクロン酸、L-グルタミン酸、α-オキソ-グルタル酸、グリコール酸、馬尿酸、臭化水素酸、塩酸、(+)-L-乳酸、(±)-DL-乳酸、ラクトビオン酸、マレイン酸、(-)-L-リンゴ酸、マロン酸、(±)-DL-マンデル酸、メタンスルホン酸、ナフタレン-2-スルホン酸、ナフタレン-1,5-ジスルホン酸、1-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸、ニコチン酸、硝酸、オレイン酸、オロチン酸、シュウ酸、パルミチン酸、パモ酸、リン酸、L-ピログルタミン酸、サリチル酸、4-アミノ-サリチル酸、セバシン酸、ステアリン酸、コハク酸、硫酸、タンニン酸、(+)-L-酒石酸、チオシアン酸、p-トルエンスルホン酸及びウンデシレン酸を含む酸、並びに、アンモニア、L-アルギニン、ベネタミン(benethamine)、ベンザチン、水酸化カルシウム、コリン、デアノール、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、2-(ジエチルアミノ)-エタノール、エタノールアミン、エチレンジアミン、N-メチル-グルカミン、ヒドラバミン、1H-イミダゾール、L-リジン、水酸化マグネシウム、4-(2-ヒドロキシエチル)-モルホリン、ピペラジン、水酸化カリウム、1-(2-ヒドロキシエチル)-ピロリジン、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、トロメタミン、及び水酸化亜鉛を含む塩基が挙げられる。
本発明の実施形態には、式(I)の化合物のプロドラッグが含まれる。概して、このようなプロドラッグは、インビボで必要な化合物に容易に変換可能な化合物の機能的誘導体である。したがって、本発明の治療又は予防の方法の実施形態では、「投与すること」という用語には、具体的に開示された化合物による、又は具体的には開示されていない場合もあるが患者への投与後にインビボで特定の化合物に変換される化合物による、記載された様々な疾患、病態、症候群及び障害の治療又は予防が包含される。適切なプロドラッグ誘導体の選択及び調製に関する通常の手順は、例えば、「Design of Prodrugs」,ed.H.Bundgaard,Elsevier,1985に記載されている。
本発明の実施形態に基づく化合物が少なくとも1個のキラル中心を有する場合、それに応じて化合物はエナンチオマーとして存在し得る。化合物が2つ以上のキラル中心を有する場合、それらはジアステレオマーとして追加的に存在し得る。かかる異性体及びその混合物は全て、本発明の範囲内に包含されると理解される。更に、化合物の結晶型の中には、多形として存在できるものもあり、それ自体本発明に含まれることが意図される。加えて、化合物の中には、水との溶媒和物(すなわち、水和物)又は一般的な有機溶媒との溶媒和物を形成できるものもあり、このような溶媒和物もまた、本発明の範囲に包含されることが意図される。当業者は、本明細書で用いる「化合物」という用語が、式(I)の化合物の溶媒和物を含むことを理解するであろう。
当業者であれば、本明細書に記載の化合物が互変異性体として存在し得、本明細書に示される構造の他の互変異性配置も可能であることを認識するであろう。全ての互変異性体形態は、具体的に示されていない場合であっても、化合物の群のうちの1つの可能な互変異性配置が記載されている構造によって包含されることが理解される。
本発明の特定の実施形態に基づく化合物の調製プロセスにより立体異性体の混合物を生じる場合、これらの異性体は、分取クロマトグラフィーなどの従来技術により分離することができる。化合物はラセミ体で調製されてもよく、又は個々のエナンチオマーをエナンチオ選択的合成若しくは分解のいずれかにより調製することもできる。化合物は、例えば、(-)-ジ-p-トルオイル-d-酒石酸及び/又は(+)-ジ-p-トルオイル-l-酒石酸などの光学活性酸と塩を形成させた後に、分別結晶化を行い、遊離塩基を再生させることによりジアステレオマー対を形成させるなどの標準的技術により、それら化合物の成分であるエナンチオマーに分割することができる。化合物はまた、ジアステレオマーのエステル又はアミドを形成した後、クロマトグラフィー分離を行い、キラル補助剤を除去することにより、分解することもできる。あるいは、化合物はキラルHPLCカラムを用いて分割してもよい。
本発明の一実施形態は、式(I)の化合物の(+)-エナンチオマーを含む、それからなる、及び/又はそれから本質的になる医薬組成物を含む組成物であって、当該化合物の(-)-異性体を実質的に含まない、組成物を目的とする。本文脈において、実質的に含まないとは、下式で算出される(-)-異性体が、約25%未満、好ましくは約10%未満、より好ましくは約5%未満、更により好ましくは約2%未満、及び更により好ましくは約1%未満であることを意味する。
本発明の別の実施形態は、式(I)の化合物の(-)-エナンチオマーを含む、それからなる、及びそれから本質的になる医薬組成物を含む組成物であって、当該化合物の(+)-異性体を実質的に含まない、組成物である。本文脈において、実質的に含まないとは、下式で算出される(+)-異性体が、約25%未満、好ましくは約10%未満、より好ましくは約5%未満、更により好ましくは約2%未満、更により好ましくは約1%未満であることを意味する。
本発明の範囲内で、任意の1つ又は2つ以上の元素が、特に式(I)の化合物に関して言及される場合、天然に存在するか又は合成で生成されたかのいずれかでの、また天然存在度であるか又は同位体濃縮形態かのいずれかでの、その元素の全ての同位体及び同位体混合物を含むものとする。例えば、水素への言及には、その範囲内に1H、2H(D)、及び3H(T)が含まれる。同様に、炭素及び酸素への言及は、それらの範囲内に12C、13C及び14C、並びに16O及び18Oがそれぞれ含まれる。かかる同位体は、放射性同位体であってもよく、又は非放射性同位体であってもよい。式(I)の放射性標識化合物は、3H、11C、18F、122I、123I、125I、131I、75Br、76Br、77Br、及び82Brからなる群から選択される1つ又は2つ以上の放射性同位体を含んでもよい。好ましくは、放射性同位体は、2H、3H、11C、及び18Fからなる群から選択される。
本発明の種々の実施形態の化合物を調製するための任意のプロセスにおいて、関連する分子のいずれかにおける感受性基又は反応性基を保護することが必要及び/又は望ましい場合がある。これは、Protective Groups in Organic Chemistry,Second Edition,J.F.W.McOmie,Plenum Press,1973;T.W.Greene & P.G.M.Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis,John Wiley & Sons,1991;及びT.W.Greene & P.G.M.Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis,Third Edition,John Wiley & Sons,1999などに記載されるような従来の保護基を用いることによって達成されるであろう。保護基は、その後の好都合な段階において、当該技術分野で周知の方法を用いて除去することができる。
本発明の実施形態の化合物(その医薬的に許容される塩及び医薬的に許容される溶媒和物を含む)は単独で投与することができるが、これらの化合物は、一般的には、意図された投与経路及び標準的な製薬学的又は獣医学的な慣行の観点から選ばれる、医薬的に許容される担体、医薬的に許容される賦形剤及び/又は医薬的に許容される希釈剤との混合物として投与される。したがって、本発明の特定の実施形態は、式(I)の化合物及び少なくとも1つの医薬的に許容される担体、医薬的に許容される賦形剤、及び/又は医薬的に許容される希釈剤を含む製薬学的及び獣医学的組成物を目的とする。
一例として、本発明の実施形態の医薬組成物では、式(I)の化合物は、任意の適切な結合剤、潤滑剤、懸濁化剤、コーティング剤、可溶化剤、及びそれらの組み合わせと混合することができる。
本発明の化合物を含む固体経口投与形態、例えば、錠剤又はカプセルを、必要に応じて1回につき少なくとも1つの投与形態で投与することができる。持続放出性製剤で化合物を投与することも可能である。
本発明の化合物が投与され得る追加の経口形態としては、エリキシル剤、溶液、シロップ剤及び懸濁剤が挙げられる。それぞれ任意選択的に香味剤及び着色剤を含有する。
あるいは、式(I)の化合物は、吸入(気管内又は経鼻的に)により、又は座薬若しくはペッサリーの形態で投与することができる。あるいは、式(I)の化合物は、ローション、溶液、クリーム、軟膏若しくは散布剤として局所的に塗布することもできる。例えば、式(I)の化合物は、ポリエチレングリコール又は流動パラフィンの水性エマルジョンを含む、それからなる、及び/又は本質的にそれからなるクリームに添加することができる。式(I)の化合物は、クリームの約1重量%~約10重量%の濃度で、必要に応じて任意の安定剤及び保存剤と共にワックス又は軟パラフィン基剤を含む、それからなる、及び/又はそれから本質的になる軟膏に添加することもできる。投与の代替手段としては、皮膚又は経皮貼付剤を使用することによる経皮投与が挙げられる。
本発明の医薬組成物(本発明の化合物単独と同様)は、非経口的に、例えば、陰茎海綿体内、静脈内、筋肉内、皮下、皮内、又は髄腔内に注入することができる。この場合、組成物はまた、適切な担体、適切な賦形剤、及び適切な希釈剤のうちの少なくとも1つを含む。
非経口投与について、本発明の医薬組成物は、例えば、溶液を血液と等張に保つうえで充分な塩及び単糖などの他の物質を含んでもよい滅菌水溶液の形態で最もよく使用される。
更なる例として、活性成分として式(I)の化合物の少なくとも1つを含有する医薬組成物を、従来の製薬学的配合技術に従って、化合物と、医薬的に許容される担体、医薬的に許容される希釈剤、及び/又は医薬的に許容される賦形剤とを混合することによって調製することができる。担体、賦形剤、及び希釈剤は、所望の投与経路(例えば、経口、非経口など)に応じ、広範な形態を取ることができる。それゆえに、懸濁剤、シロップ剤、エリキシル剤及び溶液などの液体経口製剤の場合、適切な担体、賦形剤及び希釈剤としては、水、グリコール、油、アルコール、着香剤、防腐剤、安定剤、着色剤及びこれらに類するものが挙げられる。散剤、カプセル剤及び錠剤などの固体経口製剤の場合、適切な担体、賦形剤及び希釈剤としては、デンプン、糖類、希釈剤、造粒剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤及びこれらに類するものが挙げられる。吸収及び崩壊の主要部位を調節するために、固体経口製剤を糖などの物質で任意選択でコーティングするか、又は腸溶性コーティングを施すことができる。非経口投与の場合、担体、賦形剤及び希釈剤は、通常、滅菌水を含み、組成物の溶解度及び保存性を高めるために他の成分を添加してもよい。注射用懸濁剤又は溶剤はまた、水性担体を、適切な添加剤、例えば、可溶化剤及び保存剤と共に使用して、調製することもできる。
式(I)の化合物又はその医薬組成物の治療有効量は、平均的な(70kgの)ヒトについて1日当たり約1~約4回のレジメンで、約0.1mg~約3000mgの用量範囲、又はこの中の任意の特定の量若しくは範囲、具体的には、約1mg~約1000mg、又はこの中の任意の特定の量若しくは範囲、又はより具体的には、約10mg~約500mg、又はこの中の任意の特定の量若しくは範囲の活性成分を含むが、式(I)の化合物の治療有効量は、治療される疾患、症候群、病態及び障害によって変動することが当業者には明らかである。
経口投与では、医薬組成物は、式(I)の化合物を約1.0、約10、約50、約100、約150、約200、約250、及び約500mg含む錠剤の形態で提供されることが好ましい。
式(I)の化合物の投与される最適投与量は容易に決定することができ、用いられる具体的な化合物、投与形態、製剤の強度、及び疾患、症候群、病態、又は障害の進行状態によって変動する。加えて、治療される具体的な対象に関連する要因、例えば、対象の性別、年齢、体重、食事及び投与タイミングにより、適切な治療レベル及び所望の治療効果を得るために用量を調節する必要が生じる。したがって、上記の投与量は平均的な場合の例である。当然、これより高いか低い用量範囲が有効である個々の例が存在することができ、これらも本発明の範囲内に含まれる。
式(I)の化合物は、これを必要とする対象に使用することが求められる場合にはいつでも、上記の組成物及び投与レジメンのいずれかによって、又は当技術分野において確立されているそれらの組成物及び投与レジメンによって投与することができる。
一実施形態では、本発明のMALT1阻害剤による処置から利益を享受し得る癌としては、リンパ腫、白血病、癌腫、及び肉腫、例えば、非ホジキンリンパ腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、辺縁帯リンパ腫、T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、バーキットリンパ腫、多発性骨髄腫、慢性リンパ球性白血病(CLL)、リンパ性T細胞白血病、慢性骨髄性白血病(CML)、有毛細胞白血病、急性リンパ芽球性T細胞白血病、形質細胞腫、免疫芽球性大細胞白血病、巨核芽球性白血病、急性巨核球性白血病、前骨髄球性白血病、赤白血病、脳(神経膠腫)、膠芽腫、乳癌、結腸直腸癌/結腸癌、前立腺癌、非小細胞肺癌を含む肺癌、胃癌、子宮内膜癌、黒色腫、膵臓癌、肝癌、腎臓癌、扁平上皮癌、卵巣癌、肉腫、骨肉腫、甲状腺癌、膀胱癌、頭頸部癌、精巣癌、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫、髄芽腫、神経芽腫、子宮頸癌、腎癌、尿路上皮癌、外陰癌、食道癌、唾液腺癌、上咽頭癌、口腔癌、口の癌、並びにGIST(消化管間質腫瘍)が挙げられるが、これらに限定されない。
別の実施形態では、本発明のMALT1阻害剤は、自己免疫疾患及び炎症性疾患、例えば、関節炎、炎症性腸疾患、胃炎、強直性脊椎炎、潰瘍性大腸炎、膵炎、クローン病、セリアック病、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、リウマチ熱、痛風、臓器若しくは移植拒絶反応、慢性同種移植拒絶反応、急性又は慢性移植片対宿主病、アトピー性皮膚炎を含む皮膚炎、皮膚筋炎、乾癬、ベーチェット病、ブドウ膜炎、重症筋無力症、グレーブス病、橋本甲状腺炎、シェーグレン症候群、水疱症、抗体媒介性血管炎症候群、免疫複合体性血管炎、アレルギー障害、喘息、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、嚢胞性線維症、肺炎、肺水腫を含む肺疾患、塞栓症、線維症、サルコイドーシス、高血圧症及び気腫、珪肺症、呼吸不全、急性呼吸窮迫症候群、BENTA病、ベリリウム症、並びに多発性筋炎を含むがこれらに限定されない、免疫疾患の処置に使用することができる。
本発明の別の実施形態では、本発明の化合物は、1つ又は2つ以上の他の医薬品と組み合わせて、より特定的には、他の抗癌剤、例えば、化学療法剤、抗増殖剤若しくは免疫調節剤、又は癌治療における補助剤、例えば免疫抑制剤若しくは抗炎症剤と組み合わせて用いられてもよい。
本発明の化合物の可能な組み合わせとしては、イブルチニブなどのBTK(ブルトン型チロシンキナーゼ)阻害剤、SYK阻害剤、PKC阻害剤、PI3K経路阻害剤、BCLファミリー阻害剤、JAK阻害剤、PIMキナーゼ阻害剤、リツキシマブ、又は他のB細胞抗原結合抗体、並びに免疫細胞リダイレクション(redirection)剤(例えば、ブリナツモマブ又はCAR T細胞)、並びにダラツマブ、抗PD1抗体、及び抗PD-L1抗体などの免疫調節剤が挙げられ得る。
本発明は、MALT1活性の阻害において使用するための、式(I)の化合物、又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態に関する。
本発明は、本明細書に記載の疾患の治療において使用するための、式(I)の化合物、又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態に関する。
本発明は、当該疾患を治療又は予防、特に治療するための、式(I)の化合物、又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態に関する。
本発明は、MALT1が媒介する疾患又は病態を治療又は予防、特に治療するための、式(I)の化合物、又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態に関する。
本発明は、MALT1を阻害するための医薬を製造するための、式(I)の化合物、又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態に関する。
本発明は、本明細書に記載の疾患病態のうちのいずれか1つを治療又は予防、特に治療するための医薬を製造するための、式(I)の化合物、又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態に関する。
本発明は、本明細書に記載の疾患病態のうちのいずれか1つを治療するための医薬を製造するための、式(I)の化合物、又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態に関する。
本発明は、本明細書に記載の疾患のうちのいずれか1つを治療又は予防するために、哺乳類、好ましくはヒトに投与することができる、式(I)の化合物、又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態に関する。
式(I)の化合物、又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、若しくは医薬的に許容される塩形態の有用性を考慮すると、本明細書に記載の疾患のうちのいずれか1つに罹患しているヒトを含む恒温動物を治療する方法、又はヒトを含む恒温動物が本明細書に記載の疾患のうちのいずれか1つに罹患にするのを予防する方法が提供される。
あるいは、式(1G)の化合物及びカリウムtert-ブトキシドなどの塩基で処理することにより、式(1F)のピラゾールエステルを式(I)の化合物に直接変換することができる。
アニリン(1G)をBOPなどのカップリング試薬、DIPEAなどの塩基、及びNMPなどの溶媒の存在下で式(2A)のアセト酢酸リチウムとカップリングさせて、式(2B)の化合物を得ることができる。次いで、式(2B)の化合物をTsOHなどの酸の存在下でDMF-DMA(2C)と反応させるか、又はAcOH中トリエトキシメタン(2D)と反応させて、式(2E)の化合物を得ることができる。次いで、式(2E)の化合物を式(1E)のヒドラジンで処理して、式(I)の化合物を得ることができる。
酸性条件下で亜硝酸ナトリウムで処理することを介して、式(3B)のアリール又はヘテロアリールアミンをアリール又はヘテロアリールジアゾニウム塩に変換することができる。この中間体を塩化スズ(II)又はアスコルビン酸などの還元剤を用いて還元して、式(1E)のヒドラジンを形成することができる。市販されていない式(3B)のアリール又はヘテロアリールアミンについては、水素及びPt/C又は他の従来のニトロ還元条件を用いて、ニトロアレーン又はヘテロニトロアレーン(3A)を還元することによって入手することができる(経路1)。
塩化物、臭化物、又はヨウ化物で置換されたアリール又はヘテロアリールを、キサントホスなどの配位子及びナトリウムtert-ブトキシドなどの塩基の存在下で、ベンゾフェノンヒドラジンとのパラジウム触媒バックワルド・ハートウィッグ(Buchwald Hartwig)カップリングに供して、式(3D)のヒドラジンを形成することができる。酸性加水分解により、式(1E)のヒドラジンを得ることができる(経路2)。
アリール又はヘテロアリールで置換されたボロン酸はまた、経路3に示される経路によって式(1E)の化合物の前駆体として作用することもできる。式(3E)のボロン酸を、ジ-tert-ブチルアゾジカルボキシレートへのCu2+触媒付加に供して、式(3F)の中間体を得ることができ、これを酸性条件下で脱保護して、式(1E)の化合物を得ることができる。ヒドラジン官能基に対してオルト又はパラ位に窒素原子を有する式(1E)のヘテロアリールヒドラジンは、ヒドラジン又はヒドラジン水和物でハロゲンを直接置換することを介して調製することができる(経路4)。あるいは、式(3H)のハロゲン化(ヘテロ)アレーンを、ヒドラジンとのパラジウム触媒クロスカップリングに供して、直接中間体(1E)を得ることもできる(経路5)。
t-ブタノール中塩基の存在下で酸5Aをジフェニルホスホリルアジドで処理して、t-ブトキシカルボニル保護アミノ化合物5Bを生成し、HCl又はTFAなどの酸性条件下で5Bを脱保護して、中間体1Gを得る。
エチル4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート(30g、162.9mmol)を、無水酢酸(50mL)中トリエトキシメタン(72.4g、488.8mmol)の溶液に添加した。混合物を135℃で18時間撹拌した。褐色の混合物を濃縮して、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(38g、97.1%)を褐色の油状物として得、これを更に精製することなく使用した。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.23-1.33(m,3H)1.40(dt,J=14.18,7.19Hz,3H)4.19-4.36(m,4H)7.66-7.87(m,1H)。
2,3-ジクロロ-5-ニトロピリジン(50g、259.08mmol)、1H-1,2,3-トリアゾール(19.683g、284.99mmol)、炭酸カリウム(46.549g、336.81mmol)、及びCH3CN(200mL)の混合物を40℃に加熱し、一晩撹拌した。酢酸エチル(500mL)を添加した。混合物を水(500mL×2)及びブライン(500mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固した。残留物をDCM(100mL)を用いて粉砕し、濾過し、固形物を回収して、化合物INT2A(40g、68%)をオフホワイトの固形物として得た。LC-MS:(ES、m/z):[M+1]+225.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 9.40(d,J=2.0Hz,1H),9.15(d,J=2.0Hz,1H),8.33(s,2H)。
3-クロロ-5-ニトロ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン、INT2A(20g、88.656mmol)、MeOH(500mL)、及びPt/C(2g、5%、0.513mmol)を1000mLの水素化ボトルに添加した。得られた混合物を、H2雰囲気(30psi)下で25℃で20時間撹拌した。懸濁液を珪藻土パッドを通して濾過し、濾過ケーキを酢酸エチル(100mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮乾固して粗生成物を得、これを分取逆相HPLC(0%→50%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含む水)により精製し、続いて、凍結乾固して、化合物INT2(10.4g、60%)をオフホワイトの固形物として得た。LC-MS:(ES、m/z):[M+1]+196.1;1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 8.05(s,2H),7.83(d,J=2.0Hz,1H),7.21(d,J=2.4Hz,1H),6.19(s,2H)。
アセトニトリル(225mL)中2-クロロ-5-ニトロピリジン-3-カルボニトリル(9.0g、49mmol)、2H-[1,2,3]トリアゾール(3.41mL、58.8mmol)、及び炭酸カリウム(20.32g、147mmol)の混合物を、30℃で2時間撹拌した。水及び酢酸エチルを添加し、有機相を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して粗生成物を得、これをジクロロメタン(30mL)と混合し、濾過して、純粋な5-ニトロ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル(8.3g、収率78.4%)を橙色の固形物として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.46(s,2H),9.45(d,J=2.5Hz,1H),9.61(d,J=2.5Hz,1H)。LC-MS m/z 217.0(M+H)+。
酢酸エチル(30mL)中5-ニトロ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3a(2.0g、9.25mmol)の溶液に、塩化スズ(II)二水和物(19.2g、92.5mmol、10当量)を3時間かけて3回に分けて添加し、混合物を室温で24時間撹拌した。混合物を水/NaHCO3に注ぎ、酢酸エチルで希釈した。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、次いで、MgSO4で乾燥させ、濾液を濃縮して、生成物と出発物質との混合物を得、これをエタノール(300mL)に取った。塩化スズ(II)二水和物(9.6g、46.25mmol、5当量)を添加した。この混合物を50℃に加熱し、48時間撹拌して反応を完了させた。混合物を水/NaHCO3に注ぎ、酢酸エチルで希釈した。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾液を濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO2、メタノール-ジクロロメタン勾配0%→10%)を精製に使用した。純粋画分を合わせ、濃縮して、純粋な5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(899mg、収率52%)を橙色の固形物として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.26(s,2 H),7.45(d,J=2.87Hz,1 H),8.09(d,J=2.65Hz,1 H),8.13(s,2 H)。LC-MS m/z 187.1(M+H)+。
(実施例1)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd1
A.エチル1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd1a
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.55g、6.46mmol)、(4-フルオロ-2-メチルフェニル)ヒドラジン(950mg、5.38mmol)、トリエチルアミン(0.749mL、5.38mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)により精製して、標題化合物(1.2g、71%)を褐色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:316.9。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.16(s,1H),7.27-7.21(m,1H),7.08-6.98(m,2H),4.39(d,J=7.2Hz,2H),2.04(s,3H),1.40(t,J=7.2Hz,3H)。
B.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd1
5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(148mg、0.759mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液、並びにエチル1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd1a(200mg、0.632mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、0℃のカリウムtert-ブトキシド(3.16mL、3.16mmol、THF中1M)からなる溶液に添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。水を得られた混合物に添加し、混合物を酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(42%→72%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(143.60mg、49%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:465.9。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.74(d,J=2.4Hz,1H),8.49(d,J=2.4Hz,1H),8.37(br.s.,1H),8.11(s,1H),7.94(s,2H),7.28-7.25(m,1H),7.11-7.00(m,2H),2.05(s,3H)。
(実施例2)
1-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd2
A.エチル1-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd2a
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.836g、3.48mmol)、(4-クロロ-2-メチルフェニル)ヒドラジン(560mg、2.90mmol)、トリエチルアミン(0.404mL、2.90mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを水(10mL)に添加した。得られた混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)により精製して、標題化合物(580mg、60%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:332.9。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.16(s,1H),7.35(s,1H),7.33-7.28(m,1H),7.19(d,J=8.4Hz,1H),4.39(q,J=7.2Hz,2H),2.04(s,3H),1.40(t,J=7.2Hz,3H)。
B.1-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd2
5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(176mg、0.902mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液、並びにエチル1-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd2a(200mg、0.601mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、0℃のカリウムtert-ブトキシド(3.01mL、3.01mmol、THF中1M)からなる溶液に添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。得られた混合物を水(5mL)に添加し、酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(45%→75%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾燥させて、標題化合物(172.30mg、59%)を褐色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:481.8。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.75(d,J=2.4Hz,1H),8.50(d,J=2.8Hz,1H),8.33(br.s.,1H),8.12(s,1H),7.94(s,2H),7.38(d,J=2.0Hz,1H),7.35-7.30(m,1H),7.22(d,J=8.4Hz,1H),2.05(s,3H)。
(実施例3)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド
A.エチル1-(3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd3a
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(2.3g、9.7mmol)、2-ヒドラジニル-3-メチルピリジン(1.0g、8.1mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)により精製して、標題化合物(1.1g、45%)を褐色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:300.0。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.44(dd,J=1.6,4.8Hz,1H),8.19(s,1H),7.78-7.73(m,1H),7.42(dd,J=4.8,8.0Hz,1H),4.39(q,J=7.2Hz,2H),2.17(s,3H),1.40(t,J=7.2Hz,3H)。
B.1-(3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd3b
水酸化リチウム水和物(126mg、3.01mmol)及び水(5mL)からなる溶液を、エチル1-(3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd3a(300mg、1.00mmol)及びエタノール(10mL)からなる溶液に添加した。得られた溶液を室温で16時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを水(3mL)に注ぎ、3N HClでpH5に酸性化した。得られた混合物を濾過し、濾過ケーキを3mLの水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(160mg、59%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:272.1。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ13.43(br.s.,1H),8.45(dd,J=1.2,4.8Hz,1H),8.31(s,1H),8.01(d,J=8.0Hz,1H),7.61(dd,J=4.8,8.0Hz,1H),2.11(s,3H)。
C.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd3
POCl3(95.0mg、0.619mmol)を、0℃の1-(3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd3b(140mg、0.516mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(121mg、0.619mmol)、及びピリジン(5mL)からなる溶液に滴下した。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3(10mL)を得られた混合物に添加し、混合物を酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=3:1)により精製して、まだ不純である生成物(200mg)を得た。生成物を分取HPLC(30%→60%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により更に精製し、凍結乾燥させて、標題化合物(120.3mg、52%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:448.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.20(br.s.,1H),8.84(d,J=2.4Hz,1H),8.66(d,J=2.4Hz,1H),8.51-8.47(m,2H),8.18(s,2H),8.04(d,J=7.6Hz,1H),7.63(dd,J=4.8,7.6Hz,1H),2.16(s,3H)。
(実施例4)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd4
A.エチル1-(ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd4a
4-ヒドラジニルピリジンヒドロクロリド(1.00g、6.87mmol)、トリエチルアミン(0.690g、6.87mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.65g、6.87mmol)、及びエタノール(12mL)からなる混合物を80℃で1時間撹拌した。次いで、混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して残留物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=8:1)により精製して、標題化合物(215mg、11%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:285.8。
B.1-(ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd4b
エチル1-(ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd4b(210mg、0.740mmol)、水酸化ナトリウム(2.21mL、2.21mmol、1M)、及びエタノール(2mL)からなる混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を1M HClでpH6に中和し、酢酸エチル(40mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾液を減圧下で濃縮乾固して、標題化合物(180mg、粗製物)を得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:257.7。
C.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd4
POCl3(0.1mL)を、0℃の1-(ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd4b(140mg、0.540mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(106mg、0.540mmol)、及びピリジン(4mL)からなる混合物に滴下した。混合物を0℃で1時間撹拌した後、飽和NaHCO3でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮乾固して、残留物を得、これを分取TLC(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)により精製して、まだ不純である生成物(80mg)を得た。クロマトグラフィー後の生成物(80mg)を分取HPLC(28%→58%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾燥させて、標題化合物(50mg、21%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:434.9。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.85(d,J=6.4Hz,2H),8.74(d,J=2.4Hz,1H),8.50(d,J=1.6Hz,1H),8.13(s,1H),8.11(s,1H),7.95(s,2H),7.48(d,J=6.0Hz,2H)。
(実施例5)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-フェニル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd5
A.エチル1-フェニル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd5a
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(9.97g、41.5mmol)、フェニルヒドラジン(5.00g、34.6mmol)、トリエチルアミン(4.81mL、34.6mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを水(10mL)に添加した。得られた混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)により精製して、標題化合物(5g、50%)を褐色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:284.9。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.12(s,1H),7.56-7.48(m,3H),7.47-7.39(m,2H),4.39(q,J=7.2Hz,2H),1.40(t,J=7.2Hz,3H)。
B.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-フェニル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd5
5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(206mg、1.06mmol)及びTHF(1.5mL)からなる溶液、並びにエチル1-フェニル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd5(300mg、1.06mmol)、及びTHF(1.5mL)からなる溶液を、0℃のカリウムtert-ブトキシド(130mg、1.16mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液に添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。得られた混合物を水(10mL)に添加し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(40%→70%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾燥させて、標題化合物(117.60mg、26%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:433.9。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.75(d,J=2.4Hz,1H),8.49(d,J=2.4Hz,1H),8.31(br.s.,1H),8.07(s,1H),7.94(s,2H),7.58-7.51(m,3H),7.49-7.42(m,2H)。
(実施例6)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-フルオロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd6
A.3-フルオロ-4-ヒドラジニルピリジン、cpd6a
4-クロロ-3-フルオロピリジン(3.00g、22.8mmol)及びヒドラジン水和物(30mL、50重量%)からなる混合物を90℃で2時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾液を減圧下で濃縮乾固して、標題化合物(3g、粗製物)を得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.99(d,J=4.0Hz,1H),7.96(d,J=5.2Hz,1H),7.69(br s,1H),7.01(dd,J=5.6,7.6Hz,1H),4.24(br s,2H)。
B.エチル1-(3-フルオロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd6b
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(4.41g、18.3mmol)、3-フルオロ-4-ヒドラジニルピリジン、cpd6a(3.00g、18.3mmol)、及びエタノール(40mL)からなる混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、残留物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)により精製して、部分的に精製された標題化合物(3g、54%)を得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。
C.1-(3-フルオロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd6c
エチル1-(3-フルオロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd6b(500mg、1.65mmol)、水酸化ナトリウム(5mL、4.95mmol、1M)、及びエタノール(4mL)からなる混合物を室温で4時間撹拌した。混合物を1M HClで中和し、酢酸エチル(40mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾液を減圧下で濃縮乾固して、標題化合物(423mg、粗製物)を得、これを精製することなく次の工程に使用した。
D.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-フルオロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd6
POCl3(268mg、1.74mmol)を、0℃の1-(3-フルオロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd6c(400mg、1.45mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(310mg、1.45mmol)、及びピリジン(5mL)からなる混合物に添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(34%→44%(v/v)ACN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾燥させて、標題化合物(221.20mg、33%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:452.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.25(br.s.,1H),9.01(d,J=1.6Hz,1H),8.84(d,J=2.0Hz,1H),8.77(d,J=4.8Hz,1H),8.66(d,J=2.4Hz,1H),8.63(s,1H),8.20(s,2H),7.97-7.91(m,1H)。
(実施例7)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd7
A.エチル1-(5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd7a
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(2.15g、8.97mmol)、5-フルオロ-2-ヒドラジニルピリジン(950mg、7.47mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)により精製して、標題化合物(2.2g、97%)を褐色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:304.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.65(d,J=2.8Hz,1H),8.34(s,1H),8.13-8.08(m,1H),7.91(dd,J=4.0,8.8Hz,1H),4.32(q,J=7.2Hz,2H),1.30(t,J=7.2Hz,3H)
B.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd7
5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(242mg、1.24mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液、並びにエチル1-(5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd7a(250mg、0.825mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、0℃のカリウムtert-ブトキシド(2.47mL、2.47mmol、THF中1M)からなる溶液に添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。水(5mL)を得られた混合物に添加し、それを酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(43%→53%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(151.10mg、40%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:453.0。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.71(d,J=2.4Hz,1H),8.48(d,J=2.4Hz,1H),8.42(d,J=2.8Hz,1H),8.29(br.s.,1H),8.06(s,1H),7.94(s,2H),7.76-7.71(m,1H),7.70-7.64(m,1H)。
(実施例8)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd8
A.エチル1-(ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd8a
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(5.3g、22mmol)、2-ヒドラジニルピリジン(2.0g、18mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)により精製して、標題化合物(4.2g、80%)を褐色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:286.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.66-8.60(m,1H),8.36(s,1H),8.20-8.13(m,1H),7.82(dd,J=0.8,8.0Hz,1H),7.70-7.62(m,1H),4.39-4.30(m,2H),1.32(t,J=7.2Hz,3H)
B.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd8
5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(309mg、1.58mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液、並びにエチル1-(ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd8a(300mg、1.05mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、0℃のカリウムtert-ブトキシド(1.58mL、1.58mmol、THF中1M)からなる溶液に添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。水(5mL)を得られた混合物に添加し、それを酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(30%→60%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(97.20mg、21%)を褐色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:434.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.29(br.s.,1H),8.82(d,J=2.4Hz,1H),8.66-8.60(m,2H),8.45(s,1H),8.21-8.12(m,3H),7.85(d,J=8.0Hz,1H),7.67-7.62(m,1H)。
(実施例9)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピラジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd9
A.エチル1-(ピラジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd9a
2-ヒドラジノピラジン(500mg、2.73mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(849mg、3.01mmol)、及びEtOH(5mL)の混合物を90℃に加熱し、20時間撹拌した後、室温に冷却した。混合物を減圧下で蒸発させて黄色の油状物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=40:60)により精製した。標題化合物(610mg、78%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:287.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.14(d,J=1.2Hz,1H),8.93(d,J=2.4Hz,1H),8.75(d,J=2.4Hz,1H),8.43(s,1H),4.34(q,J=6.8Hz,2H),1.31(t,J=6.8Hz,3H)。
B.1-(ピラジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd9b
エチル1-(ピラジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd9a(200mg、0.699mmol)、水酸化リチウム(50.2mg、2.10mmol)、MeOH(1mL)、THF(1mL)、及びH2O(1mL)の混合物を室温で20時間撹拌した。次いで、6N HCl水溶液を用いて混合物のpHをpH2に調整した。有機溶媒を減圧下で除去した。残留物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。有機層を合わせ、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を蒸発させて、標題化合物(191mg、85%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:258.9。
C.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピラジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd9
オキシ塩化リン(0.069mL、0.74mmol)を、1-(ピラジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd9b(160mg、0.116mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(121mg、0.620mmol)、及びピリジン(2mL)からなる溶液に滴下した。混合物を0℃で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮乾固して粗生成物を得、これをPhenomenex Gemini 150×25mm×10μm(溶出液:塩基性水中CH3CN(0.05%NH3・H2O)37%→67%、v/v)で分取高速液体クロマトグラフィーによって精製した。純粋画分を回収し、減圧下で揮発物を除去した。残留物を水(10mL)に再懸濁させ、得られた混合物を凍結乾固して、溶媒残留物を完全に除去して、標題化合物(51.70mg、19%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:435.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.36(br s,1H),9.22(d,J=1.2Hz,1H),8.93(d,J=2.4Hz,1H),8.83(d,J=2.4Hz,1H),8.77(dd,J=1.2,2.4Hz,1H),8.65(d,J=2.4Hz,1H),8.55(s,1H),8.19(s,2H)。
(実施例10)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリミジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd10
A.エチル1-(ピリミジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd10a
2-ヒドラジノピリミジン(500mg、2.73mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(849mg、3.01mmol)、及びEtOH(5mL)の混合物を90℃に加熱し、20時間撹拌した後、室温に冷却した。混合物を減圧下で蒸発させて黄色の油状物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=40:60)により精製して、黄色の固形物(620mg、79%)を得た。粗生成物(250mg)をフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=40:60)により更に精製して、標題化合物(217.30mg、84%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:287.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.09(d,J=4.4Hz,2H),8.39(s,1H),7.85-7.82(m,1H),4.34(q,J=6.8Hz,2H),1.31(t,J=6.8Hz,3H)。
B.1-(ピリミジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd10b
エチル1-(ピリミジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd10a(200mg、0.699mmol)、水酸化リチウム(50.2mg、2.10mmol)、MeOH(1mL)、THF(1mL)、及びH2O(1mL)の混合物を室温で20時間撹拌した。次いで、6N HCl水溶液を用いて混合物のpHをpH2に調整した。有機溶媒を減圧下で除去した。残留物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。有機層を合わせ、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を蒸発させて、標題化合物(190mg、84%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:258.9。
C.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリミジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd10
オキシ塩化リン(0.069mL、0.74mmol)を、1-(ピリミジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd10b(160mg、0.620mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン(121mg、0.620mmol)、及びピリジン(2mL)からなる溶液に滴下した。混合物を0℃で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(塩基性水(0.05%NH3・H2O)中CH3CN、30%→60%、v/v)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(75.00mg、28%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:435.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.32(br s,1H),9.10(d,J=5.2Hz,2H),8.83(d,J=2.4Hz,1H),8.65(d,J=2.4Hz,1H),8.50(s,1H),8.20(s,2H),7.84-7.82(m,1H)。
(実施例11)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-シアノピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd11
A.エチル1-(5-シアノピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd11a
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(2.04g、8.50mmol)、6-ヒドラジニルニコチノニトリル(950mg、7.08mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)により精製して、標題化合物(1.9g、86%)を褐色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:311.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.17-9.07(m,1H),8.68(dd,J=2.4,8.4Hz,1H),8.44(s,1H),8.10-8.05(m,1H),4.34(q,J=7.2Hz,2H),1.32(t,J=7.2Hz,3H)。
B.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-シアノピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd11
トリメチルアルミニウム(0.725mL、1.45mmol、トルエン中2M)を、N2下でエチル1-(5-シアノピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd11a(300mg、0.967mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(284mg、1.45mmol)、及びトルエン(5mL)からなる溶液に添加し、得られた溶液を16時間還流させた。得られた混合物を水(10mL)に添加し、酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(35%→55%(v/v)CH3CN及び10mM NH4HCO3を含むH2O)により精製し、凍結乾固して、まだ不純である生成物(160mg)を得た。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)により精製して、標題化合物(92.40g、21%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:459.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.38(br.s.,1H),9.13(d,J=1.6Hz,1H),8.81(d,J=2.4Hz,1H),8.67(dd,J=2.4,8.4Hz,1H),8.63(d,J=2.4Hz,1H),8.53(s,1H),8.19(s,2H),8.13(d,J=8.4Hz,1H)。
(実施例12)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd12
A.エチル1-(ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd12a
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.32g、5.49mmol)、3-ヒドラジニルピリジン(1.00g、5.49mmol)、トリエチルアミン(1.11g、11.0mmol)、及びエタノール(5mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:0→80:20)により精製して、標題化合物(550mg、35%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:286.0。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.81(br s,2H),8.17(s,1H),7.80(d,J=8.0Hz,1H),7.56-7.45(m,1H),4.39(q,J=7.2Hz,2H),1.39(t,J=7.2Hz,3H)。
B.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd12
5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(137mg、0.701mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、0℃のTHF中1Mカリウムtert-ブトキシド(2.10mL、2.10mmol)に添加し、次いで、エチル1-(ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd12a(200mg、0.701mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(30%→60%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(154.30mg、51%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:434.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.84-8.83(m,3H),8.65(d,J=2.4Hz,1H),8.50(s,1H),8.22-8.16(m,2H),8.14-8.09(m,1H),7.71(dd,J=5.2,8.4Hz,1H)。
(実施例13)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-メトキシピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd13
A.5-ヒドラジニル-2-メトキシピリジン、cpd13a
水(1mL)中亜硝酸ナトリウム(834mg、12.1mmol)からなる溶液を、-10℃~0℃の6-メトキシピリジン-3-アミン(1.00g、8.06mmol)及び濃HCl水溶液(5mL)からなる溶液に滴下した。混合物を-10℃~0℃で1.5時間撹拌した。SnCl2・2H2O(3.64g、16.1mmol)及び濃HCl水溶液(1mL)からなる溶液を-10℃~0℃で滴下し、次いで、混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を、0℃の4M NaOH水溶液でpH10に塩基性化し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥させた。抽出物を減圧下で濃縮乾固して、標題化合物(700mg、粗製物)を得、これを精製することなく次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:140.2。
B.エチル1-(6-メトキシピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、13b
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(793mg、3.30mmol)、5-ヒドラジニル-2-メトキシピリジン、cpd13a(700mg、3.30mmol)、トリエチルアミン(668mg、6.60mmol)、及びエタノール(5mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:0→70:30)により精製して、標題化合物(750mg、72%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:316.0。
C.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-メトキシピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd13
5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(124mg、0.634mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、0℃のTHF中1Mカリウムtert-ブトキシド(1.90mL、1.90mmol)に添加し、次いで、エチル1-(6-メトキシピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd13a(200mg、0.634mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(42%→72%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製して、標題化合物(148.50mg、50%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:464.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.24(br s,1H),8.83(d,J=2.4Hz,1H),8.65(d,J=2.4Hz,1H),8.46-8.41(m,2H),8.19(s,2H),7.98(dd,J=2.8,8.8Hz,1H),7.07(d,J=8.8Hz,1H),3.96(s,3H)。
(実施例14)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メトキシピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd14
A.ジ-tert-ブチル1-(2-メトキシピリジン-3-イル)ヒドラジン-1,2-ジカルボキシレート、cpd14a
2-メトキシピリジン-3-ボロン酸(1.00g、6.54mmol)、ジ-tert-ブチルアゾジカルボキシレート(1.51g、6.54mmol)、酢酸銅(ii)(39.2mg、0.216mmol)、及びMeOH(10mL)の混合物を60℃に加熱し、1時間撹拌した後、室温に冷却した。混合物を減圧下で濃縮して黄色の固形物を得、これをMTBE(100mL)に溶解させ、飽和NaHCO3水溶液(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄した。有機層を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、標題化合物(2.2g、99%)を黄色の油状物として得、これを次の工程にそのまま使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:340.1。
B.3-ヒドラジニル-2-メトキシピリジンジヒドロクロリド、cpd14b
1,4-ジオキサン中塩化水素(6mL、4M、24mmol)を、ジ-tert-ブチル1-(2-メトキシピリジン-3-イル)ヒドラジン-1,2-ジカルボキシレート、cpd14a(1.00g、2.95mmol)及び1,4-ジオキサン(6mL)からなる溶液に添加した。混合物を室温で2日間撹拌した後、減圧下で濃縮して、粗生成物(510mg、82%)を黄色の固形物として得、これを次の工程にそのまま使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:140.1。
C.エチル1-(2-メトキシピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd14c
3-ヒドラジニル-2-メトキシピリジンジヒドロクロリド、cpd14b(510mg、2.41mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(747mg、2.65mmol)、トリエチルアミン(1.00mL、7.21mmol)、及びEtOH(10mL)の混合物を90℃に加熱し、20時間撹拌した後、室温に冷却した。混合物を減圧下で蒸発させて黄色の油状物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:50)により精製して、標題化合物(350mg、46%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:316.0。
D.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メトキシピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd14
5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(93.1mg、0.476mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、0℃のTHF中1Mカリウムtert-ブトキシド(1.43mL、1.43mmol)に添加し、次いで、エチル1-(2-メトキシピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd14c(150mg、0.476mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(40%→70%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(73.3mg、32%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:464.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.18(br.s.,1H),8.84(d,J=2.4Hz,1H),8.65(d,J=2.4Hz,1H),8.49(s,1H),8.43(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),8.19(s,2H),8.06(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),7.26(dd,J=5.2,7.6Hz,1H),3.90(s,3H)。
(実施例15)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリミジン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd15
A.ジ-tert-ブチル1-(ピリミジン-5-イル)ヒドラジン-1,2-ジカルボキシレート、cpd15a
ピリミジン-5-イルボロン酸(1.00g、8.07mmol)、ジ-tert-ブチルジアゼン-1,2-ジカルボキシレート(1.86g、8.07mmol)、酢酸銅(II)(147mg、0.807mmol)、及びメタノール(5mL)からなる混合物を60℃で1時間撹拌した後、室温に冷却し、減圧下で濃縮し、水(10mL)で洗浄し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、標題化合物(1.8g、粗製物)を得、これを精製することなく次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:311.0。
B.5-ヒドラジニルピリミジンジヒドロクロリド、cpd15b
ジ-tert-ブチル1-(ピリミジン-5-イル)ヒドラジン-1,2-ジカルボキシレート、cpd15a(1.8g、5.8mmoL)、1,4-ジオキサン中4M HCl(12mL)、及び1,4-ジオキサン(12mL)からなる溶液を室温で16時間撹拌した。懸濁液を濾過し、残留物を酢酸エチル(10mL×2)で洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(1.00g、粗製物)を得、これを精製することなく次の工程に使用した。
C.エチル1-(ピリミジン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd15c
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(656mg、2.73mmol)、5-ヒドラジニルピリミジンジヒドロクロリド、cpd15b(500mg、2.73mmol)、トリエチルアミン(553mg、5.46mmol)、及びエタノール(5mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:0→70:30)により精製して、標題化合物(130mg、17%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:286.9。
D.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリミジン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd15
5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(75.2mg、0.384mmol)及びTHF(0.5mL)からなる溶液を、0℃のTHF中1Mカリウムtert-ブトキシド(1.15mL、1.15mmol)に添加し、次いで、エチル1-(ピリミジン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd15c(110mg、0.384mmol)及びTHF(0.5mL)からなる溶液を添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(32%→42%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(82.10mg、48%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:435.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.46(s,1H),9.21(s,2H),8.84(d,J=2.0Hz,1H),8.66(d,J=2.4Hz,1H),8.58(s,1H),8.19(s,2H)。
(実施例16)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd16
A.ジ-tert-ブチル1-(5-メチルピリジン-3-イル)ヒドラジン-1,2-ジカルボキシレート、cpd16a
(5-メチルピリジン-3-イル)ボロン酸(1.5g、11mmol)、ジ-tert-ブチルジアゼン-1,2-ジカルボキシレート(2.5g、11mmol)、酢酸銅(ll)(66mg、0.36mmol)、及びMeOH(10mL)からなる混合物を5~10mLのマイクロ波管に加え、60℃で1時間撹拌した。有機層を減圧下で濃縮乾固して、残留物を得、これを酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)により精製して、標題化合物(2.4g、34%)を白色の固形物として得た。LC-MS(ESI)m/z M+1:323.9。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.49(br.s.,1H),8.22(s,1H),7.72-7.53(m,1H),6.99-6.87(m,1H),2.33(s,3H),1.50(s,18H)。
B.3-ヒドラジニル-5-メチルピリジンジヒドロクロリド、cpd16b
1,4-ジオキサン中HCl(15mL、4M)を、ジ-tert-ブチル1-(5-メチルピリジン-3-イル)ヒドラジン-1,2-ジカルボキシレート、cpd16a(2.4g、7.4mmol)及び1,4-ジオキサン(15mL)からなる溶液に添加し、得られた混合物を室温で16時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮乾固して、化合物(1.5g、粗製物)を得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.65(br.s.,1H),8.38-8.30(m,2H),7.94(s,1H),2.41(s,3H)。
C.エチル1-(5-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd16c
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(2.1g、8.6mmol)、3-ヒドラジニル-5-メチルピリジンジヒドロクロリド、cpd16b(1.4g、7.1mmol)、トリエチルアミン(2.0mL、14mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを水(10mL)に添加し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)により精製して、標題化合物(900mg、42%)を明黄色の固形物として得た。LC-MS(ESI)m/z M+1:300.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.65(s,1H),8.59(d,J=2.0Hz,1H),8.37(s,1H),7.93(s,1H),4.33(q,J=7.2Hz,2H),2.42(s,3H),1.31(t,J=7.2Hz,3H)。
D.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd16
5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(245mg、1.25mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液、並びにエチル1-(5-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd16c(250mg、0.835mmol)及びTHF(1mL)からなる溶液を、0℃でカリウムtert-ブトキシド(2.51mL、2.51mmol、THF中1M)からなる溶液に添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌した。得られた混合物を水(5mL)で処理し、酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(30%→60%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(203.90mg、54%)を褐色の固形物として得た。LC-MS(ESI)m/z M+1:448.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.83(d,J=2.0Hz,1H),8.67(d,J=1.2Hz,1H),8.65(d,J=2.4Hz,1H),8.61(d,J=2.4Hz,1H),8.49(s,1H),8.18(s,2H),7.93(s,1H),2.43(s,3H)。
(実施例17)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-シアノピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd17
A.ジ-tert-ブチル1-(5-シアノピリジン-3-イル)ヒドラジン-1,2-ジカルボキシレート、cpd17a
(5-シアノピリジン-3-イル)ボロン酸(2.00g、13.5mmol)、ジ-tert-ブチルジアゼン-1,2-ジカルボキシレート(3.11g、13.5mmol)、酢酸銅(II)(245mg、1.35mmol)、及びメタノール(10mL)からなる混合物を、60℃で1時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:0→70:30)により精製して、標題化合物(1.6g、35%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:335.0。
B.5-ヒドラジニルニコチノニトリルジヒドロクロリド、cpd17b
ジ-tert-ブチル1-(5-シアノピリジン-3-イル)ヒドラジン-1,2-ジカルボキシレート、cpd17a(1.6g、4.79mmoL)、1,4-ジオキサン中4M HCl(12mL)、及び1,4-ジオキサン(10mL)からなる溶液を室温で16時間撹拌した。懸濁液を濾過し、残留物を減圧下で乾燥させて粗生成物(1.00g、粗製物)を得、これを精製することなく次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:135.1。
C.エチル1-(5-シアノピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(580mg、2.42mmol)、5-ヒドラジニルニコチノニトリルジヒドロクロリド、cpd17b(500mg、2.42mmol)、トリエチルアミン(489mL、4.83mmol)、及びエタノール(10mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:0→70:30)により精製して、標題化合物(420mg、56%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:310.9。
D.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-シアノピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd17
トルエン中2M AlMe3(0.363mL、0.725mmol)を、N2雰囲気下で5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(94.6mg、0.484mmol)、エチル1-(5-シアノピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd17c(150mg、0.484mmol)、及びトルエン(5mL)からなる溶液に添加した。得られた混合物を16時間還流させた後、室温に冷却した。得られた混合物を水(10mL)でクエンチし、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(35%→65%(v/v)CH3CN及び0.05%NH3を含むH2O)により精製し、次いで凍結乾固して、標題化合物(108.10mg、48%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:459.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.30(d,J=2.0Hz,1H),9.17(d,J=2.4Hz,1H),8.86-8.81(m,2H),8.66(d,J=2.4Hz,1H),8.57(s,1H),8.19(s,2H)。
(実施例18)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd18
4mLのバイアルに、4-フルオロフェニルヒドラジンヒドロクロリド(52mg、0.32mmol)、THF、及びTHF中1Mカリウムtert-ブトキシド(0.35mL、0.354mmol)を仕込み、室温で~5分間撹拌した。次いで、反応物を、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.06mL、0.309mmol)及び無水硫酸カルシウム(234mg、1.719mmol)で処理し、70℃で10分間撹拌した。次いで、反応物を室温に冷却し、THF中1Mカリウムtert-ブトキシド(0.48mL、0.485mmol)及び5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(65.1mg、0.332mmol)で処理し、次いで、室温で40分間撹拌した。次いで、反応物を5M NH4Cl及びEtOAc(それぞれ1mL)で分液し、琥珀色の有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮した。残留物を12g Silicycle HPカラム(25CVにわたって10→100% EtOAc)でフラッシュクロマトグラフィーに供して化合物、cpd18(32.2mg、アリールヒドラジンHClから22%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.77(d,J=2.02Hz,1H),8.50(d,J=2.02Hz,1H),8.09(s,1H),7.93-7.97(m,3H),7.44-7.50(m,2H),7.21-7.26(m,2H);MS m/e 452.3(M+H)。
(実施例19)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-シアノフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd19
4mLのバイアルに、4-シアノフェニルヒドラジンヒドロクロリド(52.5mg、0.31mmol)、THF(0.62mL、0.5M、0.31mmol)、及びTHF中1Mカリウムtert-ブトキシド(0.34mL、0.343mmol)を仕込み、室温で10分間撹拌した。次いで、反応物をエチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.06mL、1.235g/mL、0.309mmol)で処理し、20分間撹拌した。次いで、反応物を無水硫酸カルシウム(白色ドライエライト、8メッシュ)(204mg、1.498mmol)で処理し、混合物を室温で10分間撹拌した後、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(60.7mg、0.309mmol)及びTHF中1Mカリウムtert-ブトキシド(0.46mL、0.464mmol)で処理し、得られた濃い色の液状物を空気下で30分間撹拌した。次いで、反応物を5M NH4Cl及びEtOAc(それぞれ1mL)で分液し、有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮して、133mgの透明な濃い琥珀色の油状物を得た。これを12g Silicycle HPカラム(25CVにわたって10→100% EtOAc/ヘプタン)でフラッシュクロマトグラフィーに供して、オフホワイトの泡状物として化合物、cpd19(41.4mg、アリールヒドラジンHClから29%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.76(d,J=2.53Hz,1H),8.50(d,J=2.53Hz,1H),8.14(s,1H),7.86-7.96(m,5H),7.65(d,J=8.59Hz,2H);MS m/e 459.1(M+H)。
(実施例20)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd20
4-シアノフェニルヒドラジンヒドロクロリドの代わりに3-フルオロフェニルヒドラジンヒドロクロリド(51.4mg、0.316mmol)を使用したことを除いて、実施例19について記載したとおり調製して、化合物cpd20を白色の泡状物として得た(44.8mg、31%アリールヒドラジンHCl)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.78(d,J=2.53Hz,1H),8.51(d,J=2.53Hz,1H),8.10(s,1H),7.96(s,2H),7.90(s,1H),7.54(dt,J=6.06,8.08Hz,1H),7.28-7.33(m,2H),7.23-7.26(m,1H);MS m/e 452.1(M+H)。
(実施例21)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-シアノフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd21
4-シアノフェニルヒドラジンヒドロクロリドの代わりに3-シアノフェニルヒドラジンヒドロクロリド(72.3mg、0.426mmol)を使用したことを除いて、実施例19について記載したとおり調製した。分取HPLC(10→90% CH3CN勾配、全体を通して0.1% TFAを含む)で更に精製し、続いて、凍結乾燥させ、pH8.5で中和し、DCMで抽出し、乾燥させた有機層を濃縮して、化合物、cpd21を白色の固形物(15.8mg、アリールヒドラジンHClから11%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.76(d,J=2.53Hz,1H),8.51(d,J=2.53Hz,1H),8.13(s,1H),7.95(s,2H),7.84-7.90(m,2H),7.82(s,1H),7.68-7.78(m,2H);MS m/e 459.1(M+H)。
(実施例22)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd22
A.2-ヒドラジニル-4-メチルピリジン、cpd22a
撹拌棒の入った2~5mLの容量のBiotageマイクロ波バイアルに、2-フルオロ-4-メチルピリジン(201.3mg、1.81mmol)及びヒドラジン(0.57mL、18.2mmol)を仕込んだ。得られた無色透明な液状物をアルゴンで4回排気/フラッシングし、150℃で10分間撹拌した後、アルゴン流下150℃で濃縮して、オフホワイトのわずかに半透明の液状物を得た。これを室温に冷却し、トルエン(2mL)及び水(0.1mL)で分液し、有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮して、標題化合物をベージュ色の固形物(162mg、73%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.00(d,J=6.06Hz,1H),6.52(m,2H),5.72(br s,1H),3.80(br s,2H),2.27(s,3H)。
B.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd22
4mLのバイアルに、2-ヒドラジニル-4-メチルピリジン、cpd22a(33.6mg、0.273mmol)、THF(0.39mL)、及びTHF中エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.55mL、0.5M、0.275mmol)を仕込み、反応物を室温で10分間、次いで、70℃で90分間撹拌した。次いで、反応物に硫酸カルシウム(白色ドライエライト、8メッシュ)(196mg、1.44mmol)を充填し、70℃で10分間撹拌した。次いで、反応物を室温に冷却し、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(53.6mg、0.273mmol)及びカリウムtert-ブトキシド(0.41mL、0.41mmol、THF中1M)で処理し、得られた濃い色の反応物を室温で30分間撹拌した。次いで、反応物を5M NH4Cl及びEtOAc(それぞれ1mL)で分液し、有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮した。112mgの残留物を、12g Silicycle HPカラム(25CVにわたってヘプタン中10→100% EtOAc)でフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、3モル%の5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(39.9mg、33%)が夾雑している標題化合物を得た。これを、同様に夾雑している8mgの前のバッチと合わせ(合計48mg)、既に述べたとおりフラッシュカラムクロマトグラフィーによって再精製して、標題化合物をオフホワイトの固形物(39.2mg、32%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.77(s,1H),8.67(d,J=2.53Hz,1H),8.44(s,1H),8.39(d,J=5.30Hz,1H),8.00(s,1H),7.92(s,2H),7.47(s,1H),7.24-7.26(m,1H),2.47(s,3H);MS m/e 449.1(M+H)。
(実施例23)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd23
A.2-ヒドラジニル-5-メチルピリジン、cpd23a
2-フルオロ-4-メチルピリジンの代わりに2-フルオロ-5-メチルピリジン(206.1mg、1.855mmol)を使用して、2-ヒドラジニル-4-メチルピリジン、cpd22aについて記載したとおり調製した。
B.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd23
2-ヒドラジニル-4-メチルピリジン、cpd22aの代わりに2-ヒドラジニル-5-メチルピリジン、cpd23a(45mg、0.365mmol)を使用したことを除いて、N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd22について記載したとおり調製して、2.5モル%の5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2が夾雑している標題化合物を得た。
2本の12g Silicycleカラム(25CVにわたってヘプタン中25→75%アセトン、及び1:1の定組成アセトン/ヘプタン)でフラッシュクロマトグラフィーより更に精製して、標題化合物を白色の固形物(46.9mg、29%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.76(d,J=2.02Hz,1H),8.50(d,J=2.53Hz,1H),8.41(d,J=1.52Hz,1H),8.09(s,1H),7.96(s,2H),7.84(s,1H),7.76(dd,J=1.52,8.08Hz,1H),7.59(d,J=8.08Hz,1H),2.47(s,3H);MS m/e 449.3(M+H)。
(実施例24)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd24
A.2-ヒドラジニル-6-メチルピリジン、cpd24a
2-フルオロ-4-メチルピリジンの代わりに2-フルオロ-6-メチルピリジン(201.1mg、1.81mmol)を使用して、2-ヒドラジニル-4-メチルピリジン、cpd22aについて記載したとおり調製した。
B.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd24b
2-ヒドラジニル-4-メチルピリジン、cpd22aの代わりに2-ヒドラジニル-6-メチルピリジン、cpd24a(47.1mg、0.382mmol)を使用したことを除いて、N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd22について記載したとおり調製して、少量の5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2が夾雑している標題化合物を得た。
2本の12g Silicycleカラム(25CVにわたってヘプタン中25→75%アセトン、及び1:1の定組成アセトン/ヘプタン)でフラッシュクロマトグラフィーより更に精製して、標題化合物を白色の固形物(35.7mg、21%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.75(d,J=2.02Hz,1H),8.49(d,J=2.02Hz,1H),8.08(s,1H),7.95(s,2H),7.77-7.93(m,2H),7.51(d,J=7.82Hz,1H),7.29-7.36(m,1H),2.62(s,3H);MS m/e 449.3(M+H)。
(実施例25)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(ジフルオロメチル)-1-(ピリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cod25
8mLのバイアルに、5-(ジフルオロメチル)-1-(ピリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(Enamine、カタログ番号EN300-185785)(55mg、0.23mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(59.1mg、0.302mmol)、CH2Cl2(3mL)、及びピリジン(0.11mL、1.37mmol)を仕込み、得られた混合物を、室温で15秒間にわたってシリンジを介して滴下したオキシ塩化リン(0.063mL、0.69mmol)で処理した。反応物を室温で一晩(14時間)撹拌し、得られた均質な黄色の液状物を5M K2CO3(合計約1mL;最終pH>8)で少しずつクエンチした。水層をDCM(1×3mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮して、約120mgの油状物を得た。これを、12g Silicycle HPカラム(未希釈EtOAc;10CV)でフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を白色の固形物(45.9mg、48%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.81-8.85(m,2H),8.71(d,J=2.53Hz,1H),8.55(d,J=2.53Hz,1H),8.17(s,1H),8.02-8.13(m,1H),7.96(s,2H),7.45-7.75(m,3H);MS m/e 417.1(M+H)。
(実施例26)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-フルオロ-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド
5-(ジフルオロメチル)-1-(ピリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸の代わりに5-フルオロ-1-フェニルピラゾール-4-カルボン酸(Enamine、カタログ番号EN300-211840)(101.7mg、0.493mmol)を使用して、本質的にN-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(ジフルオロメチル)-1-(ピリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、化合物25について記載したとおり調製した。フラッシュクロマトグラフィー(15CVにわたってヘプタン中30%→80% EtOAc)により精製して、標題化合物を白色の固形物(39.8mg、21%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.71(d,J=2.53Hz,1H),8.51(d,J=2.02Hz,1H),8.09(d,J=3.03Hz,1H),7.86-7.98(m,3H),7.63-7.70(m,2H),7.51-7.59(m,2H),7.44-7.49(m,1H);MS m/e 384.1(M+H)。
(実施例27)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(p-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd27
4mLのバイアルに、4-トリルヒドラジンヒドロクロリド(51.9mg、0.327mmol)、THF(0.65mL)、カリウムtert-ブトキシド(0.33mL、0.33mmol、THF中1M)を仕込み、得られたスラリーを室温で10分間撹拌した。次いで、反応物を、THF中エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.66mL、0.5M、0.33mmol)で処理し、混合物を室温で10分間及び70℃で10分間撹拌した。次いで、スラリーを室温に冷却し、硫酸カルシウム(白色ドライエライト、8メッシュ)(185mg、1.359mmol)で処理し、70℃で10分間撹拌した。次いで、反応物を室温に冷却し、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(64.7mg、0.329mmol)で処理し、1分間撹拌した後、室温においてカリウムtert-ブトキシド(0.49mL、0.495mmol、THF中1M)で一度に処理し、得られた濃い色の反応物を1.5時間撹拌した。次いで、反応物を5M NH4Cl及びEtOAc(それぞれ1mL)で分液し、有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濾液を濃縮した。残留物を、12g Silicycle HPカラム(15CVにわたってヘプタン中30→100% EtOAc)でフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を白色の固形物(27.9mg、アリールヒドラジンHClから19%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.78(d,J=2.53Hz,1H),8.50(d,J=2.53Hz,1H),8.07(s,1H),7.96(s,2H),7.85-7.91(m,1H),7.34(s,4H),2.47(s,3H);MS m/e 448.1(M+H)。
(実施例28)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(m-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd28
4-トリルヒドラジンヒドロクロリドの代わりに3-メチルフェニルヒドラジンヒドロクロリド(51.6mg、0.325mmol)を使用して、本質的にN-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(p-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd27について記載したとおり調製し、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中30→90% EtOAc)により精製した後、標題化合物をオフホワイトの粉状物(57.7mg、40%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.76(d,J=2.53Hz,1H),8.48(d,J=2.53Hz,1H),8.03-8.11(m,2H),7.94(s,2H),7.34-7.44(m,2H),7.23-7.26(m,2H),2.45(s,3H);MS m/e 448.0(M+H)。
(実施例29)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(o-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd29
4-トリルヒドラジンヒドロクロリドの代わりに2-メチルフェニルヒドラジンヒドロクロリド(51.6mg、0.325mmol)を使用して、本質的にN-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(p-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd27について記載したとおり調製し、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中40→90% EtOAc)により精製した後、標題化合物を橙色の粉状物(46.1mg、32%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.79(d,J=2.02Hz,1H),8.51(d,J=2.53Hz,1H),8.14(s,1H),7.92-7.97(m,3H),7.45-7.53(m,1H),7.28-7.40(m,3H),2.09(s,3H);MS m/e 448.0(M+H)。
(実施例30)
1-(5-ブロモ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd30
A.エチル1-(5-ブロモ-3-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd30a
エタノール(15m)中(5-ブロモ-3-クロロ-ピリジン-2-イル)-ヒドラジンヒドロクロリド(1.0g、3.862mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.928g、3.862mmol)、及びトリエチルアミン(1.07mL、7.724mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→60%)により精製して、標題化合物を白色の固形物(802mg、51%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.31(t,J=7.1Hz,3H),4.33(q,J=7.1Hz,2H),8.41(s,1H),8.61(d,J=2.3Hz,1H),8.72(d,J=2.3Hz,1H)。MS m/z 398(MH+)。
B.1-(5-ブロモ-3-クロロ-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd30b
水酸化リチウム(168mg、4.014mmol)を、THF(8mL)及び水(2mL)中エチル1-(5-ブロモ-3-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd30A(800mg、2.007mmol)の溶液に添加した。反応を室温で18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固した。残留物を、混合物DCM/MeOH(9/1、v/v)を用いてシリカゲルのショートカラムで濾過した。溶媒を除去して、カルボン酸をガム状物として得た(790mg、105%)。MS m/z 370(MH+)。
C.1-(5-ブロモ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd30
1-(5-ブロモ-3-クロロ-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd30b(790mg、2.232mmol)をDCM(15mL)に取った。DMF(1滴)を添加し、続いて、塩化オキサリル(0.366mL、4.264mmol)を添加した。混合物を1時間還流させ、次いで、濃縮乾固して、粗酸塩化物を得た。それをDCM(20mL)に取り、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(595mg、3.197mmol)を添加し、直後にトリエチルアミン(0.891mL、6.394mmol)を添加した。THF(10~15mL)を添加して溶解度を増加させ、反応を室温で一晩継続し、最後に水(10mL)でクエンチした。15分間撹拌した後、1M Na2CO3(25mL)を添加し、有機物をDCMで抽出した(2×50mL)。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して、固形物を得た。粗製物を混合物DCM/MeOH(20mL、9/1、v/v)中に懸濁させ、未反応の5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリルの大部分を濾過によって除去した。濾液を濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:15→75%)により精製して、標題化合物をオフホワイトの固形物(257mg、22%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.31(s,2H),8.55(s,1H),8.63(d,J=2.3Hz,1H),8.74(d,J=2.3Hz,1H),8.86(d,J=2.4Hz,1H),9.07(d,J=2.5Hz,1H),11.30(s,1H)。MS m/z 539(MH+)。
(実施例31)
1-(3-クロロ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd31
1-(5-ブロモ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd30(150mg、0.278mmol)をDMF(3mL)に取り、得られた溶液に窒素を約15分間吹き込んだ。シアン化銅(50mg、0.557mmol)及びヨウ化銅(5mg、0.028mmol)を添加し、反応容器をスクリューキャップで密閉した。次いで、混合物を140℃で1.5時間加熱し、次いで、室温に放冷した。反応混合物をEA(50mL)で希釈し、10% NH4OH(2×30mL)、ブライン(20mL)で2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗残留物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→3%)により、不十分な品質の生成物を得た。分取LC(25mM酢酸アンモニウム水溶液中ACN/MeOH(1/1、v/v)の勾配:28→64%)に続いて、抽出を行って、純粋な生成物を粘着性の固形物として得た。ジエチルエーテル中で粉砕して、粉状物(32mg、23%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.31(s,2H),8.72(s,1H),8.81(d,J=2.0Hz,1H),8.92(d,J=2.4Hz,1H),9.05(d,J=2.1Hz,1H),9.16(d,J=2.4Hz,1H)。MS m/z 485(MH+)。
(実施例32)
1-(3-クロロ-2-メトキシピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd32
A.3-クロロ-4-フルオロ-2-メトキシ-ピリジンcpd32a
3-クロロ-2-メトキシ-ピリジン-4-イルアミン(1.95g、12.296mmol)をフッ化水素ピリジン(15mL)に取り、-10℃で冷却した。亜硝酸ナトリウム(1.273g、18.444mmol)を30分間かけて少しずつ添加した。混合物を室温にし、最後に60℃で1時間加熱した。混合物を砕氷(約50g)に注いだ。混合物を1M Na2CO3で中和し、有機物をEA(200mL)で抽出した。有機層をブラインで更に洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗3-クロロ-4-フルオロ-2-メトキシ-ピリジンを褐色がかった油状物(2.14g、75%)として得た。
B.(3-クロロ-2-メトキシ-ピリジン-4-イル)-ヒドラジンcpd32b
ヒドラジン一水和物(2.1mL、27.816mmol)を、エタノール(15mL)中3-クロロ-4-フルオロ-2-メトキシ-ピリジンcpd32a(2.14g、9.272mmol)の溶液に添加し、80℃で一晩撹拌した。次いで、混合物を室温に放冷し、濃縮して、濃い色の油状物を得た。水(20mL)及び1M Na2CO3(10mL)を添加した。有機物をDCM(2×40mL)で抽出した。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→5%)により、所望のヒドラジンを赤みがかった色の固形物(762mg、33%)として得た。MS m/z 174(MH+)。
C.エチル1-(3-クロロ-2-メトキシピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd32c
エタノール(15m)中(3-クロロ-2-メトキシ-ピリジン-4-イル)-ヒドラジンcpd32b(0.769g、4.43mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.064g、4.43mmol)、及びトリエチルアミン(1.23mL、8.859mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→60%)により精製して、標題化合物を白色の固形物(349mg、21%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.31(t,J=7.1Hz,3H),4.04(s,3H),4.33(q,J=7.1Hz,2H),7.49(d,J=5.3Hz,1H),8.40(d,J=5.3Hz,1H),8.46(s,1H)。MS m/z 350(MH+)。
C.1-(3-クロロ-2-メトキシ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd32d
水酸化リチウム(78mg、1.87mmol)を、THF(4mL)及び水(1mL)中エチル1-(3-クロロ-2-メトキシピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd32c(327mg、0.935mmol)の溶液に添加した。反応を室温で18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固した。残留物を、混合物DCM/MeOH(9/1、v/v)を用いてシリカゲルのショートカラムで濾過した。溶媒を除去して、カルボン酸を白色の結晶質固形物(296mg、93%)として得た。MS m/z 322(MH+)。
E.1-(3-クロロ-2-メトキシピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd32
塩化オキサリル(0.158mL、1.841mmol)を、室温のDCM(10mL)及びDMF(1滴)中1-(3-クロロ-2-メトキシ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸cpd32d(296mg、0.92mmol)の溶液に添加した。次いで、得られた溶液を45分間還流させ、次いで、濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(10mL)及びTHF(10mL)に取り、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(256mg、1.376mmol)を添加し、直後にトリエチルアミン(0.384mL、2.752mmol)を添加した。反応を室温で一晩継続させ、最後に水(10mL)でクエンチした。15分間撹拌した後、1M Na2CO3(25mL)を添加し、有機物をDCMで抽出した(2×50mL)。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗固形物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→5%)により、夾雑している標題化合物を得た。分取LC(25mM重炭酸アンモニウム水溶液中ACN/MeOH(1/1、v/v)の勾配:30→73%)に続いて、抽出を行って、純粋な生成物を粘着性の固形物として得た。ジエチルエーテル中で粉砕して、粉状物(135mg、29%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ4.06(s,3H),7.50(d,J=5.3Hz,1H),8.31(s,2H),8.42(d,J=5.3Hz,1H),8.60(s,1H),8.86(d,J=2.5Hz,1H),9.07(d,J=2.5Hz,1H),11.28(s,1H)。MS m/z 490(MH+)。
(実施例33)
1-(3-シアノ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd33
A.3-ブロモ-4-フルオロ-2-メチル-ピリジンcpd33a
3-ブロモ-2-メチル-ピリジン-4-イルアミン(1.98g、10.586mmol)をフッ化水素ピリジン(15mL)に取り、-10℃で冷却した。亜硝酸ナトリウム(1.096g、15.879mmol)を30分間かけて少しずつ添加した。混合物を室温にし、最後に60℃で1時間加熱した。混合物を砕氷(約50g)に注いだ。混合物を1M Na2CO3で中和し、有機物をEA(200mL)で抽出した。有機層をブラインで更に洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して、粗3-ブロモ-4-フルオロ-2-メチル-ピリジンを褐色がかった油状物、cpd33a(1.48g、72%)として得た。
B.(3-ブロモ-2-メチル-ピリジン-4-イル)-ヒドラジンcpd33b
ヒドラジン一水和物(1.76mL、23.367mmol)を、エタノール(15mL)中3-ブロモ-4-フルオロ-2-メチル-ピリジン、cpd33a(1.48g、7.789mmol)の溶液に添加し、80℃で一晩撹拌した。次いで、混合物を室温に放冷し、所望の生成物が結晶化するまで部分的に濃縮した。水を添加し、懸濁液を30分間撹拌した。沈殿物を濾過し、水で洗浄した。空気乾燥により、純粋なヒドラジン(737mg、46%)を得た。濾液をDCM(2×40mL)で抽出した。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→5%)により、所望のヒドラジンの第2の部分をオフホワイトの固形物(347mg、18%)として得た。MS m/z 202(MH+)。
C.エチル1-(3-ブロモ-2-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd33c
エタノール(15mL)中(3-ブロモ-2-メチル-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン、cpd33b(1.084g、5.365mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.289g、5.365mmol)、及びトリエチルアミン(1.49mL、10.73mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→60%)により精製して、標題化合物を油状物(637mg、31%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.31(t,J=7.1Hz,3H),2.72(s,3H),4.33(q,J=7.1Hz,2H),7.72(d,J=5.1Hz,1H),8.45(s,1H),8.69(d,J=5.1Hz,1H)。MS m/z 378(MH+)。
D.1-(3-ブロモ-2-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd33d
水酸化リチウム(78mg、1.87mmol)を、THF(4mL)及び水(1mL)中エチル1-(3-ブロモ-2-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd33c(310mg、0.820mmol)の溶液に添加した。反応を室温で18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固した。残留物を、混合物DCM/MeOH(9/1、v/v)を用いてシリカゲルのショートカラムで濾過した。溶媒を除去して、カルボン酸を非晶質の固形物(262mg、90%)として得た。MS m/z 349(MH+)。
E.1-(3-ブロモ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd33e
塩化オキサリル(0.158mL、1.841mmol)を、室温のDCM(10mL)及びDMF(1滴)中1-(3-ブロモ-2-メチル-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸cpd33d(262mg、0.748mmol)の溶液に添加した。次いで、得られた溶液を45分間還流させ、次いで、濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(20mL)及びTHF(20mL)に取り、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル(208mg、1.119mmol)を添加し、直後にトリエチルアミン(0.312mL、2.239mmol)を添加した。反応を室温で一晩継続し、最後に水(10mL)でクエンチした。15分間撹拌した後、1M Na2CO3(25mL)を添加し、有機物をDCMで抽出した(2×50mL)。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗固形物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:15→75%)により、標題化合物を粘着性の固形物として得た(114mg、27%)。MS m/z 518(MH+)。
F.1-(3-シアノ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd33
1-(3-ブロモ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd33e(114mg、0.220mmol)をDMF(2mL)に取り、得られた溶液に窒素を約15分間吹き込んだ。シアン化銅(39mg、0.440mmol)及びヨウ化銅(5mg、0.028mmol)を添加し、反応容器をスクリューキャップで密閉した。次いで、混合物を140℃で45分間加熱し、次いで、室温に放冷した。反応混合物をEA(50mL)で希釈し、10% NH4OH(2×30mL)、ブライン(20mL)で2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗残留物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→3%)により、生成物を粘着性の固形物として得た。ACN(3mL)から再結晶化させて、白色の固形物を得た(43mg、38%)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ2.84(s,3H),7.88(d,J=5.4Hz,1H),8.31(s,2H),8.65(s,1H),8.86(d,J=2.4Hz,1H),9.04(d,J=5.3Hz,1H),9.07(d,J=2.4Hz,1H),11.38(s,1H)。MS m/z 465(MH+)。
(実施例34)
1-(3-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd34
A.3-ブロモ-2,5-ジフルオロ-ピリジン、cpd34a
3-ブロモ-5-フルオロ-ピリジン-2-イルアミン(2.17g、11.361mmol)をフッ化水素ピリジン(15mL)に取り、-10℃で冷却した。亜硝酸ナトリウム(1.176g、17.042mmol)を30分間かけて少しずつ添加した。混合物を室温にし、最後に60℃で1時間加熱した。混合物を砕氷(約50g)に注いだ。混合物を1M Na2CO3で中和し、有機物をEA(2×100mL)で抽出した。有機層をブラインで更に洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗3-ブロモ-2,5-ジフルオロ-ピリジンを褐色がかった油状物(1.48g、66%)として得た。
B.(3-ブロモ-5-フルオロ-ピリジン-2-イル)-ヒドラジン、cpd34b
ヒドラジン一水和物(1.95mL、25.518mmol)を、エタノール(15mL)中3-ブロモ-2,5-ジフルオロ-ピリジン、cpd34a(1.65g、8.506mmol)の溶液に添加し、80℃で一晩撹拌した。次いで、混合物を室温に放冷し、所望の生成物が結晶化するまで部分的に濃縮した。水を添加し、懸濁液を30分間撹拌した。沈殿物を濾過し、水で洗浄した。空気乾燥により、純粋なヒドラジン(1.36g、72%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ4.18(s,2H),7.36(s,1H),7.93(dd,J=7.8,2.5Hz,1H),8.14(d,J=2.6Hz,1H)。MS m/z 206(MH+)。
C.エチル1-(3-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd34c
エタノール(15mL)中(3-ブロモ-5-フルオロ-ピリジン-2-イル)-ヒドラジン、cpd34b(1.36g、6.601mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.586g、6.601mmol)、及びトリエチルアミン(1.83mL、13.203mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→60%)により精製して、標題化合物を油状物(1.86mg、73%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.31(t,J=7.1Hz,3H),4.34(q,J=7.1Hz,2H),8.46(s,1H),8.67(dd,J=7.7,2.6Hz,1H),8.75(d,J=2.7Hz,1H)。MS m/z 382(MH+)。
D.1-(3-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd34d
水酸化リチウム(180mg、4.287mmol)を、THF(8mL)及び水(2mL)中エチル1-(3-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd34c(819mg、2.143mmol)の溶液に添加した。反応を室温で18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固した。残留物を、混合物DCM/MeOH(9/1、v/v)を用いてシリカゲルのショートカラムで濾過した。溶媒を除去して、カルボン酸を非晶質の固形物(750mg、98%)として得た。MS m/z 354(MH+)。
E.1-(3-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd34
塩化オキサリル(0.364mL、4.237mmol)を、室温のDCM(15mL)及びDMF(1滴)中1-(3-ブロモ-5-フルオロ-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd34d(750mg、2.118mmol)の溶液に添加した。次いで、得られた溶液を45分間還流させ、次いで、濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(10mL)及びTHF(30mL)に取り、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(591mg、3.177mmol)を添加し、直後にトリエチルアミン(0.886mL、6.354mmol)を添加した。反応を室温で一晩継続させ、最後に水(10mL)でクエンチした。15分間撹拌した後、1M Na2CO3(25mL)を添加し、有機物をDCMで抽出した(2×50mL)。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗固形物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→5%)により、化合物を粘着性の固形物として得た。シリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:15→100%)後に、純粋な標題化合物を白色の結晶質固形物(252mg、23%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.31(s,2H),8.59(s,1H),8.70(dd,J=7.6,2.6Hz,1H),8.78(d,J=2.6Hz,1H),8.86(d,J=2.5Hz,1H),9.07(d,J=2.5Hz,1H),11.31(s,1H)。MS m/z 522(MH+)。
(実施例35)
1-(3-シアノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd35
1-(3-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd34(198mg、0.379mmol)をDMF(5mL)に取り、得られた溶液に窒素を約15分間吹き込んだ。シアン化銅(68mg、0.758mmol)及びヨウ化銅(7mg、0.038mmol)を添加し、反応容器をスクリューキャップで密閉した。次いで、混合物を140℃で90分間加熱し、次いで、室温に放冷した。反応混合物をEA(50mL)で希釈し、10% NH4OH(2×30mL)、ブライン(20mL)で2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗残留物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:15→75%)により、生成物を白色の固形物(138mg、77%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.32(s,2H),8.61(s,1H),8.85(d,J=2.5Hz,1H),8.92(dd,J=7.9,2.9Hz,1H),9.02-9.10(m,2H),11.43(s,1H)。MS m/z 369(MH+)。
(実施例36)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジクロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd36
A.3,4-ジクロロ-2-フルオロ-ピリジン、cpd36a
3-クロロ-2-フルオロ-ピリジン-4-イルアミンヒドロクロリド(2.25g、12.296mmol)をフッ化水素ピリジン(15mL)に取り、-10℃で冷却した。亜硝酸ナトリウム(1.273g、18.444mmol)を30分間かけて少しずつ添加した。この混合物を室温にし、最後に60℃で1時間加熱した。混合物を砕氷(約50g)に注いだ。混合物を1M Na2CO3で中和し、有機物をEA(200mL)で抽出した。有機層をブラインで更に洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗3,4-ジクロロ-2-フルオロ-ピリジンを褐色の固形物(1.09g、50%)として得た。MS m/z 165(MH+)。
B.(3,4-ジフルオロ-ピリジン-2-イル)-ヒドラジン、cpd36b
ヒドラジン一水和物(1.48mL、19.701mmol)を、エタノール(15mL)中3,4-ジクロロ-2-フルオロ-ピリジン、cpd36a(1.09g、6.567mmol)の溶液に添加し、60℃で一晩撹拌した。次いで、混合物を室温に放冷し、所望の生成物が結晶化するまで部分的に濃縮した。水を添加し、懸濁液を30分間撹拌した。沈殿物を濾過し、水で洗浄して、粗ヒドラジン(487mg、50%)を得た。MS m/z 178(MH+)。
C.エチル1-(3,4-ジクロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd36c
エタノール(15mL)中(3,4-ジクロロ-ピリジン-2-イル)-ヒドラジン、cpd36b(487mg、2.736mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(657mg、2.736mmol)、及びトリエチルアミン(0.763mL、5.471mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→25%)により精製して、標題化合物を透明な油状物(646mg、66%)として得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ1.39(t,J=7.1Hz,3H),4.39(q,J=7.1Hz,2H),7.63(d,J=5.2Hz,1H),8.22(s,1H),8.41(d,J=5.2Hz,1H)。MS m/z 354(MH+)。
D.1-(3,4-ジクロロ-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd36d
エチル1-(3,4-ジクロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd36c(643mg、1.79mmol)及び水酸化リチウム(150mg、3.581mmol)を室温でTHF(6mL)及び水(2mL)中において撹拌した。反応を18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固した。残留物を、混合物DCM/MeOH(9/1、v/v)を用いてシリカゲルのショートカラムで濾過して、カルボン酸を白色の固形物(645mg、109%)として得た。MS m/z 326(MH+)。
E.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジクロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd36
1-(3,4-ジクロロ-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd36e(645mg、1.978mmol)を、室温のDCM(15mL)及びDMF(1滴)中塩化オキサリル(0.34mL、3.956mmol)で処理した。次いで、混合物を45分間還流させ、次いで、濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(10mL)及びTHF(30mL)に取り、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(552mg、2.967mmol)を添加し、直後にトリエチルアミン(0.827mL、5.934mmol)を添加した。反応を室温で一晩継続させ、最後に水(10mL)でクエンチした。15分間撹拌した後、1M Na2CO3(25mL)を添加し、有機物をDCMで抽出した(2×50mL)。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して、粗固形物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→3%)により、化合物を粘着性の固形物として得た。分取LC(25mM重炭酸アンモニウム水溶液中ACN/MeOH(1/1、v/v)の勾配:30→73%)に続いて、抽出して、純粋な標題化合物を得た。ジエチルエーテル中で粉砕して、白色の粉状物(233mg、24%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.17(d,J=5.3Hz,1H),8.31(s,2H),8.59-8.73(m,2H),8.88(d,J=2.4Hz,1H),9.11(d,J=2.4Hz,1H),11.43(s,1H)。MS m/z 326(MH+)。
(実施例37)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd37
A.4-ヒドラジニル-3-メチルベンゾニトリル、cpd37a
ジオキサン(5mL)中{Pd(シンナミル)Cl}2(85.4mg、0.165mmol)及びMor-DalPhos(152.9mg、0.33mmol)の混合物をアルゴンで4回排気した。得られた透明な黄色の液状物をアルゴン下で室温において10分間撹拌した。4-クロロ-3-メトキシベンゾニトリル(500mg、3.30mmol)及びナトリウムt-ブトキシド(633.3mg、6.60mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴンで4回排気した。得られた黄色の反応物を室温で5分間撹拌し、次いで、シリンジを介してヒドラジン一水和物(337mg、6.60mmol)で処理した。反応物をアルゴンで4回排気した。次いで、混合物をアルゴン下50℃で2時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(50mL×3)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、そのまま次の工程に使用する黄色の固形物として生成物を得た。
B.エチル1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd37b
エタノール(10mL)中4-ヒドラジニル-3-メチルベンゾニトリル、cpd37a(560mg、3.80mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.371g、5.71mmol)、及びトリエチルアミン(1.153g、11.42mmol)の溶液を80℃で10時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100:1→20:1)により精製して、褐色の油状物(670mg、51%)として標題化合物を得た。MS m/z 323.9(MH+)。
C.1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd37c
エチル1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd37b(670mg、1.93mmol)及び水酸化リチウム(162mg、3.86mmol)をTHF(10mL)及び水(10mL)中において室温で3時間撹拌した。混合物に5%KHSO4を添加してpH3~4に調整した。水(100mL)及び酢酸エチル(100)mLを混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、次の工程にそのまま使用する褐色の固形物として生成物を得た。収量:610mg、106.9%。
D.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd37
1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd37c(250mg、0.847mmol)を、室温のDCM(15mL)及びDMF(1滴)中塩化オキサリル(260mg、1.694mmol)で処理した。次いで、混合物を45分間撹拌し、次いで、濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(10mL)に取り、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(198.8mg、1.016mmol)を添加し、直後にピリジン(167mg、2.12mmol)を添加した。反応物を室温で3時間撹拌し、最後に水(50mL)でクエンチし、DCM(2×50mL)で抽出した。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗固形物を得た。粗製物をHPLCによって精製して、N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd37(129.5mg、32%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.26(s,1 H),8.82(d,J=2.21Hz,1 H),8.64(d,J=2.21Hz,1 H),8.54(s,1 H),8.16(s,2 H),8.04(s,1 H),7.91(dd,J=8.16,1.54Hz,1 H),7.72(d,J=8.16Hz,1 H),2.04(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+472.9。
(実施例38)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メトキシ-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd38
A.3-ブロモ-2-メトキシ-ピリジン-4-イルアミン、cpd38a
DCM(25mL)中ブロモスクシミド(2.15g、12.083mmol)の溶液を、温度を5℃未満に維持したDCM(85mL)中2-メトキシ-ピリジン-4-イルアミン(1.5g、12.083mmol)の溶液に滴下した。反応を30分間継続させ、次いで、濃縮乾固した。残留物をEA(50mL)に取り、水(40mL)及びブライン(20mL)で洗浄した。MgSO4で乾燥させ、濾過し、溶媒を除去して、粗生成物を得、これを、シリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→30%)により更に精製して、純粋な油状物を得た(2.23g、90%)。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ3.96(s,3H),4.59(s,2H),6.28(d,J=5.6Hz,1H),7.72(d,J=5.6Hz,1H)。MS m/z 203(MH+)。
B.3-ブロモ-4-フルオロ-2-メトキシ-ピリジン、cpd38a
3-ブロモ-2-メトキシ-ピリジン-4-イルアミン、cpd38a(2.2g、110.835mmol)をフッ化水素ピリジン(15mL)に取り、-10℃で冷却した。亜硝酸ナトリウム(1.121g、16.253mmol)を30分間かけて少しずつ添加した。この混合物を室温にし、最後に60℃で1時間加熱した。混合物を砕氷(約50g)に注いだ。混合物を1M Na2CO3で中和し、有機物をEA(2×100mL)で抽出した。有機層をブラインで更に洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、純粋な3-ブロモ-4-フルオロ-2-メトキシ-ピリジン(1.78g、79%)を得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ4.02(s,3H),6.72(dd,J=7.3,5.6Hz,1H),8.03(dd,J=7.9,5.5Hz,1H)。
C.(3-ブロモ-2-メトキシ-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン、cpd38c
3-ブロモ-4-フルオロ-2-メトキシ-ピリジン、cpd38b(1.75g、8.495mmol)及びヒドラジン一水和物(1.92mL、25.484mmol)の溶液を、ジオキサン(15mL)中80℃で16時間加熱した。次いで、混合物を室温に放冷し、濃縮して、濃い色の油状物を得た。水(20mL)及び1M Na2CO3(10mL)を添加した。有機物をDCM(2×40mL)で抽出した。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→5%)により、所望のヒドラジンをベージュ色の固形物として得た(1.51g、81%)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ3.82(s,3H),4.35(s,2H),6.76(d,J=5.7Hz,1H),7.19(s,1H),7.73(d,J=5.7Hz,1H)。MS m/z 218(MH+)。
D.エチル1-(3-ブロモ-2-メトキシピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd38d
エタノール(25mL)中(3-ブロモ-2-メトキシ-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン、cpd38c(1.5g、6.879mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.65g、6.879mmol)、及びトリエチルアミン(1.92mL、13.758mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→25%)により精製して、標題化合物を黄色の油状物(1.02g、36%)として得た。1H NMR(300MHz,chloroform-d)δ1.39(t,J=7.2Hz,3H),4.09(s,3H),4.39(q,J=7.2Hz,2H),6.95(d,J=5.2Hz,1H),8.20(s,1H),8.24(d,J=5.2Hz,1H)。MS m/z 394(MH+)。
E.エチル1-(2-メトキシ-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd38e(VILL_chrocaboy_2247_2)
ジオキサン(15mL)及び水(2mL)中エチル1-(3-ブロモ-2-メトキシピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd38d(926mg、2.349mmol)及びトリメチルボロキシン(0.656mL、4.699mmol)の溶液に窒素を吹き込んだ。K2CO3(649mg、4.699mmol)及びPd(dppf)Cl2(211mg、0.235mmol)を添加した。得られた混合物を100℃で1時間加熱し、次いで、室温に放冷した。混合物をEA(50mL)で希釈し、ブライン(20mL)で洗浄した。水層をEA(25mL)で抽出し戻し、合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗残留物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→30%)により、エチル1-(2-メトキシ-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレートを無色の油状物として得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ1.38(t,J=7.1Hz,3H),1.89(s,3H),4.02(s,3H),4.38(q,J=7.1Hz,2H),6.80(d,J=5.4Hz,1H),8.12(d,J=5.4Hz,1H),8.16(s,1H)。MS m/z 330(MH+)。
F.1-(2-メトキシ-3-メチル-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd38f
エチル1-(2-メトキシ-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd38e(642mg、1.95mmol)及び水酸化リチウム(164mg、3.899mmol)を室温でTHF(8mL)及び水(2mL)中において撹拌した。反応を18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固した。残留物を、混合物DCM/MeOH(9/1、v/v)を用いてシリカゲルのショートカラムで濾過して、カルボン酸を白色の固形物(675mg、103%)として得た。MS m/z 302(MH+)。
G.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メトキシ-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd38
塩化オキサリル(0.385mL、4.482mmol)を、DCM(15mL)及びDMF(1滴)中1-(2-メトキシ-3-メチル-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd38e(675mg、2.241mmol)の溶液に添加し、混合物を45分間還流させた。完了後、溶液を濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(10mL)及びTHF(30mL)に取り、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル(626mg、3.362mmol)を添加し、直後にトリエチルアミン(0.937mL、6.723mmol)を添加した。反応を室温で一晩継続させ、最後に水(10mL)でクエンチした。15分間撹拌した後、1M Na2CO3(25mL)を添加し、有機物をDCMで抽出した(2×50mL)。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗固形物を得た。シリカゲルのショートカラム(DCM中MeOHの勾配:0→5%)で濾過して、標題化合物を粘着性の固形物として得た。分取LC(25mM重炭酸アンモニウム水溶液中ACN/MeOH(1/1、v/v)の勾配:30→73%)により最後の精製を実施し、続いて、抽出した。ジエチルエーテル(2mL)中で粉砕して、白色の固形物(137mg、13%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.86(s,3H),3.99(s,3H),7.17(d,J=5.4Hz,1H),8.25(d,J=5.4Hz,1H),8.31(s,2H),8.53(s,1H),8.85(d,J=2.5Hz,1H),9.07(d,J=2.5Hz,1H),11.28(s,1H)。MS m/z 470(MH+)。
(実施例39)
1-(2-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd39
A.エチル1-(2-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd39a
エタノール(25mL)中(2-クロロ-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン(1.0g、6.965mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.67g、6.965mmol)、及びトリエチルアミン(1.92mL、13.758mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→25%)により精製して、標題化合物を透明な油状物(765mg、34%)として得た。1H NMR(300MHz,chloroform-d)δ1.39(t,J=7.2Hz,3H),4.39(q,J=7.2Hz,2H),7.26(s,0H),7.36(d,J=5.5Hz,1H),7.51(d,J=1.9Hz,1H),8.16(s,1H),8.57(d,J=5.4Hz,1H)。MS m/z 320(MH+)。
B.1-(2-クロロ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd39b
エチル1-(2-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd39a(758mg、2.371mmol)及び水酸化リチウム(199mg、4.742mmol)を室温でTHF(8mL)及び水(2mL)中において撹拌した。反応を18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固した。残留物を、混合物DCM/MeOH(9/1、v/v)を用いてシリカゲルのショートカラムで濾過して、カルボン酸を白色の固形物(882mg、122%)として得た。MS m/z 292(MH+)。
C.1-(2-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd39
1-(2-クロロ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd39b(691mg、2.371mmol)を、室温でDCM(15mL)及びDMF(1滴)中塩化オキサリル(0.407mL、4.742mmol)で処理した。次いで、混合物を45分間還流させ、次いで、濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(10mL)及びTHF(30mL)に取り、5-スミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(662mg、3.557mmol)を添加し、直後にトリエチルアミン(0.991mL、7.113mmol)を添加した。反応を室温で一晩継続させ、最後に水(10mL)でクエンチした。15分間撹拌した後、1M Na2CO3(25mL)を添加し、有機物をDCMで抽出した(2×50mL)。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗固形物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→3%)により、化合物を粘着性の固形物として得た。分取LC(25mM重炭酸アンモニウム水溶液中ACN/MeOH(1/1、v/v)の勾配:30→73%)に続いて、抽出して、純粋な標題化合物を得た。ジエチルエーテル中で粉砕して、白色の粉状物(225mg、20%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ7.75(dd,J=5.4,1.8Hz,1H),7.94(d,J=1.8Hz,1H),8.31(s,2H),8.56(s,1H),8.71(d,J=5.4Hz,1H),8.85(d,J=2.5Hz,1H),9.07(d,J=2.5Hz,1H),11.34(s,1H)。MS m/z 460(MH+)。
(実施例40)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-シアノピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd40
1-(2-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd39(174mg、0.378mmol)をDMA(5mL)に取った。Pd(dppf)Cl2(17mg、0.019mmol)及びZn(0)(0.5mg、0.008mmol)を、窒素を吹き込みながら添加した。最後にシアン化亜鉛(27mg、0.227mmol)を添加し、混合物を140℃で2時間加熱した。この反応物を室温に放冷し、EA(30mL)及び水(20mL)で希釈した。二相を珪藻土のショートパッドで濾過し、これをEA(2×10mL)で更にすすいだ。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮乾固した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→5%)により精製して、ベージュ色の固形物を得た。ACN中で粉砕し、濾過して、純粋な化合物を白色の固形物(116mg、67%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.07(dd,J=5.3,2.1Hz,1H),8.32(s,2H),8.49(d,J=2.0Hz,1H),8.59(s,1H),8.85(d,J=2.5Hz,1H),9.00-9.11(m,2H),11.35(s,1H)。MS m/z 451(MH+)。
(実施例41)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メトキシピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd41
A.1-(2-メトキシ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd41a
エチル1-(2-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd39a(1.38g、4.137mmol)及びK2CO3(1.193g、8.634mmol)をMeOH(30mL)に取り、一晩還流させた。混合物を室温に放冷し、2N HClでpHを2~3に調整した。反応混合物を濃縮乾固した。残留物を、DCM/MeOH(9/1、v/v)を用いてシリカゲルのカラムで濾過して、標題化合物を白色の固形物(1.0g、79%)として得た。MS m/z 288(MH+)。
B.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メトキシピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd41
1-(2-メトキシ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd41a(0.5g、1.741mmol)を、還流させながらDCM(15mL)及びDMF(1滴)中塩化オキサリル(0.299mL、3.482mmol)で処理した。45分間後、反応混合物を濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(10mL)及びTHF(30mL)に取り、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル(626mg、3.362mmol)を添加し、直後にトリエチルアミン(0.937mL、6.723mmol)を添加した。反応を室温で一晩継続させ、最後に水(10mL)でクエンチした。15分間撹拌した後、1M Na2CO3(25mL)を添加し、有機物をDCMで抽出した(2×50mL)。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗固形物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→5%)により、化合物を粘着性の固形物として得た。分取LC(0.1%ギ酸水溶液中ACN/MeOH(1/1、v/v)の勾配:30→73%)後、DCM/1M Na2CO3で抽出して、純粋な標題化合物を得た。N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メトキシピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミドを白色の固形物(140mg、34%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ3.96(s,3H),7.11(d,J=1.8Hz,1H),7.19-7.33(m,1H),8.31(s,2H),8.43(d,J=5.5Hz,1H),8.49(s,1H),8.84(d,J=2.4Hz,1H),9.05(d,J=2.5Hz,1H),11.31(s,1H)。MS m/z 456(MH+)。
(実施例42)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,3-ジメチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd42
A.(2,3-ジメチル-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン、cpd42a
ヒドラジン一水和物(5.74mL、76.143mmol)を、ジオキサン(15mL)中4-クロロ-2,3-ジメチル-ピリジン1-オキシド(4.0g、25.381mmol)の溶液に添加し、密封管内において140℃で96時間撹拌した。次いで、混合物を室温に放冷し、濃縮乾固した。残留物を、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(DCM中DCM/MeOH/NH4OH、9.0/0.9/0.1、v/v/vの勾配:0→100%)に供して、白色の固形物(1.72g、37%)を得た。MS m/z 138(MH+)。
B.エチル1-(2,3-ジメチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd42b
エタノール(50mL)中(2,3-ジメチル-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン、cpd42a(1.72g、12.538mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(3.011g、12.538mmol)、及びトリエチルアミン(3.495mL、25.076mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→25%)により精製して、標題化合物を白色の固形物(285mg、7%)として得た。MS m/z 314(MH+)。
C.1-(2,3-ジメチル-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd42c
エチル1-(2,3-ジメチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd42b(415mg、1.325mmol)及び水酸化リチウム(111mg、2.649mmol)を室温でTHF(8mL)及び水(2mL)中において撹拌した。反応を18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固した。残留物を、混合物DCM/MeOH(9/1、v/v)を用いてシリカゲルのショートカラムで濾過して、カルボン酸を白色の固形物(472mg、123%)として得た。MS m/z 286(MH+)。
D.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,3-ジメチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd42
1-(2,3-ジメチル-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd42c(0.472g、1.655mmol)を、還流させながらDCM(15mL)及びDMF(1滴)中塩化オキサリル(0.284mL、3.310mmol)で処理した。45分間後、反応混合物を濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(10mL)及びTHF(30mL)に取り、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(462mg、2.483mmol)を添加し、直後にトリエチルアミン(0.692mL、4.965mmol)を添加した。反応を室温で一晩継続させ、最後に水(10mL)でクエンチした。15分間撹拌した後、1M Na2CO3(25mL)を添加し、有機物をDCMで抽出した(2×50mL)。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して、粗固形物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→5%)により、化合物を固形物として得た。分取LC(0.1%ギ酸水溶液中ACN/MeOH(1/1、v/v)の勾配:30→82%)に続いて、DCM/1M Na2CO3で抽出して、純粋な標題化合物を得た。ジエチルエーテル中で粉砕して、N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,3-ジメチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミドを白色の固形物(97mg、13%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.95(s,3H),2.59(s,3H),7.40(d,J=5.2Hz,1H),8.31(s,2H),8.46-8.60(m,2H),8.85(d,J=2.4Hz,1H),9.07(d,J=2.4Hz,1H),11.26(s,1H)。MS m/z 454(MH+)。
(実施例43)
1-(3-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd43
A.(3-クロロ-2-メチル-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン、cpd43a
ヒドラジン一水和物(5.74mL、76.143mmol)を、ジオキサン(15mL)中3,4-ジクロロ-2-メチル-ピリジン(2.0g、12.344mmol)の溶液に添加し、100℃で一晩撹拌した。次いで、混合物を室温に放冷し、濃縮乾固した。残留物を1M Na2CO3(10mL)及び水(20mL)で処理した。有機物をDCM(2×40mL)で抽出し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。粗物質をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→7.5%)に供して、白色の固形物(967mg、49%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ2.37(s,3H),4.30(s,2H),6.91(d,J=5.6Hz,1H),7.39(s,1H),7.94(d,J=5.6Hz,1H)。MS m/z 158(MH+)。
B.エチル1-(3-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd25b
エタノール(25mL)中(3-クロロ-2-メチル-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン、cpd43a(967mg、6.136mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(11.474g、6.136mmol)、及びトリエチルアミン(1.71mL、12.271mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→25%)により精製して、標題化合物を無色の油状物(678mg、33%)として得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ1.39(t,J=7.1Hz,3H),2.75(s,3H),4.39(q,J=7.1Hz,2H),7.23(d,J=5.1Hz,1H),8.21(s,1H),8.58(d,J=5.1Hz,1H)。MS m/z 334(MH+)。
C.1-(3-クロロ-2-メチル-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd43c
エチル1-(3-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd43b(675mg、2.023mmol)及び水酸化リチウム(170mg、4.046mmol)を室温でTHF(8mL)及び水(2mL)中において撹拌した。反応を18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固した。残留物を、混合物DCM/MeOH(9/1、v/v)を用いてシリカゲルのショートカラムで濾過して、カルボン酸を白色の固形物(774mg、125%)として得た。MS m/z 306(MH+)。
D.1-(3-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd43
1-(3-クロロ-2-メチル-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd43c(0.618g、2.023mmol)を、還流させながらDCM(15mL)及びDMF(1滴)中塩化オキサリル(0.695mL、8.092mmol)で処理した。45分間後、反応混合物を濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(10mL)及びTHF(30mL)に取り、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(565mg、3.055mmol)を添加し、直後にトリエチルアミン(0.846mL、6.069mmol)を添加した。DMF(10mL)を添加して均質性を増大させた。反応を室温で一晩継続させ、最後に水(10mL)でクエンチした。15分間撹拌した後、1M Na2CO3(25mL)を添加し、有機物をDCMで抽出した(2×50mL)。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗固形物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→5%)により、化合物を非晶質の固形物として得た。ジエチルエーテル中で粉砕して、所望の生成物を明黄色の固形物(430mg、44%)として得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ2.78(s,3H),7.27(d,J=5.0Hz,1H),8.02(s,2H),8.18(s,1H),8.22(s,1H),8.62(d,J=5.1Hz,1H),8.83(d,J=2.5Hz,1H),8.97(d,J=2.6Hz,1H)。MS m/z 474(MH+)
(実施例44)
1-(3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd44
A.エチル1-(6-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd44a
エタノール(15mL)中(3-クロロ-ピリジン-2-イル)-ヒドラジン(0.80g、5.572mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.338g、5.572mmol)、及びトリエチルアミン(1.545mL、11.144mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→30%)により精製して、標題化合物を白色の固形物(1.48g、80%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.32(t,J=7.1Hz,2H),4.34(q,J=7.0Hz,1H),7.81(dd,J=8.2,4.7Hz,1H),8.38(d,J=8.4Hz,1H),8.45(s,1H),8.65(d,J=5.3Hz,1H)。MS m/z 320(MH+)。
B.1-(3-クロロ-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd44b
エチル1-(6-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd44a(801mg、2.506mmol)及び水酸化リチウム(315mg、7.517mmol)を室温でTHF(8mL)及び水(2mL)中において撹拌した。反応を18時間継続した後、1N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固して、粗カルボン酸(731mg、99%)を得た。MS m/z 292(MH+)
C.1-(3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd44
(1-クロロ-2-メチル-プロペニル)-ジメチル-アミン(1.375mL、9.979mmol)を、LC-MSによってモニタリングしながら、乾燥THF(15mL)中1-(3-クロロ-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd44b(0.75 0g、2.495mmol)の溶液に少しずつ添加した。得られた酸塩化物の粗溶液に、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(774mg、2.495mmol)及びトリエチルアミン(0.696mL、4.990mmol)を添加した。反応を2時間継続させ、次いで、1M Na2CO3でクエンチした。水相をDCMで抽出し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮乾固した。残留物を、シリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→2%)により精製して、純粋な生成物を得た。ジエチルエーテル中で粉砕して、白色の粉状物(466mg、58%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ7.82(dd,J=8.1,4.7Hz,1H),8.31(s,2H),8.41(d,J=8.2Hz,1H),8.58(s,1H),8.67(d,J=4.7Hz,1H),8.86(d,J=2.5Hz,1H),9.08(d,J=2.5Hz,1H),11.31(s,1H)。MS m/z 460(MH+)。
(実施例45)
1-(3-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd45
A.エチル1-(3-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd45a
エタノール(15mL)中(3-クロロ-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン(0.80g、5.572mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.338g、5.572mmol)、及びトリエチルアミン(1.545mL、11.144mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→50%)により精製して、標題化合物を透明な油状物(541mg、30%)として得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ1.39(t,J=7.1Hz,3H),4.39(q,J=7.1Hz,2H),7.39(d,J=5.1Hz,1H),8.23(s,1H),8.71(d,J=5.1Hz,1H),8.83(s,1H)。MS m/z 320(MH+)。
B.1-(3-クロロ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd45b
エチル1-(3-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd45a(535mg、1.674mmol)及び水酸化リチウム(211mg、5.021mmol)を室温でTHF(8mL)及び水(2mL)中において撹拌した。反応を18時間継続した後、1N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固して、粗カルボン酸(760mg、160%)を得た。MS m/z 291(MH+)。
C.1-(3-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd45
(1-クロロ-2-メチル-プロペニル)-ジメチル-アミン(0.898mL、6.520mmol)を、LC-MSによってモニタリングしながら、乾燥THF(15mL)中1-(3-クロロ-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd45b(0.490g、1.630mmol)の溶液に少しずつ添加した。得られた酸塩化物の粗溶液に、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(202mg、1.087mmol)及びトリエチルアミン(0.454mL、3.260mmol)を添加した。反応を2時間継続させ、次いで、1M Na2CO3でクエンチした。有機物をDCMで抽出し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮乾固した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→8%)により精製して、純粋な生成物を得た。ジエチルエーテル中で粉砕して、白色の固形物(250mg、49%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ7.96(d,J=5.2Hz,1H),8.31(s,2H),8.62(s,1H),8.79-8.96(m,2H),9.00-9.11(m,2H),11.29(s,1H)。MS m/z 460(MH+)。
(実施例46)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-シアノピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd46
及び
A.(3-ブロモ-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン、cpd46a
3-ブロモ-4-クロロ-ピリジン(1.295g、6729mmol)及びヒドラジン一水和物(1.01mL、13.459mmol)の溶液をジオキサン(15mL)中100℃で16時間加熱した。次いで、混合物を室温に放冷し、濃縮して、濃い色の油状物を得た。水(20mL)及び1M Na2CO3(10mL)を添加した。有機物をDCM(2×40mL)で抽出した。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→7%)により、所望のヒドラジンをベージュ色の固形物として得た(492mg、35%)。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ4.34(s,2H),7.01(d,J=5.6Hz,1H),7.32(s,1H),8.07(d,J=5.6Hz,1H),8.18(s,1H)。MS m/z 188(MH+)。
B.エチル1-(3-ブロモピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd46b
エタノール(15mL)中(3-ブロモ-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン、cpd46a(0.492g、2.617mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.628g、2.617mmol)、及びトリエチルアミン(0.725mL、5.233mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→30%)により精製して、標題化合物を白色の固形物(300mg、31%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.31(t,J=7.1Hz,3H),4.34(q,J=7.1Hz,2H),7.93(d,J=5.1Hz,1H),8.47(s,1H),8.84(d,J=5.1Hz,1H),9.08(s,1H)。MS m/z 364(MH+)。
C.エチル1-(3-シアノピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd46c
エチル1-(3-ブロモピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd46b(300mg、0.824mmol)をDMF(5mL)中に取り、得られた溶液に窒素を約15分間吹き込んだ。シアン化銅(147mg、1.648mmol)及びヨウ化銅(15mg、0.082mmol)を添加し、反応容器をスクリューキャップで密閉した。次いで、混合物を140℃で2時間加熱し、次いで、室温に放冷した。反応混合物をEA(30mL)で希釈し、珪藻土のパッドで濾過し、濃縮して、粗残留物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→30%)により、十分な品質の生成物を粘稠な油状物(201mg、64%)として得た。MS m/z 311(MH+)。
D.1-(3-シアノ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd46b
エチル1-(3-シアノピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd46c(200mg、0.645mmol)及び水酸化リチウム(81mg、1.934mmol)を室温でTHF(2mL)及び水(1mL)中において撹拌した。反応を18時間継続し、混合物を濃縮乾固して粗カルボン酸(287mg、157%)を得た。MS m/z 283(MH+)。
E.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-シアノピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd46
(1-クロロ-2-メチル-プロペニル)-ジメチル-アミン(0.345mL、2.503mmol)を、LC-MSによってモニタリングしながら、乾燥THF(10mL)中1-(3-シアノ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd46d(0.182g、0.626mmol)の溶液に少しずつ添加した。得られた酸塩化物の粗溶液に、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(78mg、0.417mmol)及びトリエチルアミン(0.175mL、1.252mmol)を添加した。反応を2時間継続させ、次いで、1M Na2CO3でクエンチした。有機物をDCMで抽出し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→4%)により精製して、2つの生成物の混合物を得た。分取LC(0.1%ギ酸水溶液中ACN/MeOH(1/1、v/v)の勾配:19→55%)により、2つの化合物を分離させた。両方の画分を1M Na2CO3で処理し、DCMで抽出し、MgSO4で乾燥させ、濃縮した。ジエチルエーテル中で粉砕して、白色の固形物であるN-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-シアノピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd46(35mg、18%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.06(d,J=5.4Hz,1H),8.32(s,2H),8.67(s,1H),8.86(d,J=2.5Hz,1H),9.07(d,J=2.5Hz,1H),9.19(d,J=5.4Hz,1H),9.41(s,1H),11.40(s,1H)。MS m/z 451(MH+)
(実施例47)
1-(3-クロロ-4-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd47
A.(3-クロロ-4-メチル-ピリジン-2-イル)-ヒドラジン、cpd47a
ヒドラジン一水和物(3.145mL、55.55mmol)を、ジオキサン(30mL)中2,3-ジクロロ-4-メチル-ピリジン(1.50g、9.258mmol)の溶液に添加し、110℃で一晩撹拌した。次いで、混合物を室温に放冷し、濃縮乾固した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→10%)により精製して、ヒドラジンを泡状物(1.23mg、81%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ2.25(s,3H),4.18(s,2H),6.60(d,J=5.0Hz,1H),7.48(s,1H),7.91(d,J=5.0Hz,1H)。MS m/z 158(MH+)。
B.エチル1-(3-クロロ-4-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd47b
エタノール(30mL)中(3-クロロ-4-メチル-ピリジン-2-イル)-ヒドラジン、cpd47a(1.23g、7.805mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.874g、7.805mmol)、及びトリエチルアミン(2.16mL、15.609mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→30%)により精製して、標題化合物を白色の固形物(300mg、31%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.32(t,J=7.1Hz,3H),2.52(s,3H),4.34(q,J=7.1Hz,2H),7.77(d,J=4.9Hz,1H),8.44(s,1H),8.50(d,J=4.9Hz,1H)。MS m/z 334(MH+)。
C.1-(3-クロロ-4-メチル-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd47c
エチル1-(3-クロロ-4-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd47b(1.0g、2.997mmol)及び水酸化リチウム(377mg、8.99mmol)を室温でTHF(8mL)及び水(2mL)中において撹拌した。反応を18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固して、粗カルボン酸(916mg、100%、理論収率)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ2.51(s,3H),7.77(d,J=4.9Hz,1H),8.35(s,1H),8.48(d,J=4.9Hz,1H)。MS m/z 305(MH+)。
D.1-(3-クロロ-4-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd47
(1-クロロ-2-メチル-プロペニル)-ジメチル-アミン(1.636mL、11.868mmol)を、LC-MSによってモニタリングしながら、乾燥THF(15mL)中1-(3-クロロ-4-メチル-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd47c(0.935g、2.967mmol)の溶液に少しずつ添加した。得られた酸塩化物の粗溶液に、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(368mg、1.978mmol)及びトリエチルアミン(0.827mL、5.934mmol)を添加した。反応を2時間継続させ、次いで、1M Na2CO3でクエンチした。有機物をDCMで抽出し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→8%)により精製して、改善された品質を有する生成物を得た。分取LC(0.1%ギ酸水溶液中ACN/MeOH(1/1、v/v)の勾配:19→55%)により、純粋な化合物を得た。画分を1M Na2CO3で処理し、DCMで抽出し、MgSO4で乾燥させ、濃縮して、白色の固形物(85mg、9%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ2.54(s,3H),7.78(d,J=4.9Hz,1H),8.31(s,2H),8.51(d,J=4.9Hz,1H),8.62(s,1H),8.88(d,J=2.5Hz,1H),9.11(d,J=2.5Hz,1H),11.39(s,1H)。MS m/z 305(MH+)。
(実施例48)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd48
A.エチル1-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd48a
エタノール(15mL)中(3,5-ジクロロ-ピリジン-4-イル)-ヒドラジン(1.0g、5.617mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.349g、5.617mmol)、及びトリエチルアミン(1.55mL、11.235mmol)の溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中MeOHの勾配:0→20%)により精製して、標題化合物を油状物(558mg、27%)として得た。MS m/z 354(MH+)
B.1-(3,5-ジクロロ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd48b
エチル1-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd48a(558mg、1.576mmol)及び水酸化リチウム(132mg、3.152mmol)を室温でTHF(60mL)及び水(15mL)中において撹拌した。反応を18時間継続した後、2N HClでpHを2~3にした。混合物を濃縮乾固して、粗カルボン酸(514mg、100%、理論収率)を得た。MS m/z 326(MH+)。
C.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd48
(1-クロロ-2-メチル-プロペニル)-ジメチル-アミン(1.30mL、9.458mmol)を、LC-MSによってモニタリングしながら、乾燥THF(16mL)中1-(3,5-ジクロロ-ピリジン-4-イル)-5-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd48b(0.514g、1.576mmol)の溶液に少しずつ添加した。得られた酸塩化物の粗溶液に、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(440mg、2.364mmol)及びトリエチルアミン(0.659mL、4.728mmol)を添加した。反応を2時間継続させ、次いで、1M Na2CO3でクエンチした。有機物をEAで抽出し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中EAの勾配:0→100%)で精製した。分取LC(0.1%ギ酸水溶液中ACN/MeOH(1/1、v/v)の勾配:30→73%)を介して最後の精製を実施して、純粋な化合物を得た。画分を1M Na2CO3で処理し、DCMで抽出し、MgSO4で乾燥させ、濾液を濃縮して、非晶質の固形物を得た。ジエチルエーテル中で粉砕して、白色の粉状物(215mg、27%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.32(s,2H),8.84(s,1H),8.89(s,1H),9.01-9.24(m,3H),11.51(s,1H)。MS m/z 494(MH+)。
(実施例49)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd49
A.(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル)ヒドラジン、cpd49a
0℃の5M HCl(10mL)中2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-アミン(300mg、1.958mmol)の撹拌溶液に、0℃未満の水(2mL)中NaNO2(136.929mg、1.985mmol)の溶液を添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、濃HCl(2mL)に溶解させたSnCl2(985.2mg、4.366mmol)の溶液を滴下した。混合物を60℃で1.5時間撹拌した。次いで、混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH13に調整した。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→石油エーテル/酢酸エチル=0:100)により精製した。溶媒を蒸発させて、生成物を黄色の固形物(150mg、45.5%)として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:167.1。
B.エチル1-(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd49b
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート(263.04mg、1.095mmol)を、EtOH(4mL)中(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル)ヒドラジン、cpd49a(140mg、0.842mmol)の溶液に添加し、80℃で1時間反応させた。混合物を減圧下で蒸発させた後、FFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→石油エーテル/酢酸エチル=70:30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:342.9。
C.1-(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd49c
NaOH(41.53mg、1.038mmol)を、EtOH/H20=1:1(5mL)中エチル1-(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd49b(120mg、0.346mmol)の溶液に添加し、28℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下にて蒸発させた。1M HCl溶液を混合物に添加して、pHを約5に調整したところ、固形物が形成された。固形物を回収して、生成物を得た。(115mg、78.1%)。LCMS(ESI)m/z M+1:314.9。
D.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd49
1-(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd49c(95.20mg、0.224mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(50mg、0.269mmol)、POCl3(41.18mg、0.269mmol)をDCM(2mL)に溶解させ、ピリジン(53.101mg、0.671mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。次いで、飽和NH4Cl(20mL)を添加し、CH2Cl2(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗製物を褐色の油状物として得、これを分取HPLC(30%→60%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(34mg、31.49%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:482.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 4.13-4.35(m,3 H),4.24-4.35(m,1 H),6.96-7.02(m,1 H),7.03-7.07(m,1 H),7.09-7.13(m,1 H),8.29(s,2 H),8.41(s,1 H),8.83(d,J=2.43Hz,1 H),9.05(d,J=2.65Hz,1 H),11.21(s,1 H)。
(実施例50)
1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd50
A.(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)ヒドラジン、cpd50a
0℃の5M HCl(15.18mL)中2-ブロモ-4-フルオロアニリン(2g、10.526mmol)の撹拌溶液に、0℃未満のH2O(8mL)中NaNO2(1.089g、15.788mmol)の溶液を添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、濃HCl(2.82mL)に溶解させたSnCl2(5.94mg、15.788mmol)の溶液を滴下した。混合物を室温で3時間撹拌した。次いで、混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH12~14に調整した。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物(2g、92.7%)を得た。
B.エチル1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd50b
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(3.162g、13.162mmol)を、EtOH(10mL)中(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)ヒドラジン、cpd50a(1.8g、8.779mmol)の溶液に添加し、80℃で1時間反応させた。混合物を減圧下で蒸発させた後、FFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→石油エーテル/酢酸エチル=80:20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:382.8。
C.1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd50c
LiOH(387.5mg、16.182mmol)を、EtOH/H20=2:1(15mL)中1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd50b(387mg、16.182mmol)の溶液に添加し、23℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下にて蒸発させた。1M HCl溶液を混合物に添加して、pHを約5に調整したところ、固形物が形成された。固形物を濾過により回収して、生成物(1g、83.4%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:352.6。
D.1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd50
1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd50c(200mg、0.540mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(102.5mg、0.551mmol)、POCl3(99.359mg、0.648mmol)をDCM(5mL)に溶解させ、ピリジン(128.14mg、1.620mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。次いで、飽和NaHCO3(10mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色の油状物として得、これを分取HPLC(46%→66%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(46mg、16.1%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:522.8。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.51(td,J=8.49,2.87Hz,1 H),7.85(dd,J=8.82,5.29Hz,1 H),7.93(dd,J=8.27,2.76Hz,1 H),8.29(s,2 H),8.50(s,1 H),8.83(d,J=2.21Hz,1 H),9.01-9.09(m,1 H),11.25(br s,1 H)。
(実施例51)
1-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd51
A.エチル1-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd51a
EtOH(5mL)中2-クロロ-4-フルオロフェニルヒドラジンヒドロクロリド(400mg、2.030mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(585.09mg、2.436mmol)の溶液を55℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0→50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。
B.1-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd51b
EtOH/H2O(2/1、5mL)中cpd51a(585mg、1.668mmol)、LiOH(105mg、2.502mmol)の溶液を室温で2時間撹拌した。1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を減圧下で蒸発させて、cpd51b(500mg、収率97.124%)を白色の固形物として得た。
C.1-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd51
オキシ塩化リン(90.61μL、0.972mmol)を、CH2Cl2(2mL)中1-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd51b(120mg、0.389mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル(94.11mg、0.505mmol)、ピリジン(314.5μL、3.888mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7~8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(45%→75%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(105mg、56.131%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:476.9。1H NMR(400MHz,METHANOL-d4)δppm 7.35(td,J=8.32,2.76Hz,1 H),7.57(dd,J=8.16,2.87Hz,1 H),7.68(dd,J=8.82,5.29Hz,1 H),8.13(s,2 H),8.33(s,1 H),8.88(d,J=2.65Hz,1 H),9.05(d,J=2.43Hz,1 H)。
(実施例52)
1-([1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd52
A.7-ヒドラジニル-[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン、cpd52a
ジオキサン(3mL)中パラジウム(II)(pi-シンナミル)(19.24mg、0.037mmol)クロリドダイマー及びN-[2-(ジ-1-アダマンチルホスフィノ)フェニル]モルホリン(34.427mg、0.074mmol)の混合物をアルゴンで4回排気した。得られた透明な黄色の液状物をアルゴン下室温で10分間撹拌した。7-ブロモ-[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン(150mg、0.74mmol)及びtBuONa(142.72mg、1.49mmol)を混合物に添加し、アルゴンで4回排気した。得られた黄色の反応物を室温で5分間撹拌し、次いで、シリンジを介してヒドラジン(75.86mg、1.49mmol)で処理し、アルゴンで4回排気した。次いで、混合物をアルゴン下55℃で2時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(5mL×3)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、cpd52a(113.71mg、粗生成物)を黒色の固形物として得た。
B.エチル1-([1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd52b
MeCN(5mL)中7-ヒドラジニル-[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン、Cpd52a(113mg、0.74mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(283.56mg、1.18mmol)の溶液を60℃で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0→50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、cpd52b(200mg、収率82.3%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:330.1。
C.1-([1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd52c
THF/H2O(2/1、2mL)中cpd52b(200mg、0.607mmol)、LiOH(50.98mg、1.22mmol)の溶液を室温で一晩撹拌した。1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を減圧下で蒸発させて、1c(195mg、収率100%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:302.0。
D.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd52
オキシ塩化リン(492.239μL、6.086mmol)を、CH2Cl2(2mL)中1-([1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd52c(195mg、0.61mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(154.77mg、0.79mmol)、ピリジン(492.24μL、6.09mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7~8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(32%→62%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(180mg、60.6%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:478.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.31(s,2 H),7.16(d,J=5.95Hz,1 H),7.80(d,J=5.95Hz,1 H),8.19(s,2 H),8.55(s,1 H),8.64(d,J=2.20Hz,1 H),8.82(d,J=2.21Hz,1 H),11.27(s,1 H)。
(実施例53)
1-([1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd53
オキシ塩化リン(55.17μL、0.59mmol)を、CH2Cl2(2mL)中1-([1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd52c(90mg、0.30mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(71.62mg、0.39mmol)、ピリジン(239.34μL、2.96mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7~8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(35%→65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(180mg、60.6%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:470.3。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.31(s,2 H),7.17(d,J=5.95Hz,1 H),7.80(d,J=5.95Hz,1 H),8.31(s,2 H),8.55(s,1 H),8.84(d,J=2.43Hz,1 H),9.05(d,J=2.43Hz,1 H),11.32(br s,1 H)。
(実施例54)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd54
A.(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)ヒドラジン、cpd54a
5N HCl(19.84mL、99.19mmol)中4-フルオロ-2-メトキシアニリン(2000mg、14.17mmol)の撹拌溶液に、0℃の20mLの水中NaNO2(1466mg、21.26mmol)の溶液を添加した。30分間撹拌した後、濃HCl(3.543mL、42.51mmol)中塩化スズ(II)二水和物(7994mg、35.43mmol)の溶液を滴下した。混合物を、室温で一晩撹拌した。混合物を、20%水酸化ナトリウム水溶液でpH10~12に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、54a(2000mg、90.4%)を褐色の固形物として得た。TLC:石油エーテル/酢酸エチル=2/1、4-フルオロ-2-メトキシアニリンRf=0.7。
B.エチル1-(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd54b
MeCN(20mL)中(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)ヒドラジン、cpd54a(800mg、5.12mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1477mg、6.15mmol)の溶液を60℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0→50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、cpd54b(1100mg、収率64.6%)を黄色の固形物として得た。
C.1-(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd54c
THF/H2O(2/1、10mL)中cpd54b(1100mg、3.31mmol)、NaOH(264.84mg、6.62mmol)の溶液を室温で一晩撹拌した。1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した。混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を減圧下で蒸発させて、cpd54c(950mg、収率87.6%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:304.8。
D.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd54
オキシ塩化リン(106.70μL、1.15mmol)を、CH2Cl2(5mL)中1-(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd54c(150mg、0.46mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(102.29mg、0.55mmol)、ピリジン(370.32μL、4.58mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7~8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(35%→65%(v/v)CH3CN及び10mM NH4HCO3を含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(140mg、64.1%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:472.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 3.81(s,3 H),6.99(td,J=8.38,2.65Hz,1 H),7.26(dd,J=10.91,2.54Hz,1 H),7.59(dd,J=8.71,6.06Hz,1 H),8.32(s,2 H),8.43(s,1 H),8.85(d,J=2.65Hz,1 H),9.06(d,J=2.65Hz,1 H),11.21(s,1 H)。
(実施例55)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(o-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd55
A.エチル1-(2,3-ジクロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd55a
EtOH(5mL)中(2-メチルフェニル)ヒドラジン(200mg、1.64mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(589.79mg、2.46mmol)の溶液を80℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0→50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、cpd55a(300mg、収率61.4%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:298.9。
B.1-(2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd55b
THF/H2O(2/1、1mL)中cpd55a(300mg、1.0mmol)、NaOH(80.46mg 2.01mmol)の溶液を室温で一晩撹拌した。1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、溶媒を減圧下で蒸発させて、cpd55b(270mg、収率99.3%)を白色の固形物として得た。
C.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(o-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd55
オキシ塩化リン(86.24μL、0.93mmol)を、CH2Cl2(5mL)中1-(2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd55b(100mg、0.37mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル(82.68mg、0.44mmol)、ピリジン(299.32μL、3.70mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7~8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(45%→65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(38mg、23.1%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:438.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.01(s,3 H),7.39-7.46(m,2 H),7.47-7.51(m,1 H),7.51-7.57(m,1 H),8.31(s,2 H),8.46(s,1 H),8.86(d,J=2.21Hz,1 H),9.07(d,J=2.20Hz,1 H),11.28(s,1 H)。
(実施例56)
1-(2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd56
A.2,3-ジクロロ-4-ヒドラジニルピリジン、cpd56a
CH3CN(5mL)中2,3,4-トリクロロピリジン(2000mg、10.96mmol)、ヒドラジン水和物(1120.0mg 21.93mmol)の溶液を100℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、そのまま次の工程に使用する白色の固形物としてcpd56a(2200mg収率>100%)を得た。TLC:石油エーテル/酢酸エチル=0/100、Rf=0.3 1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 7.96-8.01(m,1 H),6.83-6.88(m,1 H),6.30-6.40(m,1 H),4.00(br s,2 H)。
B.エチル1-(2,3-ジクロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd56b
EtOH(20mL)中2,3-ジクロロ-4-ヒドラジニルピリジン、cpd56a(2000mg、11.24mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT3(4047.479g、16.85mmol)、トリエチルアミン(3404.13mg、33.70mmol)の溶液を80℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1→1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、cpd56b(1500mg、収率33.1%)を黄色の固形物として得た。
C.エチル1-(2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd56c
エチル1-(2,3-ジクロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd57b(1100mg、2.73mmol)を、NH2Boc(1596.202mg、13.63mmol)の混合物に添加した。NMP(5mL)中K2CO3(1128.21mg、8.18mmol)。混合物をマイクロ波にて130℃で1時間撹拌した。混合物を水(200mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出し、ブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル50:1→1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、cpd56c(1000mg、収率94.5%)を黄色の固形物として得た。TLC:石油エーテル/酢酸エチル=3/1、Rf=0.4 LCMS(ESI)m/z M+1:334.9。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 8.18-8.20(m,1 H),8.08(d,J=5.51Hz,1 H),6.76-6.79(m,1 H),4.92(br s,2 H),4.35-4.37(m,2 H),1.37-1.40(m,3 H)。
D.エチル1-(2((ジ-(tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd56d
CH2Cl2(20mL)中エチル1-(2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd56c(1000mg 2.58mmol)、(Boc)2O(1123.79mg、5.15mmol)、Et3N(780.10mg、7.72mmol)、DMAP(31.41mg 0.26mmol)の溶液を室温で12時間撹拌した。混合物を水(100mL)で希釈し、CH2Cl2(100mL×3)で抽出した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/EtOAc=100:0→70:30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、cpd56d(510mg、34.1%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:535.0。
E.1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd56e
THF(10mL)、MeOH(10mL)、及びH2O(10mL)中cpd56d(510mg、0.88mmol)、LiOH(73.652mg 1.755mmol)の溶液を室温で3時間撹拌した。混合物に5%KHSO4を添加してpHを3~4に調整した。水(100mL)及び酢酸エチル(100)mLを混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、そのまま次の工程に使用する黄色の固形物としてcpd56e(370mg、収率877%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+H:406.9
F.tert-ブチル(3-クロロ-4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート、cpd56f
POCl3(235.96mg、1.54mmol)を、CH2Cl2(10mL)中1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd56e(370mg、0.77mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(171.9mg、0.92mmol)、ピリジン(152.16mg、19.2mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間攪拌した。水(50mL)及びCH2Cl2(50mL)を混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1→1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、cpd56f(200mg、収率34.9%)を白色の固形物として得た。TLC:石油エーテル/酢酸エチル=1/1)、LCMS(ESI)m/z M+H:575.0
G.1-(2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd56
tert-ブチル(3-クロロ-4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート、cpd56f(200mg、0.27mmol)をHCl/ジオキサン(20mL、4mol/L)に添加した。混合物を室温で1時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(32%→52%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(61.1mg、440%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:474.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.27(br s,1 H),9.07(d,J=2.65Hz,1 H),8.85(d,J=2.43Hz,1 H),8.51(s,1 H)8.28(s,2 H)7.96(d,J=5.51Hz,1 H)6.96(br s,2 H)6.88(d,J=5.51Hz,1 H)。
(実施例57)
1-(2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd57
A.tert-ブチル(3-クロロ-4-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート、cpd57a
POCl3(110.51mg、0.72mmol)を、CH2Cl2(10mL)中1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd56c(180mg、0.36mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(84.58mg、0.43mmol)、ピリジン(71.26mg、0.90mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間攪拌した。水(50mL)及びCH2Cl2(50mL)を混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1→1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、57a(160mg、収率75.5%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M-Boc:483.9
B.1-(2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd57
tert-ブチル(3-クロロ-4-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート、cpd57a(150mg 0.26mmol)をHCl/ジオキサン(15mL、4mol/L)に添加した。混合物を室温で1時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(30%→60%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(30mg、22.6%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:483.9 1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.46(s,1 H),8.87-8.94(m,1 H),8.66-8.73(m,2 H),8.16(s,2 H),8.10(d,J=5.29Hz,1 H),6.86(d,J=5.29Hz,1 H)。
(実施例58)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd58
A.(2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)ヒドラジン、cpd58a
ジオキサン(20mL)中{Pd(シンナミル)Cl}2(65.58mg、0.13mmol)及びMor-DalPhos(117.38mg、0.25mmol)の混合物をアルゴンで4回排気した。得られた透明な黄色の液状物をアルゴン下室温で10分間撹拌した。4-ブロモ-2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール(600mg、2.53mmol)及びt-BuONa(486.08mg、5.06mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴンで4回排気した。得られた黄色の反応物を室温で5分間撹拌し、次いで、シリンジを介してヒドラジン水和物(258.65mg、5.06mmol)で処理した。反応物をアルゴンで4回排気した。次いで、混合物をアルゴン下50℃で2時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(50mL×3)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、粗cpd58a(500mg、収率75.3%)を褐色の固形物として得、これを次の工程にそのまま使用した。LCMS(ESI)m/z M+Na:212.9。
B.エチル1-(2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd58b
EtOH(30mL)中(2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)ヒドラジン、cpd58a(500mg、1.91mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(686.59mg、2.86mmol)、トリエチルアミン(577.5mg、5.72mmol)の溶液を80℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100:1→20:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、cpd58b(410mg、収率49.8%)を黄色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:364.8。
C.1-(2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd58c
MeOH(10mL)、THF(10mL)、及びH2O(10mL)中エチル1-(2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd58b(410mg、0.95mmol)、LiOH(79.71mg、1.9mmol)の溶液を室温で3時間撹拌した。混合物に5%KHSO4を添加してpHを3~4に調整した。水(100mL)及び酢酸エチル(100)mLを混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、そのまま次の工程に使用する黄色の固形物として58c(370mg、収率77.7%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+H:337.0。
D.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd58
POCl3(226.2mg、1.475mmol)を、CH2Cl2(20mL)中1-(2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd58c(370mg、0.74mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(173.14mg、0.89mmol)、ピリジン(145.86mg、1.844mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間攪拌した。水(50mL)及びCH2Cl2(50mL)を混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(50%→80%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(160mg、収率42.1%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:513.8。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.36(br s,1 H),8.84(d,J=2.21Hz,1 H),8.65(d,J=2.21Hz,1 H),8.59(s,1 H),8.16(s,2 H),7.71(dd,J=8.16,0.88Hz,1 H),7.48-7.56(m,1 H),7.40-7.47(m,1 H)。
(実施例59)
1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd59
A.ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イルヒドラジン、cpd59a
-5℃の濃HCl(4mL)中ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-アミン(250mg、1。44mmol)の撹拌溶液に、0℃未満の水(0.5mL)中亜硝酸ナトリウム(119.2mg、1.728mmol)の溶液をゆっくり添加した。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、濃HCl(1mL)中に溶解させた塩化スズ(II)二水和物(649.9mg、2.88mmol)の溶液を滴下した。次いで、混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH12~14に調整した。混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物(250mg、114.1%)を無色の油状物として得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。
B.エチル1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd59b
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(250mg、1.64mmol)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イルヒドラジン、cpd59a(473mg、1.97mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:0→60:40)により精製して、標題化合物(200mg、37.1%)を灰色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:328.9。
C.1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd59c
水酸化ナトリウム(48.7mg、1.22mmol)を、THF:H2O(3:1、8mL)中エチル1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd59b(0.2g、0.61mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間反応させた。溶媒を減圧下で蒸発させてpH5にし、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、生成物(167mg、純度95.1%、86.8%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:300.9。
D.1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd59
1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd59c(84.79mg、0.27mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT2(50.0mg、0.27mmol)、ピリジン(106.22mg、2.01mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(82.36、0.537mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(45%→75%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(55mg、43.4%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:468.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.30(1 H,s),9.07(1 H,d,J=2.43Hz),8.85(1 H,d,J=2.43Hz),8.47(1 H,s)8.32(2 H,s),7.15-7.23(1 H,m),6.99-7.10(2 H,m),6.17(2 H,s)。
(実施例60)
1-(2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd60
A.(2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル)ヒドラジン、cpd60a
0℃の5M HCl(4.4mL)中2-クロロ-3,4-ジフルオロアニリン(500mg、3.057mmol)の撹拌溶液に、0℃未満のH2O(2mL)中亜硝酸ナトリウム(316.4g、5mmol)の溶液をゆっくり添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、濃HCl(0.82mL)中に溶解させた塩化スズ(II)二水和物(1.725g、7.643mmol)の溶液を滴下した。次いで、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH12~14に調整した。混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物(300mg、55.0%)を黄色の油状物として得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:178.9。
B.エチル1-(2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd60b
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.605g、2.520mmol)、(2-クロロ-3.4-ジフルオロフェニル)ヒドラジン、cpd60a(300mg、1.680mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:0→80:20)により精製して、標題化合物(0.77g、純度91.6%、118.4%)を褐色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:354.9。
C.1-(2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸Cpd 60c
水酸化ナトリウム(119.33mg、2.984mmol)を、THF:H2O(3:1、8mL)中エチル1-(2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd60b(0.77g、1.989mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間反応させた。溶媒を減圧下で蒸発させ、水(10mL)を混合物に添加した。1M塩酸を添加することにより混合物を酸性(pH5)にし、次いで、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下濃縮して、生成物(600mg、純度82.1%、75.9%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:326.9。
D.1-(2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd60
1-(2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd60c(200mg、0.503mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(93.63mg、0.503mmol)、ピリジン(0.20mL、2.012mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(0.18mL、2.514mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(45%→75%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(127mg、50.56%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:494.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.28(1 H,s),9.04(1 H,d,J=2.65Hz),8.83(1 H,d,J=2.65Hz),8.54(1 H,s),8.30(2 H,s),7.71-7.84(2 H,m)。
(実施例61)
1-(2-クロロ-3-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd61
A.(2-クロロ-3-フルオロフェニル)ヒドラジン、cpd61a
0℃の5M HCl(9.6mL)中2-クロロ-3-フルオロアニリン(1g、6.870mmol)の撹拌溶液に、0℃未満のH2O(2mL)中亜硝酸ナトリウム(711mg、10mmol)の溶液をゆっくり添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、濃HCl(1.7mL)中に溶解させた塩化スズ(II)二水和物(3.875mg、17.175mmol)の溶液を滴下した。次いで、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH12~14に調整した。混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物(900mg、81.6%)を黄色の油状物として得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:161.0。
B.エチル1-(2-クロロ-3-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd61b
エタノール(20mL)中エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.481g、6.165mmol)、(2-クロロ-3-フルオロフェニル)ヒドラジン、cpd61a(900mg、5.605mmol)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100/0→80:20)により精製して、標題化合物(1.3g、69%)を褐色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:337.0。
C.1-(2-クロロ-3-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸Cpd 61c
水酸化ナトリウム(231.67mg、5.792mmol)を、THF:H2O=3:1(12mL)中エチル1-(2-クロロ-3-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd61b(1.3g、3.861mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間反応させた。溶媒を減圧下で蒸発させ、水(10mL)を混合物に添加した。1M塩酸を添加することにより混合物を酸性(pH5)にし、次いで、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、生成物(660mg、純度95.9%、53.1%)を褐色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:309.0。
D.1-(2-クロロ-3-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd61
1-(2-クロロ-3-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd61c(100mg、0.311mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(57.89mg、0.311mmol)、ピリジン(0.13mL、1.555mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(0.11mL、1.244mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(44%→74%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(52mg、35%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:476.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.28(1 H,s),9.04(1 H,d,J=2.43Hz),8.82(1 H,d,J=2.43Hz),8.53(1 H,s),8.28(2 H,s),7.72-7.79(1 H,m),7.60-7.69(2 H,m)。
(実施例62)
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd62
A.2-ブロモ-3-フルオロ-6-ヒドラジニルピリジン、cpd62a
2-ブロモ-3,6-ジフルオロピリジン(900mg、4.64mmol)をMeCN(10mL)に溶解させ、ヒドラジン水和物(474mg、279mmol)を添加した。反応混合物を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物(1g、純度38.9%、40.6%)を黒色の固形物として得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:208.0。
B.エチル1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd62b
2-ブロモ-3-フルオロ-6-ヒドラジニルピリジン、cpd62a(1g、1.886mmol)をエタノール(20mL)に溶解させ、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(906mg、3.772mmol)を添加し、60℃で2時間撹拌した後、室温に冷却した。合わせた混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色の油状物として得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→80/20)により精製して、標題化合物(500mg、純度68.7%、47.7%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:384.1。
C.エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd62c
エチル1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd62b(450mg、0.809mmol)及びtert-ブチルカルバメート(189.53mg、1.168mmol)をジオキサン(15mL)に溶解させ、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(222.23mg、0.243mmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(187.23mg、0.324mmol)、及び炭酸セシウム(527.15mg、1.618mmol)を添加し、N2で1分間パージした。反応混合物を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。合わせた混合物を珪藻土のパッドで濾過し、パッドを酢酸エチル(20mL×3)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油状物として得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→40/60)により精製して、標題化合物(350mg、純度73.0%、75.5%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:440.9。
D.1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd62d
エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd62d(350mg、0.611mmol)を、THF(12mL)及び水(12mL)に溶解させた。水酸化リチウム(43.89mg、1.833mmol)を添加した。反応混合物を30℃で16時間撹拌した。反応混合物をHCl(2N)を用いてpH6に調整し、EtOAc/MeOH(10/1、20mL×5)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗標題化合物(300mg、純度69.3%、87.2%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:413.2。
E.tert-ブチル(6-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロピリジン-2-イル)カルバメート、cpd62e
1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd62d(150mg、0.266mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(52.1mg、0.266mmol)、ピリジン(126.41mg、1.598mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(122.52mg、0.799mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、標題生成物(200mg、純度67.2%、収率88.8%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:467.9。
F.1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd62
tert-ブチル(6-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロピリジン-2-イル)カルバマ、cpd62e(200mg、0.237mmol)をCH2Cl2(5mL)に溶解させ、トリフルオロ酢酸(5mL)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油状物として得、これを分取HPLC(37%→67%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(57mg、50.441%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:467.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.23(s,1H),8.82(d,J=2.4Hz,1H),8.64(d,J=2.2Hz,1H),8.37(s,1H),8.18(s,2H),7.62(dd,J=8.0,10.5Hz,1H),6.81(dd,J=2.5,8.0Hz,1H),6.76(br s,2H)。
(実施例63)
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd63
A.tert-ブチル(6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロピリジン-2-イル)カルバメート、cpd63a
1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd62d(150mg、0.266mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(52.1mg、0.266mmol)、ピリジン(126.41mg、1.598mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(122.52mg、0.799mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、標題生成物(200mg、純度64.1%、収率86.2%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:459.1。
B.1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd63
tert-ブチル(6-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロピリジン-2-イル)カルバマ、cpd63a(200mg、0.230mmol)をCH2Cl2(5mL)に溶解させ、トリフルオロ酢酸(5mL)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油状物として得、これを分取HPLC(23%→53%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(35mg、32.9%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:459.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.16(br s,1H),9.03(d,J=2.6Hz,1H),8.82(d,J=2.4Hz,1H),8.34(s,1H),8.29(s,2H),7.61(dd,J=8.2,10.4Hz,1H),6.80(dd,J=2.5,8.0Hz,1H),6.74(s,2H)。
(実施例64)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd64
A.1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd64a
エチル1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、Cpd1a(6.4g、20.237mmol)をTHF(20mL)及び水(20mL)に溶解させた。水酸化リチウム(2.423g、101.185mmol)を添加した。反応混合物を30℃で16時間撹拌した。反応混合物をHCl(2N)を用いてpH6に調整し、CH2Cl2/MeOH(10/1、80mL×5)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗標題化合物(5.3g、純度96.8%、87.9%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:289.0。
B.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd64
1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd64a(170.28mg、0.591mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(100mg、0.537mmol)、ピリジン(254.92mg、3.223mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(247.08、1.611mmol)を添加した。混合物を25℃で16時間撹拌した。飽和NaHCO3(30mL)を添加し、CH2Cl2(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(36%→66%(v/v)CH3CN、及びNH4HCO3を含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(74mg、30.2%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:456.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.28(s,1H),9.07(d,J=2.2Hz,1H),8.85(d,J=2.2Hz,1H),8.47(s,1H),8.31(s,2H),7.55(dd,J=5.3,8.6Hz,1H),7.40(dd,J=2.4,9.5Hz,1H),7.27(dt,J=2.8,8.4Hz,1H),2.01(s,3H)。
上記実施例6に記載の手順に従って、当業者には容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調整することにより、以下の化合物(実施例65~70)を調製した。
(実施例65)
1-(3-クロロ-4-メトキシピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd65
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.22(br s,1 H),8.78-8.84(m,1 H),8.60-8.65(m,1 H),8.52-8.54(m,1 H),8.50(d,J=5.73Hz,1 H),8.17(s,2 H),7.54(d,J=5.95Hz,1 H),4.06(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+498.9
(実施例66)
1-(3-クロロ-4-メトキシピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd66
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.29(br s,1 H),9.05(d,J=2.65Hz,1 H),8.84(d,J=2.65Hz,1 H),8.54(s,1 H),8.50(d,J=5.73Hz,1 H),8.29(s,2 H),7.54(d,J=5.95Hz,1 H),4.06(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+489.9
(実施例67)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd67
1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 7.94(s,2 H),8.21(s,1 H),8.28(s,1 H),8.49(br s,1 H),8.73(d,J=1.54Hz,1 H),8.75(s,2 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+502.8
(実施例68)
1-(5-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd68
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.44(s,1 H),8.90-9.03(m,2 H),8.77(s,2 H),8.28(s,2 H),7.90(s,1 H),2.69(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+482.9
(実施例69)
1-(3-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd69
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.35(1 H,br s),8.86-8.93(1 H,m),8.65-8.74(3 H,m),8.19(2 H,s),7.77(1 H,d,J=5.02Hz),2.71(3 H,s)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+493.0
(実施例70)
1-(5-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd70
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.36(s,1 H),9.04-9.11(m,1 H),8.80-8.88(m,2 H),8.63(s,1 H),8.29(s,2 H),7.79(s,1 H),2.55-2.58(m,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+473.9
上記実施例50に記載の手順に従って、当業者には容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調整することにより、以下の化合物(実施例71~104)を調製した。
(実施例71)
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-メチルフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd71
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.16-11.26(m,1 H),11.21(br s,1 H),8.82(d,J=2.21Hz,1 H),8.79-8.84(m,1 H),8.63(d,J=2.21Hz,1 H),8.50(s,1 H),8.16(s,2 H),7.70(dd,J=8.82,5.51Hz,1 H),7.45(t,J=8.82Hz,1 H),2.34(d,J=2.21Hz,2 H),2.31-2.38(m,1 H),1.20(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+499.9
(実施例72)
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-メチルフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd72
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.32(br s,1 H),9.06(d,J=2.43Hz,1 H),8.86(d,J=2.43Hz,1 H),8.53(s,1 H),8.29(s,2 H),7.71(dd,J=8.71,5.40Hz,1 H),7.46(t,J=8.93Hz,1 H),2.35(d,J=2.20Hz,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+490.9
(実施例73)
1-(2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd73
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.22(1 H,s),8.81(1 H,d,J=2.20Hz),8.63(1 H,d,J=2.21Hz),8.54(1 H,s),8.17(2 H,s),7.72-7.84(2 H,m)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+503.8
(実施例74)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-(メチルスルホニル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd74
1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 8.75(d,J=2.4Hz,1H),8.53(d,J=2.2Hz,1H),8.18-8.07(m,4H),7.94(s,2H),7.78(d,J=5.7Hz,2H),3.13(s,3H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+511.9
(実施例75)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd75
1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 8.76(d,J=2.2Hz,1H),8.51(d,J=2.2Hz,1H),8.18(s,1H),8.03(s,1H),7.99(s,1H),7.98-7.91(m,3H),7.50(d,J=7.9Hz,1H),3.13(s,3H),2.19(s,3H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+525.9
(実施例76)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-イソプロピルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd76
1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 1.20(t,J=6.39Hz,6 H),2.40(quin,J=6.84Hz,1 H),7.23-7.26(m,1 H),7.31-7.36(m,1 H),7.48-7.52(m,1 H),7.53-7.59(m,1 H),7.88(s,1 H),7.96(s,2 H),8.13(s,1 H),8.51(d,J=2.43Hz,1 H),8.79(d,J=2.43Hz,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+475.9
(実施例77)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2,3-ジメチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd77
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.20(1 H,s),8.81(1 H,d,J=2.20Hz),8.63(1 H,d,J=2.21Hz),8.43(1 H,s)8.17(2 H,s),7.36(1 H,dd,J=8.71,4.96Hz),7.18-7.25(1 H,m),2.22(3 H,d,J=1.76Hz),1.86(3 H,s)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+479.9
(実施例78)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd78
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.49(br d,J=9.48Hz,1 H),7.64-7.73(m,1 H),7.89(ddd,J=10.42,7.22,2.65Hz,1 H),8.16(s,2 H),8.42(s,1 H),8.61(d,J=2.21Hz,1 H),8.80(d,J=2.21Hz,1 H),11.21(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+469.9
(実施例79)
1-(2-クロロ-5-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd79
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.20(s,1 H),8.83(d,J=2.21Hz,1 H),8.64(d,J=2.21Hz,1 H),8.54(s,1 H),8.17(s,1 H),8.13-8.21(m,1 H),7.93(dd,J=8.38,3.09Hz,1 H),7.84(dd,J=9.04,5.29Hz,1 H),7.62(td,J=8.60,3.09Hz,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+485.9
(実施例80)
1-(2-クロロ-5-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd80
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.36(br s,1 H),11.22-11.51(m,1 H),9.08(d,J=2.43Hz,1 H),8.87(d,J=2.43Hz,1 H),8.59(s,1 H),8.29(s,2 H),7.93(dd,J=8.49,2.98Hz,1 H),7.83(dd,J=8.93,5.40Hz,1 H),7.61(td,J=8.60,3.09Hz,1 H),2.05(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+476.9
(実施例81)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd81
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 3.81(s,3 H),6.98(td,J=8.49,2.65Hz,1 H),7.25(dd,J=10.91,2.54Hz,1 H),7.59(dd,J=8.71,6.06Hz,1 H),8.19(s,2 H)8.43(s,1 H),8.65(d,J=2.21Hz,1 H),8.83(d,J=2.21Hz,1 H),11.16(br s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+481.9
(実施例82)
1-(2-クロロ-3-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd82
1H NMR(400MHz,METHANOL-d4)δppm 8.77(1 H,d,J=2.21Hz),8.68(1 H,d,J=2.43Hz),8.34(1 H,s),8.02(2 H,s),7.54-7.62(2 H,m),7.43-7.51(1 H,m)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+485.9
(実施例83)
1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd83
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.51(td,J=8.49,2.87Hz,1 H),7.84(dd,J=8.82,5.51Hz,1 H),7.93(dd,J=8.27,2.76Hz,1 H),8.16(s,2 H),8.50(s,1 H),8.63(d,J=2.21Hz,1 H),8.81(d,J=2.21Hz,1 H),11.19(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+531.8
(実施例84)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2,3-ジメチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd84
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)d ppm 11.25(1 H,s)9.04(1 H,d,J=2.43Hz)8.83(1 H,d,J=2.43Hz)8.43(1 H,s)8.29(2 H,s)7.37(1 H,dd,J=8.82,4.85Hz)7.22(1 H,t,J=8.93Hz)2.22(3 H,d,J=1.76Hz)1.86(3 H,s)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+471.0
(実施例85)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-シアノ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd85
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.78(t,J=8.93Hz,1 H)8.02-8.08(m,1 H)8.16(s,2 H)8.36(dd,J=5.51,2.65Hz,1 H)8.46(s,1 H)8.62(d,J=2.43Hz,1 H)8.80(d,J=2.43Hz,1 H)11.21(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+476.9
(実施例86)
1-(3-シアノ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd86
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.78(t,J=8.93Hz,1 H)8.02-8.08(m,1 H)8.28(s,2 H)8.37(dd,J=5.62,2.76Hz,1 H)8.45(s,1 H)8.82(d,J=2.65Hz,1 H)9.03(d,J=2.43Hz,1 H)11.25(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+467.9
(実施例87)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-フルオロ-4-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd87
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.20(br s,1H),8.81(d,J=2.2Hz,1H),8.63(d,J=2.2Hz,1H),8.52(s,1H),8.46(s,1H),8.16(s,2H),7.43(s,1H),2.10(s,3H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+467.0
(実施例88)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd88
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.20(s,3 H)7.47-7.56(m,1 H)7.52(dd,J=7.72,4.85Hz,1 H)8.02(br d,J=7.72Hz,1 H)8.29(s,2 H)8.58(s,1 H)8.71(d,J=3.97Hz,1 H)8.87(d,J=2.21Hz,1 H)9.10(d,J=2.20Hz,1 H)11.39-11.49(m,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+439.9
(実施例89)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1-(2,3,4-トリフルオロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd89
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.54-7.56(m,1 H)7.58-7.80(m,2 H)8.12-8.21(m,1 H)8.12-8.20(m,1 H)8.17(s,1 H)8.53(s,1 H)8.62(d,J=2.21Hz,1 H)8.80(d,J=2.20Hz,1 H)11.26(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+487.8
(実施例90)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd90
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.58-7.71(m,2 H)7.74-7.84(m,1 H)8.17(d,J=1.10Hz,2 H)8.59(s,1 H)8.62(s,1 H)8.81(s,1 H)11.28(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+485.9
(実施例91)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd91
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.10(s,3 H)7.61(d,J=5.07Hz,1 H)8.31(s,2 H)8.59(s,1 H)8.67-8.73(m,2 H)8.88(d,J=2.43Hz,1 H)9.11(d,J=2.65Hz,1 H)11.39(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+440.0
(実施例92)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-フルオロ-6-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd92
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.31(br s,1 H)8.85(d,J=1.54Hz,1 H)8.66(d,J=1.98Hz,1 H)8.59(s,1 H)8.18(s,2 H)7.60(td,J=8.10,5.84Hz,1 H)7.31-7.43(m,2 H)2.03-2.08(m,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+465.9
(実施例93)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,6-ジクロロ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd93
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.27(br s,1 H)8.84(d,J=1.98Hz,1 H)8.67(s,1 H)8.64(d,J=1.98Hz,1 H)8.15(s,2 H)7.94(d,J=8.16Hz,2 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+521.8
(実施例94)
1-(2-クロロ-4,6-ジフルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd94
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.43(s,1 H)8.85(d,J=1.98Hz,1 H)8.62-8.71(m,2 H)8.16(s,2 H)7.77-7.86(m,2 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+503.8
(実施例95)
1-(6-クロロ-2-メチルピリジン-3-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd95
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.27(s,1 H)9.04(d,J=2.43Hz,1 H)8.83(d,J=2.43Hz,1 H)8.52(s,1 H)8.29(s,2 H)8.12(d,J=8.38Hz,1 H)7.64(d,J=8.38Hz,1 H)2.18(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+473.9
(実施例96)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd96
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.95(s,3 H)7.39-7.46(m,1 H)7.48-7.54(m,2 H)8.16(s,2 H)8.46(s,1 H)8.63(d,J=2.43Hz,1 H)8.81(d,J=2.43Hz,1 H)11.17(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+465.9
(実施例97)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1-(2,3,4-トリフルオロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd97
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.54-7.82(m,2 H)8.29(s,2 H)8.53(s,1 H)8.82(d,J=2.65Hz,1 H)9.04(d,J=2.43Hz,1 H)11.32(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+478.9
(実施例98)
1-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd98
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.57-7.70(m,2 H)7.74-7.81(m,1 H)8.29(s,2 H)8.58(s,1 H)8.82(d,J=2.65Hz,1 H)9.04(d,J=2.43Hz,1 H)11.31(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+476.9
(実施例99)
1-(2-クロロ-4,6-ジフルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd99
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.42(br s,1 H)9.07(d,J=2.65Hz,1 H)8.84(d,J=2.43Hz,1 H)8.65(s,1 H)8.28(s,2 H)7.77-7.86(m,2 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+494.9
(実施例100)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-シクロプロピルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd100
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.24(1 H,s)9.08(1 H,d,J=2.26Hz)8.86(1 H,d,J=2.26Hz)8.49(1 H,s)8.32(2 H,s)7.53(1 H,br t,J=7.28Hz)7.40-7.47(1 H,m)7.32-7.40(1 H,m)7.12(1 H,br d,J=7.78Hz)1.19-1.30(1 H,m)0.85(2 H,br d,J=8.03Hz)0.77-0.84(1 H,m)0.63(1 H,br s)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+465.0
(実施例101)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-フルオロ-6-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd101
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.42(br s,1 H)9.06-9.14(m,1 H)8.87(s,1 H)8.63(br s,1 H)8.28(s,2 H)7.58(td,J=8.05,5.73Hz,1 H)7.30-7.40(m,2 H)2.03(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+456.9
(実施例102)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,6-ジクロロ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd102
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.34(br s,1 H)9.07(s,1 H)8.84(d,J=2.21Hz,1 H)8.67(s,1 H)8.28(s,2 H)7.94(d,J=8.38Hz,2 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+510.8
(実施例103)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd103
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.95(s,3 H)7.43(br t,J=8.60Hz,1 H)7.47-7.57(m,2 H)8.28(s,2 H)8.46(s,1 H)8.83(d,J=1.54Hz,1 H)9.04(d,J=2.43Hz,1 H)11.22(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+457.0
(実施例104)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd104
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.49(br d,J=8.82Hz,1 H),7.64-7.74(m,1 H),7.90(ddd,J=10.31,7.33,2.65Hz,1 H),8.28(s,2 H),8.42(s,1 H),8.82(d,J=2.43Hz,1 H),9.03(d,J=2.43Hz,1 H),11.26(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+460.9
上記実施例3に記載の手順に従って、当業者には容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調整することにより、以下の化合物(実施例105~117)を調製した。
(実施例105)
1-(3-クロロ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd105
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 8.17(br s,2 H),8.60(br d,J=19.62Hz,3 H),8.68-8.87(m,2 H),11.25(br s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+486.8
(実施例106)
1-(3-クロロ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd106
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 8.30(s,2 H),8.57(s,1 H),8.61(dd,J=7.83,2.54Hz,1 H),8.76(d,J=2.65Hz,1 H),8.83(d,J=2.43Hz,1 H),9.05(d,J=2.43Hz,1 H),11.31(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+477.9
(実施例107)
1-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd107
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.52(td,J=8.49,2.87Hz,1 H),7.84-7.93(m,2 H),8.19(s,2 H),8.54(s,1 H),8.66(d,J=2.21Hz,1 H),8.84(d,J=2.20Hz,1 H),11.23(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+485.9。
(実施例108)
1-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd108
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.57-7.74(m,2 H),7.94-8.06(m,1 H),8.16(s,2 H),8.43(s,1 H),8.62(d,J=1.76Hz,1 H),8.81(d,J=1.76Hz,1 H),11.21(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+485.9
(実施例109)
1-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd109
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.65-7.68(m,1 H),7.65-7.68(m,1 H),8.00(br d,J=6.17Hz,1 H),8.29(s,2 H),8.43(s,1 H),8.83(d,J=2.43Hz,1 H),9.04(d,J=2.65Hz,1 H),11.25(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+476.9
(実施例110)
1-(2-クロロ-4-シアノフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd110
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.23(s,1H),8.84(d,J=2.2Hz,1H),8.65(d,J=2.2Hz,1H),8.60(s,1H),8.48(d,J=1.8Hz,1H),8.19(s,2H),8.17-8.13(m,1H),8.09-8.06(m,1H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+492.9
(実施例111)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd111
1H NMR(400MHz,METHANOL-d4)δppm 9.06(1 H,d,J=2.51Hz),8.90(1 H,d,J=2.51Hz),8.35(1 H,s),8.16(2 H,s),7.70(1 H,td,J=8.72,5.65Hz),7.37(1 H,ddd,J=10.10,8.72,2.76Hz),7.19-7.30(1 H,m)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+531.8
(実施例112)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd112
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.24(br s,1 H),8.82(d,J=2.20Hz,1 H),8.64(d,J=2.20Hz,1 H),8.46-8.54(m,2 H),8.17(s,2 H),8.06(dd,J=8.93,2.54Hz,1 H),2.15(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+466.9
(実施例113)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd113
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.28(s,1 H),9.05(d,J=2.43Hz,1 H),8.84(d,J=2.43Hz,1 H),8.49-8.53(m,2 H),8.29(s,2 H),8.06(dd,J=8.93,2.32Hz,1 H),2.15(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+458.0
(実施例114)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd114
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.85(td,J=8.43,2.54Hz,1 H)7.97(dd,J=8.60,4.85Hz,1 H)8.05(dd,J=8.82,2.65Hz,1 H)8.19(s,2 H)8.53(s,1 H)8.66(d,J=2.21Hz,1 H)8.85(d,J=2.21Hz,1 H)11.21(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+519.9
(実施例115)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd115
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.85(td,J=8.38,2.87Hz,1 H)7.99(dd,J=8.82,4.85Hz,1 H)8.05(dd,J=8.49,2.98Hz,1 H)8.32(s,2 H)8.53(s,1 H)8.86(d,J=2.43Hz,1 H)9.07(d,J=2.43Hz,1 H)11.25(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+510.9
(実施例116)
1-(2-クロロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd116
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.23(1 H,s)9.04(1 H,d,J=2.43Hz)8.82(1 H,d,J=2.43Hz)8.49(1 H,s)8.28(2 H,s)7.71-7.78(2 H,m)7.67(1 H,t,J=7.72Hz)7.54-7.61(1 H,m)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+458.9
(実施例117)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd117
1H NMR(400MHz,METHANOL-d4)d ppm 8.80(1 H,d,J=2.51Hz),8.72(1 H,d,J=2.26Hz)8.34(1 H,s),8.06(2 H,s),7.70(1 H,td,J=8.66,5.52Hz),7.37(1 H,ddd,J=10.04,8.66,2.64Hz),7.19-7.30(1 H,m)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+469.9
(実施例118)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(1-メトキシエチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd118
A.1-ブロモ-2-(1-ジエトキシエチル)ベンゼン、cpd118a
氷水浴中で冷却した、THF(4mL)中1-(2-ブロモフェニル)エタノール(200mg、0.995mmol)の混合物にNaH(47.74mg、1.194mmol)を添加した。混合物を0℃で0.5時間撹拌した。次いで、MeI(211.79mg、1.492mmol)を混合物に添加した。得られた混合物を室温で1時間撹拌した。水(20mL)を混合物に添加した。混合物を酢酸エチル(30mL)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、次いで、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、褐色の粗油状物を得た。粗生成物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→80/20)により精製した。溶出液を回収し、溶媒を減圧下で蒸発させて、1-ブロモ-2-(1-メトキシエチル)ベンゼン、cpd118a(200mg、収率93.5%)を明黄色の油状物として得た。
B.(2-(1-メトキシエチル)フェニル)ヒドラジン、cpd118b
ジオキサン(10mL)中{Pd(シンナミル)Cl}2(24.087mg、0.046mmol)及びMor-DalPhos(43.11mg、0.093mmol)の混合物をアルゴンで4回排気した。得られた透明な黄色の液状物をアルゴン下室温で10分間撹拌した。1-ブロモ-2-(1-メトキシエチル)ベンゼン、cpd118a(200mg、0.930mmol)及びt-BuONa(178.73mg、1.860mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴンで4回排気した。次いで、得られた黄色の反応物を、シリンジを介してNH2NH2・H2O(95.0mg、1.860mmol)で処理した。反応物をアルゴンで4回排気した。次いで、混合物をアルゴン下50℃で2時間撹拌した。混合物を濾過し、CH2Cl2/MeOH(20/1、20mL)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、粗生成物、cpc118b(154mg、収率100%)を得、これを次の工程にそのまま使用した。
C.エチル1-(2-(1-メトキシエチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd118c
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(356.03mg、1.482mmol)を、EtOH(5mL)中(2-(1-メトキシエチル)フェニル)ヒドラジン、cpd118b(154mg、0.926mmol)の溶液に添加した。混合物を80℃で一晩撹拌した。混合物を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラム(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル=3:1→1:1)により精製した。純粋画分を回収し、蒸発乾固して、エチル1-(2-(1-メトキシエチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd118cを黄色の油状物(50mg、収率:15.8%)として得た。
D.1-(2-(1-メトキシエチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd118d
MeOH(1mL)及び水(1mL)中エチル1-(2-(1-メトキシエチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd118c(50mg、0.146mmol)の混合物に、LiOH(12.26mg、0.292mmol)を0℃下で添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を蒸発乾固した。残留物に水/EtOAc(2mL/2mL)を添加した。HCl(水中1M)を用いて混合物をpH5にした。有機層を蒸発乾固して、1-(2-(1-メトキシエチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd118d(35mg、収率76.2%)を黄色の固形物として得た。
E.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(1-メトキシエチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd118
POCl3(34.15mg、0.223mmol)を、CH2Cl2(1mL)中1-(2-(1-メトキシエチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd118d(35mg、0.111mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(21.79mg、0.111mmol)、及びピリジン(44.05mg、0.557mmol)の混合物に添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を混合物に添加した。混合物を酢酸エチル(30mL)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、次いで、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、褐色の粗油状物を得た。残留物を分取HPLC(50%→80%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニウムを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(19.5mg、収率:35.5%)を得た。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 8.77(d,J=2.2Hz,1H),8.50(d,J=2.2Hz,1H),8.11(br s,2H),7.94(s,2H),7.72-7.57(m,2H),7.43(t,J=7.6Hz,1H),7.27(s,1H),4.09-3.72(m,1H),3.10(br s,3H),1.48-1.24(m,3H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+491.9
(実施例119)
1-(4-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd119
A.4,4--tert-ブチルカルバメート-2,3-ジクロロピリジン-4-アミン、cpd119a
CH2Cl2中2,3-ジクロロピリジン-4-アミン(900mg、5.521mmol)、(Boc)2O(3012.52mg、13.803mmol)、Et3N(2230.61mg、22.085mmol)、DMAP(67.36mg、0.552mmol)の溶液を室温で12時間撹拌した。混合物を水(100mL)で希釈し、CH2Cl2(100mL×3)で抽出した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/EtOAc=100:0→70:30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、4,4--tertーブチルカルバメート-2,3-ジクロロピリジン-4-アミン、cpd119a(1600mg、収率77.7%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:362.8。
B.tert-ブチル(3-クロロ-2-ヒドラジニルピリジン-4-イル)カルバメート、cpd119b
CH3CN(10mL)中4,4--tert-ブチルカルバメート-2,3-ジクロロピリジン-4-アミン、cpd119a(1600mg、4.288mmol)、ヒドラジン水和物(438.09mg、8.576mmol)の溶液をマイクロ波にて100℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、tert-ブチル(3-クロロ-2-ヒドラジニルピリジン-4-イル)カルバメート、cpd119b(1300mg、収率>100%)をそのまま次の工程に使用する白色の固形物として得た。
C.エチル1-(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd119c
EtOH(30mL)中tert-ブチル(3-クロロ-2-ヒドラジニルピリジン-4-イル)カルバメート、cpd119b(1300mg、5.025mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1810.3mg、7.538mmol)、Et3N(1522.6mg、15.075mmol)の溶液を80℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1→1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、450mgの粗生成物を黄色の固形物として得、これを分取HPLC(55%→85%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、エチル1-(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd119c(150mg、収率6.9%)を黄色の固形物として得た。
D.1-(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd119d
MeOH(10mL)、THF(10mL)、及び水(10mL)中エチル1-(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd119c(150mg、0.345mmol)、LiOH.H2O(28.95mg、0.690mmol)の溶液を室温で3時間撹拌した。混合物に5%KHSO4を添加して混合物をpH3~4に調整した。水(100mL)及び酢酸エチル(100)mLを混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、1-(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd119d(130mg、収率87.5%)を黄色の固形物として得て、そのまま次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+H:406.9
E.tert-ブチル(3-クロロ-2-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-4-イル)カルバメート、cpd119e
POCl3(71.19mg、0.464mmol)を、CH2Cl2(10mL)中1-(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd119d(100mg、0.232mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(54.49mg、0.279mmol)、ピリジン(45.90mg、0.58mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。水(50mL)及びCH2Cl2(50mL)を混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1→1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、tert-ブチル(3-クロロ-2-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-4-イル)カルバメート、cpd119e(60mg、収率44.2%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+Na:606.0。
F.1-(4-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd119
tert-ブチル(3-クロロ-2-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-4-イル)カルバメート、cpd119e(60mg 0.103mmol)をHCl/ジオキサン(10mL、4mol/L)に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(32%→62%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物、cpd119(23.4mg、43.8%)を白色の固形物として得た。1H NMR(400MHz,METHANOL-d4)δppm 8.76-8.81(m,1 H),8.69(d,J=2.21Hz,1 H),8.35(s,1 H),8.02(s,2 H),7.96(d,J=5.95Hz,1 H),6.92(d,J=5.95Hz,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+483.9
(実施例120)
1-(4-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd120
A.tert-ブチル(3-クロロ-2-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-4-イル)カルバメート、cpd120a
POCl3(21.356mg、0.139mmol)を、CH2Cl2(10mL)中1-(4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd119d(30mg、0.070mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(15.558mg、0.084mmol)、及びピリジン(13.771mg、0.174mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間攪拌した。水(50mL)及びCH2Cl2(50mL)を混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1→1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、tert-ブチル(3-クロロ-2-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-4-イル)カルバメート、cpd120a(20mg、収率50.0%)を白色の固形物として得た。TLC:石油エーテル/酢酸エチル=1/1、Rf=0.4;LCMS(ESI)m/z M+H:575.1。
B.1-(4-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd120
tert-ブチル(3-クロロ-2-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-4-イル)カルバメート、cpd120a(20mg、0.035mmol)をHCl/ジオキサン(5mL、4mol/L)に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(35%→55%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(10.3mg、57.0%)を白色の固形物として得た。1H NMR(400MHz,METHANOL-d4)δppm 9.05(d,J=2.43Hz,1 H),8.87(d,J=2.65Hz,1 H),8.34(s,1 H),8.12(s,2 H),7.95(d,J=5.73Hz,1 H),6.91(d,J=5.73Hz,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+474.9
(実施例121)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-フルオロピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd121
A.2-フルオロ-5-ヒドラジニルピリジン、cpd121a
-10℃のHCl(6N、20mL)中6-フルオロピリジン-3-アミン(3g、26.761mmol)の撹拌溶液に、-20℃未満の水(8mL)中亜硝酸ナトリウム(2.77g、40.141mmol)の溶液を添加した。反応混合物を室温で0.5時間撹拌した。次いで、-20℃に冷却し、塩化スズ(ii)二水和物(12.077g、53.521mmol)を混合物に少しずつ添加し、1時間撹拌した。反応混合物を3M NaOHで塩基性にし、残留物を濾過し、EtOAc(100mL×3)で洗浄した。有機層を分離し、水性をEtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物(3g、純度52.1%、45.9%)を黄色の固形物として得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+23:150.1。
B.エチル1-(6-フルオロピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd121b
2-フルオロ-5-ヒドラジニルピリジン、cpd121a(3g、12.295mmol)をエタノール(20mL)に溶解させ、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(4.429g、18.442mmol)を添加し、70℃で2時間撹拌した後、室温に冷却した。合わせた混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油状物として得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→85/15)により精製して、標題化合物(2g、50.7%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:304.0。
C.1-(6-フルオロピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd121c
エチル1-(6-フルオロピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd121b(1g、3.298mmol)を、THF(10mL)及び水(10mL)に溶解させた。水酸化リチウム(157.96mg、6.596mmol)を添加した。反応混合物を30℃で16時間撹拌した。反応混合物をHCl(2N)を用いてpH5に調整し、次いで、CH2Cl2/MeOH(10/1、60mL×5)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗標題化合物(630mg、純度85.7%、59.5%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:276.0。
D.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-フルオロピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd121
1-(6-フルオロピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd121c(306.85mg、0.956mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、(170mg、0.869mmol)、ピリジン(412.47mg、5.214mmol)をCH2Cl2(15mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(399.77mg、2.607mmol)を添加した。混合物を25℃で16時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の固形物として得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→30/70)により精製して、標題化合物(370mg、93.1%)を黄色の固形物として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.82(d,J=2.2Hz,1H),8.65(d,J=2.0Hz,1H),8.58(d,J=2.2Hz,1H),8.50(s,1H),8.39-8.30(m,1H),8.19(s,2H),7.51(dd,J=2.9,8.8Hz,1H)。LCMS(ESI)m/z M+1:452.9。
(実施例122)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(メチルアミノ)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd122
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-フルオロピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd121(100mg、0.219mmol)及びメチルアミン(5mL、2M)を70℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の固形物として得、これを分取HPLC(17%→47%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(85mg、77.736%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.40(s,1H),8.90(d,J=2.2Hz,1H),8.69(d,J=2.2Hz,1H),8.52(s,1H),8.28(d,J=2.2Hz,1H),8.18(s,2H),7.82(br d,J=9.3Hz,1H),6.92(d,J=9.5Hz,1H),2.94(s,3H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+463.9
(実施例123)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(フルオロ)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd123
1-(6-フルオロピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd121c(303.44mg、0.945mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(160mg、0.859mmol)、ピリジン(407.88mg、5.156mmol)をCH2Cl2(15mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(395.33mg、2.578mmol)を添加した。混合物を25℃で16時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の固形物として得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→30/70)により精製して、標題化合物(230mg、59.1%)を黄色の固形物として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.29(br s,1H),9.06(d,J=2.4Hz,1H),8.85(d,J=2.4Hz,1H),8.59(d,J=2.2Hz,1H),8.51(s,1H),8.35(ddd,J=2.8,6.7,8.9Hz,1H),8.32(s,2H),7.51(dd,J=2.9,8.6Hz,1H)。LCMS(ESI)m/z M+1:443.9。
(実施例124)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(メチルアミノ)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd124
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-メチルアミノ)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd123(100mg、0.221mmol)及びメチルアミン(5mL、2M)を70℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の固形物として得、これを分取HPLC(13%→43%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(65mg、60.0%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.43(s,1H),9.12(d,J=2.4Hz,1H),8.89(d,J=2.4Hz,1H),8.49(s,1H),8.31(s,2H),8.26(d,J=2.2Hz,1H),7.78(br d,J=7.7Hz,1H),6.86(br d,J=9.3Hz,1H),2.92(s,3H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+455.0
(実施例125)
1-(6-アミノピリジン-3-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd125
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-フルオロピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd121(120mg、0.262mmol)及びNH3/MeOH(6mL、7M)を70℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の固形物として得、これを分取HPLC(25%→55%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(32mg、24.7%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.52(s,1H),8.94(s,1H),8.72(s,1H),8.60(s,1H),8.40(br s,1H),8.18(s,2H),8.01(br d,J=8.8Hz,1H),7.05(br d,J=9.5Hz,1H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+449.9
(実施例126)
1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd126
1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd37c(150mg、0.508mmol)を、室温のDCM(10mL)及びDMF(1滴)中塩化オキサリル(100.5mg、1.27mmol)で処理した。次いで、混合物を45分間撹拌し、次いで、濃縮乾固した。粗酸塩化物をDCM(10mL)に溶解させ、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(113.5mg、0.61mmol)を添加し、直後にピリジン(167mg、2.12mmol)を添加した。反応物を室温で3時間撹拌し、最後に水(50mL)でクエンチし、DCM(2×50mL)で抽出した。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して、粗固形物を得た。粗製物をHPLCにより精製して、1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd126(53.6mg、23%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.32(br s,1 H),9.10(d,J=2.43Hz,1 H),8.88(d,J=2.43Hz,1 H),8.58(s,1 H),8.32(s,2 H),8.07(s,1 H),7.95(dd,J=8.16,1.32Hz,1 H),7.76(d,J=8.16Hz,1 H),2.07(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+472.9
(実施例127)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd127
A.tert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-カルボキシレート、化合物127a
ジクロロメタン(6mL)中5-ブロモ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリンヒドロクロリド(0.90g、3.621mmol)の溶液に、N,N-ジメチルアミノピリジン(0.044g、0.362mmol)及びトリエチルアミン(1.06mL、7.6mmol)を添加した。混合物を室温で30分間撹拌した後、ジ-tert-ブチルジカーボネート(0.873mL、3.802mmol)を少しずつ添加した。溶液を、室温で一晩撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈した。有機層を水及びブラインで洗浄し、濾過し、濾液を乾燥させ、濃縮した。混合物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した。残留物を減圧下で乾燥させて、tert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-カルボキシレート、cpd127a(749mg、収率66%)を得た。MS m/z 213.9(M+H-tBu)+。
B.tert-ブチル5-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-カルボキシレート、cpd127b
窒素下室温の1,4-ジオキサン(15mL)中tert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-カルボキシレート、cpd127a(0.749g、2.4mmol)及びベンゾフェノンヒドラゾン(0.471g、2.4mmol)の溶液に、BINAP(149mg、0.240mmol)、酢酸パラジウム(II)(54mg、0.240mmol)、及びナトリウムt-ブトキシド(0.692g、7.2mmol)を添加し、混合物を100℃で16時間加熱した。得られた混合物を室温に冷却し、濾紙で濾過し、濾液を減圧下で濃縮して粗生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した。高真空下で乾燥させて、tert-ブチル5-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-カルボキシレート、cpd127b(501mg、収率48.8%)を得た。MS m/z 328.1(M+H-Boc)+。
C.5-ヒドラジニル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリンヒドロクロリド、cpd127c
エタノール(2mL)中tert-ブチル5-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-3,4-ジヒドロキノリン-1(2H)-カルボキシレート、cpd122b(0.501g、1.172mmol)の溶液に濃塩酸(4mL)を添加し、混合物を室温で16時間にわたって撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した後、ジエチルエーテル(25mL)及び水(10mL)で処理した。層を分離した。水相を減圧下で濃縮して、(1,2,3,4-テトラヒドロ-キノリン-5-イル)-ヒドラジンヒドロクロリドを得、これを精製することなく次の工程に使用した(1.172mmolの粗製物、収率100%)。MS m/z 164.1(M+H)+。
E.エチル1-(1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd127d
エタノール(15mL)中5-ヒドラジニル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリンヒドロクロリド、cpd127c(1.172mmol)及びトリエチルアミン(0.327mL、2.344mmol)の溶液に、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.253g、1.055mmol)を添加し、混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水/NaHCO3で洗浄し、有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、次いで濾液を濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン-酢酸エチル勾配)によって精製した。純粋画分を合わせ、濃縮して、エチル1-(1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd127d(265mg、収率66.6%)を得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ1.37(t,J=7.1Hz,3H),1.77-1.89(m,2H),2.10-2.43(m,2H),3.27(t,J=5.5Hz,3H),4.36(q,J=7.2Hz,2H),6.50-6.60(m,2H),7.01(t,J=8.0Hz,1H),8.12(s,1H)。MS m/z 340.0(M+H)+。
E.エチル1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd127e
室温の酢酸(9.6mL)中エチル1-(1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd127d(598mg、1.76mmol)の溶液に、パラホルムアルデヒド(529mg、17.62mmol)を添加した。混合物を室温で15分間撹拌した後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.554g、8.812mmol)を添加し、混合物を室温で4時間撹拌した。反応物を飽和Na2CO3水溶液でクエンチし、次いで、ジクロロメタンで抽出した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して、エチル1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd127e(580mg、93%)を粘着性の固形物として得た。MS m/z 354.0(M+H)+。
F.1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd127f
エタノール(22mL)中エチル1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd127e(0.623g、1.762mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム(141mg、3.52mmol)を添加し、混合物を60℃で3時間加熱した。混合物を室温に冷却し、撹拌した1N HCl/氷/酢酸エチル混合物に注いだ。有機層を分離し、ブラインで洗浄した後、乾燥させ(MgSO4)、濾液を濃縮して、1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd127f(512mg、収率89%)を得た。MS m/z 326.0(M+H)+。
G.1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、cpd127g
ジクロロメタン(30mL)及びN,N-ジメチルホルムアミド(0.1mL)中1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd127f(512mg、1.574mmol)の溶液に、塩化オキサリル(0.270mL、3.14mmol)を添加し、混合物を1時間かけて還流温度になるまで加熱した。混合物を濃縮乾固し、残留物を減圧下で一定重量になるまで乾燥させて、粗1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、cpd127g(1.574mmol)を油状物として得、それ自体を直ちに使用した。
H.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd127
室温のジクロロメタン(20mL)及びテトラヒドロフラン(60mL)中1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、cpd127g(1.574mmol)の溶液に、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(440mg、2.361mmol)を添加し、続いて、トリエチルアミン(0.878mL、6.296mmol)を添加し、反応物を室温で20時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル-ヘプタン勾配)による精製により、生成物と出発物質との混合物を得た。生成物を、重炭酸アンモニウム-水-アセトニトリル勾配で溶出する逆相クロマトグラフィーにより精製した。純粋画分を合わせ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、純粋なN-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd127(45mg、5.8%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.73-1.89(m,2H),1.98-2.18(m,1H),2.21-2.36(m,1H),2.92(s,3H),3.24(t,J=5.7Hz,2H),6.60(d,J=7.7Hz,1H),6.79(d,J=8.4Hz,1H),7.10-7.25(m,1H),8.31(s,2H),8.45(s,1H),8.87(d,J=2.4Hz,1H),9.11(d,J=2.4Hz,1H),11.33(s,1H)。MS m/z 494.1(M+H)+。
(実施例128)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd128
A.4-ブロモ-1-メチルインドリン、cpd128a
室温の酢酸(59.6mL)中4-ブロモ-インドール(2.15g、10.967mmol)の溶液に、パラホルムアルデヒド(3.293g、109.7mmol)を添加した。混合物を室温で15分間撹拌した後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(3.446g、54.83mmol)を添加し、混合物を室温で4時間撹拌した。反応物を飽和Na2CO3水溶液でクエンチし、次いで、ジクロロメタンで抽出した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生成物を得た。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル-ヘプタン勾配5%→100%)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮して、純粋な4-ブロモ-1-メチルインドリン(1.545g、66.4%)を粘着性の固形物として得た。MS m/z 211.9(M+H)+。
B.4-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-1-メチルインドリン、cpd128b
窒素下室温の1,4-ジオキサン(16mL)中4-ブロモ-1-メチルインドリン、cpd128a(1.545g、7.285mmol)及びベンゾフェノンヒドラゾン(1.573g、8.013mmol)の溶液に、BINAP(454mg、0.728mmol)、酢酸パラジウム(II)(164mg、0.728mmol)、及びナトリウムt-ブトキシド(2.10g、21.85mmol)を添加し、混合物を100℃で16時間加熱した。得られた混合物を室温に冷却し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して粗生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した。固形物を減圧下で乾燥させて、4-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-1-メチルインドリン、128b(2.012g、収率84.3%)を得た。MS m/z 328.1(M+H)+。
C.4-ヒドラジニル-1-メチルインドリンヒドロクロリド、cpd128c(VILL_ltrabalon_2205_1)
エタノール(6mL)中4-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-1-メチルインドリン、cpd128b(2.012g6.145mmol)の溶液に濃塩酸(12mL)を添加し、混合物を室温で16時間にわたって撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した後、ジエチルエーテル(25mL)及び水(10mL)で処理し、層を分離した。水相を減圧下で濃縮して、4-ヒドラジニル-1-メチルインドリンヒドロクロリド、cpd128cを得、これを精製することなく次の工程に使用した(6.145mmol mmolの粗製物、収率100%)。MS m/z 164.1(M+H)+。
D.エチル1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd128d
エタノール(60mL)中4-ヒドラジニル-1-メチルインドリンヒドロクロリド、cpd128c(6.145mmol)及びトリエチルアミン(4.282mL、30.72mmol)の溶液に、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1.476g、6.145mmol)を添加し、混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水/NaHCO3で洗浄し、有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮して、エチル1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd128d(1.290g、収率61.8%)を得た。MS m/z 340.0(M+H)+。
E.1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd128e
エタノール(25mL)中エチル1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd128d(1.29g、3.80mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム(304mg、7.60mmol)を添加し、混合物を60℃で3時間加熱した。混合物を室温に冷却し、撹拌した1N HCl/氷/酢酸エチル混合物に注いだ。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、次いで乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd128e(1.180g、収率99%)を得た。MS m/z 312.0(M+H)+。
F.1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、cpd128f
ジクロロメタン(30mL)及びN,N-ジメチルホルムアミド(0.1mL)中1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd128e(1.17g、3.759mmol)の溶液に、塩化オキサリル(0.645mL、7.52mmol)を添加し、混合物を1時間かけて還流温度になるまで加熱した。混合物を濃縮乾固し、残留物を減圧下で一定重量になるまで乾燥させて、粗1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、cpd128f(3.759mmol)を油状物として得、それ自体を直ちに使用した。
G.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd128
室温のジクロロメタン(20mL)及びテトラヒドロフラン(60mL)中1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、cpd128f(3.759mmol)の溶液に、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル(1.40g、7.52mmol)INT3を添加し、続いて、トリエチルアミン(2.1mL、15mmol)を添加し、反応物を室温で25時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル-ヘプタン勾配)により精製して、生成物と出発物質との混合物を得た。生成物を、ギ酸-水-アセトニトリル勾配で溶出する逆相クロマトグラフィーにより精製した。英生物画分を合わせ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、純粋なN-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd128(526mg、収率29.2%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ2.72(t,J=8.4Hz,2H),2.78(s,3H),3.31-3.41(m,3H),6.63(d,J=7.9Hz,1H),6.69(d,J=7.8Hz,1H),7.20(t,J=7.9Hz,1H),8.30(s,2H),8.40(s,1H),8.86(d,J=2.5Hz,1H),9.05(d,J=2.5Hz,1H)。MS m/z 480.1(M+H)+。
(実施例129)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd129
A.tert-ブチル5-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)カルボキシレート、cpd129a
窒素下室温の1,4-ジオキサン(15mL)中tert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート(1.0g、3.203mmol)及びベンゾフェノンヒドラゾン(0.629g、3.203mmol)の溶液に、BINAP(199mg、0.320mmol)、酢酸パラジウム(II)(72mg、0.320mmol)、及びナトリウムt-ブトキシド(923mg、9.61mmol)を添加し、混合物を100℃で16時間加熱した。得られた混合物を室温に冷却し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して粗生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した。固形物を減圧下で乾燥させて、tert-ブチル5-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129a(955mg、収率69.7%)を得た。MS m/z 372.0(M+H-tBu)+。
B.5-ヒドラジニル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン、cpd129b
エタノール(2.2mL)中tert-ブチル5-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129a(955mg、2.234mmol)の溶液に、濃塩酸(4.4mL)を添加し、混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した後、ジエチルエーテル(25mL)及び水(10mL)で処理し、層を分離した。水相を減圧下で濃縮して、5-ヒドラジニル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン、cpd129bを得、これを精製することなく次の工程に使用した(2.234mmolの粗製物、収率100%)。MS m/z 164.1(M+H)+。
C.エチル1-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd129c
エタノール(25mL)中5-ヒドラジニル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン、cpd129b(2.234mmol)及びトリエチルアミン(0.623mL、4.468mmol)の溶液に、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.483g、2.011mmol)を添加し、混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水/NaHCO3で洗浄し、有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、次いで濾液を濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(SiO2、メタノール-ジクロロメタン勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮して、エチル1-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd129c(423mg、収率55.8%)を得た。MS m/z 340.1(M+H)+。
D.tert-ブチル5-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129d
ジクロロメタン(5mL)中エチル1-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd129c(0.160g、0.472mmol)の溶液に、N,N-ジメチルアミノピリジン(0.006g、0.047mmol)及びトリエチルアミン(0.139mL、0.990mmol)を添加した。混合物を室温で30分間撹拌した後、ジ-tert-ブチルジカーボネート(0.206mL、0.943mmol)を少しずつ添加した。溶液を、室温で一晩撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈した。有機層を水及びブラインで洗浄し、濾過し、乾燥させ、濃縮した。混合物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した後、高減圧下で乾燥させて、tert-ブチル5-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129d(127mg、収率61.3%)を得た。MS m/z 384.0(M+H-tBu)+。
E.1-(2-(tert-ブトキシカルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd129e
エタノール(5mL)中tert-ブチル5-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129d(0.127g、0.289mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム(23mg、0.578mmol)を添加し、混合物を60℃で3時間加熱した。混合物を室温に冷却し、撹拌した1N HCl/氷/酢酸エチル混合物に注いだ。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、次いで乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、1-(2-(tert-ブトキシカルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd129e(102mg g、収率85.8%)を得た。MS m/z 356.0(M-tBu+H)+。
F.tert-ブチル5-(4-(クロロカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129f
ジクロロメタン(2mL)中1-(2-(tert-ブトキシカルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd129e(36mg、0.088mmol)の溶液に、1-クロロ-N,N,2-トリメチル-1-プロペニルアミン(0.046mL、0.350mmol)を添加し、混合物を室温で30分間撹拌して、tert-ブチル5-(4-(クロロカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129f(0.088mmol)を粗液状物として得、これをそれ自体直ちに使用した。
G.tert-ブチル5-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129g
室温のピリジン(1mL)中tert-ブチル5-(4-(クロロカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129f(0.088mmol)の溶液に、ピリジン(1mL)中5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(25mg、0.132mmol)を添加し、反応物を室温で20時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル-ヘプタン勾配)により精製して、純粋なtert-ブチル5-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129g(32mg、62.7%)を得た。MS m/z 524.0(M-tBu+H)+。
H.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd129
ジクロロメタン(3mL)中tert-ブチル5-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート、cpd129g(32mg、0.055mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(2mL)を添加し、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮乾固し、残留物を酢酸エチルで希釈し、NaHCO3で洗浄した。有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。残留物を、逆相クロマトグラフィー(重炭酸アンモニウム-水-アセトニトリル勾配)により精製した。生成物画分を合わせ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、純粋なN-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd129(2mg、7.6%)を得た。1H NMR(300MHz,methanol-d4)δ3.00-3.19(m,2H),4.05-4.18(m,2H),4.51-4.69(m,2H),7.22-7.42(m,3H),8.14(s,2H),8.29(s,1H),8.89(d,J=2.5Hz,1H),9.05(d,J=2.5Hz,1H)。MS m/z 480.1(M+H)+。
(実施例130)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(インドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd130
A.tert-ブチル4-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130a
窒素下室温の1,4-ジオキサン(15mL)中tert-ブチル4-ブロモインドリン-1-カルボキシレート(1.0g、3.354mmol)及びベンゾフェノンヒドラゾン(0.658g、3.354mmol)の溶液に、BINAP(209mg、0.335mmol)、酢酸パラジウム(II)(75mg、0.335mmol)、及びナトリウムt-ブトキシド(967mg、10.061mmol)を添加し、混合物を100℃で16時間加熱した。得られた混合物を室温に冷却し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して粗生成物を得、これをフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した。得られた固形物を減圧下で乾燥させて、tert-ブチル4-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130a(912mg、収率65.8%)を得た。MS m/z 414.1(M+H)+。
B.4-ヒドラジニルインドリンヒドロクロリド、cpd130b
エタノール(2.2mL)中tert-ブチル4-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130a(912mg、2.206mmol)の溶液に、濃塩酸(4.4mL)を添加し、混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、次いで、ジエチルエーテル(25mL)及び水(10mL)で処理した。層を分離した。水相を減圧下で濃縮して、4-ヒドラジニルインドリンヒドロクロリド、cpd130bを得、これを精製することなく次の工程に使用した(2.206mmol、粗製物、収率100%)。MS m/z 150.1(M+H)+。
C.エチル1-(インドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd130c
エタノール(25mL)中4-ヒドラジニルインドリンヒドロクロリド、cpd130b(2.206mmol)及びトリエチルアミン(0.615mL、4.412mmol)の溶液に、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.477g、1.985mmol)を添加し、混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水/NaHCO3で洗浄し、有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、メタノール-ジクロロメタン勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮して、エチル1-(インドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd130c(528mg、収率73.6%)を得た。MS m/z 326.0(M+H)+。
D.tert-ブチル4-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130d
ジクロロメタン(5mL)中エチル1-(インドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd130c(0.497g、1.528mmol)の溶液に、N,N-ジメチルアミノピリジン(0.019g、0.153mmol)及びトリエチルアミン(0.446mL、3.209mmol)を添加した。混合物を室温で30分間撹拌した後、ジ-tert-ブチルジカーボネート(0.369mL、1.604mmol)を少しずつ添加した。溶液を、室温で一晩撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈した。有機層を水及びブラインで洗浄し、濾過し、乾燥させ、濾液を濃縮した。混合物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した。得られた生成物を減圧下で乾燥させて、tert-ブチル4-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd1303d((366mg、収率56.3%)を得た。MS m/z 426.0(M+H-)+。
E.1-(1-(tert-ブトキシカルボニル)インドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd103e
エタノール(16mL)中tert-ブチル4-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130d((0.403g、0.947mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム(76mg、1.895mmol)を添加し、混合物を60℃で3時間加熱した。混合物を室温に冷却し、撹拌した1N HCl/氷/酢酸エチル混合物に注いだ。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、次いで乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、1-(1-(tert-ブトキシカルボニル)インドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd130e(356mgg、収率94.6%)を得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ1.58(s,9H),2.92(t,J=8.7Hz,2H),4.02(t,J=8.7Hz,2H),6.89(d,J=8.0Hz,1H),7.22-7.34(m,2H),8.20(s,1H).MS m/z 398.0(M+H)+。
F.tert-ブチル4-(4-(クロロカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130f
ジクロロメタン(12mL)中1-(1-(tert-ブトキシカルボニル)インドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd130e(294mg、0.740mmol)の溶液に、1-クロロ-N,N,2-トリメチル-1-プロペニルアミン(0.392mL、2.960mmol)を添加し、混合物を室温で30分間撹拌して、tert-ブチル4-(4-(クロロカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130f(0.740mmol)の粗液状物を得、それ自体を直ちに使用した。
G.tert-ブチル4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130g
室温のピリジン(6mL)中4-tert-ブチル4-(4-(クロロカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130f(0.740mmol)の溶液に、ピリジン(6mL)中5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(207mg、1.11mmol)、及び反応物を室温で20時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル-ヘプタン勾配)により精製して、tert-ブチル4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130g(300mg、71.7%)を得た。この生成物の一部(60mg)を、重炭酸ナトリウム-水/メタノール-アセトニトリル勾配で溶出する逆相クロマトグラフィーにより更に精製して、33mgの純粋な生成物を得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ1.58(s,9H),2.94(t,J=8.7Hz,2H),4.03(t,J=8.7Hz,2H),6.91(d,J=8.0Hz,1H),7.31(t,J=8.1Hz,1H),8.02(s,2H),8.14(s,1H),8.20(s,1H),8.84(d,J=2.6Hz,1H),8.97(d,J=2.5Hz,1H)。MS m/z 566.1(M+H)+。
H.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(インドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd130
ジクロロメタン(9mL)中tert-ブチル4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)インドリン-1-カルボキシレート、cpd130g(300mg、0.530mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(6mL)を添加し、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮乾固し、残留物を酢酸エチルで希釈し、NaHCO3で洗浄した。有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。残留物を、逆相クロマトグラフィー(重炭酸アンモニウム-水-アセトニトリル勾配で溶出)により精製した。生成物含有画分を合わせ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮し、重炭酸ナトリウム-水/メタノール-アセトニトリル勾配で溶出する逆相クロマトグラフィーにより生成物を更に精製して、純粋なN-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(インドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd130(113mg 45.8%)を得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ2.91(t,J=8.5Hz,3H),3.63(t,J=8.5Hz,2H),6.65(d,J=7.9Hz,1H),6.75(d,J=7.8Hz,1H),7.12(t,J=7.9Hz,1H),8.02(s,3H),8.10(s,1H),8.80(d,J=2.5Hz,1H),8.96(d,J=2.5Hz,1H)。MS m/z 466.0(M+H)+。
(実施例134)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd131
A.8-ブロモ-1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン、cpd131a
室温の酢酸(21.8mL)中8-ブロモ-1,2,3,4-テトラヒドロキノリンヒドロクロリド(1.0g、4.023mmol)の溶液に、パラホルムアルデヒド(1.208g、40.23mmol)を添加した。混合物を室温で15分間撹拌した後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(1.264g、20.12mmol)を添加し、混合物を室温で4時間撹拌した。反応物を飽和Na2CO3水溶液でクエンチし、次いで、ジクロロメタンで抽出した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル-ヘプタン勾配5%→100%)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮して、純粋な8-ブロモ-1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン、cpd131a(0.863g、95%)を得た。MS m/z 227.9(M+H)+。
B.8-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン、cpd131b
窒素下室温の1,4-ジオキサン(17mL)中8-ブロモ-1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン、cpd131a(0.817g、3.613mmol)及びベンゾフェノンヒドラゾン(0.709g、3.613mmol)の溶液に、BINAP(225mg、0.361mmol)、酢酸パラジウム(II)(81mg、0.361mmol)、及びナトリウムt-ブトキシド(1.042mg、10.84mmol)を添加し、混合物を100℃で16時間加熱した。得られた混合物を室温に冷却し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した。得られた固形物を減圧下で乾燥させて、8-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン、cpd131b(1.195g、収率96.9%)を得た。MS m/z 342.1(M+H)+。
C.8-ヒドラジニル-1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリンヒドロクロリド、cpd131c
エタノール(3.5mL)中8-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン、cpd131b(1.195g、3.5mmol)の溶液に、濃塩酸(7.0mL)を添加し、混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、次いでジエチルエーテル(25mL)及び水(10mL)で処理した。層を分離した。水相を減圧下で濃縮して、8-ヒドラジニル-1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリンヒドロクロリド、cpd131cを得、これを精製することなく次の工程に使用した(3.5mmolの粗製物、収率100%)。MS m/z 178.1(M+H)+。
D.エチル1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd131d
エタノール(46mL)中8-ヒドラジニル-1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリンヒドロクロリド、cpd131c(3.50mmol)及びトリエチルアミン(0.976mL、7.0mmol)の溶液に、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.672g、2.80mmol)を添加し、混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水/NaHCO3で洗浄し、有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、メタノール-ジクロロメタン勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮して、エチル1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd131d(684mg、収率55.3%)を得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ1.38(t,J=7.1Hz,3H),1.69-2.06(m,2H),2.18(s,3H),2.77(t,J=6.4Hz,2H),2.97-3.19(m,2H),4.37(q,J=7.2Hz,2H),6.80(t,J=7.6Hz,1H),6.97-7.12(m,2H),8.16(s,1H)。MS m/z 354.0(M+H)+。
E.1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd131e
エタノール(35mL)中エチル1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd131d(0.684g、1.936mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム(155mg、3.872mmol)を添加し、混合物を60℃で3時間加熱した。混合物を室温に冷却し、撹拌した1N HCl/氷/酢酸エチル混合物に注いだ。有機層を分離し、ブラインで洗浄した後、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd131e(579mg、収率91.9%)を得た。MS m/z 326.0(M+H)+。
F.1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、cpd131f
ジクロロメタン(10mL)中1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cps131e(189mg、0.581mmol)の溶液に、1-クロロ-N,N,2-トリメチル-1-プロペニルアミン(0.307mL、2.324mmol)を添加し、混合物を室温で30分間撹拌して、1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、化合物131f(0.581mmol)の粗溶液を得、それ自体を直ちに使用した。
G.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd131
室温のピリジン(5mL)中1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、化合物131f(0.581mmol)、ピリジン(5mL)中5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(162mg、0.872mmol)、及び反応物を室温で20時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、メタノール-ジクロロメタン勾配)により精製して、N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd131を得、これを重炭酸ナトリウム-水/メタノール-アセトニトリル勾配で溶出する逆相クロマトグラフィーにより更に精製して、純粋な生成物(67mg、23.4%)を得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ1.73-1.85(m,1H),1.89-2.06(m,1H),2.23(s,3H),2.78(t,J=6.4Hz,2H),2.94-3.22(m,2H),6.82(t,J=7.7Hz,1H),7.03(d,J=7.8Hz,1H),7.12(d,J=7.5Hz,1H),8.01(s,2H),8.18(s,1H),8.35(s,1H),8.84(d,J=2.6Hz,1H),8.95(d,J=2.6Hz,1H)。MS m/z 494.1(M+H)+。
(実施例132)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd132
A.tert-ブチル8-ブロモ-2,3-ジヒドロ-4H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレート、cpd132a
ジクロロメタン(15mL)中8-ブロモ-3,4-ジヒドロ-2H-1,4-ベンゾオキサジン(1.0g、4.672mmol)の溶液に、N,N-ジメチルアミノピリジン(0.057g、0.467mmol)及びトリエチルアミン(1.36mL、9.8mmol)を添加した。混合物を室温で30分間撹拌した後、ジ-tert-ブチルジカーボネート(1.13mL、4.905mmol)を少しずつ添加した。溶液を、室温で一晩撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈した。有機層を水及びブラインで洗浄し、濾過し、乾燥させ、濾液を濃縮した。混合物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した。得られた固形物を減圧下で乾燥させて、tert-ブチル8-ブロモ-2,3-ジヒドロ-4H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレート、cpd135a(1.208g、収率82.3%)を得た。MS m/z 259.9(M+H-tBu)+。
B.tert-ブチル8-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-2,3-ジヒドロ-4H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレート、cpd132b
窒素下室温の1,4-ジオキサン(10mL)中tert-ブチル8-ブロモ-2,3-ジヒドロ-4H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレート、cpd132a(1.156g、3.679mmol)及びベンゾフェノンヒドラゾン(0.722g、3.679mmol)の溶液に、BINAP(229mg、0.368mmol)、酢酸パラジウム(II)(83mg、0.368mmol)、及びナトリウムt-ブトキシド(1.061g、11.038mmol)を添加し、混合物を100℃で16時間加熱した。得られた混合物を室温に冷却し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して粗生成物を得、これをフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した。得られた固形物を減圧下で乾燥させて、tert-ブチル8-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-2,3-ジヒドロ-4H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレート、cpd132b(0.820g、収率51.9%)を得た。MS m/z 430.1(M+H)+。
C.8-ヒドラジニル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジンヒドロクロリド、cpd132c
エタノール(2.2mL)中tert-ブチル8-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)-2,3-ジヒドロ-4H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレート、cpd132b(0.901g、2.098mmol)の溶液に、濃塩酸(4.4mL)を添加し、混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した後、ジエチルエーテル(25mL)及び水(10mL)で処理した。層を分離した。水相を減圧下で濃縮して、8-ヒドラジニル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジンヒドロクロリド、cpd132cを得、これを精製することなく次の工程に使用した(2.098mmolの粗製物、収率100%)。MS m/z 166.1(M+H)+。
D.エチル1-(3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd132d
エタノール(15mL)中8-ヒドラジニル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジンヒドロクロリド、cpd132c(1.998mmol)及びトリエチルアミン(0.557mL、4.0mmol)の溶液に、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(0.432g、1.80mmol)を添加し、混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水/NaHCO3で洗浄し、有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、メタノール-ジクロロメタン勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮して、エチル1-(3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd132d(494mg、収率72.4%)を得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)δ1.37(t,J=7.1Hz,3H),3.33-3.50(m,2H),4.10-4.28(m,2H),4.36(q,J=7.1Hz,2H),6.66-6.75(m,2H),6.82(t,J=7.9Hz,1H),8.14(s,1H)。MS m/z 342.0(M+H)+。
E.エチル1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd132e
室温の酢酸(7.9mL)中エチル1-(3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd132d(0.494g、1.447mmol)の溶液に、パラホルムアルデヒド(0.435g、14.475mmol)を添加した。混合物を室温で15分間撹拌した後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.455g、7.237mmol)を添加し、混合物を室温で4時間撹拌した。反応物を飽和Na2CO3水溶液でクエンチし、次いで、ジクロロメタンで抽出した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して、エチル1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd132e(0.514g、99%)を得た。MS m/z 356.0(M+H)+。
F.1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd132f
エタノール(18mL)中エチル1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd132e(0.514g、1.447mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム(116mg、2.894mmol)を添加し、混合物を60℃で3時間加熱した。混合物を室温に冷却し、撹拌した1N HCl/氷/酢酸エチル混合物に注いだ。有機層を分離し、ブラインで洗浄した後、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd132f(473mg、収率99%)を得た。MS m/z 328.0(M+H)+。
G.1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、cpd132g
ジクロロメタン(12mL)及びN,N-ジメチルホルムアミド(0.1mL)中1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd132f(474mg、1.447mmol)の溶液に、塩化オキサリル(0.248mL、2.894mmol)を添加し、混合物を還流温度になるまで1時間かけて加熱した。混合物を濃縮乾固し、残留物を減圧下で一定重量になるまで乾燥させて、粗1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、cpd132g(1.447mmol)を油状物として得、それ自体を直ちに使用した。
H.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd132
室温のジクロロメタン(8mL)及びテトラヒドロフラン(24mL)中1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニルクロリド、cpd132g(1.447mmol)の溶液に、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル(539mg、2.894mmol)を添加し、続いてトリエチルアミン(0.807mL、5.788mmol)を添加し、反応物を室温で20時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル-ヘプタン勾配)により精製して、生成物と出発物質との混合物を得た。生成物を、重炭酸アンモニウム-水-アセトニトリル勾配で溶出する逆相クロマトグラフィーにより精製した。生成物画分を合わせ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濃縮して、純粋なN-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd132(185mg、25.8%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ2.92(s,3H),3.23-3.35(m,2H),4.03-4.37(m,2H),6.67-6.77(m,1H),6.84-6.99(m,2H),8.31(s,2H),8.49(s,1H),8.90(d,J=2.5Hz,1H),9.15(d,J=2.4Hz,1H),11.38(s,1H)。MS m/z 496.1(M+H)+。
(実施例133)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd133
A.4-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)イソインドリン-1-オン、cpd133a
窒素下室温の1,4-ジオキサン(25mL)中4-ブロモイソインドリン-1-オン(1.0g、4.72mmol)及びベンゾフェノンヒドラゾン(2.78g、14.15mmol)の溶液に、BINAP(587mg、0.94mmol)、酢酸パラジウム(II)(212mg、0.94mmol)、及びナトリウムt-ブトキシド(1.36g、11.15mmol)を添加し、混合物を100℃で16時間加熱した。得られた混合物を室温に冷却し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して粗生成物を得、これをフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン-酢酸エチル勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮した。生成物を減圧下で乾燥させて、4-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)イソインドリン-1-オン、cpd133a(1.544g、収率90.7%)を得た。MS m/z 328.0(M+H)+
B.4-ヒドラジニルイソインドリン-1-オンヒドロクロリド、cpd133b
エタノール(4.3mL)中4-(2-(ジフェニルメチレン)ヒドラジニル)イソインドリン-1-オン、cpd133a(1.4g、4.28mmol)の溶液に、濃塩酸(8.6mL)を添加し、混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、次いでジエチルエーテル(25mL)及び水(10mL)で処理した。層を分離した。水相を減圧下で濃縮して、4-ヒドラジニルイソインドリン-1-オンヒドロクロリド、cpd1336bを得、これを精製することなく次の工程に使用した(3.20mmolの粗製物、収率75%)。MS m/z 164.0(M+H)+。
C.エチル1-(1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd133c
エタノール(15mL)中4-ヒドラジニルイソインドリン-1-オンヒドロクロリド、cpd133b(755mg、3.20mmol)、及びトリエチルアミン(2.30mL、15.99mmol)の溶液に、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(768mg、3.20mmol)を添加し、混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、水/NaHCO3で洗浄し、有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、次いで濾液を濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、メタノール-ジクロロメタン勾配)により精製した。純粋画分を合わせ、濃縮して、エチル1-(1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd133c(120mg、収率9.4%)を得た。1H NMR(300MHz,Chloroform-d)d 1.40(t,J=7.1Hz,3H),4.24-4.49(m,4H),6.56(s,1H),7.54(d,J=7.8Hz,1H),7.65(t,1H),8.04(d,J=7.5Hz,1H),8.18(s,1H)。MS m/z 340.1(M+H)+。
D.(1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd133d
THF-H2O(8mL)中エチル1-(1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd133c(70mg、0.21mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム(12.4mg、0.31mmol)を添加し、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を撹拌した1N HCl/氷/酢酸エチル混合物に注いだ。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、次いで乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、1-(1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd133d(66mg、収率97%)を得た。MS m/z 311.9(M+H)+。
E.1-(2-(tert-ブトキシカルボニル)-1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd133e
ジ-tert-ブチルデカーボネート(56.8mg、0.26mmol)、DMAP(4.24mg、0.035mmol)、及びトリエチルアミン(52.7mg、0.52mmol)を、ジクロロメタン(5mL)中1-(1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd133d(54mg、0.17mmol)の溶液に添加した。混合物を30℃で48時間撹拌した。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製して、1-(2-(tert-ブトキシカルボニル)-1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd133eを黄色の固形物(33mg、46.24%)として得た。[M+1]+356.0
F.tert-ブチル4-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-1-オキソイソインドリン-2-カルボキシレート、cpd133f
オキシ塩化リン(29.4μL、0.32mmol)を、CH2Cl2(5mL)中1-(2-(tert-ブトキシカルボニル)-1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd133e(33mg、0.08mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(15.70mg、0.08mmol)、ピリジン(32.4μL、0.40mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。5mLのH2Oを混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して反応混合物のpHを7~8に調整した。混合物をCH2Cl2(5mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Mg2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮乾固して、粗tert-ブチル4-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-1-オキソイソインドリン-2-カルボキシレート、cpd133f(55.2mg、85%)を得た。
G.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd133
ジオキサン中HCl(1M)を、CH2Cl2(3mL)中tert-ブチル4-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-1-オキソイソインドリン-2-カルボキシレート、cpd133f(50mg、0.073mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させた。反応混合物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製して、N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd133を淡白色の固形物(13mg、36.6%)として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.26(1 H,s),8.81(2 H,d,J=2.20Hz),8.63(1 H,d,J=2.43Hz),8.50(1 H,s)8.16(2 H,s),7.91(1 H,dd,J=7.06,1.32Hz),7.69-7.78(2 H,m),4.31(2 H,s)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+488.9。
(実施例134)
1-(6-アミノピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd134
A.エチル1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd134a
エタノール(150mL)中2-ブロモ-6-ヒドラジニルピリジン(3.og、15.96mmol)及びエチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(5.75g、23.93mmo)の溶液を80℃で一晩撹拌し、次いで室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去して、黄色の油状物を得た。油状物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/EtOAc100/0→石油エーテル/EtOAc80/20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、所望の生成物を黄色の固形物として得た。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+365.6。
B.エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd134b
ジオキサン(75mL)中酢酸パラジウム(93.23mg、0.41mmol)及びキサントホス(238.36mg、0.41mmol)を、窒素下室温で10分間撹拌した。次いで、エチル1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd134a(3.0g、8.24mmol)、Cs2CO3(8.05g、24.72mmol)、及びtert-ブチルカルバメート(1.16g、9.89mmol)を室温で添加した。次いで、反応混合物を90℃で一晩加熱した後、室温に冷却した。反応混合物を珪藻土のパッドで濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/EtOAc100/0→石油エーテル/EtOAc80/20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮乾固して、所望の生成物を白色の固形物として得た。
C.1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd134c
THF/メタノール/H2O(1:1:1)(3mL)中エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd134b(100mg、0.25mmol)の溶液に、水酸化リチウム(31.44mg、0.75mmol)を添加し、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を、撹拌した1N HCl/氷/酢酸エチル混合物上に注いだ。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、次いで乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮し、濃縮して、cpd134c(90mg、収率96.8%)を得た。
D.tert-ブチル(6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート、cpd134d
POCl3(41.8μL、0.47mmol)を、CH2Cl2(3mL)中1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd134c(70mg、0.19mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(45.51mg、0.24mmol)、ピリジン(152μL、0.98mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。水(5mL)及びCH2Cl2(10mL)を混合物に添加した。有機層をブライン(5mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1→1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、cpd134f(70mg、収率68.9%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+H:563.1
E.1-(6-アミノピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd134
tert-ブチル(6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート、cpd134d(70mg 0.13mmol)をTFA/DCM(2mL、1:4)に添加した。混合物を室温で4時間撹拌した。1M NaOH溶液を添加してpHを7~8に調整した。水性をDCM(5mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→0/100)により精製し、蒸発させ、乾燥させて、cpd134(57.9mg、43.2%)を白色の固形物として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.37(s,2 H)6.58(d,J=8.38Hz,1 H)6.74(d,J=7.72Hz,1 H)7.60(t,J=8.05Hz,1 H)8.28(s,2 H)8.33(s,1 H)8.82(d,J=2.43Hz,1 H)9.03(d,J=1.98Hz,1 H)11.25(br s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+441.0
(実施例135)
1-(2-シアノ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd135
Pd(dba)2(7.03mg、0.0077mmol)及びdppf(8.51mg、0.015mmol)を、N2雰囲気下、DMA(2mL)中1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd50(100mg、0.19mmol)、ジシアノ亜鉛(13.52mg、0.12mmol)及び亜鉛(3.01mg、0.046mmol)の溶液に添加した。反応混合物を120℃で4時間加熱した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。純粋画分を回収し、溶媒を減圧下で蒸発させて、cpd135を白色の固形物(50mg、56%)として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.91(td,J=8.54,2.98Hz,1 H)8.04(dd,J=8.93,4.74Hz,1 H)8.26(dd,J=8.27,2.98Hz,1 H)8.31(s,2 H)8.58(s,1 H)8.86(d,J=2.43Hz,1 H)9.08(d,J=2.43Hz,1 H)11.36(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+467.9
(実施例136)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-シアノ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd136
Pd(dba)2(6.90mg、0.0075mmol)及びdppf(6.27mg、0.011mmol)を、N2雰囲気下、DMA(2mL)中1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd84(100mg、0.19mmol)、ジシアノ亜鉛(11.51mg、0.10mmol)、及び亜鉛(1.48mg、0.023mmol)の溶液に添加した。反応混合物を120℃で4時間加熱した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。純粋画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、cpd136を白色の固形物(40mg、44%)として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 7.91(td,J=8.49,3.09Hz,1 H),8.03(dd,J=8.93,4.74Hz,1 H),8.19(s,2 H),8.26(dd,J=8.05,2.76Hz,1 H),8.59(s,1 H),8.66(d,J=2.21Hz,1 H),8.85(d,J=1.98Hz,1 H),11.32(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+476.9
(実施例137)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メチルチオ)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd137
A.(2-(メチルチオ)フェニル)ヒドラジン、cpd137a
-5℃の濃HCl(4.1mL)中2-(メチルチオ)アニリン(500mg、2.85mmol)の撹拌溶液に、0℃未満の水(1.0mL)中亜硝酸ナトリウム(295mg、4.27mmol)の溶液をゆっくり添加した。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、濃HCl(1mL)中に溶解させた塩化スズ(II)二水和物(1.606mg、7.12mmol)の溶液を滴下した。次いで、混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH12~14に調整した。混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物(400mg、91.1%)を褐色の固形物として得、これを更に精製することなく次の工程に使用した。
B.エチル1-(2-(メチルチオ)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd137b
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(1246mg、5.19mmol)、(2-(メチルチオ)フェニル)ヒドラジン、cpd137a(400mg、2.59mmol)、及びエタノール(20mL)からなる溶液を80℃で16時間撹拌した後、室温に冷却した。得られた溶液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:0→80:20)により精製して、標題化合物(800mg、92.5%)を灰色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:330.9。
C.1-(2-(メチルチオ)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸。cpd137c
水酸化リチウム(100.7mg、2.40mmol)を、MeOH:H2O=1:1(10mL)中エチル1-(2-(メチルチオ)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd137b(400mg、1.2mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間反応させた。溶媒を減圧下で蒸発させ、水(10mL)を混合物に添加した。1M塩酸を添加することを介して混合物を酸性(pH5)にし、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、生成物(350mg、96.5%)を黄色の固形物として得た。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 8.20(s,1H),7.48-7.42(m,1H),7.32(d,J=7.9Hz,1H),7.23(d,J=4.4Hz,2H),2.36(s,3H)。
D.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メチルチオ)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd137
1-(2-(メチルチオ)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd137c(350mg、1.16mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT2(226.5mg、1.16mmol)、ピリジン(106.218mL、2.012mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(335.1mL、2.32mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を得、これを分取HPLC(50%→80%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(80mg、13.7%)を得た。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 8.77(d,J=2.2Hz,1H),8.51(d,J=2.2Hz,1H),8.16(s,1H),8.04(s,1H),7.95(s,2H),7.60-7.52(m,1H),7.42(d,J=7.9Hz,1H),7.36-7.31(m,2H),2.45(s,3H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+480.0。
(実施例138)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(メチルスルホニル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd138
CH2Cl2(2mL)中N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(メチルチオ)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、pd137(100mg、0.20mmol)の溶液に、m-CPBA(93.1mg、0.46mmol)を添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。混合物に飽和Na2SO3(5mL)及び飽和NaHCO3(5mL)を添加した。得られた混合物をCH2Cl2(10mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮乾固した。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=3:1→0:1)により精製した。所望の画分を蒸発乾固して、cpd138を白色の固形物として得た。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 8.73(d,J=2.4Hz,1H),8.51(d,J=2.4Hz,1H),8.31(s,1H),8.27-8.22(m,1H),8.12(s,1H),7.94(s,2H),7.88-7.82(m,2H),7.54(br d,J=8.4Hz,1H),3.21(s,3H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+512.0
(実施例139)
1-(6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd139
A.tert-ブチル(6-クロロ-3-シアノピリジン-2-イル)カルバメート、cpd139a
ジクロロメタン(15mL)中2-アミノ-6-クロロニコチノニトリル(118.9mg、6.5mmol)mg、DMAP(31.8mg、0.26mmol)、及びTEA(988.4mg、9.8mmol)の溶液を、室温のジ-tert-ブチルデカーボネート(4263.5mg、19.5mmol)に添加し、混合物を室温で12時間撹拌した。飽和NaHCO3(15mL)を添加し、混合物をEtOAc(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させた。濾過後、溶媒を減圧下で濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/EtOAc=100:0→70:30)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を除去して白色の固形物(1500mg、90.8mmol)を得た。LCMS(ESI)m/z M-55:198.0。
B.tert-ブチル(3-シアノ-6-ヒドラジニルピリジン-2-イル)カルバメート、cpd139b
ジオキサン(20mL)中パラジウム(II)(pi-シンナミル)(153.2mg、0.27mmol)クロリドダイマー及びN-[2-(ジ-1-アダマンチルホスフィノ)フェニル]モルホリン(274.1mg、0.59mmol)の混合物をアルゴンで4回排気した。得られた透明な黄色の液状物をアルゴン下室温で10分間撹拌した。tert-ブチル(6-クロロ-3-シアノピリジン-2-イル)カルバメート、cpd139a(1500mg、5.9mmol)及びtBuONa(1136.5mg、11.8mmol)を混合物に添加し、アルゴンで4回排気した。得られた黄色の反応混合物を室温で5分間撹拌した後、シリンジを介してヒドラジン(592.0mg、11.8mmol)で処理し、次いでアルゴンで4回排気した。混合物をアルゴン下50℃で2時間撹拌した。反応混合物を濾過した後、溶媒を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M-55:194.1。
C.エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-シアノピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd139c
tert-ブチル(3-シアノ-6-ヒドラジニルピリジン-2-イル)カルバメート(1100mg、1.45mmol)を、EtOH(20mL)中エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(522.7mg、2.18mmol)の溶液に添加し、80℃で1時間反応させた。混合物を減圧下で濃縮し、次いで、FFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→石油エーテル/酢酸エチル=80:20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M-55:370.0。
D.1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-シアノピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd139d
LiOH(125.58mg、5.24mmol)を、THF/H2O(1:1、12mL)中エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-シアノピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(500mg、5.24mmol)の溶液に添加し、23℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮した。1M HCl溶液を混合物に添加して混合物をpH5に調整し、混合物をEtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色の油状物(470mg、94.0%)として得た。LCMS(ESI)m/z M-55:341.8。
E.tert-ブチル(3-シアノ-6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート、cpd139e
1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-シアノピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(230mg、0.43mmol)、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(94.3mg、0.51mmol)、POCl3(88.8mg、0.58mmol)をCH2Cl2(8mL)に溶解させ、ピリジン(114.5mg、1.45mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3(10mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色の油状物として得、これをFFS(石油エーテル/酢酸エチル=50:50→石油エーテル/酢酸エチル=0:100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、所望の生成物を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M-55:466.1。
F.1-(6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd139
シリカゲル(214.4mg、3.57mmol)を、トルエン(10mL)中tert-ブチル(3-シアノ-6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート(150mg、0.24mmol)の溶液に添加した。混合物を110℃で1時間反応させた。溶液を濃縮して、白色の固形物を得、次いで、分取HPLC(63%→33%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、得られた残留物を凍結乾固して、標題化合物(35.2mg、30.9%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:466.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.99(d,J=8.16Hz,1 H),7.33(s,2 H),8.15(d,J=8.16Hz,1 H),8.27(s,2 H),8.40(s,1 H),8.80(d,J=2.43Hz,1 H),9.03(d,J=2.43Hz,1 H)。
(実施例140)
1-(6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd140
A.tert-ブチル(6-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-シアノピリジン-2-イル)カルバメート、cpd140a
1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-シアノピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(230mg、0.58mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(118.9mg、0.61mmol)、POCl3(88.8mg、0.58mmol)をCH2Cl2(8mL)に溶解させ、ピリジン(106.5mg、0.70mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。NaHCO3(10mL)を添加し、CH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色の油状物として得た。油状物をFFS(石油エーテル/酢酸エチル=50:50→石油エーテル/酢酸エチル=0:100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+23:597.3。
B.1-(6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd140
シリカゲル(344.890mg、5.740mmol)を、トルエン(10mL)中tert-ブチル(6-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-シアノピリジン-2-イル)カルバメート(220mg、0.38mmol)の溶液に添加した。混合物を110℃で1時間反応させた。溶液を濃縮して、白色の固形物を得、分取HPLC(63%→33%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(110mg、59.1%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:474.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.99(d,J=8.16Hz,1 H),7.33(s,2 H),8.05-8.19(m,3 H),8.38(s,1 H),8.59(d,J=2.21Hz,1 H),8.76(d,J=2.21Hz,1 H),11.11(s,1 H)。
(実施例141)
1-(6-アミノ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd141
A.2-ヒドラジニル-3-メチルピリジン、cpd141a
ヒドラジン(1mL)中2-フルオロ-3-メチルピリジン(4g、36.0mmol)からなる溶液を60℃で3時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗標題生成物141a(4g、収率90.2%)を得た。
B.エチル1-(3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd141b
EtOH(5mL)中2-ヒドラジニル-3-メチルピリジン(4g、32.5mmol)及びエチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート(7.8g、32.5mmol)からなる溶液を60℃で3時間撹拌した。得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗標題生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→70:30)により精製した。溶媒を減圧下で濃縮して、標題化合物(8g、収率82.3%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:299.9
C.2-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルピリジン1-オキシド、cpd141c
CH2Cl2(50mL)中エチル1-(3-メチルピリジンー2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(8g、26.7mmol)の冷(0℃)溶液に、3-クロロベンゾパーオキソ酸(1.38g、80.2mmol)を10分間にわたり添加した。混合物を室温に加温し、一晩撹拌した。溶液を亜硫酸水素ナトリウムの半飽和水溶液(50mL)で2回洗浄して、過剰な酸化剤を分解した。次いで、混合物を半飽和炭酸カリウム水溶液(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄(2×)した。抽出物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して粗油状物を得た。残留物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→20/80)により精製した。所望の画分を回収し、減圧下で濃縮乾固して、Cpd141c(3.8g、収率38.6%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:315.9。
D.エチル1-(6-クロロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd141b
CHCl3(20mL)中ホスホリルトリクロリド(3.16g、20.6mmol)及び2-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルピリジン1-オキシド(3.8g、10.3mmol)からなる溶液を60℃で3時間撹拌した。飽和NaHCO3溶液(50mL)を混合物に添加した。
得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固して、粗標題化合物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→70:30)により精製した。溶媒を減圧下で濃縮して、標題化合物(2.6g、収率75.5%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:333.9。
E.エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)3-メチルピリジン-2-イル)5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd141e
2-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルピリジン1-オキシド(2.6g、7.79mmol)、tert-ブチルカルバメート(1.10g、9.35mmol)、及び炭酸セシウム(5.08g、15.58mmol)をジオキサンに溶解させ、Pd2(dba)3(356.7mg、0.39mmol)及びキサントホス(450.8mg、0.78mmol)を添加し、N2で1分間パージした。反応混合物を100℃で16時間撹拌した。混合物をセライトパッドで濾過し、パッドを酢酸エチル(50mL×2)で洗浄した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→70:30)により精製した。溶媒を蒸発させて、生成物である標題化合物(1.5g、収率46.5%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:359.0。
F.1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd141f
水酸化リチウム(433.4mg、18.10mmol)を、THF/H2O=1:1(10mL)中エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(1.5g、3.62mmol)の溶液に添加した。混合物を23℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮した。1M HCl溶液を混合物に添加して、混合物をpH5に調整したところ、固形物が形成された。固形物を濾過により回収して、標題化合物141f(1.30g、収率71.1%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:330.9。
G.tert-ブチル(6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバメート、cpd141g
POCl3(0.29mL)を、CH2Cl2(10mL)中5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(147.4mg、0.79mmol)、1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(400mg、0.792mmol)、及びピリジン(0.32mL、3.96mmol)の混合物に添加した。反応混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を混合物に添加した。混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色の油状物、141g(500mg、収率44.7%)として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:555.2。
H.1-(6-アミノ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd141
HCl/ジオキサン(0.663mL)を、tert-ブチル(6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバメート(500mg、0.35mmol)及びCH2Cl2(5mL)の混合物に添加した。反応混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を混合物に添加した。混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色の油状物として得た。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。
カラム:Phenomenex Gemini 150×25mm×10μm;条件:A:水(0.05%HCl);B:MeCN開始時:A(90%)及びB(10%)、終了時:A(10%)及びB(90%)。純粋な画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾固して、生成物を白色の固形物(45mg、収率27.8%)として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:455.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.88(s,3 H),6.62(d,J=8.28Hz,1 H),7.52(d,J=8.53Hz,1 H),8.32(s,2 H),8.44(s,1 H),8.87(d,J=2.51Hz,1 H),9.09(d,J=2.26Hz,1 H),11.22(s,1 H)。
(実施例142)
1-(2-アミノ-5-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd142
A.4-クロロ-3-メチルピリジン1-オキシド、cpd142a
CH2Cl2(30mL)中4-クロロ-3-メチルピリジン(6g、47.0mmol)の溶液を室温で一晩撹拌した。飽和NaHCO3を添加して反応をクエンチした(pH8~9)した。混合物をCH2Cl2(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0→0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、標題化合物(2.9g、収率42.9%)を黄色の固形物として得た。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 2.33(s,3 H),7.25(d,J=6.84Hz,1 H),8.01(br d,J=6.61Hz,1 H),8.11(s,1 H)。
B.4-ヒドラジニル-3-メチルピリジン1-オキシド、cpd142b
ヒドラジン(5.16g、98%)中4-クロロ-3-メチルピリジン-1-オキシド(2.9g、20.2mmol)の溶液を80℃で一晩撹拌した。混合物を濃縮して、標題化合物(2.8g、粗生成物)を黄色の固形物として得た。
C.4-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルピリジン1-オキシド、cpd142c
EtOH(30mL)中4-ヒドラジニル-3-メチルピリジン-1-オキシド(2.8g、20.1mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(9.67g、40.2mmol)の溶液を80℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0→0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、標題化合物(3.13g、収率49.3%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:316.1。
D.エチル1-(2-クロロ-5-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート及びエチル1-(2-クロロ-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd142d
POCl3(15mL)中4-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルピリジン1-オキシド(2.3g、7.3mmol)の溶液を100℃で2時間撹拌した。混合物をCH2Cl2(30mL)で希釈した。飽和Na2CO3溶液を0℃で撹拌しながら混合物に滴下して、溶液をpH8~9にした。混合物をCH2Cl2(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0→50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、標題化合物(1.57g、収率64%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:333.8,1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 1.40(t,J=7.06Hz,3 H),2.08(s,3 H),4.40(q,J=7.06Hz,2 H),7.29(s,1 H),8.21(s,1 H),8.45(s,1 H);1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 1.40(t,J=7.06Hz,3 H),2.12(s,3 H),4.40(q,J=7.06Hz,2 H),7.19(d,J=5.29Hz,1 H),8.21(s,1 H),8.43(d,J=5.07Hz,1 H)。
E.エチル1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd142e
ジオキサン(20mL)中エチル1-(2-クロロ-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(1.7g、0.61mmol)、tert-ブチルカルバメート(1.7g、2.55mmol)、及びCs2CO3(4.98g、15.3mmol)の溶液に、Pd(OAc)2(80.1mg、0.36mmol)及びキサントホス(206.3mg、0.36mmol)をN2吹き込み下で添加した。混合物を、N2雰囲気下100℃で一晩撹拌した。反応溶液を濾過し、酢酸エチル(30mL)で洗浄した。濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0→0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、標題化合物(1.2g、収率57%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:315.1。
F.1-(キノリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd142f
THF/H2O(2/1、10mL)中エチル1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(1.2g、0.61mmol)、LiOH.H2O(243.0mg、0.39mmol)の溶液を室温で3時間撹拌した。1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した。混合物を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。有機層を単離し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、標題化合物(119mg、粗生成物)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:331.1。
G.tert-ブチル(4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバメート、cpd142g
オキシ塩化リン(219.6μL、0.42mmol)を、CH2Cl2(5mL)中1-(キノリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(500mg、1.18mmol)、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(263.1mg、1.41mmol)、ピリジン(952.6μL、11.78mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して、反応混合物のpHを7~8に調整した。混合物をCH2Cl2(10mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、標題化合物(600mg、粗生成物)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:555.2。
H.1-(1-アミノイソキノリン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd142
トルエン(10mL)中tert-ブチル(4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバメート(600mg、0.74mmol)及びシリカゲル(1334.9mg、22.22mmol)の混合物を120℃で一晩撹拌した。混合物を濃縮して、粗生成物を得、これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→0/100)により精製した。所望の画分を回収し、蒸発させて、生成物を得、これを分取HPLC(10%→40%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により更に精製し、凍結乾固して、標題化合物(80mg、23.2%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:454.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.88(s,3 H),6.99(s,1 H),8.10(s,1 H),8.30(s,2 H),8.61(s,1 H),8.86(d,J=2.43Hz,1 H),9.10(d,J=2.43Hz,1 H),11.42(s,1 H)。
(実施例143)
1-(2-アミノ-3-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd143
A.エチル1-(2-アミノ-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd143a
ジオキサン(20mL)中エチル1-(2-クロロ-5-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(750mg、1.12mmol)、tert-ブチルカルバメート(533.6mg、2.55mmol)、及びCs2CO3(2.23g、6.83mmol)の溶液に、Pd(OAc)2(25.6mg、0.36mmol)及びキサントホス(65.9mg、0.11mmol)を、N2吹き込み下で添加した。混合物をN2雰囲気下110℃で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、酢酸エチル(20mL)で洗浄した。濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0→0/100)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、標題化合物(150mg、収率21%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:315.1。
B.エチル1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd143b
THF(5mL)中エチル1-(2-アミノ-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(150mg、0.24mmol)及びBoc2O(416.7mg、1.91mmol)、DMAP(5.83mg、0.048mmol)、及びTEA(200μL、1.43mmol)の溶液を室温で一晩撹拌した。混合物を蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100/0→50/50)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、標題化合物(120mg、収率60%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:359.1。
C.1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd143c
THF/H2O(2/1、2mL)中エチル1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(1.2g、0.61mmol)、LiOH.H2O(243.0mg、0.39mmol)の溶液を室温で3時間撹拌した。1N HCl溶液を添加して反応溶液を中和した(pH5~6)。混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。分離した有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、溶媒を減圧下で濃縮して、標題化合物(110mg、収率98%)を黄色の固形物として得た。
D.tert-ブチル(4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルピリジン-2-イル)カルバメート、cpd143d
オキシ塩化リン(53μL、0.57mmol)を、CH2Cl2(5mL)中1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(110mg、0.29mmol)、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(79.5mg、0.43mmol)、ピリジン(460μL、5.7mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。水(5mL)を混合物に添加した。飽和NaHCO3を添加して、反応混合物のpHを7~8に調整した。混合物をCH2Cl2(10mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、標題化合物(200mg、粗生成物)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:499.1。
E.1-(2-アミノ-3-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd143
トルエン(5mL)中tert-ブチル(4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルピリジン-2-イル)カルバメート(200mg、0.213mmol)及びシリカゲル(510.7mg、8.5mmol)の混合物を120℃で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濃縮して、粗生成物を得、これを分取HPLC(35%→65%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(25mg、25.0%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:455.2。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.82(s,3 H),6.99(d,J=6.39Hz,1 H),8.06(d,J=6.62Hz,1 H),8.27(s,2 H),8.65(s,1 H),8.86(d,J=2.43Hz,1 H),9.11(d,J=2.43Hz,1 H),11.46(s,1 H)。
(実施例144)
1-(6-アミノ-5-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd144
A.ジ-tert-ブチル(3,6-ジクロロピリジン-2-イル)カルバメート、cpd144a
CH2Cl2(30mL)中3,6-ジクロロピリジン-2-アミン(1g、6.14mmol)、(Boc)2O(2677.8mg、12.27mmol)、Et3N(1858.8mg、18.40mmol)、DMAP(74.84mg、0.61mmol)の溶液を室温で12時間撹拌した。混合物を水(100mL)で希釈し、CH2Cl2(100mL×3)で抽出した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:石油エーテル/EtOAc=100:0→10:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、標題化合物(2.2g、収率98.7%)を無色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:384.9。
B.tert-ブチル(3-クロロ-6-ヒドラジニルピリジン-2-イル)カルバメート、cpd144b
ジオキサン(5mL)中{Pd(シンナミル)Cl}2(78.Mg、0.15mmol)及びMor-DalPhos(140.4mg、0.30mmol)の混合物をアルゴンで4回排気した。得られた透明な黄色の液状物を、アルゴン下室温で10分間撹拌した。ジーtert-ブチル(3,6-ジクロロピリジン-2-イル)カルバメート(1.1g、3.0mmol)及びt-BuONa(581.4mg、6.06mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴンで4回排気した。得られた黄色の反応物を室温で5分間撹拌し、次いで、シリンジを介してN2H4.H2O(309.4mL、6.06mmol)で処理した。反応物をアルゴンで4回排気し、次いで、混合物をアルゴン下50℃で2時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(50mL×3)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、標題化合物(1.3g、収率96.6%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:258.9。
C.エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd144c
EtOH(30mL)中tert-ブチル(3-クロロ-6-ヒドラジニルピリジン-2-イル)カルバメート(1.3g、2.92mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート(1.05mg、4.4mmol)、Et3N(0.89g、8.8mmol)の溶液を80℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1→3:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油状物として得た。生成物を、カラム:Gemini 150×25 5 u条件:A:水(0.05%水酸化アンモニアv/v)B:CH3CNで分取高速液体クロマトグラフィーによって精製した。開始時:A(45%)及びB(55%)終了時:A(15%)及びB(85%)勾配時間(分)10;100%B保持時間(分)2;流速(mL/分):25。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾固して、標題化合物(120mg、収率9.4%)を黄色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:457.0。
D.1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd144d
LiOH(3.2mg、0.55mmol)を、水(10mL)中エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-クロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(120mg、0.28mmol)、THF(10mL)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物に5%KHSO4を添加して、pHを3~4に調整した。水(100mL)及び酢酸エチル(100)mLを混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、標題化合物(100mg、収率89.1%)を黄色の固形物として得て、そのまま次の工程に使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:428.9。
E.tert-ブチル(3-クロロ-6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート、cpd144e
POCl3(75.395mg、0.492mmol)を、CH2Cl2(10mL)中1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(100mg、0.25mmol)、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(54.9mg、0.30mmol)、ピリジン(8.6mg、0.62mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間攪拌した。50mLのH2O及び50mLのCH2Cl2を混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、標題化合物(200mg、収率88.2%)をそのまま次の工程に使用する褐色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:597.0。
F.1-(6-アミノ-5-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd144
tert-ブチル(3-クロロ-6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート(200mg、0.22mmol)をHCl/ジオキサン(10mL)に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。カラム:Phenomenex Gemini 150×25mm×10μm。条件:A:水(0.05%HCl)。B:CH3CN。開始時:A(60%)及びB(40%)終了時:A(40%)及びB(60%)。勾配時間(分)10;100%B保持時間(分)3;流速(mL/分):25。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾固して、標題化合物(21.1mg、収率19.0%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:474.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.77(s,2 H),6.84(d,J=7.94Hz,1 H),7.83(d,J=7.94Hz,1 H),8.27(s,2 H),8.36(s,1 H),8.81(d,J=2.43Hz,1 H),9.03(d,J=2.65Hz,1 H),11.29(br s,1 H)。
(実施例145)
1-(6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd145
A.5-フルオロ-2-ヒドラジニル-3-メチルピリジン、cpd145a
ジオキサン(80mL)中{Pd(シンナミル)Cl}2(711.8mg、1.37mmol)及びMor-DalPhos(1274.1mg、2.75mmol)の混合物をアルゴンで4回排気した。得られた透明な黄色の液状物を、アルゴン下室温で10分間撹拌した。2-クロロ-5-フルオロ-3-メチルピリジン(4g、27.48mmol)及びt-BuONa(5.28g、54.96mmol)を混合物に添加し、混合物をアルゴンで4回排気した。得られた黄色の反応混合物を室温で5分間撹拌し、次いで、シリンジを介してヒドラジン水和物(2.81g、54.96mmol)で処理した。反応物をアルゴンで4回排気した。次いで、混合物をアルゴン下50℃で2時間撹拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(100mL×3)で洗浄した。濾液を回収し、濃縮して、標題化合物(5g、粗収率128.9%)を褐色の固形物として得、これを次の工程にそのまま使用した。
B.エチル1-(5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd145b
EtOH(100mL)中5-フルオロ-2-ヒドラジニル-3-メチルピリジン(5g、35.4mmol)、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(12.77g、53.14mmol)、TEA(10.73g、106.27mmol)の溶液を80℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1→5:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物145b(10g、収率81.8%)を黄色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:317.9。
C.2-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-5-フルオロ-3-メチルピリジン1-オキシド、cpd145c
1,2-ジクロロエタン(100mL)中エチル1-(5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(10g、28.96mmol)、3-クロロベンゾパーオキソ酸(18.74g、86.89mmol)の溶液を80℃で16時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO3(1000mL)でクエンチし、混合物を酢酸エチル(500mL×3)で抽出した。有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を無色の油状物として得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーカラム(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル10/1→1/1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物(4.5g、収率45.8%)を黄色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:334.3。
D.エチル1-(6-クロロ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd145d
2-(4-(エトキシカルボニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-5-フルオロ-3-メチルピリジン1-オキシド(4.5g、13.26mmol)をCHCl3(40mL)中POCl3(122g、795.66mmol)の溶液に添加した。混合物を90℃で18時間撹拌した。混合物を水(50mL)で希釈し、CH2Cl2(30mL×3)で抽出した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル20:1→5:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物1d(4.3g、収率90.0%)を黄色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:351.9。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 1.37(t,J=7.17Hz,3 H),2.15(s,3 H),4.36(d,J=7.06Hz,2 H),7.50-7.60(m,1 H),8.12-8.20(m,1 H)。
E.エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd145e
ジオキサン(50mL)中エチル1-(6-クロロ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(2.0g、5.55mmol)、tert-ブチルカルバメート(2.60g、22.21mmol)、及びCs2CO3(3.62g、11.11mmol)の混合物に、N2下でPd(OAc)2(124.7mg、0.56mmol)及びキサントホス(642.6mg、1.11mmol)を添加して、100℃になるまで10時間かけて加熱した。混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル100:1→1:1)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物145e(2.1g、収率48.5%)を黄色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:332.9(-Boc)。
F.1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd145f
LiOH(349.4mg、8.33mmol)を、水(30mL)中エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、エチル1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(1.8g、4.16mmol)、THF(30mL)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。混合物に5%KHSO4を添加して、pHを3~4に調整した。水(100mL)及び酢酸エチル(100)mLを混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物(1.6g、収率78.5%)を白色の固形物として得て、次の工程にそのまま使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:426.9(+Na)。
G.tert-ブチル(6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロ-5-メチルピリジン-2-イル)カルバメート、cpd145g
POCl3(187.97mg、1.23mmol)を、CH2Cl2(10mL)中1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(300mg、0.61mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(136.9mg、0.74mmol)、及びピリジン(121.2mg、1.53mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。水(50mL)及びCH2Cl2(50mL)を混合物に添加した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物(400mg、収率70.4%)を褐色の固形物として得て、次の工程にそのまま使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:595.1(+Na)。
H.1-(6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd145
tert-ブチル(6-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロ-5-メチルピリジン-2-イル)カルバメート(400mg、0.43mmol)を、トルエン(10mL)中シリカゲル(214.4mg、3.57mmol)に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。カラム:Phenomenex Gemini 150×25mm×10μm。条件:A:水(0.05%HCl)、B:CH3CN;開始時:A(68%)及びB(32%)終了時:A(38%)及びB(62%);勾配時間(分)10;100%B保持時間(分)3;流速(mL/分):25。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾固して、生成物(77.9mg、収率38.1%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:472.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.86(s,3 H),6.52(s,2 H),7.55(d,J=11.03Hz,1 H),8.28(s,2 H),8.43(s,1 H),8.83(d,J=2.43Hz,1 H),9.05(d,J=2.43Hz,1 H),11.18(br s,1 H)。
(実施例146)
1-(6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd146
A.tert-ブチル(6-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロ-5-メチルピリジン-2-イル)カルバメート、cpd146a
POCl3(188.0mg、1.23mmol)を、CH2Cl2(10mL)中1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(300mg、0.61mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(136.9mg、0.74mmol)、及びピリジン(121.2mg、15.3mmol)の溶液に添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。水(100mL)及びCH2Cl2(100mL)を混合物に添加した。有機層をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、標題化合物(400mg、収率68.7%)を褐色の固形物として得て、次の工程にそのまま使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:604.0(+Na)。
B.1-(6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd146
tert-ブチル(6-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロ-5-メチルピリジン-2-イル)カルバメート(400mg、0.42mmol)をHCl/ジオキサン(20mL)に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製した。カラム:Phenomenex Synergi C18 150×30mm×4um;条件:A:水(0.05%HCl);B:CH3CN;開始時:A(60%)及びB(40%)終了時:A(50%)及びB(50%);勾配時間(分)12;100%B保持時間(分)2.2;流速(mL/分):25。純粋な画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾固して、標題生成物(60.5mg、収率29.6%)を白色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:481.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.86(s,3 H),6.52(s,2 H),7.55(d,J=10.80Hz,1 H),8.15(s,2 H),8.42(s,1 H),8.62(d,J=2.21Hz,1 H),8.81(d,J=2.21Hz,1 H),11.14(br s,1 H)。
(実施例147)
N-(6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd147
A.5-ニトロ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)-3-(トリフルオロメチル)ピリジン、cpd147a
1-クロロ-4-ニトロ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン(950mg、4.19mmol)、1H-1,2,3-トリアゾール(579.3mg、8.39mmol)、及び炭酸カリウム(1.45g、10.48mmol)をMeCN(20mL)に添加し、室温で16時間撹拌した。水(200mL)及び酢酸エチル(200mL)を混合物に添加した。有機層をブライン(150mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して粗生成物を得、これをFCC(石油エーテル/酢酸エチル95:5→83:17)により精製して、標題化合物(720mg、66.0%)を白色の固形物として得た。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δ9.07(d,J=2.43Hz,1 H),9.59(d,J=2.43Hz,1 H).8.06(s,2 H)。LCMS(ESI)m/z M+1:259.8。
B.6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-アミン、cpd147b
5-ニトロ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)-3-(トリフルオロメチル)ピリジン(720mg、2.77mmol)を、メチルアルコール(30mL)に溶解させ、亜鉛粉末(1.799g、27.7mmol)、NH4Cl水溶液(30mL)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。懸濁液にNaHCO3水溶液を添加して、混合物をpH9~10に調整し、混合物を珪藻土パッドで濾過し、パッドをCH2Cl2(100mL×3)で洗浄した。合わせた濾液をブライン(200mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、生成物(650mg、98.9%)を黄色の油状物として得て、次の工程にそのまま使用した。LCMS(ESI)m/z M+1:229.9。
C.tert-ブチル(6-(4-((6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロピリジン-2-イル)カルバメート、cpd147c
1-(6-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd62d(200mg、0.51mmol)、6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-アミン(146.0mg、0.62mmol)、ピリジン(101.3mg、1.28mmol)をCH2Cl2(20mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(157.1mg、1.03mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。水(50mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(50mL)で抽出した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、標題生成物(350mg、純度57.193%、65.0%)を褐色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+23:624.0。
D.N-(6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd147
tert-ブチル(6-(4-((6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-フルオロピリジン-2-イル)カルバメート、(300mg、0.29mmol)をHCl/ジオキサン(15mL)に添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油状物として得、これを分取HPLC(40%→70%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(96.5mg、67.5%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:501.9。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.71(br s,1 H),6.79(dd,J=8.05,2.54Hz,1 H),7.59(dd,J=10.58,8.16Hz,1 H),8.14-8.21(m,2 H),8.35(s,1 H),8.83(d,J=2.20Hz,1 H),9.10(d,J=2.21Hz,1 H),11.31(s,1 H)。
(実施例148)
1-(2-アミノ-5-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd148
A.tert-ブチル(4-ブロモ-5-クロロピリジン-2-イル)カルバメート、cpd148a
CH2Cl2(20mL)中4-ブロモ-5-クロロピリジン-2-アミン(2g、9.64mmol)、ジ-tert-ブチルジカーボネート(4.21g、19.28mmol)、TEA(2.93g、28.92mmol)、N,N-ジメチルピリジン-4-アミン(117.8mg、0.96mmol)の溶液を室温で2時間撹拌した。混合物を水(40mL)で希釈し、CH2Cl2(40mL×3)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を白色の固形物として得た。粗生成物をFCC(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→70:30)により精製した。溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固形物(1.2g)として得た。
B.tert-ブチル(5-クロロ-4-ヒドラジニルピリジン-2-イル)カルバメート、cpd148b
{Pd(シンナミル)Cl}2(66.0mg、0.13mmol)及びMor-DalPhos(118.1mg、0.26mmol)をジオキサン(10mL)に添加し、反応容器を直ちにN2で排気した。得られた溶液をN2下室温で10分間撹拌した。次いで、容器にナトリウムtert-ブトキシド(489.5mg、5.09mmol)及びtert-ブチル(4-ブロモ-5-クロロピリジン-2-イル)カルバメート(0.8g、2.55mmol)を仕込み、密封し、N2で排気した。得られた反応物を室温で5分間撹拌し、次いで、シリンジを介してヒドラジン水和物(382.4mg、7.64mmol)で処理した。反応物をN2下50℃で1.5時間撹拌した。反応混合物を濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油状物(1.0g)として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:259.1
C.エチル1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd148c
エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(136.9mg、0.57mmol)を、EtOH(15mL)中粗tert-ブチル(5-クロロ-4-ヒドラジニルピリジン-2-イル)カルバメート(1g)の溶液に添加した。混合物を80℃で1時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色の油状物として得た。粗生成物をFCC(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→90:10)により精製した。溶媒を蒸発させて、生成物を白色の固形物(250mg)として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:379.1。
D.1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd148d
NaOH(11.5mg、0.29mmol)を、THF/H2O=1:1(8mL)中粗エチル1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(250mg)の溶液に添加した。混合物を室温で24時間反応させた。反応混合物を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。水層を1M塩酸によりpH5に酸性化し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、生成物を白色の固形物(70mg、純度88.4%、79.0%)として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:351.0
E.tert-ブチル(5-クロロ-4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート、cpd148e
1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(70mg、0.15mmol)、5-アミノ-2-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ニコチノニトリル、INT3(28.3mg、0.15mmol)、ピリジン(0.061mg、0.76mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(0.056mL、0.61mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を褐色の油状物(120mg、純度62.2%、85.3%)として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:475.1。
F.1-(2-アミノ-5-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd148
tert-ブチル(5-クロロ-4-(4-((5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート(120mg、0.13mmol)をHCl/ジオキサン(10mL)に添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の固形物として得、これを分取HPLC(35%→60%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)によって精製し、純粋画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾固して、生成物を淡黄色の固形物(22mg、純度99.1%、35.4%)として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:474.9;1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.70(s,1 H),8.18(s,1 H),8.28(s,2 H),8.54(s,1 H),8.83(d,J=2.43Hz,1 H),9.06(d,J=2.65Hz,1 H),11.31(s,1 H)。
(実施例149)
1-(2-アミノ-5-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd149
A.tert-ブチル(5-クロロ-4-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート、cpd149a
1-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-クロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(110mg、0.27mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(58.19mg、0.30mmol)、ピリジン(0.109mg、1.35mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(0.099mg、1.08mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(20mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固して、粗生成物を褐色の油状物(160mg、純度68.6%、69.4%)として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:483.7
B.1-(2-アミノ-5-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd149
tert-ブチル(5-クロロ-4-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-2-イル)カルバメート(140mg、0.16mmol)をHCl/ジオキサン(5mL)及びCH2Cl2(5mL)に添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、黄色の粗固形物を得、これを分取HPLC(35%→55%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)によって精製し、純粋画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾固して、生成物を淡黄色の固形物(40mg、純度91.8%)として得た。生成物を分取HPLC(35%→65%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)によって再度精製し、純粋画分を回収し、有機溶媒を減圧下で濃縮した。水層を凍結乾固して、生成物を淡黄色の固形物(25mg、純度99.80%、31.4%)として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:483.9,1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.71(s,1 H),6.73(s,2 H),8.19(s,2 H),8.21(s,1 H),8.54(s,1 H),8.65(d,J=2.26Hz,1 H),8.83(s,1 H),11.16(s,1 H)。
(実施例150)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd150
A.6-クロロ-3-フルオロ-N-メチルピリジン-2-アミン、cpd150a
THF中メチルアミン(2M)中2,6-ジクロロ-3-フルオロピリジン(1500mg、9.04mmol)を80℃で16時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮して粗化合物を得、これをFFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→石油エーテル/酢酸エチル=60:40)によって精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を無色の油状物として得た(200mg、13.8%)。LCMS(ESI)m/z M+1:161.1。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 3.00(d,J=5.07Hz,3 H),4.68(br s,1 H),6.43(dd,J=8.05,2.76Hz,1 H),7.02(dd,J=10.25,8.05Hz,1 H)。
B.3-フルオロ-6-ヒドラジニル-N-メチルピリジン-2-アミン、cpd150b
ジオキサン(5mL)中パラジウム(II)(pi-シンナミル)(25.8mg、0.05mmol)クロリドダイマー及びN-[2-(ジ-1-アダマンチルホスフィノ)フェニル]モルホリン(46.2mg、0.10mmol)の混合物をアルゴンで4回排気した。得られた透明な黄色の液状物を、アルゴン下室温で10分間撹拌した。6-クロロ-3-フルオロ-N-メチルピリジン-2-アミン(160mg、1.0mmol)及びtBuONa(191.5mg、1.99mmol)を混合物に添加し、容器をアルゴンで4回排気した。得られた黄色の反応物を室温で5分間撹拌した後、シリンジを介してヒドラジン(99.8mg、1.99mmol)で処理し、反応容器をアルゴンで4回排気した。反応混合物をアルゴン下50℃で2時間撹拌した。濾過後、溶媒を減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色の固形物として得、これを次の工程にそのまま使用した。
C.エチル-(5-フルオロ-6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd150c
3-フルオロ-6-ヒドラジニル-N-メチルピリジン-2-アミン(160mg、1.03mmol)を、EtOH(5mL)中エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(369.1mg、1.54mmol)の溶液に添加し、混合物を80℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、次いで、FFS(石油エーテル/酢酸エチル=100:0→石油エーテル/酢酸エチル=80:20)により精製した。所望の画分を回収し、溶媒を減圧下で濃縮して、生成物を褐色の油状物(180mg、49.0%)として得た。LCMS(ESI)m/z M-55:331.0。
D.1-(5-フルオロ-6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd150d
LiOH(50.109mg、2.092mmol)を、THF/H2O(2:1,9mL)中エチル-(5-フルオロ-6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(150mg、0.418mmol)の溶液に添加し、混合物を23℃で2時間反応させた。溶媒を減圧下で濃縮した。1M HCl溶液を混合物に添加して、混合物をpH5に調整した。固形物が形成され、濾過により回収して、生成物(130mg、88.1%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:305.0。
E.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd150
1-(5-フルオロ-6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(130mg、0.37mmol)、5-アミノ-2-[1,2,3]トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(72.1mg、0.39mmol)、及びPOCl3(67.8mg、0.44mmol)をCH2Cl2(8mL)に溶解させ、ピリジン(87.5mg、1.11mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3(10mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、褐色の粗油状物を得、これを分取HPLC(67%→37%(v/v)CH3CN及び0.05%HClを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(39mg、21.8%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:473.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.81(d,J=3.75Hz,3 H),6.83(dd,J=8.16,2.43Hz,1 H),7.18(br s,1 H),7.58(dd,J=10.58,8.16Hz,1 H),8.28(s,2 H),8.32(s,1 H),8.81(d,J=2.43Hz,1 H),9.03(d,J=2.43Hz,1 H),11.30(s,1 H)。
(実施例151)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd151
A.3,6-ジフルオロ-2-ヒドラジニルピリジン、cpd151a
2,3,6-トリフルオロピリジン(7g、52.60mmol)をヒドラジン水和物(5.374g、105.21mmol)及びEtOH(70mL)に溶解させた。反応混合物を還流下で2時間撹拌した。溶媒を除去し、混合物を水(300mL)で希釈し、CH2Cl2(200mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。残留物をEtOHから再結晶化させて、生成物(7g、91.7%)を明黄色の固形物として得た。
B.2-ブロモ-3,6-ジフルオロピリジン、cpd151b
3,6-ジフルオロ-2-ヒドラジニルピリジン(2.5g、17.23mmol)をCHCl3(100mL)に溶解させ、臭素を滴下した。反応混合物を60℃で1時間撹拌した。飽和NaHCO3(40mL)を滴下し、混合物をCH2Cl2(100mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをFCC(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→85/15)により精製して、標題化合物(1.8g、53.9%)を黄色の油状物として得た。
C.2-ブロモ-3-フルオロ-6-ヒドラジニルピリジン、cpd151c
2-ブロモ-3,6-ジフルオロピリジン(1.8g、9.28mmol)をヒドラジン水和物(1.394g、27.84mmol)及びMeCN(50mL)に溶解させた。反応混合物を80℃で36時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して褐色の固形物を得た。固形物をトルエンと3回共蒸発させて水を除去し、標題化合物(1.9g、99.4%)を褐色の固形物として得た。
D.エチル1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd151d
2-ブロモ-3-フルオロ-6-ヒドラジニルピリジン(1.9g、9.22mmol)をエタノール(15mL)に溶解させ、エチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート、INT1(3.323g、13.83mmol)を添加した。反応混合物を80℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油状物として得、これをFCC(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→90/10)により精製して、標題化合物(2g、33.6%)を黄色の油状物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:381.9。
E.1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd151e
エチル1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(500mg、0.77mmol)を、THF(5mL)及び水(5mL)に溶解させた。水酸化リチウム(185.4mg、7.74mmol)を添加した。反応混合物を25℃で12時間撹拌した。反応混合物をHCl(5~6N)を用いてpH5に調整し、EtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗標題化合物(350mg、93.5%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:356.0。
F.1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、Cpd151f
1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(350mg、0.72mmol)、5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン、INT2(141.6mg、0.72mmol)、ピリジン(443.9mg、2.90mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(149.2、0.97mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(30mL)を添加し、CH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油状物として得、これをFCC(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→0/100)により精製して、標題化合物(350mg、69.3%)を黄色の固形物として得た。LCMS(ESI)m/z M+1:533.0。
G.N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd151
1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド(300mg、0.56mmol)、アゼチジン-3-オール(123.64mg、1.13mmol)、炭酸セシウム(551.6mg、1.69mmol)を、N2雰囲気下でジオキサン(10mL)に溶解させた。トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(51.7mg、0.056mmol)及び9,9-ジメチル-9H-キサンテン-4,5-ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン(65.3mg、0.11mmol)を添加し、100℃で16時間撹拌した。合わせた混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の固形物として得、これを分取HPLC(40%→70%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2Oを)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(23mg、7.7%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:524.1。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 3.84(br dd,J=8.56,4.40Hz,2 H),4.29(br t,J=7.21Hz,2 H),4.50-4.65(m,1 H),5.72(d,J=6.36Hz,1 H),6.99(dd,J=8.07,1.96Hz,1 H),7.67(dd,J=11.25,8.31Hz,1 H),8.16(s,2 H)8.32(s,1 H),8.60(d,J=1.96Hz,1 H),8.77(d,J=1.96Hz,1 H),11.25(br s,1 H)。
(実施例152)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd152
A.1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd152a
1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(350mg、0.76mmol)、5-アミノ-2-[1,2,3]-トリアゾール-2-イル-ニコチノニトリル、INT3(141.7mg、0.76mmol)、ピリジン(466.9mg、3.05mmol)をCH2Cl2(10mL)に溶解させ、オキシ塩化リン(361.3、4.57mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。飽和NaHCO3(30mL)を添加し、混合物をCH2Cl2(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油状物として得、これをFCC(溶出液:石油エーテル/酢酸エチル100/0→0/100)により精製して、標題化合物(250mg、62.9%)を黄色の固形物として得た。(ESI)m/z M+1:524.0。
B.N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd152
1-(6-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド(250mg、0.48mmol)、アゼチジン-3-オール(104.9mg、0.96mmol)、炭酸セシウム(467.9mg、1.44mmol)を、N2雰囲気下でジオキサン(10mL)に溶解させた。トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(43.8mg、0.048mmol)及び9,9-ジメチル-9H-キサンテン-4,5-ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン(55.4mg、0.096mmol)を添加し、混合物を100℃で16時間撹拌した。合わせた混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の固形物として得、これを分取HPLC(35%→65%(v/v)CH3CN及び0.05%水酸化アンモニアを含むH2O)により精製し、凍結乾固して、標題化合物(38mg、14.7%)を得た。LCMS(ESI)m/z M+1:515.2。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 3.88(br dd,J=8.53,4.77Hz,2 H),4.32(br t,J=7.28Hz,2 H),4.56-4.67(m,1 H),5.75(d,J=6.53Hz,1 H),7.03(dd,J=8.03,2.26Hz,1 H),7.71(dd,J=11.29,8.28Hz,1 H),8.27-8.39(m,3 H),8.83(d,J=2.51Hz,1 H),9.05(d,J=2.51Hz,1 H),11.33(br s,1 H)。
(実施例153)
4-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルピリジン1-オキシド、cpd153
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド(898mg、2mmol)をDCM(50mL)中で撹拌した。mCPBA(518mg、3mmol)を少しずつ添加した。反応混合物を4時間撹拌した。追加のmCPBA(518mg、3mmol)を少しずつ添加した。撹拌を4時間継続した。追加のmCPBA(518mg、3mmol)を少しずつ添加した。撹拌を16時間継続した。反応混合物を水(50mL)に注ぎ、亜硫酸ナトリウム(1260mg、10mmol)の溶液で処理し、撹拌を15分間継続した。反応混合物をNaHCO3(840mg、10mmol)の溶液で処理し、5分間撹拌した。層を分離し、水層をDCM-MeOH(90/10)で抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮して、標題化合物(992mg、101%)を得た。LCMS(ESI):mass calcd.for C18H12ClF3N8O2 464.1,m/z found 465.1[M+H]+。
(実施例154及び実施例155)
1-(2-クロロ-5-メチル-4-ピリジル)-N-[5-クロロ-6-(トリアゾール-2-イル)-3-ピリジル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd154
1-(2-クロロ-3-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd155
N-[5-クロロ-6-(トリアゾール-2-イル)-3-ピリジル]-1-(3-メチル-1-オキシド-ピリジン-1-イウム-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-4-カルボキサミド(930mg、2mmol)を、POCl3(30mL)中80℃で24時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残留物をDCMに溶解させ、Na2CO3水溶液にゆっくり添加した。層を分離し、有機層をDCMで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、濃縮した。残留物を分取HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD-10μm、50×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)により精製した。化合物を含有する画分を回収し、蒸発させた。残留物を、分取SFC(固定相:Chiralpak Diacel AD 20×250mm、移動相:CO2、MeOH+0.4 iPrNH2)を介して精製し、標題化合物、cpd154(117mg、12%):LCMS(ESI):mass calcd.for C18H11Cl2F3N8O 482,m/z found 483[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 2.08(s,3 H),7.30(s,1 H),7.94(s,2 H),8.16(s,1 H),8.47(s,1 H),8.49(d,J=2.4Hz,1 H),8.52(br s,1 H),8.70(d,J=1.0Hz,1 H)、及びcpd 155(123mg,13%):LCMS(ESI):mass calcd.for C18H11Cl2F3N8O 482,m/z found 483[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 2.10(s,3 H),7.20(d,J=5.3Hz,1 H),7.93(s,2 H),8.19(s,1 H),8.44(d,J=5.3Hz,1 H),8.52(d,J=2.4Hz,1 H),8.67-8.76(m,2 H)を得た。
(実施例156)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)-5-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd156
DMA(3mL)中1-(2-クロロ-5-メチル-4-ピリジル)-N-[5-クロロ-6-(トリアゾール-2-イル)-3-ピリジル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-4-カルボキサミド(50mg、0.1mmol)、3-ヒドロキシアゼチジン(14mg、0.2mmol)、及びCs2CO3(63mg、0.2mmol)の混合物を100℃で104時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、分取SFC(固定相:Chiralpak Diacel AD 20×250mm、移動相:CO2、EtOH+0.4 iPrNH2)を介して精製し、標題化合物(20mg、40%)を得た。LCMS(ESI):mass calcd.for C21H17ClF3N9O2 519,m/z found 520[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 1.91(s,3 H),3.84-3.91(m,2 H),4.25-4.33(m,2 H),4.75-4.84(m,1 H),6.21(s,1 H),7.93(s,2 H),8.11(s,1 H),8.14(s,1 H),8.50(d,J=2.4Hz,1 H),8.62(br s,1 H),8.73(d,J=2.4Hz,1 H)。
(実施例157)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd157
DMA(3mL)中1-(2-クロロ-3-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド(50mg、0.1mmol)、3-ヒドロキシアゼチジン(14mg、0.2mmol)、及びCs2CO3(63mg、0.2mmol)を100℃で32時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物を分取SFC(固定相:Chiralpak Daicel AD 20×250mm、移動相:CO2、EtOH+0.4 iPrNH2)を介して精製して、標題化合物(18mg、36%)を得た。LCMS(ESI):mass calcd.for C21H17ClF3N9O2 519,m/z found 520[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 1.82(s,3 H),3.99-4.07(m,2 H),4.37-4.48(m,2 H),4.71-4.80(m,1 H),6.65(d,J=5.3Hz,1 H),7.93(s,2 H),8.12(s,1 H),8.17(d,J=5.3Hz,1 H),8.50(d,J=2.2Hz,1 H),8.53(br s,1 H),8.73(d,J=1.0Hz,1 H)。
上記実施例156に記載の手順に従って、当業者には容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調整することにより、以下の化合物(実施例158~165)を調製した。
(実施例158)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd158
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.06(s,3 H),7.57(d,J=5.07Hz,1 H),8.17(s,2 H),8.63(d,J=2.20Hz,1 H),8.66(d,J=5.07Hz,1 H),8.76(s,1 H),8.81(d,J=2.21Hz,1 H),11.21(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+449.0
(実施例159)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチルピリダジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd159
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.24(s,3 H),8.00(d,J=4.63Hz,1 H),8.16(s,2 H),8.58(s,1 H),8.63(d,J=2.21Hz,1 H),8.81(d,J=2.21Hz,1 H),9.35(d,J=5.29Hz,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+449.9
(実施例160)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd160
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.32(s,1 H),9.03(d,J=2.43Hz,1 H),8.82(d,J=2.43Hz,1 H),8.41(s,1 H),8.29(s,2 H),7.99(t,J=8.71Hz,1 H),7.74(dd,J=8.60,2.87Hz,1 H),2.50(br d,J=1.76Hz,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+458.0
(実施例161)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd161
1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 8.73(d,J=2.43Hz,1 H),8.47(d,J=2.21Hz,1 H),7.99-8.14(m,2 H),7.93(s,2 H),7.46-7.60(m,2 H),2.56(d,J=3.09Hz,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+466.9
(実施例162)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,6-ジクロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd162
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.27-11.34(m,1 H),8.99-9.07(m,1 H),8.78-8.86(m,1 H),8.54-8.59(m,1 H),8.43-8.50(m,1 H),8.24-8.30(m,2 H),7.93-8.01(m,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+494.0
(実施例163)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,6-ジクロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd163
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.32(s,1 H),8.83(d,J=1.98Hz,1 H),8.58-8.66(m,2 H),8.46(d,J=8.60Hz,1 H),8.12-8.18(m,2 H),7.97(d,J=8.38Hz,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+502.9
(実施例164)
1-(6-クロロ-3-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd164
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.34(1 H,s),9.04(1 H,d,J=2.43Hz),8.83(1 H,d,J=2.43Hz),8.70(1 H,d,J=8.38Hz),8.59(1 H,s),8.28(2 H,s),8.17(1 H,d,J=8.38Hz)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+527.9
(実施例165)
1-(6-クロロ-3-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd165
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.30(1 H,s),8.82(1 H,d,J=2.21Hz),8.70(1 H,d,J=8.38Hz),8.63(1 H,d,J=2.21Hz),8.60(1 H,s),8.18(1 H,s),8.16(2 H,s)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+536.8
上記実施例50に記載の手順に従って、当業者には容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調整することにより、以下の化合物(実施例166~174)を調製した
(実施例166)
1-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd166
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.01(s,3 H),7.48-7.52(m,2 H),7.63(s,1 H),8.30(s,2 H),8.47(s,1 H),8.82-8.86(m,1 H),9.04-9.08(m,1 H),11.26(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+472.9
(実施例167)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd167
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.90(d,J=1.76Hz,3 H),7.31-7.40(m,1 H),7.41-7.54(m,2 H),8.29(s,2 H),8.47(s,1 H),8.83(d,J=2.65Hz,1 H),9.05(d,J=2.43Hz,1 H),11.26(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+457.0
(実施例168)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジフルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd168
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.97(d,J=1.98Hz,3 H),7.44-7.50(m,1 H),7.55(q,J=8.89Hz,1 H),8.31(s,2 H),8.49(s,1 H),8.85(br d,J=2.43Hz,1 H),9.06(d,J=2.43Hz,1 H),11.29(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+474.9
(実施例169)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-シアノフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd169
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.31(1 H,s),9.07(1 H,d,J=2.51Hz),8.85(1 H,d,J=2.51Hz),8.51(1 H,s),8.32(2 H,s),8.15(1 H,s),8.13(1 H,s),7.85(1 H,s),7.83(1 H,s)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+450.0
(実施例170)
N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd170
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.03(s,3 H),2.65(s,3 H),7.27(td,J=8.43,2.76Hz,1 H),7.40(dd,J=9.48,2.87Hz,1 H),7.54(dd,J=8.71,5.18Hz,1 H),8.31(s,2 H),8.46(s,1 H),8.66(s,1 H),10.62(s,1 H),LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+471.0
(実施例171)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd171
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 0.85-1.26(m,1 H),1.90(d,J=1.76Hz,4 H),7.34-7.38(m,1 H),7.44-7.51(m,2 H),8.17(s,2 H),8.47(s,1 H),8.63(d,J=2.21Hz,1 H),8.81(d,J=2.43Hz,1 H),11.21(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+466.1
(実施例172)
N-(5-クロロ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd172
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.00(s,3 H),2.52(s,3 H),7.25(td,J=8.54,2.98Hz,1 H),7.38(dd,J=9.59,2.54Hz,1 H),7.51(dd,J=8.49,5.40Hz,1 H),8.16(s,2 H)8.41(d,J=13.67Hz,2 H),10.55(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+479.9
(実施例173)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1-(2,4,6-トリフルオロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd173
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.40(br s,1 H),9.03(d,J=2.43Hz,1 H),8.81(d,J=2.43Hz,1 H),8.58(s,1 H),8.28(s,2 H),7.67(t,J=8.93Hz,2 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+479.0
(実施例174)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジフルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd174
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.96(d,J=2.21Hz,3 H),7.43-7.49(m,1 H),7.54(q,J=9.11Hz,1 H),8.18(s,2 H),8.49(s,1 H),8.64(d,J=2.21Hz,1 H),8.82(d,J=2.43Hz,1 H),11.24(br s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+483.9
上記実施例56、139、又は141に記載の手順に従って、当業者には容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調整することにより、以下の化合物(実施例175~201)を調製した。
(実施例175)
1-(6-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd175
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.25(s,1 H),9.06(d,J=2.65Hz,1 H),8.84(d,J=2.65Hz,1 H),8.49(s,1 H),8.25-8.30(m,2 H),7.72(d,J=8.82Hz,1 H),6.72(br s,2 H),6.67-6.70(m,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+474.9
(実施例176)
1-(6-アミノ-4-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd176
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.35(s,1 H),9.08-9.11(m,1 H),8.85-8.88(m,1 H),8.38(s,1 H),8.31(s,2 H),6.64(s,1 H),6.42(s,1 H),2.26(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+455.0
(実施例177)
1-(6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd177
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.59(s,3 H),7.00(d,J=8.16Hz,1 H),7.32(s,2 H),8.15(d,J=7.94Hz,1 H),8.27(s,2 H),8.36(s,1 H),8.65(s,1 H),10.65(br s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+480.0
(実施例178)
1-(6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd178
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.50(s,3 H),7.01(d,J=8.16Hz,1 H),7.31(s,2 H),8.12-8.19(m,3 H),8.37(s,1 H),8.42(s,1 H),10.61(br s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+488.9
(実施例179)
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd179
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.53(s,3 H),6.72(s,2 H),6.81(dd,J=8.05,2.54Hz,1 H),7.62(dd,J=10.47,8.27Hz,1 H),8.18(s,2 H),8.33(s,1 H),8.43(s,1 H),10.57(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+481.9
(実施例180)
1-(6-アミノピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd180
1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 8.682(d,J=2.43Hz,1 H),8.421(d,J=2.21Hz,1 H),7.977(s,1 H),7.874(s,2 H),7.807(s,1 H),7.572(t,J=8.05Hz,1 H),6.904(d,J=7.72Hz,1 H),6.540(d,J=8.16Hz,1 H),4.573(br s,2 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+449.9
(実施例181)
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-ブロモ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd181
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.50(br s,3 H),6.71(s,2 H),6.79(dd,J=8.05,2.54Hz,1 H),7.60(dd,J=10.36,8.16Hz,1 H),8.15(s,2 H),8.33(s,1 H),8.52(s,1 H),10.55(br s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+527.8
(実施例182)
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd182
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.63(s,3 H),6.73(s,2 H),6.81(dd,J=8.05,2.54Hz,1 H),7.62(dd,J=10.47,8.05Hz,1 H),8.31(s,2 H),8.35(s,1 H),8.67(s,1 H),10.63(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+472.9
(実施例183)
1-(6-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd183
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 10.84-11.22(m,1 H),8.78-8.85(m,1 H),8.59-8.66(m,1 H),8.44-8.52(m,1 H),8.15(s,2 H),7.67-7.75(m,1 H),6.70-6.76(m,2 H),6.66-6.70(m,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+483.9
(実施例184)
1-(6-アミノ-5-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd184
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.10(s,3 H),6.15(s,2 H),6.71(d,J=7.72Hz,1 H),7.47(d,J=7.72Hz,1 H),8.16(s,2 H),8.31(s,1 H),8.61(d,J=2.21Hz,1 H),8.79(s,1 H),11.17(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+463.9
(実施例185)
1-(6-アミノ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd185
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.88(s,3 H),6.63(d,J=8.28Hz,1 H),7.52(d,J=8.53Hz,1 H),8.19(s,2 H),8.46(s,1 H),8.67(d,J=2.01Hz,1 H),8.87(d,J=2.01Hz,1 H),11.21(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+463.9
(実施例186)
1-(6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd186
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 8.63(s,1 H),8.40(s,1 H),8.28(s,2 H),7.55(d,J=11.03Hz,1 H),6.50(s,2 H),2.61(s,3 H),1.87(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+486.9
(実施例187)
1-(6-アミノ-3-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd187
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.22(1 H,s),9.06(1 H,d,J=2.43Hz),8.84(1 H,d,J=2.43Hz),8.47(1 H,s),8.29(2 H,s),7.92(1 H,d,J=8.82Hz),7.31(2 H,br s),6.75(1 H,d,J=8.60Hz)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+508.9
(実施例188)
1-(6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd188
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 10.71(s,1 H),8.48(s,1 H),8.37(s,1 H),8.15(s,2 H),7.55(d,J=11.03Hz,1 H),6.50(s,2 H),2.51(s,3 H),1.87(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+495.9
(実施例189)
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd189
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.78(s,3 H),6.61(d,J=8.25Hz,1 H),6.82(d,J=7.47Hz,1 H),7.62(t,J=7.79Hz,1 H),8.31(s,2 H),8.34(s,1 H),8.84(d,J=2.18Hz,1 H),9.06(d,J=2.34Hz,1 H),11.33(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+455.0
(実施例190)
1-(6-アミノ-4-メチルピリジン-3-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd190
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.48(1 H,s),9.12(1 H,d,J=2.43Hz),8.88(1 H,d,J=2.65Hz),8.58(1 H,s),8.35(1 H,s),8.26-8.30(2 H,m),6.86(1 H,s),1.97(3 H,s)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+455.0
(実施例191)
1-(6-アミノ-4-メチルピリジン-3-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd191
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.19(br s,1H),8.82(d,J=2.0Hz,1H),8.64(d,J=2.0Hz,1H),8.40(s,1H),8.18(s,1H),7.88(s,1H),6.44(br d,J=9.9Hz,1H),1.87(s,1H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+464.0
(実施例192)
1-(6-アミノ-3-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd192
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 11.15(1 H,s),8.82(1 H,d,J=2.43Hz),8.63(1 H,d,J=2.20Hz),8.46(1 H,s),8.16(2 H,s),7.92(1 H,d,J=8.82Hz),7.31(2 H,br s),6.74(1 H,d,J=8.38Hz)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+517.9
(実施例193)
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-2-メチル-4-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd193
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.29(s,3 H),6.68(s,2 H),6.77(dd,J=8.05,2.54Hz,1 H),7.55-7.62(m,2 H),7.84(s,1 H),8.12(s,2 H),8.27(s,1 H),10.26(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+481.1
(実施例194)
1-(6-アミノピリジン-3-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd194
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 6.79-6.90(m,1 H),7.83(br d,J=9.26Hz,1 H),8.25(br s,1 H),8.28(s,2 H),8.45(s,1 H),8.85(d,J=2.65Hz,1 H),9.08(d,J=2.43Hz,1 H),11.34(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+441.0
(実施例195)
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-4-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd195
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.42(s,3 H),6.68(br s,2 H),6.78(dd,J=8.05,2.54Hz,1 H),7.59(dd,J=10.58,8.16Hz,1 H),8.01(s,1 H),8.13(s,1 H),8.24(s,2 H),8.28(s,1 H),10.35(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+471.9
(実施例196)
1-(6-アミノ-2-メチルピリジン-3-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd196
1H NMR(400MHz,METHANOL-d4)δppm 9.04(br s,1 H),8.87(br s,1 H),8.28(s,1 H),8.12(s,2 H),7.55(br d,J=9.04Hz,1 H),6.65(br d,J=8.60Hz,1 H),2.09(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+455.0
(実施例197)
1-(6-アミノ-5-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd197
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.10(s,3 H),2.61(s,3 H),6.12(br s,2 H),6.72(d,J=7.28Hz,1 H),7.47(d,J=7.50Hz,1 H),8.29(s,3 H),8.65(s,1 H),10.56(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+469.0
(実施例198)
2-アミノ-6-(4-((5-クロロ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ニコチンアミド、cpd198
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.51-2.52(m,3 H),6.92(d,J=7.94Hz,1 H),7.49(br s,3 H),8.07(br s,1 H),8.16(s,2 H),8.19(d,J=8.16Hz,1 H),8.35(s,1 H),8.43(s,1 H),10.59(s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+506.9
(実施例199)
1-(2-アミノ-3-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd199
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 1.70(s,3 H),6.31(s,2 H),6.61(d,J=5.29Hz,1 H),7.98(d,J=5.29Hz,1 H),8.19(s,2 H),8.46(s,1 H),8.65(d,J=2.43Hz,1 H),8.82(d,J=2.20Hz,1 H),11.20(br s,1 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+463.9
(実施例200)
1-(6-アミノ-5-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd200
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 10.62(br s,1 H),8.68(s,1 H),8.37(s,1 H),8.31(s,2 H),7.87(d,J=8.16Hz,1 H),6.88(d,J=8.16Hz,1 H),6.79(s,2 H),2.64(s,3 H)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+488.9
(実施例201)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-シアノ-2-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd201
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 2.27(3 H,s),8.16(2 H,s),8.19(1 H,d,J=8.07Hz),8.36(1 H,d,J=8.07Hz),8.56(1 H,s),8.63(1 H,d,J=1.96Hz),8.80(1 H,d,J=2.20Hz),11.21(1 H,br s)。LC-MS:(ES,m/z):[M+1]+474.1
(実施例202)
1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd202
A.エチル1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート、cpd202a
エタノール(150mL)中2-ブロモ-6-ヒドラジノピリジン(10g、53mmol)及びエチル2-(エトキシメチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブチレート(16.6g、69mmol)の溶液を、80℃で16時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮乾固した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル比80/20→50/50)により精製した。溶媒を減圧下で蒸発させて、標題化合物(21.6g、100%)を得た。
B.1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、cpd202b
エチル1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(10g、27.5mmol)及びエタノール(20mL)を室温で撹拌した。水(10mL)中NaOH(3.3g、82.5mmol)の溶液をゆっくり添加した。反応混合物を3時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、HCl 1NでpH3に調整した。反応混合物をDCMで抽出した。有機層を水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、標題化合物(9.1g、98.5%)を得た。
C.1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd202
DCM(4mL)中1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(0.92g、2.75mmol)、5-クロロ-6-(トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-アミン(0.65g、3.3mmol)、及びピリジン(1.2g、13.75mmol)を室温で撹拌した。POCl3(1g、8.25mmol)を混合物に滴下した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をNaHCO3溶液にゆっくり注ぎ、DCMで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物を分取HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD-10μm、50×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)を介して精製した。純粋画分を回収し、蒸発させ、残留物をジイソプロピルエーテ中で撹拌し、濾過により回収し、乾燥させて、標題化合物(443mg、31.5%)を得た。LCMS(ESI):mass calcd.for C17H9BrClF3N8O 512,m/z found 515[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 7.61-7.67(m,1 H),7.70-7.75(m,1 H),7.77-7.84(m,1 H),7.93(s,2 H),8.06(s,1 H),8.16(s,1 H),8.48(d,J=2.4Hz,1 H),8.69(d,J=2.4Hz,1 H)。
(実施例203)
(*R)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-メチル-2-(テトラヒドロフラン-2-イル)ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd203
(*S)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-メチル-2-(テトラヒドロフラン-2-イル)ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd204
THF(1422mg、20mmol)、CH3CN(10mL)、水(5mL)、4-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルピリジン1-オキシド(448mg、1mmol)、TFA(0.076mL、1mmol)、及び過硫酸アンモニウム(1140mg、5mmol)の混合物を、20mLのバイアルに量り入れた。(IR[DF(CF3)PPY]2(DTBPY))PF6(56mg、0.05mmol)を逐次添加した。反応混合物を15分間脱気し、密封した。反応物を青色LED照射下室温で3時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、DCMで抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮乾固した。分取SFC(固定相:Chiralcel Diacel OJ 20×250mm、移動相:CO2、EtOH+0.4 iPrNH2)を介して精製を行って、cpd203(53mg、10.2%):LCMS(ESI):mass calcd.for C22H18ClF3N8O2 518.1,m/z found 519[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 1.90-2.12(m,6 H),2.47(td,J=6.8,4.3Hz,1 H),3.94-4.01(m,1 H),4.03-4.11(m,1 H),5.08(dd,J=7.3,6.1Hz,1 H),7.39(s,1 H),7.94(s,2 H),8.14(s,1 H),8.49(br s,1 H),8.53(d,J=1.0Hz,1 H),8.60(s,1 H),8.73(d,J=2.4Hz,1 H)、及びcpd 204(54mg,10.4%):LCMS(ESI):mass calcd.for C22H18ClF3N8O2 518.1,m/z found 519[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 1.91-2.06(m,3 H),2.10(s,3 H),2.43-2.52(m,1 H),3.93-4.01(m,1 H),4.03-4.10(m,1 H),5.08(dd,J=7.3,5.7Hz,1 H),7.39(s,1 H),7.94(s,2 H),8.13(s,1 H),8.48-8.51(m,2 H),8.60(s,1 H),8.73(d,J=2.4Hz,1 H)を得た。
上記実施例203に記載の手順に従って、当業者には容易に理解されるように、必要又は所望に応じて、適切な試薬、出発物質、及び精製方法を選択及び置換し、反応温度、時間、及び他の変数又はパラメーターを調整することにより、以下の化合物(実施例205~206)を調製した。
(実施例204)
(*S)-1-(2-(1,4-ジオキサン-2-イル)-5-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd205
LCMS(ESI):mass calcd.for C22H18ClF3N8O3 534.1,m/z found 535[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 2.10(s,3 H),3.48(dd,J=11.6,10.0Hz,1 H),3.64-3.76(m,1 H),3.78-3.86(m,1 H),3.90-3.99(m,2 H),4.22(dd,J=11.4,2.8Hz,1 H),4.80(dd,J=10.0,2.6Hz,1 H),7.43(s,1 H),7.94(s,2 H),8.15(s,1 H),8.48-8.56(m,2 H),8.59(s,1 H),8.73(d,J=2.0Hz,1 H)。
(実施例205)
(*R)-1-(2-(1,4-ジオキサン-2-イル)-5-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd206
LCMS(ESI):mass calcd.for C22H18ClF3N8O3 534.1,m/z found 535[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 2.10(s,3 H),3.48(dd,J=11.4,10.2Hz,1 H),3.66-3.75(m,1 H),3.78-3.86(m,1 H),3.91-3.99(m,2 H),4.22(dd,J=11.4,2.8Hz,1 H),4.80(dd,J=9.8,2.8Hz,1 H),7.43(s,1 H),7.94(s,2 H),8.15(s,1 H),8.46-8.53(m,2 H),8.59(s,1 H),8.73(d,J=2.0Hz,1 H)。
(実施例206)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(フラン-2-イル)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd207
1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド(103mg、0.2mmol)、2-フランボロン酸ピナコールエステル(58mg、0.3mmol)、及びK3PO4(85mg、0.4mmol)をジオキサン(20mL)及び水(3mL)に懸濁させた。PdCl2(dppf).CH2Cl2(16.5mg、0.02mmol)を添加し、混合物を100℃で一晩加熱した。混合物を20mLの水に注いだ。混合物を酢酸エチル(3×)で抽出し、有機層を水(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物を分取HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD-10μm、50×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CNを介して精製した。分取SFC(固定相:Chiralpak Daicel AD 20×250mm、移動相:CO2、EtOH+0.4 iPrNH2)を介して2回目の精製を行って、標題化合物(52mg、52%)を得た。
LCMS(ESI):mass calcd.for C21H12ClF3N8O2 500,m/z found 501.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 6.55-6.60(m,1 H),7.12-7.17(m,1 H),7.56(dd,J=1.6,0.8Hz,1 H),7.61(dd,J=8.1,0.8Hz,1 H),7.79(dd,J=7.7,0.8Hz,1 H),7.91-7.99(m,3 H),8.04(s,1 H),8.18(s,1 H),8.48(d,J=2.0Hz,1 H),8.72(d,J=2.0Hz,1 H)。
(実施例207)
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(5,6-ジヒドロ-1,4-ジオキシン-2-イル)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、cpd208
1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド(103mg、0.2mmol)、5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1,4-ジオキシン(63.5mg、0.3mmol)、及びK3PO4(85mg、0.4mmol)をジオキサン(20mL)及び水(3mL)に懸濁させた。PdCl2(dppf).CH2Cl2(16.5mg、0.02mmol)を添加し、混合物を100℃で一晩加熱した。混合物を20mLの水に注いだ。混合物を酢酸エチル(3×)で抽出し、有機層を水(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮乾固した。残留物を分取HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD-10μm、50×150mm、移動相:水中0.25%NH4HCO3溶液、CH3CN)を介して精製して、標題化合物(52mg、50%)を得た。LCMS(ESI):mass calcd.for C21H14ClF3N8O3 518.1,m/z found 519.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CHLOROFORM-d)δppm 4.18-4.23(m,2 H),4.25-4.32(m,2 H),7.33(s,1 H),7.48(dd,J=10.8,7.9Hz,2 H),7.85(t,J=7.9Hz,1 H),7.92(s,2 H),8.01(s,1 H),8.41(s,1 H),8.49(d,J=2.4Hz,1 H),8.70(d,J=2.0Hz,1 H)。
生物学的実施例
インビトロアッセイには、細胞形態、タンパク質発現、及び/若しくは細胞毒性、酵素阻害活性の測定、並びに/又は、本発明の化合物による細胞の処置の後に起こる機能的結果を測定するアッセイが挙げられる。代替的又は付加的なインビトロアッセイを使用して、細胞内でタンパク質又は核酸分子に結合する阻害剤の能力を定量することができる。
阻害剤の結合は、結合前の阻害剤に放射線標識付けを行うこと、阻害剤/標的分子複合体を単離すること、及び、放射線標識結合の量を決定することによって、測定することができる。代替的に又は付加的に、阻害剤の結合は、既知の放射性リガンドに結合している精製タンパク質又は核酸と共に新規阻害剤をインキュベーションする、競合実験を行うことにより、決定することができる。MALT1阻害剤としての本発明の式(I)の化合物をアッセイするための例示的なシステムの詳細な条件は、下記の生物学的実施例に記載されている。
そのようなアッセイは、例示にすぎず、本発明の範囲を限定することは意図されない。当業者であれば、従来のアッセイを改変して、本明細書に記述される化合物及び/又は組成物の活性を比較評価するか又は別の方法で特徴付けるために採用可能な同等のアッセイ又は他のアッセイを開発できることが理解されよう。
インビトロ・アッセイ
生物学的実施例1
MALT1生化学的プロテアーゼアッセイ
基質としてのテトラペプチド及びバキュロウイルス感染昆虫細胞から精製した完全長MALT1タンパク質(Strep-MALT1(1-824)-His)を使用して、MALT1プロテアーゼ活性をインビトロアッセイで評価した。テトラペプチドLRSRはAMC(7-アミノ-4-メチルクマリン)と結合し、MALT1プロテアーゼ(SM Biochemicals)に対する消失(quenched)蛍光基質を提供する。アルギニン残基からのAMCの開裂は、460nmで測定されるクマリン蛍光の増加をもたらす(励起355Nm)。最終アッセイ緩衝液は、10nMのFL MALT1タンパク質、200μMのAc-LRSR-AMC、50mm Tris(pH7.5)、0.6Mクエン酸塩、1mM DTT、1mM EDTA、0.05%BSA、及び1.5%DMSOからなるものであった。試験化合物を、黒色384プロキシプレート(Perkin Elmer)の1ウェル当たり、100%DMSO中50nLでスポッティングした(spotted)。試験化合物濃度は、11希釈工程(1:3)を用いて、30μM~0.5nMの範囲であった。バックグラウンドシグナルは、低対照(LC)として機能する酵素を含まないアッセイ緩衝液を含有する対照ウェルから測定した。酵素との反応を用いたが化合物処理せずに、高対照(HC)値を生成した。化合物をMALT1酵素とともに室温で50分間プレインキュベートした。続いて基質を添加し、Labsystems fluoroskanで励起355nm及び発光460nmで蛍光を測定して、時間0を決定した。続いて、反応物を室温で4時間インキュベートし、蛍光を測定した。IC50計算のため、4時間の時点から時点0を減算して、化合物の任意の潜在的な自己蛍光を補正した。4時間のインキュベーション期間中、酵素反応は線形であった。基質Ac-LRSR-AMCの特性評価により、200μMでのミカエリス定数KMを決定した。
以下の式を用いてIC50値を計算した(Zプライムは>0.5であるべきである)。
LC=低対照値の中央値
=低対照:酵素なしの反応
HC=高対照値の中央値
=高対照:酵素ありの反応
効果%=100-[(試料-LC)/(HC-LC)×100
%対照=(試料/HC)×100
%対照最小値(%Controlmin)=(試料-LC)/(HC-LC)×100
最適曲線を、%対照最小対試験化合物濃度のプロットに対する最小二乗法により適合させた。これから、IC50値(50%阻害を引き起こす阻害濃度)を得ることができる。ヒル係数に関するプロットの傾きの推定値も得た。
IC50計算:
(式中、Y=推定応答
UB=上限値
LB=下限値
h=ヒル)
「Lexis Dose Response Curve Fitting」バージョン1.0.で使用。得られたデータを表2に示す。
生物学的実施例2:
Jurkat細胞におけるPMA誘導IL2産生
Jurkat細胞を10%ウシ胎児血清、10mMH EPES、100単位/mLのペニシリン及び100μg/mLのストレプトマイシンを含有する完全RPMI1640培地中で保持した。アッセイ前に、化合物をDMSO中で2~4倍連続希釈した。各ウェル内の10Lの体積のDMSO希釈化合物を240μLのRPMI1640完全培地に更に希釈した。Jurkat細胞を1200RPMで5分間の遠心分離により採集し、RPMI1640培地で1回洗浄し、新鮮な完全RPMI1640培地に1.25×106個の細胞/mLの濃度で懸濁した。160μLの体積のJurkat細胞(2×105個の細胞)を96ウェルプレート-底プレートの各ウェルに播種した。RMPI1640完全培地中の20μLの体積の希釈化合物を各ウェルに添加し、Jurkat細胞とともに5%CO2インキュベーター中で37℃で30分間インキュベートした。RMPI1640完全培地中20μLの体積の希釈PMA/イオノマイシン(それぞれ81μM/1.3μM、ebioscience、カタログ番号00-4970-93)を各ウェルに添加した。5%CO2インキュベーター中で37℃で20時間インキュベートした後、上清を採集した。ELISA(IL2 Duoset、R&D Systems、カタログ番号DY202)によって、IL-2濃度を評価した。450nmでの比色強度をSpectramaxプレートリーダーにより読み取り、Softmax Proソフトウェアで分析した。Cell Titer Gloキット(Promega、カタログ番号G7571)により、Victor Luminescenceリーダー(Perkin ElmerによるVictor3V 4202938)を用いて、細胞生存率を評価した。得られたデータを表3に示す。
生物学的実施例3
ヒトIL6/IL10Mesoscaleアッセイ
NFKBシグナル伝達は、IL6及びIL10を含む複数のサイトカインの分泌を調節する。TMD8又はOC-LY3 ABC-DLBCL細胞によるサイトカインIL6及びIL10の分泌をmesoscaleアッセイを用いて測定した。MALT1又はBTK阻害剤によるNFKBシグナル伝達の阻害は、IL6/10分泌の減少をもたらす。
TMD8又はOCI-LY3細胞を、10%ウシ胎児血清(HyClone)、1mMピルビン酸ナトリウム(Invitrogen)、2mM L-グルタミン(Sigma Aldrich)、及び1%PenStrep(Sigma Aldrich)を補充したRPMI-1640(Sigma Aldrich)中で増殖させた。細胞継代数は30を超えるべきではない。細胞は培養中は1mL当たり50~250万細胞に維持すべきであり、細胞には新鮮な50μMのβ-メルカプトエタノールを2~3日毎に補充すべきである。mesoscaleアッセイ中に、β-メルカプトエタノールを使用しなかった。
Mesoscaleアッセイでは、透明な底部を有する黒着色96ウェルプレート(Corning#3904)に1ウェル当たり、100,000個のTMD8又はOCI-LY3細胞を播種し、試験化合物を15μM~58.6nM(最終DMSO濃度0.3%)の範囲の9希釈工程(1:2)で添加した。DMSO対照ウェルを用いて、最大シグナル(高対照(HC))を決定した。30nM~131pMの用量範囲(1:2の9希釈)のBTK阻害剤RN486による処理はNFKB経路阻害の陽性対照として機能し、この処理を用いて最大阻害(低対照(LC))を決定した。化合物及び細胞を37℃及び5%CO2で24時間インキュベートした(アッセイ体積は150μLである)。24時間のインキュベーション後、50μLの上清をMSDプレート(V-Plex Proinflammation Panel1(ヒト)キット、Mesoscale(MSD))に移し、室温で激しく振盪しながら(600rpm)2時間インキュベートした。インキュベート後、プレートをPBS+0.05%Tween-20及び25μLの検出抗体溶液(希釈液3(MSD)中のIL6及びIL10抗体)で3回洗浄し、続いて、室温で激しく振盪しながら(600rpm)2時間インキュベートした。PBS+0.05%Tween-20で3回洗浄した後、プレートを150μLの2×Read緩衝液Tとともにインキュベートし、SECTORイメージャ上で読み取った。
得られたデータを表3に示す。
生物学的実施例4
増殖アッセイ
抗増殖効果を評価するために、3つの異なるDLBCL細胞株を用いて、MALT1阻害剤試験化合物を4日間の増殖アッセイで試験した。NFKB経路阻害に概ね感受性である、古典的なNFKB経路における活性化変異を有する2つのABC-DLBCL細胞株(OCI Ly3(CARD11、MYD88&A20変異)、TMD8(CD79B & MYD88変異))を評価した。GCCB DLBCL細胞株(OCI Ly7)は、活性NFKBシグナル伝達を有することが示されておらず、全般的な細胞毒性効果を有する化合物を除外する陰性対照として役立てた。
OCI Ly3細胞を、10%ウシ胎児血清(HyClone)、2mM L-グルタミン(Sigma Aldrich)、及び1%PenStrep(Sigma Aldrich)を補充したRPMI-1640(Sigma Aldrich)中で増殖させた。TMD8細胞を、10%ウシ胎児血清(HyClone)、1mMピルビン酸ナトリウム(Invitrogen)、2mM L-グルタミン(Sigma Aldrich)、及び1%PenStrep(Sigma Aldrich)を補充したRPMI-1640(Sigma Aldrich)中で増殖させた。細胞は培養中は1mL当たり50~250万細胞に維持すべきであり、細胞には新鮮な50μMのβ-メルカプトエタノールを2~3日毎に補充すべきである。増殖アッセイ中に、ベータ-メルカプトエタノールを使用しない。OCI Ly7細胞を、10%ウシ胎児血清(HyClone)、2mM L-グルタミン(Sigma Aldrich)及び50μg/mLゲンタマイシンを補充したIMDM(ThermoFisher)中で増殖させた。細胞継代数は30を超えない必要がある。
抗増殖効果を評価するために、96ウェルプレート(Costar、カタログ番号3904)の1ウェル当たり、400nLの試験化合物をスポッティングした。10,000個のTMD8、10,000個のOCI Ly3、又は2,000個のOC-Ly7細胞を1ウェル当たり100μL培地中に播種し、37℃及び5%CO2で4日間インキュベートした。線形細胞成長を確実にするために、細胞プレーティング数を増殖曲線に基づいて選択した。4日間インキュベーションした後、50μLのCellTiterGLO試薬(Promega)を各ウェルに添加し、室温で10分間インキュベートした後、Envisionで発光を測定した。
以下の式を用いてIC50値を計算した(Zプライムは>0.5であるべきである)。
LC=低対照値の中央値
=低対照:細胞なしの反応
HC=高対照値の中央値
=高対照:化合物なしでの細胞との反応
%効果=100-(試料-LC)/(HC-LC)×100
%対照=(試料/HC)×100
%対照最小値=(試料-LC)/(HC-LC)×100
%対照対化合物濃度のプロットに対して、最小平方和法により、最適曲線を適合させた。これから、IC50値(50%細胞毒性を引き起こす阻害濃度)を得ることができる。ヒル係数に関するプロットの傾きの推定値も得た。
得られたデータを表4に示す。
生物学的実施例5
腫瘍有効性研究
OCI-Ly3(DSMZ、カタログ番号ACC761)ヒトびまん性大細胞型B細胞リンパ腫細胞を、熱不活性化ウシ胎児血清(10%v/v)及び2mM L-グルタミン200mMを補充したRPMI培地中、インビトロで、空気中5%CO2雰囲気中において37℃で保持することができる。細胞を週1回、日常的方法で継代培養してもよい。指数増殖期で増殖する細胞を採集し、計数し、細胞懸濁液を腫瘍細胞接種のためにMatrigel(商標)(Corning Matrigel(商標)Matrix Basement Membrane Growth Factor Reduced)で1:1で希釈することができる。
雄NSG(NOD.Cg-PrkdcscidIl2rgtm1Wjl/SzJ)マウスに、OCI-Ly3細胞(200μLの体積中1:1の培地:Matrigel(商標)中10×106細胞)を各動物の鼠径部において皮下接種することができる。腫瘍細胞接種日を0日目としてもよい。腫瘍測定を移植後7日目から始めて平均腫瘍体積が169±42mm3になるまで週2回監視し、その平均腫瘍体積の時点で、マウスを腫瘍体積によって処置群に無作為選択することができる。化合物又はビヒクルを、研究終了まで1回又は2回、体重(5mL/kg)に応じて経口投与することができる。腫瘍測定及び体重を週2回記録してもよい。
試験の評価項目は、腫瘍成長阻害、最大腫瘍負荷(tumor burden)(体重の10%に等しい個々の腫瘍サイズ)、及び処置開始時体重の20%超の体重減少である。式:体重変化=[(C-I)/I]×100(式中、Cはその時点での体重であり、Iは処置開始時の体重である)を用いて、体重変化率を算出することができる。腫瘍サイズをキャリパーを用いて、週2回、二次元で測定することができ、式:V=0.5a×b2(式中、及びbはそれぞれ、腫瘍の長径及び短径である)を用いて、体積をmm3で表すことができる。完全腫瘍退縮(CR)は、触診の限界(20mm3)未満に低減した腫瘍として定義される。部分的腫瘍退縮(PR)は、最初の腫瘍体積から少なくとも半分低減した腫瘍として定義される。3回以上の連続的な腫瘍測定でのCR又はPRの最短期間が、CR又はPRが持続的であると考えられるのに必要とされる。
平均値及び平均値の標準誤差(standard error of the mean、SEM)を含む要約統計量を、各時点における各群間の腫瘍体積の差の腫瘍体積に関して提供し、対応する試験表に示す。二元配置分散分析(ANOVA)反復測定試験、続けてTukey事後検定を用い、GraphPad Prismバージョン6を用いて、群間の腫瘍体積の統計学的差異分析を評価することができる。
上記の明細書は、説明を目的として与えられる実施例と共に本発明の原理を教示するものであるが、本発明の実施には、以下の特許請求の範囲及びその均等物の範囲内に含まれるすべての通常の変形例、適合例及び/又は改変例が包含される点が理解されるであろう。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
式(I)の化合物
(式中、
R
1
は、独立して、
i)1-メトキシエチル、C
1~4
アルキル、イソプロピル、メトキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、メタンスルホニル、シクロプロピル、メチルチオ、トリフルオロメチル、アミノ、メチルアミノ、及びシアノからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されたフェニル;
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1~4個のヘテロ原子を含有する5~6員のヘテロアリールであって、C
1~4
アルキル、メトキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、テトラヒドロフラン-2-イル、フラン-2-イル、5,6-ジヒドロ-1,4-ジオキシン-2-イル、1,4-ジオキサン-2-イル、トリフルオロメチル、3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル、N-オキシド、メタンスルホニル、又はメチルチオから独立して選択される1~3個の置換基で独立して置換された、ヘテロアリール;
及び
iii)2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、1-オキソイソインドリン-4-イル、1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル、インドリン-4-イル、1-メチルインドリン-4-イル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、及び2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イルからなる群から独立して選択される二環式環系
からなる群から選択され;
R
2
は、独立して、C
1~4
アルキル、1-メトキシ-エチル、ジフルオロメチル、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、メチルチオ、メチルスルホニル、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され;
R
3
は、水素又はメチルであり;
Gは、N又はCHであり;
R
4
は、O及びNから選択される2~4個のヘテロ原子を含有する5員ヘテロアリール、又は1~2個のNを含有する6員ヘテロアリールであり;前記R
4
は、任意選択で、アミノ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、C
1~4
アルキル、及びR
a
-(C
1~4
)アルキルからなる群から独立して選択される1~2個の置換基で独立して置換され;R
a
は、独立して、ヒドロキシ、メトキシ、ジメチルアミノ、又はアミノから選択され;
R
5
は、独立して、水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、メトキシ、メタンスルホニル、シアノ、メチル、又はトリフルオロメチルからなる群から選択される)
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容される塩形態。
[請求項2]
R
1
が、独立して、
i)C
1~4
アルキル、メトキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、シクロプロピル、メチルチオ、及びシアノからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されたフェニル;
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1~4個のヘテロ原子を含有する5~6員のヘテロアリールであって、C
1~4
アルキル、メトキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、又はテトラヒドロフラン-2-イルから独立して選択される1~3個の置換基で独立して置換された、ヘテロアリール;
及び
iii)2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、1-オキソイソインドリン-4-イル、インドリン-4-イル、1-メチルインドリン-4-イル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、及び2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イルからなる群から独立して選択される二環式環系
からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
[請求項3]
R
1
が、
独立して、
i)メチル、メトキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、及びシアノからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されたフェニル;
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1~4個のヘテロ原子を含有する5~6員のヘテロアリールであって、C
1~4
アルキル、フルオロ、クロロ、シアノ、アミノ、又はメチルアミノから独立して選択される1~3個の置換基で独立して置換された、ヘテロアリール;
及び
iii)[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、及びベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イルからなる群から独立して選択される二環式環系
からなる群から選択される、請求項2に記載の化合物。
[請求項4]
R
1
が、独立して、以下からなる群から選択される、請求項3に記載の化合物:
i)メチル、メトキシ、クロロ、フルオロ、及びシアノからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されたフェニル;
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1~4個のヘテロ原子を含有する5~6員のヘテロアリールであって、C
1~4
アルキル、フルオロ、クロロ、シアノ、又はアミノから独立して選択される1又は3個の置換基で独立して置換された、ヘテロアリール;
及び
iii)[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル及びベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イルからなる群から独立して選択される二環式環系。
[請求項5]
R
1
が、独立して、2-アミノ-5-メチルピリジン-4-イル、6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル、6-アミノ-5-クロロピリジン-2-イル、6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル、2-アミノ-5-クロロピリジン-4-イル、4-シアノ-2-メチルフェニル、4-クロロ-2-メチルフェニル、3-クロロピリジン-4-イル、2-ブロモ-4-フルオロフェニル、2-クロロ-4-フルオロフェニル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、4-フルオロ-2-メトキシフェニル、2-メチルフェニル、2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル、2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル、2-クロロ-3-フルオロフェニル、4-フルオロ-2-メチルフェニル、6-アミノ-3-メチルピリジン-2-イル、5-フルオロ-6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル、3-フルオロ-2-メチルフェニル、3,4-ジフルオロ-2-メチルフェニル、4-シアノフェニル、2-メトキシピリジン-3-イル、3-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル、3,4-ジクロロピリジン-2-イル、2,3-ジメチルピリジン-4-イル、3-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル、3,5-ジクロロピリジン-4-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル、2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、5-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル、2-クロロ-5-フルオロフェニル、2-クロロ-4,6-ジフルオロフェニル、2-シクロプロピルフェニル、2-フルオロ-6-メチルフェニル、2,6-ジクロロ-4-フルオロフェニル、5-フルオロ-2-メチルフェニル、3-クロロ-5-フルオロピリジン-2-イル、4-フルオロフェニル、2-クロロ-4-シアノフェニル、2,4-ジフルオロフェニル、5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル、2-クロロフェニル、4-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル、1-メチルインドリン-4-イル、インドリン-4-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル、1-オキソイソインドリン-4-イル、2-(メチルチオ)フェニル、2-アミノ-3-メチルピリジン-4-イル、3-メチルピリジン-4-イル、2,4,6-トリフルオロフェニル、6-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル、6-アミノ-4-メチルピリジン-2-イル、6-アミノピリジン-2-イル、及び5-メチル-2(
*
R)-(テトラヒドロフラン-2-イル)ピリジン-4-イルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
[請求項6]
R
1
が、独立して、2-アミノ-5-メチルピリジン-4-イル、6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル、6-アミノ-5-クロロピリジン-2-イル、6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル、2-アミノ-5-クロロピリジン-4-イル、4-シアノ-2-メチルフェニル、4-クロロ-2-メチルフェニル、3-クロロピリジン-4-イル、2-ブロモ-4-フルオロフェニル、2-クロロ-4-フルオロフェニル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、4-フルオロ-2-メトキシフェニル、2-メチルフェニル、2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル、2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル、2-クロロ-3-フルオロフェニル、4-フルオロ-2-メチルフェニル、6-アミノ-3-メチルピリジン-2-イル、5-フルオロ-6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル、3-フルオロ-2-メチルフェニル、3,4-ジフルオロ-2-メチルフェニル、及び4-シアノフェニルからなる群から選択される、請求項5に記載の化合物。
[請求項7]
R
1
が、独立して、2-アミノ-5-メチルピリジン-4-イル、6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル、6-アミノ-5-クロロピリジン-2-イル、6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル、2-アミノ-5-クロロピリジン-4-イル、4-シアノ-2-メチルフェニル、及び4-クロロ-2-メチルフェニルからなる群から選択される、請求項6に記載の化合物。
[請求項8]
R
2
が、独立して、メチル、クロロ、ブロモ、シアノ、及びトリフルオロメチルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
[請求項9]
R
2
が、独立して、メチル及びトリフルオロメチルからなる群から選択される、請求項8に記載の化合物。
[請求項10]
R
3
が、Hである、請求項1に記載の化合物。
[請求項11]
Gが、Nである、請求項1に記載の化合物。
[請求項12]
Gが、CHである、請求項1に記載の化合物。
[請求項13]
R
4
が、O及びNから選択される2~4個のヘテロ原子を含有する5員ヘテロアリールであり、前記R
4
が、任意選択で、アミノ、フルオロ、クロロ、及びメチルからなる群から選択される1~2個の置換基で独立して置換される、請求項1に記載の化合物。
[請求項14]
R
4
が、トリアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、イミダゾリル、及び2-アミノ-ピリミジン-4-イルからなる群から独立して選択される5員ヘテロアリールである、請求項13に記載の化合物。
[請求項15]
R
4
が、2H-1,2,3-トリアゾール-2-イルである、請求項14に記載の化合物。
[請求項16]
R
5
が、独立して、水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、シアノ、メチル及びトリフルオロメチルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
[請求項17]
R
5
が、独立して、クロロ、シアノ、メチル、及びトリフルオロメチルからなる群から選択される、請求項16に記載の化合物。
[請求項18]
R
5
が、独立して、クロロ及びシアノからなる群から選択される、請求項17に記載の化合物。
[請求項19]
式(I)の化合物
(式中、
R
1
は、独立して、
i)C
1~4
アルキル、メトキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、シクロプロピル、メチルチオ、及びシアノからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されたフェニル;
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1~4個のヘテロ原子を含有する5~6員のヘテロアリールであって、C
1~4
アルキル、メトキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、又はテトラヒドロフラン-2-イルから独立して選択される1~3個の置換基で独立して置換された、ヘテロアリール;
及び
iii)2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、1-オキソイソインドリン-4-イル、インドリン-4-イル、1-メチルインドリン-4-イル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、及び2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イルからなる群から独立して選択される二環式環系
からなる群から選択され;
R
2
は、独立して、メチル、クロロ、ブロモ、シアノ、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され;
R
3
は、水素又はメチルであり;
Gは、N又はCHであり;
R
4
は、O及びNから選択される2~4個のヘテロ原子を含有する5員ヘテロアリール、又は1~2個のNを含有する6員ヘテロアリールであり;前記R
4
は、任意選択で、アミノ、フルオロ、クロロ、及びメチルからなる群から選択される1~2個の置換基で独立して置換され;
R
5
は、独立して、水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、シアノ、メチル、及びトリフルオロメチルからなる群から選択される)
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容される塩形態。
[請求項20]
式(I)の化合物
(式中、
R
1
は、独立して、
i)メチル、メトキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、及びシアノからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されたフェニル;
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1~4個のヘテロ原子を含有する5~6員のヘテロアリールであって、C
1~4
アルキル、フルオロ、クロロ、シアノ、アミノ、及びメチルアミノから独立して選択される1~3個の置換基で独立して置換された、ヘテロアリール;
及び
iii)[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、及びベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イルからなる群から独立して選択される二環式環系
からなる群から選択され;
R
2
は、独立して、メチル、クロロ、ブロモ、シアノ、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され;
R
3
が、水素であり、
Gは、N又はCHであり;
R
4
は、O及びNから選択される2~4個のヘテロ原子を含有する5員ヘテロアリール、又は1~2個のNを含有する6員ヘテロアリールであり;前記R
4
は、任意選択で、アミノ、フルオロ、クロロ、及びメチルからなる群から選択される1~2個の置換基で独立して置換され;
R
5
は、独立して、水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、シアノ、メチル、及びトリフルオロメチルからなる群から選択される)
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容される塩形態。
[請求項21]
式(I)の化合物
(式中、
R
1
は、独立して、
i)メチル、メトキシ、クロロ、フルオロ、及びシアノからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されたフェニル;
ii)1個以下のヘテロ原子がO又はSであるように、O、N、及びSからなる群から選択される1~4個のヘテロ原子を含有する5~6員のヘテロアリールであって、C
1~4
アルキル、フルオロ、クロロ、シアノ、及びアミノから独立して選択される1~3個の置換基で独立して置換された、ヘテロアリール;
及び
iii)[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル及びベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イルからなる群から独立して選択される二環式環系
からなる群から選択され;
R
2
は、独立して、メチル、クロロ、ブロモ、シアノ、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され;
R
3
が、水素であり、
Gは、N又はCHであり;
R
4
は、トリアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、イミダゾリル、及び2-アミノ-ピリミジン-4-イルからなる群から独立して選択される5又は6員ヘテロアリールであり;
R
5
は、独立して、クロロ、シアノ、メチル、及びトリフルオロメチルからなる群から選択される)
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容される塩形態。
[請求項22]
式(I)の化合物
(式中、
R
1
は、独立して、2-アミノ-5-メチルピリジン-4-イル、6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル、6-アミノ-5-クロロピリジン-2-イル、6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル、2-アミノ-5-クロロピリジン-4-イル、4-シアノ-2-メチルフェニル、4-クロロ-2-メチルフェニル、3-クロロピリジン-4-イル、2-ブロモ-4-フルオロフェニル、2-クロロ-4-フルオロフェニル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、4-フルオロ-2-メトキシフェニル、2-メチルフェニル、2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル、2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル、2-クロロ-3-フルオロフェニル、4-フルオロ-2-メチルフェニル、6-アミノ-3-メチルピリジン-2-イル、5-フルオロ-6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル、3-フルオロ-2-メチルフェニル、3,4-ジフルオロ-2-メチルフェニル、4-シアノフェニル、2-メトキシピリジン-3-イル、3-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル、3,4-ジクロロピリジン-2-イル、2,3-ジメチルピリジン-4-イル、3-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル、3,5-ジクロロピリジン-4-イル、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル、2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、5-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル、2-クロロ-5-フルオロフェニル、2-クロロ-4,6-ジフルオロフェニル、2-シクロプロピルフェニル、2-フルオロ-6-メチルフェニル、2,6-ジクロロ-4-フルオロフェニル、5-フルオロ-2-メチルフェニル、3-クロロ-5-フルオロピリジン-2-イル、4-フルオロフェニル、2-クロロ-4-シアノフェニル、2,4-ジフルオロフェニル、5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル、2-クロロフェニル、4-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル、1-メチルインドリン-4-イル、インドリン-4-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル、1-オキソイソインドリン-4-イル、2-(メチルチオ)フェニル、2-アミノ-3-メチルピリジン-4-イル、3-メチルピリジン-4-イル、2,4,6-トリフルオロフェニル、6-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル、6-アミノ-4-メチルピリジン-2-イル、6-アミノピリジン-2-イル、及び5-メチル-2(
*
R)-(テトラヒドロフラン-2-イル)ピリジン-4-イルからなる群から選択され;
R
2
は、独立して、メチル、クロロ、ブロモ、シアノ、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され;
R
3
が、水素であり、
Gは、N又はCHであり;
R
4
は、トリアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、イミダゾリル、及び2-アミノ-ピリミジン-4-イルからなる群から独立して選択される5又は6員ヘテロアリールであり;
R
5
は、独立して、クロロ、シアノ、メチル、及びトリフルオロメチルからなる群から選択される)
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容される塩形態。
[請求項23]
式(I)の化合物
(式中、
R
1
は、独立して、
i)任意選択で、1-メトキシエチル、C
(1~4)
アルキル、メトキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、メタンスルホニル、シクロプロピル、メチルチオ、トリフルオロメチル、アミノ、及びシアノからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されるフェニル;
ii)4-メチル-ピリダジン-3-イル、ピリミジニル、ピラジニル、又はピリジニルであって、任意選択でC
(1~4)
アルキル、メトキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、テトラヒドロフラン-2-イル、フラン-2-イル、5,6-ジヒドロ-1,4-ジオキシン-2-イル、1,4-ジオキサン-2-イル、トリフルオロメチル、3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル、N-オキシド、及びアミノカルボニルからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換される、ピリジニル;
及び
iii)2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、1-オキソイソインドリン-4-イル、1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル、インドリン-4-イル、1-メチルインドリン-4-イル、1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、及び2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イルからなる群から独立して選択される二環式環系
からなる群から選択され;
R
2
は、独立して、C
1~4
アルキル、1-メトキシ-エチル、ジフルオロメチル、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、メチルチオ、メチルスルホニル、及びトリフルオロメチルからなる群から選択され;
R
3
は、水素又はC
(1~4)
アルキルであり;
Gは、N又はCHであり;
R
4
は、1,2,3-トリアゾール-2-イルであり;
R
5
は、独立して、クロロ、ブロモ、シアノ、C
(1~4)
アルキル、又はトリフルオロメチルからなる群から選択される)
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容される塩形態。
[請求項24]
式(I)の化合物
(式中、
R
1
は、独立して、
i)任意選択で、1-メトキシエチル、メチル、イソプロピル、メトキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、メタンスルホニル、シクロプロピル、メチルチオ、トリフルオロメチル、アミノ、及びシアノからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されるフェニル;
ii)4-メチル-ピリダジン-3-イル、ピリミジニル、ピラジニル、又はピリジニルであって、任意選択でメチル、メトキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、テトラヒドロフラン-2-イル、フラン-2-イル、5,6-ジヒドロ-1,4-ジオキシン-2-イル、1,4-ジオキサン-2-イル、トリフルオロメチル、3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル、N-オキシド、及びアミノカルボニルからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換される、ピリジニル;
及び
iii)2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、[1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル、1-オキソイソインドリン-4-イル、1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル、インドリン-4-イル、1-メチルインドリン-4-イル、1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル、4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル、及び2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イルからなる群から独立して選択される二環式環系
からなる群から選択され;
R
3
は、水素又はメチルであり;
R
5
は、独立して、クロロ、ブロモ、シアノ、又はトリフルオロメチルからなる群から選択される)
又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、若しくは医薬的に許容される塩形態。
[請求項25]
独立して、
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-フェニル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-フルオロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピラジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリミジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-シアノピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-メトキシピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メトキシピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(ピリミジン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-シアノピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-シアノフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-シアノフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(ジフルオロメチル)-1-(ピリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-フルオロ-1-フェニル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(p-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(m-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(o-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(5-ブロモ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-2-メトキシピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-シアノ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-ブロモ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-シアノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジクロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メトキシ-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-シアノピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メトキシピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,3-ジメチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-シアノピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-4-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-([1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-([1,3]ジオキソロ[4,5-b]ピリジン-7-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(o-トリル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-アミノ-3-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-3-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-4-メトキシピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-4-メトキシピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(5-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(5-クロロ-2-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-メチルフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-メチルフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-3,4-ジフルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-(メチルスルホニル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-イソプロピルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2,3-ジメチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-5-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-5-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メトキシフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-3-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2,3-ジメチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-シアノ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-シアノ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-フルオロ-4-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1-(2,3,4-トリフルオロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-フルオロ-6-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,6-ジクロロ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-4,6-ジフルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-クロロ-2-メチルピリジン-3-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1-(2,3,4-トリフルオロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-4,6-ジフルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-シクロプロピルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-フルオロ-6-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,6-ジクロロ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-4-シアノフェニル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,4-ジフルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(1-メトキシエチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(4-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(4-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-フルオロピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(メチルアミノ)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(フルオロ)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(メチルアミノ)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノピリジン-3-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(4-シアノ-2-メチルフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチルインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(インドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-8-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(1-オキソイソインドリン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-シアノ-4-フルオロフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-シアノ-4-フルオロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(メチルチオ)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(メチルスルホニル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-アミノ-5-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-アミノ-3-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-アミノ-5-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-アミノ-5-クロロピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
4-(4-((5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルピリジン1-オキシド;
1-(2-クロロ-5-メチル-4-ピリジル)-N-[5-クロロ-6-(トリアゾール-2-イル)-3-ピリジル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(2-クロロ-3-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)-5-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)-3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メチルピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-メチルピリダジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-フルオロ-6-メチルピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,6-ジクロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,6-ジクロロピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-クロロ-3-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-クロロ-3-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(4-クロロ-2-メチルフェニル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジフルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-シアノフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(4-フルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1-(2,4,6-トリフルオロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(3,4-ジフルオロ-2-メチルフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-4-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-ブロモ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-3-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-3-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロ-3-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(メチルアミノ)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-4-メチルピリジン-3-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-4-メチルピリジン-3-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-3-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-2-メチル-4-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノピリジン-3-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-フルオロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-4-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-2-メチルピリジン-3-イル)-N-(5-シアノ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-メチルピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
2-アミノ-6-(4-((5-クロロ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)カルバモイル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ニコチンアミド;
1-(2-アミノ-3-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-アミノ-5-クロロピリジン-2-イル)-N-(5-シアノ-2-メチル-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-シアノ-2-メチルピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
(
*
R)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-メチル-2-(テトラヒドロフラン-2-イル)ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
(
*
S)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(5-メチル-2-(テトラヒドロフラン-2-イル)ピリジン-4-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
(
*
S)-1-(2-(1,4-ジオキサン-2-イル)-5-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
(
*
R)-1-(2-(1,4-ジオキサン-2-イル)-5-メチルピリジン-4-イル)-N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(フラン-2-イル)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
及び
N-(5-クロロ-6-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-(6-(5,6-ジヒドロ-1,4-ジオキシン-2-イル)ピリジン-2-イル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
からなる群から選択される、請求項23に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩形態。
[請求項26]
請求項1~25に記載の化合物と、医薬的に許容される担体、医薬的に許容される賦形剤、及び医薬的に許容される希釈剤のうちの少なくとも1つと、を含む医薬組成物。
[請求項27]
固体経口剤形である、請求項26に記載の医薬組成物。
[請求項28]
シロップ剤、エリキシル剤、又は懸濁剤である、請求項26に記載の医薬組成物。
[請求項29]
MALT1の阻害によって影響を受ける疾患、症候群、病態、又は障害を治療する方法であって、それを必要としている対象に、治療有効量の請求項23に記載の化合物を投与することを含む、方法。
[請求項30]
前記疾患、症候群、病態、又は障害が、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、及び粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、関節リウマチ(RA)、乾癬性関節炎(PsA)、乾癬(Pso)、潰瘍性大腸炎(UC)、クローン病、全身性エリテマトーデス(SLE)、喘息、並びに慢性閉塞性肺疾患(COPD)からなる群から選択される、請求項29に記載の方法。
[請求項31]
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、及び粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、関節リウマチ(RA)、乾癬性関節炎(PsA)、乾癬(Pso)、潰瘍性大腸炎(UC)、クローン病、全身性エリテマトーデス(SLE)、喘息、並びに慢性閉塞性肺疾患(COPD)からなる群から選択される疾患、症候群、病態、又は障害を治療する方法であって、治療有効量の請求項1に記載の組成物を、それを必要としている対象に投与することを含む方法。
[請求項32]
それを必要としている対象における、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、及び粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、関節リウマチ(RA)、乾癬性関節炎(PsA)、乾癬(Pso)、潰瘍性大腸炎(UC)、クローン病、全身性エリテマトーデス(SLE)、喘息、並びに慢性閉塞性肺疾患(COPD)からなる群から選択される疾患、症候群、症候群、障害、又は病態を治療するための医薬を調製するための、請求項23に記載の化合物の使用。
[請求項33]
それを必要としている対象における、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)、及び粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、関節リウマチ(RA)、乾癬性関節炎(PsA)、乾癬(Pso)、潰瘍性大腸炎(UC)、クローン病、全身性エリテマトーデス(SLE)、喘息、並びに慢性閉塞性肺疾患(COPD)からなる群から選択される障害を治療する方法において使用するための、請求項23に記載の化合物の使用。
[請求項34]
MALT1の阻害によって影響を受ける疾患、症候群、病態、又は障害を治療する方法であって、それを必要としている対象に、治療有効量の(a)MALT1阻害剤と、(b)BTK阻害剤、SYK阻害剤、PKC阻害剤、PI3K経路阻害剤、BCLファミリー阻害剤、JAK阻害剤、PIMキナーゼ阻害剤、B細胞抗原結合抗体、免疫細胞リダイレクション剤、免疫調節剤、抗PD1抗体、及び抗PD-L1抗体からなる群から選択される医薬品と、を投与することを含み、
前記MALT1阻害剤が、請求項23に記載の化合物である、方法。
[請求項35]
前記BTK阻害剤が、イブルチニブである、請求項34に記載の方法。
[請求項36]
前記B細胞抗原結合抗体が、リツキシマブである、請求項34に記載の方法。
[請求項37]
前記免疫調節剤が、ダラツムマブである、請求項34に記載の方法。