JP2020194016A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スキャナモータの定常回転数毎に回転ジッターを最適化して画像品質を向上させること。【解決手段】回転多面鏡102と、スキャナモータ100と、光ビームを検知しBD信号114を出力するBD108と、回転多面鏡102の位相制御を行う際の基準となる基準位相信号121を出力する基準信号生成部120と、BD信号114と基準位相信号121とに基づいて位相制御を行う位相制御部112と、を備え、位相制御部112は、画像形成速度に応じたスキャナモータ100の回転数である定常回転数に応じて設定された条件に従って位相制御を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関し、シート等の転写材(記録媒体)上に画像を形成する機能を備えた複写機、プリンタなどの画像形成装置に関する。
図9は従来のスキャナモータ1010の制御ブロック図である。例えば特許文献1のように、従来の走査光学装置には、スキャナモータ1010の回転制御手段として加減速制御部1030を併用しているものがある。複数のスキャナモータ1010を有する走査光学装置において、各々のスキャナモータ1010に対し2つの制御回路(1031、1033)を併用して各スキャナモータ1010の回転周期及び回転位相を制御する。この際、位相制御の信号はスキャナモータ1010の回転周期の制御を妨げ、回転ジッターの増大の要因になるおそれがある。この現象は、スキャナモータ1010の回転部が軽く、回転数が低い場合により顕著に現れる。スキャナモータ1010に使用されるDCモータは、回転部が軽く、回転数が低い場合、不安定になりやすい。したがってスキャナモータ1010の回転ジッターがより増大しやすく、回転位相はずれやすい。
さらに例えば特許文献4のように、回転多面鏡の内角を調整して反射面の特定を行う技術が開示されている。内角が調整された回転多面鏡を有するスキャナモータは、回転周期が反射面毎に同一ではないので、回転周期が不安定になりやすい。例えば、特許文献2にはスキャナモータの制御回転数毎にPLL制御のループフィルタを切り替える構成が提示されている。また例えば特許文献3には、位相ずれ量に応じて位相制御に伴うスキャナモータの加減速信号の信号幅を調整する構成が開示されている。
特開2003−127456号公報 特開2004−085686号公報 特開2009−069433号公報 特開2016−139019号公報
近年、画像形成装置の消費電力低減や小型化、スキャナモータの起動時間の短縮が求められており、スキャナモータの回転部の軽量化が求められている。更に画像形成装置は複数の種類の転写材に対応するために、複数の画像形成速度を有している。複数の画像形成速度に応じて画像形成時のスキャナモータの回転数(以下、定常回転数という)も複数あり、定常回転数の差が10000rpmに近くなるものもある。この場合、回転位相制御を有するスキャナモータの回転制御において、複数の定常回転数で同一の回転位相の制御でスキャナモータを精度よく回転させることが困難になっている。
例えばPLL制御のループフィルタを回転数毎に切り替える構成では、電気的なノイズ等には効果が期待できる一方、回転部の軽量化に起因する回転ジッター(回転速度のゆらぎ)の増大への対策としては十分な効果が得られないおそれがある。また、起動時と定常回転時とで位相制御に伴うスキャナモータの加減速信号の幅を変える構成では、スキャナモータ起動時の収束時間の短縮に効果がある。しかし、この構成ではスキャナモータの定常回転時の回転ジッターの増大への対策としては十分な効果が得られないおそれがある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、スキャナモータの定常回転数毎に回転ジッターを最適化して画像品質を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)転写材の種類に応じた画像形成速度で転写材に画像形成を行う画像形成装置であって、光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を回転させる駆動手段と、を有する偏向手段と、前記偏向手段により偏向された光ビームを検知し第1の信号を出力する第1の出力手段と、前記回転多面鏡の位相制御を行う際の基準となる第2の信号を出力する第2の出力手段と、前記第1の信号と前記第2の信号とに基づいて前記位相制御を行う第1の制御手段と、を備え、前記第1の制御手段は、前記画像形成速度に応じた前記駆動手段の回転数に応じて設定された条件に従って前記位相制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、スキャナモータの定常回転数毎に回転ジッターを最適化して画像品質を向上させることができる。
実施例の画像形成装置の模式的断面図 実施例の走査光学装置の模式図、スキャナモータの模式的斜視図 実施例のスキャナモータの制御ブロック図 実施例の位相制御部の動作を説明するタイミングチャート 実施例の画像形成動作を示すフローチャート 実施例のスキャナモータの回転数と回転ジッター量との関係を示すグラフ 実施例の回転多面鏡の概念図、内角を調整した回転多面鏡のBD周期を示すグラフ 実施例のスキャナモータの回転数と回転ジッター量との関係を示すグラフ 従来例のスキャナモータの制御ブロック図
以下に図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成の仕様などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
[一般的なスキャナモータの制御ブロック図]
図9はスキャナモータ1010の一般的な制御ブロック図である。スキャナモータ1010は、制御回路1011とブリッジ回路1013とロータ1015とを有する。加減速制御部1030は、ビームディテクタ(BDと記す)1020から出力されるセンサ出力信号に基づいてスキャナモータ1010を制御するための加減速信号を制御回路1011に出力する。加減速制御部1030は、第1の加減速制御部1031と第2の加減速制御部1033と加減速信号合成部1035と基準信号生成部1037とを有する。基準信号生成部1037はクロック信号(CLKと記す)に基づき基準信号を生成し第2の加減速制御部1033に出力する。第1の加減速制御部1031は、目標値とセンサ出力信号とに基づきスキャナモータ1010の回転周期を制御するための信号を加減速信号合成部1035に出力する。第2の加減速制御部1033は、基準信号とセンサ出力信号とに基づきスキャナモータ1010の回転位相を制御するための信号を加減速信号合成部1035に出力する。加減速信号合成部1035は、第1の加減速制御部1031から入力された信号と第2の加減速制御部1033から入力された信号とを合成した加減速信号を制御回路1011に出力する。
[画像形成装置]
図1は画像形成装置の断面図である。図1を用いて画像形成に関与する部材による画像形成動作について説明する。像担持体である感光ドラム6Y、6M、6C、6BKは、1次帯電器3Y、3M、3C、3BKによって各々一様に帯電されている。走査光学装置1は、画像情報に基づいて各々光変調された各レーザ光束(レーザビーム、光ビーム)LY、LM、LC、LBKを出射する。走査光学装置1から出射されたレーザ光束LY、LM、LC、LBKは各々対応する感光ドラム6Y、6M、6C、6BK面上を照射して静電潜像を形成する。ここで、符号の末尾Y、M、C、BKは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表し、以下、特定の色に関する部材について説明する場合を除き、Y、M、C、BKを省略する。また、レーザ光束LY、LM、LC、LBKを総称してレーザ光束Lとする場合もある。感光ドラム6上(像担持体上)に形成された潜像は、現像器4によって各々、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー画像に可視像化される。その後、搬送ベルト71上を搬送されてくる転写材Pに、転写ローラ5によって各色のトナー画像が順に重畳して転写されることによってカラー画像が形成される。
転写材Pは、給送トレイ21上に載置されており、給送ローラ91によって一枚ずつ順に給送される。転写材Pは、レジストレーションローラ(以下、レジストローラという)92によって画像の書き出しタイミングに同期をとって搬送ベルト71上に送り出される。転写材Pは、搬送ベルト71上を精度よく搬送されている間に、感光ドラム6上に形成されたブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各トナー画像が順に転写されてカラー画像が形成される。駆動ローラ72は搬送ベルト71の回動を精度よく行っており、回転ムラの小さなモータ(不図示)と接続されている。転写材P上に形成された未定着のカラー画像は定着器22によって熱定着されたのち、排出ローラ23などによって搬送されて装置外に出力される。
画像形成装置は、画像形成装置の各種動作を制御するためのエンジンコントローラ200を備えている。エンジンコントローラ200は、例えばCPU、種々のプログラムやその実行に必要なデータ等を記憶するROM、ワーキングメモリとなるRAMを有している。本実施例の画像形成装置は、複数の種類の転写材に対応するために、複数の画像形成速度を有している。本実施例では搬送ベルト71を備える画像形成装置について説明したが、中間転写ベルトを備える画像形成装置であってもよい。
[走査光学装置]
図2(a)、図2(b)は走査光学装置1の構成を説明するための概略図であり、図2(a)は上視図、図2(b)は断面図である。光源部としての半導体レーザ101a、101b、101c、101dからそれぞれ出射されたレーザ光束LY、LM、LC、LBKは、偏向走査手段を構成する回転多面鏡102a、102bの異なる面に入射し、それぞれ異なる方向に走査される。本実施例の走査光学装置1は、このように2つの回転多面鏡102a、102bを有する。また、回転多面鏡102a、102bは、それぞれ4つの面を有している。なお、回転多面鏡102a、102bが有する面は4つに限定されない。1つの回転多面鏡102a(又は102b)は異なる面で2つのレーザ光束Lを偏向する。
回転多面鏡102a、102bにより走査されたレーザ光束LY、LCの走査面(走査するレーザ光束Lにより規定される面)上には、それぞれ対応するビームディテクタ(以下、BDという)108a、108bが設置されている。BD108a、108bは例えばフォトセンサ等により構成されており、レーザ光束LY、LCが走査するタイミングを検知することにより信号(以下、BD信号という)を生成し出力している。画像形成装置は、第1の出力手段であるBD108a、108bから出力された第1の信号であるBD信号に基づいて画像の書き出しタイミングを制御している。具体的には、画像形成装置では、各色(各感光体)の書き出し位置を合わせるためにBD信号の位相制御を行う。BD信号は、2つの回転多面鏡102a、102bの書き出し位置を検知する信号である。このため、クロック信号を位相制御の基準となる基準信号として後述する位相制御部が各色(例えばYとC)に合わせた位相制御を行うことにより、2つの回転多面鏡102a、102bの位相を一致させることができる。
回転多面鏡102a、102bによって走査されたレーザ光束LY、LM、LC、LBKは、図1で説明したように4つの感光ドラム6上に結像される。以下、レーザ光束LY、LM、LC、LBKを総称してレーザ光束Lとすることもある。レーザ光束Lは、まず、それぞれ第1の走査レンズ103を透過する。そして、感光ドラム6のピッチと同一ピッチであって、入射光束に対して同一角度になるように配置された折り返し部材としての折り返しミラー104によって角度を変えられる。ここで、感光ドラム6のピッチとは、図1に示す図における各感光ドラム6間の距離である。折り返しミラー104によって角度を変えられたレーザ光束Lは、第2の走査レンズ105を透過し、4つの感光ドラム6上に走査光として結像される。
走査光学装置1は、回転多面鏡102a、102bを各々備えた偏向手段としてのスキャナモータ100a、100bを1つの筐体109に備えている。スキャナモータ100a、100bの筐体109への取付けは、例えばビス等で、スキャナモータ100a、100bの回路基板を筐体109へ締結することにより行われる。このような構成のようにスキャナモータ100a、100bを複数有する場合、各レーザ光束Lの感光ドラム6上への結像位置を制御するために、回転多面鏡102a、102bの回転の位相を制御する必要がある。以下、回転多面鏡102a、102bやスキャナモータ100a、100b等について符号末尾を省略し、回転多面鏡102、スキャナモータ100等のように総称して表記する場合がある。
[スキャナモータ]
図2(c)はスキャナモータ100の斜視図である。スキャナモータ100は、回転多面鏡102、ロータ203、回転軸204、板バネ205、回路基板206を有する。ここで、回転多面鏡102は、レーザ光束Lを反射して第1の走査レンズ103へ導く。ロータ203は、回転多面鏡102を搭載し一体となって回転する。板バネ205は、回転多面鏡102をロータ203へ押圧固定する。スキャナモータ100が回転する際、内部損失として風損及び流体軸受を使用していることによる軸受損失が発生する。近年、スキャナモータ100の回転部すなわち回転多面鏡102、ロータ203、板バネ205の部材の軽量化が大きく進み、スキャナモータ100の回転制御はスキャナモータ100の風損や軸受損失の影響を受けやすくなっている。
[制御ブロック図]
本実施例のスキャナモータ100の制御方法を説明する。図3は本実施例のスキャナモータ100の制御ブロック図である。ここで、スキャナモータ100a、BD108aはスキャナユニットaを構成する。スキャナモータ100b、BD108bはスキャナユニットbを構成する。加減速制御部110aはスキャナモータ100aを制御し、加減速制御部110bはスキャナモータ100bを制御する。加減速制御部110a、110bはそれぞれ定常回転制御部111a、111bと位相制御部112a、112bとで構成される。加減速制御部110a、110bは、BD信号114a、114bを受信し、定常回転駆動信号115a、115bと位相駆動信号116a、116bとを用いて、スキャナモータ100a、100bの回転を制御する。
第2の制御手段である定常回転制御部111は、BD信号114を用いてスキャナモータ100の回転数に相当するBD信号の周期(以下、BD周期という)を計測し、BD周期が目標周期となるように定常回転駆動信号115を生成する。このように、定常回転制御部111は、スキャナモータ100の回転数が定常回転数となるように制御する定常回転制御を行う。なお、上述したように、定常回転数とは、複数の画像形成速度に応じた画像形成時のスキャナモータ100の回転数である。BD周期の目標周期は画像形成速度(言い換えれば転写材Pの種類)に応じて設定される。定常回転制御部111は、BD周期が目標周期に対して大きい(長い)場合にはスキャナモータ100を加速し、BD周期が目標周期に対して小さい(短い)場合にはスキャナモータ100を減速する。これにより、定常回転制御部111は、スキャナモータ100の回転数(言い換えれば回転速度)を目標の回転数に収束させる速度制御を行う。上述した例では、スキャナモータ100の回転数を計測する手法として、BD信号を用いる方法を示したが、これに限定されない。例えば、回転多面鏡102を回転させる駆動モータに磁気パターン及び磁気パターンを検出する検出素子(ホール素子)を設けて、検出素子から得られる信号であるFG信号を用いて回転数を計測する方法でもよい。
第1の制御手段である位相制御部112は、基準信号生成部120が生成した基準位相信号121と、BD信号114とを用いて位相駆動信号116を生成する。位相制御部112の動作は後述する。第2の出力手段である基準信号生成部120は、位相制御部112a、112bに同一の基準位相信号121(第2の信号)を出力する。基準位相信号121は、エンジンコントローラ200が設定した基準周期に応じて生成される信号である。エンジンコントローラ200は、画像形成速度に応じて基準周期を設定する。すなわち、基準位相信号121は画像形成速度に応じた信号といえる。
時間差計測部117a、117bは、BD信号114a、114bと基準位相信号121とを用いて、受信時間差ΔTa、ΔTbを計測する。時間差計測部117a、117bによって計測した受信時間差ΔTa、ΔTbは、エンジンコントローラ200に送信される。エンジンコントローラ200は、受信時間差ΔTa、ΔTbを用いて所定位相設定値Tn113a、113bを演算し、位相制御部112a、112bに出力する(設定する)。ここで、所定位相設定値Tn113は、受信時間差ΔTa、ΔTbに加え、エンジンコントローラ200がレジストレーションセンサ(不図示)から取得した検知結果に基づいて算出され、設定される。すなわち、所定位相設定値Tn113は、転写材Pの搬送タイミングに基づいて算出、設定される。なお、所定位相設定値Tn113の算出等については、公知の手法、例えば特開2004−170755号等に開示されている。
[位相制御部のタイミングチャート]
図4は、位相制御部112の入出力信号のタイミングチャートである。図4(A)は、位相駆動信号116として減速信号が出力される場合を示し、(B)は位相駆動信号116として加速信号が出力される場合を示す。それぞれ、後述する位相差分を求めるときの説明のために一部の拡大図も示している。また、図4において、(a)は位相制御ON信号の波形を示し、(b)は基準位相信号121の波形を示し、(c)は位相位置信号の波形を示す。図4において、(d)は位相位置信号用カウンタの値を示し、(e)はBD信号114の波形を示し、(f)はBD信号用カウンタの値を示し、(g)は位相駆動信号116(減速信号又は加速信号)の波形を示す。更に、拡大図の中には、(h)差分カウンタの値を示し、(i)パルス生成カウンタの値も示す。なお、位相制御部112は、位相位置信号用カウンタ、BD信号用カウンタ、差分カウンタ、パルス生成カウンタを有するものとする。
図3における位相制御部112は、図4における基準位相信号121を所定位相設定値Tn113だけずらした位相位置信号(第2の信号に基づく信号)を生成する。具体的には、位相制御部112は、基準位相信号121の立ち下がりのタイミングから位相位置信号の立ち下がりのタイミングまでの時間が所定位相設定値Tn113となるような位相位置信号を生成する。なお、位相制御部112は、基準位相信号121の立ち上がりのタイミングから位相位置信号の立ち上がりのタイミングまでの時間が所定位相設定値Tn113となるように位相位置信号を生成してもよい。続いて、位相制御部112は、位相位置信号とBD信号114とが略一致するように位相駆動信号116を生成し、スキャナモータ100の回転を制御する。言い換えれば、位相制御部112は、位相位置信号とBD信号114との差が略ゼロとなるように位相駆動信号116を生成し、スキャナモータ100の回転を制御する。
位相制御部112に位相制御ON信号が入力されると、位相制御部112はBD信号用カウンタと位相位置信号用カウンタによってそれぞれカウントを開始する。BD信号用カウンタはBD信号114をカウントする。すなわち、BD信号用カウンタ(例えば初期値0)は位相制御部112にBD信号114が入力される毎にカウンタの値を1ずつ増やす。位相位置信号用カウンタは位相位置信号をカウントする。すなわち、位相位置信号用カウンタ(例えば初期値0)は位相制御部112が位相位置信号を生成する毎にカウンタの値を1ずつ増やす。時間差計測部117は、各々のカウント値がエンジンコントローラ200によって設定された値になったときに受信した位相位置信号とBD信号114aとの時間差(差分)(以下、位相差分という)を、差分カウンタを用いて検出する。例えば、図4では、位相制御部112は、各々のカウント値が0からスタートして3になったときに受信した位相位置信号の立ち上がりのタイミングとBD信号114の立ち上がりのタイミングとの時間差を位相差分として検出する。なお、位相制御部112は各信号の立ち下がりのタイミングに基づき位相差分を検出してもよい。差分カウンタで検出した位相差分が所定の値よりも小さくなると、位相制御部112は位相制御を完了する。このように位相制御部112は、BD信号114と位相位置信号とが略一致するように、スキャナモータ100を加速させる又は減速させるように所定のパルス幅の位相駆動信号をスキャナモータ100に出力して位相制御を行う。位相制御部112はエンジンコントローラ200に対して、位相制御が完了した状態であること(以下、位相ロックという)を報知する。
位相差分の計測は、位相位置信号用カウンタが3のときの位相位置信号と、BD信号用カウンタが3のときのBD信号114とを用いて行われる。図4(A)では、BD信号114が位相位置信号よりも先に到達した(BD信号114の方が早い)ため、位相制御部112はスキャナモータ100に減速信号を位相駆動信号116として出力する。例えば、位相制御部112は、BD信号114を受信してから差分カウンタをスタートさせて0からカウントしてカウント値が11になったときに位相位置信号を受信する。位相制御部112は、パルス生成カウンタが0からスタートしてカウント値が3になるまでスキャナモータ100に対して位相駆動信号116(減速信号)を出力する。
一方、図4(B)では、位相制御部112は減速時と同様に、位相位置信号用カウンタ及びBD信号用カウンタが3のときの各信号を用いて位相差分をカウントしている。図4(B)では、位相位置信号がBD信号114よりも先に到達した(位相位置信号の方が早い)ため、位相制御部112はスキャナモータ100に加速信号を位相駆動信号116として出力する。例えば、位相制御部112は、位相位置信号を受信してから差分カウンタをスタートさせて0からカウントしてカウント値が11になったときにBD信号114を受信する。位相制御部112は、パルス生成カウンタが0からスタートしてカウント値が3になるまでスキャナモータ100に対して位相駆動信号116(加速信号)を出力する。
[位相制御ゲインと位相制御分周比について]
位相差分(例えば12(カウント値11+1))に対する位相駆動信号116のパルス幅(例えば4(カウント値3+1))の比が本実施例における位相制御ゲインである。図4においては、位相制御部112は、位相差分を1/3(=4/12)にしたパルス幅の位相駆動信号116を出力している。すなわち、この場合、位相制御ゲインは1/3である。本実施例において、位相制御ゲインは、スキャナモータ100の定常回転数(言い換えれば、画像形成速度)に応じて変更される。
また、位相制御部112が基準信号生成部120から基準位相信号121を何回受信する毎に位相制御を行うか、すなわち、位相制御の頻度を示すものを以下、位相制御分周比という。例えば、位相制御分周比1とは、位相制御部112が基準位相信号121を受信するたびに毎回位相制御を行うことを表す。位相制御分周比4の場合、位相制御部112は基準位相信号121を4回受信する毎に位相制御を行う。位相制御部112は、基準位相信号121が出力される周期の整数倍となる頻度で位相制御を行っているともいえる。本実施例において、位相制御分周比は、スキャナモータ100の定常回転数(言い換えれば、画像形成速度)に応じて変更される。
スキャナモータ100の定常回転数が低い(回転速度が遅い)場合には、スキャナモータ100の風損、軸損等により不安定になりやすく、回転ジッターが増大しやすい。例えば、発明者らの検討では、回転部のイナーシャが約2g・cm、回転多面鏡102の寸法が15mm×15mm×2mm、全長約10mmの流体軸受を有するスキャナモータの場合、約20000rpmあたりから不安定になりやすい。したがって、位相制御ゲイン及び位相制御分周比の値をスキャナモータ100の定常回転数に応じて最適化する必要がある。図4では、位相制御ゲイン1/3、位相制御分周比1又は位相制御分周比4の場合について述べたが、これは一例であり、実際には位相制御ゲイン及び位相制御分周比はスキャナモータ100の特性に応じて決定される。
[スキャナモータの位相制御処理]
図5及び図3を用いて、本実施例のスキャナモータ100の制御処理について説明する。ステップ(以下、Sとする)101でエンジンコントローラ200は、公知の方法等により、所定位相設定値Tn113を算出し、位相制御部112に設定する。S102でエンジンコントローラ200は、プリント開始指示を受信すると、定常回転制御部111と基準信号生成部120とを起動する。S103でエンジンコントローラ200は、BD108から取得したBD信号114を用いて、BD周期が目標周期に対して所定誤差の範囲内であるか否かを判断する。この間、定常回転制御部111によってスキャナモータ100の定常回転制御が行われる。なお、所定誤差の範囲はエンジンコントローラ200によって設定、変更が可能である。S103でエンジンコントローラ200は、BD周期が所定誤差の範囲内ではないと判断した場合、処理をS103に戻す。S103でエンジンコントローラ200は、BD周期が所定誤差の範囲内であると判断した場合、処理をS104に進める。
S104でエンジンコントローラ200は、時間差計測部117a、117bにより、BD信号114と基準位相信号121との受信時間差ΔTa、ΔTbを計測する。エンジンコントローラ200は、S101で設定した所定位相設定値TnとS104で計測した受信時間差ΔTとから改めて所定位相設定値Tnを設定する。S105でエンジンコントローラ200は、位相制御ON信号を位相制御部112に出力して位相制御部112を起動する。このように、位相制御部112による位相制御は、BD周期が目標周期となった後、言い換えればスキャナモータ100の回転数が画像形成速度に応じた定常回転数となった後に行われる。ここで、位相制御部112は、エンジンコントローラ200によって設定された所定位相設定値Tn113と基準位相信号121とに基づき位相位置信号を生成する。そして位相制御部112は、図4で説明したようにBD信号114と位相位置信号との位相差分を求め、位相差分が略ゼロになるように、スキャナモータ100に位相駆動信号116を出力し、スキャナモータ100の回転の位相制御を開始する。S106で位相制御部112は、位相差分が所定の値より小さいか否かを判断する。S106で位相制御部112は、位相差分が所定の値以上であると判断した場合、処理をS106に戻す。S106で位相制御部112は、位相差分が所定の値より小さいと判断した場合、処理をS107に進める。
S107で位相制御部112はエンジンコントローラ200に位相ロックを報知する。S108でエンジンコントローラ200は、位相制御部112から位相ロックを報知されたことに応じて、BD信号114のBD周期が所定範囲内であるか否かを判断する。S108でエンジンコントローラ200は、BD周期が所定範囲内ではないと判断した場合、処理をS108に戻す。この場合、定常回転制御部111によってスキャナモータ100の定常回転制御が行われる。S108でエンジンコントローラ200は、BD周期が所定範囲内であると判断した場合、処理をS109に進める。S109でエンジンコントローラ200は、スキャナモータ100の回転数及び回転位相が、画像形成が行われる転写材Pに適した状態になったと判断し、画像形成動作に関与する各部にプリント指示を行い、処理を終了する。
[スキャナモータの回転数と回転ジッターとの関係]
図6は本実施例における、位相制御ゲイン及び位相制御分周比と回転ジッターの大きさ(量)との関係を示したものである。図6は、横軸にスキャナモータ100の定常回転数(rpm)を示し、縦軸に回転ジッターの大きさを%で示す。また、図6には3つの条件における関係を示している。具体的には、条件1は、位相制御ゲインを1/8とし、位相制御分周比を16としたものである。条件2は、位相制御ゲインを1/16とし、位相制御分周比を16としたものである。条件3は、位相制御ゲインを1/16とし、位相制御分周比を8としたものである。回転ジッターの大きさは条件1を100%とし、各条件の回転ジッターの大きさを正規化している。
スキャナモータ100が高回転(28000rpm)している状態においては、条件1が他の条件2、3に比べて回転ジッターが小さい。一方、スキャナモータ100が低回転(20000rpm)している状態においては、条件2が他の条件1、3に比べて回転ジッターが小さい。すなわち、スキャナモータ100の定常回転数に応じて、回転ジッターが低くなるように定常回転数毎に位相制御ゲイン及び位相制御分周比を設定するとよい。スキャナモータ100の定常回転数にかかわらず同一の位相制御ゲイン及び位相制御分周比を使用する場合に比べて、本実施例では約5〜10%の回転ジッターを改善することができる。
このように、本実施例では、スキャナモータ100の定常回転数毎に位相制御ゲイン及び位相制御分周比を最適化する制御を行う。すなわち、本実施例の位相制御部112は、スキャナモータ100の定常回転数(画像形成速度に応じた回転数)に応じて設定された条件に従って位相制御を行う。これにより、回転制御及び位相制御を併用したスキャナモータ100を、使用する定常回転数全てにおいて精度よく制御することができる。そして、スキャナモータ100の定常回転数毎に回転ジッターを最適化し、品質のよい画像を出力することができる画像形成装置を実現することができる。
[変形例1]
図7、図8を用いて、本実施例の変形例を説明する。図7(a)は内角を調整した回転多面鏡102Aの概念図である。回転多面鏡102Aの内角の調整は、例えば反射面の特定を行うために行われる。回転多面鏡102Aは4つの面、具体的には、面1、面2、面3、面4を有する。また、回転多面鏡102Aの内角とは、面1と面2とがなす内角θ12と、面2と面3とがなす内角θ23と、面3と面4とがなす内角θ34と、面4と面1とがなす内角θ41とを指す。なお、回転多面鏡102Aは図中矢印方向(時計回り方向)に回転する。ここで、内角θ12及び内角θ34については90°、内角θ23を90°−a°、内角θ41を90°+a°になるように調整している。
このような四角形形状の回転多面鏡102Aの場合、BD周期は図7(b)のようになる。図7(b)は内角θを調整した回転多面鏡102AのBD周期を示すグラフである。図7(b)は、横軸に時間を示し、縦軸にBD周期を示す。これにより回転多面鏡102Aの面を特定することが可能となる。例えばT12とは、面1においてBD信号を受信してから面2でBD信号を受信するまでの時間である。T23とは、面2においてBD信号を受信してから面3でBD信号を受信するまでの時間である。T34とは、面3においてBD信号を受信してから面4でBD信号を受信するまでの時間である。T41とは、面4においてBD信号を受信してから面1でBD信号を受信するまでの時間である。BD周期は内角θの調整された角度a°に応じて変化する。すなわち、BD周期が内角θの調整された角度a°に相当する時間の振れ幅を有する。
このような回転多面鏡102Aを有するスキャナモータ100を制御する場合は、次のような手法が用いられている。すなわち、定常回転制御における加減速信号を面毎に送信せず目標とするBD周期の合計が同じになるタイミング、例えば回転多面鏡102Aが1回転する毎に送信する手法などが用いられている。この場合、従来の制御方法では、定常回転制御の信号の間隔が長くなり、位相制御信号により回転周期がより乱れやすくなる。更にスキャナモータ100の定常回転数が低い場合には定常回転制御の信号の間隔が長くなり、この現象は顕著になる。
図8は図7(a)に示す変形例における、位相制御ゲイン及び位相制御分周比と回転ジッターとの関係を示したものである。図8は、横軸にスキャナモータ100の回転数(rpm)を示し、縦軸に回転ジッターの大きさ(量)を%で示す。また、図8には4つの条件における関係を示している。具体的には、条件1は、位相制御ゲインを1/8とし、位相制御分周比を16としたものである。条件2は、位相制御ゲインを1/16とし、位相制御分周比を16としたものである。条件3は、位相制御ゲインを1/16とし、位相制御分周比を8としたものである。条件4は、位相制御ゲインを1/8とし、位相制御分周比を8としたものである。図8における回転ジッターの大きさは図6と同様に条件1を100%とし、各条件の回転ジッターの大きさを正規化している。
スキャナモータ100が高回転(28000rpm)している状態においては、条件2が他の条件に比べて回転ジッターが小さい。これに対し、スキャナモータ100が低回転(20000rpm)している状態においては、条件4が他の条件に比べて回転ジッターが小さい。したがって、変形例の場合でも、回転ジッターが小さくなるようにスキャナモータ100の定常回転数(言い換えれば画像形成速度)毎に位相制御ゲイン及び位相制御分周比を設定するとよい。本実施例の制御によって、従来の同一の位相制御ゲイン及び位相制御分周比を使用する場合に比べて約20%の回転ジッターを低減することができる。更に、本実施例の制御を図7(a)のような回転多面鏡102Aを有するスキャナモータ100に適用することにより、内角が均等な回転多面鏡の場合より、更に大きな効果を得ることができる。実施例や変形例では4つの反射面を有する回転多面鏡102について述べたが、5つ及び6つ等他の数の反射面を有する回転多面鏡に適用してもよい。更に、上述した例では、位相制御ゲイン及び位相制御分周比を定常回転数に応じて設定したが、位相制御ゲイン及び位相制御分周比のいずれか一方を定常回転数に応じて設定してもよい。
このように、回転多面鏡の内角を調整したスキャナモータにおいて、BD周期の合計が同じになるタイミングで定常回転制御の加減速信号を場合でも、スキャナモータを、使用する定常回転数全てにおいて精度よく制御することができる。そして、定常回転数毎に回転ジッターを最適化し、高品質な画像を出力できる画像形成装置を実現することができる。
以上、本実施例によれば、スキャナモータの定常回転数毎に回転ジッターを最適化して画像品質を向上させることができる。
100 スキャナモータ
102 回転多面鏡
108 BD
112 位相制御部
120 基準信号生成部

Claims (9)

  1. 転写材の種類に応じた画像形成速度で転写材に画像形成を行う画像形成装置であって、
    光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を回転させる駆動手段と、を有する偏向手段と、
    前記偏向手段により偏向された光ビームを検知し第1の信号を出力する第1の出力手段と、
    前記回転多面鏡の位相制御を行う際の基準となる第2の信号を出力する第2の出力手段と、
    前記第1の信号と前記第2の信号とに基づいて前記位相制御を行う第1の制御手段と、
    を備え、
    前記第1の制御手段は、前記画像形成速度に応じた前記駆動手段の回転数に応じて設定された条件に従って前記位相制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の制御手段は、前記第1の信号と前記第2の信号に基づく信号とが略一致するように、前記駆動手段を加速させる又は減速させるように所定のパルス幅の駆動信号を前記駆動手段に出力して前記位相制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記条件とは、前記駆動信号のパルス幅及び/又は前記位相制御を行う頻度であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の制御手段は、前記第2の信号に基づく信号を生成し、前記第1の信号が出力されたタイミングと前記第2の信号に基づく信号を生成したタイミングとの差分を求め、前記差分と前記画像形成速度に応じた前記駆動手段の回転数とに基づいて前記駆動信号のパルス幅を求めることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の信号に基づく信号とは、前記第1の信号と前記第2の信号との時間差に基づく信号であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の制御手段は、
    前記第2の信号に基づく信号を生成したタイミングより前記第1の信号を受信したタイミングの方が早い場合には、前記駆動手段を減速させるように制御し、
    前記第1の信号を受信したタイミングより前記第2の信号に基づく信号を生成したタイミングの方が早い場合には、前記駆動手段を加速させるように制御することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の制御手段は、前記第2の信号が出力される周期の整数倍となる頻度で前記位相制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 前記駆動手段の回転数が前記画像形成速度に応じた回転数となるように制御する第2の制御手段を備え、
    前記第1の制御手段は、前記第2の制御手段により前記駆動手段の回転数が前記画像形成速度に応じた回転数となった後に前記位相制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記回転多面鏡は、複数の面を有し、
    前記複数の面のうち2つの面によって規定される複数の内角の角度が異なるように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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